JPH09291487A - ゴム物品補強用スチールコード及びそれを用いた空気入りタイヤ - Google Patents
ゴム物品補強用スチールコード及びそれを用いた空気入りタイヤInfo
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- JPH09291487A JPH09291487A JP8105563A JP10556396A JPH09291487A JP H09291487 A JPH09291487 A JP H09291487A JP 8105563 A JP8105563 A JP 8105563A JP 10556396 A JP10556396 A JP 10556396A JP H09291487 A JPH09291487 A JP H09291487A
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- D07B1/0606—Reinforcing cords for rubber or plastic articles
- D07B1/0646—Reinforcing cords for rubber or plastic articles comprising longitudinally preformed wires
- D07B1/0653—Reinforcing cords for rubber or plastic articles comprising longitudinally preformed wires in the core
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- D07B7/00—Details of, or auxiliary devices incorporated in, rope- or cable-making machines; Auxiliary apparatus associated with such machines
- D07B7/02—Machine details; Auxiliary devices
- D07B7/025—Preforming the wires or strands prior to closing
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- D07B2201/00—Ropes or cables
- D07B2201/20—Rope or cable components
- D07B2201/2015—Strands
- D07B2201/2023—Strands with core
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- Ropes Or Cables (AREA)
- Tires In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 撚りの安定性及び弾性体の浸透性を高め、且
つコードの伸びを低減し、タイヤの耐久性及びユニフォ
ミティを向上しうるゴム物品補強用スチールコード及び
空気入りタイヤを提供すること。 【解決手段】 コア12を構成する1本のスチールフィ
ラメント12Aに長手方向に沿って真直部と屈曲部18
とを交互に形成する。シース14を構成するスチールフ
ィラメント14A〜Cを前記スチールフィラメント12
Aに巻回する。これによりコードの撚りが安定し、コー
ドの伸びが低減できる。また、ゴムの浸透性が良いた
め、錆の発生を抑制できる。上記構造のスチールコード
10を、空気入りタイヤのカーカスやベルトに用いるこ
とにより、ユニフォミティ、操縦安定性及び耐久性を向
上させることができる。
つコードの伸びを低減し、タイヤの耐久性及びユニフォ
ミティを向上しうるゴム物品補強用スチールコード及び
空気入りタイヤを提供すること。 【解決手段】 コア12を構成する1本のスチールフィ
ラメント12Aに長手方向に沿って真直部と屈曲部18
とを交互に形成する。シース14を構成するスチールフ
ィラメント14A〜Cを前記スチールフィラメント12
Aに巻回する。これによりコードの撚りが安定し、コー
ドの伸びが低減できる。また、ゴムの浸透性が良いた
め、錆の発生を抑制できる。上記構造のスチールコード
10を、空気入りタイヤのカーカスやベルトに用いるこ
とにより、ユニフォミティ、操縦安定性及び耐久性を向
上させることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スチールコード内
部へのゴム浸透性を高めつつ低荷重領域でのスチールコ
ードの伸び易さを低減したゴム物品補強用スチールコー
ド及び、このゴム物品補強用スチールコードを用いるこ
とによって耐久性を向上すると共にユニフォミティをも
向上する空気入りタイヤに関する。
部へのゴム浸透性を高めつつ低荷重領域でのスチールコ
ードの伸び易さを低減したゴム物品補強用スチールコー
ド及び、このゴム物品補強用スチールコードを用いるこ
とによって耐久性を向上すると共にユニフォミティをも
向上する空気入りタイヤに関する。
【0002】
【従来の技術】ゴム物品補強用スチールコードの分野で
は、コード内部にゴム等の弾性体が浸入し易い構造とす
ることによってゴム物品の耐久性を向上させることが提
