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JPH08306136A - 画像・音声データ記録方法及び/又は再生方法とそれらを用いた画像・音声データ記録装置及び/又は再生装置 - Google Patents

画像・音声データ記録方法及び/又は再生方法とそれらを用いた画像・音声データ記録装置及び/又は再生装置

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Publication number
JPH08306136A
JPH08306136A JP7109343A JP10934395A JPH08306136A JP H08306136 A JPH08306136 A JP H08306136A JP 7109343 A JP7109343 A JP 7109343A JP 10934395 A JP10934395 A JP 10934395A JP H08306136 A JPH08306136 A JP H08306136A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
packet
audio
uncompressed
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7109343A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Obata
信一 小畑
Toshifumi Takeuchi
敏文 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP7109343A priority Critical patent/JPH08306136A/ja
Publication of JPH08306136A publication Critical patent/JPH08306136A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】圧縮画像とともに記録された非圧縮音声がバー
ストエラーから受ける影響を軽減し、且つ圧縮画像にお
いてエラーのばらまきが起きないような記録、再生方法
を提供する。 【構成】記録器では圧縮画像パケットと非圧縮音声パケ
ットの連結手段の前に、非圧縮音声の方にだけインター
リーブ処理手段を置き、隣接する非圧縮音声データは別
の非圧縮音声パケットに属する様に上記インターリーブ
処理手段で、非圧縮音声データの入れ替えを行う。 【効果】記録媒体上でのバーストエラーは、圧縮画像に
とってはそのままバースト的なもの、非圧縮音声にとっ
ては離散的なものになる。従って、非圧縮音声に対して
は補間等の処理が可能となり、エラーの影響を軽減で
き、また圧縮画像ではエラー部分の分散による影響の増
大等が生じることがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】圧縮画像データと非圧縮音声デー
タを同一媒体に記録するディジタルビデオディスク等の
記録装置及び再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】非圧縮音声データを記録する方法の一例
としては、EIAJ CP−2305に記載されたDA
Tのインターリーブフォーマットがある。これは、記録
媒体上でバーストエラーが生じた場合にも、そのエラー
を分散させ、リニアPCM音声の補間処理を可能とし、
音質に対する影響を軽減しているものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来方法は、非
圧縮のリニアPCM音声のみが対象だったので、インタ
ーリーブ処理は有効であった。しかし、圧縮した画像な
どを記録する場合は、インターリーブ処理を行うと、か
えって多くの画像フレームをエラーにしてしまうなどの
悪影響が出るので、通常圧縮データにはインターリーブ
処理は行わない。ところが、この圧縮画像と非圧縮のリ
ニアPCM音声をパケット分割して記録媒体に記録する
ときなどは、非圧縮PCM音声に対してだけはインター
リーブ処理を行う必要がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明では、画像データ
と音声データのパケット切り替え単位で、非圧縮音声の
インターリーブ処理を行い、インターリーブ処理を行わ
ない圧縮画像パケットと非圧縮音声パケットを連結し
て、記録媒体に記録する。再生処理は圧縮画像パケット
と非圧縮音声パケットを分離した後に、非圧縮音声だけ
は更にデインターリーブ処理を行う。
