JPH0899064A - 紙葉類処理装置 - Google Patents
紙葉類処理装置Info
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- JPH0899064A JPH0899064A JP23698394A JP23698394A JPH0899064A JP H0899064 A JPH0899064 A JP H0899064A JP 23698394 A JP23698394 A JP 23698394A JP 23698394 A JP23698394 A JP 23698394A JP H0899064 A JPH0899064 A JP H0899064A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】紙葉類を供給する供給部２と、供給部から供給
された紙葉類を集積する区分集積部８と、区分集積部の
下に設けられた紙葉類の一時保管部９と、前記供給部に
近接して配置された紙葉類の供給待機部１２と、前記区
分集積部に集積された紙葉類を一時保管部９に移載する
ための上昇ローラ２９等、一時保管部９に移載された紙
葉類を供給待機部１２に搬送するコンベアベルト２４と
を具備した紙葉類処理装置。 【効果】集積部に区分集積された郵便物などの紙葉類
を、再び供給部へ戻して再供給区分することを繰り返す
際に、数十から数百ある集積部から紙葉類を抜く作業が
廃止され作業性が向上し、処理速度が向上する。また、
供給待機部を機械内部に持つことにより作業エリアが縮
少しコンパクト化する。さらに、紙葉類の再供給に要す
る時間の短縮により処理速度が向上する。
された紙葉類を集積する区分集積部８と、区分集積部の
下に設けられた紙葉類の一時保管部９と、前記供給部に
近接して配置された紙葉類の供給待機部１２と、前記区
分集積部に集積された紙葉類を一時保管部９に移載する
ための上昇ローラ２９等、一時保管部９に移載された紙
葉類を供給待機部１２に搬送するコンベアベルト２４と
を具備した紙葉類処理装置。 【効果】集積部に区分集積された郵便物などの紙葉類
を、再び供給部へ戻して再供給区分することを繰り返す
際に、数十から数百ある集積部から紙葉類を抜く作業が
廃止され作業性が向上し、処理速度が向上する。また、
供給待機部を機械内部に持つことにより作業エリアが縮
少しコンパクト化する。さらに、紙葉類の再供給に要す
る時間の短縮により処理速度が向上する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、集積部に区分集積され
た郵便物などの紙葉類を、再び供給部へ戻して再供給区
分することを繰り返す紙葉類処理装置に関する。
た郵便物などの紙葉類を、再び供給部へ戻して再供給区
分することを繰り返す紙葉類処理装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】この装置は、整列のための情報をバーコ
ードなどで記載された郵便物などの紙葉類を供給し、そ
の読取り結果に基いて区分口に集積し、区分が全て終了
した後に区分口に集積された紙葉類を順番に取り出し
て、再び供給部に戻して再供給する。この工程を繰り返
すことにより紙葉類を所定の順序に揃える。
ードなどで記載された郵便物などの紙葉類を供給し、そ
の読取り結果に基いて区分口に集積し、区分が全て終了
した後に区分口に集積された紙葉類を順番に取り出し
て、再び供給部に戻して再供給する。この工程を繰り返
すことにより紙葉類を所定の順序に揃える。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来は、紙葉類を定め
られた順序に並べ直す際に、集積部に集積された紙葉類
を再供給するときは、１度区分された紙葉類は区分口ご
とに人手で機械外部の棚等に移してから行なっていた。
しかし、区分口数が数十から数百と多い場合、人手で１
つ１つの区分口から棚等に移していると、作業性が悪
い。また、再供給時には、区分口を素早く空にしなけれ
ば、次の供給ができないため、効率が悪かった。
