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JPH0910506A - 脱気器 - Google Patents

脱気器

Info

Publication number
JPH0910506A
JPH0910506A JP16634995A JP16634995A JPH0910506A JP H0910506 A JPH0910506 A JP H0910506A JP 16634995 A JP16634995 A JP 16634995A JP 16634995 A JP16634995 A JP 16634995A JP H0910506 A JPH0910506 A JP H0910506A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
storage tank
water storage
deaerator
tank
scale
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP16634995A
Other languages
English (en)
Inventor
Izumi Matsuo
泉 松尾
Masahiko Sanada
政彦 真田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP16634995A priority Critical patent/JPH0910506A/ja
Publication of JPH0910506A publication Critical patent/JPH0910506A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Degasification And Air Bubble Elimination (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】脱気器に流入した復水からマグネタイトなどの
スケールを効果的に除去できるようにした脱気器を提供
する。 【構成】脱気器は上記の脱気槽1と下部の貯水タンク1
1とを備え、この脱気槽1と貯水タンク11とは3本の
連絡管12によって互いの器内が連通されている。貯水
タンク11は円筒状に形成され、その軸心を垂直方向に
向けて配置される。3本の連絡管12は貯水タンク11
の外周面に接線方向に向けて接続される。降水管13の
入口は貯水タンク11の軸心に沿って底部との間に十分
に離間距離を保って開口させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は発電プラントの給水系に
使用される脱気器に関する。
【0002】
【従来の技術】発電プラントの給水系で使用される脱気
器は図10に示すように、上部の脱気槽1と下部の貯水
タンク2とからなり、脱気槽1内で復水中の溶存酸素が
加熱蒸気によって除去され、この脱気処理された復水が
下部の貯水タンク2に給水として蓄えられる。この脱気
器が組み込まれる給水系はボイラに接続されており、貯
水タンク2から抽出された給水がボイラ給水ポンプによ
り昇圧されて高圧給水加熱器を経てボイラに供給され
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、貯水タンク
2には上記の脱気された復水と共に、高圧給水加熱器か
らのドレンが流入しており、一定期間プラントの運転を
経たとき復水およびドレン中に混入しているマグネタイ
トなどのスケールが貯水タンク2に蓄積され易いことが
知られている。こうしたスケールが給水に混入して給水
系の高圧給水加熱器およびボイラに流れ、それぞれの伝
熱管内面に付着し、伝熱管の流路面積が減少してしま
う。このため、給水を伝熱管に押し込むときの抵抗が増
加し、ボイラ給水ポンプを駆動するための動力がスケー
ルの堆積のため次第に大きくなり、プラント全体の効率
が低下する。
【0004】また、給水ポンプのエンペラにこのスケー
ルが多量に堆積すると、ポンプ効率の低下を招き、ま
た、場合によりエンペラの振動を生じるなどプラントの
運転にも支障が生じる。
【0005】そこで、本発明の目的は脱気器に流入した
復水からマグネタイトなどのスケールを効果的に除去で
