JPH0910776A - ハニカム構造体及びその製造方法 - Google Patents
ハニカム構造体及びその製造方法Info
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- JPH0910776A JPH0910776A JP16168495A JP16168495A JPH0910776A JP H0910776 A JPH0910776 A JP H0910776A JP 16168495 A JP16168495 A JP 16168495A JP 16168495 A JP16168495 A JP 16168495A JP H0910776 A JPH0910776 A JP H0910776A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 生体に対して安全で、特に水道水を健康保持
に最適な飲用機能活性水とすることができる手段を提供
することである。 【構成】 ハニカム構造体3は、アルカリ長石と石英を
主成分とする石英斑岩の微細粉末を混練・成形・焼成し
てなり、多数の孔(セル)4をハニカム状に有すると共
に、生体の恒常性を維持するための矯正波動を印加して
なる。 【作用】 ハニカム構造体3を水道水に浸漬させ、水を
所定時間循環曝気ることにより、石英斑岩中に含まれる
ミネラルや微量元素が水に溶出して水和イオン化し、機
能活性水として飲用に供することが可能となる。
に最適な飲用機能活性水とすることができる手段を提供
することである。 【構成】 ハニカム構造体3は、アルカリ長石と石英を
主成分とする石英斑岩の微細粉末を混練・成形・焼成し
てなり、多数の孔(セル)4をハニカム状に有すると共
に、生体の恒常性を維持するための矯正波動を印加して
なる。 【作用】 ハニカム構造体3を水道水に浸漬させ、水を
所定時間循環曝気ることにより、石英斑岩中に含まれる
ミネラルや微量元素が水に溶出して水和イオン化し、機
能活性水として飲用に供することが可能となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば飲用として利用
する水を活性化すると共に、その水にミネラル等の微量
元素を添加して健康保持に最適な飲用水とするためのハ
ニカム構造体及びその製造方法に関する。
する水を活性化すると共に、その水にミネラル等の微量
元素を添加して健康保持に最適な飲用水とするためのハ
ニカム構造体及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】人間を含めて全ての動物の体内には、殆
ど全ての元素が含まれている。栄養学的な面からは、か
つては蛋白質・糖・脂肪等の高分子化合物が注目され、
次いでナトリウム・カリウム等の電解質、更には機能栄
養素としてのビタミンが研究実用の対象となった。近
年、元素の分析技術が進歩し、或いは生体維持に必要な
身体構造各部位の波動による健康チェックが立証されて
きたことから、栄養素以外の機能性単位としての微量元
素及び波動の必要性が立証されている。
ど全ての元素が含まれている。栄養学的な面からは、か
つては蛋白質・糖・脂肪等の高分子化合物が注目され、
次いでナトリウム・カリウム等の電解質、更には機能栄
養素としてのビタミンが研究実用の対象となった。近
年、元素の分析技術が進歩し、或いは生体維持に必要な
身体構造各部位の波動による健康チェックが立証されて
きたことから、栄養素以外の機能性単位としての微量元
素及び波動の必要性が立証されている。
【0003】ところで、アルカリ長石と石英を主成分と
する火成岩類中の石英斑岩は、古くから薬石として用い
られ、例えば麦飯石等の名称で親しまれてきた。この石
英斑岩は、古来より様々に活用され、例えば経口ビタミ
ン剤の増量剤として粉末を活用したり、破砕岩石粒状で
水の活性化を行ったり、或いは温浴効果を高めるための
充填濾材として用いたりされてきた。又、薬石と称する
粉体を用いセラミックボール状化し、濾過材料として用
いられている実例も数多い。更に、焼成温度帯によって
は、遠赤外線波長セラミックとしても用いられている。
する火成岩類中の石英斑岩は、古くから薬石として用い
