JPH08330021A - パネル取付型コネクタ - Google Patents
パネル取付型コネクタInfo
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- JPH08330021A JPH08330021A JP15835095A JP15835095A JPH08330021A JP H08330021 A JPH08330021 A JP H08330021A JP 15835095 A JP15835095 A JP 15835095A JP 15835095 A JP15835095 A JP 15835095A JP H08330021 A JPH08330021 A JP H08330021A
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- Japan
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- grommet
- cover
- locking pin
- hole
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- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Abstract
性を高める。 【構成】 ハウジング11の背面側からグロメット12
を装着し、さらにその背面側からグロメットカバー13
を装着する。ハウジング11には、係止ピン14が突設
されるとともに、グロメットカバー13の囲壁部18に
は係止孔20が形成され、これらを係合させることでグ
ロメットカバー13の開き変形が防止される。グロメッ
トカバー13には係止孔20に連続して遊嵌孔23が形
成されており、まず、係止ピン14はこの遊嵌孔23に
嵌合し、その後にスライドさせて係止孔20と係合させ
る。また、グロメットカバー13の囲壁部18の一部は
開放しており、ここを閉止板18Dにて開閉するように
なっている。
Description
ルに取り付けるパネル取付型コネクタに関するものであ
る。
ている。すなわち、雄コネクタのコネクタハウジングが
パネルに取り付けられるとともに、そのコネクタハウジ
ングのフード部に雌コネクタが嵌合される構造であり、
雌コネクタのコネクタハウジングのうちフード部から突
出する部分にはゴム製のグロメットが装着され、このグ
ロメットの周縁部がフード部を取り囲むような状態でパ
ネルに密着して防水シールが施されている。
強く押し付けられると、グロメットの周縁がめくれ上が
りパネルから浮き上がる結果、シール性が損なわれてし
まうことがある。そこで、グロメットにはこのようなめ
くれ上がりを回避するために、グロメットの周縁にフラ
ンジを張り出すとともに、グロメットの背方からは周縁
に側壁を有する浅皿状に形成されたグロメットカバー
(樹脂製)が嵌め込まれ、その開口縁にてグロメットの
フランジ縁を押さえ込むようにしていた。
では、グロメットカバーをグロメットに単に嵌合してい
るに過ぎないから、雌コネクタが雄コネクタ側に向けて
きわめて強い力でもって押し込まれると、グロメットの
フランジ縁を押さえ込んでいるグロメットカバーといえ
ども、パネルから強い突き上げ力を受けて変形し、グロ
メットの開口縁のめくれ上がりを有効に阻止しえないこ
とがあった。パネル取付け型では雌雄コネクタの嵌合に
際しボルトが用いられることがあり、ボルトの締め込み
による強力な押し込み力が作用した場合には、従来の構
造のものでは上記不具合を解消できなかった。
タハウジング側に係止ピンを突設するとともに、グロメ
ットカバーに係止ピンと嵌合する係合孔を設け、グロメ
ットカバーの装着時にコネクタハウジングの係止ピンを
グロメットカバーの係合孔に係合させる構成を採用する
ことが考えられる。これによれば、グロメットカバーの
変形防止に有効と思われるからである。しかし、そのよ
うにすると今度は、グロメットカバーがある程度の剛性
を有し、しかも、係止ピンがグロメットカバーの係止孔
にぴったりと嵌合させるものであるから、係止ピンを係
止孔に嵌合させることが極めて困難になり、コネクタの
組立作業性が著しく低下するという問題を生じてしま
う。
発工夫されたものであり、その目的とするところは、シ
ール性が高くかつ組立作業性にも優れる防水コネクタを
提供することである。
ルに取り付けられる一方のコネクタと、このコネクタに
嵌合される他方のコネクタと、このコネクタのハウジン
グの背面を覆うように装着されて周縁シール部が前記パ
ネルに接触する弾性材製のグロメットと、囲壁部を有し
