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JPH08501493A - 廃水を浄化する方法及びそれから汚染物を回収する方法 - Google Patents

廃水を浄化する方法及びそれから汚染物を回収する方法

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JPH08501493A
JPH08501493A JP6508328A JP50832893A JPH08501493A JP H08501493 A JPH08501493 A JP H08501493A JP 6508328 A JP6508328 A JP 6508328A JP 50832893 A JP50832893 A JP 50832893A JP H08501493 A JPH08501493 A JP H08501493A
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cleaning
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JP6508328A
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ペナズ,トーマス・ジェイ
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デラックス・コーポレーション
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Abstract

(57)【要約】 pH依存性である水溶性を示す組成物に関して、廃水を清浄化する方法及びそれからの汚染物を除去する方法。この方法は、組成物が非水溶性になるpHでその組成物を塗布する予備工程を含み、次いでこの組成物が水溶性又は水洗性になるpHを有する洗浄溶液で塗布装置から過剰の組成物を除去し、この洗浄溶液のpHを、この組成物が非水溶性になるpHに変化させ、それによってこの組成物を析出させ、そしで濾過又は他の分離技術によっでこの組成物成分を除去する。本発明は、作業場タオル清浄化法にも関する。

Description

【発明の詳細な説明】 廃水を浄化する方法及びそれから汚染物を回収する方法 発明の背景 1.発明の分野 本発明は、一般的には、廃水処理の分野に関し、より特定的には、汚染物を含 有する廃水を浄化する方法及びかかる汚染物をそれから回収する方法に関する。 本発明は広範囲の汚染物に適用可能であるが、コーティングプロセスからの廃水 の浄化に特に適用可能性を有し、特に、コーティング組成物が第1pHレベルで 非水溶性であり第2pHレベルでは水溶性又は水洗性である、平版印刷法又は他 のプリント法、ペイント若しくはワニス塗布方法又はそれに類した方法の如きコ ーティングプロセスに適用可能である。 2.先行技術の要旨 水処理は一般にここ数年かなり成長している。最小限の化学的又はエネルギー 的入力しか有さない清浄水をもたらす処理方法が非常に望まれる。このことは、 平版印刷法又は他のインキプリント法及びペイント若しくはワニス塗布方法を含 む種々のコーティングプロセスの清浄化から生じる汚染物を含有する工業廃水に 特に当てはまる。かかるプロセスからの廃水は、塗布又は処理装置及び用具を清 浄化するのに必要な有機洗浄溶媒を含有することが多い。かかる汚染物及び有機 洗浄溶媒を含有する作業場タオル及び他の清浄化補助器具の洗濯も汚染源である 。 というのは、かかる汚染物を含有する洗濯媒質は、普通は下水系に捨てられるか らである。 油性若しくは非水溶性インキ組成物及びインキ溜め水溶液の両方を用いる平版 印刷法では、プリント版及び/又はインキは、1つの作業が完了したら次の作業 が始められるように周期的に入れ換えられることが必要である。これが起こると きはいつでも、塗布ローラー、プリント版等を含むブランケットシリンダー及び /又は全プリントトレインを清浄にしなければならない。かかる清浄化は、通常 はインキを取り除くために溶解させる有機又は他の非水性洗浄溶媒を用いて行わ れる。これが、有機又は他の非水性洗浄溶媒及び溶解した汚染物から構成される 廃溶液並びにかかる物質で飽和したタオルを生じさせる。 そのような清浄化方法は、空気及び水質の両方の幾つかの汚染源のもとになる 。第1に、油性若しくは非水溶性インキ又は他のコーティング物質を許容できる 程度に清浄化するのに必要な多くの洗浄溶媒は、最終的に大気中に拡散する種々 の揮発性有機化合物(VOC)を含有する。第2に、有機又は他の非水性洗浄溶 媒及び溶解した汚染物は、長々しくかつコストのかかる処理及び汚染物の分離な しでは下水系に放流できない。事実、多くのものは、廃棄が厳しくコントロール されている有害な廃棄物であると考えられる。第3に、作業場タオル又は他の清 浄化補助器具及び材料の洗濯は、通常の濾過では分離するのが困難な細かく分散 した洗浄溶媒の粒子及びコーティング組成物の汚染物の粒子を含有する洗濯廃水 をもたらす。逆浸透法、蒸留及び他の膜処理の如き技術は、理論的には洗濯廃水 から細かく分散した洗浄溶媒及び汚染物粒子を分離するように機能するとはいえ 、かかる方法は強いエネルギーがかかるものなので相当な保全と維持費が要求さ れる。結局、殆どの工業は、かかる廃水を経済的に浄化できないので、大抵はか かる未処理水を下水系に放流し続けている。しかしながら、水質浄化法 (TheCle an Water Act) 及び他の種々の声明及び連邦制定法は、処理にコストがかかって も、汚染の原因となる流出物を処理して汚染物を取り除くようにさせるであろう 。その代わりに、多くのプリント業者は使い捨てタオルに移行しているが、それ 自体使い捨ての問題を生じている。 類似の使い捨て及び汚染問題が、非平版印刷インキ組成物並びに種々の非水溶 性ペイント、ワニス及び他のコーティング組成物に存在している。 従って、廃水を浄化する方法及びそれから汚染物を回収する方法の必要性が存 在している。より特定的には、平版印刷法及び他のプリント法、ペイント若しく はワニス塗布方法及びそれに類した方法の如き種々のコーティングプロセスから の廃水を浄化する方法の必要性が存在している。また、かかる汚染物を廃水から 及び作業場タオル及び他の清浄化補助器具を清浄化するのに用いた洗濯溶液から 回収する方法の必要性も存在している。 発明の要旨 本発明は、一般的には、組成物又は汚染物の清浄化方法に関し、より特定的に は、コーティング組成物を含有する廃水を清浄化する方法及び先行技術における 多くの問題を克服するようなやり方でかかる組成物を回収する方法に関する。本 発明の方法は油性及び非油性の両方の種々の組成物に適用可能性を有しているが 、特に、コーティング組成物が曝される溶液のpHに依存する水溶性挙動を示す 一定のコーティング組成物に適用可能性を有する。換言すれば、本発明は、水変 質性 (water reducible) 成分を含有するか又は第1pHレベルでは概して非水 溶性であり第2pHレベルで水洗性又は水溶性である組成物又は汚染物に特に適 用可能である。しかしながら、本発明の範囲はこれら特定の組成物に限定される ことを意図していない。 本発明の方法は、あらゆるpHレベルで概して水溶性ではない成分から構成さ れる組成物であるが、その水溶性がpH依存性であってかつ全組成物にpH依存 的水溶性又は水洗性挙動を提供するのに十分な量で存在する1又は2以上の相溶 性の溶解性コントロール成分と混合された組成物の清浄化及び回収にも適用可能 である。好ましくは、この溶解性コントロール成分又はこの組成物の全部若しく は一部は、水変質性樹脂又は所期のpH依存的水溶性挙動を示す他の組成物であ る。 清浄化工程又は回収工程に対して予備的である工程は、支持体へのコーティン グ組成物の塗布である。これは、種々の塗布又は処理装置及び用具(以下“塗布 装置”又は“塗布装置及び用具”ということがある)を用いて行われる。塗布は 、この組成物が概して非水溶性である第1pHレベル内に入るpHでの塗布であ る。 かかる塗布後に、この組成物が水溶性又は水洗性になる第2pHレベル内に入 るpHを有する水溶液を用いて塗布装置及び用具を清浄にする。