JPH09328110A - 物品計数投入機 - Google Patents
物品計数投入機Info
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- JPH09328110A JPH09328110A JP17290996A JP17290996A JPH09328110A JP H09328110 A JPH09328110 A JP H09328110A JP 17290996 A JP17290996 A JP 17290996A JP 17290996 A JP17290996 A JP 17290996A JP H09328110 A JPH09328110 A JP H09328110A
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Abstract
物品(例えばミートボール)を確実にホッパー等に投入
でき、貯留ホッパー内の物品の残量が少なくなっても能
力を落とすことなく所定個数の物品を投入できる計数投
入機。 【解決手段】 内部に多数のミートボール1を貯留する
貯留ホッパー16と、ミートボール1個づつを収納する
収納孔12が複数列設けられ、貯留ホッパーの下を通過
するとき各収納孔にミートボールを受け入れ、上方の投
入孔15から1個づつ順次落下させる回転円盤11と、
各収納孔におけるミートボールの有無を検知する検知手
段17と、該検知手段の信号に基づき投入孔位置に搬送
されるミートボールの数を計数するとともに、その数が
1回分の投入数に達するまで回転円盤を駆動し、1回分
の投入数に達したとき停止させる制御手段を備える。
Description
自動的に計数して袋詰め包装機にセットされた包装袋等
に投入するための物品計数投入機に関する。
としては、例えば特公平3−44253号公報にみられ
るような振動式計数投入装置や、実公平4−3236号
公報にみられるようないわゆるコンピュータスケールが
知られている。ところが、例えばミートボールのような
物品の計数投入機として上記タイプの装置を使用したと
き、ミートボールの腐敗や味の変化を防止するためには
頻繁に装置の清掃を行う(好ましくは4時間おきぐらい
に)必要があるにも関わらず、いずれの場合も清掃に大
変な手間がかかるという問題があり、さらに、振動式の
場合ミートボールに欠けができたりくずがでやすく、コ
ンピュータースケールの場合装置が高価という問題があ
る。
自動計数投入機はバケット式といわれる装置である。こ
れは図6〜8に示すように、ミートボール1を1個づつ
収納する収納孔2を所定数備えたバケット3を多数連結
し、これをスプロケット4等に巻き掛けて傾斜した無限
軌道Aを構成し、また、この無限軌道Aの下方域に下側
が開放した枠状の貯留ホッパー5が配置されている。
貯留させ、無限軌道Aを矢印方向に移動させると、各バ
ケット3の収納孔2には1個づつミートボールが入り込
み、図示例では一度に10個のミートボールを各バケッ
ト3が取り出すようになっている。仮に1回の必要個数
(袋詰め数)が10個であれば、無限軌道Aを一度にバ
ケット3の幅分だけ間欠移動させて10個のミートボー
ル1をホッパー6に落下させ、次に所定のタイミングで
投入ホッパー6のシャッターを開き(仮想線で示す)、
ミートボール1を図示しない袋詰め包装機にセットされ
た包装袋に投入する。なお、7は無限軌道Aの上方先端
に近接して設置された落下防止用のカバーであり、バケ
ット3の収納孔2に入ったミートボールが投入位置にく
るまでむやみに落下しないようにするものである。
一度に10個のミートボールを取り出すようになってい
るが、ときどき10個全ての収納孔2にミートボールが
入らない場合がある。もし、検知装置8によりあるバケ
ットにミートボールの不足が検知されたときは、当該バ
ケットが投入位置にきて収納していたミートボールを落
下させるとき、別途設置された補充投入装置9のシャッ
ターを開いて不足分のミートボール1を補充する。
されているため、次のような問題点がある。 まず、バケット3が取り出すミートボールの数が不足
した場合に備えて、別途補充投入装置9を必要とする。
また、不足分の補充操作のため時間ロスが生ずる。 バケットの全ての収納孔にミートボールを確実に収納
するには、貯留ホッパー5に常に大量のミートボールを
貯留しておく必要があり、残量が少なくなると(例えば
400個以下くらいになると)バケット3に収納される
数が不足して補充のために時間ロスが生じ、さらに貯留
ホッパー5内の残量が減ると不足数が多くなってこの自
