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JPH09243108A - 空気調和機および空気調和機用室内ユニット - Google Patents

空気調和機および空気調和機用室内ユニット

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Publication number
JPH09243108A
JPH09243108A JP8048788A JP4878896A JPH09243108A JP H09243108 A JPH09243108 A JP H09243108A JP 8048788 A JP8048788 A JP 8048788A JP 4878896 A JP4878896 A JP 4878896A JP H09243108 A JPH09243108 A JP H09243108A
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JP
Japan
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air
indoor
air conditioner
casing
adsorbent
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JP8048788A
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Hirokazu Tanaka
宏和 田中
Etsuo Shibata
悦雄 柴田
Katsuhiro Wakahara
勝広 若原
Zenji Shinobu
善治 信夫
Kenji Yao
健治 八尾
Shoichi Suzuki
正一 鈴木
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】室内空気を利用して暖房運転時に無給水で該室
内空気の加湿ができるとともに、設備工事も容易かつコ
スト的に安価にできるようにし、かつ、湿度調整も必要
な程度にできること。 【解決手段】空気吸入口2と空気吹出口3とが室内空気
通路6を介して連結される本体ケーシング1を有し、暖
房と冷房の運転において空気吸入口2から室内空気通路
6に吸入された室内空気を加熱冷却して空気吹出口3か
ら室内側に吹き出す構造を有し、かつ、本体ケーシング
1には空気中の水分の蓄積放出が吸着体7が充填された
充填ケーシング8を湿度調節手段として配備した構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機にかか
り、より詳しくは、例えばヒートポンプ式の空気調和機
とか、室外ユニットに対して接続パイプで接続される空
気調和機用室内ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】以下図面を参照しながら説明する。図2
8は従来のヒートポンプ式空気調和機の冷凍サイクル図
である。図28において25は圧縮機、26は室内熱交
換器、27は減圧機構、28は室外熱交換器、29は四
方弁である。従来の冷凍サイクルは上記25から29ま
での各構成要素を順次、環状に配管接続し、冷媒を循環
させる構成が基本となっている。一般に上記の冷凍サイ
クルを用いた空気調和機を用いて暖房運転を行うと、室
内空気の加熱に伴いその相対湿度が低下するので、加湿
が必要となってくる。
【0003】このような冷凍サイクルにおいて暖房運転
時における加湿の湿度調整を行うにあたって、従来の技
術1としては例えば「実用空調技術便覧第1版、オーム
社出版」の第45ページに開示されているごとく、前記
空気調和機内に噴霧加湿機や蒸気加湿機を設けたものが
ある。
【0004】また、他の従来の技術2として、特公平7
―43151号公報に記述されているように、除湿、加
湿機を備えた空気調和機があり、この空気調和機では水
の透過を遮断すると共に水蒸気を透過する多孔質材料で
構成された2つの第1、第2熱交換器を連結配管し、循
環経路内を吸放湿性溶液が循環すべく構成されたものも
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術1において
は、噴霧加湿機械とか蒸気加湿機といった加湿機に対し
て随時給水を行う必要があり、使用者にとってはその給
水作業が面倒である。特に夏期では一般的には湿度が高
いうえに、前記空気調和機を用いて冷房運転を行うと相
対湿度が上昇してしまうから、蒸発器として作用するべ
き前記室内熱交換器26の冷却能力が除湿のために用い
られる割合が大きくなり、室内空気の冷却能力に不十分
となってくる場合がある。
【0006】また従来の技術2においては、前記第1、
第2の2つの熱交換器を用いて、第1の熱交換器を暖房
運転時では室内空気を加湿すると、その加湿に用いた水
分を第2交換器を介して外気から補給して第1交換器に
供給するものであるから、第2熱交換器には外気導入の
ために室内と室外とを仕切る壁面にダクトを設置する工
事が必要になって設備工事が大掛かりになるとともに、
空気調和機の室内空気通路内にもう1つの大きな熱交換
器を設ける必要があり温度調節用の送風音が増大する。
【0007】本発明が解決しようとする主たる課題は、
前述したように暖房運転時の加湿調節を室内ユニットと
は別の専用装置を用いて給水しながら行うのではなく、
つまり無給水で加湿調節が可能であり、かつ、前述した
ような吸放湿性溶液を循環させるために外気を導くダク
トといった大掛かりな設備が不要でコストダウンと設備
工事も簡易に済むようにすることにある。
【0008】本発明が解決しようとする他の課題は、室
内空気中の水分を湿度に合わせて蓄積放出することによ
り、暖房運転時の加湿に必要な量の水分が放出されるよ
うにして常に快適な空調が保たれるようにすることにあ
る。
【0009】本発明が解決しようとする他の課題は、暖
房運転時においては室内ユニットだけによる無給水での
加湿が可能である一方で同時に冷房運転時においては簡
単な構造でもって除湿を行えるようにすることにある。
【0010】本発明が解決しようとするさらに他の課題
は、冷却能力に優れ、しかも別途に熱交換器を要するこ
となく、したがって、その熱交換器による湿度調節の際
の送風音もせず静粛に空調動作させられるようにするこ
とにある。
【0011】本発明が解決しようとするさらに他の課題
は、後述の説明を参照することで明らかとなろう。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の空気調和機にお
いては、空気吸入口と空気吹出口とが室内空気通路を介
して連結される本体ケーシングを有し、前記空気吸入口
から前記本体ケーシング内の室内空気通路に吸入された
室内空気を前記空気吹出口から室内側に吹き出す構造を
有し、かつ、前記本体ケーシングに、室内空気の加熱冷
却により空気中に含まれる水分の可逆的な蓄積放出が可
