JPH09312833A - デジタル放送システム - Google Patents
デジタル放送システムInfo
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- JPH09312833A JPH09312833A JP12734096A JP12734096A JPH09312833A JP H09312833 A JPH09312833 A JP H09312833A JP 12734096 A JP12734096 A JP 12734096A JP 12734096 A JP12734096 A JP 12734096A JP H09312833 A JPH09312833 A JP H09312833A
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- mpeg
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- Television Systems (AREA)
- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
Abstract
行なわずに各受信用端末側でスーパーインポーズの処理
を行なう構成にすることで、送出センタの構成を簡略化
したデジタル放送システムを提供する。 【解決手段】 送出センタ1内に、スーパーインポーズ
(オンスクリーン)表示すべき文字・画像に係るデータ
を生成する文字・画像プロセッサ28を備える。送出セ
ンタ1は、MPEG2のデータ多重機能を利用して、ス
ーパーインポーズ表示すべき文字・画像に係るデータ
を、MPEG−TS(トランスポートストリーム)内に
多重して送出する。加入者宅内の受信用端末2側で、送
出センタ側から供給されたスーパーインポーズ表示すべ
き文字・画像に係るデータに基づいてスーパーインポー
ズ表示すべき文字・画像を生成して、スーパーインポー
ズ表示させる。
Description
あるMPEG2を利用したデジタル放送システムに係
り、詳しくは、MPEG2のデータ多重機能を利用し
て、スーパーインポーズ(オンスクリーン)表示すべき
文字・画像に係るデータを、MPEGトランスポートス
トリーム(MPEG−TS:MPEG−Transpo
rt Stream)内に多重して送出センタ側から送
出し、加入者宅内のインテリジェントレシーバ アンド
デコーダ(IRD:Intelligent Rec
eiver and Decoder)やセット トッ
プ ボックス(STB:SetTop Box)等の受
信用端末側で、送出センタ側から供給されたスーパーイ
ンポーズ(オンスクリーン)表示すべき文字・画像に係
るデータに基づいてスーパーインポーズ表示すべき文字
・画像を生成して、スーパーインポーズ表示するように
したデジタル放送システムに関するものである。
術MPEG2が実用化され、例えば欧州のDVB(Di
gital Video Broadcasting)
のようなMPEG2をベースにしたデジタル放送システ
ムが計画されている。
ジタル放送システムの全体構成を示すブロック構成図で
ある。デジタル放送システムは、送出センタ100と、
各加入者宅等の設置されたIRD(STB)等の受信用
端末200と、衛星波,地上波,ケーブル等の伝送路と
からなる。
のための各種の番組(プログラム)は、MPEG2エン
コーダ(ENC)111a〜111dでエンコードされ
る。エンコードされた番組は、MPEGトランスポート
ストリーム(MPEG−TS:MPEG−Transp
ort Stream)として、MPEGサーバ112
に送られ蓄積される。なお、図7では、スタジオ等のカ
メラで撮影した番組、衛星を介して受信した番組、ケー
ブル(有線)を介して受信した番組を、それぞれ各MP
EGエンコーダ111a〜111cで圧縮符号化して、
MPEGサーバ112へ供給し、テープ等で供給された
番組はVTR113で再生し、その再生出力をMPEG
エンコーダ111dで圧縮符号化して、MPEGサーバ
112へ供給する例を示した。
番組は、統合送出コントローラ114によって、予め作
成された番組送出表(プレイリスト)にしたがって読み
出される。MPEGサーバ112から番組送出表にした
がって読み出された各送出番組に係る各MPEG−TS
は、各MPEG2デコーダ115a〜115nへそれぞ
れ供給され、各MPEG2デコーダ(DEC)115a
〜115nでベースバンド信号に戻される。各ベースバ
ンド信号はルータ116へ供給される。
ンド信号の他に、コマーシャルやプロモーションに係る
他のソースのベースバンド信号、ならびに、カンパニー
ロゴや文字等のスーパーインポーズによる表示を行なう