動計数投入装置を使用する意味がなくなってくる。
11個)になったとき、能率を下げないためには全部の
バケットの交換(収納孔10個→11個)が必要となる
が、これには大変な手間がかかる。 製品の欠け、色の不良(コゲ)を識別するのは人手に
頼っており、これがコストアップ要因となっている。 ミートボールのサイズ変更を行うときは、全部のバケ
ットの交換が必要となり、大変な手間がかかる。 振動式やコンピュータスケールに比べると清掃が容易
になっているが、それでも相当の時間を必要とする。
わりに、外周近傍に所定個数の収納孔を一定角度間隔で
設けた(例えば90゜毎に4箇所、それぞれ10個づつ
の孔を形成)回転円盤を使用した自動計数投入装置も知
られている。つまり、この回転円盤を傾斜して設置し、
その下方域にミートボールを貯留する貯留ホッパーを設
け、この回転円盤が該下方域を通過するときその収納孔
に1個づつミートボールが入り込み、これが回転して投
入位置に到達したとき下方に落下排出されるようにした
ものである。
のタイミングで上記角度間隔毎に間欠回転することで、
収納孔に収納されたミートボールを投入位置の下方に設
けたホッパー等に投入するものであるが、前記無限軌道
Aを用いた自動計数投入装置と同様、収納孔にミートボ
ールが入り損ねることがあるため、収納孔に入ったミー
トボールを検知する検知装置及び補充投入装置を併設さ
れている。
個数やミートボールのサイズが変更になったとき円盤を
交換して対応するが、これはきわめて簡単で時間もかか
らず、清掃も回転円盤を外して簡単にできるので頻繁に
清掃しても時間ロスが少ないという点で、前記無限軌道
Aにはない利点を有する。しかし、上記の、、に
挙げた問題点については無限軌道Aを用いる自動計数投
入装置と何ら変わるところがない。また、先に述べた通
り収納孔が形成されている箇所がとびとびにあるため、
能率を上げようとすると間欠回転の速度を上げる必要が
あり、このときミートボールに欠けができやすいという
問題点がある。
従来の計数投入装置の問題点に鑑みてなされたもので、
補充投入装置がなくても自動的に所定個数の物品を確実
にホッパー等に投入できるようにすること、計数投入装
置の能力アップを可能とすること、及び貯留ホッパー内
の物品の残量が少なくなっても能力を落とすことなく所
定個数の物品を投入できるようにすることを主たる目的
とする。また、形状不良や色不良の物品の混入した製品
(包装袋)を自動的に識別し、あるいはそのような不良
物品を排除できるようにすることを別の目的とする。
投入装置は、内部に多数の物品を貯留させる貯留手段
と、物品1個づつを収納する収納孔が搬送方向に所定間
隔で多数設けられ、前記貯留手段に貯留された物品の下
を通過する際に収納孔に物品を受け入れる無端状の搬送
手段と、該搬送手段を駆動する駆動手段と、貯留手段か
ら出た各収納孔における物品の有無を検知する検知手段
と、該検知手段の信号に基づき物品投入位置に搬送され
る物品の数を計数するとともに、その数が1回分の投入
数に達するまで上記駆動手段を駆動し、1回分の投入数
に達したとき停止する制御手段と、を備えることを特徴
とする。
円盤を用いた場合、本発明に関わる物品計数投入機は、
内部に多数の物品を貯留させる貯留手段と、物品1個づ
つを収納する収納孔が周方向に所定間隔で多数設けら
れ、貯留手段に貯留された物品の下を通過する際に収納
孔に物品を受け入れ、該収納孔の回転軌跡上の物品投入
位置において該収納孔から1個づつ順次物品を落下させ
る回転円盤と、該回転円盤の下に設けられて収納孔に収
納された物品の脱落を防止するとともに、物品投入位置
に投入口を有するシール手段と、回転円盤を回転させる
駆動手段と、貯留手段から出た各収納孔における物品の
有無を検知する検知手段と、該検知手段の信号に基づき
物品投入位置に搬送される物品の数を計数するととも
に、その数が1回分の投入数に達するまで上記駆動手段
を駆動し、1回分の投入数に達したとき停止させる制御
手段と、を備えることを特徴とする。この計数投入機に
おいては、周方向に所定間隔で多数設けられた収納孔が
複数列形成されているのが好ましい。
式の搬送手段を用いた場合、本発明に関わる物品計数投
入機は、内部に多数の物品を貯留させる貯留手段と、物
品1個づつを収納する収納孔を有するバケットが搬送方
向に多数連結されて無限軌道を構成し、バケットが前記
貯留手段に貯留された物品の下を通過する際に収納孔に
物品を受け入れ、端縁の物品投入位置において該収納孔
から物品を落下させる搬送手段と、該搬送手段を駆動す
