JPH0951697A - 車両用発電装置 - Google Patents
車両用発電装置Info
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- JPH0951697A JPH0951697A JP7202450A JP20245095A JPH0951697A JP H0951697 A JPH0951697 A JP H0951697A JP 7202450 A JP7202450 A JP 7202450A JP 20245095 A JP20245095 A JP 20245095A JP H0951697 A JPH0951697 A JP H0951697A
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- power generation
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- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02P—CONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
- H02P9/00—Arrangements for controlling electric generators for the purpose of obtaining a desired output
- H02P9/08—Control of generator circuit during starting or stopping of driving means, e.g. for initiating excitation
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Control Of Eletrric Generators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】バッテリから励磁コイルへ励磁電流を給電して
励磁を行う他励型発電機ともいう)を有する車両用発電
装置において、発電機間の形状や素材特性の差や変動に
もかかわらず、適切な回転数値での励磁電流通電を確実
に開始できるとともに、発電能力の増強も可能な車両用
発電装置を提供する装置規模や制御規模の増大を回避し
つつ、大容量電気負荷の非作動時における発電機の発電
と発電停止との発電状態の遷移に伴うエンジン負荷の変
動を低減可能な車両用発電装置を提供する。 【解決手段】励磁コイル15が発生する界磁束を増強す
る永久磁石14をもつ回転子をもつ発電機1の固定子巻
線11は永久磁石14による磁束に基づいて発電電圧V
acを発生し、この発電電圧Vacが所定の大きさにな
ると判定して始めて励磁電流を励磁コイル15に通電す
る。
励磁を行う他励型発電機ともいう)を有する車両用発電
装置において、発電機間の形状や素材特性の差や変動に
もかかわらず、適切な回転数値での励磁電流通電を確実
に開始できるとともに、発電能力の増強も可能な車両用
発電装置を提供する装置規模や制御規模の増大を回避し
つつ、大容量電気負荷の非作動時における発電機の発電
と発電停止との発電状態の遷移に伴うエンジン負荷の変
動を低減可能な車両用発電装置を提供する。 【解決手段】励磁コイル15が発生する界磁束を増強す
る永久磁石14をもつ回転子をもつ発電機1の固定子巻
線11は永久磁石14による磁束に基づいて発電電圧V
acを発生し、この発電電圧Vacが所定の大きさにな
ると判定して始めて励磁電流を励磁コイル15に通電す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バッテリから励磁
コイルへ励磁電流を給電して励磁を行う発電機(以下、
他励型発電機ともいう)を有する車両用発電装置に関
し、詳しくは他励型発電機の発電電圧の立ち上がり検出
後、バッテリから励磁コイルに励磁電流を給電する車両
用発電装置に関する。
コイルへ励磁電流を給電して励磁を行う発電機(以下、
他励型発電機ともいう)を有する車両用発電装置に関
し、詳しくは他励型発電機の発電電圧の立ち上がり検出
後、バッテリから励磁コイルに励磁電流を給電する車両
用発電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上述した他励型発電機はバッテリから励
磁コイルへ励磁電流を給電するので、固定子巻線に発生
した発電電圧により励磁コイルへ励磁電流を給電する自
励型発電機に比較して、発電電圧の立ち上がり特性が格
段に素早く、更に低回転時において充分な励磁電流を確
保でき、低回転時の発電能力に優れる。しかしながら、
他励型発電機ではバッテリ充電に必要な回転数に達する
前でもバッテリから励磁コイルへ励磁電流を持ち出して
しまうという欠点があった。
磁コイルへ励磁電流を給電するので、固定子巻線に発生
した発電電圧により励磁コイルへ励磁電流を給電する自
励型発電機に比較して、発電電圧の立ち上がり特性が格
段に素早く、更に低回転時において充分な励磁電流を確
保でき、低回転時の発電能力に優れる。しかしながら、
他励型発電機ではバッテリ充電に必要な回転数に達する
前でもバッテリから励磁コイルへ励磁電流を持ち出して
しまうという欠点があった。
【0003】本出願人による特開平6−276796号
公報は、他励型発電機がバッテリ充電に必要な回転数に
達する前にバッテリから励磁コイルに励磁電流を給電す
る上記無駄を回避するために、軟磁性の回転子コアの残
留磁束により生じる発電電圧の立ち上がりを検出し、そ
の後、励磁コイルに励磁電流を通電することを提案して
いる。更に具体的に説明すると、固定子巻線に誘導され
る僅かな発電電圧と基準レベルとの比較結果により励磁
電流通電開始時点が決定される。
公報は、他励型発電機がバッテリ充電に必要な回転数に
達する前にバッテリから励磁コイルに励磁電流を給電す
る上記無駄を回避するために、軟磁性の回転子コアの残
留磁束により生じる発電電圧の立ち上がりを検出し、そ
の後、励磁コイルに励磁電流を通電することを提案して
いる。更に具体的に説明すると、固定子巻線に誘導され
る僅かな発電電圧と基準レベルとの比較結果により励磁
電流通電開始時点が決定される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報が提案する他励型発電機の励磁電流制御方式では、回
