JPH09147663A - タッチパネルスイッチ - Google Patents
タッチパネルスイッチInfo
- Publication number
- JPH09147663A JPH09147663A JP30292495A JP30292495A JPH09147663A JP H09147663 A JPH09147663 A JP H09147663A JP 30292495 A JP30292495 A JP 30292495A JP 30292495 A JP30292495 A JP 30292495A JP H09147663 A JPH09147663 A JP H09147663A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switch
- switch plate
- touch panel
- plate
- wiring board
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 大画面でもストローク感及び節度感を有して
操作性が向上するタッチパネルスイッチを得る。 【解決手段】 スイッチプレート12と画面表示手段と
なるLCD15とをそれぞれ平行に配置し、前記スイッ
チプレート12を前記LCD15の画面21と直角な方
向に移動自在に支持し、前記LCD15と所定空間を有
して対向配置したプリント配線基板13の、前記スイッ
チプレート12の略中央部と対応した位置に節度感を発
生するタクトスイッチ23が設けられている。また、前
記スイッチプレート12には、前記タクトスイッチ23
を押圧する凸部22が設けられている。
操作性が向上するタッチパネルスイッチを得る。 【解決手段】 スイッチプレート12と画面表示手段と
なるLCD15とをそれぞれ平行に配置し、前記スイッ
チプレート12を前記LCD15の画面21と直角な方
向に移動自在に支持し、前記LCD15と所定空間を有
して対向配置したプリント配線基板13の、前記スイッ
チプレート12の略中央部と対応した位置に節度感を発
生するタクトスイッチ23が設けられている。また、前
記スイッチプレート12には、前記タクトスイッチ23
を押圧する凸部22が設けられている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車載用スイッチな
どに適用して好適なタッチパネルスイッチに関する。
どに適用して好適なタッチパネルスイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】最近、自動車の操作スイッチに、タッチ
パネルスイッチが使用されるようになってきた。図7
は、従来の抵抗膜方式のタッチパネルスイッチ100を
示す。このタッチパネルスイッチ100は、ガラス基板
101及びシート102にそれぞれ透明導電膜で電極1
03、104が形成され、この電極103、104上に
透明導電性塗料膜が塗布されている。そして、シート1
02の任意位置を押すと、押された位置の電極103、
104同士が接触し、この電極103、104に応じた
スイッチが動作する。なお、このタッチパネルスイッチ
には、上記抵抗膜方式の他に、光電マトリクス方式、静
電容量検出方式、荷重検出方式、音響方式などがある。
パネルスイッチが使用されるようになってきた。図7
は、従来の抵抗膜方式のタッチパネルスイッチ100を
示す。このタッチパネルスイッチ100は、ガラス基板
101及びシート102にそれぞれ透明導電膜で電極1
03、104が形成され、この電極103、104上に
透明導電性塗料膜が塗布されている。そして、シート1
02の任意位置を押すと、押された位置の電極103、
104同士が接触し、この電極103、104に応じた
スイッチが動作する。なお、このタッチパネルスイッチ
には、上記抵抗膜方式の他に、光電マトリクス方式、静
電容量検出方式、荷重検出方式、音響方式などがある。
【0003】また、上記のものとは別に、図8に示すよ
うな、タッチパネルスイッチ110も提案されている。
このタッチパネルスイッチ110は、プリント基板11
1に表示ユニット112を取り付け、表示ユニット11
2の中央にプッシュスイッチ113を取り付け、表示ユ
ニット112の上方に配置したカバー114を押圧する
ことにより、一辺がプリント基板111に支持された枠
板115の自由端116を支点117から傾斜させてプ
ッシュスイッチ113を押下するようになっている。な
お、118は感圧センサ、119はケースである。
うな、タッチパネルスイッチ110も提案されている。
