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JPH0961256A - 温度計測器の温度補償回路 - Google Patents

温度計測器の温度補償回路

Info

Publication number
JPH0961256A
JPH0961256A JP21912995A JP21912995A JPH0961256A JP H0961256 A JPH0961256 A JP H0961256A JP 21912995 A JP21912995 A JP 21912995A JP 21912995 A JP21912995 A JP 21912995A JP H0961256 A JPH0961256 A JP H0961256A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
terminal
temperature measuring
sensor
measuring sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP21912995A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Omori
猛司 大森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP21912995A priority Critical patent/JPH0961256A/ja
Publication of JPH0961256A publication Critical patent/JPH0961256A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】熱電対のゼーベック効果を利用した温度計測器
に用いる、温度センサーの破損や紛失等の事故を防止し
た温度補償回路を提供する。 【解決手段】温度計測器は、ケース5と、熱電対6と、
熱電対6の出力電圧が入力される多層プリント基板4と
を備えている。ここで、多層プリント基板4には熱電対
6を接続するための端子2がパターン化され、端子2の
温度を温度補償用に計測するための端子温度計測用セン
サー3が実装されている。また、多層プリント基板4の
内・外層には、端子2の部位と端子温度計測用センサー
3の部位とを熱的に結合するためのパターン1が形成さ
れており、端子2の温度はパターン1を介して端子温度
計測用センサー3に伝導されている。この時、端子温度
計測用センサー3はケース5の内部に配設されており、
外部から接触することが出来ない構造になっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱電対のゼーベッ
ク効果を利用した温度計測器の温度補償回路に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来より、熱電対のゼーベック効果を利
用した温度計測器が用いられているが、熱電対はその両
端の温度差に比例した電圧を発生するので、熱電対の一
端が取り付けられた場所の温度を計測するには、熱電対
の出力電圧を計測するとともに、その他端の温度を計測
して熱電対の出力電圧から求めた温度を補償する必要が
ある。
【0003】従って、このような温度計測器では、熱電
対が接続されている端子と同列の端子に測温抵抗体等の
端子温度計測用センサーを接続して、熱電対が接続され
ている端子の温度を計測する温度計測器の温度補償回路
が設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した温度計測器の
温度補償回路では、熱電対が接続されている温度計測器
の端子温度を計測するために、熱電対が接続されている
端子と同列の端子に測温抵抗体等の端子温度計測用セン
サーを直接取付けている。この為、端子温度計測用セン
サーは温度計測器のケースの外側に露出して取付けられ
ており、端子温度計測用センサーの破損や紛失を招くと
いう問題点があった。
【0005】本発明は上記問題点に鑑みて為されたもの
であり、端子温度計測用センサーの破損や紛失を防止し
た温度計測器の温度補償回路を提供することを目的とす
るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、熱電対を接続するための端子とその端
子の温度を温度補償用に計測するための端子温度計測用
センサーとが設けられ温度計測器の内部に配設される多
層プリント基板の内・外層に、端子の部位と端子温度計
測用センサーの部位とを熱的に結合するための幅広で一
様なパターンを形成することにより、端子の温度をパタ
ーンを介して端子温度計測用センサーに伝導させること
が出来るので、端子温度計測用センサーを温度計測器の
内部に配設することができる。
【0007】請求項1の発明において、請求項2の発明
は端子温度計測用センサーとして熱電対を、請求項3の
発明は端子温度計測用センサーとして測温抵抗体を、請
求項4の発明は端子温度計測用センサーとしてサーミス
タを、請求項5の発明は端子温度計測用センサーとして
トランジスタをそれぞれ用いることにより、端子温度計
測用センサーを温度計測器内部にまとまりよく配設する
ことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本実施形態の温度計測器の温度補
償回路を図面を参照して説明する。このような温度計測
器の温度補償回路は、図1に示すように、熱電対6と、
熱電対6の出力電圧が入力される多層プリント基板4
と、多層プリント基板4を格納するケース5とを備えて
おり、多層プリント基板4には熱電対6を接続するため
の端子2が設けられ、端子2の温度を温度補償用に計測
するための端子温度計測用センサー3が実装されてい
る。さらに、多層プリント基板4の内・外層には端子2
の部位と端子温度計測用センサー3の部位とを熱的に結
合するための幅広で一様なパターン1が形成されてい
る。
【0009】ここで、多層プリント基板4はケース5の
内部に配設されているが、熱電対6を接続するための端
子2はケース5の外部に露出しているので、熱電対6を
端子2に外部から接続することが出来る。さて、図2
(a)(b)に示すように、多層プリント基板4は4層
から成り、その1層目には熱電対6を接続するための端
子2がパターン化され、熱電対6が接続されている端子
2の温度を計測するための端子温度計測用センサー3が
実装されている。ここで、熱電対6が接続されていない
空端子2aの部位と端子温度計測用センサー3の部位と
を熱的に結合するための幅広で一様なパターン1が一層
目に形成されており、パターン1は空端子2aに接続さ
れている。
【0010】また、多層プリント基板4の2層目及び3
層目には、端子2及び空端子2aの部位と端子温度計測
用センサー3の部位とを熱的に結合するための幅広で一
様なパターン1が形成されており、1層目及び4層目に
設けられた空端子2aと多層プリント基板4の2層目及
び3層目に形成されたパターン1とは熱伝導性を良くす
るためにスルーホール等を介して接続されている。
【0011】更に、多層プリント基板4の4層目には、
熱電対6を接続するための端子2がパターン化されてい
る。ここで、端子2の温度は、多層プリント基板4の内
・外層に形成された幅広で一様なパターン1を介して多
層プリント基板4に実装された端子温度計測用センサー
3に伝導されるので、端子温度計測用センサー3を端子
2に直接接続することなく、ケース5内部の多層プリン
ト基板4に実装された端子温度計測用センサー3によっ
て端子2の温度を正確に計測することができる。従っ
て、温度計測器は、多層プリント基板4の端子2に接続
された熱電対6の出力電圧と端子温度計測用センサー3
の出力値とに基づいて熱電対6を取り付けた場所の温度
を正確に計測することができる。
【0012】この時、多層プリント基板4に実装された
端子温度計測用センサー3はケース5の内部に格納され
ており、外部から接触することが出来ないので、端子温
度計測用センサー3の破損や紛失といった事故を防止す
ることができ、温度計測器に用いる温度補償回路の信頼
性を向上させることができる。尚、端子2の温度を計測
するための端子温度計測用センサー3としては、熱電
対、測温抵抗体、サーミスタ、トランジスタ他の素子を
用いることができる。
【0013】
【発明の効果】請求項1の発明は上述のように、熱電対
を接続するための端子と端子の温度を温度補償用に計測
するための端子温度計測用センサーとが設けられ温度計
測器内部に配設される多層プリント基板の内・外層に、
端子の部位と端子温度計測用センサーの部位とを熱的に
結合するために幅広で一様なパターンを形成することに
より、端子の温度をパターンを介して端子温度計測用セ
ンサーに伝導させることが出来る。従って、端子温度計
測用センサーを温度計測器の内部に配設することがで
き、端子温度計測用センサーの破損や紛失といった事故
を防止できるという効果がある。
【0014】請求項1の発明において、請求項2の発明
は端子温度計測用センサーとして熱電対を、請求項3の
発明は端子温度計測用センサーとして測温抵抗体を、請
求項4の発明は端子温度計測用センサーとしてサーミス
タを、請求項5の発明は端子温度計測用センサーとして
トランジスタをそれぞれ用いることにより、端子温度計
測用センサーを温度計測器内部にまとまりよく配設する
ことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態を用いる温度計測器の外観斜視図で
ある。
【図2】(a)本実施形態を用いるプリント基板の一部
省略せる上面図である。 (b)同上の一部省略せる断面図である。
【符号の説明】
1 パターン 2 端子 3 端子温度計測用センサー 4 多層プリント基板 5 ケース 6 熱電対

