【発明の詳細な説明】
ノイラミン酸の新規誘導体
発明の背景
発明の分野
本発明はノイラミン酸の新規誘導体、特に次式:
[式中、Acは脂肪族、芳香脂肪族、芳香族、脂環系またはヘテロ環系のカルボ
ン酸アシル残基を示す]
で示され、カルボン酸アミド、その2−ヒドロカルビル−グリコシド、およびこ
れら両系列アミドのヒドロキシル基におけるそのパーアシル化誘導体を含むカル
ボン酸アミドに関する。
これらの化合物は興味ある薬理学的性質、特にグルタミン酸型の興奮性アミノ
酸により誘起される神経毒性に対する保護効果、を持ち、それ故に脳の変性また
は損傷、たとえば、虚血、低酸素症、てんかん、外傷または圧迫症、代謝機能障
害、加齢、毒性−感染症およびアルツハイマー病、パーキンソン病およびハンチ
ントン病のような慢性神経変性疾患のような中枢神経系の医療に使用することが
できる。
本発明による式Iで示されるカルボン酸アミドとその誘導体は新規である。
関連技術の説明
文献にはテトラゾリル−2−デカルボキシ−N−アセチルノイラミン酸の合成
中間体としてN−アセチルノイラミン酸の非置換アミドの記載(Ann.、19
86年、2104〜11頁参照)がある。
Hoppe・Seyler’s・Physiol.Chemie、1983年
、364(109)巻、1411〜17頁に記載された報文にはN−アセチルノ
イラミン酸のベンジルケトサイドとL−グリシン、L−グルタミン酸およびL−
フェニルアラニンとの反応、続いて接触水素化によるベンジル基の離脱により得
られるアミドの記載があるが、これらの誘導体の薬理学的作用の記載はない。
発明の要約
ノイラミン酸の新規誘導体を提供するのに加え、本発明は治療上の使用のため
に前記誘導体を含む薬理学的製剤をも提供する。
本発明の第3の目的はこれらの製剤の治療的使用に関する。
本発明の最後の目的はこれらの新規誘導体の生産のための操作法に関する。
本発明のさらなる適用範囲は以下の詳細な記載から明らかになろう。しかしな
がら、詳細な記載および具体的実施例は本発明の好適な態様を示すものではある
が、説明のためにのみ提供されるものであることを理解すべきであろう。何故な
ら、本発明の本質と範囲の中でこの詳細な記載から種々の変化と修飾が当業者に
とって明白になってくるであろうから。
本発明の詳細な記載
以下の詳細な記載は本発明を実施する当業者を援助するために提供するもので
ある。それでも、当業者により本発明的な発見の本質または範囲から逸脱するこ
となしにここに討議される態様に修飾と変化を行いうるので、以下の詳細な記載
を本発明を不当に限定するものと理解すべきではない。
ここに提示する各参考文献の内容はそれら全体について参照するために引用す
るものである。
本発明によるアミドおよびその誘導体はノイラミン酸の2位における可能な両
アノマー型から誘導され、それ故、新規化合物すべてはその位置における型の一
つのものであることができる。ノイラミン酸残基の他の炭素原子における立体配
位は天然酸のものと同一である。
前記式におけるノイラミン酸残基の窒素上のアシル基Acは少なくとも4個で
あって、かつ24個を超えない炭素原子を持つ、非置換または、好ましくはハロ
ゲン原子;遊離、エステル化またはエーテル化されたヒドロキシルまたはメルカ
プト基;遊離またはエステル化されたカルボキシルまたはスルホン酸基、または
これらの基がアミドに変換されたもの;および遊離の炭化水素基または炭化水素
基置換アミン性基から構成される群から選択される官能基1個から3個で置換さ
れた酸から誘導される。
これらの酸はその炭化水素基の炭素原子鎖の中に−SO−、−SO2−または
フェニレン基を含んでいてもよい。ハロゲン原子は好ましくはフッ素、臭素また
は塩素である。エステル化されたヒドロキシルまたはメルカプト基はAc基に関
して指摘した酸の一つから誘導されるが、それらは優先的には8個を超えない炭
素原子を持つ脂肪族または芳香族酸から誘導される。さらにそれらは、例えば、
硫酸または燐酸のような無機酸または、特にそれらの単価または多価脂肪族アル
コール、時には炭化水素残基にヒドロキシル基またはアミン性官能基が置換して
いるもの、との部分エステルから誘導されることができる。最後に、それらは炭
化水素化スルホン酸から誘導することができる。
エーテル化ヒドロキシまたはメルカプト基、またはエステル化カルボキシルま
たはスルホン酸基、優先的には8個を超えない炭素原子を持つ脂肪族系のアルコ
ールから誘導されるか、またはベンゼン環1個のみおよび炭素原子1個または2
個のアルキレンを持つ芳香脂肪族系のアルコールから誘導される。アミン性基を
置換できる炭化水素基は優先的にはこれらのアルコールから誘導される。アミノ
基は4級アンモニウム塩型、たとえば、テトラアルキル基、たとえばテトラブチ
ルアンモニウム、であることができる。
官能基修飾ヒドロキシ、メルカプトまたはアミノ基を含むAc基もAcアシル
基の炭化水素残基の形式で存在することができ、炭素原子鎖が中断されるもので
は、ヘテロ原子−O−、−S−または−NH−によって、硫酸または燐酸で部分
的にエステル化されたヒドロキシまたはメルカプト基のエステルの具体例では、
−O−S−O−、−P(OH)−O−または−O−P(−O−)−O−の型の基
によって、また炭化水素化スルホン酸(たとえば、p−トルエンスルホン酸また
はメタンスルホン酸)のエステルでは、−O−SO2によって、中断されるAc
アシル基の炭化水素残基の型で存在することができる。
前記のように、炭化水素残基Acはスルホキシドまたはスルホニル残基を含む
ことができる。アミドにおいては、変換されたカルボン酸またはスルホン酸基は
優先的には4個を超えない炭素原子を持つ低級脂肪族アミンからまたはベンゼン
環1個とアルケニル残基中に炭素原子1個または2個を持つ芳香脂肪族アミンか
ら誘導される。
脂肪族系のAc基が誘導される酸は飽和または不飽和の、そして、この場合、
優先的には二重結合を1個のみ持ち、直線状または分枝状鎖を持つものであるこ
とができる。殊に興味があるのは次の酸である:酪酸、バレリアン酸、殊にn−
バレリアン酸およびイソバレリアン酸、トリメチル酢酸(ピバリン酸)、カプロ
ン酸、イソカプリン酸、エナント酸、カプリル酸、ペラルゴン酸、カプリン酸、
ウンデシル酸、ジ−tert−ブチル酢酸、2−プロリルバレリアン酸、(バル
プロ酸)、ラウリン酸、トリデシル酸、ミリスチン酸、ペンタデシル酸、パルミ
チン酸、マルガリン酸、ステアリン酸、アラキン酸、ベヘン酸、およびリグノセ
リン酸。
注目に価するのは、置換脂肪族酸の中ではレブリン酸;ジカルボン酸の中では
コハク酸;そして天然アミノ酸の中では、たとえばバリン、ロイシン、フェニル
アラニン、トリプトファン、アミノ酪酸、メチオニン、リジン、アスパラギン酸
、グルタミン酸、プロリン、ヒドロキシプロリン;ハロゲン置換酸の中ではモノ
−およびジクロロ酢酸、トリクロロ酪酸およびジブロモ酪酸である。
式IのAc基はまた優先的にはたとえば前記の天然産アミノ酸から選択され、
12個を超えないアミノ酸を持つ天然または合成ペプチドから誘導される。
本発明で殊に注目すべきはAcが胸腺ペプチドに属するアシル残基であるもの
である。芳香脂肪族性のAc基が誘導される酸は、たとえば、フェニル酢酸、桂
皮酸、フェニルプロピオン酸またはアトロパ酸である。芳香族酸の中では、安息
香酸およびそのメチル化同族体、サリチル酸、アントラニル酸、トリメトキシ安
息香酸、フタル酸またはテレフタル酸、o,o−ジカルボン酸、クロロ安息香酸
、
ワニリン酸およびベリアトリン酸またはピペロニル酸を指摘すべきである。
脂環系酸に属するAcアシル基の中で、指摘しなければならないのはシクロヘ
キサン−およびシクロペンタン−カルボン酸、ヘキサヒドロフタル酸、ヘキサヒ
ドロイソフタルおよびヘキサヒドロテレフタル酸、カンファーおよびアポカンフ
ァ−酸および炭素原子含有が多い酸の中では、プロスタグランジンおよびステロ
イド性酸、例えばコランまたはコール酸、である。
もしAcがヘテロ環系の酸に属するアシル基を示すなら、これは次の酸の一つ
であることができる:ニコチンまたはイソニコチン酸、シンコニニン酸、リゼル
グ酸、イソリゼルグ酸、ジヒドロリゼルグ酸、2−ブロモリゼルグ酸、2−ブロ
モジヒドロリゼルグ酸、1−メチルリゼルグ酸、1−メチルージヒドロリゼルグ
酸、1−メチル−2−ブロモリゼルグ酸またはテオフィリン酢酸。
本発明によるカルボキシルアミド官能基はアンモニア(およびこの場合は非置
換アミド−CONH2)から誘導されるか、または一級または二級の脂肪族、芳
香族、芳香脂肪族、脂環系またはヘテロ環アミンから誘導され、これはさらに炭
化水素残基中に遊離、エステル化またはエーテル化されたヒドロキシルまたはメ
ルカプト基、ハロゲン、遊離、エステル化またはアミド−修飾カルボキシルまた
はスルホニル基および遊離または炭化水素基−置換アミノ基であって炭化水素鎖
が−SO−または−SO2−を含むものから構成される群から選択される官能基
1個から3個により置換されることができる。これらのアミンは24個を超えな
い炭素原子を持つ。
該アミドまたはアミンの炭素原子鎖に時には置換することのできる官能基は優
先的には式IのAc基のために指摘したものである。脂肪族アミンは開放、飽和
、不飽和、直線状、分枝状または環状鎖を持つことができる。殊に興味があるの
は例えば、メチルアミン、エチルアミン、プロピルアミン、ヘキシルアミン、ジ
エチルアミン、ジメチルアミン、ジイソプロピルアミン、ジヘキシルアミンのよ
うな炭素原子1個から12個を持つアルキル−およびジアルキルアミンおよび環
炭素原子3個から6個を持つアルキレニルアミンであって、環が飽和または不飽
和の、優先的にはC1〜C14−アルキル基、たとえばメチル基、の1個から3個
の
間を持つものであって、たとえば、ピロリジン、ピペリジンおよびアゼピンのよ
うなものである。
炭化水素鎖はまた、例えば−O−、−S−または−NH−基のようにヘテロ原
子を含むことができ、また、殊にアルコール、アミノ、メルカプト、カルボキシ
ルおよびスルホン酸官能基またはそのエステル、エーテルまたはアルキル化誘導
体のような官能的に修飾された型のような前記した種々の官能基で置換されるこ
とができる。殊に興味があるのは次のものである:エチレンジアミン、トリメチ
レンジアミン、テトラメチレンジアミン、ペンタ−およびヘキサ−メチレンジア
ミン、ピペラジンおよびそのC1〜C4−アルキルを持つN−アルキルまたはC−
アルキル誘導体のような脂肪族ジアミン;アミノエタノールまたはアミノプロパ
ノールのようなアミノアルコール;メルカプトエチルアミンのようなアミノメル
カプタン;式IのAc基のために指摘した全てのもののような脂肪族アミノ酸;
およびタウリンのようなアミノスルホン酸。その上、モルホリンおよびチオモル
ホリンおよびそのアルキル化誘導体、例えばN−またはC−メチル化体のような
ものも使用できる。
時にはアミド基はAcに関して指摘したようなペプチドからも誘導できる。
殊に興味があるものはホスホリピドまたはスフィンゴリピドまたは類似の誘導
体に関連する脂肪族性の炭素原子多数を持つある種のアミン誘導体である。
本発明によれば、N−アシルノイラミン酸のカルボキシル基は炭素数14個と
24個との間を持つ飽和または不飽和のアミン性基または次のリピドに存在する
塩基を含むことができる:ホスファチジルエタノールアミン、ホスファチジルセ
リン、スフィンゴシン、ジヒドロスフィンゴシン、サイコシン、ジヒドロサイコ
シン、ホスホリルコリン−スフィンゴシン、ホスホリルコリン−ジヒドロスフィ
ンゴシンおよびフィトスフィンゴシン。
本発明のカルボキシルアミドは芳香族または芳香脂肪族アミン、優先的には芳
香環1個のみを持ち、ハロゲン、ヒドロキシル性またはメトキシル性基、カルボ
ン酸またはスルホン酸性基またはC1〜C4−低級脂肪族炭化水素基から構成され
る群から選択される官能基1個から3個で置換されることができるもの、例えば
アニリン、アントラニル酸、1−アミノ−4−スルホン酸およびベンジルアミド
のようなものからも誘導することができる。前記脂肪族アミンにおいて、炭化水
素鎖上の位置1個またはそれ以上で、フェニル基を炭素鎖に含むこともできる。
本発明のアミドに変換するために使用できるアミンは、例えば、シアンメチン
、すなわち2,4−ジメチル−6−アミノピリミジンのようなピリミジンのアミ
ン、アデニン、4−アミノウラシルおよびグアニンのようなプリン誘導体、およ
びエフェドリン、チラミンおよびアドレナリンのようなアルカロイドを含む。
式Iで示されるノイラミン酸の前記アミドの2−炭化水素化グリコシドは脂肪
族、環脂肪族、芳香族、芳香脂肪族またはヘテロ環系のアルコール、殊に12個
を超えない炭素原子を持つ脂肪族系のアルコールから、または優先的にはベンゼ
ン環1個のみと、時にはC1〜C4−アルキル基、例えばメチル基の1個〜3個で
置換され、脂肪族鎖には4個を超えない炭素原子を持つ芳香脂肪族系から、また
は脂肪族環1個を持ち、14個を超えない炭素原子、特に炭素原子6個を持つ、
脂環状または脂肪族−脂環状系のアルコール、および−NH−、−O−、−S−
から構成される群から選択されるヘテロ原子1個または2個を含むヘテロ環状基
1個のみを持つ、または炭素原子12個を超えない、特に炭素原子6個を持つ、
ヘテロ環系から誘導される。これらのアルコールは殊にヒドロキシ、アミノおよ
び4個を超えない炭素原子を持つアルコキシ基およびカルボキシルおよびアルキ
ル残基が4個を超えない炭素原子を持つカルボアルコキシ基から構成される群か
ら選択される官能基で置換されることもできる。
前記アルコールは単価および多価、殊に二価であることができる。脂肪族系の
アルコールの中で、殊に興味があるものは、例えば、メチル、エチル、プロピル
、イソプロピル、n−ブチル、イソブチルおよびt−ブチルアルコールおよび二
価アルコールの中ではエチレングリコール、プロピレングリコールのような6個
を超えない炭素原子を持つ低級アルコールである。芳香脂肪族系のアルコールの
中で、殊に興味のあるものはベンジルおよびフェネチルアルコールのようなベン
ゼン残基1個のみを持つものであり;脂環系のアルコールの中で好適なのはシク
ロヘキシルアルコールのように環脂状環1個のみを持つものである。多環脂環系
の
アルコールの中では、例えばコルチコステロイドのようなプレグナン群のような
ステロイド、特にメチルプレドニソロンを指摘しなければならない。ヘテロ環系
のアルコールの中では、テトラヒドロフラノール、テトラヒドロピラノール、フ
ルフリルアルコールおよびピリジルカルビノールを指摘すべきである。
アミドとその2−炭化水素化−グリコシドのパーアシル化誘導体では、2、4
、7、8および9位にあるヒドロキシ基は脂肪族、芳香族、芳香脂肪族、脂環系
およびヘテロ環系に属する酸でアシル化される。パーアシル化誘導体は、優先的
には、ギ酸、酢酸および酪酸およびその異性体;ノルマル−バレリアン酸または
ピバリン酸のようなバレリアン酸;およびカプロン酸またはカプリル酸のような
10個を超えない炭素原子を持つ脂肪族系の酸;から誘導される。これらの酸も
置換されることができるので、パーアシル化誘導体は乳酸のようなヒドロキシ酸
、グリシンのようなアミノ酸またはコハク酸、マロン酸またはマレイン酸のよう
な二塩基性酸からも誘導できる。芳香族酸の中では、ベンゼン環1個のみを持つ
もの、殊に、例えばp−アミノ安息香酸、サリチル酸およびフタル酸のような安
息香酸およびそのメチル、ヒドロキシ、アミノまたはカルボキシル基を持つ誘導
体を指摘しなければならない。
本発明の新規化合物は、もし対応する塩基性または酸性官能基が存在すれば、
時にはそれらの酸性付加塩または金属塩、有機塩基との塩に変換することができ
る。これらの塩も以下に述べるように、医療的な目的のために使用することがで
きる。塩と遊離型のアミドの均等性に関して、遊離型にある化合物のための記載
は、特にその医薬的および医学的な応用は、対応する塩についてもこれらの塩が
医療的に許容しうる限り適用できることが明白なので、それ故にこれらも本発明
の目的を形成する。これらの塩はアミドを精製するために使用することもできる
が、この場合には、ピクリン酸およびピクロロン酸のように医療的には許容され
ない塩基および酸も使用できる。
本発明の化合物
本発明の定義する化合物にはアミド、メチルアミド、エチルアミド、ジメチル
アミド、ジエチルアミド、プロピルアミド、グリシンアミド、L−セリンアミド
、
アミノ酪酸アミド、L−システインアミド、タウリンアミド、システイン酸、ホ
モシステイン酸、N−パルミトイル−ノイラミン酸、N−ステアロイル−ノイラ
ミン酸、N−アセチル−ノイラミン酸、N−プロピオニル−ノイラミン酸、N−
ピバロイル−ノイラミン酸、N−バレロイル−ノイラミン酸、N−カプロイル−
ノイラミン酸、N−ラウロイル−ノイラミン酸、N−サクシニル−ノイラミン酸
、フェニルアセチル−ノイラミン酸、ベンゾイル−ノイラミン酸、トリメトキシ
ベンゾイル−ノイラミン酸、フタロイル−ノイラミン酸、クロロベンゾイル−ノ
イラミン酸、バニロイル−ノイラミン酸、シクロペンタン−およびシクロヘキサ
ン−カルボニル−ノイラミン酸、N−ニコチニル−ノイラミン酸、N−イソニコ
チニル−ノイラミン酸、リゼルギル−ノイラミン酸、2−ブロモ−リゼルギル−
ノイラミン酸、1−メチル−リゼルギル−ノイラミン酸およびテオフィリンアセ
チル−ノイラミン酸のアミドおよび次のアルコールの一つから誘導されるそれら
の2−グリコシド:メチルアルコール、エチルアルコール、プロピルアルコール
、イソプロピルアルコール、ブチルアルコール、イソブチルアルコール、3級ブ
チルアルコール、エチレングリコール、プロピレングリコール、ベンジルアルコ
ール、メチルプレドニソロン、テトラヒドロフラノール、テトラヒドロピラノー
ル、フルフリルアルコールおよびピリジルカルビノールを含む。
本発明による他の化合物にはアミド、メチルアミド、エチルアミド、ジメチル
アミド、ジエチルアミド、プロピルアミド、グリシンアミド、L−セリンアミド
、アミノ酪酸アミド、L−システインアミド、次の酸の一つ:アミノ酪酸、メチ
オニン、リジン、アスパラギン酸、グルタミン酸、プロリン、トリプトファンか
ら誘導される、または胸腺に存在するペプチドから誘導されるアシル残基から誘
導されるアシル基を持つN−アシルノイラミン酸のタウリンアミド、および次の
アルコールの一つ:メチルアルコール、エチルアルコール、プロピルアルコール
、イソプロピルアルコール、ブチルアルコール、イソブチルアルコール、3級ブ
チルアルコール、エチレングリコール、プロピレングリコール、ベンジルアルコ
ール、メチル−プレドニソロン、テトラヒドロフラノール、テトラヒドロピラノ
ール、フルフリルアルコールおよびピリジルカルビノールから誘導されるそれら
の
2−グリコシドを含む。
本発明による興味ある化合物の別の群はピロリジン、ピペリジン、アゼピン、
エチレンジアミン、トリメチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、ピペラジ
ンまたはN−メチルまたはN−エチルピペラジン、アミノエタノール、アミノプ
ロパノール、メルカプトエチルアミン、モルホリン、チオモルホリンまたは胸腺
に存在するもののようなペプチドから;およびホスファチジルエタノールアミン
、ホスファチジルセリン、スフィンゴシン、サイコシン、ジヒドロサイコシン、
スフィンゴシルホスホリルコリン、ジヒドロスフィンゴシルホスホリルコリンか
ら;または次のN−アシルノイラミン酸の一つのフィトスフィンゴシンから:N
−パルミトイル−ノイラミン酸、N−ステアロイル−ノイラミン酸、N−アセチ
ル−ノイラミン酸、N−プロピオニル−ノイラミン酸、N−ピバロイル−ノイラ
ミン酸、N−バレロイル−ノイラミン酸、N−カプロイル−ノイラミン酸、N−
ラウロイル−ノイラミン酸、N−サクシニル−ノイラミン酸、フェニルアセチル
−ノイラミン酸、フタロイル−ノイラミン酸、クロロベンゾイル−ノイラミン酸
、N−ニコチニル−ノイラミン酸、N−イソニコチニル−ノイラミン酸、リゼル
ギル−ノイラミン酸、2−ブロモ−リゼルギル−ノイラミン酸、1−メチルリゼ
ルギル−ノイラミン酸、テオフィリンアセチル−ノイラミン酸から誘導されるア
ミドおよび次のアルコールの一つ:メチルアルコール、エチルアルコール、プロ
ピルアルコール、イソプロピルアルチレート、パーバレリ
アネート、パーピバレート、パーサクシネートおよびパーベンゾエートである。
本発明化合物の合成
本発明はN−アシル−ノイラミン酸の新規アミド、その2−炭化水素化グリコ
シド、およびそれらの塩の新規アミドの製造のための工程も含む。
これらの工程は公知であって、N−アシルノイラミン酸への段階的なアミン官
能基の導入、および時には2−グリコシド性基の導入、および時にはそのヒドロ
キシ基へのアシル基の導入、および最後にそれらの塩の形成から構成されるもの
である。
好適な態様において、アシル基が最終化合物において所望のものであるN−ア
シル−ノイラミン酸またはその2−炭化水素化−グリコシド誘導体、のカルボキ
シル基をアミド基に変換し、要すれば、2−炭化水素化基を除去し、再びヒドロ
キシル基を形成し;もし所望なら、得られた化合物をヒドロキシ官能基をパーア
シル化誘導体に変換する。
ノイラミン酸のカルボキシ基をアミドに、時には2−ヒドロキシ基を炭化水素
化誘導体に、両順序で変換し、所期の酸で遊離アミノ基をアシル化し、また、所
望なら、遊離のヒドロキシ基をパーアシル化し、また、このパーアシル化は工程
のどの段階でも、たとえば最初に、実施する。
ノイラミン酸N−アシル化誘導体のカルボン酸またはその2−炭化水素化−グ
リコシドの対応するアミドへの変換は酸から、またはその金属または有機塩基塩
から出発して直接的に、または間接的に初めにこの酸のエステル、無水物または
ハロゲン化物を製造し、次にこれらの化合物をアミドに変換することができる。
好適な方法はカルボキシル基の活性化、次にこの中間体を酸性または塩基性の
条件を採用する方法を避けながらペプチド化学で公知の方法を応用して所期のア
ミンと反応させることから構成される。もしこの酸のナトリウム塩のような金属
塩を用いるなら、塩をDowex型または同様なイオン交換樹脂で処理するのが
適当である。一例として、たとえば、ジシクロヘキシルカルボジイミド、ベンジ
ルイソプロピルカルボジイミドまたはベンジルエチルカルボジイミドなどのカル
ボジイミドの存在下、1−ヒドロキシベンゾトリアゾールの存在下の縮合または
N,N’−カルボニルジイミダゾールの存在下の縮合法を使用することが可能で
ある。エステルまたは臭化物または塩化物などのハロゲン化物のような前記酸性
誘導体から出発するアミドへの変換は、たとえば、室温または−5℃から10℃
などの比較的な低温または、例えば30℃と120℃との間などの高温での所期
のアミンとの直接的処理により実施される。ケトン、芳香族炭化水素、ジメチル
ホルムアミド、ジメチルスルホキシド、ジオキサンまたはテトラヒドロフランは
溶媒に使用できる。出発エステルは脂肪族エステル、たとえばエチルまたはメチ
ルエステルまたは芳香族エステル、たとえばフェノールであることができる。
出発化合物の、またはアミン官能基を既に持っている化合物の、2−O−炭化
水素化誘導体はアルデヒドまたはケトンのアセチル化のためにまたはグリコシド
の製造のために公知の条件に従って製造される。このグリコシドの2−O−炭化
水素化基は穏和な条件下に酸による加水分解によりどの段階ででもヒドロキシ基
に変換することができる。
もしノイラミン酸のアミン基のアシル化を操作の最後、たとえばアミドまたは
グリコシド形成後、に実施するならば、既知のアシル化法、たとえば、化合物の
酸ハロゲン化物または無水物、時には無機または、ピリジンまたはコリジンのよ
うな有機塩基の存在下に使用される。このアシル化はヒドロキシ基のアシル化と
同時に実行することができる。
最終化合物の塩への変換ならびに、例えば中間体塩がその精製のために製造さ
れる時のような、塩の相互変換は既知の方式で実行される。
本発明による前記操作には、操作をどの段階かで停止するもの、または出発化
合物が中間体の一つであるもの、または出発物質が反応液内で製造されるものな
どすべての変化をも含む。
本発明の化合物の合成を以下の実施例により例示する。実施例1 N−アセチルノイラミン酸ブチルアミド
Kuhnなど、Chem.Ber.、99巻、611頁(1966年)に従っ
て製造したN−アセチルノイラミン酸メチルエステル3.23g(10mM)を
50mLの無水メチルアルコールに溶解し、3.66g(50mM)の2−ブチ
ルアミンを添加した。混合物を40℃で5時間攪拌した。溶液を真空下に蒸発し
、残渣をシリカゲルクロマトグラフィーにより、溶媒として塩化メチレン/メチ
ルアルコール/水、110:40:6を使用して精製した。N−アセチル−ノイ
ラミン酸ブチルアミドを含有する画分を集めて真空下に蒸発した。残渣を50m
Lのn−プロピルアルコールから結晶化した。収率:85%。
Rf=0.25、クロロホルム/メチルアルコール/水、110:40:6。実施例2 N−アセチルノイラミン酸ブチルアミドのβ−2−O−エチルグリコ シド
Kuhnなど、Chem.Ber.、99巻、611頁(1966年)に従っ
て製造した3.65g(10mM)のN−アセチルノイラミン酸エチルエステル
のβ−2−O−エチルグリコシドを80mLの無水メチルアルコールに溶解し、
2−ブチルアミン3.66g(50mM)を添加した。混合物を5時間40℃で
攪拌した。溶液を真空下に蒸発し、残渣をシリカゲルクロマトグラフィーにより
、溶媒として塩化メチレン/メチルアルコール/水、80:20:2を使用して
精製した。N−アセチル−ノイラミン酸ブチルアミドのβ−2−O−エチルグリ
コシドを含む画分を集め、真空下に蒸発した。残渣を50mLのn−プロピルア
ルコールと100mLのエチルエーテルから結晶化させた。収率:70%。
Rf=0.37、クロロホルム/メチルアルコール/水、110:40:6。R
f=0.19、クロロホルム/メチルアルコール/2.5N−NH4OH、80
:20:2。実施例3 N−アセチルノイラミン酸ベンジルアミドのβ−2−O−エチルグリ コシド
Kuhnなど、Chem.Ber.、99巻、611頁(1966年)に従っ
て製造したN−アセチルノイラミン酸エチルエステルのβ−2−O−エチルグリ
コシド3.65g(10mM)を50mLの無水メチルアルコールに溶解し、こ
れに5.36g(50mM)のベンジルアミンを添加した。混合物を40℃で5
時間攪拌した。溶液を真空下に蒸発し、残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに
より、溶媒として塩化メチレン/メチルアルコール/水、80:20:2の混合
物を使用して精製した。N−アセチルーノイラミン酸ベンジルアミドのβ−2−
O−エチルグリコシドを含む画分を集め、真空下に蒸発した。残渣を50mLの
イソプロピルアルコールから結晶化した。収率:65%。
Rf=0.50、クロロホルム/メチルアルコール/水、110:40:6。R
f=0.16、クロロホルム/メチルアルコール/2.5N−NH4OH、80
:20:2。実施例4 N−アセチルノイラミン酸ジメチルアミノプロピルアミドのβ−2− O−エチルグリコシド
N−アセチルノイラミン酸エチルエステルのβ−2−O−エチルグリコシド3
.
65g(10mM)を50mLの無水メチルアルコールに溶解し、これに10.
2g(100mM)のジメチルアミノプロピルアミンを添加した。混合物を25
℃で一夜攪拌した。溶液を真空下に蒸発し、残渣をシリカゲルクロマトグラフィ
ーにより、溶媒として塩化メチレン/メチルアルコール/2.5N−NH4OH
、55:45:10の混合物を使用して精製した。N−アセチルノイラミン酸ジ
メチルアミノプロピルアミドのβ−2−O−エチルグリコシドを含む画分を集め
、真空下に蒸発した。残渣を50mLの水から結晶化した。収率:75%。Rf
=0.19、クロロホルム/メチルアルコール/2.5N−NH4OH、40:
60:15。実施例5 N−アセチルノイラミン酸ジメチルアミノプロピルアミドのβ−2− O−エチルグリコシド(マレイン酸塩)
N−アセチルノイラミン酸エチルエステルのβ−2−O−エチルグリコシド3
.65g(10mM)を50mLの無水メチルアルコールに溶解し、これに10
.2g(100mM)のジメチルアミノプロピルアミンを添加した。混合物を2
5℃で一夜攪拌した。溶液を真空下に蒸発し、残渣をシリカゲルクロマトグラフ
ィーにより、溶媒として塩化メチレン/メチルアルコール/2.5N−NH4O
H、55:45:10の混合物を使用して精製した。N−アセチル−ノイラミン
酸ジメチルアミノプロピルアミドのβ−2−O−エチルグリコシドを含む画分を
集め、真空下に蒸発した。残渣を50mLの水に溶解し、当量のマレイン酸を添
加し、物質を凍結乾燥した。収率:75%。
Rf=0.19、クロロホルム/メチルアルコール/2.5N−NH4OH、4
0:60:15。実施例6 N−アセチルノイラミン酸ジメチルアミドのβ−2−O−エチルグリ コシド
N−アセチルノイラミン酸エチルエステルのβ−2−O−エチルグリコシド3
.65g(10mM)を50mLの無水メチルアルコールに溶解し、これに4.