このグロメットを背方から覆うグロメットカバーと、ハ
ウジングから側方に突出して設けられて先端側に抜止突
部を有する係止ピンとを備え、係止ピンをグロメットの
貫通孔に貫通させて前記グロメットカバーに形成した係
止孔に係合させるようにしたパネル取付型コネクタであ
って、更に、係止孔にはここに連続して係止ピンの外形
よりも大きく形成した遊嵌孔が形成され、この遊嵌孔に
係止ピンを挿入した状態からグロメットカバーを係止ピ
ンを横切る方向にスライドさせることにより係止孔の内
周縁部を係止ピンの抜止突部と係合させる構成としたと
ころに特徴を有する。
て、グロメットカバーの囲壁部のうちスライド方向の先
方側の側壁部を開放し、ここに閉止板をヒンジ部を介し
て開閉可能に設け、その閉止板を閉じた状態に係止する
係合機構を設けたところに特徴を有する。
の囲壁部がグロメットを外側から覆っており、グロメッ
トがハウジングから浮いて離れようとする動きを抑え
る。その力が強いときでも、係止ピンの抜止突部がグロ
メットカバーの係止孔の周縁部に引っかかることでグロ
メットカバーの変形が確実に阻止され、結局、グロメッ
トの周縁シール部がパネルに密着する。また、グロメッ
トカバーをグロメットに装着する際には、まず、コネク
タハウジングの係止ピンをグロメットカバーの遊嵌孔に
嵌合させ、その後にグロメットカバーをスライドさせて
係止孔と係合させればよい。このとき、遊嵌孔は係止ピ
ンの外径よりもよりも大きくしてあるから、容易に嵌合
させることができる。
ド方向の先方側に位置するグロメットカバーの閉止板を
開放させ、その状態でグロメットに装着する。その後
に、グロメットカバーをスライドさせて正規位置にセッ
トし、開放していた閉止板を閉じて係合機構にてロック
すれば、グロメットカバーの囲壁部がグロメットの外周
をぴったりと包囲することになる。
バーがハウジングの係止ピンと係合しているから、グロ
メットカバーの開き変形を確実に防止でき、もってグロ
メットがめくれ上がるような変形をグロメットカバーに
よって確実に抑制できる。この結果、グロメットの周縁
シール部がパネルに確実に密着して高い防水性を確保す
ることができるという効果が得られる。しかも、グロメ
ットカバーの装着時には、まず係止ピンをこれより大き
な遊嵌孔に嵌合すればよいから、その作業は比較的容易
であり、コネクタ組立の作業性にも優れる。
ットカバーの閉止板を開放させた状態でグロメットへの
装着作業を行うことができるから、グロメットカバーの
スライドストロークを大きくとって安定的なスライド操
作が可能であり、しかも、それでいながら、閉止板を閉
じることでグロメットカバーがグロメットの外周をぴっ
たりと押さえつけるから、シール性が一層高くなる。
至図8を参照して説明する。本実施例は、パネルPの取
付孔Hに予め取り付けられる雄側のコネクタMに対し
て、パネルPを挟んで反対側から雌側のコネクタ10が
嵌合されるようになっている。雄側のコネクタMは、雄
端子金具(図示せず)が突出状態で収容されるフード部
Fの先端開口縁を取付孔Hの孔縁に整合させた状態で予
め固定されている。
金具(図示せず)が収容されるハウジング11と、この
ハウジング11の背面に装着されるグロメット12と、
このグロメット12を覆うようにハウジング11に装着
されるグロメットカバー13とから構成される。なお、
ハウジング11は、雌端子金具収容用のキャビティ(図
示せず)を有するハウジング本体11Aとこのハウジン
グ本体11Aに背面に取り付けられるハウジングカバー
11Bとからなり、ハウジングカバー11Bの背面(図
における上側の面)からは、雌端子金具に接続された電
線(図示せず)が延出されるようになっている。
た左右の各側面には、夫々、背面に近い位置から側方へ
突出する係止ピン14が2本ずつ形成されている。この
係止ピン14は、全体として円形断面をなし、その突出
端部は環状のテーパ面となっているが(図8参照)、こ
のテーパ面のうちの上側のほぼ1/3の領域には、係止
ピン14の先端側に向かって下り傾斜となる平坦面状に
切除するようにして誘導面15が形成されている。な
お、この誘導面15は、後述するグロメットカバー13
の取付けを円滑に行わせるために機能する。
は、その外周における下部及び側部を切欠することによ
って溝16が形成されている。この溝16は、軸線方向
において一定の幅で開口しており、その溝16の下部に
おける溝底面は係止ピン14と同心の半円弧形をなして
いると共に、溝16の両側部における溝底面は上下方向
に細長く延びた平坦状をなしている。かかる溝16の内
壁面のうち、係止ピン14の先端側の面は後述するグロ