このタッチパネルスイッチ110は、プリント基板11
1に表示ユニット112を取り付け、表示ユニット11
2の中央にプッシュスイッチ113を取り付け、表示ユ
ニット112の上方に配置したカバー114を押圧する
ことにより、一辺がプリント基板111に支持された枠
板115の自由端116を支点117から傾斜させてプ
ッシュスイッチ113を押下するようになっている。な
お、118は感圧センサ、119はケースである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、自動車の室
内の操作スイッチには、各種のプッシュスイッチが多数
使用されており、プッシュスイッチは、ストローク感と
クリック感(節度感)を指で感じ取れるようになってい
る。しかし、このような指で操作感が確認できるプッシ
ュスイッチと、例えば図7に示したようなタッチパネル
スイッチ100とを混在させて使用すると、違和感があ
るだけでなく、誤操作を生じる虞がある。この原因は、
タッチパネルスイッチ100には指で直接感じ取れる操
作感がないため、耳で感じ取る電子音や画面の色変化を
視認することで操作感を補っていたことによる。
内の操作スイッチには、各種のプッシュスイッチが多数
使用されており、プッシュスイッチは、ストローク感と
クリック感(節度感)を指で感じ取れるようになってい
る。しかし、このような指で操作感が確認できるプッシ
ュスイッチと、例えば図7に示したようなタッチパネル
スイッチ100とを混在させて使用すると、違和感があ
るだけでなく、誤操作を生じる虞がある。この原因は、
タッチパネルスイッチ100には指で直接感じ取れる操
作感がないため、耳で感じ取る電子音や画面の色変化を
視認することで操作感を補っていたことによる。
【0005】そこで、直接操作感を感じ取れるものとし
て、図8に示した、カバー114の作動と同時にプッシ
ュスイッチ113の動作により節度感を発生するものが
提案された。しかし、このタッチパネルスイッチ110
は、枠板115の自由端116が支点117から一方向
にしか傾斜しないので、小型で長方形の画面には有効で
あるが、例えば5インチ以上の画面を有するものでは短
端寸法が70mm以上あるため、画面端部を押圧操作し
たときにカバー114のストロークが足りなくて節度感
が発生しなかったり、プッシュスイッチ113が正常に
動作しなくなる虞がある。本発明は上記状況に鑑みてな
されたもので、大画面でもストローク感及び節度感を有
してスイッチ操作性を向上できるタッチパネルスイッチ
を提供し、車載用スイッチに適用しても他のスイッチと
の操作上での違和感を生じさせないことを目的とする。
て、図8に示した、カバー114の作動と同時にプッシ
ュスイッチ113の動作により節度感を発生するものが
提案された。しかし、このタッチパネルスイッチ110
は、枠板115の自由端116が支点117から一方向
にしか傾斜しないので、小型で長方形の画面には有効で
あるが、例えば5インチ以上の画面を有するものでは短
端寸法が70mm以上あるため、画面端部を押圧操作し
たときにカバー114のストロークが足りなくて節度感
が発生しなかったり、プッシュスイッチ113が正常に
動作しなくなる虞がある。本発明は上記状況に鑑みてな
されたもので、大画面でもストローク感及び節度感を有
してスイッチ操作性を向上できるタッチパネルスイッチ
を提供し、車載用スイッチに適用しても他のスイッチと
の操作上での違和感を生じさせないことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係るタッチパネルスイッチの構造は、画面表
示手段に対しそれぞれ平行に配置されるスイッチプレー
トとプリント配線基板とを具備し、前記スイッチプレー
トは前記画面表示手段に対し移動自在に支持されかつ移
動して前記プリント配線基板を押圧可能にし、前記スイ
ッチプレートの移動で該スイッチプレートに衝接し節度
感を発生するスイッチを前記プリント配線基板の略中央
部に設けたことを特徴とする。
の本発明に係るタッチパネルスイッチの構造は、画面表
示手段に対しそれぞれ平行に配置されるスイッチプレー
トとプリント配線基板とを具備し、前記スイッチプレー
トは前記画面表示手段に対し移動自在に支持されかつ移
動して前記プリント配線基板を押圧可能にし、前記スイ
ッチプレートの移動で該スイッチプレートに衝接し節度
感を発生するスイッチを前記プリント配線基板の略中央
部に設けたことを特徴とする。
【0007】あるいは、前記スイッチプレートを前記画
面表示手段を両面側より挟む2重構造体に設け、該スイ
ッチプレートと前記画面表示手段とが一体的に組み付け