5g(100mM)のジメチルアミンを添加した。混合物を25℃で一夜攪拌し
た。溶液を真空下に蒸発し、残渣をシリカゲルクロマトグラフィーにより、溶媒
とし
て塩化メチレン/メチルアルコール/水、80:20:2の混合物を使用して精
製した。N−アセチル−ノイラミン酸ジメチルアミドのβ−2−O−エチルグリ
コシドを含む画分を集め、真空下に蒸発した。残渣を30mLのメチルアルコー
ルと150mLのエチルエーテルから結晶化した。収率:80%。
Rf=0.38、クロロホルム/メチルアルコール/水、110:40:6。実施例7 N−パルミトイルノイラミン酸ジメチルアミノプロピルアミドのβ− 2−O−エチルグリコシド
N−パルミトイルノイラミン酸エチルエステルのβ−2−O−エチルグリコシ
ド5.62g(10mM)を50mLの無水メチルアルコールに溶解し、これに
10.2g(100mM)のジメチルアミノプロピルアミンを添加した。混合物
を25℃で一夜攪拌した。溶液を真空下に蒸発し、残渣をシリカゲルクロマトグ
ラフィーにより、溶媒として塩化メチレン/メチルアルコール/水、110:4
0:6の混合物を使用して精製した。N−パルミトイル−ノイラミン酸ジメチル
アミノプロピルアミドのβ−2−O−エチルグリコシドを含む画分を集め、真空
下に蒸発した。残渣を60mLの水に溶解し、凍結乾燥した。収率:70%。R
f=0.12、クロロホルム/メチルアルコール/2.5N−NH4OH、80
:20:2。実施例8 N−パルミトイルノイラミン酸ジメチルアミノプロピルアミドのβ− 2−O−エチルグリコシド(マレイン酸塩)
N−パルミトイルノイラミン酸エチルエステルのβ−2−O−エチルグリコシ
ド5.62g(10mM)を50mLの無水メチルアルコールに溶解し、これに
10.2g(100mM)のジメチルアミノプロピルアミンを添加した。混合物
を25℃で一夜攪拌した。溶液を真空下に蒸発し、残渣をシリカゲルクロマトグ
ラフィーにより、溶媒として塩化メチレン/メチルアルコール/水、110:4
0:6の混合物を使用して精製した。N−パルミトイル−ノイラミン酸ジメチル
アミノプロピルアミドのβ−2−O−エチルグリコシドを含む画分を集め、真空
下に蒸発した。残渣を50mLの水に溶解し、当量のマレイン酸を添加し、物質
を凍結乾燥した。収率:70%。
Rf=0.12、クロロホルム/メチルアルコール/2.5N−NH4OH、4
0:60:15。実施例9 N−パルミトイルノイラミン酸ジメチルアミノプロピルアミドのα− 2−O−エチルグリコシド
N−パルミトイルノイラミン酸エチルエステルのα−2−O−エチルグリコシ
ド5.48g(10mM)を50mLの無水メチルアルコールに溶解し、これに
10.2g(100mM)のジメチルアミノプロピルアミンを添加した。混合物
を25℃で一夜攪拌した。溶液を真空下に蒸発し、残渣をシリカゲルクロマトグ
ラフィーにより、溶媒として塩化メチレン/メチルアルコール/水、110:4
0:6の混合物を使用して精製した。N−パルミトイル−ノイラミン酸ジメチル
アミノプロピルアミドのα−2−O−エチルグリコシドを含む画分を集め、真空
下に蒸発した。残渣を60mLの水に溶解し、凍結乾燥した。収率:70%。R
f=0.40、クロロホルム/メチルアルコール/0.3%CaC12、60:
40:9。実施例10 N−パルミトイルノイラミン酸ジメチルアミノプロピルアミドのα −2−O−エチルグリコシド(マレイン酸塩)
N−パルミトイルノイラミン酸エチルエステルのα−2−O−エチルグリコシ
ド5.48g(10mM)を50mLの無水メチルアルコールに溶解し、これに
10.2g(100mM)のジメチルアミノプロピルアミンを添加した。混合物
を25℃で一夜攪拌した。溶液を真空下に蒸発し、残渣をシリカゲルクロマトグ
ラフィーにより、溶媒として塩化メチレン/メチルアルコール/水、110:4
0:6の混合物を使用して精製した。N−パルミトイルーノイラミン酸ジメチル
アミノプロピルアミドのα−2−O−エチルグリコシドを含む画分を集め、真空
下に蒸発した。残渣を50mLの水に溶解し、当量のマレイン酸を添加し、物質
を凍結乾燥した。収率:70%。
Rf=0.40、クロロホルム/メチルアルコール/0.3%CaC12、60
:40:9。実施例11 N−パルミトイルノイラミン酸ジメチルアミドのβ−2−O−エチ ルグリコシド
N−パルミトイルノイラミン酸ナトリウム塩のβ−2−O−エチルグリコシド
5.56g(10mM)を50mLのピリジンに溶解し、これに2.3g(20
mM)の塩化ピリジニウムおよび4.12g(20mM)のN,N’−ジシクロ
ヘキシルカルボジイミドを添加した。混合物を25℃で2時間攪拌した。ジメチ
ルアミン4.5g(100mM)を添加し、反応を25°Cで一夜行った。溶液
を真空下に蒸発し、残渣をシリカゲルクロマトグラフィーにより、溶媒に塩化メ
チレン/メチルアルコール/水、80:10:1の混合物を使用して精製した。
N−パルミトイル−ノイラミン酸ジメチルアミドのβ−2−O−エチルグリコシ
ドを含む画分を集め、真空下に蒸発した。残渣を50mLのアセトンに溶解し、
20容のへキサンで沈殿させた。収率:90%。
Rf=0.69、クロロホルム/メチルアルコール/水、110:40:6。実施例12 N−パルミトイルノイラミン酸ジメチルアミドのα−2−O−エチ ルグリコシド
N−パルミトイルノイラミン酸エチルエステルのα−2−O−エチルグリコシ
ド5.48g(10mM)を50mLの無水メチルアルコールに溶解し、これに
4.5g(100mM)のジメチルアミンを添加した。混合物を25℃で一夜攪
拌した。溶液を真空下に蒸発し、残渣をシリカゲルクロマトグラフィーにより、
溶媒として塩化メチレン/メチルアルコール/水、80:10:1の混合物を使
用して精製した。N−パルミトイル−ノイラミン酸ジメチルアミドのα−2−O
−エチルグリコシドを含む画分を集め、真空下に蒸発した。残渣を50mLのア
セトンに溶解し、20容のヘキサンから沈殿させた。収率:90%。
Rf=0.69、クロロホルム/メチルアルコール/水、110:40:6。実施例13 N−アセチルノイラミン酸ブチルアミドのα−2−O−エチルグリ コシド
N−アセチルノイラミン酸エチルエステルのα−2−O−エチルグリコシド3
.65g(10mM)を50mLの無水メチルアルコールに溶解し、これに3.
66g(50mM)のブチルアミンを添加した。混合物を25℃で一夜攪拌した
。
溶液を真空下に蒸発し、残渣をシリカゲルクロマトグラフィーにより、溶媒とし
て塩化メチレン/メチルアルコール/水、80:20:2の混合物を使用して精
製した。N−アセチル−ノイラミン酸ブチルアミドのα−2−O−エチルグリコ
シドを含む画分を集め、真空下に蒸発した。残渣を50mLのメタノールと30
0mLのエチルエーテルから結晶化させた。収率:75%。
Rf=0.55、クロロホルム/メチルアルコール/水、110:40:6。
Rf=0.53、クロロホルム/メチルアルコール/2.5N−NH4OH、4
0:60:15。実施例14 N−アセチルノイラミン酸ジメチルアミノプロピルアミドのα−2 −O−エチルグリコシド
N−アセチルノイラミン酸エチルエステルのα−2−O−エチルグリコシド3
.65g(10mM)を50mLの無水メチルアルコールに溶解し、これに10
.2g(100mM)のジメチルアミノプロピルアミンを添加した。混合物を2
5℃で一夜攪拌した。溶液を真空下に蒸発し、残渣をシリカゲルクロマトグラフ
ィーにより、溶媒として塩化メチレン/メチルアルコール/2.5N−NH4O
H、55:45:10の混合物を使用して精製した。N−アセチル−ノイラミン
酸ジメチルアミノプロピルアミドのα−2−O−エチルグリコシドを含む画分を
集め、真空下に蒸発した。残渣を50mLの水に溶解し、凍結乾燥した。収率:
70%。Rf=0.21、クロロホルム/メチルアルコール/2.5N−NH4
OH、40:60:15。実施例15 N−アセチルノイラミン酸ジメチルアミノプロピルアミドのα−2 −O−エチルグリコシド(マレイン酸塩)
N−アセチルノイラミン酸エチルエステルのα−2−O−エチルグリコシド3
.65g(10mM)を50mLの無水メチルアルコールに溶解し、これに10
.2g(100mM)のジメチルアミノプロピルアミンを添加した。混合物を2
5℃で一夜攪拌した。溶液を真空下に蒸発し、残渣をシリカゲルクロマトグラフ
ィーにより、溶媒として塩化メチレン/メチルアルコール/2.5N−NH4O
H、55:45:10の混合物を使用して精製した。N−アセチル−ノイラミン
酸ジ
メチルアミノプロピルアミドのα−2−O−エチルグリコシドを含む画分を集め
、真空下に蒸発した。残渣を50mLの水に溶解し、当量のマレイン酸を添加し
、物質を凍結乾燥した。収率:70%。
Rf=0.21、クロロホルム/メチルアルコール/2.5N−NH4OH、4
0:60:15。実施例16 L−アラニン−D−イソグルタミンとN−アセチルノイラミン酸と のアミドのα−2−O−エチルグリコシド
N−アセチルノイラミン酸エチルエステルのα−2−O−エチルグリコシド3
.65g(10mM)を40mLの水に溶解し、10mL(10mM)のNaO
Hを添加した。溶液を25℃に30分間維持し、1N−HClで中和し、30m
Lのピリジニウム型Dowex50×8樹脂を含むカラムから水で溶出した。溶
出液を凍結乾燥し、残渣を100mLの無水ピリジンに溶解した。N−ヒドロキ
シサクシンイミド1.15g(10mM)および4.13g(20mM)のN,
N’−ジシクロヘキシルカルボジイミドを−10℃で添加した。15分後、温度
を25℃まで上昇させ、混合物を5時間攪拌した。L−アラニン−D−イソグル
タミンベンジルエステル塩酸塩(Le・FrancierとKusumotoに
従って製造)5.14g(15mM)を25℃で添加した。混合物を一夜攪拌し
、次に真空下に蒸発した。得られた残渣を200mLのn−ブタノール/水/酢
酸、4:1:1の混合物に溶解し、H2気流下でBaSO4−担持パラジウムの存
在下に水素化した。濾過後、溶液を蒸発し、残渣をシリカゲルクロマトグラフィ
ーにより、溶媒として塩化メチレン/メチルアルコール/水、60:35:8の
混合物を使用して精製した。N−アセチルノイラミン酸とL−アラニン−D−イ
ソグルタミンとのアミドのα−2−O−エチルグリコシドを含む画分を集め、真
空下に蒸発した。残渣を水200mLに溶解し、凍結乾燥した。収率:60%。
Rf=0.56、クロロホルム/メチルアルコール/2.5N−NH4OH、6
0:35:8。Rf=0.18、クロロホルム/メチルアルコール/0.3%C
aC12、60:40:9。実施例17 L−アラニン−D−イソグルタミンとN−パルミトイル−ノイラミ ン酸とのアミドのβ−2−O−エチルグリコシドのパーアセチル化体
N−パルミトイルノイラミン酸のα−2−O−エチルグリコシドのナトリウム
塩5.56g(10mM)を50mLの無水N,N’−ジメチルホルムアミドに
25℃で溶解し、3.06g(11mM)の臭化p−ブロモフェナシルを添加し
、溶液を一夜攪拌した。無水ピリジン18mLと10.2gの無水酢酸を加え、
攪拌を35℃で24時間行った。溶液を真空下に蒸発し、残渣を100mLの水
に溶解し、200mLの塩化メチレンで3回抽出した。有機層を2回50mLの
水で洗い、次に集め、無水硫酸ナトリウムで無水化し、真空下に蒸発した。得ら
れた残渣を50mLの無水N,N’−ジメチルホルムアミド中に25℃で溶解し
、2.64g(20mM)のナトリウムチオフェネートを添加し、混合物を4時
間攪拌した。溶液を高真空下に蒸発した。残渣を3回200mLの酢酸エチルで
抽出し、100mLの冷1N−HClと2回50mLの水で洗浄した。有機層を
無水硫酸ナトリウムで無水化し、集め、真空下に蒸発した。残渣を30mLの水
に溶解し、30mLのピリジニウム塩型のDowex・50×8樹脂を含むカラ
ムから水で溶出した。溶出物を凍結乾燥し、残渣を100mLの無水ピリジンに
溶解した。N−ヒドロキシサクシンイミド1.15g(10mM)と4.13g
(20mM)のN,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミドを−10℃で添加し
た。15分後、温度を25℃に上げ、混合物を5時間攪拌した。L−アラニン−
D−イソグルタミンベンジルエステル塩酸塩(Le・−FrancierとKu
sumotoに従って製造)5.14g(15mM)を25℃で添加した。混合
物を一夜攪拌し、次に真空下に蒸発した。得られた残渣を200mLのN−ブタ
ノール/水/酢酸、4:1:1の混合物に溶解し、H2気流中でBaSO4−持パ
ラジウムの存在下に水素化した。濾過後、溶液を蒸発し、残渣をシリカゲルクロ
マトグラフィーにより、溶媒として塩化メチレン/メチルアルコール/水、60
:35:8の混合物を用いて精製した。L−アラニン−D−イソグルタミンとN
−アセチル−ノイラミン酸とのアミドのα−2−O−エチルグリコシドを含む画
分を集め、真空下に蒸発した。残渣を200mLの水に溶解し、凍結乾燥した。
収率
:55%。
Rf=0.54、クロロホルム/メチルアルコール、90:10。実施例18 L−アラニン−D−イソグルタミンとN−アセチルノイラミン酸と のアミドのβ−2−O−エチルグリコシド
EschenfelderとBrossmer、Hoppe・Seyler’
s・Z.Physiol.・Chem.、360巻、1253頁(1979年)
に従って製造したN−アセチルノイラミン酸ナトリウム塩のβ−2−O−エチル
グリコシド3.59g(10mM)を50mLの無水N,N’−ジメチルホルム
アミドに25℃で溶解し、これに3.06g(11mM)の臭化p−ブロモフェ
ナシルを添加し、溶液を一夜攪拌した。無水ピリジン18mLと10.2gの無
水酢酸を添加し、攪拌を35℃で24時間行った。溶液を真空下に蒸発し、残渣
を100mLの水に溶解し、3回200mLの塩化メチレンで抽出した。有機層
を2回50mLの水で洗浄し、次に集め、無水硫酸ナトリウムで無水化し、真空
下に蒸発した。得られた残渣を50mLの無水N,N−ジメチルホルムアミドに
25℃で溶解し、2.64g(20mM)のナトリウムチオフェネートを加え、
混合物を4時間攪拌した。溶液を高真空下に蒸発した。残渣を3回200mLの
酢酸エチルで抽出し、100mLの冷IN−HCIと2回50mLの水で洗浄し
た。
有機層を無水硫酸ナトリウムで無水化し、集め、真空下に蒸発した。残渣を3
0mLの水に溶解し、30mLのピリジニウム型Dowex・50×8樹脂を含
むカラムから水で溶出した。溶出物を凍結乾燥し、残渣を100mLの無水ピリ
ジンに溶解した。N−ヒドロキシサクシンイミド1.15g(10mM)と4.
13g(20mM)のN,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミドとを−100
℃で添加した。15分後、温度を25℃に上げ、混合物を5時間攪拌した。L−
アラニン−D−イソグルタミンベンジルエステル塩酸塩(Le・Francie
rとKusumotoに従って製造)5.14g(15mM)を25℃で添加し
た。混合物を一夜攪拌し、次に真空下に蒸発した。得られた残渣を無水メタノー
ルに25℃で溶解した。カリウム3級ブチレート100mgを添加し、混合物を
30
分間攪拌した。無水H+型Dowex50×8樹脂5mLを添加した。溶液を濾
過し、真空下に蒸発し、残渣を30mLの水に溶解し、10mLのIN−NaO
Hを添加した。溶液を25℃で15分間攪拌し、H+型Dowex50×8樹脂
30mLから水で溶出した。溶出物を凍結乾燥し、シリカゲルクロマトグラフィ
ーにより、塩化メチレン/メチルアルコール/水の60:40:9混合物を用い
て精製した。L−アラニン−D−イソグルタミンとN−アセチルノイラミン酸と
のアミドのβ−2−O−エチルグリコシドを含む画分を集め、真空下に蒸発した
。残渣を50mLの水に溶解し、凍結乾燥した。収率:60%。
Rf=0.12、クロロホルム/メチルアルコール/2.5N−NH4OH、6
0:35:8。Rf=0.10、クロロホルム/メチルアルコール/0.3%C
aCl2、60:40:9。実施例19 L−アラニン−D−イソグルタミンとN−パルミトイルノイラミン 酸とのアミドのβ−2−O−エチルグリコシド
N−パルミトイルノイラミン酸のβ−2−O−エチルグリコシドのナトリウム
塩5.56g(10mM)を50mLの無水N,N’−ジメチルホルムアミドに
25℃で溶解し、これに3.06g(11mM)の臭化p−ブロモフェナシルを
添加し、溶液を一夜攪拌した。無水ピリジン18mLと無水酢酸10.2gを添
加し、35℃で24時間攪拌を行った。溶液を真空下に蒸発し、残渣を100m
Lの水に溶解し、3回200mLの塩化メチレンで抽出した。有機層を2回50
mLの水で洗い、次に集め、無水硫酸ナトリウムで無水化し、真空下に蒸発した
。得られた残渣を50mLの無水N,N’−ジメチルホルムアミドに25℃で溶
解し、2.64g(20mM)のナトリウムチオフェネートを添加し、混合物を
4時間攪拌した。溶液を高真空下に蒸発した。残渣を3回200mLの酢酸エチ
ルで抽出し、100mLの冷1N−HClと2回50mLの水で洗浄した。有機
層を無水硫酸ナトルムで無水化し、集め、真空下に蒸発した。残渣を30mLの
水に溶解し、30mLのピリジニウム型Dowex50×8樹脂を含むカラムか
ら水で溶出した。溶出物を凍結乾燥し、100mLの無水ピリジン溶解した。N
−ヒドロキシサクシンイミド1.15g(10mM)と4.13g(20mM)
の
N,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミドを−10℃で添加した。15分後、
温度を25℃に上げ、混合物を5時間攪拌した。L−アラニン−D−イソグルタ
ミンベンジルエステル塩酸塩(Le・FrancierとKusumotoに従
って製造)5.14g(15mM)を25℃で添加した。混合物を一夜攪拌し、
次に真空下に蒸発した。得られた残渣を60mLの無水メタノールに25℃で溶
解し、100mgのカリウム3級ブチレートを添加し、混合物を30分間攪拌し
た。無水のH+型Dowex50×8樹脂5mLを添加した。溶液を濾過し、真
空下に蒸発した。残渣を30mLの水に溶解し、10mLのIN−NaOHを添
加した。溶液を15分間25℃で攪拌し、30mLのH+型Dowex50×8
樹脂を含むカラムから水で溶出した。溶出物を凍結乾燥し、シリカゲルクロマト
グラフィーにより、塩化メチレン/メチルアルコール/水、60:40:9の混
合物を溶媒として用いて精製した。L−アラニン−D−イソグルタミンとN−パ
ルミトイル−ノイラミン酸とのアミドのβ−2−O−エチルグリコシドを含む画
分を集め、真空下に蒸発した。残渣を50mLの水/ジオキサン、4:1混合物
に溶解し、凍結乾燥した。収率:60%。
Rf=0.12、クロロホルム/メチルアルコール/2.5N−NH4OH、1
10:40:6。Rf=0.57、クロロホルム/メチルアルコール/0.3%
CaCl2、60:40:9。実施例20 アルギニンとN−アセチルノイラミン酸とのアミドのα−2−O− エチルグリコシド
van・der・Vlengelなど、Carbohydr.Res.、10
2巻、121頁(1982年)に従って製造したN−アセチルノイラミン酸エチ
ルエステルのα−2−O−エチルグリコシド3.65g(10mM)を40mL
の水に溶解し、10mL(10mM)のNaOHを添加した。溶液を25℃に3
0分間維持し、1N−HClで中和し、30mLのピリジニウム型Dowex5
0×8樹脂を含むカラムから水で溶出した。溶出物を凍結乾燥して残渣を100
mLの無水ピリジンに溶解した。N−ヒドロキシサクシンイミド1.15g(1
0mM)と4.13g(20mM)のN,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミ
ドを−10℃で添加した。15分後、温度を25℃に上げ、混合物を5時間攪拌
した。N−ニトロ−L−アルギニンベンジルエステル(Bonnaud、Bul
l.Chim.Farm.121頁、1982年に従って製造した)4.64g
(15mM)を25℃で添加した。混合物を一夜攪拌し、次に真空下に蒸発した
。得られた残渣を200mLのn−ブタノール/水/酢酸、4:1:1混合物に
溶解し、H2気流中でBaSO4−担持パラジウムの存在下に水素化した。濾過後
、溶液を蒸発し、残渣をシリカゲルクロマトグラフィーにより、塩化メチレン/
メチルアルコール/水、60:40:9の混合物を溶媒として用いて精製した。
アルギニンとN−アセチルノイラミン酸とのアミドのα−2−O−エチルグリコ
シドを含む画分を集め、真空下に蒸発した。残渣を50mLの水に溶解し、凍結
乾燥した。収率:50%。
Rf=0.13、クロロホルム/メチルアルコール/0.3%CaC12、60
:40:9。実施例21 アルギニンとN−アセチルノイラミン酸とのアミドのβ−2−O− エチルグリコシド
N−アセチルノイラミン酸のβ−2−O−エチルグリコシドのナトリウム塩3
.59g(10mM)を50mLの無水N,N’−ジメチルホルムアミドに25
℃で溶解し、これに3.06g(11mM)の臭化p−ブロモフェナシルを添加
し、溶液を一夜攪拌した。無水ピリジン18mLと10.2gの無水酢酸を添加
し、35℃で24時間攪拌を行った。溶液を真空下に蒸発し、残渣を水100m
Lに溶解し、3回200mLの塩化メチレンで抽出した。有機層を2回50mL
の水で洗浄し、次に集め、無水硫酸ナトリウムで無水化し、真空下に蒸発した。
得られた残渣を50mLの無水N,N’−ジメチルホルムアミドに25℃で溶解
し、2.64g(20mM)のナトリウムチオフェネートを添加し、混合物を4
時間攪拌した。溶液を高真空下に蒸発した。残渣を3回200mLの酢酸エチル
で抽出し、100mLの冷1N−HClと2回50mLの水で洗浄した。有機層
を無水硫酸ナトリウムで無水化し、集め、真空下に蒸発した。残渣を100mL
の無水ピリジンに溶解し、1.15g(10mM)のN−ヒドロキシサクシンイ
ミド、
4.13g(20mM)のN,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミドおよび1
1.6g(10mM)の塩化ピリジニウムを−10℃で添加した。15分後、温
度を25℃に上げ、混合物を5時間攪拌した。N−ニトロ−L−アルギニンベン
ジルエステル塩酸塩(Bonnaud、Bull.Chim.Farm.121
頁、1982年に従って製造)4.64g(15mM)を25℃で添加した。混
合物を一夜攪拌し、次に真空下に蒸発した。得られた残渣を60mLの無水メチ
ルアルコールに25℃で溶解した。カリウムテルブチレート100mgを添加し
、混合物を30分間攪拌した。無水H+型Dowex50×8樹脂5mLを添加
した。溶液を濾過し、真空下に蒸発し、残渣を100mLのn−ブタノール/水
/酢酸、4:1:1混合物に溶解し、H2気流中でBaSO4−担持パラジウムの
存在下に水素化した。濾過後、溶液を蒸発し、残渣をシリカゲルクロマトグラフ
ィーにより、塩化メチレン/メチルアルコール/水、110:40:6の混合物
を溶媒として用いて精製した。アルギニンとN−パルミトイルノイラミン酸との
アミドのβ−2−O−エチルグリコシドを含む画分を集め、真空下に蒸発した。
残渣を50mLの水に溶解し、凍結乾燥した。収率:50%。
Rf=0.10、クロロホルム/メチルアルコール/0.3%CaCl2、60
:40:9。実施例22 アルギニンとN−パルミトイルノイラミン酸とのアミドのβ−2− O−エチルグリコシド
N−パルミトイルノイラミン酸のβ−2−O−エチルグリコシドのナトリウム
塩5.56g(10mM)を50mLの無水N,N’−ジメチルホルムアミドに
25℃で溶解し、これに3.06g(11mM)の臭化p−ブロモフェナシルを
添加し、溶液を一夜攪拌した。無水ピリジン18mLと10.2gの無水酢酸を
添加し、35℃で24時間攪拌を行った。溶液を真空下に蒸発し、残渣を水10
0mLに溶解し、3回200mLの塩化メチレンで抽出した。有機層を2回50
mLの水で洗浄し、次に集め、無水硫酸ナトリウムで無水化し、真空下に蒸発し
た。得られた残渣を50mLの無水N,N’−ジメチルホルムアミドに25℃で
溶解し、2.64g(20mM)のナトリウムチオフェネートを添加し、混合物
を4時間攪拌した。溶液を高真空下に蒸発した。残渣を3回200mLの酢酸エ
チルで抽出し、100mLの冷1N−HClと2回50mLの水で洗浄した。有
機層を無水硫酸ナトリウムで無水化し、集め、真空下に蒸発した。残渣を30m
Lの水に溶解し、30mLのピリジニウム型Dowex・50×8樹脂を含むカ
ラムから水で溶出した。溶出物を凍結乾燥し、100mLの無水ピリジンに溶解
し、1.15g(10mM)のN−ヒドロキシサクシンイミド、4.13g(2
0mM)のN,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミド、11.6g(10mM
)の塩化ピリジニウムを−10℃で添加した。15分後、温度を25℃に上げ、
混合物を5時間攪拌した。N−ニトロ−L−アルギニンベンジルエステル塩酸塩
(Bonnaud、Bull.Chim.Farm.121頁、1982年に従
って製造)4.64g(15mM)を25℃で添加した。混合物を一夜攪拌し、
次に真空下に蒸発した。得られた残渣を無水メタノール60mLに25℃で溶解
した。カリウム3級ブチレート100mgを添加し、混合物を30分間攪拌した
。無水H+型Dowex50×8樹脂5mLを添加した。溶液を濾過し、真空下
に蒸発した。残渣を100mLのn−ブタノール/水/酢酸、4:1:1の混合
物に溶解し、H2気流中でBaSO4−担持パラジウムの存在下に水素化した。濾
過後、溶液を蒸発し、残渣をシリカゲルクロマトグラフィーにより、塩化メチレ
ン/メチルアルコール/1.5M−酢酸、110:40:6の混合物を溶媒とし
て用いて精製した。アルギニンとN−パルミトイルノイラミン酸とのアミドのβ
−2−O−エチルグリコシドを含む画分を集め、真空下に蒸発した。残渣を10
0mLのメチルアルコールと300mLのエチルエーテルから結晶化した。収率
:60%。
Rf=0.12、クロロホルム/メチルアルコール/水、110:40:6。実施例23 アルギニンとN−パルミトイルノイラミン酸とのアミドのα−2− O−エチルグリコシド
N−パルミトイルノイラミン酸のα−2−O−エチルグリコシドのナトリウム
塩5.56g(10mM)を40mLの水に溶解し、これを30mLのピリジニ
ウム型Dowex・50×8樹脂を含むカラムから水で溶出した。溶出物を凍結
乾燥し、次に100mLの無水ピリジンに溶解し、1.15g(10mM)のN
−ヒドロキシサクシンイミド、4.13g(20mM)のN,N’−ジシクロヘ
キシルカルボジイミド、および11.6g(10mM)の塩化ピリジニウムを−
10℃で添加した。15分後、温度を25℃に上げ、混合物を5時間攪拌した。
N−ニトロ−L−アルギニンベンジルエステル塩酸塩(Bonnaud、Bul
l.Chim.Farm.121頁、1982年に従って製造)4.64g(1
5mM)を25℃で添加した。混合物を一夜攪拌し、次に真空下に蒸発した。残
渣をn−ブタノール/水/酢酸、4:1:1混合物100mLに溶解し、H2気
流中でBaSO4−担持パラジウムの存在下に水素化した。濾過後、溶液を蒸発
し、残渣をシリカゲルクロマトグラフィーにより、塩化メチレン/メチルアルコ
ール/1.5M−酢酸、110:40:6混合物を溶媒として用いて精製した。
アルギニンとN−パルミトイルノイラミン酸とのアミドのα−2−O−エチルグ
リコシドを含む画分を集め、真空下に蒸発した。残渣を40mLのメチルアルコ
ールと150mLのエチルエーテルの混合物から結晶化した。収率:70%。R
f=0.14、クロロホルム/メチルアルコール/H2O、110:40:6。
Rf=0.32、クロロホルム/メチルアルコール/2.5N−NH4OH、6
0:35:8。実施例24 N−パルミトイルノイラミン酸ジメチルアミド
N−パルミトイル−ノイラミン酸のα−2−エチルグリコシド5.34g(1
0mM)を100mLの0.1M−H2SO4/エタノール、4:1混合物に60
℃で懸濁し、16時間攪拌した。生成物を1回100mLの酢酸エチルで抽出し
た。有機層を3回50mLの水で洗い、集め、真空下に蒸発した。得られた残渣
を200mLの無水メタノールに25℃で溶解した。無水H+型Dowex50
×8樹脂20mLを加えた。混合物を2時間攪拌した。濾過した溶液に4.5g
(100mM)のジメチルアミンを25℃で添加し、溶液を24時間攪拌した。
混合物を蒸発し、残渣をシリカゲルクロマトグラフィーにより、塩化メチレン/
メチルアルコール/水、80:20:2混合物を溶媒として使用して精製した。
N−アセチルノイラミン酸ジメチルアミドを含む画分を集め、真空下に蒸発した
。
残渣を60mLの水/ジオキサン、4:1混合物に溶解し、凍結乾燥した。収率
:75%。
Rf=0.63、クロロホルム/メチルアルコール/水、110:40:6。実施例25 N−パルミトイルノイラミン酸モルホリノプロピルアミドのβ−2 −エチルグリコシド
N−パルミトイルノイラミン酸エチルエステルのβ−2−エチルグリコシド5
.62g(10mM)を50mLの無水メタノールに溶解し、14.4g(10
0mM)のN−(3−アミノプロピル)モルホリンを添加した。混合物を25℃
で一夜攪拌した。溶液を真空下に蒸発し、残渣をシリカゲルクロマトグラフィー
により、塩化メチレン/メチルアルコール/水、80:10:1混合物を溶媒と
して使用して精製した。化合物を含む画分を集め、真空下に蒸発した。残渣を1
