JPH08297659A - 文字列変換処理方式 - Google Patents
文字列変換処理方式Info
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- JPH08297659A JPH08297659A JP7102480A JP10248095A JPH08297659A JP H08297659 A JPH08297659 A JP H08297659A JP 7102480 A JP7102480 A JP 7102480A JP 10248095 A JP10248095 A JP 10248095A JP H08297659 A JPH08297659 A JP H08297659A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】指定した文字列の意味，外国語，類似語，反対
語，同音異義語などの指定情報を検索表示し、指定した
形式で本文中に容易に取り込めるようにする。 【構成】文字列を検索キーとする複数の変換辞書ファイ
ルから成る変換辞書記憶部１と、端末装置２と、画面上
の文章から処理対象の文字列を選択する文字列選択手段
３と、変換処理の詳細内容を指定するコントロールウイ
ンドウを表示させるコントロールウインドウ表示手段４
と、辞書検索手段５と、変換実行手段６とを備える。利
用者がコントロールウインドウ上で変換モードを指定す
ると、辞書検索手段５が変換辞書記憶部１の指定された
変換辞書ファイルを検索し、検索結果の変換文字列を表
示する。変換文字列の一つを選択し動作モードの指定を
行うと、変換実行手段６が動作モードに応じて文章中の
文字列を変換文字列に置換したり、変換文字列に文字列
の後に挿入したりして文章記憶領域７を更新する。
語，同音異義語などの指定情報を検索表示し、指定した
形式で本文中に容易に取り込めるようにする。 【構成】文字列を検索キーとする複数の変換辞書ファイ
ルから成る変換辞書記憶部１と、端末装置２と、画面上
の文章から処理対象の文字列を選択する文字列選択手段
３と、変換処理の詳細内容を指定するコントロールウイ
ンドウを表示させるコントロールウインドウ表示手段４
と、辞書検索手段５と、変換実行手段６とを備える。利
用者がコントロールウインドウ上で変換モードを指定す
ると、辞書検索手段５が変換辞書記憶部１の指定された
変換辞書ファイルを検索し、検索結果の変換文字列を表
示する。変換文字列の一つを選択し動作モードの指定を
行うと、変換実行手段６が動作モードに応じて文章中の
文字列を変換文字列に置換したり、変換文字列に文字列
の後に挿入したりして文章記憶領域７を更新する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は文字列変換処理方式に関
し、特にコンピュータを利用して文書の作成編集を行う
情報処理装置において、作成した文章中の指定した文字
列の意味，外国語，類似語，反対語，同音異義語などを
検索し、文章中に取り込める文字列変換処理方式に関す
る。
し、特にコンピュータを利用して文書の作成編集を行う
情報処理装置において、作成した文章中の指定した文字
列の意味，外国語，類似語，反対語，同音異義語などを
検索し、文章中に取り込める文字列変換処理方式に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、ワードプロセッサなどの文書の作
成および編集を行う情報処理装置においては、かな（ロ
ーマ字）漢字変換に伴う同音異義語の選択や文字列の挿
入，削除，訂正，移動，複写などの基本的な編集機能に
加え、指定した文字列をサーチしたり、サーチした文字
列を一括または対話形式で他の文字列に置換したりする
機能や、変換辞書を備えて文字列の意味や用例などを検
索し表示する機能を有するものが知られている。
成および編集を行う情報処理装置においては、かな（ロ
ーマ字）漢字変換に伴う同音異義語の選択や文字列の挿
入，削除，訂正，移動，複写などの基本的な編集機能に
