JPH09500073A - 改良された容器の開封装置 - Google Patents
改良された容器の開封装置Info
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- JPH09500073A JPH09500073A JP6524567A JP52456794A JPH09500073A JP H09500073 A JPH09500073 A JP H09500073A JP 6524567 A JP6524567 A JP 6524567A JP 52456794 A JP52456794 A JP 52456794A JP H09500073 A JPH09500073 A JP H09500073A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D5/00—Rigid or semi-rigid containers of polygonal cross-section, e.g. boxes, cartons or trays, formed by folding or erecting one or more blanks made of paper
- B65D5/02—Rigid or semi-rigid containers of polygonal cross-section, e.g. boxes, cartons or trays, formed by folding or erecting one or more blanks made of paper by folding or erecting a single blank to form a tubular body with or without subsequent folding operations, or the addition of separate elements, to close the ends of the body
- B65D5/06—Rigid or semi-rigid containers of polygonal cross-section, e.g. boxes, cartons or trays, formed by folding or erecting one or more blanks made of paper by folding or erecting a single blank to form a tubular body with or without subsequent folding operations, or the addition of separate elements, to close the ends of the body with end-closing or contents-supporting elements formed by folding inwardly a wall extending from, and continuously around, an end of the tubular body
- B65D5/067—Gable-top containers
- B65D5/068—Gable-top containers with supplemental means facilitating the opening, e.g. tear lines, tear tabs
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Abstract
(57)【要約】
本発明は、容器本体と、容器本体の第1の端部の底部と、前記本体の第2の端部で折り曲げられ密封された上部部分とを有し、前記折り曲げられ密封された上部部分は、注ぎ口を形成する開封装置を有する容器に関する。開封装置は、引っ張り装置(86)を有する。
Description
【発明の詳細な説明】
改良された容器の開封装置
技術分野
本発明は、本体を有し、前記本体は第1の端部に、底部と、第2の端部に、折
り曲げられ密封された上部部分の開封時に形成される注ぎ口とを有する。本発明
の容器は、開封時に注ぎ口を形成する前記折り曲げられ密封された上部部分に固
定された引っ張り装置を有する。
発明の背景
容器は、予め製造された用紙から構成され、この用紙は、上方部分及び底部を
形成するパネルまたは領域を、決められた位置で折り曲げることによって容器を
折り曲げ形成する折曲線の適当な構成を有する。容器の用紙は、熱可塑性材料、
例えば、ポリエチレンでコートされており、これは、容器を液密にするために、
