JPH09511758A - 二環式テトラヒドロピラゾロピリジンおよび医薬としてのその使用 - Google Patents
二環式テトラヒドロピラゾロピリジンおよび医薬としてのその使用Info
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Abstract
(57)【要約】
R1、R2、R3およびXが定義されている通りである式(I)の化合物。式(I)の化合物およびそれらの薬学上許容され得る塩は、ホスホジエステラーゼ(PDE)IV型および腫瘍壊死因子(TNF)の生成の阻害並びにぜん息、関節炎、気管支炎、慢性閉塞性気道病、幹癬、アレルギー性鼻炎、皮膚炎および他の炎症病、エイズ、敗血症性ショックおよびTNFの生成を伴う他の病気の治療において有用である。
Description
【発明の詳細な説明】
二環式テトラヒドロピラゾロピリジンおよび
医薬としてのその使用
本発明の背景
本発明は、ホスホジエステラーゼ(PDE)IV型または腫瘍壊死因子(以後T
NF)の生成の選択的阻害剤であり、そのままでぜん息、関節炎、気管支炎、慢
性閉塞性気道疾患、乾癬、アレルギー性鼻炎、皮膚炎および他の炎症性疾患、並
びにエイズ、敗血症性ショックおよびTNFの生成を伴う他の病気の治療におい
て有用である二環式テトラヒドロピラゾロピリジンに関する。
本発明はまた、かかる化合物を哺乳類、特にヒトにおける上記の病気の治療に
おいて用いる方法、並びに該方法のために有用な医薬組成物に関する。
環式AMPが細胞内第2メッセンジャーであることが認識(「イー・ダブリュ
ー・サザーランドおよびティー・ダブリュー・ラール,ファーマコル・レヴ(P
harmacol.Rev.),1960,12,265」)されて以来、ホス
ホジエステラーゼの阻害が転形および従ってある範囲の病的過程
の治療的介入のための目標となっている。より最近、別のクラスのPDEが認識
されており(「ジェイ・エイ・ベアヴォおよびディー・エイチ・レイフスニダー
,チップス(TiPS),1990,11,150」)、そしてそれらの選択的
阻害により薬物治療が改善される(「シー・ディー・ニコルソン、アール・エイ
・チャリスおよびエム・シャヒド,チップス(TiPS),1991,12,1
9」)。特に、PDE・IV型の阻害は炎症媒介物の放出の阻害(「エム・ダブリ
ュー・ヴェルグヘセ等,ジェイ・モル・セル・カーディオル(J. Mol.C
ell Cardiol.),1989,12(増補版II),S61」)および
気道平滑筋の弛緩(「ティー・ジェイ・トーフィ,ディレクションズ・フォア・
ニュー・アンチアスマ・ドラッグズ(Directions for New
Anti−Asthma Drugs),編者エス・アール・オドンネルおよび
シー・ジー・エイ・パーソン,1988,37,ビルクハウザー−フェアラーク
」)につながることが認識されている。かくして、PDE・IV型を阻害するがし
かしPDEの他の型に対する活性には欠ける化合物は、炎症介在物の放出を阻害
し、また心臓血管の影響または血小板の影響を起こすことなく
気道平滑筋を弛緩するであろう。
TNFは、多種の感染性および自己免疫性の病気に関与すると認識されている
(「ダブリュー・フリエルズ,フェブス・レターズ(FEBS Letters
),1991,285,199」)。更に、TNFは敗血症および敗血症性ショ
ックにおいて見られる炎症性応答の主要介在物であることが示されている(「シ
ー・イー・スプーナー等,クリニカル・イミュノロジー・アンド・イミュノパソ
ロジー(Clinical Immunology and Immunopa
thology),1992,62,S11」)。
本発明の要約
本発明は、式
〔式中、
R1は、水素、(C1〜C3)アルキル、(C2〜C3)アルケニル、(C3〜C5)
シクロアルキルまたはメチレン(C3〜C5)シクロアルキルであり、ここで各ア
ルキルまたはアルケニル基は、任意に2個までの(C1〜C2)アルキルもしくは
トリフルオロメチル基または3個までのハロゲンで置換され得、
Xは、酸素原子または2個の水素原子であり、
R2およびR3は各々独立に、水素;任意にハロゲンもしくはシアノで置換された
(C1〜C14)アルキル;(C1〜C14)アルキルスルホニル;(C1〜C14)ア
ルコキシ;ナフタリル;(C2〜C7)アルケニル;(C3〜C7)シクロアルキル
;(C1〜C4)アルキル(C3〜C7)シクロアルキル;(C3〜C7)シクロアル
キル(C1〜C4)アルキル;酸素、硫黄、SO2もしくはNR5(ここで、R5は
、水素または(C1〜C4)アルキルである。)を含有する(C4〜C7)複素環式
基;(C4〜C7)ヘテロシクロアルキル−(W)d(ここで、(C4〜C7)ヘテ
ロシクロアルキル基は、1個もしくはそれ以上の酸素、硫黄、SO2もしくはN
R5基(ここで、R5は、水素、または任意にハロゲンもしくは(C1〜
C4)アルキルで置換された(C1〜C4)アルキルである。)を含有し、dは、
0または1であり、そしてWは、(C1〜C4)アルキル、COまたはスルホニル
である。);CONR10R11(ここで、R10およびR11は各々独立に、水素また
は(C1〜C4)アルキルである。);(C1〜C5)アルキルカルボニル;(C1
〜C5)アルコキシカルボニル;(C1〜C5)アルキルカルボニル(C1〜C5)
アルキル;(C1〜C5)アルコキシカルボニル(C1〜C5)アルキル;(C1〜
C5)アルコキシ(C1〜C5)アルキル;R12R13N(C1〜C5)アルキル(こ
こで、R12およびR13は各々独立に、水素または(C1〜C5)アルキルである。
);または式
(ここで、aは、0ないし5の整数であり,bおよびcは、0または1であり,
R4は独立に、水素、ヒドロキシ、(C1〜C5)アルキル、(C2〜C5)アルケ
ニル、(C1〜C5)アルコキシ、(C3〜C6)シクロアルコキシ、ハロゲン、ト
リフルオロメチル、CO2R6、CONR6R7、NR6R7、CONHOH、CN、
NO2またはSO2NR6R7(ここで、R6およびR7は各々独立に、水素または(
C1〜C4)アルキルである。)から選択され、Yは、任意に2個までの(C1〜
C7)アルキルもしくは(C3〜C7)シクロアルキル基で置換された、(C1〜C4
)アルキル、(C2〜C5)アルキレンもしくは(C2〜C6)アルケニルであり
,そしてZは、酸素、硫黄、CO、SO2またはNR8(ここで、R8は、水素ま
たは(C1〜C4)アルキルである。);または式
(ここで、pは、1ないし3の整数であり、Wは、ヒドロキシであり、R9は、
(C1〜C3)アルキルである。)の基;(上記のアルキル、アルケニル、シクロ
アルキル、アルコキシアルキルまたは複素環式基の各々は、任意に(C1〜C2)
アルキル、トリフルオロメチルまたはハロゲンから成る群のうちの1〜14個、
好ましくは1〜5個で置換されていてもよい。)の基;または式
(ここで、m、nおよびpは、1または2である。)の基;または式
(ここで、Qは、ヒドロキシである。)の基;または式
の基である。)の基から成る群から選択され、
但し、R1がエチルでありかつR2が4−メチルフェニルであるときR3は水素、
メチル、フェニル、4−フルオロフェニルまたは2−ピリジルであり得ず、また
R2が4−メチルフェニルでありかつR3が4−フルオロフェニルであるときR1
はフェニル、メチルまたはn−プロピルであり得ず、またR1がエチルでありか
