JPH09330554A - 光ディスク再生装置 - Google Patents
光ディスク再生装置Info
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- JPH09330554A JPH09330554A JP8156210A JP15621096A JPH09330554A JP H09330554 A JPH09330554 A JP H09330554A JP 8156210 A JP8156210 A JP 8156210A JP 15621096 A JP15621096 A JP 15621096A JP H09330554 A JPH09330554 A JP H09330554A
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- signal
- disc
- optical disc
- tracking error
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- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B19/00—Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
- G11B19/02—Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
- G11B19/12—Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing by sensing distinguishing features of or on records, e.g. diameter end mark
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/002—Recording, reproducing or erasing systems characterised by the shape or form of the carrier
- G11B7/0037—Recording, reproducing or erasing systems characterised by the shape or form of the carrier with discs
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B2007/0003—Recording, reproducing or erasing systems characterised by the structure or type of the carrier
- G11B2007/0006—Recording, reproducing or erasing systems characterised by the structure or type of the carrier adapted for scanning different types of carrier, e.g. CD & DVD
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/08—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
- G11B7/085—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam into, or out of, its operative position or across tracks, otherwise than during the transducing operation, e.g. for adjustment or preliminary positioning or track change or selection
- G11B7/08505—Methods for track change, selection or preliminary positioning by moving the head
- G11B7/08541—Methods for track change, selection or preliminary positioning by moving the head involving track counting to determine position
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/08—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
- G11B7/09—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
- G11B7/0901—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following only
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/08—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
- G11B7/09—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
- G11B7/0908—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for focusing only
Landscapes
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
- Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 トラッキングエラー信号を検出することによ
りディスク判別を行い、プレーヤが対応していないディ
スクを再生しないようにする。 【解決手段】 第1の光ディスクよりも狭いトラックピ
ッチにより構成された第2の光ディスクを光ディスク再
生装置にて再生した際に、判別手段がトラッキングエラ
ー信号生成手段の出力信号に基づいて第1の光ディスク
ではないことを判別することを特徴とする。ディスクの
判別は、たとえばトラッキングエラー信号生成手段を通
過した信号のゼロクロスのカウントにより行うか、ま
た、フォーカス合算信号の出力信号に基づいて行う。
りディスク判別を行い、プレーヤが対応していないディ
スクを再生しないようにする。 【解決手段】 第1の光ディスクよりも狭いトラックピ
ッチにより構成された第2の光ディスクを光ディスク再
生装置にて再生した際に、判別手段がトラッキングエラ
ー信号生成手段の出力信号に基づいて第1の光ディスク
ではないことを判別することを特徴とする。ディスクの
判別は、たとえばトラッキングエラー信号生成手段を通
過した信号のゼロクロスのカウントにより行うか、ま
た、フォーカス合算信号の出力信号に基づいて行う。
Description
【0001】
【0001】
【0002】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク再生装
置において、記録形式の異なるディスクを判別する装置
に関する。
置において、記録形式の異なるディスクを判別する装置
に関する。
【0003】
【0002】
【0004】
【従来の技術】従来のディスク判別で代表的なものは、
CD(コンパクトディスク)とLD(レーザディスク)
がある。CDとLDは、ディスクの直径の違いからディ
スク判別ができた。すなわち、CDとLDの直径の差を
利用して、CDより外側でLDより内側となる領域に光
ピックアップを移動し、光ディスクを回転させて、フォ
ーカスサーボがロックするか否かを判定し、ロックすれ
ばその光ディスクがLDであると判別し、ロックしなけ
ればCDであると判別していた。
CD(コンパクトディスク)とLD(レーザディスク)
がある。CDとLDは、ディスクの直径の違いからディ
スク判別ができた。すなわち、CDとLDの直径の差を
利用して、CDより外側でLDより内側となる領域に光
ピックアップを移動し、光ディスクを回転させて、フォ
ーカスサーボがロックするか否かを判定し、ロックすれ
ばその光ディスクがLDであると判別し、ロックしなけ
ればCDであると判別していた。
【0005】
【0003】
【0006】
【発明が解決しようとする課題】一方、近年記憶容量増
大の要求が著しく、また、機器の互換性を広げることも
影響して、同じディスクサイズで記録形式の異なったデ
ィスク、例えばDVD(デジタルビデオディスク)等が
開発されている。このDVDは、直径がCDと同径であ
り、その記憶容量は、CDの640メガバイトに対して
4ギガバイト以上の記憶容量を持ち、CDに比べピット
サイズが小さく、トラックピッチは狭いように形成さ
れ、高密度に情報が記録されている。
大の要求が著しく、また、機器の互換性を広げることも
影響して、同じディスクサイズで記録形式の異なったデ
ィスク、例えばDVD(デジタルビデオディスク)等が
開発されている。このDVDは、直径がCDと同径であ
