JPH0854561A - 視野角可変内視鏡用対物レンズ - Google Patents
視野角可変内視鏡用対物レンズInfo
- Publication number
- JPH0854561A JPH0854561A JP6187332A JP18733294A JPH0854561A JP H0854561 A JPH0854561 A JP H0854561A JP 6187332 A JP6187332 A JP 6187332A JP 18733294 A JP18733294 A JP 18733294A JP H0854561 A JPH0854561 A JP H0854561A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens
- image
- group lens
- rear group
- angle
- Prior art date
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-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B23/00—Telescopes, e.g. binoculars; Periscopes; Instruments for viewing the inside of hollow bodies; Viewfinders; Optical aiming or sighting devices
- G02B23/24—Instruments or systems for viewing the inside of hollow bodies, e.g. fibrescopes
- G02B23/2407—Optical details
- G02B23/2423—Optical details of the distal end
- G02B23/243—Objectives for endoscopes
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Astronomy & Astrophysics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Lenses (AREA)
- Endoscopes (AREA)
- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 後群レンズによる結像の共役長が略等しくな
る2つのレンズ位置間において後群レンズを移動させる
ことにより、内視鏡先端部を大径化したりその形状を複
雑化することなく視野角を変化させる。 【構成】 第3レンズ群III 中のリレーレンズL7 〜
L10は光軸方向の2位置間を移動可能であり、第1の位
置に配された場合に視野角の大きい広角位置となり、ま
た第2の位置に配された場合に視野角の小さい望遠位置
となる。リレーレンズL7 〜L10がこの2つの位置の一
方から他方に切り替えられた場合に、第1および第2の
結像位置A1 ,A2 間の距離である共役距離および他の
レンズの位置を変化させずとも第2の結像位置A2 上に
ピントの合った被写体像が形成されることとなる。
る2つのレンズ位置間において後群レンズを移動させる
ことにより、内視鏡先端部を大径化したりその形状を複
雑化することなく視野角を変化させる。 【構成】 第3レンズ群III 中のリレーレンズL7 〜
L10は光軸方向の2位置間を移動可能であり、第1の位
置に配された場合に視野角の大きい広角位置となり、ま
た第2の位置に配された場合に視野角の小さい望遠位置
となる。リレーレンズL7 〜L10がこの2つの位置の一
方から他方に切り替えられた場合に、第1および第2の
結像位置A1 ,A2 間の距離である共役距離および他の
レンズの位置を変化させずとも第2の結像位置A2 上に
ピントの合った被写体像が形成されることとなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は視野角を可変とし得る内
視鏡用の対物レンズに関するものである。
視鏡用の対物レンズに関するものである。
【0002】
【従来の技術】内視鏡を体内に挿入したときに、最初は
広い視野角で広い範囲を観察し、次に目標とする病変部
についてより狭い視野角で局部を観察するために、内視
鏡対物レンズの視野角を変化させたいという要求があ
る。
広い視野角で広い範囲を観察し、次に目標とする病変部
についてより狭い視野角で局部を観察するために、内視
鏡対物レンズの視野角を変化させたいという要求があ
る。
【0003】従来、このような要求に応じて対物レンズ
の一部をズーミング移動させる内視鏡が知られている。
このようなズーミング用レンズを移動させる内視鏡では
その移動に伴ないピントのずれも大きくなるので、ズー
ミング用レンズの移動に応じて移動させるピント補正レ
ンズを設け、これら両レンズの移動が関連してなされる
ようにカム等のレンズ移動用の駆動機構を内視鏡先端部
分に設けることが必要になると考えられる。
の一部をズーミング移動させる内視鏡が知られている。
このようなズーミング用レンズを移動させる内視鏡では
その移動に伴ないピントのずれも大きくなるので、ズー
