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JPH0832763A - 原稿読取装置 - Google Patents

原稿読取装置

Info

Publication number
JPH0832763A
JPH0832763A JP6167197A JP16719794A JPH0832763A JP H0832763 A JPH0832763 A JP H0832763A JP 6167197 A JP6167197 A JP 6167197A JP 16719794 A JP16719794 A JP 16719794A JP H0832763 A JPH0832763 A JP H0832763A
Authority
JP
Japan
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sensor
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distance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6167197A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Takasu
亮 高須
Tatsuya Eguchi
達也 江口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP6167197A priority Critical patent/JPH0832763A/ja
Priority to US08/313,345 priority patent/US5500725A/en
Publication of JPH0832763A publication Critical patent/JPH0832763A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の距離センサを用いて原稿サイズを判定
するタイプの原稿読取装置において、さらに、装置の消
費電力の低減と、距離センサの長寿命化を実現すること
を目的とする。 【構成】 原稿サイズ検出用CPUは、複数の距離セン
サユニットで測定した原稿台上の各所定位置方向の距離
の情報を基に、原稿台上の複数の所定位置の各位置にお
ける原稿の有無を判別し、その判別結果に基づいて原稿
のサイズを判定し、原稿サイズデータを出力する。本体
制御用CPUは、原稿サイズ検出用CPUからの、原稿
カバーが規定角度以上に開放しているときに、出力され
た原稿サイズデータをラッチして、装置本体の原稿読取
動作を制御する。また、原稿サイズ検出用CPUは、角
度検出機構によって、原稿カバーが所定量より閉じてい
ると検出された場合に、距離センサによる測距動作を停
止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機等に用いられる
原稿読取装置に関し、詳しくは、原稿のサイズを自動的
に検出する機能を備えた原稿読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、複写機等に用いられる原稿読
取装置として、原稿サイズを自動的に検出する機能を備
えたものが多く開発されている。原稿サイズを検出する
方法としては、原稿台の下方に複数の反射型フォトセン
サを設け、原稿カバーを開いた状態で各センサの検出位
置における原稿の有無を検出し、その検出結果の組み合
わせをもって原稿サイズを検知する方法が知られてい
る。
【0003】例えば、特開平4−66968号公報に記
載されている複写機では、原稿台の下方に発光素子と受
光素子とからなるフォトセンサを複数組設け、各フォト
センサからその受光量に応じて発生される電気信号を、
複写機本体の動作制御を行う本体制御CPUの入力ポー
トに入力している。そして、本体制御用CPUは、一連
の動作制御の中で各入力ポートの状態を検出し、その検
出結果から原稿サイズを判別して複写動作を制御してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来装置では、原稿サイズの判別を本体制御用
CPUの制御プログラムで行っているため、その検出サ
イズを変更,増減するには原稿サイズ検出用のセンサを
追加するだけでなく、装置本体の制御プログラム自体も
変更する必要がある。そして、一旦市場に出された装置
について、その検出サイズの変更や検出センサの追加を
行うことは実際上不可能である。
【0005】また、近年、LED等の発光素子と位置検
出素子(以下、PSDと記す)とからなる距離センサが
開発されており、広くその応用が期待されているが、従
来の原稿読取装置の原稿サイズ検出用センサに、そのよ
うな距離センサ等の高精度センサを採用した場合には、
処理するデータ量が多くなってしまい、処理速度の低下
等を招き、装置本体の動作制御に少なからず悪影響を及
ぼしてしまう。
【0006】このような課題に対して、本発明者等は特
願平5−241841号において、原稿台上の複数箇所
に配置された複数の距離センサと、該距離センサの出力
信号(距離情報)に基づき原稿サイズを判別し、原稿サ
イズデータを出力するサイズ検出制御回路と、該サイズ
検出制御回路から転送される原稿サイズデータを取り込
んで原稿サイズを判定し、装置本体の動作制御を実行す
る本体制御回路とを備えた原稿読取装置を提案した。そ
して、この原稿読取装置を使用すれば、検出サイズの変
更や原稿サイズ検出用センサの追加を行う際にも、原稿
の読取動作の制御に悪影響を及ぼすことなく容易に対応
することができる。また、原稿サイズを受光量検出によ
って判別する従来タイプの装置と比較しても、センサの
検知寿命や原稿の浮きに対する考慮等の点で、大幅なス
ペックアップを可能にしている。
【0007】本発明は、このような複数の距離センサを
用いて原稿サイズを判定するタイプの原稿読取装置にお
いて、更に、装置の消費電力の低減と距離センサの長寿
命化を可能となす原稿読取装置を提供することを目的と
している。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の原稿読取装置は、原稿を載置する原稿台
と、原稿台に対して開閉可能に設置された原稿カバー
と、原稿台に載置される原稿のサイズに対応する原稿台
上の複数の所定位置に対向して配され、各所定位置方向
の距離を測定する複数の距離センサと、複数の距離セン
サが測定した距離についての情報に基づき、原稿台上の
各所定位置における原稿の有無を判別する原稿有無判別
手段と、原稿有無判別手段の判別結果に基づいて原稿台
に載置されている原稿のサイズを判定する原稿サイズ判
定手段と、原稿サイズ判定手段により判定された原稿サ
イズのデータを出力する原稿サイズデータ出力手段とを
備えた原稿サイズ検出回路と、原稿カバーの開閉量を検
出する原稿カバー開閉量検出手段と、原稿カバー開閉量
検出手段により、原稿カバーが所定量以上に開放してい
ると検出されているときに、原稿サイズデータ出力手段
が出力した原稿サイズデータを取り込んで、原稿の読取
動作を制御する読取動作制御回路と、原稿カバー開閉量
検出手段により、原稿カバーが所定量よりも閉じている
と検出された場合に、距離センサの測距動作を停止させ
る測距停止手段と、を備えていることを特徴としてい
る。
