JPH0942267A - 内燃エンジンの連接棒 - Google Patents
内燃エンジンの連接棒Info
- Publication number
- JPH0942267A JPH0942267A JP7210143A JP21014395A JPH0942267A JP H0942267 A JPH0942267 A JP H0942267A JP 7210143 A JP7210143 A JP 7210143A JP 21014395 A JP21014395 A JP 21014395A JP H0942267 A JPH0942267 A JP H0942267A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connecting rod
- semi
- leg
- plane
- circular bearing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C7/00—Connecting-rods or like links pivoted at both ends; Construction of connecting-rod heads
- F16C7/02—Constructions of connecting-rods with constant length
- F16C7/023—Constructions of connecting-rods with constant length for piston engines, pumps or the like
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/21—Elements
- Y10T74/2142—Pitmans and connecting rods
- Y10T74/2162—Engine type
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
- Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
- Sliding-Contact Bearings (AREA)
- Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本体(1) と関節シャフト用の2つの軸受を形
成する連接棒脚部(2) および連接棒頂部とを有し、連接
棒は縦方向中心面(6) に対してほぼ対称な2つの要素
(5) で構成され、各要素(5) の接合面(9) は上記中心面
(6)上にあり、各要素(5) は連接棒脚部(2) および連接
棒頂部に各々半円形軸受(7) を有し、両方の要素(5) は
本体(1) に形成された少なくとも1つの固定手段によっ
て互いに連結されている連接棒、特に内燃エンジンの連
接棒。 【構成】 関節シャフトと接触する連接棒脚部(2) およ
び/または連接棒頂部の半円形軸受(7) の表面の連接棒
の本体(1) から最も離れた部分に少なくとも1つの平坦
部(13)が設けられている。
成する連接棒脚部(2) および連接棒頂部とを有し、連接
棒は縦方向中心面(6) に対してほぼ対称な2つの要素
(5) で構成され、各要素(5) の接合面(9) は上記中心面
(6)上にあり、各要素(5) は連接棒脚部(2) および連接
棒頂部に各々半円形軸受(7) を有し、両方の要素(5) は
本体(1) に形成された少なくとも1つの固定手段によっ
て互いに連結されている連接棒、特に内燃エンジンの連
接棒。 【構成】 関節シャフトと接触する連接棒脚部(2) およ
び/または連接棒頂部の半円形軸受(7) の表面の連接棒
の本体(1) から最も離れた部分に少なくとも1つの平坦
部(13)が設けられている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は連接棒、特に内燃エンジ
ンの連接棒に関するものである。
ンの連接棒に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本発明の連接棒は、本体と関節シャフト
を受ける2つの軸受を形成する連接棒脚部および連接棒
頂部とを有し、連接棒は縦方向中心面に対してほぼ対称
な2つの要素で構成され、各要素の接合面は上記中心面
上にあり、各要素は連接棒脚部(pied)および連接棒頂部
(tete)に各々半円形軸受(demi-palier) を有し、両方の
要素は本体に設けられた少なくとも1つの固定手段によ
って互いに連結されている。
を受ける2つの軸受を形成する連接棒脚部および連接棒
頂部とを有し、連接棒は縦方向中心面に対してほぼ対称
な2つの要素で構成され、各要素の接合面は上記中心面
上にあり、各要素は連接棒脚部(pied)および連接棒頂部
(tete)に各々半円形軸受(demi-palier) を有し、両方の
要素は本体に設けられた少なくとも1つの固定手段によ
って互いに連結されている。
【0003】フランス国特許出願第92 13859号には、本