加え、指定した文字列をサーチしたり、サーチした文字
列を一括または対話形式で他の文字列に置換したりする
機能や、変換辞書を備えて文字列の意味や用例などを検
索し表示する機能を有するものが知られている。
【０００３】すなわち、特開平４―７７９５２号公報に
は、かな漢字変換時に選択候補漢字と共にその用例を表
示する例が、特開平４―１４８４６６号公報には同義語
や反意語を表示する例が、特開平３―１６０５５５号公
報には外国語を表示する例が記載されている。又、特開
平４―８８４６３号公報には、漢字変換後の単語や熟語
の意味，用例を表示する例が、特開平５―２８２２９０
号公報には読み方や意味を表示する例が、特開平５―１
８９４７４号公報には、片カナ表記の外来語の原語や意
味を表示する例が示されている。
は、かな漢字変換時に選択候補漢字と共にその用例を表
示する例が、特開平４―１４８４６６号公報には同義語
や反意語を表示する例が、特開平３―１６０５５５号公
報には外国語を表示する例が記載されている。又、特開
平４―８８４６３号公報には、漢字変換後の単語や熟語
の意味，用例を表示する例が、特開平５―２８２２９０
号公報には読み方や意味を表示する例が、特開平５―１
８９４７４号公報には、片カナ表記の外来語の原語や意
味を表示する例が示されている。
【０００４】これら各公報の記載は、それぞれ特定の変
換辞書を検索して取得した情報を単に表示するのみのも
のが大部分であり、一部に検索された類似語などを元の
単語や熟語に代えて置換することが示されているのみで
ある。
換辞書を検索して取得した情報を単に表示するのみのも
のが大部分であり、一部に検索された類似語などを元の
単語や熟語に代えて置換することが示されているのみで
ある。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
は、かな漢字変換時に候補漢字の選択を支援するために
辞書検索した内容を単に表示するのみのものが多く、一
部に検索された類似語などを文章中の元の単語と置換で
きるものがあるが、変換辞書の用途が限定されており有
効に活用されていないという問題点がある。又、その操
作性についても統一されてないため、利用者にとって使
いやすいものとは言い難い。
は、かな漢字変換時に候補漢字の選択を支援するために
辞書検索した内容を単に表示するのみのものが多く、一
部に検索された類似語などを文章中の元の単語と置換で
きるものがあるが、変換辞書の用途が限定されており有
効に活用されていないという問題点がある。又、その操
作性についても統一されてないため、利用者にとって使
いやすいものとは言い難い。
【０００６】本発明の目的は、このような欠点を除去す
るもので、作成した文章中の指定した文字列の意味，外
国語，類似語，反対語，同音異義語などを検索し、参照
や置換のみならず文章中に取り込むことができ、各種文
書の作成，編集に検索結果を容易かつ統一的な操作性で
有効に活用できる文字列変換処理方式を提供することで
ある。
るもので、作成した文章中の指定した文字列の意味，外
国語，類似語，反対語，同音異義語などを検索し、参照
や置換のみならず文章中に取り込むことができ、各種文
書の作成，編集に検索結果を容易かつ統一的な操作性で
有効に活用できる文字列変換処理方式を提供することで
ある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】請求項１の文字列変換処
理方式は、文字列を検索キーとしそれぞれ異なる種類の
変換文字列を格納した複数の変換辞書ファイルから成る
変換辞書記憶部と、文章表示画面に表示された文章の中
から処理対象となる文字列を選択する文字列選択手段
と、変換辞書ファイルを選択するための変換モード表示
欄と辞書検索結果の変換文字列を表示するための変換文
字列表示部と変換処理の種別を選択するための動作モー
ド表示欄とを含むコントロールウインドウを前記文章表
示画面の一部に表示させるコントロールウインドウ表示
