JPH09313557A - 空圧マッサージ装置 - Google Patents
空圧マッサージ装置Info
- Publication number
- JPH09313557A JPH09313557A JP16072596A JP16072596A JPH09313557A JP H09313557 A JPH09313557 A JP H09313557A JP 16072596 A JP16072596 A JP 16072596A JP 16072596 A JP16072596 A JP 16072596A JP H09313557 A JPH09313557 A JP H09313557A
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- JP
- Japan
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- bag
- compressed air
- massage device
- bag body
- pneumatic massage
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 末梢側から中枢側に位置している圧迫袋に対
して順次膨張及び収縮を繰り返しても、被圧部位の静脈
血流は末梢側へも一部逆流することになり、確実に末梢
側の血液を中枢側へ還流させることができない 【解決手段】 圧縮空気発生供給源1と、足・腕等の人
体の被圧部に装着可能な複数の袋部9を有する圧迫用袋
体8と、この供給源1と袋体8とを接続する接続ホース
とからなる空圧マッサージ装置であって、この圧縮空気
発生供給源1から空気分配器4と圧力調整器3を介して
袋体8の末梢側の袋部9から中枢側の袋部9に向かって
順次圧縮空気を供給して各袋部9を膨張させた後に各袋
部9の加圧空気を一挙に排気するサイクルを繰り返すこ
とにより被圧部の静脈血液などを末梢側から中枢へ向か
って還流させながらマッサージを行なうようにした空圧
マッサージ装置である。
して順次膨張及び収縮を繰り返しても、被圧部位の静脈
血流は末梢側へも一部逆流することになり、確実に末梢
側の血液を中枢側へ還流させることができない 【解決手段】 圧縮空気発生供給源1と、足・腕等の人
体の被圧部に装着可能な複数の袋部9を有する圧迫用袋
体8と、この供給源1と袋体8とを接続する接続ホース
とからなる空圧マッサージ装置であって、この圧縮空気
発生供給源1から空気分配器4と圧力調整器3を介して
袋体8の末梢側の袋部9から中枢側の袋部9に向かって
順次圧縮空気を供給して各袋部9を膨張させた後に各袋
部9の加圧空気を一挙に排気するサイクルを繰り返すこ
とにより被圧部の静脈血液などを末梢側から中枢へ向か
って還流させながらマッサージを行なうようにした空圧
マッサージ装置である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧縮空気によって
袋体を膨張収縮させて下肢や上肢などの身体の被圧部位
をマッサージするための空圧マッサージ装置に関する。
袋体を膨張収縮させて下肢や上肢などの身体の被圧部位
をマッサージするための空圧マッサージ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、圧迫用膨張性袋体を下肢や上
肢などの身体に巻き回すように装着し、この袋体に圧縮
空気を送給して膨張収縮を行なわせることにより被圧部
位の血行を促進させるようにした空圧マッサージ器は既
に知られている。この種のマッサージ器には、複数の袋
部を連設した袋体に圧縮空気を送給して膨張収縮を繰り
返して被圧部位を加圧する揉み上げ方式と、一つの袋部
から成る袋体に圧縮空気を送給して一度に被圧部を圧迫
する方式がある。
肢などの身体に巻き回すように装着し、この袋体に圧縮
空気を送給して膨張収縮を行なわせることにより被圧部
位の血行を促進させるようにした空圧マッサージ器は既
に知られている。この種のマッサージ器には、複数の袋
部を連設した袋体に圧縮空気を送給して膨張収縮を繰り
返して被圧部位を加圧する揉み上げ方式と、一つの袋部
から成る袋体に圧縮空気を送給して一度に被圧部を圧迫
する方式がある。
【0003】前者の揉み上げ方式の場合は、袋体内に竹
の節状に設けた複数の袋部に圧縮空気を送給して膨張収
縮を繰り返すことにより末梢より順次充気と脱気を行な
って被圧部を圧迫し、その間の静脈血液等を中枢に向か
って押し出す働きを連続して行なうので、被圧部の血液
は中枢への還流が促進される。後者の方式も、被圧部を
圧迫することになるので、それなりに血液の循環が促進
される。
の節状に設けた複数の袋部に圧縮空気を送給して膨張収
縮を繰り返すことにより末梢より順次充気と脱気を行な
って被圧部を圧迫し、その間の静脈血液等を中枢に向か
って押し出す働きを連続して行なうので、被圧部の血液
は中枢への還流が促進される。後者の方式も、被圧部を
圧迫することになるので、それなりに血液の循環が促進
される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
方式によると、被圧部を圧迫すると、中枢へ向かって押
し出すと同時に末梢へ向かって逆流される力も働いてい
る。即ち、この場合、順次袋部が充気しても末梢側の空
気袋は、脱気されて圧迫した状態ではないため、順次中
枢側に位置している所定の圧迫袋を膨張させても血流は