メットカバー13の係止孔20と係合可能な抜止突部を
構成する。
有し、ハウジングカバー11Bの背面及び外周側面を覆
う形状をなしている。ハウジングカバー11Bの背面に
対応する背面部12Aには、電線を一纏めにして延出さ
せるための筒部12Bが形成されている。ハウジングカ
バー11Bの外周側面を覆う側壁部12Cには、上記係
止ピン14が防水可能に密着した状態で嵌通可能な貫通
孔12Dが形成されており、この貫通孔12Dに係止ピ
ン14を嵌通させるときには、側壁部12Cを外側へ広
げるように弾性変形させるようにする。係止ピン14が
貫通孔12Dに嵌通された状態では、係止ピン14の先
端部がグロメット12の外面側へ突出し、溝16の開口
縁のうちの基端側の開口縁がグロメット12の外面にお
ける貫通孔12Dの孔縁と整合している。尚、グロメッ
ト12の側壁部12Cの端縁には、パネルPと密着可能
な防水用の周縁シール部12Eが全周に亘って形成され
ている。
に比べて剛性が十分に高い合成樹脂材料からなり、グロ
メット12の背面部12Aと側壁部12Cとに対して外
側から密着される形状をなし、グロメット12の背面部
12Aに密着する背面部17とグロメット12の側壁部
12Cに密着する囲壁部18とを有する浅底容器状をな
す。背面部17には、グロメット12の筒部12Bを貫
通させるための引出口17Aが形成されていると共に、
ハウジング本体11Aとハウジングカバー11Bとを結
合するためのボルト19が貫通されるボルト孔17Bが
形成されている。なお、ボルト孔17Bはボルト19の
頭部よりも径大な寸法に設定されており、ボルト19の
締付時にグロメットカバー13には締付力が及ばないよ
うになっている。
ウジングカバー11Bの長手方向に延びる互いに平行な
一対の長辺側壁18A,18Aと、この両長辺側壁18
A,18Aの一方の端部において一体に連続する短辺側
壁18Bと、両長辺側壁18A,18Aの他方の端部に
おいて上下方向のヒンジ部18Cにより連結された一対
の閉止板18Dとから構成される。長辺側壁18Aと短
辺側壁18Bは背面部17に対して固定的な一体構造で
あるが、閉止板18Dは長辺側壁18Aに対してヒンジ
部18Cを中心に開閉するように変位可能である。この
閉止板18Dが開いた状態では、グロメットカバー13
をグロメット12の背面部12Aに密着させた状態で長
手方向(係止ピン14を横切る方向)にスライドさせる
ことが可能となっている。また、閉止板18Dが閉じた
状態でその係止部18E同士が係合可能であって係止機
構を構成しており、これらを係合させると囲壁部18が
環状に閉じた状態となり、グロメットカバー13のスラ
イドが規制されてハウジング11に対し正規の装着状態
に保持されるようになっている。
8Aには、グロメットカバー13がハウジング11に正
規に装着された状態において上記係止ピン14と嵌合可
能な係止孔20が形成されている。この係止孔20は、
係止ピン14の外形よりも大きい寸法で方形状に開口し
ている。この係止孔20の内周縁部には、その短辺側壁
18Bに近い方の側縁から下縁に亘って突部21が形成
されている。この突部21は、その係止孔20の下縁か
ら突出している部分21Aが上方に開放された円弧形を
なしていると共に、側縁に沿って突出している部分21
Bが上方向に直線状に立ち上がっていて、全体として
「J」字形をなしている。また、突部21の円弧形部2
1Aのうち、立上り部21Bとは反対側の端部は上方に
突出する保持部22となっている。なお、突部21の厚
さは溝16の開口幅と同じ寸法となっている。グロメッ
トカバー13が正規にハウジングカバー11Bに取り付
けられた状態において、突部21の円弧形部21Aは係
止ピン14の溝16の下部に嵌合され、突部21の側縁
に沿った立上り部21Bは溝16の側部に嵌合される。
18Aには、上記係止孔20と連続し、且つ、係止孔2
0に対して上記突部21の立上り部21Bが形成されて
いる側とは反対側に位置する遊嵌孔23が形成されてい
る。遊嵌孔23は、その上縁及び下縁が係止孔20の上
縁及び下縁と連続していて、全体として方形に開口され
ている。この遊嵌孔23に係止ピン14が貫通した状態
において、係止ピン14の外周面と遊嵌孔23の孔縁内
周面との間では係止ピン14の軸線方向に引っ掛かりを
生じることはない。したがって、グロメットカバー13
の長辺側板13Aは係止ピン14に対して軸線方向に開
くように弾性変形させることが可能となっている。
内側面には、遊嵌孔23の開口領域における下縁から斜
め下方内側へ傾斜した取外し用傾斜面24が形成されて
いると共に、この取外し用傾斜面24の下縁から長辺側
