JPH09301590A - シ−ト材排出装置及び画像形成装置 - Google Patents
シ−ト材排出装置及び画像形成装置Info
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- JPH09301590A JPH09301590A JP8140888A JP14088896A JPH09301590A JP H09301590 A JPH09301590 A JP H09301590A JP 8140888 A JP8140888 A JP 8140888A JP 14088896 A JP14088896 A JP 14088896A JP H09301590 A JPH09301590 A JP H09301590A
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- Japan
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- sheet material
- rotating body
- discharging device
- material discharging
- protrusion
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ソータ取付時の作業時間の短縮化、さらには
排紙トレイ使用時における積載性のさらなる向上を図る
ことである。 【解決手段】 排紙コロ１が、排紙ローラ軸２上に固定
されている。排紙コロ１の外径は排紙ローラ３よりも大
きくなるように設定されている。このとき排紙コロ１は
着脱が容易であるように少なくとも１ヶ所以上で分割さ
れており、それぞれ軸をはさみこむように取り付けられ
る。排紙コロ１の内周面には軸に固定されるようにキー
１ａが設けられており、これが軸上のキー溝２ａにはま
り込むことによって固定される。
排紙トレイ使用時における積載性のさらなる向上を図る
ことである。 【解決手段】 排紙コロ１が、排紙ローラ軸２上に固定
されている。排紙コロ１の外径は排紙ローラ３よりも大
きくなるように設定されている。このとき排紙コロ１は
着脱が容易であるように少なくとも１ヶ所以上で分割さ
れており、それぞれ軸をはさみこむように取り付けられ
る。排紙コロ１の内周面には軸に固定されるようにキー
１ａが設けられており、これが軸上のキー溝２ａにはま
り込むことによって固定される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成済のシー
ト材を画像形成装置内から排出するのに好適なシート材
排出装置及び該シート材排出装置を備えた画像形成装置
に関するものである。
ト材を画像形成装置内から排出するのに好適なシート材
排出装置及び該シート材排出装置を備えた画像形成装置
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図４には従来のシート材排出装置１００
が示されている。このシート材排出装置１００は図示し
ない画像形成装置本体からシート材である転写済紙１０
２を排出する。図４に示す如く、シート材排出装置１０
０は定着装置１０３により定着された転写済紙２が搬送
されるのを受けとり、その転写済紙１０２を搬送あるい
は排出するための搬送ローラ１１１と搬送ローラ１１１
に圧接しそれ自身では駆動しない従動ローラ１１２を具
備している。また、この排出装置１００は、定着装置１
０３により定着された転写済紙１０２が定着される際の
熱により変形しても、転写済紙１０２を山型の屈曲紙パ
ス１１３を通過させることにより転写済紙１０２をくせ
づけし、ジャム等のトラブルを起こさないようにするた
めに設けられたカール取りパス１１３を含む。ただし、
カール取りパス１１３は必ずしも排出装置１００内に含
まれるわけではなく、別のユニットとして存在すること
もあるのでその場合もその２つのユニットを合わせて排
出装置と呼ぶ。画像形成装置にはオプションとして画像
形成装置内から排出された転写済紙１０２を仕分けする
ための仕分け装置である図示しないソータが取付け可能
となっている。
が示されている。このシート材排出装置１００は図示し
ない画像形成装置本体からシート材である転写済紙１０
２を排出する。図４に示す如く、シート材排出装置１０
０は定着装置１０３により定着された転写済紙２が搬送
されるのを受けとり、その転写済紙１０２を搬送あるい
は排出するための搬送ローラ１１１と搬送ローラ１１１
に圧接しそれ自身では駆動しない従動ローラ１１２を具
備している。また、この排出装置１００は、定着装置１
