JPH09224906A - 内視鏡 - Google Patents
内視鏡Info
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- JPH09224906A JPH09224906A JP8039739A JP3973996A JPH09224906A JP H09224906 A JPH09224906 A JP H09224906A JP 8039739 A JP8039739 A JP 8039739A JP 3973996 A JP3973996 A JP 3973996A JP H09224906 A JPH09224906 A JP H09224906A
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Abstract
なっても、すぐに別の電源を用いて検査を再開できる操
作性の良い内視鏡を提供する。 【解決手段】 内視鏡本体2内に挿通され、照明光を導
光するライトガイドファイバの後端は操作部8から突設
されたライトガイド口金10に固着され、このライトガ
イド口金10にはランプホルダ24が装着されるランプ
ユニット3が着脱自在で接続され、このランプユニット
3の底部のコンセントには非充電式バッテリユニット
4、充電式バッテリユニット26等種々の電源を選択的
に接続可能とする電源供給手段が形成されている。例え
ば非充電式バッテリユニット4を接続して内視鏡検査中
に、その非充電式バッテリの起電力が低下しても、他の
電源に直ちに交換して内視鏡検査を続行することができ
る。
Description
段を有する内視鏡に関する。
れるようになった内視鏡は、診断或いは検査対象部位は
生体、プラント等の内部であるので、照明する手段が必
要であり、一般的に内視鏡外部の光源装置内のランプか
らの照明光を内視鏡に設けたライトガイドファイバで導
光し、この導光した照明光を挿入部の先端側の照明窓か
ら出射し、診断或いは検査対象部位を照明する構成とな
っている。
供給される電源を利用して光源装置内部のランプを発光
させる。これに対し、例えば実開昭56ー59005号
公報ではバッテリを内蔵した小型の光源装置を硬性内視
鏡の手元操作部に直接取付けるようにした硬性内視鏡を
開示している。このようにバッテリを用いたバッテリ駆
動式光源を採用した内視鏡は携帯性に優れている。
56ー59005号公報は電源に蓄電池を使用している
が、検査中に蓄電池の起電力が無くなった場合は、充電
された蓄電池に交換しないとすぐには、ランプを点灯さ
せる手段がなくなってしまうために、検査をその時点で
中止せざるを得ない状況になってしまうことがあった。
を採用した内視鏡ではバッテリの起電力が無くなった時
には長時間かけて充電しなければならず、検査をすぐに
再開する事ができない。従って、この様な事態に備え
て、あらかじめ充電しておいた同じバッテリを予備に用
意しておく必要があった。
にはできない構造になっており、交換に手間がかかる欠
点があった。また、充電式でない乾電池で光源を駆動す
る光源を採用した内視鏡では、一般的に充電式の場合よ
りも容量が小さいため、検査時間が短い場合には便利で
あるが、検査時間が長くなる場合には同じ乾電池を多数
用意し、かつ頻繁に交換することが必要になってしまう
という欠点がある。
源が、一種類のみであるので、充電式電池、乾電池、既
設のコンセントの中からその環境、時々によって選択し
て使用するようなことが出来なかった。
で、内視鏡検査の環境等に応じて、駆動電源を選択で
き、かつバッテリを採用した場合にその起電力が無くな
っても、すぐに別の電源を用いて検査を再開できる操作
性の良い内視鏡を提供することを目的とする。
光するライトガイドファイバを設け、かつライトガイド
ファイバの光入射端部に照明ランプユニットを設けると
共に、照明ランプを点灯させる複数種の電源供給手段を
接続自在に設けることにより、使用する環境等に応じて
電源を選択して使用でき、かつバッテリを用いてその起
電力がなくなった場合にも、別の電源ですぐに検査を再
開できる。
実施の形態に係り、図1は第1の実施の形態の内視鏡の
主要な構成を示し、図2は種々の電源供給手段で使用可
能な第1の実施の形態の内視鏡の全体構成を示し、図3
は図1のバッテリ型光源の構造を示し、図4は図3のバ
ッテリ型光源におけるランプユニットに着脱自在のラン
