JPH0862691A - 撮影装置 - Google Patents
撮影装置Info
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- JPH0862691A JPH0862691A JP6220842A JP22084294A JPH0862691A JP H0862691 A JPH0862691 A JP H0862691A JP 6220842 A JP6220842 A JP 6220842A JP 22084294 A JP22084294 A JP 22084294A JP H0862691 A JPH0862691 A JP H0862691A
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- JP
- Japan
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- film
- action
- camera
- video
- silver
- Prior art date
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- Pending
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- Cameras In General (AREA)
- Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
- Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 ビデオカメラの撮影中に、銀塩フィルムの巻
き戻しにより発生する無用の音を、長時間にわたって録
音することを防止する。 【構成】 撮影装置の銀塩カメラ部にフィルムが装填さ
れて待機状態となっているS101。銀塩カメラをレリ
ーズするS102。AF(測距)、AE(測光)さらに
シャッタ開閉の露光動作を行うS103。撮影したコマ
が最終コマか否かの判別を行いS104、最終コマでな
い場合は、1コマ給送を行いS105、再度S101に
戻って待機状態となる。S104で最終コマと判断した
場合には、現在ビデオカメラ部が録画中か否か判断しS
106、録画中であれば、銀塩フィルムの巻き戻しを停
止するS109。S106でビデオカメラ部が録画中で
ないと判断されれば、銀塩フィルムの巻き戻し動作を開
始しS107、フィルム終了で銀塩カメラ部の巻き戻し
を停止するS108。
き戻しにより発生する無用の音を、長時間にわたって録
音することを防止する。 【構成】 撮影装置の銀塩カメラ部にフィルムが装填さ
れて待機状態となっているS101。銀塩カメラをレリ
ーズするS102。AF(測距)、AE(測光)さらに
シャッタ開閉の露光動作を行うS103。撮影したコマ
が最終コマか否かの判別を行いS104、最終コマでな
い場合は、1コマ給送を行いS105、再度S101に
戻って待機状態となる。S104で最終コマと判断した
場合には、現在ビデオカメラ部が録画中か否か判断しS
106、録画中であれば、銀塩フィルムの巻き戻しを停
止するS109。S106でビデオカメラ部が録画中で
ないと判断されれば、銀塩フィルムの巻き戻し動作を開
始しS107、フィルム終了で銀塩カメラ部の巻き戻し
を停止するS108。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオカメラと銀塩カ
メラを一体的に構成し、同時にビデオカメラと銀塩カメ
ラを動作可能にした撮影装置に関するものである。
メラを一体的に構成し、同時にビデオカメラと銀塩カメ
ラを動作可能にした撮影装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ビデオとカメラを一体的に構成し
たものは、特開昭63−248285号等があり、この
公報に記載されているように、録画中は不要な音やノイ
ズが録音されないように、銀塩カメラ部の動作を停止す
るように考えられていた。
たものは、特開昭63−248285号等があり、この
公報に記載されているように、録画中は不要な音やノイ
ズが録音されないように、銀塩カメラ部の動作を停止す
るように考えられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来は以下のよ
うな問題点があった。
うな問題点があった。
【0004】ビデオカメラと銀塩カメラを一体的に構成
したビデオカメラのメリットは、一体にすることで肩や