【0005】
【作用】圧縮画像データは記録媒体上では連続している
ように記録され、非圧縮音声データは記録媒体上では複
数領域に分散されるように記録される。
【0006】
【実施例】図1は本発明の一例であり、画像データ2を
入力する画像入力端子1、上記画像データ2を圧縮処理
して圧縮画像ビットストリーム4を生成するビデオエン
コーダ3、時分割多重処理のために上記圧縮画像ビット
ストリーム4を保持して時間軸非同期吸収をする画像バ
ッファ5、音声データ8を入力する音声入力端子7、上
記音声データ8をAD変換してディジタル非圧縮音声1
0を出力するA/Dコンバータ9、時分割多重処理のた
めに上記ディジタル非圧縮音声10を保持して時間軸非
同期吸収をする音声バッファ11、上記音声バッファ1
1から非圧縮音声データ12を取り出し、複数パケット
間での非圧縮音声データ12の入れ替え処理を行うイン
ターリーブ回路13、上記画像バッファ5からの出力の
圧縮画像パケット6と上記インターリーブ回路13の出
力の非圧縮音声パケット14とのそれぞれにパケットヘ
ッダやタイムスタンプ等を付加した後に連結してデータ
ストリーム16を生成する多重化回路15、上記データ
ストリーム16に変調等の処理を施した後の記録信号1
8を記録媒体に記録する記録処理回路17、上記記録処
理回路17により記録信号18が記録される記録媒体1
9とで構成される。
【0007】動作を説明すると、画像入力端子1から入
力された画像データ2に対してMPEG−2 vide
o等の圧縮処理がビデオエンコーダ3で施され、圧縮画
像ビットストリーム4が生成される。上記圧縮画像ビッ
トストリーム4は画像バッファ5に納められ、予め定ま
ったデータ量であるパケット単位で上記圧縮画像パケッ
ト6として出力される。一方、音声入力端子7から入力
された音声データ8はA/Dコンバータ9で、上記ディ
ジタル非圧縮音声10に変換される。上記ディジタル非
圧縮音声10は音声バッファ11に納められ、予め定ま
ったデータ量であるパケット単位で出力される。上記イ
ンターリーブ回路14は入力されたディジタル非圧縮音
声12内の一部のデータに対してパケット単位遅延処理
を施し、上記非圧縮音声パケット14を出力する。
【0008】ここで上記インターリーブ回路13内の処
理の具体例を図2に示す。パケットが1チャンネルのn
個のデータ(L[0]〜L[n−1])で構成される非
圧縮音声データ12は、偶数番目データL[2k](k
はn/2未満の整数)については1パケット分遅延され
る。この結果、1チャンネルのn個のデータ(pack
et[0]〜packet[n−1])で構成される非
圧縮音声パケット14は、偶数番目データと奇数番目デ
ータとの間では関連のないものとなる。この非圧縮音声
パケット14と上記圧縮画像パケット6は多重化回路1
5によってパケット単位で連結されてデータストリーム
16に構成され、記録処理回路17によって変調等の処
理が施されて記録信号18の形で記録媒体19に記録さ
れる。
【0009】図3は例えば図1に示したようなデータ記
録回路により図2に示したようなインターリーブ処理を
行なってデータが記録された記録媒体から、データを読
みだすデータ再生回路の一例で、記録媒体20、記録媒
体20中から再生信号21を読み取り、復調等の処理を
してデータストリーム23を出力する再生処理回路2
2、データストリーム23を圧縮画像パケット25と非
圧縮音声パケット26とに切り分ける多重化デコーダ回
路24、非圧縮音声パケット26内の一部のデータの遅
延処理を行うデインターリーブ回路27、デインターリ
ーブ回路27からの出力の非圧縮音声データ28に対し
て補間処理を行い補間後データ30を出力する補間回路
29、上記補間後データ30を保持する音声バッファ3
1、音声バッファ31からの非圧縮デジタル音声データ
32をDA変換して音声データ34を出力するD/Aコ
ンバータ27、音声データ34の出力端子である音声出
力端子35、圧縮画像パケット25を保持する画像バッ
ファ36、画像バッファ36からの出力の圧縮画像ビッ
トストリーム37を伸長処理するビデオデコーダ38、
伸張処理後の画像データ39の出力端子である画像出力
端子40とで構成されている。
【0010】動作を説明すると、記録媒体20から読み
出された再生信号21は再生処理回路22で復調等の処
理を施された後データストリーム23として出力され
る。データストリーム23は多重化デコーダ回路24で
圧縮画像パケット25と非圧縮音声パケット26とに分
離される。上記非圧縮音声パケット26内の一部のデー
タはデインターリーブ回路27により、遅延処理が施さ
れる。
【0011】ここで上記デインターリーブ回路27の処
