JPH09280141A - 船外機用燃料噴射式エンジン - Google Patents
船外機用燃料噴射式エンジンInfo
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- JPH09280141A JPH09280141A JP8115529A JP11552996A JPH09280141A JP H09280141 A JPH09280141 A JP H09280141A JP 8115529 A JP8115529 A JP 8115529A JP 11552996 A JP11552996 A JP 11552996A JP H09280141 A JPH09280141 A JP H09280141A
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- 238000002347 injection Methods 0.000 title claims abstract description 31
- 239000007924 injection Substances 0.000 title claims abstract description 31
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 claims description 10
- 239000000243 solution Substances 0.000 abstract 1
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 4
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 description 1
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- F02M35/00—Combustion-air cleaners, air intakes, intake silencers, or induction systems specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
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- F02M35/10209—Fluid connections to the air intake system; their arrangement of pipes, valves or the like
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- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
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- F02B61/04—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
- F02B61/045—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for marine engines
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- F02M69/044—Positioning of injectors with respect to engine, e.g. in the air intake conduit for injecting into the intake conduit downstream of an air throttle valve
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 船外機用燃料噴射式エンジンを、上方から見
て、トップカウリングの形状と相似したエンジン全体の
レイアウトから、インジェクターの部分を突出させるこ
となく、トップカウリング内にコンパクトな状態で収納
することができるものとする。 【解決手段】 クランク軸26が上下方向となるように
縦方向に各気筒が配列され、各気筒毎にクランクケース
16側からシリンダヘッド14の吸気ポート34までエ
ンジン本体に沿って吸気通路40がそれぞれ延ばされ、
各吸気通路40の下流部42に対して燃料噴射用のイン
ジェクター45がそれぞれ付設されている船外機用燃料
噴射式エンジン10において、吸気バルブ17に向けて
燃料を噴射するように配置する各インジェクター45
を、その長さ方向の途中から燃料が供給されるサイドフ
ィード式インジェクターとする。
て、トップカウリングの形状と相似したエンジン全体の
レイアウトから、インジェクターの部分を突出させるこ
となく、トップカウリング内にコンパクトな状態で収納
することができるものとする。 【解決手段】 クランク軸26が上下方向となるように
縦方向に各気筒が配列され、各気筒毎にクランクケース
16側からシリンダヘッド14の吸気ポート34までエ
ンジン本体に沿って吸気通路40がそれぞれ延ばされ、
各吸気通路40の下流部42に対して燃料噴射用のイン
ジェクター45がそれぞれ付設されている船外機用燃料
噴射式エンジン10において、吸気バルブ17に向けて
燃料を噴射するように配置する各インジェクター45
を、その長さ方向の途中から燃料が供給されるサイドフ
ィード式インジェクターとする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、小型船舶に搭載さ