案されており、例えば、図6に示すようにコードを構成
しているフィラメント102間に隙間104をもたせる
ようにしたオープンコード100、撚合わせピッチより
も小さい螺旋ピッチに形付けしたフィラメントを撚り合
わせたコード(実開平4−60589)、図7に示すよ
うにコアを構成するフィラメント114に連続した波形
を付与した1+3構造コード(特開平5−29568
2)などが提案されている。
は、コード内部にゴム等の弾性体が浸入し易い構造とす
ることによってゴム物品の耐久性を向上させることが提
案されており、例えば、図6に示すようにコードを構成
しているフィラメント102間に隙間104をもたせる
ようにしたオープンコード100、撚合わせピッチより
も小さい螺旋ピッチに形付けしたフィラメントを撚り合
わせたコード(実開平4−60589)、図7に示すよ
うにコアを構成するフィラメント114に連続した波形
を付与した1+3構造コード(特開平5−29568
2)などが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、オープ
ンコードではフィラメント間に隙間をもたせるために過
大な螺旋形付けを必要とするためにコード長手方向に撚
りが不安定となり、耐疲労性が低下したり、低荷重下で
のコードの伸びが大きくなり、ゴム物品製造時の製品精
度が悪化し、例えばタイヤではユニフォミティが不良と
なる。
ンコードではフィラメント間に隙間をもたせるために過
大な螺旋形付けを必要とするためにコード長手方向に撚
りが不安定となり、耐疲労性が低下したり、低荷重下で
のコードの伸びが大きくなり、ゴム物品製造時の製品精
度が悪化し、例えばタイヤではユニフォミティが不良と
なる。
【0004】また、スチールフィラメントに連続して撚
りピッチよりも小さな波形とか螺旋形付けを施して撚り
合わせたスチールコードは、上記のオープコードよりは
低荷重での伸びは小さくなるものの、やはり図8に示す
ような最密撚り構造であるクローズドコード106に較
べると伸びが大きく、例えばタイヤのベルトに用いた場
合には操縦安定性やユニフォミティに悪影響を与える。
りピッチよりも小さな波形とか螺旋形付けを施して撚り
合わせたスチールコードは、上記のオープコードよりは
低荷重での伸びは小さくなるものの、やはり図8に示す
ような最密撚り構造であるクローズドコード106に較
べると伸びが大きく、例えばタイヤのベルトに用いた場
合には操縦安定性やユニフォミティに悪影響を与える。
【0005】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは撚りの安定性及びゴム
等の弾性体の浸透性を高め、且つコードの伸びを低減
し、タイヤのユニフォミティを向上しうるゴム物品補強
用スチールコード及び空気入りタイヤを提供することに
ある。
もので、その目的とするところは撚りの安定性及びゴム
等の弾性体の浸透性を高め、且つコードの伸びを低減
し、タイヤのユニフォミティを向上しうるゴム物品補強
用スチールコード及び空気入りタイヤを提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のゴム物
品補強用スチールコードは、1本のスチールフィラメン
トからなるコアと、前記コアの周囲に巻回された複数本
のスチールフィラメントよりなるシースとを備え、前記
コアを構成するスチールフィラメントは、長手方向に沿
って真直部と屈曲部とを交互に有していることを特徴と
している。
品補強用スチールコードは、1本のスチールフィラメン
トからなるコアと、前記コアの周囲に巻回された複数本
のスチールフィラメントよりなるシースとを備え、前記
コアを構成するスチールフィラメントは、長手方向に沿
って真直部と屈曲部とを交互に有していることを特徴と
している。
【0007】請求項1に記載のゴム物品補強用スチール
コードの作用を説明する。請求項1に記載のゴム物品補
強用スチールコードは、長手方向に沿って真直部と屈曲
部とを交互に有する1本のスチールフィラメントの周り
に複数本(n本)のスチールフィラメントを巻き付けた
1+n構造としたので、コードの撚りが安定し、またコ
ードの伸びが低減できる。
コードの作用を説明する。請求項1に記載のゴム物品補
強用スチールコードは、長手方向に沿って真直部と屈曲
部とを交互に有する1本のスチールフィラメントの周り
に複数本(n本)のスチールフィラメントを巻き付けた
1+n構造としたので、コードの撚りが安定し、またコ
ードの伸びが低減できる。
【0008】ここで、このゴム物品補強用スチールコー
ドは、1本のスチールフィラメントの周りに2〜4本の
スチールフィラメントを巻き付けた1+(2〜4)構造
のものが好ましい。
ドは、1本のスチールフィラメントの周りに2〜4本の
スチールフィラメントを巻き付けた1+(2〜4)構造
のものが好ましい。
【0009】シースを構成するスチールフィラメントの
本数を2〜4本とするのが好ましのは、隣接するスチー
ルフィラメントとの間にゴム等の弾性体を浸入させる隙
間をもたせて、コアを構成するスチールフィラメントの
表面上にまで弾性体を浸透させ易くするためである。
本数を2〜4本とするのが好ましのは、隣接するスチー
ルフィラメントとの間にゴム等の弾性体を浸入させる隙
間をもたせて、コアを構成するスチールフィラメントの
表面上にまで弾性体を浸透させ易くするためである。