り、その記憶容量は、CDの640メガバイトに対して
4ギガバイト以上の記憶容量を持ち、CDに比べピット
サイズが小さく、トラックピッチは狭いように形成さ
れ、高密度に情報が記録されている。
【0007】そこで、CDが再生できるプレーヤで、D
VDを再生しようとすると、光ピックアップのビームス
ポット径が大きすぎるため、高密度であるDVDを再生
することができない。
VDを再生しようとすると、光ピックアップのビームス
ポット径が大きすぎるため、高密度であるDVDを再生
することができない。
【0008】
【0004】通常DVDに対しても、フォーカスロック
は行われるが、トラッキングクローズをしようとすると
トラッキングエラーが正常に生成できないためピックア
ップ移送機構が暴走したりする。よって、本発明は、ト
ラッキングサーボオープン時のトラッキングエラー信号
によりディスク判別を行い、例えばCDプレーヤでは、
DVDを再生しない様に制御する装置を提供しようとい
うものである。
は行われるが、トラッキングクローズをしようとすると
トラッキングエラーが正常に生成できないためピックア
ップ移送機構が暴走したりする。よって、本発明は、ト
ラッキングサーボオープン時のトラッキングエラー信号
によりディスク判別を行い、例えばCDプレーヤでは、
DVDを再生しない様に制御する装置を提供しようとい
うものである。
【0009】
【0005】
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載の発明は、所定のトラックピッチに
より構成された第1の光ディスクと、第1の光ディスク
に記録された記録情報を読み取るためのピックアップ
と、第1の光ディスクのトラッキングエラー信号を生成
するトラッキングエラー信号生成手段と、ディスク判別
を行うディスク判別手段とを備えた光ディスク再生装置
において、第1の光ディスクよりも狭いトラックピッチ
により構成された第2の光ディスクを光ディスク再生装
置にて再生した際に、判別手段は、トラッキングエラー
信号生成手段の出力信号に基づいて第1の光ディスクで
はないことを判別することを特徴とする。
に、請求項1に記載の発明は、所定のトラックピッチに
より構成された第1の光ディスクと、第1の光ディスク
に記録された記録情報を読み取るためのピックアップ
と、第1の光ディスクのトラッキングエラー信号を生成
するトラッキングエラー信号生成手段と、ディスク判別
を行うディスク判別手段とを備えた光ディスク再生装置
において、第1の光ディスクよりも狭いトラックピッチ
により構成された第2の光ディスクを光ディスク再生装
置にて再生した際に、判別手段は、トラッキングエラー
信号生成手段の出力信号に基づいて第1の光ディスクで
はないことを判別することを特徴とする。
【0011】
【0006】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
光ディスク再生装置であって、ディスク判別手段は、ト
ラッキングエラー信号生成手段を通過した信号の信号レ
ベルと所定の閾値を比較することにより判別することを
特徴とする。
光ディスク再生装置であって、ディスク判別手段は、ト
ラッキングエラー信号生成手段を通過した信号の信号レ
ベルと所定の閾値を比較することにより判別することを
特徴とする。
【0012】請求項3に記載の発明は、請求項1記載の
光ディスク再生装置であって、トラッキングエラー信号
生成手段を通過した信号のゼロクロスをカウントするカ
ウンタを有し、ディスク判別手段は、カウンタのカウン
ト値により判別することを特徴とする。
光ディスク再生装置であって、トラッキングエラー信号
生成手段を通過した信号のゼロクロスをカウントするカ
ウンタを有し、ディスク判別手段は、カウンタのカウン
ト値により判別することを特徴とする。
【0013】請求項4に記載の発明は、所定のトラック
ピッチにより構成された第1の光ディスクと、第1の光
ディスクに記録された記録情報を読み取るためのピック
アップと、第1の光ディスクのRF信号を生成するRF
信号生成回路と、RF信号の低域成分を抜き出しフォー
カス合算信号を生成するLPFと、ディスク判別を行う
ディスク判別手段とを備えた光ディスク再生装置におい
て、第1の光ディスクよりも狭いトラックピッチにより
構成された第2の光ディスクを光ディスク再生装置にて
再生した際に、判別手段は、フォーカス合算信号の出力
信号に基づいて第1の光ディスクではないことを判別す
ることを特徴とする。
ピッチにより構成された第1の光ディスクと、第1の光
ディスクに記録された記録情報を読み取るためのピック
アップと、第1の光ディスクのRF信号を生成するRF
信号生成回路と、RF信号の低域成分を抜き出しフォー
カス合算信号を生成するLPFと、ディスク判別を行う
ディスク判別手段とを備えた光ディスク再生装置におい
て、第1の光ディスクよりも狭いトラックピッチにより
構成された第2の光ディスクを光ディスク再生装置にて
再生した際に、判別手段は、フォーカス合算信号の出力
信号に基づいて第1の光ディスクではないことを判別す
ることを特徴とする。
【0014】
【0007】
【0015】
【作用】請求項1に記載の発明は、ディスク判別を行う
ディスク判別手段を備え、トラッキングエラー信号生成
手段の出力信号に基づいて光ディスクの判別を行うよう
にしたので、CDとDVD等の異なった光ディスクを単
純な構成で判別することができる。
ディスク判別手段を備え、トラッキングエラー信号生成
手段の出力信号に基づいて光ディスクの判別を行うよう
にしたので、CDとDVD等の異なった光ディスクを単
純な構成で判別することができる。
【0016】請求項2に記載の発明は、トラッキングエ
ラー信号生成手段を通過した信号の信号レベルと所定の
閾値を比較することにより判別するようにしたので、C
DとDVD等の異なった光ディスクを単純な構成で判別
することができる。
ラー信号生成手段を通過した信号の信号レベルと所定の
閾値を比較することにより判別するようにしたので、C
DとDVD等の異なった光ディスクを単純な構成で判別
することができる。
【0017】請求項3に記載の発明は、トラッキングエ
ラー信号生成手段を通過した信号のゼロクロスする数を
カウントすることにより判別するようにしたので、安定
した光ディスクの判別が可能となる。
ラー信号生成手段を通過した信号のゼロクロスする数を
カウントすることにより判別するようにしたので、安定
した光ディスクの判別が可能となる。
【0018】請求項4に記載の発明は、第1の光ディス
クよりも狭いトラックピッチにより構成された第2の光
ディスクを光ディスク再生装置にて再生した際に、判別
手段は、フォーカス合算信号の出力信号に基づいて光デ
ィスクの判別を行うようにしたので、CDとDVD等の
異なった光ディスクを単純な構成で判別することができ
る。
クよりも狭いトラックピッチにより構成された第2の光
ディスクを光ディスク再生装置にて再生した際に、判別
手段は、フォーカス合算信号の出力信号に基づいて光デ
ィスクの判別を行うようにしたので、CDとDVD等の
異なった光ディスクを単純な構成で判別することができ
る。
【0019】
【0008】
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて詳細に説明する。
基づいて詳細に説明する。
【0021】本実施形態において、受光系及び情報読み
取り信号、トラッキングエラー信号の生成方法は、基本
的にCDプレーヤにおけるそれと同様である。
取り信号、トラッキングエラー信号の生成方法は、基本
的にCDプレーヤにおけるそれと同様である。
【0022】
【0009】図1は、本発明の一実施形態のディスク判
別の構成を示すブロック図である。
別の構成を示すブロック図である。
【0023】図1において、ピックアップ101は、図
示せぬディスクに読み取り光を発し、ディスクからの反
射光を受光して、その反射光の光量に基づいた電気信号
をトラッキングエラー(TE)生成回路であるTE生成
回路103及びLPF(ローパスフィルタ)107に供
給する。TE生成回路103では、トラッキングエラー
TE信号を生成し、トラッキングゼロクロス生成回路で
あるTZC生成回路104にトラッキングエラーTE信
号を供給する。トラッキングエラーTE信号は、主にデ
ィスクの記録トラック中心に対する読み取り光の照射位
置の誤差成分を含む信号である。TZC生成回路104
では、ゼロクロスで出力が反転する信号を生成し、マイ
クロプロセッサ105にゼロクロス信号を供給する。
示せぬディスクに読み取り光を発し、ディスクからの反
射光を受光して、その反射光の光量に基づいた電気信号
をトラッキングエラー(TE)生成回路であるTE生成
回路103及びLPF(ローパスフィルタ)107に供
給する。TE生成回路103では、トラッキングエラー
TE信号を生成し、トラッキングゼロクロス生成回路で
あるTZC生成回路104にトラッキングエラーTE信
号を供給する。トラッキングエラーTE信号は、主にデ
ィスクの記録トラック中心に対する読み取り光の照射位
置の誤差成分を含む信号である。TZC生成回路104
では、ゼロクロスで出力が反転する信号を生成し、マイ
クロプロセッサ105にゼロクロス信号を供給する。
【0024】
【0010】一方LPF107に供給された読み取り情
報信号(以下RF信号RFと称す)は、LPF107に