理の具体例を図4に示す。この図4のデインターリーブ
処理は、記録側の図2のインターリーブ処理に対応した
再生側の処理となっている。1チャンネルのn個のデー
タ(packet[0]〜packet[n−1])で
構成される非圧縮音声パケット26は偶数番目データと
奇数番目データとの間では関連のないものであるが、こ
の非圧縮音声パケット22内の奇数番目データについて
は1パケット分遅延される。この結果、偶数番目データ
と奇数番目データが時間的に隣接する形に戻された1チ
ャンネルのn個のデータ(L[0]〜L[n−1])で
構成される非圧縮音声データ28が生成される。
【0012】非圧縮音声データ28は補間回路29でエ
ラーデータに対して平均値補間等の処理が行われ、補間
後データ30を出力する。補間後データ30は音声バッ
ファ31で保持され、D/Aコンバータ33で音声出力
34に変換され、音声出力端子35に出力される。一
方、これと並行して圧縮画像パケット25は画像バッフ
ァ36に保持され、画像バッファ36からの出力である
圧縮画像ビットストリーム37はビデオデコーダ38で
伸張処理される。伸張処理後の画像データ39は画像出
力端子40に送られる。
【0013】記録されたデータストリーム23の一例を
図5に示す。この例では圧縮画像パケット25(Vp)
3つに対して被インターリーブ音声パケット26(A
p)を1つ含めるデータストリーム23を示している。
また非圧縮音声パケット26は非圧縮音声データ8つで
1パケットを構成するものとした例である。ここでデー
タストリーム23中の網かけ部分でバーストエラーが生
じた場合、下の図のように画像データ37に関しては網
かけ部分のように集中的なエラーとなり、非圧縮音声デ
ータ28については図2に示したような遅延処理が偶数
番目データだけに施されているため、網かけ部分のよう
に離散的なエラーとなる。これにより、非圧縮音声デー
タ28は平均値補間等の処理が可能となり、バースト的
な音の途切れを回避することができる。圧縮画像データ
37については、圧縮処理単位内の一部のデータがエラ
ーになることにより、当該圧縮処理単位全体が再現不能
となる場合があるので、エラーは集中的な方が良く、本
発明はその条件も同時に満たしている。
【0014】このようにして、図2に示したように非圧
縮音声データがバーストエラーに対して比較的に強いデ
ータ配置で記録された記録媒体から、画像データと非圧
縮音声データを再生することが図4に示した処理を採用
することで可能となる。そして、図4のデインターリー
ブ処理は図2のインターリーブ処理に1対1に対応した
処理となっている。
【0015】図6は図2とは異なるインターリーブ処理
の一例である。2パケット分に相当する1チャンネルの
2n個の非圧縮音声データ41(L[0]〜L[2n−
1])は、偶数番目データL[2j](jはn未満の整
数)については1パケット分遅延される。この結果、1
チャンネルのn個の奇数番目データL[2j+1]によ
って2i番目の非圧縮音声パケット42(packet
[0]〜packet[n−1])が構成され、1チャ
ンネルのn個の偶数番目データL[2j]によって2i
+1番目の非圧縮音声パケット43(packet
[0]〜packet[n−1])が構成される。これ
により隣接する非圧縮音声データは異なるパケットに属
するようになる。
【0016】図7に、記録側の図6のインターリーブ処
理に対応した、再生側のデインターリーブ処理を示す。
【0017】1チャンネルのn個の奇数番目データL
[2j+1](jはn未満の整数)を含む2i番目の非
圧縮音声パケット44(packet[0]〜pack
et[n−1])は1パケット遅延処理が施され、1チ
ャンネルのn個の偶数番目データL[2j]を含む2i
+1番目の非圧縮音声パケット45(packet
[0]〜packet[n−1])と合成される。この
結果、偶数番目データL[2j]と奇数番目データL
[2j+1]が時間的に隣接する形に戻されて、2パケ
ット分に相当する1チャンネルの2n個の非圧縮音声デ
ータ46(L[0]〜L[2n−1])を構成する。
【0018】このようにして、図6に示したように非圧
縮音声データがバーストエラーに対して比較的に強いデ
ータ配置を構成したものに対して、非圧縮音声データの
再生処理をすることができる。
【0019】この図7のデインターリーブ処理に対応し
たデータストリーム47の例を図8に示す。この例では
圧縮画像パケット48(Vp)3つに対して被インター
リーブ音声パケット44(Ap)を1つ含めるデータス
トリーム47を構成している。また非圧縮音声パケット
44は非圧縮音声データ8つで1パケットを構成するも
