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JPH09287897A - 発煙玩具花火 - Google Patents

発煙玩具花火

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Publication number
JPH09287897A
JPH09287897A JP12262196A JP12262196A JPH09287897A JP H09287897 A JPH09287897 A JP H09287897A JP 12262196 A JP12262196 A JP 12262196A JP 12262196 A JP12262196 A JP 12262196A JP H09287897 A JPH09287897 A JP H09287897A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
smoke
squib
fixing means
fireworks
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12262196A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshikatsu Inoue
吉勝 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inoue Toy Fireworks Mfg Co Ltd
Original Assignee
Inoue Toy Fireworks Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Inoue Toy Fireworks Mfg Co Ltd filed Critical Inoue Toy Fireworks Mfg Co Ltd
Priority to JP12262196A priority Critical patent/JPH09287897A/ja
Publication of JPH09287897A publication Critical patent/JPH09287897A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 導火線を備えた発煙玩具花火をケース内に安
定的に収容する。 【解決手段】 発煙薬を所定の形状に形成してなる固形
発煙薬を木粉、紙、粘土等の密閉手段により密閉すると
共に該固形発煙薬には密閉手段を貫通する導火線の一端
を取り付けてなる発煙花火を導火線挿通孔を備えたケー
ス内に収容すると共に該発煙花火を固定手段によりケー
ス内に固定し、該発煙花火の導火線を導火線挿通孔より
ケース外に突出させるようにしたことを特徴とする発煙
玩具花火。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は点火すると煙を発す
るようにした発煙玩具花火に関するものである。
【0002】
【従来の技術】発煙玩具花火としては、図14に示すよ
うに、発煙薬を所定の形状に形成してなる固形発煙薬1
を木粉、紙、粘土等の密閉手段3により球状に密閉する
と共に該固形発煙薬1には密閉手段3を貫通する導火線
5の一端を取り付けてなるものが既に知られている。因
みに、密閉手段3は固形発煙薬1を密閉することにより
該固形発煙薬1を徐々に燃焼させるという作用を果たす
ものである。なお、図14における符号7は導火線5を
密閉手段3に固定するための点火薬である。
【0003】また、図15に示す如き発煙玩具花火も知
られている。この発煙玩具花火は、紙製等の筒状体11
内に中栓13と底板15とを取り付け、該中栓13と底
板15との間に発煙薬17を充填し、中栓13を貫通す
る導火線18の一端を発煙薬17に臨ませてなるもので
ある。なお、図15における符号19は導火線18を中
栓13に固定するための点火薬である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の発煙玩具花
火は、不体裁な木粉、紙、粘土等の密閉手段3或いは筒
状体11が露出しているため、外観上好ましくないとい
う問題がある。また、上記従来の発煙玩具花火は全体の
大きさが小さいため見映えがしないという難点もある。