【0010】なお、図9に示すように、コア108を構
成するほぼ真直な1本のスチールフィラメントと、この
コア12の周りに配置される2〜4本のスチールフィラ
メント(図9は4本の例)からなるシース110とから
構成されるスチールコード112は、伸びが小さく弾性
体の浸透性が良好であるが、シース14を構成するスチ
ールフィラメントが偏って配置されることがしばしばあ
り、例えば極端な場合では図のような配置となり、弾性
体の浸透が不完全な空隙部がコード長手方向に螺旋状に
生成してしまうことがあり、その結果、水分の浸入によ
りコードの全長にわたって錆が発生するという問題があ
る。
成するほぼ真直な1本のスチールフィラメントと、この
コア12の周りに配置される2〜4本のスチールフィラ
メント(図9は4本の例)からなるシース110とから
構成されるスチールコード112は、伸びが小さく弾性
体の浸透性が良好であるが、シース14を構成するスチ
ールフィラメントが偏って配置されることがしばしばあ
り、例えば極端な場合では図のような配置となり、弾性
体の浸透が不完全な空隙部がコード長手方向に螺旋状に
生成してしまうことがあり、その結果、水分の浸入によ
りコードの全長にわたって錆が発生するという問題があ
る。
【0011】また、コア12を構成するスチールフィラ
メントの全長にわたり撚りピッチよりも小さな波形ある
いは螺旋形状を付与したスチールコードでは、コードの
伸びを十分に低減できず、タイヤに用いた場合にタイヤ
の剛性やユニフォミティの低下をきたすという問題があ
る。
メントの全長にわたり撚りピッチよりも小さな波形ある
いは螺旋形状を付与したスチールコードでは、コードの
伸びを十分に低減できず、タイヤに用いた場合にタイヤ
の剛性やユニフォミティの低下をきたすという問題があ
る。
【0012】したがって、これらの問題を解消するため
にコアを構成するスチールフィラメントには、長手方向
に真直部を挟んで屈曲部を形成する。
にコアを構成するスチールフィラメントには、長手方向
に真直部を挟んで屈曲部を形成する。
【0013】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のゴム物品補強用スチールコードにおいて、前記屈曲部
は、隣接する同士で突出方向が互いに反対方向になって
いることを特徴としている。
のゴム物品補強用スチールコードにおいて、前記屈曲部
は、隣接する同士で突出方向が互いに反対方向になって
いることを特徴としている。
【0014】請求項2に記載のゴム物品補強用スチール
コードの作用を説明する。コアを構成するスチールフィ
ラメントにおいて、屈曲部の向きを長手方向に沿って交
互に逆向きとすると、シースのスチールフィラメント間
の隙間に屈曲部が効果的に入り込み、撚りの安定性と弾
性体浸透性に優れた効果があるのでより好ましい実施形
態となる。
コードの作用を説明する。コアを構成するスチールフィ
ラメントにおいて、屈曲部の向きを長手方向に沿って交
互に逆向きとすると、シースのスチールフィラメント間
の隙間に屈曲部が効果的に入り込み、撚りの安定性と弾
性体浸透性に優れた効果があるのでより好ましい実施形
態となる。
【0015】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
のゴム物品補強用スチールコードにおいて、コアを構成
するスチールフィラメントの直径をd、屈曲部の長さを
L、屈曲部の高さをH、同じ向きにある屈曲部の間隔を
C、シースを構成するスチールフィラメントの直径を
D、シースを構成するスチールフィラメントの撚りピッ
チをPとしたときに下式(1)〜(3)を満足すること
を特徴としている。
のゴム物品補強用スチールコードにおいて、コアを構成
するスチールフィラメントの直径をd、屈曲部の長さを
L、屈曲部の高さをH、同じ向きにある屈曲部の間隔を
C、シースを構成するスチールフィラメントの直径を
D、シースを構成するスチールフィラメントの撚りピッ
チをPとしたときに下式(1)〜(3)を満足すること
を特徴としている。
【0016】1.1d≦H≦d+D・・・・・・(1) 0.14P≦L≦0.2P・・・・(2) 0.95P≦C≦1.05P・・・(3) 請求項3に記載のゴム物品補強用スチールコードの作用
を説明する。
を説明する。
【0017】コアフィラメントの長手方向形状の更に好
ましい形態は、屈曲部の高さ即ちコアフィラメントの長
手方向に垂直な方向の屈曲部の距離Hを1.1d≦H≦
d+Dとすることであり、1.1d未満ではシースフィ
ラメントに偏りを生じた場合に弾性体が浸透する隙間が
確保されず、d+Dを越えるとコードの外郭直径が大き
くなりすぎてコードを埋設したベルト層の厚さが厚くな
りゴム物品の重量増加をきたすし、コードの伸びも大き
くなり低荷重時の伸びの抑制効果が少なくなる。
ましい形態は、屈曲部の高さ即ちコアフィラメントの長
手方向に垂直な方向の屈曲部の距離Hを1.1d≦H≦
d+Dとすることであり、1.1d未満ではシースフィ
ラメントに偏りを生じた場合に弾性体が浸透する隙間が
確保されず、d+Dを越えるとコードの外郭直径が大き
くなりすぎてコードを埋設したベルト層の厚さが厚くな
りゴム物品の重量増加をきたすし、コードの伸びも大き
くなり低荷重時の伸びの抑制効果が少なくなる。
【0018】屈曲部の長さLを、0.14P≦L≦0.