プホルダ24の機能を示し、図5はランプホルダの機能
を展開図で示し、図6は防水アダプタを装着することに
よって、ランプユニットは消毒等が可能な構造であるこ
とを示す説明図である。
と、この内視鏡本体2に着脱自在で接続されるランプユ
ニット3及びこのランプユニット3に着脱自在で乾電池
を内蔵した乾電池式或いは非充電式バッテリユニット4
からなるバッテリ型光源5と、ランプユニット3の接続
と選択して(前記内視鏡本体2に着脱自在で)接続され
るライトガイドケーブル6とを有している。
この挿入部7の後端に形成された操作部8と、この操作
部8の後端に形成された接眼部9と、操作部8から突設
されたライトガイド口金10とからなり、このライトガ
イド口金10の端部にランプユニット3の接続口金11
を着脱自在で接続できる。
12と、この先端部12の後端に形成され、湾曲自在の
湾曲部13と、湾曲部13の後端から操作部8の前端ま
で形成された可撓性を有する可撓部14とからなる。
後端側に湾曲操作レバー16が設けてあり、この湾曲操
作レバー16を回動する操作することにより湾曲部13
を湾曲することができる。また、この操作部8には吸引
を行う吸引ボタン17と、この吸引ボタン17の基端付
近から突出するように吸引口金18とが設けてあり、吸
引口金18は図示しないチューブを介して吸引装置に接
続され、吸引ボタン17を操作することにより吸引チャ
ンネルに連通する吸引口金18を介して体液などを吸引
することができる。
置具を挿入する鉗子挿入口19が形成され、この鉗子挿
入口19は内部で吸引チャンネルに連通している。この
鉗子挿入口19には通常鉗子栓20が取付けられてい
る。
するライトガイドファイバが挿通され、このライトガイ
ドファイバは操作部8を経てその後端がライトガイド口
金10内で固定され、図1に示すようにこのライトガイ
ド口金10にランプユニット3に接続することにより、
ランプユニット3内部に装着されるランプ41を発光さ
せた場合には、このランプ41からの照明光がライトガ
イド口金10のライトガイドファイバの光入射端面に供
給される。供給された照明光はライトガイドファイバに
より導光され、先端部12の照明窓に固定された先端
面、つまり光出射端面から前方に出射され、患部などの
被写体を照明する。
窓に取り付けた対物レンズによりその結像位置に光学像
を結ぶ。この結像位置にはイメージガイドファイバの先
端面が配置され、結像された光学像を接眼部9側の端面
に伝送する。伝送された光学像は接眼部9の接眼窓に取
り付けられた接眼レンズを介して拡大観察することがで
きる。
は通気口金21が突設されており、この通気口金21か
ら内視鏡本体2内部に空気を送ることができ、内視鏡本
体2の水漏れの検査を行うことができるようにしてい
る。
0にはライトガイドファイバが挿通されたライトガイド
ケーブル6の前端の接続口金22を接続することができ
る。そして、このライトガイドケーブル6の後端のライ
トガイドコネクタ23を、図示しない既存の光源装置に
接続することによって、既存の光源装置内部のランプか
ら照明光が供給され、ライトガイドケーブル6内のライ
トガイドファイバを介して導光し、内視鏡本体2側のラ
イトガイドファイバに導光した照明光を供給できるよう
にしている。
金11を設けたランプユニット3はほぼ円柱形状で、そ
の上部側側面には貫通孔を設けて一方の開口端側には接
続口金11を固定し、他方の開口端からランプ41を取
り付けたランプホルダ24を装着できるようにしてい
る。
1に示す非充電式バッテリユニット4を着脱自在で装着
できる他に、図2に示すように(内部に充電式バッテリ
を内蔵した)充電式バッテリユニット26、プラグユニ
ット27に給電線を介して充電式バッテリ28が接続さ
れて構成された充電式バッテリユニット29、プラグユ
ニット27に給電線を介してACアダプタ本体30が接
続されて構成されたACアダプタユニット31、プラグ
ユニット27に給電線を介して自動車電源用アダプタ3
2が接続され、さらにこの自動車電源用アダプタ32に
自動車のバッテリに接続する、例えばシガレットライタ
用接続部33を設けた自動車電源用アダプタユニット3
4等を選択的に取り付けることができるようにしてい
る。
選択してランプユニット3に接続して、その光源として
のランプ41を発光させる電源供給手段を形成し、内視
鏡検査を行う環境などに応じてそれに適した電源を使用