られた順序に並べ直す際に、集積部に集積された紙葉類
を再供給するときは、１度区分された紙葉類は区分口ご
とに人手で機械外部の棚等に移してから行なっていた。
しかし、区分口数が数十から数百と多い場合、人手で１
つ１つの区分口から棚等に移していると、作業性が悪
い。また、再供給時には、区分口を素早く空にしなけれ
ば、次の供給ができないため、効率が悪かった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】第一の発明に係る紙葉類
処理装置は、紙葉類を供給する供給部と、供給部から供
給された紙葉類を区分集積する区分集積部と、区分集積
部の下に設けられた紙葉類の一時保管部と、この一時保
管部に接続し、前記供給部に近接して配置された紙葉類
の供給待機部と、前記区分集積部に集積された紙葉類を
一時保管部に移載する移載手段と、一時保管部に移載さ
れた紙葉類を供給待機部に搬送する手段とを備えてい
る。
処理装置は、紙葉類を供給する供給部と、供給部から供
給された紙葉類を区分集積する区分集積部と、区分集積
部の下に設けられた紙葉類の一時保管部と、この一時保
管部に接続し、前記供給部に近接して配置された紙葉類
の供給待機部と、前記区分集積部に集積された紙葉類を
一時保管部に移載する移載手段と、一時保管部に移載さ
れた紙葉類を供給待機部に搬送する手段とを備えてい
る。
【０００５】第二の発明に係る紙葉類処理装置は、紙葉
類を供給する供給部と、供給部から供給された紙葉類を
立位で区分集積する区分集積部と、区分集積部の下に設
けられた紙葉類の一時保管部と、この一時保管部に接続
し、前記供給部に近接して配置され、紙葉類を立位で保
管する供給待機部と、前記区分集積部に集積された紙葉
類を一時保管部に移載する移載手段と、一時保管部に移
載された紙葉類を供給待機部に搬送する手段とを備えて
いる。
類を供給する供給部と、供給部から供給された紙葉類を
立位で区分集積する区分集積部と、区分集積部の下に設
けられた紙葉類の一時保管部と、この一時保管部に接続
し、前記供給部に近接して配置され、紙葉類を立位で保
管する供給待機部と、前記区分集積部に集積された紙葉
類を一時保管部に移載する移載手段と、一時保管部に移
載された紙葉類を供給待機部に搬送する手段とを備えて
いる。
【０００６】第三の発明に係る紙葉類処理装置は、紙葉
類を供給する供給部と、供給部から供給された紙葉類を
上下に重ねて区分集積する区分集積部と、区分集積部の
下に設けられた紙葉類の一時保管部と、この一時保管部
に接続し、前記供給部に近接して配置され、紙葉類を立
位で保管する供給待機部と、前記区分集積部に集積され
た紙葉類を一時保管部に移載する移載手段と、一時保管
部に移載された紙葉類を供給待機部に搬送する手段とを
備えている。
類を供給する供給部と、供給部から供給された紙葉類を
上下に重ねて区分集積する区分集積部と、区分集積部の
下に設けられた紙葉類の一時保管部と、この一時保管部
に接続し、前記供給部に近接して配置され、紙葉類を立
位で保管する供給待機部と、前記区分集積部に集積され
た紙葉類を一時保管部に移載する移載手段と、一時保管
部に移載された紙葉類を供給待機部に搬送する手段とを
備えている。
【０００７】第四の発明に係る紙葉類処理装置は、紙葉
類を供給する供給部と、供給部から供給された紙葉類を
区分集積する複数段の区分集積部と、各段の区分集積部
の下にそれぞれ設けられた紙葉類の一時保管部と、この
一時保管部に接続し、前記供給部に近接して各段の区分
集積部に対応して配置された紙葉類の供給待機部と、前
記各区分集積部に集積された紙葉類を各一時保管部に移
載する移載手段と、各一時保管部に移載された紙葉類を
各供給待機部に搬送する手段とを備えている。
類を供給する供給部と、供給部から供給された紙葉類を
区分集積する複数段の区分集積部と、各段の区分集積部
の下にそれぞれ設けられた紙葉類の一時保管部と、この
一時保管部に接続し、前記供給部に近接して各段の区分
集積部に対応して配置された紙葉類の供給待機部と、前
記各区分集積部に集積された紙葉類を各一時保管部に移