て、高周波成分を除去し、さらに低域成分のみを抽出さ
れる。LPF107にて抽出された低域成分は、フォー
カス合算信号生成回路であるFSUM生成回路108に
供給される。FSUM生成回路108では、フォーカス
合算信号を生成しフォーカス合算信号ゼロクロス生成回
路であるFSUMZC生成回路109に供給する。FS
UMZC生成回路109では、ゼロクロスで出力が反転
する信号を生成し、マイクロプロセッサ105にゼロク
ロス信号を供給する。
報信号(以下RF信号RFと称す)は、LPF107に
て、高周波成分を除去し、さらに低域成分のみを抽出さ
れる。LPF107にて抽出された低域成分は、フォー
カス合算信号生成回路であるFSUM生成回路108に
供給される。FSUM生成回路108では、フォーカス
合算信号を生成しフォーカス合算信号ゼロクロス生成回
路であるFSUMZC生成回路109に供給する。FS
UMZC生成回路109では、ゼロクロスで出力が反転
する信号を生成し、マイクロプロセッサ105にゼロク
ロス信号を供給する。
【0025】マイクロプロセッサ105では、供給され
た各種ゼロクロス信号のゼロクロスの回数を計測し、予
め図示せぬROMに記憶されている値との計数比較処理
が行われる。
た各種ゼロクロス信号のゼロクロスの回数を計測し、予
め図示せぬROMに記憶されている値との計数比較処理
が行われる。
【0026】
【0011】トラッキングサーボコントロールIC10
6は、マイクロプロセッサ105からのトラッキング制
御命令を受けてトラッキングエラー信号から信号処理さ
れたトラッキングドライブ信号をピックアップ101の
トラッキング駆動コイルを駆動しトラッキングサーボを
構成する。マイクロプロセッサ105で計数比較処理さ
れた結果によりディスク判別処理が行われる。
6は、マイクロプロセッサ105からのトラッキング制
御命令を受けてトラッキングエラー信号から信号処理さ
れたトラッキングドライブ信号をピックアップ101の
トラッキング駆動コイルを駆動しトラッキングサーボを
構成する。マイクロプロセッサ105で計数比較処理さ
れた結果によりディスク判別処理が行われる。
【0027】
【0012】次に、TZC生成回路104の1例を図2
のヒステリシス比較器を用いた場合について説明する。
図2において、トラッキングエラーTEを比較処理回路
の入力202に入力し、比較器201で比較した出力2
03の出力を得る。入力202に入力されたトラッキン
グエラー信号は、抵抗R5とコンデンサC2とで構成さ
れるローパスフィルタで濾波され、信号の低域成分のA
C成分がコンデンサC1を通過して、基準電圧Vref
に重畳されて抵抗R4の正帰還によるヒステリシス特性
を持った比較器201のマイナス端子の基準電圧Vre
fと比較され出力203に矩形波として出力される。
のヒステリシス比較器を用いた場合について説明する。
図2において、トラッキングエラーTEを比較処理回路
の入力202に入力し、比較器201で比較した出力2
03の出力を得る。入力202に入力されたトラッキン
グエラー信号は、抵抗R5とコンデンサC2とで構成さ
れるローパスフィルタで濾波され、信号の低域成分のA
C成分がコンデンサC1を通過して、基準電圧Vref
に重畳されて抵抗R4の正帰還によるヒステリシス特性
を持った比較器201のマイナス端子の基準電圧Vre
fと比較され出力203に矩形波として出力される。
【0028】
【0013】次に、ヒステリシス特性及びローパスフィ
ルタを持たない比較器を用いた場合の図3の例について
説明する。トラッキングエラーTEを比較処理回路の入
力302に入力し、比較器301で比較した出力303
の出力を得る。入力302に入力されたトラッキングエ
ラー信号は、コンデンサC1で信号のAC成分を通過さ
せ、基準電圧Vrefに重畳されて比較器301のマイ
ナス端子の基準電圧Vrefと比較され出力303に矩
形波として出力される。R4はヒステリシス特性が生じ
ないような大きな抵抗値を用いる。
ルタを持たない比較器を用いた場合の図3の例について
説明する。トラッキングエラーTEを比較処理回路の入
力302に入力し、比較器301で比較した出力303
の出力を得る。入力302に入力されたトラッキングエ
ラー信号は、コンデンサC1で信号のAC成分を通過さ
せ、基準電圧Vrefに重畳されて比較器301のマイ
ナス端子の基準電圧Vrefと比較され出力303に矩
形波として出力される。R4はヒステリシス特性が生じ
ないような大きな抵抗値を用いる。
【0029】次に、このように構成されたプレーヤに
て、CD及びDVDを載置して再生を行った場合の各種
信号の波形を図4に示す。
て、CD及びDVDを載置して再生を行った場合の各種
信号の波形を図4に示す。
【0030】
【0014】CDプレーヤ(CD用のピックアップ)
に、CDを載置して再生操作を行うと、通常フォーカス
ロックが行われた後のトラッキングクローズする前、す
なわち、トラッキングサーボオープン時には、図4の左
側に示すようにトラッキングエラーTE、RF信号R
F、フォーカス合算信号の低域成分FSUMが生成され
る。一方そのプレーヤにDVD等のようにより高密度記
録されたディスクを載置して再生操作を行うと、フォー
カスロックの後、図4の右側に示したように、前述した
信号は正確に生成されない。
に、CDを載置して再生操作を行うと、通常フォーカス
ロックが行われた後のトラッキングクローズする前、す
なわち、トラッキングサーボオープン時には、図4の左
側に示すようにトラッキングエラーTE、RF信号R
F、フォーカス合算信号の低域成分FSUMが生成され
る。一方そのプレーヤにDVD等のようにより高密度記
録されたディスクを載置して再生操作を行うと、フォー
カスロックの後、図4の右側に示したように、前述した
信号は正確に生成されない。
【0031】
【0015】図4において、S字信号として示されてい
る波形は、図1の回路において図示しなかったフォーカ
スエラー生成回路にて生成されたフォーカスエラー信号
であり、TEは図1のTE生成回路103にて生成され
た出力信号であり、RFは図1の回路のLPF107の
出力信号であり、FSUMは図1の回路のFSUM生成
回路108の出力信号であり、203及び303は図1
の回路のTZC生成回路104の出力信号である。
る波形は、図1の回路において図示しなかったフォーカ
スエラー生成回路にて生成されたフォーカスエラー信号
であり、TEは図1のTE生成回路103にて生成され
た出力信号であり、RFは図1の回路のLPF107の
出力信号であり、FSUMは図1の回路のFSUM生成
回路108の出力信号であり、203及び303は図1
の回路のTZC生成回路104の出力信号である。
【0032】
【0016】DVD等の高密度ディスクでは、CD用の
ピックアップで再生しようとすると、信号読み取りビー
ムスポット径がピットおよびトラックピッチに比べ大き
いため、RF信号RFの信号レベルはCDに比べ極端に
小さくなり、トラッキングエラーTE、フォーカス合算
信号の低域成分FSUMとも、本来のエラー信号となら
ない。従って、図4右側に示したような出力波形とな
る。
ピックアップで再生しようとすると、信号読み取りビー
ムスポット径がピットおよびトラックピッチに比べ大き
いため、RF信号RFの信号レベルはCDに比べ極端に
小さくなり、トラッキングエラーTE、フォーカス合算
信号の低域成分FSUMとも、本来のエラー信号となら
ない。従って、図4右側に示したような出力波形とな
る。
【0033】
【0017】次に、本発明の第1の実施の形態を図1及
び図5のフローチャートを用いて説明する。
び図5のフローチャートを用いて説明する。
【0034】
【0018】図5は、図2の回路を用いた場合の計数比
較処理のフローチャートを示す。先ずSTEP1でフォ
ーカスサーボをオンにし、STEP2でディスクを回転
させ、例えば600r.p.m.で回転させる。次にS
TEP3でトラッキングゼロクロスの回数TZCを測定
し、STEP4でTZCが設定した比較値のTZCaよ
り小さいかどうかを調べる。TZCが小さければYes
となり、STEP5でCDではないと判別する。STE
P4でNoの場合は、STEP6へ進みCDと判別す
る。
較処理のフローチャートを示す。先ずSTEP1でフォ
ーカスサーボをオンにし、STEP2でディスクを回転
させ、例えば600r.p.m.で回転させる。次にS
TEP3でトラッキングゼロクロスの回数TZCを測定
し、STEP4でTZCが設定した比較値のTZCaよ
り小さいかどうかを調べる。TZCが小さければYes
となり、STEP5でCDではないと判別する。STE
P4でNoの場合は、STEP6へ進みCDと判別す
る。
【0035】
【0019】前述したDVD等の高密度ディスクの場
合、ローパスフィルタにより高域の信号成分は濾波さ
れ、C1を通過するTE成分はヒステリシス幅内となる
ため、出力203には出力が生じない。しかし、CDの
場合はトラッキングゼロクロス出力を得るので、例えば
計数値の比較値を5程度に選択しておくことにより、計
数値が比較値より大きい場合をCD、小さい場合をDV
D等の高密度ディスクと判別することができる。
合、ローパスフィルタにより高域の信号成分は濾波さ
れ、C1を通過するTE成分はヒステリシス幅内となる
ため、出力203には出力が生じない。しかし、CDの
場合はトラッキングゼロクロス出力を得るので、例えば
