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JPH09253199A - 血液用回路 - Google Patents

血液用回路

Info

Publication number
JPH09253199A
JPH09253199A JP8099390A JP9939096A JPH09253199A JP H09253199 A JPH09253199 A JP H09253199A JP 8099390 A JP8099390 A JP 8099390A JP 9939096 A JP9939096 A JP 9939096A JP H09253199 A JPH09253199 A JP H09253199A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blood
chamber
bubbles
drip chamber
bubble
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8099390A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuya Sakamoto
和也 坂本
Shoichi Aida
庄一 相田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikkiso Co Ltd
Original Assignee
Nikkiso Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikkiso Co Ltd filed Critical Nikkiso Co Ltd
Priority to JP8099390A priority Critical patent/JPH09253199A/ja
Publication of JPH09253199A publication Critical patent/JPH09253199A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 濾過網を備えたドリップチャンバーの接続さ
れた血液用回路において、濾過網前後の圧損により発生
する気泡を分離、除去することができる血液用回路を提
供する。 【解決手段】 濾過網2を備えたドリップチャンバー3
の濾過網2の下流側に接続された第1血液流路4に、気
泡抜きチャンバー5を接続し、該気泡抜きチャンバー5
の血液充満部6と血液浄化器7とを第2血液流路10に
より接続した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、体外循環用及び輸
血用の血液用回路において、血液浄化器に送られる血中
の気泡を分離、除去するようにした血液用回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば血液浄化用の血液用回路に
おいては、図8に示すように、濾過網20を備えたドリ
ップチャンバー21を血液浄化器(ダイアライザー)2
2の直上流側に1個設けたものが一般的である。ドリッ
プチャンバー21に備えられた濾過網20は、異物を除
去するため目開き210μm以下とされている。このた
め、粘性の高い血液を流すときは、この濾過網20が流
路抵抗になる。異物除去の点で有効な濾過網20も、こ
の流路抵抗のために、以下のような問題を生じる。
【0003】血液は酸素を運ぶ役割をもつ赤血球をはじ
めとする有形成分と、水を主成分とする血漿成分からな
る。従って、気体の血液への溶解度を考えるに、圧力が
高いときと低いときとで、溶存する気体の量は、当然圧
力が高いときで多くなる。ここで、濾過網20の流路抵
抗が問題となる。即ち、濾過網20を介してその上流側
と下流側とで圧力差(P1 −P3 )が生じ、血液浄化器
入口部23で低圧状態になってくる。その結果、血中の
溶存気体が気泡となって血中に現れる。
【0004】血液と気体、特に酸素との接触は、血液凝
固を招くので好ましくない。また、微小な気泡が血液浄
化器22内に入り込むと、血液導入部23では血液の流
れを妨げ透析効率の低下を起こし、中空糸内へ入り込む
と、空気栓塞を起こし、残血の原因となる。特に気泡が
付きやすいのは図10に示すように、血液浄化器22の
ヘッダー24の内側で、かかる気泡25付着部位では血
液の滞留を招き、血液凝固ひいては残血の原因となる。
また、血液が空気に触れて凝固してできた血栓や気泡が
中空糸内を閉塞すると、中空糸の有効膜面積の減少を来
たし、血液浄化能(除水能であるUFRや溶質除去能で
あるクリアランス)の低下を招く。また、血流を滞留さ
せる微小気泡25によって、血液の流れが偏り、全ての
中空糸へ均一に血液が流れなくなり、血液浄化能の低下
を招く。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の目的
は、濾過網を備えたドリップチャンバーの接続された血
液用回路において、濾過網前後の圧損により発生する気