載する移載手段と、各一時保管部に移載された紙葉類を
各供給待機部に搬送する手段とを備えている。
【０００８】
【作用】本発明によれば、供給部から供給された紙葉類
が区分集積部に集積されると、紙葉類を区分集積部の下
に設けられた紙葉類の一時保管部に移載し、一時保管部
に移載された紙葉類を、供給部に近接して配置された紙
葉類の供給待機部に移載する。
が区分集積部に集積されると、紙葉類を区分集積部の下
に設けられた紙葉類の一時保管部に移載し、一時保管部
に移載された紙葉類を、供給部に近接して配置された紙
葉類の供給待機部に移載する。
【０００９】
【実施例】図１は本発明の紙葉類処理装置の全体を示
す。この処理装置は、郵便物などの紙葉類を定められた
順番に並べ直すために、区分集積部に区分集積された紙
葉類を供給部へ戻して、再び供給し区分することを繰り
返す装置である。この装置は、紙葉類を立位で供給する
供給部２と、供給部の紙葉類を一通づつ取出す一通取出
部３と、取出された紙葉類の搬送基準を整える整位部１
４と、紙葉類１に記載された整列のための情報を読み取
る読取部５と、読取部５を通った立位の紙葉類を横位に
９０度ひねるひねり部１３ａと、ひねり部１３ａを通っ
た紙葉類を排除集積部７と区分集積部側とに分岐させる
分岐部６ａと、読取部５で読取られた情報に基づいて紙
葉類を区分集積部の各段に分岐する（この例では４段に
分岐する）分岐部６ｂと、分岐された紙葉類をそれぞれ
立位に９０度ひねる複数のひねり部１３ｂと、読取られ
た情報に基づいて、紙葉類１を該当する区分集積部８へ
立位で搬送する搬送機構と、搬送機構で搬送された紙葉
類を立位で集積区分する区分集積部８及び８ａを備えて
いる。区分集積部８及び８ａの真下にはそれぞ一時保管
部９が複数段設けられ、一時保管部９に連結して供給部
側に供給待機部１２が複数段設けられ、紙葉類を立位で
保管するようになっている。
す。この処理装置は、郵便物などの紙葉類を定められた
順番に並べ直すために、区分集積部に区分集積された紙
葉類を供給部へ戻して、再び供給し区分することを繰り
返す装置である。この装置は、紙葉類を立位で供給する
供給部２と、供給部の紙葉類を一通づつ取出す一通取出
部３と、取出された紙葉類の搬送基準を整える整位部１
４と、紙葉類１に記載された整列のための情報を読み取
る読取部５と、読取部５を通った立位の紙葉類を横位に
９０度ひねるひねり部１３ａと、ひねり部１３ａを通っ
た紙葉類を排除集積部７と区分集積部側とに分岐させる
分岐部６ａと、読取部５で読取られた情報に基づいて紙
葉類を区分集積部の各段に分岐する（この例では４段に
分岐する）分岐部６ｂと、分岐された紙葉類をそれぞれ
立位に９０度ひねる複数のひねり部１３ｂと、読取られ
た情報に基づいて、紙葉類１を該当する区分集積部８へ
立位で搬送する搬送機構と、搬送機構で搬送された紙葉
類を立位で集積区分する区分集積部８及び８ａを備えて
いる。区分集積部８及び８ａの真下にはそれぞ一時保管
部９が複数段設けられ、一時保管部９に連結して供給部
側に供給待機部１２が複数段設けられ、紙葉類を立位で
保管するようになっている。
【００１０】図２は、紙葉類の処理手順を示す。郵便物
などの紙葉類１は、供給部２に供給される。供給方向は
郵便物の場合、宛て名面を一通取出部３に向け、郵便番
号枠を上方に向けることにする。一通取出部３で一枚ず
つ取り出された紙葉類１は、整位部１４で搬送基準が整
えられて読取部５により紙葉類１に記載された整列のた
めの情報が読み取られる。その結果をもとに分岐部６を
経由して、該当する区分集積部８へ紙葉類１は立位で集
積される。情報を読み取れなかった紙葉類１は、排除集
積部７に集積される。また、情報を読み取ったにもかか
わらず、何等かの原因で区分集積できなかった紙葉類
は、各段の末端の区分集積部８ａに集積される。このと
きの該当する紙葉類は、再供給時には対象外となる。
などの紙葉類１は、供給部２に供給される。供給方向は
郵便物の場合、宛て名面を一通取出部３に向け、郵便番
号枠を上方に向けることにする。一通取出部３で一枚ず
つ取り出された紙葉類１は、整位部１４で搬送基準が整