【0009】
【作用】上記構成によれば、複数の距離センサは、原稿
台上の各所定位置方向の距離を測定し、原稿有無判別手
段は、複数の距離センサが測定した距離についての情報
に基づいて、原稿台上の各所定位置における原稿の有無
を判別し、原稿サイズ判定手段は、原稿有無判別手段の
判別結果に基づいて、原稿台に載置されている原稿のサ
イズを判定し、原稿サイズデータ出力手段は、原稿サイ
ズ判定手段により判定された原稿サイズデータを出力す
る。また、カバー開閉量検出手段は、原稿カバーの開閉
量を検出する。
【0010】読取動作制御回路は、原稿カバー開閉量検
出手段により、原稿カバーが所定量以上に開放している
と検出しているときに、原稿サイズデータ出力手段が出
力した原稿サイズデータを取り込んで、原稿の読取動作
を制御する。また、測距停止手段は、原稿カバー開閉量
検出手段により、原稿カバーが所定量より閉じていると
検出された場合に、距離センサによる測定動作を停止さ
せる。
【0011】このように、各距離センサの出力結果から
原稿サイズを判別する処理は、読取動作制御回路とは別
に設けられた原稿サイズ検出回路で行っており、読取動
作制御回路では、その原稿サイズデータを取り込んで原
稿の読取動作を制御している。また、原稿カバーが所定
量より閉じているときに距離センサの測距動作を停止す
るので、その分電力消費が低減され、距離センサの長寿
命化に寄与できる。ここで、原稿カバーが所定量より閉
じているときに距離センサの測距動作を停止しているの
で、この測距動作の停止によって、読取動作制御回路に
よる読取動作制御が妨げられることはない。
【0012】
【実施例】
〔複写機本体の原稿読取部の全体構成の説明〕図1は、
本発明の一実施例に係る複写機本体の上部に設けられた
原稿読取部を示す斜視図であり、図2は、その矢印X方
向から見た側方断面図である。図2に示すように、複写
機本体1は、その上面部が原稿読取部となっており、こ
の原稿読取部の下方には、感光体ドラムPC等からなる
像形成部や、給紙部(不図示)が備えられている。
【0013】原稿読取部は、複写機本体1の上面に設け
られた原稿を載置するための原稿ガラス7と、原稿ガラ
ス7上の原稿を抑える原稿カバー2と、複写機本体1の
上面前端部に設けられた操作パネル4と、原稿ガラス7
上の原稿面を露光し、その反射光を感光ドラムPCの表
面上に結像させる光学系と、原稿サイズを検出するため
の距離センサユニットFD1,FD2,FD3,CD
1,CD2とから構成されている。
【0014】なお、図には示していないが、感光体ドラ
ムPCの回りには、現像機,転写チャージャ,クリー
ナ,イレーサ,帯電チャージャ等の像形成部を構成する
ために必要な周知の機器が配置されており、光学系によ
り感光体ドラムPC上に形成された静電潜像は、現像機
によってトナー像となって可視化され、転写チャージャ
によって給紙部から供給される用紙上にトナー像が転写
された後、定着されて、複写機本体1の外へ排出され
る。また、複写機本体1には、原稿読取りや原稿サイズ
検出の制御をはじめとする複写機本体1の全体制御を行
う制御部(不図示)が備えられている。
【0015】光学系は、原稿ガラス7の下方に設けられ
ており、露光ランプと反射ミラーとを保持する第1スラ
イダ10と、反射ミラーを保持する第2スライダ11
と、反射ミラー12,13,14とから構成されてい
る。第1スライダ10は、原稿ガラス7の全面を下方よ
り照射できるよう、原稿ガラス7の下側を水平方向(図
2において両矢印Yが示す左右方向)に移動できるよう
になっており、第2スライダ11は、第1スライダ10
の移動に連動して、第1スライダ10の移動範囲の約半
分(図2において左半分)の範囲を移動するようになっ
ている。
【0016】このように構成された光学系によって、第
1スライダ10の露光ランプで原稿が露光され、そこか
らの反射光は、第1スライダ10及び第2スライダ11
の反射ミラー及び反射ミラー12,13,14を経由し
て、反射ミラー14の下方に設けられた感光体ドラムP
Cの表面上に結像するように導かれる。図1に示す原稿
カバー2は、原稿ガラス7の全面を覆うことができるも
のであって、その後方部を軸にして、複写機本体1の上
面に回動可能に取り付けられており、操作者が原稿ガラ
ス7の面を開閉できるようになっている。この原稿カバ
ー2の下面には白色の原稿押え面6が取付られており、
原稿カバー2が閉じられたとき、原稿押え面6が原稿を
原稿ガラス7上に押え付けるようになっている。また、
原稿カバー2の下面の一部にはマグネット3aが、そし
て複写機本体1の上面には、このマグネット3aと対応
する位置にリードスイッチ3bが取付らけられており、
原稿カバー2が閉じられると、マグネット3aがリード
スイッチ3bと当接して検出され、原稿カバー2が閉じ
ていることを知らせる原稿カバー閉信号が制御部に送ら
れるようになっている。
【0017】また、原稿カバー2の後方部と複写機本体
1の間には、原稿カバー2が複写機本体1の上面に対し
て規定角度以下にあるか否かを検出するための角度検出
機構5が設けられている。この角度検出機構5は、原稿
カバー2の複写機本体1に対する角度が規定角度以下に
ある時に、原稿カバー規定角度信号を発するものであ
り、例えば、原稿カバー2側にアクチュエータを、複写
機本体1側にフォトインタラプタを設けることによって
構成されるものの他、種々な構成のものを用いることが
できる。
【0018】〔距離センサユニットについての説明〕図
2に示すように、距離センサユニットFD1,FD2,
FD3,CD1,CD2は、原稿ガラス7の下方の所定
位置に設けられており、距離センサユニットFD1,F
D2,FD3は、原稿ガラス7上に載置された原稿に対
して、第1スライダ10の移動方向に関する検出を行う
ためにそれぞれの定位置に配置され、距離センサユニッ
トCD1,CD2は、第1スライダ10の移動方向に対
して垂直な水平方向に関する検出を行うためにそれぞれ
の定位置に配置されている。ただし、これらの距離セン
サユニットの中、図において破線で示されたユニットF
D3,CD2はオプションである。また、距離センサユ
ニットFD1〜FD3は、第1スライダ10の移動路の
下方に、距離センサユニットCD1〜CD2は、第2ス
ライダ11の移動路の下方に設置されている。
【0019】図3は、図1に示す各距離センサユニット
の構成並びに発光・受光の様子を示す図であり、(a)
は側面から、(b)は上面から見た図である。各距離セ
ンサユニットは、2個の発光素子(LED1,2)と、
1個の受光素子(PSD)とを内蔵しており、LED1
によって照明される位置からの反射光と、LED2によ
って照明される位置からの反射光とを1つのPSDで受
光して、各々の位置までの距離を検出することができる
ようになっている。
【0020】図4は、図1に示す各距離センサユニット
に内蔵されているセンサ制御回路の構成を示す図であ
る。図に示すように、このセンサ制御回路40は、LE
D1,2を駆動するLED駆動回路41と、PSDのア
ナログ検出信号をデジタル信号に変換する信号処理回路
42とを備えており、複写機本体1の制御部からLED
駆動回路41に入力されるLED信号の状態に応じてL
ED1,2のいずれか一方を発光させるよう制御する。
そして、LED1又はLED2が発光した光が、被測定
物により反射してPSDに入光し検知される。更に、入
光した光をPSD上で検知する検知位置から、被測定物