計数値の比較値を5程度に選択しておくことにより、計
数値が比較値より大きい場合をCD、小さい場合をDV
D等の高密度ディスクと判別することができる。
【0036】
【0020】このようにして、TE信号のゼロクロスの
回数をカウントすることにより、CDとDVDのディス
クを判別する。なお、本実施の形態の場合は、DVDの
TE信号の出力(203)は生じないため、出力信号が
生じるか生じないかで判別することも可能である。
回数をカウントすることにより、CDとDVDのディス
クを判別する。なお、本実施の形態の場合は、DVDの
TE信号の出力(203)は生じないため、出力信号が
生じるか生じないかで判別することも可能である。
【0037】また、TE信号のレベル差によりディスク
判別することも可能である。
判別することも可能である。
【0038】次に、本発明の第2の実施の形態を図1及
び図6のフローチャートを用いて説明する。
び図6のフローチャートを用いて説明する。
【0039】
【0021】図6は、図3の回路を用いた場合の計数比
較処理のフローチャートを示す。先ずSTEP1でフォ
ーカスサーボをオンにし、STEP2でディスクを回転
させ、例えば600r.p.m.で回転させる。次にS
TEP3でトラッキングゼロクロスの回数TZCを測定
し、STEP4でTZCが設定した比較値のTZCbよ
り大きいかどうかを調べる。TZCが大きければYes
となり、STEP5でCDではないと判別する。STE
P4でNoの場合は、STEP6へ進みCDと判別す
る。
較処理のフローチャートを示す。先ずSTEP1でフォ
ーカスサーボをオンにし、STEP2でディスクを回転
させ、例えば600r.p.m.で回転させる。次にS
TEP3でトラッキングゼロクロスの回数TZCを測定
し、STEP4でTZCが設定した比較値のTZCbよ
り大きいかどうかを調べる。TZCが大きければYes
となり、STEP5でCDではないと判別する。STE
P4でNoの場合は、STEP6へ進みCDと判別す
る。
【0040】
【0022】CDの場合には、正常なトラッキングエラ
ー信号が再生されるため、出力303の信号は、ディス
クの回転数が例えば600r.p.m.の場合では、デ
ィスクの偏心が0.1mmあったとすれば、トラックピ
ッチ1.7μmの場合約60トラックを横切ることにな
るので、1回転で略120サイクル程度の矩形波信号が
出力され、そのゼロクロス点は1回転につき略240回
となる。一方、DVD等の高密度ディスクの場合には、
トラッキングエラー信号がほとんどノイズに隠れてしま
う程度となるため、多サイクルのランダムな矩形波出力
となる。
ー信号が再生されるため、出力303の信号は、ディス
クの回転数が例えば600r.p.m.の場合では、デ
ィスクの偏心が0.1mmあったとすれば、トラックピ
ッチ1.7μmの場合約60トラックを横切ることにな
るので、1回転で略120サイクル程度の矩形波信号が
出力され、そのゼロクロス点は1回転につき略240回
となる。一方、DVD等の高密度ディスクの場合には、
トラッキングエラー信号がほとんどノイズに隠れてしま
う程度となるため、多サイクルのランダムな矩形波出力
となる。
【0041】そこで、出力303の信号をマイクロプロ
セッサで計数し、例えば計数値が1回転につき300以
下の場合をCD、300を越える場合をCDでないと判
別することにより、ディスク判別が可能となる。
セッサで計数し、例えば計数値が1回転につき300以
下の場合をCD、300を越える場合をCDでないと判
別することにより、ディスク判別が可能となる。
【0042】
【0023】次に、本発明の第3の実施の形態にて説明
する。本実施の形態にて行われるディスク判別方法は、
RF信号RFを用いてディスク判別を行う。
する。本実施の形態にて行われるディスク判別方法は、
RF信号RFを用いてディスク判別を行う。
【0043】図4のFSUM信号において、CDによる
FSUM信号は、正規の波形となるが、DVDの波形は
出力されない。すなわち、FSUMZC生成回路におい
て、本発明の第2の実施の形態と同様の回路を用いるこ
とにより、同様のディスク判別方法が可能となる。
FSUM信号は、正規の波形となるが、DVDの波形は
出力されない。すなわち、FSUMZC生成回路におい
て、本発明の第2の実施の形態と同様の回路を用いるこ
とにより、同様のディスク判別方法が可能となる。
【0044】以上説明したように、上記各実施の形態で
はTE信号及びRF信号の出力波形の違いを利用するこ
とにより、CD及びDVDのディスクの判別を行ってい
る。
はTE信号及びRF信号の出力波形の違いを利用するこ
とにより、CD及びDVDのディスクの判別を行ってい
る。
【0045】
【0024】本発明では、ディスク判別について説明し
てきたが、ディスク判別が達成された後に、対応してい
ないディスクと判別した場合には、再生モードから停止
モードやイジェクトモード等に切り換え、さらにディス
クが正常でない旨の表示や音声又は音響にて告知する等
の手段をとることが可能である。
てきたが、ディスク判別が達成された後に、対応してい
ないディスクと判別した場合には、再生モードから停止
モードやイジェクトモード等に切り換え、さらにディス
クが正常でない旨の表示や音声又は音響にて告知する等
の手段をとることが可能である。
【0046】
【0025】
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光ディス
ク再生装置によれば、CDが再生可能なプレーヤにおい
て、DVD等の高密度ディスクを再生しようとした場
合、再生を停止し、使用者にCDではない旨の告知をす
ることが可能となる。また、数種類の異ディスクを数種
類のピックアップで、再生するような装置においては、
ディスク判別によりピックアップを変換することも可能
となる。
ク再生装置によれば、CDが再生可能なプレーヤにおい
て、DVD等の高密度ディスクを再生しようとした場
合、再生を停止し、使用者にCDではない旨の告知をす
ることが可能となる。また、数種類の異ディスクを数種
類のピックアップで、再生するような装置においては、
ディスク判別によりピックアップを変換することも可能
となる。
【0048】この他にも、上記実施の形態では限定的な
説明を行ったが、当業者の設計可能な範囲で適宜変更す
ることが可能である。
説明を行ったが、当業者の設計可能な範囲で適宜変更す
ることが可能である。
【図1】本発明の実施形態のブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施形態の回路の一部を示す図
である。
である。
【図3】本発明の第2の実施形態の回路の一部を示す図
である。
である。
【図4】本発明の実施形態の各種信号を示す図である。
【図5】本発明の第1の実施形態のフローチャートを示
す図である。
す図である。
【図6】本発明の第2の実施形態のフローチャートを示
す図である。
す図である。
101 ・・・・ ピックアップ 103 ・・・・ TE生成回路 104 ・・・・ TZC生成回路 105 ・・・・ マイクロプロセッサ 106 ・・・・ トラッキングサーボコントロールI
C 107 ・・・・ LPF 108 ・・・・ FSUM生成回路 109 ・・・・ FSUMZC生成回路 201,301 ・・・・ 比較器 202,302 ・・・・ 入力 203,303 ・・・・ 出力
C 107 ・・・・ LPF 108 ・・・・ FSUM生成回路 109 ・・・・ FSUMZC生成回路 201,301 ・・・・ 比較器 202,302 ・・・・ 入力 203,303 ・・・・ 出力
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年3月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の詳細な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク再生装
置において、記録形式の異なるディスクを判別する装置
に関する。
置において、記録形式の異なるディスクを判別する装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のディスク判別で代表的なものは、
CD(コンパクトディスク)とLD(レーザディスク)
がある。CDとLDは、ディスクの直径の違いからディ
スク判別ができた。すなわち、CDとLDの直径の差を
利用して、CDより外側でLDより内側となる領域に光
ピックアップを移動し、光ディスクを回転させて、フォ
ーカスサーボがロックするか否かを判定し、ロックすれ
ばその光ディスクがLDであると判別し、ロックしなけ
ればCDであると判別していた。
CD(コンパクトディスク)とLD(レーザディスク)
がある。CDとLDは、ディスクの直径の違いからディ
スク判別ができた。すなわち、CDとLDの直径の差を
利用して、CDより外側でLDより内側となる領域に光
ピックアップを移動し、光ディスクを回転させて、フォ
ーカスサーボがロックするか否かを判定し、ロックすれ
ばその光ディスクがLDであると判別し、ロックしなけ
ればCDであると判別していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方、近年記憶容量増