つR2がフェニルであるときR3は4−クロロフェニル、4−フルオロフェニルま
たは4−メチルフェニルであり得ず、R1がエチルでありかつR2が4−メトキシ
フェニルであるときR3は4−フルオロフェニルであり得ず、またWがCOまた
はスルホニルであるときdは1であるとし、
R2およびR3は両方共が独立に、水素、(C1〜C14)アルキル、(C1〜C14)
アルコキシ、(C2〜C7)アルケニル、酸素,硫黄,SO2もしくはNR5(ここ
で、R5は、水素ま
たは(C1〜C4)アルキルである。)を含有する(C4〜C7)複素環式基、また
は式
(ここで、aは、1ないし5の整数であり、bおよびcは、0または1であり、
R4は、水素、ヒドロキシ、(C1〜C5)アルキル、(C2〜C5)アルケニル、
(C1〜C5)アルコキシ、(C3〜C6)シクロアルコキシ、ハロゲン、トリフル
オロメチル、CO2R6、CONR6R7、NR6R7、NO2またはSO2NR6R7(
ここで、R6およびR7は各々独立に、水素または(C1〜C4)アルキルである。
)であり、Zは、酸素、硫黄、CO、SO2またはNR8(ここで、R8は、水素
または(C1〜C4)アルキルである。)であり、そして基Yは、任意に2個まで
の(C1〜C7)アルキルもしくは(C3〜C7)シクロアルキル基で置換された、
(C1〜C5)アルキレンもしくは(C2〜C6)アルケニル、または
式
(ここで、pは、1ないし3の整数であり、Wは、オキソまたはヒドロキシであ
り、R9は、(C1〜C3)アルキルである。)の基である。)の基、(上記のア
ルキル、アルケニル、シクロアルキル、アルコキシアルキルまたは複素環式基の
各々は、任意に(C1〜C2)アルキル、トリフルオロメチルまたはハロゲンから
成る群のうちの1〜14個、好ましくは1〜5個で置換されていてもよい。)か
ら成る群から選択されることはあり得ないことを条件とする。〕
の化合物およびそれらの薬学上許容され得る塩に関する。
上記の但し書きは、先に出願されたPCT特許出願番号PCT/IB/94/
00156における主題を除外するために加えられている。
一つの具体的態様において、本発明は、R1が(C1〜C3)
アルキルであり、そしてR3が(C3〜C7)シクロアルキル、SO2を含有する(
C4〜C7)複素環式基または式
〔ここで、aは、1ないし5の整数であり、そしてR4は独立に、水素、ヒドロ
キシ、(C1〜C5)アルキル、(C1〜C5)アルコキシまたはハロゲンから選択
される。〕
の基である式Iの化合物に関する。
別の具体的態様において、本発明は、R1がエチルまたはイソプロピルであり
、R2がフェニル、2−メチルフェニル、3−メチルフェニル、2−メトキシフ
ェニル、3−メトキシフェニル、2−ヒドロキシフェニル、3−ヒドロキシフェ
ニル、4−ヒドロキシフェニル、シクロプロピルメチル、ベンジル、イソブチル
、イソブテニル、2−エチルフェニル、ナフタレニル、2−クロロフェニル、3
−メチルブチル、ジメチルカルバミル、1−メチルベンジル、イソプロピル、1
−ピコリル、2−ピコ
リル、3−ピコリル、2−メチル−5−クロロフェニル、2−クロロチオフェン
−5−イルメチル、2−ヒドロキシ−5−メチルフェニル、3,5−ジメチルイ
ソオキサゾール−4−イルメチル、3−クロロベンジル、チオフェン−2−イル
メチル、2−ヒドロキシ−5−クロロフェニル、チオフェン−2−カルボニル、
テトラヒドロフルフリル、3−シアノベンジル、モルホリン−4−カルボニル、
イソプロピルスルホニル、4−メトキシフェニルスルホニルまたは3−トリフル
オロメチルフェニルであり、そしてR3がシクロブチル、シクロペンチル、シク
ロヘキシル、3−スルホラニル、4−フルオロフェニルまたは3,4−ジクロロ
フェニルである式Iの化合物に関する。
本発明は更に、ホスホジエステラーゼ(PDE)IV型および腫瘍壊死因子(T
NF)の生成の阻害用、並びにぜん息、関節炎、気管支炎、慢性閉塞性気道疾患
、乾癬、アレルギー性鼻炎、皮膚炎および他の炎症性疾患、エイズ、敗血症性シ
ョックおよびTNFの生成を伴う他の病気の治療用の医薬組成物であって、製薬
的に有効な量の請求の範囲第1項に記載の化合物、および薬学上許容され得る担
体を含む上記製薬組成物に関する。
本発明は更に、ホスホジエステラーゼ(PDE)IV型および
腫瘍壊死因子(TNF)の生成の阻害方法であって、患者に有効量の式Iによる
化合物およびその薬学上許容され得る塩を投与することからなる上記方法に関す
る。
本発明は更に、哺乳類における炎症性疾患を治療する方法であって、該哺乳類
に抗炎症量の式Iの化合物およびその薬学上許容され得る塩を投与することから
なる上記方法に関する。
本発明は更に、ぜん息、関節炎、気管支炎、慢性閉塞性気道疾患、乾癬、アレ
ルギー性鼻炎、皮膚炎および他の炎症病、エイズ、敗血症性ショックおよびTN
Fの生成を伴う他の病気から成る群から選択された疾患を治療または予防する方
法であって、患者に有効量の式Iによる化合物およびその薬学上許容され得る塩
を投与することからなる上記方法に関する。
本発明の詳細な記載
本明細書において用いられる用語“ハロゲン”は、特記しない限り、クロロ、
フルオロおよびブロモを含む。
本明細書において言及されるアルキル、アルコキシおよびアルケニル基は、特
記しない限り、直鎖状であり得、または3個もしくはそれ以上の炭素を含む場合
は直鎖状、分枝状、環状、または環状部と分枝状部もしくは直鎖状部との組合わ
せであり
得る。
本発明により治療され得る“炎症性疾患”は例えば、ぜん息、慢性閉塞性肺病
、気管支炎および関節炎を含む。
本明細書において用いられるR1、R2およびR3は、特記しない限り、式Iに
関して上記に定義された通りである。
次の反応図式は本発明の化合物の製造を例示するが、しかしそれに制限されな
い。
図式1の反応1において、式IVの2−ピロリジノン化合物を銅粉および炭酸カ
リウムの存在下でアリールハライドと反応させることにより、式IVの化合物を対
応するN−(アリール)−2−ピロリドン化合物V(ここで、“アリール”は、
式IIの基である。)に変換される。適当なアリールハライドは、1−ヨード−も
しくは1−ブロモ−4−メトキシベンゼン、3−メトキシベンゼン、2−メトキ
シベンゼン、3−メチルベンゼン、4−メチルベンゼン、2−メチルベンゼン、
3−トリフルオロメチルベンゼン、2−トリフルオロメチルベンゼン、3,4−
ジメトキシベンゼンまたは3−シクロペントキシ−4−メトキシベンゼンを含む
。反応は、一般に、不活性反応条件下で約110℃ないし約170℃の範囲、好
ましくは約150℃で、約14時間ないし約22時間、好ましくは約18時間行
われる。
図式1の反応2において、R1ハライドを、無水非プロトン性溶媒中のマグネ
シウムの懸濁液に添加する。この反応混合物を、マグネシウムの全部が消費され
るまで加熱還流し、そしてその後約−15℃ないし約15℃の間、好ましくは約
0℃の温度に冷却する。次いで式VのN−(アリール)−2−ピロリドン化合物
を添加し、そしてこの反応混合物を約1.5時間ない
し約2.5時間の間、好ましくは約2時間撹拌しながら室温に温める。適当なア
ルキルハライドは、ブロモメタン、ブロモエタンまたはブロモプロパンを含む。
好ましい無水非プロトン性溶媒は、無水エーテルである。反応が完了すると、所
望の中間体を、慣用のやり方で、例えば一緒にした有機物を水およびブラインで