転子コアの残留磁束が小さいために、発電電圧の立ち上
がり時点すなわち励磁電流開始時点近傍における残留磁
束による発電電圧が小さいためにそのSN比が劣り、ま
た、回転子コアや固定子コアなどの形状、材質のばらつ
きなどに起因して発電機間の残留磁束量のばらつきや経
時変化が大きく、その結果、励磁電流通電開始回転数値
が発電機間でばらつき、この結果として、発電電圧がバ
ッテリ充電可能となっているにもかかわらず励磁電流通
電を行わなかったり、発電電圧がまだバッテリ充電不能
であるにもかかわらず励磁電流通電を実施したりすると
いう不具合があった。
報が提案する他励型発電機の励磁電流制御方式では、回
転子コアの残留磁束が小さいために、発電電圧の立ち上
がり時点すなわち励磁電流開始時点近傍における残留磁
束による発電電圧が小さいためにそのSN比が劣り、ま
た、回転子コアや固定子コアなどの形状、材質のばらつ
きなどに起因して発電機間の残留磁束量のばらつきや経
時変化が大きく、その結果、励磁電流通電開始回転数値
が発電機間でばらつき、この結果として、発電電圧がバ
ッテリ充電可能となっているにもかかわらず励磁電流通
電を行わなかったり、発電電圧がまだバッテリ充電不能
であるにもかかわらず励磁電流通電を実施したりすると
いう不具合があった。
【0005】本発明は上記問題点に鑑みなされたもので
あり、バッテリから励磁コイルへ励磁電流を給電して励
磁を行う発電機を有する車両用発電装置において、発電
機間の形状や素材特性の差や変動にもかかわらず、適切
な回転数値での励磁電流通電を確実に開始できるととも
に、発電能力の増強も可能な車両用発電装置を提供する
ことを、その目的としている。
あり、バッテリから励磁コイルへ励磁電流を給電して励
磁を行う発電機を有する車両用発電装置において、発電
機間の形状や素材特性の差や変動にもかかわらず、適切
な回転数値での励磁電流通電を確実に開始できるととも
に、発電能力の増強も可能な車両用発電装置を提供する
ことを、その目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】本発明の
第1の構成は、励磁コイルが発生する界磁束を増強する
永久磁石をもつ回転子と固定子巻線をもつ固定子とを備
えるとともにエンジンにより駆動されてバッテリを充電
する発電機と、前記永久磁石による磁束に基づいて前記
発電機の発電電圧の立ち上がりを判別するとともに前記
立ち上がり以前における前記バッテリから前記励磁コイ
ルへの励磁電流の給電を禁止しかつ前記立ち上がり後に
前記励磁電流の給電を許可する発電状況判別手段と、前
記許可の後に前記励磁電流を制御して前記バッテリ電圧
を所定レベルに維持する電圧制御手段とを備えることを
特徴とする車両用発電装置である。
第1の構成は、励磁コイルが発生する界磁束を増強する
永久磁石をもつ回転子と固定子巻線をもつ固定子とを備
えるとともにエンジンにより駆動されてバッテリを充電
する発電機と、前記永久磁石による磁束に基づいて前記
発電機の発電電圧の立ち上がりを判別するとともに前記
立ち上がり以前における前記バッテリから前記励磁コイ
ルへの励磁電流の給電を禁止しかつ前記立ち上がり後に
前記励磁電流の給電を許可する発電状況判別手段と、前
記許可の後に前記励磁電流を制御して前記バッテリ電圧
を所定レベルに維持する電圧制御手段とを備えることを
特徴とする車両用発電装置である。
【0007】すなわち本構成によれば、回転子コアの残
留磁束に比較して格段の磁束を発生する永久磁石の磁束
により生じる発電電圧の立ち上がりを、この発電電圧の
立ち上がりに関連する物理量に基づいて判別し、この立
ち上がり検出後始めて励磁電流の給電を行うので、回転
子コアや固定子コアの形状、材質のばらつきなどの存在
如何にかかわらず適切な回転数値すなわち固定子巻線の
正確な発電電圧値での励磁電流通電の開始を実現するこ
とができる。更に、上記永久磁石は、励磁コイルにより
固定子巻線と鎖交する界磁束を増強する形状、配置を有
するので、発電能力の増強も同時に実現することができ
る。
留磁束に比較して格段の磁束を発生する永久磁石の磁束
により生じる発電電圧の立ち上がりを、この発電電圧の
立ち上がりに関連する物理量に基づいて判別し、この立
ち上がり検出後始めて励磁電流の給電を行うので、回転
子コアや固定子コアの形状、材質のばらつきなどの存在
如何にかかわらず適切な回転数値すなわち固定子巻線の
正確な発電電圧値での励磁電流通電の開始を実現するこ
とができる。更に、上記永久磁石は、励磁コイルにより
固定子巻線と鎖交する界磁束を増強する形状、配置を有
するので、発電能力の増強も同時に実現することができ
る。
【0008】更に、本構成によれば、励磁電流の通電期
間を発電電圧により判定するので、例えばECU(エン
ジン制御装置)などの他の制御装置からの信号線の敷設
を行うことなく励磁電流の通電期間制御を行うことがで
きる。本発明の第2の構成は、上記第1の構成において
更に、前記永久磁石が、ランデル型構造をもつ前記回転
子の複数の爪磁極間に配設されて前記励磁コイルが形成
する界磁束の漏れを低減する漏れ磁束低減用の永久磁石
からなることを特徴としている。本構成によれば、永久
磁石がランデル型回転子の複数の爪磁極間に配設されて
励磁コイルが形成する界磁束の漏れを低減するので、励
磁コイルが形成する界磁束が流れる回転子コアの磁路断
面積を減らすことなく、漏れ磁束の低減により界磁束の
増強及び励磁電流の低減を実現することもできる。
間を発電電圧により判定するので、例えばECU(エン
ジン制御装置)などの他の制御装置からの信号線の敷設
を行うことなく励磁電流の通電期間制御を行うことがで
きる。本発明の第2の構成は、上記第1の構成において
更に、前記永久磁石が、ランデル型構造をもつ前記回転
子の複数の爪磁極間に配設されて前記励磁コイルが形成
する界磁束の漏れを低減する漏れ磁束低減用の永久磁石
からなることを特徴としている。本構成によれば、永久
磁石がランデル型回転子の複数の爪磁極間に配設されて
励磁コイルが形成する界磁束の漏れを低減するので、励
磁コイルが形成する界磁束が流れる回転子コアの磁路断
面積を減らすことなく、漏れ磁束の低減により界磁束の
増強及び励磁電流の低減を実現することもできる。
【0009】本発明の第3の構成は、上記第1又は第2
の構成において更に、前記発電状況判別手段が、所定相