れる船外機において使用される燃料噴射式のエンジンに
関し、特に、そのようなエンジンにおける燃料噴射用の
インジェクターに関する。
れる船外機において使用される燃料噴射式のエンジンに
関し、特に、そのようなエンジンにおける燃料噴射用の
インジェクターに関する。
【0002】
【従来の技術】小型船舶に搭載される船外機では、クラ
ンク軸が上下方向となるように縦方向に各気筒を配列さ
せたエンジンが、船外機上部のトップカウリング内に収
納されているが、そのような船外機のエンジンについて
は、従来から、吸入された空気に対してキャブレターに
より燃料を混合させるタイプのエンジンが使用されてい
る一方、吸入された空気に対してインジェクターにより
燃料を噴射する燃料噴射式のエンジンも使用されてい
る。
ンク軸が上下方向となるように縦方向に各気筒を配列さ
せたエンジンが、船外機上部のトップカウリング内に収
納されているが、そのような船外機のエンジンについて
は、従来から、吸入された空気に対してキャブレターに
より燃料を混合させるタイプのエンジンが使用されてい
る一方、吸入された空気に対してインジェクターにより
燃料を噴射する燃料噴射式のエンジンも使用されてい
る。
【0003】そのような従来の船外機用の燃料噴射式エ
ンジンでは、エンジンをトップカウリング内に収納する
関係上、各気筒の吸気通路として、クランクケース側に
開口された吸気口からシリンダヘッドに形成された各気
筒の吸気ポートまで、エンジン本体の側方に、そのシリ
ンダ軸線と略平行な状態で吸気管が延ばされており、そ
のような各吸気通路に配設される各インジェクターは、
通常、エンジン本体のシリンダヘッドとヘッドカバーに
より画成される吸気側のカム室と、吸気ポートの手前で
屈曲している吸気管との間で、それぞれ吸気バルブに向
けて燃料を噴射するように配置されている。
ンジンでは、エンジンをトップカウリング内に収納する
関係上、各気筒の吸気通路として、クランクケース側に
開口された吸気口からシリンダヘッドに形成された各気
筒の吸気ポートまで、エンジン本体の側方に、そのシリ
ンダ軸線と略平行な状態で吸気管が延ばされており、そ
のような各吸気通路に配設される各インジェクターは、
通常、エンジン本体のシリンダヘッドとヘッドカバーに
より画成される吸気側のカム室と、吸気ポートの手前で
屈曲している吸気管との間で、それぞれ吸気バルブに向
けて燃料を噴射するように配置されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来の船外機用の燃料噴射式エンジンでは、燃料を噴
射するためのインジェクターとして、通常、インジェク
ター本体の後端部(ノズル部分とは反対側の端部)から
燃料が供給される所謂トップフィード式のものが使用さ
れているため、トップカウリング内にエンジンを収納し
ようとするときに、上方から見るとトップカウリングの
形状と相似するエンジン全体のレイアウトから、各イン
ジェクターや各インジェクターに燃料を順次供給するた
めの燃料レールの部分が突出したものとなって、トップ
カウリング内にエンジンをコンパクトな状態で収納しよ
うとするときに当該部分が邪魔なものとなる。
な従来の船外機用の燃料噴射式エンジンでは、燃料を噴
射するためのインジェクターとして、通常、インジェク
ター本体の後端部(ノズル部分とは反対側の端部)から
燃料が供給される所謂トップフィード式のものが使用さ
れているため、トップカウリング内にエンジンを収納し
ようとするときに、上方から見るとトップカウリングの
形状と相似するエンジン全体のレイアウトから、各イン
ジェクターや各インジェクターに燃料を順次供給するた
めの燃料レールの部分が突出したものとなって、トップ
カウリング内にエンジンをコンパクトな状態で収納しよ
うとするときに当該部分が邪魔なものとなる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記のような
課題を解決するために、上記の請求項1に記載したよう
に、クランク軸が上下方向となるように縦方向に各気筒
が配列され、各気筒毎にクランクケース側からシリンダ
ヘッドの吸気ポートまでエンジン本体に沿って吸気通路
がそれぞれ延ばされ、各吸気通路の下流部に対して燃料
噴射用のインジェクターがそれぞれ付設されている船外
機用燃料噴射式エンジンにおいて、吸気バルブに向けて
燃料を噴射するように配置された各インジェクターが、
その長さ方向の途中から燃料が供給されるサイドフィー
ド式インジェクターであることを特徴とするものであ
る。
課題を解決するために、上記の請求項1に記載したよう
に、クランク軸が上下方向となるように縦方向に各気筒
が配列され、各気筒毎にクランクケース側からシリンダ
ヘッドの吸気ポートまでエンジン本体に沿って吸気通路
がそれぞれ延ばされ、各吸気通路の下流部に対して燃料
噴射用のインジェクターがそれぞれ付設されている船外
機用燃料噴射式エンジンにおいて、吸気バルブに向けて
燃料を噴射するように配置された各インジェクターが、
その長さ方向の途中から燃料が供給されるサイドフィー
ド式インジェクターであることを特徴とするものであ
る。
【0006】また、上記の請求項1に記載した船外機用
燃料噴射式エンジンにおいて、上記の請求項2に記載し
たように、各インジェクターに順次燃料を供給するため
の燃料レールが、吸気通路と一体的に形成されているこ
とを特徴とするものである。
燃料噴射式エンジンにおいて、上記の請求項2に記載し
たように、各インジェクターに順次燃料を供給するため
の燃料レールが、吸気通路と一体的に形成されているこ
