Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JPH08298509A - データ通信装置 - Google Patents

データ通信装置

Info

Publication number
JPH08298509A
JPH08298509A JP7103617A JP10361795A JPH08298509A JP H08298509 A JPH08298509 A JP H08298509A JP 7103617 A JP7103617 A JP 7103617A JP 10361795 A JP10361795 A JP 10361795A JP H08298509 A JPH08298509 A JP H08298509A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transfer
terminal
data
reply
lan
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP7103617A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Ikeda
篤 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP7103617A priority Critical patent/JPH08298509A/ja
Publication of JPH08298509A publication Critical patent/JPH08298509A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Facsimile Transmission Control (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 データ通信装置をLANに接続し、送信側か
らのデータを受信した場合のLAN上の端末への通知や
転送に関する情報を認識することができ、使い勝手の向
上を図ること。 【構成】 データを有線通信回線120または無線通信
回線121から受信したデータを有線LANi/f12
2または無線LANi/f123を介して他の端末に受
信通知或いは受信データの転送を行う際の管理情報をR
AM103に蓄積する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデータの通信を行うデー
タ通信装置に関し、特にLANに接続可能なデータ通信
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、データ通信装置、例えばファ
クシミリ装置をLANに接続し、ファクシミリ装置が送
信側から送られたデータを受信した際にLAN上のパー
ソナルコンピュータ等の情報処理端末に対し受信があっ
たことを通知したり、受信したデータを転送するものが
知られている。
【0003】また、通常のファクシミリ装置では、送信
元電話番号、着信時間、受信枚数といった受信結果情報
を記憶しておき、オペレータの操作等により受信結果情
報を出力するものが一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら上記
従来例ではデータの受信があったことを通知したか否
か、受信データが転送されたか否かといった情報は認識
することができないといった問題点があった。
【0005】本発明は上述の問題点に鑑みてなされたも
ので、データ通信装置をLANに接続した場合の使い勝
手の向上を図るためのデータ通信装置を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】上記目的を達成
するために本発明のデータ通信装置は以下の構成を備え
る。即ち、LANに接続するための接続手段と、送信側
からのデータを受信する受信手段と、前記受信手段で受
信したことを前記LAN上の端末に通知する通知手段
と、前記通知手段で通知すべき端末を表すデータを記憶
する通知先記憶手段と、前記通知手段による通知に関わ
る履歴を記憶する通知履歴記憶手段と、前記通知先記憶
手段及び前記通知履歴記憶手段に記憶した内容を出力す
る出力手段とを有する。これによればデータの受信を通
知する通知先の情報及び該通知に関わる情報を認識する
ことができる。
【0007】また、LANに接続するための接続手段
と、送信側からのデータを受信する受信手段と、前記受
信手段で受信したデータを前記LAN上の端末に転送手
段と、前記転送手段で転送すべき端末を表すデータを記
憶する転送先記憶手段と、前記転送手段による転送に関
わる履歴を記憶する転送履歴記憶手段と、前記転送先記
憶手段及び前記転送履歴記憶手段に記憶した内容を出力