られ、例えば麦飯石等の名称で親しまれてきた。この石
英斑岩は、古来より様々に活用され、例えば経口ビタミ
ン剤の増量剤として粉末を活用したり、破砕岩石粒状で
水の活性化を行ったり、或いは温浴効果を高めるための
充填濾材として用いたりされてきた。又、薬石と称する
粉体を用いセラミックボール状化し、濾過材料として用
いられている実例も数多い。更に、焼成温度帯によって
は、遠赤外線波長セラミックとしても用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、石英斑岩
は、日常生活の様々なところで利用されているが、特に
薬石と称する石英斑岩は多岐にわたる。しかしながら、
各用途の目的効果を得るための諸条件が整備されていな
いため、手探り状態の利用が横行している。例えば、石
英斑岩で薬石と称するものには、放射線を含むものもあ
り、この場合の薬石は必ずしも生体に対して安全なもの
とは言えない。
は、日常生活の様々なところで利用されているが、特に
薬石と称する石英斑岩は多岐にわたる。しかしながら、
各用途の目的効果を得るための諸条件が整備されていな
いため、手探り状態の利用が横行している。例えば、石
英斑岩で薬石と称するものには、放射線を含むものもあ
り、この場合の薬石は必ずしも生体に対して安全なもの
とは言えない。
【0005】従って、本発明は、このような実状に鑑み
てなされたもので、生体に対して安全で、特に水道水を
健康保持に最適な飲用機能活性水とすることができる手
段を提供することを目的とする。
てなされたもので、生体に対して安全で、特に水道水を
健康保持に最適な飲用機能活性水とすることができる手
段を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的は、本発明のハ
ニカム構造体及びその製造方法により達成される。本発
明のハニカム構造体は、アルカリ長石と石英を主成分と
する石英斑岩の微細粉末を混練・成形・焼成してなり、
多数の孔(セル)をハニカム状に有すると共に、生体の
恒常性を維持するための矯正波動を印加してなることを
特徴とする。
ニカム構造体及びその製造方法により達成される。本発
明のハニカム構造体は、アルカリ長石と石英を主成分と
する石英斑岩の微細粉末を混練・成形・焼成してなり、
多数の孔(セル)をハニカム状に有すると共に、生体の
恒常性を維持するための矯正波動を印加してなることを
特徴とする。
【0007】又、本発明のハニカム構造体の製造方法
は、アルカリ長石と石英を主成分とする石英斑岩を微細
粉末にし、この粉末に焼結用バインダーを加えて混練
し、混練したものを多数の孔(セル)を有するハニカム
形状体に成形し、このハニカム形状体を500〜640
℃の温度で焼成し、焼成したハニカム形状体に生体の恒
常性を維持するための矯正波動を一定の磁性下で印加す
ることを特徴とする。
は、アルカリ長石と石英を主成分とする石英斑岩を微細
粉末にし、この粉末に焼結用バインダーを加えて混練
し、混練したものを多数の孔(セル)を有するハニカム
形状体に成形し、このハニカム形状体を500〜640
℃の温度で焼成し、焼成したハニカム形状体に生体の恒
常性を維持するための矯正波動を一定の磁性下で印加す
ることを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明のハニカム構造体は、飲用水として用い
る場合には、水(水道水)に浸漬させ、水を一定時間循
環させた後、活性水として用いる。水を循環させる間
に、ハニカム構造体を構成する石英斑岩(天然鉱石)中
に含まれるミネラルや微量元素が水に溶出して水和イオ
ン化し、安全で且つ健康保持に必要な飲用機能活性水を
提供できる。従って、飲用水は勿論のこと、農業(カッ
ト野菜の褐変防止等)、獣医(競争馬における生体調節
等)、畜産(養鶏における飼料効率の向上や養豚におけ
る肉質の均一向上等)、その他、工業、化学、食品等、
用途は広範であり、各分野に必要な機能活性水として選
択的に利用することができる。
る場合には、水(水道水)に浸漬させ、水を一定時間循
環させた後、活性水として用いる。水を循環させる間