０３により定着された転写済紙１０２が定着される際の
熱により変形しても、転写済紙１０２を山型の屈曲紙パ
ス１１３を通過させることにより転写済紙１０２をくせ
づけし、ジャム等のトラブルを起こさないようにするた
めに設けられたカール取りパス１１３を含む。ただし、
カール取りパス１１３は必ずしも排出装置１００内に含
まれるわけではなく、別のユニットとして存在すること
もあるのでその場合もその２つのユニットを合わせて排
出装置と呼ぶ。画像形成装置にはオプションとして画像
形成装置内から排出された転写済紙１０２を仕分けする
ための仕分け装置である図示しないソータが取付け可能
となっている。
【０００３】ソータを用いず、図示しない排紙トレイ上
に排紙する場合も、排紙された転写済紙は定着後の熱変
形により、排紙トレイ上で丸まったり、斜行したりし、
積載性の点で問題があるため排紙コロ１１４によって転
写済紙に腰づけを行い、積載性を確保している。しかし
ながらオプションとしてのソータを用いて排紙を行う際
には、排紙コロ１１４による腰づけは転写済紙の受け渡
しの際にシワや斜行の原因となるため、ソータ取付の際
に、ローラ軸よりコロ１１４を取り外すか、あるいは、
排紙コロ付きローラ軸１１５と、ソータ取付用の排紙コ
ロ１１４の付いていないローラ軸の２つを用意し、キッ
トとしてソータと一緒にしていた。
に排紙する場合も、排紙された転写済紙は定着後の熱変
形により、排紙トレイ上で丸まったり、斜行したりし、
積載性の点で問題があるため排紙コロ１１４によって転
写済紙に腰づけを行い、積載性を確保している。しかし
ながらオプションとしてのソータを用いて排紙を行う際
には、排紙コロ１１４による腰づけは転写済紙の受け渡
しの際にシワや斜行の原因となるため、ソータ取付の際
に、ローラ軸よりコロ１１４を取り外すか、あるいは、
排紙コロ付きローラ軸１１５と、ソータ取付用の排紙コ
ロ１１４の付いていないローラ軸の２つを用意し、キッ
トとしてソータと一緒にしていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例では、コロの外径は一定のため、腰づけ量も一定にな
り、多種の紙への対応が難しい。
例では、コロの外径は一定のため、腰づけ量も一定にな
り、多種の紙への対応が難しい。
【０００５】また、ソータ取付時に排紙コロを取外さな
くてはならないため、ソータ取付作業の時間が長くな
る、あるいはローラ軸をキットで交換しなくてはならな
いので、時間が長くなる。
くてはならないため、ソータ取付作業の時間が長くな
る、あるいはローラ軸をキットで交換しなくてはならな
いので、時間が長くなる。
【０００６】また、ソータに不具合が生じた場合、排紙
コロを取り外してあるため排紙トレイを使用すると積載
性が悪く、ジャムの原因にもある。また、排出された転
写紙もカールするため品質が低下する。
コロを取り外してあるため排紙トレイを使用すると積載
性が悪く、ジャムの原因にもある。また、排出された転
写紙もカールするため品質が低下する。
【０００７】本発明は、上記従来技術の課題を解決する
ためになされたものであって、その目的とするところ
は、ソータ取付時の作業時間の短縮化であり、また、第
２の目的は排紙トレイ使用時における用紙の腰づけを紙
種に応じて行い積載性のさらなる向上を図ることにあ
る。
ためになされたものであって、その目的とするところ
は、ソータ取付時の作業時間の短縮化であり、また、第
２の目的は排紙トレイ使用時における用紙の腰づけを紙
種に応じて行い積載性のさらなる向上を図ることにあ
る。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は、画像が形成さ
れたシート材を、第１回転体と第２回転体とによって挟
持して、画像形成装置本体外に排出するシート材排出装
置であって、該排出装置から排出されるシート材を排出
方向に直交する方向に若干湾曲させて腰を付けるための
腰付け部材を有するシート材排出装置において、前記腰
付け部材が前記第１回転体の回転軸に、該軸の外径側か
ら着脱可能に設けられていることを特徴とする。
れたシート材を、第１回転体と第２回転体とによって挟
持して、画像形成装置本体外に排出するシート材排出装
置であって、該排出装置から排出されるシート材を排出
方向に直交する方向に若干湾曲させて腰を付けるための
腰付け部材を有するシート材排出装置において、前記腰
付け部材が前記第１回転体の回転軸に、該軸の外径側か
ら着脱可能に設けられていることを特徴とする。
【０００９】腰付け部材を、第１回転体の回転軸に軸支
された、第１回転体より大きい外径を有する回転体とし
てもよい。
された、第１回転体より大きい外径を有する回転体とし