までの距離を検出することができるようになっている。
【0021】PSDは、検知位置に応じたアナログ検出
信号を出力し、このアナログ検出信号は、信号処理回路
42にてデジタル信号に変換された後、クロック信号C
LKに同期してセンサ出力信号(センサデータ)として
出力される。以上のような構成の各距離センサユニット
FD1〜3,CD1〜2により、各距離センサユニット
のLED1及びLED2は、それぞれ原稿ガラス7上に
載置された原稿の所定位置に向けて発光し、その反射光
をPSDで受光して、PSDの受光位置に応じたセンサ
データを出力する。そして、詳しくは後述するが、制御
部が、このセンサ出力値を、予め設定されているセンサ
出力値の閾値と比較することによって、上記原稿ガラス
7上の所定位置に原稿があるか否かを判定するようにな
っている。
【0022】図5は、距離センサユニットの設置状態を
説明する図である。各距離センサユニットは、原稿面で
乱反射された光をPSDが受光するように、LED1,
2から発せられた光が原稿面に対して斜めに照射される
よう設置されている。また、各距離センサユニットは、
原稿カバー2までのビーム到達距離が長くなるよう、ビ
ームを傾けて発するように設置されている。例えば、距
離センサユニットFD2,FD3においては、図5
(a)に示すように、距離センサユニットFD2,FD
3から原稿カバー2までのビーム到達距離が長くなるよ
う、真上よりも前方(図の右方向)に傾けて発するよう
に設置されている。これは、原稿カバー2が規定角度に
オープンした状態で、原稿ガラス7上の所定位置P1に
おける原稿の有無を判断する場合に、距離センサユニッ
トFD2,FD3から原稿ガラス7迄の距離と原稿カバ
ー2迄の距離との差を大きくとるためである。この距離
の差が大きい程、PSDのセンサデータを基に原稿の有
無を判断するための閾値を低く設定することができる。
閾値については後で詳しく説明するが、閾値を低く設定
すれば、原稿ガラス7からの原稿の浮きや、センサ寿命
よる出力低下に対しての許容範囲が広くなる。
【0023】なお、各距離センサユニットのLEDは、
原稿サイズに応じて定められている原稿ガラス7上の所
定位置(図5(a)のP1,図5(b)のP2)に対して
照射を行うようになっているが、距離センサユニットF
D1とCD2については、図5(b)に示すように、原
稿カバー2までのビーム到達距離の長い方のビーム(図
5(b)においては、LED1から発せられたビーム)
だけを使用し、他方のビームは使用していない。
【0024】次に、各距離センサユニットの配置につい
て、及び複写機本体1の制御部が原稿サイズを検出する
機構について説明する。図6〜図8の(a)は、距離セ
ンサユニットの配置と原稿サイズとの関係を示す図であ
る。図6〜図8の(b)は、各距離センサユニットの各
LEDに対応するセンサデータを基に原稿の有無を判断
した結果と、原稿サイズとの対応関係を示すテーブルで
あって制御部が保持している。なお、図6は、国内仕向
けの装置について示し、図7,図8は、ヨーロッパ仕向
けの装置の場合について示している。
【0025】図6〜8の各図(a)に示されるように、
距離センサユニットFD1〜3,CD1,2は、各原稿
サイズに対応した位置に配置されており、この各距離セ
ンサユニットの各LED1,2が、該当する原稿サイズ
に対応する位置〜を照射することによって、位置
〜の原稿の有無を検出できるようになっている。又、
各図(b)のテーブル中、”○”は、(a)に示した位
置〜において原稿有りと検出したことを示し、”
×”は、原稿なしと検出したことを示している。
【0026】制御部では、距離センサユニットFD1〜
3,CD1,2からのセンサデータに基づいて検出した
位置〜における原稿の有無の検出結果と、図に示さ
れるテーブルを参照することによって原稿サイズを検出
する。なお、国内仕向けの場合には、センチ系の原稿サ
イズを検出できることが基本であるが、外資系の企業等
よりインチ系の原稿サイズも検知できること要求されて
いるため、標準装備のセンサFD1,2及びCD1によ
りセンチ系原稿を検出できると共に、オプションとして
距離センサユニットFD3、CD2を追加装備すること
によってインチ系原稿をも検出できるようにしている。
【0027】また、ヨーロッパ仕向けの場合、A4サイ
ズと8.5*13サイズの区別ができれば十分な場合が
多いが、この場合には、図7(a)に示すセンサ配置で
よい。また、地域により、レター、A4、8.5*1
3、リーガル(8.5*14)の各サイズの区別が要望
されることもあるが、この場合には、図8(a)に示す
センサ配置とする。図8(a)の配置は図7(a)の配
置に距離センサユニットFD3,CD2を追加しただけ
ではなく、距離センサユニットFD2の位置も変更して
いる。
【0028】また、原稿ガラス7のA5T原稿を載置す
る領域の真下については、第2スライダ11が通るため
距離センサユニットを設置することができない。従っ
て、A5T原稿検出用の距離センサユニットFD1は、
A5T原稿の右端位置の真下よりも第2スライダ11の
移動方向下流側(図6〜8において右側)に外れた位置
に配置され、上流方向(図6〜8において左方向)に傾
けて設置されている(図2参照)。
【0029】以上が距離センサユニットに関する説明で
あるが、距離センサは光量の影響を受けにくいため、原
稿サイズ検出用に距離センサを使用した場合、長期にわ
たって測定精度を維持できる。例えば、機械寿命5年
間、即ち24時間*365日*5年=43800時間
(約50000時間)にわたって、原稿濃度O.D(−
log10(原稿の反射率))値0.80以上、原稿の原
稿ガラス7からの浮き5mm以上許容の必要性能を満足
することが出来る。
【0030】このことは、従来の光量検出タイプのセン
サが寿命12000時間にて、原稿濃度O.D値0.2
5、原稿の浮き規定3mmであったものに対して大幅に
スペックアップするものである。しかも、光量検出タイ
プのセンサを使用する場合に必要であったメインスイッ
チに同期してセンサをON/OFFする回路が不必要と
なる。
【0031】〔操作パネル及び制御部の説明〕図9は、
図1に示す複写機本体1の操作パネル4を示す上面図で
ある。図に示されるように操作パネル4には、操作者が
複写機本体1に数値等の入力を行うためのテンキーや複
写処理の指示等をするためのスタートキー、入力内容を
クリアするためのクリアキー、カーソル移動キー、各種
表示を行う液晶表示部LCD等が備えられている。
【0032】本実施例においては、閾値の再設定(イニ
シャル処理)を行うときには、操作者が操作パネル4
の”#”キーとスタートキーとを同時に押すことによ
り、イニシャルモードを設定する。また、液晶表示部L
CD上に図25の(1)に示す表示がされているとき
に、カーソル移動キーを押すと、表示上の”←”を”オ
プションなし”の右側位置と”オプションあり”の右側
位置との間で移動させることができ、オプションの距離
センサユニットFD3,CD2を使用するか否かを選択
することができるようになっている。
【0033】図10は、図1に示す複写機本体1の制御
部のブロック図である。図に示すように、この制御部
は、原稿サイズ検出用の1チップCPU1とEEPRO
Mとを備えた原稿サイズ検出ボード101と、本体制御
用の1チップCPU2を備えた本体制御ボード102と
から構成されている。CPU1は各距離センサユニット
