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JPH0887437A - 情報記録方法 - Google Patents

情報記録方法

Info

Publication number
JPH0887437A
JPH0887437A JP6224993A JP22499394A JPH0887437A JP H0887437 A JPH0887437 A JP H0887437A JP 6224993 A JP6224993 A JP 6224993A JP 22499394 A JP22499394 A JP 22499394A JP H0887437 A JPH0887437 A JP H0887437A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recorded
recording
data
directory
file
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6224993A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiji Tsuchiya
佳司 土谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP6224993A priority Critical patent/JPH0887437A/ja
Publication of JPH0887437A publication Critical patent/JPH0887437A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録途中で終わったファイルデータ領域が空
き領域と誤って判断するような誤判断を防止し、データ
部の残り記録容量の有無を正確に認識できるようにす
る。 【構成】 光カード1のファイルデータを記録するデー
タ部10、及びこのファイルデータを管理するためのデ
ィレクトリを記録するディレクトリ部20に、それぞれ
ファイルデータ、ディレクトリをシーケンシャルに記録
する方法においてファイルデータをデータ部10に記録
する場合に、ファイルデータの記録途中にデータ部10
の残り記録容量がなくなったときは、記録途中のファイ
ルデータを管理するための管理情報を光カード1のディ
レクトリ部20に記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光カードなどの情報記
録媒体に情報を記録する情報記録方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、光学的に情報を記録したり、ある
いは記録された情報を光学的に読み出す記録媒体の形態
としては、ディスク状、カード状、テープ状のものなど
各種のものが知られている。このうち、カード状の記録
媒体(以下、光カードという)は小型、軽量で持ち運び
に便利な上、大容量の記録容量を有するために今後追記
型記録媒体として大きな需要が見込まれている。
【0003】こうした光カードに情報を記録、再生する
場合、通常はファイルデータを管理するための管理情報
(以下、ディレクトリという)を用いて情報をファイル
ごとに管理するのが一般的である。ディレクトリはファ
イル名、ファイル長、先頭データトラック番号などのフ
ァイル管理に必要な情報からなっており、光カードの一
部に書き込まれる。
【0004】図5はその光カードの記録面を示した平面
図である。光カード1の情報記録領域2には、トラッキ
ングトラック31 〜3n+1 が平行に多数配列され、その
各トラッキングトラックの間に情報を記録するための情
報トラック41 〜4n が設けられている。各情報トラッ
クの両端部には情報トラックを識別するための物理的ト
ラックナンバー51 〜5n が記録されている。
【0005】また、情報記録領域2はファイルデータを
記録するためのデータ部10と、ディレクトリを記録す
るためのディレクトリ部20に分けられている。データ
部10は1つの情報トラックが2つのセクタに分割さ
れ、ディレクトリ部20では1つの情報トラックが4つ
のセクタに分割されている。ファイルデータを記録する
場合は、図面上上側の情報トラック4n の左側のセクタ
から順にデータ101 ,102 ,103 ,…というよう
にシーケンシャルに記録される。一方、ディレクトリを
記録する場合は、図面上下側の情報トラック41 の左側
のセクタから順にディレクトリ201 ,202 ,20
3 ,…というようにシーケンシャルに記録される。
【0006】ここで、図5の光カードに6セクタ分の容
量のファイルF1のデータを記録するものとする。図6
はこのときデータが記録された状態を示した図である。
図6において、斜線で示したセクタは正常にデータを記
録できたセクタ、黒く塗られたセクタは記録エラーとな
ったセクタである。2番目の情報トラックの2つのセク
タはいずれも記録エラーであり、それを避けて6セクタ
分のファイルF1のデータが記録されている。また、セ
クタ位置を表わすアドレスを便宜的に物理アドレスと呼
び、先頭のセクタから全てのセクタに順に物理アドレス