とを特徴とするものである。
【0007】また、上記の請求項1に記載した船外機用
燃料噴射式エンジンにおいて、上記の請求項3に記載し
たように、各インジェクターに順次燃料を供給するため
の燃料レールが、シリンダヘッドと一体的に形成されて
いることを特徴とするものである。
燃料噴射式エンジンにおいて、上記の請求項3に記載し
たように、各インジェクターに順次燃料を供給するため
の燃料レールが、シリンダヘッドと一体的に形成されて
いることを特徴とするものである。
【0008】また、上記の請求項1に記載した船外機用
燃料噴射式エンジンにおいて、上記の請求項4に記載し
たように、各インジェクターに順次燃料を供給するため
の燃料レールが、シリンダヘッドや吸気通路とは別体の
保護カバーと一体的に形成されていることを特徴とする
ものである。
燃料噴射式エンジンにおいて、上記の請求項4に記載し
たように、各インジェクターに順次燃料を供給するため
の燃料レールが、シリンダヘッドや吸気通路とは別体の
保護カバーと一体的に形成されていることを特徴とする
ものである。
【0009】さらに、上記の請求項1乃至4に記載した
船外機用燃料噴射式エンジンにおいて、上記の請求項5
に記載したように、各インジェクターが、ノズル側端部
から他端部に向けてその軸線が斜め上方に傾くように、
エンジンの本体に対して傾斜した状態で取り付けられて
いることを特徴とするものである。
船外機用燃料噴射式エンジンにおいて、上記の請求項5
に記載したように、各インジェクターが、ノズル側端部
から他端部に向けてその軸線が斜め上方に傾くように、
エンジンの本体に対して傾斜した状態で取り付けられて
いることを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の船外機用燃料噴射
式エンジンの実施形態について図面に基づいて説明す
る。
式エンジンの実施形態について図面に基づいて説明す
る。
【0011】図1は、本発明の燃料噴射式エンジンが搭
載されている船外機の左舷側から見た外観を示すもの
で、船外機1は、トップカウリング2とアッパーケース
3とロアーケース4により構成されるハウジング内に各
部品を収納したもので、トップカウリング2は、アッパ
ーカウル2aとボトムカウル2bとエアダクトカバー2
cにより構成され、アッパーケース3は、その上部がエ
プロン5によって覆われていて、ロアーケース4に対し
てプロペラ6が装着され、取付部材7を介して、クラン
プボルト(図示せず)に対して上下および左右回動可能
に取り付けられた状態で、船体8の後端に配備される。
載されている船外機の左舷側から見た外観を示すもの
で、船外機1は、トップカウリング2とアッパーケース
3とロアーケース4により構成されるハウジング内に各
部品を収納したもので、トップカウリング2は、アッパ
ーカウル2aとボトムカウル2bとエアダクトカバー2
cにより構成され、アッパーケース3は、その上部がエ
プロン5によって覆われていて、ロアーケース4に対し
てプロペラ6が装着され、取付部材7を介して、クラン
プボルト(図示せず)に対して上下および左右回動可能
に取り付けられた状態で、船体8の後端に配備される。
【0012】図2および図3は、そのような船外機1の
トップカウリング2内に収納されているエンジンを示す
もので、図2は、左舷側から見た状態を示し、図3は、
上方から見た状態を示すものである。
トップカウリング2内に収納されているエンジンを示す
もので、図2は、左舷側から見た状態を示し、図3は、
上方から見た状態を示すものである。
【0013】エンジン10は、縦方向に各気筒が配列さ
れた4サイクル4気筒L型の燃料噴射式エンジンであっ
て、ボトムカウル2bとアッパーケース3の間に設置さ
れたエキゾーストガイド11の上面に固定され、上面側
がカバー部材12で覆われた状態で、船外機上部のトッ
プカウリング2内に収納されている。
れた4サイクル4気筒L型の燃料噴射式エンジンであっ
て、ボトムカウル2bとアッパーケース3の間に設置さ
れたエキゾーストガイド11の上面に固定され、上面側
がカバー部材12で覆われた状態で、船外機上部のトッ
プカウリング2内に収納されている。
【0014】エンジン10の本体部分は、ヘッドカバー
13と、シリンダヘッド14と、シリンダボディとクラ
ンク室の一部を構成するシリンダブロック15と、クラ
ンクケース16を船体の前後方向に沿って一体的に連結
することにより形成されていて、クランクケース16の
側が前部となり、ヘッドカバー13の側が後部となるよ
うに配置されている。
13と、シリンダヘッド14と、シリンダボディとクラ
ンク室の一部を構成するシリンダブロック15と、クラ
ンクケース16を船体の前後方向に沿って一体的に連結
することにより形成されていて、クランクケース16の
側が前部となり、ヘッドカバー13の側が後部となるよ
うに配置されている。
【0015】シリンダヘッド14には、各気筒の吸・排
気バルブ17,18が装着され、各バルブ17,18を
駆動するためのカム軸20,21が、それぞれ回転軸線
方向が上下方向となるように、ヘッドカバー13とシリ
ンダヘッド14により画成されたカム室23,24内
で、カムキャップ22とシリンダヘッド14の軸受部分
により軸支されている。
気バルブ17,18が装着され、各バルブ17,18を
駆動するためのカム軸20,21が、それぞれ回転軸線
方向が上下方向となるように、ヘッドカバー13とシリ
ンダヘッド14により画成されたカム室23,24内
で、カムキャップ22とシリンダヘッド14の軸受部分
により軸支されている。
【0016】シリンダブロック15の前部とクランクケ
ース16によって画成されているクランク室25には、