体と関節シャフトを受ける2つの円筒軸受を形成する連
接棒脚部および連接棒頂部とが記載されている。この連
接棒は2つの鍛造部品で構成され、これら2つの鍛造部
品は接合面で合わされ且つ固定要素によってロックされ
ている。各鍛造部品は2つの半円形軸受を有し且つ連接
棒の縦方向中心面に対してほぼ対称であり、2つの鍛造
部品の接合面はほぼ縦方向中心面上にあり、少なくとも
1つの固定要素は連接棒脚部と連接棒頂部との間の連接
棒本体上に取付けられている。
体と関節シャフトを受ける2つの円筒軸受を形成する連
接棒脚部および連接棒頂部とが記載されている。この連
接棒は2つの鍛造部品で構成され、これら2つの鍛造部
品は接合面で合わされ且つ固定要素によってロックされ
ている。各鍛造部品は2つの半円形軸受を有し且つ連接
棒の縦方向中心面に対してほぼ対称であり、2つの鍛造
部品の接合面はほぼ縦方向中心面上にあり、少なくとも
1つの固定要素は連接棒脚部と連接棒頂部との間の連接
棒本体上に取付けられている。
【0004】この特許に記載の2つの鍛造部品は、少な
くとも一端(脚部および/または頂部)が接合されてい
ないため、互いに離れて、脚部の関節シャフトおよび/
または頂部の関節シャフトの周りを相対回転する自由度
がある。連接棒脚部の形状は三日月形または開いたリン
グ形にするのが好ましい。すなわち、脚部の関節シャフ
トの表面の一部を解放することによって連接棒の長さは
短くなり、また、脚部の関節シャフトとそれに連結され
るピストン底部との間の距離を短くすることができる。
くとも一端(脚部および/または頂部)が接合されてい
ないため、互いに離れて、脚部の関節シャフトおよび/
または頂部の関節シャフトの周りを相対回転する自由度
がある。連接棒脚部の形状は三日月形または開いたリン
グ形にするのが好ましい。すなわち、脚部の関節シャフ
トの表面の一部を解放することによって連接棒の長さは
短くなり、また、脚部の関節シャフトとそれに連結され
るピストン底部との間の距離を短くすることができる。
【0005】しかし、連接棒脚部または連接棒頂部をこ
のような形にすると、連接棒と関節シャフトとの間の接
触力が連接棒の対称中心面から離れた扇形部分に集中す
る。その結果、連接棒脚部または連接棒頂部の円筒形ボ
アに対して直角な接触力によって対称中心面に対して直
角な成分が生じ、その結果、連接棒の半円形軸受が変形
し、開いてしまういうという欠点がある。すなわち、こ
の変形量は極めてわずかに過ぎないが、この変形によっ
て関節シャフトと連接棒の半円形軸受との間が極めてわ
ずかに変位(micro-deplacements)し、その結果、浸食(f
retting)とよばれる現象で関節シャフトが劣化し、関節
シャフトの寿命が短くなり、ノイズの原因となる。
のような形にすると、連接棒と関節シャフトとの間の接
触力が連接棒の対称中心面から離れた扇形部分に集中す
る。その結果、連接棒脚部または連接棒頂部の円筒形ボ
アに対して直角な接触力によって対称中心面に対して直
角な成分が生じ、その結果、連接棒の半円形軸受が変形
し、開いてしまういうという欠点がある。すなわち、こ
の変形量は極めてわずかに過ぎないが、この変形によっ
て関節シャフトと連接棒の半円形軸受との間が極めてわ
ずかに変位(micro-deplacements)し、その結果、浸食(f
retting)とよばれる現象で関節シャフトが劣化し、関節
シャフトの寿命が短くなり、ノイズの原因となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、運転
中に曲げ変形によって各半円形軸受を離す力が生じない
ようにした連接棒、特に内燃エンジンの連接棒を提供す
ることにある。
中に曲げ変形によって各半円形軸受を離す力が生じない
ようにした連接棒、特に内燃エンジンの連接棒を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明連接棒の特徴は、
関節シャフトと接触する連接棒脚部および/または連接
棒頂部の半円形軸受の表面の連接棒の本体から最も離れ
た部分に少なくとも1つの平坦部を設けた点にある。
関節シャフトと接触する連接棒脚部および/または連接
棒頂部の半円形軸受の表面の連接棒の本体から最も離れ
た部分に少なくとも1つの平坦部を設けた点にある。
【0008】
【作用】本発明の他の特徴は少なくとも1つの平坦部を
連接棒の縦方向中心面に対して直角にした点にある。本
発明の1つの実施態様では、各要素の連接棒脚部および
/または連接棒頂部の半円形軸受の端部が、連接棒本体
の接合面によって区画される面の先きまで延びている。
連接棒の縦方向中心面に対して直角にした点にある。本
発明の1つの実施態様では、各要素の連接棒脚部および
/または連接棒頂部の半円形軸受の端部が、連接棒本体
の接合面によって区画される面の先きまで延びている。
【0009】本発明のさらに他の実施態様では、各要素
の連接棒脚部および/または連接棒頂部の各半円形軸受
がほぼ対称で且つ180 °以下の弧を形成し、一方の半円