きるようにした脱気器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は円筒状の貯水タ
ンクを備え、前記貯水タンクは脱気槽の下方に垂直方向
に軸心を保って設けられると共に、該貯水タンク内に入
口を臨ませて降水管が接続され、前記脱気槽と前記貯水
タンクとが連絡管により互いに連通されてなる脱気器に
おいて、複数本の該連絡管の各出口を接線方向に向けて
前記貯水タンクの円筒状の外周面にそれぞれ接続したこ
とを特徴とするものである。
【0007】また、他の発明は円筒状の胴と、該胴の両
端部を密閉する球面を備えた鏡板とからなる貯水タンク
を備え、前記貯水タンクは脱気槽の下方に水平方向に該
胴の軸心を保って設けられ、該胴内に入口を臨ませて降
水管が接続されると共に、前記脱記槽と前記貯水タンク
とが複数個の出口を備えた連絡管により互いに連通され
てなる脱気器において、前記連絡管の複数個の出口を前
記鏡板の方向に前記胴の軸心に対して所定角度傾けて配
置したことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】本発明は貯水タンク内でのスケールの効果的な
分離のために復水を旋回流として流動させ、水よりも比
重が重いスケールを遠心力によって分離するもので、複
数本の連絡管の各出口が接線方向に向けて貯水タンクの
円筒状の外周面に接続される。各連絡管の出口から器内
に流入した復水は貯水タンクの内周面に沿い周方向に旋
回しつつ流動し、このとき、重たいスケールが遠心力に
よって内周面近くに運ばれ、復水中から分離され、貯水
タンクの内周面に近い底部に集まる。このようにしてス
ケールを分離することで、給水系の高圧給水加熱器およ
びボイラの伝熱管内面にスケールが付着するのを防止す
ることができる。旋回流を形成する方法は垂直方向に軸
心を保って配置する貯水タンクが望ましいが、軸心を水
平方向に保って配置するものにおいても、球面の鏡板に
より旋回流を形成することが可能である。すなわち、他
の発明においては連絡管の複数個の出口を球面に形成さ
れる鏡板の方向に胴の軸心に対して所定角度傾けて配置
する。このように配置することで器内に流入した復水は
それぞれの鏡板の球面に沿って旋回しつつ流動し、重た
いスケールが遠心力によって球面近くに運ばれ、復水中
から分離される。かくして、この他の発明においても高
圧給水加熱器およびボイラの伝熱管内面にスケールが付
着するのを防止することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0010】図1において、脱気器は上部の脱気槽1
と、下部の貯水タンク11とを備え、この脱気槽1と貯
水タンク11とは3本の連絡管12によって互いの器内
が連通されている。貯水タンク11は円筒状に形成さ
れ、その軸心を垂直方向に向けて配置されている。3本
の連絡管12各出口は貯水タンク11の外周面に接線方
向に向くように接続されている。また、貯水タンク11
の底部には降水管13が接続されている。この降水管1
3の入口は貯水タンク11の軸心に沿って底部との間に
十分な離間距離を保って開口させている。
【0011】次に、上記構成による脱気器の作用を説明
する。
【0012】脱気槽1からの復水はそれぞれ連絡管12
を通って貯水タンク11内部に流入する。このとき、復
水は接線方向に開口している出口から貯水タンク11の
周方向にそれぞれ旋回しつつ流動する。この旋回流が形
成されることで復水中に含まれる水よりも重いスケール
が遠心力により貯水タンク11の内周面に沿って流れ、
大部分が内周面に近い底部に集まる。すなわち、貯水タ
ンク11に流入する復水からスケールを分離することが
できる。一方、降水管13の入口が貯水タンク11の底
部との間に距離を保って開口しているので、貯水タンク
11から給水が流出するとき、水面近いスケールの最も
稀薄な給水から降水管13の入口に導くことができる。
このスケールの最も少ない給水が高圧給水加熱器からさ
らにボイラにかけて流れることで、それぞれの伝熱管内
面に多量のスケールが堆積するのを防止することができ
る。また、スケールがボイラ給水ポンプのインペラに堆
積するのを防ぐことが可能になる。なお、貯水タンク1
1の底部に集まったスケールはプラント停止時にドレン
口(図示せず)から排出する。