のとしている。ここでデータストリーム47中の網かけ
部分でバーストエラーが生じた場合、下の図のように画
像データ37に関しては網かけ部分のように集中的なエ
ラーとなり、非圧縮音声データ46については図6に示
したような遅延処理が偶数番目データだけに施されてい
るため、エラーは偶数番目データだけに生じていること
になり、網かけ部分のように離散的なエラーとなる。こ
れにより、非圧縮音声データ46は平均値補間等の処理
が可能となり、バースト的な音の途切れを回避すること
ができる。圧縮画像データ37については、圧縮処理単
位内の一部のデータがエラーになることにより、当該圧
縮処理単位全体が再現不能となる場合があるので、エラ
ーは集中的な方が良く、本発明はその条件も同時に満た
している。
【0020】図9は、図1の例において音声バッファ1
1の位置にインターリーブ回路49、インターリーブ回
路13の位置に音声バッファ51が入るように入れ替え
た例である。
【0021】ディジタル非圧縮音声10はインターリー
ブ回路49に入力し、インターリーブ回路49内では図
2や図6に示したようなインターリーブ処理がなされ
る。インターリーブ回路49からの出力のインターリー
ブ後音声データ50は音声バッファ51に保持された
後、非圧縮音声パケット14として出力される。この他
の部分の処理は図1の例と同じである。
【0022】このようにして、図1の例と同様の記録処
理が可能となる。
【0023】図10は、図9の例の記録回路に対応した
再生回路の例であり、図3の例においてのデインターリ
ーブ回路27の位置に音声バッファ52、補間回路29
の位置にデインターリーブ回路54、音声バッファ31
の位置に補間回路56が入るように入れ替えた例であ
る。
【0024】非圧縮音声パケット26は音声バッファ5
2に入力され非圧縮音声データ53が出力される。上記
非圧縮音声データ53はデインターリーブ回路54で図
4や図7に示したようなデインターリーブ処理がなさ
れ、デインターリーブ後音声55が出力される。上記デ
インターリーブ後音声55は補間回路56でエラーデー
タに対しては平均値補間等の処理が行われ、補間後デー
タ32が出力される。その他の部分の処理については図
3の例と同様に行われる。
【0025】このようにして、図3の例と同様の再生処
理が可能となる。
【0026】図11は、図1の例において音声バッファ
11とインターリーブ回路13とで行われる処理を1つ
の回路インターリーブ音声バッファ57で行うようにし
た例である。
【0027】ディジタル非圧縮音声10はインターリー
ブ音声バッファ57に保持されるが、出力の音声パケッ
ト14は図2や図6に示したようなインターリーブ処理
が行われるのと等化な効果が得られるように、データ出
力順が調整された結果によって構成される。この他の部
分の処理は図1の例と同じである。
【0028】このようにして、図1の例と同様の記録処
理が可能となる。
【0029】図12は、図11の例の記録回路に対応し
た再生回路の例であり、図3の例においてのデインター
リーブ回路27と音声バッファ31で行われる処理を1
つの回路デインターリーブ音声バッファ58で行うよう
にした例である。
【0030】非圧縮音声パケット26はデインターリー
ブ音声バッファ58で保持されるが、出力の非圧縮音声
59は図4や図7に示したようなデインターリーブ処理
が行われるのと等化な効果が得られるように、データ出
力順が調整された結果によって構成される。上記非圧縮
音声59は補間回路60に入力し、エラーデータに対し
ては平均値補間等の処理が行われ、補間後データ32が
出力される。この他の部分の処理は図1の例と同じであ
る。
【0031】このようにして、図3の例と同様の再生処
理が可能となる。
【0032】図13は図1の例をL、R、2チャンネル
の非圧縮音声に対して適用した例で、音声入力端子7の
代わりにLch音声入力端子61とRch音声入力端子
65、A/Dコンバータ9の代わりにLchA/Dコン
バータ63とRchA/Dコンバータ67、音声バッフ
ァ11の代わりに音声バッファ69を備えている。
【0033】Lch音声入力端子61から入力されたL
ch音声データ62はLchA/Dコンバータ63によ
ってディジタル非圧縮Lch音声64に変換される。R
ch音声入力端子65から入力されたRch音声データ
66はRchA/Dコンバータ67によってディジタル
非圧縮Rch音声68に変換される。ディジタル非圧縮
Lch音声64とディジタル非圧縮Rch音声68は音
声バッファ69で保持され、非圧縮音声データ12がイ
ンターリーブ回路13に送られる。インターリーブ回路
13では非圧縮音声データのLchデータ、Rchデー