手段と、前記文字列選択手段により選択された文字列を
キーとして前記変換モード表示欄で指定された変換辞書
ファイルを検索し得られた変換文字列を前記変換文字列
表示部に選択可能な形式で表示する辞書検索手段と、前
記変換文字列表示部に表示された変換文字列のうちの選
択された変換文字列に対し前記動作モード表示欄で指定
された変換種別の変換処理を前記文章表示画面中の選択
された文字列に対して選択実行する変換実行手段とを備
えて構成されている。
理方式は、文字列を検索キーとしそれぞれ異なる種類の
変換文字列を格納した複数の変換辞書ファイルから成る
変換辞書記憶部と、文章表示画面に表示された文章の中
から処理対象となる文字列を選択する文字列選択手段
と、変換辞書ファイルを選択するための変換モード表示
欄と辞書検索結果の変換文字列を表示するための変換文
字列表示部と変換処理の種別を選択するための動作モー
ド表示欄とを含むコントロールウインドウを前記文章表
示画面の一部に表示させるコントロールウインドウ表示
手段と、前記文字列選択手段により選択された文字列を
キーとして前記変換モード表示欄で指定された変換辞書
ファイルを検索し得られた変換文字列を前記変換文字列
表示部に選択可能な形式で表示する辞書検索手段と、前
記変換文字列表示部に表示された変換文字列のうちの選
択された変換文字列に対し前記動作モード表示欄で指定
された変換種別の変換処理を前記文章表示画面中の選択
された文字列に対して選択実行する変換実行手段とを備
えて構成されている。
【０００８】請求項２の文字列変換処理方式は、請求項
１記載の文字列変換処理方式において、前記変換辞書記
憶部が、文字列の意味を格納した意味変換辞書ファイ
ル、文字列に対応する外国語を格納した外国語変換辞書
ファイルと、文字列の類似語を格納した類似語変換辞書
ファイルと、文字列の反対語を格納した反対語変換辞書
ファイルと、文字列の同音異義語を格納した同音異義語
変換辞書ファイルとを含むことを特徴としている。
１記載の文字列変換処理方式において、前記変換辞書記
憶部が、文字列の意味を格納した意味変換辞書ファイ
ル、文字列に対応する外国語を格納した外国語変換辞書
ファイルと、文字列の類似語を格納した類似語変換辞書
ファイルと、文字列の反対語を格納した反対語変換辞書
ファイルと、文字列の同音異義語を格納した同音異義語
変換辞書ファイルとを含むことを特徴としている。
【０００９】請求項３の文字列変換処理方式は、請求項
１又は請求項２記載の文字列変換処理方式において、前
記動作モード表示欄に表示される変換処理の種別が、前
記文章表示画面中の選択された文字列を前記変換文字列
表示部に表示された変換文字列のうちの選択された変換
文字列で置換する置換処理と、前記変換文字列表示部に
表示された変換文字列のうちの選択された変換文字列を
前記文章表示画面中の選択された文字列の後に挿入する
取込み処理と、前記変換文字列表示部に表示された変換
文字列のうちの選択された変換文字列を前記文章表示画
面中の選択された文字列の後に括弧付きで挿入する括弧
付き取込み処理と、参照のみで変換を行わない参照処理
とを含むことを特徴としている。
１又は請求項２記載の文字列変換処理方式において、前
記動作モード表示欄に表示される変換処理の種別が、前
記文章表示画面中の選択された文字列を前記変換文字列
表示部に表示された変換文字列のうちの選択された変換
文字列で置換する置換処理と、前記変換文字列表示部に
表示された変換文字列のうちの選択された変換文字列を
前記文章表示画面中の選択された文字列の後に挿入する
取込み処理と、前記変換文字列表示部に表示された変換
文字列のうちの選択された変換文字列を前記文章表示画
面中の選択された文字列の後に括弧付きで挿入する括弧
付き取込み処理と、参照のみで変換を行わない参照処理
とを含むことを特徴としている。
【００１０】
【作用】利用者が文字列変換処理を指定して、文章表示
画面の表示文章の中から文字列選択手段により文字列を
指定すると、コントロールウインドウ表示手段が変換文