末梢側へも一部逆流することになり、確実に末梢側の血
液を中枢側へ還流させることができないことが確認され
ている。
方式によると、被圧部を圧迫すると、中枢へ向かって押
し出すと同時に末梢へ向かって逆流される力も働いてい
る。即ち、この場合、順次袋部が充気しても末梢側の空
気袋は、脱気されて圧迫した状態ではないため、順次中
枢側に位置している所定の圧迫袋を膨張させても血流は
末梢側へも一部逆流することになり、確実に末梢側の血
液を中枢側へ還流させることができないことが確認され
ている。
【0005】一方、後者の方式によると、全体が1つの
空気室の場合、空気室に充気を開始すると、被圧部と袋
体との間隔が小さい個所より圧迫され、最終的には被圧
部の最小径部を圧迫する形態となる。このことは、人体
の場合、一般的に中枢に近い部位の方が太く、末梢へ向
かって細くなる傾向にあるから、圧迫部は中枢から末梢
へと移動し、生理的な血液の流れと逆行することも確認
されている。
空気室の場合、空気室に充気を開始すると、被圧部と袋
体との間隔が小さい個所より圧迫され、最終的には被圧
部の最小径部を圧迫する形態となる。このことは、人体
の場合、一般的に中枢に近い部位の方が太く、末梢へ向
かって細くなる傾向にあるから、圧迫部は中枢から末梢
へと移動し、生理的な血液の流れと逆行することも確認
されている。
【0006】本発明は上記した理由と実情に鑑みて鋭意
検討の結果開発に至ったものであり、その目的とすると
ころは、末梢より中枢へ向かって加圧空気を各袋部に順
次供給し、一定のサイクルで排気することにより、被圧
部の静脈血液などを中枢へ向かってのみ還流させること
により、極めて効率の良いマッサージ効果が得られるよ
うにした空圧マッサージ装置を提供することにある。
検討の結果開発に至ったものであり、その目的とすると
ころは、末梢より中枢へ向かって加圧空気を各袋部に順
次供給し、一定のサイクルで排気することにより、被圧
部の静脈血液などを中枢へ向かってのみ還流させること
により、極めて効率の良いマッサージ効果が得られるよ
うにした空圧マッサージ装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明における空圧マッサージは、圧縮空気発生供
給源と、足・腕等の人体の被圧部に装着可能な複数の袋
部を有する圧迫用袋体と、この供給源と袋体とを接続す
る接続ホースとからなる空圧マッサージ装置において、
この圧縮空気発生供給源から空気分配器と圧力調整器を
介して袋体の末梢側の袋部から中枢側の袋部に向かって
順次圧縮空気を供給して各袋部を膨張させ、かつ各袋部
の加圧空気を一度に排気するサイクルを繰り返すことに
より被圧部の静脈血液などを末梢側から中枢へ向かって
還流させながらマッサージを行なうようにした。
め、本発明における空圧マッサージは、圧縮空気発生供
給源と、足・腕等の人体の被圧部に装着可能な複数の袋
部を有する圧迫用袋体と、この供給源と袋体とを接続す
る接続ホースとからなる空圧マッサージ装置において、
この圧縮空気発生供給源から空気分配器と圧力調整器を
介して袋体の末梢側の袋部から中枢側の袋部に向かって
順次圧縮空気を供給して各袋部を膨張させ、かつ各袋部
の加圧空気を一度に排気するサイクルを繰り返すことに
より被圧部の静脈血液などを末梢側から中枢へ向かって
還流させながらマッサージを行なうようにした。
【0008】この空気分配器は、円盤状の固定部材に電
動モータを介して回転する円盤状の回転部材をバネによ
り密接状態で回転自在に設け、この固定部材の供給孔に
接続パイプの先端を接続し、この供給孔に連通した円弧
状の供給溝を固定部材の摺動面に形成し、更に、この摺
動面には、袋体の袋部の数に対応した数の分配孔を形成
し、この分配孔にそれぞれ接続ホースを接続すると共
に、摺動面に大気と通じる排気孔と排気孔と連通した排
気溝を形成し、一方、回転部材の摺動面には、固定部材
の供給溝と分配孔とを連通させる連通溝を円弧状に2個
設け、この連通溝の端部には、前記排気孔と連通する連
通部を設ける。
動モータを介して回転する円盤状の回転部材をバネによ
り密接状態で回転自在に設け、この固定部材の供給孔に
接続パイプの先端を接続し、この供給孔に連通した円弧
状の供給溝を固定部材の摺動面に形成し、更に、この摺
動面には、袋体の袋部の数に対応した数の分配孔を形成
し、この分配孔にそれぞれ接続ホースを接続すると共
に、摺動面に大気と通じる排気孔と排気孔と連通した排
気溝を形成し、一方、回転部材の摺動面には、固定部材
の供給溝と分配孔とを連通させる連通溝を円弧状に2個
設け、この連通溝の端部には、前記排気孔と連通する連
通部を設ける。
【0009】また、この圧力調整器は、基部に設けた摘
みを有するシャフトで円筒カムを回動自在に設け、この
円筒カムを介して上下動する押圧杆にコイルスプリング
で弁体を摺動自在に設けて、接続ホースに接続した流路
を開閉して圧力を調整自在に設ける。
みを有するシャフトで円筒カムを回動自在に設け、この
円筒カムを介して上下動する押圧杆にコイルスプリング
で弁体を摺動自在に設けて、接続ホースに接続した流路
を開閉して圧力を調整自在に設ける。
【0010】この圧縮空気発生供給源に圧縮作動室を設
け、この圧縮作動室に一対の電磁石の磁極間を磁気作用
とコイルばねの弾発作用で反複動し被圧部に対する圧迫
力を各被圧部の形状、大きさ太さに対応する強さに自己
制御して動く空気圧縮子を設ける。
け、この圧縮作動室に一対の電磁石の磁極間を磁気作用
とコイルばねの弾発作用で反複動し被圧部に対する圧迫
