Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JPH09320746A - 電磁調理器 - Google Patents

電磁調理器

Info

Publication number
JPH09320746A
JPH09320746A JP13379296A JP13379296A JPH09320746A JP H09320746 A JPH09320746 A JP H09320746A JP 13379296 A JP13379296 A JP 13379296A JP 13379296 A JP13379296 A JP 13379296A JP H09320746 A JPH09320746 A JP H09320746A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
load
inverter
top plate
heating coil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13379296A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Kakizawa
俊夫 柿沢
Hitoshi Takimoto
等 滝本
Kaoru Ozawa
薫 小澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP13379296A priority Critical patent/JPH09320746A/ja
Publication of JPH09320746A publication Critical patent/JPH09320746A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electric Ovens (AREA)
  • General Induction Heating (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、強力な火力及び調理物の返し等を
必要とする中華料理等にも使用することができて調理の
幅を増加させることを目的とする。 【解決手段】 トッププレート19上の鍋を含む負荷2
1を所定の出力で加熱中にトッププレート19上から前
記鍋を含む負荷21が取り除かれた時、所定時間の間イ
ンバータ10の出力を所定の出力よりも低下させる出力
低下手段12,13を有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般家庭等で使用
される電磁調理器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電磁調理器は、トッププレート上
に鍋等の負荷がないときに、例えば包丁などの加熱して
はいけない物が不用意に置かれたとき、瞬間的にインバ
ータが停止するような構造となっており、次にインバー
タが駆動されるのは5〜6秒後となっていた。ところ
で、中華料理など鍋を使用して調理物を返して混ぜると
全体によく混ざり、炒め物などが非常にうまくいくこと
が知られている。しかしながら、従来の電磁調理器の場
合、上記のように鍋を動かすとインバータが停止してし
まい、鍋を動かして調理物を混ぜると殆どインバータが
動作せず、使用することができなかった。
【0003】図5は、このような従来の電磁調理器の回
路構成を示している。商用電源1が電源スイッチ2を介
してダイオード3a〜3dで構成された整流ブリッジ3
に接続されている。整流ブリッジ3の正極、負極間には
平滑用の数μF程度のコンデンサ4が接続されている。
さらに整流ブリッジ3の正極側には、加熱コイル5と共
振用コンデンサ6の並列共振回路が接続され、その並列
共振回路の他端がトランジスタ7のコレクタに接続され
ている。トランジスタ7のエミッタは整流ブリッジ3の
負極側に接続されている。トランジスタ7にはダンパダ
イオード8が並列接続されている。上記の加熱コイル
5、共振用コンデンサ6、トランジスタ7及びダンパダ
イオード8によりインバータ10が構成されている。加
熱コイル5上に配置されたトッププレート19の上に鍋
負荷21が載置される。トランジスタ7のベースは駆動
回路9を介して出力制御回路11に接続されている。出
力制御回路11には、加熱コイル5への出力の大きさを
制御するための外部から操作可能な可変ボリューム1
8、加熱コイル5の温度を検出してインバータ10を停