【0013】また、本発明の他の実施例を図2を参照し
て説明する。本実施例の貯水タンク11の基本的な部分
は上記実施例のものと同じである。本実施例の貯水タン
ク11には内周面から半径方向に中心にかけて延びる電
磁石からなる平面状の3枚のスクリーン14を設けてい
る。それぞれ3枚のスクリーン14は各連絡管12の出
口に正面を対向させ、復水中のスケールを捕獲するのに
不足のない位置に配置している。
【0014】上記構成からなる脱気器において、貯水タ
ンク11内部を旋回しつつ復水が流れるとき、復水中に
含まれるスケール等が常に磁力が働いているスクリーン
14によって捕獲され、復水のみがそこを通り抜ける。
電磁石が機能する間、スケール等はスクリーン14によ
って動きが拘束されるので、再び復水中に混入せず、ス
ケールの分離を効果的に果たすことができる。
【0015】したがって、貯水タンク11から給水が流
出するとき、スケールの殆どない給水を降水管13の入
口に導くことができ、給水系の高圧給水加熱器およびボ
イラのそれぞれの伝熱管内面に多量のスケールが堆積す
るのを防止することが可能になる。なお、プラント停止
時、脱気器の清掃を行う場合にスクリーン14に堆積し
たスケールを電磁石の電源を切って取り除く。
【0016】また、本実施例で説明した電磁石からなる
スクリーン14に代えて永久磁石のスクリーンを用いて
もよい。
【0017】さらに、本発明の他の実施例を図3を参照
して説明する。
【0018】本実施例は図に示すように貯水タンク11
の内周面に沿って電磁石からなる棒状の捕獲部材15を
設けている。この捕獲部材15は貯水タンク11の深さ
とほぼ同じ長さに形成される。
【0019】上記構成からなる脱気器において、復水が
貯水タンク11内部を内周面に沿って旋回しつつ流れる
とき、復水中のスケール等が常時磁力が働いている捕獲
部材15によって捕獲される。このスケールは捕獲部材
15によって拘束されるので、貯水タンク11内部を復
水が流動しても再び復水中には混入せず、スケールの分
離を十分に果たすことができる。
【0020】したがって、本発明においても復水管13
の入口にスケールの殆どない給水を導くことができ、給
水系の高圧給水加熱器およびボイラのそれぞれの伝熱管
内面に多量のスケールが堆積するのを防ぐことができ
る。
【0021】なお、本実施例は電磁石によって捕獲部材
15を働かすのに代えて永久磁石からなる捕獲部材によ
って構成することもできる。
【0022】さらに、異なる実施例を図4(a)(b)
を参照して説明する。
【0023】図4(a)に示すように貯水タンク11に
は内周面に沿って電磁石からなる環状の捕獲部材16を
設けている。この捕獲部材16は図4(b)に示すよう
に貯水タンク11の深さ方向に複数列(実施例では4
列)にわたり配列される。
【0024】本実施例の捕獲部材16の働きは上記した
捕獲部材15の働きと同じであり、スケールの分離を十
分に果たすことができる。なお、電磁石からなる捕獲部
材16に代えて永久磁石による捕獲部材で構成してもよ
い。
【0025】さらに、異なる実施例を図5(a)(b)
を参照して説明する。
【0026】図5(a)に示すように貯水タンク11に
は内周面に沿って電磁石からなる環状のスクリーン17
を設けている。このスクリーン17は図5(b)に示す
ように貯水タンク11の内周面から少し距離をおいて配
置される。
【0027】本実施例においても復水が貯水タンク11
内部を内周面に沿って旋回しつつ流れるとき、復水中の
スケール等が常時磁力が働いているスクリーン17によ
って捕獲される。したがって、スケールの分離を十分に
果たすことができ、上記各実施例同様スケールの殆どな
い給水を降水管13の入口に導くことが可能である。さ
らに、異なる実施例を図6を参照して説明する。
【0028】本実施例は図1に示した実施例にさらに給
水再循環管を設けたものである。この給水再循環管18
は降水管13と脱気槽1との間を連絡しており、この経
路に再循環ポンプ19を設けている。
【0029】たとえば、スケール濃度が比較的高いプラ
ント起動時の一定時間、再循環ポンプ19を運転して貯
水タンク11内の給水を給水再循環管18を通して脱気
槽1に導き、再び貯水タンク11に戻すようにする。こ
のような運転方法を経てスケール濃度を下げた後に給水
系の高圧給水加熱器に給水を開始することで、スケール