の前記固定子巻線又は前記固定子巻線の中性点に発生す
る前記発電電圧の立ち上がりを判別することを特徴とし
ている。本発明の第4の構成は、上記第1又は第2の構
成において更に、前記発電状況判別手段が、前記固定子
巻線とは別個の発電検出コイルに発生する前記発電電圧
の立ち上がりを判別することを特徴としている。本構成
によれば、例えば断面積の極めて小さくターン数が極め
て多いコイルを例えば所定のスロットの底などに収容す
ることもでき、検出感度の増大が可能となる。なお、こ
の発電検出コイルの一端は所定相の固定子巻線の出力端
に直列接続し、その他端の出力電圧を発電電圧として検
出することが好ましい。このようにすれば。発電電圧は
両コイルの発電電圧の和となるため、一層検出感度の増
大、SN比の低減が実現する。
の構成において更に、前記発電状況判別手段が、所定相
の前記固定子巻線又は前記固定子巻線の中性点に発生す
る前記発電電圧の立ち上がりを判別することを特徴とし
ている。本発明の第4の構成は、上記第1又は第2の構
成において更に、前記発電状況判別手段が、前記固定子
巻線とは別個の発電検出コイルに発生する前記発電電圧
の立ち上がりを判別することを特徴としている。本構成
によれば、例えば断面積の極めて小さくターン数が極め
て多いコイルを例えば所定のスロットの底などに収容す
ることもでき、検出感度の増大が可能となる。なお、こ
の発電検出コイルの一端は所定相の固定子巻線の出力端
に直列接続し、その他端の出力電圧を発電電圧として検
出することが好ましい。このようにすれば。発電電圧は
両コイルの発電電圧の和となるため、一層検出感度の増
大、SN比の低減が実現する。
【0010】本発明の第5の構成は、上記第3又は第4
の構成において更に、前記発電状況判別手段が、前記発
電電圧の大きさが所定レベル以上となる場合に前記立ち
上がりと判別することを特徴としている。本構成によれ
ば、単一のコンパレータにより発電状況判別手段を構成
することができ、回路構成を簡素とすることができる。
の構成において更に、前記発電状況判別手段が、前記発
電電圧の大きさが所定レベル以上となる場合に前記立ち
上がりと判別することを特徴としている。本構成によれ
ば、単一のコンパレータにより発電状況判別手段を構成
することができ、回路構成を簡素とすることができる。
【0011】本発明の第6の構成は、上記第5の構成に
おいて更に、前記発電状況判別手段が、前記発電電圧の
大きさが所定レベル以上となった後、所定期間以内に所
定レベル以下に減衰する場合に前記立ち上がりと判別す
ることを特徴としている。本構成によれば、発電電圧の
立ち上がりと、後述するリーク電圧との区別を行って、
発電電圧の立ち上がり時のみを判別することができる。
すなわち、発電機の固定子巻線に誘導される発電電圧を
整流する整流素子が劣化すると、バッテリからこの整流
素子を通じて固定子巻線へ流れ込むリーク電流が流れる
結果、固定子巻線の出力端には、整流素子の逆方向接合
インピーダンスと固定子巻線のインピーダンスとの比率
でバッテリ電圧を分割した分圧が発生する。したがっ
て、整流素子の劣化によりその逆方向接合インピーダン
スが小さくなると、この分圧も増大し、発電電圧の絶対
値と区別しにくくなる。しかし、この分圧はほとんど一
定の直流電流と見做せ、かつ、本質的に略矩形波状の波
形を有する任意相の固定子巻線の出力端の発電電圧又は
交流電圧成分を多く含むその中性点電圧は周期的に増減
するので、発電電圧が増大した後、その回転数により決
定される所定時間内に発電電圧が低下しなければ、発電
電圧ではなくリーク電圧と判定することができ、励磁電
流の給電を回避することができ、バッテリの消耗を防止
することができる。
おいて更に、前記発電状況判別手段が、前記発電電圧の
大きさが所定レベル以上となった後、所定期間以内に所
定レベル以下に減衰する場合に前記立ち上がりと判別す
ることを特徴としている。本構成によれば、発電電圧の
立ち上がりと、後述するリーク電圧との区別を行って、
発電電圧の立ち上がり時のみを判別することができる。
すなわち、発電機の固定子巻線に誘導される発電電圧を
整流する整流素子が劣化すると、バッテリからこの整流
素子を通じて固定子巻線へ流れ込むリーク電流が流れる
結果、固定子巻線の出力端には、整流素子の逆方向接合
インピーダンスと固定子巻線のインピーダンスとの比率
でバッテリ電圧を分割した分圧が発生する。したがっ
て、整流素子の劣化によりその逆方向接合インピーダン
スが小さくなると、この分圧も増大し、発電電圧の絶対
値と区別しにくくなる。しかし、この分圧はほとんど一
定の直流電流と見做せ、かつ、本質的に略矩形波状の波
形を有する任意相の固定子巻線の出力端の発電電圧又は
交流電圧成分を多く含むその中性点電圧は周期的に増減
するので、発電電圧が増大した後、その回転数により決
定される所定時間内に発電電圧が低下しなければ、発電
電圧ではなくリーク電圧と判定することができ、励磁電
流の給電を回避することができ、バッテリの消耗を防止
することができる。
【0012】本発明の第7の構成は、上記第3又は第4
の構成において更に、前記発電状況判別手段が、前記発
電電圧の周波数が所定値以上となる場合に前記立ち上が
りと判別することを特徴としている。なお、発電電圧の
周波数が所定値以上となることを判別することは、発電
電圧の周期が所定値以下となることを判別することに等
しい。本構成によれば、第6の構成と同じ効果を奏する
ことができる。
の構成において更に、前記発電状況判別手段が、前記発
電電圧の周波数が所定値以上となる場合に前記立ち上が
りと判別することを特徴としている。なお、発電電圧の
周波数が所定値以上となることを判別することは、発電
電圧の周期が所定値以下となることを判別することに等
しい。本構成によれば、第6の構成と同じ効果を奏する
ことができる。
【0013】本発明の第8の構成は、上記第3又は第4
の構成において更に、前記発電状況判別手段が、前記発
電電圧の変化率が所定レベル以上となる場合に前記立ち
上がりと判別することを特徴としている。本構成によれ
ば、第6の構成と同じ効果を奏することができる。より
具体的に説明すると、リーク電流はその振幅変化率が小
さいので、例えば微分回路などで発電電圧の振幅変化率
(変化率)を検出すれば容易に両者を分別することがで
きる。
の構成において更に、前記発電状況判別手段が、前記発
電電圧の変化率が所定レベル以上となる場合に前記立ち