えられて読取部５により紙葉類１に記載された整列のた
めの情報が読み取られる。その結果をもとに分岐部６を
経由して、該当する区分集積部８へ紙葉類１は立位で集
積される。情報を読み取れなかった紙葉類１は、排除集
積部７に集積される。また、情報を読み取ったにもかか
わらず、何等かの原因で区分集積できなかった紙葉類
は、各段の末端の区分集積部８ａに集積される。このと
きの該当する紙葉類は、再供給時には対象外となる。
【００１１】それぞれに区分集積された紙葉類１は、各
区分集積部８に設けられた移載機構１０により、真下に
ある一時保管部９に同時に移される。移載されたすべて
の紙葉類は、一時保管部９の右端から左端にかけて搬送
機構１１が設けてあり、供給待機部１２へ搬送され、集
められる。供給待機部１２は、供給部２にいるオペレー
タの作業範囲に配置し、再供給時には供給待機部１２に
集められた紙葉類を順番に供給部２に供給する。これを
繰り返すことにより紙葉類を順番に並び直せる。たとえ
ば、この装置において、郵便物では道順通りに並べ直す
ことができる。図１に示した例では、４段×１９列（＝
７６口）で有効口数が７２口あるので、例えば、５００
０通の紙葉類を整列させるためには７２×７２＝５１８
４＞５０００と２回の供給で順番を並べ換えが可能であ
る。
区分集積部８に設けられた移載機構１０により、真下に
ある一時保管部９に同時に移される。移載されたすべて
の紙葉類は、一時保管部９の右端から左端にかけて搬送
機構１１が設けてあり、供給待機部１２へ搬送され、集
められる。供給待機部１２は、供給部２にいるオペレー
タの作業範囲に配置し、再供給時には供給待機部１２に
集められた紙葉類を順番に供給部２に供給する。これを
繰り返すことにより紙葉類を順番に並び直せる。たとえ
ば、この装置において、郵便物では道順通りに並べ直す
ことができる。図１に示した例では、４段×１９列（＝
７６口）で有効口数が７２口あるので、例えば、５００
０通の紙葉類を整列させるためには７２×７２＝５１８
４＞５０００と２回の供給で順番を並べ換えが可能であ
る。
【００１２】図３は、紙葉類を区分集積部に搬送する機
構を示す。この搬送機構は、各区分集積部に対応して複
数の分岐部６ｃを設け、これら分岐部６ｃでは読取部５
で読取られた情報に基づいて紙葉類を分岐する。この搬
送機構は、搬送ベルト２０とローラ２２を備え、分岐さ
れた紙葉類を各区分集積部８に搬送する。区分集積部８
は、前面にストッパ４５、側面に保持板２１を取付け
て、区分集積部８内の紙葉類を立位で保持している。
構を示す。この搬送機構は、各区分集積部に対応して複
数の分岐部６ｃを設け、これら分岐部６ｃでは読取部５
で読取られた情報に基づいて紙葉類を分岐する。この搬
送機構は、搬送ベルト２０とローラ２２を備え、分岐さ
れた紙葉類を各区分集積部８に搬送する。区分集積部８
は、前面にストッパ４５、側面に保持板２１を取付け
て、区分集積部８内の紙葉類を立位で保持している。
【００１３】図４、図５は区分集積部８に集積された紙
葉類を一時保管部９へ落下、移載する移載機構を示す。
区分集積部８は底板である回転板２６を備え、この回転
板２６は一端が枢軸に支持され、この枢軸を回動中心と
して回動して区分集積部８の底部を開閉可能としてい
る。また、ベース２７にストッパ２３を取付けて、スト
ッパ２３により回転板２６を閉じた状態でロックするよ
うになっている。ストッパ２３にはソレノイド２８が接
続され、ソレノイド２８によりストッパ２３のロックを
解除するようになっている。回転板２６の下部には、図
６に詳細に示す上昇ローラ２９が設けられ、この上昇ロ
ーラ２９は、開いた状態の回転板２６（図４（ｂ））と
接する位置にある。この上昇ローラ２９はカップリング
３１を介してモーター３０に接続され、モーター３０に
より上昇ローラ２９が回転すると、これに接している回
転板２６が、図５に示すように上昇するようになってい
る。そして、上昇した回転板２６は、機軸を回動中心と
して、矢印方向に回転して、ストッパー２３上に載置さ
れる。
葉類を一時保管部９へ落下、移載する移載機構を示す。
区分集積部８は底板である回転板２６を備え、この回転