最初に洗浄し、次いで硫酸ナトリウム上で乾燥し、濾過しそして減圧下で濃縮し
て白色固体の形態で容易に回収され得る沈殿物を生じせしめることにより、単離
し得る。
上記の沈殿物を非極性の非プロトン性溶媒および塩基の混合物中に分散させる
ことにより、該沈殿物を式VIの対応する1,2,5,6−テトラヒドロピリジン
化合物に変換する。激しく撹拌しながら、エチルオキサリルクロライドを添加し
、そしてこの反応混合物を約1.5時間ないし約4.5時間の間、好ましくは約
3.0時間加熱還流する。好ましい非極性の非プロトン性溶媒はベンゼンであり
、そして好ましい塩基は水酸化ナトリウムである。溶媒を除去し、そして生じた
残渣をエタノール中のナトリウムアルコキシドの溶液で処理する。約1時間と約
3時間の間、好ましくは約1.5時間還流状態に加熱した後、この混合物を減圧
下で濃縮しそして塩酸でpH=3の酸性とする。
図式1の反応3において、式VIの化合物および3−メチル−1−p−トリルト
リアゼンの反応混合物を非プロトン性溶媒中で加熱還流することにより、式VIの
化合物を対応する3−メトキシ−1,2,5,6−テトラヒドロピリジン化合物
VIIに変換する。好ましい非プロトン性溶媒は、1,2−ジクロロエタンである
。反応時間は、約30分ないし約120分の間、好ましくは約45分である。
図式2の反応1において、R5が水素またはメチルである式VIIIの1,2,5
,6−テトラヒドロピリジン化合物を式R3HNNH2のヒドラジンと反応させる
ことにより、式VIIIの化合物を対応する4,5,6,7−テトラヒドロ−7−オ
キソ−1H−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン化合物IXに変換する。3−ヒドロ
キシおよび3−メトキシである、式VIIIの化合物の誘導体の両方共、3つの異な
る反応条件の一つの下で出発物質として用いられ得る。
第1の反応条件の下で、式VIIIの1,2,5,6−テトラヒドロピリジン化合
物を無水で極性のプロトン性溶媒中でヒドラジン塩酸塩およびナトリウムアルコ
キシドと反応させることにより、式VIIIの化合物を式IXの対応する化合物に変換
する。好まし
いナトリウムアルコキシドはナトリウムメトキシドであり、そして好ましい無水
で極性のプロトン性溶媒は無水エタノールである。反応混合物を、約9時間ない
し約15時間の間、好ましくは約12時間加熱還流する。
第2の反応条件の下では、1,2,5,6−テトラヒドロピリジン化合物VIII
は、無水で極性のプロトン性溶媒、好ましくはエタノール中でヒドラジノ安息香
酸と反応させることにより、式VIIIの化合物を式IXの対応する化合物に変換する
。反応混合物を、約16時間ないし約24時間の間、好ましくは約20時間加熱
還流する。そのようにして形成された化合物IXを極性のプロトン性溶媒、好まし
くはメタノール中で約15分ないし約45分の間、好ましくは30分ナトリウム
メトキシドと反応させることにより、化合物IXを対応する1−(4−ベンズアミ
ド)−7−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ[3,4−
c]ピリジン化合物を変換し得る。極性のプロトン性溶媒を減圧下で除去し、固
体残渣は非極性の非プロトン性溶媒、好ましくはベンゼン中に懸濁し、そしてそ
の後非極性溶媒を減圧下で除去する。生じた乾燥固体を冷エーテル中に懸濁しそ
してオキサリルクロライドおよびN,N−ジメチルホルム
アミドで処理し、そして約30分ないし約90分の間、好ましくは60分間撹拌
する。次いで溶媒を除去し、そして粗製残渣を乾燥テトラヒドロフラン中に溶解
する。生じた溶液を、約−10℃ないし約10℃の間、好ましくは0℃の温度に
て撹拌しながら水酸化アンモニウムに滴下添加する。
第3の反応条件の下では、式VIIIの1,2,5,6−テトラヒドロピリジン化
合物を極性のプロトン性溶媒、好ましくはメタノール中でヒドラジン塩酸塩と反
応させることにより、式VIIIの化合物を式IXの対応する化合物に変換する。反応
混合物を、溶媒の全部が除去されるまで窒素の温和な流れ下で約70℃ないし約
110℃の間、好ましくは約90℃の温度に加熱する。次いでこの混合物をその
まま、約30分ないし約90分の間、好ましくは60分の時間約120℃ないし
180℃の間、好ましくは約150℃の温度に加熱する。
そのようにして形成された式IXの化合物を極性の非プロトン性溶媒、好ましく
はアセトニトリルに溶解し、その溶液を水中の硝酸セリウム(IV)アンモニウム
の溶液と約−15℃ないし約15℃の間、好ましくは約0℃の温度にて約20分
ないし約50分の間、好ましくは約35分間反応させることにより、式
IXの化合物をR2が式IIの基以外である対応する6−R2−4,5,6,7−テト
ラヒドロ−7−オキソ−1H−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン化合物に変換し
得る。反応が完了すると、この混合物を水で希釈し、そしてエチルアセテートで
抽出する。次いで、一緒にした有機物は、飽和重炭酸ナトリウムおよび次いで亜
硫酸ナトリウムで洗浄する。そのようにして形成された化合物は極性の非プロト
ン性溶媒好ましくはテトラヒドロフラン中で水素化ナトリウムで処理し、加熱還
流しそして約30分ないし約60分の間、好ましくは45分間撹拌する。この反
応混合物を約20℃ないし約30℃の間、好ましくは約25℃の温度に冷却し、
そして式R2ハライド(ここで、R2は、式IIの基以外の、式Iに関して定義され
た通りである。)のアルキルハライドを添加する。この反応混合物を撹拌し、そ
して約12時間ないし約20時間の間、好ましくは16時間加熱還流する。
図式2の反応2において、2−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H
−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン化合物IXを非極性の非プロトン性溶媒、好ま
しくはエーテル中で還元剤、好ましくは水素化アルミニウムリチウムと反応させ
ることにより、式IXの化合物を式Xの対応する化合物に変換する。反応混
合物を、約12時間ないし約20時間の間、好ましくは16時間撹拌する。次い
で水および塩基、好ましくは水酸化ナトリウムを添加し、そしてこの反応混合物
を約1.5時間ないし約2.5時間の間、好ましくは2時間撹拌しそして濾過す
る。濾液を濃縮すると白色固体が生ずる。
本化合物またはそれらの薬学上許容され得る塩の、ホスホジエステラーゼIV(
PDE4)を阻害しそして従って炎症性疾患を治療するための有効性を示す能力
は、次のin vitroアッセイにより示される。
生物学的アッセイ
(ヒトの肺のPDEIV)
30〜40グラムのヒトの肺組織を、50mlのpH7.4のTris/フェ
ニルメチルスルホニルフルオライド(PMSF)/スクロース緩衝液中に入れ、
そしてテクマー・ティシュマイザー(Tekmar Tissumizer)(
登録商標)(テクマー・カンパニー社,7143ケンパーロード・シンシナチ・
オハイオ45249)を用いて全速度にて30秒間ホモジナイズする。このホモ
ジネートを、48,000×gにて70分間4℃にて遠心分離する。この上澄み
液を0.22μm
フィルターを通じて2回濾過し、そしてpH7.4のTris/PMSF緩衝液
