JPH0893545A - 内燃機関のシリンダ・ボア表面及びシリンダ・ボア表面の形成方法 - Google Patents
内燃機関のシリンダ・ボア表面及びシリンダ・ボア表面の形成方法Info
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- JPH0893545A JPH0893545A JP7206787A JP20678795A JPH0893545A JP H0893545 A JPH0893545 A JP H0893545A JP 7206787 A JP7206787 A JP 7206787A JP 20678795 A JP20678795 A JP 20678795A JP H0893545 A JPH0893545 A JP H0893545A
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- F02F1/18—Other cylinders
- F02F1/20—Other cylinders characterised by constructional features providing for lubrication
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- B24—GRINDING; POLISHING
- B24B—MACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
- B24B33/00—Honing machines or devices; Accessories therefor
- B24B33/02—Honing machines or devices; Accessories therefor designed for working internal surfaces of revolution, e.g. of cylindrical or conical shapes
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B24—GRINDING; POLISHING
- B24B—MACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
- B24B33/00—Honing machines or devices; Accessories therefor
- B24B33/08—Honing tools
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ピストン移動の全範囲にわたって磨耗及び油
消費を最適にするのに十分適合し、費用的に有効に製造
できる混成のシリンダ・ボア表面を提供することにあ
る。 【解決手段】 シリンダ・ボア表面12は、このシリン
ダ・ボア表面の頂部部分14及び底部分16の少なくと
も一方に粗いホ−ニング仕上げをした表面を持つ。頂部
部分14及び底部部分16の間に配置した中間部分18
は精密にホ−ニング仕上げをした表面を持つ。
消費を最適にするのに十分適合し、費用的に有効に製造
できる混成のシリンダ・ボア表面を提供することにあ
る。 【解決手段】 シリンダ・ボア表面12は、このシリン
ダ・ボア表面の頂部部分14及び底部分16の少なくと
も一方に粗いホ−ニング仕上げをした表面を持つ。頂部
部分14及び底部部分16の間に配置した中間部分18
は精密にホ−ニング仕上げをした表面を持つ。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関のシリンダ・
ボア表面(cylinder bore surfac
e)の改良に関する。
ボア表面(cylinder bore surfac
e)の改良に関する。
【0002】
【発明の背景】内燃機関のシリンダ・ボアの表面は、シ