大の要求が著しく、また、機器の互換性を広げることも
影響して、同じディスクサイズで記録形式の異なったデ
ィスク、例えばDVD(デジタルビデオディスク)等が
開発されている。このDVDは、直径がCDと同径であ
り、その記憶容量は、CDの640メガバイトに対して
4ギガバイト以上の記憶容量を持ち、CDに比べピット
サイズが小さく、トラックピッチは狭いように形成さ
れ、高密度に情報が記録されている。そこで、CDが再
生できるプレーヤで、DVDを再生しようとすると、光
ピックアップのビームスポット径が大きすぎるため、高
密度であるDVDを再生することができない。
大の要求が著しく、また、機器の互換性を広げることも
影響して、同じディスクサイズで記録形式の異なったデ
ィスク、例えばDVD(デジタルビデオディスク)等が
開発されている。このDVDは、直径がCDと同径であ
り、その記憶容量は、CDの640メガバイトに対して
4ギガバイト以上の記憶容量を持ち、CDに比べピット
サイズが小さく、トラックピッチは狭いように形成さ
れ、高密度に情報が記録されている。そこで、CDが再
生できるプレーヤで、DVDを再生しようとすると、光
ピックアップのビームスポット径が大きすぎるため、高
密度であるDVDを再生することができない。
【0004】通常DVDに対しても、フォーカスロック
は行われるが、トラッキングクローズをしようとすると
トラッキングエラーが正常に生成できないためピックア
ップ移送機構が暴走したりする。よって、本発明は、ト
ラッキングサーボオープン時のトラッキングエラー信号
によりディスク判別を行い、例えばCDプレーヤでは、
DVDを再生しない様に制御する装置を提供しようとい
うものである。
は行われるが、トラッキングクローズをしようとすると
トラッキングエラーが正常に生成できないためピックア
ップ移送機構が暴走したりする。よって、本発明は、ト
ラッキングサーボオープン時のトラッキングエラー信号
によりディスク判別を行い、例えばCDプレーヤでは、
DVDを再生しない様に制御する装置を提供しようとい
うものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載の発明は、所定のトラックピッチに
より構成された第1の光ディスクと、第1の光ディスク
に記録された記録情報を読み取るためのピックアップ
と、第1の光ディスクのトラッキングエラー信号を生成
するトラッキングエラー信号生成手段と、ディスク判別
を行うディスク判別手段とを備えた光ディスク再生装置
において、第1の光ディスクよりも狭いトラックピッチ
により構成された第2の光ディスクを光ディスク再生装
置にて再生した際に、判別手段は、トラッキングエラー
信号生成手段の出力信号に基づいて第1の光ディスクで
はないことを判別することを特徴とする。
に、請求項1に記載の発明は、所定のトラックピッチに
より構成された第1の光ディスクと、第1の光ディスク
に記録された記録情報を読み取るためのピックアップ
と、第1の光ディスクのトラッキングエラー信号を生成
するトラッキングエラー信号生成手段と、ディスク判別
を行うディスク判別手段とを備えた光ディスク再生装置
において、第1の光ディスクよりも狭いトラックピッチ
により構成された第2の光ディスクを光ディスク再生装
置にて再生した際に、判別手段は、トラッキングエラー
信号生成手段の出力信号に基づいて第1の光ディスクで
はないことを判別することを特徴とする。
【0006】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
光ディスク再生装置であって、ディスク判別手段は、ト
ラッキングエラー信号生成手段を通過した信号の信号レ
ベルと所定の閏値を比較することにより判別することを
特徴とする。請求項3に記載の発明は、請求項1記載の
光ディスク再生装置であって、トラッキングエラー信号
生成手段を通過した信号のゼロクロスをカウントするカ
ウンタを有し、ディスク判別手段は、カウンタのカウン
ト値により判別することを特徴とする。請求項4に記載
の発明は、所定のトラックピッチにより構成された第1
の光ディスクと、第1の光ディスクに記録された記録情
報を読み取るためのピックアップと、第1の光ディスク
のRF信号を生成するRF信号生成回路と、RF信号の
低域成分を抜き出しフォーカス合算信号を生成するLP
Fと、ディスク判別を行うディスク判別手段とを備えた
光ディスク再生装置において、第1の光ディスクよりも
狭いトラックピッチにより構成された第2の光ディスク
を光ディスク再生装置にて再生した際に、判別手段は、
フォーカス合算信号の出力信号に基づいて第1の光ディ
スクではないことを判別することを特徴とする。
光ディスク再生装置であって、ディスク判別手段は、ト
ラッキングエラー信号生成手段を通過した信号の信号レ
ベルと所定の閏値を比較することにより判別することを
特徴とする。請求項3に記載の発明は、請求項1記載の
光ディスク再生装置であって、トラッキングエラー信号
生成手段を通過した信号のゼロクロスをカウントするカ
ウンタを有し、ディスク判別手段は、カウンタのカウン
ト値により判別することを特徴とする。請求項4に記載
の発明は、所定のトラックピッチにより構成された第1
の光ディスクと、第1の光ディスクに記録された記録情
報を読み取るためのピックアップと、第1の光ディスク
のRF信号を生成するRF信号生成回路と、RF信号の
低域成分を抜き出しフォーカス合算信号を生成するLP
Fと、ディスク判別を行うディスク判別手段とを備えた
光ディスク再生装置において、第1の光ディスクよりも
狭いトラックピッチにより構成された第2の光ディスク
を光ディスク再生装置にて再生した際に、判別手段は、
フォーカス合算信号の出力信号に基づいて第1の光ディ
スクではないことを判別することを特徴とする。
【0007】
【作用】請求項1に記載の発明は、ディスク判別を行う
ディスク判別手段を備え、トラッキングエラー信号生成
手段の出力信号に基づいて光ディスクの判別を行うよう
にしたので、CDとDVD等の異なった光ディスクを単
純な構成で判別することができる。請求項2に記載の発
明は、トラッキングエラー信号生成手段を通過した信号
の信号レベルと所定の閾値を比較することにより判別す
るようにしたので、CDとDVD等の異なった光ディス
クを単純な構成で判別することができる。請求項3に記
載の発明は、トラッキングエラー信号生成手段を通過し
た信号のゼロクロスする数をカウントすることにより判
別するようにしたので、安定した光ディスクの判別が可
能となる。請求項4に記載の発明は、第1の光ディスク
よりも狭いトラックピッチにより構成された第2の光デ
ィスクを光ディスク再生装置にて再生した際に、判別手
段は、フォーカス合算信号の出力信号に基づいて光ディ
スクの判別を行うようにしたので、CDとDVD等の異
なった光ディスクを単純な構成で判別することができ
る。
ディスク判別手段を備え、トラッキングエラー信号生成
手段の出力信号に基づいて光ディスクの判別を行うよう
にしたので、CDとDVD等の異なった光ディスクを単
純な構成で判別することができる。請求項2に記載の発
明は、トラッキングエラー信号生成手段を通過した信号
の信号レベルと所定の閾値を比較することにより判別す
るようにしたので、CDとDVD等の異なった光ディス
クを単純な構成で判別することができる。請求項3に記
載の発明は、トラッキングエラー信号生成手段を通過し
た信号のゼロクロスする数をカウントすることにより判
別するようにしたので、安定した光ディスクの判別が可
能となる。請求項4に記載の発明は、第1の光ディスク
よりも狭いトラックピッチにより構成された第2の光デ
ィスクを光ディスク再生装置にて再生した際に、判別手
段は、フォーカス合算信号の出力信号に基づいて光ディ
スクの判別を行うようにしたので、CDとDVD等の異
なった光ディスクを単純な構成で判別することができ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて詳細に説明する。本実施形態において、受光系
及び情報読み取り信号、トラッキングエラー信号の生成
方法は、基本的にCDプレーヤにおけるそれと同様であ
る。
基づいて詳細に説明する。本実施形態において、受光系
及び情報読み取り信号、トラッキングエラー信号の生成
方法は、基本的にCDプレーヤにおけるそれと同様であ
る。
【0009】図1は、本発明の一実施形態のディスク判
別の構成を示すブロック図である。図1において、ピッ
クアップ101は、図示せぬディスクに読み取り光を発
し、ディスクからの反射光を受光して、その反射光の光
量に基づいた電気信号をトラッキングエラー(TE)生
成回路であるTE生成回路103及びLPF(ローパス
フィルタ)107に供給する。TE生成回路103で
は、トラッキングエラーTE信号を生成し、トラッキン
グゼロクロス生成回路であるTZC生成回路104にト
ラッキングエラーTE信号を供給する。トラッキングエ
ラーTE信号は、主にディスクの記録トラック中心に対
する読み取り光の照射位置の誤差成分を含む信号であ
る。TZC生成回路104では、ゼロクロスで出力が反
転する信号を生成し、マイクロプロセッサ105にゼロ
クロス信号を供給する。
別の構成を示すブロック図である。図1において、ピッ
クアップ101は、図示せぬディスクに読み取り光を発
し、ディスクからの反射光を受光して、その反射光の光
