JPH0838242A - 詰替え式コンパクト容器 - Google Patents
詰替え式コンパクト容器Info
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- JPH0838242A JPH0838242A JP17909694A JP17909694A JPH0838242A JP H0838242 A JPH0838242 A JP H0838242A JP 17909694 A JP17909694 A JP 17909694A JP 17909694 A JP17909694 A JP 17909694A JP H0838242 A JPH0838242 A JP H0838242A
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- container
- refill container
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- Closures For Containers (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Abstract
容器を容器本体に収納する構造をシンプルにして製作上
のコストダウンを図る。 【構成】 詰替え容器70を収納する収納凹所60の左
壁部3Dに弾性片48を設け、左壁部3Dとこれに向か
い合う仕切壁43の上端に、詰替え容器70の上端縁面
70aをおさえる係止部45、46をそれぞれ設けた。
詰替え容器70の一側面を左壁部3D側に押し込んで弾
性片48を変形させてから、浮き上がらせた端部を収納
凹所60に落とし込み、弾性片48を復帰させて収納さ
せる。この収納状態で、詰替え容器70の上端縁面70
aは係止部45、46におさえられて抜け止めされる。
Description
ともに簡単に交換できるタイプのコンパクト容器に関す
る。
が貼られた蓋体がヒンジ結合されたいわゆるコンパクト
容器は、携帯用化粧用具として幅広く使用されている。
コンパクト容器は形態的に幾種類もあるが、たとえば実
公昭62ー8801号公報に見られるように、容器本体
内の収納部が2つに仕切られ、一方が化粧料の収納部、
他方が化粧料をつけるためのパフ等の化粧用具の収納部
とされ、化粧料は収納用の皿(詰替え容器)ごと交換で
きるものがある。
納部を区画する壁部にバネ板が、壁部に対向する仕切の
下部に突起がそれぞれ形成されており、皿の一側面をバ
ネ板に押し当てながら皿を収納部に収め、他側面に形成
された突起を仕切側の突起の下に係合させることによ
り、皿を収納部に着脱可能に収納できるようになってい
る。
パクト容器においては、皿の収納状態を確実なものとす
るために、仕切と皿の両方に互いに係合する突起を形成
している。このように突起を形成するには製造上コスト
アップにつながり、なるべくなら形成する必要がない方
が好ましい。また、皿に化粧料を充填して製品化する
際、化粧料がこぼれて皿の外側面に付着するので、これ
を拭い取るにあたって突起が邪魔になるといった不具合
が生じる。
あって、製作上のコストダウンが図れ、製品化する際の
煩わしさが抑えられる詰替え式コンパクト容器を提供す
ることを目的としている。
するためになされたもので、容器本体に矩形枠状の壁部
が形成され、この壁部に囲まれた内側が、詰替え容器が
着脱可能に収納される収納凹所とされ、この収納凹所が
前記壁部にヒンジ結合された蓋体で開閉される詰替え式
コンパクト容器において、壁部を構成する相対向する一
対の壁部の上端に、収納凹所側に延出して詰替え容器の
上端縁面をおさえる係止部をそれぞれ形成し、これら壁
部のうちの一方の壁部の収納凹所に面する内側面に、上
下に形成した横方向に延びるスリットにより詰替え容器
の側壁に弾性的に当接する弾性片を設け、係止部が形成
された壁部に詰替え操作用の切欠きを形成し、係止部の
端縁における切欠きへ至る部分を、切欠きへ向かって漸
次収束するようになだらかに形成したことを特徴として
いる。
弾性片を有する壁部に向けて斜めに押し込むことにより
弾性片を弾性変形させ、浮かせてある他方の壁部側の端
部を収納凹所に落とし込んでから離すことにより、弾性
片の力で詰替え容器は壁部間に挟まれ、この状態で詰替
え容器の上端縁面が係止部におさえられて抜け止めがな
される。係止部が形成された壁部に、詰替え操作用の切
欠きを形成するとともに係止部の端縁における切欠きへ
至る部分を切欠きへ向かって漸次収束するようになだら
かに形成することにより、たとえば詰替え容器に充填さ
れた化粧料をパフに付ける操作を行ったときに、そのパ
フが係止片に引っ掛からず化粧動作およびパフ自体に支
障をきたさない。
替え式コンパクト容器1を示している。符号2で示す容
器本体は、長方形状の外枠30の内部に中枠40が収納
されて構成されている。外枠30は底部31の周囲に枠
部32が形成されてなり、中枠40は枠部41につば部
42が形成され、容器本体2内を仕切る仕切壁43が形
成されている。中枠40は外枠30内に収納され、両者
は超音波溶着等の手段で接着されている。
部3が形成されており、その長辺側の一方が前壁部3
A、他方が後壁部3Bとされ、後壁部3Bに蓋体4がヒ
ンジ結合されている。蓋体4の裏面には鏡5が貼られて
おり、またその自由端部にはフック6が突設されてい
る。この第1のフック6aが、前壁部3Aに設けられた
第2のフック6bに着脱可能に係合するようになってい
る。第1、第2のフック6a、6bどうしの係合は、押
しボタン7で解除できるようになっている。
仕切壁43の右側がパフ等の化粧用具(図示せず)の収
納凹所50、左側が化粧料Wが充填された詰替え容器7
0の収納凹所60とされている。化粧用具の収納凹所5
0は、前壁部3A、後壁部3B、右壁部3Cおよび仕切
壁43で区画され、その内側面は容器本体2の底部31
に垂直な平らな面に形成されている。各収納凹所50、