力を各被圧部の形状、大きさ太さに対応する強さに自己
制御して動く空気圧縮子を設ける。
【0011】更に、上記の袋体は、下部が狭くなる略台
形状の基材に外周部を固着した上下面から成る包囲体を
設け、この包囲体の内部に袋部を収納する数に対応した
数の遮蔽シートをそれぞれ傾斜状に固着して基材の幅方
向に沿った収納室を設け、この収納室にそれぞれ可撓性
を有し、かつ非伸長性の袋部を収納し、この袋部の中央
部には、接続ホースにそれぞれ接続する接続プラグを基
材の外周面に突出させて連通自在に設ける。
形状の基材に外周部を固着した上下面から成る包囲体を
設け、この包囲体の内部に袋部を収納する数に対応した
数の遮蔽シートをそれぞれ傾斜状に固着して基材の幅方
向に沿った収納室を設け、この収納室にそれぞれ可撓性
を有し、かつ非伸長性の袋部を収納し、この袋部の中央
部には、接続ホースにそれぞれ接続する接続プラグを基
材の外周面に突出させて連通自在に設ける。
【0012】この袋体の基材の外表面に調整可能なベル
ベットファスナを設け、このファスナと基材の端部に設
けたベルベットファスナで袋体を筒状にしたときに内径
に応じた位置で固着する。また、この袋体の下部に内部
に可撓性を有し、かつ非伸長性の袋部を収納した円筒状
の足部挿入体を設け、この足挿入体に接続ホースに接続
する接続プラグとベルベットファスナを設け、各袋部
は、静脈血液などが末梢側へ逆流しないように、相隣れ
る袋部同志を長手方向に沿って30〜50%程度重ね合わせ
て配設するのが好ましい。
ベットファスナを設け、このファスナと基材の端部に設
けたベルベットファスナで袋体を筒状にしたときに内径
に応じた位置で固着する。また、この袋体の下部に内部
に可撓性を有し、かつ非伸長性の袋部を収納した円筒状
の足部挿入体を設け、この足挿入体に接続ホースに接続
する接続プラグとベルベットファスナを設け、各袋部
は、静脈血液などが末梢側へ逆流しないように、相隣れ
る袋部同志を長手方向に沿って30〜50%程度重ね合わせ
て配設するのが好ましい。
【0013】また、本発明における他の手段として、圧
縮空気発生供給源と、足・腕等の人体の被圧部に装着可
能な複数の袋部を有する圧迫用袋体と、この供給源と袋
体とを接続ホースで接続し、この圧縮空気発生供給源か
ら空気分配器と圧力調整器を介して袋体の末梢側の袋部
から中枢側の袋部に向かって順次圧縮空気を供給すると
共に、この空気分配器と袋体とを接続する接続ホースの
間にホースアダプタを設け、このホースアダプタにより
一対の袋体又は片側の袋体に選択的に圧縮空気を供給で
きるようにした空圧マッサージ装置である。
縮空気発生供給源と、足・腕等の人体の被圧部に装着可
能な複数の袋部を有する圧迫用袋体と、この供給源と袋
体とを接続ホースで接続し、この圧縮空気発生供給源か
ら空気分配器と圧力調整器を介して袋体の末梢側の袋部
から中枢側の袋部に向かって順次圧縮空気を供給すると
共に、この空気分配器と袋体とを接続する接続ホースの
間にホースアダプタを設け、このホースアダプタにより
一対の袋体又は片側の袋体に選択的に圧縮空気を供給で
きるようにした空圧マッサージ装置である。
【0014】このホースアダプタは、一対の接続部材で
構成され、この接続部材のそれぞれに供給ソケットを設
け、この供給ソケットにそれぞれ連通した連通部を介し
て接続部材の出口側に供給ソケットの倍の数の出口接続
部を設ける。このホースアダプタの出口接続部には、盲
栓部材を装着して袋体の数を選択できるようにするのが
好ましい。
構成され、この接続部材のそれぞれに供給ソケットを設
け、この供給ソケットにそれぞれ連通した連通部を介し
て接続部材の出口側に供給ソケットの倍の数の出口接続
部を設ける。このホースアダプタの出口接続部には、盲
栓部材を装着して袋体の数を選択できるようにするのが
好ましい。
【0015】
【発明に実施の形態】本発明における空圧マッサージ装
置の好ましい実施の形態を詳述する。図1、図2及び図
7において、本例では足である下肢の被圧部位をマッサ
ージする場合について説明する。1は圧縮空気発生供給
源であり、この供給源1に圧縮作動室1aを設け、この
圧縮作動室1aに一対の電磁石1cの磁極間を磁気作用
とコイルばね1bの弾発作用で反複動し被圧部である下
肢Xに対する圧迫力を下肢Xの各部位の形状、大きさ太
さに対応する強さに自己制御して動く空気圧縮子1dを
設けている。また、1eは吐出弁、1fは吸入弁であ
る。
置の好ましい実施の形態を詳述する。図1、図2及び図
7において、本例では足である下肢の被圧部位をマッサ
ージする場合について説明する。1は圧縮空気発生供給
源であり、この供給源1に圧縮作動室1aを設け、この
圧縮作動室1aに一対の電磁石1cの磁極間を磁気作用
とコイルばね1bの弾発作用で反複動し被圧部である下
肢Xに対する圧迫力を下肢Xの各部位の形状、大きさ太
さに対応する強さに自己制御して動く空気圧縮子1dを
設けている。また、1eは吐出弁、1fは吸入弁であ
る。
【0016】この圧縮空気発生供給源1とコネクタ2d
により接続パイプ2a、2b、2cを介して空気分配器
4と圧力調整器3を接続し、この空気分配器4と圧力調
整器3により袋体8の末梢側の袋部から中枢側の袋部に
向かって順次圧縮空気を供給して各袋部を膨張させ(本
例において図2の矢印に向かって)、かつ各袋部の加圧
空気を一度に排気するサイクルを繰り返すことにより被
圧部である下肢Xの静脈血液などを末梢側から中枢へ向