また容器が直立した位置で正しく折り曲げられ、密封されるように熱及び圧力を
使用して容器を密封するために使用される。この技術分野で公知の容器は、傾斜
しているか、または傾斜していない上部が切り妻形の容器か、または平坦な上部
をした容器である。
例えば、それらの頭部に切り妻形の閉鎖部を有する容器は、例えば、テトラパ
ックインターナショナルABの特許第2,146,624号に示されており、こ
の特許は、容器の上部に配置された1つまたはそれ以上の圧力等化開口部を有す
るタイプの容器を示している。またミネソタマイニング社のEP286,313
号は、破ったり、はがしたりしないで開封を容易にする切り妻形のリブパネルま
たはルーフリブパネルに固定された強化フィレットを有する切り妻形の上部を有
する密封可能な熱可塑性材料でコートされた容器を示している。
さらにこの技術分野において、折り曲げられ密封された部分に異なる密封装置
を有する容器が開発された。搬送中及び開封する前に容器の液密を維持するため
に大きい接着力を有する前記折り曲げられ密封された上部部分にいくつかのシー
ムを設け、すくなくとも一部のシームは、低水準の接着力を有し、それによって
容器の内容物を十分に流し出すことができるように折り曲げられ密封された部分
を容易に開封することができる。
低水準の接着力を有する密封シームを形成する種々の方法がある。例えば、低
水準の接着力を有する領域は、ワックスベースの材料またはシリコンゴムのよう
な適当な接着剤コーティングでコートされる。また前記領域は、他の熱可塑性材
料より高い密封温度を有する特定のプラスティック材料でコートされる。次に密
封動作が低い温度で行われるとき、低い接着力を有する領域は高温の密封温度を
有する特定のプラスティック材料を有する領域に望ましい方法で製造される。低
い接着力特性を有する密封領域によって形成された注ぎ口に関して種々の形状が
ある。前記密封領域は、側方に下方の水準で配置されている領域と交互に配置さ
れた隆起面の模様によって形成することができる。この技術の代表的な例は、例
えば、テトラパック・インターナショナルABのEP185,325号であり、
この例は、熱可塑性材料でコートされたキーボードのような支持材料でつくられ
たパッケージを示しており、例えば、液体等の熱可塑性材料はベースと、隆起形
状に折り畳まれて密封シームを開放することによって開放されるカバーとを備え
た管状の主本体を有し、注ぎ口の密封領域は、強い接着力を有する密封部分と、
密封部分をはがすために低い接着力を有する密封部分を含み、低い接着力を有す
る密封部分は、互いに離れ、隣接した低い水準の部分と交互になっている隆起部
分の模様によって形成され、低い接着力を有する領域は、峰領域に、また峰の側
方の三角形の断面に伸びている。低い接着力を有する領域は、いわゆる接着性パ
ッドである。さらに、消費者は、カバーの少なくとも1つの場所で容易に開封
することができる密封シームを望んでいることは知られている。しかし、現在の
容器は、消費者が容器を開封する上で1つの問題を呈する密封シームを有する。
現在の容器は、2つの連続的な動作によって、すなわち、(1)上部パネルのウ
イング部を完全に外側に移動し、上部シールを破り、(2)ウイング部の両端を
押して注ぎ口を形成する。特に第2の動作は、容易に理解されず、消費者によっ
て行われる。またこの動作は、内容物をこぼすことになり、ユーザの衣服を汚す
。現在の容器を開封する際におけるこのような困難性は、密封境界で必要な接着
によるか、接着パッドの不正確な位置決めによる。公知の容器の他の欠点は、容
器の厚紙がひだを形成し、その結果、容器の剛性が低下することである。従って
、本発明の目的は、開封時に注ぎ口を形成し容易に開封可能な折り曲げられ密封
された上部部分を有する液体を収容するのに適した容器を提供することである。
本発明の他の目的は、第2の作動において、上述したような開口部がさらに自然
なものであり、接着剤がある場合に、接着性パッドの品質、及び厚紙の小さい剛
性及び容器を開封するために必要な動きを理解することにあまり依存しない容器
を提供することである。
これらの目的は、開封時に注ぎ口を形成する容器の折り曲げられて密封された
上部分の一部に引っ張り装置を固定することによって十分に達成することができ
ることが分かった。要するに、物理的で美観的な要素を追加することは、これま
での容器を外側に押す部分に引っ張り装置を適用することによってさらに容易に
容器を開封する上で補助となることが分かった。新しい引っ張り装置は、さらに
自然な動作で、すなわち、引っ張りと押しにおいて、容器自身の長所を残しなが
ら、最も重要な欠点の1つを無くすことができる。