本発明はこのような問題を解決しようとしてなされたも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明者は、発煙玩具花火を綺麗なケース内に収容
し、該ケースには導火線挿通孔を備えさせ、該導火線挿
通孔より発煙玩具花火の導火線をケース外に突出させる
ことに想到した。ところが、単に発煙玩具花火をケース
内に収容したときには、該発煙玩具花火がケース内で転
動するため、該発煙玩具花火の煙噴射口(図13、図1
4の符号4、図15の符号14参照)の位置が導火線挿
通孔の位置と相違し(図13参照)、その結果、煙がケ
ース外に円滑に噴出しないという問題が生ずることが判
明した。因みに、発煙玩具花火の煙噴射口は、密閉手段
3を貫通する導火線5が燃焼した後に密閉手段3に残る
透孔(図13、図14の符号4)又は筒状体11の中栓
13を貫通する導火線18が燃焼した後に中栓13に残
る透孔(図15の符号14)に他ならない。また、単に
発煙玩具花火をケース内に収容したときには、該発煙玩
具花火がケース内で転動するため、導火線がケースの導
火線挿通孔に当接し、その結果、ケースの材質によって
はケースが燃えるおそれもある。
【0006】以上の点に鑑み、本発明は、発煙玩具花火
をケース内に収容すると共に該発煙玩具花火を固定手段
によりケース内に固定するようにしたものである。即
ち、本発明は下記の発煙玩具花火を提供する。
【0007】(1)発煙薬を所定の形状に形成してなる
固形発煙薬を木粉、紙、粘土等の密閉手段により球状に
密閉すると共に該固形発煙薬には密閉手段を貫通する導
火線の一端を取り付けてなる発煙花火を導火線挿通孔を
備えたケース内に収容すると共に該発煙花火を固定手段
によりケース内に固定し、該発煙花火の導火線を導火線
挿通孔よりケース外に突出させるようにしたことを特徴
とする発煙玩具花火(請求項1)。
【0008】(2)前記固定手段としてケースの内面に
多数の毛状突起を備えさせてもよい(請求項2)。
【0009】(3)前記固定手段として密閉手段にはケ
ースの内面に適合するつば状体を取り付けてもよい(請
求項3)。
【0010】(4)前記固定手段としてケースの内面に
は密閉手段の外面に適合するつば状体を取り付けてもよ
い(請求項4)。
【0011】(5)前記固定手段としてケースの内面底
部には密閉手段の下部に適合するリング状の突起を備え
させてもよい(請求項5)。
【0012】(6)前記ケースを難燃材により形成する
と共に前記固定手段としてケースの外面には導火線固定
手段を備えさせ、発煙花火の導火線を該導火線固定手段
に固定するようにしてもよい(請求項6)。
【0013】(7)紙製等の筒状体内に中栓と底板とを
取り付け、該中栓と底板との間に発煙薬を充填し、中栓
を貫通する導火線の一端を発煙薬に臨ませてなる発煙花
火を導火線挿通孔を備えたケース内に収容すると共に該
発煙花火を固定手段によりケース内に固定し、該発煙花
火の導火線を導火線挿通孔よりケース外に突出させるよ
うにしたことを特徴とする発煙玩具花火(請求項7)。
【0014】(8)前記請求項7における固定手段とし
てケースの内面底部には筒状体の下部に適合するリング
状の突起を備えさせてもよい(請求項8)。
【0015】(9)前記請求項7におけるケースを難燃
材により形成すると共に固定手段としてケースの外面に
は導火線固定手段を備えさせ、発煙花火の導火線を該導
火線固定手段に固定するようにしてもよい(請求項
9)。
【0016】(10)発煙薬を所定の形状に形成してな
る固形発煙薬を難燃性合成樹脂製のケース中に密閉状態
で嵌着し、該ケースには導火線挿通孔を備えさせ、一端
を固形発煙薬に取り付けた導火線を導火線挿通孔よりケ
ース外に突出させ、ケースの外面には導火線固定手段を
備えさせ、該導火線を導火線固定手段に固定したことを
特徴とする発煙玩具花火(請求項10)。
【0017】
【作用】
[請求項1の発煙玩具花火]請求項1の発煙玩具花火に
おいては、発煙花火がケース内に収容されているため、
発煙玩具花火全体が外観上綺麗に且つ大きく見える。ま
た、発煙花火は固定手段によりケース内に固定されるた
め、該発煙花火はケース内で転動することがなく、その
煙噴射口の位置はケースの導火線挿通孔の位置と一致し
た状態に維持される。従って、密閉手段の煙噴射口より
出る煙はケースの導火線挿通孔から円滑にケース外に噴
出される。また、発煙花火がケース内で転動しないた
め、導火線がケースの導火線挿通孔に当接するおそれも
ない。従って、ケースが燃えるおそれはない。なお、請