かって還流させながらマッサージを行なうようにしてい
る。
により接続パイプ2a、2b、2cを介して空気分配器
4と圧力調整器3を接続し、この空気分配器4と圧力調
整器3により袋体8の末梢側の袋部から中枢側の袋部に
向かって順次圧縮空気を供給して各袋部を膨張させ(本
例において図2の矢印に向かって)、かつ各袋部の加圧
空気を一度に排気するサイクルを繰り返すことにより被
圧部である下肢Xの静脈血液などを末梢側から中枢へ向
かって還流させながらマッサージを行なうようにしてい
る。
【0017】図9から図15において、空気分配器4
は、円盤状の固定部材10に電動モータ5を介して回転
する円盤状の回転部材11をバネ13により押圧しなが
ら密接状態に回転自在に設けている。この固定部材10
の供給孔10aに接続パイプ2cの先端を接続し、この
供給孔10aに連通した円弧状の供給溝10bを固定部
材10の摺動面10gに形成する。更に、この摺動面1
0gには、袋体8の袋部の数に対応した数の分配孔10
cを形成し、この分配孔10cにそれぞれ接続ホース4
Aを接続し、摺動面10gに大気と通じる排気孔10
d、10fと排気孔10dと連通した排気溝10eを形
成する。
は、円盤状の固定部材10に電動モータ5を介して回転
する円盤状の回転部材11をバネ13により押圧しなが
ら密接状態に回転自在に設けている。この固定部材10
の供給孔10aに接続パイプ2cの先端を接続し、この
供給孔10aに連通した円弧状の供給溝10bを固定部
材10の摺動面10gに形成する。更に、この摺動面1
0gには、袋体8の袋部の数に対応した数の分配孔10
cを形成し、この分配孔10cにそれぞれ接続ホース4
Aを接続し、摺動面10gに大気と通じる排気孔10
d、10fと排気孔10dと連通した排気溝10eを形
成する。
【0018】また、図中、回転部材11の摺動面11e
には、固定部材10の供給溝10bと分配孔10cと連
通させる連通溝11a、11bを円弧状に2個設け、こ
の連通溝11a、11bの端部には、排気孔10d、1
0fと連通する連通部11c、11dを設ける。
には、固定部材10の供給溝10bと分配孔10cと連
通させる連通溝11a、11bを円弧状に2個設け、こ
の連通溝11a、11bの端部には、排気孔10d、1
0fと連通する連通部11c、11dを設ける。
【0019】図16において、3は圧力調整器であり、
この圧力調整器3は、基部3aに設けた摘み6を有する
シャフト14で円筒カム15を回動自在に設け、この円
筒カム15を介して上下動する押圧杆16にコイルスプ
リング17で弁体18を摺動自在に設け、流路19a、
19bの間隙を調整して圧縮空気を大気に逃がしながら
接続パイプ2bの圧力を調整するようにしている。ま
た、図17において円筒カム15と基部3aとの摺動面
には、凹凸部15cを設け、この凹凸部15cにボール
15aをスプリング15bを介して摺動させることによ
り安定した状態で、円筒カム15を微調整することがで
きるようにしている。
この圧力調整器3は、基部3aに設けた摘み6を有する
シャフト14で円筒カム15を回動自在に設け、この円
筒カム15を介して上下動する押圧杆16にコイルスプ
リング17で弁体18を摺動自在に設け、流路19a、
19bの間隙を調整して圧縮空気を大気に逃がしながら
接続パイプ2bの圧力を調整するようにしている。ま
た、図17において円筒カム15と基部3aとの摺動面
には、凹凸部15cを設け、この凹凸部15cにボール
15aをスプリング15bを介して摺動させることによ
り安定した状態で、円筒カム15を微調整することがで
きるようにしている。
【0020】図3乃至図7において、8は袋体であり、
この袋体8は、合成樹脂や布製等で成形されており、こ
の袋体8の全体の形状は、図4に示すように、下部が狭
くなる略台形状の基材8aに外周部分を固着した上下面
から成る包囲体8b、8eを設け、この包囲体8b、8
eの内部に袋部9を収納する数(本例は12個)に対応
した数の遮蔽シート8cをそれぞれ傾斜状に固着して基
材8aの幅方向に沿った収納室8dを設け、この収納室
8dに、長尺状の袋部9を収納し、この袋部9は、合成
樹脂シート等で形成され、可撓性を有し、かつ非伸長性
を有した気密状の長尺状の圧迫用袋部である。それぞれ
の袋部9の中央部には、接続ホース7Bにそれぞれ接続
する接続プラグ8j(8−1から8−12まで)を設
け、この接続プラグ8jを基材8aの外周面より突設さ
せている。
この袋体8は、合成樹脂や布製等で成形されており、こ
の袋体8の全体の形状は、図4に示すように、下部が狭
くなる略台形状の基材8aに外周部分を固着した上下面
から成る包囲体8b、8eを設け、この包囲体8b、8
eの内部に袋部9を収納する数(本例は12個)に対応
した数の遮蔽シート8cをそれぞれ傾斜状に固着して基
材8aの幅方向に沿った収納室8dを設け、この収納室
8dに、長尺状の袋部9を収納し、この袋部9は、合成
樹脂シート等で形成され、可撓性を有し、かつ非伸長性
を有した気密状の長尺状の圧迫用袋部である。それぞれ
の袋部9の中央部には、接続ホース7Bにそれぞれ接続
する接続プラグ8j(8−1から8−12まで)を設
け、この接続プラグ8jを基材8aの外周面より突設さ
せている。
【0021】図3において、袋体8の基材8aの外表面
に調整可能なベルベットファスナ8fを長さ方向に3条
設け、このファスナ8fと基材8aの端部に設けたベル
ベットファスナ8gで袋体8を筒状にして足に装着した
ときに、装着径に応じた位置で固着できるようにする。
