JPH09504835A - 粒状吸収材料の製造方法及び製造装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 塗被グレードの古紙パルプ原料の再利用工程からの排除流れから粒状材料を製造するための方法において、パルプ原料を篩分けして、排除流れがスクリーンを通って、さらに長い繊維が紙の製造に使用するのに保持される。排除流れ内の固体材料を浮選(18)によって分離する。水を排除流れから除去し、その粘稠度を型作り用クレーのそれまで増大させる。排除流れを凝集器(46)に供給し、凝集器(46)は不規則だが略球形の一様な粒を成形する。次いで95％以上の固体成分を有するように粒を乾燥させる(50)。本方法を実施するための装置、方法及び装置によって形成される粒状材料の特徴を又説明する。

Description

【発明の詳細な説明】 粒状吸収材料の製造方法及び製造装置 本発明の分野 本発明は、古紙を再利用することに関し、特に古紙から吸収性の粒状材料を製 造するための再利用方法に関する。 本発明の背景 紙のリサイクルは、近年では、埋め立て地への堆積による、或いは焼却による 古紙の処分にとって重要且つ魅力的な選択となった。長年の間再生紙から紙、特 にティシューを製造することが慣行であった。代表的には、古紙はハイドロパル パーに供給されて、ここで紙は苛性アルカリ、分散剤及び多量の水とともにパル プ状にされ、繊維、微繊維及び充填剤のスラリーを形成する。長い繊維は、種々 の既知の手段によってスラリー内で濃縮されて、スラリーはインキ抜き処理及び おそらく他の処理を受け、次いで紙製造機に供給されて、ここで繊維がスラリー から取り出されて、紙を製造する。パルピング工程からの排除流れは一般的に、 再生紙を製造するのにタンニン、リグニン等とともに用いるには短すぎるセルロ ース繊維のような相当量の有機材料と、無機材料、特に再生工程に用いられる水 に浮遊するカオリンクレー、炭酸カルシウム及び二酸化チタニウムとを含む。厳 格な水質基準の観点から、廃棄流から排除材料を除去することによって、再生工 程からの水を再利用することが望ましい。廃棄流から除去された排除材料の使い 道を与えることがさらに望ましい。 紙の製造に用いるために、使用済古紙及び雑誌から長い繊維を回収するための 種々の方法が提案されてきた。短い繊維（略長さ0.1mm以下）は、紙を製造する のに十分でなく、排除流れとともに取り除かれる。しばしば排除流れは、脱水さ れ、次いで埋め立て地或いは焼却炉に送られる。しかしながら、埋立地及び焼却 炉への制約は排除物の処分を非常に高価にする。変形例としては、排除物を役に 立つ製品に変えることが提案された。かかる製品は油、水及び動物のきゅう肥並 びに飼料の工業的吸収剤を含む。これらの製品は又、土壌コンディショナー及び 農薬を散布するための農業向けキャリアとして、又建造材料向けの充填剤として 用いられる。 例えば、米国特許第3980050号、4203388号、4560527号及び4621011号は、古紙 、新聞紙等のような廃棄材料を動物のきゅう肥、油吸収剤、マルチを含む有用な 製品或いは他の材料向けのキャリアに変えるための方法を開示する。廃棄材料か らの繊維は、粒子に成形され、さらに乾燥される。 発明の概要 本発明の目的は、有用な粒状製品を生産するのに古紙材料を利用するための効 率的且つ経済的な方法を提供することにある。特に、本発明の目的は、紙製造に 合わない古紙の一部を有益に再使用することにある。 本発明の方法は、古紙、好ましくはレーザプリント、ゼロックスプリント或い は他のインクとともに印刷される事務廃棄物及び塗被した表面を有する雑誌を利 用する。古紙は水分、苛性アルカリ及び界面活性剤とともにパルプ状にされ、紙 繊維、紙微繊維及び充填剤を含有するスラリーを生産する。