する出力手段とを有する。これによれば受信データの転
送先の情報及び該転送に関わる情報を認識することがで
きる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を詳
細に説明する。
【0009】(第1の実施例)図1は、本発明の一実施
例であるファクシミリ装置の構成を示すブロック図であ
る。
【0010】同図において、CPU101は、システム
制御部であり、装置全体を制御する。
【0011】ROM102は、CPUの制御プログラム
を格納するものである。
【0012】RAM103は、SRAM等で構成され、
プログラム制御変数等を格納するためのものである。ま
た、オペレータが登録した設定値や装置の管理データ等
や各種ワーク用バッファもRAMに格納されるものであ
る。
【0013】蓄積メモリ104は、DRAM等で構成さ
れ、画像データを蓄積するものである。
【0014】解像度変換処理部105は、ラスタデータ
のミリ−インチ変換等の解像度変換制御を行なうもので
ある。
【0015】通信用符号化復号化処理部106は、読取
時及び記録時の符号化方式と通信時の符号化方式が異な
る場合に、通信用に符号化を行なうものである。
【0016】読取/記録用符号化復号化処理部107
は、読取時及び記録時に画像データの符号化、復号化処
理を行なう。
【0017】MODEM108は、ファクシミリの送受
信信号の変復調を行なうものであり、NCU109は、
選択信号(タイヤルパルスまたはトーンダイヤラ)を有
線回線i/f117を介して有線通信回線120に、あ
るいは無線回線i/f118を介して無線通信回線12
1に送出する機能を有し、呼び出し音の検出による自動
着信動作も行なう。
【0018】有線/無線回線制御部119は、有線回線
i/f117及び無線回線i/f118の制御を行な
う。
【0019】スキャナ111は、CSイメージセンサ、
原稿搬送機構などで構成され、原稿を光学的に読み取っ
て電気的な画像データに変換するものである。
【0020】画像処理部110は、読み取られた画像デ
ータに補正処理を施して高精細な画像データを出力する
ものである。
【0021】操作部112は、キーボード等で構成さ
れ、オペレータが各種入力操作を行なうためのものであ
る。
【0022】外部表示部113は、LCD、LED等で
ユーザに表示通知するためのものである。
【0023】プリンタフォーマッタ114は、ワークス
テーションなどからのファイルデータのプリントを行な
う際に、プリンタ記述言語を解析し、画像データに変換
するものである。
【0024】プリンタ115は、受信画像やファイルデ
ータを記録紙に記録する装置である。
【0025】有線LANi/f122は有線LAN12
5に、無線LANi/f123は無線LAN126にフ
ァクシミリ装置を接続するためのインターフェイスであ
り、有線LANi/f122及び無線LANi/f12
3は有線/無線LAN制御部124によって制御され
る。
【0026】LAN制御部116は、有線LANあるい
は無線LAN上のサーバまたは端末とデータの授受を行
なうために、データの処理を行なうものである。
【0027】図2は、図1に示したファクシミリ装置の
接続形態の一例を示す概略図である。
【0028】201は、図1に示したファクシミリ装置
であり、直接有線および無線LANに接続可能なファク
シミリ装置である。
【0029】202は、該ファクシミリ装置の接続され
ているLANのサーバマシンであり、LANおよびLA
N上のファイルの管理を行なう。
【0030】203および204は、有線LAN125
に接続されたクライアントマシン(情報処理端末)であ
る。
【0031】205は、クライアントマシンからのプリ
ント要求を受け付け、プリンタに出力する制御を行なう
プリンタサーバであり、206は、プリント画像データ
を出力するプリンタである。
【0032】207は、無線LAN126に設置された
クライアントマシンである。
【0033】208は、電話回線120を通してファク
シミリ装置201と通信を行なうファクシミリである。
【0034】209は、無線基地局であり、ファクシミ
リ装置201と無線回線121を通してファクシミリの
通信を行なう。
【0035】210は、回線網であり、ファクシミリや
無線基地局を回線網210に接続している電話回線12
0による通信を行う。
【0036】図3は、本実施例におけるファクシミリ装
置201の通信管理情報を保持するための領域のデータ
構造を示した図である。なお、通信管理情報は、合計で
40通信分の情報を保持できるように、図1のRAM1
03に配置されている。通信数が40を超えると、古い
ものから順に上書きされていく。また、個々の通信管理
情報は、同図に示すように、それぞれ301から312
の領域から構成される。
【0037】通信管理番号301は、個々の通信を識別