FD1〜3,CD1,2に対し、上述したLED信号及
びクロック信号CLKを出力する。各距離センサユニッ
トは、このLED信号に同期して各LED1,2を照射
し、クロック信号CLKに同期して、CPU1に対して
センサデータOUTF1,OUTF2,OUTF3,O
UTC1,OUTC2を出力する。また、EEPROM
内には、CPU1が原稿の有無を判断するための上述し
た閾値、及びCPU1が原稿サイズの判別を行うための
上述した原稿サイズのテーブル等が格納されている。
【0034】図11は、図10に示すCPU1が発する
クロック信号CLKと、LED信号及び各距離セセンサ
ユニットからのセンサデータを取り込むタイミングを示
すタイムチャートである。図に示されるようにLED信
号はクロック信号CLKの数倍の周期でON/OFFが
切り換えられる。そして、このLED信号に伴って、各
距離センサユニットのLED1,2が交互に点灯され
る。従って、センサデータOUTF1〜3,OUTC1
〜2には、各距離センサユニットのLED1の照射され
る位置の原稿の有無を示す信号と、LED2の照射され
る位置の原稿の有無を示す信号とが、LED信号のON
/OFFの切り換わりに連動して交互に出力されること
になる。(ただし、距離センサユニットFD1とCD2
については、片方のLEDしか使用しないので、センサ
データOUTF1とOUTC2には、その片方のLED
からの信号だけが出力される。) 図12は、図10に示すCPU1が発する原稿サイズコ
ードと原稿サイズ(紙なし,センサエラーコードも含
む)との対応関係を示す図である。
【0035】CPU1は、判別した原稿サイズに応じ
て、4ビットの原稿サイズコード(図10中のDATA
0〜3)を生成し、本体制御用CPU2へ転送する。図
に示すように、原稿サイズコードDATA0〜3から原
稿サイズを判定することができる。CPU2は、角度検
出機構5(図1参照)からの原稿カバー規定角度信号に
より、原稿カバー2が規定角度になったことを検知した
タイミングで、CPU1から転送されてきた原稿サイズ
コードDATA0〜3をラッチして、原稿サイズを判定
する。
【0036】図13は、原稿サイズコードDATA0〜
3の転送タイミングを示すタイムチャートである。
(a)に示されるように、CPU1からCPU2への原
稿サイズコードDATA0〜3は、BUSY信号パルス
に同期して転送される。なお、距離センサユニットに異
常がある場合には、図13(b)に示すように、原稿サ
イズコードに代えて、センサ異常を示すセンサエラーコ
ード(図12の最下段参照)と、どのセンサが故障した
かを示すエラーポジションコード,とを、交互にコ
ードDATA0〜3として転送する。
【0037】図14は、故障センサNo.とエラーポジ
ションコード,との対応関係を示す図である。
(a)に示されるエラーポジションコード は、距離
センサユニットFD1〜3の異常を表し、(b)に示さ
れるエラーポジションコードは、距離センサユニット
CD1,2の異常を表す。即ち、図において、故障セン
サNo.1〜3は夫々、距離センサユニットFD1〜3
に、故障センサNo.4〜5は夫々、距離センサユニッ
トCD1〜2に対応している。また、エラーポジション
コード,のDATA0は、図14(a),(b)の
何れのエラーコード表に基づくものかを示している。
【0038】なお、距離センサユニットからセンサデー
タを読み込んでいる途中に原稿カバー2が規定角度以下
に閉じられた場合には、センサエラーコードに続き、
(b)に示す測距時間不足のエラーポジションコードを
転送し、イニシャルモード中に電源が落ちた場合等に
は、センサエラーコードに続き、(a)の最上段に示す
イニシャルエラーA或は(b)の最下段に示すイニシャ
ルエラーBのエラーポジションコードを転送する。
【0039】以上のように、原稿サイズコードDATA
0〜3、又はセンサエラーコード,エラーポジションコ
ード,,イニシャルエラーA,Bを、CPU1から
CPU2へ転送することによって、CPU2は、原稿サ
イズの情報、或はセンサエラーの場合はエラー情報(エ
ラーを起こしている距離センサユニットの番号等)を得
ることができる。
【0040】一方、図10に示すように、CPU2から
CPU1へは、原稿カバー2が規定角度以上に開いてい
るか否かをCPU1に伝える”測距信号”、CPU1に
インシャル処理をするよう指示する”イニシャル信
号”、初期モードを設定する”SIM信号”等が転送さ
れる。 〔イニシャル処理についての説明〕次に、イニシャル処
理の趣旨について説明する。図15は、初期及び500
00時間後の距離センサユニットから出力されるセンサ
データの出力値(センサ出力値)の特性図である。図
中、距離Aは、原稿ガラス7に密着した正規の設置位置
に原稿が置かれているときのセンサー〜原稿間の距離を
示し、距離Bは、データをラッチする際の原稿カバー2
の位置におけるセンサー〜原稿カバー間の距離を示して
いる。
【0041】本図においては、50000時間にわたっ
て原稿濃度O.D値0.80、原稿の原稿ガラス7から
の浮き5mmを許容範囲とすることを考慮して、原稿濃
度O.D値0.05の白色原稿を用いた初期の原稿検出
カーブと、原稿濃度O.D値0.80の灰色原稿を用い
た50000時間後の原稿検出カーブを表示している。
【0042】白色原稿において、センサ出力値の経時変
化がないとすれば、初期の特性図において、距離Aと距
離Bの間のセンサ出力値で閾値Sを設定すれば、データ
ラッチ時に、原稿が存在する部分のセンサ出力値(点
E)は閾値S以上となり、原稿が無い部分のセンサ出力
値(点X)は閾値S以下となる。従って、各距離センサ
ユニットのセンサ出力値と閾値Sとを比較することによ
り原稿の有無を判断することができる。
【0043】また、原稿が原稿ガラス7から5mm浮い
ている場合について見ると、初期のセンサ出力値は点C
で示され、50000時間後のセンサ出力値は点Yで示
される。従って、例えば寿命50000時間、原稿の浮
き5mmを許容範囲とみなす場合には、50000時間
後の浮き5mmのセンサ出力値(点Y)と、初期におい
て原稿が無い状態のセンサ出力値(点X)との間で閾値
Sを設定すればよいことになる。以上のようにすれば、
閾値Sを初期設定した後、一度もイニシャル処理をしな
い場合であっても、原稿濃度O.D値0.80の灰色原
稿で寿命50000時間にわたって原稿の浮き5mmま
で許容させることができる。
【0044】また、例えば50000時間後において原
稿が10mm浮いている場合のセンサ出力値(点Z)
と、初期において原稿が無い場合のセンサ出力値(点
X)の間に予め閾値を設定しておけば、原稿濃度O.D
値0.80の灰色原稿で50000時間後に浮き10m
mを許容範囲とすることも可能ではあるが、図からわか
るようにセンサ出力値(点Z)とセンサ出力値(点X)
との間のマージンはほとんど無い。従って、原稿濃度
O.D値0.80の灰色原稿で10mmを許容範囲とす
ると、例えば原稿カバー2の経時変形によりデータラッ
チのための規定角度検出に誤差が生じた場合などに、誤
動作を起こす恐れがある。
【0045】一方、50000時間の間にイニシャル処
理を数回行なえば、原稿の浮きを10mmを許容範囲と
する場合であっても、充分なマージンを持って閾値を設
定することができる。以下にその理由を説明するが、後
述する図16に示されるように、原稿濃度O.D値0.