板２６は一端が枢軸に支持され、この枢軸を回動中心と
して回動して区分集積部８の底部を開閉可能としてい
る。また、ベース２７にストッパ２３を取付けて、スト
ッパ２３により回転板２６を閉じた状態でロックするよ
うになっている。ストッパ２３にはソレノイド２８が接
続され、ソレノイド２８によりストッパ２３のロックを
解除するようになっている。回転板２６の下部には、図
６に詳細に示す上昇ローラ２９が設けられ、この上昇ロ
ーラ２９は、開いた状態の回転板２６（図４（ｂ））と
接する位置にある。この上昇ローラ２９はカップリング
３１を介してモーター３０に接続され、モーター３０に
より上昇ローラ２９が回転すると、これに接している回
転板２６が、図５に示すように上昇するようになってい
る。そして、上昇した回転板２６は、機軸を回動中心と
して、矢印方向に回転して、ストッパー２３上に載置さ
れる。
【００１４】また、区分集積部８の真下に設けた一時保
管部９は、コンベアベルト２４とこれを駆動するコンベ
アローラ２５とを備えている。コンベアベルト２４に
は、各区分集積部８に対応し区分板２４ａを突設してい
る。
管部９は、コンベアベルト２４とこれを駆動するコンベ
アローラ２５とを備えている。コンベアベルト２４に
は、各区分集積部８に対応し区分板２４ａを突設してい
る。
【００１５】図７に区分集積部８に集積された紙葉類１
を保持板２１で保持する機構を示す。この機構は、上昇
ローラ２９の駆動モータ３０にプーリー３５を取付け、
このプーリー３５にベルト３６、歯車３８およびラック
３９を連結し、ラック３９に保持板２１を取り付けてお
り、保持板２１は駆動モータ３０の回転に連動して矢印
に示す直線運動するようになっている。この保持板２１
は、通常の集積では、集積状況によりモータ３０が駆動
し最適な位置に移動し、紙葉類１の安定したバックアッ
プとなる。紙葉類１の移載時には、保持板２１が回転体
の邪魔にならない位置まで移動するとともにバックアッ
プ効果がなくなり、紙葉類１は落下しやすくなる。
を保持板２１で保持する機構を示す。この機構は、上昇
ローラ２９の駆動モータ３０にプーリー３５を取付け、
このプーリー３５にベルト３６、歯車３８およびラック
３９を連結し、ラック３９に保持板２１を取り付けてお
り、保持板２１は駆動モータ３０の回転に連動して矢印
に示す直線運動するようになっている。この保持板２１
は、通常の集積では、集積状況によりモータ３０が駆動
し最適な位置に移動し、紙葉類１の安定したバックアッ
プとなる。紙葉類１の移載時には、保持板２１が回転体
の邪魔にならない位置まで移動するとともにバックアッ
プ効果がなくなり、紙葉類１は落下しやすくなる。
【００１６】図８は、一時保管部９に移載された紙葉類
１を供給待機部１２へ搬送する機構を示す。この搬送機
構は、コンベアベルト２４を駆動するモータ４０を備
え、コンベアベルト２４により紙葉類を供給待機部１２
へ搬送するようになっている。
１を供給待機部１２へ搬送する機構を示す。この搬送機
構は、コンベアベルト２４を駆動するモータ４０を備
え、コンベアベルト２４により紙葉類を供給待機部１２
へ搬送するようになっている。
【００１７】図９は供給待機部１２を示す。供給待機部
１２はコンベアベルト２４を備え、このコンベアベルト
２４は前記モータ４０で駆動される。さらに紙葉類を保
持する保持板４１を備え、この保持板４１には定荷重ば
ね４２が取付けられている。
１２はコンベアベルト２４を備え、このコンベアベルト
２４は前記モータ４０で駆動される。さらに紙葉類を保
持する保持板４１を備え、この保持板４１には定荷重ば
ね４２が取付けられている。
【００１８】次に、移載機構の作用を図４〜図６に基づ
いて説明する。１回目の区分が全て完了し、区分集積部
８に紙葉類が集積されると、ソレノイド２８を作動し
て、回転板２６からストッパー２３を外す。この結果、
回転板２６は自重により回転し、図４（ｂ）の位置にな
る。このとき、ストッパー２３はもとの回転板２６を保
持可能な状態に戻る。回転板２６が回転することによ
り、区分集積部８の底部が開放され、ここに集積された
