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JPH08336593A - カテーテル導入組立体 - Google Patents

カテーテル導入組立体

Info

Publication number
JPH08336593A
JPH08336593A JP8095881A JP9588196A JPH08336593A JP H08336593 A JPH08336593 A JP H08336593A JP 8095881 A JP8095881 A JP 8095881A JP 9588196 A JP9588196 A JP 9588196A JP H08336593 A JPH08336593 A JP H08336593A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rod member
housing
catheter
cannula
needle
Prior art date
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Pending
Application number
JP8095881A
Other languages
English (en)
Inventor
Joseph Jawshin Chang
ジョセフ・ジョウシン・チャン
Dennis Bialecki
デニス・ビアレッキ
Mark Panzera
マーク・パンゼラ
Philip D Schmidt
フィリップ・ディー・シュミッド
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ethicon Inc
Original Assignee
Johnson and Johnson Medical Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Johnson and Johnson Medical Inc filed Critical Johnson and Johnson Medical Inc
Publication of JPH08336593A publication Critical patent/JPH08336593A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M25/00Catheters; Hollow probes
    • A61M25/01Introducing, guiding, advancing, emplacing or holding catheters
    • A61M25/06Body-piercing guide needles or the like
    • A61M25/0612Devices for protecting the needle; Devices to help insertion of the needle, e.g. wings or holders
    • A61M25/0618Devices for protecting the needle; Devices to help insertion of the needle, e.g. wings or holders having means for protecting only the distal tip of the needle, e.g. a needle guard
    • A61M25/0625Devices for protecting the needle; Devices to help insertion of the needle, e.g. wings or holders having means for protecting only the distal tip of the needle, e.g. a needle guard with a permanent connection to the needle hub, e.g. a guiding rail, a locking mechanism or a guard advancement mechanism