00mLの水に溶解し、凍結乾燥した。収率:85%。
Rf=0.30、クロロホルム/メチルアルコール/H2O、80:20:2。
Rf=0.62、クロロホルム/メチルアルコール/2.5N−NH4OH、1
10:40:6。実施例26 N−パルミトイルノイラミン酸のモルホリノプロピルアミドのβ− 2−エチルグリコシド(マレイン酸塩)
N−パルミトイルノイラミン酸エチルエステルのβ−2−O−エチルグリコシ
ド5.56g(10mM)を50mLのピリジンに溶解し、2.3g(20mM
)の塩化ピリジニウムおよび4.12g(20mM)のN,N’−ジシクロヘキ
シルカルボジイミドを添加した。混合物を25℃で2時間攪拌した。N−(3−
アミノプロピル)モルホリン14.4g(100mM)を添加した。混合物を2
5℃で一夜攪拌した。溶液を真空下に蒸発し、残渣をシリカゲルクロマトグラフ
ィーにより、塩化メチレン/メチルアルコール/水、80:10:1混合物を溶
媒として使用して精製した。N−パルミトイルノイラミン酸モルホリノプロピル
アミドのβ−2−エチルグリコシドを含有する画分を集め、真空下に蒸発した。
残渣を100mLの水に溶解した。当量のマレイン酸を添加後、混合物を凍結乾
燥した。収率:85%。
Rf=0.30、クロロホルム/メチルアルコール/水、80:20:2。Rf
=0.62、クロロホルム/メチルアルコール/2.5N−NH4OH、110
:40:6。実施例27 N−パルミトイルノイラミン酸ジメチルアミノプロピルアミド
N−パルミトイル−ノイラミン酸のα−2−O−エチルグリコシド5.34g
(10mM)を100mLの0.1M−H2SO4/エタノール、4:1混合物に
60℃で懸濁し、16時間攪拌した。生成物を1回200mLの酢酸エチルおよ
び次に2回100mLの酢酸エチルで抽出し、有機層を3回50mLの水で洗浄
し、集め、真空下に蒸発した。得られた残渣を200mLの無水メタノールに2
5℃に溶解した。無水H+型Dowex50×8樹脂20mLを添加した。混合
物を2時間攪拌した。濾過した溶液に10.2g(100mM)のジメチルアミ
ノプロピルアミンを25℃で添加し、溶液を24時間攪拌した。混合物を蒸発し
、残渣をシリカゲルクロマトグラフィーにより、塩化メチレン/メチルアルコー
ル/2.5N−NH4OH、60:35:8混合物を溶媒として使用して精製し
た。化合物を含有する画分を集め、真空下に蒸発した。残渣を60mLの水/ジ
オキサン、1:2混合物に溶解し、凍結乾燥した。収率:70%。
Rf=0.21、クロロホルム/メチルアルコール/0.3%CaCl2、60
:40:9。実施例28 N−パルミトイルノイラミン酸ジメチルアミノプロピルアミド(マ レイン酸塩)
N−パルミトイル−ノイラミン酸のα−2−O−エチルグリコシド5.34g
(10mM)を100mLの0.1M−H2SO4/エタノール、4:1混合物に
60℃で懸濁し、16時間攪拌した。生成物を1回200mLの酢酸エチルおよ
び2回100mLの酢酸エチルで抽出し、有機層を3回50mLの水で洗浄し、
集め、真空下に蒸発した。得られた残渣を200mLの無水メタノールに25℃
に溶解した。無水H+型Dowex50×8樹脂20mLを添加した。混合物を
2時間攪拌した。濾過した溶液に10.2g(100mM)のジメチルアミノプ
ロピルアミンを25℃で添加し、溶液を24時間攪拌した。混合物を蒸発し、残
渣をシリカゲルクロマトグラフィーにより、塩化メチレン/メチルアルコール/
2.5N−NH4OH、60:35:8混合物を溶媒として使用して精製した。
化合物を含有する画分を集め、真空下に蒸発した。残渣を60mLの水/ジオキ
サン、1:2混合物に溶解した。当量のマレイン酸を添加し、混合物を凍結乾燥
した。収率:70%。
Rf=0.21、クロロホルム/メチルアルコール/0.3%CaC12、60
:40:9。実施例29 N−パルミトイルノイラミン酸ブチルアミドのβ−2−O−エチル グリコシド
N−パルミトイルノイラミン酸エチルエステルのβ−2−O−エチルグリコシ
ド5.62g(10mM)を50mLの無水メタノール溶解し、これに3.66
g(50mM)のブチルアミンを25℃で添加した。混合物を40℃で5時間攪
拌した。溶液を真空下に蒸発し、残渣をシリカゲルクロマトグラフィーにより、
塩化メチレン/メチルアルコール/水、80:10:1混合物を溶媒として使用
して精製した。N−パルミトイルノイラミン酸ブチルアミドのβ−2−O−エチ
ルグリコシドを含有する画分を集め、真空下に蒸発した。残渣を60mLのジオ
キサンに溶解し、凍結乾燥した。収率:70%。Rf=0.71、クロロホルム
/メチルアルコール、80:20。
Rf=0.60、クロロホルム/メチルアルコール/2.5N−NH4OH、8
0:20:2。実施例30 N−パルミトイルノイラミン酸ジメチルアミノエチルアミドのβ− 2−O−エチルグリコシド
N−パルミトイルノイラミン酸エチルエステルのβ−2−O−エチルグリコシ
ド5.62g(10mM)を50mLの無水メタノールに溶解し、これに4.4
g(50mM)の2−ジメチルアミノエチルアミンを添加した。混合物を400
℃で一夜攪拌した。溶液を真空下に蒸発し、残渣をシリカゲルクロマトグラフィ
ーにより、塩化メチレン/メチルアルコール/2.5N−NH4OH、80:2
0:2混合物を溶媒に用いて精製した。N−パルミトイルノイラミン酸ジメチル
ア
ミノエチルアミドのβ−2−O−エチルグリコシドを含有する画分を集め、真空
下に蒸発した。残渣を60mLの水に溶解し、凍結乾燥した。収率:80%。
Rf=0.11、クロロホルム/メチルアルコール、70:30。Rf=0.4
3、クロロホルム/メチルアルコール/2.5N−NH4OH、110:40:
6。実施例31 N−パルミトイルノイラミン酸ジメチルアミノエチルアミドのβ− 2−O−エチルグリコシド(マレイン酸塩)
N−パルミトイルノイラミン酸エチルエステルのβ−2−O−エチルグリコシ
ド5.56g(10mM)を50mLのピリジンに溶解し、これに2.3g(2
0mM)の塩化ピリジニウムと4.12g(20mM)のN,N’−ジシクロヘ
キシルカルボジイミドを添加した。混合物を25℃で2時間攪拌した。ジメチル
アミノエチルアミン8.8g(100mM)を添加し、25℃で一夜反応を行っ
た。溶液を真空下に蒸発し、残渣をシリカゲルクロマトグラフィーにより、塩化
メチレン/メチルアルコール/2.5N−NH4OH、80:20:2混合物を
溶媒として使用して精製した。N−パルミトイルノイラミン酸ジメチルアミノエ
チルアミドのβ−2−O−エチルグリコシドを含有する画分を集め、真空下に蒸
発した。残渣を60mLの水に溶解した。当量のマレイン酸を添加し、混合物を
凍結乾燥した。収率:80%。
Rf=0.11、クロロホルム/メチルアルコール、70:30。Rf=0.4
3、クロロホルム/メチルアルコール/2.5N−NH4OH、110:4 O
:6。実施例32 N−ジクロロアセチルノイラミン酸ジメチルアミノプロピルアミド のβ−2−O−エチルグリコシド
N−ジクロロアセチル−ノイラミン酸エチルエステルのβ−2−O−エチルグ
リコシド4.34g(10mM)を50mLの無水メタノールに溶解し、10.
2g(100mM)のジメチルアミノプロピルアミンを加えた。混合物を40℃
で5時間攪拌した。溶液を真空下に蒸発し、残渣をシリカゲルクロマトグラフィ
ーにより、塩化メチレン/メチルアルコール/水、40:60:15混合物を溶
媒として使用して精製した。N−ジクロロアセチルノイラミン酸ジメチルアミノ
プロピルアミドのβ−2−O−エチルグリコシドを含有する画分を集め、真空下
に蒸発した。残渣を60mLの水に溶解し、凍結乾燥した。収率:65%。
Rf=0.37、クロロホルム/メチルアルコール/2.5N−NH4OH、4
0:60:15。実施例33 N−ジクロロアセチルノイラミン酸ジメチルアミノプロピルアミド のβ−2−O−エチルグリコシド(マレイン酸塩)
N−ジクロロアセチル−ノイラミン酸エチルエステルのβ−2−O−エチルグ
リコシド4.34g(10mM)を50mLの無水メタノールに溶解し、これに
10.2g(100mM)のジメチルアミノプロピルアミンを加えた。混合物を
40℃で5時間攪拌した。溶液を真空下に蒸発し、残渣をシリカゲルクロマトグ
ラフィーにより、塩化メチレン/メチルアルコール/水、40:60:15混合
物を溶媒として使用して精製した。N−ジクロロアセチルノイラミン酸ジメチル
アミノプロピルアミドのβ−2−O−エチルグリコシドを含有する画分を集め、
真空下に蒸発した。残渣を60mLの水に溶解した。当量のマレイン酸を添加し
、混合物を凍結乾燥した。収率:65%。Rf=0.37、クロロホルム/メチ
ルアルコール/2.5N−NH4OH、40:60:15。実施例34 ノイラミン酸ジメチルアミノプロピルアミドのβ−2−O−エチル グリコシド
SchauerとBuscher、Biochim.Biophys.Act
a、338巻、369頁(1974年)に従って製造したノイラミン酸エチルエ
ステルのβ−2−O−エチルグリコシド3.23g(10mM)を50mLの無
水メタノールに溶解し、これに10.2g(100mM)のジメチルアミノプロ
ピルアミンを加えた。混合物を40℃で一夜攪拌した。溶液を真空下に蒸発し、
残渣を逆相クロマトグラフィーにより、固定相としてLichroprep・R
P18(Merck、ダルムシュタット、ドイツ)を、また展開剤としてメチル
アルコール/水、1:1混合物を用いて精製した。ノイラミン酸ジメチルアミノ
プロピルアミドのβ−2−O−エチルグリコシドを含有する画分を集め、真空下
に蒸発した。残渣を50mLの水に溶解し、凍結乾燥した。収率:60%。
Rf=0.1、クロロホルム/メチルアルコール/0.3%CaCl2、55:
45:10。実施例35 N−ジクロロアセチルノイラミン酸のジメチルアミドのβ−2−O −エチルグリコシド
N−ジクロロアセチル−ノイラミン酸エチルエステルのβ−2−O−エチルグ
リコシド4.34g(10mM)を50mLの無水メタノールに溶解し、これに
4.5g(100mM)のジメチルアミンを加えた。混合物を40℃で一夜攪拌
した。溶液を真空下に蒸発し、残渣をシリカゲルクロマトグラフィーにより、塩
化メチレン/メチルアルコール/水、80:10:1混合物を溶媒として使用し
て精製した。N−ジクロロアセチルノイラミン酸ジメチルアミドのβ−2−O−
エチルグリコシドを含有する画分を集め、真空下に蒸発した。残渣を60mLの
メタノールと300mLのエチルエーテルから結晶化した。収率:60%。
Rf=0.44、クロロホルム/メチルアルコール/2.5N−NH4OH、1
10:40.6。実施例36 N−パルミトイルノイラミン酸エタノールアミドのα−2−O−エ チルグリコシド
N−パルミトイル−ノイラミン酸エチルエステルのα−2−O−エチルグリコ
シド5.48g(10mM)を50mLの無水メタノールに溶解し、これに6.
11g(100mM)のエタノールアミンを加えた。混合物を35℃で一夜攪拌
した。溶液を真空下に蒸発し、残渣をシリカゲルクロマトグラフィーにより、塩
化メチレン/メチルアルコール、90:10混合物を溶媒として使用して精製し
た。N−パルミトイルノイラミン酸エタノールアミドのα−2−O−エチルグリ
コシドを含有する画分を集め、真空下に蒸発した。残渣を60mLのジオキサン
/水、2:1に溶解し、凍結乾燥した。収率:85%。
Rf=0.66、クロロホルム/メチルアルコール/水、110:40:6。実施例37 ノイラミン酸ジメチルアミドのβ−2−O−エチルグリコシド
ノイラミン酸エチルエステルのβ−2−O−エチルグリコシド3.23g(1
0mM)を50mLの水に溶解し、これに11mL(10mM)1M−NaOH
を添加した。溶液を25℃に30分間維持した。無水H+型Dowex50×8
樹脂2mLを添加した。濾過した溶液を真空下に蒸発した。残渣を50mLの無
水ピリジンに溶解した。塩化ピリジニウム2.3g(20mM)と4.12g(
20mM)のN,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミドを添加した。混合物を
25℃で2時間攪拌した。4.5g(100mM)のジエチルアミンを加え、一
夜25℃で反応を行った。溶液を蒸発し、残渣をシリカゲルクロマトグラフィー
により、塩化メチレン/メチルアルコール/2.5N−NH4OH、110:4
0:6混合物を溶媒として使用して精製した。ノイラミン酸ジメチルアミドのβ
−2−O−エチルグリコシドを含有する画分を集め、真空下に蒸発した。残渣を
50mLの水に溶解し、凍結乾燥した。収率:55%。
Rf=0.30、クロロホルム/メチルアルコール/水、55:45:10。実施例38 N−カプリルノイラミン酸ジメチルアミドのβ−2−O−エチルグ リコシド
ノイラミン酸エチルエステルのβ−2−O−エチルグリコシド3.23g(1
0mM)を100mLの無水メタノールと50mLの無水塩化メチレンに5℃で
溶解した。N,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミド8.25g(40mM)
、2.0g(40mM)のトリエチルアミンおよび3.44g(20mM)のカ
プリン酸を添加し、混合物を5℃で一夜攪拌した。濾過後、これを蒸発した。残
渣を100mLのメチルアルコール/水、1:1に溶解し、11mL(10mM
)の1M−NaOHを添加した。溶液を25℃に30分間維持した。無水H+型
Dowex50×8樹脂2mLを添加した。濾過した溶液を真空下に蒸発した。
残渣を50mLの無水ピリジンに溶解し、2.3g(20mM)の塩化ピリジニ
ウムおよび4.12g(20mM)のN,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミ
ドを添加した。混合物を25℃で2時間攪拌した。ジエチルアミン4.5g(1
00mM)を添加し、反応を25℃で一夜行った。溶液を蒸発し、残渣をシリカ
ゲルクロマトグラフィーにより、塩化メチレン/メチルアルコール/水、80:
10:1の混合物を溶媒として用いて精製した。N−カプリルノイラミン酸ジメ
チルアミドのβ−2−O−エチルグリコシドを含有する画分を集め、真空下に蒸
発した。残渣を50mLのアセトンに溶解し、20容のn−ヘキサンで沈殿させ
た。
収率:65%。
Rf=0.48、クロロホルム/メチルアルコール/水、80:10:1。実施例39 N−カプリロイルノイラミン酸ジメチルアミドのβ−2−O−エチ ルグリコシド
ノイラミン酸エチルエステルのβ−2−O−エチルグリコシド3.23g(1
0mM)を5℃で100mLの無水メタノールと50mLの無水塩化メチレンに
溶解した。これにN,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミド8.25g(40
mM)、2.0g(20mM)のトリエチルアミンおよび2.88g(20mM
)のカプリル酸を添加し、混合物を5℃で一夜攪拌した。濾過後、これを蒸発し
た。残渣を100mLのエタノール/水、1:1に溶解し、11mL(10mM
)の1M−NaOHを添加した。溶液を25℃に30分間維持した。無水H+型
Dowex50×8樹脂2mLを添加した。濾過した溶液を真空下に蒸発した。
残渣を50mLの無水ピリジンに溶解し、2.3g(20mM)の塩化ピリジニ
ウムおよび4.12g(20mM)のN,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミ
ドを添加した。混合物を25℃で2時間攪拌した。ジエチルアミン4.5g(1
00mM)を添加し、反応を25℃で一夜行った。溶液を蒸発し、残渣をシリカ
ゲルクロマトグラフィーにより、塩化メチレン/メチルアルコール/水、80:
10:1の混合物を溶媒として用いて精製した。N−カプリロイルノイラミン酸
ジメチルアミドのβ−2−O−エチルグリコシドを含有する画分を集め、真空下
に蒸発した。残渣を50mLのアセトンに溶解し、20容のn−ヘキサンで沈殿
させた。収率:65%。
Rf=0.61、クロロホルム/メチルアルコール/水、80:20:2。実施例40 N−オレイルノイラミン酸ジメチルアミドのβ−2−O−エチルグ リコシド
ノイラミン酸エチルエステルのβ−2−O−エチルグリコシド3.23g(1
0mM)を5℃で100mLの無水メタノールと50mLの無水塩化メチレンに
溶解した。N,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミド8.25g(40mM)
、2.0g(20mM)のトリエチルアミンおよび5.65g(20mM)のオ
レ
イン酸を添加し、混合物を5℃で一夜攪拌した。濾過後、これを蒸発した。残渣
を100mLのエタノール/水、1:1に溶解し、11mL(10mM)の1M
−NaOHを添加した。溶液を25℃に30分間維持した。無水H+型Dowe
x50×8樹脂2mLを添加した。濾過した溶液を真空下に蒸発した。残渣を5
0mLの無水ピリジンに溶解し、2.3g(20mM)の塩化ピリジニウムおよ
び4.12g(20mM)のN,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミドを添加
した。混合物を25℃で2時間攪拌した。ジエチルアミン4.5g(100mM
)を添加し、反応を25℃で一夜行った。溶液を蒸発し、残渣をシリカゲルクロ
マトグラフィーにより、塩化メチレン/メチルアルコール、9:1の混合物を溶
媒として用いて精製した。N−オレイルノイラミン酸ジメチルアミドのβ−2−
O−エチルグリコシドを含有する画分を集め、真空下に蒸発した。残渣を50m
Lのt−ブタノールに溶解し、凍結乾燥した。収率:50%。
Rf=0.42、クロロホルム/メチルアルコール/水、80:20:2。実施例41 N−バルプロイルノイラミン酸ジメチルアミドのβ−2−O−エチ ルグリコシド
ノイラミン酸エチルエステルのβ−2−O−エチルグリコシド3.23g(1
0mM)を5℃で100mLの無水メタノールと50mLの無水塩化メチレンに
溶解した。N,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミド8.25g(40mM)
、2.0g(20mM)のトリエチルアミンおよび2.88g(20mM)のバ
ルプロ酸を添加し、混合物を5℃で一夜攪拌した。濾過後、これを蒸発した。残
渣を100mLのエタノール/水、1:1に溶解し、11mL(10mM)の1
M−NaOHを添加した。溶液を25℃に30分間維持した。無水H+型Dow
ex5O×8樹脂2mLを添加した。濾過した溶液を真空下に蒸発した。残渣を
50mLの無水ピリジンに溶解し、2.3g(20mM)の塩化ピリジニウムお
よび4.12g(20mM)のN,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミドを添
加した。混合物を25℃で2時間攪拌した。ジエチルアミン4.5g(100m
M)を添加し、反応を25℃で一夜行った。溶液を蒸発し、残渣をシリカゲルク
ロマトグラフィーにより、塩化メチレン/メチルアルコール/水、80:10:
1の
混合物を溶媒として用いて精製した。N−バルプロイルノイラミン酸ジメチルア
ミドのβ−2−O−エチルグリコシドを含有する画分を集め、真空下に蒸発した
。残渣を50mLのアセトンに溶解し、20容のn−ヘキサンで沈殿させた。収
率:50%。
Rf=0.60、クロロホルム/メチルアルコール/水、80:20:2。実施例42 N−フェニルアセチルノイラミン酸ジメチルアミドのβ−2−O− エチルグリコシド
ノイラミン酸エチルエステルのβ−2−O−エチルグリコシド3.23g(1
0mM)を5℃で100mLの無水メタノールと50mLの無水塩化メチレンに
溶解した。これにN,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミド8.25g(40
mM)、2.0g(20mM)のトリエチルアミンおよび2.72g(20mM
)のフェニル酢酸を添加し、混合物を5℃で一夜攪拌した。濾過後、これを蒸発
した。残渣を100mLのエタノール/水、1:1に溶解し、11mL(10m
M)の1M−NaOHを添加した。溶液を25℃に30分間維持した。無水H+
型Dowex50×8樹脂2mLを添加した。濾過した溶液を真空下に蒸発した
。残渣を50mLの無水ピリジンに溶解し、2.3g(20mM)の塩化ピリジ
ニウムおよび4.12g(20mM)のN,N’−ジシクロヘキシルカルボジイ
ミドを添加した。混合物を25℃で2時間攪拌した。ジエチルアミン4.5g(
100mM)を添加し、反応を25℃で一夜行った。溶液を蒸発し、残渣をシリ
カゲルクロマトグラフィーにより、塩化メチレン/メチルアルコール/水、80
:10:1の混合物を溶媒として用いて精製した。N−フェニルアセチルノイラ
ミン酸ジメチルアミドのβ−2−O−エチルグリコシドを含有する画分を集め、
真空下に蒸発した。残渣を50mLのアセトンに溶解し、20容のn−ヘキサン
で沈殿させた。収率:65%。
Rf=0.43、クロロホルム/メチルアルコール/水、80:20:2。実施例43 N−ミリストイルノイラミン酸ジメチルアミドのβ−2−O−エチ ルグリコシド
ノイラミン酸エチルエステルのβ−2−O−エチルグリコシド3.23g(1
0mM)を5℃で100mLの無水メタノールと50mLの無水塩化メチレンに
溶解した。これにN,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミド8.25g(40
mM)、2.0g(20mM)のトリエチルアミンおよび4.57g(20mM
)のミリスチン酸を添加し、混合物を5℃で一夜攪拌した。濾過後、これを蒸発
した。残渣を100mLのエタノール/水、1:1に溶解し、11mL(10m
M)の1M−NaOHを添加した。溶液を25℃に30分間維持した。無水H+
型Dowex50×8樹脂2mLを添加した。濾過した溶液を真空下に蒸発した
。残渣を50mLの無水ピリジンに溶解し、2.3g(20mM)の塩化ピリジ
ニウムおよび4.12g(20mM)のN,N’−ジシクロヘキシルカルボジイ
ミドを添加した。混合物を25℃で2時間攪拌した。ジエチルアミン4.5g(
100mM)を添加し、反応を25℃で一夜行った。溶液を蒸発し、残渣をシリ
カゲルクロマトグラフィーにより、塩化メチレン/メチルアルコール/水、80
:10:1の混合物を溶媒として用いて精製した。N−ミリストイルノイラミン
酸ジメチルアミドのβ−2−O−エチルグリコシドを含有する画分を集め、真空
下に蒸発した。残渣を50mLのアセトンに溶解し、20容のn−ヘキサンで沈
殿させた。収率:60%。
Rf=0.56、クロロホルム/メチルアルコール/水、80:20:2。実施例44 N−ラウロイルノイラミン酸のジメチルアミドのβ−2−O−エチ ルグリコシド
ノイラミン酸エチルエステルのβ−2−O−エチルグリコシド3.23g(1
0mM)を5℃で100mLの無水メタノールと50mLの無水塩化メチレンに
溶解した。これにN,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミド8.25g(40
mM)、2.0g(20mM)のトリエチルアミンおよび4.57g(20mM
)のラウリン酸を添加し、混合物を5℃で一夜攪拌した。濾過後、これを蒸発し
た。残渣を100mLのエタノール/水、1:1に溶解し、11mL(10mM
)の
1M−NaOHを添加した。溶液を25℃に30分間維持した。無水H+型Do
wex50×8樹脂2mLを添加した。濾過した溶液を真空下に蒸発した。残渣
を50mLの無水ピリジンに溶解し、2.3g(20mM)の塩化ピリジニウム
および4.12g(20mM)のN,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミドを
添加した。混合物を25℃で2時間攪拌した。ジエチルアミン4.5g(100
mM)を添加し、反応を25℃で一夜行った。溶液を蒸発し、残渣をシリカゲル
クロマトグラフィーにより、塩化メチレン/メチルアルコール/水、80:10
:1の混合物を溶媒として用いて精製した。N−ラウロイルノイラミン酸ジメチ
ルアミドのβ−2−O−エチルグリコシドを含有する画分を集め、真空下に蒸発
した。残渣を50mLのアセトンに溶解し、20容のn−ヘキサンで沈殿させた
。収率:60%。
Rf=0.54、クロロホルム/メチルアルコール/水、80:20:2。実施例45 N−ニコチノイルノイラミン酸ジメチルアミドのβ−2−O−エチ ルグリコシド
ノイラミン酸エチルエステルのβ−2−O−エチルグリコシド3.23g(1
0mM)を5℃で100mLの無水メタノールと50mLの無水塩化メチレンに
溶解した。N,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミド8.25g(40mM)
、2.0g(20mM)のトリエチルアミンおよび2.46g(20mM)のニ
コチン酸を添加し、混合物を5℃で一夜攪拌した。濾過後、これを蒸発した。残
渣を100mLのエタノール/水、1:1に溶解し、11mL(10mM)の1
M−NaOHを添加した。溶液を25℃に30分間維持した。無水H+型Dow
ex50×8樹脂2mLを添加した。濾過した溶液を真空下に蒸発した。残渣を
50mLの無水ピリジンに溶解し、2.3g(20mM)の塩化ピリジニウムお
よび4.12g(20mM)のN,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミドを添
加した。混合物を25℃で2時間攪拌した。ジエチルアミン4.5g(100m
M)を添加し、反応を25℃で一夜行った。溶液を蒸発し、残渣をシリカゲルク
ロマトグラフィーにより、塩化メチレン/メチルアルコール/水、80:10:
1の混合物を溶媒として用いて精製した。N−ニコチノイルノイラミン酸ジメチ
ルア
ミドのβ−2−0−エチルグリコシドを含有する画分を集め、真空下に蒸発した
。残渣を50mLのメタノールに溶解し、20容のt−ブチルエーテルで沈殿さ
せた。収率:50%。
Rf=0.27、クロロホルム/メチルアルコール/水、80:20:2。実施例46 N−トリメトキシベンゾイルノイラミン酸ジメチルアミドのβ−2 −O−エチルグリコシド
ノイラミン酸エチルエステルのβ−2−O−エチルグリコシド3.23g(1
0mM)を5℃で100mLの無水メタノールと50mLの無水塩化メチレンに
溶解した。これにN,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミド8.25g(40
mM)、2.0g(20mM)のトリエチルアミンおよび4.24g(20mM
)のトリメトキシ安息香酸を添加し、混合物を5℃で一夜攪拌した。濾過後、こ
れを蒸発した。残渣を100mLのエタノール/水、1:1に溶解し、11mL
(10mM)の1M−NaOHを添加した。溶液を25℃に30分間維持した。
無水のH+型Dowex50×8樹脂2mLを添加した。濾過した溶液を真空下
に蒸発した。残渣を50mLの無水ピリジンに溶解し、2.3g(20mM)の
塩化ピリジニウムおよび4.12g(20mM)のN,N’−ジシクロヘキシル
カルボジイミドを添加した。混合物を25℃で2時間攪拌した。ジエチルアミン
4.5g(100mM)を添加し、反応を25℃で一夜行った。溶液を蒸発し、
残渣をシリカゲルクロマトグラフィーにより、塩化メチレン/メチルアルコール
/水、80:10:1混合物を溶媒として用いて精製した。N−トリメトキシベ
ンゾイルノイラミン酸ジメチルアミドのβ−2−O−エチルグリコシドを含有す
る画分を集め、真空下に蒸発した。残渣を50mLのメタノールに溶解し、20
容のt−ブチルエーテルで沈殿させた。収率:60%。
Rf=0.52、クロロホルム/メチルアルコール/水、80:20:2。実施例47 N−パルミトイルノイラミン酸のピロリジルアミドのβ−2−O− エチルグリコシド
N−パルミトイルノイラミン酸エチルエステルのβ−2−O−エチルグリコシ
ドのナトリウム塩5.56g(10mM)を50mLの無水ピリジンに溶解し、
これに2.3g(20mM)の塩化ピリジニウムおよび4.12g(20mM)
のN,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミドを加えた。混合物を25℃で2時
間攪拌した。ピロリジン7.17g(100mM)を添加し、反応を25℃で一
夜行った。溶液を蒸発し、残渣をシリカゲルクロマトグラフィーにより、塩化メ
チレン/メチルアルコール、9:1の混合物を溶媒として用いて精製した。N−
パルミトイルノイラミン酸ピロリジルアミドのβ−2−O−エチルグリコシドを
含有する画分を集め、真空下に蒸発した。残渣を50mLのアセトンに溶解し、
20容のn−ヘキサンで沈殿させた。収率:90%。
Rf=0.67、クロロホルム/メチルアルコール/水、80:20:2。実施例48 N−パルミトイルノイラミン酸エチルエステルのβ−2−O−エチ ルグリコシド
ノイラミン酸エチルエステルのβ−2−O−エチルグリコシド3.23g(1
0mM)を5℃で100mLの無水メタノールと50mLの無水塩化メチレンに
溶解した。N,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミド8.25g(40mM)
、2.0g(20mM)のトリエチルアミンおよび5.12g(20mM)のパ
ルミチン酸を添加し、混合物を5℃で一夜攪拌した。濾過後、これを蒸発した。
残渣を100mLのエタノール/水、1:1に溶解し、11mL(10mM)の
1M−NaOHを添加した。溶液を25℃に30分間維持した。無水H+型Do