回転軸線方向が上下方向となるようにクランク軸26が
配置されており、図示していないが、図2のカバー部材
12で覆われた部分において、各カム軸20,21の上
端部にそれぞれカムプーリーが固定され、クランク軸2
6の上端部にフライホイールが固定されていて、フライ
ホイールの下方に固定したタイミングプーリーと各カム
プーリーとに渡って、クランク軸26の回転を吸・排気
バルブ17,18のカム軸20,21に伝動させるため
のタイミングベルトが掛け渡されている。
ース16によって画成されているクランク室25には、
回転軸線方向が上下方向となるようにクランク軸26が
配置されており、図示していないが、図2のカバー部材
12で覆われた部分において、各カム軸20,21の上
端部にそれぞれカムプーリーが固定され、クランク軸2
6の上端部にフライホイールが固定されていて、フライ
ホイールの下方に固定したタイミングプーリーと各カム
プーリーとに渡って、クランク軸26の回転を吸・排気
バルブ17,18のカム軸20,21に伝動させるため
のタイミングベルトが掛け渡されている。
【0017】なお、各カム軸20,21のそれぞれのカ
ムプーリーは、上方から見て、トップカウリングの形状
と相似するエンジン全体のレイアウトからあまり突出し
ないように、互いに近接した状態で設置されているもの
であり、タイミングベルトも、エンジン全体のレイアウ
ト内に収まるように、フライホイールの下方でクランク
軸26上端部に固定された比較的小径のタイミングプー
リーと各カムプーリーとに渡って掛け渡されている。
ムプーリーは、上方から見て、トップカウリングの形状
と相似するエンジン全体のレイアウトからあまり突出し
ないように、互いに近接した状態で設置されているもの
であり、タイミングベルトも、エンジン全体のレイアウ
ト内に収まるように、フライホイールの下方でクランク
軸26上端部に固定された比較的小径のタイミングプー
リーと各カムプーリーとに渡って掛け渡されている。
【0018】エンジン10の前方左側には、クランクケ
ース16の前面に一体的に連結された状態で、エンジン
10の各気筒の燃焼室に空気を送り込むための吸気通路
の空気導入部となるサージタンク28が設置されてお
り、サージタンク28の上端部には吸気口29が開口さ
れていて、該吸気口29の近傍には、吸入空気量を制御
するためにスロットルバルブ(図示せず)を開閉するス
ロットル部30が設けられている。
ース16の前面に一体的に連結された状態で、エンジン
10の各気筒の燃焼室に空気を送り込むための吸気通路
の空気導入部となるサージタンク28が設置されてお
り、サージタンク28の上端部には吸気口29が開口さ
れていて、該吸気口29の近傍には、吸入空気量を制御
するためにスロットルバルブ(図示せず)を開閉するス
ロットル部30が設けられている。
【0019】スロットル部30におけるスロットルバル
ブの開閉は、船体側の操船席から延びるスロットル用リ
モコンケーブル31の操作により、伝動ケーブル32を
介して行われる。
ブの開閉は、船体側の操船席から延びるスロットル用リ
モコンケーブル31の操作により、伝動ケーブル32を
介して行われる。
【0020】エンジン10のシリンダヘッド14の左側
部分には、各気筒の吸気ポート34が上下方向で間隔を
おいて形成されており、サージタンク28から各吸気ポ
ート34に向かって、それぞれ各気筒毎に吸気通路40
が延ばされていて、各吸気通路40は、何れも、前側に
位置する上流側吸気管41と後側に位置する下流側吸気
管42とがインシュレーター43を介して接続されるこ
とにより形成されている。
部分には、各気筒の吸気ポート34が上下方向で間隔を
おいて形成されており、サージタンク28から各吸気ポ
ート34に向かって、それぞれ各気筒毎に吸気通路40
が延ばされていて、各吸気通路40は、何れも、前側に
位置する上流側吸気管41と後側に位置する下流側吸気
管42とがインシュレーター43を介して接続されるこ
とにより形成されている。
【0021】各吸気通路40については、上方から見
て、サージタンク28に接続される上流側吸気管41
は、クランクケース16の壁面と略平行に緩やかに屈曲
してから、エンジン本体の側方でエンジンのシリンダ3
7の軸線と略平行に延ばされており、吸気ポート34に
接続される下流側吸気管42は、上流側吸気管41の後
端から、略直角方向に屈曲して、吸気ポート34の入口
に接続されている。
て、サージタンク28に接続される上流側吸気管41
は、クランクケース16の壁面と略平行に緩やかに屈曲
してから、エンジン本体の側方でエンジンのシリンダ3
7の軸線と略平行に延ばされており、吸気ポート34に
接続される下流側吸気管42は、上流側吸気管41の後
端から、略直角方向に屈曲して、吸気ポート34の入口
に接続されている。
【0022】各吸気ポート34が左側部分に形成された
シリンダヘッド14には、その右側部分に、各気筒の排
気ポート35が上下方向で間隔をおいて形成されてお
り、各気筒の排気ポート35に対して、それらを一本に
集合させてエンジン本体の下方に排気ガスを排出するた
めの排気通路36が、シリンダ37の右側でシリンダブ
ロック15に一体的に形成されていて、シリンダブロッ
ク15内で上下方向に延びる排気通路36は、その下端
がエキゾーストガイドの排気通路(図示せず)に接続さ
れている。
シリンダヘッド14には、その右側部分に、各気筒の排
気ポート35が上下方向で間隔をおいて形成されてお
り、各気筒の排気ポート35に対して、それらを一本に
集合させてエンジン本体の下方に排気ガスを排出するた
めの排気通路36が、シリンダ37の右側でシリンダブ