に、ハニカム構造体を構成する石英斑岩(天然鉱石)中
に含まれるミネラルや微量元素が水に溶出して水和イオ
ン化し、安全で且つ健康保持に必要な飲用機能活性水を
提供できる。従って、飲用水は勿論のこと、農業(カッ
ト野菜の褐変防止等)、獣医(競争馬における生体調節
等)、畜産(養鶏における飼料効率の向上や養豚におけ
る肉質の均一向上等)、その他、工業、化学、食品等、
用途は広範であり、各分野に必要な機能活性水として選
択的に利用することができる。
【0009】又、本発明の製造方法は、混練・成形・焼
成・波動印加の工程からなり、上記のような利点を有す
るハニカム構造体を製造することができる。
成・波動印加の工程からなり、上記のような利点を有す
るハニカム構造体を製造することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
その実施例に係るハニカム構造体を図1及び図2に示
す。図1に示すハニカム構造体1は、円柱状を呈し、ア
ルカリ長石と石英を主成分とする石英斑岩の微細粉末を
混練・成形・焼成してなり、多数の円形の孔(セル)2
をハニカム状に有し、更に生体の恒常性を維持するため
の矯正波動を印加してなるものである。図2に示すハニ
カム構造体3は、四角柱状を呈し、同様に石英斑岩の微
細粉末を混練・成形・焼成してなり、多数の四角形のセ
ル4をハニカム状に有し、矯正波動を印加してなるもの
である。なお、図1及び図2に示したハニカム構造体
1,3の形状は、単なる一例であり、図示した形状(円
柱状、四角形状)以外の形状であってもよい。又、セル
2,4の形状も円形や四角形に限定されない。このよう
なハニカム構造体の寸法例〜を図3に示す。但し、
図1のハニカム構造体1では、セル2の形状は円形であ
るが、図3の寸法例では四角形としている。
その実施例に係るハニカム構造体を図1及び図2に示
す。図1に示すハニカム構造体1は、円柱状を呈し、ア
ルカリ長石と石英を主成分とする石英斑岩の微細粉末を
混練・成形・焼成してなり、多数の円形の孔(セル)2
をハニカム状に有し、更に生体の恒常性を維持するため
の矯正波動を印加してなるものである。図2に示すハニ
カム構造体3は、四角柱状を呈し、同様に石英斑岩の微
細粉末を混練・成形・焼成してなり、多数の四角形のセ
ル4をハニカム状に有し、矯正波動を印加してなるもの
である。なお、図1及び図2に示したハニカム構造体
1,3の形状は、単なる一例であり、図示した形状(円
柱状、四角形状)以外の形状であってもよい。又、セル
2,4の形状も円形や四角形に限定されない。このよう
なハニカム構造体の寸法例〜を図3に示す。但し、
図1のハニカム構造体1では、セル2の形状は円形であ
るが、図3の寸法例では四角形としている。
【0011】次に、上記のようなハニカム構造体の製造
方法について説明する。まず、アルカリ長石と石英を主
成分とする石英斑岩を微細粉末とするのであるが、石英
斑岩の微細粉末を100〜400メッシュに類別する。
これは、以後の工程で焼成する成形ハニカム形状体にお
けるセルのセル密度を例えば400セル/inch2と
した場合、石英斑岩の粉末粒度も400メッシュ程度で
ある方が、混練・成形・焼成を行い易いからである。従
って、セル密度に応じて適切な粒度の石英斑岩粉末を用
いるのが好ましい。
方法について説明する。まず、アルカリ長石と石英を主
成分とする石英斑岩を微細粉末とするのであるが、石英
斑岩の微細粉末を100〜400メッシュに類別する。
これは、以後の工程で焼成する成形ハニカム形状体にお
けるセルのセル密度を例えば400セル/inch2と
した場合、石英斑岩の粉末粒度も400メッシュ程度で
ある方が、混練・成形・焼成を行い易いからである。従
って、セル密度に応じて適切な粒度の石英斑岩粉末を用
いるのが好ましい。
【0012】図4は、石英斑岩(麦飯石)の300メッ
シュ粉末の蛍光X線解析による結果を示している。但
し、水素(1 H)〜酸素(8 O)までの軽元素及び希ガ
ス元素以外で、図4に記されていない元素は検出不可能
であった。これによると、石英斑岩に含まれる元素は含
有量の多い順に、Si,Fe,K,Al,Ca,Zr,
Na,Sr,Rb,Y,Mn,Mg,Ti,Zn,P,