能な湿度調節手段を設けたことを特徴とする構成によっ
て上述した課題を解決している。
【0013】好ましくは、前記湿度調節手段は、前記本
体ケーシングに設けられた充填ケーシング内に空気中の
水分の可逆的な蓄積放出が可能な吸着体が充填されてな
るものである。
【0014】さらに好ましくは、前記充填ケーシングが
前記本体ケーシングの側面に配備されている。
【0015】さらに好ましくは、前記充填ケーシング内
に室内空気循環手段が配備されている。
【0016】さらに好ましくは、前記充填ケーシングに
室外との連絡が可能な通路が形成され、この通路を介し
て室内空気を排出、または室外空気を吸入して前記吸着
体への空気中の水分の蓄積が可能である。
【0017】さらに好ましくは、前記充填ケーシング内
に前記吸着体を加熱して該吸着体から水分を放出させる
加熱手段が配備されている。
【0018】さらに好ましくは、温湿度センサーを有
し、前記温湿度センサーから室内湿度が低い検出出力に
応答して前記加熱手段で前記吸着体を加熱して該吸着体
からの水分の放出量を増加させる。
【0019】本発明の空気調和機用室内ユニットにおい
ては、空気吸入口と空気吹出口とが室内空気通路を介し
て連結される本体ケーシングを有し、前記空気吸入口か
ら前記本体ケーシング内の室内空気通路に吸入された室
内空気を加熱して前記空気吹出口から室内側に吹き出す
構造を有し、かつ、前記本体ケーシングに、室内空気の
加熱冷却により空気中に含まれる水分の可逆的な蓄積放
出が可能な湿度調節手段を設けたことを特徴とする構成
によって上述した課題を解決している。
【0020】好ましくは、前記接続パイプの一部であっ
て前記室外ユニットに接続するための補助パイプが、前
記充填ケーシング内に通されている。
【0021】さらに好ましくは、前記補助パイプが充填
ケーシング内で二股とされ、その二股の両端部がそれぞ
れ異なる側面側に延ばされて配置されている。
【0022】
【発明の実施の形態】以下において、本発明の各実施の
形態に係る空気調和機について図面を参照して詳細に説
明する。なお、各図示中同一ないし対応する部分、要素
には同一の符号を付している。また、本発明の実施の形
態においては、室内ユニットと室外ユニットとにセパレ
ートされたヒートポンプ式の空気調和機について説明さ
れるが、このようなタイプの空気調和機に限定されるも
のではなく、セパレートされない空気調和機例えば窓掛
けタイプの空気調和機などについても同様に実施できる
ものである。
【0023】実施の形態1 図1a,b,cを参照して本発明の実施の形態1に係る
空気調和機について説明する。図1aは、この空気調和
機の一構成要素である室内ユニットを正面から見た斜視
図であり、図1bはその背面図、図1cは図1bのAー
A線に沿う断面図である。また、この空気調和機の室外
ユニットとこれら両ユニットを接続する接続パイプにつ
いての図示は省略されている。これらの図においてこの
室内ユニットは本体ケーシング1を具備する。本体ケー
シング1は背面部分1aと前面部分1bとで構成されて
いる。前面部分1bの上部および前面には空気吸入口2
が、また背面部分1aの下部には空気吹出口3がそれぞ
れ形成され、特にその背面部分1aの後部には図で示さ
れていない多数の通気孔が形成されている。本体ケーシ
ング1の内部には室内空気通路6が形成され、空気吸入
口2と空気吹出口3とは本体ケーシング1内でこの通路
6で連絡されている。空気通路6内には熱交換器4と送
風用ファン5とが介装されている。ここで、本体ケーシ
ング1の背面部分1aの下部には水分を室外側に排出す
るためのドレンホース14aと、フロンガスなどの冷媒
を通すための補助パイプ18とが配備されている。この
補助パイプ18は断熱材18aで囲まれて冷房と暖房の
それぞれの運転に対応した温度の冷媒がそれぞれ通過す
る銅などで作られた冷媒通過パイプ18b,18cで構
成されている。この補助パイプ18についてはさらに詳
しく後述される。
【0024】このような構成の室内ユニットは室内の適
宜場所に配置されて室外ユニットとの協同のもとに、送
風用ファン5の回転駆動に伴い空気吸入口2から室内空
気が吸入され、吸入された室内空気は通路6内の熱交換
器4で熱交換されたうえで空気吹出口3から室内側に吹
出され、これによって室内が空気調和される。この際、
熱交換器4は、暖房運転時には凝縮器として作用し、冷
房運転時には蒸発器として作用する。
【0025】上述のごとき空気調和機においては、本体
ケーシング1の背面部分1aの上部後方位置に、室内空
気を上下あるいは左右方向に流通させる室内空気通路6
を有した代表的にはシリカゲル、またその他として、塩
化カルシウム、塩化リチウム、臭化リチウムなどの潮解
性物質、ジエチレングリコール、トリエチレングリコー
ル、グリセリン、ポリアクリル酸ナトリウム、PVAな
どの水溶性高分子、ベンナイト、セピオライト、ゼオラ
イト、活性アルミナ、ゾノライト、活性炭、モレキュラ
ーシーブスなどの無機系吸湿材、グラフト化されたデン
プン、イソブチレン無水マイレン酸などの水不溶性高分
子吸湿材の単体または混合体などの吸着剤7aからなる
吸着体7が充填された充填ケーシング8が無給水湿度調
節手段として取り付けられ、この充填ケーシング8を備
えたことによって、暖房運転時においては無給水で室内
空気の加湿を可能とした構成となっている。ここで、充
填ケーシング8が本体ケーシング1の背面部分1aの上
部後方位置とされているのは、補助パイプ18とドレン
ホース14aとを充填ケーシング8側から垂直下方に延
ばして背面部分1aの下部後方位置のところでL型に水
平方向に曲げ、その水平部分の端部が図1bでは右側方
向に向けられているが、室内ユニットが設置される壁面
との位置関係で例えば左側方向にその端部を向ける場合
に都合が良いようにされており、これにより空気調和機
の設置工事の便が向上されているのである。
【0026】以上のように構成された本実施の形態1の
空気調和機に備えられた無給水湿度調節手段である充填
ケーシング8の作用について、以下に説明する。冬場は
室内および室外ともに空気が乾燥しているが、空気調和
機運転停止中においては水分は充填ケーシング8内の吸
着体7に吸着蓄積され、その蓄積された水分が空気調和
機暖房運転中に室内ユニットの温度調節用の熱を利用し
て再生されることにより充填ケーシング8内から加湿空
気として室内に放出され室内の加湿を行うことができ
る。また暖房運転停止と同時に室内温度の低下に伴う水
分の飽和度の低下によって室内空気より発生する水分が
吸着体7に吸着されることにより室内に水分が結露する
のが抑制されると共に次期運転中の加湿用水分として蓄
積されることになる。また冷房運転時には充填ケーシン
グ8内を室内空気が流通するだけで除湿が行える簡素な
構成となっているのである。したがって、本実施の形態
1においては、室内ユニット側の室内空気中に含まれる
水分を利用することで無給水で加湿が可能であるから面
倒な給水作業が不要化され、従来の冷房、暖房、除湿の
機能に加えてメンテナンスフリーの加湿機能が加味さ