壁18Aの下端縁に向かって斜め下方外側へ傾斜した装
着用傾斜面25が形成されている(図8を参照)。
ハウジングカバー11Bにグロメット12を装着する際
には、電線を筒部12Bに引き通しつつ背面側から被せ
ると共に、グロメット12の貫通孔12Dに係止ピン1
4を嵌通させると、貫通孔12Dと係止ピン14との係
合によりグロメット12はハウジングカバー11Bに対
して所定位置に位置決めされて取り付けられる。
る。このとき、まず閉止板18Dを開いておき、グロメ
ットカバー13を背面側から被せるようにすると共に、
遊嵌孔23を係止ピン14に対応させた状態でグロメッ
トカバー13を押し込む。すると、長辺側壁18Aを外
側へ弾性変形させつつ係止ピン14が遊嵌孔23内に嵌
り込む。このとき、長辺側壁18Aの装着用傾斜面25
と係止ピン14の斜めの誘導面15とが係合するため、
長辺側壁18Aが外側へ開くように誘導されると共に係
止ピン14が長辺側壁18Aの内壁面に沿って円滑に摺
動することになり、作業を容易に行うことができる。
態においては、図3に示すようにグロメットカバー13
がハウジングカバー11Bに対して正規装着位置よりも
長手方向(図3における右方向)にずれている。そこ
で、グロメットカバー13をハウジング11に対して図
3の左方向にスライドさせて正規の装着位置に移動させ
る(図4を参照)。すると、図6に示すように、係止ピ
ン14の溝16が係止孔20の突部21に嵌合する状態
となる。尚、グロメットカバー13をスライドさせると
きには溝16の下部が保持部22に干渉するが、グロメ
ット12の背面部12Aを弾性的に押し潰しつつグロメ
ットカバー13が係止ピン14に対して下方へ相対移動
して係止ピン14が保持部22を乗り越える。そして、
突部21が係止ピン14の溝16に係合した状態では、
グロメット12の背面部12Aが僅かに圧縮されて弾発
力を及ぼしているから、係止項20の突部21が溝16
から外れてしまうことはない。
ドさせた状態では、突部21の円弧形部21Aと保持部
22が溝16の半円弧状の下部に係合すると共に、突部
21の立上り部21Bが溝16の側部に係合し、これに
よってグロメットカバー13が係止ピン14に対して図
の上方向と左右両方向への相対移動が規制される。ま
た、突部21の厚さと溝16の幅は同じであることか
ら、長辺側壁18Aが係止ピン14に対して相対的に軸
線方向へ移動することが規制される。この後、閉止板1
8Dを閉じてその係止部18E同士を係合させることに
よりグロメットカバー13の装着が完了する。
施例のコネクタ10は、予めパネルPに取り付けられて
いる雄側のコネクタMに嵌合される。このときは、雄側
のコネクタMとの間で生じる嵌合抵抗に抗するために、
グロメットカバー13の背面を強く押す。この押し操作
により、図7に鎖線で示すように、グロメットカバー1
3の背面部17はグロメット12を押し潰しつつ中央を
凹ませるように湾曲変形し、これに伴い、長辺側壁18
Aにはその下縁側を外側へ変位させる方向に傾いた姿勢
をとらせるような力が作用する。ところが、上記のよう
に係止ピン14の溝16と係止孔20の突部21との嵌
合によって長辺側壁18Aの外側への変位が規制されて
いるため、長辺側壁18Aはその係止孔20を係止ピン
14に係合させた状態を維持する。このように、係止孔
20と係止ピン14との係合状態が保持されるため、グ
ロメットカバー13が開き変形することを確実に防止す
ることができる。また、両コネクタの嵌合のためにボル
ト19を締め付けた場合にも、パネルPからの相対的な
突き上げ力によってグロメット12が圧縮変形を受けて
めくれ上がるようになることが懸念されるが、本考案で
は、係止孔20と係止ピン14との係合関係によってグ
ロメットカバー13の開き変形を確実に防止でき、グロ
メット12のめくれ上がりを防止できるから、結局、グ
ロメット12の周縁シール部12EがパネルPに確実に
密着して高いシール性を確保することができる。
カバー13を取り外す際には、上述した装着作業とは逆
の手順、即ち、閉止板18Dを開き、グロメットカバー
13をスライドさせ、長辺側壁18Aを外側へ広げつつ
グロメットカバー13を上方へ持ち上げてハウジングカ
バー11Bから離脱する、という手順で作業を行う。
着位置から図3に示す位置までスライドさせると、図5
に示すように、係止ピン14の溝16と係止孔20の突
部21との係合が解除されるため、長辺側壁18Aの係
止ピン14に対する軸線方向への開き変形が許容される
ことになる。したがって、この状態から長辺側壁18A
を外側へ変形させつつグロメットカバー13を上方へ変