P1〜P8が付されている。これに対し、正常にデータ
を記録できたセクタのみを便宜的に論理アドレスと呼
び、図6では2つの記録エラーとなったセクタを除いて
先頭セクタから順に論理セクタL1〜L6が付されてい
る。図5の光カードにおいては同様の方法で各セクタに
物理アドレスと論理アドレスが付されている。
【0007】ところで、光カードのような記録媒体にお
いては製造中に欠陥が発生して使用できないセクタがあ
ったり、製造後においても光カードの使用中にゴミが付
着したり、傷が付いたりして記録エラーが発生すること
がある。そこで、こうしたデータを記録できないセクタ
(以下、欠陥セクタという)が発生した場合は、欠陥の
発生した次のセクタに同じデータを再記録して記録エラ
ーを回避する、いわゆる交替処理が行われる。図6の例
では、2番目の情報トラックの2つのセクタが欠陥セク
タであるので、次のセクタに交替処理が行われている。
【0008】しかし、このような交替処理では、1つの
ファイルに欠陥セクタが多数発生した場合は、1つのデ
ィレクトリに全ての欠陥情報を記録できないことがあ
る。そこで、本願出願人は、先にこうした問題点を解決
した情報記録方法を特開平5−250812号公報で公
開している。以下、この情報記録方法について詳細に説
明する。
【0009】まず、この情報記録方法では、ディレクト
リとしてユーザディレクトリとシステムディレクトリの
2種類のものが用いられる。ユーザディレクトリはユー
ザによって記録されるディレクトリで、詳しく後述する
ようにそれが管理するファイルの欠陥リストを例えば3
つまで記録することができる。欠陥リストがそれ以上に
なると、システムディレクトリが作成され、これにユー
ザディレクトリに記録できなかった欠陥リストが記録さ
れる。システムディレクトリはこのように欠陥リストが
所定数よりも増加したときにシステムによって作成され
るディレクトリである。
【0010】図7(a)はそのユーザディレクトリのフ
ォーマット、図7(b)はシステムディレクトリのフォ
ーマットを示した図である。図中のヘッダーはユーザデ
ィレクトリであるのか、システムディレクトリであるの
かを識別するためのもので、ASIIコードによりユー
ザディレクトリのときはDIRU、システムディレクト
リのときはDIRSが書き込まれる。システムディレク
トリナンバーは、システムディレクトリとユーザディレ
クトリに共通なシリアルナンバー、ユーザディレクトリ
ナンバーは、ユーザディレクトリにだけ適用されるシリ
アルナンバーである。開始論理セクタアドレスと管理論
理セクタ数は、ディレクトリが管理する論理領域の先頭
論理アドレスと領域の大きさ、開始物理セクタアドレス
と管理物理セクタ数は、ディレクトリが管理する物理領
域の先頭物理アドレスと領域の大きさを示すものであ
る。以上の開始論理アドレス、管理論理セクタ数、開始
物理セクタアドレス、管理物理セクタ数を総称してセク
タ管理情報という。
【0011】欠陥リストは欠陥セクタの先頭物理アドレ
スである欠陥開始アドレスと連続欠陥セクタ数で表わさ
れた欠陥に関する情報を記録するためのリストである。
こうした記録方法では、バースト欠陥に対して少ないバ
イト数で欠陥に関する情報を記録できるので大変有効で
ある。ユーザディレクトリには前述のように欠陥リスト
1から3までの3つの欠陥リストを記録でき、システム
ディレクトリには欠陥リスト1から11までの欠陥リス
トを記録することができる。ユーザディレクトリデータ
はユーザディレクトリのみに記録されるもので、ファイ
ル名、ファイルサイズ、先頭論理セクタアドレスなどの
情報が記録される。なお、図7(a),(b)の各ディ
レクトリに付した数値はそれぞれの項目のバイト数であ
る。
【0012】図8は図6に示したファイルF1を光カー
ドに記録した際に作成されるユーザディレクトリの内容
を示した図である。まず、ヘッダーにはユーザディレク
トリであるので、ASCIIコードでDIRUが書き込
まれる。ユーザディレクトリナンバーとシステムディレ
クトリナンバーには、最初のディレクトリであるのでそ
れぞれ1が記録される。また、ファイルF1は図6に示
すように光カードに最初に記録され、かつその先頭のセ
クタは正常セクタであるので、開始論理セクタアドレス
及び開始物理セクタアドレスはともに1である。更に、
ファイルF1は6セクタに渡って記録されているので、
管理論理セクタ数は6、ファイルF1のデータを全て記
録するのに8セクタを要しているので、管理物理セクタ
数は8である。
【0013】また、図6に示すようにファイルF1を記
録する場合、物理セクタアドレスP3とP4で連続して
記録エラーが発生しているので、欠陥開始アドレスが
3、連続欠陥セクタ数が2の欠陥リスト1が記録され
る。ファイルF1ではその他に欠陥セクタはないので、
欠陥リスト2,3は作成されない。なお、ユーザディレ
クトリデータとしてファイルF1のファイル名、先頭論
理セクタアドレス、ファイルサイズなどの情報が記録さ
れる。
【0014】ここで、図6のようにファイルF1のデー
タがデータ部10に記録され、また図8のようなファイ
ルF1のディレクトリがディレクトリ部20に記録され
た光カード1を図示しない情報記録再生装置にセット