05の原稿と、原稿濃度O.D値0.80の原稿が、セ
ンサから同じ距離にある場合、センサ出力値には約4〜
5(DEC)程度の差しかないので、ここでは白色原稿
と灰色原稿のセンサ出力値の差は無視して図15に従っ
て説明する。
【0046】例えば、閾値初期設定後、検出カーブが図
中一点鎖線で示す状態の時に、再びイニシャル処理を行
うとすれば、初期の閾値はセンサ出力値(点W)とセン
サ出力値(点X)の間に設定し、再び設定する閾値はセ
ンサ出力値(点Z)とセンサ出力値(点V)の間に設定
すればよいことになる。この場合、50000時間の間
再びイニシャル処理をしない場合、即ちセンサ出力値
(点Z)とセンサ出力値(点X)との間に設定する場合
と比べて、大きなマージンを持って設定するできること
が図よりわかる。また、図示はしないが、さらに再イニ
シャルの回数を多くとることによって、さらに大きなマ
ージンを持って設定するできることが推測できる。
【0047】以上がイニシャル処理の趣旨についての説
明であるが、本実施例において、イニシャル処理を行う
ときには、以下に示す理由により原稿ガラス7上に原稿
を置かず原稿カバー2を閉じた状態で行うものとする。
図16は、原稿濃度O.D値0.05の白色原稿、及び
原稿濃度O.D値0.80の灰色原稿に対するセンサ出
力値の特性図である。例えば、図16に示される場合に
おいて、正規の閾値を、(距離Aでの白色原稿を検知し
たときのセンサ出力値)−30と規定すると、正規の閾
値S1は、120−30=90DECとなる。この閾値
S1(90DEC)において、十分なマージンを持って
原稿の有無の判別をできることが、図からわかる。
【0048】しかし、原稿濃度O.D値0.80の原稿
が載置された状態で閾値を設定すると、その閾値S2
は、115−90=85DECとなる。このズレた閾値
S2(85DEC)では、データラッチ時の原稿カバー
2までの距離Bでのセンサ出力値U(79DEC)に対
するマージンが小さい。さらに、原稿濃度O.D値1.
70の灰色原稿が原稿ガラス7上に載置された状態で閾
値を設定すると、その閾値S3は、100−30=70
DECとなってしまう。このように閾値S3(70DE
C)が設定された場合、データラッチ時の原稿カバー2
までの距離Bでのセンサ出力値Uが約79DECである
から、原稿が載置されていなくてもセンサ出力値は閾値
S3(70DEC)を越えて、原稿ありを示してしまう
ことになる。よって、閾値設定の際は、原稿ガラス7上
に濃度のある原稿を置いてはならず、原稿ガラス7上に
白色の原稿相当のものを置いて閾値Sの設定を行なう必
要ある。
【0049】また、仮に原稿ガラス7上に何も載置され
ない閾値を設定してしまうと設定された閾値は完全にズ
レた値となり、原稿サイズ検出は誤動作を起こしてしま
う。以上のような理由から、本実施例においては、原稿
押え面6は白色であることに着目して、原稿ガラス7上
に原稿が置かず、原稿カバー2を閉じた状態で閾値設定
を行うことによって、正確な閾値設定を行なうようにし
ている(なお、ADF等の原稿自動送り装置についても
同様である。)。
【0050】〔複写機本体1の動作の説明〕次に、フロ
ーチャートに基づいて複写機本体1の動作について説明
する。図17は、原稿サイズ検出用CPU1の制御のメ
インルーチンを示すフローチャートである。このフロー
チャートに従ってCPU1が制御を行うことにより、原
稿読取部はイニシャル処理(図中、点線で囲んだイニシ
ャルモード)や原稿サイズ検出処理(図中、点線で囲ん
だ原稿サイズ検出モード)を実行する。
【0051】CPU2からSIM信号が送られて来る
と、まず仕向けチェックを行なう。仕向チェックにおい
て、現在の仕向けがセンチ系かインチ系かを確認し、原
稿サイズのテーブルを設定し直す必要がある場合には、
その設定を行なう(S1)。尚、ここでは毎回仕向けを
チェックしているが、毎回行わずに、例えばイニシャル
処理のときに仕向チェックして、EEPROMに書き込
んでおいても良い。
【0052】ここで、イニシャルモード時のデータ転送
タイミングが図18にされているが、図に示すように、
CPU2からのイニシャル信号がアクティブ(Low)
であり、その信号が規定時間Tよりも長ければ、イニシ
ャル信号がON(イニシャル処理の指示あり)であると
判断し、イニシャルモードの処理を実行する(S2,S
3)。この規定時間Tは、ノイズを除去するために設け
られており、規定時間Tを0.5sec程度に設定すれ
ば、充分ノイズを除去でき、処理スピード的にも影響を
与えない。また、イニシャル処理の開始と共に、CPU
2へのBUSY信号をLowレベルにし(イニシャル処
理中はLowレベルになっている)、イニシャル処理中
であることを示すイニシャルフラグをONにセットする
(S4)。
【0053】そして、各距離センサユニットからセンサ
データを読み込み(S5)、センサ出力値が規定出力の
最大値MAX(例えば250DEC)より大きい時(S
6)や、規定出力の最小値MIN(例えば10DEC)
より小さい時(S7)は、センサの破損、またはハーネ
スの接続不良と判断して、センサエラーとする(S1
0)。
【0054】センサ出力値が、規定出力の最大値MAX
と最小値MINの間にあるときは、読み込んだ各センサ
データより、各距離センサユニットのLED1,2につ
いて閾値Sを演算し、EEPROMに書き込む(S
8)。尚、ここで、センサデータそのものをEEPRO
Mに書き込んでおき、原稿の有無を判断する時に閾値を
演算するようにしても良いが、より高速に原稿の有無を
判断するためには、EEPROMに演算後の閾値を書き
込んでおくのが望ましい。
【0055】そして、イニシャルフラグをOFFにリセ
ットし、イニシャル処理を終了する(S9)。イニシャ
ル処理が終了すると再びCPU2にBUSY信号が発せ
られる。一方、ステップS2で、CPU2からのイニシ
ャル信号がインアクティブ(Hi)である場合は、イニ
シャル処理の指示なしと判断し、原稿サイズ検出の処理
を実行する。また、上記ステップS2,S3において、
CPU2からのイニシャル信号がアクティブ(Low)
即ちONであっても、その信号が規定時間Tよりも短い
場合には、その信号はエラーであるとして、イニシャル
処理の指示なしと判断し、原稿サイズ検出の処理を実行
する。
【0056】原稿サイズ検出モードにおいては、まずC
PU2からの測距信号をチェックする(S11)。測距
信号がONである場合には、原稿カバー2が規定角度以
上開いていると判断する。そして、イニシャルフラグを