Ga,Pb,Ni,Cu,Ba,S,Coであり、22
元素以上を有することが分かる。
シュ粉末の蛍光X線解析による結果を示している。但
し、水素(1 H)〜酸素(8 O)までの軽元素及び希ガ
ス元素以外で、図4に記されていない元素は検出不可能
であった。これによると、石英斑岩に含まれる元素は含
有量の多い順に、Si,Fe,K,Al,Ca,Zr,
Na,Sr,Rb,Y,Mn,Mg,Ti,Zn,P,
Ga,Pb,Ni,Cu,Ba,S,Coであり、22
元素以上を有することが分かる。
【0013】石英斑岩の微細粉末を混練したものを、多
数のセルを有するハニカム形状体に成形する工程におい
て、セルの表面積を含めたハニカム構造体の体積構造
は、使用目的に応じて長さ(図1及び図2の寸法c参
照)を定め、空間体積と流速を効率より判断した構造と
している。一方、成形したハニカム形状体を焼成する工
程において、焼成温度は500〜640℃であるが、こ
れは、石英斑岩の硅酸構造(SiO)の特長を活かし、
573〜870℃の晶出石英であることを考慮すると共
に、焼結用バインダーの結合及び焼成硬度も加味したも
のである。なお、使用する焼結用バインダーとしては、
例えば低温焼結用粘土である含水珪酸マグネシウムアル
ミニウム(3MgO・1.5Al2O3・8SiO2 ・9H2O)を用いれば
よい。
数のセルを有するハニカム形状体に成形する工程におい
て、セルの表面積を含めたハニカム構造体の体積構造
は、使用目的に応じて長さ(図1及び図2の寸法c参
照)を定め、空間体積と流速を効率より判断した構造と
している。一方、成形したハニカム形状体を焼成する工
程において、焼成温度は500〜640℃であるが、こ
れは、石英斑岩の硅酸構造(SiO)の特長を活かし、
573〜870℃の晶出石英であることを考慮すると共
に、焼結用バインダーの結合及び焼成硬度も加味したも
のである。なお、使用する焼結用バインダーとしては、
例えば低温焼結用粘土である含水珪酸マグネシウムアル
ミニウム(3MgO・1.5Al2O3・8SiO2 ・9H2O)を用いれば
よい。
【0014】焼成後のハニカム構造体は、主に水(水道
水)に浸漬させ、水を一定時間循環させた後、活性水と
して用いるのであるが、例えば人間の飲用水として用い
る場合、単なる微量元素やミネラルを含んだ水としての
活用では、その水が人間の生体系のどの部位に有効に作
用するのか、又は反作用を来す恐れがあるのか等の判定
が不明であり、単なる市販のミネラルウォーターの域を
超えるものではない。
水)に浸漬させ、水を一定時間循環させた後、活性水と
して用いるのであるが、例えば人間の飲用水として用い
る場合、単なる微量元素やミネラルを含んだ水としての
活用では、その水が人間の生体系のどの部位に有効に作
用するのか、又は反作用を来す恐れがあるのか等の判定
が不明であり、単なる市販のミネラルウォーターの域を
超えるものではない。
【0015】そこで、本発明者は、欧米各国で実用化さ
れている共鳴磁場波動装置の電気力場理論(USP
5,317,265参照)に基づき、生体系の部位全般
に普及する機能効果を高める波動信号を焼成セラミック
に転写し、転写した波動信号が焼成セラミックから活用
する水質に伝播し得る事実を確認した。これは、ミネラ
ル・微量元素の水和イオンと水を構成する酸素原子と
に、一定の磁性〔0.5〜7ガウス(起電圧5〜15
V)〕下で固有振動を与えることと同等である。従っ
て、焼成後のハニカム構造体に生体の恒常性を維持する
ための矯正波動(固有振動)を一定の磁性〔0.5〜7
ガウス(起電圧5〜15V)〕下で印加することとし
た。しかしながら、固有振動によっては、微量元素が栄
養学的に必須の元素として働くこともあれば、生体にと
って有害な作用を発現する場合もあるので、印加する固
有振動は、元素の動態や適正な生理活性を考慮し、0〜
28Hzと超低周波帯であることが望ましい。焼成した
ハニカム構造体は与えられた固有振動を保持するが、こ
れは石英斑岩に含まれる鉄分(Fe)を中心とする無機
によるものと考えられる。
れている共鳴磁場波動装置の電気力場理論(USP
5,317,265参照)に基づき、生体系の部位全般