首から2つ大きなものをぶら下げる違和感の解消が大き
なものであるが、ビデオでの録画中に銀塩カメラを作動
しないようにしているために、ビデオで撮っていながら
一瞬の映像を撮りたい時、例えば運動会で子供のかけっ
こを撮っている時はビデオは勿論、ゴール周辺の様子を
銀塩写真で一瞬を撮りたいと思っても、そのスチルカメ
ラの撮影は従来は不可能であった。
したビデオカメラのメリットは、一体にすることで肩や
首から2つ大きなものをぶら下げる違和感の解消が大き
なものであるが、ビデオでの録画中に銀塩カメラを作動
しないようにしているために、ビデオで撮っていながら
一瞬の映像を撮りたい時、例えば運動会で子供のかけっ
こを撮っている時はビデオは勿論、ゴール周辺の様子を
銀塩写真で一瞬を撮りたいと思っても、そのスチルカメ
ラの撮影は従来は不可能であった。
【0005】かけっこ等は連写して撮りたいものである
にも関わらず、前記特開昭63−248285号で開示
されている従来技術では、1回シャッタを切って露光さ
せることは可能であるが、ゴールのみ1コマとっておし
まいという欠点があった。
にも関わらず、前記特開昭63−248285号で開示
されている従来技術では、1回シャッタを切って露光さ
せることは可能であるが、ゴールのみ1コマとっておし
まいという欠点があった。
【0006】本発明はかかる課題を解決するためになさ
れたもので、ビデオカメラの撮影中に、銀塩フィルムの
巻き戻しにより発生する無用の音を、長時間にわたって
録音することを防ぐ撮影装置を提供することを目的とす
る。
れたもので、ビデオカメラの撮影中に、銀塩フィルムの
巻き戻しにより発生する無用の音を、長時間にわたって
録音することを防ぐ撮影装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明の撮影装置は請求項1において画像情報を
記録媒体に記録するビデオカメラと銀塩カメラを一体的
に備え、かつビデオカメラで記録中に、銀塩カメラの露
光動作とフィルム巻き上げとが可能な如く構成された撮
影装置において、銀塩フィルムの全コマ露光終了後に自
動巻き戻しモードへの移行をビデオカメラ部が録画中は
禁止するモードを有するものであり、また、請求項2に
おいて、この禁止するモードによる禁止状態を解除する
モードとを有するものであり、さらに、請求項3におい
て、この禁止するモードによる禁止状態の時にEVF
(電子ビューファインダ)にその状態であることを表示
する手段を設けるものである。
めに、本発明の撮影装置は請求項1において画像情報を
記録媒体に記録するビデオカメラと銀塩カメラを一体的
に備え、かつビデオカメラで記録中に、銀塩カメラの露
光動作とフィルム巻き上げとが可能な如く構成された撮
影装置において、銀塩フィルムの全コマ露光終了後に自
動巻き戻しモードへの移行をビデオカメラ部が録画中は
禁止するモードを有するものであり、また、請求項2に
おいて、この禁止するモードによる禁止状態を解除する
モードとを有するものであり、さらに、請求項3におい
て、この禁止するモードによる禁止状態の時にEVF
(電子ビューファインダ)にその状態であることを表示
する手段を設けるものである。
【0008】
【作用】本発明の請求項1によれば、ビデオとカメラが
同時撮影の時、銀塩フィルムの巻き戻しを禁止すること
により、巻き戻しの長い時間中、巻き戻し音が録音され
ることはなく、従って、違和感のある映像とならないよ
うにしたものである。
同時撮影の時、銀塩フィルムの巻き戻しを禁止すること
により、巻き戻しの長い時間中、巻き戻し音が録音され
ることはなく、従って、違和感のある映像とならないよ
うにしたものである。
【0009】また、請求項2によれば、やむを得ず銀塩
フィルムを交換する時のために禁止を解除するモードを
有することで銀塩フィルムを同時に多数撮ることが可能
となる。さらに請求項3によれば、禁止するモードによ
る禁止状態の時にEVFにその状態であることを表示す
る手段を設けるようにしたので、操作者にわかるように
なっている。
フィルムを交換する時のために禁止を解除するモードを
有することで銀塩フィルムを同時に多数撮ることが可能
となる。さらに請求項3によれば、禁止するモードによ
る禁止状態の時にEVFにその状態であることを表示す
る手段を設けるようにしたので、操作者にわかるように
なっている。
【0010】
【実施例】図1は本発明の外観を示す正面図で、1は本
装置を構成する筐体でネジ等の締結部分等により、数部
品からなり、2はレンズを保持するための鏡筒、3はビ
デオ撮影の記録再生に用いるビデオテープを出し入れす