る駆動手段を備え、該搬送手段が複数組並列設置される
とともにそれぞれが独立した駆動手段で駆動され、さら
に、貯留手段から出た各収納孔における物品の有無を検
知する検知手段と、該検知手段の信号に基づき物品投入
位置に搬送される物品の数を計数するとともに、その数
が1回分の投入数に達するまで各駆動手段の全部又は少
なくとも1つを駆動し、1回分の投入数に達したとき停
止させる制御手段と、を備えることを特徴とする。この
計数投入機においては、各無端状搬送手段のバケットが
いずれも収納孔を1つづつ有することが好ましい。
投入される1回分の物品をいったん受け入れるホッパー
と該ホッパーに投入された物品を計量する計量手段を備
えること、上記検知手段が物品の形状及び/又は色を識
別する手段を備えること、等が具体的な実施の形態とし
て挙げられる。なお、上記物品計数投入機は、ミートボ
ールやあめ等の球状物だけでなく、円盤状物、その他収
納孔に1つづつ収納して貯留位置から分離できる形状の
ものであれば、適宜適用することができる。
明をより具体的に説明する。まず、図1及び図2は回転
円盤式のミートボール自動計数投入機である。この回転
円盤11の外周近傍には、ミートボール1を1個づつ収
納する大きさの上下に貫通する収納孔12が周方向に2
列形成され、かつ各列の収納孔12の位置は周方向でみ
ると互いに前後にずれている(収納孔が千鳥状に配置さ
れているといい代えることもできる)。
ール板13上にごく近接して平行に置かれ、モータ14
により回転自在とされている。シール板13は回転円盤
11の下にあって収納孔12に収納されたミートボール
が脱落するのを防止するもので、そのもっとも高い位置
に略4角形状の開口、つまり投入口15を有している。
また、回転円盤11の下方域の周囲は貯留ホッパー16
で囲まれ、ここに多数のミートボール1を貯留できるよ
うになっている。
前位置に、収納孔12の各列に対応して光電センサ等の
検知装置17が置かれている。この検知装置17は、収
納孔12におけるミートボールの有無を検知するもの
で、その信号は図示しない制御装置に送られる。この検
知は回転円盤の位置に同期して行われ、収納孔12が検
知位置にくる毎にミートボールの有無を検知するので、
計数間違いがない。また、投入口15の下方位置には投
入ホッパー18が設置され、収容されたミートボールの
重量を計量する計量装置19につながれている。この投
入ホッパー18は、投入口15から次々落下するミート
ボールをいったん受け入れ、1回分たまった後所定のタ
イミングでシャッターを開き(仮想線参照)、図示しな
い袋詰め包装機にセットされた包装袋に所定個数のミー
トボールを投入するものである。
ミートボール1を入れ、回転円盤11を回転させると、
回転円盤11の収納孔12には各々1個づつのミートボ
ール1が入り、これが上方の投入口15の方へ搬送さ
れ、投入口15から1個づつ順番に落下し(収納孔12
が千鳥状に配置されているため)、投入ホッパー18に
収容される。なお、ミートボールを投入口15から1個
づつ順番に落下させる手段としては、上記の例に限られ
ることはなく、例えば2列の収納孔を周方向に前後にず
らさず横並びとし、その代わり投入口の形状を段階状に
するという方法など、適宜の手段を用いることができ
る。なお、ミートボールの重なり(ミートボールを収納
した収納孔12にもう1つのミートボールが引っかかっ
て運ばれる現象)を防止するためには、回転円盤の傾斜
による自然落下、また、図示しないブラシ、スクレーパ
による描き落し、エアによる吹き飛ばし等の従来技術を
併用するのが好ましい。
が各収納孔12内のミートボールの有無を検知してお
り、その検知信号は制御装置に送られている。制御装置
は、ミートボール1の数が1回分の投入個数に達するま
では、モータ14の回転を継続させるが、それが1回分
の投入数に達したとき、モータ14を制御し当該収納孔
が投入口15上にきて(ミートボールは落下)、次の収
納孔がまだ投入口15の手前にある(ミートボールは落
下しない)タイミングで回転円盤11を停止する。
投入ホッパー18に収容されると、袋詰め包装機の作動
タイミングに合わせてそのシャッターを開き、包装袋に
所定個数のミートボールを投入する。次にシャッターを
閉じたとき、制御装置によりモータ14が回転を始め、
検知装置17による検知と検知信号のカウントが開始さ
れる。
を検知してその数をカウントし、それが所定個数に達す
るまで回転円盤11の回転を継続するので、ミートボー
ルが収納されていない収納孔12がいくらあっても投入