に普及する機能効果を高める波動信号を焼成セラミック
に転写し、転写した波動信号が焼成セラミックから活用
する水質に伝播し得る事実を確認した。これは、ミネラ
ル・微量元素の水和イオンと水を構成する酸素原子と
に、一定の磁性〔0.5〜7ガウス(起電圧5〜15
V)〕下で固有振動を与えることと同等である。従っ
て、焼成後のハニカム構造体に生体の恒常性を維持する
ための矯正波動(固有振動)を一定の磁性〔0.5〜7
ガウス(起電圧5〜15V)〕下で印加することとし
た。しかしながら、固有振動によっては、微量元素が栄
養学的に必須の元素として働くこともあれば、生体にと
って有害な作用を発現する場合もあるので、印加する固
有振動は、元素の動態や適正な生理活性を考慮し、0〜
28Hzと超低周波帯であることが望ましい。焼成した
ハニカム構造体は与えられた固有振動を保持するが、こ
れは石英斑岩に含まれる鉄分(Fe)を中心とする無機
によるものと考えられる。
【0016】以上より、アルカリ長石と石英を主成分と
する石英斑岩を微細粉末にし、この粉末に焼結用バイン
ダーを加えて混練し、混練したものを多数のセルを有す
るハニカム形状体(図1及び図2参照)に成形し、この
ハニカム形状体を500〜640℃の温度で焼成し、焼
成したハニカム形状体に生体の恒常性を維持するための
矯正波動を一定の磁性〔0.5〜7ガウス(起電圧5〜
15V)〕下で加えることにより、ハニカム構造体を製
造できる。
する石英斑岩を微細粉末にし、この粉末に焼結用バイン
ダーを加えて混練し、混練したものを多数のセルを有す
るハニカム形状体(図1及び図2参照)に成形し、この
ハニカム形状体を500〜640℃の温度で焼成し、焼
成したハニカム形状体に生体の恒常性を維持するための
矯正波動を一定の磁性〔0.5〜7ガウス(起電圧5〜
15V)〕下で加えることにより、ハニカム構造体を製
造できる。
【0017】この製造工程において、2種以上の電解質
ミネラルの化合物からなる鉱石〔例えば炭酸カルシウム
(CaCO3 )や異種鉱石〕を微細粉末にし、この粉末
を石英斑岩の微細粉末と1対9の割合で混合し、同様に
混練・成形・焼成・波動印加を行ってもよい。これによ
り、石英斑岩の素性のみではなく、炭酸カルシウムや異
種鉱石等の素性も添加され、多岐利用に則したハニカム
構造体にすることができる。
ミネラルの化合物からなる鉱石〔例えば炭酸カルシウム
(CaCO3 )や異種鉱石〕を微細粉末にし、この粉末
を石英斑岩の微細粉末と1対9の割合で混合し、同様に
混練・成形・焼成・波動印加を行ってもよい。これによ
り、石英斑岩の素性のみではなく、炭酸カルシウムや異
種鉱石等の素性も添加され、多岐利用に則したハニカム
構造体にすることができる。
【0018】図5は、実施例のA判定サンプルとして5
00℃で焼成したハニカム構造体を用い、比較例のB判
定サンプルとして900℃で焼成したハニカム構造体を
用い、それぞれのサンプルでの生体部位における波動計
測を行い、その結果を数値で示した表である。但し、判
定は、生体との関係から−50〜+50の範囲の数値で
良否を判断し、数値が大きい(+50に近づく)ほど良
を表している。この表から分かるように、B判定よりA
判定の方が総じて数値が高く、この結果と焼結用バイン
ダーの結合及び焼成硬度等を加味すると、焼成温度を5
00〜640℃とするのが好ましい訳である。この焼成
温度範囲でも、特に570〜630℃が好適である。ま
た仮に、焼成温度が500℃より低いと、破砕し易く、
水溶液中の色度が取れ難い。一方、640℃より高い
と、水への炭酸カルシウム(CaCO3 )溶出が悪くな
り、500℃と900℃の焼成温度別の生体各部位に対
する波動計測結果の一例を示す図5からも、総合的に悪
いことが分かる。
00℃で焼成したハニカム構造体を用い、比較例のB判
定サンプルとして900℃で焼成したハニカム構造体を
用い、それぞれのサンプルでの生体部位における波動計
測を行い、その結果を数値で示した表である。但し、判
定は、生体との関係から−50〜+50の範囲の数値で
良否を判断し、数値が大きい(+50に近づく)ほど良
を表している。この表から分かるように、B判定よりA
判定の方が総じて数値が高く、この結果と焼結用バイン
