JPH0846745A - 画像読取装置 - Google Patents
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- JPH0846745A JPH0846745A JP6179987A JP17998794A JPH0846745A JP H0846745 A JPH0846745 A JP H0846745A JP 6179987 A JP6179987 A JP 6179987A JP 17998794 A JP17998794 A JP 17998794A JP H0846745 A JPH0846745 A JP H0846745A
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- H04N1/04—Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa
- H04N1/19—Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa using multi-element arrays
- H04N1/191—Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa using multi-element arrays the array comprising a one-dimensional array, or a combination of one-dimensional arrays, or a substantially one-dimensional array, e.g. an array of staggered elements
- H04N1/192—Simultaneously or substantially simultaneously scanning picture elements on one main scanning line
- H04N1/193—Simultaneously or substantially simultaneously scanning picture elements on one main scanning line using electrically scanned linear arrays, e.g. linear CCD arrays
- H04N1/1938—Details of the electrical scanning
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- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06T—IMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
- G06T1/00—General purpose image data processing
- G06T1/0007—Image acquisition
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- H04N1/192—Simultaneously or substantially simultaneously scanning picture elements on one main scanning line
- H04N1/193—Simultaneously or substantially simultaneously scanning picture elements on one main scanning line using electrically scanned linear arrays, e.g. linear CCD arrays
- H04N1/1931—Simultaneously or substantially simultaneously scanning picture elements on one main scanning line using electrically scanned linear arrays, e.g. linear CCD arrays with scanning elements electrically interconnected in groups
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡易な構成で、幅狭の原稿の読取時間を更に
短縮する。 【構成】 原稿幅が受光素子P5041〜P8400の
寸法以下の場合には、システム制御部5からモード切換
信号SGとして高速モード信号を出力し、駆動切換スイ
ッチSW1〜SW3の接続状態を切り換えて、受光素子
P5041〜P6160を第1駆動部1に、受光素子P
6161〜P7280を第2駆動部2に、受光素子P7
281〜P8400を第3駆動部3に接続する。これに
よって、受光素子列Pの1グループの受光素子P448
1〜P8960を更に3個のサブグループに分割して、
受光素子P5041〜P6160,P6161〜P72
80,P7281〜P8400が同時に並行して主走査
を行う。
短縮する。 【構成】 原稿幅が受光素子P5041〜P8400の
寸法以下の場合には、システム制御部5からモード切換
信号SGとして高速モード信号を出力し、駆動切換スイ
ッチSW1〜SW3の接続状態を切り換えて、受光素子
P5041〜P6160を第1駆動部1に、受光素子P
6161〜P7280を第2駆動部2に、受光素子P7
281〜P8400を第3駆動部3に接続する。これに
よって、受光素子列Pの1グループの受光素子P448
1〜P8960を更に3個のサブグループに分割して、
受光素子P5041〜P6160,P6161〜P72
80,P7281〜P8400が同時に並行して主走査
を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多数の受光素子が一列
に配設されてなるイメージセンサを用いて原稿を高速で
読み取る画像読取装置に関するものである。
に配設されてなるイメージセンサを用いて原稿を高速で
読み取る画像読取装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリや複写機などのディジタル
機器に用いられる画像読取装置は、一般に、CCDやフ
ォトトランジスタ等の受光素子が所定のピッチで一列に
配置されてなるイメージセンサを、その長手方向が原稿
の幅方向に平行になるように配設して構成されている。
そして、このイメージセンサにより、原稿を一端側の受
光素子から他端側の受光素子に向けて幅方向に走査(主
走査)するとともに、イメージセンサまたは原稿を移動
させて原稿の長さ方向に相対的に走査(副走査)して原
稿画像を読み取るようにしている。
機器に用いられる画像読取装置は、一般に、CCDやフ
ォトトランジスタ等の受光素子が所定のピッチで一列に
配置されてなるイメージセンサを、その長手方向が原稿
の幅方向に平行になるように配設して構成されている。
そして、このイメージセンサにより、原稿を一端側の受
光素子から他端側の受光素子に向けて幅方向に走査(主
走査)するとともに、イメージセンサまたは原稿を移動
させて原稿の長さ方向に相対的に走査(副走査)して原
稿画像を読み取るようにしている。
【0003】このような画像読取装置において、幅広の
原稿に対応するためにイメージセンサを長尺化すると、
多数の受光素子が配置されることとなり、主走査の開始
から終了まで長時間を必要とするため、原稿の読取時間
が長くなってしまう。
原稿に対応するためにイメージセンサを長尺化すると、
多数の受光素子が配置されることとなり、主走査の開始
から終了まで長時間を必要とするため、原稿の読取時間
が長くなってしまう。
【0004】そこで、従来の画像読取装置は、イメージ
センサの受光素子を複数のグループに分割し、各グルー
プから受光素子の走査部に信号線が引き出されたマルチ
タップ構成にして読取速度を向上させたものが用いられ
ている。例えば、受光素子を一端側から第1、第2、第
3グループに分割し、各グループの受光素子を同期して
走査させることで、原稿の読取時間を、ほぼ1/3に短
縮するようにするものである。
センサの受光素子を複数のグループに分割し、各グルー
プから受光素子の走査部に信号線が引き出されたマルチ
タップ構成にして読取速度を向上させたものが用いられ
ている。例えば、受光素子を一端側から第1、第2、第
3グループに分割し、各グループの受光素子を同期して
走査させることで、原稿の読取時間を、ほぼ1/3に短