泡を分離、除去することができる血液用回路を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明者は鋭意研究の結果、濾過網を備えたドリッ
プチャンバーの濾過網の下流側に気泡抜きチャンバーを
設ければ、濾過網通過後に低圧になった血液から放出さ
れる気体を該気泡抜きチャンバーで分離、除去するのに
極めて有効であることを見出し、本発明を完成した。す
なわち、本発明の血液用回路は、濾過網を備えたドリッ
プチャンバーの濾過網よりも下流側に接続された第1血
液流路に、気泡抜きチャンバーを接続し、該気泡抜きチ
ャンバーの血液充満部と血液浄化器とを第2血液流路に
より接続したこと、を特徴としている。ここで、前記ド
リップチャンバーの濾過網よりも下流側に気泡抜きチャ
ンバーを一体に形成するとともに、両者を第1血液流路
により連通させるようにすることができる。また、本発
明の血液用回路は、濾過網を備えたドリップチャンバー
の濾過網よりも下流側上方に気泡を分離除去できる気泡
抜きチャンバー部分を設け、前記濾過網上方先端よりも
下方の血液充満部から血液が流出する血液流路を設け、
該血液流路の下流端を血液浄化器に接続したことを特徴
としている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明の血液用回路の実施の
形態を説明する。図1〜図5は本発明の血液用回路の一
実施例を示す説明図であり、図1〜図2は両チャンバー
を別体に形成した実施例を示す説明図、図3〜図5は両
チャンバーを一体に形成した実施例を示す説明図であ
る。
【0008】本発明の血液用回路1は、濾過網2を備え
たドリップチャンバー3の濾過網2よりも下流側に接続
された第1血液流路4に、気泡抜きチャンバー5を接続
してなる。そして、該気泡抜きチャンバー5の血液充満
部6と血液浄化器7のヘッダー8の血液導入口9とを第
2血液流路10により接続する。ここで、ドリップチャ
ンバー3は、血中の異物を除去するための濾過網2を備
えたものであれば、上部流入・下部流出型、下部流入・
上部流出型、下部流入・下部流出型、その他の構造のも
のでもよく、その構造は問わない。
【0009】ドリップチャンバー3の下流側に第1血液
流路4を介して接続した気泡抜きチャンバー5は、濾過
網2通過後に低圧になった血液から放出される気泡11
を分離、除去する機能を有するもので、その形状は問わ
ないが、気泡抜きチャンバー5は、第1血液流路4より
も流路面積を大きく形成して、チャンバー5内に血液を
一端溜めチャンバー5から流出するまでの間に血中の気
泡を浮上させ分離、除去するようにした方が好ましい。
また、濾過網などの流路抵抗となるものを備えていない
ので、実質的に圧損を有さない。
【0010】図1及び図2には、ドリップチャンバー3
と気泡抜きチャンバー5とを別体に形成したものの例を
示してある。図1ではドリップチャンバー3が上部流入
・下部流出型で、気泡抜きチャンバー5が上部流入・下
部流出型のものを示し、図2ではドリップチャンバー3
が下部流入・上部流出型である他は図1と同じものを示
してある。ドリップチャンバー3内の圧力変化による気
泡の発生は、血液が濾過網2を通過した後におこるの
で、図7(a)に示す下部流入・上部流出型のドリップ
チャンバー21では、単体でも気泡が浮上して(同図
(a)の点線)気泡抜きが行えるようにも考えられる。
しかしながら、実際には、図7(b)に示すように、血
液中に発生した微小気泡は、ドリップチャンバー21の
出口に向かう血液の流れに乗って、十分に分離されない
まま流出してしまうことが多かった。そのため、気泡を
分離除去するための気泡抜きチャンバー5を別に設けた
図2に示すような回路が好ましい。
【0011】また、図3及び図4には、ドリップチャン
バー3と気泡抜きチャンバー5とを一体に形成したもの
の例を示してある。より詳しくは、ドリップチャンバー
3の下流側に気泡抜きチャンバー5を隔壁12を介して
一体に形成するとともに、ドリップチャンバー3と気泡
抜きチャンバー5の両者を該両チャンバー3,5よりも
径の細い(流路面積の小さい)第1血液流路4により連
通させるように形成してある。図3ではドリップチャン
バー3が上部流入・下部流出型で、気泡抜きチャンバー
5が上部流入・下部流出型のものを示し、図4ではドリ
ップチャンバー3が下部流入・上部流出型で、気泡抜き
チャンバー5が上部流入・中間部流出型のものを示して
ある。図4において、ドリップチャンバー3と気泡抜き
チャンバー5を連通する第1血液流路4の先端14は気
泡抜きチャンバー5内では、血液流出部13よりも上方
にあるのが、気泡抜き上好ましい。これは、ドリップチ
ャンバー3から第1血液流路4を通過して気泡抜きチャ
ンバー5に流入する血液において、第1血液流路4の先
端14を血液流出部13よりも高位置にすることで、血
液流出部13に向かう血液の流れを略下方とさせ、血液
よりも比重の小さい気泡の除去を効果的に行わせるため
である。
【0012】図3及び図4に示すものは、一体型でコン
パクトである。従って、図1及び図2の両チャンバーを