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱電対を接続するための端子と前記端子の
    温度を温度補償用に計測するための端子温度計測用セン
    サーとが設けられ温度計測器内部に配設される多層プリ
    ント基板の内・外層に、前記端子の部位と前記端子温度
    計測用センサーの部位とを熱的に結合するための幅広で
    一様なパターンが形成されて成ることを特徴とする温度
    計測器の温度補償回路。
  2. 【請求項2】前記端子温度計測用センサーとして熱電対
    を用いて成ることを特徴とする請求項1記載の温度計測
    器の温度補償回路。
  3. 【請求項3】前記端子温度計測用センサーとして測温抵
    抗体を用いて成ることを特徴とする請求項1記載の温度
    計測器の温度補償回路。
  4. 【請求項4】前記端子温度計測用センサーとしてサーミ
    スタを用いて成ることを特徴とする請求項1記載の温度
    計測器の温度補償回路。
  5. 【請求項5】前記端子温度計測用センサーとしてトラン
    ジスタを用いて成ることを特徴とする請求項1記載の温
    度計測器の温度補償回路。
JP21912995A 1995-08-28 1995-08-28 温度計測器の温度補償回路 Withdrawn JPH0961256A (ja)

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JP21912995A JPH0961256A (ja) 1995-08-28 1995-08-28 温度計測器の温度補償回路

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JPH0961256A true JPH0961256A (ja) 1997-03-07

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ID=16730700

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19826212C1 (de) * 1998-06-09 2000-02-24 Imc Messysteme Gmbh Anschlußeinrichtung für Thermoelemente
JP2016061636A (ja) * 2014-09-17 2016-04-25 ヤンマー株式会社 温度計測装置
JP6351914B1 (ja) * 2017-03-31 2018-07-04 三菱電機株式会社 温度測定装置
JP2021018113A (ja) * 2019-07-18 2021-02-15 横河電機株式会社 回路基板及び温度測定器

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Effective date: 20021105