形軸受の少なくとも1つの平坦部と他方の半円形軸受の
少なくとも1つの平坦部とが関節シャフトへ向かって収
束する角度を形成している。一般に、各半円形軸受の少
なくとも1つの平坦部は45°以下の半円弧をなしてい
る。各半円形軸受の平坦部と円筒表面との間に少なくと
も1つの溝が形成されている。
の連接棒脚部および/または連接棒頂部の各半円形軸受
がほぼ対称で且つ180 °以下の弧を形成し、一方の半円
形軸受の少なくとも1つの平坦部と他方の半円形軸受の
少なくとも1つの平坦部とが関節シャフトへ向かって収
束する角度を形成している。一般に、各半円形軸受の少
なくとも1つの平坦部は45°以下の半円弧をなしてい
る。各半円形軸受の平坦部と円筒表面との間に少なくと
も1つの溝が形成されている。
【0010】
【実施例】以下、添付図面を用いて本発明を説明する。
しかし、本発明が下記実施例に限定されるものではな
い。図1は公知の連接棒、特に内燃エンジンの連接棒を
示している。この連接棒は本体1と、連接棒脚部2と、
連接棒頂部3とを有している。連接棒脚部2および連接
棒頂部3はピストンピン(図では細い線で表示)や図示
していないクランクシャフトのリストピン等の円筒形の
関節シャフト4を受ける軸受を構成する。連接棒は2つ
の要素5で構成され、各要素5は連接棒の縦方向中心面
6に対して対称である。各要素5の両端には半円形軸受
(demi-palier) 7、8が形成されている。2つの要素5
の間の接合面9はほぼ縦方向中心面6上にある。両方の
要素5は脚部2と頂部3との間の連接棒の本体1に設け
られた固定手段によって互いに連結されている。図では
固定手段がボルト10で構成されている。
しかし、本発明が下記実施例に限定されるものではな
い。図1は公知の連接棒、特に内燃エンジンの連接棒を
示している。この連接棒は本体1と、連接棒脚部2と、
連接棒頂部3とを有している。連接棒脚部2および連接
棒頂部3はピストンピン(図では細い線で表示)や図示
していないクランクシャフトのリストピン等の円筒形の
関節シャフト4を受ける軸受を構成する。連接棒は2つ
の要素5で構成され、各要素5は連接棒の縦方向中心面
6に対して対称である。各要素5の両端には半円形軸受
(demi-palier) 7、8が形成されている。2つの要素5
の間の接合面9はほぼ縦方向中心面6上にある。両方の
要素5は脚部2と頂部3との間の連接棒の本体1に設け
られた固定手段によって互いに連結されている。図では
固定手段がボルト10で構成されている。
【0011】この公知の連接棒では、運転中に連接棒の
半円形軸受7、8と関節シャフト4との間に生じる接触
力が軸受の本体1から最も離れた部分すなわち対称面の
両側の扇型部分11に集中してしまう。この接触力は軸受
のボアの円筒形表面12に対して直角に加わり、その結
果、縦方向中心面6に対して直角な方向に生じる成分の
合力によって連接棒の各半円形軸受7、8は曲げ変形さ
れ、互いに離れようとする。この変形量は極めてわずか
なものに過ぎないが、この変形によって関節シャフトと
軸受との間にわずかな変位が生じ、その結果、浸食(fre
tting)とよばれる表面劣化現象が起き、シャフト寿命が
短くなり、ノイズの原因となる。
半円形軸受7、8と関節シャフト4との間に生じる接触
力が軸受の本体1から最も離れた部分すなわち対称面の
両側の扇型部分11に集中してしまう。この接触力は軸受
のボアの円筒形表面12に対して直角に加わり、その結
果、縦方向中心面6に対して直角な方向に生じる成分の
合力によって連接棒の各半円形軸受7、8は曲げ変形さ
れ、互いに離れようとする。この変形量は極めてわずか
なものに過ぎないが、この変形によって関節シャフトと
軸受との間にわずかな変位が生じ、その結果、浸食(fre
tting)とよばれる表面劣化現象が起き、シャフト寿命が
短くなり、ノイズの原因となる。
【0012】図2は本発明の一つの実施例の連接棒の一
端部を示している。この連接棒は本体1と軸受を構成す
る連接棒脚部2 (この軸受は例えばピストンピン等の関
節シャフト4を受ける) とを有している。連接棒は縦方
向中心面6に対して対称な2つの要素5で構成され、各
要素5は2つの半円形軸受7、8を有している (連接棒
頂部の半円形軸受8は図には示されていない) 。
端部を示している。この連接棒は本体1と軸受を構成す
る連接棒脚部2 (この軸受は例えばピストンピン等の関
節シャフト4を受ける) とを有している。連接棒は縦方
向中心面6に対して対称な2つの要素5で構成され、各
要素5は2つの半円形軸受7、8を有している (連接棒
頂部の半円形軸受8は図には示されていない) 。
【0013】本発明では、各半円形軸受7、8の表面12
の本体1から最も離れた部分に平坦な表面部分すなわち
平坦部13が形成されている。各半円形軸受の平坦部13の
弧が成す角度は45°以下である。2つの半円形軸受の成
す角度が 180°の場合には、平坦面13は縦方向中心面6
に対して直角にする。本発明のこの実施例では、平坦部
13の接触部を十分に大きくすることによってピストンピ