数回の洗浄段階の後 、スラリーはワイヤ洗浄機を通って、ワイヤ洗浄機が長い繊維を微繊維及び充填 剤から分離する。『accepts stream』と呼ばれる長い繊維の流れが、紙に加工す るための在来の紙製造機械に差し向けられる。洗浄機からの濾液は、浮選浄化器 の中に流入し、ここで浮遊固体物（微繊維及び充填剤）が浮選物として濃縮され て、浄化水が本方法での再使用のために取り出されることによって、本発明の方 法を受け続ける。 殺菌化学薬品を使用することなく、吸収材を殺菌するために、浮選物を160° Ｆの最低温度で低温殺菌する。次いでこの浮選物はベルトプレスを通り、ここで 水分がさらに減らされる。ベルトプレスからのフィルターケーキは、型作り用ク レーに似て、かかるクレーの粘稠度を有する灰色の湿ったケーキの形態である。 次いで湿ったケーキは、スクリューコンベアによって凝集器に移りここで、材料 は粒形状に成形される。 図面の説明 本発明の好ましい実施例を添付図面を参照して説明する。 図１は、本発明による、粒の製造工程を実施するための方法及び装置の概略図 である。 詳細な説明 本発明の方法は、主に再利用可能な品位の紙を含む、会社或いは他の供給源か ら収集された、雑誌（クレーを基礎にコーティングした）及び印刷書類程度（レ ーザプリント、ゼロックスプリント及び他のインク）を含む古紙を利用する。紙 を製造するのに用いられる長い繊維は、この方法ではインク、微繊維（長さ0.1m m以下のセルロース）及び充填剤（カオリンクレー、炭酸カルシウム、酸化チタ ニウム等）を含む排除流れから分離される。 図１を参照すれば、古紙が浄化水、水酸化ナトリウムのような苛性アルカリ剤 及び分散剤とともにハイドロパルパー２に供給され、繊維を古紙の他の構成要素 から分離する。プラスチック、ゴミ及び他の異物を従来の手段によって除去する 。95％以上の水分を含有する、ハイドロパルパーからのパルプスラリーは、パイ プ４を通って洗浄機６に至り、ここで種々の従来の洗浄段階が行われる。洗浄機 ６では、スラリーはワイヤスクリーン上を流れ、ここで長い繊維がスクリーンに 保持されて、排除流れがスクリーンを通って、洗浄機からパイプ１６を通って連 絡する。スクリーンに保持された長い繊維は、パイプ８を経て、パイプ12を経て 紙製造機械14に供給される前に、番号10で指示するさらなる清浄、インキ抜き及 び加工を受ける。パルプスラリー中の長い繊維の95％以上がテイシュペーパーに 変えられる。 ワイヤスクリーン洗浄機６からの排除流れは、セルロース微繊維及び充填剤を 含む１％以下の固体を含有するスラリーの形態である。代表的には固体の50％が カオリンクレー、炭酸カルシウム及び二酸化チタニウムのような充填剤である。 残りの50％は、幾らかの糖分、タンニン、リンジン等を含んだ、ほとんど長さ１ mm以下のセルロース微繊維である。99％と99.5％との間の水分を含有するこのス ラリーは、パイプ１６を介して空気溶解浮選浄化器18に通じている。適当な浄化 器、例えばKroftaのSupracell或いはMeriのDeltafloatが商品として入手可能で ある。Drew ChemicalCo.のDrewfloc 441或いはCalgon TRP 945のような凝集ポリ マー及び空気が、浄化器に入る前にパイプ16の排除流れに加えられる。スラリー は浄化器18を満たし、さらに凝集浮遊固体物が気泡に乗って浄化器の表面まで浮 く。この時点で、３乃至６％の粘稠度を有する固体のマットは、表面からすくわ れて、浄化器からパイプ20を介して取り出される。浄化器18からの浄化水は、パ イプ22を通ってハイドロパルパー２の中に戻される。本発明によれば、長い繊維 を含有する微粉砕工程の流出液を利用して、工程の効率を向上させることができ る。