タそれぞれ独立に/或いは併せた形で図2や図6に示し
たようなインターリーブ処理が行われ、非圧縮音声パケ
ット14を出力する。従って、例えばLchデータとR
chデータでパケット遅延量を変えたり、またLchデ
ータは図2に示したようなインターリーブ処理、Rch
データは図6に示したようなインターリーブ処理という
ようにインターリーブ処理の構造そのものを変えても良
い。画像データ側の処理と非圧縮音声パケット14が構
成されて以降の処理は図1の例と同様である。
【0034】このようにして、2チャンネル音声に対し
て図1の例と同様の本発明が実施可能となる。
【0035】図14は図13の例の記録回路に対応した
再生回路の例であり、音声バッファ31の代わりに音声
バッファ70、D/Aコンバータ27の代わりにLch
D/Aコンバータ72とRchD/Aコンバータ76、
音声出力端子35の代わりにLch音声出力端子74と
Rch音声出力端子78を備えている。
【0036】画像データ側の処理と非圧縮音声パケット
26が出力されるまでの処理は図3の例と同様である。
非圧縮音声パケット26内の一部のデータに対しては、
デインターリーブ回路27で遅延処理が施されるが、そ
の際は記録側のインターリーブ処理と対応する形でLc
hデータ、Rchデータそれぞれ独立に/或いは併せた
形で図4や図7に示したようなデインターリーブ処理が
行われ、非圧縮音声データ28として出力される。従っ
て、例えばLchデータとRchデータでパケット遅延
量が異なっていたり、またLchデータは図4に示した
ようなデインターリーブ処理、Rchデータは図7に示
したようなデインターリーブ処理というようにデインタ
ーリーブ処理の構造そのものを変えても、それが記録側
のインターリーブ処理と1対1に対応していれば良い。
補間回路29では、非圧縮音声データ28のうちエラー
部分に対して平均値補間等の補間処理を行い、補間後デ
ータ30を出力する。補間後データ30は音声バッファ
70で保持され、音声バッファ70からの出力のディジ
タル非圧縮Lch音声71はLchD/Aコンバータ7
2でD/A変換され、Lch音声データ73としてLc
h音声出力端子74に送られる。また、音声バッファ7
0からの出力のディジタル非圧縮Rch音声75はRc
hD/Aコンバータ76でD/A変換され、Rch音声
データ77としてRch音声出力端子78に送られる。
【0037】このようにして、2チャンネル音声に対し
て図3の例と同様の本発明が実施可能となる。
【0038】上記実施例に示した中の多重化回路部分に
関しては、実際はこの多重化方法はMPEGのシステム
ストリームを利用することも可能であり、パケットの長
さは任意に決めることができる。
【0039】バッファはMPEGのシステムストリーム
規格で定められたシステムターゲットデコーダ用バッフ
ァを意味するものである。
【0040】記録方法は、再生専用光ディスクを記録媒
体とする時は、ビデオエンコード、オーディオ、多重
化、記録処理は独立にオフラインで生成される。この場
合はそれぞれのデータを受け渡すファイル等が介在して
いても、上述した実施例から逸脱するものではない。
【0041】また、上述した記録媒体としては、再生専
用の光ディスク、磁気テープ、磁気ディスク等が考えら
れる。
【0042】更に本発明は上述した実施例に示された数
値等で限定されるものではない。
【0043】
【発明の効果】記録媒体上でのバーストエラーは、圧縮
画像にとってはそのままバースト的なもの、非圧縮音声
にとっては離散的なものになる。従って、非圧縮音声に
対しては補間等の処理が可能となり、エラーの影響を軽
減できる。また圧縮画像については、エラー部分の分散
による影響の増大等が生じることがない。
【0044】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したデータ記録装置の一実施例。
【図2】本発明に含まれるインターリーブ処理の一例。
【図3】本発明の適用したデータ再生装置の一実施例。
【図4】本発明に含まれるデインターリーブ処理の一例
で、図2のインターリーブ処理に対応したデインターリ
ーブ処理の一実施例。
【図5】図4の例を採用した本発明を適用した時の、バ
ーストエラーが生じた場合の影響の一例。
【図6】本発明に含まれるインターリーブ処理の別の実
施例。
【図7】本発明に含まれるデインターリーブ処理の一例
で、図6のインターリーブ処理に対応したデインターリ
ーブ処理の一実施例。
【図8】図7の例を採用した本発明を適用した時の、バ
ーストエラーが生じた場合の影響の一例。
【図9】図1の例での構成要素となる一部の回路の配置
を変えた記録装置の一例。
【図10】図3の例での構成要素となる一部の回路の配