別体に形成したものに比べ、血液充填量を少なくできる
ので、総体外循環血液量が図8に示した従来品と同レベ
ルになる。このため、患者への負担が少なくて済む。図
3に示したものは、下向き流なので、体外循環終了時の
返血が容易である。図4に示したものは、上向き流なの
で体外循環開始時の血液充填が容易である。また、構造
上、ドリップチャンバー3上部での気泡除去が、連通管
4を隔壁12より下方に突出させることで行える。従っ
て、気泡抜きチャンバー5での血液中の気泡除去と併せ
て二重に気泡の除去が可能となる。
【0013】また、図5(a)には、ドリップチャンバ
ーと気泡抜きチャンバーを同一体に形成したものを示し
た。ここでは、下部流入・下部流出型のものを示した。
より詳しくは、ドリップチャンバー3の濾過網2よりも
下流側上方に気泡を分離除去できる気泡抜きチャンバー
部分5aを設け、濾過網2上方先端よりも下方の血液充
満部6から血液が流出する血液流路10を設けてある。
流出部13の位置は、上方にある場合、図7(b)に示
した通り、血液の流れと気泡の流れの両者が略上方とな
り、十分に気泡の除去ができない。ところが、下部流入
・下部流出型においては、下方より気泡が含まれた血液
を上方に向かって流し、流出部13は下方にすることで
気泡の除去は容易に行われる。従って、流出部13の位
置はドリップチャンバー3の濾過網2先端上部よりも下
方にあるのが好ましく、図中Hで示した範囲が流出部を
設置できる好ましい高さ範囲である。なお、濾過網2の
流出部13側をめくら状に塞ぎ、濾過網2の上部が目詰
まりした場合でも、濾過網2通過直後に流出部13から
血液が流出しないようにすることもできる。
【0014】図5(a)に示したものは、構造が簡単で
従来品(図8)に比較して部品点数を増やさないで済
む。従って、気泡抜きチャンバー部分5aを備えた血液
用回路が従来品と同じコストで製造できる利点がある。
また、ドリップチャンバー3及び気泡抜きチャンバー部
分5aの内圧が同時にモニターできるので、圧力モニタ
ーライン(チューブ)の数を増やさないで済む。
【0015】また、図5(b)では、ドリップチャンバ
ー3と気泡抜きチャンバー5とが上部のみが連通した隔
壁12で隔てられたものを示した。より詳しくは、ドリ
ップチャンバー3の濾過網2よりも下流側に気泡抜きチ
ャンバー5を一体に形成するとともに、両チャンバー
3,5を第1血液流路4となる上部のみが連通した隔壁
12により隔てられたものを示した。隔壁12により血
液の流れを整流化し、気泡の除去を行うこともできる。
ここで、第1血液流路4の流路面積に特に制限はない。
【0016】図5(b)に示したものは、隔壁12によ
り血液の流れを整流化するため、血液の淀み(滞留)を
少なくできる。従って、ドリップチャンバー3及び気泡
抜きチャンバー5内での凝血、残血の減少が可能であ
る。また、ドリップチャンバー3及び気泡抜きチャンバ
ー5の内圧が同時にモニターできるので、圧力モニター
ライン(チューブ)の数を増やさないで済む。
【0017】両チャンバー3,5を別体に形成すると、
血液用回路1全体が長くなり、使用後のゴミ処理上の問
題が若干ある。両チャンバー3,5を一体に形成すれ
ば、使用後のゴミ量としては殆ど増えず、また従来使用
している血液用回路の保持器具もそのまま使用できるの
で好ましい。
【0018】気泡抜きチャンバー5の血液充満部6と血
液浄化器7とを第2血液流路10により接続するように
したので、気泡抜きチャンバー5にトラップされた気泡
11が血液浄化器7側に流入することがない。ここで、
気泡抜きチャンバー5の血液充満部6とは、使用中経時
的に気泡抜きチャンバー5の上部に気泡(気体)11が
溜まるが、該気泡部11を除くチャンバー5内の血液で
満たされている部分を意味する。そして、第2血液流路
10の接続部位13は血液充満部6であれば特に制限は
ないが、気泡抜きチャンバー5の血液流入口14からあ
る程度隔たった位置とするのが、気泡抜きチャンバー5
内に流入した血中の溶存気体を気泡として十分に浮上、
分離させる上で好ましい。なお、本発明における濾過網
を有するドリップチャンバーにおいては、従来のものと
同様、圧力モニターライン、液レベル調整ライン、シー
リングチューブ等の補助チューブ、サンプリングポート
等を血液流入・流出部とは別に設けることに対し何ら制
限はなく、気泡抜きチャンバーについても同様、特に制
限されるものではない。上記において、血液浄化器7と
しては血液透析器、血液濾過透析器、血液濾過器、血漿
分離器などが含まれる。
【0019】
【実施例】以下に本発明を実施例においてより具体的に
説明する。実施例は本発明を例示的に示したものであっ
て本発明を制限するものではない。実施例1 図6に示す血液用回路1を用い、牛血を該回路1に循環
させた場合の、ドリップチャンバーAの濾過網2による
圧損及び気泡の発生状況を調査した。その結果を表1に
示す。ここで、P1 は濾過網2を備えたドリップチャン
バー(A)内の圧力、P2 は気泡抜きチャンバー(B)
内の圧力、P3 は血液浄化器7の血液導入口近傍(C)