上がりと判別することを特徴としている。本構成によれ
ば、第6の構成と同じ効果を奏することができる。より
具体的に説明すると、リーク電流はその振幅変化率が小
さいので、例えば微分回路などで発電電圧の振幅変化率
(変化率)を検出すれば容易に両者を分別することがで
きる。
【0014】本発明の第9の構成は、上記第1の構成に
おいて更に、前記発電状況判別手段が、前記発電電圧が
所定レベル以下となってかつ所定時間持続する場合に前
記励磁電流を遮断するとともに持続しない場合に前記励
磁電流を遮断しないことを特徴としている。本構成によ
れば、パルス性の負ノイズによる誤判別を回避すること
ができる。
おいて更に、前記発電状況判別手段が、前記発電電圧が
所定レベル以下となってかつ所定時間持続する場合に前
記励磁電流を遮断するとともに持続しない場合に前記励
磁電流を遮断しないことを特徴としている。本構成によ
れば、パルス性の負ノイズによる誤判別を回避すること
ができる。
【0015】
【発明の実施形態】以下、本発明の好適な実施態様を以
下の各実施例に基づいて説明する。
下の各実施例に基づいて説明する。
【0016】
(実施例1)本発明の車両用発電装置の一実施例を図1
を参照して説明する。本実施例の車両用発電装置は、発
電を行う発電機1と、発電機1の励磁電流の調節により
発電機1からバッテリ3へ給電する発電電流を制御する
レギュレータ(本発明でいう発電状況判別手段及び電圧
制御手段)2とからなる。
を参照して説明する。本実施例の車両用発電装置は、発
電を行う発電機1と、発電機1の励磁電流の調節により
発電機1からバッテリ3へ給電する発電電流を制御する
レギュレータ(本発明でいう発電状況判別手段及び電圧
制御手段)2とからなる。
【0017】発電機1は、ランデル型の回転子コア13
と、回転子コア13に巻装された励磁コイル15と、回
転子コアに装着された永久磁石14とからなる回転子1
0と、星型接続された三相固定子巻線11が巻装された
固定子コア(図示せず)とからなる固定子と、固定子巻
線11から出力される三相交流電圧を三相全波整流する
三相全波整流器12とからなる。固定子巻線11の各相
出力端に発生する三相交流電圧は三相全波整流器12で
整流された後、バッテリ3に供給される。
と、回転子コア13に巻装された励磁コイル15と、回
転子コアに装着された永久磁石14とからなる回転子1
0と、星型接続された三相固定子巻線11が巻装された
固定子コア(図示せず)とからなる固定子と、固定子巻
線11から出力される三相交流電圧を三相全波整流する
三相全波整流器12とからなる。固定子巻線11の各相
出力端に発生する三相交流電圧は三相全波整流器12で
整流された後、バッテリ3に供給される。
【0018】レギュレータ2について以下に説明する。
アーマチャコイル11の一つの相出力端から出力される
1相発電電圧Vacは抵抗roを通じてコンパレータ
(本発明でいう発電状況判別手段)8の+入力端に入力
され、基準電圧V1と比較される。基準電圧V1は0.
7Vとされており、1相発電電圧Vacが0.7V以上
となるとコンパレータ4はハイレベル電圧(本発明でい
う励磁電流の給電許可)をコンデンサCを通じてトラン
ジスタ80のベースに入力する。エミッタがバッテリ3
の高位端に接続されるトランジスタ80のベースは抵抗
r3を通じて接地されており、コンデンサCと抵抗r3
とは微分回路を構成している。したがって、コンパレー
タ8がハイレベル電圧を出力した直後はトランジスタ8
0はオンするが、コンデンサCの充電とともにトランジ
スタ80のベース電位は低下し、コンパレータ8がハイ
レベル電圧を出力した時点からコンデンサCと抵抗r3
とのCR時定数で決定される所定時間経過後、トランジ
スタ80はオフする。
アーマチャコイル11の一つの相出力端から出力される
1相発電電圧Vacは抵抗roを通じてコンパレータ
(本発明でいう発電状況判別手段)8の+入力端に入力
され、基準電圧V1と比較される。基準電圧V1は0.
7Vとされており、1相発電電圧Vacが0.7V以上
となるとコンパレータ4はハイレベル電圧(本発明でい
う励磁電流の給電許可)をコンデンサCを通じてトラン
ジスタ80のベースに入力する。エミッタがバッテリ3
の高位端に接続されるトランジスタ80のベースは抵抗
r3を通じて接地されており、コンデンサCと抵抗r3
とは微分回路を構成している。したがって、コンパレー
タ8がハイレベル電圧を出力した直後はトランジスタ8
0はオンするが、コンデンサCの充電とともにトランジ
スタ80のベース電位は低下し、コンパレータ8がハイ
レベル電圧を出力した時点からコンデンサCと抵抗r3
とのCR時定数で決定される所定時間経過後、トランジ
スタ80はオフする。
【0019】トランジスタ80がオンしている間、pn
pトランジスタ6のベースは抵抗r2を通じて接地され
るのでトランジスタ6がオンされ、トランジスタ80が
オフすると、トランジスタ80のエミッタ/コレクタ間
に並列接続されたオフ遅延用のコンデンサC2を通じて
更にトランジスタ6のベース電流が流れ、その結果、ト
ランジスタ80のオフ時点から抵抗r2とコンデンサC
2との積分回路のCR時定数で決定される所定時間経過
後、トランジスタ6はオフする。
pトランジスタ6のベースは抵抗r2を通じて接地され
るのでトランジスタ6がオンされ、トランジスタ80が
オフすると、トランジスタ80のエミッタ/コレクタ間
に並列接続されたオフ遅延用のコンデンサC2を通じて
更にトランジスタ6のベース電流が流れ、その結果、ト
ランジスタ80のオフ時点から抵抗r2とコンデンサC
2との積分回路のCR時定数で決定される所定時間経過
後、トランジスタ6はオフする。
【0020】励磁コイル15の一端はバッテリ3の高位
端から給電され、その他端は励磁電流制御用のスイッチ
ングトランジスタ7のコレクタに接続され、スイッチン
グトランジスタ7のエミッタは接地されている。Dfは
励磁コイル15と並列接続されたフライホイルダイオー
ドである。スイッチングトランジスタ7のベースは抵抗
r1を通じてトランジスタ6のコレクタに接続され、ま
た、トランジスタ5のコレクタに直結されている。トラ
ンジスタ5のエミッタは接地され、そのベースは定電圧
回路20の出力端である定電圧ダイオードDのアノード
に接続されている。定電圧ダイオードDのアノードは抵
抗r5を通じて接地され、定電圧ダイオードDのカソー