チェックする(S12)。イニシャルフラグがONにセ
ットされている場合には、イニシャル処理にエラーがあ
ったものと判断し(S22)、エラーコードを出力する
(S19)。
【0057】このイニシャルフラグがONにセットされ
ている状態は、S5〜S10のイニシャル処理の途中
で、電源が落ちたり、原稿カバー2が開けられることに
よりイニシャル信号がインアクティブになり、EEPR
OM内の閾値を中途半端に書き換えてしまい、正常な閾
値となっていない場合等が考えられる。なおここでは、
イニシャルフラグのデフォルト値をON(セット)状態
とし、イニシャル処理が正常に終了した場合のみイニシ
ャルフラグをOFFにリセットすることにより、イニシ
ャルモード処理が終了まで行なわれたか否かをチェック
できるようにしている。
【0058】ステップS12においてイニシャルフラグ
がOFFの場合は、イニシャル処理が正常に終了してい
るもの判断し、各距離センサユニットからセンサデータ
を読み込む(S13〜S15)。このセンサデータを読
み込んでいる間は、測距信号がOFFになっていないか
を絶えずチェックし(S14)、測距信号がOFFにな
っていれば、各距離センサユニットからのセンサデータ
読み込みが完了する前に原稿カバー2が規定角度以下に
閉じられた(即ち測距エラーが生じた)ものと判断して
(S20)、測距時間不足のエラーコード(図14
(b)参照)を出力する(S19)。
【0059】ステップS14において測距信号がOFF
になることなくセンサデータの読み込みが完了すれば、
読み込まれたセンサデータのセンサ出力値が規定の最大
値MAX(例えば250DEC)を越えていないかチェ
ックする(S16)。そして、規定の最大値MAXより
大きい場合は、センサエラーと判断し(S21)、エラ
ーコードを出力する(S19)。
【0060】次に、読み込まれたセンサデータのセンサ
出力値を閾値Sと比較し、各位置〜における原稿の
有無を判断する(S17)。そしてこの判定結果と原稿
サイズのテーブルとを参照して原稿サイズを判定し、そ
の原稿サイズをコード化して(S18)、CPU2へ転
送する(S19)。一方、ステップS11で測距信号が
OFFである場合には、原稿カバー2が規定角度以下に
閉じているものと判断して、スリープモードの処理を行
う(S25)。ここで、センサ出力値が規定の最小値M
INよりも小さいときには、センサエラーと判定してエ
ラーコードを出力する(S23,S24)。
【0061】このように、測距信号がOFFである時に
センサ出力値が規定の最小値MINよりも小さいか否か
をチェックすることによって、センサエラーか否かの判
断を正確にすることができる。即ち、単にセンサ出力値
が規定の最小値MINより小さいか否かによってセンサ
エラーか否かを判断すると、原稿カバー2が垂直に近い
状態まで開放された場合にも、距離センサユニットは原
稿カバー2より更に遠距離の物体(天井など)を被測定
物として検知し、センサ出力値が限りなく0に近づくの
で、誤ってセンサエラーと判断してしまう。しかし、測
距信号がOFFの時にチェックを行うことによって、そ
のような判断の誤りを回避することができる。
【0062】スリープモードの処理としては、各距離セ
ンサユニットへの電源の供給を停止する処理、及びCP
U1が発するクロック信号CLKの低クロック化、或は
CPU1の原稿サイズ検出動作を停止するといった処理
を行う。スリープモード時に、CPU1の原稿サイズ検
出動作を停止する場合には、CPU2への原稿サイズコ
ードの転送も停止されるが、CPU1の原稿サイズ検出
動作を停止しない場合には、原稿サイズ検出用CPU1
側で原稿サイズコードをラッチし、このラッチした原稿
サイズコードを本体制御用CPU2に送り続けるように
してもよい。
【0063】このように原稿サイズ検出モード時におい
て、原稿カバー2が規定角度以下に閉じているとき、ス
リープモードの処理に入るようになっているので、装置
の消費電力を抑え、LEDの発光強度低下を抑制するこ
とができる。図19は、本体制御用CPU2の制御のメ
インルーチンを示すフローチャートである。このフロー
チャートに従って、複写機本体1の動作について説明す
る。
【0064】まず種々の初期設定が行い、内部タイマを
スタートした後、操作者によってイニシャルモードの指
示(”#”キーとスタートキーを押す)がなされたか否
か判断する(S101〜S103)。イニシャルモード
の指示がなされていれば、イニシャル信号をアクティブ
(Lowレベル)にし、イニシャルモードサブルーチン
を実行する(S108)。
【0065】操作者によるイニシャルモードの指示がな
されていなければ、通常の原稿サイズ読込サブルーチン
を行った後、複写処理等を行う(S104〜S10
6)。図20は、図19に示すステップS104の原稿
サイズ読込サブルーチンのフローチャートである。本体
制御用CPU2は、このフローチャートに従って、次の
ように原稿サイズ検出用CPU1から送られてくる原稿
サイズコードをラッチする。
【0066】原稿サイズ読込に入ると、まず検出機構5
からの原稿カバー規定角度信号をチェックすることによ
って、原稿カバー2が規定角度以下になったか否かを判
断する(S201)。原稿カバー規定角度信号がONで
あれば、原稿カバー2が規定角度以下になっているとみ
なし、次にラッチフラグをチェックする(S202)。
ラッチフラグがOFFとなっている場合は、ラッチフラ
グをONにセット(S203)し、原稿サイズコードを
ラッチし(S204)、測距信号をOFFにして原稿カ
バー2が規定角度以下であることをCPU1に伝える
(S205)。
【0067】ラッチフラグは、原稿カバー2が規定角度
まで閉成された後は、原稿サイズコードのラッチを一度
だけなすために設けられており、ステップS202にお
いて、ラッチフラグがONにセットされていれば、原稿
カバー2が規定角度まで閉成後に原稿サイズコードのラ
ッチがすでになされたものと判断して、ステップS20
3〜S205の処理は行わない。
【0068】ステップS201において、原稿カバー2
が規定角度以上に開けられている場合、ラッチフラグを
OFFにリセットして、次に原稿カバー2が規定角度以
下になった時に原稿サイズデータをラッチできるように
備え(S206)、測距信号をONにして原稿カバー2
が規定角度以上に開いていることをCPU1に伝える
(S207)。
【0069】図21〜図24は、図19に示すステップ
S108のイニシャルモードサブルーチンのフローチャ
ートであり、図25は、イニシャルモード時における液