し、新たに4セクタ分の容量を有するファイルF2のデ
ータを光カードに追記するものとする。このときの追記
動作を図9に基づいて説明する。図9において、まず光
カード1にファイルデータを追記する場合、最終記録デ
ータ(以下、EOSという)の次のセクタからファイル
データが追記され、また最終記録ディレクトリ(以下、
EODという)の次のセクタからファイルデータのディ
レクトリが追記される。従って、光カードを装置にセッ
トしてファイルデータを追記する場合は、光カードに記
録されている全ディレクトリを読み込みながらEODが
検出される(S1)。次いで、EODが正常に検出でき
たかどうかが判定され(S2)、正常に検出できたとき
は、EOD内に記録されているセクタ管理情報からEO
Sの位置が算出される(S3)。EOSの位置は開始物
理セクタアドレスに管理物理セクタ数を加え、その値か
ら1を引くことによって求めることができる。但し、デ
ィレクトリが記録されていない場合は、EOSは0とす
る。一方、EOD検出がエラーであった場合はファイル
データは記録せずにエラー終了する。
【0015】次に、例えば図8のファイルF1のユーザ
ディレクトリが何らかの理由で記録されなかった場合
は、前述のように計算によって得られたEOSは0とな
り、光カード上の実際のEOSと一致しないことがあ
る。そこで、セクタ管理情報から得られたEOSが正し
いか否かを判別するために、EOSを検出する処理が行
われ(S4)、その後実際のEOSを検出できたかどう
かが判定される(S5)。ここで、EOSを検出できな
ければ、記録する位置が不明であるので、エラー終了
し、EOSを検出できた場合は、EOSの次のセクタか
らファイルデータが1セクタ分追記され(S6)、また
記録直後にベリファイを行ってファイルデータを正常に
記録できたかどうかが判定される(S7)。ファイルデ
ータを正常に記録できなかった場合はエラー終了し、フ
ァイルデータを正常に記録できた場合は全てのファイル
データの記録が終了したかどうかが判定される(S
8)。
【0016】ここでは、ファイルデータを1セクタしか
記録していないので、判定結果はNOとなってデータ部
の記録容量が残っているか否かが判定され(S9)、記
録容量が残っていれば、再びS6でファイルデータの次
のセクタ分のデータが記録される。こうしてS6〜S9
の処理を繰り返し行うことによってファイルデータが1
セクタづつ記録され、S8でファイルF2の全てのデー
タの記録が終了したと判定されると、EODの次のセク
タにファイルF2を管理するためのディレクトが追記さ
れる(S10)。これも記録直後にベリファイを行って
正常に記録できたかどうかが判定され(S11)、正常
に記録できなければエラー終了し、正常に記録できれば
ファイルF2の追記処理を終了する。一方、S9でファ
イルデータの記録途中でデータ部の記録容量がなくなっ
たと判定された場合は、その時点でエラー終了する。な
お、S4のEOSの具体的な検出方法については詳しく
後述する。
【0017】また、データ部とディレクトリ部の残り記
録容量の有無を判断する方法について、本願出願人は先
に特願平5−78637号として出願している。即ち、
この方法は、ファイルデータを記録する場合は、次に記
録するデータの記録トラックと最終ディレクトリが記録
されたトラックとの差と、予め決められた第1の所定値
を比較して前記差の値が第1の所定値よりも小さくなっ
たときにデータ部の記録領域がなくなったと判断し、フ
ァイルデータのディレクトリ情報を記録する場合には、
最終データが記録されたトラックと次に記録するディレ
クトリのトラックの差と、第1の所定値よりも小さく設
定された第2の所定値を比較してディレクトリ部の残り
記録領域の有無を判断するという方法である。
【0018】図10は以上のようにファイルF1の後に
ファイルF2を追記したときの光カードのセクタの記録
状態を示した図である。図中の斜線で示したセクタは正
常にデータを記録できたセクタ、黒く塗られたセクタは
記録エラーの発生した欠陥セクタである。ファイルF2
は前述のように4セクタ分のデータ容量のファイルであ
るが、ここでは物理アドレスP9からP18に渡って記
録され、全体で10セクタを要している。従って、10
セクタのうち残りの6セクタは欠陥セクタであり、具体
的には物理アドレスP9,P11,P12,P14,P
16,P17が欠陥セクタである。
【0019】次に、ファイルF2を図10のように光カ
ードに追記したときにユーザディレクトリとシステムデ
ィレクトリがどのように記録されるかについて説明す
る。図11(a)はユーザディレクトリ、図11(b)
はシステムディレクトリを示した図である。まず、ユー
ザディレクトリについては図11(a)のように、ヘッ
ダーにはDIRUが書き込まれ、またこれは2つ目のデ
ィレクトリであるので、システムディレクトリナンバ
ー、ユーザディレクトリナンバーにはそれぞれ2が記録
される。次いで、ファイルF2の論理アドレスは図10
に示すように論理アドレスL7から始まっているので、
開始論理アドレスは7であり、またファイルF2を全て
記録するのに4セクタ必要であるが、このディレクトリ
では欠陥リストが3つまで作成され、この3つの欠陥リ