wex50×8樹脂2mLを添加した。濾過した溶液を真空下に蒸発した。残渣
を150mLの水に溶解し、生成物を1回300mLのクロロホルム、次に2回
150mLのクロロホルムで抽出し、有機層を3回150mLの水で洗い、集め
、蒸発した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィーにより、塩化メチレン/メチ
ルアルコール、9:1混合物を溶媒として用いて精製した。N−パルミトイルノ
イラミン酸のβ−2−O−エチルグリコシドを含有する画分を集め、真空下に蒸
発した。残渣を100mLのt−ブチルエーテルで結晶化した。収率:85%。
Rf=0.44、クロロホルム/メチルアルコール、90:10。実施例49 N−パルミトイルノイラミン酸エチルエステルのβ−2−O−エチ ルグリコシド
ノイラミン酸エチルエステルのβ−2−O−エチルグリコシド5.65g(1
0mM)を100mLのエタノール/水、1:1に溶解した。これに11mL(
10mM)の1M−NaOHを添加した。溶液を25℃に30分間維持した。無
水H+型Dowex50×8樹脂2mLを添加した。濾過した溶液を真空下に蒸
発した。収率:95%。
Rf=0.14、クロロホルム/メチルアルコール/水、110:10:6。実施例50 N−パルミトイルノイラミン酸メチルエステルのα−2−O−エチ ルグリコシド
ノイラミン酸メチルエステルのα−2−O−エチルグリコシド3.37g(1
0mM)を30mLの1M−NaOHに80℃で溶解し、一夜維持攪拌した。溶
液をBio−Rex70+弱塩基性樹脂200mLのカラムを通し、次に真空乾
燥した。残渣を50mLの無水メタノールに再溶解した。N,N’−ジシクロヘ
キシルカルボジイミド4.13g(20mM)、2.3gの塩化ピリジニウムを
添加し、混合物を1時間攪拌した。濾過後、これを蒸発した。残渣を5℃で10
0mLの無水メタノールと50mLの無水塩化メチレンに溶解した。N,N’−
ジシクロヘキシルカルボジイミド8.25g(40mM)、2.0g(20mM
)のトリエチルアミンおよび5.12g(20mM)のパルミチン酸を添加し、
混合物を5℃で一夜攪拌した。濾過後、これを蒸発した。残渣を150mLの水
に溶解し、1回300mLのクロロホルム、次に2回150mLのクロロホルム
で抽出し、有機層を3回150mLの水で洗浄し、集め、蒸発した。残渣をシリ
カゲルクロマトグラフィーにより、塩化メチレン/メチルアルコール、9:1混
合物を溶媒として用いて精製した。N−パルミトイルノイラミン酸メチルエステ
ルのα−2−O−エチルグリコシドを含有する画分を集め、真空下に蒸発した。
残渣を100mLのt−ブチルエーテルで結晶化した。収率:70%。
Rf=0.65、クロロホルム/メチルアルコール、90:10。実施例51 N−パルミトイルノイラミン酸ナトリウム塩のα−2−O−エチル グリコシド
ノイラミン酸エチルエステルのα−2−O−エチルグリコシド5.47g(1
0mM)を100mLのメタノール/水、1:1に溶解した。これに11mL(
10mM)の1M−NaOHを添加した。溶液を25℃に30分間維持した。無
水H+型Dowex50×8樹脂2mLを添加した。濾過した溶液を真空下に蒸
発した。収率:95%。
Rf=0.25、クロロホルム/メチルアルコール/水、110:10:6。実施例52 N−ジクロロアセチルノイラミン酸エチルエステルのβ−2−O− エチルグリコシド
ノイラミン酸エチルエステルのβ−2−O−エチルグリコシド3.23g(1
0mM)を50mLの無水ピリジンに25℃で溶解し、14.3g(100mM
)のジクロロ酢酸メチルを添加した。混合物を24時間攪拌し、次に真空下に蒸
発した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィーにより、塩化メチレン/メチルア
ルコール/水、80:10:1混合物を溶媒として用いて精製した。N−ジクロ
ロアセチルノイラミン酸エチルエステルのβ−2−O−エチルグリコシドを含有
する画分を集め、真空下に蒸発した。残渣を50mLのメタノールと200mL
のエチルエーテルの混合物から結晶化した。収率:85%。
Rf=0.49、クロロホルム/メタノール、80:20。生物学的研究
本発明のノイラミン酸の新規アミドの抗ニューロン毒性活性をND37と名付
けた式:
で示されるN−パルミトイルノイラミン酸ジメチルアミドのβ−2−O−エチル
グリコシドについて行った以下の実験的研究により証明した。実施例53 小脳顆粒細胞におけるND37の試験管内抗ニューロン毒性効果: 外因性グルタメートに誘発される神経毒性に対する保護作用 材料および方法 細胞培養
小脳顆粒細胞の初代細胞培養物を6日齢Sprague−Dawleyラット
から作製した。ニューロンを35mmプレート上に11〜13日間成育させて湿
潤環境(95%空気および5%CO2)下に維持した。培養物(3×106細胞/
プレート)は主に顆粒細胞(95%)と少数のグリア細胞(5%)からなる(G
allo・V.など、培養物内で識別される小脳顆粒細胞からのグルタメートの
選択的放出、Proc.Natl.Acad.Sci.USA、79巻、791
9〜23頁、1982年)。グリアの増殖はアラビノフラノシルシトシンにより
予防した。
誘導体ND37をジメチルスルホキシド(1%DMSO)に1×10-2Mの濃
度に溶解し、次にロック溶液(154mM−NaCl/5.6mM−KCl/3
.6mM−NaHCO3/2.3mM−CaCl2/1mM−MgCl2/5.6
mM−グルコース/5mM−HEPES、pH7.4)中に種々の濃度に希釈し
た。次の濃度で検定した:5×10-6M、1×10-5Mおよび2×10-5M。外因性グルタメート神経毒性モデルの記載
プレートから細胞培地を吸引し(正確に維持する)、プレートをロック溶液(
3×2mL)で洗浄し、被検化合物を(5×10-6Mから2×10-5Mまでの濃
度で)含む溶液(1.5mL)を添加し、インキュベータ(5%CO2)内で3
7℃で2時間インキュベートした。
処理した細胞をロック溶液+10%牛胎児血清(3×2mL)で洗浄し、次に
Mg++を欠くロック溶液(3×2mL)で洗浄する。ロック溶液(−Mg++)中
の100μM−グルタメート(1.5mL)または培地(対照)を添加した。グ
ルタメートとのインキュベーションは室温(27℃)で15分間行った。グルタ
メートを除去し、プレートをロック溶液(2×2mL)で洗浄し、次に出発培地
(正確に維持した)の存在下に37℃で24時間インキュベータ(5%CO2)
内でインキュベートした。インキュベートの終期に、細胞の生存度をMTT呈色
テスト(Mosmann,T.:細胞生育および生存の迅速呈色検定法:増殖お
よび細胞毒性検定への応用、J.Immunol.Meth.65巻、55、6
3頁、1983年およびSkaper,S.D.など、N−メチル−D−アスパ
ルテート受容体の病理学的活性化による培養海馬錐体ニューロンの死滅はモノシ
アロガングリオシドにより低減される、J.Pharm.Exp.Ter.25
9巻、1452〜457頁、1991年に従って修飾)の定量化により検定した
。データは%生存率として表される。有意差はDunnett検定に従って算出
した。結果
得られた結果(表1)を次に示した:
−N37は明らかな抗ニューロン毒性活性を持つ:グルタメートトキシンへの
暴露の間にインキュベーション培地内での遊離化合物の存在は必要ではない。N
D37のニューロン保護効果は強い:1×10-5Mの濃度では約63%の保護が
あり、最高の保護(約83%)は2×10-5Mの濃度で達成される。
実施例54 小脳顆粒細胞におけるND37の試験管内抗ニューロン毒性効果: 活性化合物と同時処理時の外因性グルタメート−誘導神経毒性に対する保護効果 材料および方法 細胞培養
初代の小脳顆粒細胞は8日齢ラット(Zivic・Miller、ピッツバー
グ、PA、米国)から作製した。ニューロンを35mmプレートで7〜8日培養
し、湿潤環境(95%空気および5%CO2)内に維持した。培養物(3×106
細胞/プレート)は主に(95%)顆粒細胞と少数(5%)のグリア細胞(5%
)からなる(Gallo・V.など、培養物内で識別される大脳顆粒細胞からの
グルタメートの選択的放出、Proc.Natl.Acad.Sci.USA、
79巻、7919〜23頁、1982年)。グリアの増殖はアラビノフラノシル
シトシンにより予防した。
誘導体ND37をジメチルスルホキシド(1%DMSO)に1×10-2Mの濃
度に溶解し、次にロック溶液(154mM−NaCl/5.6mM−KCl/3
.6mM−NaHCO3/2.3mM−CaCl2/1mM−MgCl2/5.6
mM−グルコース/5mM−HEPES、pH7.4)中に種々の濃度に希釈し
た。次の濃度で検定した:5×10-6M、1×10-5Mおよび2×10-5M。外因性グルタメ-ト神経毒性モデルの記載
プレートから細胞培地を吸引し(正確に維持する)、プレートをロック溶液(
3×2mL)で洗浄し、被検化合物を(5×10-6Mから2×10-5Mまでの濃
度で)含む溶液(1.5mL)を添加し、インキュベータ(5%CO2)内で3
7℃で2時間インキュベートした。
処理した細胞をロック溶液+10%牛胎児血清(3×2mL)で洗浄し、次に
M++を欠くロック溶液(3×2mL)で洗浄する。
1.5mLのロック溶液(−Mg++)または50μM−グルタメート±被検化合
物(1〜4×10-5M濃度)のロック溶液(−Mg++)1.5mLを添加した。
インキュベーションを15分間(37℃)行った。
グルタメートと化合物を除去した。プレートをロック溶液(2×2mL)で洗浄
し、次に出発培地(正確に維持した)の存在下に24時間インキュベータ(5%
CO2)中で37℃でインキュベートした。インキュベーションの終期に、細胞
生存率を二酢酸フルオレッセイン(FDA)とヨウ化プロピジウム(PI)によ
る呈色測定法(Manev,H.など、小脳顆粒細胞の初代培養物におけるグル
タメート誘発ニューロンの死滅:内因性スフィンゴリピドの合成誘導体による保
護、J.Pharm.Exp.Ther.、252巻、1、419〜427頁、
1990年)による定量化で検定した。単層をロック溶液で洗浄し、36μM−
FDAと7μM−PIを含む溶液で3分間22℃で染色した。着色した細胞をe
piilumination(Vanox・Olympus、450nM励起、
520nm放射)のための標準的螢光顕微鏡を用いて直ちに分析した。FDA、
非極性エステル、細胞膜を通り、細胞内エステラーゼにより加水分解され、続い
て黄緑色を発色する。ニューロンの損害はFDA誘発呈色に影響し、極性化合物
であって核DNAと反応して輝赤色螢光を発するPIを浸透させる。
グルタメート処理後、いくらかのニューロンは変成しプレートから離脱する。
細胞の喪失はグルタメートの適用前および適用後24時間目に撮影して確定した
視野内の無損傷または変性ニューロンの数を比較することによって評価した。各
単層の代表的視野(倍率40×)内にある生存ニューロンの百分率を実験条件を
知らない研究者がFDA/PI色を評価して測定し、次式に従って算出した。
FDA陽性細胞÷(FDA陽性+PI陽性+弛緩細胞)×100
データは生存細胞%で表した。有意性はDunnett検定を用いて求めた。結果
表2のデータはグルタメータ毒性に関するND37の神経保護効果は即時的で
ある、すなわち、ND37は10〜40pMの用量で、トキシンの投与と同時に
投与したにも係わらずニューロンを保護することを示す。これはND37の迅速
な作用機序を示す。
実施例55 新生児ラットでのN−メチル−D−アスパルテートの脳室内(ic v)注射により誘発された大脳障害に対するND37の生体内効果 材料および方法 モデルに関する記載
実験は体重約13グラムの7日齢新生児ラットについて行った。第7日に、動
物をエーテル麻酔後にMcDonaldなど(McDonald,J.W.など
、N−メチル−D−アスパルテートの神経毒性は成長中のラット中枢神経系内で
は著しく強化される、Braln・Res.:459巻、200〜203頁、1
988年)により記載された方法に従って、N−メチル−D−アスパルテート(
NMDA)、シグマ社、セントルイス、MO、米国の25ナノモル/μLのic
v注射により病変を起こさせた。興奮性トキシンを食塩水に溶解し、1N−Na
OHの添加によりpHを7.4に調整した。NMDA注射(25ナノモル/μL
)はハミルトンシリンジを使用して右側脳室の位置に徐々に(2分間)行った。
対照動物には食塩水(1mL・icv)を投与した。
化合物を1%DMSO(実験番号1)または0.5%トラガカント(実験番号
2)に懸濁後に皮下投与(sc)した。化合物は次の用量でテストした:1〜3
〜5mg/kg・sc。
処置は2回の投与を行って実施した。
−NMDA注射1時間前。
−NMDA注射直後。実験群
1.(n=8)食塩水(1μL)+食塩水(1μL)。
2.(n=14)NMDA(25ナノモル/μL)+食塩水(1μL)。
3.(n=15)NMDA(25ナノモル/μL)+ND37(1mg/kg/μL)。
4.(n=15)NMDA(25ナノモル/μL)+ND37(3mg/kg/μL)。
5.(n=15)NMDA(25ナノモル/μL)+ND37(5mg/kg/μL)。
各実験群に使用した動物数(全動物数に対応、すなわち、表3による実験1+
実験2)を括弧内に示した。パラメータ
動物を第12日(すなわち、NMDA注射後5日)に屠殺し、脳そのままの重
量を測定し、mgで表した。
統計的有意性はDunnett検定で評価した。結果
得られた結果(表3)は次のことを証明する。
−ND37での処置は興奮性トキシンにより誘発される脳障害(全脳重量減少
として測定される)を軽減するのに有効である。
−ND37は1mg/kgscの用量で有意(p<0.01)に効果がある。
p<0.01対非処置罹患群(2群)(全実験で標準誤差は5%以下)
括弧内は動物数。被検化合物は用量1〜3〜5mg/kgでNMDA注射
(25ナノモル/1μL)1時間前および直後に投与した。脳重量はmg値。小脳顆粒細胞における興奮性神経伝達物質の放出および/または取り込みに関す るND37の試験管内調節効果:カリウム誘発脱分極におけるグルタメートおよ びアスパルテート含量の測定 材料と方法 細胞培養
小脳顆粒細胞の初代細胞培養物を8日齢Sprague−Dawleyラット
から作製した。
ニューロンを35mmプレート上に11〜13日間成育させて湿潤環境(95
%空気および5%CO2)下に維持した。培養物(3×106細胞/プレート)は
主に顆粒細胞(95%)と少数のグリア細胞(5%)からなる(Gallo・V
.
など、培養物内で識別される小脳顆粒細胞からのグルタメートの選択的放出、P
roc.Natl.Acad.Sci.USA、79巻:7919〜23頁、1
982年)。グリアの増殖はアラビノフラノシルシトシンにより予防した。
誘導体ND37をジメチルスルホキシド(1%DMSO)に10Mの濃度に溶
解し、次にロック溶液(154mM−NaCl/5.6mM−KCl/3.6m
M−NaHCO3/2.3mM−CaCl2/1mM−MgCl2/5.6mM−
グルコース/5mM−HEPES、pH7.4)中に種々の濃度(0.1〜1〜
10〜20μM)に希釈した。外因性グルタメート神経毒性モデルの記載
プレートから細胞培地を吸引した。プレートをロック溶液(3×2mL)で洗
浄し、被検化合物を(0.1から20μMの濃度)含む溶液(750μL)を添
加し、インキュベータ(5%CO2)内で37℃で2時間、脱分極濃度のKCl
(5と50mMとの間)の存在または不在下にインキュベートした。インキュべ
ーション培地を集め、0.2μフィルターを通して濾過し、アミノ酸含量の分析
のために処理(220μL)した。パラメータ
グルタメートとアスパルテート含有量(mMで表す)をBidlingmer
yer,B.A.など、J.Chromatogr.、336巻:93〜104
頁、1984年に従って、HPLC(高速液体クロマトグラフィー)により測定
した。結果
得られた結果はND37は小脳顆粒細胞で、用量依存的に(表4)カリウム誘
発性のグルタメートおよびアスパルテート(表5)の増加を軽減させることが可
能なことを示す。この化合物は20μMまでの用量で細胞外グルタメートおよび
アスパルテート(表5)の基礎水準(対照)を変化させなかったが、既に0.1
μM(表4)でKClカリウムにより誘発された細胞外グルタメートを約30%
減少させた。ND37は20μM(表5)の用量で培地内KClにより誘発され
たグルタメート増加を完全に止めた。
20μMのND37はKCl(15、25、30および50mM)により誘発
されたグルタメートおよびアスパルテートの細胞外増加を完全に止めた。ND3
7の存在下にKClに暴露した培地内のグルタメートおよびアスパルテートの細
胞外値はこの化合物なしに得られた値の0.01と0.28%との間(表5)で
あった。
ND37の作用機構はおそらく内因性化合物の放出および/または取込みに帰
しうる。
3回実験。p<0.01(Dunnett検定)KClのみで処理した
対応群に対する(全実験で標準偏差は5%以下)実施例56 ND37処理ニューロンの電気生理学的性質:グルタメート促進カ チオンチャネルに対する効果の不在 材料および方法
初代小脳顆粒細胞は8日齢ラット(Zivic・Mi1ler、ピッツバーグ
、PA、米国)から作製した。
ニューロンを35mmプレートで7〜8日培養し、湿潤環境(95%空気およ
び5%CO2)内に維持した。培養物(2.5×106細胞/プレート)は主に
(95%)顆粒細胞と少数(5%)のグリア細胞からなる(Gallo・V.な
ど、培養物内で識別される大脳顆粒細胞からのグルタメートの選択的放出、Pr
oc.
Natl.Acad.Sci.USA、79巻、7919〜23頁、1982年
)。グリアの増殖はアラビノフラノシルシトシンにより予防した。
初代皮質ニューロンは1日齢ラット(Zivic・Mi1ler)ピッツバー
グ、PA)米国)から作製した(BertolinoとVicini、 Mol
.Pharmacol.、34巻:98〜103頁、1988年)。
培養物を35mmプレートに5×105皮質ニューロン/プレートの密度まで
生育させ、これに10μg/mLのポリ−L−リジンを添加した。培地は10%
牛胎児血清(Gibco)、25mM−KCl、2mM−グルタミンおよび10
0μg/mL−ゲンタマイシンを含む基本イーグル培地(Gibco)上に作製
した。接種24時間後にグリアの増殖は1μM−アラビノフラノシルシトシンを
添加することによって予防した。皮質ニューロンは3週間培養した。
誘導体ND37はジメチルスルホキシド(1%DMSO)中に1×10-2Mの
濃度で溶解し、次にロック溶液(154mM−NaC1/5.6mM−KCl/
3.6mM−NaHCO3/2.3mM−CaCl2/1mM−MgCl2/5.
6mM−グルコース/5mM−HEPES、pH7.4)中に種々の濃度に希釈
した。ND37は20および30μMの濃度で分析した。
培地中の小脳の顆粒ニューロンと皮質ニューロンにおけるグルタメート−関連カ
チオンチャネル活性の電気生理学的測定の記載
実験は室温で下記を用いて行った:培地145mM−NaCl、1mM−Ca
Cl2、5mM−グルコールスおよび5mM−HEPES/NaOH、pH7.
4。パッチピペット。作製の終結に145mM−CsCl2、1mM−CaCl2
、11mM−エチレングリコール(β−アミノエチルエーテル)ビス−N,N’
−テトラ酢酸、10mM−HEPES/Cs(OH)2、pH7.2。プレート
は継続的に1mL/分の流速で灌流した。
a)全細胞の「シール(sealed)」登録(Hamill,O.P.など
、「細胞膜および細胞不在膜パッチからの高精度電流記録のためのパッチクラン
プ技法」、Pfluegers・Arch.、391:85〜100頁、198
1年)をラット新生児から得、各1から2週間培養した小脳の顆粒細胞または皮
質
ニューロンについて行った。
グルタメートをガラスマイクロピペット(パッチピペットの4〜6μMよりも
出口の容量の大きいチップを持つもの)から圧力下(2〜6psi)にクランプ
したニューロンの細胞体に注いだ(維持電圧−40mV)。
b)シングルチャネルのグルタメートによる活性化を外部的に37℃で30分
間ND37で前処理した小脳顆粒細胞から調製した膜部分で記録した。グルタメ
ートで満たしたマイクロピペット(1μM)を膜部分近くに置き、神経伝達物質
を滴加するために用いた。単一チャネル電流をBertoliniとVicin
i(「ストリキニンによる培養物内のラット皮質ニューロン内にあるN−メチル
−D−アスパラギン酸で活性化されるカチオン性チャネルの電圧依存性阻害」、
Mol.Pharmacol.34巻:98〜103頁、1988年)により記
載された方法に従って記録した。全細胞でのレジストレーション
細胞内に向かう電流を活性化するグルタメート(50μM)を小脳および皮質
の電圧−クランプ細胞体に圧力により注いだ。これらの実験がMg++の不在下に
行ったので、グルタメートに対する反応はおそらくNMDAおよび非−NMDA
グルタメート受容体により仲介されるものである。小脳3種および皮質5種の調
製物について3種の異なる条件でND37(37μM)およびグルタメート(5
0μM)の同時投与は対照とは違わない(電圧−50mVでは平均200pA)
対照反応に影響しなかった。結果
グルタメート反応についてND37の活性を測定するために、10種の異なる
実験を行った。小脳顆粒細胞膜調製物では、高導電度、グルタメート−性化(5
0pS)カチオンチャネルが優越している。20μMのND37による30分間
にわたる細胞の前処理はチャネル導電度およびその開口の頻度には影響しなかっ
た(表6)。シングルチャネルのレジストレーションによれば、機械的および導
電度の変化はND37処理後に観察されなかった。ND37(30μM)と同時
的に与えられたグルタメート(50μM)により活性化される内部電流はグルタ
メートのみにより活性化されたものt変らなかった。表6
培地中の小脳顆粒ニューロンと皮質ニューロンにおけるグルタメートが
制御するカチオンチャネル活性に対するND37の効果
結論
グルタメート受容体を介する毒性からニューロンを保護する化合物であるND
37はカチオン性グルタメ-ト刺激チャネルの効果の不在から見ることができる
ように、イオノトロピックなグルタメート受容体を阻害することでこの効果を発
揮するとは思われない。実施例57
本発明の新規化合物の軸索原活性は前記化合物ND37および以下ではNF3
5と略称するN−パルミトイル−ノイラミン酸ジメチルアミノプロピルアミドの
2−エチルグリコシドで行った実験で証明することができる。材料および方法 細胞培養
C1300マウスニューロブラストマ細胞、ニューロ−2aクローン(アメリ
カン・セル・タイプ・カルチャー・コレクション、ベセスダ、MD)を10%牛
新生児血清(FCS、バッチIPO2、Seromed)、ペニシリン(100
単位/mL、Irvine)およびL−グルタミン(2mM、Sigma)を含
むダルベッコの修飾イーグル培地(DMEM)を含む培地内で10000細胞/
ウェルで培養した。細胞は37℃で24時間インキュベートし、培地を除き、3
50μLの新鮮な培地プラス被検化合物で置換した。被検化合物とその溶解
化合物ND35およびND37はジメチルスルホキシド(1%DMSO)内に
1×10-2Mの濃度で溶解した。他の化合物については培地での段階的希釈(1
×10-5から1×10-4M)を行った。パラメータ
軸索活性(軸索を持つ細胞数、光学顕鏡術)
培養プレートを被検化合物とインキュベートして位相差顕微鏡(×250×)
を用いて分析した。前固定コオーディネートを9視野選択して撮影した。次に細
胞の全数および軸索(最低細胞直径の2倍)を持つものを無作為に計数した。軸
索を持つ細胞の百分率を最低100個の細胞を数えた後に算出した(Facci
,L.など、外因性ガングリオシドGM1によるマウスニューロブラストマ細胞
におけるニューリトゲネシスの促進、J.Neurochem.Raven・P
ress、New・York、299〜305頁、1984年)。結果
得られた結果(表7)は誘導体ND35およびND37双方とも試験管内でニ
ューリトゲネシスを誘発した。殊に、テストした実験条件下に次を示した:
−ニューリトゲニック効果は5×10-5M(p<0.01)の濃度でも明らか
で、最高効果(軸索を持つ細胞が約48%)は1×10-4Mの濃度で現れた。表7
N2aニューロブラストマ細胞におけるND37およびND37の
ニューリトゲニック効果
結論
以上の結果は本発明の化合物の優れた薬理学的プロファイルを証明する。それ
らの興奮性神経伝達アミノ酸の細胞外水準への抗ニューロン毒性および調節効果
は殊に注目に値する。
それらの抗ニューロン毒性活性によってノイラミン酸の新規誘導体は興奮性ア
ミノ酸の興奮毒性効果に関連する疾患に使用することができる。これらのアミノ
酸、たとえばグルタミン酸およびアスパラギン酸、はそれらの、例えば、シナプ
ス性および可塑性のような重要な機能を別にしても、ニューロンの進化および/
または死に関連する種々の疾患のエチオゲネシスおよび/または発現に関わって
いることが証明されている。ニューロンの損傷にはいくつかの原因があるが、ニ
ューロンの機能障害は、Ca++イオン−依存性酵素の活性化、Ca++イオンの流
入、および第二伝達物質の活性化のような細胞のカスケードを興奮させ、これが
ニューロン死を起こす。興奮性アミノ酸による神経系の損傷は虚血、低酸素症、
てん
かん、外傷、圧迫、代謝性機能障害、加齢およびトキシン疾患およびアルツハイ
マおよびハンチントン病のような慢性神経変性疾患に見られる。
放出および/または取込みの過程への新規誘導体の調節効果、また細胞内空間
の増加の故に、これらの新規化合物は神経伝達アミノ酸についての前記プロセス
の不均衡から導かれる病理学的な神経精神医学的疾患に治療的関連を持つ。興奮
性アミノ酸の毒性に対する本発明の誘導体の保護作用がグルタメート受容体の活
性化により起きるので、これらの化合物の使用はこれらの受容体を阻害する他の
誘導体の持つ欠陥を持たない(Olney,J.W.など、「フェニルシクリジ
ンおよび関連薬品による大脳皮質ニューロンに誘発される病理学的変化」、Sc
ience)224巻、1360〜1362頁、1989年。Olney,J.
W.など、「NMDA拮抗剤神経毒性:機構および予防」、Science、2
54巻、1515〜1518頁、1991年参照)。
最後に、本発明の新規化合物は、ニューリトゲニック作用のために、末梢性神
経疾患のようなニューロン損傷に関連する病理学における神経機能回復に関連す
る治療において価値がある。本発明化合物の医薬的応用
本発明の目的の中には前記新規化合物、殊に前記実施例に特定的に指摘したも
のおよび記載したもの、1個またはそれ以上を活性成分として持つ医薬的製剤も
含む。
これらの医薬的製剤は経口、経直腸、非経口、局所または皮内に用いることが
できる。それ故、それらは固体または半固体型、たとえば丸剤、錠剤、ゼラチン
軟カプセル、カプセル、軟ゼラチン坐剤などであることができる。非経口的使用
のためには、筋肉内、皮下または経皮的使用または点滴または静脈内注射に適当
な剤型を使用することが可能であり、それらは、それ故活性成分の溶液として、
または活性成分の凍結乾燥粉末として、時には添加剤または医薬的に許容しうる
溶媒に添加されて、前記目的のために使用できるものであって、生理学的液体と
浸透圧である溶液として製造することができる。局所的な適用のためにはたとえ
ば鼻スプレーなどのスプレー製剤を採用でき、または局所的使用のための軟膏剤
、
または経皮投与のための硬膏剤も使用することができる。
本発明の製剤はヒトと動物と両方に使用できる。好ましくは、それらは液剤、
スプレー剤、軟膏およびクリーム剤のためには約0.01%と10%との間、固
体型製剤のためには1%と100%の間、好ましくは5%と50%との間の活性
成分を含む。
用量は処方、所期の効果および投与経路に従って変化する。治療的投与のため
または非経口経路による予防のためには、用量は主として1日当り、体重kg当
り0.05と10mgの間、特に1日当り、体重kg当り0.05と2mg、の
間で変化する。
本発明は以上に記載したので、こえは多くの方向に変化させうる。そのような
変化は本発明の本質と範囲から逸脱するとして見做されるべきではなく、そのよ
うな修飾は当業者に自明であるなら以下の請求項の範囲内に含まれることが意図
されている。Detailed Description of the Invention
New derivatives of neuraminic acid
BACKGROUND OF THE INVENTION
Field of the invention
The present invention relates to novel derivatives of neuraminic acid, in particular of the formula:
[Wherein Ac is an aliphatic, araliphatic, aromatic, alicyclic or heterocyclic carbo
Indicates an acylate residue]
, A carboxylic acid amide, its 2-hydrocarbyl-glycoside, and
Calcium containing its peracylated derivative at the hydroxyl group of both series amides
It relates to a boric acid amide.