ロック15に一体的に形成されていて、シリンダブロッ
ク15内で上下方向に延びる排気通路36は、その下端
がエキゾーストガイドの排気通路(図示せず)に接続さ
れている。
【0023】ところで、上記のような構成を有する本実
施形態の船外機用エンジン10において、各気筒の吸気
通路40の下流側吸気管42には、何れも、吸入空気に
燃料を噴射するためのインジェクター45が、下流側吸
気管42の後側、すなわち、ヘッドカバー13とシリン
ダヘッド14により画成されている吸気側のカム室23
に近い側で、吸気バルブ17のバルブフェースに向けて
燃料を噴射するような角度でそれぞれ付設されている。
施形態の船外機用エンジン10において、各気筒の吸気
通路40の下流側吸気管42には、何れも、吸入空気に
燃料を噴射するためのインジェクター45が、下流側吸
気管42の後側、すなわち、ヘッドカバー13とシリン
ダヘッド14により画成されている吸気側のカム室23
に近い側で、吸気バルブ17のバルブフェースに向けて
燃料を噴射するような角度でそれぞれ付設されている。
【0024】また、各インジェクター45に燃料を供給
するために、ヘッドカバー13に固定された状態で、カ
ム軸20のカムノーズに押されて駆動する燃料ポンプ4
6が設置され、エンジン本体と上流側吸気管41の間
に、高圧ポンプ47を付設したベーパーセパレータータ
ンク48が設置され、ベーパーセパレータータンク48
の下方に燃料フィルター49が設置されている。
するために、ヘッドカバー13に固定された状態で、カ
ム軸20のカムノーズに押されて駆動する燃料ポンプ4
6が設置され、エンジン本体と上流側吸気管41の間
に、高圧ポンプ47を付設したベーパーセパレータータ
ンク48が設置され、ベーパーセパレータータンク48
の下方に燃料フィルター49が設置されている。
【0025】すなわち、各インジェクター45から噴射
される燃料については、船体側の燃料タンク(図示せ
ず)に貯留された燃料が、吸気側のカム軸20の回転に
連れて駆動される燃料ポンプ46により、燃料送給管5
1から燃料フィルター49を経て、燃料送給管52によ
り燃料ポンプ46に吸入され、該燃料ポンプ46より吐
出されてから、燃料送給管53によりベーパーセパレー
タータンク48内に送り込まれる。
される燃料については、船体側の燃料タンク(図示せ
ず)に貯留された燃料が、吸気側のカム軸20の回転に
連れて駆動される燃料ポンプ46により、燃料送給管5
1から燃料フィルター49を経て、燃料送給管52によ
り燃料ポンプ46に吸入され、該燃料ポンプ46より吐
出されてから、燃料送給管53によりベーパーセパレー
タータンク48内に送り込まれる。
【0026】ベーパーセパレータータンク48内に送り
込まれて溜まった燃料は、該タンク48に付設された高
圧ポンプ47により、高圧燃料送給管54を経て、各気
筒のインジェクター45に順次燃料を供給するための燃
料レール55にその下端から高圧で供給される。
込まれて溜まった燃料は、該タンク48に付設された高
圧ポンプ47により、高圧燃料送給管54を経て、各気
筒のインジェクター45に順次燃料を供給するための燃
料レール55にその下端から高圧で供給される。
【0027】燃料レール55に供給された高圧の燃料
は、各インジェクター45を順次通りながら、それぞれ
のインジェクター45において、それぞれの気筒におけ
るバルブタイミングに合わせて、図示しない制御装置か
らの電流でソレノイドを作動させることによりノズルが
開かれるときに、当該インジェクター45から噴射され
ることとなる。
は、各インジェクター45を順次通りながら、それぞれ
のインジェクター45において、それぞれの気筒におけ
るバルブタイミングに合わせて、図示しない制御装置か
らの電流でソレノイドを作動させることによりノズルが
開かれるときに、当該インジェクター45から噴射され
ることとなる。
【0028】そして、燃料レール55により各インジェ
クター45を通過して余った燃料は、燃料レール55の
上端に接続された燃料戻し管56により、プレッシャー
レギュレーター57を経て、ベーパーセパレータータン
ク48内に戻され、再度、高圧ポンプ47によって各イ
ンジェクター45に送られることとなる。
クター45を通過して余った燃料は、燃料レール55の
上端に接続された燃料戻し管56により、プレッシャー
レギュレーター57を経て、ベーパーセパレータータン
ク48内に戻され、再度、高圧ポンプ47によって各イ
ンジェクター45に送られることとなる。
【0029】上記のように燃料が供給される各気筒のイ
ンジェクター45は、何れも、その長さ方向の途中でそ
の軸線方向と交差する方向から燃料が供給される所謂サ
イドフィード式インジェクターであって、それぞれのイ
ンジェクター45自体、ノズル側端部からその反対側端
部までの軸心方向の長さが比較的短く、また、燃料レー
ル55は、各インジェクター45に対して、外観上、各
インジェクター45をその長さ方向の途中で串刺しにす
るような状態で配置される。
ンジェクター45は、何れも、その長さ方向の途中でそ
の軸線方向と交差する方向から燃料が供給される所謂サ
イドフィード式インジェクターであって、それぞれのイ
ンジェクター45自体、ノズル側端部からその反対側端
部までの軸心方向の長さが比較的短く、また、燃料レー
ル55は、各インジェクター45に対して、外観上、各
インジェクター45をその長さ方向の途中で串刺しにす
るような状態で配置される。
【0030】なお、本実施形態では、各インジェクター
45は、何れも、図4に示すように、上方から見てその
軸線が吸気バルブ17のバルブフェースの方向を向くよ