止したり、加熱コイル5上の鍋負荷21の温度を検出す
るための鍋温度検出回路等を含む安全回路15及びトッ
ププレート19上の鍋負荷21の有無を検出するための
負荷検知手段としての負荷検知回路14等が接続されて
いる。負荷検知回路14の一方の入力端子はトランジス
タ7のコレクタに接続され、他方の入力端子は出力制御
回路11の出力端子に接続されている。16は発振器で
あり、トランジスタ7を駆動する周波数よりも低い所定
の周波数で発振する。そして発振器16に対して、トラ
ンジスタ7を含んで構成されるインバータ10の適切な
周波数に同期をとるため、帰還回路17が設けられてい
る。帰還回路17の一方の入力端子は整流ブリッジ3の
正極側に接続され、他方の入力端子はトランジスタ7の
コレクタに接続され、出力端子は発振器16に接続され
ている。
【0004】上述の電磁調理器の動作を、図6の動作波
形図を用いてインバータ10の動作から説明する。発振
器16は、インバータ10の共振周波数よりも低い周波
数、即ち長い周期t0 で発振している。図6(a)は発
振器16の出力波形Vosc を示しており、鋸波形状をし
ている。出力制御回路11は駆動回路9に対してトラン
ジスタ7を駆動するためのパルスを成形する。これは発
振器16の出力波形Vosc に対して可変ボリューム18
が発生する電圧レベルVr との比較で発生するようにな
っている。即ち、出力波形Vosc が電圧レベルVr より
も低いときは、図6(b)に示す出力制御回路11の出
力電圧Vd はHレベルとなり、出力波形Vosc が電圧レ
ベルVr よりも高いときには出力電圧Vd はLレベルと
なる。出力制御回路11の出力電圧Vd は駆動回路9で
増幅され、出力電圧Vd と同様の波形の駆動電圧がトラ
ンジスタ7のベースに加えられる。出力電圧Vd がHレ
ベルのときトランジスタ7がオンとなり、トランジスタ
7のコレクタ(加熱コイル5)には、図6(c)に示す
ような鋸波形の高周波電流Ic が流れる。出力電圧Vd
がLレベルでトランジスタ7がオフすると、加熱コイル
5と共振用コンデンサ6の並列共振回路が共振してトラ
ンジスタ7のコレクタには図6(d)に示すような正弦
波状の共振電圧Vc が加わる。この共振電圧Vc の波形
に対して電圧Va の後部の交差端を帰還回路17で検出
し、発振器16に同期信号を加える。これにより発振器
16の周期t0 をt1 に短縮して加熱コイル5と共振用
コンデンサ6の共振周波数に同期をとることでインバー
タ10が正常に動作する。この型式のインバータ10の
出力を可変にするには、トランジスタ7のオン期間Tを
可変することにより可能である。
【0005】図8は、負荷検知回路14の動作を説明す
るための図である。上述のように、インバータ10の出
力は、トランジスタ7のオン期間Tを制御することによ
り変化する。そこで鍋負荷21がトッププレート19上
に載置されている状態での出力制御回路11の出力電圧
Vd と共振電圧Vc を平滑して負荷検知回路14に入力
できる程度に分圧した電圧特性をVcaとして示す。一
方、鍋負荷21がトッププレート19上から取り除かれ
ると、インバータ10の発振周波数は殆ど変化しないが
共振電圧Vc のピーク値は低下するので、電圧特性は
V′caのように低下する。そこで、適宜に定めた閾値電
圧Vdaに対する各電圧Vca,V′caの大、小関係を比較
すれば鍋負荷21の有無を検出することが可能となる。
【0006】図7は、電磁調理器全体の動作を説明する
ためのフローチャートである。電源スイッチ2をオンす
ると(ステップ101)、負荷検知回路14が動作し、
鍋負荷21がトッププレート19上に載っていると、こ
れを検出して鍋負荷21があることが出力制御回路11
に伝達され(ステップ102のYes)、インバータ1
0が駆動される(ステップ103)。調理途中で鍋負荷
21を取り去ると、負荷検知回路14が鍋負荷21が無
いことを検出して、これが出力制御回路11に伝達さ
れ、次に負荷検知回路14を動作させるための時間を計
測する無負荷タイマがセットされ(ステップ104)、
これと同時にインバータ10の動作が停止される(ステ
ップ105)。そして無負荷タイマの計測時間がゼロに
なったとき(ステップ106)、再び負荷検知回路14
を動作させる。この状態は、電源スイッチ2がオフされ
て(ステップ107のYes)、インバータ10がオフ
状態に設定されるまで続く(ステップ108)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の電磁調理器は、