縮するようにするものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の画像読取装置では、上記1グループの受光素子のみ
で読み取れるような、例えばA4短辺幅のように幅の狭
い小サイズの原稿であっても、読取速度は幅広の原稿の
場合とほぼ同一になってしまい、原稿の幅が狭いからと
いって読取時間が大きく短縮されることはない。
来の画像読取装置では、上記1グループの受光素子のみ
で読み取れるような、例えばA4短辺幅のように幅の狭
い小サイズの原稿であっても、読取速度は幅広の原稿の
場合とほぼ同一になってしまい、原稿の幅が狭いからと
いって読取時間が大きく短縮されることはない。
【0006】そこで、例えばA0短辺幅が読み取り可能
なイメージセンサにおいて、A4短辺幅毎に3グループ
のマルチタップ構成にすると、A4短辺幅の原稿に対し
て読取速度を向上し、読取時間を短縮することができ
る。しかし、この場合には、イメージセンサの受光素子
の走査部は、A0短辺幅全体で12グループ必要とな
り、装置の構成が複雑で大規模なものになり、部品点数
も増大して、好ましい構成とはいえない。
なイメージセンサにおいて、A4短辺幅毎に3グループ
のマルチタップ構成にすると、A4短辺幅の原稿に対し
て読取速度を向上し、読取時間を短縮することができ
る。しかし、この場合には、イメージセンサの受光素子
の走査部は、A0短辺幅全体で12グループ必要とな
り、装置の構成が複雑で大規模なものになり、部品点数
も増大して、好ましい構成とはいえない。
【0007】本発明は、上記問題を解決するもので、簡
易な構成で、幅狭の原稿の読取速度を更に向上した画像
読取装置を提供することを目的とする。
易な構成で、幅狭の原稿の読取速度を更に向上した画像
読取装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、多数の受光素子が原稿の幅方向に所定の
ピッチで列状に並べられた受光素子列からなる画像読取
手段と、上記受光素子列が列方向に分割して構成された
n個(nは2以上の整数)の受光素子グループにそれぞ
れ接続され、各受光素子グループの受光素子をそれぞれ
順に主走査させるn個のグループ走査手段と、上記n個
のグループ走査手段による主走査を同時に行わせる第1
走査制御手段とを備えた画像読取装置において、上記受
光素子グループの予め定められた1のグループが列方向
に分割して構成されたm個(mは2以上でn以下の整
数)のサブグループにそれぞれ接続され、各サブグルー
プの受光素子をそれぞれ順に主走査させるm個のサブグ
ループ走査手段と、上記m個のサブグループ走査手段に
よる主走査を同時に行わせる第2走査制御手段とを備え
たものである(請求項1)。
に、本発明は、多数の受光素子が原稿の幅方向に所定の
ピッチで列状に並べられた受光素子列からなる画像読取
手段と、上記受光素子列が列方向に分割して構成された
n個(nは2以上の整数)の受光素子グループにそれぞ
れ接続され、各受光素子グループの受光素子をそれぞれ
順に主走査させるn個のグループ走査手段と、上記n個
のグループ走査手段による主走査を同時に行わせる第1
走査制御手段とを備えた画像読取装置において、上記受
光素子グループの予め定められた1のグループが列方向
に分割して構成されたm個(mは2以上でn以下の整
数)のサブグループにそれぞれ接続され、各サブグルー
プの受光素子をそれぞれ順に主走査させるm個のサブグ
ループ走査手段と、上記m個のサブグループ走査手段に
よる主走査を同時に行わせる第2走査制御手段とを備え
たものである(請求項1)。
【0009】また、請求項1記載の画像読取装置におい
て、切換手段を備え、上記m個のサブグループ走査手段
は、上記n個のグループ走査手段の内の所定のm個のグ
ループ走査手段からなるもので、上記切換手段は、上記
m個のグループ走査手段の接続を上記m個のサブグルー
プにそれぞれ切り換えるものである(請求項2)。
て、切換手段を備え、上記m個のサブグループ走査手段
は、上記n個のグループ走査手段の内の所定のm個のグ
ループ走査手段からなるもので、上記切換手段は、上記
m個のグループ走査手段の接続を上記m個のサブグルー
プにそれぞれ切り換えるものである(請求項2)。
【0010】また、請求項2記載の画像読取装置におい
て、原稿の幅を検出する原稿幅検出手段と、検出された
原稿幅がm個のサブグループで構成される受光素子列の
寸法より小さいときは、上記切換手段を動作させる切換
制御手段とを備えたものである(請求項3)。
て、原稿の幅を検出する原稿幅検出手段と、検出された
原稿幅がm個のサブグループで構成される受光素子列の
寸法より小さいときは、上記切換手段を動作させる切換
制御手段とを備えたものである(請求項3)。
【0011】また、請求項2記載の画像読取装置におい
て、上記切換手段を動作させるか否かを選択するモード
選択手段と、上記切換手段を動作させることが選択され
ると、上記切換手段を動作させる切換制御手段とを備え
たものである(請求項4)。
て、上記切換手段を動作させるか否かを選択するモード
選択手段と、上記切換手段を動作させることが選択され
ると、上記切換手段を動作させる切換制御手段とを備え
たものである(請求項4)。
【0012】また、請求項2記載の画像読取装置におい
て、上記受光素子列を原稿に対して上記幅方向に直交す
る方向に相対移動させる相対移動手段と、上記相対移動
を行わせながら上記主走査を複数回行わせることにより
副走査させる副走査制御手段と、上記受光素子列の1回
目の主走査において、原稿幅が上記m個のサブグループ
で構成される受光素子列の寸法より小さいかどうかを判
別する判別手段と、原稿幅が上記寸法より小さいとき
は、上記切換手段を動作させて2回目以降の主走査を行
わせる切換制御手段とを備えたものである(請求項
5)。
て、上記受光素子列を原稿に対して上記幅方向に直交す
る方向に相対移動させる相対移動手段と、上記相対移動
を行わせながら上記主走査を複数回行わせることにより
副走査させる副走査制御手段と、上記受光素子列の1回
目の主走査において、原稿幅が上記m個のサブグループ
で構成される受光素子列の寸法より小さいかどうかを判
別する判別手段と、原稿幅が上記寸法より小さいとき
は、上記切換手段を動作させて2回目以降の主走査を行
わせる切換制御手段とを備えたものである(請求項
5)。
【0013】
【作用】請求項1記載の発明によれば、第1走査制御手
段によって、n個のグループ走査手段によるn個の受光
素子グループの各受光素子の主走査が、それぞれ同時に
行われ、原稿の読取時間が短縮される。また、第2走査
制御手段によって、m個のサブグループ走査手段による
m個のサブグループの各受光素子の主走査が、それぞれ
同時に行われ、原稿の読取時間がより一層短縮されるこ
ととなる。
段によって、n個のグループ走査手段によるn個の受光
素子グループの各受光素子の主走査が、それぞれ同時に
行われ、原稿の読取時間が短縮される。また、第2走査
制御手段によって、m個のサブグループ走査手段による
m個のサブグループの各受光素子の主走査が、それぞれ
同時に行われ、原稿の読取時間がより一層短縮されるこ
ととなる。
【0014】また、請求項2記載の発明によれば、第1
走査制御手段によって、n個のグループ走査手段による
n個の受光素子グループの各受光素子の主走査が、それ
ぞれ同時に行われ、原稿の読取時間が短縮される。ま
た、切換手段によって、m個のグループ走査手段の接続
が、m個のサブグループに切り換えられると、第2走査
制御手段によって、m個のグループ走査手段によるm個
のサブグループの各受光素子の主走査が、それぞれ同時
に行われ、原稿の読取時間がより一層短縮されることと
なる。
走査制御手段によって、n個のグループ走査手段による
n個の受光素子グループの各受光素子の主走査が、それ
ぞれ同時に行われ、原稿の読取時間が短縮される。ま
た、切換手段によって、m個のグループ走査手段の接続
が、m個のサブグループに切り換えられると、第2走査
制御手段によって、m個のグループ走査手段によるm個
のサブグループの各受光素子の主走査が、それぞれ同時
に行われ、原稿の読取時間がより一層短縮されることと
なる。
【0015】また、請求項3記載の発明によれば、原稿
幅がm個のサブグループで構成される受光素子列の寸法
より小さいときは、m個のグループ走査手段の接続が、
m個のサブグループに切り換えられる。そして、第2走
査制御手段によって、m個のグループ走査手段によるm
個のサブグループの各受光素子の主走査が、それぞれ同
時に行われ、原稿の読取時間がより一層短縮されること
となる。
幅がm個のサブグループで構成される受光素子列の寸法
より小さいときは、m個のグループ走査手段の接続が、
m個のサブグループに切り換えられる。そして、第2走
査制御手段によって、m個のグループ走査手段によるm