ドは抵抗r4を通じてバッテリの高位端に接続されてい
る。バッテリ電圧が増大し過ぎると、定電圧ダイオード
Dを通じて抵抗r5に電流が流れ、抵抗r5の電圧降下
が約0.65V以上となると、トランジスタ5がオンし
てトランジスタ7をオフし、励磁コイル15に流れる電
流を遮断する。
端から給電され、その他端は励磁電流制御用のスイッチ
ングトランジスタ7のコレクタに接続され、スイッチン
グトランジスタ7のエミッタは接地されている。Dfは
励磁コイル15と並列接続されたフライホイルダイオー
ドである。スイッチングトランジスタ7のベースは抵抗
r1を通じてトランジスタ6のコレクタに接続され、ま
た、トランジスタ5のコレクタに直結されている。トラ
ンジスタ5のエミッタは接地され、そのベースは定電圧
回路20の出力端である定電圧ダイオードDのアノード
に接続されている。定電圧ダイオードDのアノードは抵
抗r5を通じて接地され、定電圧ダイオードDのカソー
ドは抵抗r4を通じてバッテリの高位端に接続されてい
る。バッテリ電圧が増大し過ぎると、定電圧ダイオード
Dを通じて抵抗r5に電流が流れ、抵抗r5の電圧降下
が約0.65V以上となると、トランジスタ5がオンし
てトランジスタ7をオフし、励磁コイル15に流れる電
流を遮断する。
【0021】永久磁石14は、ランデル型の回転子コア
13の互いに周方向に隣接して異なる磁極を構成する各
爪磁極間の隙間に介設される。永久磁石14の磁化方向
は、後述するように励磁コイル15による有効(固定子
巻線11と鎖交する)界磁束を増強する方向とされてい
る。以下、この装置の動作を説明する。
13の互いに周方向に隣接して異なる磁極を構成する各
爪磁極間の隙間に介設される。永久磁石14の磁化方向
は、後述するように励磁コイル15による有効(固定子
巻線11と鎖交する)界磁束を増強する方向とされてい
る。以下、この装置の動作を説明する。
【0022】図示しないエンジンが起動すると、回転子
コア13が回転し、永久磁石14の磁束が回転して固定
子巻線11に発電電圧が誘導される。1相発電電圧Va
cが基準電圧V1より小さければ、トランジスタ80、
6、7がオフし、励磁電流は流れず、励磁電流の給電に
よるバッテリの消耗は防止される。1相発電電圧Vac
が基準電圧V1より大きくなると、コンパレータ8は回
転数に応じた矩形波電圧を出力し、この矩形波電圧8の
微分電圧がトランジスタ80を周期的に又は回転数によ
っては定常的にオンする。トランジスタ80がたとえ短
期間オフしてもコンデンサC2の作用により、トランジ
スタ6のオンは維持され、スイッチングトランジスタ7
がオンされ、励磁電流の給電が開始される。そして、エ
ンジンが停止し、回転子コア13及び永久磁石14が停
止すると、コンパレータ8はローレベルを出力して全ト
ランジスタ80、6、7がオフし、励磁電流の給電によ
るバッテリの消耗は防止される。
コア13が回転し、永久磁石14の磁束が回転して固定
子巻線11に発電電圧が誘導される。1相発電電圧Va
cが基準電圧V1より小さければ、トランジスタ80、
6、7がオフし、励磁電流は流れず、励磁電流の給電に
よるバッテリの消耗は防止される。1相発電電圧Vac
が基準電圧V1より大きくなると、コンパレータ8は回
転数に応じた矩形波電圧を出力し、この矩形波電圧8の
微分電圧がトランジスタ80を周期的に又は回転数によ
っては定常的にオンする。トランジスタ80がたとえ短
期間オフしてもコンデンサC2の作用により、トランジ
スタ6のオンは維持され、スイッチングトランジスタ7
がオンされ、励磁電流の給電が開始される。そして、エ
ンジンが停止し、回転子コア13及び永久磁石14が停
止すると、コンパレータ8はローレベルを出力して全ト
ランジスタ80、6、7がオフし、励磁電流の給電によ
るバッテリの消耗は防止される。
【0023】なお、整流発電電圧が上昇し過ぎると、抵
抗r4、ツェナーダイオードD、抵抗r5を通じて電流
が流れ、トランジスタ5がオンし、トランジスタ5はス
イッチングトランジスタ7のベース電位を引き下げてス
イッチングトランジスタ7をオフし、発電を停止し、バ
ッテリ電圧を一定レベルに保持する。以上説明したこの
実施例の装置では、永久磁石14の採用により誘導され
る発電電圧Vacの上昇を検出しているので、従来のよ
うな回転子コア13の微弱な残留磁束による発電電圧に
比較して同回転数(例えば、アイドル回転数それより多
少低いしきい値回転数)において、確実かつ正確に発電
電圧の立ち上がりを判別することができ、この発電電圧
が回転子コア13の形状や特性のばらつきに作用される
ことも無視することができる。
抗r4、ツェナーダイオードD、抵抗r5を通じて電流
が流れ、トランジスタ5がオンし、トランジスタ5はス
イッチングトランジスタ7のベース電位を引き下げてス
イッチングトランジスタ7をオフし、発電を停止し、バ
ッテリ電圧を一定レベルに保持する。以上説明したこの
実施例の装置では、永久磁石14の採用により誘導され
る発電電圧Vacの上昇を検出しているので、従来のよ
うな回転子コア13の微弱な残留磁束による発電電圧に
比較して同回転数(例えば、アイドル回転数それより多
少低いしきい値回転数)において、確実かつ正確に発電
電圧の立ち上がりを判別することができ、この発電電圧
が回転子コア13の形状や特性のばらつきに作用される
ことも無視することができる。
【0024】また、本実施例では、コンデンサCと抵抗
r3とからなる微分回路にて発電電圧Vacの変化率信
号の大小にて励磁電流通電の可、不可を決定しているの
で、もしも三相全波整流器12の整流素子の破壊などに
よりバッテリからこの整流素子を通じて固定子巻線11
にリーク電流が流れ、固定子巻線11の電圧降下(リー
ク電圧)がコンパレータ8に入力された場合でも、この
リーク電圧はほとんど変化が無いので、微分回路30で
遮断され、スイッチングトランジスタ7をオンさせるこ
とがない。また、例えば1相発電電圧Vacに負ノイズ
電圧が重畳するなどしてトランジスタ80がオフする場
合でも、コンデンサC2がトランジスタ80のオフ後、
所定期間の間だけトランジスタ6のオンを保証するの
で、誤ってスイッチングトランジスタ7をオフすること
もない。
r3とからなる微分回路にて発電電圧Vacの変化率信
号の大小にて励磁電流通電の可、不可を決定しているの
で、もしも三相全波整流器12の整流素子の破壊などに
よりバッテリからこの整流素子を通じて固定子巻線11