トッププレート上に鍋負荷が載置されていないとき、又
は鍋負荷が取り除かれたとき、インバータの動作が瞬間
的に停止する。このため、特に中華料理等の場合、鍋を
使用して調理物の返しを行うとインバータの動作が停止
してしまい、調理ができなくなるという不具合があっ
た。
【0008】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
強力な火力及び調理物の返し等を必要とする中華料理等
の調理にも使用することができて調理の幅が増し、非常
に使いやすく、さらには構造が簡単で信頼性の高い電磁
調理器を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、加熱コイルを含んで構成さ
れ、該加熱コイルに高周波電流を流すインバータと、前
記加熱コイル上に配置されたトッププレートと、該トッ
ププレート上の鍋を含む負荷の有無を検出する負荷検知
手段と、前記トッププレート上の前記負荷を前記インバ
ータによる所定の出力で加熱中に前記トッププレート上
から前記負荷が取り除かれた時、所定時間の間前記イン
バータの出力を前記所定の出力よりも低下させる出力低
下手段とを有することを要旨とする。この構成により、
トッププレート上に鍋を含む負荷が載置されて所定の出
力で加熱中に、例えば調理物を返すために、その鍋を含
む負荷がトッププレート上から取り除かれると、インバ
ータの出力は所定時間の間弱出力状態で保持され続け
る。
【0010】請求項2記載の発明は、上記請求項1記載
の電磁調理器において、前記出力低下手段が動作中の所
定時間内に前記負荷が前記トッププレート上に戻ったと
きは前記インバータの出力を前記所定の出力に復帰さ
せ、前記所定時間内に前記負荷が前記トッププレート上
に戻らなかったときは前記インバータを停止させるよう
に構成してなることを要旨とする。この構成により、所
定の出力での加熱中に、鍋を含む負荷がトッププレート
上から取り除かれて、インバータの出力が弱出力状態に
保持されている所定時間の間に、その鍋を含む負荷がト
ッププレート上に戻るとインバータの出力は所定の出力
に復帰して加熱が続けられる。一方、所定時間の後も無
負荷状態が続くとインバータは停止する。
【0011】請求項3記載の発明は、上記請求項2記載
の電磁調理器において、前記インバータは、前記加熱コ
イルに対して電圧共振を行うように接続された共振用コ
ンデンサと、前記加熱コイルに直列に接続されたトラン
ジスタとを有することを要旨とする。この構成により、
電磁調理器の回路構成の簡易化が得られる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0013】図1及び図2は、本発明の第1の実施の形
態を示す図である。なお、図1及び後述の第2の実施の
形態を示す図3において、前記図5における機器及び素
子等と同一ないし均等のものは、前記と同一符号を以っ
て示し、重複した説明を省略する。
【0014】まず、図1を用いて電磁調理器の構成を説
明すると、本実施の形態では、トッププレート19上に
載置した鍋負荷21をインバータ10からの所定の出力
で加熱中に、例えば調理物を返すために、その鍋負荷2
1がトッププレート19上から取り除かれたことが負荷
検知回路14で検出された時、例えば1秒程度の所定時
間を計時する弱出力タイマ13が出力制御回路12に含
まれている。出力制御回路12は、この弱出力タイマ1
3で計時される所定時間の間、インバータ10の出力を
所定の出力よりも低い弱出力となるように制御するよう
になっている。而して弱出力タイマ13を含む出力制御
回路12により、所定時間の間インバータ10の出力を
弱出力とする出力低下手段が構成されている。
【0015】次に、上述のように構成された電磁調理器
の動作を図2のフローチャートを用いて説明する。電源
スイッチ2をオンすると(ステップ201)、負荷検知
回路14が動作し、鍋負荷21がトッププレート19上
に載っていると、これを検出して鍋負荷21があること
が出力制御回路12に伝達され(ステップ202のYe
s)、インバータ10が設定された所定の出力で動作を
始める(ステップ203)。インバータ10からの所定
の出力で加熱中に、例えば調理物を返すために、鍋負荷
21がトッププレート19上から取り除かれると、負荷
検知回路14がこれを検出して鍋負荷21が取り除かれ
たことが出力制御回路12に伝達される(ステップ20
4のNo)。このとき、出力制御回路12は、弱出力タ