量に基づいた電気信号をトラッキングエラー(TE)生
成回路であるTE生成回路103及びLPF(ローパス
フィルタ)107に供給する。TE生成回路103で
は、トラッキングエラーTE信号を生成し、トラッキン
グゼロクロス生成回路であるTZC生成回路104にト
ラッキングエラーTE信号を供給する。トラッキングエ
ラーTE信号は、主にディスクの記録トラック中心に対
する読み取り光の照射位置の誤差成分を含む信号であ
る。TZC生成回路104では、ゼロクロスで出力が反
転する信号を生成し、マイクロプロセッサ105にゼロ
クロス信号を供給する。
【0010】一方LPF107に供給された読み取り情
報信号(以下RF信号RFと称す)は、LPF107に
て、高周波成分を除去し、さらに低域成分のみを抽出さ
れる。LPF107にて抽出された低域成分は、フォー
カス合算信号生成回路であるFSUM生成回路108に
供給される。FSUM生成回路108では、フォーカス
合算信号を生成しフォーカス合算信号ゼロクロス生成回
路であるFSUMZC生成回路109に供給する。FS
UMZC生成回路109では、ゼロクロスで出力が反転
する信号を生成し、マイクロプロセッサ105にゼロク
ロス信号を供給する。マイクロプロセッサ105では、
供給された各種ゼロクロス信号のゼロクロスの回数を計
測し、予め図示せぬROMに記憶されている値との計数
比較処理が行われる。
報信号(以下RF信号RFと称す)は、LPF107に
て、高周波成分を除去し、さらに低域成分のみを抽出さ
れる。LPF107にて抽出された低域成分は、フォー
カス合算信号生成回路であるFSUM生成回路108に
供給される。FSUM生成回路108では、フォーカス
合算信号を生成しフォーカス合算信号ゼロクロス生成回
路であるFSUMZC生成回路109に供給する。FS
UMZC生成回路109では、ゼロクロスで出力が反転
する信号を生成し、マイクロプロセッサ105にゼロク
ロス信号を供給する。マイクロプロセッサ105では、
供給された各種ゼロクロス信号のゼロクロスの回数を計
測し、予め図示せぬROMに記憶されている値との計数
比較処理が行われる。
【0011】トラッキングサーボコントロールIC10
6は、マイクロプロセッサ105からのトラッキング制
御命令を受けてトラッキングエラー信号から信号処理さ
れたトラッキングドライブ信号をピックアップ101の
トラッキング駆動コイルを駆動しトラッキングサーボを
構成する。マイクロプロセッサ105で計数比較処理さ
れた結果によりディスク判別処理が行われる。
6は、マイクロプロセッサ105からのトラッキング制
御命令を受けてトラッキングエラー信号から信号処理さ
れたトラッキングドライブ信号をピックアップ101の
トラッキング駆動コイルを駆動しトラッキングサーボを
構成する。マイクロプロセッサ105で計数比較処理さ
れた結果によりディスク判別処理が行われる。
【0012】次に、TZC生成回路104の1例を図2
のヒステリシス比較器を用いた場合について説明する。
図2において、トラッキングエラーTEを比較処理回路
の入力202に入力し、比較器201で比較した出力2
03の出力を得る。入力202に入力されたトラッキン
グエラー信号は、抵抗R5とコンデンサC2とで構成さ
れるローパスフィルタで▲ろ▼波され、信号の低域成分
のAC成分がコンデンサC1を通過して、基準電圧Vr
efに重畳されて抵抗R4の正帰還によるヒステリシス
特性を持った比較器201のマイナス端子の基準電圧V
refと比較され出力203に矩形波として出力され
る。
のヒステリシス比較器を用いた場合について説明する。
図2において、トラッキングエラーTEを比較処理回路
の入力202に入力し、比較器201で比較した出力2
03の出力を得る。入力202に入力されたトラッキン
グエラー信号は、抵抗R5とコンデンサC2とで構成さ
れるローパスフィルタで▲ろ▼波され、信号の低域成分
のAC成分がコンデンサC1を通過して、基準電圧Vr
efに重畳されて抵抗R4の正帰還によるヒステリシス
特性を持った比較器201のマイナス端子の基準電圧V
refと比較され出力203に矩形波として出力され
る。
【0013】次に、ヒステリシス特性及びローパスフィ
ルタを持たない比較器を用いた場合の図3の例について
説明する。トラッキングエラーTEを比較処理回路の入
力302に入力し、比較器301で比較した出力303
の出力を得る。入力302に入力されたトラッキングエ
ラー信号は、コンデンサC1で信号のAC成分を通過さ
せ、基準電圧Vrefに重畳されて比較器301のマイ
ナス端子の基準電圧Vrefと比較され出力303に矩
形波として出力される。R4はヒステリシス特性が生じ
ないような大きな抵抗値を用いる。次に、このように構
成されたプレーヤにて、CD及びDVDを載置して再生
を行った場合の各種信号の波形を図4に示す。
ルタを持たない比較器を用いた場合の図3の例について
説明する。トラッキングエラーTEを比較処理回路の入
力302に入力し、比較器301で比較した出力303
の出力を得る。入力302に入力されたトラッキングエ
ラー信号は、コンデンサC1で信号のAC成分を通過さ
せ、基準電圧Vrefに重畳されて比較器301のマイ
ナス端子の基準電圧Vrefと比較され出力303に矩
形波として出力される。R4はヒステリシス特性が生じ
ないような大きな抵抗値を用いる。次に、このように構
成されたプレーヤにて、CD及びDVDを載置して再生
を行った場合の各種信号の波形を図4に示す。
【0014】CDプレーヤ(CD用のピックアップ)
に、CDを載置して再生操作を行うと、通常フォーカス
ロックが行われた後のトラッキングクローズする前、す
なわち、トラッキングザーボオープン時には、図4の左
側に示すようにトラッキングエラーTE、RF信号R
F、フォーカス合算信号の低域成分FSUMが生成され
る。一方そのプレーヤにDVD等のようにより高密度記
録されたディスクを載置して再生操作を行うと、フォー
カスロックの後、図4の右側に示したように、前述した
信号は正確に生成されない。
に、CDを載置して再生操作を行うと、通常フォーカス
ロックが行われた後のトラッキングクローズする前、す
なわち、トラッキングザーボオープン時には、図4の左
側に示すようにトラッキングエラーTE、RF信号R
F、フォーカス合算信号の低域成分FSUMが生成され
る。一方そのプレーヤにDVD等のようにより高密度記
録されたディスクを載置して再生操作を行うと、フォー
カスロックの後、図4の右側に示したように、前述した
信号は正確に生成されない。
【0015】図4において、S字信号として示されてい
る波形は、図1の回路において図示しなかったフォーカ
スエラー生成回路にて生成されたフォーカスエラー信号
であり、TEは図1のTE生成回路103にて生成され
た出力信号であり、RFは図1の回路のLPF107の
出力信号であり、FSUMは図1の回路のFSUM生成
回路108の出力信号であり、203及び303は図1
の回路のTZC生成回路104の出力信号である。
る波形は、図1の回路において図示しなかったフォーカ
スエラー生成回路にて生成されたフォーカスエラー信号
であり、TEは図1のTE生成回路103にて生成され
た出力信号であり、RFは図1の回路のLPF107の
出力信号であり、FSUMは図1の回路のFSUM生成
回路108の出力信号であり、203及び303は図1
の回路のTZC生成回路104の出力信号である。
【0016】DVD等の高密度ディスクでは、CD用の
ピックアップで再生しようとすると、信号読み取りビー
ムスポット径がピットおよびトラックピッチに比べ大き
いため、RF信号RFの信号レベルはCDに比べ極端に
小さくなり、トラッキングエラーTE、フォーカス合算
信号の低域成分FSUMとも、本来のエラー信号となら
ない。従って、図4右側に示したような出力波形とな
る。
ピックアップで再生しようとすると、信号読み取りビー
ムスポット径がピットおよびトラックピッチに比べ大き
いため、RF信号RFの信号レベルはCDに比べ極端に
小さくなり、トラッキングエラーTE、フォーカス合算
信号の低域成分FSUMとも、本来のエラー信号となら
ない。従って、図4右側に示したような出力波形とな
る。
【0017】次に、本発明の第1の実施の形態を図1及
び図5のフローチャートを用いて説明する。
び図5のフローチャートを用いて説明する。
【0018】図5は、図2の回路を用いた場合の計数比
較処理のフローチャートを示す。先ずSTEPIでフォ
ーカスサーボをオンにし、STEP2でディスクを回転
させ、例えば600r.p.m.で回転させる。次にS
TEP3でトラッキングゼロクロスの回数TZCを測定
し、STEP4でTZCが設定した比較値のTZCaよ
り小さいかどうかを調べる。TZCが小さければYes
となり、STEP5でCDではないと判別する。STE
P4でNoの場合は、STEP6へ進みCDと判別す
る。
較処理のフローチャートを示す。先ずSTEPIでフォ
ーカスサーボをオンにし、STEP2でディスクを回転
させ、例えば600r.p.m.で回転させる。次にS
TEP3でトラッキングゼロクロスの回数TZCを測定
し、STEP4でTZCが設定した比較値のTZCaよ
り小さいかどうかを調べる。TZCが小さければYes
となり、STEP5でCDではないと判別する。STE
P4でNoの場合は、STEP6へ進みCDと判別す
る。