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
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    • A61M5/3243Means for protection against accidental injuries by used needles being axially-extensible, e.g. protective sleeves coaxially slidable on the syringe barrel
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 先端を覆う安全機構が設けられたカテーテル
導入組立体を得ること。 【解決手段】 カテーテル導入体の使用の際、針で刺さ
れる危険を少なくした望遠鏡の筒式に動くチップ保護具
22を提供する。ユーザーが握るハウジング25から望
遠鏡の筒式に動く一対の第一及び第二のロッド部材2
3,24を用いる。第二のロッド部材24はハウジング
25から延びる位置にロックされ、第一のロッド部材2
3は第二の部材24から延びる位置にロックされる。第
一の部材23にはチップ保護部22があり、チップ保護
部22は、導入体を使用して保護具22を係合した後、
カニューラチップを囲んで針が患者を突いたり、刺した
りするのを防ぐチップ保護部22がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、医療器具、特に
針カテーテル組立体用導入装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】大部分は末梢静脈カテーテル用カテーテ
ル導入組立体には2つのタイプがある。第一のタイプの
導入組立体は針組立体を貫いている、すなわち、カテ−
テル導入体は管状カテーテル部材を鋭いカニューラ内に
収容する。導入体は皮膚と血管を刺し通し、カテーテル
チューブの長さを引き出しながら、カテーテルチューブ
を患者の血管内に挿入する。配置が終了した後、導入体
を安全位置まで引き戻しても、管状カテーテルから分離
して全部取り除いてもよい。
【0003】第二のタイプの導入組立体は針組立体を覆
っている、すなわち、管状カテーテルは、管状カテーテ
ルの端を越えて露出する鋭い先端を有する鋭いカニュー
ラ又は針を覆って配置される。先端は皮膚と血管を刺し
通し、血管に入る。その後、管状カテーテルが滑り込み
血管内に導入され、針は管状カテーテル内から引き戻さ
れる。この操作の間、使用者に適当な配置がなされたこ
とを示すために、所定量の血液が中空針からフラッシュ
チャンバーに流れることが必要である。カテーテル内か
ら針を取り除いた後、最終的に導入組立体を外す前に、
テーピング、カテーテルの流体供給源への取り付け等の
幾つかの他の操作を行う。このとき、組立体は体液及び
その体液により運ばれた病源菌と接しているので、危険
である。従って、使用後にカテーテル導入体の尖った先
端を覆う安全機構を設けることが望まれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のカテーテル導入
組立体は以上のように構成されているので、体液及び病
源菌が付着している使用後のカテーテル導入組立体の先
端がユーザーを刺したりして危険であるなどの課題があ
った。
【0005】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、先端を覆う安全機構が設けられた
カテーテル導入組立体を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】カテーテルを導入するた
めのカテーテル導入組立体を提供する。導入体にはハウ
ジングとハウジングから延びる鋭利なカニューラがあ
る。針チップ保護具はカニューラに添ってスライド可能
であり、第一と第二のロッド部材(telescopingmembe
r)を有する。第二のロッド部材は針ハウジング又は針
ハウジングの連結部分内を望遠鏡の筒式に動き、そこか
ら外側へ延びる。所定の位置に達すると、第二の部材は
ハウジングから延びた位置にロックされる。第一のロッ
ド部材は第二のロッド部材と共に望遠鏡の筒式に動き、
延びた位置まで動いたときに保護部を針チップの上に保