ストで管理できる論理セクタは3セクタであるので、管
理論理セクタ数は3である。同様にして、ファイルF2
のデータは物理アドレスP9から始まっているので、開
始物理セクタアドレスは9であり、ファイルF2のデー
タを記録するのに10セクタを要しているが、3つの欠
陥リストで管理できる物理セクタは7セクタであるの
で、管理物理セクタ数は7である。
【0020】更に、ファイルF2のデータを記録する場
合に、図10に示すように最初に物理セクタP9で記録
エラーが発生しているので、欠陥開始アドレス9、連続
欠陥セクタ数1の欠陥リスト1が記録される。同様に、
物理アドレスP11,P12で連続して記録エラーが発
生しているので、欠陥開始アドレス11、連続欠陥セク
タ数2の欠陥リスト2が記録され、物理アドレスP14
も欠陥セクタであるので欠陥開始アドレス14、連続欠
陥セクタ数1の欠陥リスト3が記録される。ユーザディ
レクトリでは、前述のように欠陥リストは3つまでしか
作成できないので、それ以降の欠陥リストについては、
システムディレクトリに記録される。なお、ユーザディ
レクトリデータとしてはファイルF2のファイル名、フ
ァイルサイズなどの情報が記録される。
【0021】次は、システムディレクトリである。シス
テムディレクトリとしては図11(b)に示すように、
まずヘッダーとしてDIRSが書き込まれ、またこれは
3番目のディレクトリであるので、システムディレクト
リナンバーには3が記録される。また、論理アドレスL
7からL9まではユーザディレクトリによって管理され
ており、このディレクトリで管理する最初の論理アドレ
スはL10であるので開始論理セクタアドレスは10、
管理論理セクタ数は1である。同様に、このディレクト
リで管理する最初の物理アドレスはP16であるので、
開始物理セクタアドレスは16、管理物理セクタ数は3
である。次に、欠陥リストとしては前述のようにユーザ
ディレクトリに記録できなかったものが記録されるので
あるが、ここでは図10に示すように物理アドレスP1
6とP17で連続して欠陥が発生しているので、欠陥開
始アドレス16、連続欠陥セクタ数2の欠陥情報が欠陥
リスト1として記録される。ファイルF2ではそれ以外
に欠陥セクタは発生していないので、欠陥リスト2以降
は作成されない。
【0022】次に、図9で説明した全ディレクトリを読
み込みながらEODとEOSを検出する方法について詳
細に説明する。まず、全ディレクトリを読み込みながら
EODを検出する方法を図12に基づいて説明する。図
12において、始めに再生するトラックを示す変数(R
D_TRK)にディレクトリ部の先頭トラックである1
がセットされ、連続する未記録トラックをカウントする
変数(BLK_TRK)には0がセットされる(S
1)。次いで、RD_TRKで示されるトラックをアク
セスしてそのトラック上の全てのディレクトリが再生さ
れる(S2)。ここでは、RD_TRKの数値は1であ
るので、ディレクトリ部の先頭トラックのディレクトリ
が再生される。その後、RD_TRKで示されるトラッ
クに正常にアクセスできたか否かが判定され(S3)、
もし正常にアクセスできなかった場合はエラー終了し、
正常にアクセスできた場合は、アセクスしたトラックに
記録されているディレクトリがあるか否かが判定される
(S4)。ここで、ディレクトリが記録されていた場合
は、RD_TRKに1を加え、BLK_TRKは0のま
まとして(S5)、再びS2に戻ってRD_TRKで示
されるトラックにアクセスしてディレクトリの再生が行
われる。ここでは、RD_TRKの数値は2であるの
で、先頭トラックの次のトラックのディレクトリが再生
される。こうしてS2〜S5の処理が繰り返し行われ、
ディレクトリ部の先頭トラックから順にディレクトリが
再生される。
【0023】そして、このようにディレクトリを再生し
ていくうちにS4で何も記録されていないトラックがあ
ると判定される。このとき、何も記録されていないトラ
ックの1つ前のトラックが一応のEODとなるのである
が、ゴミなどが付着していた場合は数本程度飛ばして記
録されることがあるので、未記録のトラックが所定数連
続することを確認することでEODの確認が行われる。
具体的には、まずBLK_TRKに1が加えられ(S
6)、その値と予め設定されたN1 が比較される(S
7)。N1 は連続する未記録トラックの本数を規定する
数値で、通常は数トラック程度に設定される。
【0024】BLK_TRKとN1 の比較の結果、BL
K_TRKがN1 よりも小さい場合は、RD_TRKに
1が加えられ(S8)、S2に戻ってRD_TRKで示
されるトラックのディレクトリが再生される。ここで
は、BLK_TRKの値は1であるので、S7ではNO
となり、RD_TRKで示される最初の未記録トラック
の次のトラックが再生される。このように未記録のトラ
ックが見つかると、S2からS8に至る処理が繰り返し
行われ、最初の未記録トラックの次のトラックから順次
再生が行われる。そして、S7でBLK_TRKの値が
1 の値と同じになると、未記録のトラックがN1 本連
続して続いたので先のS4で検出された何も記録されて
いないトラックの1つ前のトラックがEODとして確定
される。以上で光カード上の全ディレクトリの再生とE