2Pとしたのは、0.14P未満ではシースフィラメン
トに偏りを生じた場合弾性体が浸透する隙間を確保でき
ず、0.2Pを超えるとシース1撚りピッチ当たりのコ
アフィラメントの真直部長さが60%以下となりコード
の伸び低減効果が乏しくなる。
2Pとしたのは、0.14P未満ではシースフィラメン
トに偏りを生じた場合弾性体が浸透する隙間を確保でき
ず、0.2Pを超えるとシース1撚りピッチ当たりのコ
アフィラメントの真直部長さが60%以下となりコード
の伸び低減効果が乏しくなる。
【0019】同じ向きの屈曲部までの間隔Cを0.95
P≦C≦1.05Pとしたのは、シースの撚りピッチと
ほぼ同一とするためで、0.95P未満ではコアの全長
にわたって連続的に波形あるいは螺旋形を付与したもの
と類似して伸びの低減効果が薄れ、また、1.05Pを
超えると低荷重時での伸びは低減されるもののコード引
張り時のコアへの入力負担が増加し、例えばタイヤのベ
ルト(および/またはカーカス)に適用した場合、タイ
ヤ転動時の繰り返し入力環境下においてコアが早期に破
断するからである。
P≦C≦1.05Pとしたのは、シースの撚りピッチと
ほぼ同一とするためで、0.95P未満ではコアの全長
にわたって連続的に波形あるいは螺旋形を付与したもの
と類似して伸びの低減効果が薄れ、また、1.05Pを
超えると低荷重時での伸びは低減されるもののコード引
張り時のコアへの入力負担が増加し、例えばタイヤのベ
ルト(および/またはカーカス)に適用した場合、タイ
ヤ転動時の繰り返し入力環境下においてコアが早期に破
断するからである。
【0020】請求項4に記載の発明は、一対のビード間
でトロイド状に延びるカーカスを骨格とし、更に前記カ
ーカスのクラウン部をベルト層で補強した空気入りタイ
ヤであって、前記カーカスおよび/またはベルト層を構
成するスチールコードに請求項1乃至請求項3の何れか
のゴム物品補強用スチールコードを用いたことを特徴と
している。
でトロイド状に延びるカーカスを骨格とし、更に前記カ
ーカスのクラウン部をベルト層で補強した空気入りタイ
ヤであって、前記カーカスおよび/またはベルト層を構
成するスチールコードに請求項1乃至請求項3の何れか
のゴム物品補強用スチールコードを用いたことを特徴と
している。
【0021】請求項4に記載の空気入りタイヤの作用を
説明する。スチールコード内部へのゴム浸透性を高めつ
つ低荷重領域でのスチールコードの伸び易さを低減した
ゴム物品補強用スチールコードを、空気入りタイヤのカ
ーカスやベルト(或いはブレーカー)に用いることによ
り、伸び減少によるユニフォミティ及び操縦安定性の向
上、錆の発生減少による耐カット性の向上を図ることが
できる。
説明する。スチールコード内部へのゴム浸透性を高めつ
つ低荷重領域でのスチールコードの伸び易さを低減した
ゴム物品補強用スチールコードを、空気入りタイヤのカ
ーカスやベルト(或いはブレーカー)に用いることによ
り、伸び減少によるユニフォミティ及び操縦安定性の向
上、錆の発生減少による耐カット性の向上を図ることが
できる。
【0022】なお、本発明の目的に対してはコアを構成
するスチールフィラメントとシースを構成するスチール
フィラメントの直径は同一とする必要はないが、ゴム物
品補強用スチールコードの生産性を高めるには同一とす
ることが好ましい。
するスチールフィラメントとシースを構成するスチール
フィラメントの直径は同一とする必要はないが、ゴム物
品補強用スチールコードの生産性を高めるには同一とす
ることが好ましい。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を図1乃至図
5にしたがって説明する。
5にしたがって説明する。
【0024】図2に示すように、本実施形態のスチール
コード10は、1本のスチールフィラメント12Aから
なるコア12と、このコア12の周りに巻き付けられた
3本のスチールフィラメント14A,14B,14Cよ
りなるシース14と、を備えている。
コード10は、1本のスチールフィラメント12Aから
なるコア12と、このコア12の周りに巻き付けられた
3本のスチールフィラメント14A,14B,14Cよ
りなるシース14と、を備えている。
【0025】コア12を構成するスチールフィラメント
12Aの直径とシース14を構成するスチールフィラメ
ント14A〜14Cの直径は、生産性を高めるには同一