個のサブグループの各受光素子の主走査が、それぞれ同
時に行われ、原稿の読取時間がより一層短縮されること
となる。
【0016】また、請求項4記載の発明によれば、モー
ド選択手段によって、切換手段を動作させることが選択
されると、m個のグループ走査手段の接続が、m個のサ
ブグループに切り換えられる。そして、第2走査制御手
段によって、m個のグループ走査手段によるm個のサブ
グループの各受光素子の主走査が、それぞれ同時に行わ
れ、原稿の読取時間がより一層短縮されることとなる。
ド選択手段によって、切換手段を動作させることが選択
されると、m個のグループ走査手段の接続が、m個のサ
ブグループに切り換えられる。そして、第2走査制御手
段によって、m個のグループ走査手段によるm個のサブ
グループの各受光素子の主走査が、それぞれ同時に行わ
れ、原稿の読取時間がより一層短縮されることとなる。
【0017】また、請求項5記載の発明によれば、受光
素子列が原稿に対して原稿の幅方向に直交する方向に相
対移動しつつ、主走査を複数回行うことによって、原稿
画像が読み取られる。このとき、受光素子列の1回目の
主走査において、原稿幅がm個のサブグループで構成さ
れる受光素子列の寸法より小さいかどうかが判別され
る。そして、原稿幅がこの寸法より小さいときは、m個
のグループ走査手段の接続が、m個のサブグループに切
り換えられる。そして、2回目以降の主走査は、第2走
査制御手段によって、m個のグループ走査手段によるm
個のサブグループの各受光素子の主走査が、それぞれ同
時に行われ、原稿の読取時間がより一層短縮されること
となる。
素子列が原稿に対して原稿の幅方向に直交する方向に相
対移動しつつ、主走査を複数回行うことによって、原稿
画像が読み取られる。このとき、受光素子列の1回目の
主走査において、原稿幅がm個のサブグループで構成さ
れる受光素子列の寸法より小さいかどうかが判別され
る。そして、原稿幅がこの寸法より小さいときは、m個
のグループ走査手段の接続が、m個のサブグループに切
り換えられる。そして、2回目以降の主走査は、第2走
査制御手段によって、m個のグループ走査手段によるm
個のサブグループの各受光素子の主走査が、それぞれ同
時に行われ、原稿の読取時間がより一層短縮されること
となる。
【0018】
【実施例】以下、本発明に係る画像読取装置の第1実施
例について、図1〜図4を参照しながら説明する。図
1、図2は第1実施例の構成を示すブロック図で、図1
は高速モードの接続状態、図2は広幅モードの接続状態
を示している。
例について、図1〜図4を参照しながら説明する。図
1、図2は第1実施例の構成を示すブロック図で、図1
は高速モードの接続状態、図2は広幅モードの接続状態
を示している。
【0019】この画像読取装置は、トランジスタ列Q等
を有する走査型のイメージセンサR、トランジスタ列Q
を駆動する第1駆動部1、第2駆動部2及び第3駆動部
3、トランジスタ列Qと各駆動部間の接続を切り換える
駆動切換スイッチSW1〜SW4、画像処理部4、シス
テム制御部5及び原稿搬送部6等から構成され、搬送さ
れる原稿の画像を読み取って記憶し、不図示の画像形成
装置等の外部装置に読み取った画像データを出力するも
のである。
を有する走査型のイメージセンサR、トランジスタ列Q
を駆動する第1駆動部1、第2駆動部2及び第3駆動部
3、トランジスタ列Qと各駆動部間の接続を切り換える
駆動切換スイッチSW1〜SW4、画像処理部4、シス
テム制御部5及び原稿搬送部6等から構成され、搬送さ
れる原稿の画像を読み取って記憶し、不図示の画像形成
装置等の外部装置に読み取った画像データを出力するも
のである。
【0020】イメージセンサRは、所定ピッチで一列に
並設されたN個(本実施例ではN=13440)の受光
素子P1〜P13440からなる受光素子列Pと、受光
素子P1〜P13440にそれぞれ接続されたトランジ
スタからなるトランジスタ列Qとから構成されている。
並設されたN個(本実施例ではN=13440)の受光
素子P1〜P13440からなる受光素子列Pと、受光
素子P1〜P13440にそれぞれ接続されたトランジ
スタからなるトランジスタ列Qとから構成されている。
【0021】受光素子P1〜P13440は、CCDや
フォトトランジスタ等からなり、不図示の光学系からの
光が原稿で反射した反射光を所定時間受光し、その間に
電荷を蓄積したり、発生するフォト電流から原稿画像に
応じたレベルの受光信号(アナログ信号)を得るもので
ある。トランジスタ列Qの各トランジスタは、スイッチ
素子として機能するもので、順にオンして、受光素子P
1〜P13440に蓄積された受光信号を駆動切換スイ
ッチSW4を介して画像処理部4へ出力するものであ
る。
フォトトランジスタ等からなり、不図示の光学系からの
光が原稿で反射した反射光を所定時間受光し、その間に
電荷を蓄積したり、発生するフォト電流から原稿画像に
応じたレベルの受光信号(アナログ信号)を得るもので
ある。トランジスタ列Qの各トランジスタは、スイッチ
素子として機能するもので、順にオンして、受光素子P
1〜P13440に蓄積された受光信号を駆動切換スイ
ッチSW4を介して画像処理部4へ出力するものであ
る。
【0022】受光素子列Pは、原稿の幅方向に配設さ
れ、受光素子が順次走査(主走査)を行うと、主走査方
向と直交する方向に所定の読み取り幅で原稿画像を読み
取るようになっている。そして、原稿搬送部6によって
長さ方向に移動する原稿に対して副走査を行うことによ
り、原稿全面を読み取るようになっている。なお、副走
査は原稿を相対的に走査すればよいので、原稿を固定
し、上記光学系及びイメージセンサRを長さ方向に移動
させるようにしてもよい。
れ、受光素子が順次走査(主走査)を行うと、主走査方
向と直交する方向に所定の読み取り幅で原稿画像を読み
取るようになっている。そして、原稿搬送部6によって
長さ方向に移動する原稿に対して副走査を行うことによ
り、原稿全面を読み取るようになっている。なお、副走
査は原稿を相対的に走査すればよいので、原稿を固定
し、上記光学系及びイメージセンサRを長さ方向に移動
させるようにしてもよい。
【0023】ここで、受光素子列Pによる原稿の読み取
り範囲について、図4を用いて説明する。原稿幅がA4
短辺幅を超える広幅モードのときには、13440個の
受光素子P1〜P13440によって、最大A0短辺幅
の原稿が読み取れるようになっている。一方、高速モー
ドのときには、3360個の受光素子P5041〜P8
400によって、最大A4短辺幅の原稿が読み取れるよ
うになっている。
り範囲について、図4を用いて説明する。原稿幅がA4
短辺幅を超える広幅モードのときには、13440個の
受光素子P1〜P13440によって、最大A0短辺幅
の原稿が読み取れるようになっている。一方、高速モー
ドのときには、3360個の受光素子P5041〜P8
400によって、最大A4短辺幅の原稿が読み取れるよ
うになっている。
【0024】駆動切換スイッチSW1〜SW4は、IC
スイッチやアナログスイッチ等で構成されている。駆動
切換スイッチSW1〜SW3は、トランジスタ列Qの各
トランジスタのベースと、第1駆動部1、第2駆動部2
及び第3駆動部3との間の接続状態を切り換えるもので
ある。駆動切換スイッチSW4は、トランジスタ列Qの
各トランジスタのエミッタライン〜と画像処理部4
間の接続状態を切り換えるものである。そして、各接続
状態の切り換えは、後述するようにシステム制御部5か
らのモード切換信号SGによって行われるようになって
いる。
スイッチやアナログスイッチ等で構成されている。駆動
切換スイッチSW1〜SW3は、トランジスタ列Qの各
トランジスタのベースと、第1駆動部1、第2駆動部2
及び第3駆動部3との間の接続状態を切り換えるもので
ある。駆動切換スイッチSW4は、トランジスタ列Qの
各トランジスタのエミッタライン〜と画像処理部4
間の接続状態を切り換えるものである。そして、各接続
状態の切り換えは、後述するようにシステム制御部5か
らのモード切換信号SGによって行われるようになって
いる。
【0025】システム制御部5は、マイクロコンピュー
タ等から構成され、イメージセンサRによる主走査を行
わせるための主走査開始信号SI及びクロック信号CK
を第1駆動部1、第2駆動部2及び第3駆動部3へ出力
するものである。
タ等から構成され、イメージセンサRによる主走査を行
わせるための主走査開始信号SI及びクロック信号CK
を第1駆動部1、第2駆動部2及び第3駆動部3へ出力
するものである。
【0026】また、システム制御部5は、駆動切換スイ
ッチSW1〜SW4に、それぞれ広幅モード信号または
高速モード信号からなるモード切換信号SGを出力する
ものである。なお、1回目の主走査では広幅モード信号
を出力している。また、1回目の主走査における画像デ