個数が不足するようなことはない。従って、従来必要で
あった補充投入装置を設置する必要がなく、また、補充
投入のための時間的ロスも生じない。そして、貯留ホッ
パー16内のミートボールの残量が少なくなり、ミート
ボールが収納されていない収納孔12が多くなっても、
とにかく所定個数に達するまで計数できるので、最後ま
で自動計数投入装置としての役割を失うことがない。さ
らに、この回転円盤11は、収納孔が周方向に連続的に
形成され、しかも列数が2列に設定されていることから
処理能力が高く、逆にいえば回転円盤の回転速度を下げ
ることができ、ミートボールに欠けが生じるのを防止で
きる。また、図3(a)に示すように回転円盤11の収
納孔12が直孔の場合、落下方向(矢印で示す)に対し
て抗力が大きいが、図3(b)に示すように収納孔12
を下向きのテーパー孔とすることにより、多少変形する
弾力性のあるミートボールのようなものでも、落下方向
に対して抗力がわずかしか発生しないため、容易に落下
する。
変更になっても回転円盤11の交換等の操作は必要でな
く、単にミートボールのカウント数を変更するのみで対
応できる。また、収納孔12の列数の多い回転円盤を用
いることで能率を上げることができる。さらに、ミート
ボールサイズが変更になった場合、収納孔径の異なる回
転円盤に取り替えるだけで簡単に対応でき、装置の清掃
も回転円盤を取り外すことできわめて容易にかつ短時間
で行うことができる。
8内に必要個数のミートボールが落下すると計量装置1
9によりその重量が計量される。良品のミートボール1
個当りの重量はほぼ一定であるから、ミートボール全体
の重量を測定してそれが規定重量に満たない場合、例え
ば欠け等の形状不良のミートボールが混入したものと推
定できる。このような場合、この投入ホッパー18内の
ミートボールを袋詰め包装機の包装袋に投入せず、別途
用意した収容容器に排出し形状不良品のみ排除して残り
は貯留ホッパーに戻す、あるいはいったん包装後この包
装袋は不良製品として排除する等、適宜対処すればよ
い。
ミートボールの有無を識別するだけでなく、ミートボー
ルの形状及び色を識別するためカメラを用いると、その
映像を画像処理して形状不良(欠け)や色不良(焦げ)
を検出することができる。ミートボールの形状不良や色
不良が検出された場合、当該ミートボールはカウントせ
ず、これが投入口15から落下するときシャッターを出
してわきに反らし、投入ホッパー18に入らないように
するか、当該ミートボールもカウントし、いったん包装
後この包装袋は不良製品として排除する等、適宜対処す
ればよい。
投入機である。ここでは、収納孔21を1個だけ有する
バケット22が多数連結され、これをスプロケットに巻
き掛けて傾斜した無限軌道23が構成され、この無限軌
道23が3つ(23a、23b、23c)並列に配置さ
れている。この無限軌道23a〜23cはそれぞれ独立
して駆動されるスプロケットに巻き掛けられ、図示しな
い制御装置によりそれぞれ独立して回転又は停止制御で
きるようになっている。無限軌道23a〜23cの上方
回転部には、バケット22の収納孔21に入ったミート
ボールが投入位置にくるまで落下しないようにするため
の落下防止用のカバー24が配置されている。
近に各無限軌道に対応して検知装置25がそれぞれ設置
され、3列横並びで移動する各バケット22の収納孔2
1におけるミートボールの有無を次々と検知するように
なっており、その信号は図示しない制御装置に送られ
る。なお、この自動計数投入機においても、図6〜図8
に示した従来例と同様に貯留ホッパーや投入ホッパーを
備えるが、簡単のため図示を省略している。
トボール1を入れ、各無限軌道23a〜23cを回転さ
せると、それぞれのバケット22の収納孔21には1個
づつのミートボール1が入り、これが上方へ搬送され、
頂上で回転してカバー24を過ぎたところ(投入位置
S)で落下し、投入ホッパーに収容される。各無限軌道
23a〜23cは各バケット22が例えば3列横並びの
状態で同時に移動を開始し、各無限軌道の頂上付近では
検知装置25が3列に並んだ各収納孔21内のミートボ
ールの有無を順に検知し、その検知信号が制御装置に送
られている。
時に移動開始させると、検知装置25が3列づつのバケ
ット22の収納孔21内のミートボールの有無を順に検
知する。制御装置ではミートボールを検知したバケット
の数をカウントし、その数が1回分の投入個数に達した
とき、それまでのバケット全体(ミートボールを検出し
たのもしないのも含め)を1回の投入分とする。一方で
制御装置は、各無限軌道23a〜23cをそれぞれ上記