持する位置にロックされ、使用後に針が刺す事故を減少
させる。第一の部材はカテーテルユニットのハブと適合
するノウズを有してもよい。保護部を前方のロック位置
まで容易に動かすために押しタブを有してもよい。
【0007】各ロッド部材には、ロックの際対応するス
ロット又は開口と係合する一対のロックタブが設けられ
ていてもよい。好ましくは、このようなロックタブを使
用するならば、タブはアンダーカットされた傾斜する端
を有して、スロットと係合したときタブのロック力を増
加させる。
【0008】他の好ましい実施の形態では、安全な組立
体を得るために、付属物とロック機構を形成するために
金属を打ち抜き加工したロッド部材を用いる。ロッド部
材はほぼボックスの形で長い部材に打ち抜き加工され、
各端にはロック機構の一部が設けられる。針チップ保護
具は別に、例えば注入成形で形成され、ロックタブと開
口の係合により第一のロッド部材に対してロックされ
る。2つのロッド部材は一方の中で他方がスライドす
る。ボックス形は少し異なる寸法で形成され、隣り合う
端には協動するロック機構が設けられる。例えば、第一
のロッド部材にはタブを形成し、第二のロッド部材には
開口を形成し、タブと開口が隣接する位置となったとき
開口はタブを受ける。最終的に、第二のロッド部材に
は、例えば一対の対向するアームの形の協動ロックが設
けられる。協動ロックはカテーテル配置ユニットのハウ
ジング内に形成される柱又はくさびの周りをロックす
る。
【0009】
【発明の実施の形態】図1はフラッシュチャンバー2と
グリップ部3を有するハウジング1を示す。フラッシュ
チャンバーはハウジングと別に形成してハウジングに取
り付けてもよいし、ハウジングと一体に形成してもよ
い。ハウジング1には、そこから延びる鋭い遠位端チッ
プ5を有するカニューラ4がある。カニューラ4上に
は、患者の血管に入る大きさのチューブ部7を有する管
状カテーテル6がある。チューブ部7はハブ8と流体が
連通する。ハブ8は流体供給源、シリンジ又は他の医療
器具の取り付けに適した標準ルーア(luer)取付部品を
有していてもよい。管状カテーテル6をカニューラ4に
添って遠位端5を越えて容易に進めることのできる押し
タブ9が設けられる。
【0010】図2は少し延びた状態の装置を示す。この
状態では、装置の押しタブと結合する保護部(以下に説
明する)のハウジング1に対する取り付き程度を維持し
ながら、ロッド部材10とロッド部材11が共に作動し
て管状カテーテル6をカニューラ4に添って前進させ
る。使用の際、カニューラを患者の血管に挿入し、図2
に示すように管状カテーテル6をカニューラ4に添って
前進させて装置を展開する。
【0011】図3は十分にロックされた位置の装置を示
す。ロッド部材10とロッド部材11は、保護部12
(この図面では図示せず)をカニューラの遠位端5を覆
って保持する延びた位置でロックされる。ロッド部材1
1は図4にさらに明瞭に示される。この部材には、その
長さだけ延びる一対の平行側壁13と接続ウェブ14が
ある。各側壁13には以下に述べるような係合及びロッ
ク用耳15がある。ロッド部材11の反対の端にはボッ
クス16が形成され、その中にロッド部材10を受けガ
イドする。一対の開口17がボックス16の側壁に形成
され、以下に述べるようにロッド部材10に設けられて
いる耳と協動する。耳15にはアンダーカット18があ
り、これはハウジング1にある同様な開口と協動する突
出部となる角度を有するカットである。ハウジング1に
設けられた開口は耳15と協動するならどのような形で
もよいが、好ましくはロッド部材11の遠位端の開口1
7と同じ形がよい。ロッド部材11に形成された開口の
ように、側壁19は少し角度を有している。ハウジング
開口にある同様な壁はアンダーカット18と協動して、
開口内で耳15をロックするロック機構となる。ロッド
部材11に形成された開口17について説明してきた
が、同様な開口がハウジングに形成され同じ様に説明で
きることが理解できるであろう。
【0012】図5はロッド部材10を示す。この部材の
近位端には耳20が形成されている。耳20は図4のロ
ッド部材11に示される開口17と協動する。耳20
は、ロッド部材11で説明したように、同様の構造で同
様に設計されている。ロッド部材10の遠位端には保護