前記ファスナ8g、8gは、図面に示すように、ふくら
はぎと太ももに分割して形成すれば、より内径に応じた
位置で確実に固着できる。また、この袋体8の下部に
は、内部に可撓性を有し、かつ非伸長性の袋部9を収納
した円筒状の足部挿入体8kを設け、この足挿入体8k
に接続ホース7Bに接続する接続プラグ8jとベルベッ
トファスナ8h、8iを設けている。このベルベットフ
ァスナ8h、8iは、足部を固着できるようにしたもの
である。
に調整可能なベルベットファスナ8fを長さ方向に3条
設け、このファスナ8fと基材8aの端部に設けたベル
ベットファスナ8gで袋体8を筒状にして足に装着した
ときに、装着径に応じた位置で固着できるようにする。
前記ファスナ8g、8gは、図面に示すように、ふくら
はぎと太ももに分割して形成すれば、より内径に応じた
位置で確実に固着できる。また、この袋体8の下部に
は、内部に可撓性を有し、かつ非伸長性の袋部9を収納
した円筒状の足部挿入体8kを設け、この足挿入体8k
に接続ホース7Bに接続する接続プラグ8jとベルベッ
トファスナ8h、8iを設けている。このベルベットフ
ァスナ8h、8iは、足部を固着できるようにしたもの
である。
【0022】図5及び図6において、各袋部9は、収納
室8dに収納し、相隣れる袋部9は、図5に示すように
長手方向に沿って30〜50%程度重ね合わせて配設して、
被圧部への圧迫する未処理領域を生じさせないようにし
ている。即ち、袋部9は、被圧部を全体的に圧迫するよ
うにして非圧迫部分をなくすことにより被圧部の静脈血
液などを中枢へ向かってのみ還流させ、極めて効率の良
いマッサージ効果を得るようにしている。
室8dに収納し、相隣れる袋部9は、図5に示すように
長手方向に沿って30〜50%程度重ね合わせて配設して、
被圧部への圧迫する未処理領域を生じさせないようにし
ている。即ち、袋部9は、被圧部を全体的に圧迫するよ
うにして非圧迫部分をなくすことにより被圧部の静脈血
液などを中枢へ向かってのみ還流させ、極めて効率の良
いマッサージ効果を得るようにしている。
【0023】また、図18乃至図23において、空気分
配器4と袋体8とを接続する接続ホース4A、7Bの間
にホースアダプタ7を設け、このホースアダプタ7によ
り一対の袋体8、8に同時に連結して圧縮空気を供給で
きるようにしている。このホースアダプタ7は、一対の
接続部材7a、7bで構成され、この接続部材7a、7
bのそれぞれに供給ソケット7e、7f(本例において
6個ずつ12個)を設け、この供給ソケット7e、7f
にそれぞれ連通した連通部7cを介して接続部材7a、
7bの出口側に供給ソケット7e、7fの倍の数の出口
接続部7d(本例においては24個)を設けている。
配器4と袋体8とを接続する接続ホース4A、7Bの間
にホースアダプタ7を設け、このホースアダプタ7によ
り一対の袋体8、8に同時に連結して圧縮空気を供給で
きるようにしている。このホースアダプタ7は、一対の
接続部材7a、7bで構成され、この接続部材7a、7
bのそれぞれに供給ソケット7e、7f(本例において
6個ずつ12個)を設け、この供給ソケット7e、7f
にそれぞれ連通した連通部7cを介して接続部材7a、
7bの出口側に供給ソケット7e、7fの倍の数の出口
接続部7d(本例においては24個)を設けている。
【0024】図22において、ホースアダプタ7に1つ
の袋体8を接続する場合は、ホースアダプタ7の出口接
続部7dの左側の部分に、図23に示すような盲栓部材
21を装着して1つの袋体8のみに圧縮空気を送給でき
るようにする。この盲栓部材21には一側に摘み部21
bを設け、他側に栓部21aを設けている。また、上記
の袋体8以外の構成部品は、図示しないハウジング内に
収納されており、図では示さないが、例えば駆動スイッ
チやマッサージ時間を設定するタイマ等を適宜に応じて
ハウジング内に設けられている。
の袋体8を接続する場合は、ホースアダプタ7の出口接
続部7dの左側の部分に、図23に示すような盲栓部材
21を装着して1つの袋体8のみに圧縮空気を送給でき
るようにする。この盲栓部材21には一側に摘み部21
bを設け、他側に栓部21aを設けている。また、上記
の袋体8以外の構成部品は、図示しないハウジング内に
収納されており、図では示さないが、例えば駆動スイッ
チやマッサージ時間を設定するタイマ等を適宜に応じて
ハウジング内に設けられている。
【0025】上記の例は、下肢Xに装着した例を示した
が、図24に示すように腕である上肢Yに接続ホース2
3から圧縮空気を供給する圧迫用の袋体22を装着した
場合でも同様であり、その他、腰、肩、頭等の身体の適
宜の被圧部に装着するように構成しても良く、これらの
作用効果は本例と同様である。また、上記の例である下
肢の装着例において、下肢Xと腰にそれぞれ袋体を分離
して装着し、圧縮空気の分配数が例えば12個であれ
ば、足に装着した袋体に10個の圧縮空気を分配するよ
うに構成し、残りの2個の圧縮空気の分配を腰に装着し
た袋体に供給すると、足から腰に向かって順次マッサー
ジを行なうようにすることができ、この場合も本例と同
様の作用効果を発揮する。
が、図24に示すように腕である上肢Yに接続ホース2
3から圧縮空気を供給する圧迫用の袋体22を装着した
場合でも同様であり、その他、腰、肩、頭等の身体の適
宜の被圧部に装着するように構成しても良く、これらの
作用効果は本例と同様である。また、上記の例である下
肢の装着例において、下肢Xと腰にそれぞれ袋体を分離