この流出液は、パルプ及び紙ミル等からの排除流れ水、流出水を含む。図１ では、流出液の流れは、紙製造機械14からのプロセス白水流れ23、以前は下水管 に排出されてきたオーバーフロー流れ24及び白水流れ25を含む。プロセス白水は 、洗浄機６に戻される。オーバーフロー流れ24は、繊維回収工程26に供給され、 ここで流れは長い繊維を同様な方法で分離するスクリーンを経て、洗浄機６に到 る。水含有の長い繊維は、パイプ28を介して繊維回収ユニット26から洗浄機６に 供給される。略繊維なしのスラリーが、パイプ30を経て浄化器18と同様な仕方で 作動する浮遊浄化器32まで流れる。紙製造機械からの白水流れ25が別の浮遊浄化 器27に供給され、ここで凝集浮遊固体物が浄化器18におけるのと同様な仕方で取 り出される。３乃至７％の固体物を含有する流れが、浄化器32及び27から流出し てパイプ34を通る。浄化器32からの浄化水は、パイプ33の中を流れ、本方法に使 用可能である。 浄化器18、27及び32からの浮選物は混合して、単一の濃縮流れを形成し、ヒー タ36に供給される。ヒータ36は蒸気噴射ユニット或いは熱交換器のような適当な タイプのものでよい。蒸気の流速及び加える熱は、蒸気の低温殺菌を達成するの に十分な時間蒸気の温度を上昇させるのに十分にすべきである。おそらく、蒸気 を少なくとも160°Ｆまで加熱すべきである。 蒸気は熱交換器３６から流出して、パイプ３８を通り、第２凝集ポリマー（Dr ew Chemical Co.のDrewfloc 453のように）をスラリーに加えてスラリーがベル トプレス40に入る前に固体を凝集させる。ベルトプレスは、例えばKomline Sand erson のKompress Belt Filter Press，Model GRS-S-2.0のような商品として入 手可能なユニットのいずれでもよい。ベルトプレスの出口では、フィルターケー キは35乃至40％の固体で、湿った型作りクレーの粘稠度を有する。ベルトプレス からのプロセス白水は、パイプ42を経てハイドロパルパー２に戻される。 ベルトプレス40からのフィルターケーキは、スクリューコンベア44によってピ ンミキサータイプの凝集器46に運ばれる。Feeco International のDust-Maler M odel♯020のような凝集器46において、フィルターケーキは回転ピンによって砕 かれ、その結果材料が凝集器の流入口から流出口まで進むにつれて均一な粒が形 成される。凝集器46は速度範囲の真ん中、即ち540RPMで走行することによって、 最適な大きさの粒子を生じることがわかっている。より高速では所望より大きな 粒子を与える。より低い速度では、大きさの大きな変動を生じ、より小さい大き さの粒の実質的な増加を生じない。粒の所望の大きさ及び所望のきめを生み出す ために、通過するスラリーは35乃至45％の粘稠度を有するべきであるので、追加 の水を凝集器に加えないことが重要である。より高い粘稠度は、より微繊維を算 出し、低い粘稠度はより大きく、種々の大きさの粒を生じる。スラリー中のリグ ニン、タンニン及び澱粉は粒に対するバインダーとして役立つ。 粒状にされたが依然として湿ったストリーム材料は、好ましくはスイングコン ベア48上で重力の力によって凝集器46からProctor & Schwatz の2段コンベア乾 燥機のようなコンベア乾燥機50のベルトまで移動する。コンベア乾燥機50は、好 ましくは粒状材料がベルトで支持されながら移動するハウジングを有する。ベル トは多孔で、ヒータが熱風をベルトから吹き出して、粒を乾燥させる。流出口で は、粒は重量で最小90％の固体含有量を有し、95％以上が好ましい。 