るためのカセットコンパートメント、4はビデオ撮影或
いは写真撮影時に被写体の画角を確認したり、ビデオ再
生の表示をするためのビューファインダ、5はビデオテ
ープの記録再生等を制御するためのコントロールパネ
ル、6はカセット状になったビデオテープ、7は写真フ
ィルムを脱着するための背蓋、8は本装置の使用電力を
供給するための取り外し可能な電池である。
装置を構成する筐体でネジ等の締結部分等により、数部
品からなり、2はレンズを保持するための鏡筒、3はビ
デオ撮影の記録再生に用いるビデオテープを出し入れす
るためのカセットコンパートメント、4はビデオ撮影或
いは写真撮影時に被写体の画角を確認したり、ビデオ再
生の表示をするためのビューファインダ、5はビデオテ
ープの記録再生等を制御するためのコントロールパネ
ル、6はカセット状になったビデオテープ、7は写真フ
ィルムを脱着するための背蓋、8は本装置の使用電力を
供給するための取り外し可能な電池である。
【0011】図2は本発明の外観左側面図で、9は暗雰
囲気での写真撮影を容易にするストロボライト、10は
ビデオ撮影時の音声記録のためのマイクロフォン、11
と12はテレビやステレオ装置等の外部装置とのインタ
フェースとしての外部端子、13は本装置の遠隔操作を
するためのリモートコントロール受信窓である。
囲気での写真撮影を容易にするストロボライト、10は
ビデオ撮影時の音声記録のためのマイクロフォン、11
と12はテレビやステレオ装置等の外部装置とのインタ
フェースとしての外部端子、13は本装置の遠隔操作を
するためのリモートコントロール受信窓である。
【0012】図3は本発明の外観右側面図で、14はビ
デオライトや小型テレビ等のアクセサリー類を取り付け
るためのアクセサリーシュー、15は写真フィルムを脱
着するための写真フィルムイジェクトスイッチ、16は
ビデオ撮影のON/OFFを切換えるための録画開始停
止ボタンである。
デオライトや小型テレビ等のアクセサリー類を取り付け
るためのアクセサリーシュー、15は写真フィルムを脱
着するための写真フィルムイジェクトスイッチ、16は
ビデオ撮影のON/OFFを切換えるための録画開始停
止ボタンである。
【0013】図4は本発明の外観平面図で、17はビデ
オテープを脱着するためのビデオテープイジェクトスイ
ッチ、18は回転させることで本装置の撮影モードが選
択でき、押すことにより、写真撮影用のシャッタが切れ
るシャッタボタン兼モードダイヤル、19は被写体の画
角を望遠側または広角側に制御するズームボタンであ
る。
オテープを脱着するためのビデオテープイジェクトスイ
ッチ、18は回転させることで本装置の撮影モードが選
択でき、押すことにより、写真撮影用のシャッタが切れ
るシャッタボタン兼モードダイヤル、19は被写体の画
角を望遠側または広角側に制御するズームボタンであ
る。
【0014】図5は本発明の外観背面図で、20はビデ
オカメラのホワイトバランス等を制御するためのコント
ロールパネルである。
オカメラのホワイトバランス等を制御するためのコント
ロールパネルである。
【0015】図6は使用者が実際に撮影中の一例を表し
た使用状態図で、21は使用者の右手である。本図6で
は、不図示であるが、グリップベルト等を装着するとさ
らに操作性が向上する。
た使用状態図で、21は使用者の右手である。本図6で
は、不図示であるが、グリップベルト等を装着するとさ
らに操作性が向上する。
【0016】図7は写真フィルムの配置を説明するため
の部分透視平面図で、22は写真撮影のための写真フィ
ルムで、背蓋7を開閉することで脱着できる。23は前
述写真フィルムを巻き取るためのスプール、24は本図
の部分透視範囲を示す破線である。
の部分透視平面図で、22は写真撮影のための写真フィ
ルムで、背蓋7を開閉することで脱着できる。23は前
述写真フィルムを巻き取るためのスプール、24は本図
の部分透視範囲を示す破線である。
【0017】図8は本発明の第1の実施例の光学系構成
を説明するための部分透視正面図で、25は本装置のシ
ャッタで、25aのシャッタ膜や25bのシャッタフレ
ームや25cの画角窓等で構成される。26はレンズ2
6a〜26cで構成され、被写体の焦点合わせをするフ
ォーカスレンズ、27はズームボタン19と制御回路に
よって光軸方向に移動してズーム比を得る変倍レンズ、
28はレンズ系の入力光量を適当な量に絞ったり完全に
遮光するための絞り、29は29a〜29dで構成さ
れ、適切な焦点距離や倍率にするためのマスターレン
ズ、30は被写体からの画像をそれぞれ写真フィルム側