位させると、グロメットカバー13をハウジング11か
ら取り外すことができる。このときに、係止ピン14の
先端下部には長辺側壁18Aの取外し用傾斜面24が係
合するため、長辺側壁18Aの外側への変形と上方への
変位動作が円滑に行われる。このように、本実施例で
は、係止孔20に連続する遊嵌孔23を設けることによ
り長辺側壁18Aが係止ピン14に対して外側へ移動で
きる状態に移行させるようになっているから、ハウジン
グ11からのグロメットカバー13の取外しを容易に行
うことができる。
によって説明した実施例に限定されるものではなく、例
えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含ま
れ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種
々変更して実施することができる。
孔20とが閉じた状態に形成されている場合について説
明したが、本発明によれば、遊嵌孔23の図における下
側の孔縁から長辺側壁18Aの下縁まで切欠することに
より遊嵌孔23を外部に開放し、この開放部を通して係
止ピン14が長辺側壁18Aの外と遊嵌孔23の内との
間で変位できるようにする構成としてもよい。このよう
にすると、グロメットカバー13の着脱に際に、係止ピ
ン14との干渉回避のために長辺側壁18Aを外側へ弾
性変形させる必要がなくなるため、グロメットカバー1
3の着脱作業が一層容易となる。
係止ピン14からの抜止手段として係止ピン14に溝1
6を形成すると共にこの溝16に嵌合される突部21を
係止孔20に形成した場合について説明したが、本発明
によれば、係止ピン14の先端部にたとえは鍔状をなす
突出部を形成し、この突出部に対して係止孔20の孔縁
を内側から係止させる構成とすることもできる。
図
態の側面図
の側面図
Claims (2)
- 【請求項1】 パネルに取り付けられた一方のコネクタ
と、このコネクタに嵌合される他方のコネクタと、この
コネクタのハウジングの背面を覆うように装着されて周
縁シール部が前記パネルに接触する弾性材製のグロメッ
トと、囲壁部を有しこのグロメットを背方から覆うグロ
メットカバーと、前記ハウジングから側方に突出して設
けられて先端側に抜止突部を有する係止ピンとを備え、
前記係止ピンを前記グロメットの貫通孔に貫通させて前
記グロメットカバーに形成した係止孔に係合させるよう
にしたパネル取付型コネクタであって、更に、前記係止
孔にはここに連続して前記係止ピンの外形よりも大きく
形成した遊嵌孔が形成され、この遊嵌孔に前記係止ピン
を挿入した状態から前記グロメットカバーを前記係止ピ
ンを横切る方向にスライドさせることにより前記係止孔
の内周縁部を前記係止ピンの抜止突部と係合させる構成
としたことを特徴とするパネル取付型コネクタ。 - 【請求項2】 グロメットカバーの囲壁部のうちスライ
ド方向の先方側の側壁部は開放されてここに閉止板がヒ
ンジ部を介して開閉可能に設けられ、その閉止板を閉じ
た状態に係止する係合機構を有することを特徴とする請
求項1記載のパネル取付型コネクタ。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP7158350A JP3053746B2 (ja) | 1995-05-31 | 1995-05-31 | パネル取付型コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (2)
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JPH08330021A true JPH08330021A (ja) | 1996-12-13 |
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ID=15669737
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JP7158350A Expired - Fee Related JP3053746B2 (ja) | 1995-05-31 | 1995-05-31 | パネル取付型コネクタ |
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-
1995
- 1995-05-31 JP JP7158350A patent/JP3053746B2/ja not_active Expired - Fee Related
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