れ、温度と湿度の両方の制御が可能となり、快適な室環
境空間を実現できるうえ、室内空気の加湿が可能な無給
水湿度調節手段を室内ユニットに一体化したことによ
り、従来のように室外側に室内空気の加湿専用装置を取
り付けたり、その装置専用の壁面へ貫通孔を形成したり
する工事が不要化されることになる結果、空気調和機と
して全体の設備のコストダウンと工事の簡素化、設置工
事の工期短縮化を図れる。
【0027】なお、前記無給水湿度調節手段は、空気調
和機が暖房専用の場合では無給水加湿装置となり、暖房
と冷房兼用の場合では暖房運転時の無給水加湿と冷房運
転時の除湿の兼用装置ともなる。
【0028】実施の形態2 図2を参照して本発明の実施の形態2に係る空気調和機
について説明する。この空気調和機の一構成要素である
室内ユニットにおいては、それを正面から見て前記本体
ケーシング1の左側面位置に室内空気を上下あるいは左
右方向に流通させる室内空気通路6をもった吸着剤7a
からなる吸着体7が充填された充填ケーシング8が無給
水加湿装置として取り付けられて構成されている。無給
水湿度調節手段の冷暖房時の動作原理は実施の形態1に
示した通りであるが、充填ケーシング8が実施の形態1
で示された本体ケーシング1の後方位置から左側面位置
にその取り付け位置が移動させられていることにより、
室内ユニットの奥行きが現状維持されエクステリア(外
観)性に優れた、無給水で加湿と除湿が可能な湿度調節
手段付きの空気調和機を実現できる。より詳しく言う
と、実施の形態2では実施の形態1の作用効果が得られ
るとともに、さらに実施の形態1に比較して室内ユニッ
トの横幅が少し広くなるが、奥行きが現状のつまり充填
ケーシング8を具備しない室内ユニットと同寸法で済む
ことになるから、充填ケーシング8を具備したとしても
壁面に室内ユニットを取り付けた場合に壁面における外
観の見栄えが劣ることがなく違和感がなくて済むものと
なるという作用効果を得られる。
【0029】実施の形態3 図3を参照して本発明の実施の形態3に係る空気調和機
について説明する。この空気調和機の一構成要素である
室内ユニットにおいては、これを正面から見て前記本体
ケーシング1の右側面位置には、室内空気を上下あるい
は左右方向に流通させる室内空気通路6をもった吸着剤
7aからなる吸着体7が充填された充填ケーシング8が
無給水湿度調節手段として取り付けられて構成されてい
る。無給水湿度調節手段の冷暖房時の動作原理は実施の
形態1に示した通りであるが、実施の形態3においては
前記実施の形態の作用効果に加えて、充填ケーシング8
が本体ケーシング1の後方から右側面に移動させられた
ことにより、実施の形態2と同様の作用効果を実現でき
るとともに、室内ユニットの設置場所により水分の吸
着、放出効率のより良い場所に充填ケーシング8を位置
することができるという作用効果が得られる。
【0030】実施の形態4 図4を参照して本発明の実施の形態4に係る空気調和機
について説明する。この空気調和機の一構成要素である
室内ユニットにおいて、前記本体ケーシング1の左右両
側面それぞれの位置に室内空気を上下あるいは左右方向
に流通させる室内空気通路6をもった吸着剤7aからな
る吸着体7が充填された充填ケーシング8が無給水湿度
調節手段としてそれぞれ取り付けられて構成されてい
る。この無給水湿度調節手段の冷暖房時の動作原理は実
施の形態1に示した通りである。実施の形態4では前記
実施の形態の作用効果に加えて、無給水湿度調節手段と
しての充填ケーシング8が本体ケーシング1の左右両側
面に設けられたことにより、実施の形態2,3よりも無
給水による加湿量および冷房運転時の除湿量をさらに向
上させることができるという作用効果が得られる。
【0031】実施の形態5 図5a,bを参照して本発明の実施の形態5に係る空気
調和機について説明する。図5a,bはそれぞれその空
気調和機の一構成要素である室内ユニットの斜視図と背
面図である。この空気調和機の室内ユニットにおいて、
前記本体ケーシング1の後方および左側面それぞれの位
置には、室内空気を上下あるいは左右方向に流通させる
室内空気通路6をもった吸着剤7aからなる吸着体7が
充填された充填ケーシング8が無給水湿度調節手段とし
てそれぞれ取り付けられて構成されている。この無給水
湿度調節手段の冷暖房時の動作原理は実施の形態1に示
した通りであるが、実施の形態1ないし4の作用効果に
加えて、充填ケーシング8が本体ケーシング1の後方お
よび左側面に設けられたことにより、無給水による加湿
量、除湿量をさらに向上させることができるという作用
効果が得られる。
【0032】実施の形態6 図6a,bを参照して本発明の実施の形態6に係る空気
調和機について説明する。図6a,bはその空気調和機
の一構成要素である室内ユニットの斜視図および背面図
である。この空気調和機の室内ユニットにおいて、前記
本体ケーシング1の後方および右側面位置に室内空気を
上下あるいは左右方向に流通させる室内空気通路6をも
った吸着剤7aからなる吸着体7が充填された充填ケー
シング8が無給水湿度調節手段として取り付けられて構
成されている。この無給水湿度調節手段の冷暖房時の動
作原理は実施の形態1に示した通りである。実施の形態
6では前記実施の形態の作用効果に加えて、充填ケーシ
ング8が本体ケーシング1の後方および右側面に設けら
れたことにより、無給水湿度調節手段である充填ケーシ
ング8の無給水による加湿量および冷房運転時の除湿量
をさらに向上させることができるとともに、室内ユニッ
トの設置場所により、水分の吸着放出効率のより良い場
所に充填ケーシング8を位置させられる。
【0033】実施の形態7 図7a,bを参照して本発明の実施の形態7に係る空気
調和機について説明する。図7a,bはその空気調和機
の一構成要素である室内ユニットの斜視図および背面図
である。この空気調和機の室内ユニットにおいて、前記
本体ケーシング1の後方および左右両側面位置に室内空
気を上下あるいは左右方向に流通させる室内空気通路6
をもった吸着剤7aからなる吸着体7が充填された充填
ケーシング8が無給水湿度調節手段として取り付けられ
て構成されている。この無給水湿度調節手段の冷暖房時
の動作原理は実施の形態1に示した通りであるが、実施
の形態7では前記実施の形態の作用効果に加えて、充填
ケーシング8が本体ケーシング1の後方および左右両側
面に設けられたことにより、無給水湿度調節手段の無給
水による加湿量および冷房運転時の除湿量を向上させる
ことができる。
【0034】実施の形態8 図8a,bを参照して本発明の実施の形態8に係る空気
調和機について説明する。図8a,bはその空気調和機
の一構成要素である室内ユニットの断面図および背面図
である。この空気調和機の室内ユニットにおいて、前記
室内空気通路6をもった吸着剤7aからなる吸着体7が
充填された無給水湿度調節手段としての充填ケーシング
8内の上部に図8aでは紙面垂直に長手で図8bで紙面
左右方向に長手の室内空気循環ファン9が設けられた構
成である。この無給水湿度調節手段の冷暖房時の動作原