ミング用レンズの移動に応じて移動させるピント補正レ
ンズを設け、これら両レンズの移動が関連してなされる
ようにカム等のレンズ移動用の駆動機構を内視鏡先端部
分に設けることが必要になると考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、内視鏡
は患者の体内に挿入されるものであるから、当然乍らそ
の苦痛を最小とするための工夫がまず第1に考慮される
べきであり、内視鏡先端部分の径はできるだけ小さくす
るように、かつ挿入する際に引っかかりを生じるような
形状とならないように設計することが必要である。
は患者の体内に挿入されるものであるから、当然乍らそ
の苦痛を最小とするための工夫がまず第1に考慮される
べきであり、内視鏡先端部分の径はできるだけ小さくす
るように、かつ挿入する際に引っかかりを生じるような
形状とならないように設計することが必要である。
【0005】したがってこのような観点から見れば、視
野角を変化させるためにズーミング用レンズを移動さ
せ、これに伴なってピント補正レンズ移動用の駆動機構
を先端部分に設ける上記従来技術を内視鏡の分野におい
て採用することは難しい。
野角を変化させるためにズーミング用レンズを移動さ
せ、これに伴なってピント補正レンズ移動用の駆動機構
を先端部分に設ける上記従来技術を内視鏡の分野におい
て採用することは難しい。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、内視鏡先端部を大径化したりその形状を複雑化する
ことなく視野角を変化させ得る視野角可変内視鏡用対物
レンズを提供することを目的とするものである。
で、内視鏡先端部を大径化したりその形状を複雑化する
ことなく視野角を変化させ得る視野角可変内視鏡用対物
レンズを提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願発明の視野角可変内
視鏡用対物レンズは、正のパワーを有する前群レンズ
と、正のパワーを有する後群レンズとからなり、該前群
レンズにより形成された被写体の第1次像を該後群レン
ズにより被写体の第2次像として結像するように、かつ
該後群レンズが、この後群レンズによる結像の共役長が
略一定となる第1の後群レンズ位置と第2の後群レンズ
位置との2位置間で移動可能となるように構成されてな
ることを特徴とするものである。
視鏡用対物レンズは、正のパワーを有する前群レンズ
と、正のパワーを有する後群レンズとからなり、該前群
レンズにより形成された被写体の第1次像を該後群レン
ズにより被写体の第2次像として結像するように、かつ
該後群レンズが、この後群レンズによる結像の共役長が
略一定となる第1の後群レンズ位置と第2の後群レンズ
位置との2位置間で移動可能となるように構成されてな
ることを特徴とするものである。
【0008】また、前記後群レンズを、前記第1の後群
レンズ位置に設定したときにおけるこの後群レンズによ
る像倍率をβ1 、前記第2の後群レンズ位置に設定した
ときにおけるこの後群レンズによる像倍率をβ2 とした
場合に、 0.8 <β1 ・β2 <1.2 なる条件式を満足するように構成することも可能であ
る。
レンズ位置に設定したときにおけるこの後群レンズによ
る像倍率をβ1 、前記第2の後群レンズ位置に設定した
ときにおけるこの後群レンズによる像倍率をβ2 とした
場合に、 0.8 <β1 ・β2 <1.2 なる条件式を満足するように構成することも可能であ
る。
【0009】さらに、前記第2次像の結像位置の近傍
に、物体側に凹面を向けた凹レンズを配設すればより好
ましい。
に、物体側に凹面を向けた凹レンズを配設すればより好
ましい。
【0010】
【作用および発明の効果】上述したように構成された内
視鏡用対物レンズによれば、結像の共役長が略等しくな
る2つのレンズ位置間においてピント調整が不要であ
り、この2つのレンズ位置のうち一方は視野角が大とな
る広角位置に設定され、他方は視野角が小となる望遠位
置に設定されるという事実を利用している。
視鏡用対物レンズによれば、結像の共役長が略等しくな
る2つのレンズ位置間においてピント調整が不要であ
り、この2つのレンズ位置のうち一方は視野角が大とな
る広角位置に設定され、他方は視野角が小となる望遠位
置に設定されるという事実を利用している。
【0011】すなわち、共役長が等しくても、視野角が
変化する2つのレンズ位置が存在するのであって、視野
角を大とすれば像倍率は小さい倍率βW となり、一方視
野角を小とすれば像倍率は大きい倍率βT となり、これ
ら両者の倍率の積βW ・βTは略1となる。
変化する2つのレンズ位置が存在するのであって、視野
角を大とすれば像倍率は小さい倍率βW となり、一方視
野角を小とすれば像倍率は大きい倍率βT となり、これ
ら両者の倍率の積βW ・βTは略1となる。
【0012】したがって、前群レンズにより被写体の第
1次像を形成し、次に後群レンズにより被写体の第2次
像を形成する場合に、後群レンズを上記2つのレンズ位
置間で切り換えることにより、観察距離を大幅に変化さ
せることなく視野角を大小2つの状態間で変化させるこ
とができる。
1次像を形成し、次に後群レンズにより被写体の第2次
像を形成する場合に、後群レンズを上記2つのレンズ位