【0019】前述したDVD等の高密度ディスクの場
合、ローパスフィルタにより高域の信号成分は▲ろ▼波
され、C1を通過するTE成分はヒステリシス幅内とな
るため、出力203には出力が生じない。しかし、CD
の場合はトラッキングゼロクロス出力を得るので、例え
ば計数値の比較値を5程度に選択しておくことにより、
計数値が比較値より大きい場合をCD、小さい場合をD
VD等の高密度ディスクと判別することができる。
合、ローパスフィルタにより高域の信号成分は▲ろ▼波
され、C1を通過するTE成分はヒステリシス幅内とな
るため、出力203には出力が生じない。しかし、CD
の場合はトラッキングゼロクロス出力を得るので、例え
ば計数値の比較値を5程度に選択しておくことにより、
計数値が比較値より大きい場合をCD、小さい場合をD
VD等の高密度ディスクと判別することができる。
【0020】このようにして、TE信号のゼロクロスの
回数をカウントすることにより、CDとDVDのディス
クを判別する。なお、本実施の形態の場合は、DVDの
TE信号の出力(203)は生じないため、出力信号が
生じるか生じないかで判別することも可能である。ま
た、TE信号のレベル差によりディスク判別することも
可能である。次に、本発明の第2の実施の形態を図1及
び図6のフローチャートを用いて説明する。
回数をカウントすることにより、CDとDVDのディス
クを判別する。なお、本実施の形態の場合は、DVDの
TE信号の出力(203)は生じないため、出力信号が
生じるか生じないかで判別することも可能である。ま
た、TE信号のレベル差によりディスク判別することも
可能である。次に、本発明の第2の実施の形態を図1及
び図6のフローチャートを用いて説明する。
【0021】図6は、図3の回路を用いた場合の計数比
較処理のフローチャートを示す。先ずSTEP1でフォ
ーカスサーボをオンにし、STEP2でディスクを回転
させ、例えば600r.p.m.で回転させる。次にS
TEP3でトラッキングゼロクロスの回数TZCを測定
し、STEP4でTZCが設定した比較値のTZCbよ
り大きいかどうかを調べる。TZCが大きければYes
となり、STEP5でCDではないと判別する。STE
P4でNoの場合は、STEP6へ進みCDと判別す
る。
較処理のフローチャートを示す。先ずSTEP1でフォ
ーカスサーボをオンにし、STEP2でディスクを回転
させ、例えば600r.p.m.で回転させる。次にS
TEP3でトラッキングゼロクロスの回数TZCを測定
し、STEP4でTZCが設定した比較値のTZCbよ
り大きいかどうかを調べる。TZCが大きければYes
となり、STEP5でCDではないと判別する。STE
P4でNoの場合は、STEP6へ進みCDと判別す
る。
【0022】CDの場合には、正常なトラッキングエラ
ー信号が再生されるため、出力303の信号は、ディス
クの回転数が例えば600r.p.m.の場合では、デ
ィスクの偏心が0.1mmあったとすれば、トラックピ
ッチ1.7μmの場合約60トラックを横切ることにな
るので、1回転で略120サイクル程度の矩形波信号が
出力され、そのゼロクロス点は1回転につき略240回
となる。一方、DVD等の高密度ディスクの場合には、
トラッキングエラー信号がほとんどノイズに隠れてしま
う程度となるため、多サイクルのランダムな矩形波出力
となる。そこで、出力303の信号をマイクロプロセッ
サで計数し、例えば計数値が1回転につき300以下の
場合をCD、300を越える場合をCDでないと判別す
ることにより、ディスク判別が可能となる。
ー信号が再生されるため、出力303の信号は、ディス
クの回転数が例えば600r.p.m.の場合では、デ
ィスクの偏心が0.1mmあったとすれば、トラックピ
ッチ1.7μmの場合約60トラックを横切ることにな
るので、1回転で略120サイクル程度の矩形波信号が
出力され、そのゼロクロス点は1回転につき略240回
となる。一方、DVD等の高密度ディスクの場合には、
トラッキングエラー信号がほとんどノイズに隠れてしま
う程度となるため、多サイクルのランダムな矩形波出力
となる。そこで、出力303の信号をマイクロプロセッ
サで計数し、例えば計数値が1回転につき300以下の
場合をCD、300を越える場合をCDでないと判別す
ることにより、ディスク判別が可能となる。
【0023】次に、本発明の第3の実施の形態にて説明
する。本実施の形態にて行われるディスク判別方法は、
RF信号RFを用いてディスク判別を行う。図4のFS
UM信号において、CDによるFSUM信号は、正規の
波形となるが、DVDの波形は出力されない。すなわ
ち、FSUMZC生成回路において、本発明の第2の実
施の形態と同様の回路を用いることにより、同様のディ
スク判別方法が可能となる。以上説明したように、上記
各実施の形態ではTE信号及びRF信号の出力波形の違
いを利用することにより、CD及びDVDのディスクの
判別を行っている。
する。本実施の形態にて行われるディスク判別方法は、
RF信号RFを用いてディスク判別を行う。図4のFS
UM信号において、CDによるFSUM信号は、正規の
波形となるが、DVDの波形は出力されない。すなわ
ち、FSUMZC生成回路において、本発明の第2の実
施の形態と同様の回路を用いることにより、同様のディ
スク判別方法が可能となる。以上説明したように、上記
各実施の形態ではTE信号及びRF信号の出力波形の違
いを利用することにより、CD及びDVDのディスクの
判別を行っている。
【0024】本発明では、ディスク判別について説明し
てきたが、ディスク判別が達成された後に、対応してい
ないディスクと判別した場合には、再生モードから停止
モードやイジェクトモード等に切り換え、さらにディス
クが正常でない旨の表示や音声又は音響にて告知する等
の手段をとることが可能である。
てきたが、ディスク判別が達成された後に、対応してい
ないディスクと判別した場合には、再生モードから停止
モードやイジェクトモード等に切り換え、さらにディス
クが正常でない旨の表示や音声又は音響にて告知する等
の手段をとることが可能である。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光ディス
ク再生装置によれば、CDが再生可能なプレーヤにおい
て、DVD等の高密度ディスクを再生しようとした場
合、再生を停止し、使用者にCDではない旨の告知をす
ることが可能となる。また、数種類の異ディスクを数種
類のピックアップで、再生するような装置においては、
ディスク判別によりピックアップを変換することも可能
となる。この他にも、上記実施の形態では限定的な説明
を行ったが、当業者の設計可能な範囲で適宜変更するこ
とが可能である。
ク再生装置によれば、CDが再生可能なプレーヤにおい
て、DVD等の高密度ディスクを再生しようとした場
合、再生を停止し、使用者にCDではない旨の告知をす
ることが可能となる。また、数種類の異ディスクを数種
類のピックアップで、再生するような装置においては、
ディスク判別によりピックアップを変換することも可能
となる。この他にも、上記実施の形態では限定的な説明
を行ったが、当業者の設計可能な範囲で適宜変更するこ
とが可能である。
Claims (4)
- 【請求項1】 所定のトラックピッチにより構成された
第1の光ディスクと、前記第1の光ディスクに記録され
た記録情報を読み取るためのピックアップと、 前記第1の光ディスクのトラッキングエラー信号を生成
するトラッキングエラー信号生成手段と、 ディスク判別を行うディスク判別手段とを備えた光ディ
スク再生装置において、 前記第1の光ディスクよりも狭いトラックピッチにより
構成された第2の光ディスクを前記光ディスク再生装置
にて再生した際に、 前記判別手段は、前記トラッキングエラー信号生成手段
の出力信号に基づいて前記第1の光ディスクではないこ
とを判別することを特徴とする光ディスク再生装置。 - 【請求項2】 前記ディスク判別手段は、前記トラッキ
ングエラー信号生成手段を通過した信号の信号レベルと
所定の閾値を比較することにより判別することを特徴と
する請求項1記載の光ディスク再生装置。 - 【請求項3】 前記トラッキングエラー信号生成手段を
通過した信号のゼロクロスをカウントするカウンタを有
し、 前記ディスク判別手段は、前記カウンタのカウント値に
より判別することを特徴とする請求項1記載の光ディス
ク再生装置。 - 【請求項4】 所定のトラックピッチにより構成された
第1の光ディスクと、前記第1の光ディスクに記録され
た記録情報を読み取るためのピックアップと、 前記第1の光ディスクのRF信号を生成するRF信号生
成回路と、 前記RF信号の低域成分を抜き出しフォーカス合算信号
を生成するLPFと、ディスク判別を行うディスク判別
手段とを備えた光ディスク再生装置において、 前記第1の光ディスクよりも狭いトラックピッチにより
構成された第2の光ディスクを前記光ディスク再生装置
にて再生した際に、 前記判別手段は、前記フォーカス合算信号の出力信号に
基づいて前記第1の光ディスクではないことを判別する
ことを特徴とする光ディスク再生装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8156210A JPH09330554A (ja) | 1996-05-28 | 1996-05-28 | 光ディスク再生装置 |
