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JPH09118120A - 空調用ケース - Google Patents

空調用ケース

Info

Publication number
JPH09118120A
JPH09118120A JP30057695A JP30057695A JPH09118120A JP H09118120 A JPH09118120 A JP H09118120A JP 30057695 A JP30057695 A JP 30057695A JP 30057695 A JP30057695 A JP 30057695A JP H09118120 A JPH09118120 A JP H09118120A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drain pan
evaporator
air
service hole
case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30057695A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Teruya
裕 照屋
Katsushi Kono
克志 河野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bosch Corp
Original Assignee
Zexel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Zexel Corp filed Critical Zexel Corp
Priority to JP30057695A priority Critical patent/JPH09118120A/ja
Publication of JPH09118120A publication Critical patent/JPH09118120A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 縦割りされた2分割の左右ケースの下部に外
嵌するドレンパンを備えた空調用ケースにあって、エバ
ポレータのメンテナンスのためにサービス用孔からの出
し入れを容易としたものである。 【解決手段】 縦割りされた2分割の左右ケースの下部
に外嵌するドレンパンを備えた空調ケースにあって、ド
レンパンに可撓性部を設けることで、該ドレンパンを折
り曲げて、サービス用孔より下方に位置させ、これによ
って干渉がなくなり、サービス用孔を介してエバポレー
タの出し入れを容易にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、空調用ケース、
特に自動車用の空調装置の空調用ケースに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、空調用ケースとして、エバポレー
タが収納されているものでは、エバポレータに生じる凝
縮水がケース外に流出するのを防ぐ目的のために、横割
した空調ケースが多かった。例えば実開昭55−117
310号公報、実開平2−112505号公報に示すご
とくである。しかし、近年縦割した空調用ケースも開発
され、例えば実開平1−65707号公報があり、縦割
りされた2分割のケース構造体5,7が接合され、下方
は開口37,39を有し、その開口を覆むように、前記
ケース構造体5,7の下方に外嵌するドレンパン63を
取付けた構造も示されている。この例ではドレンパン6
3が装着されると、エバポレータ挿入用の第1組込み孔
25より上方にドレンパン63の上端が至っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、この公知
例では、ドレンパン63がケース構造体5,7の下部に
外嵌されると、その上端は、組み込み孔25の上方に至
ってしまい、エバポレータをメンテナンスのために取り
出す場合には、予めドレンパン63を外し、それから蓋
27を開け、そしてエバポレータ外を取り出していた。
即ち、取り出しするには、多くの手数を用していた。
【0004】そこで、請求項1及び2の発明は、空調ケ
ース内へ組込まれたエバポレータのメンテナンスのため
に取り出しの容易及び組付性の向上を図る空調用ケース
を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、縦割りされた2分割の左
右ケースと、この左右ケースの下部に外嵌されるドレン
パンとより構成されると共に、内部に少なくともエバポ
レータが配された空調用ケースにおいて、前記左右ケー
スのどちらかに、エバポレータを出し入れする蓋が嵌合
するサービス用孔を有し、このサービス用孔が前記ドレ
ンパンの一部にて覆われると共に、ドレンパンの前記サ
ービス用孔を覆う部分の近傍に可撓性を持たせたことに
ある。請求項2記載の発明は請求項1記載の発明の構成
のうち、可撓性を持たせる手段としてドレンパンに蛇腹
を形成したことにある。
【0006】したがって、請求項1及び2記載の発明
は、空調装置が車両に組付後において、エバポレータの
メンテナンスのために、取り出す際には、ドレンパンを
図1、図3のように可撓性部分にて曲げてから、蓋を外
しサービス用孔からエバポレータをドレンパンに干渉さ
れることなく取り出しできる。そして、また、装着時に
もエバポレータと干渉せず、可撓性部分を押圧すること
で、元の位置に戻される。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
示例と共に説明する。図1、図2において、図1はこの
発明の側面図、図2は分割ラインから見た断面図であ
る。空調ケース1は、縦方向に分割ライン(PC)を持
った左右のケース2,3により構成され、内部に送風機
5が配され、送風機5の回転にて車室内又は車外から空
気を導入し、下記するエバポレータ6及びヒータコア7
に送り出している。エバポレータ6は、空気を冷却する
もので、図示しないがコンプレッサ、コンデンサ等と冷
房サイクルを構成している。このエバポレータ6の下流
にヒータコア7が配されている。
【0008】ヒータコア7は、エンジンの冷却水が供給
され、通過する空気を加熱するもので、その上流にエア
ミックスドア8が配されて、その開度にてヒータコア7
に送られる空気量が決定され、バイパスする空気と加熱
空気は、下流のエアミックス室9にて混合され適温に温
調され図示しない車室内へ送り出される。