Sweco製造のような振動スクリーン52が、製品仕様に従って材料を大きさによ って分級分級するのに用いられる。 本方法によって製造された粒は、セルロース微繊維、澱粉、タンニン及びリグ ニンのような有機材料を重量で凡そ50％含有する。この方法は長さ1mm以上の繊 維を少なくとも90％除去し、粒は10％以下の長い繊維を含む。無機充填剤は、粒 の重量で約50％を占め、主にカオリンクレー、炭酸カルシウム及び二酸化チタニ ウム酸化物から作られている。粒は不規則な、略球の形状を有する。コンベア乾 燥機からの粒は、大きさが変わる。代表的には、50％が８×16 メッシュスクリ ーンで保持され、即ち、50％が米国のSieve No．８メッシュスクリーンを通るが 、16メッシュスクリーンに保持される。代表的には、残り部分は、44％が16×30 メッシュ寸法範囲であり、６％が30×60メッシュ寸法範囲である。粒は28乃至35 1bs/cu.ft.の嵩密度を有する。 本発明による粒材料は、積荷、処理及び保管中に起こるような攪拌に耐えるこ とができるのが好ましい。粒の耐磨耗性は90乃至95％である。この割合は以下の 試験手順に基づく。重量75gのサンプルを60メッシュスクリーンで10分間振るい 、次いで、保持された重量50gの材料を10分間10個の鋼球(径5/8インチ)とともに パンで振るう。次いで、全体のサンプルを60メッシュスクリーンで10分間振るう 。60メッシュスクリーンに保持された当初の50gの割合が、上に引用した耐磨耗 性に相当する。 本発明による粒材料は、pHが略9.0乃至9.4であることがわかっている。農業の 用途のために、pHは8.0より高くではならない。pHはpH低下添加剤を加えること によって下げることができる。 本発明による粒状材料は、粒の重量割合の関数として所望の程度まで種々の液 体を吸収するようになっている。農業に使用するための本発明による粒状材料は 、26乃至29％のクロロベンゼンに対する液体保持能力(LHC) を有するのが好まし い。床吸収材として使用するための材料は、８×35メッシュに保持された材料で 試験したら、73乃至81重量％の水分、51乃至62重量％の油分を吸収することがで きるのが好ましい。 本発明を好ましい実施例に従って示し、説明したが、特許請求の範囲で特定さ れた発明から逸脱することなく、変形及び修正がなしえることを理解すべきであ る。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 (1)(a) カオリンクレー、長いセルロース繊維及び他の固体成分を含有する古紙 からパルプスラリーを形成する工程と、 (b) 紙製造のための長い繊維を含有する主流を生じ、且つ水分、カオリンクレー 及び他の固体材料を含有する主排除流を生じるようにパルプスラリーを篩分ける 工程と、 (c) 浮選によって主排除流を浄化して、固体成分の主濃縮流れを生じる工程と、 (d) 濃縮流れを約35乃至40％の粘稠度まで脱水する工程と、 (e) 濃縮流れを凝集して、粒を成形する工程と、 (f) 粒が90％以上の固体含有率を有するまで粒を乾燥させる工程と を含むカオリンクレー、長い繊維、細かいセルロース材料及び他の固体成分を含 有する古紙から粒状の吸収材料を製造するための方法。 (2) 凝集工程の前に排除流れを低温殺菌温度まで加熱する請求項１に記載の方法 。 (3) 前記乾燥工程は、ベルト乾燥機で行う請求項１に記載の方法。 (4) 前記排除流れは、前記浄化工程前に１％以下の固体を含有する請求項１に記 載の方法。 (5) 前記浄化工程で生じた前記濃縮流れは、３％乃至６％の粘稠度を有する請求 項４に記載の方法。 (6) 前記浄化工程と前記凝集工程との間で濃縮流れを約160°Ｆ以上の温度まで 加熱することを含む請求項１に記載の方法。 (7) 粉砕工程流出物を繊維回収ユニットに通し、紙製造のための長い繊維を含有 する第１流れを生じ、さらに水分、カオリンクレー及び他の固体材料を含有する 第２流れを生じ、浮選によって前記第２流れを分類して、第２濃縮流れを生じ、 さらに脱水工程前に主濃縮流れと第２濃縮流れを混合する請求項１に記載の方法 。 (8) 前記凝集工程は、液体の追加なしに行われる請求項１に記載の方法。 (9) 前記乾燥工程後に粒を分級することを含む請求項１に記載の方法。 (10)前記篩分け工程は、長い繊維の90％以上を主流へのパルプスラリーから除去 する請求項１に記載の方法。 (11)(a) カオリンクレー、長い繊維、セルロース微繊維及び他の固体成分を含有 する古紙からパルプスラリーを形成するためのパルプ化手段と、 (b) 製紙のための長い繊維を保持し、且つ排除流を生じるようにパルプ化手段か らパルプスラリーを篩分けするための篩分け手段と、 (c) 前記篩分け手段からの排除流れ中の固体材料を浮かせて濃縮するための浄化 手段と、 (d) 前記浄化手段からの濃縮固体材料から水分を除去するためのプレス手段と、 (e) 前記プレス手段からの固体材料を含有する粒状材料を成形するための凝集手 段と、 (f) 粒が90％以上の固体含有率を有するように前記凝集手段からの固体材料の粒 を乾燥させるための乾燥手段と を有するカオリンクレー、長い繊維、セルロース微繊維及び他の固体成分を含有 する古紙から粒状の吸収材料を製造するための装置。 (12) 洗浄器とプレス手段との間に、濃縮固体材料を少なくとも160°Ｆの温度 まで加熱するための熱交換器を有する請求項11に記載の装置。 (13) 前記凝集手段は、回転シャフトが取り付けられたハウジングを有し、該回 転シャフトは複数の半径方向ピンを有し、さらに該ハウジングは、固体材料を受 け入れるための、ハウジングの一端に隣接した流入口と、粒状材料を排出するた めの、前記シャフトの長手方向に間隔を隔てた流出口とを有する請求項11に記載 の装置。 (14) 前記乾燥手段を通った後に大きさによって粒を分級するための分級手段を 有する請求項11に記載の装置。 (15) 前記濃縮流れを前記プレス手段から前記凝集手段まで移送するためのコン ベア手段を有する請求項11に記載の装置。 (16) 塗被グレードの古紙パルプ原料再利用過程からの排除流れから形成された 、不規則に形作られた略球形の粒からなり、該粒は、28乃至351b/cu.ft．の嵩密 度を有することを特徴とする吸収材。 (17) 約半分の粒が、８目のスクリーンを通り、且つ16目のスクリーンに保持さ れ、粒の均衡はより小さい大きさである請求項16に記載の装置。 (18) 前記粒は、長い繊維を10％以下含有する請求項16に記載の装置。 (19) 前記粒は、少なくとも90％の耐磨耗性を有する請求項16に記載の装置。 (20) 無機充填剤の重量でカオリンクレーを含み約50％、有機材料の重量で澱粉 、タンニン、リグニン及びセルロース微繊維を含み約50％を含有する不規則に形 作られた略球形の粒からなり、該粒は10％以下の長いセルロース繊維を含有する ことを特徴とする吸収材。 (21) 前記粒は、約半分が８メッシュのスクリーンを通り、16メッシュスクリー ンで保持されるような大きさのもので、粒の均衡はより小さい大きさであり、前 記粒は、少なくとも90％の耐磨耗性を有する請求項20に記載の装置。 (22) 前記粒は、約26％と約29％との間のクロロベンゼンに対して液体保持能力 を有し、８目と35目との間の大きさを有する粒で試験するとき、水の重量で約73 ％と約81％の間の吸収能力を有し、油の重量で約51％と約62％の間の吸収能力を 有する請求項20に記載の装置。 (23) 前記粒は、8.0以下のpHを有する請求項16に記載の装置。