とビデオ撮像素子に振り分けるための半透明薄膜ミラ
ー、31は被写体側から入光される光軸、31aは前述
半透明薄膜ミラー30を透過して写真フィルム側に到達
する光軸、31bは前述半透明薄膜ミラー30によって
反射された光軸、32は32a〜32cから構成され、
光軸31b上に設けられて等倍或いは縮小結像するため
のリレーレンズ、33は光学的結像情報から電気的なビ
デオ信号に変換する固体撮像素子、34は光軸31a上
に設けられて等倍或いは拡大結像するためのリレーレン
ズである。
を説明するための部分透視正面図で、25は本装置のシ
ャッタで、25aのシャッタ膜や25bのシャッタフレ
ームや25cの画角窓等で構成される。26はレンズ2
6a〜26cで構成され、被写体の焦点合わせをするフ
ォーカスレンズ、27はズームボタン19と制御回路に
よって光軸方向に移動してズーム比を得る変倍レンズ、
28はレンズ系の入力光量を適当な量に絞ったり完全に
遮光するための絞り、29は29a〜29dで構成さ
れ、適切な焦点距離や倍率にするためのマスターレン
ズ、30は被写体からの画像をそれぞれ写真フィルム側
とビデオ撮像素子に振り分けるための半透明薄膜ミラ
ー、31は被写体側から入光される光軸、31aは前述
半透明薄膜ミラー30を透過して写真フィルム側に到達
する光軸、31bは前述半透明薄膜ミラー30によって
反射された光軸、32は32a〜32cから構成され、
光軸31b上に設けられて等倍或いは縮小結像するため
のリレーレンズ、33は光学的結像情報から電気的なビ
デオ信号に変換する固体撮像素子、34は光軸31a上
に設けられて等倍或いは拡大結像するためのリレーレン
ズである。
【0018】図9は本発明の第1の実施例の制御や信号
処理の流れを説明した、主に光学系を中心としたブロッ
ク図で、37は装置全体を制御するシステムコントロー
ラ、38は撮像素子から信号を処理したり、テープ走行
系の制御や、ビデオ信号処理等を行うビデオ制御系、3
9はシャッタスピード等の露光や写真フィルムの搬送等
の制御を行う写真機制御系、40は被写体の焦点合わせ
をするオートフォーカスのためのフォーカス制御部、4
1はズームボタン19により動かされるズーム制御部、
42は絞り28をコントロールする絞り制御部、43は
固体撮像素子33のゲインコントロール等を制御する撮
像素子制御部、44はシャッタスピード等の制御をする
シャッタ制御部である。
処理の流れを説明した、主に光学系を中心としたブロッ
ク図で、37は装置全体を制御するシステムコントロー
ラ、38は撮像素子から信号を処理したり、テープ走行
系の制御や、ビデオ信号処理等を行うビデオ制御系、3
9はシャッタスピード等の露光や写真フィルムの搬送等
の制御を行う写真機制御系、40は被写体の焦点合わせ
をするオートフォーカスのためのフォーカス制御部、4
1はズームボタン19により動かされるズーム制御部、
42は絞り28をコントロールする絞り制御部、43は
固体撮像素子33のゲインコントロール等を制御する撮
像素子制御部、44はシャッタスピード等の制御をする
シャッタ制御部である。
【0019】本装置の光学系についてさらに詳しく説明
する。
する。
【0020】本装置の光学系は、被写体に対して1つの
入射瞳を持ち、半透明薄膜ミラー30で写真機側とビデ
オカメラ側にそれぞれ分割している。このとき、写真フ
ィルム22の結像部で焦点が合えば、必ず固体撮像素子
の結像面で焦点が合う必要があり、本装置では光学的・
機械的に前述の通りになるよう設置されている。本装置
の焦点のズレ量の検出は、固体撮像素子33から得られ
たビデオ信号のコントラスト比較と数種類のファジール
ールの適用によってなされ、それをフィードバックし
て、フォーカス制御部40のDCモータ等を制御する。
また、絞りの制御としては、固体撮像素子の中央部等の
エリア分割測光や全体測光が任意にでき、それぞれの使
用環境によって選択することができ、常に良好に絞り制
御部42を制御することができる。
入射瞳を持ち、半透明薄膜ミラー30で写真機側とビデ
オカメラ側にそれぞれ分割している。このとき、写真フ
ィルム22の結像部で焦点が合えば、必ず固体撮像素子
の結像面で焦点が合う必要があり、本装置では光学的・
機械的に前述の通りになるよう設置されている。本装置
の焦点のズレ量の検出は、固体撮像素子33から得られ
たビデオ信号のコントラスト比較と数種類のファジール
ールの適用によってなされ、それをフィードバックし
て、フォーカス制御部40のDCモータ等を制御する。
また、絞りの制御としては、固体撮像素子の中央部等の