られたことを特徴とする。あるいは、前記スイッチと対
応する前記スイッチプレートの位置に該スイッチを押圧
する凸部を設けたことを特徴とする。
面表示手段を両面側より挟む2重構造体に設け、該スイ
ッチプレートと前記画面表示手段とが一体的に組み付け
られたことを特徴とする。あるいは、前記スイッチと対
応する前記スイッチプレートの位置に該スイッチを押圧
する凸部を設けたことを特徴とする。
【0008】あるいは、前記画面表示手段をクラスタパ
ネルに固設すると共に、前記スイッチプレートを前記ク
ラスタパネルから突出した取付手段に付勢手段を介して
移動自在に係止し、該スイッチプレートを押圧操作に対
し弾性復帰可能に設けたことを特徴とする。あるいは、
前記画面表示手段の略中央部をスライド自在に貫通し前
記スイッチプレートによって前記スイッチを押圧する押
圧ピンを備えたことを特徴とする。
ネルに固設すると共に、前記スイッチプレートを前記ク
ラスタパネルから突出した取付手段に付勢手段を介して
移動自在に係止し、該スイッチプレートを押圧操作に対
し弾性復帰可能に設けたことを特徴とする。あるいは、
前記画面表示手段の略中央部をスライド自在に貫通し前
記スイッチプレートによって前記スイッチを押圧する押
圧ピンを備えたことを特徴とする。
【0009】そして、このタッチパネルスイッチは、画
面中央に節度感を発生するスイッチを設けているので、
大画面においてもストローク感及び節度感を均一に発生
し、例えばプッシュスイッチなど他のスイッチと併用し
た場合でも違和感なく操作が行える。また、スイッチプ
レートの凸部がスイッチを押圧し、スイッチプレート端
部が先にプリント配線基板へ接触するの防止しているの
で、常時均一な節度感を発生できる。
面中央に節度感を発生するスイッチを設けているので、
大画面においてもストローク感及び節度感を均一に発生
し、例えばプッシュスイッチなど他のスイッチと併用し
た場合でも違和感なく操作が行える。また、スイッチプ
レートの凸部がスイッチを押圧し、スイッチプレート端
部が先にプリント配線基板へ接触するの防止しているの
で、常時均一な節度感を発生できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るタッチパネル
スイッチの好適な実施の形態を図面を参照して詳細に説
明する。図1は本発明に係るタッチパネルスイッチの第
1の実施の形態を分解して示す分解斜視図、図2は図1
においてスイッチプレートを取り付けたタッチパネルス
イッチの斜視図、図3はタッチパネルスイッチのプリン
ト配線基板を示す斜視図、図4は図2のA−A断面図で
ある。図1に示すように、タッチパネルスイッチ1は、
枠体状に形成されたスイッチプレート12と、プリント
配線基板13と、カバー14とをクラスタパネル11の
裏側に順次配置して構成されている。
スイッチの好適な実施の形態を図面を参照して詳細に説
明する。図1は本発明に係るタッチパネルスイッチの第
1の実施の形態を分解して示す分解斜視図、図2は図1
においてスイッチプレートを取り付けたタッチパネルス
イッチの斜視図、図3はタッチパネルスイッチのプリン
ト配線基板を示す斜視図、図4は図2のA−A断面図で
ある。図1に示すように、タッチパネルスイッチ1は、
枠体状に形成されたスイッチプレート12と、プリント
配線基板13と、カバー14とをクラスタパネル11の
裏側に順次配置して構成されている。
【0011】クラスタパネル11には四角形の窓16が
設けられ、窓16の角部近傍には、前記スイッチプレー
ト12、プリント配線基板13および前記カバー14を
装着するための取付手段となる4本のボス17が該クラ
スタパネル11の裏面側より突設されている。
設けられ、窓16の角部近傍には、前記スイッチプレー
ト12、プリント配線基板13および前記カバー14を
装着するための取付手段となる4本のボス17が該クラ
スタパネル11の裏面側より突設されている。
【0012】スイッチプレート12は略直方体に設けら
れ、画面表示手段となるLCD(液晶表示装置)15を
その内部に収納可能にしている。すなわち、スイッチプ
レート12はLCD15を両面側より挟む2重構造体に
設けられ、LCD15が組み込まれて一体化される。ス
イッチプレート12には、前記ボス17に対応した角部
位置に取付孔18が透設されており、該取付孔18にボ
ス17を挿通させてスイッチプレート12がクラスタパ
ネル11に装着される。
れ、画面表示手段となるLCD(液晶表示装置)15を
その内部に収納可能にしている。すなわち、スイッチプ
レート12はLCD15を両面側より挟む2重構造体に