本発明を使用する追加的な利点は、接着性パッドがある場合、接着性パッドの
品質は余り重要ではなく、開封時に剛性にあまり依存しなから、低い剛性を有す
る厚さの薄い厚紙を使用することができることである。
発明の要約
本発明は、容器本体と、本体の第1の端部の底部と、本体の第2の端部の折り
曲げ密封された上部とを有し、前記折り曲げ密封された上部部分は、注ぎ口を形
成するように開封用の装置を有する容器において、前記開封装置は、前記折り曲
げられ密封された上部部分の一部分に固定された引っ張り装置を有する。
詳細な説明
本発明による容器は、容器本体と、本体の第1の端部の底部と、本体の第2の
端部に折り曲げられ密封された部分とを有する。開封時に注ぎ口を形成する前記
密封された上部部分は、前方及び後方部分と、前記第1の三角形部分に向かって
折り曲げられたさらに小さい2つの部分を有する第1の三角形部分を形成するた
めに内側におられた側方部分とを有する。前記サイド部分の上部境界は、液密に
なるように上部を閉鎖するために前方及び後方部分の上方の境界によって密封さ
れている。境界部分は、張り付けを容易にするためにほぼ水平方向の平面になる
ように折り曲げられる。
容器のベース部分は、密封された液密の平坦なベースを提供するために同様の
方法で折り曲げられる。
本発明の第1の特徴は、注ぎ口を形成するように前記上部部分を開封する開封
装置を有することである。前記開封装置は、前記第1の三角形部分の領域に内側
に折り曲げられた前記上部部分の一部に固定された引っ張り装置を有する。前記
上部部分は、ウイングを形成するために、その密封装置から隆起したとき、本発
明の引っ張り装置は、前方及び後方部分の頭部境界と密封する関係から側方部分
の上部境界をはがすように前記上部部分を外側に引っ張る助けとなる。この動作
は、容器に収容された液体を飲むか、または所望ならば、前記容器から直接飲む
ことができる注ぎ口を提供する。
前記ひっぱり装置は、前記第1の三角形部分の領域に固定される。“前記第1
の三角形部分の領域”によって、ここに定義したような密封された頭部部分が、
注ぎ口を形成する際に、折り戻され、すなわち、注ぎ口がパッケージ部分を形成
していることを理解すべである。
引っ張り装置は、前記第1の三角形部分の前記領域の前記側方部分の上部部分
、好ましくは、前記上部領域の中央に、内側面、または外側面、または双方の面
のいずれかに固定される。また、前記引っ張り装置は、前記三角形部分の領域の
前記頭部境界の下の三角形部分または前記三角形部分の前記領域の前記上部境界
の下の前記三角形部分の1方または双方に固定することもできる。実際には、ど
のような構成も可能である。しかしながら、好ましい引っ張り装置は、容器の開
口部が最小限の引っ張り強度で容器を開封することができる位置に配置されるこ
とが好ましい。この位置は、正規にはできるだけ高い位置が好ましいが、その高
さは屋根の角度に依存する。閉鎖した容器の位置において、ひっぱり装置は、前
方と後方部分との間に折り込まれる。ウイングを折ったとき、引っ張り装置はは
っきり見えるようになり、引っ張り動作によって容器を開封する。しかしながら
、また引っ張り装置は、閉鎖された容器の制限部を延長し、ウイングを外側に移
動する前に見ることができる。これまでのものは折り曲げられたウイングの両端
を押す必要があったが、簡単な引っ張り動作によって注ぎ口を空けることができ
る。消費者は、容器を開封する方法をすぐに理解できるであろう。本発明による
引っ張り装置は、開封動作を容易にする限りどのような形状または寸法でもよい
。本発明の1つの実施例において、前記引っ張り装置は、前記折り曲げ密封され
た上部部分に密封、糊付け、コートされたタブ、リングまたはテープである。他
の実施例において、引っ張り装置は、カートン厚紙と一体的に製造されている。
本発明の他の実施例において、引っ張り装置は事故接着層を有する担体から製造
される。前記担体は、紙、木綿、プラスティック、金属、アルフォイル等の種々
の材料から製造することができる。
本発明による引っ張り装置は、種々の材料から製造することができるが、薄層
から製造することが好ましい。薄層は、高密度のポリエチレンを有する低密度の
ポリエチレン(LDPE)、ポリエステルを有するLDPE、ポリエステルを有
するLDPE、ナイロンを有するLDPE、ポリプロピレンを有するLDPE、
紙の担体を有するLDPEである。またラミネートは、押出成形された低密度の
ポリエチレン、高密度のポリエチレン、前記表面の低い部分の外側のポリエチレ
ンにポリエチレン層が接着されている低密度のポリエチレンによって製造される