晶表示部LCDの表示を示す図である。このフローチャ
ート及び図を用いて、イニシャル処理の動作について説
明する。まず、ステートカウンタSを”1”にリセット
し(S301)、液晶表示部LCDに図25(1)の表
示をして、操作者にカーソル移動キーを操作してオプシ
ョンセンサ有り又は無しを選択するように促す(S30
2、303)。操作者は、カーソル移動キーを操作した
後、スタートキーを押すことによって、オプションセン
サ有り又は無しの指示を行う。
【0070】そしてステートカウンタSの値によってど
のステップから処理するかを判定する(S304)。ス
テップS304でステートカウンタS=1の場合、上述
した操作者からの指示内容に従ってオプションセンサの
有無を判断する(S311)。オプションセンサ有りと
判断した場合は、オプションセンサ有り用の原稿サイズ
テーブル(図6(b),図8(b)参照)を設定し、オ
プションセンサ無しと判断した場合は、オプションセン
サ無し用の原稿サイズテーブル(図6(b),図7
(b)参照)を設定する(S312,313)。
【0071】そして、操作者がスタートキーを押したと
判断すれば、ステートカウンタS=2にセットし、操作
者がスタートキーを押していないと判断すれば、図25
(1)の表示を行って操作者にオプションセンサ有無の
選択を促す(S314〜316)。ステップS304で
ステートカウンタS=2の場合、原稿カバー2が閉じら
れているかどうかを確認する(S320)。閉じられて
いない場合、液晶表示部LCDに図25(2)の表示を
行って原稿カバー2を閉じるよう操作者を促し、ステー
トカウンタS=0にセットする(S321,322)。
原稿カバー2が閉じられている場合、ステートカウンタ
S=3にセットする(S323)。
【0072】ステップS304でステートカウンタS=
3の場合、まず、CPU1に対しイニシャル信号を出力
する(S330)。従って、ステップS320で原稿カ
バー2が閉じられていることが確認されたときには、C
PU1側でイニシャル処理を開始することになる。続い
て、液晶表示部LCDに図25(3)の表示をし(S3
31)、イニシャル処理中である旨を操作者に報知す
る。そして、ステートカウンタS=4にセットする(S
332)。
【0073】ステップS304でステートカウンタS=
4またはステートカウンタS=5の場合、原稿カバー2
が閉じているかどうかを常に確認する(S339)。原
稿カバー2が開けられたと判断した場合、液晶表示部L
CDに図25(4)の表示をして(S341)、イニシ
ャル処理の操作を初めからやり直すよう操作者に指示す
る。そして、ステートカウンタS=0にセットする(S
342)。
【0074】ステップS339で原稿カバー2が閉じて
いることが確認され、ステップS340でステートカウ
ンタS=4であるとき、フラグAを確認する(S34
3)。このフラグAは、タイマAがカウント中であるこ
とを示すフラグである。フラグAがOFFの場合、フラ
グAをONにセットし(S344)、タイマAをスター
トさせる(S355)。フラグAがONにセットされて
いる場合、タイマAがタイムアップしたかどうかを確認
する(S346)。
【0075】タイマAがタイムアップする前にBUSY
パルスが入力された場合(ステップS346でNO,ス
テップS347でYES)、イニシャル時間が短すぎる
為エラーと判断し、液晶表示部LCDに図25(9)の
表示を行って、イニシャル処理にエラーが発生した旨を
操作者に報知する(S348)。そして、ステートカウ
ンタS=0にセットし、フラグAをOFFにリセット
し、タイマAをリセットする(S349〜351)。
【0076】一方、ステップS346で、タイマAがタ
イムアップしたと判断した場合、フラグAをOFFにリ
セットし、タイマAをリセットして、ステートカウンタ
S=5にセットする(S352〜354)。ステップS
339で原稿カバー2が閉じていることが確認され、ス
テップS340でステートカウンタS=5であるとき、
CPU1からのBUSYパルスの入力を確認する(S3
55)。BUSYパルスの入力がない場合、タイマBの
カウント中を示すフラグBを確認する(S365)。
【0077】フラグBが0FFとなっている場合、フラ
グBをONにセットし、タイマBをスタートさせる(S
366〜367)。フラグBが既にONの場合、タイマ
Bがタイムアップしていないか確認し(S368)、タ
イマBがタイムアップしている場合は、イニシャル処理
に時間がかかりすぎている為エラーと判断し、液晶表示
部LCDに図25(6)の表示を行い、エラー発生を操
作者に報知する(S369)。そして、ステートカウン
タS=0にセットし、フラグBをOFFにリセットし、
タイマBをリセットする(S370〜372)。
【0078】ステップS355で、タイマBがタイムア
ップする前にBUSYパルスが入力された場合、センサ
エラーの確認(S356)、イニシャルエラーの確認
(S358)を行う。何れのエラーも無い場合、液晶表
示部LCDに図25(7)の表示を行い、イニシャル処
理が正常に終了したことを操作者に報知する。そして、
ステートカウンタS=0にセットする(S360,36
2)。
【0079】一方、ステップS355でセンサエラーが
発生したと判定される場合は図25(5)の表示を、イ
ニシャルエラーが発生した場合は図25(8)の表示を
液晶表示部LCDに行って操作者に各エラーの発生を報
知し(ステップS357,359)、ステートカウンタ
S=0をセットする(S361)。尚、図25(5)で
はセンサNo.が四角で示されているが、実際には、C
PU1から転送されるエラーポジションコードに基づい
て、故障している距離センサユニットの番号を表示す
る。その後、フラグBをリセットし(S363)、タイ
マBをリセットする(S364)。
【0080】ステップS304でステートカウンタS=
0の場合は、クリアキー以外のキーが押されたか否かを
チェックし(S305)、クリアキー以外のキーが押さ
れたと判定したときは、ステートカウンタS=1にセッ
トし(S306,307)、液晶表示部LCDをイニシ
ャルモードの初期画面(図25(1))に復帰させる
(S308,309)。
【0081】このようにステートカウンタSの値に従っ
て、イニシャルモードの処理を順に行うが、イニシャル
処理終了後あるいは途中で、操作者によってクリヤーキ
ーが押されると、イニシャルモードを終え、コピーモー
ドへ戻るように設計されている(S310)。なお、上