部12がある。ロッド部材10とロッド部材11が十分
に延びてロックされた位置にあるとき、保護部12はカ
ニューラの遠位チップ5を受ける。保護部12には適当
なカテーテル装置のハブのルーア取付部品と協動する外
面がある。カテーテルをカニューラから押出すためにオ
ペレーターの親指又は他の指を置く領域を提供するため
に、押しタブ9がロッド部材10に形成される。このよ
うな構成で、ロッド部材10がロッド部材11に形成さ
れたボックス16に入る。使用しない状態では、ロッド
部材10はロッド部材11の側壁13間の領域に入る。
使用の際は、ロッド部材10は、バイアス力の作用(即
ち、ロッド部材又は耳が曲がること)により耳20が側
壁13に形成された開口17に入るまで、ロッド部材1
1に対して遠位方向にスライドする。ロッド部材11に
ついて説明したのと同様の方法で、側壁から外側に延び
る湾曲タングを打ち抜き加工して耳20を金属片に形成
してもよい。コスト等の理由により、図に示す注入成形
したプラスチック片よりもこのようなタング及び金属片
を設けることが好ましい。
【0013】使用するとき、上述のように、ロッド部材
は、ロッド部材10がロッド部材11の側壁13の間に
入って組み立てられる。ロッド部材10,11の全体の
サブ組立体はハウジング1に形成される開口21内にス
ライド可能に入る。開口21は側壁を有し、側壁にはロ
ッド部材11にある開口17と同様の開口がある。ロッ
ド部材11の耳15は、ハウジング1内の開口21の側
壁に設けられた開口と協動する。使用の際、カニューラ
を使用して患者の皮膚と血管を刺し通し、押しタブ9に
より保護部12を手動で操作してカテーテルをスライド
する。押しタブ9はカニューラに添って前方に動き、ロ
ッド部材10とロッド部材11を互いにかつ開口21内
でハウジング1に対してスライドさせる。ロッド部材1
1がハウジング1から十分に延びた所で、耳15は上記
の開口21の側壁にある開口内でロックする。ロッド部
材10がロッド部材11から十分に延びた所で、耳20
は開口17とかみあい係合し、従ってロッド部材10,
11の相対的な動きが防止される。ロッド部材11がハ
ウジング1に対してラッチ又はロックされ、ロッド部材
10がロッド部材11に対してラッチ又はロックされた
状態で、保護部12の容積内にカニューラチップを収容
して保護部12を位置付けるので、医療従事者や患者が
事故で刺さることから保護されることが容易にわかる。
【0014】上述の装置は全ての様々な部品をプラスチ
ックから注入成形している。しかしながら、幾つかの部
品が金属であり幾つかの部品がプラスチックであるよう
な混成物でもよいし、ほぼ全ての部品が金属である装置
でもよい。好ましい装置の実施の形態では、ハウジング
と針チップ保護具はプラスチックから注入成形し、ロッ
ド部材は金属を打ち抜き加工して形成される。これによ
り、大量生産に必要な製造の容易さと強度が得られる。
以下、針保護具とハウジングは注入成形されたプラスチ
ックから形成され、ロッド部材は金属を打ち抜き加工し
た混成物である装置について説明する。
【0015】この装置は、操作において互いに相対的に
動く3つの部分が設けられている点で、上述の装置とほ
ぼ同様である。針保護具を保持するロッド部材は第二の
ロッド部材と共に望遠鏡の筒式に動き、次に第二のロッ
ド部材もまた配置ハウジング又はホルダー内で望遠鏡の
筒式に動く。図6はこの好ましい実施の形態による十分
に延びた装置の斜視図である。針チップ保護部22が設
けられ、これは遠位ロッド部材23に形成される打ち抜
き加工された金属片とかみあい係合する。遠位ロッド部
材23は近位ロッド部材24とスライド可能に係合する
(図ではロックされた位置を示している)。次に近位ロ
ッド部材24はハウジング25内にスライドし、ハウジ
ング25を最終的にロックする。ハウジング25は前述
の実施の形態で説明したハウジングと同様である。図6
に示すロックの位置では、鋭利なチップを保護部で囲む
ように、針チップ保護部は、カニューラ26の鋭利なチ
ップを少し越えて延びる位置に保持される。
【0016】図7は遠位ロッド部材23の斜視図であ
る。遠位ロッド部材23はトップウェブ27とトップウ
ェブからたれさがる一対の側壁28を有する。組立体全
体とこの部材に幾らかの堅さを付与するために、側壁