これにより、こ の組成物は水性洗浄溶液中に溶解するか又は水性洗浄溶液よって水洗性になる。 塗布装置及び用具からの組成物の清浄化及び除去は、作業場タオル、ブラシ及び 他の清浄化補助器具を用いて助けとすることができる。この清浄化工程が完了す ると、溶解又は細かく分散した組成物の粒子を含有する使用済み洗浄溶液及びこ の水性洗浄溶液と溶解又は細かく分散したコーティング組成物をやはり含有する 作業場タオル、ブラシ又は他の清浄化補助器具が生成する。 溶解又は細かく分散した組成物を含有する使用済み洗浄液の清浄化は、そのp Hを第1pHレベル内に入るpHに変化させることを包含する。この組成物は、 これら条件下では概して非水溶性であるので溶解性変化が起こる。これがこの組 成物を非水溶性にする。一旦非水溶性になると、この組成物は概して水性である 洗浄溶液中ではもはや安定ではなくなる。その結果、かかる組成物の粒子は疎水 性又は親油性となって析出し始め、益々多くの汚染物が互いに接触して一緒にく っつきながら、濾過可能な大きさのより大きな粒子を形成する。加えて、これら 粒子は、低コスト分離技術による分離が容易になるのに十分な寸法安定性を有す る。こうしてコーティング組成物を濾過可能な大きさの粒子に転化した後、通常 の濾過又は遠心分離又は当該技術分野で公知の他の分離技術のいずれかによって それらを使用済み洗浄溶液から除去する。 作業場タオル及び他の清浄化補助器具からのこの組成物の除去及び回収は、ま ず、それを第2pHレベル内に入るpHを有する洗浄溶液又はこの組成物を除く ための通常の若しくは手を加えた洗濯媒質中で洗浄することを包含する。次いで 、この結果生じる洗浄溶液又は洗濯媒質を、第1pHレベルに対応するか又は第 1pHレベル内に入るpHに変化させることによって上記のように処理する。こ うすると、溶解又は細かく分散した組成物粒子がその溶液から析出して結びつき 、通常の濾過又は他の分離技術を用いて除去できる適度な大きさの粒子が生成す る。 従って、本発明の目的は、一定の組成物を含有する廃水を清浄化する方法及び かかる組成物をそれから回収する方法を提供することである。 本発明の他の目的は、コーティングプロセスからの廃水を清浄化する方法であ ってその廃水が平版印刷又は他のインキ組成物及びペイント若しくはワニス組成 物の如きコーティング組成物を含む方法を提供することである。 本発明の更なる目的は、第1pHレベルで非水溶性であり第2pHレベルで水 溶性又は水洗性である油性組成物又は他の非水溶性コーティング組成物の如きコ ーティング組成物の清浄化及び回収方法を提供することである。 本発明のなお更なる目的は、汚染物を含有する作業場タオル又は他の清浄化補 助器具を清浄化する方法であって、洗濯媒質又は洗浄媒質の清浄化及びそれから の汚染物の除去を含む方法を提供することである。 これら及び本発明の他の目的は、以下に記載する好ましい方法の説明を参照す れば明らかになるであろう。 好ましい方法の説明 本発明は、一定の組成物又は汚染物を含有する廃液を清浄化する方法及びかか る汚染物をそれから回収する方法に関する。より具体的には、本発明は、水変質 性樹脂を含有するか又は第1pHレベルで概して非水溶性であり第2pHレベル で水溶性又は水洗性である組成物を含有する廃水を清浄化する方法に関する。従 って、本発明を適用できる組成物は、それら自体がpH依存性である水溶性/非 水溶性挙動を示すか又は他の溶解性コントロール組成物と組み合わせたためにp H依存性である水溶性/非水溶性挙動を示すコーティング組成物である。 本発明の方法は、水溶性挙動がpH依存性であるあらゆる組成物の清浄化及び /又は回収に適用可能であると考えるが、かかる挙動を示す油性コーティング組 成物、より具体的には油性のインキ、ペイント又はワニス組成物に特に適用可能 性を有する。この好ましい方法の説明は、所期のpH依存的溶解性を付与するた めに水変質性樹脂を含有する油性平版印刷プリントインキの清浄化及び/又は回 収に関連する。 ここで用いる場合、水変質性という用語は、樹脂又は組成物の特性を定義する ものであって、かかる樹脂又は組成物を一定の(好ましくはpH関連)条件下で 実質的に非水溶性にすることができ、かつ一定の他の(好ましくはpH関連)条 件下では水溶性又は水洗性又は水分散性であるか又はそうなることができる特性 を定義するものである。好ましい態様によれば、水変質性という用語は、その水 溶性挙動がpH依存性である樹脂又は組成物を定義するものであって、酸性条件 下で非水溶性でありアルカリ性条件下で水洗性であるかかる樹脂又は組成物を定 義するものである。 本発明の方法を適用する平版印刷インキ配合物は、ワニス又はビヒクル成分、 顔料、溶媒又は希釈剤及び種々の添加剤を含む種々の成分を含む。顔料、溶媒又 は希釈剤及び添加剤は、色彩、乾燥速度、粘着性、粘度等の如き一定の望ましい 特徴をこのインキ組成物に付与する。これらは、所期の個々の特徴に依存して任 意であると考えることができる。顔料又は着色剤には、有機及び無機顔料及び染 料及び他の公知の着色剤が含まれる。溶媒又は希釈剤は、とりわけ、粘度のコン トロール、他の成分との相溶性の向上に主に用いられる。添加剤及び他の補助成 分には、例えば、ワックス、グリース、可塑剤、安定剤、乾燥剤、乾燥助剤、増 粘剤、充填剤、禁止剤及び当該技術分野で公知の他のものが含まれる。 平版印刷インキ組成物の主要な成分は、当業界では、普通、平版印刷インキワ ニス又はビヒクルと言われている。平版印刷インキワニス又はビヒクルは2つの 主成分、つまり樹脂成分と油又は希釈成分を含む。ここで用いる場合、樹脂とい う用語は、その最も広い意味で用いられ、プリント又はプリントインキ環境内に おける成分として機能できる全ての天然及び合成樹脂を含む。本発明のインキ組 成物では、ワニス、特に樹脂成分は、一定のpHレベルで選択的に非水溶性であ り他のpHレベルで水溶性又は水洗性である特徴をインキ組成物に付与するよう に配合される。 平版印刷インキワニスは、インキを硬化又は乾燥させる系に依って2つの大き なクラスに分けることができる。第1の系は、クィックセット、ヒートセット、 及び他の種々の乾燥インキであって酸化、支持体内への油の吸収、又は溶媒蒸発 によってセット又は乾燥するインキを製造するのに広く用いられる油樹脂系であ る。第2の系は、紫外線、電子ビーム又は他の放射線硬化技術を用いるアクリル 系として知られている。油樹脂系では、ビヒクルは樹脂及び油又は溶媒から構成 され;放射線硬化性インキでは、これらは、当該技術分野で公知のアクリレート 官能性オリゴマー及びモノマーの如き重合性成分に置き換えられる。放射線硬化 系では、モノマーは一般に希釈剤と言われておりまたそのように機能する。本発 明の概念は両方の系に適用可能であるが、油樹脂系に関してこの好ましい方法を 説明する。 好ましい態様のインキ組成物又はワニスの油又は希釈成分は、平版印刷インキ の配合に普通に用いられる種々の油又は油誘導体のいずれか1つであればよい。 好ましくは、これらには、アマニ油、大豆油、ヒマシ油、脱水ヒマシ油、コーン 油、キリ油、カルナバ油及びオチシタ (Otticita) 油の如き植物油及び他の油が 含まれるが、必ずしもこれらに限定されない。一定の石油蒸留物又は鉱油もこれ ら植物油と混合して又は植物油の代わりに用いることができる。そのような石油 蒸留物の例は、マギー・ソルベント (Magie solvent) として知られているナフ テン系炭化水素溶媒である。脂肪酸も用いることができる。適する脂肪酸の例に は、オレイン酸、リノレイン酸又はタール油脂肪酸が含まれる。このインキ組成 物又はワニスの油又は希釈成分は、主として、樹脂成分を溶解してそのキャリヤ ーとして働くよう機能する。従って、この油成分の主な要件は、この樹脂成分と 相溶性であり、従ってこの樹脂成分を溶解又は混和できることである。インキ組 成物、特に平版印刷インキ組成物に使用できる種々の油及び油配合物が、例えば 、R.H. Leach により編集され Van Nostrand Reinhold により発行された ThePr inting Ink Manual 第4編 (1988) に開示されているように、当該技術分野にお いて周知である。