設けられ、LCD15が組み込まれて一体化される。ス
イッチプレート12には、前記ボス17に対応した角部
位置に取付孔18が透設されており、該取付孔18にボ
ス17を挿通させてスイッチプレート12がクラスタパ
ネル11に装着される。
【0013】取付孔18を貫通したボス17には、図2
に示すように、付勢手段となる圧縮バネ19が挿入さ
れ、さらに、Eリング20が嵌着される。この結果、ス
イッチプレート12はボス17に抜け止めされると共
に、後述のLCD15の画面21と直角な方向に弾性的
に移動自在に装着されている。
に示すように、付勢手段となる圧縮バネ19が挿入さ
れ、さらに、Eリング20が嵌着される。この結果、ス
イッチプレート12はボス17に抜け止めされると共
に、後述のLCD15の画面21と直角な方向に弾性的
に移動自在に装着されている。
【0014】スイッチプレート12裏面の略中央部に
は、後述するタクトスイッチ23を押圧する凸部22が
設けられている。なお、スイッチプレート12は、LC
D15を両面側より挟む2層構造のガラス基板として構
成され、透明な抵抗膜で形成したパッドが1層目(クラ
スタパネル11側)に実装されて静電容量検出方式のス
イッチを形成している。スイッチプレート12の2層目
(プリント配線基板13側)は節度感発生用として機能
する。スイッチプレート12のリード部34にはコネク
タ35が接続されている。
は、後述するタクトスイッチ23を押圧する凸部22が
設けられている。なお、スイッチプレート12は、LC
D15を両面側より挟む2層構造のガラス基板として構
成され、透明な抵抗膜で形成したパッドが1層目(クラ
スタパネル11側)に実装されて静電容量検出方式のス
イッチを形成している。スイッチプレート12の2層目
(プリント配線基板13側)は節度感発生用として機能
する。スイッチプレート12のリード部34にはコネク
タ35が接続されている。
【0015】LCD15は従来周知のものが適用でき、
スイッチプレート12の側面より該スイッチプレート1
2内に中間層として挿入される。そして、LCD15
は、クラスタパネル11に突設された一対のLCD固定
用ステー36にネジ32により固定されている。したが
って、スイッチプレート12は固定されたLCD15の
画面21に対し移動自在に設けられる。なお、LCD1
5の側面には、コネクタ37が一体的に設けられてい
る。またLCD15は、クラスタパネル11に誘導作動
しない構造となって取り付けられている。
スイッチプレート12の側面より該スイッチプレート1
2内に中間層として挿入される。そして、LCD15
は、クラスタパネル11に突設された一対のLCD固定
用ステー36にネジ32により固定されている。したが
って、スイッチプレート12は固定されたLCD15の
画面21に対し移動自在に設けられる。なお、LCD1
5の側面には、コネクタ37が一体的に設けられてい
る。またLCD15は、クラスタパネル11に誘導作動
しない構造となって取り付けられている。
【0016】プリント配線基板13は、図3にも示すよ
うに、スイッチプレート12と対向する表面側で、前記
スイッチプレート12の凸部22と対応した位置に節度
感を発生させるためのタクトスイッチ23が取り付けら
れている。すなわち、このタクトスイッチ23は、押圧
されたとき節度感を発生しオン信号を出力する。また、
プリント配線基板13の表面側には複数のラバーコンタ
クト33およびコネクタ30、38が、背面側にはワイ
ヤーハーネス接続用コネクタ31が設けられている。プ
リント配線基板13は、図4にも示すように、前記スイ
ッチプレート12を装着したボス17の頂部に固定用ネ
ジ24により固定されている。さらに、詳述すると、プ
リント配線基板13は、スイッチプレート12が付勢力
に抗して限界位置まで移動したとき、凸部22のみが前
記タクトスイッチ23に衝接され、該プリント配線基板
13の他の部位に接触しないように配置されている。
うに、スイッチプレート12と対向する表面側で、前記
スイッチプレート12の凸部22と対応した位置に節度
感を発生させるためのタクトスイッチ23が取り付けら
れている。すなわち、このタクトスイッチ23は、押圧
されたとき節度感を発生しオン信号を出力する。また、
プリント配線基板13の表面側には複数のラバーコンタ
クト33およびコネクタ30、38が、背面側にはワイ
ヤーハーネス接続用コネクタ31が設けられている。プ
リント配線基板13は、図4にも示すように、前記スイ
ッチプレート12を装着したボス17の頂部に固定用ネ
ジ24により固定されている。さらに、詳述すると、プ
リント配線基板13は、スイッチプレート12が付勢力