にリーク電流が流れ、固定子巻線11の電圧降下(リー
ク電圧)がコンパレータ8に入力された場合でも、この
リーク電圧はほとんど変化が無いので、微分回路30で
遮断され、スイッチングトランジスタ7をオンさせるこ
とがない。また、例えば1相発電電圧Vacに負ノイズ
電圧が重畳するなどしてトランジスタ80がオフする場
合でも、コンデンサC2がトランジスタ80のオフ後、
所定期間の間だけトランジスタ6のオンを保証するの
で、誤ってスイッチングトランジスタ7をオフすること
もない。
【0025】永久磁石14の配設状態を図2及び図3に
示す。回転子コア13はそれぞれ軟鋼から構成されてシ
ャフト133に互いに接して嵌着された左コア131と
右コア132とからなる。永久磁石14は長棒状のフェ
ライトコアであって、非磁性のホルダ141により左コ
ア131の爪磁極1310と、右コア132の爪磁極1
320との間の周方向の隙間に介設されている。
示す。回転子コア13はそれぞれ軟鋼から構成されてシ
ャフト133に互いに接して嵌着された左コア131と
右コア132とからなる。永久磁石14は長棒状のフェ
ライトコアであって、非磁性のホルダ141により左コ
ア131の爪磁極1310と、右コア132の爪磁極1
320との間の周方向の隙間に介設されている。
【0026】ここで重要なことは、励磁電流によりたと
えば爪磁極1310がN極に爪磁極1320がS極に磁
化される場合、永久磁石14の爪磁極1310に接する
部分はN極に磁化され、永久磁石14の爪磁極1320
に接する部分はS極に磁化される。このようにすれば、
この永久磁石14の磁束は、励磁電流が小さい状態にお
いて界磁束を増強し、励磁電流が大きい場合は上記隙間
に漏れる爪磁極1310、1320間の漏れ磁束を低減
するので、発電能力の増強効果を奏することである。も
ちろん、永久磁石14は上記隙間の一つまたは一部にだ
け介設してもよい。
えば爪磁極1310がN極に爪磁極1320がS極に磁
化される場合、永久磁石14の爪磁極1310に接する
部分はN極に磁化され、永久磁石14の爪磁極1320
に接する部分はS極に磁化される。このようにすれば、
この永久磁石14の磁束は、励磁電流が小さい状態にお
いて界磁束を増強し、励磁電流が大きい場合は上記隙間
に漏れる爪磁極1310、1320間の漏れ磁束を低減
するので、発電能力の増強効果を奏することである。も
ちろん、永久磁石14は上記隙間の一つまたは一部にだ
け介設してもよい。
【0027】なお、爪磁極1310、1320の間の周
方向隙間Gを径が増大するとともに狭小とし、かつ、永
久磁石14aを爪磁極1310、1320の側面に接着
することにより、上記ホルダ141を省略しても耐遠心
性を確保することができる。図1において抵抗r0は省
略可能である。 (実施例2)他の実施例を図5を参照して説明する。
方向隙間Gを径が増大するとともに狭小とし、かつ、永
久磁石14aを爪磁極1310、1320の側面に接着
することにより、上記ホルダ141を省略しても耐遠心
性を確保することができる。図1において抵抗r0は省
略可能である。 (実施例2)他の実施例を図5を参照して説明する。
【0028】この装置は回転子だけが実施例1の回転子
コア10と異なっている。具体的に説明すると、この回
転子は、いわゆる永久磁石界磁型ロータ10bと励磁コ
イル界磁型ロータ10cとをシャフト133bにタンデ
ム(軸方向直列)配置したものであって、固定子110
1に巻装された固定子巻線11bはこれらロータ10
b、10cの両方の界磁束と鎖交している。更に説明す
ると、励磁コイル界磁型ロータ10cの回転子コアは左
コア13cと右コア13dと励磁コイル15bとを有
し、実施例1の回転子コア10と同一構造を有してい
る。
コア10と異なっている。具体的に説明すると、この回
転子は、いわゆる永久磁石界磁型ロータ10bと励磁コ
イル界磁型ロータ10cとをシャフト133bにタンデ
ム(軸方向直列)配置したものであって、固定子110
1に巻装された固定子巻線11bはこれらロータ10
b、10cの両方の界磁束と鎖交している。更に説明す
ると、励磁コイル界磁型ロータ10cの回転子コアは左
コア13cと右コア13dと励磁コイル15bとを有
し、実施例1の回転子コア10と同一構造を有してい
る。
【0029】一方、永久磁石界磁型ロータ10bは、永
久磁石14bを挟んで配置された左コア13eと右コア
13fとからなる回転子Aと、永久磁石14cを挟んで
配置された左コア13gと右コア13hとからなる回転
子Bとをタンデム接続したものである。なお、138は
ロータ10cの左コア13cと右コア13dとを磁気的
に接続するヨーク(継鉄)であり、139はロータ10
bの左コア13eと右コア13fと、13gと、13h
とを磁気的に接続するヨーク(継鉄)であり、139は
各部材の軸方向のばらけを防止する圧入固定部材でもあ
る。
久磁石14bを挟んで配置された左コア13eと右コア
13fとからなる回転子Aと、永久磁石14cを挟んで
配置された左コア13gと右コア13hとからなる回転
子Bとをタンデム接続したものである。なお、138は
ロータ10cの左コア13cと右コア13dとを磁気的
に接続するヨーク(継鉄)であり、139はロータ10
bの左コア13eと右コア13fと、13gと、13h
とを磁気的に接続するヨーク(継鉄)であり、139は
各部材の軸方向のばらけを防止する圧入固定部材でもあ
る。
【0030】なお、この実施例において好ましくは、こ
れら実質的に3個の回転子A、B、10cは、固定子巻
線11の任意の一本のに対して同極性の磁界を作用させ
るように爪磁極が配置されることである。このことは当
然であるので、それ以上の説明は省略する。この実施例
の装置の動作を説明すると、回転子が回転するとともに
永久磁石界磁型ロータ10bが発生する回転界磁束が固
定子巻線11に発電電圧を誘導し、所定相の固定子巻線
11の発電電圧Vac(図1参照)が図1のレギュレー
タ2で処理されて励磁コイル15bへの励磁電流通電時
期を決定する。
れら実質的に3個の回転子A、B、10cは、固定子巻
線11の任意の一本のに対して同極性の磁界を作用させ
るように爪磁極が配置されることである。このことは当
然であるので、それ以上の説明は省略する。この実施例
の装置の動作を説明すると、回転子が回転するとともに
永久磁石界磁型ロータ10bが発生する回転界磁束が固
定子巻線11に発電電圧を誘導し、所定相の固定子巻線