字列表示部，変換モード表示欄，動作モード表示欄を含
むコントロールウインドウを画面の一部に表示させる。
利用者が変換モード表示欄で変換モードを指定すると辞
書検索手段が変換辞書記憶部の指定された変換辞書ファ
イルを検索し、得られた変換文字列を変換文字列表示部
に選択可能な形式で表示する。変換文字列表示部に表示
された変換文字列のうちの一つを選択し、動作モード表
示欄により変換種別を指定すると、変換実行手段が選択
された変換文字列を指定された形式で文章中に取り込む
処理を実行する。
画面の表示文章の中から文字列選択手段により文字列を
指定すると、コントロールウインドウ表示手段が変換文
字列表示部，変換モード表示欄，動作モード表示欄を含
むコントロールウインドウを画面の一部に表示させる。
利用者が変換モード表示欄で変換モードを指定すると辞
書検索手段が変換辞書記憶部の指定された変換辞書ファ
イルを検索し、得られた変換文字列を変換文字列表示部
に選択可能な形式で表示する。変換文字列表示部に表示
された変換文字列のうちの一つを選択し、動作モード表
示欄により変換種別を指定すると、変換実行手段が選択
された変換文字列を指定された形式で文章中に取り込む
処理を実行する。
【００１１】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【００１２】図１は本発明の一実施例の構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【００１３】本実施例の文字列変換処理方式は、図１に
示すように、文字列を検索キーとし異なる種類の変換文
字列を格納した複数の変換辞書ファイル（１１〜１５）
から成る変換辞書記憶部１と、キーボード及び表示画面
を備えた端末装置２と、端末装置２の画面に表示された
文章から変換処理の対象となる文字列を選択する文字列
選択手段３と、変換処理の詳細条件を指定するためのコ
ントロールウインドウを画面の一部に表示させるコント
ロールウインドウ表示手段４と、コントロールウインド
ウ上の変換モード表示欄で指定された変換辞書ファイル
を検索し、検索結果として得られた変換文字列を変換文
字列表示部に表示させる辞書検索手段５と、変換文字列
表示部に表示された変換文字列のうちの選択された変換
文字列を抽出し、文章表示画面中の選択された文字列に
対して動作モード表示欄で指定された変換種別の変換処
理を選択実行する変換実行手段６とを備えて構成されて
いる。なお、文章記憶領域７は、端末装置２の表示画面
に表示される作成中または作成済み文章が記憶されてい
るメモリ領域である。
示すように、文字列を検索キーとし異なる種類の変換文
字列を格納した複数の変換辞書ファイル（１１〜１５）
から成る変換辞書記憶部１と、キーボード及び表示画面
を備えた端末装置２と、端末装置２の画面に表示された
文章から変換処理の対象となる文字列を選択する文字列
選択手段３と、変換処理の詳細条件を指定するためのコ
ントロールウインドウを画面の一部に表示させるコント
ロールウインドウ表示手段４と、コントロールウインド
ウ上の変換モード表示欄で指定された変換辞書ファイル
を検索し、検索結果として得られた変換文字列を変換文
字列表示部に表示させる辞書検索手段５と、変換文字列
表示部に表示された変換文字列のうちの選択された変換
文字列を抽出し、文章表示画面中の選択された文字列に
対して動作モード表示欄で指定された変換種別の変換処
理を選択実行する変換実行手段６とを備えて構成されて
いる。なお、文章記憶領域７は、端末装置２の表示画面
に表示される作成中または作成済み文章が記憶されてい
るメモリ領域である。
【００１４】利用者は、文章記憶領域７に記憶されてい
る文章を端末装置２の表示画面に順次表示させながら、
その中の文字列を指定して変換処理を行う。図２は、こ
のときの表示画面の一例を示している。文章表示画面２
０に表示された文章の中から文字列変換処理のため文字
列（例えば「東洋」の２文字）を指定すると、文字列選