てもよい。
【００１０】腰付け部材は、少なくとも２以上の部材か
ら構成され、各部材を、互いに係合させることにより第
１回転体の回転軸に装着されるようにしてもよい。
ら構成され、各部材を、互いに係合させることにより第
１回転体の回転軸に装着されるようにしてもよい。
【００１１】画像が形成されたシート材を、第１回転体
と第２回転体とによって挟持して、画像形成装置本体外
に排出するシート材排出装置であって、該排出装置から
排出されるシート材を排出方向に直交する方向に若干湾
曲させて腰を付けるための腰付け部材を有するシート材
排出装置において、該腰付け部材は、前記第１回転体の
回転軸に軸支され、外径方向の突出量が可変な突出部を
有し、該突出部を前記シート材に当接させることにより
該シート材を湾曲させ、突出量が最小の時には、前記腰
付け部材の外径が前記第１回転体の外径よりも小さいこ
とを特徴とする。
と第２回転体とによって挟持して、画像形成装置本体外
に排出するシート材排出装置であって、該排出装置から
排出されるシート材を排出方向に直交する方向に若干湾
曲させて腰を付けるための腰付け部材を有するシート材
排出装置において、該腰付け部材は、前記第１回転体の
回転軸に軸支され、外径方向の突出量が可変な突出部を
有し、該突出部を前記シート材に当接させることにより
該シート材を湾曲させ、突出量が最小の時には、前記腰
付け部材の外径が前記第１回転体の外径よりも小さいこ
とを特徴とする。
【００１２】さらに、腰付け部材を、第１回転体の回転
軸の外径側から着脱可能に設けてもよい。
軸の外径側から着脱可能に設けてもよい。
【００１３】また、画像が形成されたシート材を、第１
回転体と第２回転体とによって挟持して、画像形成装置
本体外に排出するシート材排出装置であって、 該排出
装置から排出されるシート材を排出方向に直交する方向
に若干湾曲させて腰を付けるための腰付け部材を有する
シート材排出装置において、該腰付け部材は、前記第１
回転体と第２回転体とに挟持されるシート材の搬送面の
一方に設けられ、該シート材搬送面の反対側へ向けて突
出する突出量可変の突出部を有し、該突出部の先端部を
前記第１回転体及び第２回転体の下流側で前記シート材
と摺接させることによって前記シート材を湾曲させ、突
出量が最小の時には、前記突出部先端部は前記シート材
搬送面の腰付け部材本体側にあることを特徴とする。
回転体と第２回転体とによって挟持して、画像形成装置
本体外に排出するシート材排出装置であって、 該排出
装置から排出されるシート材を排出方向に直交する方向
に若干湾曲させて腰を付けるための腰付け部材を有する
シート材排出装置において、該腰付け部材は、前記第１
回転体と第２回転体とに挟持されるシート材の搬送面の
一方に設けられ、該シート材搬送面の反対側へ向けて突
出する突出量可変の突出部を有し、該突出部の先端部を
前記第１回転体及び第２回転体の下流側で前記シート材
と摺接させることによって前記シート材を湾曲させ、突
出量が最小の時には、前記突出部先端部は前記シート材
搬送面の腰付け部材本体側にあることを特徴とする。
【００１４】シート材の厚さを検知し、該検知結果に応
じて、腰付け部材の突出部の突出量を変化させるように
してもよい。
じて、腰付け部材の突出部の突出量を変化させるように
してもよい。
【００１５】本発明に係るシート材排出装置を備えた画
像形成装置であって、該シート材排出装置によって、画
像が形成されたシート材を装置本体外に排出することを
特徴とする。
像形成装置であって、該シート材排出装置によって、画
像が形成されたシート材を装置本体外に排出することを
特徴とする。
【００１６】
（第１の実施形態）図１は本発明の特徴を最もよく表す
図であり、不図示の画像形成装置に備えられ、画像形成
部において形成されたシート材を装置本体外に排出する
シート材排出装置を構成する第１回転体としての排紙ロ
ーラ１周辺の概略構成を示している。図１（ａ）におい
て、第１回転体である排紙ローラ３と第２回転体である
従動ローラ（不図示）とによって挟持して排出されるシ
ート材に、腰付け部材としての排紙コロ１を当接させて
シート材を排紙方向と直交する方向に湾曲させて腰を付
けるものである。排紙コロ１は金属あるいは樹脂などか
ら成り、排紙ローラ軸２上に、軸に固定されている。排
紙コロ１の外径は、排紙ローラ３よりも大きくなるよう
に設定されている。このとき排紙コロ１は着脱が容易で
あるように少なくとも１ヶ所以上で分割されており、そ
れぞれ軸をはさみこむように取り付けられる。
図であり、不図示の画像形成装置に備えられ、画像形成
部において形成されたシート材を装置本体外に排出する