ータから原稿幅を検出し、原稿幅が受光素子P5041
〜P8400の寸法以下であれば、モード切換信号SG
を広幅モード信号から高速モード信号に切り換えるよう
になっている。
ッチSW1〜SW4に、それぞれ広幅モード信号または
高速モード信号からなるモード切換信号SGを出力する
ものである。なお、1回目の主走査では広幅モード信号
を出力している。また、1回目の主走査における画像デ
ータから原稿幅を検出し、原稿幅が受光素子P5041
〜P8400の寸法以下であれば、モード切換信号SG
を広幅モード信号から高速モード信号に切り換えるよう
になっている。
【0027】第1駆動部1、第2駆動部2及び第3駆動
部3は、それぞれシフトレジスタなどで構成され、シス
テム制御部5から主走査開始信号SIが入力されると、
クロック信号CKが入力される毎に、駆動切換スイッチ
SW1〜SW3によって接続されるトランジスタを、順
にクロック信号CKのローレベルのパルス幅に相当する
時間だけオンさせるものである。
部3は、それぞれシフトレジスタなどで構成され、シス
テム制御部5から主走査開始信号SIが入力されると、
クロック信号CKが入力される毎に、駆動切換スイッチ
SW1〜SW3によって接続されるトランジスタを、順
にクロック信号CKのローレベルのパルス幅に相当する
時間だけオンさせるものである。
【0028】画像処理部4は、A/D変換部や画像メモ
リ41等を有しており、A/D変換部によって、イメー
ジセンサRで得られ、端子S1〜S3に入力されたアナ
ログの受光信号を例えば2値(1ビット)や256値
(8ビット)のディジタル値に変換し、このディジタル
値の画像データを画像メモリ41に記憶するようになっ
ている。また、1回目の主走査における画像データをシ
ステム制御部5に出力するようになっている。
リ41等を有しており、A/D変換部によって、イメー
ジセンサRで得られ、端子S1〜S3に入力されたアナ
ログの受光信号を例えば2値(1ビット)や256値
(8ビット)のディジタル値に変換し、このディジタル
値の画像データを画像メモリ41に記憶するようになっ
ている。また、1回目の主走査における画像データをシ
ステム制御部5に出力するようになっている。
【0029】また、画像処理部4は、画像メモリ41に
記憶された画像データをプリンタやファクシミリ等の外
部装置へ送出するもので、これらの外部装置によって、
読み取られた画像データに応じた画像が形成されるよう
になっている。
記憶された画像データをプリンタやファクシミリ等の外
部装置へ送出するもので、これらの外部装置によって、
読み取られた画像データに応じた画像が形成されるよう
になっている。
【0030】ここで、システム制御部5から出力される
モード切換信号SGによる駆動切換スイッチSW1〜S
W4の接続状態の切り換えについて説明する。
モード切換信号SGによる駆動切換スイッチSW1〜S
W4の接続状態の切り換えについて説明する。
【0031】モード切換信号SGが広幅モード信号のと
きは、図2に示すように、駆動切換スイッチSW1〜S
W3によって、第1駆動部1の端子T1〜T4480は
受光素子P1〜P4480のトランジスタのベースに、
第2駆動部2の端子T1〜T4480は受光素子P44
81〜P8960のトランジスタのベースに、第3駆動
部3の端子T1〜T4480は受光素子P8961〜P
13440のトランジスタのベースに、それぞれ接続さ
れる。
きは、図2に示すように、駆動切換スイッチSW1〜S
W3によって、第1駆動部1の端子T1〜T4480は
受光素子P1〜P4480のトランジスタのベースに、
第2駆動部2の端子T1〜T4480は受光素子P44
81〜P8960のトランジスタのベースに、第3駆動
部3の端子T1〜T4480は受光素子P8961〜P
13440のトランジスタのベースに、それぞれ接続さ
れる。
【0032】また、駆動切換スイッチSW4によって、
受光素子P1〜P4480のトランジスタのエミッタラ
インは画像処理部4の端子S1に、受光素子P448
1〜P8960のトランジスタのエミッタライン,
,は画像処理部4の端子S2に、受光素子P896
1〜P13440のトランジスタのエミッタラインは
画像処理部4の端子S3に、それぞれ接続される。
受光素子P1〜P4480のトランジスタのエミッタラ
インは画像処理部4の端子S1に、受光素子P448
1〜P8960のトランジスタのエミッタライン,
,は画像処理部4の端子S2に、受光素子P896
1〜P13440のトランジスタのエミッタラインは
画像処理部4の端子S3に、それぞれ接続される。
【0033】これによって、広幅モードでは、第1駆動
部1は、受光素子P1〜P4480のトランジスタを、
第2駆動部2は、受光素子P4481〜P8960のト
ランジスタを、第3駆動部3は、受光素子P8961〜
P13440のトランジスタを、それぞれ駆動するよう
になっている。
部1は、受光素子P1〜P4480のトランジスタを、
第2駆動部2は、受光素子P4481〜P8960のト
ランジスタを、第3駆動部3は、受光素子P8961〜
P13440のトランジスタを、それぞれ駆動するよう
になっている。
【0034】一方、モード切換信号SGが高速モード信
号のときは、図1に示すように、駆動切換スイッチSW
1〜SW3によって、第1駆動部1の端子T1〜T11
20は受光素子P5041〜P6160のトランジスタ
のベースに、第2駆動部2の端子T1〜T1120は受
光素子P6161〜P7280のトランジスタのベース
に、第3駆動部3の端子T1〜T1120は受光素子P
7281〜P8400のトランジスタのベースに、それ
ぞれ接続される。
号のときは、図1に示すように、駆動切換スイッチSW
1〜SW3によって、第1駆動部1の端子T1〜T11
20は受光素子P5041〜P6160のトランジスタ
のベースに、第2駆動部2の端子T1〜T1120は受
光素子P6161〜P7280のトランジスタのベース
に、第3駆動部3の端子T1〜T1120は受光素子P
7281〜P8400のトランジスタのベースに、それ
ぞれ接続される。
【0035】また、駆動切換スイッチSW4によって、
受光素子P5041〜P6160のトランジスタのエミ
ッタラインは画像処理部4の端子S1に、受光素子P
6161〜P7280のトランジスタのエミッタライン
は画像処理部4の端子S2に、受光素子P7281〜
P8400のトランジスタのエミッタラインは画像処
理部4の端子S3に、それぞれ接続される。
受光素子P5041〜P6160のトランジスタのエミ
ッタラインは画像処理部4の端子S1に、受光素子P
6161〜P7280のトランジスタのエミッタライン
は画像処理部4の端子S2に、受光素子P7281〜
P8400のトランジスタのエミッタラインは画像処
理部4の端子S3に、それぞれ接続される。
【0036】これによって、高速モードでは、第1駆動
部1は、受光素子P5041〜P6160のトランジス
タを、第2駆動部2は、受光素子P6161〜P728
0のトランジスタを、第3駆動部3は、受光素子P72
81〜P8400のトランジスタを、それぞれ駆動する
ようになっている。
部1は、受光素子P5041〜P6160のトランジス
タを、第2駆動部2は、受光素子P6161〜P728
0のトランジスタを、第3駆動部3は、受光素子P72
81〜P8400のトランジスタを、それぞれ駆動する
ようになっている。
【0037】次に、受光素子列Pの受光動作、すなわち
原稿画像の読み取り動作について図1〜図3を用いて説
明する。
原稿画像の読み取り動作について図1〜図3を用いて説
明する。
【0038】この画像読取装置は、最初は、システム制
御部5からモード切換信号SGとして広幅モード信号が
出力されており、駆動切換スイッチSW1〜SW4は、
各ラインを図2に示すように接続している。
御部5からモード切換信号SGとして広幅モード信号が
出力されており、駆動切換スイッチSW1〜SW4は、
各ラインを図2に示すように接続している。
【0039】第1駆動部1〜第3駆動部3は、システム
制御部5から主走査開始信号SIのハイレベル信号が入
力され、かつクロック信号CKのハイレベル信号が入力
されると、各端子T1からクロック信号CKのローレベ
ルの区間だけハイレベル信号を出力する。そして、この
間、受光素子P1,P4481,P8961のトランジ
スタがオンして、各受光素子に蓄積された受光信号が出
力される。
制御部5から主走査開始信号SIのハイレベル信号が入
力され、かつクロック信号CKのハイレベル信号が入力
されると、各端子T1からクロック信号CKのローレベ
ルの区間だけハイレベル信号を出力する。そして、この
間、受光素子P1,P4481,P8961のトランジ
スタがオンして、各受光素子に蓄積された受光信号が出
力される。