理は実施の形態1に示した通りであるが、実施の形態8
では前記実施の形態の作用効果に加えて、充填ケーシン
グ8内の上部に室内空気循環ファン9が設けられ、この
ファン9による充填ケーシング8内の吸着体7への送風
作用を用いることにより、前記無給水湿度調節手段の無
給水による加湿量および冷房運転時の除湿量をさらに向
上させることができる。つまり、充填ケーシング8の上
部にある循環ファン9による送風作用で、吸着体7が水
分を吸着放出できる効率が高められ、さらに快適な室内
環境空間を実現できるという作用効果が得られる。
【0035】実施の形態9 図9a,bを参照して本発明の実施の形態9に係る空気
調和機について説明する。図9a,bはその空気調和機
の一構成要素である室内ユニットの断面図および背面図
である。この空気調和機の室内ユニットにおいて、前記
室内空気通路6をもった吸着剤7aからなる吸着体7が
充填された、無給水湿度調節手段としての充填ケーシン
グ8内の中央部に室内空気循環ファン9が設けられた構
成である。この無給水湿度調節手段の冷暖房時の動作原
理は実施の形態1に示した通りであるが、この実施の形
態9では前記実施の形態の作用効果に加えて、実施の形
態8とは異なり、充填ケーシング8内の図で上下方向の
中央部位置に室内空気循環ファン9が設けられたことに
より、循環ファン9の周囲が吸着体7に囲まれるから、
吸着体7に対するファン9による送風作用が向上され、
より水分の吸着放出効率がより高められるという作用効
果が得られる。
【0036】実施の形態10 図10a.bを参照して本発明の実施の形態10に係る
空気調和機について説明する。図10a,bはその空気
調和機の一構成要素である室内ユニットの断面図および
背面図である。この空気調和機の室内ユニットにおい
て、前記室内空気通路6をもった吸着剤7aからなる吸
着体7が充填された、無給水湿度調節手段としての充填
ケーシング8内の下部に室内空気循環ファン9が設けら
れた構成である。この無給水湿度調節手段の冷暖房時の
動作原理は実施の形態1に示した通りである。実施の形
態10では前記実施の形態の作用効果に加えて循環ファ
ン9が下部に設けられたことで、重力作用で下方に来る
水分を、ファン9による送風作用により効率的に吸着体
7に対して吸着放出させることができるという作用効果
が得られる。
【0037】実施の形態11 図11を参照して本発明の実施の形態11に係る空気調
和機について説明する。図11はその空気調和機の一構
成要素である室内ユニットの断面図である。この空気調
和機の室内ユニットにおいて、前記室内空気通路6をも
った吸着剤7aからなる吸着体7が充填された、無給水
湿度調節手段としての充填ケーシング8の後部が筒状に
突出され、その筒状突出部分8a内に室外空気通路10
が形成され、この筒状突出部分8aが壁面30に室外側
に突出貫通されて取り付け可能とされていると共に、室
外空気通路10内に室内空気を室外側に排気させる排気
ファン11およびダンパー12が設けられた構成であ
る。実施の形態11においては前記実施の形態の作用効
果に加えて、暖房時空気調和機運転停止中、または暖房
運転時で室内温度が設定温度に到達し、暖房運転が一時
的に停止されたとき、室内温度が低下してきて室内空気
中の水分の飽和度が低下してくるので、これを利用して
ダンパー12を開け室内空気排気ファン11を駆動させ
室内の空気を換気および排出し、室内空気中の飽和して
きた水分を効率良く吸着剤7aからなる吸着体7に吸着
させて暖房運転再開時での無給水湿度調節手段である充
填ケーシング8の加湿能力を向上させると共に、室内空
気中の水分が飽和度の低下で室内に結露するのを抑制す
ることができる。また冷房時は空気調和機運転中も停止
中もダンパー12を開け室内空気排気ファン11を駆動
させ室内の空気を排出し、除湿能力を向上させることが
できるという作用効果が得られる。
【0038】実施の形態12 図12を参照して本発明の実施の形態12に係る空気調
和機について説明する。図12はその空気調和機の一構
成要素である室内ユニットの断面図である。この空気調
和機の室内ユニットにおいて、前記室内空気通路6をも
った吸着剤7aからなる吸着体7が充填された、無給水
湿度調節手段としての充填ケーシング8の後部が筒状に
突出され、その筒状突出部分8a内に室外空気通路10
が形成され、この筒状突出部分8aが壁面30に室外側
に貫通されて取り付け可能とされていると共に、室外空
気通路10内に室外空気を室内側に吸気する吸気ファン
13およびダンパー12が設けられた構成である。実施
の形態12においては前記実施の形態の作用効果に加え
て、暖房時空気調和機運転停止中にダンパー12を開け
吸気ファン13を駆動して室外の空気を室内側に吸入す
ることによって、室外空気中の水分を効率良く吸着剤7
aからなる吸着体7に吸着可能とさせて、前記無給水湿
度調節手段である充填ケーシング8の加湿能力をより向
上させることができるという作用効果が得られる。
【0039】実施の形態13 図13を参照して本発明の実施の形態13に係る空気調
和機について説明する。図13はその空気調和機の一構
成要素である室内ユニットの断面図である。この空気調
和機の室内ユニットにおいて、前記室内空気通路6をも
った吸着剤7aからなる吸着体7が充填された、無給水
湿度調節手段としての充填ケーシング8に、実施の形態
11、12のような空気通路10を設ける代わりに充填
ケーシング8の下部にジョイント口14が設けられ、こ
のジョイント口14には従来からあるドレンホース14
aとは別に図13では図示していない壁面を貫通して室
外側に一端側が位置するドレンホース14bの他端側を
ジョイントできるような構造としておき、そのジョイン
ト口14付近に室内空気排気ファン11または室外空気
吸気ファン13が設けられている。このような構造の実
施の形態13においては前記実施の形態の作用効果に加
えて、さらに室内空気または室外空気中の水分を効率良
く吸着剤7aからなる吸着体7に吸着させ前記無給水湿
度調節手段である充填ケーシング8の加湿および除湿能
力を向上させることができるという作用効果が得られる
とともに、実施の形態11,12とは異なって壁面30
に充填ケーシング8の筒状突出部分8aの貫通孔を形成
する工事が不要化され、従来からあるドレンホース14
a用の貫通孔をそのまま利用できるからその工事が簡素
化できる。
【0040】実施の形態14 図14a,bを参照して本発明の実施の形態14に係る
空気調和機について説明する。図14a,bはその空気
調和機の一構成要素である室内ユニットの断面図および
背面図である。この空気調和機の室内ユニットにおいて
は、前記室内空気通路6あるいは室外空気通路10をも
った無給水湿度調節手段としての充填ケーシング8内
に、前記吸着剤7aからなる吸着体7を択―的に加熱す
るヒータ等の複数の加熱手段15が設けられている。こ
れら加熱手段15は充填ケーシング8内に図14aで上
下方向に複数個所定間隔この例では一定の間隔毎に、ま