リンダ摩耗及び潤滑油燃焼を最少にする潜在的に相反す
る目標を満足しなければならない。摩耗を最少にする手
段としてシリンダ・ボア表面に沿い多量の供給潤滑油を
導く表面を設けると潤滑油の消費量が所望の値より高く
なる。ピストンリングが最小すきまの動きばめではまる
十分になめらかなシリンダ・ボア表面は、潤滑油のピス
トンリングを越える流れを防ぐことにより潤滑油消費が
最少になるようであるが、潤滑不足によってシリンダ及
びピストンリングの摩耗が増大する。
リンダ摩耗及び潤滑油燃焼を最少にする潜在的に相反す
る目標を満足しなければならない。摩耗を最少にする手
段としてシリンダ・ボア表面に沿い多量の供給潤滑油を
導く表面を設けると潤滑油の消費量が所望の値より高く
なる。ピストンリングが最小すきまの動きばめではまる
十分になめらかなシリンダ・ボア表面は、潤滑油のピス
トンリングを越える流れを防ぐことにより潤滑油消費が
最少になるようであるが、潤滑不足によってシリンダ及
びピストンリングの摩耗が増大する。
【0003】2つの表面特性すなわち多孔率及び粗さ
は、摩耗を油消費量の目標につりあわせる最適の混成表
面を得ようとする際に制御される主な変数であった。1
研究例では種種の多孔率特性を持つ材料からなる帯状体
をシリンダ・ボア内に所定の軸線方向の場所に配置す
る。種種の金属の付着後にシリンダをホ−ニング仕上げ
しシリンダ・ボアに多孔率が局部的に変化する一般的に
普通の表面粗さを与えるようにする。
は、摩耗を油消費量の目標につりあわせる最適の混成表
面を得ようとする際に制御される主な変数であった。1
研究例では種種の多孔率特性を持つ材料からなる帯状体
をシリンダ・ボア内に所定の軸線方向の場所に配置す
る。種種の金属の付着後にシリンダをホ−ニング仕上げ
しシリンダ・ボアに多孔率が局部的に変化する一般的に
普通の表面粗さを与えるようにする。
【0004】他の研究例ではシリンダ・ボア全体にクロ
ムをめつきし次いでホ−ニング仕上げを行いこのボア内
に比較的なめらかな表面を生成する。次いでシリンダ・
ボア表面の各端部を覆い、露出した中央区域にグリット
・ブラスチング(gritblasting)のような
粗くする処理を行う。このようにしてシリンダ・ボアの
中央部の粗い表面とシリンダ・ボアの頂部及び底部の比
較的なめらかな表面とを持つ混成シリンダ・ボア(hy
brid cylinder bore)が得られる。
しかしこのような覆い作業は多量の生産を行うのに時間
及び費用がかなりかかる。
ムをめつきし次いでホ−ニング仕上げを行いこのボア内
に比較的なめらかな表面を生成する。次いでシリンダ・
ボア表面の各端部を覆い、露出した中央区域にグリット
・ブラスチング(gritblasting)のような
粗くする処理を行う。このようにしてシリンダ・ボアの
中央部の粗い表面とシリンダ・ボアの頂部及び底部の比
較的なめらかな表面とを持つ混成シリンダ・ボア(hy
brid cylinder bore)が得られる。
しかしこのような覆い作業は多量の生産を行うのに時間
及び費用がかなりかかる。
【0005】従って混成シリンダ・ボア表面を形成する
公知の方法では、ピストン移動の全範囲にわたって摩耗
及び油消費を最適にするのに十分適合し、費用的に有効
に製造できる混成の表面が得られない。
公知の方法では、ピストン移動の全範囲にわたって摩耗
及び油消費を最適にするのに十分適合し、費用的に有効
に製造できる混成の表面が得られない。
【0006】
【発明の開示】内燃機関のシリンダ・ボア表面は、シリ
ンダ・ボア表面の頂部部分及び底部部分の少なくとも一
方に粗いホ−ニング仕上げを行う。頂部部分及び底部部
分の間に配置した中間部分は精密なホ−ジング仕上げを
した表面を持つ。
ンダ・ボア表面の頂部部分及び底部部分の少なくとも一
方に粗いホ−ニング仕上げを行う。頂部部分及び底部部
分の間に配置した中間部分は精密なホ−ジング仕上げを