文字・画像に係る信号が供給されている。そして、この
ルータ116によって、MPEGサーバ112から読み
出された送出番組とコマーシャルやプロモーションとの
スイッチ(切り替え)や、カンパニーロゴや文字等がス
ーパーインポーズされた送出番組が作られる。さらに、
キーヤ117によって、キーイングやボイスオーバ(音
声の入れ替え)が行なわれる。
出番組に係る各ベースバンド信号は、各MPEG2エン
コーダ118a〜118nで再びエンコードされて、マ
ルチプレクサ119で多重化され、各変調器(MOD)
120a〜120cに供給される。変調器120aは衛
星放送用のもので、この変調器120aで変調された複
数のチャンネル分の番組に係る信号は、放送衛星用パラ
ボラアンテナ121を介して放送衛星127へ向けて送
信され、放送衛星127を介して各加入者宅等へ送信さ
れる。変調器120bは地上波放送用のもので、この変
調器120bで変調された複数のチャンネル分の番組に
係る信号は、地上波送信用アンテナ122から地上波放
送として送出される。変調器120cは有線放送用のも
ので、この変調器120cで変調された複数のチャンネ
ル分の番組に係る信号は、ケーブル123を介して各加
入者宅等へ送出される。
igent Receiver and Decode
r)またはSTB(Set Top Box)と呼ばれ
る受信用端末200が設置されている。図7では、衛星
放送受信用アンテナ124で受信した信号と、地上波放
送受信用アンテナ125で受信した信号、ならびに、ケ
ーブル123からの信号の全てが、受信用端末200へ
供給される構成を示しているが、実際にはいずれか一系
統のみを備えればよい。符号126はテレビ受像機であ
る。
用端末のブロック構成図である。受信用端末200は、
選局・復調部130と、スクランブル解除部131と、
MPEG2デコーダ132と、2つのD/A変換器13
3,134とからなる。選局・復調部130は、チュー
ナ135と、デジタル復調回路136と、エラー検出/
訂正回路137とを備える。スクランブル解除部131
は、システムコントローラ138と、スクランブル解除
回路139とを備える。
れた複数のチャンネル分の信号は、チューナ135へ供
給され、このチューナ135によって利用者が所望する
チャンネルが選局される。選局されたチャンネルに係る
信号は、デジタル復調回路136によってデジタル信号
へ復調される。復調されたデジタル信号は、エラー検出
/訂正回路137によって、エラーの検出ならびに検出
したエラー箇所のデータの訂正がなされる。エラー検出
/訂正回路137の出力はスクランブル解除回路139
へ供給される。
は、ICカード140によってサービス事業者から各加
入者に供給される。システムコントローラ138は、I
Cカード140から供給されるキー情報をスクランブル
解除回路139へ供給して、スクランブル解除を行なわ
せる。スクランブル解除を行なった信号は、MPEG2
デコーダ132へ供給される。なお、配信された番組が
スクランブルされていない場合、スクランブル解除回路
139は、エラー検出/訂正回路137の出力を何ら処
理することなくMPEG2デコーダ132へ供給する。
ル解除部131から出力されるMPEG−TS信号をデ
コードして、デジタルビデオ信号132aとデジタルオ
ーディオ信号132bを出力する。デジタルビデオ信号
132aは、一方のD/A変換器133でD/A変換さ
れ、アナログビデオ信号としてテレビ受像機(TV)の
ビデオ端子へ供給される。デジタルオーディオ信号13
2bは、他方のD/A変換器134でD/A変換され、
アナログオーディオ信号としてテレビ受像機のオーディ
オ端子へ供給される。これにより、利用者は図7に示し
たテレビ受像機126でデジタル放送を視聴できる。
示した従来の送出センタ100では、カンパニーロゴ,
ステーションロゴや文字等を画面にスーパーインポーズ
表示するオペレーション(操作)を必要とするために、
MPEGサーバ112内にMEPG−TS信号として格
納してある各種番組に係るデジタル信号を一旦ベースバ
ンド信号に戻した後に、ルータ116ならびにキーヤ1
17を用いてスーパーインポーズの処理を行ない、そし
て各MPEG2エンコーダ118a〜118nによって
デジタル送出のためのデジタル信号へ再度変換する構成
としている。
PEG−TS信号をデコードして、スーパーインポーズ
の処理を行ない、その後に再度エンコードしても、画質
に劣化が生じないようにするため、MPEGサーバ11
2内に蓄積するMPEG−TS信号のビットレートを、
送出時のビットレート(例えば3〜4メガビット/秒)
よりも充分に大きくして、実際に送出する画像の画質よ
りも高品位の画質の画像を蓄積するようにしている。同