なお、その内容は参照によりここに組み入れられるものとする 。好ましくは、このインキワニスの油又は希釈成分は、約10〜90重量%、最 も好ましくは約30〜70重量%を含むべきである。 平版印刷インキ組成物又はワニス中の樹脂成分は、とりわけ、ワニスと顔料を 一緒に結合させる塗膜形成剤として機能し、インキが乾燥するとそれを受容支持 体に結合させるよう機能する。この樹脂成分は、インキの硬度、光沢、接着性及 び柔軟性にも寄与するので、ワニスの油又は希釈成分と相溶性でなければならな い。従来の油樹脂系では、樹脂成分は、普通、第1若しくは硬質樹脂成分と、典 型的にはアルキド又はポリエステル樹脂であるが種々の他の成分及び樹脂も含む ことができる第2樹脂成分から構成されている。好ましくは、このインキ組成物 は2種の樹脂成分系を含むが、このことは要件ではない。 2種樹脂成分系については、第1若しくは硬質樹脂は普通は室温で固体であり 、それらが曝される溶液のpHに関係なく非水溶性であり、そして典型的には2 つの主要なクラス、つまり変性ロジンエステル樹脂と変性炭化水素樹脂のクラス に入る。種々の硬質樹脂又は硬質樹脂の組み合わせ物又はブレンド物が、かかる 樹脂が互いに相溶性であり、油と及びアルキド、ポリエステル又はこのワニスの 他の樹脂成分と相溶性であることを条件として、本発明のインキ組成物に用いる こ とができ、また用いられてきた。ここで用いる場合、相溶性とは、互いに概して 溶解性であるか又は混和性であることを意味する。本発明の平版印刷インキに用 いることができる硬質樹脂は、ロジン、ロジンエステル、マレイン酸変性樹脂、 ロジン変性フマル酸樹脂、二量化及び重合ロジン、ギルソナイト等の如きアスフ ァルト、フェノール樹脂、ロジン変性フェノール樹脂、テルペン類、ポリアミド 、環化ゴム、アクリル樹脂の如き天然又は処理された樹脂、炭化水素及び変性炭 化水素から構成されることができる。また、The Printing Ink Manual (前記文 献)中に特定されたものも利用可能な樹脂の中に含まれる。なお、その内容は参 照によりここに組み入れられるものとする。 2種樹脂成分インキ組成物又はワニスの第2樹脂成分は、硬質樹脂のように、 このワニス又はインキ組成物を凝集性物質に形成するよう機能して、プリントの 際に、顔料を受容支持体に結合させるよう機能する。しかしながら、上記の硬質 樹脂と違い、この第2樹脂成分は典型的には固体ではなく、粘稠な液体である。 更に、従来の平版印刷インキの樹脂成分と違い、この樹脂成分は水変質性である ように又はpHの関数として選択的な水溶性又は水洗性挙動を示すように配合又 は選択される。 2種樹脂成分系が好ましいが1種樹脂成分系も配合できる。この1種樹脂成分 系では、全樹脂成分は、その全てが水変質性であるか又はpHの関数として選択 的な水溶性又は水洗性を示す1種の樹脂又は複数の樹脂の組み合わせから構成さ れる。従って、樹脂系のタイプに関係なく、本発明は、好ましくは、樹脂成分の 少なくとも一部が、その水溶性又は水洗性挙動がpH依存性である樹脂を含むこ とを要件とする。 水変質性樹脂を含有するか又は上記のpH依存的水溶性挙動を示す油性組成物 は、それらの酸官能価がかかる挙動をもたらすのに十分である組成物である。酸 官能性樹脂の酸価は、水変質性、(即ち)一定の酸性pHレベルで非水溶性であ り一定のアルカリ性pHレベルで水溶性又は水洗性である能力を示す特定の樹脂 の1つの指標である。しかしながら、特定の樹脂が水変質性挙動を示すであろう 酸価は樹脂によって変動する。一定のアルキド樹脂、ポリエステル、ポリオレフ ィン、エポキシエステル、ロジン誘導体及び変性油の如き幾つかのものは、約2 5〜200の比較的低い酸価で水変質性挙動を示すであろう。フェノール樹脂、 マレイン酸樹脂、フマル酸及びペンタエリスリトールエステエルの如き一定の変 性ロジン、一定の合成炭化水素、並びに未変性ロジン及びその誘導体を含む他の ものは、水変質性挙動を示すとしても200を越える比較的高い酸価でしか示さ ない。しかしながら、樹脂の個々のタイプに関係なく、かかる樹脂が水変質性挙 動を示す酸価はその樹脂の個々の配合に依存するであろう。 本発明の方法に使用できるインキ組成物にとって、水変質性樹脂の酸価は、好 ましくは、かかる樹脂に水変質性を付与ずるのに十分高いものであるべきである 。好ましくは、これは少なくとも約25、より好ましくは約30である。しかし ながら、樹脂の酸価も、ある程度は、ワニスの油又は溶媒成分との樹脂の相溶性 及びインキ溜め水溶液に関するその安定性に影響を与えるので、平版印刷組成物 用のこの水変質性樹脂又はこの水変質性樹脂の少なくとも大部分は、好ましくは 、それを油成分と相溶性にしかつ平版印刷を可能にする酸性条件下で十分な安定 性を付与できるだけの十分に低い酸価を有するべきである。限定された量(ワニ スの約10重量%未満)の高酸価を有する水変質性樹脂は許容できるが、平版印 刷のための水変質性樹脂の大部分は、好ましくは、約200未満又は約25〜2 00の酸価を有するべきである。より好ましくは、この酸価範囲は約150未満 、最も好ましくは約100未満であるべきである。平版印刷以外に適用するイン キ組成物については、酸価の上限は存在しないが、樹脂は水変質性挙動を示せる だけの酸価を有さなければならない。アルキド樹脂の場合には、酸価は、樹脂及 び混合された油部分の両方を含む全分子について出される。 この組成物が最大酸価を有するよう要求される範囲は、この方法を実施する個 々の環境に依存するであろう。平版印刷環境では、平版印刷系の油成分と水性成 分間の安定な分離を維持することの重要性から、最大酸価が望ましい。対照的に 、非平版印刷インキ組成物及びペイント、ワニス及び他のコーティング組成物に ついては、最大酸価は存在しない。しかしながら、かかる場合には、酸価は、あ る程度まで、その組成物の水溶性を水可溶型及び水不溶型の間に転化できる能力 を指図するであろう。一般に、酸価が大きければ大きいほど、その組成物を水不 溶型に転化するのにより多くの酸が要求されよう。 平版印刷環境下では、この油性インキ組成物は、約25〜200、より好まし くは約30〜150、最も好ましくは約40〜100の酸価により規定される酸 官能価を示すべきである。これら範囲未満の酸価を有する組成物は、本発明を実 施するのに必要なpH依存的水溶性を示さない傾向があろう。一方、これら範囲 を越える酸価を有する組成物は、平版印刷にとって不十分な安定性を示す傾向に あろう。全ての場合において、好ましい個々の酸価は、用いられる個々の組成に 依存するであろう。 本発明の方法は、それら自体が個別的にpH依存的水溶性/非水溶性挙動を示 す組成物、並びに単独ではかかる挙動を示さないが一定の溶解性コントロール成 分と組み合わせたときにpHの関数として少なくとも限定された水溶性又は水洗 性挙動を示すであろう組成物に適用可能である。 一定の組成物は、十分な量の相溶性の溶解性コントロール成分、例えば、水変 質性アルキド樹脂、ポリエステル又は他の樹脂、又はかかる化合物のブレンド物 と混合したときに、本発明の方法を実施するのに十分なpH依存的水溶性挙動を 示す全混合組成物をもたらすことが見出された。好ましくは、本発明の方法が適 用可能な組成物は、一定の第1pHレベルで非水溶性であり一定の第2pHレベ ルで水溶性又は水洗性である少なくとも5重量%、又は約5〜60重量%の溶解 性コントロール成分又は水変質性樹脂を含むべきである。より好ましくは、かか る溶解性コントロール成分は、少なくとも約10重量%又は約10〜40重量% の量で存在するべきである。一定の水変質性アルキド樹脂 (Cargill の短油アル キド樹脂74−7450、74−7451;Cargill の長油アルキド樹脂74− 7416;Cook Composites 短油アルキド樹脂101210) 、一定の水変質性 ポリエステル (Cargill のポリエステル72−7203) 、一定の水変質性ポリ オレフィン (Cargill の変性ポリオレフィン73−7358) 、一定の水変質性 変性油 (Cargill の変性アマニ油73−7319) 及び一定の水変質性エポキシ エステル (Cook Composites スチレン化エポキシエステル100453) は、そ れらがこの油性組成物の他の成分と相溶性でありかつかかる他の成分に類似の特 徴を発揮させるのに十分な量で存在することを条件として、所期の特徴を示しか つその系に要求されるpH依存的溶解性を付与することができることが分かった 。 