うに、且つ、図5に示すように、側方から見てその軸線
が略水平方向となるように、下流側吸気管42と吸気側
カム室23との間に配置されていて、下流側吸気管42
に一体的に形成された保護カバー60内に嵌挿されて保
持された状態で取り付けられている。
45は、何れも、図4に示すように、上方から見てその
軸線が吸気バルブ17のバルブフェースの方向を向くよ
うに、且つ、図5に示すように、側方から見てその軸線
が略水平方向となるように、下流側吸気管42と吸気側
カム室23との間に配置されていて、下流側吸気管42
に一体的に形成された保護カバー60内に嵌挿されて保
持された状態で取り付けられている。
【0031】また、各インジェクター45に対して順次
燃料を供給するための燃料レール55は、下流側吸気管
42と一体的に形成された保護カバー60と一体的に、
すなわち、下流側吸気管42と一体的に形成されてい
て、各インジェクター45に対して、その長さ方向の途
中で、その軸線と直交するように、上下方向からそれぞ
れ接続されている。
燃料を供給するための燃料レール55は、下流側吸気管
42と一体的に形成された保護カバー60と一体的に、
すなわち、下流側吸気管42と一体的に形成されてい
て、各インジェクター45に対して、その長さ方向の途
中で、その軸線と直交するように、上下方向からそれぞ
れ接続されている。
【0032】上記のような構成を有する本実施形態の船
外機用エンジン10によれば、下流側吸気管42と吸気
側カム室23との間に配置されるインジェクター45と
して、その長さ方向の途中から燃料が供給される所謂サ
イドフィード式インジェクターを使用したため、上方か
ら見て、図3に示すように、トップカウリング2の形状
と相似したエンジン10全体のレイアウトからインジェ
クター45が突出することはなく、トップカウリング2
内にエンジン10をコンパクトな状態で収納することが
できる。
外機用エンジン10によれば、下流側吸気管42と吸気
側カム室23との間に配置されるインジェクター45と
して、その長さ方向の途中から燃料が供給される所謂サ
イドフィード式インジェクターを使用したため、上方か
ら見て、図3に示すように、トップカウリング2の形状
と相似したエンジン10全体のレイアウトからインジェ
クター45が突出することはなく、トップカウリング2
内にエンジン10をコンパクトな状態で収納することが
できる。
【0033】以上、本発明の船外機用燃料噴射式エンジ
ンの一実施形態について説明したが、本発明は、上記の
ような実施形態にのみ限定されるものではない。
ンの一実施形態について説明したが、本発明は、上記の
ような実施形態にのみ限定されるものではない。
【0034】例えば、図6および図7は、上記の実施形
態と比べてインジェクター45を保持する保護カバー6
0と燃料レール55の形成構造が異なる他の実施形態の
それぞれを示すもので、図6に示す実施形態では、シリ
ンダヘッド14と下流側吸気管42と保護カバー60が
一体的に形成されていて、各インジェクター45に燃料
を供給するための燃料レール55が、シリンダヘッド1
4と一体的に成形されている。
態と比べてインジェクター45を保持する保護カバー6
0と燃料レール55の形成構造が異なる他の実施形態の
それぞれを示すもので、図6に示す実施形態では、シリ
ンダヘッド14と下流側吸気管42と保護カバー60が
一体的に形成されていて、各インジェクター45に燃料
を供給するための燃料レール55が、シリンダヘッド1
4と一体的に成形されている。
【0035】また、図7に示す実施形態では、インジェ
クター45を保持する保護カバー60が、シリンダヘッ
ド14や下流側吸気管42とは独立した別個の部材とし
て形成され、該保護カバー60が下流側吸気管42に取
り付けられていて、インジェクター45に燃料を供給す
るための燃料レール55が、該保護カバー60と一体的
に形成されている。
クター45を保持する保護カバー60が、シリンダヘッ
ド14や下流側吸気管42とは独立した別個の部材とし
て形成され、該保護カバー60が下流側吸気管42に取
り付けられていて、インジェクター45に燃料を供給す
るための燃料レール55が、該保護カバー60と一体的
に形成されている。
【0036】さらに、図8および図9は、上記の各実施
形態と比べてインジェクター45の配置角度が異なる他
の実施形態を示すもので、本実施形態では、各気筒のそ
れぞれのインジェクター45は、側方から見て、そのノ
ズル側端部から他端部に向けてその軸線が斜め上方に傾
くように、エンジン10の本体に対して傾斜した状態で
取り付けられている
形態と比べてインジェクター45の配置角度が異なる他
の実施形態を示すもので、本実施形態では、各気筒のそ
れぞれのインジェクター45は、側方から見て、そのノ
ズル側端部から他端部に向けてその軸線が斜め上方に傾
くように、エンジン10の本体に対して傾斜した状態で
取り付けられている
【0037】このように各インジェクター45を傾斜し
て取り付けた実施形態によれば、船体がハンプして図8
に一点鎖線で示すような状態で船外機1が傾いたような
ときにも、各インジェクター45内に空気が留まるのを
防止することができる。
て取り付けた実施形態によれば、船体がハンプして図8
に一点鎖線で示すような状態で船外機1が傾いたような
ときにも、各インジェクター45内に空気が留まるのを
防止することができる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したような本発明の船外機用燃
料噴射式エンジンによれば、上方から見て、トップカウ
リングの形状と相似したエンジン全体のレイアウトか
ら、インジェクターの部分を突出させることなく、トッ