求項1の発煙玩具花火は、従来の発煙玩具花火と同様
に、ケース外に突出した導火線の先端に点火して使用す
るものであることはいうまでもない。
【0018】[請求項2の発煙玩具花火]請求項2の発
煙玩具花火においては固定手段としてケースの内面に多
数の毛状突起を備えさせている。これらの毛状突起は密
閉手段の大小の誤差、多少の変形等を吸収し、密閉手段
を転動不能に保持する。
【0019】[請求項3の発煙玩具花火]請求項3の発
煙玩具花火においては固定手段として密閉手段にはケー
スの内面に適合するつば状体を取り付けている。このつ
ば状体はケースの内面に嵌まって密閉手段を転動不能に
保持する。
【0020】[請求項4の発煙玩具花火]請求項4の発
煙玩具花火においては固定手段としてケースの内面には
密閉手段の外面に適合するつば状体を取り付けている。
このつば状体は密閉手段の外面に嵌まって密閉手段を転
動不能に保持する。
【0021】[請求項5の発煙玩具花火]請求項5の発
煙玩具花火においては固定手段としてケースの内面底部
には密閉手段の下部に適合するリング状の突起を備えさ
せている。このリング状の突起は密閉手段の下部に嵌ま
って密閉手段を転動不能に保持する。
【0022】[請求項6の発煙玩具花火]請求項6の発
煙玩具花火においては固定手段としてケースの外面には
導火線固定手段を備えさせ、発煙花火の導火線を該導火
線固定手段に固定している。発煙花火の導火線をケース
外面の導火線固定手段に固定することにより、ケース内
の密閉手段は転動不能に保持される。また、ケースは難
燃材により形成されているため、導火線をケース外面の
導火線固定手段に固定してもケースが燃えることはな
い。更に、ケース外面の導火線固定手段を目安にするこ
とにより導火線の長さを一定に設定し、以て点火後、発
煙時までの時間を一定にすることも可能である。
【0023】[請求項7の発煙玩具花火]請求項7の発
煙玩具花火は、ケース内に収容される発煙花火が紙製等
の筒状体内に中栓と底板とを取り付け、該中栓と底板と
の間に発煙薬を充填し、中栓を貫通する導火線の一端を
発煙薬に臨ませてなるものである点を除き、請求項1の
発煙玩具花火と同様であり、請求項1の発煙玩具花火と
同様の作用を有する。
【0024】[請求項8の発煙玩具花火]請求項8の発
煙玩具花火においては固定手段としてケースの内面底部
には筒状体の下部に適合するリング状の突起を備えさせ
ている。このリング状の突起は筒状体の下部に嵌まって
筒状体を転動不能に保持する。
【0025】[請求項9の発煙玩具花火]請求項9の発
煙玩具花火においては固定手段としてケースの外面には
導火線固定手段を備えさせ、発煙花火の導火線を該導火
線固定手段に固定するようにしている。発煙花火の導火
線をケース外面の導火線固定手段に固定することによ
り、ケース内の筒状体は転動不能に保持される。また、
ケースは難燃材により形成されているため、導火線をケ
ース外面の導火線固定手段に固定してもケースが燃える
ことはない。更に、ケース外面の導火線固定手段を目安
にすることにより導火線の長さを一定に設定し、以て点
火後、発煙時までの時間を一定にすることも可能であ
る。
【0026】[請求項10の発煙玩具花火]請求項10
の発煙玩具花火においては固形発煙薬は難燃性合成樹脂
製のケース中に密閉状態で嵌着されているため、固形発
煙薬がケース内で転動することはない。ケースの外面に
は導火線固定手段を備えさせ、該導火線を導火線固定手
段に固定しているため、ケース外面の導火線固定手段を
目安にすることにより導火線の長さを一定に設定し、以
て点火後、発煙時までの時間を一定にすることも可能で
ある。また、ケースは難燃材により形成されているた
め、導火線をケース外面の導火線固定手段に固定しても
ケースが燃えることはない。
【0027】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を添付
図面に従って説明する。符号21に示すものは発煙花火
である。この発煙花火21は図14に示す従来の発煙玩
具花火と同様のものであって、発煙薬を所定の形状に形
成してなる固形発煙薬23を木粉、紙、粘土等の密閉手
段25により球状に密閉すると共に該固形発煙薬23に
は密閉手段25を貫通する導火線27の一端を取り付け
てなるものである。符号28に示すものは導火線27を
密閉手段25に固定するための点火薬である。発煙花火
21はこれを導火線挿通孔29を備えたケース31内に