73−7319及び73−7358を除く上の全ての水変質性樹脂は、溶媒希釈 型で入手することができる。溶媒希釈型の樹脂については、溶媒を飛ばすのが好 ましい。 pH依存性である水溶性を示す水変質性組成物又は他の溶解性コントロール成 分及びかかる化合物を取り込むインキ組成物又は他のコーティング組成物では、 水溶性又は水洗性は、その物質が接触する水溶液のpHに依存する。好ましくは 、上記の溶解性コントロール成分又はその組成物が非水溶性になる第1pHレベ ルは7.0未満の酸性pHレベルであり、溶解性コントロール成分が水溶性又は水 洗性になる第2pHレベルは7.0より大きいアルカリ性pHレベルである。しか しながら、本発明の方法は、この組成物が一定のアルカリ性pH条件で概して非 水溶性であり一定の酸性pH条件で水溶性又は水洗性であるアルカリ系でも有効 であろうと考える。 本発明に包含される方法の工程程には、上記の第1pHレベルに対応するか又 はそれに入る塗布pHで油性コーティング又はインキ組成物を支持体に塗布する 予備的工程が含まれる。このあと、そのコーティング又はインキ組成物を塗布装 置及び用具の少なくとも一部分から作業場タオル、ブラシ又は他の清浄化補助器 具及び第2pHレベル内に入る溶液pHを有する洗浄水溶液を用いで除去する。 これにより、溶解又は細かく分散した油性組成物の粒子を含有する使用済み洗浄 溶液及び類似の物質を含有する汚れた作業場タオルと他の清浄化補助器具ができ る。次に、使用済み洗浄溶液又は作業場タオル清浄化プロセスから生じる洗浄又 は洗濯媒質のpHを第1pHレベルに対応する析出pHに低下させる。これは、 この組成物を非水溶性型に転化し、そしてそれを析出及び結合させて分離するの に十分大きい粒子にする。次いで、かかる粒子を濾過、遠心分離又は他の公知の 分離技術で分離及び回収する。この分離プロセスからの濾液は、いずれの組成物 又は他の汚染物も実質的に含まない透明な水性液体であり、濾物は、実質的に、 分離された組成物又は他の汚染物から構成される。 予備的塗布工程は、用いられる個々の組成物及びかかる組成物を塗布する個々 の環境に依存する。好ましい方法による平版印刷の塗布では、油性インキ組成物 をインキ溜め水溶液と一緒に平版印刷プリント版に塗布ローラーで塗布する。次 いで、このインキを像受容支持体に直接に転写するか又は後でこのインキを受容 支持体に転写する中間ブランケットシリンダーに転写する。このプロセスの間、 塗布ローラー、プリント版及びブランケットを含む全プリントトレインは油性イ ンキ組成物に曝される。 他のプリントプロセスでは、インキ溜め溶液を伴わずに油性又は非油性インキ の非水溶性組成物をプリント版又はそれに類したものに塗布した後、インキ受容 支持体に転写することができる。油性又は非油性ペイント、ワニス及び他のコー ティング組成物は、通常の塗布装置及び用具を用いて支持体に塗布することもで きる。塗布は、平版印刷におけるようなローラー手段によっても、スプレー、ブ ラシ又は当該技術分野で公知の他の塗布技術によってもよい。 個々の塗布環境に関係なく、塗布装置及び用具は清浄にしなければならない。 平版印刷を適用するに際しては、塗布ローラー、プリント版及びブランケットを 含むプリントトレインの全部又は一部を徹底的に清浄にして、プリント版及び/ 又はインキの交換がうまく行くようにしなければならない。これは、上で規定し た第2pHレベルに対応するpHレベルを有する洗浄水溶液を一気に流して塗布 装置を洗うか又は拭き取るか、又は他の方法でそれをこの洗浄水溶液に曝すこと によって行われる。このような一気に流すことや拭き取りは、全プリントトレイ ン及び/又はブランケットが清浄になるまで続けるべきである。好ましい操作で は、洗浄水溶液を、この洗浄溶液が塗布装置上の油性組成物と混合又は掻き混ぜ られるようなやり方で適用する。平版印刷を適用するに際しては、洗浄溶液をプ リントトレインの前端ローラーに適用してから約100サイクル回す。かかる混 合は、ブラッシング、拭き取り又は他の類似の技術によっても行うことができる 。好ましくは、次いで、塗布装置の表面を作業場タオル又はそれに類したもので 拭いて、あらゆる残存組成物汚染を最終的に除去する。 洗浄水溶液は第2pHレベルに対応ずるpHレベル(即ち、この好ましい方法 については8.5を越える)であるので、塗布装置及び用具上の油性インキ組成物 は水溶性又は水洗性になり、かくして塗布装置又は用具表面からの除去が容易に なる。これは、一気に流すか又はかかる表面を作業場タオル、ブラシ等、又はそ の両方で拭き取るかのいずれかによってなされる。平版印刷を適用するに際して は、この除去工程で、溶解又は細かく分散した組成物の粒子を含有する使用済み 洗浄溶液及び類似の物質を含有する汚れた作業場タオル、ブラシ又は他の清浄化 補助器具が生じる。 平版印刷を適用するに際しての除去又は清浄化工程の個々の効率は、とりわけ 、洗浄水溶液のpH、洗浄水溶液の温度、用いる洗浄水溶液の量、及び界面活性 剤又は他の添加剤を用いるか否かを含む種々の要因に依存するであろう。好まし い系では、洗浄水溶液のpHを高くすると、油性組成物が表面から除去される速 度が高くなりかつ用いなければならない洗浄水溶液の容量が減少するであろう。 好ましくは、洗浄溶液のpHは8.5より大きいか又は8.5〜14であり、最も 好ましくは約10.5より大きいか又は10.5〜13であるべきである。温度が 高くなっても、インキ組成物の水溶性型への転化の速度が増し、引いては装置か らの除去速度が増すことによって除去又は清浄化工程の効率が高くなる傾向があ るだろう。しかしながら、除去又は清浄化工程の殆どは周囲温度又はその付近で 行われると考えられる。 除去又は清浄化工程の効率を変化させるため、特に向上させるために種々の添 加剤を用いることができる。例えば、当業界で通例である種々の界面活性剤、補 助溶剤及び他の添加剤を洗浄水溶液の一部として用いてもよい。適当な界面活性 剤の選択は個々の組成に依存する。油性平版インキ組成物で有用であることが分 かっている界面活性剤の例には、Mazer Chemical により生産され Mazawet 77の 商品名で販売されている非イオン性界面活性剤、Air Products により生産され Surfonyl 104 の商品名で販売されている非イオン性界面活性剤、及び PPGIndus tries により生産され M Quat の商品名で販売されているカチオン性界面活性剤 が含まれる。他の種々の非イオン性、カチオン性及びアニオン性界面活性剤も用 いることができる。 本発明の実施に必要ではないが、界面活性剤は清浄化(又は可溶化)工程の間 に更なる表面浸潤性及び分散性を提供する。等しく重要なことは、以下に説明す るように、界面活性剤は水清澄化(又は不溶化)工程を妨害するどころか、実に それに助力するらしいという事実である。これは、成長している粒子を取り囲む 界面活性剤の能力から生じるようである。これが引き続いて生成した混合物の濾 過性を高めるのである。 所望により、除去工程は、除去される組成物と相溶性でありかつその水溶性が pH依存性である清浄化組成物の装置への予備塗布を含んでもよい。清浄化組成 物を最初に塗布すると、その上のインキ組成物と反応して、一定のpHレベルで インキ組成物をより容易に水溶性にするであろう。そのような清浄化組成物は溶 解性コントロール成分を含むことができ、直接に適用しても、粘度及び他の理由 からそれと相溶性の1又は2以上の希釈剤と混合してもよい。殆どあらゆる水変 質性のアルキド樹脂、ポリエステル又は他の樹脂を、それらが清浄にされる組成 物と相溶性でありかつ所期のpH依存的水溶性挙動を示すことを条件として、こ の目的のために溶解性コントロール成分として用いることができる。