して装着し、圧縮空気の分配数が例えば12個であれ
ば、足に装着した袋体に10個の圧縮空気を分配するよ
うに構成し、残りの2個の圧縮空気の分配を腰に装着し
た袋体に供給すると、足から腰に向かって順次マッサー
ジを行なうようにすることができ、この場合も本例と同
様の作用効果を発揮する。
【0026】次に、上記の実施例における作用を説明す
る。先ず、袋体8を足首から足全域にわたって巻き回し
て、適宜の位置で、ベルベットファスナ8g〜8iを介
して固着する。次いで、圧力調整器3により適宜の圧力
(例えば20〜80mmHg)に設定すると共に、駆動スイッチ
を入れると、圧縮空気発生供給源(コンプレッサ)1が
作動して接続パイプを介して圧縮空気が空気分配器4に
送給される。
る。先ず、袋体8を足首から足全域にわたって巻き回し
て、適宜の位置で、ベルベットファスナ8g〜8iを介
して固着する。次いで、圧力調整器3により適宜の圧力
(例えば20〜80mmHg)に設定すると共に、駆動スイッチ
を入れると、圧縮空気発生供給源(コンプレッサ)1が
作動して接続パイプを介して圧縮空気が空気分配器4に
送給される。
【0027】空気分配器4は、図12に示した状態から
スタートし、先ず、供給溝10bから連通溝11bを介
して分配孔10cの、、・・・に分配されて、図
7に示す袋体8の接続プラグ8−1に供給されて加圧状
態になる。次いで、回転部材11が図12の矢印に示す
ように順次回転すると、連通溝11bを介して分配孔
(1〜12)まで順次加圧状態のまま分配され、図14
に示す状態になる。
スタートし、先ず、供給溝10bから連通溝11bを介
して分配孔10cの、、・・・に分配されて、図
7に示す袋体8の接続プラグ8−1に供給されて加圧状
態になる。次いで、回転部材11が図12の矢印に示す
ように順次回転すると、連通溝11bを介して分配孔
(1〜12)まで順次加圧状態のまま分配され、図14
に示す状態になる。
【0028】更に、回転部材11が回転すると、連通溝
11aが排気孔10dと連通し、同時に連通溝11bが
排気孔10fと連通するので、加圧状態にあった12個
の袋部9が一挙に排気され、この排気状態は回転に伴っ
て、排気溝10eによって維持されるので、1サイクル
(本例では30秒間)によって圧迫マッサージが行なわ
れ、次の1サイクルの圧縮空気の供給と排気が順次行な
われる。また、ホースアダプタ7は、1対の袋体8に接
続する場合と、1個の袋体8に接続する場合とに選択で
きるようになっており、1個の袋体8を用いるときは、
図22において左側の2段に図23に示す盲栓部材の栓
部を装着すると、図22における出口接続部(1)〜
(12)に接続ホース7Bを接続すれば良く、1対の袋
体8を使用する場合は、ホースアダプタ7の24個を使
用するようにすれば良い。
11aが排気孔10dと連通し、同時に連通溝11bが
排気孔10fと連通するので、加圧状態にあった12個
の袋部9が一挙に排気され、この排気状態は回転に伴っ
て、排気溝10eによって維持されるので、1サイクル
(本例では30秒間)によって圧迫マッサージが行なわ
れ、次の1サイクルの圧縮空気の供給と排気が順次行な
われる。また、ホースアダプタ7は、1対の袋体8に接
続する場合と、1個の袋体8に接続する場合とに選択で
きるようになっており、1個の袋体8を用いるときは、
図22において左側の2段に図23に示す盲栓部材の栓
部を装着すると、図22における出口接続部(1)〜
(12)に接続ホース7Bを接続すれば良く、1対の袋
体8を使用する場合は、ホースアダプタ7の24個を使
用するようにすれば良い。
【0029】このように、圧縮空気は空気分配器4によ
り本例では12個の流路に分配され、図8に示すように
袋体8の末梢側の袋部9から中枢側の袋部9に向かって
順次圧縮空気を供給して各袋部9を膨張させ、次いで各
袋部9の加圧空気を一度に排気し、このサイクルを繰り
返すことにより足の被圧部の静脈血液などを末梢側から
中枢へ向かって還流させながらマッサージを効率的に行
なうようにする。
り本例では12個の流路に分配され、図8に示すように
袋体8の末梢側の袋部9から中枢側の袋部9に向かって
順次圧縮空気を供給して各袋部9を膨張させ、次いで各
袋部9の加圧空気を一度に排気し、このサイクルを繰り
返すことにより足の被圧部の静脈血液などを末梢側から
中枢へ向かって還流させながらマッサージを効率的に行
なうようにする。
【0030】
【発明の効果】以上の説明で明らかなとおり、本発明に
よると、末梢より中枢へ向かって加圧空気を各袋部に順
次供給し、一定のサイクルで排気すると、被圧部の静脈
血液などを中枢へ向かってのみ還流し、極めて効率の良
いマッサージ効果が得られる空圧マッサージ装置を提供
することができる。
よると、末梢より中枢へ向かって加圧空気を各袋部に順
次供給し、一定のサイクルで排気すると、被圧部の静脈
血液などを中枢へ向かってのみ還流し、極めて効率の良
いマッサージ効果が得られる空圧マッサージ装置を提供
することができる。
【0031】しかも、本発明におけるマッサージ装置を
使用すると、疲労回復や血行を良くし、筋肉の疲れを取
り、神経痛や筋肉痛の痛みを解消することができるな
ど、家庭用、業務用としてのマッサージ装置として極め
て商品価値が大きい。
使用すると、疲労回復や血行を良くし、筋肉の疲れを取
り、神経痛や筋肉痛の痛みを解消することができるな
ど、家庭用、業務用としてのマッサージ装置として極め
て商品価値が大きい。
