JPH09161546A - ワイヤハーネスおよびその製造方法 - Google Patents
ワイヤハーネスおよびその製造方法Info
- Publication number
- JPH09161546A JPH09161546A JP32320495A JP32320495A JPH09161546A JP H09161546 A JPH09161546 A JP H09161546A JP 32320495 A JP32320495 A JP 32320495A JP 32320495 A JP32320495 A JP 32320495A JP H09161546 A JPH09161546 A JP H09161546A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat
- wire harness
- bent portion
- shrinkable tube
- covered
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C66/00—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
- B29C66/70—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
- B29C66/71—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined
Landscapes
- Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
- Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
- Insulated Conductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 コストを低く抑えつつ、屈曲部の固型化を確
実に行えるようにする。 【解決手段】 ワイヤハーネスの屈曲部Kにおける電線
束25を、内面にホットメルト層29aを備えた熱収縮
チューブ29で覆い、このワイヤハーネスを屈曲部Kを
保持させるための治具31上にセットした状態で、熱収
縮チューブ29に対して熱風Pを吹き付ける。これによ
り、熱収縮チューブ29が収縮して電線束25を締め付
け成形固定するとともに、ホットメルト層29aが溶融
して被覆電線相互間に入り込み、被覆電線相互が固着す
る。
実に行えるようにする。 【解決手段】 ワイヤハーネスの屈曲部Kにおける電線
束25を、内面にホットメルト層29aを備えた熱収縮
チューブ29で覆い、このワイヤハーネスを屈曲部Kを
保持させるための治具31上にセットした状態で、熱収
縮チューブ29に対して熱風Pを吹き付ける。これによ
り、熱収縮チューブ29が収縮して電線束25を締め付
け成形固定するとともに、ホットメルト層29aが溶融
して被覆電線相互間に入り込み、被覆電線相互が固着す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数本の被覆電
線が束ねられた電線束を備えて所定形状に屈曲した屈曲
部を有するワイヤハーネスおよびその製造方法に関す
る。
線が束ねられた電線束を備えて所定形状に屈曲した屈曲
部を有するワイヤハーネスおよびその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ワイヤハーネスは、例えば自動車の電気
配線に使用されており、図5、図6ないし図7に、屈曲
部を備えてその屈曲部を固型化するためのワイヤハーネ
スの製造方法を示している。図5は、実開昭58−30
223号公報に記載されているもので、同図(a)は所
定の屈曲形状を呈したプロテクタ1内に複数の被覆電線
からなる電線束3を収納し、この上からテープ4を巻い
たもので、同図(b)および(c)は、複数の電線束5
の中に、所望の屈曲形状を呈した円柱状および平板状の
芯材7を入れ、この上からテープ9を巻いたものであ
る。
配線に使用されており、図5、図6ないし図7に、屈曲
部を備えてその屈曲部を固型化するためのワイヤハーネ
スの製造方法を示している。図5は、実開昭58−30
223号公報に記載されているもので、同図(a)は所
定の屈曲形状を呈したプロテクタ1内に複数の被覆電線
からなる電線束3を収納し、この上からテープ4を巻い
たもので、同図(b)および(c)は、複数の電線束5
の中に、所望の屈曲形状を呈した円柱状および平板状の
芯材7を入れ、この上からテープ9を巻いたものであ
る。
【0003】図6は、実開昭63−77215号公報に
記載されているもので、同図(a)のように、所望の屈