エリア分割測光や全体測光が任意にでき、それぞれの使
用環境によって選択することができ、常に良好に絞り制
御部42を制御することができる。
【0021】ズーム制御は、使用者がビューファインダ
4を覗きながらズームボタン19によって使用者の好み
により設定できるようになっている。シャッタ制御で
は、シャッタボタン18を回転させることにより、使用
者が絞り優先AE、シャッタスピード優先AE、プログ
ラムAE等の各種写真撮影モードが選択できるようにな
っている。また、固体撮像素子33によって測光された
結果により、シャッタスピードの制御をシャッタ制御部
44で、絞りの制御を絞り制御部42で行い、写真フィ
ルム面に所定の露光を行う。このとき、絞り制御を行う
と固体撮像素子33の結像面の照度が変化するので、撮
像素子制御部43で固体撮像素子33のゲインを制御し
ている。51はEVF駆動制御系、52は表示である。
4を覗きながらズームボタン19によって使用者の好み
により設定できるようになっている。シャッタ制御で
は、シャッタボタン18を回転させることにより、使用
者が絞り優先AE、シャッタスピード優先AE、プログ
ラムAE等の各種写真撮影モードが選択できるようにな
っている。また、固体撮像素子33によって測光された
結果により、シャッタスピードの制御をシャッタ制御部
44で、絞りの制御を絞り制御部42で行い、写真フィ
ルム面に所定の露光を行う。このとき、絞り制御を行う
と固体撮像素子33の結像面の照度が変化するので、撮
像素子制御部43で固体撮像素子33のゲインを制御し
ている。51はEVF駆動制御系、52は表示である。
【0022】次に、図10に示す各実施例は、ビデオ撮
影時のビデオモータや、ソレノイド等の機械的能動素子
の駆動タイミングと写真撮影時のモータやソレノイド等
の機械的能動素子の駆動タイミングを制御する場合を示
したもので、装置の光学的内部構造は、図8に示した構
成と同じであるので説明は省略する。
影時のビデオモータや、ソレノイド等の機械的能動素子
の駆動タイミングと写真撮影時のモータやソレノイド等
の機械的能動素子の駆動タイミングを制御する場合を示
したもので、装置の光学的内部構造は、図8に示した構
成と同じであるので説明は省略する。
【0023】図10は本発明の実施例のモータ構成を説
明したブロック図で、40aはフォーカス制御部40の
フォーカスモータ、41aはズーム制御部41のズーム
モータ、42aは絞り制御部の絞りモータ、38aはビ
デオテープやテープ走行系のモード切換等を行うビデオ
制御系のローディングモータ、38bは回転磁気ヘッド
を搭載したドラムを回転駆動させるためのドラムモー
タ、38cはビデオテープの送り速度を制御するための
キャプスタンモータ、38dはテープの巻き取りや巻き
戻しをするリールモータ、44aはシャッタ駆動をする
ためのチャージモータ、39aは写真フィルムの送りを
するフィルム送りモータである。本実施例の装置で撮影
中は、フォーカスモータ40aとズームモータ41aと
絞りモータ42aは常に駆動状態となっている。
明したブロック図で、40aはフォーカス制御部40の
フォーカスモータ、41aはズーム制御部41のズーム
モータ、42aは絞り制御部の絞りモータ、38aはビ
デオテープやテープ走行系のモード切換等を行うビデオ
制御系のローディングモータ、38bは回転磁気ヘッド
を搭載したドラムを回転駆動させるためのドラムモー
タ、38cはビデオテープの送り速度を制御するための
キャプスタンモータ、38dはテープの巻き取りや巻き
戻しをするリールモータ、44aはシャッタ駆動をする
ためのチャージモータ、39aは写真フィルムの送りを
するフィルム送りモータである。本実施例の装置で撮影
中は、フォーカスモータ40aとズームモータ41aと
絞りモータ42aは常に駆動状態となっている。
【0024】また、銀塩フィルムのフィルム送りは1コ
マ撮影後、システムコントローラ37により、写真機制
御系39を介してフィルム送りモータ39aをONして
フィルムを巻き上げる。この時、音を極力小さくするよ
う低速で動作させるモードも有する。しかし1コマは時
間が短いため、巻き上げ音が入ってもそれほど違和感は
なく写真撮影が可能である。但し、銀塩フィルムの巻き
戻しはモータが回転している時間が非常に長いため、ビ
デオを再生していて非常に違和感がある。よって、巻き
戻しは全てのコマを撮影終了後、ビデオが録画中は禁止
されているように構成されている。
マ撮影後、システムコントローラ37により、写真機制
御系39を介してフィルム送りモータ39aをONして