置間で切り換えることにより、観察距離を大幅に変化さ
せることなく視野角を大小2つの状態間で変化させるこ
とができる。
【0013】これにより、内視鏡の先端部分にカム等の
ピント補正レンズ移動用の駆動機構を配設せずともよ
く、内視鏡先端部を大径化したり、その形状を複雑化す
ることなく視野角を変化させることが可能となる。
ピント補正レンズ移動用の駆動機構を配設せずともよ
く、内視鏡先端部を大径化したり、その形状を複雑化す
ることなく視野角を変化させることが可能となる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
説明する。
【0015】図1は本発明の第1の実施例に係る視野角
可変内視鏡用対物レンズの広角位置および望遠位置にお
けるレンズ配置および光入射経路を示す概略図である。
可変内視鏡用対物レンズの広角位置および望遠位置にお
けるレンズ配置および光入射経路を示す概略図である。
【0016】この対物レンズは、被写体Oを第1の結像
位置A1 に結像する5枚のレンズL1 〜L5 からなる第
1レンズ群I(前群レンズ)、この第1の結像位置A1
近傍に配された1枚のフィールドレンズL6 からなる第
2レンズ群IIおよび第1結像位置A1 に結像された被写
体像を第2結像位置(光ファイバ入射端面あるいはCC
D受光面等)A2 に再び結像する、4枚のレンズL7 〜
L10からなるリレーレンズ(レンズL7 とレンズL8 、
およびレンズL9 とレンズL10は各々接合レンズ)と第
2の結像位置A2 近傍に配された凹レンズL11からなる
第3レンズ群III (後群レンズ)により構成されてい
る。
位置A1 に結像する5枚のレンズL1 〜L5 からなる第
1レンズ群I(前群レンズ)、この第1の結像位置A1
近傍に配された1枚のフィールドレンズL6 からなる第
2レンズ群IIおよび第1結像位置A1 に結像された被写
体像を第2結像位置(光ファイバ入射端面あるいはCC
D受光面等)A2 に再び結像する、4枚のレンズL7 〜
L10からなるリレーレンズ(レンズL7 とレンズL8 、
およびレンズL9 とレンズL10は各々接合レンズ)と第
2の結像位置A2 近傍に配された凹レンズL11からなる
第3レンズ群III (後群レンズ)により構成されてい
る。
【0017】第3レンズ群III 中のリレーレンズL7 〜
L10は光軸方向の2位置間を移動可能であり、第1の位
置に配された場合に視野角の大きい広角位置となり、ま
た第2の位置に配された場合に視野角の小さい望遠位置
となる。
L10は光軸方向の2位置間を移動可能であり、第1の位
置に配された場合に視野角の大きい広角位置となり、ま
た第2の位置に配された場合に視野角の小さい望遠位置
となる。
【0018】なお、リレーレンズL7 〜L10がこの2つ
の位置の一方から他方に切り替えられた場合にも、第1
および第2の結像位置A1 ,A2 間の距離である共役距
離および他のレンズの位置を変化させずとも第2の結像
位置A2 上にピントの合った被写体像が形成されること
となる。
の位置の一方から他方に切り替えられた場合にも、第1
および第2の結像位置A1 ,A2 間の距離である共役距
離および他のレンズの位置を変化させずとも第2の結像
位置A2 上にピントの合った被写体像が形成されること
となる。
【0019】第2レンズ群IIを構成するフィールドレン
ズL6 は、瞳を合わせる目的で配されたものである。
ズL6 は、瞳を合わせる目的で配されたものである。
【0020】また、第2の結像位置A2 の近傍に配され
た凹レンズL11は、像面の倒れを補正する目的で物体側
に凹面を向けるように構成されてなる。
た凹レンズL11は、像面の倒れを補正する目的で物体側
に凹面を向けるように構成されてなる。
【0021】また、リレーレンズL7 〜L10は結像倍率
が互いに逆数となる位置で使用されることから左右対称
のレンズ構成とされている。したがって、レンズL7 と
L10のレンズ対、およびレンズL8 とレンズL9 のレン
ズ対は各々同一レンズとすればよく加工性の点で有利で
ある。
が互いに逆数となる位置で使用されることから左右対称
のレンズ構成とされている。したがって、レンズL7 と
L10のレンズ対、およびレンズL8 とレンズL9 のレン
ズ対は各々同一レンズとすればよく加工性の点で有利で
ある。
【0022】この第1の実施例における各レンズ面の曲
率半径r(mm)、各レンズの中心厚および各レンズ間
の空気間隔d(mm)、各レンズのd線における屈折率
ndおよび各レンズのアッベ数νd 、さらに広角位置と
望遠位置各々における被写体距離(mm)(被写体から
第1レンズL1 の前側の面までの距離;以下同じ)、d
12(mm),d18(mm)、リレー倍率(リレーレンズ
L7 〜L10の像倍率;以下同じ)および視野角の各値、
各リレー倍率βW ,βT の積および第2の結像位置A2
におけるイメージサイズ(mm)を下記表1に示す。
率半径r(mm)、各レンズの中心厚および各レンズ間
の空気間隔d(mm)、各レンズのd線における屈折率
ndおよび各レンズのアッベ数νd 、さらに広角位置と
望遠位置各々における被写体距離(mm)(被写体から
第1レンズL1 の前側の面までの距離;以下同じ)、d