曲形状を呈した平板状の芯材11上に電線束13を乗せ
た状態で、熱収縮チューブ15を被せ、同図(b)のよ
うに、熱収縮チューブ15に熱を加えて収縮させ、電線
束13を固定するものである。
記載されているもので、同図(a)のように、所望の屈
曲形状を呈した平板状の芯材11上に電線束13を乗せ
た状態で、熱収縮チューブ15を被せ、同図(b)のよ
うに、熱収縮チューブ15に熱を加えて収縮させ、電線
束13を固定するものである。
【0004】一方、図7は、実開昭62−48619号
公報に記載されたもので、これは同図(a)に示すよう
に、被覆層の外周面に、被覆層材料の融点より低い融点
を有する熱可塑性樹脂よりなるシース層を形成した被覆
電線17を、同図(b)のように電線束として相互に密
着させ、さらに同図(c)のように、屈曲形成した状態
で前記シース層を相互に熱溶着させて固定したものであ
る。
公報に記載されたもので、これは同図(a)に示すよう
に、被覆層の外周面に、被覆層材料の融点より低い融点
を有する熱可塑性樹脂よりなるシース層を形成した被覆
電線17を、同図(b)のように電線束として相互に密
着させ、さらに同図(c)のように、屈曲形成した状態
で前記シース層を相互に熱溶着させて固定したものであ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た図5のものは、プロテクタ1および芯材7を製造する
ために、金型が必要であることから、コストアップを招
き、特に生産量が少ないものについてはその影響が大き
く、さらに各形状毎にプロテクタ1や芯材7が必要とな
り、これらの種類増しによる管理作業も煩雑なものとな
る。このような問題は、図6のものについても、芯材1
1を金型により成型することから同様に発生する。
た図5のものは、プロテクタ1および芯材7を製造する
ために、金型が必要であることから、コストアップを招
き、特に生産量が少ないものについてはその影響が大き
く、さらに各形状毎にプロテクタ1や芯材7が必要とな
り、これらの種類増しによる管理作業も煩雑なものとな
る。このような問題は、図6のものについても、芯材1
1を金型により成型することから同様に発生する。
【0006】一方、図7のものは、金型を必要とする芯
材を不要としていることから、上記したような問題は解
消されてはいるものの、この場合には、被覆電線をその
被覆部相互を熱溶着可能な特別なものに変更する必要が
あり、屈曲部以外の熱溶着が不要な部位にまで上記特別
なものを使用することになるため、無駄があり、コスト
も上がってしまう。
材を不要としていることから、上記したような問題は解
消されてはいるものの、この場合には、被覆電線をその
被覆部相互を熱溶着可能な特別なものに変更する必要が
あり、屈曲部以外の熱溶着が不要な部位にまで上記特別
なものを使用することになるため、無駄があり、コスト
も上がってしまう。
【0007】これに対し、特開平1−183004号公
報には、図8(a)に示すように、屈曲形状を呈した樋
状の治具19内に、硬化性樹脂を含むシート21をセッ
トし、このシート21内に、同図(b)のように、複数
の被覆電線からなる電線束23を収納してシート21で
電線束23を包み、その後熱を加えてシート21を硬化
させる方法が記載されている。
報には、図8(a)に示すように、屈曲形状を呈した樋
状の治具19内に、硬化性樹脂を含むシート21をセッ
トし、このシート21内に、同図(b)のように、複数
の被覆電線からなる電線束23を収納してシート21で
電線束23を包み、その後熱を加えてシート21を硬化
させる方法が記載されている。
【0008】このような方法によれば、金型を必要とす
る芯材が不要な上、硬化性樹脂を含むシート21は屈曲
部のみに設ければよいので、無駄がなく、コストも低く
抑えることが可能となる。
る芯材が不要な上、硬化性樹脂を含むシート21は屈曲
部のみに設ければよいので、無駄がなく、コストも低く
抑えることが可能となる。
【0009】ところが、上記図8に示した技術では、電
線束に対してその周囲をシート21により締め付け固定
するのみであることから、屈曲形状はある程度保持され
ても、電線相互間が非固着状態であることから、型崩れ
しやすく、確実な固型化ができないという問題がある。
線束に対してその周囲をシート21により締め付け固定
するのみであることから、屈曲形状はある程度保持され
ても、電線相互間が非固着状態であることから、型崩れ
しやすく、確実な固型化ができないという問題がある。
【0010】そこで、この発明は、コストを低く抑えつ
つ、屈曲部の固型化を確実に行えるようにすることを目
的としている。
つ、屈曲部の固型化を確実に行えるようにすることを目
的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明は、複数本の被覆電線が束ねられた電線束