1回の投入分のバケットが全て投入位置Sにくるまで継
続して回転させ(ミートボールは落下)、その後停止さ
せる。
めに記載した無限軌道23a〜23cの展開図であり、
図中斜線を付した○はミートボールが収納された収納
孔、単なる○はミートボールが収納されなかった収納孔
を意味する。ここで、例えば1回の投入個数を10個と
し、無限軌道23a〜23cを移動させて検出器25に
よりミートボールを検出すると、図5(a)に1〜10
の番号を付したバケットにおいてミートボールが検出さ
れ、それがカウントされる。つまり、斜線で囲った範囲
のバケットが1回の投入分のバケットであり(同じ並び
の無限軌道23cにおけるバケットでも検出されるが、
これは次回投入分となる)、これらのバケットを全て投
入位置Sにもたらすため、無限軌道23a〜23cはバ
ケット4個分までは同時に回転してミートボールを落下
させ、23cはそこで停止し、23a及び23bはさら
にバケット1個分進んだところで停止し、23bはミー
トボールを1個落下させる。このとき、無限軌道23a
〜23cにおけるバケットの配置は図5(b)のように
なり、斜線で囲った範囲のバケットが次回の投入分とい
うことになる。
投入ホッパーに収容されると、袋詰め包装機の作動タイ
ミングに合わせてそのシャッターを開き、包装袋に所定
個数のミートボールを投入する。次にそのシャッターを
閉じたとき、制御装置により無限軌道23a〜23cが
再び同時に回転を始め、次の1回分のバケットを投入位
置Sに向けて移動させる。なお、上記の例では、検知装
置25による検知信号のカウントは所定個数の1回分毎
(上記の例では10個)に更新されるが、検知は無限軌
道23a〜23cの停止の間も継続されている。
ものと同様、ミートボールが収納されていない収納孔2
1がいくらあっても投入個数が不足するようなことはな
い。従って、従来必要であった補充投入装置を設置する
必要がなく、補充投入のための時間的ロスも生じない。
そして、貯留ホッパー内のミートボールの残量が少なく
なり、ミートボールが収納されていない収納孔21が多
くなっても、とにかく所定個数に達するまで計数できる
ので、最後まで自動計数投入装置としての役割を失うこ
とがない。また、1回分の必要個数が変更になってもバ
ケットの交換等の操作は必要でなく、単にミートボール
のカウント数を変更するのみで対応できる。
制御される無限軌道を3列用いたが、この列数は適宜変
更でき、また、制御方法も上記の例に限られることな
く、例えば多数列を全て独立駆動することなく使用する
ことも可能(例えば2列は同一駆動制御し、他の1列を
単独駆動制御するなど)であり、搬送されるミートボー
ルの数を計数し、ホッパーに投入されるミートボールの
数が所定個数に達するまで無限軌道の全部又は少なくと
も1つを駆動し、1回分の所定個数に達したときその無
限軌道を停止する限りにおいて、他の制御方法をとるこ
とができること、当然である。さらに、上記計数投入機
においても、図1〜図2に示したものと同様、投入ホッ
パーに計量装置を組み合わせたり、検知手段としてミー
トボールの形状及び色を識別するためカメラを用いるな
ど、適宜改変することは自在である。
も自動的に所定個数の物品を確実にホッパー等に投入で
き、計数投入装置の能力アップが可能となり、貯留ホッ
パー内の物品の残量が少なくなっても能力を落とすこと
なく所定個数の物品を投入できる。また、1回の必要個
数が変更になっても、搬送手段を変更を変更することな
く対応できる。さらに、投入される1回分の物品をいっ
たん受け入れるホッパーに計量手段を組み合わせること
で、例えば欠け等の形状不良のミートボールが混入した
場合に検出することができ、また、検知手段として物品
の形状及び/又は色を識別するためカメラを用いると、
形状不良(欠け)や色不良(焦げ)を検出することがで
き、これらが混入した製品(包装袋)をチェックした
り、不良の物品のみ排除してこれらが製品に混入するの
を防止することも可能となる。
一例を説明する平面図である。
を用いた計数投入機の一例を説明する斜視図である。
開図である。
一部を切欠いた側面図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 内部に多数の物品を貯留させる貯留手段
と、物品1個づつを収納する収納孔が搬送方向に所定間
隔で多数設けられ、前記貯留手段に貯留された物品の下
を通過する際に収納孔に物品を受け入れる無端状の搬送
手段と、該搬送手段を駆動する駆動手段と、貯留手段か
ら出た各収納孔における物品の有無を検知する検知手段