11の発電電圧Vac(図1参照)が図1のレギュレー
タ2で処理されて励磁コイル15bへの励磁電流通電時
期を決定する。
【0031】本実施例の作用効果は実施例1のものと本
質的に同じである。 (実施例3)他の実施例を図6を参照して説明する。こ
の実施例の装置は、実施例1の装置において、所定相の
固定子巻線11aの出力端と直列に検出コイル400を
直列接続した点を特徴とする。このようにすれば、発電
電圧Vacを増大できる。なお、この検出コイルは、固
定子コアの所定番目の各スロット、好ましくは所定相の
固定子巻線11aと同一スロットに収容されることが好
ましい。 (実施例4)他の実施例を図7及び図9を参照して説明
する。図7の回路は、図1の回路において、微分回路3
0をコンパレータ8の前段に位置替えし、コンパレータ
8の基準電圧V1を+側に入力して信号反転用のトラン
ジスタ80を省略したものである。なお、9は一相発電
電圧Vacを電流増幅するボルテージホロワであり、そ
の基本動作は実施例1と同様であるが、コンパレータ8
にて一相発電電圧Vacを二値化する前に一相発電電圧
Vacを微分するので、検出感度の増大を図ることがで
きる。
質的に同じである。 (実施例3)他の実施例を図6を参照して説明する。こ
の実施例の装置は、実施例1の装置において、所定相の
固定子巻線11aの出力端と直列に検出コイル400を
直列接続した点を特徴とする。このようにすれば、発電
電圧Vacを増大できる。なお、この検出コイルは、固
定子コアの所定番目の各スロット、好ましくは所定相の
固定子巻線11aと同一スロットに収容されることが好
ましい。 (実施例4)他の実施例を図7及び図9を参照して説明
する。図7の回路は、図1の回路において、微分回路3
0をコンパレータ8の前段に位置替えし、コンパレータ
8の基準電圧V1を+側に入力して信号反転用のトラン
ジスタ80を省略したものである。なお、9は一相発電
電圧Vacを電流増幅するボルテージホロワであり、そ
の基本動作は実施例1と同様であるが、コンパレータ8
にて一相発電電圧Vacを二値化する前に一相発電電圧
Vacを微分するので、検出感度の増大を図ることがで
きる。
【0032】図8のタイミングチャートを参照して更に
具体的に説明すると、発電電圧Vacはボルテージホロ
ワ9で電流増幅されて微分され、その微分出力電圧Vs
が基準電圧V1を超えるとコンパレータ8はローレベル
を出力し、コンデンサC2が放電されるとともにトラン
ジスタ6がオンし、その出力電圧Voはハイレベルとな
る。微分出力電圧Vsはすぐ基準電圧V1より小さくな
ってコンパレータ8はローレベルとなるがコンデンサC
2が充電されるまでの間、トランジスタ6はオンし、出
力電圧Voはハイレベルを維持することができる。整流
素子の障害による前述のリーク電圧は緩慢な増大を示す
ので、その微分出力電圧Vsは基準電圧V1を超えるこ
とがなく、リーク電圧により出力電圧Voがハイレベル
となることがない。
具体的に説明すると、発電電圧Vacはボルテージホロ
ワ9で電流増幅されて微分され、その微分出力電圧Vs
が基準電圧V1を超えるとコンパレータ8はローレベル
を出力し、コンデンサC2が放電されるとともにトラン
ジスタ6がオンし、その出力電圧Voはハイレベルとな
る。微分出力電圧Vsはすぐ基準電圧V1より小さくな
ってコンパレータ8はローレベルとなるがコンデンサC
2が充電されるまでの間、トランジスタ6はオンし、出
力電圧Voはハイレベルを維持することができる。整流
素子の障害による前述のリーク電圧は緩慢な増大を示す
ので、その微分出力電圧Vsは基準電圧V1を超えるこ
とがなく、リーク電圧により出力電圧Voがハイレベル
となることがない。
【0033】したがって、実施例1と同様の効果を奏す
ることができる。 (実施例5)他の実施例を図9及び図10を参照して説
明する。図9の回路は、図1の回路において、コンパレ
ータ8からトランジスタ6までの回路部を変更したもの
である。
ることができる。 (実施例5)他の実施例を図9及び図10を参照して説
明する。図9の回路は、図1の回路において、コンパレ
ータ8からトランジスタ6までの回路部を変更したもの
である。
【0034】所定相の固定子巻線から出力される略矩形
波形状の発電電圧Vacが基準電圧V1を超えるように
なると、コンパレータ8は周期的にパルス電圧をカウン
タ91のカウント入力端子Cに入力し、カウンタ91は
入力パルスをカウントする(言い換えれば発電電圧Va
cの周波数をカウントする)。カウンタ91はオシレー
タ92から出力されるパルスによりリセットされるの
で、オシレータ92のパルス間隔時間の間だけカウント
する。
波形状の発電電圧Vacが基準電圧V1を超えるように
なると、コンパレータ8は周期的にパルス電圧をカウン
タ91のカウント入力端子Cに入力し、カウンタ91は
入力パルスをカウントする(言い換えれば発電電圧Va
cの周波数をカウントする)。カウンタ91はオシレー
タ92から出力されるパルスによりリセットされるの
で、オシレータ92のパルス間隔時間の間だけカウント
する。
【0035】カウンタ91のカウント値はレジスタ93
に記憶される所定のデジタル値(しきい値周波数値)と
一致回路94にてビット毎に一致がとられ、各ビットが
全て一致する場合、一致回路94はRSフリップフロッ
プ95のセット端子にハイレベルを出力し、RSフリッ
プフロップ95の出力信号電圧Vaは次のリセット信号
がオシレータ92からRSフリップフロップ95のリセ
ット端子Rに入力されるまでハイレベルにホールドされ
る。出力信号電圧VaはRSフリップフロップ96の反
Q出力をローレベルに保持し、その結果、トランジスタ
6はハイレベル電圧をスイッチングトランジスタ7のベ
ースに印加し、励磁電流が通電開始される。また、出力
信号電圧Vaはベース電流制限抵抗r7を通じてトラン
ジスタ80をオンし、コンデンサC2を放電し、RSフ
リップフロップ96のリセット端子Rをローレベルとす
る。
に記憶される所定のデジタル値(しきい値周波数値)と
一致回路94にてビット毎に一致がとられ、各ビットが
全て一致する場合、一致回路94はRSフリップフロッ
プ95のセット端子にハイレベルを出力し、RSフリッ
プフロップ95の出力信号電圧Vaは次のリセット信号
がオシレータ92からRSフリップフロップ95のリセ
ット端子Rに入力されるまでハイレベルにホールドされ
る。出力信号電圧VaはRSフリップフロップ96の反