を備えて所定形状に屈曲した屈曲部を有するワイヤハー
ネスにおいて、前記屈曲部における電線束が、内面にホ
ットメルト層を備えた熱収縮チューブで覆われ、この熱
収縮チューブが熱により収縮して前記電線束を締め付け
成形固定しているとともに、熱により溶融した前記ホッ
トメルト層が前記被覆電線相互間に入り込んで被覆電線
相互を固着している構成としてある。
に、この発明は、複数本の被覆電線が束ねられた電線束
を備えて所定形状に屈曲した屈曲部を有するワイヤハー
ネスにおいて、前記屈曲部における電線束が、内面にホ
ットメルト層を備えた熱収縮チューブで覆われ、この熱
収縮チューブが熱により収縮して前記電線束を締め付け
成形固定しているとともに、熱により溶融した前記ホッ
トメルト層が前記被覆電線相互間に入り込んで被覆電線
相互を固着している構成としてある。
【0012】また、上記熱収縮チューブは、架橋ポリエ
チレン系の材質で構成される一方、ホットメルト層は、
塩化ビニールからなる被覆電線の被覆材に対してポリア
ミド系の材質で構成されている。
チレン系の材質で構成される一方、ホットメルト層は、
塩化ビニールからなる被覆電線の被覆材に対してポリア
ミド系の材質で構成されている。
【0013】上記した構成によれば、必要な部品として
は電線束の周囲に巻き付けた熱収縮チューブだけであ
り、金型を必要とする芯材は使用しておらず、しかも熱
収縮チューブは屈曲部にのみ設ければよいので、コスト
が低く抑えられる上、熱収縮チューブの内面に設けたホ
ットメルト層が溶融して被覆電線相互間に入り込み被覆
電線相互を固着するので、屈曲部の固型化が確実になさ
れる。
は電線束の周囲に巻き付けた熱収縮チューブだけであ
り、金型を必要とする芯材は使用しておらず、しかも熱
収縮チューブは屈曲部にのみ設ければよいので、コスト
が低く抑えられる上、熱収縮チューブの内面に設けたホ
ットメルト層が溶融して被覆電線相互間に入り込み被覆
電線相互を固着するので、屈曲部の固型化が確実になさ
れる。
【0014】また、熱収縮チューブを、架橋ポリエチレ
ン系の材質で構成する一方、ホットメルト層を、塩化ビ
ニールからなる被覆電線の被覆材に対してポリアミド系
の材質で構成することで、より確実な屈曲部の固型化が
可能となる。
ン系の材質で構成する一方、ホットメルト層を、塩化ビ
ニールからなる被覆電線の被覆材に対してポリアミド系
の材質で構成することで、より確実な屈曲部の固型化が
可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づき説明する。
面に基づき説明する。
【0016】図1は、この発明の実施の一形態を示す、
屈曲部を備えたワイヤハーネスの製造方法の工程図であ
る。このワイヤハーネスは、例えば自動車の電気配線に
使用されるもので、図1(a)に示すように、絶縁被覆
された複数本の被覆電線が束ねられた電線束25に、コ
ネクタ27が接続されている。コネクタ27が接続され
た電線束25の、屈曲部を形成する部位に、図1(b)
に示すように、熱収縮チューブ29を装着し、ワイヤハ
ーネスが屈曲部Kで示されるような所望の屈曲形状を呈
するよう配置された治具31上にセットする。
屈曲部を備えたワイヤハーネスの製造方法の工程図であ
る。このワイヤハーネスは、例えば自動車の電気配線に
使用されるもので、図1(a)に示すように、絶縁被覆
された複数本の被覆電線が束ねられた電線束25に、コ
ネクタ27が接続されている。コネクタ27が接続され
た電線束25の、屈曲部を形成する部位に、図1(b)
に示すように、熱収縮チューブ29を装着し、ワイヤハ
ーネスが屈曲部Kで示されるような所望の屈曲形状を呈
するよう配置された治具31上にセットする。
【0017】熱収縮チューブ29は、架橋ポリエチレン
系の材質から構成され、一方熱収縮チューブ29は、内
面にホットメルト層29aを備えており、このホットメ
ルト層29aは、塩化ビニールからなる被覆電線の被覆
材に対してポリアミド系の材質で構成されている。
系の材質から構成され、一方熱収縮チューブ29は、内
面にホットメルト層29aを備えており、このホットメ
ルト層29aは、塩化ビニールからなる被覆電線の被覆
材に対してポリアミド系の材質で構成されている。
【0018】そして、図1(b)の状態にて、屈曲部K
を形成する部位に対し、周囲各方向から熱風Pを吹き付
け、これにより熱収縮チューブ29が収縮して内部の電
線束25を締め付け成形固定すると同時に、内面のホッ
トメルト層29aが溶融して被覆電線相互間に入り込
み、溶融後再度固まることで、被覆電線相互が固着さ
れ、図2のような屈曲部Kを備えたワーヤハーネスの製
造が終了する。
を形成する部位に対し、周囲各方向から熱風Pを吹き付