60は、前後方向にやや長い長方形状である。
3A、後壁部3B、左壁部3Dおよび仕切壁43で区画
され、ここに詰替え容器70が着脱可能に収納されるよ
うになっており、仕切壁43の中央には、その着脱操作
を行なうときに利用する半円弧状の切欠き44が形成さ
れている。収納凹所60を形成している相対向する仕切
壁43と左壁部3Dの上端には、収納凹所60側に延出
する係止部45、46が形成されている。図5、図6に
示すように、これら係止部45、46は、収納凹所60
に収納された状態の詰替え容器70の上端縁面70aを
上からおさえるように構成されている。
つば部42から延長しており、その端縁45aは、大部
分が左壁部3Dに沿って真っ直ぐに形成されているが、
両端部には前壁部3Aおよび後壁部3Bへ湾曲して移行
する移行部45bが形成されている。
7に示すように、その端縁46aが互いに近付くにした
がって収納凹所60側に寄るように斜めに形成され、そ
の両端部に、前壁部3Aおよび後壁部3Bへ湾曲して至
る移行部46bが形成されている。そしてこれに加え、
切欠き44へ至る部分が、切欠き44へ向かって漸次収
束するようになだらかな円弧状に形成されており、ここ
が収束端部46cとされている。
0の中央には、図6および図8に示すように、上下にス
リット47が形成されている。こららスリット47は横
方向に互いに平行に延びており、その間が弾性片48と
して形成されている。この弾性片48の裏側にあたる外
枠30の枠部32には、弾性片48の弾性変形を許容す
る逃げ凹所32aが形成されている。弾性片48の表面
の中央には、収納凹所60に収納された詰替え容器70
の外側面に当接する突片48aが形成されている。
関係は、詰替え容器70の長辺側の一側面を左壁部3D
に向けて斜めに押し込むと弾性片48が弾性変形して逃
げ凹所32aに入り込み、浮かせてある詰替え容器70
の仕切壁43側の端部を収納凹所60に落とし込んでか
ら離すと、弾性片48の力により突片48aを介して詰
替え容器70は仕切壁43に押し当てられて収納状態と
なり、この状態で詰替え容器70の左右の上端縁面70
aが、各係止部45、46におさえられて抜け止めがな
されるように設定されている。
を説明すると、蓋体4を閉めるには回動させてその自由
端部を容器本体2に近付け、第1のフック6aを第2の
フック6bに係合させる。これにより各収納凹所50、
60は蓋体4で塞がれる。また、押しボタン7を押せば
第1、第2のフック6a、6bの係合が解除されて蓋体
4を開けられる。
には、上述の如く、詰替え容器70の長辺側の一側面を
左壁部3Dに向けて斜めに押し込むことにより弾性片4
8を弾性変形させ、浮かせてある仕切壁43側の端部を
収納凹所60に落とし込んでから離す。すると、弾性片
48の力により突片48aを介して詰替え容器70は仕
切壁43に押し当てられて収納状態となり、この状態で
詰替え容器70の左右の上端縁面70aが、各係止部4
5、46におさえられて抜け止めがなされる。詰替え容
器70を押し込むには仕切壁43の切欠き44に指等を
挿入して行う。
旦詰替え容器70を左壁部3D側に押して弾性片48を
弾性変形させ、仕切壁43側の上端縁面70aが係止部
45よりも内側に至ったら、その端部を持ち上げて斜め
の姿勢にし、そのまま引き出せばよい。このような操作
により、収納凹所60への詰替え容器70の着脱を容易
に行うことができる。
替え容器70を収納凹所60に収納した状態を、左壁部
3Dおよび仕切壁43の係止部45、46が詰替え容器
70の上端縁面70aをおさえることにより保持するよ
うになっており、特に詰替え容器70側に突起等を形成
する必要がない構成となっている。したがって、詰替え
容器70をシンプルな構造にすることができ、このため
製造上のコストアップが抑えられる。また、詰替え容器
70に化粧料Wを充填した際に化粧料Wがこぼれて詰替
え容器70の外側面に付着しても、外側面に突起等がな
く平なのでこぼれた化粧料Wを拭い取る作業がスムーズ
に行え、もって製品化が容易になる。
て、切欠き44へ至る部分がなだらか収束端部46cと
して形成されており、とがった角部がないようにされて
いるので、たとえば詰替え容器70に充填された化粧料
Wをパフに付ける操作を行ったときに、そのパフが係止
片46に引っ掛からず化粧動作およびパフ自体に支障を
きたさない。
なので弾性力がそれほど強くならずこのため詰替え容器
70の着脱操作を楽に行えるとともに、詰替え容器70
に過度の力が加わって傷つく等の不具合が回避される。
力を詰替え容器70に伝えやすくする機能を果たすもの
であるが、そのためには詰替え容器70の弾性片70に
対向する外側面に同様の突片を形成してもよい。
コンパクト容器によれば、容器本体の壁部を構成する相
対向する一対の壁部の上端に、収納凹所側に延出して詰
替え容器の上端縁面をおさえる係止部をそれぞれ形成
し、これら壁部のうちの一方の壁部の収納凹所に面する
内側面に、上下に形成した横方向に延びるスリットによ
り弾性片を設けたことを特徴とするもので、詰替え容器
側に収納状態を保持するための突起等を形成する必要が
ないから、詰替え容器をシンプルな構造にすることがで
き、このため製造上のコストアップが抑えられるととも
に、たとえ化粧料が詰替え容器の外側面に付いても拭い
取る作業がスムーズに行え、もって製品化が容易になる
といった効果を奏する。また、係止部が形成された壁部
に、詰替え操作用の切欠きを形成するとともに係止部の
端縁における切欠きへ至る部分を切欠きへ向かって漸次
収束するようになだらかに形成したので、たとえば詰替
え容器に充填された化粧料をパフに付ける操作を行った
ときに、そのパフが係止片に引っ掛からず化粧動作およ
びパフ自体に支障をきたさない。
である。
る。
ある。
部、3A……前壁部、3B……後壁部、3C……右壁
部、3D……左壁部、4……蓋体、30……外枠、40
……中枠、43……仕切壁、44……切欠き、45、4
6……係止部、45a、46a……端縁、46c……収