These compounds have interesting pharmacological properties, especially the glutamate-type excitatory amino acid.
It has a protective effect against acid-induced neurotoxicity, and therefore the degeneration and
Is injury, eg ischemia, hypoxia, epilepsy, trauma or pressure, metabolic dysfunction
Harm, aging, virulence-infectious diseases and Alzheimer's disease, Parkinson's disease and haunch
Can be used for medical treatment of the central nervous system such as chronic neurodegenerative diseases such as Ngton's disease
it can.
The carboxamides of formula I and their derivatives according to the invention are new.
Description of related technology
In the literature the synthesis of tetrazolyl-2-decarboxy-N-acetylneuraminic acid
Description of an unsubstituted amide of N-acetylneuraminic acid as an intermediate (Ann., 19
1986, see pages 2104-11).
Hoppe / Seyler's / Physiol. Chemie, 1983
364 (109), 1411-17, contains N-acetylno.
Benzylketoside of ilamic acid and L-glycine, L-glutamic acid and L-
Obtained by reaction with phenylalanine, followed by elimination of the benzyl group by catalytic hydrogenation.
There is no description of the pharmacological action of these derivatives.
SUMMARY OF THE INVENTION
In addition to providing new derivatives of neuraminic acid, the present invention provides for therapeutic use.
A pharmaceutical preparation containing the above derivative is also provided.
A third object of the invention relates to the therapeutic use of these formulations.
The final object of the invention relates to a procedure for the production of these novel derivatives.
Further areas of applicability of the present invention will become apparent from the detailed description provided hereinafter. But
However, the detailed description and specific examples show the preferred embodiments of the present invention.
It should be understood that is provided for illustrative purposes only. Why
Within the essence and scope of the present invention, various changes and modifications can be made by those skilled in the art from this detailed description.
It will be obvious.
Detailed description of the invention
The following detailed description is provided to aid those skilled in the art in practicing the invention.
is there. Nevertheless, departures from the nature or scope of the inventive discoveries by those skilled in the art
Without further regard, modifications and variations may be made to the aspects discussed herein and the detailed description below.
Should not be understood as unduly limiting the present invention.
The contents of each reference presented here are incorporated by reference in their entirety.
Things.
The amides and their derivatives according to the present invention have both possible
Derived from the anomeric form, therefore all novel compounds are of the type at that position.
Can be one thing. Conformation of neuraminic acid residues at other carbon atoms.
The position is the same as that of natural acid.
The acyl group Ac on the nitrogen atom of the neuraminic acid residue in the above formula is at least 4
Unsubstituted or, preferably, halo, which is present and has not more than 24 carbon atoms.
Gen atom; free, esterified or etherified hydroxyl or merca
Pto group; free or esterified carboxyl or sulfonic acid group, or
Conversion of these groups into amides; and free hydrocarbon radicals or hydrocarbons
Substituted with 1 to 3 functional groups selected from the group consisting of group-substituted amine groups
Derived from acid
These acids are -SO-, -SO in the carbon atom chain of the hydrocarbon group.2-Or
It may contain a phenylene group. The halogen atom is preferably fluorine, bromine or
Is chlorine. Esterified hydroxyl or mercapto groups are related to Ac groups.
Derived from one of the acids mentioned above, but preferentially not more than 8 charcoals
Derived from aliphatic or aromatic acids containing elementary atoms. Further they are, for example:
Inorganic acids such as sulfuric acid or phosphoric acid, or especially their mono- or polyhydric aliphatic alkanes.
Cole, sometimes with hydrocarbon residues replaced by hydroxyl or amine functional groups
Can be derived from partial esters with Finally, they are charcoal
It can be derived from hydrogenated sulfonic acid.
Etherified hydroxy or mercapto groups, or esterified carboxyl groups
Or sulphonic acid groups, preferentially aliphatic alcohols with not more than 8 carbon atoms
Or only one benzene ring and one or two carbon atoms
Derived from araliphatic alcohols with 1 alkylene. Amine group
Substitutable hydrocarbon groups are preferentially derived from these alcohols. amino
The group may be of the quaternary ammonium salt type, for example a tetraalkyl group, for example tetrabutyl.
It can be lumonium.
Ac group containing functional group-modified hydroxy, mercapto or amino group is also Ac acyl
Can exist in the form of a hydrocarbon residue of a group, where the chain of carbon atoms is interrupted
Is a heteroatom —O—, —S— or —NH—, with a sulfuric acid or phosphoric acid moiety.
Examples of chemically esterified esters of hydroxy or mercapto groups include:
A group of the type -OS-O-, -P (OH) -O- or -OP (-O-)-O-.
And also hydrocarbonated sulfonic acids (eg p-toluene sulfonic acid or
Is an ester of methane sulfonic acid,2Ac interrupted by
It can be present in the form of a hydrocarbon residue of the acyl group.
As mentioned above, the hydrocarbon residue Ac comprises a sulfoxide or sulfonyl residue.
be able to. In the amide, the converted carboxylic acid or sulfonic acid group is
Preferentially from lower aliphatic amines with not more than 4 carbon atoms or from benzene
An araliphatic amine with one ring and one or two carbon atoms in the alkenyl residue
Be induced from.
The acid from which the aliphatic Ac group is derived is saturated or unsaturated, and in this case
Preferentially, it has only one double bond and has a straight or branched chain.
You can The following acids are of particular interest: butyric acid, valeric acid, especially n-
Valerianic acid and isovalerianic acid, trimethylacetic acid (pivalic acid), capro
Acid, isocapuric acid, enanthic acid, caprylic acid, pelargonic acid, capric acid,
Undecyl acid, di-tert-butyl acetic acid, 2-prolyl valeric acid, (valve
Pro acid), lauric acid, tridecyl acid, myristic acid, pentadecyl acid, palmi
Tinoic acid, margaric acid, stearic acid, arachidic acid, behenic acid, and lignose
phosphoric acid.
It is worth noting that among the substituted aliphatic acids levulinic acid; among the dicarboxylic acids
Succinic acid; and among the natural amino acids, eg valine, leucine, phenyl
Alanine, tryptophan, aminobutyric acid, methionine, lysine, aspartic acid
, Glutamic acid, proline, hydroxyproline; mono in halogen-substituted acids
-And dichloroacetic acid, trichlorobutyric acid and dibromobutyric acid.
The Ac group of formula I is also preferentially selected, for example, from the naturally occurring amino acids mentioned above,
Derived from natural or synthetic peptides with no more than 12 amino acids.
Of particular note in the present invention is where Ac is an acyl residue belonging to the thymic peptide.
Is. The acid from which the araliphatic Ac group is derived is, for example, phenylacetic acid or cinnamic acid.
Cinamic acid, phenylpropionic acid or atropic acid. Among the aromatic acids, rest
Aromatic acid and its methylated analogs, salicylic acid, anthranilic acid, trimethoxyammonium
Benzoic acid, phthalic acid or terephthalic acid, o, o-dicarboxylic acid, chlorobenzoic acid
,
It should be pointed out that vanillic acid and beliatrinic acid or piperonic acid.
Among the Ac acyl groups that belong to alicyclic acids, it must be pointed out that cyclohexyl
Xan- and cyclopentane-carboxylic acid, hexahydrophthalic acid, hexahydo
Droisophthalic and hexahydroterephthalic acid, camphor and apocamphu
Acids and acids containing a large number of carbon atoms include prostaglandins and sterols.
Idic acids such as colanic or cholic acid.
If Ac represents an acyl group belonging to a heterocyclic acid, this is one of the following acids
Can be: nicotine or isonicotinic acid, cinchoninic acid, lyselle
Formic acid, isolysergic acid, dihydrolysergic acid, 2-bromolysergic acid, 2-broth
Modihydrolysergic acid, 1-methyllysergic acid, 1-methyl-dihydrolysergic acid
Acid, 1-methyl-2-bromolysergic acid or theophylline acetic acid.
Carboxamide functional groups according to the present invention are ammonia (and in this case
Amid amide-CONH2) Derived from, or primary or secondary aliphatic, aromatic
Derived from aromatic, araliphatic, cycloaliphatic or heterocyclic amines, which are further charcoal
Hydroxyl or methyl groups free, esterified or etherified in hydrogen fluoride residues.
Lucapto group, halogen, free, esterified or amido-modified carboxyl or
Is a sulfonyl group and a free or hydrocarbon group-substituted amino group, which is a hydrocarbon chain
Is -SO- or -SO2A functional group selected from the group consisting of:
It can be replaced by 1 to 3. No more than 24 of these amines
Has a carbon atom.
Functional groups that can sometimes be substituted on the carbon atom chain of the amide or amine are preferred.
It was previously pointed out for the Ac group of formula I. Aliphatic amines are open and saturated
It can have unsaturated, linear, branched or cyclic chains. I'm particularly interested
Is, for example, methylamine, ethylamine, propylamine, hexylamine, diamine
Ethylamine, dimethylamine, diisopropylamine, dihexylamine
Such alkyl- and dialkylamines and rings with 1 to 12 carbon atoms
An alkylenylamine having 3 to 6 carbon atoms, wherein the ring is saturated or unsaturated.
Sum, preferentially C1~ C141 to 3 alkyl groups, eg methyl groups
of
With a gap, such as pyrrolidine, piperidine and azepine.
It ’s like that.
Hydrocarbon chains may also be heterogeneous, such as, for example, -O-, -S- or -NH- groups.
Child, and in particular alcohol, amino, mercapto, carboxy
And sulfonic acid functional groups or their esters, ethers or alkylation derivatives
It may be substituted with various functional groups as described above, such as functionally modified forms of the body.
You can Of particular interest are: ethylenediamine, trimethyl
Diamine, tetramethylenediamine, penta- and hexa-methylenedia
Min, piperazine and its C1~ CFourN-alkyl having C-alkyl or C-
Aliphatic diamines such as alkyl derivatives; aminoethanol or aminopropa
Amino alcohols such as norols; aminomels such as mercaptoethylamine
Captans; aliphatic amino acids such as all those noted for the Ac group of formula I;
And aminosulfonic acids such as taurine. Moreover, morpholine and thiomol
Holin and its alkylated derivatives, such as N- or C-methylated forms
Things can also be used.
Sometimes the amide group can also be derived from peptides such as those noted for Ac.
Of particular interest are phospholipids or sphingolipids or similar derivatives
It is a class of amine derivatives with a large number of body-related aliphatic carbon atoms.
According to the present invention, the carboxyl group of N-acylneuraminic acid has 14 carbon atoms.
Present in saturated or unsaturated aminic groups having between 24 and the next lipid
Can contain bases: phosphatidyl ethanolamine, phosphatidyl ces
Phosphorus, sphingosine, dihydrosphingosine, psychosine, dihydropsycho
Syn, phosphorylcholine-sphingosine, phosphorylcholine-dihydrosphere
Ngosin and phytosphingosine.
The carboxylamides of the present invention are aromatic or araliphatic amines, preferentially aromatic.
Has only one fragrance ring, halogen, hydroxyl or methoxy group, carbo
Acid or sulfonic acid group or C1~ CFour-Composed of lower aliphatic hydrocarbon radicals
Those which can be substituted with 1 to 3 functional groups selected from the group
Aniline, anthranilic acid, 1-amino-4-sulfonic acid and benzylamide
It can also be derived from something like. In the aliphatic amine, carbonized water
A phenyl group can also be included in the carbon chain at one or more positions on the strand.
Amines that can be used to convert the amides of the invention include, for example, cyanmethine.
, A pyrimidine amine such as 2,4-dimethyl-6-aminopyrimidine
Purine derivatives such as amine, adenine, 4-aminouracil and guanine, and
And alkaloids such as ephedrine, tyramine and adrenaline.
The 2-hydrocarbonated glycoside of the amide of neuraminic acid of formula I is a fat
Group, cycloaliphatic, aromatic, araliphatic or heterocyclic alcohols, especially 12
From aliphatic alcohols with carbon atoms not exceeding, or preferentially benze
Only one ring, sometimes C1~ CFour-With 1 to 3 alkyl groups, such as methyl groups
From an araliphatic system which is substituted and has not more than 4 carbon atoms in the aliphatic chain, and
Has 1 aliphatic ring and not more than 14 carbon atoms, especially 6 carbon atoms,
Alicyclic or aliphatic-alicyclic alcohols, and -NH-, -O-, -S-
A heterocyclic group containing one or two heteroatoms selected from the group consisting of
Having only one, or not more than 12 carbon atoms, especially having 6 carbon atoms,
Derived from the heterocyclic ring system. These alcohols are especially hydroxy, amino and
And an alkoxy group having not more than 4 carbon atoms and a carboxyl and an alk
Group consisting of carboalkoxy groups having less than 4 carbon atoms
It can also be substituted with a functional group selected from
The alcohols can be monohydric and polyhydric, in particular dihydric. Aliphatic
Of alcohols of particular interest are, for example, methyl, ethyl, propyl.
, Isopropyl, n-butyl, isobutyl and t-butyl alcohols and di
Among the polyhydric alcohols, 6 such as ethylene glycol and propylene glycol
It is a lower alcohol with carbon atoms not exceeding. Of araliphatic alcohol
Of particular interest are benzines such as benzyl and phenethyl alcohol.
It has only one zen residue; the preferred alicyclic alcohol is sikh
It has only one alicyclic ring such as lohexyl alcohol. Polycyclic alicyclic system
of
In alcohol, for example, pregnanes like corticosteroids
Steroids, especially methylprednisolone, should be pointed out. Heterocyclic system
Among the alcohols, tetrahydrofuranol, tetrahydropyranol, fluorine
Rufryl alcohol and pyridyl carbinol should be pointed out.
In the peracylated derivative of amide and its 2-hydrocarbonated-glycoside, 2,4
Hydroxy groups at positions 7, 7, 8 and 9 are aliphatic, aromatic, araliphatic, alicyclic
And acylated with acids belonging to the heterocyclic system. Peracylated derivatives are preferred
Include formic acid, acetic acid and butyric acid and their isomers; normal-valeric acid or
Valerian acid such as pivalic acid; and like caproic acid or caprylic acid
Derived from an aliphatic acid having not more than 10 carbon atoms. These acids too
Peracylated derivatives are hydroxy acids such as lactic acid because they can be substituted.
Amino acids such as glycine or succinic acid, malonic acid or maleic acid
It can also be derived from various dibasic acids. Has only one benzene ring among aromatic acids
Especially those such as p-aminobenzoic acid, salicylic acid and phthalic acid.
Benzoic acid and its derivatization with methyl, hydroxy, amino or carboxyl groups
You have to point out your body.
The novel compounds of the present invention, if the corresponding basic or acidic functional groups are present,
Sometimes they can be converted into their acid addition salts or metal salts, salts with organic bases
It These salts can also be used for medical purposes, as described below.
Wear. Equivalence between salt and free amide, description for compounds in free form
These salts also have corresponding salts, especially for their pharmaceutical and medical applications.
Since it is clear that they are applicable as long as they are medically acceptable, these
Form the purpose of. These salts can also be used to purify the amide.
However, in this case, it is medically acceptable like picric acid and picronic acid.
Absent bases and acids can also be used.
Compound of the present invention
The compounds defined in this invention include amide, methylamide, ethylamide, dimethyl.
Amide, diethylamide, propylamide, glycineamide, L-serinamide
,
Aminobutyric acid amide, L-cysteine amide, taurine amide, cysteic acid,
Mocysteic acid, N-palmitoyl-neuraminic acid, N-stearoyl-neura
Minic acid, N-acetyl-neuraminic acid, N-propionyl-neuraminic acid, N-
Pivaloyl-neuraminic acid, N-valeroyl-neuraminic acid, N-caproyl-
Neuramic acid, N-lauroyl-neuraminic acid, N-succinyl-neuraminic acid
, Phenylacetyl-neuraminic acid, benzoyl-neuraminic acid, trimethoxy
Benzoyl-neuraminic acid, phthaloyl-neuraminic acid, chlorobenzoyl-no
Ilamic acid, vanilloyl-neuraminic acid, cyclopentane- and cyclohexa
N-carbonyl-neuraminic acid, N-nicotinyl-neuraminic acid, N-isonico
Tinyl-neuraminic acid, lysergyl-neuraminic acid, 2-bromo-lysergyl-
Neuramic acid, 1-methyl-lysergyl-neuraminic acid and theophylline aceate
Amides of tyl-neuraminic acid and those derived from one of the following alcohols
2-glycosides: methyl alcohol, ethyl alcohol, propyl alcohol
, Isopropyl alcohol, butyl alcohol, isobutyl alcohol, tertiary
Chill alcohol, ethylene glycol, propylene glycol, benzyl alcohol
, Methylprednisolone, tetrahydrofuranol, tetrahydropyrano
Include furfuryl alcohol and pyridyl carbinol.
Other compounds according to the invention include amides, methylamides, ethylamides, dimethyl
Amide, diethylamide, propylamide, glycineamide, L-serinamide
, Aminobutyric acid amide, L-cysteine amide, one of the following acids: aminobutyric acid, methyl
Onin, lysine, aspartic acid, glutamic acid, proline, tryptophan
Derived from an acyl residue derived from a thymus or a peptide present in the thymus
A taurinamide of N-acylneuraminic acid having an acyl group introduced, and
One of the alcohols: methyl alcohol, ethyl alcohol, propyl alcohol
, Isopropyl alcohol, butyl alcohol, isobutyl alcohol, tertiary
Chill alcohol, ethylene glycol, propylene glycol, benzyl alcohol
, Methyl-prednisolone, tetrahydrofuranol, tetrahydropyrano
Derived from alcohol, furfuryl alcohol and pyridyl carbinol
of
Contains 2-glycosides.
Another group of compounds of interest according to the invention is pyrrolidine, piperidine, azepine,
Ethylenediamine, trimethylenediamine, hexamethylenediamine, piperazi
Or N-methyl or N-ethylpiperazine, aminoethanol, aminop
Lopanol, mercaptoethylamine, morpholine, thiomorpholine or thymus
From peptides such as those present in; and phosphatidylethanolamine
, Phosphatidylserine, sphingosine, psychosine, dihydropsychosin,
Sphingosylphosphorylcholine, dihydrosphingosylphosphorylcholine
Or from phytosphingosine, one of the following N-acylneuraminic acids: N
-Palmitoyl-neuraminic acid, N-stearoyl-neuraminic acid, N-acetyl
Le-neuraminic acid, N-propionyl-neuraminic acid, N-pivaloyl-neura
Minic acid, N-valeroyl-neuraminic acid, N-caproyl-neuraminic acid, N-
Lauroyl-neuraminic acid, N-succinyl-neuraminic acid, phenylacetyl
-Neuraminic acid, phthaloyl-neuraminic acid, chlorobenzoyl-neuraminic acid
, N-nicotinyl-neuraminic acid, N-isonicotinyl-neuraminic acid, lysel
Gil-neuraminic acid, 2-bromo-lysergyl-neuraminic acid, 1-methyl lysate
Argyl-neuraminic acid, theophylline acetyl-neuraminic acid
Mido and one of the following alcohols: methyl alcohol, ethyl alcohol, pro
Pill alcohol, isopropyl alkylate, parvaleri
Anates, perpivalates, persuccinates and perbenzoates.
Synthesis of the compound of the present invention
The present invention relates to a novel amide of N-acyl-neuraminic acid, its 2-hydrocarbonated glyco
Also included are processes for the preparation of new amides of sides and their salts.
These steps are known and include stepwise amine conversion to N-acylneuraminic acid.
Functional groups, and sometimes 2-glycosidic groups, and
Constituting the introduction of an acyl group into a xy group and finally the formation of their salts
Is.
In a preferred embodiment, the N-ar is where the acyl group is as desired in the final compound.
Carboxy of sil-neuraminic acid or its 2-hydrocarbonated-glycoside derivatives
The sil group is converted to an amide group and, if necessary, the 2-hydrocarbonated group is removed and the
A xyl group is formed; if desired, the resulting compound can be substituted with a hydroxy functional group.
Convert to silylated derivative.
Carboxy group of neuraminic acid to amide, sometimes 2-hydroxy group to hydrocarbon
To the modified derivative in both sequences, acylating the free amino group with the desired acid, and
If desired, free hydroxy groups can be peracylated, and this
It is carried out at any stage of, for example, first.
Carboxylic acid of neuraminic acid N-acylated derivative or its 2-hydrocarbonated group
The conversion of lycoside to the corresponding amide can be done from the acid or its metal or organic base salts.
Directly or indirectly starting from the ester, anhydride or
Halides can be prepared and then these compounds can be converted to amides.
A preferred method is activation of the carboxyl group, which is followed by acidification or basicity of this intermediate.
Applying known methods in peptide chemistry while avoiding the method that adopts the conditions,
Composed of reacting with min. If a metal such as the sodium salt of this acid
If salt is used, treating it with a Dowex type or similar ion exchange resin
Appropriate. As an example, for example, dicyclohexylcarbodiimide, benzyl
Calcium such as isopropylcarbodiimide or benzylethylcarbodiimide
Condensation in the presence of bodiimide, in the presence of 1-hydroxybenzotriazole or
It is possible to use the condensation method in the presence of N, N'-carbonyldiimidazole
is there. Said acidic such as an ester or a halide such as bromide or chloride
Conversion of the derivative to the starting amide can be carried out, for example, at room temperature or -5 ° C to 10 ° C.
Expected to be at a relatively low temperature, such as, or at a higher temperature, such as between 30 and 120 ° C
Is carried out by direct treatment with the amine. Ketone, aromatic hydrocarbon, dimethyl
Formamide, dimethyl sulfoxide, dioxane or tetrahydrofuran
It can be used as a solvent. The starting ester is an aliphatic ester such as ethyl or methyl.
It can be a ruster or an aromatic ester, for example phenol.
2-O-carbonization of starting compounds or of compounds already having amine functionality
Hydrogenated derivatives are used for the acetylation of aldehydes or ketones or glycosides
Is manufactured according to known conditions. 2-O-carbonization of this glycoside
Hydrogenated groups can be hydrolyzed at any stage by hydrolysis with acid under mild conditions.
Can be converted to.
If the acylation of the amine group of neuraminic acid is at the end of the operation, for example an amide or
If performed after glycoside formation, known acylation methods, such as
Acid halides or anhydrides, sometimes inorganic or pyridine or collidine
Used in the presence of such organic bases. This acylation is similar to that of hydroxy
Can be run simultaneously.
Conversion of the final compound to a salt, and for example the intermediate salt prepared for its purification
Interconversion of salts is carried out in a known manner, such as
The operation according to the present invention includes a step at which the operation is stopped or a start operation.
The compound is one of the intermediates, or the starting material is not prepared in the reaction solution.
Including all changes.
The synthesis of compounds of the invention is illustrated by the examples below.Example 1 N-acetylneuraminic acid butyramide
Kuhn et al., Chem. Ber. , 99, p. 611 (1966)
3.23 g (10 mM) of N-acetylneuraminic acid methyl ester produced by
Dissolve in 50 mL of anhydrous methyl alcohol and dissolve 3.66 g (50 mM) of 2-butyl alcohol.
Luamine was added. The mixture was stirred at 40 ° C. for 5 hours. Evaporate the solution under vacuum
, The residue was chromatographed on silica gel with methylene chloride / methyl as solvent.
Purified using ethanol / water, 110: 40: 6. N-acetyl-neu
Fractions containing laminic acid butyramide were collected and evaporated under vacuum. 50m residue
Crystallized from L n-propyl alcohol. Yield: 85%.
Rf = 0.25, chloroform / methyl alcohol / water, 110: 40: 6.Example 2 β-2-O-ethylglycol of N-acetylneuraminic acid butyramide Sid
Kuhn et al., Chem. Ber. , 99, p. 611 (1966)
3.65 g (10 mM) of N-acetylneuraminic acid ethyl ester produced by
.Beta.-2-O-ethyl glycoside was dissolved in 80 mL of anhydrous methyl alcohol,
3.66 g (50 mM) of 2-butylamine was added. Mix for 5 hours at 40 ° C
It was stirred. The solution was evaporated under vacuum and the residue was chromatographed on silica gel.
, Using methylene chloride / methyl alcohol / water, 80: 20: 2 as solvent
Purified. N-acetyl-neuraminic acid butyramide β-2-O-ethylglycol
Fractions containing coside were collected and evaporated under vacuum. The residue was added to 50 mL of n-propyl acetate.
Crystallized from rucor and 100 mL of ethyl ether. Yield: 70%.
Rf = 0.37, chloroform / methyl alcohol / water, 110: 40: 6. R
f = 0.19, chloroform / methyl alcohol / 2.5N-NHFourOH, 80
: 20: 2.Example 3 β-2-O-ethylglycol of N-acetylneuraminic acid benzylamide Coside
Kuhn et al., Chem. Ber. , 99, p. 611 (1966)
Β-O-ethylglycol of N-acetylneuraminic acid ethyl ester produced by
Dissolve 3.65 g (10 mM) of coside in 50 mL of anhydrous methyl alcohol.
To this was added 5.36 g (50 mM) benzylamine. Mix the mixture at 40 ° C for 5
Stir for hours. The solution is evaporated under vacuum and the residue is chromatographed on silica gel.
Mixture of methylene chloride / methyl alcohol / water, 80: 20: 2 as solvent
The product was used for purification. Β--2- of N-acetyl-neuraminic acid benzylamide
Fractions containing O-ethyl glycoside were collected and evaporated under vacuum. 50 mL of residue
Crystallized from isopropyl alcohol. Yield: 65%.
Rf = 0.50, chloroform / methyl alcohol / water, 110: 40: 6. R
f = 0.16, chloroform / methyl alcohol / 2.5N-NHFourOH, 80
: 20: 2.Example 4 β-2- of N-acetylneuraminic acid dimethylaminopropylamide O-ethyl glycoside
Β-2-O-ethyl glycoside 3 of N-acetylneuraminic acid ethyl ester
.
Dissolve 65 g (10 mM) in 50 mL of anhydrous methyl alcohol, and add 10.
2 g (100 mM) of dimethylaminopropylamine was added. 25 mixture
Stir overnight at ° C. The solution was evaporated under vacuum and the residue was chromatographed on silica gel.
Depending on the solvent, methylene chloride / methyl alcohol / 2.5N-NH3 as a solventFourOH
, 55:45:10 mixture. N-acetylneuraminic acid di
Collect the fractions containing β-2-O-ethyl glycoside of methylaminopropylamide
, Evaporated under vacuum. The residue was crystallized from 50 mL of water. Yield: 75%. Rf
= 0.19, chloroform / methyl alcohol / 2.5N-NHFourOH, 40:
60:15.Example 5 β-2- of N-acetylneuraminic acid dimethylaminopropylamide O-ethyl glycoside (maleate)
Β-2-O-ethyl glycoside 3 of N-acetylneuraminic acid ethyl ester
. Dissolve 65 g (10 mM) in 50 mL anhydrous methyl alcohol and add 10
. 2 g (100 mM) of dimethylaminopropylamine was added. Mix 2
Stir overnight at 5 ° C. The solution was evaporated under vacuum and the residue was chromatographed on silica gel.
, The solvent is methylene chloride / methyl alcohol / 2.5N-NHFourO
Purified using a mixture of H, 55:45:10. N-acetyl-neuramine
The fraction containing β-2-O-ethylglycoside of acid dimethylaminopropylamide
Collected and evaporated under vacuum. Dissolve the residue in 50 mL of water and add an equal amount of maleic acid.
The material was lyophilized. Yield: 75%.
Rf = 0.19, chloroform / methyl alcohol / 2.5N-NHFourOH, 4
0:60:15.Example 6 β-2-O-ethylglycol of N-acetylneuraminic acid dimethylamide Coside
Β-2-O-ethyl glycoside 3 of N-acetylneuraminic acid ethyl ester
. Dissolve 65 g (10 mM) in 50 mL anhydrous methyl alcohol and add to it 4.
5 g (100 mM) dimethylamine was added. The mixture was stirred at 25 ° C overnight
It was The solution was evaporated under vacuum and the residue was chromatographed on silica gel using the solvent
age
Purify using a mixture of methylene chloride / methyl alcohol / water, 80: 20: 2.
Made. Β-O-ethylglycol of N-acetyl-neuraminic acid dimethylamide
Fractions containing coside were collected and evaporated under vacuum. Residue in 30 mL of methyl alcohol
And 150 mL of ethyl ether. Yield: 80%.
Rf = 0.38, chloroform / methyl alcohol / water, 110: 40: 6.Example 7 β-of N-palmitoylneuraminic acid dimethylaminopropylamide 2-O-ethyl glycoside
Β-O-ethylglycosyl ester of N-palmitoylneuraminic acid ethyl ester
5.62 g (10 mM) of sodium hydroxide was dissolved in 50 mL of anhydrous methyl alcohol.
10.2 g (100 mM) of dimethylaminopropylamine was added. mixture
Was stirred overnight at 25 ° C. The solution was evaporated under vacuum and the residue chromatographed on silica gel.
According to Raffy, methylene chloride / methyl alcohol / water as solvent, 110: 4
Purified using a 0: 6 mixture. N-palmitoyl-dimethyl neuraminic acid
Fractions containing β-2-O-ethylglycoside of aminopropylamide were collected and vacuumed.
Evaporated down. The residue was dissolved in 60 mL of water and freeze-dried. Yield: 70%. R
f = 0.12, chloroform / methyl alcohol / 2.5N-NHFourOH, 80
: 20: 2.Example 8 β-of N-palmitoylneuraminic acid dimethylaminopropylamide 2-O-ethyl glycoside (maleate)
Β-O-ethylglycosyl ester of N-palmitoylneuraminic acid ethyl ester
5.62 g (10 mM) of sodium hydroxide was dissolved in 50 mL of anhydrous methyl alcohol.
10.2 g (100 mM) of dimethylaminopropylamine was added. mixture
Was stirred overnight at 25 ° C. The solution was evaporated under vacuum and the residue chromatographed on silica gel.
According to Raffy, methylene chloride / methyl alcohol / water as solvent, 110: 4
Purified using a 0: 6 mixture. N-palmitoyl-dimethyl neuraminic acid
Fractions containing β-2-O-ethylglycoside of aminopropylamide were collected and vacuumed.
Evaporated down. Dissolve the residue in 50 mL of water, add an equal amount of maleic acid,
Was freeze-dried. Yield: 70%.