紙葉類１が一時保管部９に落下する。回転板２６は上昇
ローラ２９に接して止まる。所定の個数の区分集積部８
内の紙葉類１を一時保管部９に落下させた後、図６に示
すモーター３０を駆動して上昇ローラ２９を回転させ
る。上昇ローラ２９の回転力により、回転板２６が上方
に持ち上げられ、図６中のａ側がｂ点まで上昇する（図
５参照）。この状態で回転板２６は、上方向の直線運動
から機軸を回動中心とした回転運動になり、矢印方向に
回転する。そして、ストッパー２３上で停止し、初期位
置（図４（ａ）に示す位置）に戻り、底板となる。
いて説明する。１回目の区分が全て完了し、区分集積部
８に紙葉類が集積されると、ソレノイド２８を作動し
て、回転板２６からストッパー２３を外す。この結果、
回転板２６は自重により回転し、図４（ｂ）の位置にな
る。このとき、ストッパー２３はもとの回転板２６を保
持可能な状態に戻る。回転板２６が回転することによ
り、区分集積部８の底部が開放され、ここに集積された
紙葉類１が一時保管部９に落下する。回転板２６は上昇
ローラ２９に接して止まる。所定の個数の区分集積部８
内の紙葉類１を一時保管部９に落下させた後、図６に示
すモーター３０を駆動して上昇ローラ２９を回転させ
る。上昇ローラ２９の回転力により、回転板２６が上方
に持ち上げられ、図６中のａ側がｂ点まで上昇する（図
５参照）。この状態で回転板２６は、上方向の直線運動
から機軸を回動中心とした回転運動になり、矢印方向に
回転する。そして、ストッパー２３上で停止し、初期位
置（図４（ａ）に示す位置）に戻り、底板となる。
【００１９】次に、図８，図９に基づいて、紙葉類１を
一時保管部９から供給待機部１２へ移送する作用を説明
する。各区分集積部８から一時保管部９に移載された紙
葉類１は、各区分口のピッチで突起状の区分板２４ａが
付いているコンベアベルト２４上に斜めの状態の立位に
なっている。回転板２６が初期位置に戻ると、コンベア
ベルト２４は、モータ４０により駆動し、紙葉類１は供
給待機部１２に搬送される。搬送されてきた紙葉類１
は、保持板４１により立位となり、一時保管部９にある
紙葉類１を供給待機部１２に立位で集める。供給待機部
１２は供給部２の近傍（例えば、オペレータの作業範囲
内）に配置されているので、ここに集まった紙葉類１を
再度供給することが容易におこなえる。
一時保管部９から供給待機部１２へ移送する作用を説明
する。各区分集積部８から一時保管部９に移載された紙
葉類１は、各区分口のピッチで突起状の区分板２４ａが
付いているコンベアベルト２４上に斜めの状態の立位に
なっている。回転板２６が初期位置に戻ると、コンベア
ベルト２４は、モータ４０により駆動し、紙葉類１は供
給待機部１２に搬送される。搬送されてきた紙葉類１
は、保持板４１により立位となり、一時保管部９にある
紙葉類１を供給待機部１２に立位で集める。供給待機部
１２は供給部２の近傍（例えば、オペレータの作業範囲
内）に配置されているので、ここに集まった紙葉類１を
再度供給することが容易におこなえる。
【００２０】図１０は本発明の他の実施例を示す。この
装置は、区分集積部８に紙葉類を上下に重ねて集積し、
供給待機部１２に紙葉類を各区分集積部の紙葉類に対応
して上下に重ねて集積している。すなわち、この実施例
では供給待機部１２で紙葉類を各区分集積部ごとに分け
て集積している。このように区分集積部８に集積された
紙葉類毎に供給待機部１２に搬送するので、特定の区分
のみの再供給が可能になる。
装置は、区分集積部８に紙葉類を上下に重ねて集積し、
供給待機部１２に紙葉類を各区分集積部の紙葉類に対応
して上下に重ねて集積している。すなわち、この実施例
では供給待機部１２で紙葉類を各区分集積部ごとに分け
て集積している。このように区分集積部８に集積された
紙葉類毎に供給待機部１２に搬送するので、特定の区分
のみの再供給が可能になる。
【００２１】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
数十から数百ある集積部から紙葉類を抜く作業が廃止さ
れ作業性が向上し、処理速度が向上する。また、供給待