シート材排出装置を構成する第１回転体としての排紙ロ
ーラ１周辺の概略構成を示している。図１（ａ）におい
て、第１回転体である排紙ローラ３と第２回転体である
従動ローラ（不図示）とによって挟持して排出されるシ
ート材に、腰付け部材としての排紙コロ１を当接させて
シート材を排紙方向と直交する方向に湾曲させて腰を付
けるものである。排紙コロ１は金属あるいは樹脂などか
ら成り、排紙ローラ軸２上に、軸に固定されている。排
紙コロ１の外径は、排紙ローラ３よりも大きくなるよう
に設定されている。このとき排紙コロ１は着脱が容易で
あるように少なくとも１ヶ所以上で分割されており、そ
れぞれ軸をはさみこむように取り付けられる。
【００１７】排紙コロ１と排紙ローラ軸２との嵌合部Ａ
近傍の軸方向断面図である図１（ｂ）に示すように、排
紙コロ１の内周面には軸に固定されるようにキー１ａが
設けられており、これが軸上のキー溝２ａにはまり込む
ことによって固定される。なお、このキーおよびキー溝
はピンと穴等の他の嵌合手段であってもよい。分割され
た排紙コロ１は取付時は係合手段としてのビス４によ
り、軸にローラとして取り付く。またビスのかわりに引
っかけ等により２部材を係合し得るものであれば何でも
よい。ただしこの時容易に取り外し可能な構成をもつ。
近傍の軸方向断面図である図１（ｂ）に示すように、排
紙コロ１の内周面には軸に固定されるようにキー１ａが
設けられており、これが軸上のキー溝２ａにはまり込む
ことによって固定される。なお、このキーおよびキー溝
はピンと穴等の他の嵌合手段であってもよい。分割され
た排紙コロ１は取付時は係合手段としてのビス４によ
り、軸にローラとして取り付く。またビスのかわりに引
っかけ等により２部材を係合し得るものであれば何でも
よい。ただしこの時容易に取り外し可能な構成をもつ。
【００１８】このように排紙コロを構成することによ
り、オプションとしてのソータ取付時に排紙コロを取り
外す際、短時間に簡単に作業をすることが可能になる。
り、オプションとしてのソータ取付時に排紙コロを取り
外す際、短時間に簡単に作業をすることが可能になる。
【００１９】（第２の実施形態）図２は第２の実施形態
を最もよく表す図であり、同図において２１は腰付け部
材としての排紙コロである。第１の実施形態と同様の部
分については、同様の符号を付して説明を省略する。排
紙コロ２１の外周面は、少なくとも２ヶ所以上に分割さ
れており、それぞれが、突出部として、中心から外周面
方向に伸縮自在である羽根２２を具備する。また、外周
面を最も小さく設定した時に外周が第１回転体としての
排紙ローラ３よりも小さくなるようにする。
を最もよく表す図であり、同図において２１は腰付け部
材としての排紙コロである。第１の実施形態と同様の部
分については、同様の符号を付して説明を省略する。排
紙コロ２１の外周面は、少なくとも２ヶ所以上に分割さ
れており、それぞれが、突出部として、中心から外周面
方向に伸縮自在である羽根２２を具備する。また、外周
面を最も小さく設定した時に外周が第１回転体としての
排紙ローラ３よりも小さくなるようにする。
【００２０】このように排紙コロを構成することによ
り、紙種によって与えたい腰づけ量を調整可能でかつ、
外周面を収納する事により、コロを取外さなくてもソー
タへの接続が可能であるため、ソータ接続作業の短縮
化、簡素化が可能になる。
り、紙種によって与えたい腰づけ量を調整可能でかつ、
外周面を収納する事により、コロを取外さなくてもソー
タへの接続が可能であるため、ソータ接続作業の短縮
化、簡素化が可能になる。
【００２１】本実施形態に係る排紙コロを、排紙ローラ
から自在に取りはずせるようにしてもよい。
から自在に取りはずせるようにしてもよい。
【００２２】（第３の実施形態）図３は第３の実施形態
を最もよく表す図であり、同図において３１は腰付け部
材である。第１の実施形態と同様の部分については、同
様の符号を付して説明を省略する。腰付け部材３１は金
属または樹脂などから成り、排紙ローラ軸２にまたがっ
てあるいは排紙ローラ軸２よりも下流側に設けられる。
腰付け部材３１は、排紙ローラ軸２の上流側に設けられ
た軸（不図示）に回動可能に軸支されており、腰付け部
材３１が突出部を形成している。本実施形態では、第１
回転体としての排紙ローラ３と第２回転体としての従動
ローラ（不図示）とによって挟持して排出される用紙
と、突出部先端部３１ａにおいて摺接して腰付けを行
う。腰付け部材３１は、図に示すように、上述の軸を中
心に回動させることにより突出量を変えることができ、
突出量が最小のとき、腰付け部材３１の突出部先端部３
１ａは、用紙の搬送面をなす排紙ローラ３の外径面より