した表面を持つ。
【0007】本発明により又金属部分品にシリンダ・ボ
アを形成し、少なくとも1個のホ−ニング工具に選択的
に係合できる複数の砥石を設けることからなる、内燃機
関のシリンダ・ボア表面を仕上げる方法が得られる。本
発明方法では又、ホ−ニング工具及び金属体の間に所定
の回転速度を生じ、ホーニング工具をシリンダ・ボア内
に挿入する。ホ−ニング砥石は半径方向外方に付勢さ
れ、シリンダ・ボア表面に係合する。ホ−ニング工具と
シリンダ・ボアを持つ金属部分品との間に軸線方向の相
対的往復移動(relative oscillati
on)を生じさせる。このようにしてシリンダ・ボア表
面を頂部部分及び底部部分の両方で粗いホ−ニング仕上
げを行い、これ等両部分の間の中間部分ではなめらかな
ホ−ニング仕上げ表面を形成する。
アを形成し、少なくとも1個のホ−ニング工具に選択的
に係合できる複数の砥石を設けることからなる、内燃機
関のシリンダ・ボア表面を仕上げる方法が得られる。本
発明方法では又、ホ−ニング工具及び金属体の間に所定
の回転速度を生じ、ホーニング工具をシリンダ・ボア内
に挿入する。ホ−ニング砥石は半径方向外方に付勢さ
れ、シリンダ・ボア表面に係合する。ホ−ニング工具と
シリンダ・ボアを持つ金属部分品との間に軸線方向の相
対的往復移動(relative oscillati
on)を生じさせる。このようにしてシリンダ・ボア表
面を頂部部分及び底部部分の両方で粗いホ−ニング仕上
げを行い、これ等両部分の間の中間部分ではなめらかな
ホ−ニング仕上げ表面を形成する。
【0008】本発明の特徴は添付図面についての以下の
説明から明らかである。
説明から明らかである。
【0009】
【実施例】内燃機関(図示してない)用の図1及び2に
例示した金属製シリンダライナ10はシリンダ・ボア表
面(cylinder bore surface)1
2を持つシリンダ・ボア11を形成する。シリンダ・ボ
ア表面12の頂部部分14は、ピストン行程の頂部部分
すなわちピストン(図示してない)が中心軸線15に沿
い方向を逆転する上死点でピストンリング(図示してな
い)に接触する。シリンダ・ボア表面12の頂部部分1
4は、ホ−ニング加工のクロスハッチングを生成した仕
上げ特性を持つ粗いホ−ニング仕上げ面である。シリン
ダ・ボア表面12の底部部分16は、ピストンが方向を
逆転するピストン行程の下部部分でピストンリングに接
触し、粗いホ−ニング仕上げ面である。粗いホ−ニング
仕上げされた部分14、16の各突起は平らにされる
(flatten)すなわち高原状に平たくされる(p
lateau)。頂部部分14及び底部部分16の間に
位置するシリンダ・ボア表面12の中間部分18は比較
的なめらかにすなわち精密にホ−ンヒング仕上げした表
面を持つ。頂部部分14及び底部部分16の粗いホ−ニ
ング仕上げ面は、ピストン及び協働するピストンリング
(図示してない)の速度が零又は零に近い区域で潤滑剤
の量が増す。粗いホーニング仕上げ面のこのようにして
生ずる深い谷により若干の油滑剤がこれ等の谷に保持さ
れ、さらに生ずる摩砕片に進む場所を与えなお生ずる摩
耗を減らす。シリンダ・ボア表面12を横切るリング速
度が比較的高いなめらかなホ−ニング仕上げした中間部
分18では、流体動力学的油滑作用が存在する。金属対
金属の接触はざらざらした接触に限られ、従ってこの中
央区域における極めてなめらきあな(平らなホ−ニング
仕上げ)表面により、ざらざらした接触、摩耗及び油消
費が減る。ライナ10の各端部における粗いホ−ニング
仕上げされた部分14、16となめらかなホ−ニング仕
上げされた中間部分18との組合せにより、全区域にお
けるエンジン性能を最適にする混成表面12を形成す
る。
例示した金属製シリンダライナ10はシリンダ・ボア表
面(cylinder bore surface)1
2を持つシリンダ・ボア11を形成する。シリンダ・ボ