ダーの結合及び焼成硬度等を加味すると、焼成温度を5
00〜640℃とするのが好ましい訳である。この焼成
温度範囲でも、特に570〜630℃が好適である。ま
た仮に、焼成温度が500℃より低いと、破砕し易く、
水溶液中の色度が取れ難い。一方、640℃より高い
と、水への炭酸カルシウム(CaCO3 )溶出が悪くな
り、500℃と900℃の焼成温度別の生体各部位に対
する波動計測結果の一例を示す図5からも、総合的に悪
いことが分かる。
【0019】図6は、ハニカム構造体を入れた試験用蒸
留水1lを5分間煮沸したとき、並びに1時間、3時間
及び5時間循環曝気したときの水質の変化を分析した表
である。比較例として、蒸留水そのままの水質も併記し
てある。これによると、蒸留水のPH値は7.0(中
性)であるが、煮沸及び循環曝気した場合は、いずれも
PH値はアルカリ性を示している。又、煮沸及び循環曝
気した場合、いずれも炭酸カルシウム(CaCO3 )の
濃度は顕著に増加しているが、その他の検査項目の値は
変化しておらず、鉄のみが若干増加している。
留水1lを5分間煮沸したとき、並びに1時間、3時間
及び5時間循環曝気したときの水質の変化を分析した表
である。比較例として、蒸留水そのままの水質も併記し
てある。これによると、蒸留水のPH値は7.0(中
性)であるが、煮沸及び循環曝気した場合は、いずれも
PH値はアルカリ性を示している。又、煮沸及び循環曝
気した場合、いずれも炭酸カルシウム(CaCO3 )の
濃度は顕著に増加しているが、その他の検査項目の値は
変化しておらず、鉄のみが若干増加している。
【0020】図7は、実施例としてのB判定サンプルで
は、500℃で焼成したハニカム構造体を10lの水
(東京都内の中野区の水道水)を入れた容器内に浸漬さ
せ、1時間で約40ターンの循環を繰り返した後のサン
プル水を波動計測した結果と、比較例としてのAサンプ
ルでは、東京都内の中野区の水道水を波動計測した結果
とを示す表である。この表より、A判定よりB判定の方
が殆どの数値が高くなっており、普通の水道水(上水
道)に比べて、ハニカム構造体を用いた方が生体系に及
ぼす活性効果が高いことが分かる。
は、500℃で焼成したハニカム構造体を10lの水
(東京都内の中野区の水道水)を入れた容器内に浸漬さ
せ、1時間で約40ターンの循環を繰り返した後のサン
プル水を波動計測した結果と、比較例としてのAサンプ
ルでは、東京都内の中野区の水道水を波動計測した結果
とを示す表である。この表より、A判定よりB判定の方
が殆どの数値が高くなっており、普通の水道水(上水
道)に比べて、ハニカム構造体を用いた方が生体系に及
ぼす活性効果が高いことが分かる。
【0021】図8は、図7の結果を基に、乾燥状態のハ
ニカム構造体に前記のように矯正波動を印加して、生理
活性を付与した後、そのハニカム構造体を10lの水
(中野区の水道水)を入れた容器内に浸漬させ、2時間
で約40ターンの循環を繰り返した後のサンプル水を波
動計測し、その結果を示す表である。又、参考例として
矯正波動を印加しないハニカム構造体を用いた場合の結
果と、比較例としての中野区の水道水の結果も併記して
ある。この表から分かるように、水道水の判定数値より
ハニカム構造体(矯正波動なし)の判定数値の方が明ら
かに改善されているが、矯正波動を印加したハニカム構
造体の場合は、その判定数値が更に向上している。これ
により、生体系のマイナス数値であった部位の数値は矯
正され、各部位に弊害をもたらすことのない機能活性水
として飲用に供することができる。
ニカム構造体に前記のように矯正波動を印加して、生理
活性を付与した後、そのハニカム構造体を10lの水
(中野区の水道水)を入れた容器内に浸漬させ、2時間
で約40ターンの循環を繰り返した後のサンプル水を波
動計測し、その結果を示す表である。又、参考例として
矯正波動を印加しないハニカム構造体を用いた場合の結
果と、比較例としての中野区の水道水の結果も併記して
ある。この表から分かるように、水道水の判定数値より
ハニカム構造体(矯正波動なし)の判定数値の方が明ら
かに改善されているが、矯正波動を印加したハニカム構
造体の場合は、その判定数値が更に向上している。これ