【図1】本発明における空圧マッサージ装置の一実施例
を示す回路説明図である。
を示す回路説明図である。
【図2】図1の空圧マッサージ装置を説明した概略図で
ある。
ある。
【図3】図1の袋体を示した正面図である。
【図4】図3の袋体を開いた状態を示す一部切欠き拡大
正面図である。
正面図である。
【図5】図3の袋体の一部切欠き拡大断面図である。
【図6】図5の袋体を膨張させた状態を示す部分断面図
である。
である。
【図7】図3の袋体を足に装着した状態を示す斜視図で
ある。
ある。
【図8】袋体の膨張収縮状態を示すサイクル図表であ
る。
る。
【図9】本発明における空圧マッサージ装置の空気分配
器を示した断面図ある。
器を示した断面図ある。
【図10】図9の空気分配器の固定側を示した底面図で
ある。
ある。
【図11】図9の空気分配器の回転側を示した平面図で
ある。
ある。
【図12】図9の空気分配器の作動を示した説明図であ
る。
る。
【図13】図9の空気分配器の作動を示した説明図であ
る。
る。
【図14】図9の空気分配器の作動を示した説明図であ
る。
る。
【図15】図9の空気分配器の作動を示した説明図であ
る。
る。
【図16】圧力調整器の一部切欠き断面図である。
【図17】図16の円筒カムを展開した展開図である。
【図18】ホースアダプタの部分平面図である。
【図19】図18の部品からカバーを取り除いた平面図
である。
である。
【図20】図18の部品の底面図である。
【図21】図18に示したホース接続器の斜視図であ
る。
る。
【図22】図21のホース接続器の正面図である。
【図23】ホース接続器に装着する盲栓部材の斜視図で
ある。
ある。
【図24】本発明における空圧マッサージ装置の袋体を
腕に装着した状態を示す斜視図である。
腕に装着した状態を示す斜視図である。
1 圧縮空気発生供給源 3 圧力調整器 4 空気分配器 5 電動モータ 7 ホースアダプタ 8 袋体 9 袋部 10 固定部材 11 回転部材 15 円筒カム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 596090214 Kibbutz Afek 30042, I SRAEL
Claims (11)
- 【請求項1】 圧縮空気発生供給源と、足・腕等の人体
の被圧部に装着可能な複数の袋部を有する圧迫用袋体
と、この供給源と袋体とを接続する接続ホースとからな
る空圧マッサージ装置において、この圧縮空気発生供給
源から空気分配器と圧力調整器を介して袋体の末梢側の
袋部から中枢側の袋部に向かって順次圧縮空気を供給し
て各袋部を膨張させ、かつ各袋部の加圧空気を一度に排
気するサイクルを繰り返すことにより被圧部の静脈血液
などを末梢側から中枢へ向かって還流させながらマッサ
ージを行なうようにすることを特徴とする空圧マッサー
ジ装置。 - 【請求項2】 上記の空気分配器は、円盤状の固定部材
に電動モータを介して回転する円盤状の回転部材をバネ
により密接状態で回転自在に設け、この固定部材の供給
孔に接続パイプの先端を接続し、この供給孔に連通した
円弧状の供給溝を固定部材の摺動面に形成し、更に、こ
の摺動面には、袋体の袋部の数に対応した数の分配孔を
形成し、この分配孔にそれぞれ接続ホースを接続すると
共に、摺動面に大気と通じる排気孔と排気孔と連通した
排気溝を形成し、一方、回転部材の摺動面には、固定部
材の供給溝と分配孔とを連通させる連通溝を円弧状に設
け、この連通溝の端部には、前記排気孔と連通する連通
部を設けた請求項1記載の空圧マッサージ装置。 - 【請求項3】 上記の圧力調整器は、基部に設けた摘み
を有するシャフトで円筒カムを回動自在に設け、この円
筒カムを介して上下動する押圧杆にコイルスプリングで
弁体を摺動自在に設けて、接続ホースに接続した流路を
開閉して圧力を調整自在に設けた請求項1又は2記載の
空圧マッサージ装置。 - 【請求項4】 上記の圧縮空気発生供給源に圧縮作動室
を設け、この圧縮作動室に一対の電磁石の磁極間を磁気
作用とコイルばねの弾発作用で反複動し被圧部に対する
圧迫力を各被圧部の形状、大きさ太さに対応する強さに
自己制御して動く空気圧縮子を設けた請求項1乃至3の
何れか1項に記載の空圧マッサージ装置。 - 【請求項5】 上記の袋体は、下部が狭くなる略台形状
の基材に外周部を固着した上下面から成る包囲体を設
け、この包囲体の内部に袋部を収納する数に対応した数
の遮蔽シートをそれぞれ傾斜状に固着して基材の幅方向
に沿った収納室を設け、この収納室にそれぞれ可撓性を
有し、かつ非伸長性の袋部を収納し、この袋部の中央部
には、接続ホースにそれぞれ接続する接続プラグを基材
の外周面に突出させて連通自在に設けた請求項1乃至4
の何れか1項に記載の空圧マッサージ装置。 - 【請求項6】 上記の袋体の基材の外表面に調整可能な
ベルベットファスナを設け、このファスナと基材の端部
に設けたベルベットファスナで袋体を筒状にしたときに
内径に応じた位置で固着するようにした請求項5に記載
の空圧マッサージ装置。 - 【請求項7】 上記の袋体の下部に内部に可撓性を有
し、かつ非伸長性の袋部を収納した円筒状の足部挿入体
を設け、この足挿入体に接続ホースに接続する接続プラ
グとベルベットファスナを設けた請求項5又は6記載の
空圧マッサージ装置。 - 【請求項8】 上記の各袋部は、相隣れる袋部同志を長
手方向に沿って30〜50%程度重ね合わせて配設した請求
項5乃至7に記載の空圧マッサージ装置。 - 【請求項9】 圧縮空気発生供給源と、足・腕等の人体