に抗して限界位置まで移動したとき、凸部22のみが前
記タクトスイッチ23に衝接され、該プリント配線基板
13の他の部位に接触しないように配置されている。
【0017】上記のように装着された、スイッチプレー
ト12およびLCD15はそれぞれコネクタ35、37
がプリント配線基板13の各コネクタ38、30と結合
して電気接続される。
ト12およびLCD15はそれぞれコネクタ35、37
がプリント配線基板13の各コネクタ38、30と結合
して電気接続される。
【0018】カバー14は、図1に示すように、開口穴
39が形成されてプリント配線基板13のワイヤーハー
ネス接続用コネクタ31を露出させると共に、プリント
配線基板13、LCD15を一体的に組み込んだスイッ
チプレート12、およびクラスタパネル11の裏面側に
設けられる各構成部位を内包するようにして固定ネジ2
5によって前記クラスタパネル11に固定される。な
お、クラスタパネル11には、ロータリスイッチ・アッ
センブリ26A、ファンスイッチ・アッセンブリ26
B、温度調節スイッチ・アッセンブリ27、モード切換
スイッチ・アッセンブリ28、導光板29が組み付けら
れている。
39が形成されてプリント配線基板13のワイヤーハー
ネス接続用コネクタ31を露出させると共に、プリント
配線基板13、LCD15を一体的に組み込んだスイッ
チプレート12、およびクラスタパネル11の裏面側に
設けられる各構成部位を内包するようにして固定ネジ2
5によって前記クラスタパネル11に固定される。な
お、クラスタパネル11には、ロータリスイッチ・アッ
センブリ26A、ファンスイッチ・アッセンブリ26
B、温度調節スイッチ・アッセンブリ27、モード切換
スイッチ・アッセンブリ28、導光板29が組み付けら
れている。
【0019】上記構成によるタッチパネルスイッチ1
は、LCD15の画面21に表示された内容を設定する
とき、クラスタパネル11の窓16を通してスイッチプ
レート12が押圧されると、スイッチプレート12が画
面21と直角な方向に弾性的に平行移動し、スイッチプ
レート12の凸部22によってプリント配線基板13の
タクトスイッチ23を押圧する。この結果、タクトスイ
ッチ23は節度感を発生してオンになる。
は、LCD15の画面21に表示された内容を設定する
とき、クラスタパネル11の窓16を通してスイッチプ
レート12が押圧されると、スイッチプレート12が画
面21と直角な方向に弾性的に平行移動し、スイッチプ
レート12の凸部22によってプリント配線基板13の
タクトスイッチ23を押圧する。この結果、タクトスイ
ッチ23は節度感を発生してオンになる。
【0020】すなわち、このスイッチパネルスイッチ1
は、上述のようにスイッチプレート12およびLCD1
5の中央位置に対応して、節度感を発生するタクトスイ
ッチ23が取り付けられているので、LCD15が大画
面化して仮にスイッチパネルスイッチ1の隅部が押圧さ
れた場合であっても、該スイッチパネルスイッチ1は常
時平行移動してストローク感及び節度感を均一に発生す
る。したがって、例えばプッシュスイッチなど他のスイ
ッチと併用された場合でも違和感なく操作することがで
きる。
は、上述のようにスイッチプレート12およびLCD1
5の中央位置に対応して、節度感を発生するタクトスイ
ッチ23が取り付けられているので、LCD15が大画
面化して仮にスイッチパネルスイッチ1の隅部が押圧さ
れた場合であっても、該スイッチパネルスイッチ1は常
時平行移動してストローク感及び節度感を均一に発生す
る。したがって、例えばプッシュスイッチなど他のスイ
ッチと併用された場合でも違和感なく操作することがで
きる。
【0021】また、タクトスイッチ23を使用すること
によって、節度感を発生すると同時にスイッチオンとな
るので、画面上で表示内容を探索中に誤ってスイッチオ
ンとなるような誤操作を防止することができる。さら
に、節度感を得たときスイッチオンとなるので、スイッ
チプレート12に過大な押圧力を加えて該スイッチプレ
ート12を破損するトラブルから回避される。
によって、節度感を発生すると同時にスイッチオンとな
るので、画面上で表示内容を探索中に誤ってスイッチオ
ンとなるような誤操作を防止することができる。さら
に、節度感を得たときスイッチオンとなるので、スイッ
チプレート12に過大な押圧力を加えて該スイッチプレ
ート12を破損するトラブルから回避される。
【0022】なお、上記の実施形態では、スイッチプレ
ートとLCDとを一体構成としたが、本発明は必ずしも
このような構成を必要とするものでなく、例えば図5に