束端部、47……スリット、48……弾性片、48a…
…突片、70……詰替え容器、70a……上端縁面。
Claims (1)
- 【請求項1】 容器本体に矩形枠状の壁部が形成され、
この壁部に囲まれた内側が、詰替え容器が着脱可能に収
納される収納凹所とされ、この収納凹所が前記壁部にヒ
ンジ結合された蓋体で開閉される詰替え式コンパクト容
器において、前記矩形枠状の壁部を構成する相対向する
一対の壁部の上端には、前記収納凹所側に延出して前記
詰替え容器の上端縁面をおさえる係止部がそれぞれ形成
され、これら壁部のうちの一方の壁部の収納凹所に面す
る内側面には、上下に形成された横方向に延びるスリッ
トにより前記詰替え容器の側壁に弾性的に当接する弾性
片が設けられ、前記係止部が形成された壁部には、詰替
え操作用の切欠きが形成され、前記係止部の端縁におけ
る切欠きへ至る部分が、切欠きへ向かって漸次収束する
ようになだらかに形成されていることを特徴とする詰替
え式コンパクト容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17909694A JP3494703B2 (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | 詰替え式コンパクト容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17909694A JP3494703B2 (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | 詰替え式コンパクト容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0838242A true JPH0838242A (ja) | 1996-02-13 |
JP3494703B2 JP3494703B2 (ja) | 2004-02-09 |
Family
ID=16059982
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17909694A Expired - Fee Related JP3494703B2 (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | 詰替え式コンパクト容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3494703B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2765462A1 (fr) * | 1997-07-03 | 1999-01-08 | Yoshida Industry Co | Boite a cosmetiques |
US6076679A (en) * | 1997-07-03 | 2000-06-20 | Yoshida Industry Co., Ltd. | Gastight makeup material container |
US6129089A (en) * | 1998-11-05 | 2000-10-10 | Yoshida Industry Co. Ltd. | Cosmetic case with hinged refill container part |
US6138686A (en) * | 1998-10-28 | 2000-10-31 | Yoshida Industry Co. Ltd. | Cosmetic case |
JP2014166277A (ja) * | 2013-02-28 | 2014-09-11 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | コンパクト容器 |
-
1994
- 1994-07-29 JP JP17909694A patent/JP3494703B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2765462A1 (fr) * | 1997-07-03 | 1999-01-08 | Yoshida Industry Co | Boite a cosmetiques |
US6076679A (en) * | 1997-07-03 | 2000-06-20 | Yoshida Industry Co., Ltd. | Gastight makeup material container |
US6311701B1 (en) | 1997-08-08 | 2001-11-06 | Yoshida Industry Co. Ltd. | Cosmetic case |
US6386209B1 (en) | 1997-08-08 | 2002-05-14 | Yoshida Industry Co., Ltd. | Cosmetic case |
US6138686A (en) * | 1998-10-28 | 2000-10-31 | Yoshida Industry Co. Ltd. | Cosmetic case |
US6129089A (en) * | 1998-11-05 | 2000-10-10 | Yoshida Industry Co. Ltd. | Cosmetic case with hinged refill container part |
JP2014166277A (ja) * | 2013-02-28 | 2014-09-11 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | コンパクト容器 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3494703B2 (ja) | 2004-02-09 |
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