け、これにより熱収縮チューブ29が収縮して内部の電
線束25を締め付け成形固定すると同時に、内面のホッ
トメルト層29aが溶融して被覆電線相互間に入り込
み、溶融後再度固まることで、被覆電線相互が固着さ
れ、図2のような屈曲部Kを備えたワーヤハーネスの製
造が終了する。
【0019】図3は、熱収縮チューブ29の使用前の断
面図、図4(a)および(b)は、熱収縮チューブ29
の熱による変形過程を示した断面図である。図4(a)
に示すように、熱収縮チューブ29内に、電線束25を
通した状態では、内面のホットメルト層29aと電線束
25との間には空間33が形成されており、熱風Pを加
えて熱収縮チューブ29を収縮させることで、同図
(b)のように空間33がなくなり、熱収縮チューブ2
9と電線束25とは溶融したホットメルト層29aによ
り相互に固着されることになる。
面図、図4(a)および(b)は、熱収縮チューブ29
の熱による変形過程を示した断面図である。図4(a)
に示すように、熱収縮チューブ29内に、電線束25を
通した状態では、内面のホットメルト層29aと電線束
25との間には空間33が形成されており、熱風Pを加
えて熱収縮チューブ29を収縮させることで、同図
(b)のように空間33がなくなり、熱収縮チューブ2
9と電線束25とは溶融したホットメルト層29aによ
り相互に固着されることになる。
【0020】このように、屈曲部Kを備えたワイヤハー
ネスの製造に際し、必要な部品としては電線束25の周
囲に巻き付けた熱収縮チューブ29だけであり、金型を
必要とする芯材は使用しておらず、しかも熱収縮チュー
ブは屈曲部Kにのみ設ければよいので、コストが低く抑
えられる上、熱収縮チューブ29の内面に設けたホット
メルト層29aが溶融して被覆電線相互間に入り込み被
覆電線相互を固着するので、屈曲部Kの固型化が確実に
なされる。また、治具31を利用して屈曲部Kを固型化
するため、部品の種類も増やすことなく様々な屈曲形状
に対応でき、特に生産量の少ない部位には、コスト低減
効果が極めて有効なものとなる。
ネスの製造に際し、必要な部品としては電線束25の周
囲に巻き付けた熱収縮チューブ29だけであり、金型を
必要とする芯材は使用しておらず、しかも熱収縮チュー
ブは屈曲部Kにのみ設ければよいので、コストが低く抑
えられる上、熱収縮チューブ29の内面に設けたホット
メルト層29aが溶融して被覆電線相互間に入り込み被
覆電線相互を固着するので、屈曲部Kの固型化が確実に
なされる。また、治具31を利用して屈曲部Kを固型化
するため、部品の種類も増やすことなく様々な屈曲形状
に対応でき、特に生産量の少ない部位には、コスト低減
効果が極めて有効なものとなる。
【0021】さらに、熱収縮チューブ29を、架橋ポリ
エチレン系の材質で構成する一方、ホットメルト層29
aを、塩化ビニールからなる被覆電線の被覆材に対して
ポリアミド系の材質で構成することで、より確実な屈曲
部Kの固型化が可能となる。
エチレン系の材質で構成する一方、ホットメルト層29
aを、塩化ビニールからなる被覆電線の被覆材に対して
ポリアミド系の材質で構成することで、より確実な屈曲
部Kの固型化が可能となる。
【0022】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
れば、必要な部品としては電線束の周囲に巻き付けた熱
収縮チューブだけであり、金型を必要とする芯材は使用
しておらず、しかも熱収縮チューブは屈曲部にのみ設け
ればよいので、コストが低く抑えられる上、熱収縮チュ
ーブの内面に設けたホットメルト層が溶融して被覆電線
相互間に入り込み被覆電線相互を固着するので、屈曲部
の固型化を確実に行うことができる。
れば、必要な部品としては電線束の周囲に巻き付けた熱
収縮チューブだけであり、金型を必要とする芯材は使用
しておらず、しかも熱収縮チューブは屈曲部にのみ設け
ればよいので、コストが低く抑えられる上、熱収縮チュ
ーブの内面に設けたホットメルト層が溶融して被覆電線
相互間に入り込み被覆電線相互を固着するので、屈曲部
の固型化を確実に行うことができる。
【0023】また、熱収縮チューブを、架橋ポリエチレ
ン系の材質で構成する一方、ホットメルト層を、塩化ビ
ニールからなる被覆電線の被覆材に対してポリアミド系
の材質で構成することで、より確実な屈曲部の固型化が
可能となる。
ン系の材質で構成する一方、ホットメルト層を、塩化ビ
ニールからなる被覆電線の被覆材に対してポリアミド系
の材質で構成することで、より確実な屈曲部の固型化が
可能となる。
【図1】この発明の実施の一形態を示す、屈曲部を備え
たワイヤハーネスの製造方法の工程図である。
たワイヤハーネスの製造方法の工程図である。
【図2】図1の製造方法で製造されたワイヤハーネスの
斜視図である。
斜視図である。