とすることが好ましいが、異なっていても良い。
12Aの直径とシース14を構成するスチールフィラメ
ント14A〜14Cの直径は、生産性を高めるには同一
とすることが好ましいが、異なっていても良い。
【0026】図1に示すように、本実施形態のコア12
は、長手方向に沿って真直部16と屈曲部18とを交互
に有している。
は、長手方向に沿って真直部16と屈曲部18とを交互
に有している。
【0027】また、本実施形態の屈曲部18は、略三角
の山形状であり、隣接する同士で突出方向が互いに反対
方向になっている。
の山形状であり、隣接する同士で突出方向が互いに反対
方向になっている。
【0028】ここで、コア12を構成するスチールフィ
ラメント12Aの直径をd、屈曲部18の長さをL、屈
曲部18の高さをH、同じ向きにある屈曲部18の間隔
をC、シース14を構成するスチールフィラメント14
A〜Cの直径をD、シース14を構成するスチールフィ
ラメント14A〜Cの撚りピッチをPとしたときに下式
(1)〜(3)を満足することが好ましい。
ラメント12Aの直径をd、屈曲部18の長さをL、屈
曲部18の高さをH、同じ向きにある屈曲部18の間隔
をC、シース14を構成するスチールフィラメント14
A〜Cの直径をD、シース14を構成するスチールフィ
ラメント14A〜Cの撚りピッチをPとしたときに下式
(1)〜(3)を満足することが好ましい。
【0029】1.1d≦H≦d+D・・・・・・(1) 0.14P≦L≦0.2P・・・・(2) 0.95P≦C≦1.05P・・・(3) このスチールコード10を製造するには、撚線時に1本
のスチールフィラメントを巻出し装置(図示せず)から
引き出し、図3に示すように外周に凹部20と凸部22
とを交互に形成した一対の形付ローラ24を備えたコア
形付け装置26を通すことによって図1に示すような形
付けをしてコア構成用フィラメントとして撚線機に送り
込み、シース14となる3本のスチールフィラメント1
4A〜Cは同様にして巻出し装置から引き出し撚り形状
に応じた螺旋形を付与した後、撚線機によってコア12
を構成するスチールフィラメント12Aの周りに巻き付
ける。
のスチールフィラメントを巻出し装置(図示せず)から
引き出し、図3に示すように外周に凹部20と凸部22
とを交互に形成した一対の形付ローラ24を備えたコア
形付け装置26を通すことによって図1に示すような形
付けをしてコア構成用フィラメントとして撚線機に送り
込み、シース14となる3本のスチールフィラメント1
4A〜Cは同様にして巻出し装置から引き出し撚り形状
に応じた螺旋形を付与した後、撚線機によってコア12
を構成するスチールフィラメント12Aの周りに巻き付
ける。
【0030】このようにして製造したスチールコード1
0を、図4に示すように乗用車用タイヤ(タイヤサイ
ズ:205/60R15)28のベルト交互層30に、
打ち込み角度20°(タイヤ周方向に対して)、打ち込
み本数31.0本/5cmで適用した。
0を、図4に示すように乗用車用タイヤ(タイヤサイ
ズ:205/60R15)28のベルト交互層30に、
打ち込み角度20°(タイヤ周方向に対して)、打ち込
み本数31.0本/5cmで適用した。
【0031】なお、屈曲部18は三角の山形状でなくて
も良く、湾曲していても良く、少なくとも真直部16よ
りも径方向外側に突出し撚ったシース14が引っ掛かっ
て撚りが安定すればその形状は問わない。
も良く、湾曲していても良く、少なくとも真直部16よ
りも径方向外側に突出し撚ったシース14が引っ掛かっ
て撚りが安定すればその形状は問わない。
【0032】また、屈曲部18は必ずしも隣接する同士
で突出方向が互いに反対方向(180°)になっていな
くても良く、同方向(0°)でも良く、0°或いは18
0°以外の角度であっても良い。
で突出方向が互いに反対方向(180°)になっていな
くても良く、同方向(0°)でも良く、0°或いは18
0°以外の角度であっても良い。
【0033】また、シース14は、2〜4本のスチール
フィラメントから構成されているものが好ましいが、5
本以上のスチールフィラメントから構成されていても良
い。
フィラメントから構成されているものが好ましいが、5
本以上のスチールフィラメントから構成されていても良
い。
【0034】(試験例)本発明の効果を確かめるため
に、コードの伸び、撚りの安定性、ゴム浸透性、ゴム物
品製造作業性、タイヤのユニフォミティ、タイヤの耐カ