択手段３がこれを検出し、コントロールウインドウ表示
手段４を起動して指定された文字列を渡す。コントロー
ルウインドウ表示手段４は、文章表示画面２０の一部に
コントロールウインドウ４０を表示させる。
る文章を端末装置２の表示画面に順次表示させながら、
その中の文字列を指定して変換処理を行う。図２は、こ
のときの表示画面の一例を示している。文章表示画面２
０に表示された文章の中から文字列変換処理のため文字
列（例えば「東洋」の２文字）を指定すると、文字列選
択手段３がこれを検出し、コントロールウインドウ表示
手段４を起動して指定された文字列を渡す。コントロー
ルウインドウ表示手段４は、文章表示画面２０の一部に
コントロールウインドウ４０を表示させる。
【００１５】コントロールウインドウ４０は、図３に示
すように、文章中から選択された文字列を表示する文字
列表示欄４１と、この文字列に対する変換辞書検索結果
の変換文字列を表示する変換文字列表示部４２と、検索
する変換辞書ファイルを指定するための変換モード表示
欄４３と、検索結果の変換文字列を元の文章中にどう反
映させるかを指定するための動作モード表示欄４４とか
ら構成されている。
すように、文章中から選択された文字列を表示する文字
列表示欄４１と、この文字列に対する変換辞書検索結果
の変換文字列を表示する変換文字列表示部４２と、検索
する変換辞書ファイルを指定するための変換モード表示
欄４３と、検索結果の変換文字列を元の文章中にどう反
映させるかを指定するための動作モード表示欄４４とか
ら構成されている。
【００１６】変換モード表示欄４３には、変換辞書記憶
部１に含まれる意味変換辞書ファイル１１，外国語変換
辞書ファイル１２，類似語変換辞書ファイル１３，反対
語変換辞書ファイル１４及び同音異義語変換辞書ファイ
ル１５に対応する５個の指定領域（1.意味，2.外国語，
3.類似語，4.反対語，5.同音異義語）があり、利用者は
キーボード又はマウスを用いて希望する変換モードを指
定する。
部１に含まれる意味変換辞書ファイル１１，外国語変換
辞書ファイル１２，類似語変換辞書ファイル１３，反対
語変換辞書ファイル１４及び同音異義語変換辞書ファイ
ル１５に対応する５個の指定領域（1.意味，2.外国語，
3.類似語，4.反対語，5.同音異義語）があり、利用者は
キーボード又はマウスを用いて希望する変換モードを指
定する。
【００１７】変換モードが指定されると、辞書検索手段
５が指定された文字列に関連する情報を変換辞書記憶部
１の指定された変換辞書ファイルから検索し、変換文字
列表示部４２に検索結果の変換文字列を表示する。この
場合、複数の変換文字列が存在する場合には、任意のも
のを選択できるように、各変換文字列にキーボードから
の選択用の識別符号を付けてそれぞれ行を変えて表示す
る。
５が指定された文字列に関連する情報を変換辞書記憶部
１の指定された変換辞書ファイルから検索し、変換文字
列表示部４２に検索結果の変換文字列を表示する。この
場合、複数の変換文字列が存在する場合には、任意のも
のを選択できるように、各変換文字列にキーボードから
の選択用の識別符号を付けてそれぞれ行を変えて表示す
る。
【００１８】動作モード表示欄４４は、検索結果の変換
文字列を元の文章中にどう反映させるかという変換処理
の種別を選択指定するためのものであり、元の文字列を
選択された変換文字列で置換する置換処理（Ａ．置換）
と、選択された変換文字列を元の文字列の後に挿入する
取込み処理（Ｂ．取込み）と、選択された変換文字列を
元の文字列の後に括弧付きで挿入する括弧付き取込み処
理（Ｃ．（取込み））と、参照のみで変換を行わない参
照処理（Ｘ．閉じる）との４種類の動作モードが選択で
きる。
文字列を元の文章中にどう反映させるかという変換処理
の種別を選択指定するためのものであり、元の文字列を
選択された変換文字列で置換する置換処理（Ａ．置換）
と、選択された変換文字列を元の文字列の後に挿入する
取込み処理（Ｂ．取込み）と、選択された変換文字列を
元の文字列の後に括弧付きで挿入する括弧付き取込み処