ODの検出が終了する。
【0025】次に、光カード上のEOSを検出する方法
を図13に基づいて説明する。図13において、まず再
生するトラックを示す変数(RD_TRK)にはEOD
のセクタ管理情報から算出されたEOSの次のセクタの
トラックがセットされる。EOSの位置は前述のように
開始物理セクタアドレスに管理物理セクタを加えた値か
ら1を引くことによって得ることができる。また、連続
する未記録のトラックをカウントする変数(BLK_T
RK)及びEOS検出動作のリトライ回数をカウントす
る変数(RTY)にはそれぞれ0がセットされる(S
1)。次いで、RD_TRKで示されるトラックをアク
セスしてそのトラック上のデータが再生され(S2)、
その後RD_TRKで示されたトラックを正常にアクセ
スできたかどうかが判定される(S3)。
【0026】もし、正常にアクセスできなかったときは
エラー終了し、正常にアクセスできたときは再生したト
ラックに何も記録されていないかどうかが判定される
(S5)。この場合、アクセスしたトラックはS1でデ
ィレクトリをもとに計算で求められたトラックであるの
で、計算が正しければトラック上にはデータは記録され
ていないはずである。従って、もしアクセスしたトラッ
クにデータが記録されていれば、先の計算が間違ってい
たときであるので、所定のトラック数だけリトライを繰
り返してEOSを検索する処理が行われる。
【0027】具体的には、まずBLK_TRKに0、R
TYに1をセットして(S5)、RTYとN3 が比較さ
れる(S6)。N3 はいくつのトラックをリトライする
かというリトライ回数を規定した数値で、通常は数十ト
ラックに設定される。RTYとN3 を比較した場合、R
TYは1であるのでS6の比較結果はNOとなり、次の
ステップでRD_TRKから1を引いて先にアクセスし
たトラックの次のトラックが指示される(S7)。この
場合、図12でEODを検出するときはRD_TRKに
1を加えてディレクトリ部の次のトラックを指示した
が、EOSを検出するときはRD_TRKから1を引い
てデータ部の次のトラックが指示される。これは、図5
に示すように光カード1のディレクトリ部20では、図
面上下側の41 が先頭トラックで順に上側に向けてディ
レクトリが書き込まれ、データ部10では反対に上側の
n が先頭トラックで、順に下側に向けてデータが書き
込まれることによる。
【0028】次のトラックが指示されると、再びS2で
その指示されたトラックのデータがが再生され、同様に
データが記録されていれば、RD_TRKから1を引い
てその次のトラックを指示する処理が行われる。こうし
てS2〜S7の処理が繰り返し行われ、最初にアクセス
したトラックから順にデータの記録されていないトラッ
クを検索する処理が行われる。そして、S6でRTYと
3 の比較結果がYESとなり、予め決められたリトラ
イ回数N3 だけリトライを繰り返しても未記録のトラッ
クを検出できない場合は、その時点で処理をエラー終了
する。
【0029】一方、最初にアクセスしたトラックにデー
タが記録されていなかった場合、または前述のように最
初にアクセスしたトラックにデータが記録されており、
未記録のトラックを検出すべくリトライを繰り返すうち
に未記録のトラックが検出された場合は、S4の判定結
果はYESとなって検出された未記録トラックの1つ前
のトラックがEOSとなる。この場合、これが一応のE
OSではあるが、図12と同様に未記録トラックが所定
数連続することを確認することで、EOSの確認が行わ
れる。この確認に際しては、まずBLK_TRKに1が
加えられ(S8)、その値とN2 の値が比較され(S
9)、更にこの比較の結果BLK_TRKがN2 よりも
小さければ、RD_TRKから1を引いて次のトラック
が指示される(S10)。N2 はデータ部の連続する未
記録トラック数を規定する数値で、N2 だけ未記録トラ
ックが連続していれば、先に検出されたEOSが実際の
EOSとして確定される。N2 の値は、通常は数トラッ
ク程度に設定される。次いでS2に戻って指示された次
のトラックが再生され、同様にデータが記録されていな
いか否かが判定される。このようにS2からS10に至
る処理が繰り返し行われ、未記録トラックがN2 だけ連
続していることを確認できれば、前述のようにEOSが
確定される。以上でEOSの検出が終了し、光カードに
ファイルを記録する場合は、EOS及びEODの次の位
置からデータ、ディレクトリが追記される。
【0030】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、前
述のような情報記録方法では、ファイルデータを全て記
録できなかった場合は、光カードの残り記録容量がある
か否かを判定し、記録容量がなくなったときは、ファイ
ルデータの記録途中でエラー終了するので、そのファイ
ルデータのディレクトリは記録されずに終了してしま
う。そのため、一度光カードを情報記録再生装置の機外
に排出し、その後再び光カードを情報記録再生装置にセ
ットした場合は、記録途中で終了したファイルデータを
管理するためのディレクトリが記録されていないので、
データ部の残り記録容量がないにも拘わらず、記録途中