の分離効果をより高く保持することが可能になる。
【0030】さらに、異なる実施例を図7を参照して説
明する。図7(a)に示すように本実施例の貯水タンク
20は横に長い円筒状の胴21と、この胴21の両端部
を密閉している球面を有する鏡板22とから構成されて
いる。この貯水タンク20の胴21内に臨ませて2つの
出口を備えた連絡管23を設けており、それぞれ出口は
図7(b)に示すように鏡板22の方向に、胴21の軸
心に対して所定角度傾けている。また、胴21の下部に
接続して2個の入口を備えた降水管24を設けており、
それぞれ入口は鏡板22の近くで、貯水タンク20の水
面に近い位置に開口させている。
【0031】上記構成からなる脱気器において、脱気槽
1からの復水は連絡管23を通って貯水タンク20に流
入する。連絡管23の2つの出口はそれぞれ鏡板22の
方向に、胴21の軸心に対して傾いており、貯水タンク
20に流入した復水が鏡板22の球面に沿って渦巻状に
流れる。このとき、水よりも比重の多きいスケールは遠
心力によって鏡板22の球面に沿って流れ、貯水タンク
20の底部に集まる。一方、降水管24の入口は渦巻状
の流れのほぼ中心付近で、底部から十分に離れた水面近
くに開口しており、この位置がスケールの最も稀薄な部
分であることから、給水の流出時、最もスケールの少な
い給水から降水管24の入口に導くことができる。
【0032】したがって、スケールの少ない給水が高圧
給水加熱器からさらにボイラにかけて流れることで、そ
れぞれの伝熱管内面に多量のスケールが堆積するのを防
ぐことが可能になる。
【0033】なお、本実施例は電磁石を用いたものであ
るが、これに代えて永久磁石からなるスクリーンで構成
してもよい。
【0034】さらに、異なる実施例を図8(a)(b)
を参照して説明する。図8(a)に示すように貯水タン
ク20が横に長い円筒状の胴21と、この胴21の両端
部を密閉している球面を有する鏡板22とから構成され
るのは上記実施例(図7)と同様である。2個の出口を
備えた連絡管23および2個の入口を備えた降水管24
を貯水タンク20の胴21内に設けるのも、上記実施例
と同様である。本実施例では、さらに胴21内に電磁石
からなる平面状の2枚のスクリーン25を設けている。
このスクリーン25は図8(b)に示すように、その正
面を貯水タンク20内を鏡板22に沿って流動する復水
と向き合わせ、それぞれ鏡板22の略半球面と対面させ
るように設けられる。
【0035】上記構成からなる脱気器において、連絡管
23の出口から流出した復水がそれぞれの鏡板22の内
面に沿って渦巻状に流れるとき、水よりも比重の大きい
スケールが遠心力によって鏡板22の球面に沿って流れ
る。スケールが鏡板22の略半球面と対面して復水と向
き合わせるように配置したスクリーン25にきたとき、
スケールだけがスクリーン25によって捕獲され、復水
はスクリーン25を通り抜ける。スクリーン25は電磁
石で構成されており、これが磁石として機能する間、付
着したスケールの動きが拘束されるので、再び復水中に
混入しない。
【0036】したがって、本実施例においても、給水の
流出時、スケールの殆どない給水を降水管24の入口に
導くことができ、給水系の高圧給水加熱器およびボイラ
のそれぞれの伝熱管内面に多量のスケールが堆積するの
を防止することが可能になる。 さらに、異なる実施例
を図9を参照して説明する。本実施例においても電磁石
からなる2個のスクリーン26が用いられる。スクリー
ン26を貯水タンク20内を鏡板22に沿って流動する
復水と向き合わせるのは上記実施例(図8)と同様であ
るが、図9(b)に示すようにスクリーン26は、胴2
1を横断する方向に鏡板22の全球面と対面させるよう
に設けている。
【0037】本実施例のスクリーン26の働きは上記し
た実施例(図8)のスクリーン25と同様であり、スケ
ールの分離を十分に果たすことができる。したがって、
本実施例においても、降水管24の入口にスケールの少
ない給水を導くことが可能である。なお、本実施例も電
磁石のスクリーン26に代えて永久磁石からなるスクリ
ーンによって構成することができる
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明は脱気槽の下
方に垂直方向に軸心を保って貯水タンクを設け、複数本