により、生体系のマイナス数値であった部位の数値は矯
正され、各部位に弊害をもたらすことのない機能活性水
として飲用に供することができる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のハニカム
構造体では、飲用水として用いる場合には、水(水道
水)に浸漬させ、水を一定時間循環させた後、生理活性
水として用いる。水を循環させる間に、ハニカム構造体
を構成する石英斑岩(天然鉱石)中に含まれるミネラル
や微量元素が水に溶出して水和イオン化し、安全で且つ
健康保持に必要な飲用機能活性水を提供できる。従っ
て、飲用水は勿論のこと、農業(カット野菜の褐変防止
等)、獣医(競争馬における生体調節等)、畜産(養鶏
における飼料効率の向上や養豚における肉質の均一向上
等)、その他、工業、化学、食品等、用途は広範であ
り、各分野に必要な機能活性水として選択的に利用する
ことができる。
構造体では、飲用水として用いる場合には、水(水道
水)に浸漬させ、水を一定時間循環させた後、生理活性
水として用いる。水を循環させる間に、ハニカム構造体
を構成する石英斑岩(天然鉱石)中に含まれるミネラル
や微量元素が水に溶出して水和イオン化し、安全で且つ
健康保持に必要な飲用機能活性水を提供できる。従っ
て、飲用水は勿論のこと、農業(カット野菜の褐変防止
等)、獣医(競争馬における生体調節等)、畜産(養鶏
における飼料効率の向上や養豚における肉質の均一向上
等)、その他、工業、化学、食品等、用途は広範であ
り、各分野に必要な機能活性水として選択的に利用する
ことができる。
【0023】本発明の製造方法は、上記のような利点を
有するハニカム構造体を製造することができる。又、製
造方法において、電解質ミネラルの化合物からなる鉱石
を微細粉末にし、この粉末を石英斑岩の微細粉末と1対
9の割合で混合することにより、多岐利用に対応したハ
ニカム構造体を製造できる。
有するハニカム構造体を製造することができる。又、製
造方法において、電解質ミネラルの化合物からなる鉱石
を微細粉末にし、この粉末を石英斑岩の微細粉末と1対
9の割合で混合することにより、多岐利用に対応したハ
ニカム構造体を製造できる。
【図1】一実施例に係るハニカム構造体の斜視図であ
る。
る。
【図2】別実施例に係るハニカム構造体の斜視図であ
る。
る。
【図3】図1及び図2に示すハニカム構造体の寸法例を
示す表である。
示す表である。
【図4】石英斑岩(麦飯石)の300メッシュ粉末の蛍
光X線解析による結果を示す表である。
光X線解析による結果を示す表である。
【図5】500℃及び900℃で焼成したハニカム構造
体を用いた場合の生体各部位に対する判定結果を示す表
である。
体を用いた場合の生体各部位に対する判定結果を示す表
である。
【図6】試験用蒸留水と、試験用蒸留水にハニカム構造
体を浸漬させ、5分間煮沸、並びに1時間、3時間及び
5時間循環曝気を行った後の水質検査結果を示す表であ
る。
体を浸漬させ、5分間煮沸、並びに1時間、3時間及び
5時間循環曝気を行った後の水質検査結果を示す表であ
る。
【図7】普通の水道水と、水道水に500℃で焼成した
ハニカム構造体を浸漬させ、1時間循環曝気を行った後
の生体各部位に対する判定結果を示す表である。
ハニカム構造体を浸漬させ、1時間循環曝気を行った後
の生体各部位に対する判定結果を示す表である。
【図8】普通の水道水と、水道水に500℃で焼成した
矯正波動なしのハニカム構造体と矯正波動ありのハニカ
ム構造体を浸漬させ、共に2時間循環曝気を行った後の
生体各部位に対する判定結果を示す表である。
矯正波動なしのハニカム構造体と矯正波動ありのハニカ
ム構造体を浸漬させ、共に2時間循環曝気を行った後の
生体各部位に対する判定結果を示す表である。
1,3 ハニカム構造体 2,4 孔(セル)
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C04B 38/00 304 C04B 38/00 304Z (72)発明者 浅川 正名 千葉県松戸市小金原5−27−2 清水マン ション102 (72)発明者 粟野 順二郎 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】アルカリ長石と石英を主成分とする石英斑