12(mm),d18(mm)、リレー倍率(リレーレンズ
L7 〜L10の像倍率;以下同じ)および視野角の各値、
各リレー倍率βW ,βT の積および第2の結像位置A2
におけるイメージサイズ(mm)を下記表1に示す。
【0023】ただし、この表1における左側の数字は物
体側からの順番を表わすものである。
体側からの順番を表わすものである。
【0024】 r d nd νd 1 ∞ 0.4 1.81550 44.4 2 0.7018 0.25 3 11.5555 0.95 1.72342 38.0 4 ∞ 0.05 5 (絞り) 0.05 6 -6.1735 1.0 1.72000 50.3 7 -1.1219 0.1 8 4.1339 1.3 1.72000 50.3 9 -0.9530 0.4 1.78472 25.7 10 -5.7925 1.8 11 4.4328 0.5 1.62041 60.3 12 -3.1553 d12(可変) 13 1.8283 0.5 1.62041 60.3 14 -0.9837 0.2 1.79950 42.3 15 -8.6943 0.4 16 8.6943 0.2 1.79950 42.3 17 0.9837 0.5 1.62041 60.3 18 -1.8283 d18(可変) 19 -2.2654 0.5 1.62004 36.3 20 ∞ 21 ∞ 広角位置 望遠位置 被写体距離 10.0 10.0 d12 4.0 3.4 d18 3.4 4.0 リレー倍率 -0.957(βW ) -1.233(βT ) 視野角 104 °43′ 76°27′ βW ・βT =1.180 イメージサイズ=φ1.60 次に、図2は本発明の第2の実施例に係る視野角可変内
視鏡用対物レンズの広角位置および望遠位置におけるレ
ンズ配置および光入射経路を示す概略図である。
視鏡用対物レンズの広角位置および望遠位置におけるレ
ンズ配置および光入射経路を示す概略図である。
【0025】この対物レンズは上記第1の実施例のもの
とレンズ構成は同様であるが、リレーレンズL7 〜L10
の前側レンズ間隔d12と後側レンズ間隔d18が広角位置
と望遠位置とで、上記第1の実施例のものでは互いに入
れ替わるのに対しこの第2の実施例のものでは互いに入
れ替わった値とはなっていない。
とレンズ構成は同様であるが、リレーレンズL7 〜L10
の前側レンズ間隔d12と後側レンズ間隔d18が広角位置
と望遠位置とで、上記第1の実施例のものでは互いに入
れ替わるのに対しこの第2の実施例のものでは互いに入
れ替わった値とはなっていない。
【0026】この第2の実施例のものによれば、広角位
置における被写体O1 までの距離と、望遠位置における
被写体O2 までの距離をある程度変化させることによ
り、両位置における視野角の差を大きなものとしてい
る。
置における被写体O1 までの距離と、望遠位置における
被写体O2 までの距離をある程度変化させることによ
り、両位置における視野角の差を大きなものとしてい
る。
【0027】この第2の実施例における各レンズ面の曲
率半径r(mm)、各レンズの中心厚および各レンズ間
の空気間隔d(mm)、各レンズのd線における屈折率
ndおよび各レンズのアッベ数νd 、さらには第2の結
像位置A2 におけるイメージサイズ(mm)については
上記第1の実施例と同様であるので省略する。但し、広
角位置と望遠位置各々における被写体距離(mm)、d
12(mm),d18(mm)、リレー倍率および視野角の
各値および各リレー倍率βW ,βT の積につていは第1
の実施例のものと異なるので、これを下記表2に示す。
率半径r(mm)、各レンズの中心厚および各レンズ間
の空気間隔d(mm)、各レンズのd線における屈折率
ndおよび各レンズのアッベ数νd 、さらには第2の結
像位置A2 におけるイメージサイズ(mm)については
上記第1の実施例と同様であるので省略する。但し、広
角位置と望遠位置各々における被写体距離(mm)、d
12(mm),d18(mm)、リレー倍率および視野角の
各値および各リレー倍率βW ,βT の積につていは第1
の実施例のものと異なるので、これを下記表2に示す。
【0028】 広角位置 望遠位置 被写体距離 20.11 5.37 d12 4.4 3.4 d18 3.1 4.1 リレー倍率 -0.820(βW )-1.279(βT ) 視野角 129 °15′ 74°17′ βW ・βT =1.049 なお、本発明の視野角可変内視鏡用対物レンズとしては
上記実施例のものに限られるものではなく、種々の態様
の変更が可能である。例えば、前群レンズあるいは後群
レンズを構成するレンズの形状、厚み、間隔等は適宜変
更することが可能である。
上記実施例のものに限られるものではなく、種々の態様
の変更が可能である。例えば、前群レンズあるいは後群
レンズを構成するレンズの形状、厚み、間隔等は適宜変
更することが可能である。
【0029】また、上述した実施例におけるフィールド
レンズL6 および凹レンズL11は適宜省略することが可
能である。
レンズL6 および凹レンズL11は適宜省略することが可
能である。
【0030】さらに、後群レンズのレンズ間にミラーや
プリズムを挿入して視野方向を変更するように構成する
ことも可能である。
プリズムを挿入して視野方向を変更するように構成する