ア表面12の頂部部分14は、ピストン行程の頂部部分
すなわちピストン(図示してない)が中心軸線15に沿
い方向を逆転する上死点でピストンリング(図示してな
い)に接触する。シリンダ・ボア表面12の頂部部分1
4は、ホ−ニング加工のクロスハッチングを生成した仕
上げ特性を持つ粗いホ−ニング仕上げ面である。シリン
ダ・ボア表面12の底部部分16は、ピストンが方向を
逆転するピストン行程の下部部分でピストンリングに接
触し、粗いホ−ニング仕上げ面である。粗いホ−ニング
仕上げされた部分14、16の各突起は平らにされる
(flatten)すなわち高原状に平たくされる(p
lateau)。頂部部分14及び底部部分16の間に
位置するシリンダ・ボア表面12の中間部分18は比較
的なめらかにすなわち精密にホ−ンヒング仕上げした表
面を持つ。頂部部分14及び底部部分16の粗いホ−ニ
ング仕上げ面は、ピストン及び協働するピストンリング
(図示してない)の速度が零又は零に近い区域で潤滑剤
の量が増す。粗いホーニング仕上げ面のこのようにして
生ずる深い谷により若干の油滑剤がこれ等の谷に保持さ
れ、さらに生ずる摩砕片に進む場所を与えなお生ずる摩
耗を減らす。シリンダ・ボア表面12を横切るリング速
度が比較的高いなめらかなホ−ニング仕上げした中間部
分18では、流体動力学的油滑作用が存在する。金属対
金属の接触はざらざらした接触に限られ、従ってこの中
央区域における極めてなめらきあな(平らなホ−ニング
仕上げ)表面により、ざらざらした接触、摩耗及び油消
費が減る。ライナ10の各端部における粗いホ−ニング
仕上げされた部分14、16となめらかなホ−ニング仕
上げされた中間部分18との組合せにより、全区域にお
けるエンジン性能を最適にする混成表面12を形成す
る。
【0010】粗い表面及びなめらかな表面に対する典型
的値μmは次の通りである。 Rpk,Rvk,及びRkは、表面仕上げ測定業界の当業者
にはよく知られている表面測定標準DIN4776に従
って設定される。Rpkは表面の突起の粗さ測定値であ
り、Rvkは表面の谷の粗さ測定値であり、又Rkは軸受
表面の粗さ測定値である。
的値μmは次の通りである。 Rpk,Rvk,及びRkは、表面仕上げ測定業界の当業者
にはよく知られている表面測定標準DIN4776に従
って設定される。Rpkは表面の突起の粗さ測定値であ
り、Rvkは表面の谷の粗さ測定値であり、又Rkは軸受
表面の粗さ測定値である。
【0011】混成のシリンダ・ボア表面12は、図2な
いし4に例示したように構成した複合のホ−ニング工具
20を使って得られる。複合のホ−ニング工具20は1
つの工具内の3つの互いに異なるホ−ニング工具に機能
的に相当する。これは選択的に作動できる互いに異なる
3つの型式のホ−ニング砥石を(以下単に砥石と呼ぶ)
を持つ。これ等の砥石は、シリンダ・ボア11の作用面
から材料を研削するのに使う切削部材(cutting
element)である。各型式が4個から成る全部
で12個の砥石は、ホ−ニング工具20の周辺のまわり
に互いに一様な間隔を置いている。これ等の砥石は、第
1、第2、第3、第1、第2、第3等に配分され同じ型
式の砥石を相互に一様な間隔を置くようにする。砥石の
配分の順序はとくに重要なわけではなくて、同じ砥石を
相互に一様な間隔を置いてホ−ニング仕上げ工具12に
対し反作用力を一様に配分する。
いし4に例示したように構成した複合のホ−ニング工具
20を使って得られる。複合のホ−ニング工具20は1
つの工具内の3つの互いに異なるホ−ニング工具に機能
的に相当する。これは選択的に作動できる互いに異なる
3つの型式のホ−ニング砥石を(以下単に砥石と呼ぶ)
を持つ。これ等の砥石は、シリンダ・ボア11の作用面
から材料を研削するのに使う切削部材(cutting
element)である。各型式が4個から成る全部
で12個の砥石は、ホ−ニング工具20の周辺のまわり