するための管理番号を保持する領域である。
【0038】相手先電話番号302は、通信回線を介し
てファクシミリ伝送の手順で通知された電話番号、送信
時にユーザによって入力された電話番号、または、送信
時にユーザによって選択された宛先の電話番号など、個
々の通信に関する相手先の電話番号を保持する領域であ
る。
【0039】相手先略称303は、通信回線を介してフ
ァクシミリ伝送の手順で通知された略称、または、送信
時に送信側のユーザによって選択された宛先の略称な
ど、個々の通信に関する相手先の略称を保持する領域で
ある。
【0040】通信種別304は、送信、受信、ポーリン
グ、同報、親展、中継、メモリ、タイマ、手動、自動と
いった要素に加え、LANへ上のクライアントマシンの
転送要求を伴う通信か否かを示す要素から構成される、
個々の通信の種類を分類するための情報を保持する領域
である。
【0041】通信開始時刻305は、個々の通信の開始
時刻を保持する領域である。
【0042】通信時間306は、個々の通信の所要時間
を保持するための領域である。
【0043】通信結果307は、個々の通信が正常に終
了したか否かの情報を保持する領域である。
【0044】ページ数308は、個々の通信によって正
常に伝送されたページの数を保持する領域である。
【0045】なお、以上の301から308の各領域に
は、送信または受信のファクシミリ通信処理が終了する
とき、自動的に適当なデータが書き込まれる。
【0046】転送時刻309は、該当する通信がLAN
上のクライアントマシンへの転送要求を伴う場合にのみ
有効で、要求されたクライアントマシンへの画像の転送
が終了したとき、または、要求されたクライアントマシ
ンへの転送ができず、予めクライアントマシン毎に定め
られた代行先のクライアントマシンへ転送が行われたと
きの時刻を保持する領域である。
【0047】転送先名称310は、該当する通信がLA
N上のクライアントマシンへの転送要求を伴う場合にの
み有効で、要求されたクライアントマシンの名称を保持
する領域である。
【0048】代行先名称311は、該当する通信がLA
N上のクライアントマシンへの転送要求を伴う場合にの
み有効で、要求されたクライアントマシンへの転送がで
きず、予め各クライアントマシンに対応させて定められ
た代行先へ転送が行われたときに使用し、その代行先の
クライアントマシンを表す名称を保持する領域である。
【0049】返信時刻312は、該当する通信がLAN
上のクライアントマシンへの転送要求を伴う場合にのみ
有効で、要求されたクライアントマシンまたは予め定め
られた代行先のクライアントマシンへの転送が完了した
旨を、通信回線を介して送信元のファクシミリ装置に返
信したときの時刻を保持する領域である。
【0050】なお、以上の309から312の各領域
は、送信または受信のファクシミリ通信処理が終了する
とき、自動的に初期化される。
【0051】図4は、受信画像の転送と、通信管理情報
の転送に関する領域の更新の処理を詳細に記述したフロ
ーチャートである。
【0052】まず、ステップS401において、受信画
像が存在するか否かを判定する。もし、受信画像が存在
するならばステップS402に進み、そうでなければス
テップS401を繰り返す。
【0053】ステップS402では、ステップS401
において判定された受信画像が、LAN上のクライアン
トマシンへの転送要求を伴うものであるか否かを判定す
る。もし、受信画像がLAN上のクライアントマシンへ
の転送要求を伴うものであるならば、すなわち、前述し
たように、受信処理の終了とともに保持された図3の通
信種別304の内容にLAN上のクライアントマシンへ
の転送要求を示すデータが書き込まれているならば、ス
テップS403に進み、そうでなければステップS40
1に戻る。例えば、図3に示された通信管理番号301
が0001および0002の通信ならばステップS40
3に進み、通信管理番号301が0003の通信ならば
ステップS401に戻ることになる。
【0054】ステップS403では、図3の転送先名称
310に、ファクシミリ伝送の手順等で送信側から要求
された転送先のクライアントマシンへを表す名称を保存
し、ステップS404に進む。例えば、図3に示した通
信管理番号301が0001の通信であれば、“yuk
io_a”が要求された転送先のクライアント名称であ
る。
【0055】次に、ステップS404において、要求さ
れた転送先のクライアントマシンに画像の転送が可能か
否かをを判定する。もし、可能であるならばステップS
405に進む。
【0056】ステップS405では、要求された転送先
のクライアントマシンに受信通知を行い該画像データを
LANを介して転送し、転送が完了したならばステップ
S406に進む。
【0057】ステップS406では、転送が完了した時