ことも可能である。
【0031】なお、後群レンズのレンズ移動機構として
は、内視鏡の分野あるいはカメラ等の他の技術分野にお
いて周知の種々の機構を採用し得る。
は、内視鏡の分野あるいはカメラ等の他の技術分野にお
いて周知の種々の機構を採用し得る。
【図1】本発明の第1の実施例に係る視野角可変内視鏡
用対物レンズのレンズ構成を示す概略図
用対物レンズのレンズ構成を示す概略図
【図2】本発明の第2の実施例に係る視野角可変内視鏡
用対物レンズのレンズ構成を示す概略図
用対物レンズのレンズ構成を示す概略図
L1 〜L11 レンズ A1 ,A2 結像位置 O,O1 ,O2 被写体
Claims (3)
- 【請求項1】 正のパワーを有する前群レンズと、正の
パワーを有する後群レンズとからなり、該前群レンズに
より形成された被写体の第1次像を該後群レンズにより
被写体の第2次像として結像するように、かつ該後群レ
ンズが、この後群レンズによる結像の共役長が略一定と
なる第1の後群レンズ位置と第2の後群レンズ位置との
2位置間で移動可能となるように構成されてなることを
特徴とする視野角可変内視鏡用対物レンズ。 - 【請求項2】 前記後群レンズを、前記第1の後群レン
ズ位置に設定したときにおけるこの後群レンズによる像
倍率をβ1 、前記第2の後群レンズ位置に設定したとき
におけるこの後群レンズによる像倍率をβ2 とした場合
に、 0.8 <β1 ・β2 <1.2 なる条件式を満足することを特徴とする請求項1記載の
視野角可変内視鏡用対物レンズ。 - 【請求項3】 前記第2次像の結像位置の近傍に、物体
側に凹面を向けた凹レンズを配設してなることを特徴と
する請求項1もしくは2記載の視野角可変内視鏡用対物
レンズ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6187332A JPH0854561A (ja) | 1994-08-09 | 1994-08-09 | 視野角可変内視鏡用対物レンズ |
US08/505,961 US5748385A (en) | 1994-08-09 | 1995-07-24 | Objective lens for variable field angle endoscope |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6187332A JPH0854561A (ja) | 1994-08-09 | 1994-08-09 | 視野角可変内視鏡用対物レンズ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0854561A true JPH0854561A (ja) | 1996-02-27 |
Family
ID=16204153
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6187332A Pending JPH0854561A (ja) | 1994-08-09 | 1994-08-09 | 視野角可変内視鏡用対物レンズ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5748385A (ja) |
JP (1) | JPH0854561A (ja) |
Cited By (6)
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CN109557656A (zh) * | 2017-09-27 | 2019-04-02 | 富士胶片株式会社 | 内窥镜用对物光学系统及内窥镜 |
US11229349B2 (en) | 2017-04-04 | 2022-01-25 | Tamron Co., Ltd. | Variable-magnification optical system and imaging apparatus |
Families Citing this family (3)
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US6271997B1 (en) * | 1999-11-22 | 2001-08-07 | International Business Machines Corporation | Read head spin valve sensor with triple antiparallel coupled free layer structure |
JP4472130B2 (ja) * | 2000-07-14 | 2010-06-02 | オリンパス株式会社 | 内視鏡装置 |
JP6253437B2 (ja) | 2014-02-14 | 2017-12-27 | キヤノン株式会社 | 結像光学系及びそれを有する画像投射装置 |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2050024A (en) * | 1934-08-03 | 1936-08-04 | Zeiss Carl Fa | Microscope objective |
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