置を変えた再生装置の一例。
【図11】図1の例での構成要素となる一部の回路を1
つの回路で代替した記録装置の一例。
【図12】図3の例での構成要素となる一部の回路を1
つの回路で代替した再生装置の一例。
【図13】図1の例で、2チャンネルの音声を対象とし
た場合の記録装置の一例。
【図14】図3の例で、2チャンネルの音声を対象とし
た場合の再生装置の一例。
【符号の説明】
1…画像入力端子、 3…ビデオエンコーダ、5
…画像バッファ、 7…音声入力端子、9…A/
Dコンバータ、 11…音声バッファ、13…イ
ンターリーブ回路、 15…多重化回路、17…
記録処理回路、19…記録媒体

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧縮画像データを予め定めた情報量ずつに
    切り分けた画像パケットと、非圧縮音声データを予め定
    めた情報量ずつに切り分けた音声パケットを連結して、
    データストリームを構成するデータ合成方法において、 上記画像パケットと上記音声パケットの連結の前に、上
    記非圧縮音声データについては、時間的に隣接する上記
    非圧縮音声データが異なるパケットに属するようにする
    インターリーブ処理を行い、その後に上記画像パケット
    と連結して上記データストリームを構成することを特徴
    とするデータ合成方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載のデータ合成方法により構成
    された上記データストリームを、更に、記録媒体に記録
    することを特徴とするデータ記録方法。
  3. 【請求項3】圧縮した画像データを保持する画像バッフ
    ァと、非圧縮音声データを保持する音声バッファと、上
    記画像バッファから圧縮画像データを入力し、また上記
    音声バッファから非圧縮音声データを入力して、予め定
    めた情報量であるパケット単位で圧縮画像データと非圧
    縮音声データを切り替えてデータストリームを出力する
    切り替え手段と、上記データストリームが記録される記
    録媒体とを備えるデータ記録装置において、 上記画像パケットと上記音声パケットの切り替えをする
    上記切り替え手段の前に、時間的に隣接する非圧縮音声
    データが別のパケットに属するようにするインターリー
    ブ処理手段を設けることを特徴とするデータ記録装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載のデータ合成方法、或いは請
    求項2記載のデータ記録方法において、 上記インターリーブ処理は、n個の上記非圧縮音声デー
    タL[0]〜L[n−1]で構成される非圧縮音声パケ
    ットに対して、偶数番目データL[2k](kはn/2
    未満の正の整数)をjパケット分(jは0でない整数)
    遅延させて、奇数番目データL[2k+1]がi番目パ
    ケットに属する場合に、偶数番目データL[2k]はi
    +j番目パケットに属するようにする処理であることを
    特徴とするデータ合成方法、或いはデータ記録方法。
  5. 【請求項5】請求項3記載のデータ記録装置において 上記インターリーブ処理手段は、n個の上記非圧縮音声
    データL[0]〜L[n−1]で構成される非圧縮音声
    パケットに対して、偶数番目データL[2k](kはn
    /2未満の正の整数)をjパケット分(jは0でない整
    数)遅延させて、奇数番目データL[2k+1]がi番
    目パケットに属する場合に、偶数番目データL[2k]
    はi+j番目パケットに属するように処理するものであ
    ることを特徴とするデータ記録装置。
  6. 【請求項6】請求項1記載のデータ合成方法、或いは請
    求項2記載のデータ記録方法において、上記インターリ
    ーブ処理は、2n個の上記非圧縮音声データL[0]〜
    L[2n−1]で構成される非圧縮音声パケットに対し
    て、偶数番目データL[2m](mはn未満の正の整
    数)をjパケット分(jは0でない整数)遅延させて、
    奇数番目データL[2m+1]のみがi番目パケットを
    構成する場合に、偶数番目データL[2m]のみがi+
    j番目パケットを構成するようにするものであることを
    特徴とするデータ合成方法、或いはデータ記録方法。
  7. 【請求項7】請求項3記載のデータ記録装置において、
    上記インターリーブ処理手段は、2n個の上記非圧縮音
    声データL[0]〜L[2n−1]で構成される非圧縮