したり、術者の好みなどに応じて使い易い電源で使用し
たり、またバッテリを使用してその起電力が低下した場
合にも別の電源に交換することにより内視鏡検査を直ち
に再開あるいは続行することができるようにしている。
29はそのプラグ部或いはプラグユニットをランプユニ
ット3の底部のコンセント47に接続することにより電
源を供給し、その起電力が低下した場合には図示しない
充電用アダプタを介して商用電源のACコンセントに接
続することにより充電できる。充電式バッテリユニット
26等に充電用のアダプタ機能を付加しても良い。
充電式バッテリユニット4を接続したバッテリ型光源5
の詳しい構造を示す。ランプユニット3はランプ41の
発熱にも耐え得る絶縁部材で形成され、このランプユニ
ット3には貫通孔によりランプホルダ24を収納する収
納部25が形成され、この収納部25の一方の開口端に
は集光レンズ36を水密的に取り付けたレンズ枠37を
接着剤等で水密的に固着し、このレンズ枠37の外側に
内視鏡本体2側のライトガイド口金10に螺合により着
脱自在で接続するための接続口金11が抜け止めして回
転自在に取り付けてある。
が規制され、後方側(図3で左方向)に伸長する付勢力
が作用するようにして、弾性を有すると共に、導電性も
有するコイルバネ38が収納され、このコイルバネ38
の付勢力に抗して収納部25の他方の開口端から挿入
し、後述するように回転することにより、図3或いは図
4(B)に示すようにランプホルダ24をランプ41を
点灯する状態に設定できるようにしている。
灯スイッチの機能も兼ねるようにしている。ランプユニ
ット3に装着されるこのランプホルダ24内にはハロゲ
ンランプ、キセノンランプ、真空ランプ、LED等のラ
ンプ41を取付け可能であり、このランプ41は導電性
のランプ固定具42により絶縁性のランプホルダ24の
ネジ部に螺合により固定される。
接点に一端が接触する接点金具43が設けられており、
この接点金具43の他端はランプホルダ24の外周面の
1箇所で露出するように固定されている。また、ランプ
ホルダ24の外周面に設けた周溝にOリング44を収納
し、ランプユニット3の収納部25内周面と密着し、そ
の内部側を水密構造にして水密を確保している。
に通じる開口から突没可能に導電性の接点ピン45が配
置され、この接点ピン45は弾性を有すると共に、導電
性を有するコイルバネ46により、その先端が開口から
収納部25内に突出するように付勢されている。
部材で形成された一対のコンセント47が固定されてお
り、例えば図3のように乾電池48を収納した非充電式
バッテリユニット4の絶縁性部材で形成されたバッテリ
ユニット本体49に取り付けた導電性のプラグ50を差
し込むことにより、コンセント47に装着して両者の導
通をはかることができるようにしている。
38と、他方はコイルバネ46にそれぞれ導通する構造
になっている。さらに、コイルバネ38はランプ41の
側面の接点部に導通するランプ固定具42に導通し、コ
イルバネ46は接点ピン45とそれぞれ導通している。
そして図3のように接点ピン45が、接点金具43と導
通する状態では、乾電池48による電源がプラグ50を
介してコンセント47に供給され、ランプ41を点灯で
きるようになっている。
リユニット本体49を覆うケース51を有し、Oリング
52によって、バッテリーユニット本体49との水密を
確保している。
えば2本の乾電池48を収納可能にし、収納された2本
の乾電池48は底部側の電極が導通金具53によって直
列に導通し、上部側の電極は一対のプラグ50にそれぞ
れ導通するようになっている。
ンプユニット3は着脱自在になっている。つまり、ラン
プユニット3の底部のコンセント47におけるプラグ挿
入用開口に非充電式バッテリーユニット4のプラグ50
を挿入して、押し込む操作を行うことにより、各プラグ
47はコンセント50における狭くした狭窄部でそれぞ
れ接触して導通がはかられると共に、ランプユニット3
の下端内周に設けた周溝に収納したOリング54に、バ
ッテリユニット本体49の上端外周が密着して水密状態
で取り付けられるようにしている。
に押し込む操作を行うことにより、ランプユニット3に
非充電式バッテリーユニット4を装着でき、取り外す場
合には逆方向に引き抜く操作を行うことによりランプユ
ニット3から非充電式バッテリーユニット4を取り外す
ことができる。つまり、簡単かつ短時間にランプユニッ