Rf = 0.12, chloroform / methyl alcohol / 2.5N-NHFourOH, 4
0:60:15.Example 9 α-of N-palmitoylneuraminic acid dimethylaminopropylamide 2-O-ethyl glycoside
Α-2-O-ethylglycosyl ester of N-palmitoylneuraminic acid ethyl ester
5.48 g (10 mM) of sodium hydroxide was dissolved in 50 mL of anhydrous methyl alcohol, and
10.2 g (100 mM) of dimethylaminopropylamine was added. mixture
Was stirred overnight at 25 ° C. The solution was evaporated under vacuum and the residue chromatographed on silica gel.
According to Raffy, methylene chloride / methyl alcohol / water as solvent, 110: 4
Purified using a 0: 6 mixture. N-palmitoyl-dimethyl neuraminic acid
The fractions containing α-2-O-ethylglycoside of aminopropylamide were collected and collected under vacuum.
Evaporated down. The residue was dissolved in 60 mL of water and freeze-dried. Yield: 70%. R
f = 0.40, chloroform / methyl alcohol / 0.3% CaC12, 60:
40: 9.Example 10 α of N-palmitoylneuraminic acid dimethylaminopropylamide -2-O-ethyl glycoside (maleate)
Α-2-O-ethylglycosyl ester of N-palmitoylneuraminic acid ethyl ester
5.48 g (10 mM) of sodium hydroxide was dissolved in 50 mL of anhydrous methyl alcohol, and
10.2 g (100 mM) of dimethylaminopropylamine was added. mixture
Was stirred overnight at 25 ° C. The solution was evaporated under vacuum and the residue chromatographed on silica gel.
According to Raffy, methylene chloride / methyl alcohol / water as solvent, 110: 4
Purified using a 0: 6 mixture. Dimethyl N-palmitoiuroneuraminate
The fractions containing α-2-O-ethylglycoside of aminopropylamide were collected and collected under vacuum.
Evaporated down. Dissolve the residue in 50 mL of water, add an equal amount of maleic acid,
Was freeze-dried. Yield: 70%.
Rf = 0.40, chloroform / methyl alcohol / 0.3% CaC12, 60
: 40: 9.Example 11 β-2-O-Ethyl N-palmitoylneuraminic acid dimethylamide Luglycoside
Β-2-O-ethylglycoside of N-palmitoylneuraminic acid sodium salt
5.56 g (10 mM) was dissolved in 50 mL of pyridine, to which 2.3 g (20 mM) was added.
mM) pyridinium chloride and 4.12 g (20 mM) N, N'-dicyclo
Hexyl carbodiimide was added. The mixture was stirred at 25 ° C for 2 hours. Dimethi
Luamine 4.5 g (100 mM) was added and the reaction was carried out at 25 ° C overnight. solution
Was evaporated under vacuum and the residue was chromatographed on silica gel with the solvent chloride.
Purified using a mixture of Tylene / methyl alcohol / water, 80: 10: 1.
N-2-palmitoyl-neuraminic acid dimethylamide β-2-O-ethylglycosyl
The fractions containing the dode were collected and evaporated under vacuum. Dissolve the residue in 50 mL of acetone,
Precipitated with 20 volumes of hexane. Yield: 90%.
Rf = 0.69, chloroform / methyl alcohol / water, 110: 40: 6.Example 12 α-O-Ethyl N-palmitoylneuraminic acid dimethylamide Luglycoside
Α-2-O-ethylglycosyl ester of N-palmitoylneuraminic acid ethyl ester
5.48 g (10 mM) of sodium hydroxide was dissolved in 50 mL of anhydrous methyl alcohol, and
4.5 g (100 mM) dimethylamine was added. Stir the mixture overnight at 25 ° C.
Stirred. The solution was evaporated under vacuum and the residue was chromatographed on silica gel by
Use a mixture of methylene chloride / methyl alcohol / water, 80: 10: 1 as the solvent.
And purified. Α-O of N-palmitoyl-neuraminic acid dimethylamide
-The fractions containing ethyl glycoside were collected and evaporated under vacuum. Add 50 mL of the residue to the residue.
It was dissolved in seton and precipitated from 20 volumes of hexane. Yield: 90%.
Rf = 0.69, chloroform / methyl alcohol / water, 110: 40: 6.Example 13 α-2-O-ethylglycol of N-acetylneuraminic acid butyramide Coside
Α-2-O-ethyl glycoside 3 of N-acetylneuraminic acid ethyl ester
. Dissolve 65 g (10 mM) in 50 mL of anhydrous methyl alcohol, and add 3.
66 g (50 mM) butylamine was added. The mixture was stirred at 25 ° C overnight
.
The solution was evaporated under vacuum and the residue was taken as solvent by silica gel chromatography.
Purify using a mixture of methylene chloride / methyl alcohol / water, 80: 20: 2.
Made. Α-2-O-ethylglycol of N-acetyl-neuraminic acid butyramide
Fractions containing sid were collected and evaporated under vacuum. The residue is mixed with 50 mL of methanol and 30
Crystallized from 0 mL ethyl ether. Yield: 75%.
Rf = 0.55, chloroform / methyl alcohol / water, 110: 40: 6.
Rf = 0.53, chloroform / methyl alcohol / 2.5N-NHFourOH, 4
0:60:15.Example 14 α-2 of N-acetylneuraminic acid dimethylaminopropylamide -O-ethyl glycoside
Α-2-O-ethyl glycoside 3 of N-acetylneuraminic acid ethyl ester
. Dissolve 65 g (10 mM) in 50 mL anhydrous methyl alcohol and add 10
. 2 g (100 mM) of dimethylaminopropylamine was added. Mix 2
Stir overnight at 5 ° C. The solution was evaporated under vacuum and the residue was chromatographed on silica gel.
, The solvent is methylene chloride / methyl alcohol / 2.5N-NHFourO
Purified using a mixture of H, 55:45:10. N-acetyl-neuramine
The fraction containing α-2-O-ethyl glycoside of acid dimethylaminopropylamide
Collected and evaporated under vacuum. The residue was dissolved in 50 mL of water and freeze-dried. yield:
70%. Rf = 0.21, chloroform / methyl alcohol / 2.5N-NHFour
OH, 40:60:15.Example 15 α-2 of N-acetylneuraminic acid dimethylaminopropylamide -O-ethyl glycoside (maleate)
Α-2-O-ethyl glycoside 3 of N-acetylneuraminic acid ethyl ester
. Dissolve 65 g (10 mM) in 50 mL anhydrous methyl alcohol and add 10
. 2 g (100 mM) of dimethylaminopropylamine was added. Mix 2
Stir overnight at 5 ° C. The solution was evaporated under vacuum and the residue was chromatographed on silica gel.
, The solvent is methylene chloride / methyl alcohol / 2.5N-NHFourO
Purified using a mixture of H, 55:45:10. N-acetyl-neuramine
Acid di
Fractions containing α-2-O-ethylglycoside of methylaminopropylamide were collected
, Evaporated under vacuum. Dissolve the residue in 50 mL of water and add an equal amount of maleic acid.
The material was freeze dried. Yield: 70%.
Rf = 0.21, chloroform / methyl alcohol / 2.5N-NHFourOH, 4
0:60:15.Example 16 L-alanine-D-isoglutamine and N-acetylneuraminic acid Α-2-O-ethyl glycoside of amide of
Α-2-O-ethyl glycoside 3 of N-acetylneuraminic acid ethyl ester
. Dissolve 65 g (10 mM) in 40 mL water, and add 10 mL (10 mM) NaO.
H was added. The solution is kept at 25 ° C. for 30 minutes, neutralized with 1N HCl, 30 m
The column containing L pyridinium type Dowex 50 × 8 resin was eluted with water. Melting
The eluate was freeze-dried and the residue was dissolved in 100 mL of anhydrous pyridine. N-hydroxy
1.15 g (10 mM) of sisuccinimide and 4.13 g (20 mM) of N,
N'-dicyclohexylcarbodiimide was added at -10 ° C. 15 minutes later, temperature
Was raised to 25 ° C. and the mixture was stirred for 5 hours. L-alanine-D-isoglu
Tamine benzyl ester hydrochloride (for Le Francier and Kusumoto
Therefore, 5.14 g (15 mM) of the preparation was added at 25 ° C. Stir the mixture overnight
, Then evaporated under vacuum. The obtained residue is mixed with 200 mL of n-butanol / water / vinegar.
Acid, dissolved in a 4: 1: 1 mixture, H 22BaSO under airflowFour-Presence of supported palladium
It has been hydrogenated. After filtration, the solution is evaporated and the residue is chromatographed on silica gel.
Depending on the solvent, methylene chloride / methyl alcohol / water as the solvent, 60: 35: 8
Purified using the mixture. N-acetylneuraminic acid and L-alanine-D-I
The fractions containing the amide α-2-O-ethyl glycoside with soglutamine were collected and
It evaporated in the air. The residue was dissolved in 200 mL of water and freeze-dried. Yield: 60%.
Rf = 0.56, chloroform / methyl alcohol / 2.5N-NHFourOH, 6
0: 35: 8. Rf = 0.18, chloroform / methyl alcohol / 0.3% C
aC12, 60: 40: 9.Example 17 L-alanine-D-isoglutamine and N-palmitoyl-neurami Peracetylated β-2-O-ethyl glycoside of amide with acid
Sodium N-palmitoylneuraminic acid α-2-O-ethyl glycoside
5.56 g (10 mM) of salt was added to 50 mL of anhydrous N, N'-dimethylformamide.
Dissolve at 25 ° C. and add 3.06 g (11 mM) p-bromophenacyl bromide
The solution was stirred overnight. 18 mL of anhydrous pyridine and 10.2 g of acetic anhydride were added,
Stirring was carried out at 35 ° C. for 24 hours. The solution was evaporated under vacuum and the residue was washed with 100 mL water.
And was extracted 3 times with 200 mL of methylene chloride. 50 mL of organic layer twice
Washed with water, then collected, dried over anhydrous sodium sulfate and evaporated under vacuum. Got
The residue obtained was dissolved in 50 mL of anhydrous N, N'-dimethylformamide at 25 ° C.
2.64 g (20 mM) sodium thiophenate was added and the mixture was added at 4 h
It was stirred for a while. The solution was evaporated under high vacuum. Residue three times with 200 mL of ethyl acetate
Extracted and washed twice with 100 mL cold 1N HCl and 50 mL water. Organic layer
Anhydrous with anhydrous sodium sulfate, collected and evaporated under vacuum. The residue in 30 mL of water
A solution containing 30mL of Pyridinium salt type Dowex 50x8 resin
It was eluted from the column with water. The eluate is lyophilized and the residue is taken up in 100 mL anhydrous pyridine.
Dissolved. N-hydroxysuccinimide 1.15 g (10 mM) and 4.13 g
(20 mM) N, N'-dicyclohexylcarbodiimide was added at -10 ° C.
It was After 15 minutes, the temperature was raised to 25 ° C. and the mixture was stirred for 5 hours. L-alanine-
D-isoglutamine benzyl ester hydrochloride (Le.-France and Ku
5.14 g (15 mM)) was added at 25 ° C. mixture
The material was stirred overnight and then evaporated under vacuum. 200 mL of N-pig obtained residue
Dissolve in a mixture of knoll / water / acetic acid, 4: 1: 12BaSO in airflowFour-Hold
Hydrogenated in the presence of radium. After filtration, the solution was evaporated and the residue was washed with silica gel.
Methylene chloride / methyl alcohol / water, 60 as solvent
: 35: 8 mixture was used for purification. L-alanine-D-isoglutamine and N
-Acetyl-neuramic acid-containing amide α-2-O-ethyl glycoside-containing fraction
The fractions were collected and evaporated under vacuum. The residue was dissolved in 200 mL of water and freeze-dried.
yield
: 55%.
Rf = 0.54, chloroform / methyl alcohol, 90:10.Example 18 With L-alanine-D-isoglutamine and N-acetylneuraminic acid Β-2-O-ethyl glycoside of amide of
Eschenfelder and Blossmer, Hoppe Seyler '
s.Z. Physiol. -Chem. 360, 1253 (1979)
Β-2-O-ethyl N-acetylneuraminic acid sodium salt prepared according to
Glycosides 3.59 g (10 mM) in 50 mL anhydrous N, N'-dimethylform
It was dissolved in amide at 25 ° C., and 3.06 g (11 mM) of p-bromophenbromide was added to it.
Nacil was added and the solution was stirred overnight. 18 mL anhydrous pyridine and 10.2 g nothing
Hydroacetic acid was added and stirring was carried out at 35 ° C. for 24 hours. The solution was evaporated under vacuum and the residue
Was dissolved in 100 mL of water and extracted 3 times with 200 mL of methylene chloride. Organic layer
Was washed twice with 50 mL of water, then collected, dried over anhydrous sodium sulfate and vacuum
Evaporated down. The residue obtained was dissolved in 50 mL of anhydrous N, N-dimethylformamide.
Melt at 25 ° C., add 2.64 g (20 mM) sodium thiophenate,
The mixture was stirred for 4 hours. The solution was evaporated under high vacuum. 200 mL of the residue three times
Extract with ethyl acetate, wash with 100 mL cold IN-HCI and twice with 50 mL water.
It was
The organic layer was dried over anhydrous sodium sulfate, collected and evaporated under vacuum. 3 residues
Dissolves in 0 mL of water and contains 30 mL of pyridinium-type Dowex.50x8 resin
The column was eluted with water. The eluate was lyophilized and the residue was added to 100 mL of anhydrous
Dissolved in gin. 3.15 g (10 mM) N-hydroxysuccinimide and 4.
13 g (20 mM) of N, N'-dicyclohexylcarbodiimide was added to -100
Added at ° C. After 15 minutes, the temperature was raised to 25 ° C. and the mixture was stirred for 5 hours. L-
Alanine-D-isoglutamine benzyl ester hydrochloride (Le. Francie
5.14 g (15 mM) added at 25 ° C.
It was The mixture was stirred overnight and then evaporated under vacuum. The residue obtained is treated with anhydrous methanol
Melted at 25 ° C. Add 100 mg of potassium tertiary butyrate and mix the mixture.
30
Stir for minutes. Anhydrous H+5 mL of mold Dowex 50x8 resin was added. Filter the solution
And evaporated under vacuum, the residue was dissolved in 30 mL water and 10 mL IN-NaO
H was added. The solution is stirred at 25 ° C for 15 minutes and+Type Dowex 50 × 8 resin
Elution with water from 30 mL. Lyophilize eluate and silica gel chromatography
, Using a 60: 40: 9 mixture of methylene chloride / methyl alcohol / water.
Refined. L-alanine-D-isoglutamine and N-acetylneuraminic acid
Of the amide containing β-2-O-ethylglycoside were collected and evaporated under vacuum.
. The residue was dissolved in 50 mL of water and freeze-dried. Yield: 60%.
Rf = 0.12, chloroform / methyl alcohol / 2.5N-NHFourOH, 6
0: 35: 8. Rf = 0.10, chloroform / methyl alcohol / 0.3% C
aCl2, 60: 40: 9.Example 19 L-alanine-D-isoglutamine and N-palmitoylneuramine Β-2-O-ethyl glycosides of amides with acids
Sodium N-palmitoylneuraminic acid β-2-O-ethyl glycoside
5.56 g (10 mM) of salt was added to 50 mL of anhydrous N, N'-dimethylformamide.
Dissolve at 25 ° C. and add 3.06 g (11 mM) of p-bromophenacyl bromide.
Addition and the solution was stirred overnight. Add 18 mL of anhydrous pyridine and 10.2 g of acetic anhydride.
Then, the mixture was stirred at 35 ° C. for 24 hours. The solution was evaporated under vacuum and the residue was
It was dissolved in L water and extracted 3 times with 200 mL methylene chloride. 50 organic layers twice
Wash with mL of water, then collect, anhydrate with anhydrous sodium sulfate, and evaporate under vacuum.
. The obtained residue was dissolved in 50 mL of anhydrous N, N'-dimethylformamide at 25 ° C.
Dissolve, add 2.64 g (20 mM) sodium thiophenate, and mix the mixture.
Stir for 4 hours. The solution was evaporated under high vacuum. Residue 3 times with 200 mL of ethyl acetate
And washed with 100 mL cold 1N HCl and twice with 50 mL water. Organic
The layers were anhydrified with anhydrous sodium sulphate, collected and evaporated under vacuum. 30 mL of residue
Is the column soluble in water and containing 30 mL of pyridinium-type Dowex 50x8 resin?
And eluted with water. The eluate was lyophilized and dissolved in 100 mL of anhydrous pyridine. N
-Hydroxysuccinimide 1.15 g (10 mM) and 4.13 g (20 mM)
of
N, N'-dicyclohexylcarbodiimide was added at -10 ° C. 15 minutes later,
The temperature was raised to 25 ° C. and the mixture was stirred for 5 hours. L-alanine-D-isogluta
Minbenzyl ester hydrochloride (according to Le Francier and Kusumoto)
5.14 g (15 mM) was added at 25 ° C. Stir the mixture overnight,
Then evaporated under vacuum. Dissolve the obtained residue in 60 mL of anhydrous methanol at 25 ° C.
Dissolve, add 100 mg of potassium tertiary butyrate and stir the mixture for 30 minutes.
It was Anhydrous H+5 mL of mold Dowex 50x8 resin was added. The solution is filtered and
It evaporated in the air. Dissolve the residue in 30 mL of water and add 10 mL of IN-NaOH.
Added The solution was stirred for 15 minutes at 25 ° C and 30 mL of H+Type Dowex 50 × 8
The resin containing column was eluted with water. Lyophilize the eluate and chromatograph on silica gel.
According to the graph, a mixture of methylene chloride / methyl alcohol / water, 60: 40: 9.
The compound was used as a solvent for purification. L-alanine-D-isoglutamine and N-pa
Fractions Containing β-2-O-Ethyl Glycoside of Amides with Lumitoyl-neuraminic Acid
The fractions were collected and evaporated under vacuum. Residue in 50 mL water / dioxane, 4: 1 mixture
And lyophilized. Yield: 60%.
Rf = 0.12, chloroform / methyl alcohol / 2.5N-NHFourOH, 1
10: 40: 6. Rf = 0.57, chloroform / methyl alcohol / 0.3%
CaCl2, 60: 40: 9.Example 20 α-2-O- of amide of arginine and N-acetylneuraminic acid Ethyl glycoside
van, der, Vlengel, etc., Carbohydr. Res. 10,
2, p. 121 (1982), N-acetylneuraminic acid ethi.
40 mL of 3.65 g (10 mM) of α-2-O-ethyl glycoside of luster
Dissolved in water and added 10 mL (10 mM) NaOH. Bring the solution to 25 ° C 3
Hold for 0 min, neutralize with 1 N HCl, 30 mL of pyridinium form Dowex5
The column containing 0x8 resin was eluted with water. Lyophilize the eluate to 100
Dissolved in mL anhydrous pyridine. 1.15 g of N-hydroxysuccinimide (1
0 mM) and 4.13 g (20 mM) of N, N'-dicyclohexylcarbodiimid
Was added at -10 ° C. After 15 minutes, raise the temperature to 25 ° C and stir the mixture for 5 hours.
did. N-nitro-L-arginine benzyl ester (Bonaud, Bul
l. Chim. Farm. 121 pages, manufactured according to 1982) 4.64 g
(15 mM) was added at 25 ° C. The mixture was stirred overnight and then evaporated under vacuum
. The residue obtained was taken up in 200 mL of n-butanol / water / acetic acid, 4: 1: 1 mixture.
Dissolve, H2BaSO in airflowFourHydrogenated in the presence of supported palladium. After filtration
, The solution was evaporated and the residue was chromatographed on silica gel with methylene chloride /
Purified using a mixture of methyl alcohol / water, 60: 40: 9 as solvent.
Α-2-O-ethylglycol of amide of arginine and N-acetylneuraminic acid
Fractions containing sid were collected and evaporated under vacuum. Dissolve the residue in 50 mL of water and freeze
Dried. Yield: 50%.
Rf = 0.13, chloroform / methyl alcohol / 0.3% CaC12, 60
: 40: 9.Example 21 β-2-O- of amide of arginine and N-acetylneuraminic acid Ethyl glycoside
Sodium salt of β-2-O-ethylglycoside of N-acetylneuraminic acid 3
. 59 g (10 mM) was added to 50 mL of anhydrous N, N'-dimethylformamide.
Dissolve at 0 ° C. and add 3.06 g (11 mM) of p-bromophenacyl bromide
And the solution was stirred overnight. Add 18 mL anhydrous pyridine and 10.2 g acetic anhydride
Then, the mixture was stirred at 35 ° C. for 24 hours. The solution is evaporated under vacuum and the residue is taken up with 100 m of water.
It was dissolved in L and extracted 3 times with 200 mL of methylene chloride. 50 mL of organic layer twice
Washed with water, then collected, dried over anhydrous sodium sulfate and evaporated under vacuum.
The obtained residue was dissolved in 50 mL of anhydrous N, N'-dimethylformamide at 25 ° C.
Then, 2.64 g (20 mM) sodium thiophenate was added and the mixture was added to 4
Stir for hours. The solution was evaporated under high vacuum. Residue 3 times with 200 mL of ethyl acetate
And washed with 100 mL cold 1N HCl and twice with 50 mL water. Organic layer
Was dried over anhydrous sodium sulfate, collected and evaporated under vacuum. 100 mL of residue
Dissolved in anhydrous pyridine, 1.15 g (10 mM) of N-hydroxysuccinyl
Mid,
4.13 g (20 mM) of N, N'-dicyclohexylcarbodiimide and 1
1.6 g (10 mM) of pyridinium chloride was added at -10 ° C. 15 minutes later, warm
The temperature was raised to 25 ° C. and the mixture was stirred for 5 hours. N-nitro-L-arginine ben
Dil ester hydrochloride (Bonaud, Bull. Chim. Farm. 121)
P., 1982) 4.64 g (15 mM) was added at 25 ° C. Mixed
The mixture was stirred overnight and then evaporated under vacuum. The residue obtained is treated with 60 mL of anhydrous methyl ester.
It was dissolved in alcohol at 25 ° C. Add 100 mg of potassium terbutyrate
The mixture was stirred for 30 minutes. Anhydrous H+Type Dowex 50 × 8 resin 5mL added
did. The solution was filtered, evaporated under vacuum and the residue was added to 100 mL of n-butanol / water.
/ Acetic acid, dissolved in 4: 1: 1 mixture, H2BaSO in airflowFour-Supported palladium
Hydrogenated in the presence. After filtration, the solution is evaporated and the residue is chromatographed on silica gel.
Mixture of methylene chloride / methyl alcohol / water, 110: 40: 6
Was used as a solvent for purification. Of arginine and N-palmitoylneuraminic acid
Fractions containing the amide β-2-O-ethyl glycoside were collected and evaporated under vacuum.
The residue was dissolved in 50 mL of water and freeze-dried. Yield: 50%.
Rf = 0.10, chloroform / methyl alcohol / 0.3% CaCl2, 60
: 40: 9.Example 22 β-2- of amide of arginine and N-palmitoylneuraminic acid O-ethyl glycoside
Sodium N-palmitoylneuraminic acid β-2-O-ethyl glycoside
5.56 g (10 mM) of salt was added to 50 mL of anhydrous N, N'-dimethylformamide.
Dissolve at 25 ° C. and add 3.06 g (11 mM) of p-bromophenacyl bromide.
Addition and the solution was stirred overnight. 18 mL anhydrous pyridine and 10.2 g acetic anhydride
The mixture was added and stirred at 35 ° C. for 24 hours. The solution was evaporated under vacuum and the residue was washed with water 10
It was dissolved in 0 mL and extracted 3 times with 200 mL of methylene chloride. 50 organic layers twice
Wash with mL of water, then collect, anhydrate with anhydrous sodium sulfate, and evaporate under vacuum.
It was The resulting residue was added to 50 mL of anhydrous N, N'-dimethylformamide at 25 ° C.
Dissolve, add 2.64 g (20 mM) sodium thiophenate, mix
Was stirred for 4 hours. The solution was evaporated under high vacuum. The residue was washed with 200 mL of acetic acid three times.
Extract with chill and wash with 100 mL cold 1N HCl and twice with 50 mL water. Existence
The organic layers were anhydrified with anhydrous sodium sulfate, collected and evaporated under vacuum. 30m residue
A solution containing 30 mL of pyridinium type Dowex.50x8 resin dissolved in L water.
The rum was eluted with water. Lyophilize eluate and dissolve in 100 mL anhydrous pyridine
Then, 1.15 g (10 mM) of N-hydroxysuccinimide, 4.13 g (2
0 mM N, N'-dicyclohexylcarbodiimide, 11.6 g (10 mM
) Pyridinium chloride was added at -10 ° C. After 15 minutes, raise the temperature to 25 ° C,
The mixture was stirred for 5 hours. N-nitro-L-arginine benzyl ester hydrochloride
(Bonnaud, Bull. Chim. Farm. 121, 1982.
Manufactured) was added at 25 ° C. Stir the mixture overnight,
Then evaporated under vacuum. Dissolve the obtained residue in 60 mL of anhydrous methanol at 25 ° C
did. 100 mg of potassium tertiary butyrate was added and the mixture was stirred for 30 minutes
. Anhydrous H+5 mL of mold Dowex 50x8 resin was added. Filter the solution under vacuum
Evaporated. Mix the residue with 100 mL of n-butanol / water / acetic acid, 4: 1: 1.
Dissolves in things, H2BaSO in airflowFourHydrogenated in the presence of supported palladium. Filter
After that time, the solution was evaporated and the residue was chromatographed on silica gel with methyl chloride.
Solvent / methyl alcohol / 1.5M acetic acid, 110: 40: 6 as a solvent
It was used and purified. Β of amide of arginine and N-palmitoylneuraminic acid
Fractions containing -2-O-ethyl glycoside were collected and evaporated under vacuum. 10 residues
Crystallized from 0 mL methyl alcohol and 300 mL ethyl ether. yield
: 60%.
Rf = 0.12, chloroform / methyl alcohol / water, 110: 40: 6.Example 23 α-2- of the amide of arginine and N-palmitoylneuraminic acid O-ethyl glycoside
Sodium N-palmitoylneuraminic acid α-2-O-ethyl glycoside
5.56 g (10 mM) of salt was dissolved in 40 mL of water, and this was dissolved in 30 mL of pyridinine.
The column containing the Um-type Dowex 50 × 8 resin was eluted with water. Freeze eluate
Dry and then dissolve in 100 mL anhydrous pyridine to give 1.15 g (10 mM) N 2.
-Hydroxysuccinimide, 4.13 g (20 mM) of N, N'-dicyclohexyl
Xylcarbodiimide, and 11.6 g (10 mM) of pyridinium chloride
Added at 10 ° C. After 15 minutes, the temperature was raised to 25 ° C. and the mixture was stirred for 5 hours.
N-nitro-L-arginine benzyl ester hydrochloride (Bonaud, Bul
l. Chim. Farm. 121 pages, manufactured according to 1982) 4.64 g (1
5 mM) was added at 25 ° C. The mixture was stirred overnight and then evaporated under vacuum. The rest
Dissolve the residue in 100 mL of n-butanol / water / acetic acid, 4: 1: 1 mixture,2Qi
BaSO in the flowFourHydrogenated in the presence of supported palladium. After filtration, evaporate the solution
The residue is chromatographed on silica gel with methylene chloride / methyl alcohol.
/1.5 M acetic acid, 110: 40: 6 mixture as solvent.
Α-2-O-ethyl group of amide of arginine and N-palmitoylneuraminic acid
Fractions containing lycoside were collected and evaporated under vacuum. The residue is added to 40 mL of methyl alcohol
It was crystallized from a mixture of alcohol and 150 mL of ethyl ether. Yield: 70%. R
f = 0.14, chloroform / methyl alcohol / H2O, 110: 40: 6.
Rf = 0.32, chloroform / methyl alcohol / 2.5N-NHFourOH, 6
0: 35: 8.Example 24 N-palmitoylneuraminic acid dimethylamide
5.34 g (1 of α-2-ethylglycoside of N-palmitoyl-neuraminic acid
0 mM) to 100 mL of 0.1M-H2SOFour/ Ethanol, 60 in 4: 1 mixture
Suspended at 0 ° C. and stirred for 16 hours. The product was extracted once with 100 mL ethyl acetate
It was The organic layer was washed 3 times with 50 mL of water, collected and evaporated under vacuum. The obtained residue
Was dissolved in 200 mL of anhydrous methanol at 25 ° C. Anhydrous H+Type Dowex 50
20 mL of x8 resin was added. The mixture was stirred for 2 hours. 4.5 g in the filtered solution
(100 mM) dimethylamine was added at 25 ° C. and the solution was stirred for 24 hours.
The mixture is evaporated and the residue is chromatographed on silica gel with methylene chloride /
Purified using a mixture of methyl alcohol / water, 80: 20: 2 as solvent.
Fractions containing N-acetylneuraminic acid dimethylamide were collected and evaporated under vacuum.
.
The residue was dissolved in 60 mL water / dioxane, 4: 1 mixture and lyophilized. yield
: 75%.
Rf = 0.63, chloroform / methyl alcohol / water, 110: 40: 6.Example 25 N-palmitoylneuraminic acid morpholinopropylamide β-2 -Ethyl glycoside
Β- 2-ethylglycoside of N-palmitoylneuraminic acid ethyl ester 5
. 62 g (10 mM) was dissolved in 50 mL of anhydrous methanol to obtain 14.4 g (10 mM).
0 mM N- (3-aminopropyl) morpholine was added. The mixture at 25 ° C
It was stirred overnight. The solution is evaporated under vacuum and the residue is chromatographed on silica gel.
To a solvent of methylene chloride / methyl alcohol / water, 80: 10: 1.
And then used for purification. Fractions containing compound were collected and evaporated under vacuum. 1 residue
It was dissolved in 00 mL of water and freeze-dried. Yield: 85%.
Rf = 0.30, chloroform / methyl alcohol / H2O, 80: 20: 2.