に互いに一様な間隔を置いている。これ等の砥石は、第
1、第2、第3、第1、第2、第3等に配分され同じ型
式の砥石を相互に一様な間隔を置くようにする。砥石の
配分の順序はとくに重要なわけではなくて、同じ砥石を
相互に一様な間隔を置いてホ−ニング仕上げ工具12に
対し反作用力を一様に配分する。
【0012】ホ−ニング工具20は、第1、第2及び第
3の型式の砥石のうちの1型式の砥石の全部を選択的に
作動させるのに適する。種種の砥石はばね(図示してな
い)により半径方向内方に付勢する。4個の同じ砥石、
たとえば第1の型式の砥石は、流体循環路(図示してな
い)を経てホ−ニング工具20に圧力を加えることによ
り同時に選択的に半径方向外方に付勢される。このよう
にして4個全部の同様な砥石を、他の砥石はばねにより
引込み位置に保持する間に作動させることができる。粗
さ及び長さの異なる砥石を選択的に作動させることによ
り、シリンダ・ボア表面に所望のホ−ニング仕上げ模様
が得られる。
3の型式の砥石のうちの1型式の砥石の全部を選択的に
作動させるのに適する。種種の砥石はばね(図示してな
い)により半径方向内方に付勢する。4個の同じ砥石、
たとえば第1の型式の砥石は、流体循環路(図示してな
い)を経てホ−ニング工具20に圧力を加えることによ
り同時に選択的に半径方向外方に付勢される。このよう
にして4個全部の同様な砥石を、他の砥石はばねにより
引込み位置に保持する間に作動させることができる。粗
さ及び長さの異なる砥石を選択的に作動させることによ
り、シリンダ・ボア表面に所望のホ−ニング仕上げ模様
が得られる。
【0013】第1の典型的な組の砥石を図1に例示して
ある。粗い砥石24は、ホ−ニング工具20の第1縁部
26からホ−ニング工具20の第2縁部28まで延びて
いる。粗い砥石24に隣接してこれに平行に、中間砥石
30が第1縁部26及び第2縁部28の両方から間隔を
置いて延びている。中間砥石30に隣接してなめらかな
すなわち精密な砥石32が設けられ、第3の砥石から成
る3個の砥石の組を形成する。なめらかな砥石32はホ
−ジング工具20の第1縁部26からホ−ニング工具2
0の第2縁部28まで延びる。
ある。粗い砥石24は、ホ−ニング工具20の第1縁部
26からホ−ニング工具20の第2縁部28まで延びて
いる。粗い砥石24に隣接してこれに平行に、中間砥石
30が第1縁部26及び第2縁部28の両方から間隔を
置いて延びている。中間砥石30に隣接してなめらかな
すなわち精密な砥石32が設けられ、第3の砥石から成
る3個の砥石の組を形成する。なめらかな砥石32はホ
−ジング工具20の第1縁部26からホ−ニング工具2
0の第2縁部28まで延びる。
【0014】ホ−ニング工具20は典型的には、軸線方
向でシリンダ・ボア内に又シリンダ・ボアから外方に往
復移動する(oscillate)と共に回転してホ−
ニング仕上げに伴う特性的なクロスハッチング模様(c
ross hatchingpattern)が得られ
る。本発明によれば、軸線方向行程は、シリンダ・ボア
表面12の頂部部分14及び底部部分16をこの表面の
中間部分18より一層粗い状態に保持するように制限す
る。さらにホ−ニング工具20をシリンダ・ボアから引
込めるのに先だって、ホ−ニング工具20の圧力を解放
し、砥石をホ−ニング工具20内に後退させることによ
り、この引込め中にシリンダ・ボア表面に当たらないよ
うにする。シリンダライナ10は又固定のホ−ニング工
具のまわりに回転させ、往復移動させて所望の表面仕上
げを行い又この回転及び往復移動の機能をホ−ニング工
具20及びシリンダライナ10の間で分離することがで
きるのはもちろん明らかである。
向でシリンダ・ボア内に又シリンダ・ボアから外方に往
復移動する(oscillate)と共に回転してホ−
ニング仕上げに伴う特性的なクロスハッチング模様(c
ross hatchingpattern)が得られ