    音声パケットに対して、偶数番目データL[2m](m
    はn未満の正の整数)をjパケット分(jは0でない整
    数)遅延させて、奇数番目データL[2m+1]のみが
    i番目パケットを構成する場合に、偶数番目データL
    [2m]のみがi+j番目パケットを構成するように処
    理するものであることを特徴とするデータ記録装置。
  8. 【請求項8】データストリームから予め定めた情報量ず
    つに切り分けられた圧縮画像パケットと予め定めた情報
    量ずつに切り分けられた非圧縮音声パケットそれぞれを
    分離し、圧縮画像データと非圧縮音声データを抽出する
    データ分離方法において、 圧縮画像パケットと非圧縮音声パケットの分離の後に、
    非圧縮音声データについては、時間的に隣接する非圧縮
    音声データが異なるパケットに属していたものが同一の
    パケットに属するように戻され、且つパケットの切れ目
    においても時間的連続性が保たれるようにするデインタ
    ーリーブ処理を行い、新たな非圧縮音声データ系列を再
    現することを特徴とするデータ分離方法。
  9. 【請求項9】請求項8記載のデータ分離方法における上
    記データストリームを記録媒体から読みだすことを特徴
    とするデータ再生方法。
  10. 【請求項10】記録媒体に記録されたデータストリーム
    から予め定めた情報量ずつに切り分けられた圧縮画像パ
    ケットと予め定めた情報量ずつに切り分けられた非圧縮
    音声パケットそれぞれを分離する切り替え手段と、上記
    圧縮画像データを保持する画像バッファと、上記非圧縮
    音声データを保持する音声バッファとを備えるデータ再
    生装置において、 上記切り替え手段による圧縮画像パケットと非圧縮音声
    パケットの分離処理の後に、非圧縮音声データについて
    は、時間的に隣接する非圧縮音声データが異なるパケッ
    トに属していたものが同一のパケットに属するように戻
    され、且つパケットの切れ目においても時間的連続性が
    保たれるように新たな非圧縮音声データ系列を再現する
    デインターリーブ処理手段を設けることを特徴とするデ
    ータ再生装置。
  11. 【請求項11】請求項8記載のデータ分離方法、或いは
    請求項9記載のデータ再生方法において、上記デインタ
    ーリーブ処理は、i番目パケットに属する奇数番目デー
    タL[2k+1](kはn/2未満の正の整数:nは1
    パケットを構成するデータ数)とi+j番目パケット
    (jは0でない整数)に属する偶数番目データL[2
    k]とを組み合わせてn個の上記非圧縮音声データL
    [0]〜L[n−1]を再現する処理であることを特徴
    とするデータ分離方法、或いはデータ再生方法。
  12. 【請求項12】請求項10記載のデータ再生装置におい
    て、上記デインターリーブ処理手段は、i番目パケット
    に属する奇数番目データL[2k+1](kはn/2未
    満の正の整数:nは1パケットを構成するデータ数)と
    i+j番目パケット(jは0でない整数)に属する偶数
    番目データL[2k]とを組み合わせてn個の上記非圧
    縮音声データL[0]〜L[n−1]を再現する処理を
    することを特徴とするデータ再生装置。
  13. 【請求項13】請求項8記載のデータ分離方法、或いは
    請求項9記載のデータ再生方法において、上記デインタ
    ーリーブ処理は、奇数番目データL[2m+1](mは
    n未満の正の整数:nは1パケットを構成するデータ
    数)のみで構成されるi番目パケットから取り出した上
    記奇数番目データL[2m+1]と、偶数番目データL
    [2m]のみで構成されるi+j番目パケット(jは0
    でない整数)から取り出した上記偶数番目データL[2
    m]とを組み合わせて、2n個の上記非圧縮音声データ
    L[0]〜L[2n−1]を再現するものであることを
    特徴とするデータ分離方法、或いはデータ再生方法。
  14. 【請求項14】請求項10記載のデータ再生装置におい
    て、上記デインターリーブ処理手段は、奇数番目データ
    L[2m+1](mはn未満の正の整数:nは1パケッ
    トを構成するデータ数)のみで構成されるi番目パケッ
    トから取り出した上記奇数番目データL[2m+1]
    と、偶数番目データL[2m]のみで構成されるi+j
    番目パケット(jは0でない整数)から取り出した上記
    偶数番目データL[2m]とを組み合わせて、2n個の