た図14bで左右方向に互いに平行に所定の長さで配備
されて吸着体7が均等にかつ効率的に加熱可能とされて
いる。これら加熱手段15を図示していない駆動手段で
暖房運転時に駆動することにより吸着体7が加熱されて
吸着体7に蓄積された水分の放出効率がさらに向上する
から、その暖房運転時に空調の対象となる空気の加湿を
一層効果的に行うことができることにより前記無給水湿
度調節手段の加湿能力を向上させることができる。
【0041】実施の形態15 図15a,bを参照して本発明の実施の形態15に係る
空気調和機について説明する。図15a,bはその空気
調和機の一構成要素である室内ユニットの断面図および
正面図である。この空気調和機の室内ユニットにおいて
は、実施の形態14と同様の構成で配備されているヒー
タ等の複数の加熱手段15を、それに内蔵されている温
度と湿度の両方の検出が可能な温湿度センサー16と連
動させる、つまり、このセンサー16の出力から空調対
象となる室内空気の温度と湿度とを検出し、暖房運転な
どで室内空気の温度が高いが湿度が低くなっているとい
う検出出力に基づいてその湿度の低い度合いに見合って
加熱手段15による吸着体7の加熱温度を制御して吸着
体7に吸着されている水分をその量を制御しつつ放出さ
せて加湿制御し、冷房運転などで室内空気の温度が低い
が湿度が高くなっているという検出出力に基づいて加熱
手段15による吸着体7の加熱を停止または湿度の高い
度合いに見合って加熱温度を制御して室内空気の除湿制
御を行うように連動させるなどして空気調和機運転中は
常に快適な空調を行うことができる。
【0042】実施の形態16 図16a,bを参照して本発明の実施の形態16に係る
空気調和機について説明する。図16a,bはその空気
調和機の一構成要素である室内ユニットの断面図および
背面図である。この空気調和機の室内ユニットにおいて
は、実施の形態14と同様の構成で配備されているヒー
タ等の複数の加熱手段15を有し、かつこれとは別にこ
の室内ユニットと図示していない室外ユニットとを接続
している接続パイプ17の室内ユニット側部分である補
助パイプ18が、前記充填ケーシング8内に通されて構
成されている。この構成によって、暖房運転時にはその
室内温度調節調用の冷媒熱をその補助パイプ18を介し
て吸着体7に導いてその吸着体7に蓄積された水分の放
出効率を向上させて無給水湿度調節手段の加湿能力をさ
らに向上させることができる。また冷房運転時には補助
パイプ18の冷媒により冷却された吸着体7が室内空気
より吸湿して室内空気の除湿能力をより向上させること
ができる。
【0043】実施の形態17 図17a,bを参照して本発明の実施の形態17に係る
空気調和機について説明する。図17a,bはその空気
調和機の一構成要素である室内ユニットの背面図であ
る。この空気調和機の室内ユニットにおいて前記充填ケ
ーシング8内に通されている補助パイプ18が途中で図
17aのようにチーズ管19あるいは図17bのように
分岐管20を用いて二股とされ、その二股の先端が空気
調和機の室内ユニットの左右両端にそれぞれフレアジョ
イント口21とされて設けられることにより、補助パイ
プ18と接続パイプ(図示せず)とが空気調和機の室内
ユニットの設置場所にあわせて左右どちら側からでも容
易に接続可能とすることにより、設置工事の簡素化を図
ることができる。詳しく説明すると、室内ユニットと室
外ユニットとを連結する前記接続パイプの挿通用に壁面
に形成された貫通孔の位置とか、室内ユニットの配置位
置などによっては、補助パイプ18の二股端部つまり前
記両フレアジョイント口21の一方側を接続パイプに接
続して室内ユニットと室外ユニットとを接続し、他方の
フレアジョイント口をふさぐことで室内ユニットの設置
場所に合わせてその工事ができることになりたいへん便
利である。なお、図17で示されている補助パイプ18
は簡略化されて示されている。また、補助パイプ18は
チーズ管とは分岐管などで二股とされているが、当初か
ら二股構造のものとすればチーズ管とか分岐管は不要で
ある。なお、このように補助パイプ18が二股構造とさ
れるのは、補助パイプ18が実施の形態16のように充
填ケーシング8内を通されて固定化されていてそれの端
部を任意に移動させることができず、したがって、予め
補助パイプ18を途中で分岐してそれの分岐両端部を室
外ユニットの背部下方の左右方向に、配置しておく必要
があるからである。
【0044】実施の形態18 図18a,b,cを参照して本発明の実施の形態18に
係る空気調和機について説明する。図18aは補助パイ
プ18が溶接された上下左右対称構造の熱交換器4の斜
視図であり、図18b,cはこの熱交換器4を備えた、
空気調和機の一構成要素である室内ユニットの斜視図で
あって、熱交換器4はその室内ユニットの本体ケーシン
グ1の背面部分1aに取り付けられている。この熱交換
器4は補助パイプ18が溶接された後の形状が上下左右
対称構造とされてあるから、空気調和機の室内ユニット
の設置場所にあわせて、図18bのように補助パイプ1
8の先端側が図で左側または図18cのように補助パイ
プ18の先端側が図で右側というように左右反転させて
組み込むことができることにより、前記接続パイプ17
と補助パイプ18とが左右どちら側からでも容易に接続
できることにより室内ユニットの壁面への設置工事の簡
素化を図ることができる。
【0045】実施の形態19 図19a,bを参照して本発明の実施の形態19に係る
空気調和機について説明する。図19a,bはその空気
調和機の一構成要素である室内ユニットの正面図および
背面図である。図19aではこの室内ユニットの本体ケ
ーシング1の前面部分1bが示されず、その本体ケーシ
ング1の背面部分1aに形成された空気吹出口3と、こ
れに取り付けられている熱交換器4と、この熱交換器4
近傍に配備されている温湿度センサー16とが示され、
図19bではこの室内ユニットの背面側に取り付られて
いる充填ケーシング8と、この内部に充填されている吸
着体7と、この吸着体7内に通されている実施の形態1
7と同様の構成で同様の作用効果がか得られる補助パイ
プ18と、これの両端におけるフレアジョイント口21
とが示されている。そして空気調和機の運転制御を前記
実施の形態15と同様に温湿度センサー16と連動させ
ることにより、実施の形態15と同様にして空気調和機
運転中は常に快適な空気調和を行うことができる。
【0046】実施の形態20 図20を参照して本発明の実施の形態20に係る空気調
和機について説明する。図20はその空気調和機の一構
成要素である室内ユニットの断面図である。この空気調
和機の室内ユニットにおいて、充填ケーシング8内に吸
着剤7aからなる吸着体7を充填するにあたり、空気通
路の形成に好適な粒子径として所定の範囲好ましくは2
mmから5mmまでの範囲位の粒子状とされたシリカゲ
ルなどの吸着剤7aを前記充填ケーシング8内に直接投
入し、ある程度の空隙率をもたせて可能な限り充填する
ことにより、吸着媒体である水を少しでも多く吸着ある
いは放出することができるようしたことにより、空調対