収容する。ケース31は一例として中空の略球状体と
し、二つの半球状体31a、31bを相互に嵌着してな
るものとする。発煙花火21を固定手段33によりケー
ス31内に固定し、該発煙花火21の導火線27を導火
線挿通孔29よりケース31外に突出させる。
【0028】図1に示す事例においては、固定手段33
としてケース31の内面に多数の毛状突起33aを備え
させている。これらの毛状突起33aはブラシの毛状な
いし剛毛状のものとし、ケース31の内面の一部ないし
全部に突設する。
【0029】図2、図3に示す事例においては、固定手
段33として密閉手段25にケース31の内面に適合す
る環状のつば状体33bを取り付けている。
【0030】図4に示す事例においては、固定手段33
としてケース31の内面に密閉手段25の外面に適合す
る環状のつば状体33cを取り付けている。
【0031】図5に示す事例においては、固定手段33
としてケース31の内面底部に密閉手段25の下部に適
合するリング状の突起33dを備えさせている。
【0032】図6に示す事例においては、ケース31を
難燃材により形成すると共に固定手段33としてケース
31の外面に導火線固定手段34を備えさせ、発煙花火
21の導火線27を該導火線固定手段34に固定するよ
うにしている。
【0033】図7において符号41に示すものは前記発
煙花火21とは別の発煙花火である。この発煙花火41
は図15に示す従来の発煙玩具花火と同様のものであっ
て、紙製等の略円筒状の筒状体43内に中栓45と底板
47とを取り付け、該中栓45と底板47との間に発煙
薬49を充填し、中栓45を貫通する導火線51の一端
を発煙薬49に臨ませてなるものである。図15におけ
る符号53は導火線51を中栓45に固定するための点
火薬である。この発煙花火41は、前記発煙花火21と
同様に、導火線挿通孔29を備えたケース31内に収容
すると共に該発煙花火41を固定手段33によりケース
31内に固定し、該発煙花火41の導火線51を導火線
挿通孔29よりケース31外に突出させる。
【0034】図7に示す事例においては、固定手段33
としてケース31の内面底部に筒状体43の下部に適合
するリング状の突起33fを備えさせている。
【0035】図8に示す事例においては、図7に示すケ
ース31を難燃材により形成すると共に固定手段33と
してケース31の外面に導火線固定手段55を備えさ
せ、発煙花火41の導火線51を該導火線固定手段55
に固定するようにしている。
【0036】図9に示す事例においては、発煙薬を所定
の形状に形成してなる固形発煙薬61を難燃性合成樹脂
製のケース63中に密閉状態で嵌着し、該ケース63に
は導火線挿通孔65を備えさせ、一端を固形発煙薬61
に取り付けた導火線67を導火線挿通孔65よりケース
63外に突出させ、ケース63の外面には導火線固定手
段69を備えさせ、該導火線67を導火線固定手段69
に固定している。ケース63は一例として中空の略球状
体とし、二つの半球状体63a、63bを相互に嵌着し
てなるものとする。符号71に示すものは導火線67の
一端を固形発煙薬61に固定するための点火薬である。
【0037】図10、図11、図12は導火線固定手段
34、55、69を示す断面図である。図10に示す導
火線固定手段34a(55a、69a)はケース31
(63)の外面に導火線挿通孔を形成してなるものであ
る。図11に示す導火線固定手段34b(55b、69
b)はケース31(63)の外面に側方を開口した導火
線挿通溝を形成してなるものである。図12に示す導火
線固定手段34c(55c、69c)はケース31(6
3)の外面に上方を開口した導火線挿通溝を形成してな
るものである。
【0038】
【発明の効果】
[請求項1の発煙玩具花火]発煙花火がケース内に収容
されているため、発煙玩具花火全体が外観上綺麗に且つ
大きく見える。従って、発煙玩具花火は需要者の購買意
欲を刺激するものとなる。また、発煙花火は固定手段に
よりケース内に固定されるため、該発煙花火はケース内
で転動することがなく、その煙噴射口の位置はケースの
導火線挿通孔の位置と一致した状態に維持される。従っ
て、密閉手段の煙噴射口より出る煙はケースの導火線挿
通孔から円滑にケース外に噴出される。また、発煙花火
がケース内で転動しないため、導火線がケースの導火線
挿通孔に当接するおそれもない。従って、ケースが燃え
るおそれはない。
【0039】[請求項2の発煙玩具花火]固定手段とし