イマ13をセットして例えば1秒程度の所定時間の計時
を開始するとともに(ステップ205)、インバータ1
0の出力を弱出力にしてトランジスタ7を保護する(ス
テップ206)。そして弱出力タイマ13が動作し、鍋
負荷21がトッププレート19上に無い間、インバータ
10は弱出力が保持され続ける(ステップ207のN
o、ステップ208のNo)。弱出力タイマ13の動作
中に鍋負荷21がトッププレート19上に戻ったとき
は、負荷検知回路14でこれが検出され、インバータ1
0は初期の所定の出力に復帰する(ステップ209)。
弱出力に保持された所定時間の間に鍋負荷21がトップ
プレート19上に戻らなかったときは、インバータ10
はオフとなる(ステップ210)。一方、電源スイッチ
2をオンした直後に、負荷検知回路14が鍋負荷21を
検出しなかったときは(ステップ202のNo)、従来
と同様に、無負荷タイマをセットし(ステップ21
1)、インバータ10はオフされる(ステップ21
2)。そして、無負荷タイマの計測時間がゼロになるま
でインバータ10のオフ状態を続け、その計測時間がゼ
ロになったとき(ステップ213のYes)、再度、負
荷検知回路14を動作させる。この状態は、電源スイッ
チ2がオフされて(ステップ214のYes)、インバ
ータ10がオフ状態に設定されるまで続く(ステップ2
15)。
【0016】上述したように、本実施の形態では、トッ
ププレート19上に鍋負荷21を載置せずに電源スイッ
チ2を投入したとき、負荷検知回路14の無負荷検知に
より出力制御回路12は瞬間的にインバータ10をオフ
する。この動作は、従来例と同様に5〜6秒間隔で繰り
返されるが、常にインバータ10は瞬間的に停止するの
で、使用者は従来例と同様に、電磁調理器は常に停止し
ていると感じる。一方、トッププレート19上に鍋負荷
21が載置されて所定の出力で加熱中に、その鍋負荷2
1がトッププレート19上から取り除かれると、インバ
ータ10の出力は所定時間の間弱出力に低下する。そし
て、所定時間の後も無負荷状態が続けばインバータ10
は停止するが、所定時間の間に鍋負荷21がトッププレ
ート19上に戻り、負荷検知回路14で負荷が検知され
ると、インバータ10の出力は初期の状態に復帰し、所
定の出力で連続して加熱が続けられる。このため、中華
料理等で鍋を使用して調理物を返しても十分に加熱調理
がなされる。
【0017】図3及び図4には、本発明の第2の実施の
形態を示す。本実施の形態では、インバータ20を構成
するトランジスタとして直列接続された2個のトランジ
スタ7a,7bが用いられ、その2個のトランジスタ7
a,7bの接続中点に加熱コイル5が接続され、加熱コ
イル5の他端に直列に共振用コンデンサ6が接続されて
いる。この回路はSEPP回路と呼ばれている。この回
路の場合、加熱コイル5と共振用コンデンサ6を共振状
態で使用する共振型SEPP回路と、非共振型SEPP
回路とがあるが、図3の回路の場合は非共振型SEPP
回路であり、加熱コイル5と共振用コンデンサ6の共振
を検出する回路を持っていない。トランジスタ7aのベ
ースは駆動回路9aを介して出力制御回路12に接続さ
れ、他方のトランジスタ7bのベースは他の駆動回路9
bを介して出力制御回路12に接続されている。また出
力制御回路12には商用電源1に流れる電流を検出する
電流トランス22が接続されている。出力制御回路12
は、可変ボリューム18により決定される出力値と商用
電源1に流れる電流値とを比較して加熱コイル5に所定
の電流が流れるように制御を行う。負荷検知回路14に
はトランジスタ7bに流れる電流を検出する電流トラン
ス23が接続されている。
【0018】図4は、負荷検知回路14の動作を説明す
るための図である。鍋負荷がトッププレート上に載置さ
れている状態での出力制御回路12の出力電圧と電流ト
ランス23の検出電流値に対応した電圧を平滑して負荷
検知回路14に入力できる程度に分圧した電圧特性をV
crとして示す。一方、鍋負荷がトッププレート上から取
り除かれると、トランジスタ7bに流れる電流は大きく
なるので、電圧特性はV′crのように上昇する。そこ
で、適宜に定めた閾値電圧Vdrに対する各電圧Vcr,
V′crの大、小関係を比較することでトッププレート上
の鍋負荷の有無を検出することが可能となる。
【0019】電磁調理器の動作としては、前記第1の実
施の形態の場合と同様に、インバータ20からの所定の
出力で加熱中に、鍋負荷がトッププレート上から取り除
かれると、負荷検知回路14がこれを検出して鍋負荷が