ト3に非充電式バッテリーユニット4を接続、取り外し
ができる。他のバッテリユニット等の接続、取り外しも
同様に簡単に行うことができるようにして、電源の交換
が必要な場合にも、その作業を短時間に行うことができ
るようにしている。
予備ランプホルダ55を収納可能となっており、この予
備ランプホルダ55は予備ランプホルダ固定具56によ
って固定されている。
プユニット3を用いた場合のランプ点灯/消灯のスイッ
チ機能の説明図を示すものである。図4(A)はランプ
ホルダ24をランプユニット3に装着するときの状態を
示す。
形状の周回溝57が設けてあり、図4(A)に示すよう
な取付位置に対応する周回溝57部分に隣接する本体の
前端側はテーパ状に切り欠かれて、取付用のスロープ部
58が設けてある。
ンプユニット3に装着する際、図示しない指標に合わせ
る位置合わせを行った後、この位置合わせ状態で押し込
めば、コイルバネ38の付勢力を受けながらランプユニ
ット3の収納部25内に押し込むことができ、この際ス
ロープ部58は接点ピン45を乗り越えた後、接点ピン
45は周回溝57に係入して図4(A)に示すように係
止(装着)される。この状態では、接点金具43は接点
ピン45と接触していないので、接点金具43と接点ピ
ン45とは導通せず、ランプ41は点灯しない。つま
り、スイッチOFFの状態に対応する。
た図である。図4(A)の状態で、ランプホルダ24を
90°回転させて、図示しない点灯位置を示す指標の位
置に設定することによって、図4(B)に示すように接
点ピン45と周回溝57上に設けた接点金具43とが接
触する状態となり、ランプ41は電源と電気的に導通
し、ランプ41は点灯する。つまり、スイッチONの状
態に対応する。
ときの図である。図4(B)の状態において、ランプホ
ルダ24を逆向きに180°回転すると、図4(C)に
示すように周回溝57の前側壁をテーパ状に切り欠いて
形成したスロープ部59が設けられた部分に接点ピン4
5が位置し、この状態ではこのスロープ部59により接
点ピン45の係止を解除した状態となり、コイルバネ3
8の付勢力により接点ピン45は後方側の方に押され、
スロープ部59は接点ピン45を乗り越えてランプニッ
ト3の外に出るようになる。つまり、この状態は取外し
位置位置に対応する。
たスイッチ機構を形成する周回溝の展開図を示すもので
ある。ランプホルダ24の取付位置と点灯位置と取外し
位置での形状を示している。取付位置の状態において、
ランプホルダ24をランプユニット3に押し込むと、ラ
ンプホルダ24は固定(装着)される。その状態から9
0°回転させると点灯し、さらにその状態から180°
回転させると取外し位置になる。
に、簡単に取外し位置まで回転しないようストッパ60
が設けられており、取外しの場合にはコイルバネ38の
力に対抗し、ランプホルダ24を押し込みながら回転さ
せなければならないようになっている。従って、通常使
用時、ランプ41の点灯、消灯を行っても不用意にラン
プホルダ24がランプユニット3から外れないようにな
っている。
鏡検査を行う環境が例えば、既存の光源装置が設置され
ている場所から離れているなど、既存の光源装置を使用
することが困難な場合には、内視鏡本体2とランプユニ
ット3及びこのランプユニット3で使用されるランプ4
1を駆動する非充電式バッテリユニット4、充電式バッ
テリユニット26、AC電源用アダプタ31等から1つ
或いは複数携帯する。
くに商用電源のコンセントがあることが分かっている場
合には、例えばAC電源用アダプタ31を携帯する。近
くに商用電源のコンセントがないような場合には、検査
時間等に応じて非充電式バッテリユニット4、或いは充
電式バッテリユニット26を携帯する。
れる場合には、内視鏡本体2のライトガイド口金10に
ランプユニット3の接続口金11を螺合により接続し、
またこのランプユニット3の底部のコンセント47に、
例えば非充電式バッテリユニット4のプラグ50を押し
込む操作を行うことにより接続する。また、ランプユニ
ット3には図4で説明したようにしてランプホルダ24
を装着する。
転してランプ41を点灯させ、内視鏡検査を行うことが
できる。検査が終了して、内視鏡本体2を検査対象部位
から引き出した後、ランプホルダ24を90°回転して
ランプ41を消灯する等すれば良い。
に非充電式バッテリユニット4の起電力が低下してしま
った場合には、この非充電式バッテリユニット4をラン