刻を、図3の転送時刻309に保存し、ステップS40
1に戻る。
【0058】一方、ステップS404において、要求さ
れた転送先のクライアントマシンの電源が切れているな
どの理由で、画像の転送が不可能であると判定されたな
らば、ステップS407に進む。
【0059】ステップS407では、要求された転送先
のクライアントマシンに画像の転送が不可能であった場
合に参照される、予め定められた代行先のクライアント
マシンに対して、該画像データの代行転送が可能か否か
をを判定する。もし、可能であるならばステップS40
8に進み、そうでなければステップS401に戻る。
【0060】ステップS408では、 ステップS40
5と同様な方法で、要求された転送先のクライアントマ
シンの代行先のクライアントマシンに受信通知を行い該
画像データをLANを介して転送し、転送が完了したな
らばステップS409に進む。
【0061】ステップS409では、図3の代行先名称
311に、代行先の名称を保存し、ステップS406に
進む。例えば、図3に示した通信管理番号301が00
02の通信であれば、要求された転送先のクライアント
“nokku_y”への転送ができず、代行先の“ry
utaro_k”に代行転送されたことを意味する。
【0062】以上のステップで、通信管理情報の転送に
関する領域が更新される。
【0063】図5は、送信元への返信と、通信管理情報
の返信に関する領域の更新の処理を詳細に記述したフロ
ーチャートである。この処理は、図4に示した要求され
たクライアントマシンに対する受信画像の転送の処理と
は非同期に実行される。
【0064】まず、ステップS501において、要求さ
れたクライアントマシンまたは代行先クライアントマシ
ンに対する画像データの転送が完了し、その旨を送信元
のファクシミリ装置に知らせなければならない返信待ち
の事象が返信待ち行列に存在するか否かを判定する。も
し、返信待ちの事象が存在するならばステップS502
に進み、そうでなければステップS501を繰り返す。
【0065】ステップS502では、送信元のファクシ
ミリ装置に対する返信の処理を開始し、 ステップS5
03において、返信が終了するのを待つ。
【0066】返信が終了したならばステップS504に
進み、返信処理が成功したか否かを判定する。もし、成
功したならばステップS505に進み、そうでなければ
ステップS501に戻る。
【0067】ステップS505では、返信が完了した時
刻を、図3の返信時刻312に保存し、ステップS50
6に進む。
【0068】ステップS506では、返信待ち行列から
該返信事象を削除し、ステップS501に戻る。
【0069】以上のステップで、通信管理情報の返信に
関する領域が更新される。
【0070】図6は、通信管理レポートの印刷処理を示
したフローチャートである。この処理は、ユーザのオペ
レーションによって通信管理レポート印刷の要求を受け
たときや、印刷の済んでいない通信管理情報が40通信
分溜まったときなどに実行される。
【0071】まず、ステップS601において、図1の
RAM103上に配置された図3に示すような通信管理
情報を読み取り、ステップS602に進む。
【0072】ステップS602では、読み取った通信管
理情報を印刷するために成形し、ステップS603に進
む。
【0073】ステップS603では、成形された通信管
理情報を図1のプリンタフォーマッタ114を介してプ
リンタ115に送り、通信管理レポートを印刷して、通
信管理レポートの印刷処理を終了する。
【0074】以上のステップで、通信管理レポートが印
刷される。
【0075】図7に、通信管理レポートの印刷結果の一
例を示す。
【0076】この印刷結果から、ユーザは以下のことを
知ることができる。
【0077】(1)通信管理番号が0001、000
2、および、0005の通信は、通信種別の項目から、
LAN上の特定のクライアントマシンに対する画像の転
送を要求していることがわかる。
【0078】(2)通信管理番号が0003および00
04の通信は、通信種別の項目から、LAN上の特定の
クライアントマシンへの転送を要求をしていないファク
シミリ通信であることがわかる。
【0079】(3)通信管理番号が0001の通信は、
転送先名称の項目から転送先のクライアント名称が“y
ukio_a”で、転送時刻の項目から’95.04/
0110:15:24に画像の転送が完了し、返信時刻
の項目から’95.04/01 10:20:31に送
信元ファクシミリ装置に転送完了の旨を返信したことが
わかる。
【0080】(4)通信管理番号が0002の通信は、
転送先名称の項目から転送先のクライアント名称が“n
okku_y”だが、何らかの理由で転送ができず、同
項目から代行先として“ryutaro_k”が選択さ
れ、転送時刻の項目から’95.04/01 10:4