の連絡管を各出口が接線方向を向くように貯水タンクの
外周面に接続し、また、他の発明は脱気槽の下方に水平
方向に胴の軸心を保って貯水タンクを設け、連絡管の複
数個の出口を鏡板の方向に胴の軸心に対して所定角度傾
けて胴内に接続したので、貯水タンク内を旋回しつつ流
動する復水からスケールを分離することができる。した
がって、本発明によれば、ボイラ等の伝熱管内面に多量
のスケールが付着し、プラント全体の効率が損なわれる
のを防ぐことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による脱気器の一実施例を示す構成図。
【図2】本発明の他の実施例を示す構成図。
【図3】本発明の他の実施例を示す構成図。
【図4】本発明の他の実施例を示す構成図。
【図5】本発明の他の実施例を示す構成図。
【図6】本発明の他の実施例を示す構成図。
【図7】本発明の他の実施例を示す構成図。
【図8】本発明の他の実施例を示す構成図。
【図9】本発明の他の実施例を示す構成図。
【図10】従来の脱気器の一例を示す構成図。
【符号の説明】
1 脱気槽 11、20 貯水タンク 12、23 連絡管 13、24 降水管 14、17、25、26 スクリーン 21 胴 22 鏡板

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状の貯水タンクを備え、前記貯水タ
    ンクは脱気槽の下方に垂直方向に軸心を保って設けられ
    ると共に、該貯水タンク内に入口を臨ませて降水管が接
    続され、前記脱気槽と前記貯水タンクとが連絡管により
    互いに連通されてなる脱気器において、複数本の該連絡
    管の各出口を接線方向に向けて前記貯水タンクの円筒状
    の外周面にそれぞれ接続したことを特徴とする脱気器。
  2. 【請求項2】 前記貯水タンク内の該連絡管の各出口と
    対面する領域に、あるいは該貯水タンクの内周面に復水
    中に含まれるスケールを捕獲する捕獲手段を設けたこと
    を特徴とする請求項1記載の脱気器。
  3. 【請求項3】 前記捕獲手段が磁石で構成される平面状
    または環状スクリーンからなることを特徴とする請求項
    2記載の脱気器。
  4. 【請求項4】 前記捕獲手段が磁石で構成される棒状ま
    たは環状捕獲部材からなることを特徴とする請求項2記
    載の脱気器。
  5. 【請求項5】 円筒状の胴と、該胴の両端部を密閉する
    球面を備えた鏡板とからなる貯水タンクを備え、前記貯
    水タンクは脱気槽の下方に水平方向に該胴の軸心を保っ
    て設けられ、該胴内に入口を臨ませて降水管が接続され
    ると共に、前記脱記槽と前記貯水タンクとが複数個の出
    口を備えた連絡管により互いに連通されてなる脱気器に
    おいて、前記連絡管の複数個の出口を前記鏡板の方向に
    前記胴の軸心に対して所定角度傾けて配置したことを特
    徴とする脱気器。
  6. 【請求項6】 前記貯水タンク内の該鏡板に沿って流動
    する復水と向き合い、前記鏡板の略半面あるいは全域と
    対面する領域に復水中に含まれるスケールを捕獲する捕
    獲手段を設けたことを特徴とする請求項5記載の脱気
    器。
  7. 【請求項7】 前記捕獲手段が磁石で構成される平面状
    スクリーンからなることを特徴とする請求項6記載の脱
    気器。
  8. 【請求項8】 前記貯水タンクの底部より十分離れた水
    面近くに開口を臨ませて該降水管を接続したことを特徴
    とする請求項1ないし請求項7記載の脱気器。
JP16634995A 1995-06-30 1995-06-30 脱気器 Withdrawn JPH0910506A (ja)

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JP16634995A JPH0910506A (ja) 1995-06-30 1995-06-30 脱気器

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JP (1) JPH0910506A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Effective date: 20020903