取り除かれたことが出力制御回路12に伝達される。こ
のとき、出力制御回路12は、弱出力タイマをセットし
て所定時間の計時を開始するとともに、インバータ20
の出力を弱出力にしてトランジスタ7a,7bを保護す
る。弱出力タイマの動作中に鍋負荷がトッププレート上
に戻ったときは、負荷検知回路14でこれが検出され、
インバータ20は所定の出力に復帰する。弱出力に保持
された所定時間の間に鍋負荷がトッププレート上に戻ら
なかったときは、インバータ20はオフとなる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、加熱コイルを含んで構成され、該加熱コイ
ルに高周波電流を流すインバータと、前記加熱コイル上
に配置されたトッププレートと、該トッププレート上の
鍋を含む負荷の有無を検出する負荷検知手段と、前記ト
ッププレート上の前記負荷を前記インバータによる所定
の出力で加熱中に前記トッププレート上から前記負荷が
取り除かれた時、所定時間の間前記インバータの出力を
前記所定の出力よりも低下させる出力低下手段とを具備
させたため、例えば調理物を返すために、鍋を含む負荷
をトッププレート上から取り除いても、インバータの出
力が所定時間の間は弱出力状態に保持されるので、強力
な火力を必要とする中華料理等でも調理が可能になり、
調理できる料理の幅が増して非常に使いやすい電磁調理
器を提供することができる。
【0021】請求項2記載の発明によれば、前記出力低
下手段が動作中の所定時間内に前記負荷が前記トッププ
レート上に戻ったときは前記インバータの出力を前記所
定の出力に復帰させ、前記所定時間内に前記負荷が前記
トッププレート上に戻らなかったときは前記インバータ
を停止させるように構成したため、インバータの出力が
弱出力状態に保持されている所定時間の間に、その鍋を
含む負荷がトッププレート上に戻るとインバータの出力
は所定の出力に自動的に復帰するので、強力な火力及び
調理物の返し等を必要とする中華料理等の調理に一層好
適な電磁調理器を提供することができる。また所定時間
の後も無負荷状態が続くとインバータは停止するので安
全性を高めることができる。
【0022】請求項3記載の発明によれば、前記インバ
ータは、前記加熱コイルに対して電圧共振を行うように
接続された共振用コンデンサと、前記加熱コイルに直列
に接続されたトランジスタとを有するように構成したた
め、電磁調理器の回路構成が簡単で信頼性の高い電磁調
理器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電磁調理器の第1の実施の形態を
示す回路図である。
【図2】上記第1の実施の形態の動作を説明するための
フローチャートである。
【図3】本発明の第2の実施の形態を示す回路図であ
る。
【図4】上記第2の実施の形態における負荷検知回路の
動作を説明するための図である。
【図5】従来の電磁調理器の回路図である。
【図6】上記従来例におけるインバータの動作波形を示
す図である。
【図7】上記従来例の動作を説明するためのフローチャ
ートである。
【図8】上記従来例における負荷検知回路の動作を説明
するための図である。
【符号の説明】
5 加熱コイル 6 共振用コンデンサ 10,20 インバータ 12 弱出力タイマを含めて出力低下手段を構成する出
力制御回路 13 弱出力タイマ 14 負荷検知回路(負荷検知手段) 19 トッププレート 21 鍋負荷

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱コイルを含んで構成され、該加熱コ
    イルに高周波電流を流すインバータと、前記加熱コイル
    上に配置されたトッププレートと、該トッププレート上
    の鍋を含む負荷の有無を検出する負荷検知手段と、前記
    トッププレート上の前記負荷を前記インバータによる所
    定の出力で加熱中に前記トッププレート上から前記負荷
    が取り除かれた時、所定時間の間前記インバータの出力
    を前記所定の出力よりも低下させる出力低下手段とを有
    することを特徴とする電磁調理器。
  2. 【請求項2】 前記出力低下手段が動作中の所定時間内
    に前記負荷が前記トッププレート上に戻ったときは前記
    インバータの出力を前記所定の出力に復帰させ、前記所
    定時間内に前記負荷が前記トッププレート上に戻らなか
    ったときは前記インバータを停止させるように構成して