プカウリング内にエンジンをコンパクトな状態で収納さ
せることができる。
料噴射式エンジンによれば、上方から見て、トップカウ
リングの形状と相似したエンジン全体のレイアウトか
ら、インジェクターの部分を突出させることなく、トッ
プカウリング内にエンジンをコンパクトな状態で収納さ
せることができる。
【図1】本発明の燃料噴射式エンジンが搭載される船外
機の概略を示す左舷側から見た側面図。
機の概略を示す左舷側から見た側面図。
【図2】本発明の燃料噴射式エンジンの一実施形態を示
す左舷側から見たトップカウリング内の一部断面側面
図。
す左舷側から見たトップカウリング内の一部断面側面
図。
【図3】図2に示したエンジンの上方から見た横断面説
明図。
明図。
【図4】図2に示したエンジンのインジェクター付近を
示す部分横断面図。
示す部分横断面図。
【図5】図2に示したエンジンの後面側から見たインジ
ェクターの配置状態を示す説明図。
ェクターの配置状態を示す説明図。
【図6】本発明の燃料噴射式エンジンの他の実施形態を
示すインジェクター付近の部分横断面図。
示すインジェクター付近の部分横断面図。
【図7】本発明の燃料噴射式エンジンの他の実施形態を
示すインジェクター付近の部分横断面図。
示すインジェクター付近の部分横断面図。
【図8】本発明の燃料噴射式エンジンの更に他の実施形
態を示す左舷側から見たトップカウリング内の一部断面
側面図。
態を示す左舷側から見たトップカウリング内の一部断面
側面図。
【図9】図8に示した実施形態におけるエンジンの後面
側から見たインジェクターの配置状態を示す説明図。
側から見たインジェクターの配置状態を示す説明図。
1 船外機 10 エンジン 14 シリンダヘッド 16 クランクケース 17 吸気バルブ 26 クランク軸 34 吸気ポート 40 吸気通路 42 下流側吸気管(吸気通路の下流部) 45 インジェクター 55 燃料レール 60 保護カバー
Claims (5)
- 【請求項1】 クランク軸が上下方向となるように縦方
向に各気筒が配列され、各気筒毎にクランクケース側か
らシリンダヘッドの吸気ポートまでエンジン本体に沿っ
て吸気通路がそれぞれ延ばされ、各吸気通路の下流部に
対して燃料噴射用のインジェクターがそれぞれ付設され
ている船外機用燃料噴射式エンジンにおいて、吸気バル
ブに向けて燃料を噴射するように配置された各インジェ
クターが、その長さ方向の途中から燃料が供給されるサ
イドフィード式インジェクターであることを特徴とする
船外機用燃料噴射式エンジン。 - 【請求項2】 各インジェクターに順次燃料を供給する
ための燃料レールが、吸気通路と一体的に形成されてい
ることを特徴とする請求項1に記載の船外機用燃料噴射
式エンジン。 - 【請求項3】 各インジェクターに順次燃料を供給する
ための燃料レールが、シリンダヘッドと一体的に形成さ
れていることを特徴とする請求項1に記載の船外機用燃
料噴射式エンジン。 - 【請求項4】 各インジェクターに順次燃料を供給する
ための燃料レールが、シリンダヘッドや吸気通路とは別
体の保護カバーと一体的に形成されていることを特徴と
する請求項1に記載の船外機用燃料噴射式エンジン。 - 【請求項5】 各インジェクターが、ノズル側端部から
他端部に向けてその軸線が斜め上方に傾くように、エン
ジンの本体に対して傾斜した状態で取り付けられている
ことを特徴とする請求項1乃至4に記載の船外機用燃料
噴射式エンジン。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8115529A JPH09280141A (ja) | 1996-04-12 | 1996-04-12 | 船外機用燃料噴射式エンジン |
US08/843,016 US5957112A (en) | 1996-04-12 | 1997-04-11 | Injector arrangement for engine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8115529A JPH09280141A (ja) | 1996-04-12 | 1996-04-12 | 船外機用燃料噴射式エンジン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09280141A true JPH09280141A (ja) | 1997-10-28 |
Family
ID=14664793
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8115529A Pending JPH09280141A (ja) | 1996-04-12 | 1996-04-12 | 船外機用燃料噴射式エンジン |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5957112A (ja) |
JP (1) | JPH09280141A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015068220A (ja) * | 2013-09-27 | 2015-04-13 | ヤンマー株式会社 | エンジン |
WO2015174245A1 (ja) * | 2014-05-13 | 2015-11-19 | スズキ株式会社 | バーチカルエンジン |
JP2015214948A (ja) * | 2014-05-13 | 2015-12-03 | スズキ株式会社 | バーチカルエンジン |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3629960B2 (ja) * | 1998-07-06 | 2005-03-16 | スズキ株式会社 | 船外機の燃料ポンプ |