る。本発明によれば、軸線方向行程は、シリンダ・ボア
表面12の頂部部分14及び底部部分16をこの表面の
中間部分18より一層粗い状態に保持するように制限す
る。さらにホ−ニング工具20をシリンダ・ボアから引
込めるのに先だって、ホ−ニング工具20の圧力を解放
し、砥石をホ−ニング工具20内に後退させることによ
り、この引込め中にシリンダ・ボア表面に当たらないよ
うにする。シリンダライナ10は又固定のホ−ニング工
具のまわりに回転させ、往復移動させて所望の表面仕上
げを行い又この回転及び往復移動の機能をホ−ニング工
具20及びシリンダライナ10の間で分離することがで
きるのはもちろん明らかである。
【0015】図3に示すように砥石の別の組合せを持つ
ホ−ニング工具20´では組内の3個の砥石のうちの第
1の砥石は、ホ−ニング工具20´の第1縁部26から
第2縁部28まで延びる中間砥石34である。第2の砥
石は実際よりなめらかな砥石及び粗い砥石の組合せであ
る。中央のなめらかな砥石36は、ホ−ニング工具20
´の第1縁部26及び第2縁部28から間隔を置いて工
具20´の中間部分を横切って延びている。比較的短い
粗い2個の砥石38は、なめらかな砥石36の外縁部か
らホ−ニング工具20´の第1縁部26又は第2縁部2
8まで延びている。第3の砥石はホ−ニング工具20´
の第1縁部26から第2縁部28まで延びるなめらかな
砥石32である。
ホ−ニング工具20´では組内の3個の砥石のうちの第
1の砥石は、ホ−ニング工具20´の第1縁部26から
第2縁部28まで延びる中間砥石34である。第2の砥
石は実際よりなめらかな砥石及び粗い砥石の組合せであ
る。中央のなめらかな砥石36は、ホ−ニング工具20
´の第1縁部26及び第2縁部28から間隔を置いて工
具20´の中間部分を横切って延びている。比較的短い
粗い2個の砥石38は、なめらかな砥石36の外縁部か
らホ−ニング工具20´の第1縁部26又は第2縁部2
8まで延びている。第3の砥石はホ−ニング工具20´
の第1縁部26から第2縁部28まで延びるなめらかな
砥石32である。
【0016】図4に例示したなお別の実施例によるホ−
ニング工具20´´では、第1の砥石はホ−ニング工具
20´´の第1縁部26からホ−ニング工具20´´の
第2縁部28まで延びる中間砥石34である。第2の砥
石は、ホ−ニング工具20´´で間にすきまを置いて第
1縁部26及び第2縁部28に配置した1対の短い粗い
砥石38である。第3の砥石はなめらかな砥石32であ
る。
ニング工具20´´では、第1の砥石はホ−ニング工具
20´´の第1縁部26からホ−ニング工具20´´の
第2縁部28まで延びる中間砥石34である。第2の砥
石は、ホ−ニング工具20´´で間にすきまを置いて第
1縁部26及び第2縁部28に配置した1対の短い粗い
砥石38である。第3の砥石はなめらかな砥石32であ
る。
【0017】変型構造の各砥石は、実質的に比較的なめ
らかな同じ中間部分18と比較的深いホ−ニングみぞを
持つ頂部部分14及び底部部分16とを備えるように構
成してある。この場合の変型による各砥石構造ではなめ
らかな砥石を作動させる表面に次いで粗い砥石を作動さ
せるようにする。この場合、比較的深い谷はそのままに
して粗い部分の突起を平らにしこれ等の部分14、16
に必要とされる油滑剤保持及び連通の特性を生じさせ
る。
らかな同じ中間部分18と比較的深いホ−ニングみぞを
持つ頂部部分14及び底部部分16とを備えるように構
成してある。この場合の変型による各砥石構造ではなめ
らかな砥石を作動させる表面に次いで粗い砥石を作動さ
せるようにする。この場合、比較的深い谷はそのままに
して粗い部分の突起を平らにしこれ等の部分14、16
に必要とされる油滑剤保持及び連通の特性を生じさせ
る。
【0018】特殊な砥石構造を持つ前記したホ−ニング
構造20、20´、20´´を使うことにより、単一の
作業で単一の工具を使って所望の混成の表面が得られシ