の圧力を示す。試験は3回実施し、最小〜最大値で示し
てある。
【0020】
【表1】 表 1 時間 圧損(mmHg) 気泡の発生量(ml) (hr) 1 −P2 2 −P3 1 18〜21 0 なし 0 〜0.2 なし 2 20〜26 0〜1 なし 0.1 〜0.4 なし 3 25〜33 0〜1 なし 0.2 〜0.5 なし 4 31〜43 0 なし 0.2 〜0.6 なし
【0021】表1から分かるように、経時的に濾過網2
は目詰まりし、圧損(P1 −P2 )が増加するととも
に、濾過網2通過後には気泡が発生したが、気泡抜きチ
ャンバーBでトラップされ、気泡が血液浄化器7に流入
することはなかった。
【0022】実施例2〜7及び比較例1〜2 図8に示す回路を比較例1、下部流入・上部流出型ドリ
ップチャンバー21を用いた図9に示す回路を比較例2
とし、図1〜図5(a)(b)に示す回路を実施例2〜
7(図1が実施例2、図2が実施例3、図3が実施例
4、図4が実施例5、図5(a)が実施例6、図5
(b)が実施例7にぞれぞれ対応する)とし、次のよう
な試験を行った。血液浄化器として、再生セルロース中
空糸膜(糸本数9500本)、膜面積1.6m2 のダイ
アライザー7,22を用い、牛血循環試験を行い、ダイ
アライザー7,22の血液導入口部(ヘッダー内)8,
24での気泡発生状況及び4時間の牛血循環後に血液を
回収し、ダイアライザー7,22内の残血、牛血系での
尿素クリアランスを測定した。ここで試験は、牛血のヘ
マトクリットHt=35%、総タンパクTP=6.0g
/dl、血液流量QBi=200ml/min、透析液流
量QDi=500ml/minの条件で行った。
【0023】
【表2】 表 2 ヘッダー内気泡 残血 クリアランス (ml/min) 実施例2 なし なし 186 実施例3 なし なし 185 実施例4 なし なし 187 実施例5 なし なし 186 実施例6 なし なし 185 実施例7 なし なし 186 比較例1 目視にて確認 中空糸30本 177 比較例2 目視にて確認 中空糸50本 175
【0024】表2から分かるように、比較例1及び2に
おいては、ダイアライザー22のヘッダー24内におい
て気泡25の発生及び残血が認められ、そのためクリア
ランスの低下が認められた。これに対して、実施例2〜
7のいずれの場合も気泡の発生や残血は認められず、こ
のためクリアランスが安定しておりかつ高い値を示し
た。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の血液用回
路によれば、濾過網を備えたドリップチャンバーの下流
側に気泡抜きチャンバーを接続した(設けた)ので、血
液浄化器内への気泡の流入を防止し、血液浄化器内での
血液凝固を予防して残血の軽減、クリアランスの安定
化、血液浄化器の性能の経時的低下を軽減することがで
きる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の血液用回路において両チャンバーを別
体に形成した実施例を示す説明図。
【図2】両チャンバーを別体に形成した他の実施例を示
す説明図。
【図3】両チャンバーを一体に形成した実施例を示す説
明図。
【図4】両チャンバーを一体に形成した他の実施例を示
す説明図。
【図5】両チャンバーを一体に形成したさらに他の実施
例を示す説明図。
【図6】実施例1で用いた血液用回路の説明図。
【図7】下部流入・上部流出型ドリップチャンバーにお
ける気泡の流れの説明図。
【図8】従来の血液用回路の説明図。
【図9】比較例2の血液用回路の説明図。
【図10】血液浄化器のヘッダー部での気泡付着部位の
説明図。
【符号の説明】
1 血液用回路 2 濾過網 3 ドリップチャンバー 4 第1血液流路 5 気泡抜きチャンバー 6 血液充満部 7 血液浄化器 10 第2血液流路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】濾過網を備えたドリップチャンバーの濾過
    網よりも下流側に接続された第1血液流路に、気泡抜き
    チャンバーを接続し、該気泡抜きチャンバーの血液充満
    部と血液浄化器とを第2血液流路により接続したことを
    特徴とする血液用回路。
  2. 【請求項2】前記ドリップチャンバーの濾過網よりも下
    流側に気泡抜きチャンバーを一体に形成するとともに、
    両者を第1血液流路により連通させた請求項1に記載の
    血液用回路。
  3. 【請求項3】濾過網を備えたドリップチャンバーの濾過
    網よりも下流側上方に気泡を分離除去できる気泡抜きチ
    ャンバー部分を設け、前記濾過網上方先端よりも下方の
    血液充満部から血液が流出する血液流路を設け、該血液
    流路の下流端を血液浄化器に接続したことを特徴とする
    血液用回路。
JP8099390A 1996-03-27 1996-03-27 血液用回路 Pending JPH09253199A (ja)

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