プユニット3から引き離す操作を行うことにより簡単か
つ短時間に取り外ができ、例えば充電式バッテリユニッ
ト26のプラグを押し込む操作を行うことにより、簡単
かつ短時間にランプユニット3にこの充電式バッテリユ
ニット26を装着して電源の交換を行うことにより、再
びランプ41を点灯させて検査を続行することができ
る。
くに商用電源のコンセントがあり、AC電源用アダプタ
31を使用できる場合でも、その給電線を必要としない
充電式バッテリユニット26等の採用を好むような術者
は、その好みを応じて使用できる電源を選択使用でき
る。
おいては、内視鏡本体2にライトガイドケーブル6を接
続して、既存の光源装置を使用して検査を行うようにし
ても良い。
検査を行う環境、術者の好み等に応じて、様々な電源を
選択して使用できると共に、使用している電源の起電力
が低下した場合にも、簡単かつ短時間に他の電源に交換
して検査を続行することができる。
する際の図である。図6(A)に示すようにランプユニ
ット3に対して、防水アダプタ61の装着用プラグ62
をコンセント47に装着することによって、防水アダプ
タ61の外周面にOリング54が密着し、ランプユニッ
ト3の底面側を水密構造にできる。
4を装着し、ランプホルダ24及び防水アダプタ61を
装着した状態で、図6(B)に示すように消毒槽63の
消毒液64に浸漬することにより、ランプユニット3を
消毒することが可能となっている。
鏡検査を行う環境等に応じて、光源を駆動する電源を選
択して使用することができる。また、バッテリを電源に
用いて内視鏡検査を行った最中に、使用中の電源の起電
力が低下或いは無くなっても、簡単に他の電源に交換し
て検査を中断しないで、すぐに検査を続行することがで
きる。
実施の形態を説明する。第1の実施の形態ではランプホ
ルダ24はスイッチの機能を兼ねた一体化された構成と
なっていたが、本実施の形態ではランプホルダ24′と
スイッチ66を別体にしている。
テリユニット4′を装着したバッテリ型光源5′の構造
を断面図で示す。また、図8に示すようにランプホルダ
24′にはランプ41がねじ込まれて、ランプ41の底
部の接点に接点金具43の先端が接触して固定される。
この接点金具43はランプホルダ24′の外周面で露出
し、その後方位置には水密用のOリング44が設けてあ
る。
ンプ41の他方の接点の機能を兼ねるネジ部に螺合する
ネジ部が内周面に形成され、かつ外周面にも取付用のネ
ジ部67が設けられている。
3′の収納部25に固着したホルダ取付金具68の後端
のネジ部に対してランプホルダ24′のネジ部67をね
じ込んで着脱自在で固定できるようになっている。
を点灯及び消灯するスイッチ66の摘み69が設けてあ
る。この摘み69の軸の先端には長円形の接点片71が
ネジで固定されており、摘み69を回動する操作を行う
ことにより、導電性の接点片71の両側に配置した固定
接点片と導通する状態と、離間した非導通の状態(図7
の状態)とにでき、電源とランプ41とを電気的に導通
/遮断を自在にしている。
4′のケース51に予備ランプホルダ収納部73を設け
てあり、予備のランプホルダ74を収納できるようにな
っている。図9は第2の実施の形態におけるバッテリ型
光源5′の外観図を示したものであり、矢印で示すよう
にランプホルダ24′を収納部に挿入してねじ込むこと
によりランプユニット3′にランプホルダ24′を装着
できる。
記されている指標の位置に設定すると、スイッチONに
でき、かつOFFが併記されている指標の位置に設定す
ると、スイッチOFFにできる。
ある。また、本実施の形態はランプホルダ24′とスイ
ッチ66とが別体であることを除けば、その作用は第1
の実施の形態の作用と殆ど同じとなる。
第1の実施の形態の効果に加えて第2の実施の形態では
ランプホルダ24′の固定が確実にできるため、不用意
にランプホルダ24′がランプユニット3′からとれて
しまうという不具合がない。
実施の形態を図10を参照して説明する。第3の実施の
形態の内視鏡81は内視鏡本体82と、この内視鏡本体
82に着脱自在に接続されるランプユニット83と、こ
のランプユニット83に着脱自在で接続される、複数種
類の電源、具体的には例えば充電式バッテリ84及びA
C電源アダプタ85とから電源供給手段が構成される。
いて、内視鏡本体2に着脱自在のライトガイドケーブル
6を一体化したものと類似している。つまり、この内視