    上記非圧縮音声データL[0]〜L[2n−1]を再現
    する処理を行なうものであることを特徴とするデータ再
    生装置。
  15. 【請求項15】圧縮画像データを予め定めた情報量ずつ
    に切り分けた画像パケットと、非圧縮音声データを予め
    定めた情報量ずつに切り分けた音声パケットを連結し
    て、データストリームを構成し、記録媒体に記録再生す
    る記録方法及び/又は再生方法において、 上記画像パケットと上記音声パケットの連結の前に、上
    記非圧縮音声データについては、時間的に隣接する上記
    非圧縮音声データが異なるパケットに属するようにする
    インターリーブ処理を行い、その後に上記画像パケット
    と連結して上記データストリームを構成することを特徴
    とする画像・音声データ記録方法及び/又は再生方法。
  16. 【請求項16】圧縮した画像データを保持する画像バッ
    ファと、非圧縮音声データを保持する音声バッファと、
    上記画像バッファから圧縮画像データを入力し、また上
    記音声バッファから非圧縮音声データを入力して、予め
    定めた情報量であるパケット単位で圧縮画像データと非
    圧縮音声データを切り替えてデータストリームを出力す
    る切り替え手段と、上記データストリームが記録される
    記録媒体とを備えるデータ記録装置において、 上記音声バッファより前段に、時間的に隣接する非圧縮
    音声データが別のパケットに属するようにするインター
    リーブ処理手段を設けることを特徴とするデータ記録装
    置。
  17. 【請求項17】記録媒体に記録されたデータストリーム
    から予め定めた情報量ずつに切り分けられた圧縮画像パ
    ケットと予め定めた情報量ずつに切り分けられた非圧縮
    音声パケットそれぞれを分離する切り替え手段と、上記
    圧縮画像データを保持する画像バッファと、上記非圧縮
    音声データを保持する音声バッファとを備えるデータ再
    生装置において、 上記音声バッファの後段に、非圧縮音声データについて
    は、時間的に隣接する非圧縮音声データが異なるパケッ
    トに属していたものが同一のパケットに属するように戻
    され、且つパケットの切れ目においても時間的連続性が
    保たれるように新たな非圧縮音声データ系列を再現する
    デインターリーブ処理手段を設けることを特徴とするデ
    ータ再生装置。
  18. 【請求項18】請求項8、或いは請求項9、或いは請求
    項11、或いは請求項13記載のデータ分離方法、或い
    はデータ再生方法において、上記デインターリーブ処理
    後に音声の補間処理を行うことを特徴としたデータ分離
    方法、或いはデータ再生方法。
  19. 【請求項19】請求項10、或いは請求項12、或いは
    請求項14、或いは請求項17記載のデータ再生装置に
    おいて、上記デインターリーブ処理手段の後段に、音声
    の補間処理を行う補間処理手段を設けて、音声の補間処
    理を行うことを特徴としたデータ再生装置。
  20. 【請求項20】請求項1、或いは請求項2、或いは請求
    項4、或いは請求項6、或いは請求項8、或いは請求項
    9、或いは請求項11、或いは請求項13、或いは請求
    項18において音声は2チャンネルであることを特徴と
    するデータ合成方法、或いはデータ記録方法或いはデー
    タ分離方法、或いはデータ再生方法。
  21. 【請求項21】請求項3、或いは請求項5、或いは請求
    項7、或いは請求項10、或いは請求項12、或いは請
    求項14、或いは請求項17において音声は2チャンネ
    ルであることを特徴とするデータ記録装置、或いはデー
    タ再生装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1997047132A1 (fr) * 1996-06-06 1997-12-11 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Dispositif d'enregistrement, dispositif de reproduction et convertisseur
KR100496144B1 (ko) * 1997-03-25 2005-11-23 삼성전자주식회사 디브이디 오디오 디스크 및 이를 재생하는 장치 및 방법

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