理（Ｃ．（取込み））と、参照のみで変換を行わない参
照処理（Ｘ．閉じる）との４種類の動作モードが選択で
きる。
【００１９】図３は、図２の文章から「東洋」の２文字
を指定したときのコントロールウインドウ４０の状態を
示しており、文字列表示欄４１には文章表示画面２０の
文章から選択された文字列「東洋」が表示されている。
又、変換モード表示欄４３及び動作モード表示欄４４
は、それぞれ既定値に設定された変換モード「1.意味」
及び参照動作モード「Ｘ．閉じる」に設定され、変換文
字列表示部４２には検索結果の３個の変換文字列が表示
されている。この状態で必要な参照を済ませた後に実行
キーを押すと、コントロールウインドウ４０は消滅す
る。
を指定したときのコントロールウインドウ４０の状態を
示しており、文字列表示欄４１には文章表示画面２０の
文章から選択された文字列「東洋」が表示されている。
又、変換モード表示欄４３及び動作モード表示欄４４
は、それぞれ既定値に設定された変換モード「1.意味」
及び参照動作モード「Ｘ．閉じる」に設定され、変換文
字列表示部４２には検索結果の３個の変換文字列が表示
されている。この状態で必要な参照を済ませた後に実行
キーを押すと、コントロールウインドウ４０は消滅す
る。
【００２０】図３の状態で利用者が動作モード表示欄４
４から参照以外の動作モードを選択すると、変換文字列
表示部４２に変換文字列を選択するカーソルバーが表示
される（規定値として１行目の変換文字列上）ので、希
望の変換文字列を選択して実行キーを押すと、変換実行
手段６が選択された変換文字列を取り出して指定された
形式で文章中に取り込む処理を実行し、文章記憶領域７
の内容を変更する。これにより、文章表示画面２０の表
示も更新される。
４から参照以外の動作モードを選択すると、変換文字列
表示部４２に変換文字列を選択するカーソルバーが表示
される（規定値として１行目の変換文字列上）ので、希
望の変換文字列を選択して実行キーを押すと、変換実行
手段６が選択された変換文字列を取り出して指定された
形式で文章中に取り込む処理を実行し、文章記憶領域７
の内容を変更する。これにより、文章表示画面２０の表
示も更新される。
【００２１】図４は、この際のコントロールウインドウ
の状態と文章表示画面の文字列の更新の状態を示したも
のである。図４（ａ）は、動作モードが置換処理の場合
を、図４（ｂ）は、動作モードが取込み処理の場合を、
図４（ｃ）は、動作モードが括弧付き取込み処理の場合
をそれぞれ示している。
の状態と文章表示画面の文字列の更新の状態を示したも
のである。図４（ａ）は、動作モードが置換処理の場合
を、図４（ｂ）は、動作モードが取込み処理の場合を、
図４（ｃ）は、動作モードが括弧付き取込み処理の場合
をそれぞれ示している。
【００２２】上述の説明では、変換モード及び動作モー
ドには規定値を設定し、文章中の文字列の指定によりコ
ントロールウインドウに規定値の状態の変換文字列を表
示するよう述べたが、規定値を設定しなくても差し支え
ない。又、変換モードとしては、意味，外国語，類似
語，反対語，同音異義語の５モードで説明したが、これ
以外の例えば漢字の読み方などを検索するモードを追加
したり、不要なモードを削除したりすることもできる。
動作モードとしても、検索された変換文字列を元の文字
列の後に挿入するのではなく、文字列の後には注記番号
のみを挿入し、変換文字列は当該頁の最下部に脚注とし
て挿入するなどの脚注モードを設定することも可能であ
る。
ドには規定値を設定し、文章中の文字列の指定によりコ
ントロールウインドウに規定値の状態の変換文字列を表
示するよう述べたが、規定値を設定しなくても差し支え
ない。又、変換モードとしては、意味，外国語，類似
語，反対語，同音異義語の５モードで説明したが、これ
以外の例えば漢字の読み方などを検索するモードを追加
したり、不要なモードを削除したりすることもできる。
動作モードとしても、検索された変換文字列を元の文字
列の後に挿入するのではなく、文字列の後には注記番号