脂肪酸(例 えば、オレイン酸及びステアリン酸)、植物油(例えば、大豆油、ヒマシ油及び アマニ油)及び鉱油を含む希釈剤を、それらが清浄にされる組成物及び溶解性コ ントロール成分の両方と相溶性であることを条件として、溶解性コントロール成 分の粘度を低下させるのに用いることができる。かくして、相溶性の溶解性コン トロール成分又はそれを含有する清浄化組成物を混合及び混練と一緒に予備コー ティング又は予備塗布することは、必要とされる洗浄溶液の量と除去時間の減少 によって除去効率を向上させるであろう。 上で示したように塗布装置及び用具から油性インキ組成物を除去した後、この 組成物は、使用済み洗浄溶液中に溶解した部分として又は細かく分散した粒子と して存在する。除去された油性組成物の一部分は、使用済み洗浄溶液中に溶解し た部分又は細かく分散した粒子のいずれかとして作業場タオル又は他の清浄化補 助器具内にも含まれている。 使用済み洗浄溶液中に溶解した形で又は細かく分散した形で存在する油性組成 物部分については、その組成物の回収は、まず、かかる使用済み洗浄溶液のpH を第1pHレベルに対応するpHに変化させてから、濾過、遠心分離又は当該技 術分野で公知の他の種々の分離技術によりその組成物を除去又は回収することを 包含する。 好ましい系においては、使用済み洗浄溶液のpHを下げるとかかる組成物が非 水溶性になる。これが引き続きその組成物を析出させ、それによって濾過、遠心 分離又はそれに類したものによる分離を容易にする。普通は液体として存在する 組成物でもばらばらの粒子として分離され、分離効率を更に高める。非水溶性型 への転化は、互いに親和性を有する析出粒子ももたらす結果、粒子の凝集が起こ る。これが、使用済み洗浄水溶液からインキ組成物の析出粒子を分離する能力を 更に向上させる。 組成物が溶液から出てくるか又は結合して濾過に十分な大きさの粒子を形成す る速度及び程度のいずれも、洗浄溶液中の酸(又はフリーのプロトン)の量に依 存するので、使用済み洗浄溶液のpHレベルを低くする。これは、用いられる個 々の酸の量と強さ及び個々の組成物の酸価によって決定される。pHを低くする 操作の間、酸は酸官能基と反応してそれを非イオン性にするので消耗される。p H6では、酸は比較的希薄で中和の機会は少ない。というのは、利用できる酸が 多く供給されないからである。かくして、pH6では析出の程度が減少して析出 が起こる時間が長くなる。析出がその最大レベルに到達するのに数時間もかかり 得る。対照的に、使用済み洗浄溶液のpHをpH2に下げると、過剰の酸を利用 できるのでこの転化がより高い程度でしかも2,3秒から数分のオーダーと非常 に速く起こる。好ましくは、この水溶液からの組成物粒子の析出と分離が完全に 起こるように、5以下又は約4〜5のpHが好ましい。5を越えるpHレベルで は、中和の速度が遅くなり、それによって分離が不完全になってしまう。4以下 のpHレベルでは、過剰の酸が存在する。これは、必ずしも全体の分離を向上さ せないが、このプロセスをスピードアップするであろう。かくして、4以下のp Hレベルでは、速度を増すことで所与の適用について過剰の酸が容認されるかど うかが経済的分析によって決定されるであろう。 種々の添加剤が、水溶性又は水洗性型から非水溶性型へのインキ組成物の転化 を、従ってその析出を向上させ得ることが分かった。例えば、一定の塩、具体的 には塩化ナトリウム及び塩化カリウムがかかる作用を有していることが分かった 。これは、酸基のイオン作用を減少させて物質の溶解性を落とす過剰イオンの平 衡移動作用のためと考えられる。塩の存在は分離の最終的な程度にあまり影響を 与えないであろうが、このプロセスをスピードアップする傾向にあるだろう。 使用済み洗浄溶液のpHを下げて組成物を析出させた後、かかる析出粒子を濾 過、遠心分離及び当該技術分野で公知のそれに類した技術の如き種々の分離技術 で除去することができる。濾過が普通は最も効率的な分離技術であり、当該技術 分野で公知の種々のフィルターを用いることで改良することができる。粒子と水 の間の密度差が十分に大きければ、遠心分離による分離も実行可能な選択肢であ る。一定の場合には、逆浸透法又は当該技術分野で公知の他の方法により、洗浄 溶液中の汚染物を(pHを下げる前に)予備濃縮することも望ましいかも知れな い。 インキ組成物の一部を含有する作業場タオルに関しては、使用済み洗浄溶液の 場合のような溶解型又は微細分散型のいずれにおいても、かかる組成物の分離及 び回収は、使用済み洗浄溶液からの組成物の分離及び回収に類似している。しか しながら、作業場タオル又は他の清浄化補助器具に関する第1工程では、作業場 タオル自体からかかる組成物を取り除くことが要求される。これは、第2pHレ ベル内に入る洗浄用pH溶液中で作業場タオルを洗浄、浸漬又は濯ぎ洗うことに よって行うことができる。別の操作として、作業場タオルを、通常の又は手を加 えたやり方で、通常の又は手を加えた洗濯用洗浄剤又はそのタオルから組成物を 清浄化するための他の組成物を用いて洗濯してもよい。いずれの場合においても 、インキ組成物は、溶解又は細かく分散した粒子として洗浄溶液又は洗濯溶液中 に落ち着く。この除去又は清浄化操作後、生じた使用済み洗浄又は洗濯溶液を上 記と類似のやり方で第1pHレベルに対応するレベルにpHを変化させることに よって処理する。これを行えば、先に溶解又は細かく分散していたインキ組成物 が不溶性になるであろう。これが引き続きこの組成物を析出させて互いに結合さ せ、濾過又はそれに類した技術によって分離できる大きな粒子を形成する。 普通は界面活性剤及び洗浄剤の存在を含む通常の又は手を加えた洗濯プロセス では、かかる物質が実際に析出プロセスを促進する。水溶性型から非水溶性型へ のこの組成物の転化の間、かかる界面活性剤及び洗浄剤は粒子を取り囲んでそれ らをばらばらの粒子として維持する。これがより大きな粒子になり分離がより容 易になるのを促進する。 好ましい方法の詳細を記載してきたが、以下の実施例が、本発明の方法が広範 囲の組成物及び清浄化プロセスの間に生ずる種々の混合物及び物質に適用可能で あることを証明するであろう。本願全体を通して、及びこれら実施例において、 パーセンテージは他に断らない限り重量基準である。更に、水変質性のアルキド 樹脂又は他の樹脂が溶媒希釈型で供給される一定の実施例においては、まず樹脂 をストリッピングして石油又は他の溶媒を除去した。 実施例1〜6の操作 以下の実施例1〜6は、次の組成を有する油性平版印刷インキ組成物(以下、 デラックス・インキ#H32という)への本発明の方法の適用を示すために行っ た。 ロジン (Arizona Chemical SLYVAROS R) 30.14% アルキド樹脂 (Cargill 74-7451) AN 47-53 13.80% ヒマシ油 (USP-United Catalyst) 15.53% オレイン酸 (EMERSOL 213 NF, Henkel Inc.) 15.53% 黒色顔料 (REGAL 400R, Cabot Inc.) 25.00% 上記インキ組成物は、pHの関数として水溶性/非水溶性挙動を示す油性イン キ組成物である。具体的には、かかる組成物は、酸性pHレベル、好ましくは約 7.0以下のpHレベルで非水溶性であり、アルカリ性pHレベル、好ましくは 約8.5を越えるpHレベルで概して水溶性又は水洗性である。このアルキド樹 脂は市販されており、溶媒を飛ばした水変質性短油アルキド樹脂である。 実施例1〜6のそれぞれでは、廃水又は使用済み洗浄溶液を、既知量の上記イ ンキ組成物を、NaOHを含有するpH12.7の既知量のアルカリ性洗浄溶液 中に混合することによって似せて作った。これを攪拌機で約5分間混合して完全 な分散液を得た。標準的ブフナー漏斗を1リッター濾過フラスコに嵌めてそのフ ラスコを減圧源に接続した。標準的ワットマン#2濾紙をこのブフナー漏斗にセ ットした。実施例1〜5では、54gのハイフロ・スーパーセル (Hyflo Super- Cel) 濾過助剤をこの漏斗にセットして濾過装置を完全にした。実施例6では、 この濾過助剤54gをこの混合液1リッターに添加した。