ンと連接棒の半円形軸受の平坦部13との間の接触力は縦
方向中心面6および接合面9に対して平行になり、これ
らの面に対して直角な力の成分はゼロになる。そして、
この力の部分に対応するピストンピンの部分に平坦部分
を形成することによって、ピストンピンを連接棒脚部に
対して回転しないように固定することができる。
の本体1から最も離れた部分に平坦な表面部分すなわち
平坦部13が形成されている。各半円形軸受の平坦部13の
弧が成す角度は45°以下である。2つの半円形軸受の成
す角度が 180°の場合には、平坦面13は縦方向中心面6
に対して直角にする。本発明のこの実施例では、平坦部
13の接触部を十分に大きくすることによってピストンピ
ンと連接棒の半円形軸受の平坦部13との間の接触力は縦
方向中心面6および接合面9に対して平行になり、これ
らの面に対して直角な力の成分はゼロになる。そして、
この力の部分に対応するピストンピンの部分に平坦部分
を形成することによって、ピストンピンを連接棒脚部に
対して回転しないように固定することができる。
【0014】縦方向中心面6に対して 180°の弧を成す
半円形軸受を作る場合に、その少なくとも一方の端部
(例えば連接棒脚部の端部14) を連接棒本体の接合面9
で規定される面を越えて延ばし、2つの連接棒要素を固
定手段によって互いに連結した時に2つの半円形軸受の
端部14が互いに押圧・接触してプレストレスが生じるよ
うにすることもできる。このプレストレスは2つの半円
形軸受が互いに離れようとする傾向 (この傾向は半円形
軸受の円筒柱面を介して半円形軸受に加わる負荷によっ
て生じる変形に起因する) を無くすか、減少させる役目
をする。
半円形軸受を作る場合に、その少なくとも一方の端部
(例えば連接棒脚部の端部14) を連接棒本体の接合面9
で規定される面を越えて延ばし、2つの連接棒要素を固
定手段によって互いに連結した時に2つの半円形軸受の
端部14が互いに押圧・接触してプレストレスが生じるよ
うにすることもできる。このプレストレスは2つの半円
形軸受が互いに離れようとする傾向 (この傾向は半円形
軸受の円筒柱面を介して半円形軸受に加わる負荷によっ
て生じる変形に起因する) を無くすか、減少させる役目
をする。
【0015】図3に示す本発明の別の実施例では、各要
素5の半円形軸受、例えば連接棒脚部の半円形軸受は 1
80°以下の弧を成し且つ互いにほぼ対称であり、一方の
半円形軸受の平坦部15と他方の半円形軸受の平坦部15と
の成す角度は関節シャフト4に向かって収束している。
この実施例では、2つの半円形軸受を互いに分離しよう
とする傾向を回避することができる。すなわち、この実
施例では、ピストンピンと連接棒の半円形軸受7の平坦
部15との間の接触力によって2つの半円形軸受を近づけ
るような成分を生じる。
素5の半円形軸受、例えば連接棒脚部の半円形軸受は 1
80°以下の弧を成し且つ互いにほぼ対称であり、一方の
半円形軸受の平坦部15と他方の半円形軸受の平坦部15と
の成す角度は関節シャフト4に向かって収束している。
この実施例では、2つの半円形軸受を互いに分離しよう
とする傾向を回避することができる。すなわち、この実
施例では、ピストンピンと連接棒の半円形軸受7の平坦
部15との間の接触力によって2つの半円形軸受を近づけ
るような成分を生じる。
【0016】半円形軸受の平坦面13, 15と円筒面12との
間に溝16を形成して、関節シャフト4・半円形軸受7、
8集合体の挙動を改良するのが好ましい。この溝16は、
円柱面12と平坦部13、15との交差部近傍の形状変化に起
因する局所的応力因子を軽減させる応力軽減溝の役目を
する。
間に溝16を形成して、関節シャフト4・半円形軸受7、
8集合体の挙動を改良するのが好ましい。この溝16は、
円柱面12と平坦部13、15との交差部近傍の形状変化に起
因する局所的応力因子を軽減させる応力軽減溝の役目を
する。
【図1】 従来技術の連接棒の全体を示す斜視図。
【図2】 図2は本発明の1実施例の連接棒の部分側面
図。
図。
【図3】 本発明の別の実施例の連接棒の部分側面図。
1 本体 2 連接棒脚部 3 連接棒頂部 4 関節シャフ
ト 5 要素 6 縦方向中心
面 7、8 半円形軸受 9 接合面 10 ボルト 13、15 平坦部 16 溝
ト 5 要素 6 縦方向中心
面 7、8 半円形軸受 9 接合面 10 ボルト 13、15 平坦部 16 溝
Claims (6)
- 【請求項1】 本体(1) と関節シャフト用の2つの軸受
を形成する連接棒脚部(2) および連接棒頂部(3) とを有
し、連接棒は縦方向中心面(6) に対してほぼ対称な2つ
の要素(5) で構成され、各要素(5) の接合面(9) は上記
中心面 (6)上にあり、各要素(5) は連接棒脚部(2) およ
び連接棒頂部(3) に各々半円形軸受 (7,8)を有し、両方
の要素(5) は本体(1) に形成された少なくとも1つの固
定手段によって互いに連結されている連接棒、特に内燃
エンジンの連接棒おいて、 関節シャフトと接触する連接棒脚部(2) および/または