フィルムを巻き上げる。この時、音を極力小さくするよ
う低速で動作させるモードも有する。しかし1コマは時
間が短いため、巻き上げ音が入ってもそれほど違和感は
なく写真撮影が可能である。但し、銀塩フィルムの巻き
戻しはモータが回転している時間が非常に長いため、ビ
デオを再生していて非常に違和感がある。よって、巻き
戻しは全てのコマを撮影終了後、ビデオが録画中は禁止
されているように構成されている。
【0025】また、図4に示すようにシャッタボタン兼
モードダイヤル18の周りに巻き戻し解除モードがあ
り、このシャッタボタン兼モードダイヤル18を回転し
て18fに回すことで、前述の巻き戻し禁止が解除され
自動巻き戻しがスタートする。巻き戻し完了後にフィル
ムを取り出し、新しいパトローネを装填することで再度
撮影が可能となる。なお、図4において、18aはダイ
ヤルの指標、18bは絞り優先モード、18cはシャッ
タスピード優先モード、18dはプログラム、18eは
ロック、18fは強制巻き戻しスイッチによる強制巻き
戻しモードである。また、カメラのフィルム給送方式
は、巻き戻しの音を極力少なくするためにもプリワイン
ドの方が望ましい。
モードダイヤル18の周りに巻き戻し解除モードがあ
り、このシャッタボタン兼モードダイヤル18を回転し
て18fに回すことで、前述の巻き戻し禁止が解除され
自動巻き戻しがスタートする。巻き戻し完了後にフィル
ムを取り出し、新しいパトローネを装填することで再度
撮影が可能となる。なお、図4において、18aはダイ
ヤルの指標、18bは絞り優先モード、18cはシャッ
タスピード優先モード、18dはプログラム、18eは
ロック、18fは強制巻き戻しスイッチによる強制巻き
戻しモードである。また、カメラのフィルム給送方式
は、巻き戻しの音を極力少なくするためにもプリワイン
ドの方が望ましい。
【0026】図11は、EVFファインダの表示の図で
あり、この図11に示した表示は録画中に銀塩フィルム
が全て撮影済となってしまったことを表示している。こ
の時、ビデオのテープ残量と区別する意味でテープとは
異なり、パトローネの形でファインダ内で表示してい
る。EVFの制御系は51で、52は表示器である。5
3は銀塩フィルムが全コマ終了したことを知らせるため
にパトローネマークがつく。このマークは銀塩フィルム
が無くなったことを確実にわからせるためにパトローネ
のマークであることが好ましい。
あり、この図11に示した表示は録画中に銀塩フィルム
が全て撮影済となってしまったことを表示している。こ
の時、ビデオのテープ残量と区別する意味でテープとは
異なり、パトローネの形でファインダ内で表示してい
る。EVFの制御系は51で、52は表示器である。5
3は銀塩フィルムが全コマ終了したことを知らせるため
にパトローネマークがつく。このマークは銀塩フィルム
が無くなったことを確実にわからせるためにパトローネ
のマークであることが好ましい。
【0027】また、図12はこの発明の第1の実施例の
動作を示すフローチャートであり、このフローに従っ
て、実施例の動作を説明する。なお、図12のフローに
おいて、各ステップを「S」と略す。
動作を示すフローチャートであり、このフローに従っ
て、実施例の動作を説明する。なお、図12のフローに
おいて、各ステップを「S」と略す。
【0028】まず、撮影装置の銀塩カメラ部にフィルム
が装填されて待機状態となっている(S101)。次
に、銀塩カメラをレリーズする(S102)。次に、A
F(測距)、AE(測光)さらにシャッタ開閉の露光動
作を行う(S103)。そして、撮影したコマが最終コ
マか否かの判別を行い(S104)、最終コマでない場
合は、1コマ給送を行い(S105)、再度S101に
戻って待機状態となる。
が装填されて待機状態となっている(S101)。次
に、銀塩カメラをレリーズする(S102)。次に、A
F(測距)、AE(測光)さらにシャッタ開閉の露光動
作を行う(S103)。そして、撮影したコマが最終コ
マか否かの判別を行い(S104)、最終コマでない場
合は、1コマ給送を行い(S105)、再度S101に
戻って待機状態となる。
【0029】また、S104で最終コマと判断した場合
には、現在ビデオカメラ部が録画中か否か判断し(S1
06)、録画中であれば、銀塩フィルムの巻き戻しを停
止する(S109)。
には、現在ビデオカメラ部が録画中か否か判断し(S1
06)、録画中であれば、銀塩フィルムの巻き戻しを停
止する(S109)。
【0030】また、S106でビデオカメラ部が録画中
でないと判断されれば、銀塩フィルムの巻き戻し動作を
開始し(S107)、フィルム終了で銀塩カメラ部の巻