で終わったファイルデータ領域がデータの記録されてい
ない空き領域と誤って判断してしまうという問題があっ
た。
【0031】本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされ
たもので、その目的は記録途中で終わったファイルデー
タ領域が空き領域と誤って判断するような誤判断を防止
し、データ部の残り記録容量の有無を正確に認識するこ
とができる情報記録方法を提供することにある。
【0032】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、情報記
録媒体のファイルデータを記録するデータ部、及びこの
ファイルデータを管理するためのディレトクリを記録す
るディレクトリ部に、それぞれファイルデータ、ディレ
クトリをシーケンシャルに記録する方法において、ファ
イルデータを前記データ部に記録する場合に、ファイル
データの記録途中に前記データ部の残り記録容量がなく
なったときは、記録途中のファイルデータを管理するた
めの管理情報を前記記録媒体のディレクトリ部に記録す
ることを特徴とする情報記録方法によって達成される。
【0033】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。なお、本実施例では、図5に示した
ように記録領域がデータ部とディレクトリ部に分けられ
た光カードを情報記録媒体として用いるものとする。ま
た、ディレクトリについても図7で説明したようにユー
ザディレクトリとシステムディレクトリを用いてファイ
ルの管理を行うものとする。まず、図2は本発明の情報
記録方法に用いる光カード情報記録再生装置の構成例を
示したブロック図である。始めに、図2に基づいて光カ
ード情報記録再生装置の構成を説明する。
【0034】図2において、31は追記式光カード1を
情報記録媒体として情報の記録、再生を行う光カード情
報記録再生装置(以下、ドライブと称する)である。こ
のドライブ31は上位制御装置であるホストコンピュー
タ32に接続され、ホストコンピュータ32の指示に基
づいて情報の記録、再生を行う。37は不図示の搬送機
構によって光カード1をドライブ31内に導入し、所定
の位置にてR方向に往復移動させ、更に該装置外へと排
出するためのモータである。38は光源を含む光ビーム
照射光学系であり、これにより情報記録時および情報再
生時には光カード1上に光ビームスポットが走査され
る。39は光検出器で、上記光カード1上の光ビームス
ポットの反射光を受光する。
【0035】40は光ビーム照射光学系38の一部を駆
動して光カード1面上の光ビームスポットのピント位置
をZ方向、即ち光カード面と垂直の方向に移動させてオ
ートフォーカシング(AF)を行うためのAFアクチュ
エータ、41は光ビーム照射光学系38の一部を駆動し
て光カード面上の光ビームスポットをY方向、即ちR方
向とZ方向との双方に直交する方向に移動させてオート
トラッキング(AT)を行うためのATアクチュエータ
である。この光ビーム照射光学系38、光検出器39、
AFアクチュエータ40及びATアクチュエータ41な
どを一体化して光ヘッド45が構成されている。36は
この光ヘッド45をY方向に移動させて光ビームスポッ
トを光カード1上の所望のトラックへとアクセスさせる
ための駆動モータである。
【0036】33はROM、RAMを内蔵したMPUで
あり、カード送りモータ37、ヘッド送りモータ36を
制御し、またホストコンピュータ32の制御により、ホ
ストコンピュータ32とデータの通信、制御等を行う。
AT/AF制御回路34は光検出器39の信号を受け
て、AFアクチュエータ40、ATアクチュエータ41
を駆動し、フォーカシングやトラッキングを制御する。
光検出器39の出力は変復調回路35にも出力され、読
み取り情報の復調が行われると共に、復調信号はMPU
33へと送られる。変復調回路35はMPU33から送
られてくる情報信号を変調し、変調信号に従い光ビーム
照射光学系38を駆動して情報記録を実行する共に、再
生時には光検出器39の信号をもとにデータを復調す
る。ホストコンピュータ32はドライブ31とデータの
送受信を行い、ドライブ31ではホストコンピュータ3
2の指示に基づいて光カード1にセクタごとの情報・再
生を行う。なお、一般には光カード1は媒体の性質上エ
ラー率が高く、高い信頼性の情報が要求される場合は、
誤り訂正手段が必要である。
【0037】図3は光カード1に4セクタ分のファイル
容量を有するファイルをn個記録した状態を示した図で
ある。また、図3には示していないが、n個のファイル
を管理するためのn個のディレクトリも記録されている
ものとする。図3において、斜線で示したデータ10
1 、102 、103 、104 はファイルF1のデータ、
104n-3、104n-2、104n-1、104nはファイルFn
のデータであり、このように光カード1上にはファイル
F1〜Fnのデータが記録されている。なお、このn個
のファイルを記録するときに記録エラーは発生しなかっ
たものとする。従って、記録エラーが発生していないの
で、物理アドレスと論理アドレスは一致している。ま
た、データ部10の記録領域を物理アドレスのP4n+2