。厚紙への接着は例えば、超音波処理、例えば、高周波電流によって行われる。
この引っ張り装置は、のりを有する圧力感応材料と、例えば、破り動作を支持
する担体、3Mから市販されているスコッチバンドテープとから成る。
本発明の1つの実施例において、容器の前方及び後部分は、1つの変形例とし
て、箱を破る際に、注ぎ口の部分として作用し、箱から容易に注ぐことができる
1つまたはそれ以上のスコアラインを有する。
本発明の他の実施例において、上方の境界は、弱い接着力と、強い接着力の領
域を有し、前記弱い接着力の領域(接着性パッド)は前記前方部分と前記後方部
分と前記側方部分との間の密封部、並びに前記2つの三角形部分の前記サイドブ
ブンの前記折り曲げ部分の間の密封部である。
容器の構造において軽量のカードの使用を可能にするために、容器の胴を包囲
する補強バンドが設けられる。別の案としては、バンドは容器の内面に固定され
る。バンドは、容器の内面に固定される。このバンドは容器の重量によって負荷
される破れに対抗するために補強を行う。
本発明による容器は、容器の内容をこぼすことなく注ぎ出さなければならない
液体のすべての種類を包装するのに使用することができなければならない。パッ
ケージすべき液体は、例えば、ミリク、飲料、油、繊維柔軟剤、家庭用洗剤、食
器洗い用製品等である。
次の説明において、本発明の1つの形の特徴、利点及び可能性は、添付図面を
参照することによってさらに明らかになる。
第1図は、本発明によるボール厚紙を展開した図面である。
第2図は、液体の内容物を充填する準備をするために本発明によるボール紙の
斜視図である。
第3図は、第2図に示す同じ紙容器であるが、内容が詰められ、密封されたも
のの斜視図である。
第4図は、第2図及び第3図と同じ容器であるが開封の第1段階を示す斜視図
である。
第5図は、開封の第2の段階を示す第4図と同じ容器を示す斜視図である。
第6図は、開封の第2の段階を示す第5図と同じ容器を示す斜視図である。
第7図は、胴の周りに補強バンドを備えた本発明による紙容器の斜視図である
。
第1図で分かるように、ボール紙2は、両側の各々が熱可塑性プラスティック
でコートされた板紙のシートを有する。この板紙は、前方及び後方パネル12及
び14、及び左手及び右手パネル16及び18及び接続ストリップ20を規定す
るためにスコアライン4、6、8及び10が設けられている。横断方向のスコア
ライン22は、パネル12、14、16、18の上限を形成し、横断方向のスコ
アライン24はパネルの下限を形成する。
スコライン22の上には、上方の閉鎖部分26,28,30及び32が配置さ
れ、スコアライン24の下には、下方閉鎖体部分34,36,38及び40が配
置されている。結合フラップ20はスコアライン22及び24の上下に伸びてい
る。
下方の閉鎖部分36は、三角形の領域44及び44Aを形成するスコアライン
42を有する。同様に、下方の閉鎖部分40は三角形の領域44及び44Aを形
成するスコアライン46を有する。
下方の閉鎖体パネル34は、パネル36,38が伸びているよりもスコアライ
ン24からいくぶん伸びており、その延長部は第1図の参照符号34Aで指示さ
れている。横断方向のスコアライン50は、上方閉鎖部分26,28,30及び
32をわたって伸び、中間領域52を規定している。この中間領域は、三角形領
域56及び56Aを形成する対角線スコアライン54を有する。パネル18上の
中間の領域52は、三角形領域60及び60Aを規定する対角線スコアライン5
8を有する。
さらにパネル12及び14上の中間領域52に三角形領域62A及び64Aを
規定する対角線スコアライン62及び64が形成されている。
中間領域と横断方向のスコアライン50の上には、パネル12,16,14及
び18の上に矩形の領域66,68,70及び72があり、垂直方向のスコアラ
イン74及び76は、矩形領域68及び72を2分割する。
領域66上に密封ストリップ75が伸びており、同様のストリップ77が領域
70上に伸びている。スコアライン78が領域66とストリップ75との間を横
断するように伸びており、領域70とストリップ77との間に同様のスコアライ
ン80が伸びている。ストリップ75から第1図で見て右の方向にタブ82が伸
びており、第1図で見て左の方向にストリップ20の上部部分から同様のタブ8
4が伸びている。
第1図に参照符号88で示す領域66の内面にプルタブ86が固定されており
、使用のためにボール紙が準備されるとき、第2図乃至第5図ではっきりと分か
るように、領域68及び56の外面に対して可能に伸びる。プルタブは低密度の
ポリエチレンコーティングによって挟まれたポリエステルのサンドウイッチ構造