2:17に画像の代行転送が完了したが、返信時刻の項
目から送信元ファクシミリ装置に対して代行転送完了の
旨をまだ返信していないことがわかる。
【0081】(5)通信管理番号が0005の通信は、
転送先名称の項目から転送先のクライアント名称が“t
omil_m”だが、転送時刻の項目から少なくとも画
像の転送がまだ行われていないことがわかる。
【0082】(その他の実施例)前述の第1の実施例で
は、図6のステップS603において、ステップS60
2で成形された通信管理情報を図1のプリンタフォーマ
ッタ114を介してプリンタ115に送り、通信管理レ
ポートを印刷するように記述したが、このステップで、
成形された通信管理情報をLANを介して予め定められ
た特定のクライアントマシンに送るように変更すれば、
通信管理レポートを紙面ではなく電子化された情報とし
て配送することができるファクシミリ装置を容易に構築
できる。
【0083】また第1の実施例では、図3に示すように
転送時刻309の領域を用意し、この領域に有効な時刻
情報が書き込まれているか否かによって、転送が完了し
たか否かを識別しているが、転送時刻の領域を単に転送
が完了したか否かを保持する転送履歴の領域に変更すれ
ば、情報量は若干減少するものの、少ないRAM容量で
同様な効果のあるファクシミリ装置を構築することがで
きる。
【0084】また同様に、第1の実施例では、図3に示
すように返信時刻312の領域を用意し、この領域に有
効な時刻情報が書き込まれているか否かによって、返信
が完了したか否かを識別しているが、返信時刻の領域を
単に返信が完了したか否かを保持する返信履歴の領域に
変更すれば、情報量は若干減少するものの、少ないRA
M容量で同様な効果のあるファクシミリ装置を構築する
ことができる。
【0085】さらに、第1の実施例では、図1に示すよ
うに、LANと直接接続するためにLAN制御部11
6、有線/無線LAN制御部124、有線LANi/f
122、および、無線LANi/f123をファクシミ
リ装置内部に収容するように構成されているが、この部
分をいわゆるパーソナルコンピュータなどの情報処理端
末に代替させ、ファクシミリ装置に情報処理端末と接続
するためのインタフェース手段を収容すれば、より安価
で同様な効果のあるファクシミリ装置を提供することが
できる。
【0086】さらに、第1の実施例では、受信画像をL
AN上の特定のクライアントマシンに転送するファクシ
ミリ装置について記述したが、図3の転送時刻309お
よび転送先名称310をそれぞれ通知時刻および通知先
名称の領域とし、図4のステップS405およびステッ
プS408を単に受信があった旨の通知のみするように
変更し、同図に記述された「転送」を「通知」と読み替
え、受信画像をLAN上の特定のクライアントマシンに
転送するのではなく、単に受信があった旨をLAN上の
特定のクライアントマシンに通知を行い、クライアント
マシンのオペレータの操作で受信データを引き出せるよ
うにしてもよい。
【0087】また、本発明は、LANの種類に依存しな
いことは言うまでもない。
【0088】さらに、第1の実施例では、通信管理レポ
ートとともに転送に関する情報を管理し、かつ、記録す
るように述べたが、受信画像の転送に関する情報を独立
に管理し、かつ、記録しても全く問題はない。
【0089】さらに、実施例1では、符号化された一般
的なファクシミリ画像を対象に記述してあるが、ITU
−T勧告のBFTモード等で伝送されたバイナリデータ
等の転送や通知であっても、本発明を使用することがで
きる。
【0090】さらに、通信管理情報は、40通信分を超
えると古いものから上書きされるような構成になってい
るが、クライアントに転送して送信元に転送結果を返信
したものから順次消去するようにしてもよい。これにつ
いて図8について説明する。新しい通信があると通信管
理情報が40通信分を越えたかどうかを判断する(80
1)。40通信分を越えていない場合は40通信になる
まで通信管理情報を蓄積する。40通信を越えている場
合、最も古い通信管理情報を検索し(802)、以下の
項目をチェックする。
【0091】まず、その通信管理情報に該当するファイ
ルがクライアントマシンに転送するファイルかどうかを
チェックする。これは、図3に示す転送先名称の有無に
よって判断すればよい。転送先名称のない場合、すなわ
ちクライアントマシンに転送するファイルでない場合
は、その通信管理情報を消去し最新の通信管理情報を記
憶する(S806)。一方転送先名称がある場合、すな
わちクライアントマシンに転送するファイルの場合、次
にクライアントマシンに転送済かどうかを判断する(S
804)。これは転送時刻の有無によって判断すればよ
い。転送時刻がある場合、次に送信元に転送結果を返信
したかどうかを判断する(S805)。これは返信時刻
の有無によって判断すればよい。返信済の場合、その通