【図3】図1の製造方法に使用される熱収縮チューブの
断面図である。
断面図である。
【図4】図1の製造方法における熱収縮チューブの収縮
過程およびホットメルト層の溶融過程を示す説明図であ
る。
過程およびホットメルト層の溶融過程を示す説明図であ
る。
【図5】従来例を示す屈曲部を有するワイヤハーネスの
製造方法を示す工程図である。
製造方法を示す工程図である。
【図6】他の従来例を示す屈曲部を有するワイヤハーネ
スの製造方法を示す工程図である。
スの製造方法を示す工程図である。
【図7】さらに他の従来例を示す屈曲部を有するワイヤ
ハーネスの製造方法を示す工程図である。
ハーネスの製造方法を示す工程図である。
【図8】さらに他の従来例を示す屈曲部を有するワイヤ
ハーネスの製造方法を示す工程図である。
ハーネスの製造方法を示す工程図である。
25 電線束 29 熱収縮チューブ 29a ホットメルト層 31 治具 K 屈曲部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H05K 7/00 H05K 7/00 D 13/06 8509−4E 13/06 C
Claims (3)
- 【請求項1】 複数本の被覆電線が束ねられた電線束を
備えて所定形状に屈曲した屈曲部を有するワイヤハーネ
スにおいて、前記屈曲部における電線束が、内面にホッ
トメルト層を備えた熱収縮チューブで覆われ、この熱収
縮チューブが熱により収縮して前記電線束を締め付け成
形固定しているとともに、熱により溶融した前記ホット
メルト層が前記被覆電線相互間に入り込んで被覆電線相
互を固着していることを特徴とするワイヤハーネス。 - 【請求項2】 熱収縮チューブは、架橋ポリエチレン系
の材質で構成される一方、ホットメルト層は、塩化ビニ
ールからなる被覆電線の被覆材に対してポリアミド系の
材質で構成されていることを特徴とする請求項1記載の
ワイヤハーネス。 - 【請求項3】 複数本の被覆電線が束ねられた電線束を
備えて所定形状に屈曲した屈曲部を有するワイヤハーネ
スの製造方法において、前記屈曲部における電線束を、
内面にホットメルト層を備えた熱収縮チューブで覆い、
この熱収縮チューブを、前記屈曲部の形状を保持させる
ための治具上にセットした状態で熱を加えることで、収
縮させて前記電線束を締め付け成形固定させると同時
に、前記ホットメルト層を溶融させて前記被覆電線相互
間に入り込ませ、被覆電線相互を固着させることを特徴
とするワイヤハーネスの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32320495A JPH09161546A (ja) | 1995-12-12 | 1995-12-12 | ワイヤハーネスおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32320495A JPH09161546A (ja) | 1995-12-12 | 1995-12-12 | ワイヤハーネスおよびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09161546A true JPH09161546A (ja) | 1997-06-20 |
Family
ID=18152211
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32320495A Pending JPH09161546A (ja) | 1995-12-12 | 1995-12-12 | ワイヤハーネスおよびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09161546A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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WO2013077465A1 (en) * | 2011-11-25 | 2013-05-30 | Yazaki Corporation | Wire harness with exterior member |
JP2015060632A (ja) * | 2013-09-17 | 2015-03-30 | 住友電装株式会社 | 端子金具付き導体 |
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-
1995
- 1995-12-12 JP JP32320495A patent/JPH09161546A/ja active Pending
Cited By (11)
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