は、囲いを形成するためにトップウェブ27と平行に延
びるアーム29で終わる。トップウェブ27には遠位開
口30が形成され、遠位開口30は以下に説明する針チ
ップ保護部22と協動する。トップウェブ27には近位
開口31も形成され、近位開口31は2つのロッド部材
を延びた位置でロックするロック装置の一部を形成す
る。
【0017】図8(A)は第二の即ち近位のロッド部材
24を示す。近位ロッド部材24は、金属から打ち抜き
加工され、たれさがって対向する一対の側壁33を有す
るトップウェブ32から形成される点で、遠位ロッド部
材23と同様に形成される。同様の方式で、側壁33
は、トップウェブ32の下を空間を以て延びトップウェ
ブ32とほぼ平行なアーム34で終わる。しかしなが
ら、以下に説明するように、アーム34の構造はより複
雑であり、装置を使用する際操作はより複雑である。タ
ブ35は近位ロッド部材の遠位端に形成される。説明す
る装置にあるこのタブは、その自由端がトップウェブ3
2の下に延びるように、下方に延びる。この方式では、
遠位ロッド部材23が近位ロッド部材24内に収容され
るとき、タブ35は最終的に近位開口31と協動し、2
つのロッド部材が適当な延びた位置にあるときそれらを
一緒にロックする。
【0018】図8(A)に示すように、タブ35はトッ
プウェブ32の1つの側に取り付けられ、その自由端は
他の側の方へ延びる。この方式では、エッジ36が遠位
ロッド部材の近位開口31内に入るとき、エッジ36が
作用してロッド部材の長手方向の両方向の動きを防ぐ。
図8(B)は近位ロッド部材24のアーム34の拡大斜
視図である。これは、部分の下側を検討できるように図
8(A)の反対側から見た図である。アーム34はフレ
キシブルなロックアーム37に延びる。ロックアーム3
7は各々はくさび面38から形成される。ハウジングに
ついて以下に説明するが、くさびはハウジング内に形成
され(図10参照、くさびは番号48で示される)、ロ
ックアーム37の間の区域に入る。近位ロッド部材24
がその延びた位置にスライドすると、くさびの細い端は
くさび面38と対向していたが、最終的にくさびはくさ
び面38と係合する。ロックアーム37は十分に弾力が
あり、くさびがロック面39を通ってエンドストップ4
0と係合する時まで、くさびはロックアーム37を離し
て広げる。その後くさびはくさび開口41に入る。開口
41の一部はエンドストップ40とロック面39から形
成される。
【0019】金属を打ち抜き加工しているけれども、エ
ンドストップ40は図に示す2つのアームの形に製造さ
れる。この片はハウジングの開口内に収容される。この
アームは弾力がないので、くさびがアームを押しのけエ
ンドストップ40を通過するのを防ぐ。図8(B)に示
すように、三角形のくさびはくさび開口41に入り、所
定の位置に保持される。ロック面39がくさびの平らな
面と接するので、くさびはロックアーム37を越えて戻
ることはできない。アーム40は弾力がなくくさびが開
いて通過することを防げるので、くさびはエンドストッ
プ40を越えて延びることはできない。
【0020】図9を参照して、以下針チップ保護部22
について説明する。図9には、保護エンド部22が示さ
れ、保護エンド部22は、上述したハブ内でカテーテル
を受けるノウズと同様のノウズ42を有する。針チップ
保護部22はフィンガータブ43も有し、フィンガータ
ブ43は、種々のロッド部材とハウジングが係合して針
チップ保護部22を保護位置にロックするまで、針チッ
プ保護部をカニューラに添って前方に押すのを容易にす
る。中央開口44が針チップ保護部に形成され、スライ
ド係合してカニューラを受ける。舌部45はノウズ42
の反対側で針チップ保護部22から後方に延びる。舌部
は遠位ロッド部材23内に収容される大きさである。舌
部45には、遠位部に、傾斜した近位面と垂直な接触面
を有するタブ46が設けられる。この方式では、舌部は
遠位ロッド部材23により形成される空間内に収容さ
れ、タブ46を遠位開口30内に受け、針チップ保護部
は遠位ロッド部材にロックされる。舌部がロッド部材と
係合してこの位置にロックされると、遠位ロッド部材と
針チップ保護部は1つのユニットとして動く。
【0021】図10を参照して、以下ハウジング25の