連接棒頂部(3) の半円形軸受(7, 8)の表面の連接棒の本
体(1) から最も離れた部分に少なくとも1つの平坦部(1
3, 15)が設けられていることを特徴とする連接棒。 - 【請求項2】 少なくとも1つの平坦部(13)が縦方向中
心面(6) に対して直角である請求項1に記載の連接棒。 - 【請求項3】 各要素(5) の連接棒脚部(2) および/ま
たは連接棒頂部(3) の半円形軸受の端部が、連接棒本体
(1) の接合面によって区画される面より先まで延びてい
る請求項1または2に記載の連接棒。 - 【請求項4】 各要素(5) の連接棒脚部(2) および/ま
たは連接棒頂部(3) の各半円形軸受(7, 8)が180 °以下
の弧を形成し且つほぼ対称であり、一方の半円形軸受の
少なくとも1つの平坦部(15)と他方の半円形軸受の少な
くとも1つの平坦部(15)とが成す角度が関節シャフトへ
向かって収束する請求項1に記載の連接棒。 - 【請求項5】 各半円形軸受の少なくとも1つの平坦部
が45°以下の半円弧を成している請求項1〜4のいずれ
か一項に記載の連接棒。 - 【請求項6】 各半円形軸受(7, 8)の平坦部(13, 15)と
円筒表面(12)との間に少なくとも1つの溝(16)が形成さ
れている請求項1〜5のいずれか一項に記載の連接棒。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR9405207A FR2719349B1 (fr) | 1994-04-29 | 1994-04-29 | Bielle de moteur à combustion interne. |
FR9405207 | 1994-04-29 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0942267A true JPH0942267A (ja) | 1997-02-10 |
Family
ID=9462660
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7210143A Pending JPH0942267A (ja) | 1994-04-29 | 1995-04-27 | 内燃エンジンの連接棒 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5560333A (ja) |
EP (1) | EP0679816B1 (ja) |
JP (1) | JPH0942267A (ja) |
AT (1) | ATE167729T1 (ja) |
DE (1) | DE69503090T2 (ja) |
ES (1) | ES2117840T3 (ja) |
FR (1) | FR2719349B1 (ja) |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2745049B1 (fr) * | 1996-02-16 | 1998-04-03 | Ascometal Sa | Bielle de moteur a combustion interne |
FR2752022B1 (fr) * | 1996-08-05 | 1998-09-04 | Ascometal Sa | Bielle de moteur a combustion interne |
DE19825534A1 (de) * | 1998-06-08 | 1999-12-09 | Audi Ag | Pleuel für eine Brennkraftmaschine |
US6349688B1 (en) | 2000-02-18 | 2002-02-26 | Briggs & Stratton Corporation | Direct lever overhead valve system |
US6769383B2 (en) * | 2001-06-29 | 2004-08-03 | Deltahawk, Inc. | Internal combustion engine |
US6622667B1 (en) | 2000-07-25 | 2003-09-23 | Deltahawk, Inc. | Internal combustion engine |
USRE40500E1 (en) | 2000-07-25 | 2008-09-16 | Deltahawk Engines, Inc. | Internal combustion engine |
US6739304B2 (en) | 2002-06-28 | 2004-05-25 | Kohler Co. | Cross-flow cylinder head |
US6732701B2 (en) | 2002-07-01 | 2004-05-11 | Kohler Co. | Oil circuit for twin cam internal combustion engine |
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