ットセパレーションについて実施例、従来例及び比較例
を用意して比較を行った。以下に比較を行った項目〜
を説明する。 コードの伸び スチールコードに50gの荷重を加えたときの伸びを0
として、5kgの荷重を加えたときの伸びを測定した。
試験結果は従来例2の伸びを100として指数表示して
おり、数値が小さいほど伸びが小であることを示すもの
で、数値が125以下であれば撚り性状に優れ、ゴム物
品製造時の作業性やゴム物品の寸法精度に優れタイヤの
ユニフォミティも良好になる。 撚りの安定性 スチールコードへの引張り入力時の撚りの安定性を示す
もので、従来例1を×、従来例2を○とし、その中間を
△として表示しており、○であれば撚りが安定しゴム物
品製造時のカレンダー作業性に優れ、タイヤのユニフォ
ミティも良好になることを示す。 ゴム浸透性 加硫後のタイヤのベルト層からスチールコードを採取
し、コード全長にわたってコード断面を1mm間隔で観
察し、コード中心部にまで完全にゴムが浸透している断
面がシースの1撚りピッチに1ヶ所以上あればコード長
手方向の水分伝播が抑制できるため○とし、シースの5
撚りピッチにゴムが完全に浸透している断面が1ヶ所以
上あれば△、それ以外は×とした。なお、△以上であれ
ば実用上問題とならない。 ゴム物品製造作業 ゴム物品を製造する際のカレンダー作業性及びタイヤ成
形作業性に付いて従来例1レベルを×とし、従来例2レ
ベルを○とし、その中間を△としており、○であれば作
業性が良好であることを示す。 ユニフォミティ 加硫後のタイヤからベルト交錯層を採取して、スチール
コードの配列状態をX線により観察した。従来例1の配
列状態を×とし、従来例2の配列状態を○とし、その中
間を△として表示しており、○であればユニフォミティ
が良好であることを示す。 耐カットセパレーション 悪路を5万km走行したタイヤのベルト層のカット貫通
部のフィラメント腐蝕長さの最大値を測定し、従来例1
レベルを○とし、従来例2レベルを×とし、その中間を
△で表示しており、○であれば耐カットセパレーション
性が良好であることを示し、△でも実用上問題ではな
い。
に、コードの伸び、撚りの安定性、ゴム浸透性、ゴム物
品製造作業性、タイヤのユニフォミティ、タイヤの耐カ
ットセパレーションについて実施例、従来例及び比較例
を用意して比較を行った。以下に比較を行った項目〜
を説明する。 コードの伸び スチールコードに50gの荷重を加えたときの伸びを0
として、5kgの荷重を加えたときの伸びを測定した。
試験結果は従来例2の伸びを100として指数表示して
おり、数値が小さいほど伸びが小であることを示すもの
で、数値が125以下であれば撚り性状に優れ、ゴム物
品製造時の作業性やゴム物品の寸法精度に優れタイヤの
ユニフォミティも良好になる。 撚りの安定性 スチールコードへの引張り入力時の撚りの安定性を示す
もので、従来例1を×、従来例2を○とし、その中間を
△として表示しており、○であれば撚りが安定しゴム物
品製造時のカレンダー作業性に優れ、タイヤのユニフォ
ミティも良好になることを示す。 ゴム浸透性 加硫後のタイヤのベルト層からスチールコードを採取
し、コード全長にわたってコード断面を1mm間隔で観
察し、コード中心部にまで完全にゴムが浸透している断
面がシースの1撚りピッチに1ヶ所以上あればコード長
手方向の水分伝播が抑制できるため○とし、シースの5
撚りピッチにゴムが完全に浸透している断面が1ヶ所以
上あれば△、それ以外は×とした。なお、△以上であれ
ば実用上問題とならない。 ゴム物品製造作業 ゴム物品を製造する際のカレンダー作業性及びタイヤ成
形作業性に付いて従来例1レベルを×とし、従来例2レ
ベルを○とし、その中間を△としており、○であれば作
業性が良好であることを示す。 ユニフォミティ 加硫後のタイヤからベルト交錯層を採取して、スチール
コードの配列状態をX線により観察した。従来例1の配
列状態を×とし、従来例2の配列状態を○とし、その中
間を△として表示しており、○であればユニフォミティ
が良好であることを示す。 耐カットセパレーション 悪路を5万km走行したタイヤのベルト層のカット貫通
部のフィラメント腐蝕長さの最大値を測定し、従来例1
レベルを○とし、従来例2レベルを×とし、その中間を
△で表示しており、○であれば耐カットセパレーション
性が良好であることを示し、△でも実用上問題ではな
い。