と、該検知手段の信号に基づき物品投入位置に搬送され
る物品の数を計数するとともに、その数が1回分の投入
数に達するまで上記駆動手段を駆動し、1回分の投入数
に達したとき停止する制御手段と、を備えることを特徴
とする物品計数投入機。 - 【請求項2】 内部に多数の物品を貯留させる貯留手段
と、物品1個づつを収納する収納孔が周方向に所定間隔
で多数設けられ、前記貯留手段に貯留された物品の下を
通過する際に収納孔に物品を受け入れ、該収納孔の回転
軌跡上の物品投入位置において該収納孔から1個づつ順
次物品を落下させる回転円盤と、該回転円盤の下に設け
られて収納孔に収納された物品の脱落を防止するととも
に、物品投入位置に投入口を有するシール手段と、回転
円盤を回転させる駆動手段と、貯留手段から出た各収納
孔における物品の有無を検知する検知手段と、該検知手
段の信号に基づき物品投入位置に搬送される物品の数を
計数するとともに、その数が1回分の投入数に達するま
で上記駆動手段を駆動し、1回分の投入数に達したとき
停止させる制御手段と、を備えることを特徴とする物品
計数投入機。 - 【請求項3】 周方向に所定間隔で多数設けられた収納
孔が複数列形成されていることを特徴とする請求項2に
記載された物品計数投入機。 - 【請求項4】 内部に多数の物品を貯留させる貯留手段
と、物品1個づつを収納する収納孔を有するバケットが
搬送方向に多数連結されて無限軌道を構成し、バケット
が前記貯留手段に貯留された物品の下を通過する際に収
納孔に物品を受け入れ、端縁の物品投入位置において該
収納孔から物品を落下させる搬送手段と、該搬送手段を
駆動する駆動手段を備え、該搬送手段が複数組並列設置
されるとともにそれぞれが独立した駆動手段で駆動さ
れ、さらに、貯留手段から出た各収納孔における物品の
有無を検知する検知手段と、該検知手段の信号に基づき
物品投入位置に搬送される物品の数を計数するととも
に、その数が1回分の投入数に達するまで各駆動手段の
全部又は少なくとも1つを駆動し、1回分の投入数に達
したとき停止させる制御手段と、を備えることを特徴と
する物品計数投入機。 - 【請求項5】 各無端状搬送手段のバケットがいずれも
収納孔を1つづつ有することを特徴とする請求項4に記
載された物品計数投入機。 - 【請求項6】 投入される1回分の物品をいったん受け
入れるホッパーと該ホッパーに投入された物品を計量す
る計量手段を備えることを特徴とする請求項1〜5のい
ずれかに記載された物品計数投入機。 - 【請求項7】 検知手段が物品の形状及び/又は色を識
別する手段を備えることを特徴とする請求項1〜6のい
ずれかに記載された物品計数投入機。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP17290996A JP3807515B2 (ja) | 1996-06-11 | 1996-06-11 | 物品計数投入機 |
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JPH09328110A true JPH09328110A (ja) | 1997-12-22 |
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JP (1) | JP3807515B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010247858A (ja) * | 2009-04-15 | 2010-11-04 | New Est:Kk | 横型ピロー包装機 |
CN103921983A (zh) * | 2014-04-24 | 2014-07-16 | 江苏凯特莉包装科技有限公司 | 一种枕包加料机 |
JP2016188080A (ja) * | 2015-03-30 | 2016-11-04 | 株式会社古川製作所 | 包装装置 |
JP2018111508A (ja) * | 2017-01-11 | 2018-07-19 | 株式会社古川製作所 | 物品計数投入装置 |
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1996
- 1996-06-11 JP JP17290996A patent/JP3807515B2/ja not_active Expired - Fee Related
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