実施例2〜6に記載す るように酸の添加によって前処理した後、実施例1については示すように前処理 しないで、各サンプルを上記の濾過装置に減圧下で1回通して、分析のために濾 液を集めた。酸での前処理には、所期のpHに達するまで約30秒間かけて酸を 添加することが含まれた。分離後の濾液中の油、グリース及び脂肪の分析は、U SEPA方法413.1 (USEPA Method 413.1) を用いて行った。濾液の着色評 価は、目視定性分析を用いて行った。理論インキ濃度及び理論分離度を計算した 。 実施例1(前処理なし) 廃水サンプル:pH12.7の溶液中0.1066%インキ インキ濃度:1066mg/l 前処理:なし 濾液分析:効果的分離なし 油、グリース、脂肪分析:633.7mg/l 着色:濃い黒色 理論分離度:.75(1066)−633.7/.75(1066)=20.7% 実施例2(pH低下による前処理) 廃水サンプル:pH12.7の溶液中 .1066%インキ インキ濃度:1066mg/l 前処理:pH2まで濃HClを添加 濾液分析:効果的分離 油、グリース、脂肪:2.6mg/l 着色:透明 理論分離度:.75(1066)−2.6/.75(1066)=99.6% 実施例3(pH低下による前処理及び高インキ濃度) 廃水サンプル:pH12.7の溶液中1.000%インキ インキ濃度:10,000mg/l 前処理:pH3.4まで濃HClを添加 濾液分析:効果的分離 油、グリース、脂肪:25.0mg/l 着色:透明 理論分離度:.75(10,000)−25/.75(10,000)=99.6 % 実施例4(6.0までpH低下) 廃水サンプル:pH12.7の溶液中1.000%インキ インキ濃度:10,000mg/l 前処理:pH6.0まで濃HClを添加 濾液分析:部分的分離 油、グリース、脂肪:863mg/l 着色:僅かに着色 理論分離度:.75(10,000)−863/.75(10,000)=88% 実施例5(6.0までpH低下及び5%KCl添加) 廃水サンプル:pH12.7の溶液中1.000%インキ 前処理:pH6まで濃HClを添加し、分離を加速するため5%KClも添加 濾液分析:部分的分離 油、グリース、脂肪:506mg/l 着色:非常に僅かに着色 理論分離度:.75(10,000)−506/.75(10,000)=93% 実施例6(pH低下による前処理及び濾過助剤の予備添加) 廃水サンプル:pH12.7の溶液中1.000%インキ インキ濃度:10,000mg/l 前処理:pH4.0まで濃H2SO4を添加 濾液分析:効果的分離 油、グリース、脂肪:33mg/l 着色:透明 理論分離度:.75(10,000)−33/.75(10,000)=99.5 % 実施例1は、その濾過操作によっては廃水からインキを効果的に分離できない ことを証明した。USEPA方法413.1を用いたので、全てのサンプルにつ いて予備濾過工程を行った。この予備濾過工程の間に、油を吸収した一定量の顔 料が捕集されて系から除かれている。従って、実施例1についての20.7%理 論分離度は、初期分離の一部としてではなくこの操作の一部として多くの汚染物 が除かれたので誤りである。実際、USEPΛ方法413.1操作を行っていな いなら、あっても極僅かの油、脂肪、及びグリースがこの濾過工程の間に除かれ るだけであろう。実施例2、3及び6の結果は効果的に分離及び回収されること を証明しており、実施例4及び5は部分的に分離及び回収されることを証明して いる。 実施例7〜11 実施例7〜11の操作は実施例1〜6のものと類似しているが、異なるインキ と他のコーティング組成物とを試験した。詳細は次の通りである。 実施例7 実施例7では、実施例1〜6で特定したデラックス#H32インキ組成物を、 5:1(デラックス#H32:マルチグラフィックPS−274)の比率で、マ ルチグラフィックPS−274として特定されAMマルチグラフィック (AMMult igraphic) により製造されている従来の油性平版印刷インキと混合した。この平 版印刷インキは、pHを関数とする水溶性/非水溶性挙動を示さなかった。 廃水サンプル:pH12.7の溶液中1.010%インキ インキ濃度:10100mg/l 前処理:pH4.0まで濃HClを添加 濾液分析:完璧な分離 油、グリース、脂肪:33mg/l 着色:透明 理論分離度:.75(10,000)−33/.75(10,000)=99.6 % 実施例8 実施例8では、用いた組成物は、グリデン・ウルトラ・ハイド (GliddenUltra Hide) 低光沢度エナメルとして特定され、pHを関数とする水溶性挙動を示す 水性ラテックスエナメルであった。 廃水サンプル:pH12.7の溶液中1.038%エナメルペイント ペイント濃度:10380mg/l 前処理:pH2.1まで濃HClで処理 濾液分析:完璧な分離 油、グリース、脂肪:194mg/l 着色:透明 注:ペイント配合が分からないので理論分離度は不明である 実施例9 実施例9は、商品名ハンコ (Hanco) #50688により特定され、pHを関 数として水溶性を示すハンドスキイ (Handschy) 水性黒色フレキソインキを含ん だ。 廃水サンプル:pH12.7の溶液中1.005%インキ インキ濃度:10050mg/l 前処理:pH2.1まで濃HClで処理 濾液分析:完璧な分離 油、グリース、脂肪:37mg/l 着色:透明、僅かに淡青色 注:インキ配合が分からないので理論分離度は不明である 実施例10 実施例10は、実施例1〜6で特定したデラックス#H32インキ組成物の顔 料を削除した透明ワニスについで行った試験を含んだ。 廃水サンプル:pH12.7の溶液中1.016%透明ワニス ワニス濃度:10160mg/l 前処理:pH2.05まで濃HClで処理 濾液分析:完璧な分離 油、グリース、脂肪:52mg/l 着色:透明 理論分離度:10160−52/10160=99.58% 実施例11〜29 実施例11〜29では、、pHを関数とする水溶性/非水溶性挙動を示す特殊 なインキ配合物を、本発明に従って清浄化され回収されるそれらの能力について 試験した。このインキ組成物は、樹脂及び油から構成されるワニスをある温度で 及び硬質樹脂が溶融して油がこの硬質樹脂と水変質性樹脂を溶解するのに十分な 時間加熱処理することによって調製した。次いで、顔料を添加して実験室スケー ル3本ロール練り機で練って顔料を適度に分散させた。ダールグレン・ケム−シ リーズ・ダンペナー (Dahlgren Chem-Series dampener) に適合したA.B.デ ィック (Dick) 375オフセット印刷機で印刷を行った。プレートはコダック( 製品コード2984)アルミニウムであり、、用いたインキ溜め溶液は使用強度 pH5.2を有するロゾス (Rosos) KSP♯10 ASM2であった。用いた紙は ネコーサ (Nekoosa) 24#アーバー・ボンド・ホワイトであった。印刷密度は 、X−ライト (X-Rite) モデル418カラー・デンシトメーターを用いて測定し た。印刷機は300刷りで運転し100刷り毎に止め、その時点で水酸化ナトリ ウムを用いてpH13に調節した水を用いてブランケットを許容できる程度に清 浄にした。この印刷試験の終わりに、水酸化ナトリウムを用いてpH13に調節 した水を用いてローラーを許容できる程度に清浄にした。印刷密度、縁鮮明度及 び耐久性を含む印刷特性は許容できるものであった。 実施例11〜29の全組成物について、、10,000mgのインキ組成物も pH12.7に調節した1リッターのNaOH溶液と混合した。各サンプルを濃 塩酸で約2.0のpHに前処理した。全サンプルにおいて、、酸の添加で顕著な 析出が認められた。実施例1〜6に記載した操作に従って生成した混合物を濾過 した。全ての場合において、その濾液は、インキ組成物の目立った痕跡のない透 明な液体で あることが目視観察によって確認された。