JP4391003B2 (ja) | 2000-11-07 | 2009-12-24 | ヤマハ発動機株式会社 | 船外機 |
JP4259744B2 (ja) | 2000-11-27 | 2009-04-30 | ヤマハ発動機株式会社 | 船外機用4サイクルエンジンの燃料供給装置 |
US6662786B2 (en) | 2001-02-07 | 2003-12-16 | Yamaha Marine Kabushiki Kaisha | Vapor separator for outboard motor |
US6912996B2 (en) * | 2002-04-19 | 2005-07-05 | Yamaha Marine Kabushiki Kaisha | Engine with fuel injection system |
JP4315746B2 (ja) * | 2003-07-02 | 2009-08-19 | ヤマハ発動機株式会社 | 船外機用エンジンの吸気装置 |
JP2006170020A (ja) * | 2004-12-14 | 2006-06-29 | Yamaha Marine Co Ltd | エンジン |
JP4614853B2 (ja) | 2005-09-26 | 2011-01-19 | ヤマハ発動機株式会社 | 過給機の取付構造 |
JP5351588B2 (ja) * | 2009-03-31 | 2013-11-27 | 本田技研工業株式会社 | 内燃機関の吸気通路構造 |
JP5775779B2 (ja) * | 2011-09-29 | 2015-09-09 | 本田技研工業株式会社 | 内燃機関 |
US10161368B1 (en) | 2016-07-18 | 2018-12-25 | Brunswick Corporation | Outboard motor powerhead section and fuel delivery system having low-profile fuel rail |
US10247150B1 (en) | 2017-04-24 | 2019-04-02 | Brunswick Corporation | Outboard motor powerhead section and fuel delivery system |
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---|---|---|---|---|
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US4539961A (en) * | 1982-08-23 | 1985-09-10 | General Motors Corporation | Fuel rail |
US4913111A (en) * | 1986-04-01 | 1990-04-03 | Sanshin Kogyo Kabushiki Kaisha | Turbulence generator for two-stroker spark-assisted diesel engines |
US4686941A (en) * | 1986-04-01 | 1987-08-18 | Sanshin Kogyo Kabushiki Kaisha | Turbulence generator for two-stroke spark-assisted diesel engines |
US4776313A (en) * | 1987-06-01 | 1988-10-11 | Ford Motor Company | Compact integrated engine induction air/fuel system |
DE3739108A1 (de) * | 1987-11-19 | 1989-06-01 | Opel Adam Ag | Brennkraftmaschine mit einer kraftstoffeinspritzanlage |
JP2749839B2 (ja) * | 1988-10-31 | 1998-05-13 | 株式会社デンソー | エンジンの燃料噴射装置 |
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-
1996
- 1996-04-12 JP JP8115529A patent/JPH09280141A/ja active Pending
-
1997
- 1997-04-11 US US08/843,016 patent/US5957112A/en not_active Expired - Fee Related
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---|---|---|---|---|
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WO2015174245A1 (ja) * | 2014-05-13 | 2015-11-19 | スズキ株式会社 | バーチカルエンジン |
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5957112A (en) | 1999-09-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040319 |