【0040】次いで、第1駆動部1〜第3駆動部3は、
クロック信号CKの次のハイレベル信号が入力される
と、各端子T2からクロック信号CKのローレベルの区
間だけハイレベル信号を出力し、この間、受光素子P
2,P4482,P8962のトランジスタがオンし
て、各受光素子に蓄積された受光信号が出力される。
クロック信号CKの次のハイレベル信号が入力される
と、各端子T2からクロック信号CKのローレベルの区
間だけハイレベル信号を出力し、この間、受光素子P
2,P4482,P8962のトランジスタがオンし
て、各受光素子に蓄積された受光信号が出力される。
【0041】同様にして、受光素子P4480,P89
60,P13440のトランジスタまで順次オンにされ
る。そして、受光素子P1〜P4480に蓄積された受
光信号は、エミッタライン、駆動切換スイッチSW4
を介して、画像処理部4の端子S1に入力される。ま
た、受光素子P4481〜P8960に蓄積された受光
信号は、エミッタライン,,、駆動切換スイッチ
SW4を介して、画像処理部4の端子S2に入力され、
受光素子P8961〜P13440に蓄積された受光信
号は、エミッタライン、駆動切換スイッチSW4を介
して、画像処理部4の端子S3に入力される。
60,P13440のトランジスタまで順次オンにされ
る。そして、受光素子P1〜P4480に蓄積された受
光信号は、エミッタライン、駆動切換スイッチSW4
を介して、画像処理部4の端子S1に入力される。ま
た、受光素子P4481〜P8960に蓄積された受光
信号は、エミッタライン,,、駆動切換スイッチ
SW4を介して、画像処理部4の端子S2に入力され、
受光素子P8961〜P13440に蓄積された受光信
号は、エミッタライン、駆動切換スイッチSW4を介
して、画像処理部4の端子S3に入力される。
【0042】そして、画像処理部4に入力された受光信
号は、ディジタル値に変換されて、画像メモリ41に記
憶される。このとき、1回目の主走査の画像データは、
システム制御部5に出力され、原稿幅が判別される。そ
して、原稿幅が受光素子P5041〜P8400の寸法
を超えていれば、システム制御部5から出力されるモー
ド切換信号SGは広幅モード信号が継続される。
号は、ディジタル値に変換されて、画像メモリ41に記
憶される。このとき、1回目の主走査の画像データは、
システム制御部5に出力され、原稿幅が判別される。そ
して、原稿幅が受光素子P5041〜P8400の寸法
を超えていれば、システム制御部5から出力されるモー
ド切換信号SGは広幅モード信号が継続される。
【0043】以下、周期T1で入力される主走査開始信
号SI毎に、クロック信号CKに同期して1画素目から
4480画素目まで、4481画素目から8960画素
目まで及び8961画素目から13440画素目までの
各受光信号が、同時に並行して画像処理部4の端子S
1,S2,S3に入力されることとなる。
号SI毎に、クロック信号CKに同期して1画素目から
4480画素目まで、4481画素目から8960画素
目まで及び8961画素目から13440画素目までの
各受光信号が、同時に並行して画像処理部4の端子S
1,S2,S3に入力されることとなる。
【0044】一方、原稿幅が受光素子P5041〜P8
400の寸法以下であれば、システム制御部5から出力
されるモード切換信号SGが広幅モード信号から高速モ
ード信号に切り換えられ、この信号によって駆動切換ス
イッチSW1〜SW4の接続状態が、図2の状態から図
1の状態に切り換えられる。
400の寸法以下であれば、システム制御部5から出力
されるモード切換信号SGが広幅モード信号から高速モ
ード信号に切り換えられ、この信号によって駆動切換ス
イッチSW1〜SW4の接続状態が、図2の状態から図
1の状態に切り換えられる。
【0045】そして、システム制御部5から主走査開始
信号SIのハイレベル信号が入力され、かつクロック信
号CKのハイレベル信号が入力されると、第1駆動部1
〜第3駆動部3は、それぞれ端子T1からクロック信号
CKのローレベルの区間(図3中、TD1)だけハイレベ
ル信号を出力する。そして、この間受光素子P504
1,P6161,P7281のトランジスタがオンし
て、各受光素子に蓄積された受光信号が出力される。
信号SIのハイレベル信号が入力され、かつクロック信
号CKのハイレベル信号が入力されると、第1駆動部1
〜第3駆動部3は、それぞれ端子T1からクロック信号
CKのローレベルの区間(図3中、TD1)だけハイレベ
ル信号を出力する。そして、この間受光素子P504
1,P6161,P7281のトランジスタがオンし
て、各受光素子に蓄積された受光信号が出力される。
【0046】次いで、第1駆動部1〜第3駆動部3は、
クロック信号CKの次のハイレベル信号が入力される
と、それぞれ端子T2からクロック信号CKのローレベ
ルの区間(図3中、TD2)だけハイレベル信号を出力
し、この間受光素子P5042,P6162,P728
2のトランジスタがオンして、各受光素子に蓄積された
受光信号が出力される。
クロック信号CKの次のハイレベル信号が入力される
と、それぞれ端子T2からクロック信号CKのローレベ
ルの区間(図3中、TD2)だけハイレベル信号を出力
し、この間受光素子P5042,P6162,P728
2のトランジスタがオンして、各受光素子に蓄積された
受光信号が出力される。
【0047】同様にして、受光素子P6160,P72
80,P8400のトランジスタまで順次オンにされ
る。そして、受光素子P5041〜P6160に蓄積さ
れた受光信号は、エミッタライン、駆動切換スイッチ
SW4を介して、画像処理部4の端子S1に入力され
る。また、受光素子P6161〜P7280に蓄積され
た受光信号は、エミッタライン、駆動切換スイッチS
W4を介して、画像処理部4の端子S2に入力され、受
光素子P7281〜P8400に蓄積された受光信号
は、エミッタライン、駆動切換スイッチSW4を介し
て、画像処理部4の端子S3に入力される。
80,P8400のトランジスタまで順次オンにされ
る。そして、受光素子P5041〜P6160に蓄積さ
れた受光信号は、エミッタライン、駆動切換スイッチ
SW4を介して、画像処理部4の端子S1に入力され
る。また、受光素子P6161〜P7280に蓄積され
た受光信号は、エミッタライン、駆動切換スイッチS
W4を介して、画像処理部4の端子S2に入力され、受
光素子P7281〜P8400に蓄積された受光信号
は、エミッタライン、駆動切換スイッチSW4を介し
て、画像処理部4の端子S3に入力される。
【0048】以下、周期T(但し、T<T1)で入力さ
れる主走査開始信号SI毎に、クロック信号CKに同期
して5041画素目から6160画素目まで、6161
画素目から7280画素目まで及び7281画素目から
8400画素目までの各受光信号が、同時に並行して画
像処理部4の端子S1,S2,S3に入力されることと
なる。
れる主走査開始信号SI毎に、クロック信号CKに同期
して5041画素目から6160画素目まで、6161
画素目から7280画素目まで及び7281画素目から
8400画素目までの各受光信号が、同時に並行して画
像処理部4の端子S1,S2,S3に入力されることと
なる。
【0049】このように、広幅モードのときには、受光
素子列Pを3個のグループに分割して、受光素子P1〜
P4480,P4481〜P8960,P8961〜P
13440が同時に並行して主走査を行うことによっ
て、原稿の読取時間を短縮することができる。
素子列Pを3個のグループに分割して、受光素子P1〜
P4480,P4481〜P8960,P8961〜P
13440が同時に並行して主走査を行うことによっ
て、原稿の読取時間を短縮することができる。
【0050】また、高速モードのときには、各駆動部と
の接続を切り換えることにより、受光素子列Pの1グル
ープの受光素子P4481〜P8960を更に3個のサ
ブグループに分割して、受光素子P5041〜P616
0,P6161〜P7280,P7281〜P8400
が同時に並行して主走査を行うようにしたので、広幅モ
ードに比して、より一層原稿の読取時間を短縮すること
ができる。
の接続を切り換えることにより、受光素子列Pの1グル
ープの受光素子P4481〜P8960を更に3個のサ
ブグループに分割して、受光素子P5041〜P616
0,P6161〜P7280,P7281〜P8400
が同時に並行して主走査を行うようにしたので、広幅モ
ードに比して、より一層原稿の読取時間を短縮すること
ができる。
【0051】なお、受光素子P5041〜P6160ま
で周期T0で一巡する。また、各受光素子は、各トラン
ジスタがオフしている間、原稿からの反射光を蓄積して
受光している。例えば、受光素子P5041は期間
TC1、受光素子P5042は期間TC2が蓄積時間である