鏡本体82の操作部8からライトガイドケーブル86が
延出され、このライトガイドケーブル86の末端にはラ
ンプユニット83に着脱自在で接続されるライトガイド
コネクタ87が設けてある。このライトガイドケーブル
86の内部には照明光を導光するライトガイドファイバ
88が挿通され、その後端、つまり光入射端部はライト
ガイドコネクタ87に至る。
同様に細長の挿入部7と、この挿入部7の後端に形成さ
れた操作部8と、この操作部8の後端に形成された接眼
部9を有する。また、挿入部7は、その先端に形成され
た先端部12と、その後端に形成された湾曲部13と、
その後端に形成された可撓部14とからなる。その他、
図1の内視鏡本体2で説明した同じ部材には同じ符号を
付けてその説明を省略する。
87をランプユニット83に接続することにより、ラン
プユニット83内部のランプ89を発光させた場合に
は、このランプ89からの照明光がライトガイドコネク
タ87の光入射端面に供給され、供給された照明光はラ
イトガイドファイバ88により導光され、先端部12の
照明窓に固定された光出射端面から前方に出射され、患
部などの被写体を照明する。
と給電線を介して接続された電源接続部となるコンセン
ト部91が設けてあり、このコンセント部91には充電
式バッテリ84のプラグ92或いはAC電源アダプタ8
5のプラグ93を着脱自在で接続することができる。
次電池を内蔵し、そのプラグ92をコンセント部91に
接続することにより、ランプ89に電力を供給し、発光
させることができる。
に適合する電圧に変換するトランスを内蔵したAC電源
アダプタ本体を有し、このトランスの1次側はこのAC
電源アダプタ本体と一体化されたACプラグ94に接続
され、このトランスの2次側は整流器で直流にされた
後、接続コード95を介してプラグ93に接続されてい
る。
に、ACプラグ94を商用電源に接続することにより商
用電源を電圧変換してランプ89を発光させる電力を供
給することができる。
ガイドケーブル86の光入射端をランプユニット83に
着脱自在にし、かつランプユニット83に複数種の電源
として機能する充電式バッテリ84とAC電源アダプタ
85とを選択的に接続可能にして、接続された電源によ
りランプユニット83に内蔵されたランプ89を発光さ
せて内視鏡検査を行うことができるようにしている。
ば、充電式バッテリ84のプラグ92をランプユニット
8」3のコネクタ部91に接続することにより、ランプ
89に電力を供給して、ランプ89を発光させ、その照
明光を内視鏡本体82のライトガイドファイバ88に供
給して内視鏡検査を行うことができる。
下、ないしは無くなった場合には、コネクタ部91から
充電式バッテリ84のプラグ92を引き抜いて外し、A
C電源アダプタ85のプラグ93をコネクタ部91に接
続することにより、簡単かつ短時間に商用電源を用いて
ランプ89を発光させることができる。このため、内視
鏡検査を中断することなく、続行することができる。
る。充電式バッテリ84等のバッテリによるランプを発
光させるバッテリ光源式の内視鏡において、バッテリの
電気がなくなった場合に、他の電源を使用できるので、
検査を中断することなく、内視鏡検査を続行することが
可能になる。
ンプユニット83を内視鏡本体82とは別体に設けたた
め、大光量の大きなランプ89を使用することができ
る。即ち、より明るい照明が可能になる。
ガイドケーブル86と一体化されていると説明したが、
図1のように別体のものであっても良い。また、以上の
実施の形態は観察光学系にイメージガイドファイバを使
用した光学式の内視鏡本体のもので説明したが、本発明
はこれに限定されるものでなく、CCD(電荷結合素
子)等の固体撮像素子を用いたビデオ内視鏡或いは電子
内視鏡の場合にも適用できる。
は商用電源のACコンセントから供給されるAC電源で
直接発光できる電圧のもの(例えば定格電圧がAC10
0V用のもの)でも良い。この場合には、充電式バッテ
リで駆動する場合には、多数の充電式バッテリユニット
を積層などしたもので構成しても良い。
コンバータ或いはDC−ACコンバータを介して電源電
圧を上げてランプを駆動するようにしても良い。また、
定格電圧などが異なるランプ等を交換して装着すること
により、使用する検査部位などに応じて照明光量などを
変更できるようにしても良い。これに応じて出力電圧が
異なるバッテリユニット等の電源で供給できるように変