き戻しを停止する(S108)。
でないと判断されれば、銀塩フィルムの巻き戻し動作を
開始し(S107)、フィルム終了で銀塩カメラ部の巻
き戻しを停止する(S108)。
【0031】次に、S109でビデオ録画中のために銀
塩カメラの巻き戻しが停止された後、巻き戻し禁止解除
(図4のダイヤル18が18fの位置)がONされたか
否かを判別し(S110)、解除されていればS107
で巻き戻し動作を開始し、禁止解除がされていなけれ
ば、S109の銀塩カメラの停止をさらに続行する。
塩カメラの巻き戻しが停止された後、巻き戻し禁止解除
(図4のダイヤル18が18fの位置)がONされたか
否かを判別し(S110)、解除されていればS107
で巻き戻し動作を開始し、禁止解除がされていなけれ
ば、S109の銀塩カメラの停止をさらに続行する。
【0032】図13はこの発明の第2の実施例を示した
もので、図12とほとんど同じであるのでその部分の説
明は省略するが、異なる点は銀塩カメラが停止中のS1
09の際、EVFに銀塩フィルムの巻き戻しが禁止状態
であることを表示する(S109−2)動作である。
もので、図12とほとんど同じであるのでその部分の説
明は省略するが、異なる点は銀塩カメラが停止中のS1
09の際、EVFに銀塩フィルムの巻き戻しが禁止状態
であることを表示する(S109−2)動作である。
【0033】
【発明と実施例の対応】以上の実施例中、S104で最
終コマと判断した場合には、現在ビデオカメラ部が録画
中か否か判断し(S106)、録画中であれば、銀塩フ
ィルムの巻き戻しを停止する(S109)動作は、この
発明のビデオカメラ部の録画中に巻き戻しモードへの移
行を禁止する禁止モードに相当し、また、S109でビ
デオ録画中のために銀塩カメラの巻き戻しが停止された
後、巻き戻し禁止解除(図4のダイヤル18が18fの
位置)がONされたか否かを判別し(S110)、解除
されていればS107で巻き戻し動作を開始する動作
は、本発明の巻き戻しモードの禁止状態を解除するモー
ドに相当し、さらに、銀塩カメラが停止中のS109の
際、EVFに銀塩フィルムの巻き戻しが禁止状態である
ことを表示する(S109−2)動作は、本発明の禁止
するモードによる禁止状態の時にEVFにその状態であ
ることを表示する手段を設ける構成に相当する。
終コマと判断した場合には、現在ビデオカメラ部が録画
中か否か判断し(S106)、録画中であれば、銀塩フ
ィルムの巻き戻しを停止する(S109)動作は、この
発明のビデオカメラ部の録画中に巻き戻しモードへの移
行を禁止する禁止モードに相当し、また、S109でビ
デオ録画中のために銀塩カメラの巻き戻しが停止された
後、巻き戻し禁止解除(図4のダイヤル18が18fの
位置)がONされたか否かを判別し(S110)、解除
されていればS107で巻き戻し動作を開始する動作
は、本発明の巻き戻しモードの禁止状態を解除するモー
ドに相当し、さらに、銀塩カメラが停止中のS109の
際、EVFに銀塩フィルムの巻き戻しが禁止状態である
ことを表示する(S109−2)動作は、本発明の禁止
するモードによる禁止状態の時にEVFにその状態であ
ることを表示する手段を設ける構成に相当する。
【0034】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明の請求項1
によれば、同時にビデオと銀塩カメラを撮影可能なカメ
ラ一体型ビデオである撮影装置において、巻き戻しを禁
止することで巻き戻しの不快で長い音を録音しない効果
がある。また、請求項2によれば、否応なく巻き戻しを
して新しいフィルムで撮影を続けたい場合には、強制巻
き戻しスイッチを設けることで巻き戻し可能とし、より
使い勝手をよくしている。さらに、請求項3によれば、
禁止するモードによる禁止状態の時にEVFにその状態
であることを表示する手段を設けることにより、操作者
に現状をよく認識させることができる。
によれば、同時にビデオと銀塩カメラを撮影可能なカメ
ラ一体型ビデオである撮影装置において、巻き戻しを禁
止することで巻き戻しの不快で長い音を録音しない効果
がある。また、請求項2によれば、否応なく巻き戻しを
して新しいフィルムで撮影を続けたい場合には、強制巻
き戻しスイッチを設けることで巻き戻し可能とし、より
使い勝手をよくしている。さらに、請求項3によれば、
禁止するモードによる禁止状態の時にEVFにその状態
であることを表示する手段を設けることにより、操作者
に現状をよく認識させることができる。
【図1】本発明の外観正面図である。
【図2】本発明の外観左側面図である。