も内側になるように設定される。
を最もよく表す図であり、同図において３１は腰付け部
材である。第１の実施形態と同様の部分については、同
様の符号を付して説明を省略する。腰付け部材３１は金
属または樹脂などから成り、排紙ローラ軸２にまたがっ
てあるいは排紙ローラ軸２よりも下流側に設けられる。
腰付け部材３１は、排紙ローラ軸２の上流側に設けられ
た軸（不図示）に回動可能に軸支されており、腰付け部
材３１が突出部を形成している。本実施形態では、第１
回転体としての排紙ローラ３と第２回転体としての従動
ローラ（不図示）とによって挟持して排出される用紙
と、突出部先端部３１ａにおいて摺接して腰付けを行
う。腰付け部材３１は、図に示すように、上述の軸を中
心に回動させることにより突出量を変えることができ、
突出量が最小のとき、腰付け部材３１の突出部先端部３
１ａは、用紙の搬送面をなす排紙ローラ３の外径面より
も内側になるように設定される。
【００２３】このような構成をもつことにより、紙種に
よる腰付け量の調整が可能になり、かつソータ等接続時
も腰付け部材を回動させるだけでソータ等の接続が可能
になる。
よる腰付け量の調整が可能になり、かつソータ等接続時
も腰付け部材を回動させるだけでソータ等の接続が可能
になる。
【００２４】（第４の実施形態）第４の実施形態に関し
ては、第２の実施形態及び第３の実施形態と同様の部分
については説明を省略して、相違点についてのみ以下に
説明する。
ては、第２の実施形態及び第３の実施形態と同様の部分
については説明を省略して、相違点についてのみ以下に
説明する。
【００２５】第４の実施形態においては、第２の実施形
態の排紙コロ及び第３の実施形態の腰付け部材の突出部
の突出量を変化させるための駆動手段（不図示）を設け
るとともに、画像形成装置に紙厚を検知するセンサーを
設けて、シート材の給紙時に紙厚を検知するようにし、
センサーの検知結果を制御部（不図示）に送り、この制
御部が第２の実施形態記載の排紙コロや第３の実施形態
記載の腰付け部材の突出部の突出量が紙厚に応じた突出
量となるように、突出部の前記駆動手段を制御して、突
出量の自動調整を行う。
態の排紙コロ及び第３の実施形態の腰付け部材の突出部
の突出量を変化させるための駆動手段（不図示）を設け
るとともに、画像形成装置に紙厚を検知するセンサーを
設けて、シート材の給紙時に紙厚を検知するようにし、
センサーの検知結果を制御部（不図示）に送り、この制
御部が第２の実施形態記載の排紙コロや第３の実施形態
記載の腰付け部材の突出部の突出量が紙厚に応じた突出
量となるように、突出部の前記駆動手段を制御して、突
出量の自動調整を行う。
【００２６】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、腰付け部材を第１回転体の回転軸に、該軸の外径側
から着脱可能に設けたため、腰付け部材を第１回転体の
回転軸から容易に取り外すことができ、第１回転体の回
転軸ごと交換する必要もないので、ソータ取付の際の作
業時間を短縮することができる。
ば、腰付け部材を第１回転体の回転軸に、該軸の外径側
から着脱可能に設けたため、腰付け部材を第１回転体の
回転軸から容易に取り外すことができ、第１回転体の回
転軸ごと交換する必要もないので、ソータ取付の際の作
業時間を短縮することができる。
【００２７】さらに、腰付け部材を、第１回転体の回転
軸に軸支された、第１回転体より大きい外径を有する回
転体としたため、回転体であっても、軸方向から取り外
したり、第１回転体の回転軸ごと交換する必要もないの
で、ソータ取付の際の作業時間を短縮することができ
る。
軸に軸支された、第１回転体より大きい外径を有する回
転体としたため、回転体であっても、軸方向から取り外
したり、第１回転体の回転軸ごと交換する必要もないの
で、ソータ取付の際の作業時間を短縮することができ
る。
【００２８】また、腰付け部材を、少なくとも２以上の
部材から構成し、各部材を、互いに係合させることによ
り第１回転体の回転軸に装着するようにしたため、腰付
け部材を第１回転体の回転軸から容易に取り外すことが
でき、第１回転体の回転軸ごと交換する必要もないの
で、ソータ取付の際の作業時間を短縮することができ
る。
部材から構成し、各部材を、互いに係合させることによ
り第１回転体の回転軸に装着するようにしたため、腰付
け部材を第１回転体の回転軸から容易に取り外すことが
でき、第１回転体の回転軸ごと交換する必要もないの
で、ソータ取付の際の作業時間を短縮することができ
る。
【００２９】腰付け部材が、第１回転体の回転軸に回転
可能に軸支され、外径方向の突出量が可変な突出部を有