リンダ・ボアの摩耗特性及び油消費特性を共に最適にす
る表面を形成することができる。このようにして得られ
るクロスハッチングのホ−ニング仕上げ模様は、多孔質
表面を特徴とする荒れた表面とは異なる。多孔質表面は
潤滑油の保持には有効であるが、これ等の多孔質表面は
クロスハッチング模様によるみぞを持つ粗いホ−ニング
仕上げした表面に比べて表面を横切って油を送るには有
効でない。
構造20、20´、20´´を使うことにより、単一の
作業で単一の工具を使って所望の混成の表面が得られシ
リンダ・ボアの摩耗特性及び油消費特性を共に最適にす
る表面を形成することができる。このようにして得られ
るクロスハッチングのホ−ニング仕上げ模様は、多孔質
表面を特徴とする荒れた表面とは異なる。多孔質表面は
潤滑油の保持には有効であるが、これ等の多孔質表面は
クロスハッチング模様によるみぞを持つ粗いホ−ニング
仕上げした表面に比べて表面を横切って油を送るには有
効でない。
【0019】以上好適とする実施例について述べた。し
かし当業者には明らかなように、本発明の精神を逸脱し
ないで種種の変化変型を行うことができる。たとえば表
面12の頂部部分14を粗く仕上げることが望ましい。
又2つの各別のホ−ニング工具を使うのがよく、第1の
工具は、8個の砥石だけしか持たない又は組ごとに2個
の砥石を持つ複合のホ−ニング工具である。第2のホ−
ニング工具は、その中の複合のホ−ニング工具により一
貫して仕上げを実施する1種類の砥石を持つ。この場合
工具費用を最低にするように工業的に入手しやすいホ−
ニング工具を使用することができる。
かし当業者には明らかなように、本発明の精神を逸脱し
ないで種種の変化変型を行うことができる。たとえば表
面12の頂部部分14を粗く仕上げることが望ましい。
又2つの各別のホ−ニング工具を使うのがよく、第1の
工具は、8個の砥石だけしか持たない又は組ごとに2個
の砥石を持つ複合のホ−ニング工具である。第2のホ−
ニング工具は、その中の複合のホ−ニング工具により一
貫して仕上げを実施する1種類の砥石を持つ。この場合
工具費用を最低にするように工業的に入手しやすいホ−
ニング工具を使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】シリンダライナに整合させた、本発明に使うホ
−ニング工具の斜視図である。
−ニング工具の斜視図である。
【図2】本発明によるシリンダライナの横断面図であ
る。
る。
【図3】扁平な表面に投影した砥石の別の組合せを持つ
ホ−ニング工具の平面図である。
ホ−ニング工具の平面図である。
【図4】扁平な表面に投影した砥石のなお別の組合せを
持つホ−ニング工具の一部の平面図である。
持つホ−ニング工具の一部の平面図である。
11 シリンダ・ボア 12 シリンダ・ボア表面 14 頂部部分 15 軸線 16 底部部分 18 軸線 20 ホ−ニング工具 24、32 切削部材
Claims (11)
- 【請求項1】 内燃機関のシリンダ・ボア表面におい
て、 前記シリンダ・ボア表面の頂部部分と、前記シリンダ・
ボア表面の底部部分とのうちで粗いホ−ニング仕上げを
行った少なくとも一方の部分と、 前記頂部部分と前記底部部分との間に配置され、精密な
ホ−ニング仕上げを行った中間部分と、を包含する内燃
機関のシリンダ・ボア表面。 - 【請求項2】 前記頂部部分と、前記底部部分とに粗い
ホ−ニング仕上げを行った請求項1の内燃機関のシリン
ダ・ボア表面。 - 【請求項3】 前記粗いホ−ニング仕上げを行ったシリ
ンダ・ボア表面の表面部分の各突起を平らにした請求項
1の内燃機関のシリンダ・ボア表面。 - 【請求項4】 内燃機関のシリンダ・ボア表面におい
て、 粗いホ−ニング仕上げが行われ、精密なホ−ニング仕上
げが行われた突起を持つ前記シリンダ・ボア表面の頂部
部分と、 粗いホ−ニング仕上げが行われ、精密なホ−ニング仕上