機部を機械内部に持つことにより作業エリアが縮少しコ
ンパクト化する。さらに、紙葉類の再供給に要する時間
の短縮により処理速度が向上する。
数十から数百ある集積部から紙葉類を抜く作業が廃止さ
れ作業性が向上し、処理速度が向上する。また、供給待
機部を機械内部に持つことにより作業エリアが縮少しコ
ンパクト化する。さらに、紙葉類の再供給に要する時間
の短縮により処理速度が向上する。
【図１】本発明に係る紙葉類処理装置の全体斜視図。
【図２】本発明に係る紙葉類処理装置の処理工程を順に
示すブロック説明図。
示すブロック説明図。
【図３】本発明に係る紙葉類処理装置の搬送機構及び集
積区分部を示す斜視図。
積区分部を示す斜視図。
【図４】本発明に係る紙葉類処理装置の移載機構を示す
説明図で、（ａ）は紙葉類を区分集積部に集積した状態
を示し、（ｂ）は紙葉類を区分集積部から一時保管部に
落とした状態を示す。
説明図で、（ａ）は紙葉類を区分集積部に集積した状態
を示し、（ｂ）は紙葉類を区分集積部から一時保管部に
落とした状態を示す。
【図５】本発明に係る紙葉類処理装置の回転板を動かす
機構を示す正面図。
機構を示す正面図。
【図６】本発明に係る紙葉類処理装置の回転板を動かす
機構を示す斜視図。
機構を示す斜視図。
【図７】本発明に係る紙葉類処理装置の保持板を動かす
機構を示す斜視図。
機構を示す斜視図。
【図８】本発明に係る紙葉類処理装置の一時保管部の搬
送機構の正面図。
送機構の正面図。
【図９】本発明に係る紙葉類処理装置の供給待機部の正
面図で、（ａ）は供給待機部に紙葉類を移送する状態、
（ｂ）は供給待機部に紙葉類を移送した状態を示す。
面図で、（ａ）は供給待機部に紙葉類を移送する状態、
（ｂ）は供給待機部に紙葉類を移送した状態を示す。
【図１０】本発明に係る他の実施例の紙葉類処理装置の
全体斜視図。
全体斜視図。
１…紙葉類、２…供給部、３…一通取出部、５…読取
部、６ａ，６ｂ，６ｃ…分岐部、７…排除集積部、８…
区分集積部、８ａ…区分集積部、９…一時保管部、１０
…移載機構、１１…搬送機構、１２…供給待機部、１３
ａ，１３ｂ…ひねり部、１４…整位部、２１…保持板、
２２…ローラ、２３…ストッパー、２４…コンベアベル
ト、２４ａ…区分板、２６…回転板、２８…ソレノイ
ド、２９…上昇ローラ、３０…モーター、３８…歯車、
３９…ラック、４０…モータ、４１…保持板、４２…定
荷重ばね
部、６ａ，６ｂ，６ｃ…分岐部、７…排除集積部、８…
区分集積部、８ａ…区分集積部、９…一時保管部、１０
…移載機構、１１…搬送機構、１２…供給待機部、１３
ａ，１３ｂ…ひねり部、１４…整位部、２１…保持板、
２２…ローラ、２３…ストッパー、２４…コンベアベル
ト、２４ａ…区分板、２６…回転板、２８…ソレノイ
ド、２９…上昇ローラ、３０…モーター、３８…歯車、
３９…ラック、４０…モータ、４１…保持板、４２…定
荷重ばね
Claims (4)
- 【請求項１】 紙葉類を供給する供給部と、供給部から
供給された紙葉類を区分集積する区分集積部と、区分集
積部の下に設けられた紙葉類の一時保管部と、この一時
保管部に接続し、前記供給部に近接して配置された紙葉
類の供給待機部と、前記区分集積部に集積された紙葉類
を一時保管部に移載する移載手段と、一時保管部に移載
された紙葉類を供給待機部に搬送する手段とを具備した
紙葉類処理装置。 - 【請求項２】 紙葉類を供給する供給部と、供給部から
供給された紙葉類を立位で区分集積する区分集積部と、
区分集積部の下に設けられた紙葉類の一時保管部と、こ
の一時保管部に接続し、前記供給部に近接して配置さ
れ、紙葉類を立位で保管する供給待機部と、前記区分集
積部に集積された紙葉類を一時保管部に移載する移載手
段と、一時保管部に移載された紙葉類を供給待機部に搬
送する手段とを具備した紙葉類処理装置。 - 【請求項３】 紙葉類を供給する供給部と、供給部から
供給された紙葉類を上下に重ねて区分集積する区分集積
部と、区分集積部の下に設けられた紙葉類の一時保管部
と、この一時保管部に接続し、前記供給部に近接して配
置され、紙葉類を立位で保管する供給待機部と、前記区