【図3】本発明の外観右側面図である。
【図4】本発明の外観平面図である。
【図5】本発明の外観背面図である。
【図6】本発明の撮影装置の使用状態図である。
【図7】本発明の部分透視図である。
【図8】本発明の部分透視図である。
【図9】本発明の制御や信号のブロック図である。
【図10】本発明のモータ構成のブロック図である。
【図11】本発明のEVF表示図である。
【図12】本発明の第1実施例の動作を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図13】本発明の第2実施例の動作を示すフローチャ
ートである。
ートである。
3 カセットコンパートメント 18 シャッタボタン兼モードダイヤル 22 銀塩写真フィルム 23 スプール 25 シャッタ
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/765 (72)発明者 堀内 昭永 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 春日 博之 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 熊谷 元男 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 浅田 裕之 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 松岡 英俊 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 牧野 純 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 画像情報を記録媒体に記録するビデオカ
メラと銀塩カメラを一体的に備え、かつビデオカメラで
記録中に、銀塩カメラの露光動作とフィルム巻き上げと
が可能な如く構成された撮影装置において、銀塩フィル
ムの全コマ露光終了後に自動巻き戻しモードへの移行を
ビデオカメラ部が録画中は禁止するモードを有すること
を特徴とする撮影装置。 - 【請求項2】 画像情報を記録媒体に記録するビデオカ
メラと銀塩カメラを一体的に備え、かつビデオカメラで
記録中に、銀塩カメラの露光動作とフィルム巻き上げと
が可能な如く構成された撮影装置において、銀塩フィル
ムの全コマ露光終了後に自動巻き戻しモードへの移行を
ビデオカメラ部が録画中は禁止するモードと、前記禁止
するモードによる禁止状態を解除するモードとを有する
ことを特徴とする撮影装置。 - 【請求項3】 画像情報を記録媒体に記録するビデオカ
メラと銀塩カメラを一体的に備え、かつビデオカメラで
記録中に、銀塩カメラの露光動作とフィルム巻き上げと
が可能な如く構成された撮影装置において、銀塩フィル
ムの全コマ露光終了後に自動巻き戻しモードへの移行を
ビデオカメラ部が録画中は禁止するモードを有し、この
禁止するモードによる禁止状態の時に電子ビューファイ
ンダにその状態であることを表示する手段を設けること
を特徴とする撮影装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6220842A JPH0862691A (ja) | 1994-08-24 | 1994-08-24 | 撮影装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6220842A JPH0862691A (ja) | 1994-08-24 | 1994-08-24 | 撮影装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0862691A true JPH0862691A (ja) | 1996-03-08 |
Family
ID=16757404
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6220842A Pending JPH0862691A (ja) | 1994-08-24 | 1994-08-24 | 撮影装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0862691A (ja) |
-
1994
- 1994-08-24 JP JP6220842A patent/JPH0862691A/ja active Pending
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