岩の微細粉末を混練・成形・焼成してなり、多数の孔
(セル)をハニカム状に有すると共に、生体の恒常性を
維持するための矯正波動を印加してなることを特徴とす
るハニカム構造体。 - 【請求項2】アルカリ長石と石英を主成分とする石英斑
岩を微細粉末にし、この粉末に焼結用バインダーを加え
て混練し、混練したものを多数の孔(セル)を有するハ
ニカム形状体に成形し、このハニカム形状体を500〜
640℃の温度で焼成し、焼成したハニカム形状体に生
体の恒常性を維持するための矯正波動を一定の磁性下で
印加することを特徴とするハニカム構造体の製造方法。 - 【請求項3】電解質ミネラルの化合物からなる鉱石を微
細粉末にし、この粉末を前記石英斑岩の微細粉末と1対
9の割合で混合することを特徴とする請求項2記載のハ
ニカム構造体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16168495A JPH0910776A (ja) | 1995-06-28 | 1995-06-28 | ハニカム構造体及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16168495A JPH0910776A (ja) | 1995-06-28 | 1995-06-28 | ハニカム構造体及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0910776A true JPH0910776A (ja) | 1997-01-14 |
Family
ID=15739889
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16168495A Pending JPH0910776A (ja) | 1995-06-28 | 1995-06-28 | ハニカム構造体及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0910776A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002068920A (ja) * | 2000-08-29 | 2002-03-08 | Keikosha:Kk | 生体機能活性化物質 |
EP1462163A1 (en) * | 2001-12-25 | 2004-09-29 | Wellness Co., Ltd. | Field converter and fluid processing device using the converter |
-
1995
- 1995-06-28 JP JP16168495A patent/JPH0910776A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002068920A (ja) * | 2000-08-29 | 2002-03-08 | Keikosha:Kk | 生体機能活性化物質 |
EP1462163A1 (en) * | 2001-12-25 | 2004-09-29 | Wellness Co., Ltd. | Field converter and fluid processing device using the converter |
EP1462163A4 (en) * | 2001-12-25 | 2005-04-27 | Wellness Co Ltd | FIELD CONVERTER AND FLUID TREATMENT DEVICE USING THE CONVERTER |
US7449159B2 (en) | 2001-12-25 | 2008-11-11 | Wellness Co., Ltd | Liquid processing device and method of manufacturing processed liquid |
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