の被圧部に装着可能な複数の袋部を有する圧迫用袋体
と、この供給源と袋体とを接続ホースで接続し、この圧
縮空気発生供給源から空気分配器と圧力調整器を介して
袋体の末梢側の袋部から中枢側の袋部に向かって順次圧
縮空気を供給すると共に、この空気分配器と袋体とを接
続する接続ホースの間にホースアダプタを設け、このホ
ースアダプタにより一対の袋体又は片側の袋体に選択的
に圧縮空気を供給できるようにしたことを特徴とする空
圧マッサージ装置。 - 【請求項10】 上記のホースアダプタは、一対の接続
部材で構成され、この接続部材のそれぞれに供給ソケッ
トを設け、この供給ソケットにそれぞれ連通した連通部
を介して接続部材の出口側に供給ソケットの倍の数の出
口接続部を設けた請求項9記載の空圧マッサージ装置。 - 【請求項11】 上記のホースアダプタの出口接続部に
盲栓部材を装着して袋体の数を選択できるようにした請
求項9又は10記載の空圧マッサージ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16072596A JPH09313557A (ja) | 1996-05-31 | 1996-05-31 | 空圧マッサージ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16072596A JPH09313557A (ja) | 1996-05-31 | 1996-05-31 | 空圧マッサージ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09313557A true JPH09313557A (ja) | 1997-12-09 |
Family
ID=15721122
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16072596A Pending JPH09313557A (ja) | 1996-05-31 | 1996-05-31 | 空圧マッサージ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09313557A (ja) |
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000316931A (ja) * | 1999-05-14 | 2000-11-21 | Matsushita Electric Works Ltd | マッサージ機 |
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JP2006110044A (ja) * | 2004-10-14 | 2006-04-27 | Terumo Corp | 空圧マッサージ装置 |
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WO2023074717A1 (ja) * | 2021-11-01 | 2023-05-04 | テルモ株式会社 | ロータリーバルブ、送気コントローラ及びマッサージシステム |
-
1996
- 1996-05-31 JP JP16072596A patent/JPH09313557A/ja active Pending
Cited By (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2006110045A (ja) * | 2004-10-14 | 2006-04-27 | Terumo Corp | 空圧マッサージ装置 |
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KR101224166B1 (ko) * | 2011-03-09 | 2013-01-21 | 헤내스 주식회사 | 복합 미용기기 |
JP2019030701A (ja) * | 2012-10-30 | 2019-02-28 | ハントレイ テクノロジー リミテッドHuntleigh Technology Limited | 圧力カフ又はガーメント |
US10561571B2 (en) | 2012-10-30 | 2020-02-18 | Huntleigh Technolagy Limited | Pressure cuff or garment |
JP2021184832A (ja) * | 2012-10-30 | 2021-12-09 | ハントレイ テクノロジー リミテッドHuntleigh Technology Limited | 圧力カフ又はガーメント |
KR20150059066A (ko) * | 2013-11-20 | 2015-05-29 | (주)대성마리프 | 공기 압박 커프 |
JP2022543730A (ja) * | 2019-06-11 | 2022-10-14 | カーディオ イノヴェイティブ システムズ | 非侵襲的な脈動循環支持装置 |
WO2023074717A1 (ja) * | 2021-11-01 | 2023-05-04 | テルモ株式会社 | ロータリーバルブ、送気コントローラ及びマッサージシステム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060214 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060704 |