で製造される。この材料の高密度のコアは、実行しようとしている動作に必要な
強度を提供し、低密度のコーティングは、ボール紙の内面のコーティングに加熱
密着によって所定の位置に上端部分を固定することができる。
ボール紙は、液体の内容物を充填するために垂直方向のスコアライン4,6,
8及び10に沿って用紙2を折り曲げることによって容易に準備することができ
、接続ストリップ20は第2図にはっきりと示すようにパネル12,34及び中
間領域52の内側境界に加熱密封される。
次に下方の閉鎖部分36及び40は、対角線スコアライン42及び46、スコ
アライン4,6,8及び10の周りに内側に折り曲げられ、内側に折り曲げられ
た三角形領域44A及び48Aは、三角形領域44及び48に加熱密封される。
特に第2図で分かるように三角形の領域38の縁部に延長部34Aが重なるので
箱の底部の液密の完全な密封が保証され、それに加熱密封される。
このように形成され密封された容器は、所望の液体、例えば、ミルクまたは果
汁が充填され、容器の頭部は次のように閉鎖される。
側面16及び18の上方部分28及び32は内側に押され、部分28のスコア
ライン54及び74及び部分32のスコアライン58及び76に沿って内側に折
り曲げられる。このような折り曲げ手順の第1の部分は第2図ではっきり分かる
。これらの上方部分をさらに内側方向に押し、パネル12及び14の部分を押す
ことによって、領域66及び70を互いに接近させ、それらの間に領域68及び
72を挟む。領域68及び72の外面は互いに接触し、タブ82及び84は、ス
トリップ77の外面の周りに折り曲げられる。
領域66及び70、領域68及び72及びストリップ75及び77は、接触面
の加熱密封を行うために加熱された固定ジョーの間に一緒にしっかりと押される
。
第4図に示す直立部分66,78及び70,76は、折られて、第3図ではっ
きりと分かるような紙容器の表面上に平たくなっている。
内容物を出すとき紙容器を開けるときに、折り曲げ部分66,78及び70,
76が持ち上げられ、第4図に示す位置まで戻され、タブ82がストリップ75
の端部部分の周りからはがされる。
次に使用者は親指の圧力を三角形領域56Aに加えて領域68の内面とストリ
ップ75及び77の内面を分離する。三角形領域56,56A,矩形領域68及
びストリップ75,77を含む折り戻し領域28は、第5図に示すような横断方
向の中間ラインXに直角な平面にある。次に紙容器を一方の手で把持しながら、
他方の手の一本の指と親指との間でプルタブ86をしっかりと把持する。タブ8
6を紙容器から離れる方向に引くことによって、領域68及び70の内面を分離
し、それを連続的に引っ張ることによって、スコアライン22,54及び74の
周りで部分28を曲げ、第6図にはっきりと示すように注ぎ口を形成する。タブ
86は、それを離れるように単に引っ張ることによって領域68の内面との接着
剤による接続から外される。
この構成の紙容器によって、ほとんどこぼすことなく内容物に接近することが
できることが分かった。
上述したように開封した後に、密封された関係を残そうとする部分66及び7
0及びストリップ75及び77の接触している内面は加熱密封される。
注ぎ口を形成するためにはがされるべきこれらの領域は、これらの領域の面の
間が完全に結合することを防止するために接着剤でコートされる。
紙容器の製造において、軽量の厚紙を使用することができるようにするために
、第7図に示すように紙容器の胴体の周りを包囲する補強バンド90が設けられ
る。
前述した例は、平坦な上部を有する紙容器を説明したが、本発明の同じ原理は
、容器産業において公知である、いわゆる切り妻形の上部及び傾斜形の上部の紙
容器にも適用できる。これらの他の構成において、開封の際、こぼれる危険性の
ない部品によって補助するために注ぎ出し部材の一部にプルタブ86を取り付け
てもよい。
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フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M
C,NL,PT,SE),CA,JP,US
(72)発明者 タック,ヨーリース ヨーゼフ グスター
フ
ベルギー国ケールベルゲン、イー.オプデ
ベークラーン、5
(72)発明者 ベルエール,クリスチャン
ベルギー国メケレン、ベルグストラート、
2
(72)発明者 マッキー,アラン ジェイムズ
イギリス国ノース、ヨークシャー、ブロム
トン、ノーザラートン、ロード、91