実施例11 :プロセスブラック 工業用ロジン (EM Science RX0170) 33% アルキド樹脂 (Cargill 074-7451) AN 47-53 17% ヒマシ油 (United Catalyst USP) 37% カーボンブラック (Cabot Regal 400R) 13% 印刷密度:1.6実施例12 :プロセスシアン 工業用ロジン (EM Science RX0170) 36% アルキド樹脂 (Cargill 074-7451) AN 47-53 18% ヒマシ油 (United Catalyst USP) 36% ブルー15:3 (Uhlich color #B1-0500) 10% 印刷密度:1.0実施例13 :プロセスマゼンタ 工業用ロジン (EM Science RX0170) 31% アルキド樹脂 (Cargill 074-7451) AN 47-53 17% ヒマシ油 (United Catalyst USP) 37% レッド81 (Uhlich color (RD-1143)) 15% 印刷密度:1.2実施例14 :プロセスエロー 工業用ロジン (EM Science RX0170) 37% アルキド樹脂 (Cargill 074-7451) AN 47-53 17% ヒマシ油 (United Catalyst USP) 36% エロー12 (Uhlich color #YE-0150) 10% 印刷密度:.9実施例15 : ワニス加熱処理 温度:330°F(166℃) マレイン酸エステル変性ロジン (Unirez 7003- Union 29% Camp Co.) アルキド樹脂 (Cargill 074-7451) AN 47-53 16% ヒマシ油 (United Catdlyst USP) 15% オレイン酸 (Emersol 213 NF, Henkel Co.) 27% カーボンブラック (Cabot Regal 400R) 13%実施例16 : ワニス加熱処理 温度:235°F(113℃) ロジンのペンタエリスリトールエステル(Unitac R-100, 31% Union Camp Co.) アルキド樹脂 (Cargill 074-7451)AN 47-53 17% ヒマシ油 (United Catalyst USP) 16% オレイン酸 (Emersol 213 NF, Henkel Inc.) 23% カーボンブラック (Cabot Regal 400R) 13%実施例17 : ワニス加熱処理 温度:330°F(166℃) フマル酸ロジン (Unirez 8200- Union Camp Co.) 26% アルキド樹脂 (Cargill 074-7451)AN 47-53 14% ヒマシ油 (United Catalyst USP) 15% オレイン酸 (Emersol 213 NF, Henkel Inc.) 32% カーボンブラック (Cabot Regal 400R) 13%実施例18 : ワニス加熱処理 温度:265°F(129℃) フェノール変性ロジンエステル (Uni-Rez 9266, 23% Union Camp Co.) 変性アマニ油 (Cargill 73-7319) AN 95-105 17% アマニ油 (Degen Oil OGN/04-14) 25% オレイン酸 (Emerso l213 NF, Henkel Co.) 22% カーボンブラック (Cabot Regal 400R) 13%実施例19 : ワニス加熱処理 温度:320゜F(160℃) ネブロツ (Nevroz) 1520 34% マギー・ソルベント60 17% ビスタ・ソルベント47 (Vista Chem.) 17% 変性アマニ油 (Cargill 73-7319) AN 95-105 19% カーボンブラック (Cabot Regal 400R) 13%実施例20 : ワニス加熱処理 温度:200°F(93℃) ロジン (EM Science RX0170) 36% 変性アマニ油 (Cargill 73-7319) AN 95-105 16% アマニ油 (Degen Oil OGN/04-14) 18% オレイン酸 (Emersol 213 NF, Henkel Inc.) 17% カーボンブラック (Cabot Regal 400R) 13%実施例21 : ワニス加熱処理 温度:200°F(93℃) ロジン (EM Science RX0170) 36% 変性アマニ油 (Cargill 73-7319) AN 95-105 16% 大豆油 (Continental Mills Con32-00) 17% オレイン酸 (Emersol 213 NF, Henkel Co.) 18% カーボンブラック (Cabot Regal 400R) 13%実施例22 : ワニス加熱処理 温度:200゜F(93℃) ロジン (EM Science RX0170) 36% 変性アマニ油 (Cargill 73-7319) AN 95-105 16% アマニ油 (Degen Oil OGN/04-14) 17% マギーソル47 (Magie Oil Co.) 17% カーボンブラック (Cabot Regal 400R) 13%実施例23 : ワニス加熱処理 温度:320゜F(160℃) ネブロツ1520 (Neville Chem) 16% ロジン (EM Science RX0170) 26% ビスク・ソル47 (Vista Chem.) 28% 変性アマニ油 (Cargill 073-7319) AN 95-105 17% カーボンブラック (Cabot Regal 400R) 13%実施例24 : ワニス加熱処理 温度:320°F(160℃) マレイン酸エステル変性ロジン (Unirez 7003, Uhion 35% Camp Co.) ポリエステル (Cargill 072-7203) AN 50-60 16% ヒマシ油 (United Catalyst USP) 18% オレイン酸 (Emersol 213 NF, Henkel Co.) 18% カーボンブラック (Cabot Regal 400R) 13%実施例25 : ワニス加熱処理 温度:200°F(93℃) ロジン (EM Science RX0170) 35% 短油アルキド樹脂 (Cargill 074-7450) AN 47-53 16% ヒマシ油 (US Catalyst USP) 18% オレイン酸 (Emersol 213 NF, Henkel) 18% カーボンブラック (Regal 400R, Cabot) 13%実施例26 : ワニス加熱処理 温度:235°F(113℃) ロジンのペンタエリスリトールエステル(Unitac R-100, 27% Union Camp) 変性ポリオレフィン (Cargill 073-7358) AN 25-30 20% アマニ油 24% オレイン酸 (Emersol 213 NF, Henkel) 16% カーボンブラック (Regal 400R, Cabot) 13%実施例27 : ワニス加熱処理 温度:200°F(93℃) ロジン (EM Science RX0170) 35% 長油アルキド樹脂 (Cargill 074-7416) AN 53-58 23% ヒマシ油 (US Catalyst USP) 14% オレイン酸 (Emersol 213 NF, Henkel) 15% カーボンブラック (Regal 400R, Cabot) 13%実施例28 : ワニス加熱処理 温度:200゜F(93℃) ロジン (EM Science RX0170) 35% スチレン化エポキシエステル (Chempol 10-0453, Cook 23% Composites) AN 65 ヒマシ油 (US Catalyst USP) 14% オレイン酸 (Emersol 213 NF, Henkel) 15% カーボンブラック (Regal 400K, Cabot) 13%実施例29 : ワニス加熱処理 温度:200゜F(93℃) ロジン (EM Science RX0170) 37% 短油アルキド樹脂 (Chempol 10-1210, 23% Cook Composites) AN 32 ヒマシ油 (US Catalyst USP) 14% オレイン酸 (Emersol 213 NF, Henkel) 15% カーボンブラック (Regal 400R, Cabot) 13% 実施例30〜37 インキフィルム厚みゲージを用いて .007インチ(0.018cm)のムラ のないフィルムが測定されるまで、平版印刷インキ(デラックス#H32)をA .B.