象となる空気の加湿および除湿をより効果的に行うこと
ができる。
【0047】実施の形態21 図21a,bを参照して本発明の実施の形態21に係る
空気調和機について説明する。図21aは無給水湿度調
節手段を構成する充填ケーシング8内に充填される吸着
剤7aを吸い込ませたスポンジ等の海綿状体22からな
る吸着体7の外観図であり、図21bはその空気調和機
の一構成要素である室内ユニットの断面図である。この
空気調和機の室内ユニットにおいては、充填ケーシング
8内に吸着剤7aからなる吸着体7を充填するにあた
り、液状の吸着剤7aがスポンジ等の海綿状体22に吸
い込ませられて図21aの吸着体7とされ、充填ケーシ
ング8にはこの吸着体7が挿入充填されることにより吸
着体7の充填ケーシング8ヘの挿入が容易化されて充填
ケーシング8のセッティング作業が容易化されることに
加えて、吸着体7の空隙率のばらつきが抑えられること
ができることにより安定した加湿、除湿が可能となる。
つまり吸着体7の空隙率がばらついていると、充填ケー
シング8内に充填される吸着体7が量的に一定しなくな
るうえ吸着体7内に空気通路が全く無くなったりあるい
は大きすぎたりして結果としては水分の吸湿量、放出量
も一定しなくなり加湿とか除湿の効果が不安定化する
が、この実施の形態21ではそのことが効果的に防止で
きることになる。
【0048】実施の形態22 図22a,bを参照して本発明の実施の形態22に係る
空気調和機について説明する。図22aは無給水湿度調
節手段を構成する充填ケーシング8に充填する吸着剤7
8を焼結させて網状23とし、網状23を何枚も重ねて
吸着体7とした物の外観図であり、図22bはその空気
調和機の一構成要素である室内ユニットの断面図であ
る。この空気調和機の室内ユニットにおいて、充填ケー
シング8内に吸着剤7aからなる吸着体7を充填するに
あたり、吸着剤7aを焼結して網状23とし、この網状
23を何枚も重ねて吸着体7として充填することにより
吸着体7の充填ケーシング8への挿入を容易にするに加
えて、吸着体7の空隙率のばらつきを抑えることができ
る。その結果、実施の形態22においては実施の形態2
1と同様の作用効果が得られることになる。
【0049】実施の形態23 図23a,bを参照して本発明の実施の形態23に係る
空気調和機について説明する。図23aは無給水湿度調
節手段を構成する充填ケーシング8に充填する吸着剤7
aを段ボール24のように空間をあけて重ね合わせたよ
うな紙状のものに塗布し、何枚も重ねて吸着体7とした
ものの外観図であり、図23bはその空気調和機の一構
成要素である室内ユニットの断面図である。この空気調
和機の室内ユニットにおいて、充填ケーシング8内に吸
着剤7aからなる吸着体7を充填するにあたり、吸着剤
7aを段ボール24のように空間をあけて重ね合わせた
ような紙状のものに塗布し、何枚も重ねて吸着体7とし
て充填することにより吸着体7の充填ケーシング8ヘの
挿入を容易にするに加えて、吸着体7の空隙率のばらつ
きを抑えることができる。この実施の形態23において
も実施の形態21の作用効果が得られる。
【0050】実施の形態24 図24a,bを参照して本発明の実施の形態24に係る
空気調和機について説明する。図24a,bはその空気
調和機の一構成要素である室内ユニットの断面図および
正面図である。この空気調和機の室内ユニットにおい
て、実施の形態20から23までの吸着体7を実施の形
態1から実施の形態19のように充填ケーシング8内に
充填するのではなく、吸着体7を室内空気通路6内に設
置された熱交換器4の背面の略全体にわたって均等な厚
さで配置し、熱交換器4から伝わる熱および熱交換器4
で熱交換された空気により可逆的に水分を吸着、放出す
る加湿、除湿手法を空気調和機の室内ユニットに内蔵し
ている。この結果、この吸着体7は位置的には送風用フ
ァン5と対面していることになるからその水分の吸着、
放出の作用効果が送風用ファン5からの送風作用でさら
に助長されることになり、送風用ファン5が本来の送風
作用と、吸着体7に対する送風作用という2つの作用で
共用化されることが可能となり無給水湿度調節手段専用
の送風機構の省略化が可能となり装置の小型化の促進を
図れるという作用効果が得られる。これに加えて、さら
に交換器4の通過後の流通空気によって当該室内ユニッ
トの熱交換器4は暖房運転時においてはより高温に、冷
房運転時はより低温にそれぞれ維持され、その結果、暖
房運転時での加湿能力、冷房運転時の除湿能力の向上し
た運転が可能となるとともに、空気調和機本体の構造的
な仕様の変更を極力少なくしてよりコンパクトな構成が
可能となる。
【0051】実施の形態25 図25を参照して本発明の実施の形態25に係る空気調
和機について説明する。図25はその空気調和機の一構
成要素である室内ユニットの断面図である。この空気調
和機の室内ユニットにおいて、実施の形態20から23
までの吸着体7を実施の形態1から実施の形態19のよ
うに充填ケーシング8内に充填するのではなく、吸着体
7を室内空気通路6内のすべての部分に配置あるいは埋
め込み、可逆的に水分を吸着、放出する加湿、除湿手法
を空気調和機の室内ユニットに内蔵している。その結
果、実施の形態25においても実施の形態24と同様に
送風用ファン5の共用化が可能となり無給水湿度調節手
段専用の送風機構が省略化が可能となり装置の小型化の
促進が図れるという作用効果が得られる。これに加え
て、さらに交換器4の通過後の流通空気によって当該室
内ユニットの熱交換器4は暖房運転時においてはより高
温に、冷房運転時はより低温にそれぞれ維持され、その
結果、暖房運転時での加湿能力、冷房運転時の除湿能力
の向上した運転が可能となるとともに、空気調和機本体
の構造的な仕様の変更を極力少なくしてよりコンパクト
な構成が可能となる。
【0052】実施の形態26 図26を参照して本発明の実施の形態26に係る空気調
和機について説明する。図26はその空気調和機の一構
成要素である室内ユニットの断面図である。この空気調
和機の室内ユニットにおいて、実施の形態20から23
までの吸着体7を実施の形態1から実施の形態19のよ
うに充填ケーシング8内に充填するのではなく、吸着剤
7aを室内空気通路6内のすべての部分に塗布し、可逆
的に水分を吸着、放出する加湿、除湿手法を空気調和機
の室内ユニットに内蔵している。その結果、実施の形態
26においても実施の形態24と同様に送風用ファン5
の共用化が可能となり無給水湿度調節手段専用の送風機
構が省略化が可能となり装置の小型化の促進が図れると
いう作用効果が得られることになる。これに加えて、さ
らに交換器4の通過後の流通空気によって当該室内ユニ
ットの熱交換器4は暖房運転時においてはより高温に、
冷房運転時はより低温にそれぞれ維持され、その結果、
暖房運転時での加湿能力、冷房運転時の除湿能力の向上
した運転が可能となるとともに、空気調和機本体の構造
的な仕様の変更を極力少なくしてよりコンパクトな構成
が可能となる。