で前もって平衡化したMono−QFPLCカラム(ファーマシア・LKB・バ
イオテクノロジー社,800センテニアル・アヴェニュー・ピスカタウェイ・ニ
ュージャージー08854)に適用する。1ml/分の流速でサンプルを該カラ
ムに適用し、そしてその後2ml/分の流速を用いて引き続いて洗浄および溶離
を行う。該pH7.4のTris/PMSF緩衝液中でNaCl濃度を段階的に
上昇させて、サンプルを溶離させる。8mlの画分を集める。[3H]cAMP
加水分解および該加水分解を阻害する公知のPDEIV阻害剤(例えば、ロリプラ
ム)の能力により決定される比PDEIV活性について、画分をアッセイする。適
切な画分をプールし、エチレングリコール(2mlエチレングリコール/5ml
酵素製剤)で希釈し、そして使用時まで−20℃にて貯蔵する。
化合物をDMSO中に10mMの濃度に溶解し、そして水中に1:25に希釈
する(400μM化合物,4%DMSO)。更なる段階希釈を4%DMSO中に
て行って、所望の濃度を達成する。アッセイ管中の最終DMSO濃度は1%であ
る。二重反復において、次のものを順番に12×75mmガラス管に添
加する(濃度はすべて、アッセイ管中の最終濃度として与えられている。)。
i)25μlの化合物またはDMSO(対照およびブランクの場合1%)
ii)25μlのpH7.5のTris緩衝液
iii)[3H]cAMP(1μM)
iv)25μlのPDEIV酵素(ブランクの場合、酵素は、沸騰水中で5分間予備
インキュベートされる。)
これらの反応管を振とうしそして水浴(37℃)中に20分間置き、その時点
で該管を沸騰水浴中に4分間置くことにより反応を停止させる。洗浄緩衝液(0
.5ml,0.1Mの4−(2−ヒドロキシエチル)−1−ピペラジンエタンス
ルホン酸(HEPES)/0.1MのNaCl,pH8.5)を、氷浴上の各管
に添加する。各管の内容物を、洗浄緩衝液で前もって平衡化されたアフィーゲル
(Affi−Gel)601カラム(バイオラッド・ラボラトリーズ社,ピー・
オー・ボックス1229,85Aマーカスドライブ・メルヴィル・ニューヨーク
11747)(ボロネートアフィニティーゲル,1ml床容量)に添加する。[3
H]cAMPを2×6mlの洗浄緩
衝液で洗浄し、そして次いで[3H]5′AMPを4mlの0.25M酢酸で溶
離させる。渦動させた後、この溶出液の1mlを適当なバイアル中の3mlのシ
ンチレーション液に添加し、渦動させ、そして[3H]について計数する。
IC50は、[3H]cAMPの[3H]5′AMPへの特異的加水分解の50%
を阻害する化合物の濃度と定義される。
(TNF)
本化合物またはそれらの薬学上許容され得る塩の、TNFの生成を阻害しそし
て従ってTNFの生成を伴う病気を治療するための有効性を示す能力は、次のin
vitroアッセイにより示される。
ヒト志願者からの末梢血液(100ml)を、エチレンジアミン四酢酸(ED
TA)中に集める。単核細胞をフィコル/ハイパーク(Ficoll/Hypa
que)により単離し、そして不完全HBSS中で3回洗浄する。細胞を、前も
って温められたRPMI(5%FCS、グルタミン、pen/stepおよびナ
イスタチンを含有する。)中に1ml当たり1×106細胞の最終濃度に再懸濁
させる。単球を、24−穴平板
において1.0ml中1×106細胞として平板培養する。これらの細胞を2時
間37℃(5%二酸化炭素)にてインキュベートして該平板に付着させ、その後
非付着性細胞を温和な洗浄により除去する。次いで、試験化合物(10μl)を
これらの細胞に各々3〜4通りの濃度にて添加し、そして1時間インキュベート
する。LPS(10μl)を適切な穴に添加する。平板を一夜(18時間)37
℃にてインキュベートする。このインキュベーション期間の終わりに、TNFを
サンドウィッチELISA(アール・アンド・ディー・クオンティカイン・キッ
ト(R&D Quantikine Kit))により分析した。IC50の測定
を、線形回帰分析に基づいて各化合物について行う。
本発明の化合物の薬学上許容され得る酸付加塩は、HCl、HBr、HNO3
、H2SO4、H3PO4、CH3SO3H、P−CH3C6H4SO3H、CH3CO2H
、グルコン酸、酒石酸、マレイン酸およびコハク酸で形成される塩を含むが、し
かしそれらに制限されない。R4がCO2R6でありそしてR6が水素である式Iの
本発明の化合物の薬学上許容され得るカチオン塩は、ナトリウム、カリウム、カ
ルシウム、マグネシ
ウム、アンモニウム、N,N′−ジベンジルエチレンジアミン、N−メチルグル
カミン(メグルミン)、エタノールアミンおよびジエタノールアミンの塩を含む
が、しかしそれらに制限されない。
炎症性疾患の治癒的または予防的治療の目的でヒトへ投与する際、式Iの化合
物およびそれらの薬学上許容され得る塩(以後、本発明の活性化合物とも称され
る。)の経口投与量は、一般に、平均的成人患者(70kg)に対して1日につ
き0.1〜100mgの範囲にある。かくして、典型的成人患者の場合、個々の
タブレットまたはカプセルは、適当な薬学上許容され得る賦形剤または担体中に
0.1〜50mgの活性化合物を含有する。静脈内投与の場合の投与量は、典型
的には、要求に応じて1回投与当たり0.1〜10mgの範囲内にある。鼻腔内
または吸入投与の場合は、投与量は、一般に、0.1〜1%(w/v)溶液とし
て処方される。実際には、医師が個々の患者について最も適当である実際の投与
量を決定し、しかしてそれは特定の患者の年令、体重および応答とともに変動す
るであろう。上記の投与量は平均的ケースの例示であるが、しかし無論より多い
またはより少ない投与量範囲が有益である個々の事例があ
り得、そしてかかる投与量はすべて本発明の範囲内にある。
TNFの阻害のためにヒトへ投与する場合、経口的、非経口的および局所的を
含めて種々の慣用の経路が用いられ得る。一般に、活性化合物は、1日当たり患
者の体重1kgにつき約0.1mg〜25mgの間、好ましくは約0.3〜5m
g/kgの投与量にて経口的にまたは非経口的に投与されよう。しかしながら、
投与量は、患者の状態に依り必ず変動するであろう。いずれにしても、投与に責
任のある者が、個々の患者について適切な投与量を決定しよう。
ヒトへの使用について、本発明の活性化合物は単独で投与され得るが、しかし
一般に、投与の意図された経路および標準的製薬プラクティスに関して選択され
た薬学的希釈剤または担体との混合物にて投与されよう。例えば、それらは、デ
ンプンもしくはラクトースのような賦形剤を含有する錠剤の形態にて、または単
独にてもしくは賦形剤と混合してのいずれかのカプセルもしくはオーバル(ov
ales)にて、または風味剤もしくは着色剤を含有するエリキシル剤もしくは
懸濁液の形態にて投与され得る。それらは、非経口的に例えば静脈内に、筋肉内
にまたは皮下に注射され得る。非経口投与用には、それらは無
菌水溶液の形態にて最良に用いられ、該溶液は、他の物質例えば該溶液を等張性
にするのに十分な塩またはグルコースを含有し得る。
本発明は、薬学上許容され得る希釈剤または担体と一緒に式Iの化合物および
その薬学上許容され得る塩を含んでなる製薬組成物をも提供する。
本発明を次の例により説明するが、しかし本発明はそれらの詳細に制限されな
い。
例1 1−シクロヘキシル−3−エチル−6−(3−メトキシフェニル)−7−オキソ −4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン
メタノール(15ml)中の3−メトキシ−1−(3−メトキシフェニル)−
2−オキソ−4−プロピオニル−1,2,5,6−ピリジン(0.80グラム,
2.8ミリモル)およびシクロヘキシルヒドラジン塩酸塩(0.54グラム,3
.6ミリモル)の溶液を、溶媒の全部が除去されるまで窒素の温和な流れ下で9
0℃に温めた。次いで、この混合物をそのまま、窒素下で1時間おおよそ150
℃に加熱した。室温に冷却後、この混合物をエーテル中に溶解しそして1N塩酸
および次いでブライ
ンで洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、濾過し、そして減圧下で濃縮した。溶
離剤として1:1のエチルアセテート/ヘキサンを用いるシリカゲル上でのクロ
マトグラフィーにより、0.47グラムの標題化合物が黄色油として得られる。1
H−NMR(250MHz,CDCl3)1.20〜1.52(m,6H,1.
23におけるtを含む,J=7.6Hz,3H)、1.64〜1.74(m,1
H)、1.80〜2.06(m,6H)、2.67(q,J=7.6Hz,2H
)、2.87(t,J=6.7Hz,2H)、3.82(s,3H)、3.97
(t,J=6.7Hz,2H)、5.13(tt,J=4.3および11.3H
z,1H)、6.79〜6.93(m,3H)、7.31(t,J=8.1Hz
,1H)。HRMS C21H27N3O2について計算値[M+]:353.210
3、測定値:353.2094。
例2〜16
例1の処理操作と同様にして、適切なヒドラジン塩酸塩と所要の4−アルカノ
イル−3−メトキシ−2−オキソ−1,2,5,6−テトラヒドロピリジンとの
反応により、式IXの次の化合物が得られる。
再結晶溶媒:aエチルアセテート/ペンタン,bエチルエーテル/ペンタン,c
イソプロピルエーテル/ペンタン,dエチル/アセテート/石油エーテル,eエチ
ルアセテート,fエチルアセテート/ヘキサン。
例17 3−エチル−6−(4−フルオロフェニル)−1−(4−メトキシフェニル)− 4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン
50mlのエーテル中の3−エチル−6−(4−フルオロフェニル)−1−(
4−メトキシフェニル)−7−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−
ピラゾロ[3,4−c]ピリジン(0.3グラム,0.82ミリモル)の溶液に
、撹拌しながら、水素化アルミニウムリチウム(33mg,0.86ミリモル)
を添加した。16時間の撹拌後、水(0.5ml)および次いで3N水酸化ナト
リウム(1ml)を添加した。2時間の撹拌後、白色沈殿物をセライトを通じて
濾過し、そして濾液を減圧下で濃縮した。溶離剤として1:3のエチルアセテー
ト/ヘキサンを用いるシリカゲルカラム上でのクロマトグラフィーにより、0.
12グラムの標題化合物が淡黄色ペーストと
して得られる。1H−NMR(250MHz,CDCl3)1.28(t,J=7
.6Hz,3H)、2.66(q,J=7.6Hz,2H)、2.71(t,J
=5.7Hz,2H)、3.49(t,J=5.7Hz,2H)、3.84(s
,3H)、4.23(s,2H)、6.84〜6.99(m,6H)、7.36
(d,J=9.0Hz,2H);MSm/z[M+]:352。
例18
例17の処理操作と同様にして適切な7−オキソ−2,5,6,7−テトラヒ
ドロ−1H−ピラゾロ[3,4−c]ピリジンと水素化アルミニウムリチウムと
の反応により、式IXの次の化合物が得られる。
例19 1−シクロペンチル−3−エチル−6−ベンジル−7−オキソ−4,5,6,7 −テトラヒドロ−1H−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン
DMF(5ml)中の1−シクロペンチル−3−エチル−7−オキソ−4,5
,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン(0.12グ
ラム,0.51ミリモル)の溶液を、鉱油中の60%水素化ナトリウム(32ミ
リグラム,0.77ミリモル)で処理する。周囲温度にて1時間にわたって撹拌
した後、ベンジルブロマイド(0.22グラム,1.29ミリモル)を添加する
。4時間後、この混合物を水(50ml)で希釈し、そしてエチルアセテートで
抽出する。一緒にした有機層を水およびブラインで洗浄し、硫酸ナトリウム上で
乾燥し、そして減圧下で濃縮する。1:4のエチルアセテート/ヘキサンで溶離
するシリカゲル上でのクロマトグラフィーにより、0.13グラムの標題化合物
が無色の油として得られる。MSm/z[M+]:324。
例20〜68
例19の処理操作と同様にして、DMF中で1−シクロペンチル−3−エチル
−7−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ[3,4−c]
ピリジンを水素化ナトリウムと反応させ、次いで所要の求電子試薬を添加すると
、R1=エチルおよびR3=シクロペンチルである式IXの次の化合物が得られる。
例69 6−(2−クロロチオフェン−5−イル)メチル−3−エチル−1−(4−フル オロフェニル)−7−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ [3,4−c]ピリジン
例19の処理操作と同様にして、3−エチル−1−(4−フルオロフェニル)
−7−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ[3,4−c]
ピリジンと2−クロロ−5−(クロロメチル)チオフェンとの反応により、標題
化合物が得られる。MS(m/z)390。
例70 3−エチル−1−(4−フルオロフェニル)−7−オキソ−6−(チオフェン− 2−イル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ[3,4−c]ピ リジン
例19の処理操作と同様にして、3−エチル−1−(4−フルオロフェニル)
−7−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ[3,4−c]
ピリジンと2−クロロメチルチオフェンとの反応により、標題化合物が得られる
。mp106〜7℃,MS(m/z)356。
例71 1−シクロペンチル−3−エチル−6−(2−ヒドロキシ−5−メチルフェニル )−7−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ[3,4−c ]ピリジン
酢酸(10ml)中のHBrの30%溶液中の1−シクロペンチル−3−エチ
ル−6−(2−メトキシ−5−メチルフェニル)−7−オキソ−4,5,6,7
−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン(0.32グラム,0
.91ミリモル)の溶液を、95℃にて撹拌する。24時間後、この混合物を減
圧下で濃縮し、エチルアセテート中に溶解し、飽和重炭酸ナトリウムおよびブラ
インで洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、そして減圧下で濃縮する。イソプ
ロピルエーテルからの再結晶により、0.15グラムの標題化合物が得られる。