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. 容器本体と、前記本体の第1の端部の底部と、前記本体の第2の端部で 折り曲げられ密封された上部部分とを有し、前記折り曲げられ密封された上部部 分は、注ぎ口を形成する開封装置を有する容器において、前記開封装置は、前記 折り曲げ密封された上部部分の一部分に固定された引っ張り装置(86)を有す ることを特徴とする容器。 2. 前記注ぎ口は、前方及び後方部分、及び主三角形部分(56)を形成す るために内側に折り曲げられた側方部分を有し、前記主三角形部分(56)は、 前記主三角形部分(56)に向かって折り曲げられたさらに2つの三角形部分( 56A)を有し、前記側方部分の上部の境界(68)は、前方及び後方部分の上 部境界(66,75及び70,77)によって密封されて上部を液密になるよう に閉鎖し、前記2つの三角形部分(56A)の前記側方部分の上部境界(68) は、一緒に密封され、前記引っ張り装置(56)は、前記主三角形領域に固定さ れている請求項1に記載の容器。 3. 前記引っ張り装置(86)は、前記主三角形部分の前記領域の前記側方 部分の上部境界(68)に、好ましくは、前記上部境界(68)の中央に取り付 けられる請求項2に記載の容器。 4. 前記引っ張り装置(86)は、前記主三角形部分の前記領域の前記側方 部分の上部境界(68)の内面、若しくは前記上部境界(68)の外面若しくは その双方に取り付けられる請求項3に記載の容器。 5. 前記引っ張り装置(86)は、前記主三角形部分の前記領域の前記側方 部分の上部境界(68)下の前記主三角形部分に取り付けられる請求項3に記載 の容器。 6. 前記引っ張り装置(86)は、前記主三角形部分の前記領域の上部境界 (68)下の他の前記主三角形部分の一方または双方に取り付けられる請求項2 乃至5のいずれか1項に記載の容器。 7. 前記上部境界は強い接着力と弱い接着力を有する領域を有し、前記弱い 接着力を有する領域は、前記前方と後方部分との間の前記密封部並びに前記2つ の三角形部分の前記側方部分の前記折り曲げ部分の間の密封部である請求項2乃 至6のいずれか1項に記載の容器。 8. 前記引っ張り装置(86)は、密着され、のりづけされまたはコートさ れるタブ、リング若しくはテープである請求項1乃至7のいずれか1項に記載の 容器。 9. 前記引っ張り装置(86)は、自己接着層を有する担体から成る請求項 1乃至8のいずれか1項に記載の容器。 10. 前記引っ張り装置(86)は、薄層から成る請求項8または9に記載 の容器。 11. 前記薄層は、ポリエステルを有する低密度のポリエチンレン層、若し くはナイロンを有する低密度のポリエチンレン層、若しくは高密度のポリエチレ ンを有する低密度のポリエチレン、若しくはプロピレンを有する低密度のポリエ チレン、若しくは紙の担体を有する低密度のポリエチレン層から成る請求項10 に記載の容器。 12. 前記薄層は、押出加工された低密度のポリエチレン、高密度のポリエ チレン、低密度のポリエチレン層から成り、前記ポリエチレン層は、表面の下方 部分の外側のポリエチレン層に密着されている請求項10に記載の容器。 13. 前記容器は、その胴体の内側または外側の周りに補強バンド(90) を有する請求項1乃至12のいずれか1項に記載の容器。
Applications Claiming Priority (5)
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GB939309079A GB9309079D0 (en) | 1993-05-01 | 1993-05-01 | A carton |
EP9309079.3 | 1993-11-30 | ||
EP93870229 | 1993-11-30 | ||
EP93870229.7 | 1993-11-30 | ||
PCT/US1994/004739 WO1994025352A2 (en) | 1993-05-01 | 1994-04-29 | Improved opening system for containers |
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JP6524567A Pending JPH09500073A (ja) | 1993-05-01 | 1994-04-29 | 改良された容器の開封装置 |
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Families Citing this family (5)
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