し、突出部をシート材に当接させることによりシート材
を湾曲させ、突出量が最小の時には、腰付け部材の外径
が第１回転体の外径よりも小さくなるようにしたため、
突出部の突出量を小さくすることにより、シート材の腰
付け機能が容易に解除されるので、腰付け部材を第１回
転体の回転軸から取り外したり、第１回転体の回転軸ご
と交換したりする必要もなく、ソータ取付の際の作業時
間を短縮することができる。加えて、シート材の種類に
応じて突出量を変えることにより、シート材の種類によ
る排紙トレー上への積載性のばらつきを防止することも
できる。さらに、この腰付け部材を、第１回転体の回転
軸の外径側から着脱可能に設ければ、回転軸から取り外
してしまうこともできるので、ソータ取付の際の作業時
間を短縮することができる。
可能に軸支され、外径方向の突出量が可変な突出部を有
し、突出部をシート材に当接させることによりシート材
を湾曲させ、突出量が最小の時には、腰付け部材の外径
が第１回転体の外径よりも小さくなるようにしたため、
突出部の突出量を小さくすることにより、シート材の腰
付け機能が容易に解除されるので、腰付け部材を第１回
転体の回転軸から取り外したり、第１回転体の回転軸ご
と交換したりする必要もなく、ソータ取付の際の作業時
間を短縮することができる。加えて、シート材の種類に
応じて突出量を変えることにより、シート材の種類によ
る排紙トレー上への積載性のばらつきを防止することも
できる。さらに、この腰付け部材を、第１回転体の回転
軸の外径側から着脱可能に設ければ、回転軸から取り外
してしまうこともできるので、ソータ取付の際の作業時
間を短縮することができる。
【００３０】腰付け部材が、前記第１回転体と第２回転
体とに挟持されるシート材の搬送面の一方に設けられ、
シート材搬送面の反対側へ向けて突出する突出量可変の
突出部を有し、突出部の先端部を１回転体及び第２回転
体の下流側でシート材と摺接させることによってシート
材を湾曲させ、突出量が最小の時には、突出部先端部は
シート材搬送面の腰付け部材本体側にあるようにしたた
め、突出部の突出量を小さくすることにより、シート材
の腰付け機能が容易に解除されるので、ソータ取付の際
の作業時間を短縮することができる。加えて、シート材
の種類に応じて突出量を変えることにより、シート材の
種類による排紙トレー上への積載性のばらつきを防止す
ることもできる。
体とに挟持されるシート材の搬送面の一方に設けられ、
シート材搬送面の反対側へ向けて突出する突出量可変の
突出部を有し、突出部の先端部を１回転体及び第２回転
体の下流側でシート材と摺接させることによってシート
材を湾曲させ、突出量が最小の時には、突出部先端部は
シート材搬送面の腰付け部材本体側にあるようにしたた
め、突出部の突出量を小さくすることにより、シート材
の腰付け機能が容易に解除されるので、ソータ取付の際
の作業時間を短縮することができる。加えて、シート材
の種類に応じて突出量を変えることにより、シート材の
種類による排紙トレー上への積載性のばらつきを防止す
ることもできる。
【００３１】シート材の厚さを検知し、その検知結果に
応じて、腰付け部材の突出部の突出量を変化させるよう
にしたため、シート材の種類に適した突出量が選択さ
れ、シート材の種類による排紙トレー上への積載性のば
らつきを防止することができる。
応じて、腰付け部材の突出部の突出量を変化させるよう
にしたため、シート材の種類に適した突出量が選択さ
れ、シート材の種類による排紙トレー上への積載性のば
らつきを防止することができる。
【００３２】このように、本発明に係るシート材排出装
置によって、画像が形成されたシート材を装置本体外に
排出するようにすれば、オプションとしてのソータ等の
取付時の作業性の向上を達成し、シート材の種類による
排紙トレー上への積載性のバラツキを防止することが可
能になる。これによって作業時間の短縮、安定した排紙
を実現し、作業コストの低減および装置の品質向上を図
ることができる。
置によって、画像が形成されたシート材を装置本体外に
排出するようにすれば、オプションとしてのソータ等の
取付時の作業性の向上を達成し、シート材の種類による
排紙トレー上への積載性のバラツキを防止することが可
能になる。これによって作業時間の短縮、安定した排紙
を実現し、作業コストの低減および装置の品質向上を図
ることができる。
【図１】図１（ａ）は、第１の実施形態に係るシート材
排出装置の排紙コロ周辺の概略構成を示す図である。図
１（ｂ）は、排紙コロと排紙ローラ軸との嵌合部Ａ近傍
の軸方向断面図である。
排出装置の排紙コロ周辺の概略構成を示す図である。図
１（ｂ）は、排紙コロと排紙ローラ軸との嵌合部Ａ近傍
の軸方向断面図である。