(但し、TC1=TC2)。
で周期T0で一巡する。また、各受光素子は、各トラン
ジスタがオフしている間、原稿からの反射光を蓄積して
受光している。例えば、受光素子P5041は期間
TC1、受光素子P5042は期間TC2が蓄積時間である
(但し、TC1=TC2)。
【0052】また、高速モードのときに、受光素子P6
161〜P7280のトランジスタは、そのベースを駆
動切換スイッチSW2で切り換えないように構成して、
第2駆動部2の端子T1681〜T2800からのハイ
レベル信号によってオンするようにしても、同様の効果
が得られる。
161〜P7280のトランジスタは、そのベースを駆
動切換スイッチSW2で切り換えないように構成して、
第2駆動部2の端子T1681〜T2800からのハイ
レベル信号によってオンするようにしても、同様の効果
が得られる。
【0053】次に、本発明に係る画像読取装置の第2実
施例について、図5〜図7を参照しながら説明する。図
5、図6は第2実施例の構成を示すブロック図で、図5
は高速モードの接続状態、図6は広幅モードの接続状態
を示している。
施例について、図5〜図7を参照しながら説明する。図
5、図6は第2実施例の構成を示すブロック図で、図5
は高速モードの接続状態、図6は広幅モードの接続状態
を示している。
【0054】第2実施例の画像読取装置は、高速モード
のときに受光素子P5041〜P8400を、第1実施
例の3個のグループに代えて、2個のグループに分割す
るようにしている。そのため、駆動切換スイッチSW3
は不要となり、第3駆動部3の端子T1〜T4480は
受光素子P8961〜P13440のトランジスタのベ
ースに固定して接続されている。
のときに受光素子P5041〜P8400を、第1実施
例の3個のグループに代えて、2個のグループに分割す
るようにしている。そのため、駆動切換スイッチSW3
は不要となり、第3駆動部3の端子T1〜T4480は
受光素子P8961〜P13440のトランジスタのベ
ースに固定して接続されている。
【0055】そして、モード切換信号SGが広幅モード
信号のときは、図6に示すように、駆動切換スイッチS
W1,SW2によって、第1実施例の図2と同様に、第
1駆動部1の端子T1〜T4480は受光素子P1〜P
4480のトランジスタのベースに、第2駆動部2の端
子T1〜T4480は受光素子P4481〜P8960
のトランジスタのベースに、それぞれ接続される。
信号のときは、図6に示すように、駆動切換スイッチS
W1,SW2によって、第1実施例の図2と同様に、第
1駆動部1の端子T1〜T4480は受光素子P1〜P
4480のトランジスタのベースに、第2駆動部2の端
子T1〜T4480は受光素子P4481〜P8960
のトランジスタのベースに、それぞれ接続される。
【0056】また、駆動切換スイッチSW4によって、
受光素子P1〜P4480のトランジスタのエミッタラ
インは画像処理部4の端子S1に、受光素子P448
1〜P8960のトランジスタのエミッタライン,
は画像処理部4の端子S2に、受光素子P8961〜P
13440のトランジスタのエミッタラインは画像処
理部4の端子S3に、それぞれ接続される。
受光素子P1〜P4480のトランジスタのエミッタラ
インは画像処理部4の端子S1に、受光素子P448
1〜P8960のトランジスタのエミッタライン,
は画像処理部4の端子S2に、受光素子P8961〜P
13440のトランジスタのエミッタラインは画像処
理部4の端子S3に、それぞれ接続される。
【0057】これによって、広幅モードでは、第1実施
例と同様に、第1駆動部1は、受光素子P1〜P448
0のトランジスタを、第2駆動部2は、受光素子P44
81〜P8960のトランジスタを、第3駆動部3は、
受光素子P8961〜P13440のトランジスタを、
それぞれ駆動するようになっている。
例と同様に、第1駆動部1は、受光素子P1〜P448
0のトランジスタを、第2駆動部2は、受光素子P44
81〜P8960のトランジスタを、第3駆動部3は、
受光素子P8961〜P13440のトランジスタを、
それぞれ駆動するようになっている。
【0058】一方、モード切換信号SGが高速モード信
号のときは、図5に示すように、駆動切換スイッチSW
1,SW2によって、第1駆動部1の端子T1〜T16
80は受光素子P5041〜P6720のトランジスタ
のベースに、第2駆動部2の端子T1〜T1680は受
光素子P6721〜P8400のトランジスタのベース
に、それぞれ接続される。
号のときは、図5に示すように、駆動切換スイッチSW
1,SW2によって、第1駆動部1の端子T1〜T16
80は受光素子P5041〜P6720のトランジスタ
のベースに、第2駆動部2の端子T1〜T1680は受
光素子P6721〜P8400のトランジスタのベース
に、それぞれ接続される。
【0059】また、駆動切換スイッチSW4によって、
受光素子P5041〜P6720のトランジスタのエミ
ッタラインは画像処理部4の端子S1に、受光素子P
6721〜P8400のトランジスタのエミッタライン
は画像処理部4の端子S2に、それぞれ接続される。
受光素子P5041〜P6720のトランジスタのエミ
ッタラインは画像処理部4の端子S1に、受光素子P
6721〜P8400のトランジスタのエミッタライン
は画像処理部4の端子S2に、それぞれ接続される。
【0060】これによって、高速モードでは、第1駆動
部1は、受光素子P5041〜P6720のトランジス
タを、第2駆動部2は、受光素子P6721〜P840
0のトランジスタを、それぞれ駆動するようになってい
る。
部1は、受光素子P5041〜P6720のトランジス
タを、第2駆動部2は、受光素子P6721〜P840
0のトランジスタを、それぞれ駆動するようになってい
る。
【0061】このような構成によって、第2実施例で
も、第1実施例と同様に、広幅モードのときには、受光
素子列Pを3個のグループに分割して、受光素子P1〜
P4480,P4481〜P8960,P8961〜P
13440が同時に並行して主走査を行うことによっ
て、原稿の読取時間を短縮することができる。
も、第1実施例と同様に、広幅モードのときには、受光
素子列Pを3個のグループに分割して、受光素子P1〜
P4480,P4481〜P8960,P8961〜P
13440が同時に並行して主走査を行うことによっ
て、原稿の読取時間を短縮することができる。
【0062】また、高速モードのときには、第2実施例
では、各駆動部との接続を切り換えることにより、受光
素子列Pの1グループの受光素子P4481〜P896
0を更に2個のサブグループに分割して、P5041〜
P6720,P6721〜P8400が同時に並行して
主走査を行うようにしたので、広幅モードに比して、よ
り一層原稿の読取時間を短縮することができる。また、
駆動切換スイッチSW3が不要となるので、回路構成を
簡易にすることができる。
では、各駆動部との接続を切り換えることにより、受光
素子列Pの1グループの受光素子P4481〜P896
0を更に2個のサブグループに分割して、P5041〜
P6720,P6721〜P8400が同時に並行して
主走査を行うようにしたので、広幅モードに比して、よ
り一層原稿の読取時間を短縮することができる。また、
駆動切換スイッチSW3が不要となるので、回路構成を
簡易にすることができる。
【0063】なお、受光素子列Pのグループ分け及びそ
の中の1のグループのサブグループ分けは、上記各実施
例で示した例に限られない。受光素子列Pをn個(nは
2以上の整数)のグループに分割するとともに、その中
の1のグループを更にm個(mは2以上でn以下の整
数)のサブグループに分割しても、同様の効果が得られ
る。このとき、n=mであれば、高速モードのときに、
広幅モードに比して最も読取時間を短縮することができ
る。また、n>mであれば、回路構成を簡易にすること
ができる。
の中の1のグループのサブグループ分けは、上記各実施
例で示した例に限られない。受光素子列Pをn個(nは
2以上の整数)のグループに分割するとともに、その中
の1のグループを更にm個(mは2以上でn以下の整
数)のサブグループに分割しても、同様の効果が得られ
る。このとき、n=mであれば、高速モードのときに、
広幅モードに比して最も読取時間を短縮することができ
る。また、n>mであれば、回路構成を簡易にすること
ができる。
【0064】また、上記各実施例において、図1、図
2、図5、図6に破線で示したように、モード選択部7
を備えるようにしてもよい。このモード選択部7は、装
置本体の表面適所に配設され、広幅モード及び高速モー
ドを選択する選択キーを有し、原稿サイズに応じて操作
者がキーを選択するものである。そして、システム制御