でとし、それ以降はデータを記録できないものとする。
【0038】次に、本発明の情報記録方法の一実施例を
図1のフローチャートに基づいて説明する。なお、ここ
では、図3のように4セクタ分のデータ容量を有するn
個のファイルと不図示のn個のファイルを管理するため
のn個のユーザディレクトリが記録された光カード1を
図2のドライブ31にセットし、4セクタ分のデータ容
量を有するファイルFn+1のデータをファイルFnの
後に追記するものとする。図1において、始めにドライ
ブ31では光カードに記録された全ディレクトリを読み
込みながらEODを検出する処理が行われる(S1)。
この全ディレクトリの再生とEODの検出は図12のフ
ローチャートに従って行われる。
【0039】EODの検出処理は図12で説明したので
詳しい説明は省略するが、光カードのディレクトリ部の
先頭セクタから順次ディレクトリを再生することで、最
終ディレクトリが検出される(S1)。次いで、EOD
を正常に検出できたかどうかを判定し(S2)、EOD
の検出が正常に行えた場合は、EOD内に記録されてい
るセクタ管理情報からEOSが算出される(S3)。E
OSは開始物理アドレスと管理物理セクタ数を加算した
値から1を引いて求めることができる。EODの検出が
エラーの場合は、ファイル情報を記録せずにエラー終了
する。
【0040】EOSの算出が終了すると、得られたEO
Sが正確であるか否かを確認するためにEOSを検出す
る処理が行われる(S4)。このEOSの検出処理は図
13のフローチャートに従って行われる。図13の処理
については詳しい説明は省略する。その後、EOS検出
動作を行った結果を判定し(S5)、EOSが検出でき
た場合は、EOSの次のセクタからファイルデータを追
記し、EOSが正常に検出できない場合は、ファイル情
報を記録せずにエラー終了する。
【0041】図3に示した光カードでは、物理セクタア
ドレスP4n+1のセクタにファイルFn+1の最初のデー
タが記録され(S6)、その後記録データはベリファイ
によって正常に記録できたか否かが判定される(S
7)。もし、正常に記録できなかった場合はエラー終了
し、正常に記録できた場合は全てのファイルデータが記
録されたか否かが判定される(S8)。ここでは、4セ
クタのデータ容量を有するファイルFn+1のデータの
1セクタ目を記録したので、まだ全てのファイルデータ
は記録されていない。次に、データ部の記録容量が残っ
ているか否かが判定され(S9)、このときは前述した
ように図3に示した光カードでは物理アドレスP4n+2
でデータの記録が可能であるので、記録容量は残ってい
ると判定される。従って、この場合は再びS6に戻り、
今度は物理アドレスP4n+2に2セクタ目のデータが記録
される。そして、同様にそのデータのベリファイ(S
7)、全てのデータを記録できたかどうかの判定が行わ
れ(S8)、再びS9においてデータ部の残り容量が残
っているか否かが判定される。この場合、データ部の記
録容量は物理アドレスP4n+2を記録したところで丁度な
くなるので、記録容量は残っていないと判定され、この
ように記録容量がなくなった場合は、システムディレク
トリを記録してエラー終了する。なお、S8で全てのデ
ータを記録できた場合は、EODの次のセクタにファイ
ルデータを管理するためのディレクトリが記録され(S
10)、更にそのディレクトリのベリファイを行って記
録処理を終了する(S11)。
【0042】図4はS12で記録されるシステムディレ
クトリの内容を示した図である。図4において、まずヘ
ッダーにはASCIコードでシステムディレクトリであ
ることを示すDIRSが書き込まれ、システムディレク
トリナンバーには既にn個のファイルデータを管理する
ためのディレクトリが書き込まれているので、その次の
番号のn+1が書き込まれる。また、追記されたファイ
ルFn+1のデータの開始論理アドレスは図3から明ら
かなようにファイルFnの最終論理アドレス4nの次の
アドレスであるので、4n+1となり、管理論理セクタ
数はファイルFn+1のデータを2セクタ目まで記録で
きたので2となる。同様に開始論理アドレスは4n+
1、管理物理セクタ数は2となり、これらのセクタ管理
情報はそれぞれシステムディレクトリとして記録され
る。更に、ファイルFn+1のデータの記録中に記録エ
ラーは発生しなかったので、全ての欠陥リストの欠陥開
始アドレスと連続欠陥セクタ数は0となる。
【0043】次に、図4のようにシステムディレクトリ
が記録された光カードを排出した後に、再び光カードを
ドライブ31にセットしたときの動作について説明す
る。この場合も、図1のフローチャートに従って処理が
行われる。図1において、まず光カードをドライブ31
にセットすると、光カードの全ディレクトリが再生され
(S1)、最終ディレクトリのEODが検出される。次
いで、EODを正常に検出できたかどうかを判定し(S
2)、正常に検出できればEOD内に記録されているセ
クタ管理情報からEOSが算出される(S3)。ここ
で、光カードには図4に示したようなシステムディレク
トリが記録されており、このディレクトリのセクタ管理
情報からEOSを算出すると、EOSは開始物理アドレ
ス+管理物理セクタ−1であるので、EOS=4n+2