Q出力をローレベルに保持し、その結果、トランジスタ
6はハイレベル電圧をスイッチングトランジスタ7のベ
ースに印加し、励磁電流が通電開始される。また、出力
信号電圧Vaはベース電流制限抵抗r7を通じてトラン
ジスタ80をオンし、コンデンサC2を放電し、RSフ
リップフロップ96のリセット端子Rをローレベルとす
る。
【0036】ここで、発電電圧Vacの周波数が低く、
一致回路94がハイレベル信号(一致信号)を出力でき
ない時には、オシレータ92のリセットによりその後、
長時間(オシレータ92の複数周期にわたって)、RS
フリップフロップ95のQ出力はローレベルのままとな
り、トランジスタ80はオフのままとなり、その結果、
コンデンサC2は抵抗r2を通じて充電されることにな
り、コンデンサC2の端子電圧がRSフリップフロップ
96のR端子のリセットしきい値電圧Vrthを超えれ
ば、RSフリップフロップ96の反Q出力はハイレベル
となり、トランジスタ6はオフし、励磁電流は遮断され
る。特にこの実施例では、抵抗r2とコンデンサC2の
CR時定数の設定によりオシレータの所定の複数周期に
わたってカウント値がレジスタ93の値に達しない場合
にのみ励磁電流を遮断するように設定してあるので、短
期間のノイズ電圧が発電電圧Vacに重畳しても回路が
誤動作することがない。また、この実施例の回路は、発
電電圧Vacの周波数値がしきい値周波数を超える場合
に発電電圧Vacの立ち上がりと判別して励磁電流の通
電を開始するので、上述したリーク電流と誤判別するこ
ともない。
一致回路94がハイレベル信号(一致信号)を出力でき
ない時には、オシレータ92のリセットによりその後、
長時間(オシレータ92の複数周期にわたって)、RS
フリップフロップ95のQ出力はローレベルのままとな
り、トランジスタ80はオフのままとなり、その結果、
コンデンサC2は抵抗r2を通じて充電されることにな
り、コンデンサC2の端子電圧がRSフリップフロップ
96のR端子のリセットしきい値電圧Vrthを超えれ
ば、RSフリップフロップ96の反Q出力はハイレベル
となり、トランジスタ6はオフし、励磁電流は遮断され
る。特にこの実施例では、抵抗r2とコンデンサC2の
CR時定数の設定によりオシレータの所定の複数周期に
わたってカウント値がレジスタ93の値に達しない場合
にのみ励磁電流を遮断するように設定してあるので、短
期間のノイズ電圧が発電電圧Vacに重畳しても回路が
誤動作することがない。また、この実施例の回路は、発
電電圧Vacの周波数値がしきい値周波数を超える場合
に発電電圧Vacの立ち上がりと判別して励磁電流の通
電を開始するので、上述したリーク電流と誤判別するこ
ともない。
【0037】さらにVacの周波数はエンジン回転数と
相関があるため、所定値を適宜選択することでエンジン
が安定した後での発電が可能となる。
相関があるため、所定値を適宜選択することでエンジン
が安定した後での発電が可能となる。
【図1】実施例1の車両用発電装置を示す回路図であ
る。
る。
【図2】図1の発電機1の回転子コア10の断面図であ
る。
る。
【図3】図1の回転子10の一部拡大斜視図である。
【図4】図1の回転子10の変形態様を示す部分断面図
である。
である。
【図5】実施例2の車両用発電装置の回転子を示す断面
図である。
図である。
【図6】実施例3の車両用発電装置の発電機1を示す回
路図である。
路図である。
【図7】実施例4の車両用発電装置のレギュレータ2の
一部を示す回路図である。
一部を示す回路図である。
【図8】図7の各部電圧波形を示すタイミングチャート
である。
である。
【図9】実施例5の車両用発電装置のレギュレータ2の
一部を示す回路図である。
一部を示す回路図である。
【図10】図9の各部電圧波形を示すタイミングチャー
トである。
トである。
15は励磁コイル、14は永久磁石、1は発電機、2は
レギュレータ(電圧制御手段及び発電状況判別手段)、
3はバッテリ。
レギュレータ(電圧制御手段及び発電状況判別手段)、
3はバッテリ。
Claims (9)
- 【請求項1】励磁コイルが発生する界磁束を増強する永
久磁石をもつ回転子と固定子巻線をもつ固定子とを備え
るとともにエンジンにより駆動されてバッテリを充電す
る発電機と、 前記永久磁石による磁束に基づいて前記発電機の発電電
圧の立ち上がりを判別するとともに前記立ち上がり以前
における前記バッテリから前記励磁コイルへの励磁電流
の給電を禁止しかつ前記立ち上がり後に前記励磁電流の
給電を許可する発電状況判別手段と、 前記許可の後に前記励磁電流を制御して前記バッテリ電
圧を所定レベルに維持する電圧制御手段と、 を備えることを特徴とする車両用発電装置。 - 【請求項2】前記永久磁石は、ランデル型構造をもつ前
記回転子の複数の爪磁極間に配設されて前記励磁コイル
が形成する界磁束の漏れを低減する漏れ磁束低減用の永
久磁石からなる請求項1記載の車両用発電装置。 - 【請求項3】前記発電状況判別手段は、所定相の前記固
定子巻線又は前記固定子巻線の中性点に発生する前記発
電電圧の立ち上がりを判別する請求項1又は2記載の車
両用発電装置。 - 【請求項4】前記発電状況判別手段は、前記固定子巻線
とは別個の発電検出コイルに発生する前記発電電圧の立
ち上がりを判別する請求項1又は2記載の車両用発電装
置。 - 【請求項5】前記発電状況判別手段は、前記発電電圧の
大きさが所定レベル以上となる場合に前記立ち上がりと
判別する請求項3又は4記載の車両用発電装置。 - 【請求項6】前記発電状況判別手段は、前記発電電圧の
大きさが所定レベル以上となった後、所定期間以内に所
定レベル以下に減衰する場合に前記立ち上がりと判別す
る請求項5記載の車両用発電装置。 - 【請求項7】前記発電状況判別手段は、前記発電電圧の
周波数が所定値以上となる場合に前記立ち上がりと判別
する請求項3又は4記載の車両用発電装置。 - 【請求項8】前記発電状況判別手段は、前記発電電圧の
変化率が所定レベル以上となる場合に前記立ち上がりと
判別する請求項3又は4記載の車両用発電装置。 - 【請求項9】前記発電状況判別手段は、前記発電電圧が
所定レベル以下となってかつ所定時間持続する場合に前
記励磁電流を遮断するとともに持続しない場合に前記励
磁電流を遮断しない請求項1記載の車両用発電装置。
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