【図２】図２は、第２の実施形態に係るシート材排出装
置の排紙コロ周辺の概略構成を示す図である。
置の排紙コロ周辺の概略構成を示す図である。
【図３】図３は、第３の実施形態に係るシート材排出装
置の排紙コロ周辺の概略構成を示す図である。
置の排紙コロ周辺の概略構成を示す図である。
【図４】図４は、従来例に係るシート材排出装置の概略
構成を示す図である。
構成を示す図である。
１，１１，２１ 排紙コロ ２ 排紙ローラ軸 ３ 排紙ローラ ４ ビス １ａ キー ２ａ キー溝 ２２ 排紙コロ羽根 ３１ 腰付け部材 ３１ａ 突出部先端部 １００ シート材排出装置 １０２ 転写済紙 １０３ 定着装置 １１１ 排紙ローラ １１２ 従動ローラ １１３ カール取りパス １１４ 排紙コロ
Claims (8)
- 【請求項１】 画像が形成されたシート材を、第１回転
体と第２回転体とによって挟持して、画像形成装置本体
外に排出するシート材排出装置であって、 該排出装置から排出されるシート材を排出方向に直交す
る方向に若干湾曲させて腰を付けるための腰付け部材を
有するシート材排出装置において、 前記腰付け部材が前記第１回転体の回転軸に、該軸の外
径側から着脱可能に設けられていることを特徴とするシ
ート材排出装置。 - 【請求項２】 腰付け部材が、第１回転体の回転軸に軸
支された、第１回転体より大きい外径を有する回転体で
あることを特徴とする請求項１記載のシート材排出装
置。 - 【請求項３】 腰付け部材は、少なくとも２以上の部材
から構成され、各部材を、互いに係合させることにより
第１回転体の回転軸に装着されることを特徴とする請求
項１又は２記載のシート材排出装置。 - 【請求項４】 画像が形成されたシート材を、第１回転
体と第２回転体とによって挟持して、画像形成装置本体
外に排出するシート材排出装置であって、該排出装置か
ら排出されるシート材を排出方向に直交する方向に若干
湾曲させて腰を付けるための腰付け部材を有するシート
材排出装置において、 該腰付け部材は、前記第１回転体の回転軸に軸支され、 外径方向の突出量が可変な突出部を有し、 該突出部を前記シート材に当接させることにより該シー
ト材を湾曲させ、 突出量が最小の時には、前記腰付け部材の外径が前記第
１回転体の外径よりも小さいことを特徴とするシート材
排出装置。 - 【請求項５】 腰付け部材は、第１回転体の回転軸の外
径側から着脱可能に設けられていることを特徴とする請
求項４記載のシート材排出装置。 - 【請求項６】 画像が形成されたシート材を、第１回転
体と第２回転体とによって挟持して、画像形成装置本体
外に排出するシート材排出装置であって、該排出装置か
ら排出されるシート材を排出方向に直交する方向に若干
湾曲させて腰を付けるための腰付け部材を有するシート
材排出装置において、 該腰付け部材は、前記第１回転体と第２回転体とに挟持
されるシート材の搬送面の一方に設けられ、 該シート材搬送面の反対側へ向けて突出する突出量可変
の突出部を有し、 該突出部の先端部を前記第１回転体及び第２回転体の下
流側で前記シート材と摺接させることによって前記シー
ト材を湾曲させ、 突出量が最小の時には、前記突出部先端部は前記シート
材搬送面の腰付け部材本体側にあることを特徴とするシ
ート材排出装置。 - 【請求項７】 シート材の厚さを検知し、該検知結果に
応じて、腰付け部材の突出部の突出量を変化させること
を特徴とする請求項４乃至６記載のシート材排出装置。 - 【請求項８】 請求項１乃至７のいずれかに記載のシー
ト材排出装置を備えた画像形成装置であって、該シート
材排出装置によって、画像が形成されたシート材を装置
本体外に排出することを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8140888A JPH09301590A (ja) | 1996-05-10 | 1996-05-10 | シ−ト材排出装置及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8140888A JPH09301590A (ja) | 1996-05-10 | 1996-05-10 | シ−ト材排出装置及び画像形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09301590A true JPH09301590A (ja) | 1997-11-25 |
Family
ID=15279125