部5は、モード選択部7で選択されたモードのモード切
換信号SGを出力するようにすればよい。これによっ
て、上記各実施例と同様の動作を行い、同様の効果を得
ることができる。
2、図5、図6に破線で示したように、モード選択部7
を備えるようにしてもよい。このモード選択部7は、装
置本体の表面適所に配設され、広幅モード及び高速モー
ドを選択する選択キーを有し、原稿サイズに応じて操作
者がキーを選択するものである。そして、システム制御
部5は、モード選択部7で選択されたモードのモード切
換信号SGを出力するようにすればよい。これによっ
て、上記各実施例と同様の動作を行い、同様の効果を得
ることができる。
【0065】また、上記各実施例において、図1、図
2、図5、図6に破線で示したように、サイズ検出部8
を備えるようにしてもよい。このサイズ検出部8は、原
稿搬送部6内部または近傍適所に配設され、原稿サイズ
を検出するとともに、検出した原稿サイズ信号をシステ
ム制御部5に出力するものである。そして、システム制
御部5は、サイズ検出部8で検出された原稿幅がA4短
辺幅を超えるときは広幅モード、A4短辺幅以下のとき
は高速モードのモード切換信号SGを出力するようにす
ればよい。これによって、上記各実施例と同様の動作を
行い、同様の効果を得ることができる。
2、図5、図6に破線で示したように、サイズ検出部8
を備えるようにしてもよい。このサイズ検出部8は、原
稿搬送部6内部または近傍適所に配設され、原稿サイズ
を検出するとともに、検出した原稿サイズ信号をシステ
ム制御部5に出力するものである。そして、システム制
御部5は、サイズ検出部8で検出された原稿幅がA4短
辺幅を超えるときは広幅モード、A4短辺幅以下のとき
は高速モードのモード切換信号SGを出力するようにす
ればよい。これによって、上記各実施例と同様の動作を
行い、同様の効果を得ることができる。
【0066】また、上記各実施例では、原稿はセンター
基準で配置するようになっているが、受光素子列Pの一
端を基準に配置するようにしてもよい。例えば受光素子
P1側の端を基準に配置する場合について説明すると、
第1実施例のように高速モードで受光素子を3グループ
に分割する場合には、高速モードのときに受光素子P1
121〜P2240を第2駆動部2に、受光素子P22
41〜P3360を第3駆動部3に接続するように駆動
切換スイッチSW1〜SW3を構成する。また、第2実
施例のように高速モードで受光素子を2グループに分割
する場合には、高速モードのときに受光素子P1681
〜P3360を第2駆動部2に接続するように駆動切換
スイッチSW1,SW2を構成する。これによって、一
端を基準に配置する場合でも、上記各実施例と同様の動
作を行い、同様の効果を得ることができる。
基準で配置するようになっているが、受光素子列Pの一
端を基準に配置するようにしてもよい。例えば受光素子
P1側の端を基準に配置する場合について説明すると、
第1実施例のように高速モードで受光素子を3グループ
に分割する場合には、高速モードのときに受光素子P1
121〜P2240を第2駆動部2に、受光素子P22
41〜P3360を第3駆動部3に接続するように駆動
切換スイッチSW1〜SW3を構成する。また、第2実
施例のように高速モードで受光素子を2グループに分割
する場合には、高速モードのときに受光素子P1681
〜P3360を第2駆動部2に接続するように駆動切換
スイッチSW1,SW2を構成する。これによって、一
端を基準に配置する場合でも、上記各実施例と同様の動
作を行い、同様の効果を得ることができる。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、第2走査制御手段によって、m個のサブグルー
プ走査手段によるm個のサブグループの各受光素子の主
走査を、それぞれ同時に行うようにしたので、原稿の読
取時間をより一層短縮することができる。
よれば、第2走査制御手段によって、m個のサブグルー
プ走査手段によるm個のサブグループの各受光素子の主
走査を、それぞれ同時に行うようにしたので、原稿の読
取時間をより一層短縮することができる。
【0068】また、請求項2の発明によれば、切換手段
によって、m個のグループ走査手段の接続をm個のサブ
グループに切り換えるようにしたので、グループ走査手
段をサブグループ走査手段として兼用化することがで
き、装置の構成を簡易にすることができる。また、原稿
の読取時間を一層短縮することができる。
によって、m個のグループ走査手段の接続をm個のサブ
グループに切り換えるようにしたので、グループ走査手
段をサブグループ走査手段として兼用化することがで
き、装置の構成を簡易にすることができる。また、原稿
の読取時間を一層短縮することができる。
【0069】また、請求項3の発明によれば、原稿幅が
m個のサブグループで構成される受光素子列の寸法より
小さいときは、m個のグループ走査手段の接続をm個の
サブグループに切り換えるようにしたので、グループ走
査手段をサブグループ走査手段として兼用化することが
でき、装置の構成を簡易にすることができる。また、原
稿の読取時間を自動的に一層短縮することができる。
m個のサブグループで構成される受光素子列の寸法より
小さいときは、m個のグループ走査手段の接続をm個の
サブグループに切り換えるようにしたので、グループ走
査手段をサブグループ走査手段として兼用化することが
でき、装置の構成を簡易にすることができる。また、原
稿の読取時間を自動的に一層短縮することができる。
【0070】また、請求項4の発明によれば、モード選
択手段によって、切換手段を動作させることが選択され
ると、m個のグループ走査手段の接続をm個のサブグル
ープに切り換えるようにしたので、グループ走査手段を
サブグループ走査手段として兼用化することができ、装
置の構成を簡易にすることができる。また、操作者の選
択によって、原稿の読取時間を一層短縮することができ
る。
択手段によって、切換手段を動作させることが選択され
ると、m個のグループ走査手段の接続をm個のサブグル
ープに切り換えるようにしたので、グループ走査手段を
サブグループ走査手段として兼用化することができ、装
置の構成を簡易にすることができる。また、操作者の選
択によって、原稿の読取時間を一層短縮することができ
る。
【0071】また、請求項5の発明によれば、受光素子
列の1回目の主走査において、原稿幅がm個のサブグル
ープで構成される受光素子列の寸法より小さいかどうか
を判別し、原稿幅がこの寸法より小さいときは、m個の
グループ走査手段の接続をm個のサブグループに切り換
えて、2回目以降の主走査を行うようにしたので、グル
ープ走査手段をサブグループ走査手段として兼用化する
ことができ、装置の構成を簡易にすることができる。ま
た、原稿の読取時間を自動的に一層短縮することができ
る。
列の1回目の主走査において、原稿幅がm個のサブグル
ープで構成される受光素子列の寸法より小さいかどうか
を判別し、原稿幅がこの寸法より小さいときは、m個の
グループ走査手段の接続をm個のサブグループに切り換
えて、2回目以降の主走査を行うようにしたので、グル
ープ走査手段をサブグループ走査手段として兼用化する
ことができ、装置の構成を簡易にすることができる。ま
た、原稿の読取時間を自動的に一層短縮することができ
る。
【図1】本発明に係る画像読取装置の第1実施例の構成
を示す回路ブロック図で、高速モードの接続状態を示し
ている。
を示す回路ブロック図で、高速モードの接続状態を示し
ている。
【図2】本発明に係る画像読取装置の第1実施例の構成
を示す回路ブロック図で、広幅モードの接続状態を示し
ている。
を示す回路ブロック図で、広幅モードの接続状態を示し
ている。
【図3】各受光素子からの受光信号の読み出しタイミン
グを示すタイミングチャートである。
グを示すタイミングチャートである。
【図4】第1実施例の受光素子列Pによる原稿の読み取
り範囲を説明する図である。
り範囲を説明する図である。
【図5】本発明に係る画像読取装置の第2実施例の構成
を示す回路ブロック図で、高速モードの接続状態を示し
ている。
を示す回路ブロック図で、高速モードの接続状態を示し
ている。
【図6】本発明に係る画像読取装置の第2実施例の構成
を示す回路ブロック図で、広幅モードの接続状態を示し
ている。
を示す回路ブロック図で、広幅モードの接続状態を示し
ている。
【図7】第2実施例の受光素子列Pによる原稿の読み取
り範囲を説明する図である。
り範囲を説明する図である。
1 第1駆動部 2 第2駆動部 3 第3駆動部 4 画像処理部 41 画像メモリ 5 システム制御部 6 原稿搬送部 7 モード選択部 8 サイズ検出部 P 受光素子列 P1〜P13440 受光素子 Q トランジスタ列 SW1〜SW4 駆動切換スイッチ