mp181〜2。MS(m/z)340。元素分析C20H25N3O2についての計
算値:C(70.77)、H(7.42)、N(12.38)、測定値:C(7
1.03)、H(7.49)、N(12.60)。
例72〜78
例71の処理操作と同様にして、所要のメトキシフェニル置換された4,5,
6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ[3,4−c]ピリジンと氷酢酸中の3
0%HBrとの反応により、式IXの次の化合物が得られる。
例79 6−アセトニル−1−シクロペンチル−3−エチル−7−オキソ−4,5,6, 7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン
ジオキサン(25ml)および水(60ml)中の1−シクロペンチル−3−
エチル−6−メタリル−7−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピ
ラゾロ[3,4−c]ピリジン(0.12グラム,0.41ミリモル)の溶液を
、炭酸カリウム(0.035グラム)および次いで水(100ml)中のNaI
O4(2.1g)およびKMnO4(0.026グラム)の溶液33mlで処理す
る。1時間後、この混合物をエーテルで抽出する。一緒にしたエーテル層をブラ
インで洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、そして減圧下で濃縮する。溶離剤と
して1:3のエチルアセテート/ヘキサンを用いるシリカゲルカラム上でのクロ
マトグラフィーにより、0.042グラムの標題化合物が無色の油として得られ
る。MS(m/z)290。
例80 1−シクロペンチル−3−エチル−6−(2−ヒドロキシプロピル)−7−オキ ソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン
0℃における無水メタノール(2ml)中の6−アセトニル−1−シクロペン
チル−3−エチル−7−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾ
ロ[3,4−c]ピリジン(30ミリグラム,0.10ミリモル)の溶液を、ホ
ウ水素化ナトリウム(38ミリグラム)で処理する。15分後、水性飽和塩化ア
ンモニウムを添加し、そしてこの混合物をエーテルで抽出する。一緒にしたエー
テル層をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、そして減圧下で濃縮す
る。溶離剤として1:2のエチルアセテート/ヘキサンを用いるシリカゲルカラ
ム上でのクロマトグラフィーにより、20ミリグラムの標題化合物が無色の油と
して得られる。MS(m/z)292。
例81 6−(アセトン−1−イルオキシム)−1−シクロペンチル−3−エチル−7− オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ[3,4−c]ピリジ ン
無水ピリジン(5ml)中の6−アセトニル−1−シクロペンチル−3−エチ
ル−7−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ[3,4−c
]ピリジン(0.15グラム)の溶液を、周囲温度にてヒドロキシルアミン塩酸
塩(0.040グラム)で処理する。20時間後、この混合物を減圧下で濃縮し
、そして次いでエチルアセテート中に懸濁させる。この懸濁液を水およびブライ
ンで洗浄し、MgSO4上で乾燥し、そして減圧下で濃縮する。イソプロピルエ
ーテルからの再結晶により、0.10グラムの標題化合物が白色固体として得ら
れる。mp147〜9℃。MS(m/z)305。分析C16H24N4O2について
の計算値:C(63.13)、H(7.94)、N(18.41)、測定値:C
(62.80)、H(8.20)、N(18.55)。
例82 6−(O−アミノカルボニルオキシムアセトニル)−1−シクロペンチル−3− エチル−7−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ[3,4 −c]ピリジン
0℃におけるTHF(5ml)中の6−(オキシムアセトニル)−1−シクロ
ペンチル−3−エチル−7−オキソ−4,5,
6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン(0.10グラ
ム)の溶液を、クロロスルホニルイソシアネート(70ミリグラム)で処理する
。25℃にて1時間の撹拌後、この混合物を減圧下で濃縮し、エチルアセテート
中に溶解し、水およびブラインで洗浄し、MgSO4上で乾燥し、そして減圧下
で濃縮する。1:3のエチルアセテート/ヘキサンで溶離するシリカゲルカラム
上でのクロマトグラフィーにより、標題化合物が淡黄色油として得られる。MS
(m/z):348。
例83〜86
例19の処理操作と同様にして、DMF中で1−シクロペンチル−4,5,6
,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ[3,4−c]ピリジンを水素化ナトリウ
ムと反応させ、次いで所要の求電子試薬を添加すると、R1=エチルおよびR3=
シクロペンチルである式Xの次の化合物が得られる。
製造例1 4−イソブチリル−3−メトキシ−1−フェニル−2−オキソ−1,2,5,6 −テトラヒドロピリジン
無水テトラヒドロフラン(4ml)中の蒸留したてのジイソプロピルアミン(
0.16ml,2.21ミリモル)の溶液を撹拌しながら0℃に冷却し、そして
2.5Mのn−ブチルリチウム(0.85ml,2.11ミリモル)で処理した
。15分後、この混合物を−78℃に冷却し、そしてテトラヒドロフラン(4m
l)中の4−プロピオニル−3−メトキシ−1−フェ
ニル−2−オキソ−1,2,5,6−テトラヒドロピリジン(0.52グラム,
2.0ミリモル)の予冷却溶液をカニューレを介して滴下添加した。おおよそ2
0分後、この明橙赤色溶液にヨウ化メチル(0.20ml,3.0ミリモル)を
添加し、そしてこの混合物を2.5時間かけて室温になるようにした。この反応
混合物を飽和水性塩化アンモニウム中に注ぎ、そして有機層をブラインで洗浄し
、硫酸ナトリウム上で乾燥し、濾過し、そして減圧下で濃縮する。溶離剤として
1:4のエチルアセテート/ヘキサンを用いるシリカゲルカラム上でのクロマト
グラフィーにより、0.12グラムの標題化合物が黄色油としてとして得られ、
0.1グラムの出発物質が回収される。1H−NMR(250MHz,CDCl3
)1.15(d,6H)、2.72(t,2H)、3.47(七重線,1H)、
3.82(t,2H)、3.97(s,3H)、7.21〜7.45(m,5H
)。MSm/z[M+]274。
製造例2〜3
製造例1の処理操作と同様にして、適切な3−メトキシ−2−オキソ−4−プ
ロピオニル−1,2,5,6−テトラヒドロピリジンとリチウムジイソプロピル
アミンおよびヨウ化メチル
との反応により、式VIIの次の化合物が得られる。
製造例4 3−メトキシ−1−(4−メチルフェニル)−2−オキソ−4−プロピオニル− 1,2,5,6−テトラヒドロピリジン
1,2−ジクロロエタン中の3−ヒドロキシ−1−(4−メチルフェニル)−
2−オキソ−4−プロピオニル−1,2,5,6−テトラヒドロピリジン(5.