てケースの内面に備えさせた多数の毛状突起は密閉手段
の大小の誤差、多少の変形等を吸収し、密閉手段を転動
不能に保持する。
【0040】[請求項3の発煙玩具花火]固定手段とし
て密閉手段に備えさせたつば状体はケースの内面に嵌ま
って密閉手段を転動不能に保持する。
【0041】[請求項4の発煙玩具花火]固定手段とし
てケースの内面に取り付けたつば状体は密閉手段の外面
に嵌まって密閉手段を転動不能に保持する。
【0042】[請求項5の発煙玩具花火]固定手段とし
てケースの内面底部に備えさせたリング状の突起は密閉
手段の下部に嵌まって密閉手段を転動不能に保持する。
【0043】[請求項6の発煙玩具花火]固定手段とし
てケースの外面に導火線固定手段を備えさせ、発煙花火
の導火線を該導火線固定手段に固定している。発煙花火
の導火線をケース外面の導火線固定手段に固定すること
により、ケース内の密閉手段は転動不能に保持される。
また、ケースは難燃材により形成されているため、導火
線をケース外面の導火線固定手段に固定してもケースが
燃えることはない。更に、ケース外面の導火線固定手段
を目安にすることにより導火線の長さを一定に設定し、
以て点火後、発煙時までの時間を一定にすることも可能
である。
【0044】[請求項7の発煙玩具花火]請求項7の発
煙玩具花火は、ケース内に収容される発煙花火が紙製等
の筒状体内に中栓と底板とを取り付け、該中栓と底板と
の間に発煙薬を充填し、中栓を貫通する導火線の一端を
発煙薬に臨ませてなるものである点を除き、請求項1の
発煙玩具花火と同様であり、請求項1の発煙玩具花火と
同様の効果を発揮する。
【0045】[請求項8の発煙玩具花火]固定手段とし
てケースの内面底部に備えさせたリング状の突起は筒状
体の下部に嵌まって筒状体を転動不能に保持する。
【0046】[請求項9の発煙玩具花火]固定手段とし
てケースの外面に導火線固定手段を備えさせ、発煙花火
の導火線を該導火線固定手段に固定するようにしてい
る。発煙花火の導火線をケース外面の導火線固定手段に
固定することにより、ケース内の筒状体は転動不能に保
持される。また、ケースは難燃材により形成されている
ため、導火線をケース外面の導火線固定手段に固定して
もケースが燃えることはない。更に、ケース外面の導火
線固定手段を目安にすることにより導火線の長さを一定
に設定し、以て点火後、発煙時までの時間を一定にする
ことも可能である。
【0047】[請求項10の発煙玩具花火]固形発煙薬
は難燃性合成樹脂製のケース中に密閉状態で嵌着されて
いるため、固形発煙薬がケース内で転動することはな
い。ケースの外面には導火線固定手段を備えさせ、該導
火線を導火線固定手段に固定しているため、ケース外面
の導火線固定手段を目安にすることにより導火線の長さ
を一定に設定し、以て点火後、発煙時までの時間を一定
にすることも可能である。また、ケースは難燃材により
形成されているため、ケース内の固形発煙薬又は導火線
固定手段に固定した導火線の燃焼によりケースが燃える
ことはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による発煙玩具花火の一例を示す断面図
である。
【図2】同上発煙玩具花火の別の一例を示す断面図であ
る。
【図3】密閉手段に備えさせた環状のつば状体を示す斜
視図である。
【図4】ケースに備えさせた環状のつば状体を示す断面
図である。
【図5】同上発煙玩具花火の更に別の一例を示す断面図
である。
【図6】同上発煙玩具花火の更に別の一例を示す断面図
である。
【図7】同上発煙玩具花火の更に別の一例を示す断面図
である。
【図8】同上発煙玩具花火の更に別の一例を示す断面図
である。
【図9】同上発煙玩具花火の更に別の一例を示す断面図
である。
【図10】ケースの外面に形成された導火線固定手段の
一例を示す断面図である。
【図11】同上導火線固定手段の別の一例を示す断面図
である。
【図12】同上導火線固定手段の更に別の一例を示す断
面図である。
【図13】発煙玩具花火を固定手段を有しないケース内
に収容した状態を示す断面図である。
【図14】従来の発煙玩具花火を示す断面図である。