じMPEG2でありながら、MPEGサーバ112内に
蓄積するMPEG−TS信号のビットレートを、送出ビ
ットレートよりも高くしているので、MPEGサーバ1
12はより多くの記憶容量が必要となる。
バンド信号に戻した状態でスーパーインポーズのオペレ
ーションを行なうために、MPEGサーバ112内に蓄
積されているMPEG−TS信号をベースバンド信号へ
戻すためのMPEG2デコーダ115a〜115n、な
らびに、再エンコードするためのMPEG2エンコーダ
118a〜118nが必要であり、システムの構成が冗
長とならざるを得ない。
ートを送出ビットレートの2倍とすると、MPEGサー
バ112の容量は2倍必要となる。かつ、ビットレート
が高いので、MPEGサーバ112の入出力数は半分と
なる。また、デコード/再エンコードするためのデコー
ダ、エンコーダも各チャンネル分必要であり、コスト性
能比の良くないシステムとなる虞れがある。
なされたもので、MPEGサーバ内に蓄積するMPEG
−TS信号のビットレートを番組として送出するMPE
G−TS信号のビットレートと同一にすることで、MP
EGサーバの記録容量の削減を可能にするとともに、送
出センタ側でスーパーインポーズの処理を行なわずに各
受信用端末側でスーパーインポーズの処理を行なう構成
にすることで、送出センタの構成を簡略化したデジタル
放送システムを提供することを目的とする。
この発明に係るデジタル放送システムは、画面上にスー
パーインポーズ表示またはオンスクリーン表示すべき文
字・画像に係るデータをMPEGトランスポートストリ
ーム内に時分割多重して送出する送出センタと、MPE
Gトランスポートストリーム内に時分割多重されている
文字・画像に係るデータを抽出して、抽出した文字・画
像に係るデータに基づいて画面上にスーパーインポーズ
表示またはオンスクリーン表示すべき文字・画像を生成
し、生成した文字・画像をスーパーインポーズ表示また
はオンスクリーン表示させる受信用端末装置とから構成
される。
たはオンスクリーン表示すべき文字・画像に係るデータ
をMPEGトランスポートストリーム内に時分割多重し
て送出する構成であるから、MPEGサーバ内に蓄積す
る各種番組に係る信号のビットレートと送出する番組に
係る信号のビットレートとを同一にすることができる。
よって、MPEGサーバの記録容量の削減が可能であ
る。
たはオンスクリーン表示された画像を生成して送出する
必要がないので、MPEG2でエンコードされた信号を
ベースバンド信号に戻すためのMPEG2デコーダ、な
らびに、スーパーインポーズ表示またはオンスクリーン
表示の処理を施した画像を再度エンコードするためのM
PEG2エンコーダを設ける必要がなくなり、送出セン
タ側の構成が大幅に簡略化される。
トストリーム内に時分割多重されている文字・画像に係
るデータを抽出して、抽出した文字・画像に係るデータ
に基づいて画面上にスーパーインポーズ表示またはオン
スクリーン表示すべき文字・画像を生成し、生成した文
字・画像をスーパーインポーズ表示またはオンスクリー
ン表示させる。
いて添付図面に基づいて説明する。図1はこの発明に係
るMPEG2をベースにしたデジタル放送システムの全
体構成を示すブロック構成図である。この発明に係るデ
ジタル放送システムは、送出センタ1と、各加入者宅等
の設置されたIRD(STB)等の受信用端末2と、衛
星波,地上波,ケーブル等の伝送路とからなる。
(プログラム)は、MPEG2エンコード(ENC)1
1a〜11dでエンコードされる。エンコードされた番
組(プログラム)は、MPEGトランスポートストリー
ム(MPEG−TS:MPEG−Transport
Stream)として、MPEGサーバ12に送られ蓄
積される。なお、図1では、スタジオ等のカメラで撮影
した番組、衛星を介して受信した番組、ケーブル(有
線)を介して受信した番組を、それぞれ各MPEGエン
コーダ11a〜11cで圧縮符号化して、MPEGサー
バ12へ供給し、テープ等で供給された番組はビデオテ
ープレコーダ(VTR)13で再生し、その再生出力を
MPEGエンコーダ11dで圧縮符号化して、MPEG
サーバ12へ供給する例を示した。
ーロゴや文字等のスーパーインポーズによる表示を行な
う文字・画像に係るデータ28aを生成するための文字
・画像プロセッサ28を備える。文字・画像プロセッサ
28で生成された文字・画像に係るデータ28aは、M
PEGエンコーダ11eでデータPESパケットとして
組み立てられ、MPEG−TSとしてMPEGサーバ1
2に送られ蓄積される。
組、ならびに、スーパーインポーズによる表示を行なう
文字・画像に係るデータのデータPESパケットは、統
合送出コントローラ14によって、予め作成された番組
送出表(プレイリスト)にしたがって読み出される。M