EP97108533A EP0810588B1 (en) | 1996-05-28 | 1997-05-27 | Disk discrimination apparatus for an optical disk reproducing apparatus |
US08/863,208 US5909419A (en) | 1996-05-28 | 1997-05-27 | Disk discrimination apparatus for an optical disk reproducing apparatus |
DE69701545T DE69701545T2 (de) | 1996-05-28 | 1997-05-27 | Plattenunterscheidungsgerät für ein optisches Plattenwiedergabegerät |
CN97112351A CN1118796C (zh) | 1996-05-28 | 1997-05-28 | 光盘再生装置的盘辨别装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8156210A JPH09330554A (ja) | 1996-05-28 | 1996-05-28 | 光ディスク再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09330554A true JPH09330554A (ja) | 1997-12-22 |
Family
ID=15622776
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8156210A Pending JPH09330554A (ja) | 1996-05-28 | 1996-05-28 | 光ディスク再生装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5909419A (ja) |
EP (1) | EP0810588B1 (ja) |
JP (1) | JPH09330554A (ja) |
CN (1) | CN1118796C (ja) |
DE (1) | DE69701545T2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US7787341B2 (en) | 2006-03-30 | 2010-08-31 | Toshiba Samsung Storage Technology Corporation | Optical disk device and method for determining disk type |
US8203915B2 (en) | 2009-02-12 | 2012-06-19 | Funai Electric Co., Ltd. | Optical disc reader |
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---|---|---|---|---|
JP3718941B2 (ja) * | 1997-02-26 | 2005-11-24 | ソニー株式会社 | 光ディスク装置 |
DE19746990A1 (de) * | 1997-09-30 | 1999-04-01 | Thomson Brandt Gmbh | Gerät zum Lesen und/oder Beschreiben optischer Aufzeichnungsträger |
KR100636116B1 (ko) * | 1999-12-02 | 2006-10-18 | 삼성전자주식회사 | 디스크 종류 판단방법 및 장치 |
US6629089B1 (en) * | 2000-09-29 | 2003-09-30 | Cirrus Logic, Inc. | Artificial neural network voice coil motor controller |
SE525754C2 (sv) * | 2001-02-23 | 2005-04-19 | Audiodev Ab | Apparat och metod för mätning av lokalt spåravstånd |
US6745167B2 (en) * | 2001-03-27 | 2004-06-01 | Lite-On It Corporation | Fuzzy-neuro method for discriminating optical disk type |
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US6490237B1 (en) | 2001-05-14 | 2002-12-03 | Cirrus Logic, Inc. | Fuzzy inference system and method for optical disc discrimination |
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TWI256614B (en) * | 2003-02-12 | 2006-06-11 | Quanta Storage Inc | Laser beam selection method of CD driver |
KR20040107044A (ko) * | 2003-06-12 | 2004-12-20 | 삼성전자주식회사 | 광 디스크 판별 방법 및 그 장치 |
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WO2007029145A2 (en) * | 2005-09-08 | 2007-03-15 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Parameter variation before closing radial control loop |
TWI342550B (en) * | 2007-06-26 | 2011-05-21 | Sunplus Technology Co Ltd | Optical disc identification apparatus and method thereof |
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JPS61177642A (ja) * | 1985-01-31 | 1986-08-09 | Olympus Optical Co Ltd | 光学的情報記録再生装置 |
JP2578973B2 (ja) * | 1989-05-01 | 1997-02-05 | パイオニア株式会社 | オン/オフトラック検出機能を有するコンパチブルディスクプレーヤ |
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KR0183145B1 (ko) * | 1995-09-30 | 1999-04-15 | 김광호 | 광 디스크 판별장치 및 방법 |
JPH09106617A (ja) * | 1995-10-06 | 1997-04-22 | Pioneer Electron Corp | 情報記録媒体判別方法及び装置並びにフォーカスサーボ制御方法及び装置 |
TW453493U (en) * | 1996-02-13 | 2001-09-01 | Tokyo Shibaura Electric Co | Reproducing device of optical disk |
-
1996
- 1996-05-28 JP JP8156210A patent/JPH09330554A/ja active Pending
-
1997
- 1997-05-27 EP EP97108533A patent/EP0810588B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1997-05-27 US US08/863,208 patent/US5909419A/en not_active Expired - Fee Related
- 1997-05-27 DE DE69701545T patent/DE69701545T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1997-05-28 CN CN97112351A patent/CN1118796C/zh not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN1168523A (zh) | 1997-12-24 |
EP0810588A2 (en) | 1997-12-03 |
EP0810588B1 (en) | 2000-03-29 |
DE69701545T2 (de) | 2000-08-03 |
CN1118796C (zh) | 2003-08-20 |
EP0810588A3 (en) | 1998-03-25 |
US5909419A (en) | 1999-06-01 |
DE69701545D1 (de) | 2000-05-04 |
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