【図15】従来の別の発煙玩具花火を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 固形発煙薬 3 密閉手段 4 煙噴射口 5 導火線 7 点火薬 11 筒状体 13 中栓 14 煙噴射口 15 底板 17 発煙薬 18 導火線 19 点火薬 21 発煙花火 23 固形発煙薬 25 密閉手段 27 導火線 28 点火薬 29 導火線挿通孔 31 ケース 31a 半球状体 31b 半球状体 33 固定手段 33a 毛状突起 33b つば状体 33c つば状体 33d リング状の突起 33f リング状の突起 34 導火線固定手段 34a 導火線固定手段 34b 導火線固定手段 34c 導火線固定手段 41 発煙花火 43 筒状体 45 中栓 47 底板 49 発煙薬 51 導火線 53 点火薬 55 導火線固定手段 55a 導火線固定手段 55b 導火線固定手段 55c 導火線固定手段 61 固形発煙薬 63 ケース 63a 半球状体 63b 半球状体 65 導火線挿通孔 67 導火線 69 導火線固定手段 69a 導火線固定手段 69b 導火線固定手段 69c 導火線固定手段 71 点火薬

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発煙薬を所定の形状に形成してなる固形
    発煙薬を木粉、紙、粘土等の密閉手段により球状に密閉
    すると共に該固形発煙薬には密閉手段を貫通する導火線
    の一端を取り付けてなる発煙花火を導火線挿通孔を備え
    たケース内に収容すると共に該発煙花火を固定手段によ
    りケース内に固定し、該発煙花火の導火線を導火線挿通
    孔よりケース外に突出させるようにしたことを特徴とす
    る発煙玩具花火。
  2. 【請求項2】 前記固定手段としてケースの内面に多数
    の毛状突起を備えさせたことを特徴とする請求項1の発
    煙玩具花火。
  3. 【請求項3】 前記固定手段として密閉手段にはケース
    の内面に適合するつば状体を取り付けたことを特徴とす
    る請求項1の発煙玩具花火。
  4. 【請求項4】 前記固定手段としてケースの内面には密
    閉手段の外面に適合するつば状体を取り付けたことを特
    徴とする請求項1の発煙玩具花火。
  5. 【請求項5】 前記固定手段としてケースの内面底部に
    は密閉手段の下部に適合するリング状の突起を備えさた
    ことを特徴とする請求項1の発煙玩具花火。
  6. 【請求項6】 前記ケースを難燃材により形成すると共
    に前記固定手段としてケースの外面には導火線固定手段
    を備えさせ、発煙花火の導火線を該導火線固定手段に固
    定するようにしたことを特徴とする請求項1の発煙玩具
    花火。
  7. 【請求項7】 紙製等の筒状体内に中栓と底板とを取り
    付け、該中栓と底板との間に発煙薬を充填し、中栓を貫
    通する導火線の一端を発煙薬に臨ませてなる発煙花火を
    導火線挿通孔を備えたケース内に収容すると共に該発煙
    花火を固定手段によりケース内に固定し、該発煙花火の
    導火線を導火線挿通孔よりケース外に突出させるように
    したことを特徴とする発煙玩具花火。
  8. 【請求項8】 前記固定手段としてケースの内面底部に
    は筒状体の下部に適合するリング状の突起を備えさせた
    ことを特徴とする請求項7の発煙玩具花火。
  9. 【請求項9】 前記ケースを難燃材により形成すると共
    に固定手段としてケースの外面には導火線固定手段を備
    えさせ、発煙花火の導火線を該導火線固定手段に固定す
    るようにしたことを特徴とする請求項7の発煙玩具花
    火。
  10. 【請求項10】 発煙薬を所定の形状に形成してなる固
    形発煙薬を難燃性合成樹脂製のケース中に密閉状態で嵌
    着し、該ケースには導火線挿通孔を備えさせ、一端を固
    形発煙薬に取り付けた導火線を導火線挿通孔よりケース
    外に突出させ、ケースの外面には導火線固定手段を備え
    させ、該導火線を導火線固定手段に固定したことを特徴
    とする発煙玩具花火。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002173390A (ja) * 2000-12-01 2002-06-21 Inoue Gangu Enka Kk 玩具花火用導火線
EP2564149A1 (en) * 2010-04-26 2013-03-06 Neil Cameron Rodney Pyrotechnic device

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