PEGサーバ12から番組送出表にしたがって読み出さ
れた各送出番組に係る各MPEG−TS信号、ならび
に、スーパーインポーズによる表示を行なう文字・画像
に係るデータのデータPESパケットは、ルータ16へ
供給される。
TS信号の他に、コマーシャルやプロモーションに係る
他のソースのMPEG−TS信号が供給されている。そ
して、このルータ16によって、MPEGサーバ12か
ら読み出された送出番組とコマーシャルやプロモーショ
ンとのスイッチ(切り替え)や、カンパニーロゴや文字
等がスーパーインポーズすべき文字・画像に係るデータ
のデータPESパケットを含むMPEG−TS信号の生
成がなされる。
番組に係る各MPEG−TS信号は、マルチプレクサ1
9で多重化され、各変調器(MOD)20a〜20cへ
それぞれ供給される。変調器20aは衛星放送用のもの
で、この変調器20aで変調された複数のチャンネル分
の番組に係る信号は、放送衛星用パラボラアンテナ21
を介して放送衛星27へ向けて送信され、放送衛星27
を介して各加入者宅等へ送信される。変調器20bは地
上波放送用のもので、この変調器20bで変調された複
数のチャンネル分の番組に係る信号は、地上波送信用ア
ンテナ22から地上波放送として送出される。変調器2
0cは有線放送用のもので、この変調器20cで変調さ
れた複数のチャンネル分の番組に係る信号は、ケーブル
23を介して各加入者宅等へ送出される。
シーバ アンド デコーダ(IRD:Intellig
ent Receiver and Decoder)
やセット トップ ボックス(STB:Set Top
Box)等の受信用端末2が設置されている。図1で
は、衛星放送受信用アンテナ24で受信した信号と、地
上波放送受信用アンテナ25で受信した信号、ならび
に、ケーブル23からの信号の全てが、受信用端末2へ
供給される構成を示しているが、実際にはいずれか一系
統のみを備えればよい。符号26はテレビ受像機であ
る。
ムの受信用端末のブロック構成図である。受信用端末2
は、選局・復調部30と、スクランブル解除部31と、
MPEG2デコーダ32と、文字・画像発生器41と、
ミキサ42と、2つのD/A変換器33,34とからな
る。選局・復調部30は、チューナ35と、デジタル復
調回路36と、エラー検出/訂正回路37とを備える。
スクランブル解除部31は、システムコントローラ38
と、スクランブル解除回路39とを備える。
れた複数のチャンネル分の信号は、チューナ35へ供給
され、このチューナ35によって利用者が所望するチャ
ンネルが選局される。選局されたチャンネルに係る信号
は、デジタル復調回路36によってデジタル信号へ復調
される。復調されたデジタル信号は、エラー検出/訂正
回路37によって、エラーの検出ならびに検出したエラ
ー箇所のデータの訂正がなされる。エラー検出/訂正回
路37の出力はスクランブル解除回路39へ供給され
る。
は、ICカード40によってサービス事業者から各加入
者に供給される。システムコントローラ38は、ICカ
ード40から供給されるキー情報をスクランブル解除回
路39へ供給して、スクランブル解除を行なわせる。ス
クランブル解除を行なった信号は、MPEG2デコーダ
32へ供給される。なお、配信された番組がスクランブ
ルされていない場合、スクランブル解除回路39は、エ
ラー検出/訂正回路37の出力を何ら処理することなく
MPEG2デコーダ32へ供給する。
解除部31から出力されるMPEG−TS信号をデコー
ドして、デジタルビデオ信号32aと、デジタルオーデ
ィオ信号32bと、スーパーインポーズ表示すべき文字
・画像に係るデータ32cとを出力する。スーパーイン
ポーズ表示すべき文字・画像に係るデータ32cは、文
字・画像発生器41へ供給される。文字・画像発生器4
1は、スーパーインポーズ表示すべき文字・画像に係る
データ32cに基づいて、スーパーインポーズ表示すべ
きテレビ画面情報データ41aを生成して出力する。
ら出力されたデジタルビデオ信号32aと、文字・画像
発生器41から出力されたテレビ画面情報データ41a
とをミックスして、文字・画像等がスーパーインポーズ
されたデジタルビデオ信号42aを生成して出力する。
ミキサ42から出力されたデジタルビデオ信号42a
は、一方のD/A変換器33でD/A変換され、アナロ
グビデオ信号33aとしてテレビ受像機(TV)のビデ
オ端子へ供給される。
ジタルオーディオ信号32bは、他方のD/A変換器3
4でD/A変換され、アナログオーディオ信号34aと
してテレビ受像機のオーディオ端子へ供給される。これ
により、利用者は図1に示したテレビ受像機26でデジ
タル放送を視聴できる。
図、図4はMPEGトランスポートパケットの構成を示