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8140888A Withdrawn JPH09301590A (ja) | 1996-05-10 | 1996-05-10 | シ−ト材排出装置及び画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09301590A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1243541A2 (en) * | 2001-03-21 | 2002-09-25 | Toshiba Tec Kabushiki Kaisha | Sheet discharge apparatus including pressing member for giving wavy shape to sheet and image forming apparatus including the same |
| US8544841B2 (en) | 2010-06-17 | 2013-10-01 | Konica Minolta Business Technologies, Inc. | Sheet discharge roller with axially spaced plate members and image forming apparatus having the same |
| US9114947B2 (en) | 2013-01-18 | 2015-08-25 | Pfu Limited | Medium supply device |
| US9242815B2 (en) | 2013-01-18 | 2016-01-26 | Pfu Limited | Medium supply device |
-
1996
- 1996-05-10 JP JP8140888A patent/JPH09301590A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1243541A2 (en) * | 2001-03-21 | 2002-09-25 | Toshiba Tec Kabushiki Kaisha | Sheet discharge apparatus including pressing member for giving wavy shape to sheet and image forming apparatus including the same |
| EP1243541A3 (en) * | 2001-03-21 | 2004-01-14 | Toshiba Tec Kabushiki Kaisha | Sheet discharge apparatus including pressing member for giving wavy shape to sheet and image forming apparatus including the same |
| US6776408B2 (en) | 2001-03-21 | 2004-08-17 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Sheet discharge apparatus including pressing member for giving wavy shape to sheet and image forming apparatus including the same |
| US7040615B2 (en) | 2001-03-21 | 2006-05-09 | Toshiba Tec Kabushiki Kaisha | Method for giving wavy shape to sheet and discharging the sheet |
| US8544841B2 (en) | 2010-06-17 | 2013-10-01 | Konica Minolta Business Technologies, Inc. | Sheet discharge roller with axially spaced plate members and image forming apparatus having the same |
| US9114947B2 (en) | 2013-01-18 | 2015-08-25 | Pfu Limited | Medium supply device |
| US9242815B2 (en) | 2013-01-18 | 2016-01-26 | Pfu Limited | Medium supply device |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030805 |