独特な特徴について説明する。図10はハウジングの斜
視図である。図に示すように、ハウジングは、全てがプ
ラスチックで形成される装置で説明したハウジングとほ
ぼ同じである。しかしながら、このハウジングのロック
機構は少し異なる。ハウジング25は上述したロッド部
材を収容する望遠鏡開口47を有する。ロックする前
に、2つのロッド部材はスライド係合して開口47に入
る。望遠鏡開口47はその中に断面がほぼ三角形の直立
したくさびを有する。くさびは、細い端がハウジングの
後即ち近位端の方向を向き、平らなベースがハウジング
の前即ち遠位端の方向を向くように、配置される。くさ
び48は、ロックアーム37とエンドストップ40の操
作に関連して先に説明したくさびである。遠位ロッド部
材が近位ロッド部材内24に収容されて、全体のユニッ
トは望遠鏡開口47内に入る。直立くさびは各装置のア
ーム29とアーム34の間の空間でスライドする。使用
の際、カテーテルを患者の中に配置したとき、針チップ
保護部はフィンガータブ43にかけられた指の圧力によ
り前方にスライドする。針チップ保護部22がカニュー
ラに添って遠位方向にスライドし、最終的に、直立くさ
び48はロックアーム37のくさび面38と係合する。
針チップ保護部を前に動かすのに十分な圧力がかけられ
ると、直立くさび48はくさび面38と係合してロック
アーム37をてこの作用で開き、アームがくさびの後で
かみあい閉じロック面39がくさびの遠位の幅広い面と
係合する所まで動く。同様にして、針チップ保護部22
が前方にスライドすると、タブ35が近位開口31に来
るまで遠位ロッド部材23と近位ロッド部材24が互い
にスライドする。タブ35が近位開口31と下方でかみ
あう所で、エッジ36は近位31の外端と係合する。こ
れらの各工程が行われると、それぞれのロッド部材が両
方向でさらに望遠鏡の筒式に動くのが防止される。くさ
びが近位ロッド部材に対して適当にロックされ、近位及
び遠位ロッド部材が互いにロックされると、針チップ保
護部22はカニューラの鋭利なチップを収容して所定の
位置に保持される。種々のロック機構が、ロッド部材が
ハウジングに対してスライドすること及びロッド部材が
互いにスライドすることを防ぐので、全ての実際の使用
において針チップ保護部22はこの位置に常に保持され
る。即ち、装置が壊れて針チップ保護部が除かれるかも
しれないが、装置の通常の使用と適当な廃棄の際には鋭
利なチップが再び露出するのを防ぐ程十分な強度があ
る。
【0022】好ましい実施の形態及び他の実施の形態に
ついて本発明の装置を説明した。本発明の範囲と添付す
る特許請求の範囲の精神を越えることなく当業者が材
料、ロックとロッド部材の形について変更できることは
この説明から容易にわかる。
【0023】以下に好ましい実施態様を示す。 (1)前記ハウジングが、前記ハウジングとスライドし
て係合するために、前記第一の部材と前記第二の部材の
1つを受けるための開口を有する請求項1記載のカテー
テル導入組立体。 (2)前記針チップ保護具は前記ハブと係合するノウズ
部を有する上記実施態様(1)記載のカテーテル導入組
立体。 (3)前記カニューラチップを覆うために、前記第一の
部材は前記針チップ保護部に取り付けられている上記実
施態様(1)記載のカテーテル導入組立体。 (4)前記第二の部材は、前記第二の部材を前記ハウジ
ングから延びた位置にラッチするためのラッチを有する
上記実施態様(3)記載のカテーテル導入組立体。 (5)前記第一及び第二の部材は、前記第一及び第二の
部材を所定の延びた位置にロックする手段を含み、前記
第一及び第二の部材が前記所定の延びた位置にロックさ
れ前記第二の部材が前記ハウジングから延びた位置にラ
ッチされたとき、前記チップ保護部が前記カニューラチ
ップを覆う位置となる上記実施態様(4)記載のカテー
テル導入組立体。 (6)a)前記第一のラッチ手段が前記本体又は前記第
二の部材の1つにある少なくとも1つの弾性アームであ
り、さらに b)前記アームには少なくとも1つのつめがあり、前記
アームの反対には少なくとも1つのスロットがあって、
前記第二の部材が前記本体から延びた位置に動いたと
き、前記弾性アームは前記つめにバイアス力をかけ、前
記スロットとラッチさせて係合させる請求項2記載のカ
テーテル導入組立体。 (7)前記第二のラッチ手段は、 a)前記第一及び第二の部材の1方にある少なくとも1