【0035】図5の表に示す結果から、相反する特性を
もつ従来例1及び2を基準として、前者の2つの優れた
特性を併せもつものが本発明の適用された実施例1乃至
4のスチールコードであることが判る。
もつ従来例1及び2を基準として、前者の2つの優れた
特性を併せもつものが本発明の適用された実施例1乃至
4のスチールコードであることが判る。
【0036】比較例1のスチールコードは、実施例1の
スチールコードに較べて伸びの低減効果が充分でないた
めコード物品製造作業性及びタイヤのユニフォミティが
劣り、また、コード径も大きいためにベルト層の厚さが
大きくなりタイヤの重量が増加するという問題がある。
スチールコードに較べて伸びの低減効果が充分でないた
めコード物品製造作業性及びタイヤのユニフォミティが
劣り、また、コード径も大きいためにベルト層の厚さが
大きくなりタイヤの重量が増加するという問題がある。
【0037】この発明の実施例の中では、請求項3を満
たす実施例4で最も良好な結果が得られた。
たす実施例4で最も良好な結果が得られた。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
ゴム物品補強用スチールコードは、1本のスチールフィ
ラメントからなるコアと、コアの周囲に巻回された複数
本のスチールフィラメントよりなるシースとを備え、コ
アを構成するスチールフィラメントは、長手方向に沿っ
て真直部と屈曲部とを交互に有しているので、撚りの安
定性に優れ、低荷重時のコードの伸びが小さく、ゴム物
品製造作業性が良いという優れた特徴を有する。中で
も、1+(2〜4)構造としたものがゴムの浸透性に特
に優れ、錆を抑制する効果が特に高い。
ゴム物品補強用スチールコードは、1本のスチールフィ
ラメントからなるコアと、コアの周囲に巻回された複数
本のスチールフィラメントよりなるシースとを備え、コ
アを構成するスチールフィラメントは、長手方向に沿っ
て真直部と屈曲部とを交互に有しているので、撚りの安
定性に優れ、低荷重時のコードの伸びが小さく、ゴム物
品製造作業性が良いという優れた特徴を有する。中で
も、1+(2〜4)構造としたものがゴムの浸透性に特
に優れ、錆を抑制する効果が特に高い。
【0039】請求項2に記載のゴム物品補強用スチール
コードは上記の構成としたので、撚りの安定性とゴム浸
透性がより向上する、という優れた効果を有する。
コードは上記の構成としたので、撚りの安定性とゴム浸
透性がより向上する、という優れた効果を有する。
【0040】請求項3に記載のゴム物品補強用スチール
コードは上記の構成としたので、ゴムの浸透する隙間を
確実に確保でき、低荷重時の伸びを確実に抑制でき、コ
アの早期の破断を確実に防止でき、ゴム物品の重量増加
を確実に抑制できる、という優れた効果を有する。
コードは上記の構成としたので、ゴムの浸透する隙間を
確実に確保でき、低荷重時の伸びを確実に抑制でき、コ
アの早期の破断を確実に防止でき、ゴム物品の重量増加
を確実に抑制できる、という優れた効果を有する。
【0041】また、請求項4に記載の空気入りタイヤは
上記の構成としたので、錆の発生が抑制されることによ
り空気入りタイヤの耐久性が向上すると共に、ユニフォ
ミティが良くなるため乗り心地も良くなる、という優れ
た効果を有する。
上記の構成としたので、錆の発生が抑制されることによ
り空気入りタイヤの耐久性が向上すると共に、ユニフォ
ミティが良くなるため乗り心地も良くなる、という優れ
た効果を有する。
【図1】本発明の一実施形態であるコアの側面図であ
る。
る。
【図2】本発明の一実施形態であるゴム物品補強用スチ
ールコードの構造を示す説明図である。
ールコードの構造を示す説明図である。
【図3】本発明のゴム物品補強用スチールコードのコア
を製造する装置の一実施例の側面図である。
を製造する装置の一実施例の側面図である。
【図4】本実施形態の空気入りタイヤの断面図である。
【図5】従来例、比較例及び実施例のスペックと比較し
た結果を表示する図である。
た結果を表示する図である。
【図6】従来の1×4構造のオープン撚りスチールコー
ドの断面図である。
ドの断面図である。
【図7】波型に形付けをした従来のコアの側面図であ
る。
る。
【図8】従来の1×4構造のクローズド撚りスチールコ
ードの断面図である。
ードの断面図である。
【図9】従来の1+4構造コードにおいて、シースが偏
った状態での構造を示す説明図である。