フロントページの続き (72)発明者 河内 嘉子 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工 業株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】 多数の受光素子が原稿の幅方向に所定の
ピッチで列状に並べられた受光素子列からなる画像読取
手段と、上記受光素子列が列方向に分割して構成された
n個(nは2以上の整数)の受光素子グループにそれぞ
れ接続され、各受光素子グループの受光素子をそれぞれ
順に主走査させるn個のグループ走査手段と、上記n個
のグループ走査手段による主走査を同時に行わせる第1
走査制御手段とを備えた画像読取装置において、上記受
光素子グループの予め定められた1のグループが列方向
に分割して構成されたm個(mは2以上でn以下の整
数)のサブグループにそれぞれ接続され、各サブグルー
プの受光素子をそれぞれ順に主走査させるm個のサブグ
ループ走査手段と、上記m個のサブグループ走査手段に
よる主走査を同時に行わせる第2走査制御手段とを備え
たことを特徴とする画像読取装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の画像読取装置において、
切換手段を備え、上記m個のサブグループ走査手段は、
上記n個のグループ走査手段の内の所定のm個のグルー
プ走査手段からなるもので、上記切換手段は、上記m個
のグループ走査手段の接続を上記m個のサブグループに
それぞれ切り換えるものであることを特徴とする画像読
取装置。 - 【請求項3】 請求項2記載の画像読取装置において、
原稿の幅を検出する原稿幅検出手段と、検出された原稿
幅がm個のサブグループで構成される受光素子列の寸法
より小さいときは、上記切換手段を動作させる切換制御
手段とを備えたことを特徴とする画像読取装置。 - 【請求項4】 請求項2記載の画像読取装置において、
上記切換手段を動作させるか否かを選択するモード選択
手段と、上記切換手段を動作させることが選択される
と、上記切換手段を動作させる切換制御手段とを備えた
ことを特徴とする画像読取装置。 - 【請求項5】 請求項2記載の画像読取装置において、
上記受光素子列を原稿に対して上記幅方向に直交する方
向に相対移動させる相対移動手段と、上記相対移動を行
わせながら上記主走査を複数回行わせることにより副走
査させる副走査制御手段と、上記受光素子列の1回目の
主走査において、原稿幅が上記m個のサブグループで構
成される受光素子列の寸法より小さいかどうかを判別す
る判別手段と、原稿幅が上記寸法より小さいときは、上
記切換手段を動作させて2回目以降の主走査を行わせる
切換制御手段とを備えたことを特徴とする画像読取装
置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6179987A JPH0846745A (ja) | 1994-08-01 | 1994-08-01 | 画像読取装置 |
US08/506,264 US5640251A (en) | 1994-08-01 | 1995-07-24 | Image reading device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6179987A JPH0846745A (ja) | 1994-08-01 | 1994-08-01 | 画像読取装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0846745A true JPH0846745A (ja) | 1996-02-16 |
Family
ID=16075484
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6179987A Pending JPH0846745A (ja) | 1994-08-01 | 1994-08-01 | 画像読取装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5640251A (ja) |
JP (1) | JPH0846745A (ja) |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3897389B2 (ja) * | 1996-02-22 | 2007-03-22 | キヤノン株式会社 | 光電変換装置の駆動方法及び光電変換装置 |
US6690493B1 (en) * | 1996-02-22 | 2004-02-10 | Canon Kabushiki Kaisha | Photoelectric conversion device and driving method therefor |
KR100257828B1 (ko) | 1997-06-12 | 2000-06-01 | 윤종용 | 복합기의독취방법및장치 |
JP3667058B2 (ja) * | 1997-11-19 | 2005-07-06 | キヤノン株式会社 | 光電変換装置 |
JP2000078375A (ja) * | 1998-09-03 | 2000-03-14 | Toshiba Corp | 画像形成装置 |
US7034969B2 (en) * | 2000-08-01 | 2006-04-25 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Divided one-dimensional solid-state imaging device, method of controlling one-dimensional solid-state imaging device, and image reading apparatus and method using the same |
KR100916280B1 (ko) | 2001-05-25 | 2009-09-10 | 히타치 쓰루 가부시키가이샤 | 날끝 교환식 회전 공구 |
FR2835682B1 (fr) * | 2002-02-05 | 2004-04-02 | Imagus | Procede pour l'acceleration de la vitesse d'analyse par balayage(scanerisation)d'une image n'occupant pas la totalite de la barrette de cellules dtc(ccd) |
JP4389170B2 (ja) * | 2005-06-30 | 2009-12-24 | ブラザー工業株式会社 | 画像読取装置 |
TWI362213B (en) * | 2005-08-09 | 2012-04-11 | Contact image sensor module | |
US8958134B2 (en) * | 2011-05-17 | 2015-02-17 | Moon J. Kim | Image array with localized light source |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5414522A (en) * | 1991-08-20 | 1995-05-09 | Minolta Camera Kabushiki Kaisha | Image reading apparatus which detects document size |
JP3350073B2 (ja) * | 1991-12-12 | 2002-11-25 | 株式会社フォトロン | 高速度撮影装置 |
US5436737A (en) * | 1992-01-31 | 1995-07-25 | Mita Industrial Co., Ltd. | Image reading device having a plurality of image sensors arranged in a main scanning direction and capable of producing continuous image data |
-
1994
- 1994-08-01 JP JP6179987A patent/JPH0846745A/ja active Pending
-
1995
- 1995-07-24 US US08/506,264 patent/US5640251A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5640251A (en) | 1997-06-17 |
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