す説明図である。MPEGエンコーダ11は、ビデオイ
ンタフェース51と、オーディオインタフェース52
と、データインタフェース53と、ビデオコンプレッサ
54と、オーディオコンプレッサ55と、プライマリマ
ルチプレクサ56と、MPEG−TSバッファ57と、
CPU58とからなる。
ス51を介してビデオコンプレッサ54へ供給され、こ
のビデオコンプレッサ54によって圧縮符号化される。
入力されたオーディオは、オーディオインタフェース5
2を介してオーディオコンプレッサ55へ供給され、こ
のオーディオコンプレッサ55によって圧縮符号化され
る。ビデオ,オーディオおよびデータについて、図4
(a)に示すPESパケットが生成される。PESパケ
ットは、ビデオ,オーディオの符号化データ(エレメン
タリーストリーム)やプライベートストリームなどを可
変長の長さでパケット化したものである。
188バイトの固定長パケットである。TSパケットの
中のPIDは、パケットの識別を行なうもので、この識
別子を利用してビデオ,オーディオ,データを識別する
(図4(c)参照)。
をもつ複数のTSパケットのペイロードに分割されて伝
送される。ここで、データに文字・画像情報を入力し、
このデータをMPEG−TSに盛り込んでビデオ,オー
ディオとともに送出し、加入者宅内のIRDやSTB等
の受信用端末2内でデコードし、データから文字・画像
情報を生成して、生成した文字・画像情報をビデオに重
畳させることにより、スーパーインポーズ表示を行なう
ことができる。
ーバ12は、送出レートと同じレートで各種の番組等を
蓄積することが可能となり、ストレージの節約と送出シ
ステムの簡素化が可能となる。
トの処理を示すフローチャートである。図4(b)に示
したMPEGトランスポートストリームがあるときに、
まずPID=0のTSパケットを受信したか否かをチェ
ックする(ステップS1)。PAT(プログラムアソシ
エーションテーブル)の内容は、プログラムとPIDと
の対応表である。そのPATによると、Progra
m:PID=20となっているので、PID=20のパ
ケットからそのプログラムのPMT(プログラムマップ
テーブル)が得られることを認識する(ステップS
2)。そして、PID=20のTSパケットを受信した
か否かをチェックする(ステップS3)。PID=20
のTSパケットからそのプログラムのPMTを得る。P
MTによると、Video:PID=40,Audi
o:PID=41,clock:PID=42,dat
a:PID=43とわかるので、それぞれのパケット番
号毎に処理が行なわれる。
照することで、データパケットのPID=43を認識
し、ステップS5でPID=43のTSパケットを受信
したか否かをチェックし、ステップS6でデータPES
パケットを読み込み、ステップS7でデータPESパケ
ットを生成する。そして、ステップS8では、ステップ
S7で生成したデータに基づいて、図2に示した文字・
画像発生器41でスーパーインポーズ表示すべき文字・
画像を生成させる。ついで、ステップS9で、文字・画
像発生器41で生成した文字・画像とビデオとを、図2
に示したミキサ42でミックスさせる。
す説明図である。テレビ画面上でスーパーインポーズ表
示させる文字・画像のスタート番地を(a,b)とし、
スーパーインポーズ表示させる文字・画像の大きさを
(x,y)とする。データPESパケットは、PESヘ
ッダの次に、スタート番地:(a,b)、大きさ:
(x,y)、続いて色情報RGBを順次並べて構成され
る。MPEG−TSに重畳されたこれらのスーパーイン
ポーズ表示させる文字・画像のデータは、IRD(ST
B)等の受信用端末2内のMPEG2デコーダ32(図
2参照)で、図3に示したエンコード処理と逆の手順で
処理され、図6に示したデータPESパケットが復元さ
れる。復元されたデータPESパケットは、図2に示し
た文字・画像発生器41によって、テレビ画面情報に変
換され、ミキサ42によってミックスされ、D/A変換
器33によってアナログビデオ信号33aへ変換され
て、TVのビデオ端子へ供給される。
たスーパーインポーズ表示すべき文字・画像に係るデー
タを受信用端末2で受信し、受信した文字・画像に係る
データに基づいて文字・画像発生器41によって文字・
画像を生成して、スーパーインポーズ表示させることが
できる。
では、MPEG−TSレベルでの運用が可能となる。M
PEGサーバ内に蓄積するMPEG−TS信号のビット
レートを番組として送出するMPEG−TS信号のビッ
トレートと同一にできるので、MPEGサーバ12の記
録容量の削減が可能である。さらに、送出センタ1側で
スーパーインポーズの処理を行なわずに各受信用端末2
側でスーパーインポーズの処理を行なう構成であるか
ら、送出センタ1の構成を大幅に簡略化できる。