Rf = 0.62, chloroform / methyl alcohol / 2.5N-NHFourOH, 1
10: 40: 6.Example 26 β-of morpholinopropylamide of N-palmitoylneuraminic acid 2-ethylglycoside (maleate)
Β-O-ethylglycosyl ester of N-palmitoylneuraminic acid ethyl ester
5.56 g (10 mM) of sodium chloride was dissolved in 50 mL of pyridine, and 2.3 g (20 mM)
) Pyridinium chloride and 4.12 g (20 mM) of N, N'-dicyclohexyl
Sylcarbodiimide was added. The mixture was stirred at 25 ° C for 2 hours. N- (3-
14.4 g (100 mM) of aminopropyl) morpholine was added. Mix 2
Stir overnight at 5 ° C. The solution was evaporated under vacuum and the residue was chromatographed on silica gel.
Dissolve an 80: 10: 1 mixture of methylene chloride / methyl alcohol / water according to
It was used as a medium and purified. Morpholinopropyl N-palmitoylneuraminic acid
Fractions containing the amide β-2-ethylglycoside were collected and evaporated under vacuum.
The residue was dissolved in 100 mL of water. After adding an equal amount of maleic acid, freeze-dry the mixture.
Dried Yield: 85%.
Rf = 0.30, chloroform / methyl alcohol / water, 80: 20: 2. Rf
= 0.62, chloroform / methyl alcohol / 2.5N-NHFourOH, 110
: 40: 6.Example 27 N-palmitoylneuraminic acid dimethylaminopropylamide
5.34 g of α-2-O-ethyl glycoside of N-palmitoyl-neuraminic acid
(10 mM) to 100 mL of 0.1M-H2SOFour/ Ethanol, in a 4: 1 mixture
It was suspended at 60 ° C. and stirred for 16 hours. The product was added once to 200 mL of ethyl acetate and
And then extract twice with 100 mL of ethyl acetate and wash the organic layer 3 times with 50 mL of water.
, Collected and evaporated under vacuum. The obtained residue was added to 200 mL of anhydrous methanol to obtain 2
Melted at 5 ° C. Anhydrous H+20 mL of mold Dowex 50x8 resin was added. mixture
Stirred for 2 hours. Add 10.2 g (100 mM) of dimethylamido to the filtered solution.
Nopropylamine was added at 25 ° C. and the solution was stirred for 24 hours. Evaporate the mixture
, The residue was chromatographed on silica gel with methylene chloride / methyl alcohol.
Le / 2.5N-NHFourPurified using OH, 60: 35: 8 mixture as solvent
It was Fractions containing compound were collected and evaporated under vacuum. Residue in 60 mL water / di
It was dissolved in oxane, 1: 2 mixture and lyophilized. Yield: 70%.
Rf = 0.21, chloroform / methyl alcohol / 0.3% CaCl2, 60
: 40: 9.Example 28 N-palmitoylneuraminic acid dimethylaminopropylamide (Leanate)
5.34 g of α-2-O-ethyl glycoside of N-palmitoyl-neuraminic acid
(10 mM) to 100 mL of 0.1M-H2SOFour/ Ethanol, in a 4: 1 mixture
It was suspended at 60 ° C. and stirred for 16 hours. The product was added once to 200 mL of ethyl acetate and
And twice with 100 mL of ethyl acetate and the organic layer was washed 3 times with 50 mL of water,
Collected and evaporated under vacuum. The obtained residue is added to 200 mL of anhydrous methanol at 25 ° C.
Was dissolved. Anhydrous H+20 mL of mold Dowex 50x8 resin was added. The mixture
Stir for 2 hours. Add 10.2 g (100 mM) of dimethylaminop to the filtered solution.
Lopyramine was added at 25 ° C. and the solution was stirred for 24 hours. The mixture is evaporated and the residue
The residue is chromatographed on silica gel with methylene chloride / methyl alcohol /
2.5N-NHFourPurified using OH, 60: 35: 8 mixture as solvent.
Fractions containing compound were collected and evaporated under vacuum. 60 mL of water / dioc residue
Sun, dissolved in 1: 2 mixture. Add an equal amount of maleic acid and freeze-dry the mixture
did. Yield: 70%.
Rf = 0.21, chloroform / methyl alcohol / 0.3% CaC12, 60
: 40: 9.Example 29 Beta-2-O-ethyl N-palmitoylneuraminic acid butyramide Glycoside
Β-O-ethylglycosyl ester of N-palmitoylneuraminic acid ethyl ester
5.62 g (10 mM) of sodium hydroxide was dissolved in 50 mL of anhydrous methanol, and 3.66 g of this was dissolved.
g (50 mM) butylamine was added at 25 ° C. The mixture is stirred at 40 ° C for 5 hours.
Stirred. The solution was evaporated under vacuum and the residue was chromatographed on silica gel by
Methylene chloride / methyl alcohol / water, 80: 10: 1 mixture used as solvent
And purified. N-palmitoylneuraminic acid butyramide β-2-O-ethyl
Fractions containing luglycoside were collected and evaporated under vacuum. The residue is 60 mL Geo
It was dissolved in xanthan and freeze dried. Yield: 70%. Rf = 0.71, chloroform
/ Methyl alcohol, 80:20.
Rf = 0.60, chloroform / methyl alcohol / 2.5N-NHFourOH, 8
0: 20: 2.Example 30 β-of N-palmitoylneuraminic acid dimethylaminoethylamide 2-O-ethyl glycoside
Β-O-ethylglycosyl ester of N-palmitoylneuraminic acid ethyl ester
Dissolve 5.62 g (10 mM) in 50 mL anhydrous methanol and add 4.4
g (50 mM) 2-dimethylaminoethylamine was added. 400 mixture
Stir overnight at ° C. The solution was evaporated under vacuum and the residue was chromatographed on silica gel.
Depending on the methylene chloride / methyl alcohol / 2.5N-NHFourOH, 80: 2
The 0: 2 mixture was used as solvent for purification. Dimethyl N-palmitoylneuraminate
A
The fractions containing β-2-O-ethylglycoside of minoethylamide were collected and vacuumed.
Evaporated down. The residue was dissolved in 60 mL of water and freeze-dried. Yield: 80%.
Rf = 0.11, chloroform / methyl alcohol, 70:30. Rf = 0.4
3, chloroform / methyl alcohol / 2.5N-NHFourOH, 110: 40:
6.Example 31 β-of N-palmitoylneuraminic acid dimethylaminoethylamide 2-O-ethyl glycoside (maleate)
Β-O-ethylglycosyl ester of N-palmitoylneuraminic acid ethyl ester
5.56 g (10 mM) of sodium hydroxide was dissolved in 50 mL of pyridine, and 2.3 g (2 mM)
0 mM) pyridinium chloride and 4.12 g (20 mM) N, N'-dicyclohexyl
Xylcarbodiimide was added. The mixture was stirred at 25 ° C for 2 hours. Dimethyl
Aminoethylamine (8.8 g, 100 mM) was added and the reaction was carried out at 25 ° C overnight.
It was The solution was evaporated under vacuum and the residue was chromatographed on silica gel.
Methylene / methyl alcohol / 2.5N-NHFourOH, 80: 20: 2 mixture
Purified using as solvent. N-palmitoylneuraminic acid dimethylaminoe
The fractions containing β-2-O-ethylglycoside of tilamide were collected and evaporated under vacuum.
Fired. The residue was dissolved in 60 mL of water. Add an equal amount of maleic acid and mix
Lyophilized. Yield: 80%.
Rf = 0.11, chloroform / methyl alcohol, 70:30. Rf = 0.4
3, chloroform / methyl alcohol / 2.5N-NHFourOH, 110: 4 O
: 6.Example 32 N-dichloroacetylneuraminic acid dimethylaminopropylamide Β-2-O-ethyl glycoside
Β-2-O-ethyl group of N-dichloroacetyl-neuraminic acid ethyl ester
Lysoside 4.34 g (10 mM) was dissolved in 50 mL of anhydrous methanol, and
2 g (100 mM) of dimethylaminopropylamine was added. 40 ° C of the mixture
And stirred for 5 hours. The solution was evaporated under vacuum and the residue was chromatographed on silica gel.
Dissolve the mixture of methylene chloride / methyl alcohol / water, 40:60:15.
It was used as a medium and purified. N-dichloroacetylneuraminic acid dimethylamino
The fractions containing β-2-O-ethylglycoside of propylamide were collected and collected under vacuum.
Evaporated. The residue was dissolved in 60 mL of water and freeze-dried. Yield: 65%.
Rf = 0.37, chloroform / methyl alcohol / 2.5N-NHFourOH, 4
0:60:15.Example 33 N-dichloroacetylneuraminic acid dimethylaminopropylamide Β-2-O-ethyl glycoside (maleate)
Β-2-O-ethyl group of N-dichloroacetyl-neuraminic acid ethyl ester
Lysoside 4.34 g (10 mM) was dissolved in 50 mL of anhydrous methanol.
10.2 g (100 mM) of dimethylaminopropylamine was added. The mixture
The mixture was stirred at 40 ° C for 5 hours. The solution was evaporated under vacuum and the residue chromatographed on silica gel.
Raffy mixes methylene chloride / methyl alcohol / water, 40:60:15
The product was used as a solvent for purification. Dimethyl N-dichloroacetylneuraminate
Collecting the fractions containing β-2-O-ethylglycoside of aminopropylamide,
Evaporated under vacuum. The residue was dissolved in 60 mL of water. Add an equivalent amount of maleic acid
The mixture was freeze dried. Yield: 65%. Rf = 0.37, chloroform / meth
Rualcohol / 2.5N-NHFourOH, 40:60:15.Example 34 β-2-O-ethyl neuraminic acid dimethylaminopropylamide Glycoside
Schauer and Buscher, Biochim. Biophys. Act
a, 338, 369 (1974).
Stell's β-2-O-ethyl glycoside 3.23 g (10 mM) was added to 50 mL of
Dissolve in water methanol and add 10.2 g (100 mM) of dimethylaminopro
Pyramine was added. The mixture was stirred at 40 ° C overnight. Evaporate the solution under vacuum,
The residue was subjected to reverse-phase chromatography to obtain Lichroprep.R as a stationary phase.
P18 (Merck, Darmstadt, Germany), also methyl as a spreading agent
Purified with alcohol / water, 1: 1 mixture. Dimethylamino neuraminic acid
The fractions containing β-2-O-ethylglycoside of propylamide were collected and collected under vacuum.
Evaporated. The residue was dissolved in 50 mL of water and freeze-dried. Yield: 60%.
Rf = 0.1, chloroform / methyl alcohol / 0.3% CaCl2, 55:
45:10.Example 35 β-2-O of dimethylamide of N-dichloroacetylneuraminic acid -Ethyl glycoside
Β-2-O-ethyl group of N-dichloroacetyl-neuraminic acid ethyl ester
Lysoside 4.34 g (10 mM) was dissolved in 50 mL of anhydrous methanol.
4.5 g (100 mM) dimethylamine was added. Stir the mixture at 40 ° C overnight
did. The solution was evaporated under vacuum and the residue was chromatographed on silica gel to give a salt.
Using a mixture of methylene chloride / methyl alcohol / water, 80: 10: 1 as solvent
Refined. Β-2-O- of N-dichloroacetylneuraminic acid dimethylamide
Fractions containing ethyl glycoside were collected and evaporated under vacuum. 60 mL of residue
Crystallized from methanol and 300 mL of ethyl ether. Yield: 60%.
Rf = 0.44, chloroform / methyl alcohol / 2.5N-NHFourOH, 1
10: 40.6.Example 36 N-palmitoylneuraminic acid ethanolamide α-2-O-E Chill glycoside
Α-2-O-ethylglycol of N-palmitoyl-neuraminic acid ethyl ester
5.48 g (10 mM) of side was dissolved in 50 mL of anhydrous methanol, and 6.
11 g (100 mM) ethanolamine was added. Stir the mixture at 35 ° C overnight
did. The solution was evaporated under vacuum and the residue was chromatographed on silica gel to give a salt.
Purified using a 90:10 mixture of methylene chloride / methyl alcohol as solvent
It was N-palmitoylneuraminic acid ethanolamide α-2-O-ethylglycol
Fractions containing coside were collected and evaporated under vacuum. 60 mL of dioxane residue
/ Water, dissolved 2: 1 and lyophilized. Yield: 85%.
Rf = 0.66, chloroform / methyl alcohol / water, 110: 40: 6.Example 37 β-2-O-ethyl glycoside of neuraminic acid dimethylamide
3.23 g of β-2-O-ethyl glycoside of neuraminic acid ethyl ester (1
0 mM) was dissolved in 50 mL of water, and 11 mL (10 mM) 1M-NaOH was added to the solution.
Was added. The solution was maintained at 25 ° C for 30 minutes. Anhydrous H+Type Dowex 50 × 8
2 mL of resin was added. The filtered solution was evaporated under vacuum. 50 mL of residue
Dissolved in water pyridine. Pyridinium chloride 2.3 g (20 mM) and 4.12 g (
20 mM N, N'-dicyclohexylcarbodiimide was added. The mixture
The mixture was stirred at 25 ° C for 2 hours. Add 4.5 g (100 mM) diethylamine and add
The reaction was carried out at 25 ° C at night. The solution is evaporated and the residue is chromatographed on silica gel.
By methylene chloride / methyl alcohol / 2.5N-NHFourOH, 110: 4
Purified using 0: 6 mixture as solvent. Β of neuraminic acid dimethylamide
Fractions containing -2-O-ethyl glycoside were collected and evaporated under vacuum. The residue
It was dissolved in 50 mL of water and freeze-dried. Yield: 55%.
Rf = 0.30, chloroform / methyl alcohol / water, 55:45:10.Example 38 β-2-O-Ethyl N-caprylneuraminic acid dimethylamide Lycoside
3.23 g of β-2-O-ethyl glycoside of neuraminic acid ethyl ester (1
0 mM) in 100 mL anhydrous methanol and 50 mL anhydrous methylene chloride at 5 ° C.
Dissolved. N, N'-dicyclohexylcarbodiimide 8.25 g (40 mM)
, 2.0 g (40 mM) triethylamine and 3.44 g (20 mM)
Puric acid was added and the mixture was stirred at 5 ° C overnight. After filtration it was evaporated. The rest
Dissolve the residue in 100 mL of methyl alcohol / water (1: 1) to prepare 11 mL (10 mM
) 1M-NaOH was added. The solution was maintained at 25 ° C for 30 minutes. Anhydrous H+Type
2 mL of Dowex 50x8 resin was added. The filtered solution was evaporated under vacuum.
The residue was dissolved in 50 mL anhydrous pyridine and 2.3 g (20 mM) pyridinyl chloride was added.
And 4.12 g (20 mM) of N, N'-dicyclohexylcarbodiimi
Was added. The mixture was stirred at 25 ° C for 2 hours. 4.5 g of diethylamine (1
00 mM) was added and the reaction was carried out at 25 ° C. overnight. The solution was evaporated and the residue was silica
By gel chromatography, methylene chloride / methyl alcohol / water, 80:
Purified using a 10: 1 mixture as solvent. N-caprylneuraminic acid dime
The fractions containing β-2-O-ethylglycoside of tilamide were collected and evaporated under vacuum.
Fired. The residue was dissolved in 50 mL of acetone and precipitated with 20 volumes of n-hexane.
It was
Yield: 65%.
Rf = 0.48, chloroform / methyl alcohol / water, 80: 10: 1.Example 39 N-Capryloylneuraminic acid dimethylamide β-2-O-ethyl Luglycoside
3.23 g of β-2-O-ethyl glycoside of neuraminic acid ethyl ester (1
0 mM) at 5 ° C into 100 mL anhydrous methanol and 50 mL anhydrous methylene chloride.
Dissolved. To this, 8.25 g of N, N'-dicyclohexylcarbodiimide (40
mM), 2.0 g (20 mM) triethylamine and 2.88 g (20 mM
) Caprylic acid was added and the mixture was stirred at 5 ° C. overnight. After filtration, evaporate it
It was The residue was dissolved in 100 mL of ethanol / water 1: 1 and 11 mL (10 mM
) 1M-NaOH was added. The solution was maintained at 25 ° C for 30 minutes. Anhydrous H+Type
2 mL of Dowex 50x8 resin was added. The filtered solution was evaporated under vacuum.
The residue was dissolved in 50 mL anhydrous pyridine and 2.3 g (20 mM) pyridinyl chloride was added.
And 4.12 g (20 mM) of N, N'-dicyclohexylcarbodiimi
Was added. The mixture was stirred at 25 ° C for 2 hours. 4.5 g of diethylamine (1
00 mM) was added and the reaction was carried out at 25 ° C. overnight. The solution was evaporated and the residue was silica
By gel chromatography, methylene chloride / methyl alcohol / water, 80:
Purified using a 10: 1 mixture as solvent. N-capryloyl neuraminic acid
Fractions containing β-2-O-ethylglycoside of dimethylamide were collected and collected under vacuum.
Evaporated. The residue was dissolved in 50 mL of acetone and precipitated with 20 volumes of n-hexane.
Let Yield: 65%.
Rf = 0.61, chloroform / methyl alcohol / water, 80: 20: 2.Example 40 Beta-2-O-ethyl group of N-oleylneuraminic acid dimethylamide Lycoside
3.23 g of β-2-O-ethyl glycoside of neuraminic acid ethyl ester (1
0 mM) at 5 ° C into 100 mL anhydrous methanol and 50 mL anhydrous methylene chloride.
Dissolved. N, N'-dicyclohexylcarbodiimide 8.25 g (40 mM)
, 2.0 g (20 mM) triethylamine and 5.65 g (20 mM) triethylamine.
Les
In acid was added and the mixture was stirred at 5 ° C overnight. After filtration it was evaporated. Residue
Was dissolved in 100 mL of ethanol / water 1: 1 to give 11 mL (10 mM) of 1M
-NaOH was added. The solution was maintained at 25 ° C for 30 minutes. Anhydrous H+Type Dowe
2 mL of x50x8 resin was added. The filtered solution was evaporated under vacuum. 5 residues
Dissolve in 0 mL of anhydrous pyridine, 2.3 g (20 mM) of pyridinium chloride and
And 4.12 g (20 mM) of N, N'-dicyclohexylcarbodiimide were added.
did. The mixture was stirred at 25 ° C for 2 hours. 4.5 g of diethylamine (100 mM
) Was added and the reaction was carried out at 25 ° C. overnight. The solution was evaporated and the residue was washed with silica gel.
Dissolve a mixture of methylene chloride / methyl alcohol, 9: 1 by means of chromatography.
It was used as a medium and purified. Β--2- of N-oleylneuraminic acid dimethylamide
Fractions containing O-ethyl glycoside were collected and evaporated under vacuum. 50m residue
It was dissolved in L-t-butanol and freeze-dried. Yield: 50%.
Rf = 0.42, chloroform / methyl alcohol / water, 80: 20: 2.Example 41 β-2-O-Ethyl N-valproylneuraminic acid dimethylamide Luglycoside
3.23 g of β-2-O-ethyl glycoside of neuraminic acid ethyl ester (1
0 mM) at 5 ° C into 100 mL anhydrous methanol and 50 mL anhydrous methylene chloride.
Dissolved. N, N'-dicyclohexylcarbodiimide 8.25 g (40 mM)
, 2.0 g (20 mM) triethylamine and 2.88 g (20 mM) bar.
Luproic acid was added and the mixture was stirred at 5 ° C. overnight. After filtration it was evaporated. The rest
Dissolve the residue in 100 mL of ethanol / water 1: 1 and add 11 mL (10 mM) of 1
M-NaOH was added. The solution was maintained at 25 ° C for 30 minutes. Anhydrous H+Type Dow
2 mL of ex5Ox8 resin was added. The filtered solution was evaporated under vacuum. The residue
Dissolve in 50 mL anhydrous pyridine and add 2.3 g (20 mM) pyridinium chloride.
And 4.12 g (20 mM) of N, N'-dicyclohexylcarbodiimide are added.
Added The mixture was stirred at 25 ° C for 2 hours. 4.5g of diethylamine (100m
M) was added and the reaction was carried out at 25 ° C. overnight. The solution was evaporated and the residue was washed with silica gel.
By chromatography, methylene chloride / methyl alcohol / water, 80:10:
One
Purified using the mixture as solvent. Dimethyl N-valproyl neuraminate
Fractions containing β-2-O-ethylglycoside of the amide were collected and evaporated under vacuum.
. The residue was dissolved in 50 mL of acetone and precipitated with 20 volumes of n-hexane. Income
Rate: 50%.
Rf = 0.60, chloroform / methyl alcohol / water, 80: 20: 2.Example 42 β-2-O- of N-phenylacetylneuraminic acid dimethylamide Ethyl glycoside
3.23 g of β-2-O-ethyl glycoside of neuraminic acid ethyl ester (1
0 mM) at 5 ° C into 100 mL anhydrous methanol and 50 mL anhydrous methylene chloride.
Dissolved. To this, 8.25 g of N, N'-dicyclohexylcarbodiimide (40
mM), 2.0 g (20 mM) triethylamine and 2.72 g (20 mM)
) Phenylacetic acid was added and the mixture was stirred at 5 ° C. overnight. Evaporate this after filtration
did. The residue was dissolved in 100 mL of ethanol / water, 1: 1 and 11 mL (10 m
M) 1M NaOH was added. The solution was maintained at 25 ° C for 30 minutes. Anhydrous H+
2 mL of mold Dowex 50x8 resin was added. The filtered solution was evaporated under vacuum
. The residue was dissolved in 50 mL of anhydrous pyridine and 2.3 g (20 mM) of pyridinium chloride was added.
And 4.12 g (20 mM) of N, N'-dicyclohexylcarbodiyl
Mid was added. The mixture was stirred at 25 ° C for 2 hours. 4.5 g of diethylamine (
100 mM) was added and the reaction was carried out at 25 ° C. overnight. The solution is evaporated and the residue is
By gel chromatography, methylene chloride / methyl alcohol / water, 80
Purified using a: 10: 1 mixture as solvent. N-phenylacetyl neura
Fractions containing β-2-O-ethyl glycoside of dimethyl amide amide were collected,
Evaporated under vacuum. The residue is dissolved in 50 mL of acetone and 20 volumes of n-hexane are added.
Precipitated in. Yield: 65%.
Rf = 0.43, chloroform / methyl alcohol / water, 80: 20: 2.Example 43 β-O-Ethyl N-myristoylneuraminic acid dimethylamide Luglycoside
3.23 g of β-2-O-ethyl glycoside of neuraminic acid ethyl ester (1
0 mM) at 5 ° C into 100 mL anhydrous methanol and 50 mL anhydrous methylene chloride.
Dissolved. To this, 8.25 g of N, N'-dicyclohexylcarbodiimide (40
mM), 2.0 g (20 mM) triethylamine and 4.57 g (20 mM
) Myristic acid was added and the mixture was stirred at 5 ° C. overnight. Evaporate this after filtration
did. The residue was dissolved in 100 mL of ethanol / water, 1: 1 and 11 mL (10 m
M) 1M NaOH was added. The solution was maintained at 25 ° C for 30 minutes. Anhydrous H+
2 mL of mold Dowex 50x8 resin was added. The filtered solution was evaporated under vacuum
. The residue was dissolved in 50 mL of anhydrous pyridine and 2.3 g (20 mM) of pyridinium chloride was added.
And 4.12 g (20 mM) of N, N'-dicyclohexylcarbodiyl
Mid was added. The mixture was stirred at 25 ° C for 2 hours. 4.5 g of diethylamine (
100 mM) was added and the reaction was carried out at 25 ° C. overnight. The solution is evaporated and the residue is
By gel chromatography, methylene chloride / methyl alcohol / water, 80
Purified using a: 10: 1 mixture as solvent. N-myristoyl neuramine
Fractions containing β-2-O-ethylglycoside of acid dimethylamide were collected and vacuumed.
Evaporated down. The residue was dissolved in 50 mL of acetone and precipitated with 20 volumes of n-hexane.
I let you. Yield: 60%.
Rf = 0.56, chloroform / methyl alcohol / water, 80: 20: 2.Example 44 β-2-O-Ethyl dimethylamide of N-lauroylneuraminic acid Luglycoside
3.23 g of β-2-O-ethyl glycoside of neuraminic acid ethyl ester (1
0 mM) at 5 ° C into 100 mL anhydrous methanol and 50 mL anhydrous methylene chloride.
Dissolved. To this, 8.25 g of N, N'-dicyclohexylcarbodiimide (40
mM), 2.0 g (20 mM) triethylamine and 4.57 g (20 mM
) Lauric acid was added and the mixture was stirred at 5 ° C. overnight. After filtration, evaporate it
It was The residue was dissolved in 100 mL of ethanol / water 1: 1 and 11 mL (10 mM
)of
1M NaOH was added. The solution was maintained at 25 ° C for 30 minutes. Anhydrous H+Type Do
Wex 50 × 8 resin 2 mL was added. The filtered solution was evaporated under vacuum. Residue
Was dissolved in 50 mL of anhydrous pyridine to give 2.3 g (20 mM) of pyridinium chloride.
And 4.12 g (20 mM) of N, N'-dicyclohexylcarbodiimide
Was added. The mixture was stirred at 25 ° C for 2 hours. 4.5 g of diethylamine (100
mM) was added and the reaction was carried out at 25 ° C. overnight. The solution is evaporated and the residue is silica gel.
Chromatography, methylene chloride / methyl alcohol / water, 80:10
Purified using the mixture of 1: 1 as the solvent. N-lauroyl neuraminic acid dimethy
The fractions containing β-2-O-ethylglycoside of luamide were collected and evaporated under vacuum.
did. The residue was dissolved in 50 mL of acetone and precipitated with 20 volumes of n-hexane.
. Yield: 60%.
Rf = 0.54, chloroform / methyl alcohol / water, 80: 20: 2.Example 45 β-2-O-Ethyl N-nicotinoylneuraminic acid dimethylamide Luglycoside
3.23 g of β-2-O-ethyl glycoside of neuraminic acid ethyl ester (1
0 mM) at 5 ° C into 100 mL anhydrous methanol and 50 mL anhydrous methylene chloride.
Dissolved. N, N'-dicyclohexylcarbodiimide 8.25 g (40 mM)
, 2.0 g (20 mM) triethylamine and 2.46 g (20 mM) diethylamine.
Cotic acid was added and the mixture was stirred at 5 ° C overnight. After filtration it was evaporated. The rest
Dissolve the residue in 100 mL of ethanol / water 1: 1 and add 11 mL (10 mM) of 1
M-NaOH was added. The solution was maintained at 25 ° C for 30 minutes. Anhydrous H+Type Dow
2 mL of ex50 × 8 resin was added. The filtered solution was evaporated under vacuum. The residue
Dissolve in 50 mL anhydrous pyridine and add 2.3 g (20 mM) pyridinium chloride.
And 4.12 g (20 mM) of N, N'-dicyclohexylcarbodiimide are added.
Added The mixture was stirred at 25 ° C for 2 hours. 4.5g of diethylamine (100m
M) was added and the reaction was carried out at 25 ° C. overnight. The solution was evaporated and the residue was washed with silica gel.
By chromatography, methylene chloride / methyl alcohol / water, 80:10:
Purified using the mixture of 1 as the solvent. N-nicotinoylneuraminic acid dimethy
Lure
Fractions containing β-2-0-ethylglycoside of the amide were collected and evaporated under vacuum.
. The residue was dissolved in 50 mL of methanol and precipitated with 20 volumes of t-butyl ether.
I let you. Yield: 50%.
Rf = 0.27, chloroform / methyl alcohol / water, 80: 20: 2.Example 46 N-trimethoxybenzoylneuraminic acid dimethylamide β-2 -O-ethyl glycoside
3.23 g of β-2-O-ethyl glycoside of neuraminic acid ethyl ester (1
0 mM) at 5 ° C into 100 mL anhydrous methanol and 50 mL anhydrous methylene chloride.
Dissolved. To this, 8.25 g of N, N'-dicyclohexylcarbodiimide (40
mM), 2.0 g (20 mM) triethylamine and 4.24 g (20 mM
) Trimethoxybenzoic acid was added and the mixture was stirred at 5 ° C. overnight. After filtration,
It was evaporated. Dissolve the residue in 100 mL of ethanol / water, 1: 1 and add 11 mL.
(10 mM) 1 M NaOH was added. The solution was maintained at 25 ° C for 30 minutes.
Anhydrous H+2 mL of mold Dowex 50x8 resin was added. Filtered solution under vacuum
Evaporated. The residue was dissolved in 50 mL anhydrous pyridine and treated with 2.3 g (20 mM)
Pyridinium chloride and 4.12 g (20 mM) of N, N'-dicyclohexyl
Carbodiimide was added. The mixture was stirred at 25 ° C for 2 hours. Diethylamine
4.5 g (100 mM) was added and the reaction was carried out at 25 ° C overnight. Evaporate the solution,
The residue is chromatographed on silica gel with methylene chloride / methyl alcohol.
/ Water, 80: 10: 1 mixture was used as solvent for purification. N-trimethoxy ester
Containing β-2-O-ethylglycoside of Nazoylneuraminic acid dimethylamide
Fractions were collected and evaporated under vacuum. Dissolve the residue in 50 mL of methanol and add 20
Volume of t-butyl ether. Yield: 60%.
Rf = 0.52, chloroform / methyl alcohol / water, 80: 20: 2.Example 47 P--2-O- of pyrrolidyl amide of N-palmitoylneuraminic acid Ethyl glycoside
Β-O-ethylglycosyl ester of N-palmitoylneuraminic acid ethyl ester
5.56 g (10 mM) of sodium salt of sodium chloride was dissolved in 50 mL of anhydrous pyridine,
To this 2.3 g (20 mM) pyridinium chloride and 4.12 g (20 mM)
Of N, N'-dicyclohexylcarbodiimide was added. Mix for 2 hours at 25 ° C
It was stirred for a while. 7.17 g (100 mM) pyrrolidine was added and the reaction was incubated at 25 ° C.
I went at night. The solution was evaporated and the residue was chromatographed on silica gel with methyl chloride.
It was purified using a mixture of ethylene / methyl alcohol, 9: 1 as solvent. N-
Palmitoyl neuraminic acid pyrrolidylamide β-2-O-ethyl glycoside
The containing fractions were collected and evaporated under vacuum. Dissolve the residue in 50 mL of acetone,
Precipitated with 20 volumes of n-hexane. Yield: 90%.
Rf = 0.67, chloroform / methyl alcohol / water, 80: 20: 2.Example 48 β-2-O-Ethyl N-palmitoylneuraminic acid ethyl ester Luglycoside
3.23 g of β-2-O-ethyl glycoside of neuraminic acid ethyl ester (1
0 mM) at 5 ° C into 100 mL anhydrous methanol and 50 mL anhydrous methylene chloride.