9グラム,23ミリモル)および3−メチル−1−p−トリルトリアジン(5.
1グラム,34ミリモル)の溶液を、45分間加熱還流した。この混合物を室温
に冷却しそして水中に注ぎ、そして6N塩酸で酸性とした。水性層をメチレンク
ロライドで3回抽出し、そして一緒にした有機物を1N塩酸および次いで水およ
びブラインで洗浄し、
硫酸マグネシウム上で乾燥し、濾過し、そして減圧下で濃縮した。生じた定量的
量の褐色油は薄層クロマトグラフィーおよび1H−NMRによればほぼ純粋であ
り、そして精製することなく用いた。1H−NMR(300MHz,CDCl3)
1.12(t,J=7.2Hz,3H)、2.34(s,3H)、2.71(t
,J=6.7Hz,2H)、2.93(q,J=7.2Hz,2H)、3.77
(t,J=6.8Hz,2H)、3.94(s,3H)、7.20(s,4H)
。MS[M+]273。
製造例5〜14
製造例4の処理操作と同様にして、適切な3−ヒドロキシ−1−アリール−2
−オキソ−4−アルカノイル−1,2,5,6−テトラヒドロピリジンと3−メ
チル−1−p−トリルトリアジンとの反応により、式VIの次の化合物が得られる
。
製造例15 3−ヒドロキシ−1−(3−メチルフェニル)−2−オキソ−4−プロピオニル −1,2,5,6−テトラヒドロピリジン
30mlの無水エーテル中のマグネシウム屑(1.9グラム,79ミリモル)
の懸濁液に、撹拌しながらブロモエタン(5.9ml,79ミリモル)を滴下添
加した。おおよそ1mlを添加した後、温和な還流を開始させた。マグネシウム
の
すべてが消費された後、この反応混合物を0℃に冷却し、そしてN−(3−メチ
ルフェニル)−2−ピロリドン(8.7グラム,50ミリモル)を一度に添加し
た。室温に温めそして2時間撹拌した後、この反応混合物を氷上に注ぎ、そして
エチルアセテートで抽出した。一緒にした有機物を水およびブラインで洗浄し、
硫酸ナトリウム上で乾燥し、濾過し、そして減圧下で濃縮して8.8グラムの白
色固体が得られる。
上記の固体を40mlのベンゼンおよび86mlの1N水酸化ナトリウムの混
合物中に分散し、そして機械的に激しく撹拌しながらエチルオキサリルクロライ
ド(7.2ml,64ミリモル)を添加した。1.5時間にわたって還流状態に
て撹拌した後、層の分離を行い、そして水性層をエチルアセテートで抽出した。
一緒にした有機物を水およびブラインで洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、
濾過し、そして減圧下で濃縮して琥珀色油が得られる。GCMS[M+]305
。
上記の中間体を20mlの無水エタノール中に溶解し、そしてメタノール中の
ナトリウムメトキシドの溶液(10mlの無水メタノールにナトリウム(1.0
グラム)を注意深く添加して調製した。)で処理した。1.5時間にわたって還
流状態に
て撹拌した後、この混合物を減圧下で濃縮し、そして100m1の水を添加した
。この混合物を6N塩酸でpH3に酸性とし、そしてにぶい黄色沈殿物を濾過し
そして水で洗浄した。75mlのイソプロピルエーテルからの再結晶により、6
.8グラムの淡黄色結晶が得られる。mp115〜116°。1H−NMR(3
00MHz,CDCl3)1.16(t,J=7.2Hz,3H)、2.37(
s,3H)、2.74〜2.82(m,4H)、3.85(t,J=6.8Hz
,2H)、7.08〜7.14(m,3H)、7.30(t,J=7.7Hz,
1H)。MSm/z[M+]259。
製造例16〜29
製造例15と同様にして、適切な2−ピロリジノンを所要のアルキルマグネシ
ウムブロマイドと反応させ、次いでエチルオキサリルクロライドおよび塩基で処
理すると、式VIの次の化合物が得られる。
製造例30 N−(2−メトキシフェニル)−2−ピロリドン
2−ピロリドン(15.0グラム,176ミリモル)、2−ヨードアニソール
(7.6ml,59ミリモル)、銅粉(7.5グラム,117ミリモル)および
炭酸カリウム(8.1グラム,59ミリモル)の混合物を、150℃にて窒素下
で撹拌する。18時間後、この反応混合物を、1:1のエチルアセテート/ヘキ
サンで溶離するシリカゲルの6×15cmパッドを通じて濾過して、淡黄色油を
得た。未反応試薬を真空蒸留(0.6mm,80〜100℃)により除去して、
9.2グラムの標題化合物が蜂蜜様の油として得られる。1H−NMR(300
MHz,CDCl3)2.20(五重線,2H)、2.55(t,2H)、3.