示すように構成することもできる。図5は、本発明に係
るタッチパネルスイッチの第2の実施形態による要部分
解斜視図であり、図6は要部断面図である。図5および
図6において、このタッチパネルスイッチでは、スイッ
チプレート44、LCD41、およびプリント配線基板
13はそれぞれ平行配置されるが、先の実施形態と異な
り、スイッチプレート44とLCD41とは別体に構成
されている。この場合、LCD41には略中央部にカラ
ー42が取り付けられ、該カラー42には画面45と直
角方向にスライド自在な押しピン43を挿入されてい
る。
ートとLCDとを一体構成としたが、本発明は必ずしも
このような構成を必要とするものでなく、例えば図5に
示すように構成することもできる。図5は、本発明に係
るタッチパネルスイッチの第2の実施形態による要部分
解斜視図であり、図6は要部断面図である。図5および
図6において、このタッチパネルスイッチでは、スイッ
チプレート44、LCD41、およびプリント配線基板
13はそれぞれ平行配置されるが、先の実施形態と異な
り、スイッチプレート44とLCD41とは別体に構成
されている。この場合、LCD41には略中央部にカラ
ー42が取り付けられ、該カラー42には画面45と直
角方向にスライド自在な押しピン43を挿入されてい
る。
【0023】押しピン43は、プリント配線基板13側
から嵌入され、その基部43Aが、プリント配線基板1
3上に設けられたタクトスイッチ23に当接している。
画面45上には、図6に示すように僅かな空間を有して
スイッチプレート44を構成するガラス基板が移動自在
に設置される。そして、スイッチプレート44を押圧し
て押しピン43が押し下げられると、該押しピン43が
カラー42内を移動してタクトスイッチ23を押圧す
る。
から嵌入され、その基部43Aが、プリント配線基板1
3上に設けられたタクトスイッチ23に当接している。
画面45上には、図6に示すように僅かな空間を有して
スイッチプレート44を構成するガラス基板が移動自在
に設置される。そして、スイッチプレート44を押圧し
て押しピン43が押し下げられると、該押しピン43が
カラー42内を移動してタクトスイッチ23を押圧す
る。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるタッ
チパネルスイッチは、画面表示手段と平行に配置したス
イッチプレートが移動自在に支持されていると共に、移
動によってプリント配線基板上の略中央部に設けたタク
トスイッチを押圧するようにしているので、常に節度感
を発生させることができる。したがって、他のプッシュ
スイッチ等と併用されても、操作時の違和感がない。ま
た、スイッチプレートは平行移動自在に設けられている
と共に、タクトスイッチに対し凸部を突設させているの
で、他の部位が先にプリント配線基板に接触してタクト
スイッチを不作動にすることがない。すなわち、LDC
の画面が大型されても安定したストローク感および節度
感が常時得られる。また、節度感の発生と同時にスイッ
チオンとするので、スイッチプレートに過大な押圧力を
加えて該スイッチプレートを破損させることがない。
チパネルスイッチは、画面表示手段と平行に配置したス
イッチプレートが移動自在に支持されていると共に、移
動によってプリント配線基板上の略中央部に設けたタク
トスイッチを押圧するようにしているので、常に節度感
を発生させることができる。したがって、他のプッシュ
スイッチ等と併用されても、操作時の違和感がない。ま
た、スイッチプレートは平行移動自在に設けられている
と共に、タクトスイッチに対し凸部を突設させているの
で、他の部位が先にプリント配線基板に接触してタクト
スイッチを不作動にすることがない。すなわち、LDC
の画面が大型されても安定したストローク感および節度
感が常時得られる。また、節度感の発生と同時にスイッ
チオンとするので、スイッチプレートに過大な押圧力を
加えて該スイッチプレートを破損させることがない。
【図1】本発明に係るタッチパネルスイッチの構成を示
す分解斜視図である。
す分解斜視図である。
【図2】図1において、スイッチプレートの装着状態を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図3】タクトスイッチの取り付け状態を示すプリント
配線基板の斜視図である。
配線基板の斜視図である。
【図4】図2のA−A断面図である。
【図5】本発明に係るタッチパネルスイッチの第2の実
施形態を示す要部分解斜視図である。
施形態を示す要部分解斜視図である。
【図6】図5の要部断面図である。
【図7】従来のタッチパネルスイッチを説明する構成図