つの弾性アームであって、前記アームは、前記第二のラ
ッチ手段がラッチする前に、バイアス力をかけられラッ
チされていない位置になる、 b)前記アームと前記第一及び第二の部材の他方の1つ
に少なくとも1つのつめ及び、 c)前記つめの反対にある少なくとも1つのスロットで
あって、前記第一の部材が前記第二の部材から延びた位
置まで動いたとき、前記弾性アームにより前記つめと前
記スロットにバイアス力がかかり係合し、係合した前記
つめと前記スロットはラッチして、前記第一の部材を前
記第二の部材から延びた位置に保持する、からなる請求
項2記載のカテーテル導入組立体。 (8)一対の前記アームと前記各アームにより保持され
るつめがあり、ラッチすると、各つめは各々のスロット
と係合する上記実施態様(6)記載のカテーテル導入組
立体。 (9)一対の前記アームがあり、前記各アームはそこか
ら延びるつめとラッチのとき前記つめと係合する少なく
とも1つのスロットを有する上記実施態様(7)記載の
カテーテル導入組立体。 (10)さらに、前記チップ保護具に形成される、カテ
ーテルの一端にあるハブと係合するためのノウズを有す
る請求項2記載のカテーテル導入組立体。
【0024】(11)さらに、前記チップ保護具から延
びる押しタブを有する請求項2記載のカテーテル導入組
立体。 (12)前記第一及び第二の部材はほぼU形の横断面を
有する請求項2記載のカテーテル導入組立体。 (13)前記U形は一対の間隔のあいたサイドと前記サ
イドの間に延びる接続ウェブから形成され、前記サイド
は前記カニューラの第一のサイドから前記カニューラの
第二のサイドへ延びてそれにより前記カニューラを囲む
配置と大きさである上記実施態様(12)記載のカテー
テル導入組立体。 (14)少なくとも1つのつめはバックカットした鋭い
端を有して形成され、前記スロットは少なくとも一部は
上からつるした部分で形成され、前記端と協動して前記
つめが前記スロットから外れる動きを制限する上記実施
態様(7)ないし上記実施態様(9)のいずれかに記載
のカテーテル導入組立体。 (15)前記つめは金属フィンから形成される上記実施
態様(6)又は(7)記載のカテーテル導入組立体。 (16)前記第一及び第二の部材は金属から形成され、
前記つめはそれと対応する部材から延びたフィンから形
成される上記実施態様(6)又は(7)記載のカテーテ
ル導入組立体。 (17)前記スロットは前記第一及び第二の部材の他方
に形成された開口である上記実施態様(16)記載のカ
テーテル導入組立体。 (18)少なくとも1つのつめは一対のフィンから形成
され、前記各フィンは少なくとも1つのスロットと協動
し2つの反対の方向における動きに対してラッチする上
記実施態様(6)又は(7)記載のカテーテル導入組立
体。 (19)前記チップ保護具は前記第一のロッド部材とは
別の片である請求項2記載のカテーテル導入組立体。 (20)前記チップ保護具はスナップはめ合いにより前
記第一のロッド部材に取り付けられている上記実施態様
(19)記載のカテーテル導入組立体。
【0025】(21)前記第二のラッチ手段は、少なく
とも1つの弾性アームと協動するくさびであり、前記く
さびは前記弾性アームと係合して前記弾性アームにバイ
アス力をかけ、前記くさびが第一の方向に前記弾性アー
ムを越えて通過でき、また前記くさびが前記弾性アーム
を越えて動いた後前記弾性アームはロック位置に戻って
前記くさびと係合し、前記くさびが前記第一の方向と反
対の方向に動くのを防ぐ請求項2記載のカテーテル導入
組立体。 (22)異なる方向に動く2つの弾性アームがある上記
実施態様(21)記載のカテーテル導入組立体。 (23)前記弾性アームには少なくとも一部キャプチャ
ー開口が形成され、前記キャプチャー開口はロック位置
で前記くさびを受け、前記キャプチャー開口は前記くさ
びが前記弾性アームに対してさらに動くのを防ぐ形をし
ている上記実施態様(22)記載のカテーテル導入組立
体。 (24)前記チップ保護具は成形したプラスチックで形
成され、前記第一のロッド部材は前記チップ保護具に対
し金属を打ち抜き加工するスナップフィット(snap fi
t)から形成される請求項2記載のカテーテル導入組立
体。 (25)前記第一のロッド部材には近位開口が形成さ