信管理情報を消去して最新の通信管理情報を消去し最新
の通信管理情報を記憶する(806)。一方転送済又は
返信済でない場合は、次に古い通信管理情報を抽出し
て、同様の処理をくりかえす。これによってクライアン
トマシンに該当するファイルを転送し、転送した結果を
送信元に返信することが確実にできるようになる。
【0092】ここで転送済かどうか(804)、返信済
かどうか(805)を時刻によって判断しているがこれ
とは別に転送済、転送失敗、未転送、返信済、返信失
敗、未返信などの項目を別の項目として設けてもよい。
これによって転送失敗、返信失敗などのときも確実にオ
ペレータに通知できる。さらに、消去する通信管理情報
が1つもない場合には、それ以降の通信を確実に管理で
きないので通信をうけつけないようにすることが好まし
い。
【0093】以上説明したようにこれら実施例によれ
ば、ファクシミリ装置201は受信画像が転送されたか
否かあるいは受信の旨が通知されたか否かといった情報
を紙面に印刷、または、特定のクライアントに配送する
ことが可能になる。
【0094】これにより、管理者あるいはユーザは、単
に受信画像の転送や通知の詳細情報を得られるようにな
るだけでなく、印刷または配送された情報によって、メ
モリを占有する転送あるいは通知待ちの画像の存在を用
意に知ることができるようになり、必要に応じて、メモ
リを占有している転送先あるいは通知先のクライアント
に対応するユーザにメモリの解放等を直接促すこともで
きるようになる。このためメモリを効率的に管理でき
る。
【0095】
【発明の効果】以上説明した様に本発明によればデータ
通信装置をLANに接続し、送信側からのデータを受信
した場合のLAN上の端末への通知や転送に関する情報
を認識することができ、使い勝手の向上を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるファクシミリ装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】図1に示したファクシミリ装置の接続形態の一
例を示す概略図である。
【図3】図1に示したファクシミリ装置の通信管理情報
を保持するための領域のデータ構造を示した図である。
【図4】受信画像の転送と、通信管理情報の転送に関す
る領域の更新の処理を詳細に記述したフローチャートで
ある。
【図5】送信元への返信と、通信管理情報の返信に関す
る領域の更新の処理を詳細に記述したフローチャートで
ある。
【図6】通信管理レポートの印刷処理を示したフローチ
ャートである。
【図7】通信管理レポートの印刷結果の一例である。
【図8】通信管理情報の更新処理を示したフローチャー
トである。
【符号の説明】
101 CPU 102 ROM 103 RAM 104 蓄積メモリ 105 解像度変換処理部 106 通信用符号化復号化処理部 107 読取/記録用符号化復号化処理部 108 MODEM 109 NCU 110 画像処理部 111 スキャナ 112 操作部 113 外部表示部 114 プリンタフォーマッタ 115 プリンタ 116 LAN制御部 117 有線回線i/f 118 無線回線i/f 119 有線/無線回線制御部 120 有線回線 121 無線回線 122 有線LANi/f 123 無線LANi/f 124 有線/無線LAN制御部 125 有線LAN 126 無線LAN

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 LANに接続するための接続手段と、 送信側からのデータを受信する受信手段と、 前記受信手段で受信したことを前記LAN上の端末に通
    知する通知手段と、 前記通知手段で通知すべき端末を表すデータを記憶する
    通知先記憶手段と、 前記通知手段による通知に関わる履歴を記憶する通知履
    歴記憶手段と、 前記通知先記憶手段及び前記通知履歴記憶手段に記憶し
    た内容を出力する出力手段とを有することを特徴とする
    データ通信装置。
  2. 【請求項2】 前記通知手段は通知すべき端末に通知で
    きない場合に予め端末毎に設定した代行端末に通知し、
    前記通知先記憶手段は通知すべき端末及び代行端末を表
    すデータを記憶することを特徴とする請求項1に記載の
    データ通信装置。
  3. 【請求項3】 更に、前記LAN上の端末に前記受信手
    段で受信したことを通知したことを前記送信側に返信す
    る返信手段と、前記返信手段の返信に関わる履歴を記憶
    する返信履歴記憶手段とを有し、前記出力手段は更に前
    記返信履歴記憶手段に記憶した内容を出力することを特
    徴とする請求項1に記載のデータ通信装置。
  4. 【請求項4】 LANに接続するための接続手段と、 送信側からのデータを受信する受信手段と、 前記受信手段で受信したデータを前記LAN上の端末に