Dissolved. N, N'-dicyclohexylcarbodiimide 8.25 g (40 mM)
, 2.0 g (20 mM) triethylamine and 5.12 g (20 mM)
Lumitic acid was added and the mixture was stirred at 5 ° C. overnight. After filtration it was evaporated.
Dissolve the residue in 100 mL ethanol / water, 1: 1 to give 11 mL (10 mM)
1M NaOH was added. The solution was maintained at 25 ° C for 30 minutes. Anhydrous H+Type Do
Wex 50 × 8 resin 2 mL was added. The filtered solution was evaporated under vacuum. Residue
Was dissolved in 150 mL of water and the product was added once to 300 mL of chloroform, then twice.
Extract with 150 mL of chloroform, wash the organic layer 3 times with 150 mL of water and collect.
, Evaporated. The residue is chromatographed on silica gel with methylene chloride / methyl chloride.
Purified using a 9: 1 mixture of alcohol, as the solvent. N-palmitoirno
Fractions containing β-2-O-ethylglycoside of ilamic acid were collected and evaporated under vacuum.
Fired. The residue was crystallized with 100 mL of t-butyl ether. Yield: 85%.
Rf = 0.44, chloroform / methyl alcohol, 90:10.Example 49 N-palmitoyl neuraminic acid ethyl ester β-2-O-ethyl Luglycoside
5.65 g of β-2-O-ethyl glycoside of neuraminic acid ethyl ester (1
0 mM) was dissolved in 100 mL ethanol / water, 1: 1. 11mL (
10 mM) 1M NaOH was added. The solution was maintained at 25 ° C for 30 minutes. Nothing
Water H+2 mL of mold Dowex 50x8 resin was added. Steam the filtered solution under vacuum.
Fired. Yield: 95%.
Rf = 0.14, chloroform / methyl alcohol / water, 110: 10: 6.Example 50 [alpha] -2-O-Ethyl N-palmitoylneuraminic acid methyl ester Luglycoside
3.37 g of α-2-O-ethyl glycoside of neuraminic acid methyl ester (1
(0 mM) was dissolved in 30 mL of 1 M NaOH at 80 ° C., and the mixture was maintained and stirred overnight. Melting
The solution was passed through a column of 200 mL of Bio-Rex 70+ weak basic resin and then vacuum dried.
Dried The residue was redissolved in 50 mL anhydrous methanol. N, N'-dicyclohexyl
Xylcarbodiimide 4.13 g (20 mM), 2.3 g of pyridinium chloride
Added and the mixture was stirred for 1 hour. After filtration it was evaporated. The residue at 5 ° C for 10
It was dissolved in 0 mL anhydrous methanol and 50 mL anhydrous methylene chloride. N, N'-
Dicyclohexylcarbodiimide 8.25 g (40 mM), 2.0 g (20 mM
) Triethylamine and 5.12 g (20 mM) palmitic acid are added,
The mixture was stirred at 5 ° C overnight. After filtration it was evaporated. Residue in 150 mL of water
Dissolve in 300 mL of chloroform once, then 150 mL of chloroform twice.
Extracted with and the organic layer was washed 3 times with 150 mL of water, collected and evaporated. Siri the residue
By gel chromatography, methylene chloride / methyl alcohol, 9: 1 mixture
The compound was used as a solvent for purification. N-palmitoylneuraminic acid methyl ester
The fractions containing the α-2-O-ethyl glycoside were collected and evaporated under vacuum.
The residue was crystallized with 100 mL of t-butyl ether. Yield: 70%.
Rf = 0.65, chloroform / methyl alcohol, 90:10.Example 51 α-O-ethyl N-palmitoylneuraminic acid sodium salt Glycoside
5.47 g of α-2-O-ethyl glycoside of neuraminic acid ethyl ester (1
0 mM) was dissolved in 100 mL of methanol / water, 1: 1. 11mL (
10 mM) 1M NaOH was added. The solution was maintained at 25 ° C for 30 minutes. Nothing
Water H+2 mL of mold Dowex 50x8 resin was added. Steam the filtered solution under vacuum.
Fired. Yield: 95%.
Rf = 0.25, chloroform / methyl alcohol / water, 110: 10: 6.Example 52 β-2-O- of N-dichloroacetylneuraminic acid ethyl ester Ethyl glycoside
3.23 g of β-2-O-ethyl glycoside of neuraminic acid ethyl ester (1
0 mM) was dissolved in 50 mL of anhydrous pyridine at 25 ° C., and 14.3 g (100 mM)
) Of methyl dichloroacetate was added. The mixture is stirred for 24 hours and then steamed under vacuum.
Fired. The residue was chromatographed on silica gel with methylene chloride / methyl acetate.
Purification was carried out using a mixture of rucol / water, 80: 10: 1 as solvent. N-diclo
Contains β-2-O-ethylglycoside of ethyl acetyl acetylneuraminate
The relevant fractions were collected and evaporated under vacuum. 50 mL methanol and 200 mL residue
Crystallized from a mixture of ethyl ether. Yield: 85%.
Rf = 0.49, chloroform / methanol, 80:20.Biological research
The novel neuraminic acid amide of the present invention was named ND37 for its antineuronal toxic activity.
Digit type:
Β-O-ethyl N-palmitoylneuraminic acid dimethylamide represented by
It was proved by the following experimental studies carried out on glycosides.Example 53 In vitro anti-neuronal toxicity effect of ND37 on cerebellar granule cells: Protective effect against exogenous glutamate-induced neurotoxicity Materials and methods Cell culture
Primary cell cultures of cerebellar granule cells from 6-day-old Sprague-Dawley rats
It was made from. The neurons were grown on a 35 mm plate for 11 to 13 days and then moistened.
Humid environment (95% air and 5% CO2) Kept below. Culture (3 x 106cell/
The plate mainly consists of granule cells (95%) and a few glial cells (5%) (G
allo.V. Of glutamate from cerebellar granule cells identified in culture, such as
Selective release, Proc. Natl. Acad. Sci. USA, Volume 79, 791
9-23, 1982). Glial proliferation is arabinofuranosylcytosine
I prevented it.
Derivative ND37 was added to dimethyl sulfoxide (1% DMSO) at 1 × 10.-2M no M
, Then lock solution (154 mM-NaCl / 5.6 mM-KCl / 3
. 6 mM-NaHCO3/2.3mM-CaCl2/ 1mM-MgCl2/5.6
Diluted to various concentrations in mM-glucose / 5 mM-HEPES, pH 7.4)
It was Assayed at the following concentrations: 5 x 10-6M, 1 x 10-FiveM and 2x10-FiveM.Description of exogenous glutamate neurotoxicity model
Aspirate the cell culture medium from the plate (maintain exactly) and place the plate in lock solution (
3 × 2 mL) and washed with the test compound (5 × 10 mL).-62 x 10 from M-FiveUp to M
Solution (1.5 mL) was added and the incubator (5% CO 22) Within 3
Incubated at 7 ° C for 2 hours.
Wash treated cells with lock solution + 10% fetal calf serum (3 x 2 mL), then
Mg++Wash with Rock solution lacking (3 x 2 mL). Lock solution (-Mg++)During
100 μM-glutamate (1.5 mL) or medium (control) was added. Gu
Incubation with tatamate was carried out at room temperature (27 ° C.) for 15 minutes. Gluta
Remove mate, wash plate with lock solution (2 x 2 mL), then start medium
Incubator (5% CO2) for 24 hours at 37 ° C in the presence of (maintained exactly)2)
Incubated in. At the end of the incubation, the viability of the cells is shown by MTT
Test (Mosmann, T .: Rapid colorimetric assay for cell growth and survival: proliferation and growth
And application to cytotoxicity assay, J. Immunol. Meth. Volume 65, 55, 6
P. 3, 1983 and Skaper, S .; D. , N-methyl-D-aspa
Death of cultured hippocampal pyramidal neurons by pathological activation of lutetate receptor
Reduced by Aloganglioside, J. Pharm. Exp. Ter. 25
Volume 9, pages 1452-457, modified according to 1991).
. Data are expressed as% survival. Significant difference calculated according to Dunnett's test
did.result
The results obtained (Table 1) are shown below:
-N37 has clear anti-neuronal toxic activity: to glutamate toxin
The presence of free compound in the incubation medium during exposure is not required. N
The neuroprotective effect of D37 is strong: 1 × 10-FiveApproximately 63% protection at M concentration
Yes, the best protection (about 83%) is 2x10-FiveA concentration of M is achieved.
Example 54 In vitro antineuronal toxic effect of ND37 on cerebellar granule cells: Protective effect against exogenous glutamate-induced neurotoxicity when co-treated with active compounds Materials and methods Cell culture
Primary cerebellar granule cells were 8 day old rats (Zivic Miller, Pittsburgh
, PA, USA). Culture neurons in 35 mm plate for 7-8 days
Wet environment (95% air and 5% CO2) Kept within. Culture (3 x 106
Cells / plate are mainly (95%) granule cells and a few (5%) glial cells (5%)
From the cerebral granule cells identified in the culture, such as Gallo V.
Selective release of glutamate, Proc. Natl. Acad. Sci. USA,
79, pp 7919-23, 1982). Glial proliferation is arabinofuranosyl
Prevented by cytosine.
Derivative ND37 was added to dimethyl sulfoxide (1% DMSO) at 1 × 10.-2M no M
, Then lock solution (154 mM-NaCl / 5.6 mM-KCl / 3
. 6 mM-NaHCO3/2.3mM-CaCl2/ 1mM-MgCl2/5.6
Diluted to various concentrations in mM-glucose / 5 mM-HEPES, pH 7.4)
It was Assayed at the following concentrations: 5 x 10-6M, 1 x 10-FiveM and 2x10-FiveM.Description of exogenous glutamate neurotoxicity model
Aspirate the cell culture medium from the plate (maintain exactly) and place the plate in lock solution (
3 × 2 mL) and washed with the test compound (5 × 10 mL).-62 x 10 from M-FiveUp to M
Solution (1.5 mL) was added and the incubator (5% CO 22) Within 3
Incubated at 7 ° C for 2 hours.
Wash treated cells with lock solution + 10% fetal calf serum (3 x 2 mL), then
M++Wash with Rock solution lacking (3 x 2 mL).
1.5 mL of lock solution (-Mg++) Or 50 μM-glutamate ± test compound
Things (1 to 4 x 10-FiveM concentration) lock solution (-Mg++) 1.5 mL was added.
Incubation was for 15 minutes (37 ° C).
Glutamate and compounds were removed. Wash plate with lock solution (2 x 2 mL)
And then in the presence of starting medium (preserved exactly) for 24 hours incubator (5%
CO2A) at 37 ° C. At the end of the incubation, cells
Survival was determined by fluorescein diacetate (FDA) and propidium iodide (PI).
Colorimetric assay (Manev, H., et al.
Tamate-induced neuronal death: protection by synthetic derivatives of endogenous sphingolipids
Mamoru, J. Pharm. Exp. Ther. 252, pp. 419-427,
(1990) and quantified. The monolayer was washed with lock solution, 36 μM-
It was stained with a solution containing FDA and 7 μM-PI for 3 minutes at 22 ° C. E with colored cells
pilumination (Vanox Olympus, 450 nM excitation,
Immediately analyzed using a standard fluorescence microscope (for 520 nm emission). FDA,
Non-polar ester, passing through cell membrane, hydrolyzed by intracellular esterase,
To produce a yellow-green color. Neuronal damage affects FDA-induced coloration
Therefore, PI which reacts with nuclear DNA and emits bright red fluorescence is permeated.
After glutamate treatment, some neurons degenerate and detach from the plate.
Cell loss was determined by photography before and 24 hours after application of glutamate
It was assessed by comparing the number of intact or degenerating neurons in the visual field. each
The experimental condition was defined as the percentage of surviving neurons within a single layer representative field (40x magnification).
An unknown researcher evaluated and measured the FDA / PI color and calculated according to the following formula.
FDA positive cells ÷ (FDA positive + PI positive + relaxed cells) × 100
Data are expressed as% viable cells. Significance was determined using the Dunnett test.result
The data in Table 2 show that the neuroprotective effect of ND37 on glutamate toxicity is immediate.
Yes, that is, ND37 was administered at a dose of 10-40 pM at the same time as the administration of the toxin.
It is shown to protect neurons despite their administration. This is the speed of ND37
Shows a different mechanism of action.
Example 55 Intracerebroventricular (ic) of N-methyl-D-aspartate in neonatal rats v) In vivo effect of ND37 on cerebral injury induced by injection Materials and methods Description about the model
The experiment was performed on 7-day old newborn rats weighing approximately 13 grams. On the 7th day, motion
After anesthetizing the object with ether, McDonald etc. (McDonald, JW etc.)
, N-Methyl-D-aspartate Neurotoxicity in the Developing Rat Central Nervous System
Is significantly enhanced, Brarn Res. : 459, pp. 200-203, 1
1988), N-methyl-D-aspartate (
NMDA), Sigma, St. Louis, MO, USA 25 nmol / μL ic
The lesion was caused by v injection. Excitable toxin is dissolved in saline and 1N-Na
The pH was adjusted to 7.4 by adding OH. NMDA injection (25 nmol / μL
) Was performed gradually (2 minutes) to the position of the right ventricle using a Hamilton syringe.
Control animals received saline (1 mL · icv).
Compounds were treated with 1% DMSO (experimental number 1) or 0.5% tragacanth (experimental number)
After suspension in 2), subcutaneous administration (sc) was performed. The compounds were tested at the following doses: 1-3
~ 5 mg / kg-sc.
The treatment was carried out with two administrations.
-1 hour before NMDA injection.
-Immediately after NMDA injection.Experimental group
1. (N = 8) saline (1 μL) + saline (1 μL).
2. (N = 14) NMDA (25 nmol / μL) + saline (1 μL).
3. (N = 15) NMDA (25 nmol / μL) + ND37 (1 mg / kg / μL).
4. (N = 15) NMDA (25 nmol / μL) + ND37 (3 mg / kg / μL).
5. (N = 15) NMDA (25 nmol / μL) + ND37 (5 mg / kg / μL).
Number of animals used for each experimental group (corresponding to the total number of animals, ie Experiment 1+ according to Table 3)
Experiment 2) is shown in parentheses.The parameter
Animals were sacrificed on day 12 (ie, 5 days after NMDA injection) and left intracerebral weight.
The quantity was measured and expressed in mg.
Statistical significance was assessed by Dunnett's test.result
The results obtained (Table 3) prove that:
-Treatment with ND37 caused excitatory toxin-induced brain damage (total brain weight loss)
(Measured as) is effective in reducing.
-ND37 is significantly (p <0.01) effective at a dose of 1 mg / kg sc.
p <0.01 vs untreated affected group (2 groups) (standard error within 5% in all experiments)
Number of animals in parentheses. The test compound is NMDA injected at a dose of 1 to 3 to 5 mg / kg.
(25 nmol / 1 μL) was administered 1 hour before and immediately after. Brain weight is mg value.Involved in the release and / or uptake of excitatory neurotransmitters in cerebellar granule cells In vitro regulatory effect of ND37: glutamate and potassium in potassium-induced depolarization And aspartate content measurement Materials and methods Cell culture
Primary cell cultures of cerebellar granule cells from 8-day-old Sprague-Dawley rats
It was made from.
The neurons were grown on a 35 mm plate for 11 to 13 days to obtain a humid environment (95
% Air and 5% CO2) Kept below. Culture (3 x 106Cells / plate)
Mainly composed of granule cells (95%) and a few glial cells (5%) (Gallo V
.
Release of glutamate from cerebellar granule cells identified in culture, such as P
roc. Natl. Acad. Sci. USA, 79: 7919-23, 1
982). Glial growth was prevented by arabinofuranosylcytosine.
The derivative ND37 was dissolved in dimethyl sulfoxide (1% DMSO) at a concentration of 10M.
And then lock solution (154 mM-NaCl / 5.6 mM-KCl / 3.6 m
M-NaHCO3/2.3mM-CaCl2/ 1mM-MgCl2/5.6 mM-
Various concentrations (0.1 to 1) in glucose / 5 mM-HEPES, pH 7.4.
10-20 μM).Description of exogenous glutamate neurotoxicity model
The cell culture medium was aspirated from the plate. Wash plate with lock solution (3 x 2 mL)
Then, add a solution (750 μL) containing the test compound (concentration of 0.1 to 20 μM).
Incubator (5% CO2) At 37 ° C. for 2 hours at a depolarizing concentration of KCl
Incubated in the presence or absence (between 5 and 50 mM). Incubate
Solution, collected and filtered through a 0.2μ filter for amino acid content analysis.
For treatment (220 μL).The parameter
Glutamate and aspartate content (expressed in mM) by Biddingmer
yer, B.I. A. Etc. Chromatogr. Volume 336: 93-104
Page, 1984, measured by HPLC (High Performance Liquid Chromatography)
did.result
The results obtained indicate that ND37 is cerebellar granule cells and is potassium-induced in a dose-dependent manner (Table 4).
Can reduce the increase in spontaneous glutamate and aspartate (Table 5)
It shows the ability. This compound contains extracellular glutamate and up to 20 μM
Although the basic level (control) of aspartate (Table 5) was not changed, it was already 0.1.
About 30% of extracellular glutamate induced by potassium KCl at μM (Table 4)
Reduced. ND37 was induced by KCl in medium at a dose of 20 μM (Table 5)
It completely stopped increasing glutamate.
20 μM ND37 induced by KCl (15, 25, 30 and 50 mM)
It completely abolished the extracellular increase of glutamate and aspartate. ND3
Of glutamate and aspartate in medium exposed to KCl in the presence of 7.
Extracellular values were between 0.01 and 0.28% of the values obtained without this compound (Table 5).
there were.
The mechanism of action of ND37 is probably due to the release and / or uptake of endogenous compounds.
You can.
Experiment three times. p <0.01 (Dunnett's test) treated with KCl only
Corresponding group (standard deviation is less than 5% in all experiments)Example 56 Electrophysiological properties of ND37-treated neurons: glutamate-stimulated mosquitoes Absence of effects on thion channels Materials and methods
Primary cerebellar granule cells are 8 day old rats (Zivic Mi1er, Pittsburgh
, PA, USA).
The neurons were cultured in a 35 mm plate for 7-8 days and exposed to a humid environment (95% air and air).
And 5% CO2) Kept within. Cultures (2.5 x 106 cells / plate) are mainly
(95%) granule cells and a small number (5%) of glial cells (Gallo V. N.
, Selective release of glutamate from cerebral granule cells identified in culture, Pr
oc.
Natl. Acad. Sci. USA, 79, pp 7919-23, 1982.
). Glial growth was prevented by arabinofuranosylcytosine.
Primary cortical neurons are 1 day old rats (Zivic / Mi1ler) Pittsburgh
G., PA) USA) (Bertolino and Vicini, Mol.
. Pharmacol. 34: 98-103, 1988).
5x10 the culture on a 35 mm plateFiveUp to the density of cortical neurons / plates
It was grown and 10 μg / mL of poly-L-lysine was added thereto. Medium is 10%
Fetal bovine serum (Gibco), 25 mM-KCl, 2 mM-glutamine and 10
Prepared on a basic Eagle medium (Gibco) containing 0 μg / mL-gentamicin
did. Twenty-four hours after the inoculation, the proliferation of glia was 1 μM-arabinofuranosylcytosine
Prevented by adding. Cortical neurons were cultured for 3 weeks.
Derivative ND37 was 1 x 10 in dimethyl sulfoxide (1% DMSO).-2M's
Dissolve at a concentration, then lock solution (154 mM-NaC1 / 5.6 mM-KCl /
3.6 mM-NaHCO3/2.3mM-CaCl2/ 1mM-MgCl2/ 5.
Diluted to various concentrations in 6 mM-glucose / 5 mM-HEPES, pH 7.4)
did. ND37 was analyzed at concentrations of 20 and 30 μM.
Glutamate-related proteins in cerebellar granule and cortical neurons in culture
Description of electrophysiological measurements of thione channel activity
The experiments were performed at room temperature with the following: Medium 145 mM-NaCl, 1 mM-Ca.
Cl25 mM-glucose and 5 mM-HEPES / NaOH, pH 7.
4. Patch pipette. 145 mM-CsCl for termination of production21 mM-CaCl2
, 11 mM-ethylene glycol (β-aminoethyl ether) bis-N, N ′
-Tetraacetic acid, 10 mM-HEPES / Cs (OH)2PH 7.2. plate
Was continuously perfused at a flow rate of 1 mL / min.
a) "sealed" registration of whole cells (Hamill, OP, etc.)
, "Patch clan for accurate current recording from cell membrane and cell-free membrane patches.
Technique ", Pfluegers Arch. , 391: 85-100, 198.
1 year) from rat newborns and cultured for 1 to 2 weeks each for cerebellar granule cells or skin
quality
Performed on neurons.
Glutamate was added to a glass micropipette (4-6 μM
Clamp under pressure (2-6 psi) from the one with a large outlet tip)
It poured into the cell body of the neuron (maintenance voltage -40 mV).
b) Single channel glutamate activation externally at 37 ° C for 30 minutes
Recorded on membrane sections prepared from cerebellar granule cells pretreated with ND37. Glutame
Place a micropipette (1 μM) filled with a tablet near the membrane part to
Was used to add dropwise. Single channel currents Bertolini and Vicin
i ("N-methyl in rat cortical neurons in culture with strychnine
-Voltage-dependent inhibition of cationic channels activated by D-aspartate ",
Mol. Pharmacol. 34: 98-103, 1988).
Recorded according to the method listed.Registration in whole cells
Glutamate (50 μM), which activates the current flowing into cells, is applied to the cerebellum and cortex.
Voltage-clamped on the cell body by pressure. These experiments are Mg++In the absence of
As done, the response to glutamate is probably NMDA and non-NMDA
It is mediated by glutamate receptors. 3 cerebellum and 5 cortex tones
ND37 (37 μM) and glutamate (5
(0 μM) co-administration does not differ from controls (200 pA average at -50 mV voltage)
It did not affect the control reaction.result
To determine the activity of ND37 on glutamate reaction, 10 different
An experiment was conducted. In the cerebellar granule cell membrane preparation, high conductivity, glutamate-activated (5
The 0 pS) cation channel is dominant. 30 minutes with 20 μM ND37
Pretreatment of cells across the cells did not affect channel conductivity and the frequency of their opening
(Table 6). Single-channel registration allows mechanical and conductive
No change in electrical conductivity was observed after ND37 treatment. Simultaneous with ND37 (30 μM)
The internal current activated by glutamate (50 μM), which is given to
Those activated by the mate alone did not change.Table 6
Glutamate in cerebellar granule neurons and cortical neurons in the medium
Effect of ND37 on regulated cation channel activity
Conclusion
ND, a compound that protects neurons from glutamate receptor-mediated toxicity
37 can be seen from the absence of effects of cationic glutamate stimulatory channels
Thus, it inhibits the ionotropic glutamate receptor to produce this effect.
I don't think it will happen.Example 57
The axonogenic activity of the novel compounds of the present invention is
Of N-palmitoyl-neuraminic acid dimethylaminopropylamide, abbreviated as 5
It can be demonstrated by experiments performed with 2-ethylglycoside.Materials and methods Cell culture
C1300 mouse neuroblastoma cells, neuro-2a clone (American
10% beef from the Can Cell Type Culture Collection, Bethesda, MD)
Neonatal serum (FCS, batch IPO2, Seromed), penicillin (100
Unit / mL, Irvine) and L-glutamine (2 mM, Sigma)
10000 cells / medium in medium containing Dulbecco's Modified Eagle Medium (DMEM)
Cultured in wells. Cells were incubated at 37 ° C for 24 hours, media was removed and 3
Replaced with 50 μL of fresh medium plus test compound.Test compound and its dissolution
Compounds ND35 and ND37 are in dimethyl sulfoxide (1% DMSO)
1 × 10-2It was dissolved at a concentration of M. For other compounds, serial dilution (1
× 10-FiveFrom 1 × 10-FourM) was performed.The parameter
Axon activity (number of cells with axons, optical microscopy)
Incubate culture plate with test compound and phase contrast microscope (× 250 ×)
Was analyzed using. 9 images of pre-fixed coordinate were selected and photographed. Next thin
Those with the total number of vesicles and axons (twice the smallest cell diameter) were randomly counted. axis
The percentage of cells with cords was calculated after counting at least 100 cells (Facci
L. Neuroblastoma cells by exogenous ganglioside GM1
Promotion of neuritogenesis in J. Neurochem. Raven P
Press, New York, pp. 299-305, 1984).result
The results obtained (Table 7) show that both derivatives ND35 and ND37 were in vitro.
Induced uritogenesis. In particular, under the experimental conditions tested:
-New ritogenic effect is 5 × 10-FiveClear even at M (p <0.01) concentration
And the highest effect (about 48% of cells with axons) is 1 x 10-FourAppeared at a concentration of M.Table 7
Of ND37 and ND37 in N2a neuroblastoma cells
New ritogenic effect
Conclusion
The above results demonstrate the excellent pharmacological profile of the compounds of the present invention. That
Antineuronal toxicity and regulatory effects on the extracellular levels of these excitatory neurotransmitter amino acids
Is especially noteworthy.
Due to their anti-neuronal toxic activity, novel derivatives of neuraminic acid are excitatory
It can be used for diseases associated with the excitotoxic effects of mino acids. These aminos
Acids, such as glutamic acid and aspartic acid, can be used in these, for example, synapses.
Aside from important functions such as elasticity and plasticity, neuronal evolution and / or
Or involved in the etiogenesis and / or expression of various diseases associated with death
Proved to be present. There are several causes of damage to neurons, but
The dysfunction of URON is Ca++Activation of ion-dependent enzymes, Ca++Flow of ions
And excites cellular cascades such as activation of the second transmitter and this
Causes neuron death. Nervous system damage caused by excitatory amino acids is associated with ischemia, hypoxia,
Ten
Can, trauma, pressure, metabolic dysfunction, aging and toxin disease and Alzhai
It is found in chronic neurodegenerative diseases such as Ma and Huntington's disease.
Modulatory effect of new derivatives on the process of release and / or uptake, as well as intracellular space
Because of the increase in
Has a therapeutic implication for pathological neuropsychiatric disorders derived from the imbalance of excitement
The protective effect of the derivative of the present invention against the toxicity of the amino acid is the activity of glutamate receptors.
The use of these compounds, as caused by sexualization, may interfere with other receptors that block these receptors.
It does not have the defects of derivatives (Olney, JW, et al.
Changes Induced by Cerebral Cortex Neurons by Insulin and Related Drugs, ”Sc
ience) 224, 1360-1362, 1989. Olney, J. et al.
W. Et al., "NMDA Antagonist Neurotoxicity: Mechanism and Prevention," Science, 2
54, pp. 1515-1518, 1991).
Finally, the novel compounds of the present invention, due to their neuritogenic effects, are
Related to neurological function recovery in pathologies associated with neuronal damage such as transdisorder
Is valuable in treatment.Pharmaceutical applications of the compounds of the invention
Among the objects of the invention are the novel compounds mentioned above, in particular the examples mentioned above.
Of the above and also the pharmaceutical preparations having one or more as active ingredients
Including.
These pharmaceutical preparations may be used orally, rectally, parenterally, topically or intradermally
it can. Therefore, they are in solid or semi-solid form, such as pills, tablets, gelatin.
It can be a soft capsule, capsule, soft gelatin suppository and the like. Parenteral use
Suitable for intramuscular, subcutaneous or transdermal use or drip or intravenous injection
It is possible to use different dosage forms, which are therefore solutions of the active ingredient,
Or as a lyophilized powder of the active ingredient, sometimes an additive or pharmaceutically acceptable
It can be added to a solvent and used for the above purpose, which is
It can be prepared as a solution that is osmotic. Even for topical application
Ointment for topical use, or can adopt a spray formulation such as nasal spray
,
Alternatively, plasters for transdermal administration can also be used.
The formulations of the present invention can be used in both humans and animals. Preferably, they are liquids,
For sprays, ointments and creams, between about 0.01% and 10%,
Activity between 1% and 100%, preferably between 5% and 50% for body formulation
Contains ingredients.
The dose will vary according to the formulation, the intended effect and the route of administration. For therapeutic administration
Alternatively, for prophylaxis by the parenteral route, the dose is predominantly per kg of body weight per day.
Between 0.05 and 10 mg, especially 0.05 and 2 mg per kg body weight per day
Change between
Since the present invention has been described above, the voice can vary in many ways. like that
Changes should not be considered as departing from the essence and scope of the invention, as
Such modifications are intended to be within the scope of the following claims if they are obvious to those skilled in the art.
Has been done.
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フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M
C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG
,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN,
TD,TG),AT,AU,BB,BG,BR,CA,
CH,CZ,DE,DK,ES,FI,GB,HU,J
P,KP,KR,LK,LU,MG,MN,MW,NL
,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,
SK,UA,US
(72)発明者 マネブ,ハリ
アメリカ合衆国ペンシルバニア15228、ピ
ッツバーグ、クレセント・ドライブ2番
(72)発明者 トリマルコ,マルティノ
イタリア国35100パドバ、ビア・デロルナ
1/ビ番
(72)発明者 トッファーノ,ジーノ
イタリア国パドバ、35036モンテグロッ
ト・テルメ、ビア・デ・アミチス2番─────────────────────────────────────────────────── ───
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(81) Designated countries EP (AT, BE, CH, DE,
DK, ES, FR, GB, GR, IE, IT, LU, M
C, NL, PT, SE), OA (BF, BJ, CF, CG
, CI, CM, GA, GN, ML, MR, NE, SN,
TD, TG), AT, AU, BB, BG, BR, CA,
CH, CZ, DE, DK, ES, FI, GB, HU, J
P, KP, KR, LK, LU, MG, MN, MW, NL
, NO, NZ, PL, PT, RO, RU, SD, SE,
SK, UA, US
(72) Inventor Maneb, Hari
United States Pennsylvania 15228, Pi
Tsburg, Crescent Drive No. 2
(72) Inventor Trimarco, Martino
Via de Lorna, Padua, 35100, Italy
1 / bi number
(72) Inventors Tofano and Gino
35036 Montegrog, Padova, Italy
To Terme, Via de Amitis No. 2