更しても良い。また、上述した各実施の形態等を部分的
に組み合わせる等して構成した実施の形態等も本発明に
属する。
視鏡において、前記ライトガイドファイバの光入射端部
に照明ランプユニットを着脱自在に接続し、複数の電源
を選択可能とすると共に、前記照明ランプユニットに前
記電源が接続可能な電源供給手段を設けたことを特徴と
する内視鏡。
バを有する内視鏡において、前記内視鏡の操作部に設け
たライトガイドファイバ入射端部に照明ランプを収納し
た照明ランプユニットを、操作部に一体的に着脱自在に
設け、前記照明ランプユニットに接続可能な電源供給手
段を設けたことを特徴とする内視鏡。
記1又は2記載の内視鏡。 4.上記バッテリは乾電池である付記3記載の内視鏡。 5.上記バッテリは充電式である付記3記載の内視鏡。 6.上記電源供給手段は、既設のAC電源である付記1
又は2記載の内視鏡。
明光を導光するライトガイドファイバを有する内視鏡本
体を有し、前記ライトガイドファイバの光入射端部に照
明ランプユニットを着脱自在に接続した内視鏡におい
て、複数種の電源から選択可能な電源を前記照明ランプ
ユニットに接続可能な電源供給手段を設けているので、
内視鏡検査を行う環境などに応じて電源を選択使用でき
ると共に、バッテリを用いて検査中にその起電力が低下
した場合にも、別の電源に交換して接続することによ
り、直ちに内視鏡検査を再開することができる。
成を示す斜視図。
形態の内視鏡の全体構成を示す斜視図。
に着脱自在のランプホルダの機能を断面で示す説明図。
ユニットは消毒等が可能な防水構造であることを示す説
明図。
ットに非充電式バッテリユニットを装着したバッテリ型
光源の構造を示す断面図。
示す図。
Claims (1)
- 【請求項1】 照明光を導光するライトガイドファイバ
を有する内視鏡本体を有し、前記ライトガイドファイバ
の光入射端部に照明ランプユニットを着脱自在に接続し
た内視鏡において、 複数種の電源を選択可能とし、前記照明ランプユニット
に前記電源が接続可能な電源供給手段を設けたことを特
徴とする内視鏡。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03973996A JP3776498B2 (ja) | 1996-02-27 | 1996-02-27 | 内視鏡 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03973996A JP3776498B2 (ja) | 1996-02-27 | 1996-02-27 | 内視鏡 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09224906A true JPH09224906A (ja) | 1997-09-02 |
JP3776498B2 JP3776498B2 (ja) | 2006-05-17 |
Family
ID=12561343
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP03973996A Expired - Fee Related JP3776498B2 (ja) | 1996-02-27 | 1996-02-27 | 内視鏡 |
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JP (1) | JP3776498B2 (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10201710A (ja) * | 1997-01-24 | 1998-08-04 | Olympus Optical Co Ltd | 内視鏡 |
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JP2009258419A (ja) * | 2008-04-17 | 2009-11-05 | Olympus Corp | 顕微鏡 |
-
1996
- 1996-02-27 JP JP03973996A patent/JP3776498B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
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