記実施例においては、ステップS310において、イニ
シャルモードのとき、操作者によってクリヤーキーが押
されると、イニシャルモードが解除されるようになって
いるが、イニシャル処理中はキー操作を受け付けないよ
うにしても良い。
【0082】また、上記実施例においては、原稿カバー
2は回動自在に取り付けられており、原稿カバー2が規
定角度以下に閉じているときにスリープモードの処理を
行うものとしたが、原稿カバーが開閉する形式はこれに
限定されず、例えば原稿カバーが平行移動して開閉する
ようなものであっても同様に実施できる。また、上記実
施例においては、光学系を介して感光体ドラムPC上に
原稿の像を露光する形態の複写機を用いて本発明を説明
したが、これに限るものではなく、原稿の像をラインセ
ンサにてデジタルデータに変換する装置に対しても本発
明が適用できることは言うまでもない。具体的には、原
稿ガラスに沿って移動するスライダにCCDラインセン
サを設け、このスライダを移動させることによって原稿
像を読取る密着型の原稿読取装置や、CCDラインセン
サを装置本体に固定して設けると共に原稿ガラスに沿っ
て移動するスライダ上に設けた反射ミラーを介して原稿
の像をCCDラインセンサへ導く形態の原稿読取装置に
も、本発明は適用可能である。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による原稿
読取装置は、原稿カバーが規定量以下に閉じている場合
には、距離センサへの電源供給停止等、距離センサの測
定動作を停止する処理を行うようにしているので、装置
の消費電力を低減することができると共に、距離センサ
の長寿命化に寄与することができる。
【0084】また、各距離センサの出力値から原稿サイ
ズを判別する処理を、読取動作制御回路とは別に設けら
れた原稿サイズ検出回路で行い、読取動作制御回路では
原稿サイズデータを取り込んで読取動作の制御を行うよ
うにしているので、検出サイズの変更や距離センサの追
加を行う際にも、読取動作の制御に悪影響を及ぼすこと
なく容易に行うことができる。また、原稿サイズを光量
検出によって判別するタイプの機構と比較して、センサ
の検知寿命や原稿の浮きに対する考慮等の点において、
大幅なスペックアップが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る複写機本体の上部に設
けられた原稿読取部を示す斜視図である。
【図2】図1に示す原稿読取部の矢印X方向から見た側
方断面図である。
【図3】距離センサユニットの構成及び発光・受光の様
子を示す図である。
【図4】距離センサユニットに内蔵されているセンサ制
御回路の構成を示す図である。
【図5】距離センサユニットが設置されている状態を説
明する図である。
【図6】日本仕向け用の距離センサユニットの配置と原
稿サイズとの関係を示す図である。
【図7】ヨーロッパ仕向け用の距離センサユニットの配
置と原稿サイズとの関係を示す図である。
【図8】ヨーロッパ仕向け用の距離センサユニットの別
の配置と原稿サイズとの関係を示す図である。
【図9】複写機本体の操作パネルを示す上面図である。
【図10】複写機本体の制御部を示すブロック図であ
る。
【図11】原稿サイズ検出用CPU1が発するクロック
信号CLKと、LED信号及び各センサからの出力信号
を取り込むタイミングを示すタイムチャートである。
【図12】原稿サイズと原稿サイズコードとの対応関係
を示す図である。
【図13】原稿サイズコードの転送タイミングを示すタ
イムチャートである。
【図14】故障センサNo.とエラーポジションコード
との対応関係を示す図である。
【図15】初期及び50000時間後の距離センサユニ
ットからのセンサ出力値の特性図である。
【図16】白色原稿及び灰色原稿に対するセンサ出力値
の特性図である。
【図17】原稿サイズ検出用CPU1の制御のメインル
ーチンを示すフローチャートである。
【図18】イニシャルモード時のデータ転送タイミング
を示すタイムチャートである。
【図19】本体制御用CPU2の制御のメインルーチン
を示すフローチャートである。
【図20】本体制御用CPU2の原稿サイズ読込サブル
ーチンを示すフローチャートである。
【図21】本体制御用CPU2のイニシャルモードサブ
ルーチンのフローチャートである。
【図22】図21のフローチャートの続きである。
【図23】図22のフローチャートの続きである。
【図24】図23のフローチャートの続きである。
【図25】イニシャルモード時における液晶表示部LC
Dの表示を示す図である。
【符号の説明】
1 複写機本体 2 原稿カバー 5 角度検出機構 7 原稿台 FD1〜3,CD1〜CD2 距離センサユニット CPU1 原稿サイズ検出用CPU CPU2 本体制御用CPU

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を載置する原稿台と、 前記原稿台に対して開閉可能に設置された原稿カバー
    と、 前記原稿台に載置される原稿のサイズに対応する原稿台
    上の複数の所定位置に対向して配され、各所定位置方向
    の距離を測定する複数の距離センサと、 前記複数の距離センサが測定した距離についての情報に
    基づき、前記原稿台上の各所定位置における原稿の有無
    を判別する原稿有無判別手段と、該原稿有無判別手段の
    判別結果に基づいて原稿台に載置されている原稿のサイ
    ズを判定する原稿サイズ判定手段と、該原稿サイズ判定
    手段により判定された原稿サイズのデータを出力する原
    稿サイズデータ出力手段とを備えた原稿サイズ検出回路
    と、 前記原稿カバーの開閉量を検出する原稿カバー開閉量検
    出手段と、 前記原稿カバー開閉量検出手段により、前記原稿カバー
    が所定量以上に開放していると検出されているときに、
    前記原稿サイズデータ出力手段が出力した原稿サイズデ
    ータを取り込んで、原稿の読取動作を制御する読取動作
    制御回路と、 前記原稿カバー開閉量検出手段により、前記原稿カバー
    が前記所定量よりも閉じていると検出された場合に、前
    記距離センサの測距動作を停止させる測距停止手段と、 を備えていることを特徴とする原稿読取装置。
JP6167197A 1993-09-28 1994-07-19 原稿読取装置 Pending JPH0832763A (ja)

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