れ、前記第二のロッド部材にはロッド部材が望遠鏡の筒
式に動く方向と平行して延びるベースに添って前記第二
のロッド部材に取り付けられた弾性タブがあり、前記タ
ブは前記望遠鏡の筒式に動く方向を横切って延び、前記
近位開口内に入る大きさであり、前記ロッド部材が前記
第二の位置に動くとき前記ロッド部材が望遠鏡の筒式に
動くのを防ぐ上記実施態様(24)記載のカテーテル導
入組立体。
【0026】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、先端
を覆う安全機構が設けられたカテーテル導入組立体を得
ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による所定の位置にカテーテルがある
組立体の斜視図である。
【図2】少し延びたこの発明の保護装置を示す図であ
る。
【図3】カテーテルが導入体から取り外される前の十分
に延びたこの発明の保護装置を示す図である。
【図4】ロック組立体の一方の部材の斜視図である。
【図5】この発明の保護部の他方の部材を示す図であ
る。
【図6】この発明の十分に延びてロックされた金属ロッ
ド部材を有する配置ユニットの斜視図である。
【図7】第一の最前ロッド部材の斜視図である。
【図8】(A)はハウジング寄りの近位の第二のロッド
部材の斜視図、(B)は、(A)のロッド部材の近位端
の斜視図である。
【図9】図7のロッド部材とかみあうように設計された
針保護具の斜視図である。
【図10】配置ハウジングの斜視図である。
【符号の説明】
1,25 ハウジング(本体) 4,26 カニューラ 6 カテーテル 8 ハブ(近位ハブ) 10 ロッド部材(第一の部材、第一のロッド部材) 11 ロッド部材(第二の部材、第二のロッド部材) 12,22 針チップ保護部(針チップ保護具、チップ
保護具) 15 耳(第一のラッチ部材) 17 開口(第二のラッチ部材) 20 耳(第二のラッチ部材) 23 遠位ロッド部材(第一の部材、第一のロッド部
材) 24 近位ロッド部材(第二の部材、第二のロッド部
材) 31 近位開口(第二のラッチ部材) 35 タブ(第二のラッチ部材) 37 ロックアーム(第一のラッチ部材) 48 くさび(第一のラッチ部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デニス・ビアレッキ アメリカ合衆国、06478 コネチカット州、 オックスフォード、リアリティ・ロード 36 (72)発明者 マーク・パンゼラ アメリカ合衆国、06010 コネチカット州、 ブリストル、ユニット 30、ルース・スト リート 35 (72)発明者 フィリップ・ディー・シュミッド アメリカ合衆国、06010 コネチカット州、 ブリストル、コーチュア・ドライブ 82

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 近位ハブを有するカテーテルを患者に導
    入するためのカテーテル導入組立体であって、 a)ハウジング、 b)前記ハウジングから延びる鋭利なカニューラ及び、 c)望遠鏡の筒式に互い係合する第一の部材と第二の部
    材を有し、前記カニューラに添ってスライド可能なチッ
    プ保護部を支持する針チップ保護具からなるカテーテル
    導入組立体。
  2. 【請求項2】 a)本体、 b)前記本体から延びる鋭利なチップを有するカニュー
    ラ、 c)前記本体の一部に形成された開口にスライドして係
    合して入る一対の第一及び第二のロッド部材、 d)前記第一のロッド部材から延びる、カテーテルの導
    入の後に前記鋭利なチップを覆うためのチップ保護具、 e)前記第二のロッド部材が引き込み位置から前記本体
    から延びた位置へ動いたとき、前記本体から延びる位置
    で前記第二のロッド部材をラッチするための第一のラッ
    チ部材及び、 f)前記第一のロッド部材が第一の引き込み位置から前
    記第二のロッド部材から延びた第二の位置へ動いたと
    き、前記第二のロッド部材から延びる位置で前記第一の
    ロッド部材をラッチするための第二のラッチ部材からな
    るカテーテル導入組立体。
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