【0053】実施の形態27 図27を参照して本発明の実施の形態27に係る空気調
和機について説明する。図27はその空気調和機の一構
成要素である室内ユニットの断面図である。この空気調
和機の室内ユニットにおいて、実施の形態20から23
までの吸着体7を実施の形態1から19までのように充
填ケーシング8内に充填するのではなく、室内空気通路
6を構成するすべての部品(例えば送風用ファン5、キ
ャビネット31、縦ルーバー32、横ルテバー33、ド
レンパン34等)を可逆的に水分を吸着、放出する機能
をもった樹脂で構成した空気調和機の室内ユニットであ
る。その結果、実施の形態27においても実施の形態2
4と同様にして送風用ファン5の共用化が可能となり無
給水湿度調節手段専用の送風機構が省略化が可能となり
装置の小型化の促進が図れるという作用効果が得られる
ことになる。これに加えて、さらに交換器4の通過後の
流通空気によって当該室内ユニットの熱交換器4は暖房
運転時においてはより高温に、冷房運転時はより低温に
それぞれ維持され、その結果、暖房運転時での加湿能
力、冷房運転時の除湿能力の向上した運転が可能となる
とともに、空気調和機本体の構造的な仕様の変更を極力
少なくしてよりコンパクトな構成が可能となる。
【0054】
【発明の効果】上述したことから明らかなように本発明
においては次の効果を奏することができる。
【0055】請求項1の効果 空気吸入口と空気吹出口とが室内空気通路を介して連結
される本体ケーシングを有し、前記運転において前記空
気吸入口から前記本体ケーシング内の室内空気通路に吸
入された室内空気を加熱して前記空気吹出口から室内側
に吹き出す構造を有し、かつ、前記本体ケーシングに、
室内空気の加熱冷却により空気中に含まれる水分の可逆
的な蓄積放出が可能な湿度調節手段を設けたことから、
無給水で室内空気の加湿が可能となった結果、従来の技
術1のように加湿に用いられる給水専用の設備が不要で
あると同時に、室内側にある湿度調節手段で室内空気の
加湿が可能となった結果、従来の技術2のように外気ダ
クトを設けたるめに壁面に大きな開口をあける工事が不
要となり工事の簡素化でその経済的波及効果は大きくな
る。また、室内側だけで室内空気の加湿ができるから暖
房機能にメンテナンスフリーの加湿機能が加味されて温
度と湿度との両方の制御のもとに快適な室内環境空間が
実現化可能となる。
【0056】請求項2の効果 前記湿度調節手段が、前記本体ケーシングに設けられた
充填ケーシング内に空気中の水分の可逆的な蓄積放出が
可能な吸着剤が充填されたものとしたから、構造的に簡
単で安価なものとなり、空気調和機としてのコストの軽
減に寄与するところ大である。
【0057】請求項3の効果 前記充填ケーシングが前記本体ケーシングの側面に配備
されていることから、充填ケーシングを本体ケーシング
に配備しても、充填ケーシングが無い通常の空気調和機
と比較してその奥行きが同寸法で済み充填ケーシングを
配備したことによる外観上の違和感が無い。また、充填
ケーシングを本体ケーシングの側面に配備すれば、本体
ケーシングの後面側にも充填ケーシングを配備できるか
ら、無給水による加湿量、除湿量を増大させる場合には
都合がよい。
【0058】請求項4の効果 前記充填ケーシング内に室内空気循環手段が配備されて
いることから、充填ケーシング内の吸着体への水分の吸
着量、放出量を効率的に増大させられ、その結果、前記
加湿、除湿効果を高められ、さらに快適な室内環境空間
の実現化に寄与できる。
【0059】請求項5の効果 前記充填ケーシングに室外との連絡が可能な通路が形成
され、この通路を介して室内外の空気の排出吸入が可能
なことから、室内空気中の水分を効率的に吸着体に吸着
させるとともに、暖房運転中の室内の結露の防止と加湿
能力の向上と冷房運転中の除湿能力の向上が可能とな
る。
【0060】請求項6の効果 前記充填ケーシング内に前記吸着体を加熱して該吸着体
から水分を放出させる加熱手段が配備されていることか
ら、この加熱手段で吸着体を加熱することで暖房運転時
での空気調和の対象となる空気の可能を一層、効果的に
行うことができる。
【0061】請求項7の効果 温湿度センサーを有し、前記温湿度センサーから室内湿
度が低い検出出力に応答して前記加熱手段で前記吸着体
を加熱して該吸着体からの水分の放出量を増加させるか
ら、吸着体の加熱程度を制御して室内空気を必要な程度
に可能でき、快適な室内環境空間が実現できる。
【0062】請求項8の効果 室外ユニットに対して接続パイプで接続される空気調和
機用室内ユニットにおいて、空気吸入口と空気吹出口と
が室内空気通路を介して連結される本体ケーシングを有
し、前記空気吸入口から前記本体ケーシング内の室内空
気通路に吸入された室内空気を加熱して前記空気吹出口
から室内側に吹き出す構造を有し、かつ、前記本体ケー
シングに、室内空気の加熱冷却により空気中に含まれる
水分の可逆的な蓄積放出が可能な湿度調節手段を設けた
ことから、無給水で室内空気の加湿が可能となった結
果、従来の技術1のように加湿に用いられる給水専用の
設備が不要であると同時に、室内側にある湿度調節手段
で室内空気の加湿が可能となった結果、従来の技術2の
ように外気ダクトを設けたるめに壁面に大きな開口をあ
ける工事が不要となり工事の簡素化でその経済的波及効
果は大きくなる。また、室内側だけで室内空気の加湿が
できるから暖房機能にメンテナンスフリーの加湿機能が
加味されて温度と湿度との両方の制御のもとに快適な室
内環境空間が実現化可能となる。
【0063】請求項9の効果 前記接続パイプの一部であって前記室外ユニットに接続
するための補助パイプが前記充填ケーシング内に通され
ていることから、暖房運転時の補助パイプ内の冷媒によ
る熱を利用して吸着体からの水分の放出効率を高めるこ
とができる。
【0064】請求項10の効果 前記補助パイプが充填ケーシング内で二股とされ、その
二股の両端部がそれぞれ異なる側面側に延ばされて配置
されていることから、補助パイプを室外ユニットとの接
続のための接続パイプとの接続において室内ユニットの
設置場所に合わせて左右どちら側からでも容易にその接
続が可能となり室内ユニットの設置工事の簡素化が可能
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の空気調和機にかかり、
図1aはそれの室内ユニットの斜視図、図1bはそれの
背面図、図1cは図1bのAーA線に沿う断面図。
【図2】本発明の実施の形態2の空気調和機の室内ユニ
ットの斜視図。
【図3】本発明の実施の形態3の空気調和機の室内ユニ
ットの斜視図。
【図4】本発明の実施の形態4の空気調和機の室内ユニ
ットの斜視図。
【図5】本発明の実施の形態5の空気調和機の室内ユニ
ットにかかり、図5aはその斜視図、図5bはその背面
図。
【図6】本発明の実施の形態6の空気調和機にかかり、
図6aはその室内ユニットの斜視図、図6bはその背面
図。
【図7】本発明の実施の形態7の空気調和機にかかり、
図7aはその室内ユニットの斜視図、図7bはその背面
図。