【0009】エアミックス室9には、デフロスト吹出口
11、ベント吐出口12及び足元吹出口13が設けら
れ、それぞれの吹出口に空調空気を送るべく、切換ドア
14,15が設けられ、該切換ドア14,15の適宜な
操作でデフロストモード、ベントモード、ヒータモード
が選択されるものである。
【0010】空調ケース1を構成する左右ケース2,3
は、図1に示すように、分割ライン(PL)を対称軸と
してほぼ同一形状となっており、最も下部には、ドレン
水を集め排水する排出孔17が形成されている。この排
出孔17を含む周囲は下記するドレンパン22が外嵌さ
れている。そしてさらに右ケース2には、空気導入孔1
8及び側面にエバポレータをメンテナンスするためのサ
ービス用孔19が形成され、この孔19には蓋20が嵌
合されている。
【0011】ドレンパン22は、前記左右ケース2,3
の下部の排出孔17を含む周囲を覆って外嵌しており、
ドレン水を排出孔17からドレンパン22に流し、ドレ
ン孔23から図示しないホース等を介して車外へ排出し
ている。
【0012】このドレンパン22は、その上端が前記し
たサービス用孔19の下端より上方に至っており、サー
ビス時に引掛かって、蓋20を開けることは出来ない
し、またエバポレータ6も取り出しすることができなく
なるので、ドレンパン22のサービス用孔19を覆う側
に可撓性部24を持たせている。この例では、図3に示
すようにジャバラ(蛇腹)状となっており、力を加える
ことで図1、図3に示すように折り曲げられる。これに
よって、蓋20及びエバポレータ6との干渉がなくな
り、蓋20の取り外し、エバポレータ6の出し入れに支
障をきたさなくなる。なお、可撓性部24を前記実施の
態様である蛇腹以外に、厚みを薄くするとか、折り曲げ
線を付することで、曲げを容易にすることでも良い。
【0013】なお、ドレンパン22をゴム材(EPD
M)、ポリエチレン(PE)等の可撓性材料の使用で製
造されるために、ドレンパン22が左右ケース2,3と
の密着度が高くなり、ドレン部よりの外気侵入を最小限
とすることができる。
【0014】また、ドレンパン22が設けられているの
で、図示のごとく、空調ケース1は、縦方向に分割ライ
ン(PL)を設けることができ、これによって、2つの
左右のケース2,3のみで良くなり、形成加工が簡単と
なる。そして、ドレンパン22は左右ケース2,3の下
方にあり、凝縮水を受けるため、分割ラインのシール性
向上のための、シール剤塗布する必要もない。また、サ
ービス用の蓋20の周囲のシールも削除できるものであ
る。
【0015】
【発明の効果】以上のように、この請求項1及び2記載
の発明によれば、縦割りの左右ケースの下部に外嵌され
るドレンパンに可撓性を持たせているから、エバポレー
タのメンテナンス時に、ドレンパンを下方に折り曲げて
蓋及びサービス用孔の下端よりも下方にし、もって蓋や
取り出されるエバポレータと干渉しなくなり容易に出し
入れできるものである。
【0016】また、当然ながら、ドレンパンが左右ケー
スの下部を外嵌することであるから、水もれ対策は解消
され、分割ラインを上下方向にすることができ、ケース
を2分割の左右ケースとすることができる。そして、分
割ライン上のシールも無くすことができ、コストの削減
に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態を示す側面図である。
【図2】同一の縦方向断面図である。
【図3】ドレンパンの要部拡大図である。
【符号の説明】
1 空調ケース 2 左ケース 3 右ケース 6 エバポレータ 7 ヒータコア 17 排出孔 19 サービス用孔 20 蓋 24 可撓性部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦割りされた2分割の左右ケースと、こ
    の左右ケースの下部に外嵌されるドレンパンとより構成
    されると共に、内部に少なくともエバポレータが配され
    た空調用ケースにおいて、 前記左右ケースのどちらかに、エバポレータを出し入れ
    する蓋が嵌合するサービス用孔を有し、このサービス用
    孔が前記ドレンパンの一部にて覆われると共に、ドレン
    パンの前記サービス用孔を覆う部分の近傍に可撓性を持
    たせたことを特徴とする空調用ケース。
  2. 【請求項2】 可撓性を持たせる手段として、ドレンパ
    ンに蛇腹を形成したことを特徴とする請求項1記載の空
    調用ケース。
JP30057695A 1995-10-25 1995-10-25 空調用ケース Pending JPH09118120A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30057695A JPH09118120A (ja) 1995-10-25 1995-10-25 空調用ケース

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30057695A JPH09118120A (ja) 1995-10-25 1995-10-25 空調用ケース

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09118120A true JPH09118120A (ja) 1997-05-06

Family

ID=17886509

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30057695A Pending JPH09118120A (ja) 1995-10-25 1995-10-25 空調用ケース

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JP (1) JPH09118120A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008128520A (ja) * 2006-11-17 2008-06-05 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ドレンパンおよびこれを用いた空調ユニットならびに空気調和装置
KR20190068125A (ko) * 2017-12-08 2019-06-18 현대자동차주식회사 차량의 ce 모듈용 커버장치

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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