ディック375オフセット平版印刷機のローラーに塗布した。 実施例30〜36では、10重量%の溶解性コントロール成分(SCC)、8 7重量%の希釈剤(オレイン酸又はヒマシ油のいずれか)及び3重量%の界面活 性剤から構成される予備塗布清浄化組成物の10mlの溶液をローラーに塗布し て、インキトレインに100印刷回転練らせた。次いで、洗浄トレイをその印刷 機に嵌めて印刷ローラーをスタートさせた。pH12.5に調節した水/メタケ イ酸ナトリウムの洗浄水溶液を回転しでいるローラーに全てのインクが除去され るまでスプレーした。ストップウォッチを用いて、洗浄した羽根が印刷機にくっ つく時間からの全操作時間を計った。 実施例37の試験は、上記の予備塗布溶液なしで清浄にした印刷機の評価を含 んだ。実施例37では、pH12.5の水溶液が予備塗布溶液に置き換わったこ とを除いては上記の操作に正確に従った。 上記実施例において、74−7416は Cargill 水変質性長油アルキド樹脂 (AN53−58)であり;74−7495は Cargill 水変質性連鎖停止アル キド樹脂(AN33−38)であり;73−7358は Cargill 水変質性変性 ポリオレフィン(AN25−30)であり;10−1210は Cook Composite 水変質性短油アルキド樹脂(AN32)であり;10−0453は CookComposi te 水変質性スチレン化エポキシエステル(AN65)であり;そして74−7 451は Cargill 水変質性短油アルキド樹脂(AN47−53)である。 上の表は、予備塗布清浄化組成物の使用で約20〜40%の清浄化時間が短縮 されたことを示している。 実施例38 デラックス#H32インキで汚れた作業場タオルを室温でアルカリ性水浴に入 れた。1リッターの水を用いてこの汚れた作業場タオルを5分間掻き混ぜた。汚 くなった水を抜いて作業場タオルを絞った。1リッターの水道水を入れて(室温 )このタオルをもう5分間掻き混ぜた。この濯ぎ水を集めた。更に濯ぎ洗いを1 回繰り返すとタオルは清浄になった。 次いで、集めた水(洗浄用及び濯ぎ洗い用の両方)のpHを塩酸を用いて3. 0に下げ、そしてワットマン#2濾紙で濾過した。透明な濾液が得られた。 実施例39 1リッターの洗浄水当たり10gの Surf 洗濯用洗浄剤を添加したことを除い ては実施例38の操作に従った。やはり清浄なタオルが得られ廃水もうまく処理 された。 好ましい方法をかなり具体的に説明してきたが、本発明の精神から逸れること なく種々の修飾を行うことができると考える。従って、本発明の範囲は、好まし い方法の説明によってよりはむしろ添付の請求の範囲によって示されると考える 。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 08/041,830 (32)優先日 1993年4月1日 (33)優先権主張国 米国(US) (31)優先権主張番号 08/041,794 (32)優先日 1993年4月1日 (33)優先権主張国 米国(US) (31)優先権主張番号 08/092,741 (32)優先日 1993年7月14日 (33)優先権主張国 米国(US) (31)優先権主張番号 08/092,392 (32)優先日 1993年7月14日 (33)優先権主張国 米国(US) (31)優先権主張番号 08/120,175 (32)優先日 1993年9月13日 (33)優先権主張国 米国(US) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AT,AU,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CZ,DE,DK,ES,FI,GB,H U,JP,KP,KR,KZ,LK,LU,MG,MN ,MW,NL,NO,NZ,PL,PT,RO,RU, SD,SE,SK,UA,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.少なくとも一部分が第1pHレベルで非水溶性であり第2pHレベルで水洗 性であるコーティング組成物を塗布して清浄化する方法であって、 前記組成物を、前記第1pHレベル内に入る塗布pHで塗布装置を用いて支持 体に塗布し; 前記組成物を、前記塗布装置の少なくとも一部分から、前記第2pHレベル内 に入る溶液pHを有する洗浄水溶液で除去して、該塗布装置から除去された組成 物成分を含有する使用済み洗浄溶液を生成させ; 前記使用済み洗浄溶液のpHを前記第1pHレベル内に入る析出pHに変化さ せて、前記組成物成分を析出させ;そして 前記使用済み洗浄溶液から前記組成物成分を除去する 工程を含も方法。 2.前記組成物成分が濾過によって前記使用済み洗浄溶液から除去される、請求 項1の方法。 3.前記第1pHレベルが酸性であり前記第2pHレベルがアルカリ性である、 請求項1の方法。 4.前記析出pHが約6未満であり前記溶液pHが約8.5より高い、請求項3 の方法。 5.前記組成物を前記塗布装置から除去する前に前記塗布装置に清浄化組成物を 塗布する工程を含む請求項1の方法であって、前記清浄化溶液が前記第1pHレ ベルで非水溶性であり前記第2pHレベルで水洗性である方法。 6.該使用済み洗浄溶液に塩を添加して前記組成物成分の析出を促進する工程を 含む、請求項1の方法。 7.前記コーティング組成物が油性コーティング組成物である、請求項1の方法 。 8.前記コーティング組成物が平版印刷インキ組成物である、請求項7の方法。 9.少なくとも一部分が第1pHレベルで非水溶性であり第2pHレベルで水洗 性である組成物の清浄化方法であって、 前記組成物を、前記第2pHレベル内に入る溶液pHを有する洗浄水溶液と 混合して、前記組成物の組成物成分部分を含有する使用済み洗浄溶液を生成させ ; 前記使用済み洗浄溶液のpHを前記第1pHレベル内に入る析出pHに変化さ せて、前記組成物成分を析出させ;そして 前記使用済み洗浄溶液から前記組成物成分を除去する 工程を含む方法。 10.前記組成物成分が濾過によって前記使用済み洗浄溶液から除去される、請求 項9の方法。 11.前記第1pHレベルが酸性であり前記第2pHレベルがアルカリ性である、 請求項10の方法。 12.前記析出pHが約6未満であり前記溶液pHが約8.5より高い、請求項11 の方法。 13.該使用済み洗浄溶液に塩を添加して前記組成物成分の析出を促進する工程を 含む、請求項9の方法。 14.前記組成物がコーティング組成物である、請求項9の方法。 15.前記コーティング組成物が、インキ組成物、ペイント組成物又はワニス組成 物のうちの1つを含む、請求項14の方法。 16.前記コーティング組成物が油性組成物である、請求項15の方法。 17.前記コーティング組成物が平版印刷インキ組成物である、請求項16の方法。 18.第1pHレベルで非水溶性であり第2pHレベルで水洗性である組成物の清 浄化に用いられ、そして該組成物の残留物を含有する清浄化タオルを洗濯する方 法であって、 前記タオルを、前記第2pHレベル内に入る洗浄pHの洗浄水溶液中で、前記 タオルが前記組成物の残留物を実質的に含まなくなりかつ前記組成物の残留物が 前記洗浄溶液中に実質的に存在すようになるまで洗浄して、使用済み洗浄溶液を 生成させ; 前記使用済み洗浄溶液のpHを前記第1pHレベル内に入る析出pHに変化さ せ;そして 前記使用済み洗浄溶液から前記組成物の残留物を除去する 工程を含む方法。 19.前記洗浄溶液が洗濯媒質である、請求項18の方法。 20.前記組成物成分が濾過によって前記使用済み洗浄溶液から除去される、請求 項18の方法 21.前記第1pHレベルが酸性であり前記第2pHレベルがアルカリ性である、 請求項18の方法。 22.前記洗浄pHが約8.5より高く前記析出pHが約6未満である、請求項21の 方法。 23.前記組成物が油性コーディング組成物である、請求項18の方法。 24.前記組成物が平版印刷インキ組成物である、請求項23の方法。
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