分集積部に集積された紙葉類を一時保管部に移載する移
載手段と、一時保管部に移載された紙葉類を供給待機部
に搬送する手段とを具備した紙葉類処理装置。 - 【請求項４】 紙葉類を供給する供給部と、供給部から
供給された紙葉類を区分集積する複数段の区分集積部
と、各段の区分集積部の下にそれぞれ設けられた紙葉類
の一時保管部と、この一時保管部に接続し、前記供給部
に近接して各段の区分集積部に対応して配置された紙葉
類の供給待機部と、前記各区分集積部に集積された紙葉
類を各一時保管部に移載する移載手段と、各一時保管部
に移載された紙葉類を各供給待機部に搬送する手段とを
具備した紙葉類処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23698394A JPH0899064A (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 紙葉類処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23698394A JPH0899064A (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 紙葉類処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0899064A true JPH0899064A (ja) | 1996-04-16 |
Family
ID=17008661
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23698394A Pending JPH0899064A (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 紙葉類処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0899064A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20130035782A1 (en) * | 2010-10-15 | 2013-02-07 | Siemens Industry, Inc. | Method and System for Delivery Point Multipication |
-
1994
- 1994-09-30 JP JP23698394A patent/JPH0899064A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20130035782A1 (en) * | 2010-10-15 | 2013-02-07 | Siemens Industry, Inc. | Method and System for Delivery Point Multipication |
| US9205461B2 (en) * | 2010-10-15 | 2015-12-08 | Siemens Industry, Inc. | Method and system for delivery point multiplication |
| CN103857476A (zh) * | 2011-08-03 | 2014-06-11 | 西门子工业公司 | 具有传递倍增器的分拣系统、方法和计算机可读介质 |
| JP2014521504A (ja) * | 2011-08-03 | 2014-08-28 | シーメンス インダストリー インコーポレイテッド | 配達乗数法を用いる仕分けシステム、方法、およびコンピュータ可読媒体 |
| JP2016040039A (ja) * | 2011-08-03 | 2016-03-24 | シーメンス インダストリー インコーポレイテッドＳｉｅｍｅｎｓ Ｉｎｄｕｓｔｒｙ， Ｉｎｃ． | 配達乗数法を用いる仕分けシステム、方法、およびコンピュータ可読媒体 |
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