タ16は、GOP(Gruop of Pictur
e)単位で番組のスイッチ(切り替え)を行なう構成と
している。
タル放送システムは、送出センタ側からスーパーインポ
ーズ表示すべき文字・画像に係るデータをMPEGトラ
ンスポートストリーム内に時分割多重して送出し、受信
用端末側でMPEGトランスポートストリーム内に時分
割多重されている文字・画像に係るデータを抽出して、
抽出した文字・画像に係るデータに基づいて画面上にス
ーパーインポーズ表示する構成としたので、送出センタ
内のMPEGサーバに蓄積する各種番組に係る信号のビ
ットレートと送出する番組に係る信号のビットレートと
を同一にすることができる。よって、MPEGサーバの
記録容量の削減が可能である。
たはオンスクリーン表示された画像を生成して送出する
必要がないので、MPEG2でエンコードされた信号を
ベースバンド信号に戻すためのMPEG2デコーダ、な
らびに、スーパーインポーズ表示またはオンスクリーン
表示の処理を施した画像を再度エンコードするためのM
PEG2エンコーダを設ける必要がなくなり、送出セン
タ側の構成が大幅に簡略化される。
タル放送システムの全体構成を示すブロック構成図であ
る。
端末のブロック構成図である。
説明図である。
示すフローチャートである。
ある。
テムの全体構成を示すブロック構成図である。
ロック構成図である。
e MPEG2エンコーダ、12 MPEGサーバ、2
8 文字・画像プロセッサ、32 MPEG2デコー
ダ、41 文字・画像発生器、42 ミキサ
Claims (1)
- 【請求項1】 スーパーインポーズ表示またはオンスク
リーン表示すべき文字・画像に係るデータをMPEGト
ランスポートストリーム内に時分割多重して送出する送
出センタと、 MPEGトランスポートストリーム内に時分割多重され
ている文字・画像に係るデータを抽出して、抽出した文
字・画像に係るデータに基づいて画面上にスーパーイン
ポーズ表示またはオンスクリーン表示すべき文字・画像
を生成し、生成した文字・画像をスーパーインポーズ表
示またはオンスクリーン表示させる受信用端末とからな
るデジタル放送システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12734096A JPH09312833A (ja) | 1996-05-22 | 1996-05-22 | デジタル放送システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12734096A JPH09312833A (ja) | 1996-05-22 | 1996-05-22 | デジタル放送システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09312833A true JPH09312833A (ja) | 1997-12-02 |
Family
ID=14957506
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12734096A Abandoned JPH09312833A (ja) | 1996-05-22 | 1996-05-22 | デジタル放送システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09312833A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002084261A (ja) * | 2000-09-07 | 2002-03-22 | Sony Corp | 無線受信装置及び方法 |
JP2003018490A (ja) * | 2001-07-03 | 2003-01-17 | Funai Electric Co Ltd | テレビジョン受信装置 |
-
1996
- 1996-05-22 JP JP12734096A patent/JPH09312833A/ja not_active Abandoned
Cited By (2)
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---|---|---|---|---|
JP2002084261A (ja) * | 2000-09-07 | 2002-03-22 | Sony Corp | 無線受信装置及び方法 |
JP2003018490A (ja) * | 2001-07-03 | 2003-01-17 | Funai Electric Co Ltd | テレビジョン受信装置 |
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