と算出される。また、このときのデータ部の最終物理ア
ドレスは前述のようにP4n+2であるので、EOSの結果
からデータ部の残り記録容量は0と判定できるようにな
る。即ち、S4においては、EOSの値と予めデータ部
の最終記録位置として決められた最終物理アドレスを比
較してEOSが最終物理アドレスに一致したときは、そ
の光カードの残り記録容量はないと判断され、その旨が
使用者に報知される。
【0044】このように本実施例では、ファイルデータ
の記録途中にデータ部の記録容量がなくなった場合は、
記録途中のファイルデータを管理するためのシステムデ
ィレクトリを記録するようにしたので、光カードを排出
後、再びドライブにセットしたときに、記録容量が残っ
ていないにも拘わらず、記録途中で終わったファイルデ
ータ領域が空き領域と判断するようなことがなく、光カ
ードのデータ部の残り記録容量を正確に認識することが
できる。従って、空き領域と判断された領域に2重にデ
ータを記録するような事態を確実に防止することができ
る。
【0045】なお、以上の実施例では、図5で説明した
ように光カードのデータ部10では1トラックを2セク
タ、ディレクトリ部20では1トラックを4セクタとし
ているが、これに限定されるものではなく、データ部1
0とディレクトリ部20の位置も図5に限定されるもの
ではない。また、情報記録媒体として追記式の光カード
を例としたが、情報記録媒体としてはこれに限定される
ものではない。更に、実施例では、ディレクトリとして
ユーザディレクトリとシステムディレクトリの2種類の
ディレクトリを用いてファイルの管理を行っているが、
ディレクトリの形態としてはこれに限定されるものでは
ない。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ファイル
データの記録途中にデータ部の残り記録容量がなくなっ
たときは、記録したファイルデータを管理するための管
理情報を記録することにより、記録途中で終わったファ
イルデータ領域が空き領域と判断されるようなことはな
く、データ部の残り記録容量の有無を正確に認識できる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報記録方法の一実施例を示したフロ
ーチャートである。
【図2】本発明の情報記録方法に係る光カード情報記録
再生装置の例を示した構成図である。
【図3】光カードにn個のファイルが記録された状態を
示した図である。
【図4】図1の情報記録方法でファイルデータの記録途
中にデータ部の残り記録容量がなくなったときに記録さ
れるシステムディレクトリの内容を示した図である。
【図5】光カードの記録面を示した平面図である。
【図6】光カードにファイルF1が記録された状態を示
した図である。
【図7】先願例の情報記録方法に用いられるユーザディ
レクトリとシステムディレクトリのフォーマットを示し
た図である。
【図8】図6のファイルF1を光カードに記録したとき
に作成されるユーザディレクトリの内容を示した図であ
る。
【図9】図7のディレクトリを用いて情報を記録する方
法を示したフローチャートである。
【図10】図6のファイルF1の後にファイルF2を追
記した状態を示した図である。
【図11】図10のファイルF1、ファイルF2を記録
したときに作成されるユーザディレクトリとシステムデ
ィレクトリの内容を示した図である。
【図12】図9のフローチャートの全ディレクトリを読
みながらEODを検出する処理を詳細に示したフローチ
ャートである。
【図13】図9のフローチャートのEOSを検出する処
理を詳細に示したフローチャートである。
【符号の説明】
1 光カード 10 データ部 20 ディレクトリ部 31 光カード情報記録再生装置(ドライブ) 32 ホストコンピュータ 33 MPU 45 光ヘッド

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報記録媒体のファイルデータを記録す
    るデータ部、及びこのファイルデータを管理するための
    ディレクトリを記録するディレクトリ部に、それぞれフ
    ァイルデータ、ディレクトリをシーケンシャルに記録す
    る方法において、ファイルデータを前記データ部に記録
    する場合に、ファイルデータの記録途中に前記データ部
    の残り記録容量がなくなったときは、記録途中のファイ
    ルデータを管理するための管理情報を前記記録媒体のデ
    ィレクトリ部に記録することを特徴とする情報記録方
    法。
  2. 【請求項2】 前記管理情報は、ファイルデータの開始
    論理アドレス、管理論理セクタ数、開始物理アドレス、
    管理物理セクタ数及びファイルデータの記録中に発生し
    た欠陥情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の情
    報記録方法。
JP6224993A 1994-09-20 1994-09-20 情報記録方法 Pending JPH0887437A (ja)

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