【図8】本発明の実施の形態8の空気調和機にかかり、
図8aはその室内ユニットの断面図、図8bはその背面
図。
【図9】本発明の実施の形態9の空気調和機にかかり、
図9aはその室内ユニットの断面図、図9bはその背面
図。
【図10】本発明の実施の形態10の空気調和機にかか
り、図10aはその室内ユニットの断面図、図10bは
その背面図。
【図11】本発明の実施の形態11の空気調和機の室内
ユニットの断面図。
【図12】本発明の実施の形態12の空気調和機の室内
ユニットの断面図。
【図13】本発明の実施の形態13の空気調和機の室内
ユニットの断面図。
【図14】本発明の実施の形態14の空気調和機にかか
り、図14aはその室内ユニットの断面図、図14bは
その背面図。
【図15】本発明の実施の形態15の空気調和機にかか
り、図15aはその室内ユニットの断面図、図15bは
その正面図。
【図16】本発明の実施の形態16の空気調和機にかか
り、図16aはその室内ユニットの断面図、図16bは
その背面図。
【図17】本発明の実施の形態17の空気調和機にかか
り、図17aはチーズ管で補助パイプを二股化した場合
の、図17bは分岐管で補助パイプを二股化した場合の
背面図。
【図18】本発明の実施の形態18の空気調和機にかか
り、図18aは熱交換器に補助パイプを接続した斜視
図、図18bはその熱交換器を一方側に向けて配置、図
18cはその熱交換器を他方側に向けて配置した場合の
斜視図。
【図19】本発明の実施の形態19の空気調和機にかか
り、図19aはその室内ユニットの正面図、図19bは
その背面図。
【図20】本発明の実施の形態20の空気調和機の室内
ユニットの断面図。
【図21】本発明の実施の形態21の空気調和機にかか
り、図21aは吸着体の斜視図、図21bはそれを有す
る充填ケーシングが設けられた室内ユニットの断面図。
【図22】本発明の実施の形態22の空気調和機にかか
り、図22aは吸着体の斜視図、図22bはそれを有す
る充填ケーシングが設けられた室内ユニットの断面図。
【図23】本発明の実施の形態23の空気調和機にかか
り、図23aは吸着体の斜視図、図23bはそれを有す
る充填ケーシングが設けられた室内ユニットの断面図。
【図24】本発明の実施の形態24の空気調和機にかか
り、図24aはそれの断面図、図24bはそれの正面
図。
【図25】本発明の実施の形態25の空気調和機の室内
ユニットの断面図。
【図26】本発明の実施の形態26の空気調和機の室内
ユニットの断面図。
【図27】本発明の実施の形態27の空気調和機の室内
ユニットの断面図。
【図28】従来の空気調和機の冷凍サイクル図である。
【符号の説明】
1:本体ケーシング 2:空気吸入口 3:空気吹出口 4:熱交換器 5:送風用ファン 6:室内空気通路 7a:吸着剤 7:吸着体 8:充填ケーシング 9:室内空気循環ファン 10:室外空気通路 11:室内空気排気ファン 12:ダンパー 13:室外空気吸気ファン 14a:ドレンホース 14:ジョイント口 15:ヒータ(加熱手段) 18:補助パイプ 19:チーズ管 20:分岐管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 信夫 善治 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 八尾 健治 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 鈴木 正一 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】空気吸入口と空気吹出口とが室内空気通路
    を介して連結される本体ケーシングを有し、前記空気吸
    入口から前記本体ケーシング内の室内空気通路に吸入さ
    れた室内空気を前記空気吹出口から室内側に吹き出す構
    造を有し、かつ、前記本体ケーシングに、室内空気の加
    熱冷却により空気中に含まれる水分の可逆的な蓄積放出
    が可能な湿度調節手段を設けたことを特徴とする空気調
    和機。
  2. 【請求項2】前記湿度調節手段は、前記本体ケーシング
    に設けられた充填ケーシング内に空気中の水分の可逆的
    な蓄積放出が可能な吸着体が充填されてなるものである
    ことを特徴とする請求項1記載の空気調和機。
  3. 【請求項3】前記充填ケーシングが前記本体ケーシング
    の側面に配備されていることを特徴とする請求項2記載
    の空気調和機。
  4. 【請求項4】前記充填ケーシング内に室内空気循環手段
    が配備されていることを特徴とする請求項2または3記
    載の空気調和機。
  5. 【請求項5】前記充填ケーシングに室外との連絡が可能
    な通路が形成され、この通路を介して室内空気を排出、
    または室外空気を吸入して前記吸着体への空気中の水分
    の蓄積が可能なことを特徴とする請求項2ないし4いず
    れか記載の空気調和機。
  6. 【請求項6】前記充填ケーシング内に前記吸着体を加熱
    して該吸着体から水分を放出させる加熱手段が配備され
    ていることを特徴とする請求項2ないし5いずれか記載
    の空気調和機。
  7. 【請求項7】温湿度センサーを有し、前記温湿度センサ
    ーから室内湿度が低い検出出力に応答して前記加熱手段
    で前記吸着体を加熱して該吸着体からの水分の放出量を
    増加させることを特徴とする請求項6記載の空気調和
    機。
  8. 【請求項8】室外ユニットに対して接続パイプで接続さ
    れる空気調和機用室内ユニットにおいて、空気吸入口と
    空気吹出口とが室内空気通路を介して連結される本体ケ
    ーシングを有し、前記空気吸入口から前記本体ケーシン
    グ内の室内空気通路に吸入された室内空気を加熱して前
    記空気吹出口から室内側に吹き出す構造を有し、かつ、
    前記本体ケーシングに、室内空気の加熱冷却により空気
    中に含まれる水分の可逆的な蓄積放出が可能な湿度調節
    手段を設けたことを特徴とする空気調和機用室内ユニッ
    ト。
  9. 【請求項9】前記接続パイプの一部であって前記室外ユ
    ニットに接続するための補助パイプが、前記充填ケーシ
    ング内に通されていることを特徴とする請求項8記載の
    空気調和機用室内ユニット。
  10. 【請求項10】前記補助パイプが充填ケーシング内で二
    股とされ、その二股の両端部がそれぞれ異なる側面側に
    延ばされて配置されていることを特徴とする請求項9記
    載の空気調和機用室内ユニット。
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CN106440049A (zh) * 2016-10-31 2017-02-22 广东美的制冷设备有限公司 一种无水加湿空调及加湿方法

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