である。
である。
【図8】従来の他のタッチパネルスイッチの構成を示す
分解斜視図である。
分解斜視図である。
1 タッチパネルスイッチ 11 クラスタパネル 12、44 スイッチプレート 15、41 LCD 19 圧縮スプリング 21、45 画面 22 凸部 23 タクトスイッチ 42 押しピン
Claims (5)
- 【請求項1】 画面表示手段に対しそれぞれ平行に配置
されるスイッチプレートとプリント配線基板とを具備
し、 前記スイッチプレートは前記画面表示手段に対し移動自
在に支持されかつ移動して前記プリント配線基板を押圧
可能にし、 前記スイッチプレートの移動で該スイッチプレートに衝
接し節度感を発生するスイッチを前記プリント配線基板
の略中央部に設けたことを特徴とするタッチパネルスイ
ッチ。 - 【請求項2】 前記スイッチプレートを前記画面表示手
段を両面側より挟む2重構造体に設け、該スイッチプレ
ートと前記画面表示手段とが一体的に組み付けられたこ
とを特徴とする請求項1記載のタッチパネルスイッチ。 - 【請求項3】 前記スイッチと対応する前記スイッチプ
レートの位置に該スイッチを押圧する凸部を設けたこと
を特徴とする請求項1記載のタッチパネルスイッチ。 - 【請求項4】 前記画面表示手段をクラスタパネルに固
設すると共に、前記スイッチプレートを前記クラスタパ
ネルから突出した取付手段に付勢手段を介して移動自在
に係止し、該スイッチプレートを押圧操作に対し弾性復
帰可能に設けたことを特徴とする請求項1記載のタッチ
パネルスイッチ。 - 【請求項5】 前記画面表示手段の略中央部をスライド
自在に貫通し前記スイッチプレートによって前記スイッ
チを押圧する押圧ピンを備えたことを特徴とする請求項
1記載のタッチパネルスイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30292495A JPH09147663A (ja) | 1995-11-21 | 1995-11-21 | タッチパネルスイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30292495A JPH09147663A (ja) | 1995-11-21 | 1995-11-21 | タッチパネルスイッチ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09147663A true JPH09147663A (ja) | 1997-06-06 |
Family
ID=17914771
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30292495A Pending JPH09147663A (ja) | 1995-11-21 | 1995-11-21 | タッチパネルスイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09147663A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006323457A (ja) * | 2005-05-17 | 2006-11-30 | Sony Corp | 静電容量検出型入力装置 |
JP2009122720A (ja) * | 2007-11-09 | 2009-06-04 | Mitsubishi Electric Corp | 携帯電子機器 |
JP2012173855A (ja) * | 2011-02-18 | 2012-09-10 | Nippon Seiki Co Ltd | 表示装置 |
JP2017212615A (ja) * | 2016-05-26 | 2017-11-30 | 株式会社ノーリツ | 操作装置 |
KR20180087250A (ko) * | 2015-10-23 | 2018-08-01 | 베르-헬라 테르모콘트롤 게엠베하 | 차량 부품용, 특히 난방, 환기 및/또는 공조 시스템용 조작유닛 |
-
1995
- 1995-11-21 JP JP30292495A patent/JPH09147663A/ja active Pending
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JP2017212615A (ja) * | 2016-05-26 | 2017-11-30 | 株式会社ノーリツ | 操作装置 |
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