    なることを特徴とする請求項1記載の電磁調理器。
  3. 【請求項3】 前記インバータは、前記加熱コイルに対
    して電圧共振を行うように接続された共振用コンデンサ
    と、前記加熱コイルに直列に接続されたトランジスタと
    を有することを特徴とする請求項2記載の電磁調理器。
JP13379296A 1996-05-28 1996-05-28 電磁調理器 Pending JPH09320746A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13379296A JPH09320746A (ja) 1996-05-28 1996-05-28 電磁調理器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13379296A JPH09320746A (ja) 1996-05-28 1996-05-28 電磁調理器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09320746A true JPH09320746A (ja) 1997-12-12

Family

ID=15113132

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13379296A Pending JPH09320746A (ja) 1996-05-28 1996-05-28 電磁調理器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09320746A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008522057A (ja) * 2004-11-26 2008-06-26 パテント アプライド テクノロジー アンカーの穴への取り付け
CN104270844A (zh) * 2014-09-28 2015-01-07 贵州省兴仁县昌茂电子科技有限公司 半桥结构双栅igbt功率管高性能电磁炉控制电路

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008522057A (ja) * 2004-11-26 2008-06-26 パテント アプライド テクノロジー アンカーの穴への取り付け
CN104270844A (zh) * 2014-09-28 2015-01-07 贵州省兴仁县昌茂电子科技有限公司 半桥结构双栅igbt功率管高性能电磁炉控制电路

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4865699B2 (ja) 誘導加熱装置
EP2166819B1 (en) Induction Heater
EP1629698A1 (en) Induction cooktop
US11064573B2 (en) Determining resonant frequency for quasi-resonant induction cooking devices
CN110944420B (zh) 电磁加热装置及其加热控制方法
JPH09320746A (ja) 電磁調理器
JP2811609B2 (ja) 誘導加熱調理器の鍋検知装置
JP3376227B2 (ja) インバータ装置
JPS62290091A (ja) 誘導加熱調理器
JP3150541B2 (ja) インバータ装置
JPS6131503Y2 (ja)
JP4797542B2 (ja) 誘導加熱装置
JPH05343177A (ja) 電磁誘導加熱調理器
EP4033858B1 (en) Induction heating apparatus and method for controlling the same
JP2818196B2 (ja) 高周波加熱調理器
JP2562986B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP3422018B2 (ja) Ih保温釜
JPS6033595Y2 (ja) 誘導加熱調理器
JPH01313880A (ja) 電磁調理器
JPH09238851A (ja) 調理器
JP2000058250A (ja) 誘導加熱調理器
JPS6134711Y2 (ja)
JPS598473Y2 (ja) 周波数変換装置
JP2714168B2 (ja) 誘導加熱調理器
CN115278964A (zh) 加热控制方法、装置和电磁加热烹饪器具