75(t,2H)、3.82(s,3H)、6.93〜7.02(m,2H)、
7.25〜7.30(m,2H)。MSm/z[M+]191。
製造例31〜39
製造例30と同様にして、適切なヨード−またはブロモベンゼンと2−ピロリ
ジノンとの反応により、式Vの次の化合物が得られる。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI
A61K 31/435 ADZ 9454−4C A61K 31/435 ADZ
AED 9454−4C AED
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. 式 〔式中、 R1は、水素、(C1〜C3)アルキル、(C2〜C3)アルケニル、(C3〜C5) シクロアルキルまたはメチレン(C3〜C5)シクロアルキルであり、ここで各ア ルキル基またはアルケニル基は、任意に2個までの(C1〜C2)アルキルもしく はトリフルオロメチル基または3個までのハロゲンで置換され得、 Xは、酸素原子または2個の水素原子であり、 R2およびR3は各々独立に、水素、任意にハロゲンもしくはシアノで置換された (C1〜C14)アルキル、(C1〜C14) アルキルスルホニル、(C1〜C14)アルコキシ、ナフタリル、(C2〜C7)ア ルケニル、(C3〜C7)シクロアルキル、(C1〜C4)アルキル(C3〜C7)シ クロアルキル、(C3〜C7)シクロアルキル(C1〜C4)アルキル、酸素,硫黄 ,SO2もしくはNR5(ここで、R5は、水素または(C1〜C4)アルキルであ る。)を含有する(C4〜C7)複素環式基、(C4〜C7)ヘテロシクロアルキル −(W)d(ここで、(C4〜C7)ヘテロシクロアルキル基は、1個もしくはそ れ以上の酸素、硫黄、SO2もしくはNR5基(ここで、R5は、水素、または任 意にハロゲンもしくは(C1〜C4)アルキルで置換された(C1〜C4)アルキル である。)を含有し、dは、0または1であり、そしてwは、(C1〜C4)アル キル、COまたはスルホニルである。)、CONR10R11(ここで、R10および R11は各々独立に、水素または(C1〜C4)アルキルである。)、(C1〜C5) アルキルカルボニル、(C1〜C5)アルコキシカルボニル、(C1〜C5)アルキ ルカルボニル(C1〜C5)アルキル、(C1〜C5)アルコキシカルボニル(C1 〜C5)アルキル、(C1〜C5)アルコキシ(C1〜C5)アルキル、R12R13N (C1〜C5)アルキル(ここで、R12およびR13は各々独立に、水素または(C1 〜C5)アルキルである。)、または式 (ここで、aは、0ないし5の整数であり、bおよびcは、0または1であり、 R4は独立に、水素、ヒドロキシ、(C1〜C5)アルキル、(C2〜C5)アルケ ニル、(C1〜C5)アルコキシ、(C3〜C6)シクロアルコキシ、ハロゲン、ト リフルオロメチル、CO2R6、CONR6R7、NR6R7、CONHOH、CN、 NO2またはSO2NR6R7(ここで、R6およびR7は各々独立に、水素または( C1〜C4)アルキルである。)から選択され、Yは、任意に2個までの(C1〜 C7)アルキルもしくは(C3〜C7)シクロアルキル基で置換された、(C1〜C4 )アルキル、(C2〜C5)アルキレンもしくは(C2〜C6)アルケニルであり 、そしてZは、酸素、硫黄、CO、SO2またはNR8(ここで、R8 は、水素または(C1〜C4)アルキルである。)である。)、または式 (ここで、pは、1ないし3の整数であり、Wは、ヒドロキシであり、R9は、 (C1〜C3)アルキルである。)の基、(しかも上記のアルキル、アルケニル、 シクロアルキル、アルコキシアルキルまたは複素環式基の各々は、任意に(C1 〜C2)アルキル、トリフルオロメチルまたはハロゲンから成る群のうちの1〜 14個、好ましくは1〜5個で置換されていてもよい。)、または式 (ここで、m、nおよびpは、1または2である。)の基、または式 (ここで、Qは、ヒドロキシである。)の基、または式 の基である。)の基から成る群から選択され、 但し、R1がエチルでありかつR2が4−メチルフェニルであるときR3は水素、 メチル、フェニル、4−フルオロフェニルまたは2−ピリジルであり得ず、また R2が4−メチルフェニルでありかつR3が4−フルオロフェニルであるときR1 はフェニル、メチルまたはn−プロピルであり得ず、またR1がエチルでありか つR2がフェニルであるときR3は4−クロロフ ェニル、4−フルオロフェニルまたは4−メチルフェニルであり得ず、R1がエ チルでありかつR2が4−メトキシフェニルであるときR3は4−フルオロフェニ ルであり得ず、またWがCOまたはスルホニルであるときdは1であるとし、 R2およびR3は両方共が独立に、水素、(C1〜C14)アルキル、(C1〜C14) アルコキシ、(C2〜C7)アルケニル、酸素,硫黄,SO2もしくはNR5(ここ で、R5は、水素または(C1〜C4)アルキルである。)を含有する(C4〜C7 )複素環式基、または式 (ここで、aは、1ないし5の整数であり、bおよびcは、0または1であり、 R4は、水素、ヒドロキシ、(C1〜C5)アルキル、(C2〜C5)アルケニル、 (C1〜C5)アルコキシ、(C3〜C6)シクロアルコキシ、ハロゲン、トリフル オロメチル、CO2R6、CONR6R7、NR6R7、NO2またはSO2NR6R7( ここで、R6およびR7は各 々独立に、水素または(C1〜C4)アルキルである。)であり、Zは、酸素、硫 黄、CO、SO2またはNR8(ここで、R8は、水素または(C1〜C4)アルキ ルである。)であり,そして基Yは、任意に2個までの(C1〜C7)アルキルも しくは(C3〜C7)シクロアルキル基で置換された、(C1〜C5)アルキレンも しくは(C2〜C6)アルケニルである。)、または式 (ここで、pは、1ないし3の整数であり、Wは、オキソまたはヒドロキシであ り、R9は、(C1〜C3)アルキルである。)の基、(しかも上記のアルキル、 アルケニル、シクロアルキル、アルコキシアルキルまたは複素環式基の各々は、 任意に(C1〜C2)アルキル、トリフルオロメチルまたはハロゲンから成る群の うちの1〜14個、好ましくは1〜5個で置換されていてもよい。)から成る群 から選択されることはあり得ないことを条件とする。〕 の化合物およびその薬学上許容され得る塩。 2. R1が(C1〜C3)アルキルであり、そしてR3が(C3〜C7)シクロアル キル、SO2を含有する(C4〜C7)複素環式基または式 〔ここで、aは、1ないし5の整数であり、そしてR4は独立に、水素、ヒドロ キシ、(C1〜C5)アルキル、(C1〜C5)アルコキシまたはハロゲンから選択 される。〕 の基である、請求の範囲第1項に記載の化合物。 3. R1がエチルまたはイソプロピルであり、R2がフェニル、2−メチルフェ ニル、3−メチルフェニル、2−メトキシフェニル、3−メトキシフェニル、2 −ヒドロキシフェニル、3−ヒドロキシフェニル、4−ヒドロキシフェニル、シ クロプロピルメチル、ベンジル、イソブチル、イソブテニル、2−エチルフェニ ル、ナフタレニル、2−クロロフェニル、3−メチルブチル、ジメチルカルバミ ル、1−メチルベンジル、イソプ ロピル、1−ピコリル、2−ピコリル、3−ピコリル、2−メチル−5−クロロ フェニル、2−クロロチオフェン−5−イルメチル、2−ヒドロキシ−5−メチ ルフェニル、3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イルメチル、3−クロロ ベンジル、チオフェン−2−イルメチル、2−ヒドロキシ−5−クロロフェニル 、チオフェン−2−カルボニル、テトラヒドロフルフリル、3−シアノベンジル 、モルホリン−4−カルボニル、イソプロピルスルホニル、4−メトキシフェニ ルスルホニルまたは3−トリフルオロメチルフェニルであり、そしてR3がシク ロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、3−スルホラニル、4−フルオロ フェニルまたは3,4−ジクロロフェニルである、請求の範囲第1項に記載の化 合物。 4. ホスホジエステラーゼ(PDE)IV型および腫瘍壊死因子(TNF)の 生成の阻害、並びにぜん息、関節炎、気管支炎、慢性閉塞性気道病、幹癬、アレ ルギー性鼻炎、皮膚炎および他の炎症病、エイズ、敗血症性ショックおよびTN Fの生成を伴う他の病気の治療用の医薬組成物であって、薬学的に有効な量の請 求の範囲第1項に記載の化合物、および薬学上許容され得る担体を含む上記医薬 組成物。 5. ホスホジエステラーゼ(PDE)IV型および腫瘍壊死因子(TNF)の 生成の阻害方法であって、患者に有効量の請求の範囲第1項に記載の化合物を投 与することからなる上記方法。 6. ぜん息、関節炎、気管支炎、慢性閉塞性気道病、幹癬、アレルギー性鼻炎 、皮膚炎および他の炎症病、エイズ、敗血症性ショックおよびTNFの生成を伴 う他の病気から成る群から選択された疾患を治療または予防する方法であって、 患者に有効量の請求の範囲第1項に記載の化合物を投与することからなる上記方 法。
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