った状態での構造を示す説明図である。
10 スチールコード(ゴム物品補強用スチールコー
ド) 12 コア 14 シース 16 真直部 18 屈曲部 28 乗用車用タイヤ(空気入りタイヤ) 30 ベルト交互層(ベルト層)
ド) 12 コア 14 シース 16 真直部 18 屈曲部 28 乗用車用タイヤ(空気入りタイヤ) 30 ベルト交互層(ベルト層)
Claims (4)
- 【請求項1】 1本のスチールフィラメントからなるコ
アと、前記コアの周囲に巻回された複数本のスチールフ
ィラメントよりなるシースとを備え、 前記コアを構成するスチールフィラメントは、長手方向
に沿って真直部と屈曲部とを交互に有していることを特
徴とするゴム物品補強用スチールコード。 - 【請求項2】 前記屈曲部は、隣接する同士で突出方向
が互いに反対方向になっていることを特徴とする請求項
1に記載のゴム物品補強用スチールコード。 - 【請求項3】 コアを構成するスチールフィラメントの
直径をd、屈曲部の長さをL、屈曲部の高さをH、同じ
向きにある屈曲部の間隔をC、シースを構成するスチー
ルフィラメントの直径をD、シースを構成するスチール
フィラメントの撚りピッチをPとしたときに下式(1)
〜(3)を満足することを特徴とする請求項2に記載の
ゴム物品補強用スチールコード。 1.1d≦H≦d+D・・・・・・(1) 0.14P≦L≦0.2P・・・・(2) 0.95P≦C≦1.05P・・・(3) - 【請求項4】 一対のビード間でトロイド状に延びるカ
ーカスを骨格とし、更に前記カーカスのクラウン部をベ
ルト層で補強した空気入りタイヤであって、 前記カーカスおよび/またはベルト層を構成するスチー
ルコードに請求項1乃至請求項3の何れかのゴム物品補
強用スチールコードを用いたことを特徴とする空気入り
タイヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8105563A JPH09291487A (ja) | 1996-04-25 | 1996-04-25 | ゴム物品補強用スチールコード及びそれを用いた空気入りタイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8105563A JPH09291487A (ja) | 1996-04-25 | 1996-04-25 | ゴム物品補強用スチールコード及びそれを用いた空気入りタイヤ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09291487A true JPH09291487A (ja) | 1997-11-11 |
Family
ID=14411012
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8105563A Withdrawn JPH09291487A (ja) | 1996-04-25 | 1996-04-25 | ゴム物品補強用スチールコード及びそれを用いた空気入りタイヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09291487A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100618018B1 (ko) * | 2005-02-21 | 2006-08-31 | 주식회사 효성 | 고무제품 보강용 스틸코드 필라멘트의 형부 부여 방법 |
JP2011502217A (ja) * | 2007-11-06 | 2011-01-20 | 株式会社暁星 | 単線スチールコード |
-
1996
- 1996-04-25 JP JP8105563A patent/JPH09291487A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100618018B1 (ko) * | 2005-02-21 | 2006-08-31 | 주식회사 효성 | 고무제품 보강용 스틸코드 필라멘트의 형부 부여 방법 |
JP2011502217A (ja) * | 2007-11-06 | 2011-01-20 | 株式会社暁星 | 単線スチールコード |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20040416 |