    転送手段と、 前記転送手段で転送すべき端末を表すデータを記憶する
    転送先記憶手段と、 前記転送手段による転送に関わる履歴を記憶する転送履
    歴記憶手段と、 前記転送先記憶手段及び前記転送履歴記憶手段に記憶し
    た内容を出力する出力手段とを有することを特徴とする
    データ通信装置。
  5. 【請求項5】 前記転送手段は転送すべき端末に転送で
    きない場合に予め端末毎に設定した代行端末に転送し、
    前記転送先記憶手段は転送すべき端末及び代行端末を表
    すデータを記憶することを特徴とする請求項4に記載の
    データ通信装置。
  6. 【請求項6】 更に、前記LAN上の端末に前記受信手
    段で受信したデータを転送したことを前記送信側に返信
    する返信手段と、前記返信手段の返信に関わる履歴を記
    憶する返信履歴記憶手段とを有し、前記出力手段は更に
    前記返信履歴記憶手段に記憶した内容を出力することを
    特徴とする請求項4に記載のデータ通信装置。
  7. 【請求項7】 前記履歴には処理が完了したか否かのデ
    ータを含むことを特徴とする請求項1或いは請求項4に
    記載のデータ通信装置。
  8. 【請求項8】 前記履歴には時刻データが含まれること
    を特徴とする請求項1或いは請求項4に記載のデータ通
    信装置。
JP7103617A 1995-04-27 1995-04-27 データ通信装置 Withdrawn JPH08298509A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7103617A JPH08298509A (ja) 1995-04-27 1995-04-27 データ通信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7103617A JPH08298509A (ja) 1995-04-27 1995-04-27 データ通信装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08298509A true JPH08298509A (ja) 1996-11-12

Family

ID=14358737

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7103617A Withdrawn JPH08298509A (ja) 1995-04-27 1995-04-27 データ通信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08298509A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3296920B2 (ja) ファクシミリ装置
CN1135827C (zh) 转发收到的传真消息的方法及设备
JPH08298581A (ja) ファクシミリ装置
JPH11305967A (ja) 遠隔印刷システム
JP3673653B2 (ja) 画像形成装置、画像形成装置管理システムおよび自機情報送信方法
JPH08298509A (ja) データ通信装置
KR100577645B1 (ko) 화상형성장치 및 그의 문서정보 관리방법
JPH09205513A (ja) 画像処理装置
JPH1155448A (ja) ファクシミリ装置
JP3119555B2 (ja) ファクシミリ装置
JP3622007B2 (ja) インターネットファクシミリ装置
JP3582624B2 (ja) ファクシミリ通信システムおよびファクシミリ装置
JP2003169184A (ja) ファクシミリ装置
JPH06105172A (ja) ファクシミリ装置
JP3562907B2 (ja) ファクシミリ装置
JP3062340B2 (ja) ファクシミリ装置
JP3021099B2 (ja) ファクシミリ装置およびその登録データ出力方法
KR19980074587A (ko) 팩시밀리의 송신페이지 전송방법
JP2005191672A (ja) ファクシミリ装置
KR19990016541A (ko) 팩시밀리의 수신 저장된 메시지의 프린트 방법
JPH1155493A (ja) ファクシミリ装置
JP2004180128A (ja) 情報処理装置のプログラム及び通信端末装置
JPH09107202A (ja) 出力装置及びファクシミリ装置
JPH0385959A (ja) ファクシミリ装置
JP2004180005A (ja) 情報処理装置のプログラム及び通信端末装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020702