げが行われた突起を持つ前記シリンダ・ボア表面の底部
部分と、 前記頂部部分と前記底部部分との間に配置され、精密な
ホ−ニング仕上げが行われた中間部分と、を包含する内
燃機関のシリンダ・ボア表面。 - 【請求項5】 粗いホ−ニング仕上げが行われた少なく
とも1つの端部部分と、精密なホ−ニング仕上げが行わ
れた中央部分とによりシリンダ・ボア表面を形成するシ
リンダ・ボア表面の形成方法において、 金属部分品に、これを貫く軸線を定めるシリンダ・ボア
を中ぐり加工する段階と、 前記軸線に平行に配向した選択的に係合できる複数個の
切削部材を持つ少なくとも1個のホ−ニング工具を準備
する段階と、 このホ−ニング工具の中間部分を横切って複数個の精密
な切削部材を配置する段階と、 前記ホ−ニング工具の一端部から少なくとも前記中間部
分まで軸線方向に延びる複数個の粗い切削部材を設ける
段階と、 前記ホ−ニング工具と前記金属部分品との間に所定の回
転ホ−ニング速度を設定する段階と、 前記ホ−ニング工具を前記シリンダ・ボア内に挿入する
段階と、 前記粗い切削部材を半径方向外方に付勢する段階と、 前記精密な切削部材を半径方向外方に付勢する段階と、 前記ホ−ニング工具を前記シリンダ・ボアに対し軸線方
向に往復移動させ、前記シリンダ・ボア表面の頂部部分
と、前記シリンダ・ボア表面の底部部分との少なくとも
一方の部分上に粗いホ−ニング仕上げした表面と、前記
両部分間に配置した中間部分上の精密なホ−ニング仕上
げをした表面とを形成する段階と、を包含するシリンダ
・ボア表面の形成方法。 - 【請求項6】 前記ホ−ニング工具に、長さ及び粗さの
変る選択的に作動できる複数個の砥石を設けた請求項5
の、シリンダ・ボア表面の形成方法。 - 【請求項7】 前記ホ−ニング工具に、このホ−ニング
工具の周辺のまわりに相互に一様な間隔を置いたそれぞ
れ第1、第2及び第3の型式から成る4つの砥石を持つ
12の砥石を設け、同じ各砥石は相互に一様な間隔を置
いて選択的にかつ一団として半径方向外方に付勢する請
求項5のシリンダ・ボア表面の形成方法。 - 【請求項8】 前記ホ−ニング工具の第1縁部から前記
ホ−ニング工具の第2縁部まで延びる粗い第1の砥石を
設ける段階と、 前記ホ−ニング工具の中間部分を横切って延び、前記両
縁部から間隔を置いた中間の第2の砥石を設ける段階
と、 前記ホ−ニング工具の前記第1縁部から前記ホ−ニング
工具の前記第2縁部まで延びる精密な第3の砥石を設け
る段階と、をさらに包含する請求項7のシリンダ・ボア
表面の形成方法。 - 【請求項9】 前記ホ−ニング工具の第1縁部から前記
ホ−ニング工具の第2縁部まで延びる中間の第1の砥石
を設ける段階と、 前記ホ−ニング工具の前記第1縁部及び前記第2縁部に
配置した1対の短い粗い砥石を持つ第2の砥石を設け、
これ等の砥石の間に前記中間部分を横切ってすきまを設
ける段階と、 前記ホ−ニング工具の前記第1縁部から前記ホ−ニング
工具の前記第2縁部まで延びる精密な第3の砥石を設け
る段階と、をさらに包含する請求項7のシリンダ・ボア
表面の形成方法。 - 【請求項10】 前記ホ−ニング工具の第1縁部から前
記ホ−ニング工具の第2縁部まで延びる中間の第1の砥
石を設ける段階と、 前記ホ−ニング工具の前記第1縁部及び前記第2縁部に
配置した1対の短い粗い砥石を持つ第2の砥石を設け、
これ等の砥石の間に中間の砥石を設ける段階と、 前記
ホ−ニング工具の前記第1縁部から前記ホ−ニング工具
の前記第2縁部まで延びる精密な第3の砥石を設ける段
階と、をさらに包含する請求項7のシリンダ・ボア表面
の形成方法。 - 【請求項11】 さらに、前記シリンダ・ボア表面の粗
いホ−ニング仕上げを行った部分の各突起を平らにする
段階を包含する請求項5のシリンダ・ボア表面の形成方
法。
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