のみを挿入し、変換文字列は当該頁の最下部に脚注とし
て挿入するなどの脚注モードを設定することも可能であ
る。
【００２３】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の文字列変
換処理方式は、複数種の変換辞書ファイル（意味，外国
語，類似語，反対語，同音異義語など）を備え、コント
ロールウインドウによる複数メニューの選択という統一
した操作で、必要とする関連情報を検索し参照できるの
みならず、これらの情報を指定した形式で元の文章中に
取り込むことができる。
換処理方式は、複数種の変換辞書ファイル（意味，外国
語，類似語，反対語，同音異義語など）を備え、コント
ロールウインドウによる複数メニューの選択という統一
した操作で、必要とする関連情報を検索し参照できるの
みならず、これらの情報を指定した形式で元の文章中に
取り込むことができる。
【００２４】これにより、日本語文章の作成，編集を行
う場合や電子メールを受信した際などに、難しい言葉が
出てきても統一した手順で必要な情報を検索でき、参照
のみならず文章中への取り込みができるので、従来より
も高度な文章処理が可能となる効果がある。
う場合や電子メールを受信した際などに、難しい言葉が
出てきても統一した手順で必要な情報を検索でき、参照
のみならず文章中への取り込みができるので、従来より
も高度な文章処理が可能となる効果がある。
【図１】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図２】本実施例における端末装置の表示画面例を示す
説明図である。
説明図である。
【図３】コントロールウインドウの画面構成例を示す説
明図である。
明図である。
【図４】コントロールウインドウからの指定による文字
列変換処理の説明図である。
列変換処理の説明図である。
１ 変換辞書記憶部 ２ 端末装置 ３ 文字列選択手段 ４ コントロールウインドウ表示手段 ５ 辞書検索手段 ６ 変換実行手段 ７ 文章格納ファイル １１ 意味変換辞書ファイル １２ 外国語変換辞書ファイル １３ 類似語変換辞書ファイル １４ 反対語変換辞書ファイル １５ 同音異義語変換辞書ファイル ２０ 文章表示画面 ４０ コントロールウインドウ ４１ 文字列表示欄 ４２ 変換文字列表示部 ４３ 変換モード表示欄 ４４ 動作モード表示欄
Claims (3)
- 【請求項１】 文字列を検索キーとしそれぞれ異なる種
類の変換文字列を格納した複数の変換辞書ファイルから
成る変換辞書記憶部と、文章表示画面に表示された文章
の中から処理対象となる文字列を選択する文字列選択手
段と、変換辞書ファイルを選択するための変換モード表
示欄と辞書検索結果の変換文字列を表示するための変換
文字列表示部と変換処理の種別を選択するための動作モ
ード表示欄とを含むコントロールウインドウを前記文章
表示画面の一部に表示させるコントロールウインドウ表
示手段と、前記文字列選択手段により選択された文字列
をキーとして前記変換モード表示欄で指定された変換辞
書ファイルを検索し得られた変換文字列を前記変換文字
列表示部に選択可能な形式で表示する辞書検索手段と、
前記変換文字列表示部に表示された変換文字列のうちの
選択された変換文字列に対し前記動作モード表示欄で指
定された変換種別の変換処理を前記文章表示画面中の選
択された文字列に対して選択実行する変換実行手段とを
備えたことを特徴とする文字列変換処理方式。 - 【請求項２】 前記変換辞書記憶部が、文字列の意味を
格納した意味変換辞書ファイル、文字列に対応する外国
語を格納した外国語変換辞書ファイルと、文字列の類似
語を格納した類似語変換辞書ファイルと、文字列の反対
語を格納した反対語変換辞書ファイルと、文字列の同音
異義語を格納した同音異義語変換辞書ファイルとを含む
ことを特徴とする請求項１記載の文字列変換処理方式。 - 【請求項３】 前記動作モード表示欄に表示される変換
処理の種別が、前記文章表示画面中の選択された文字列
を前記変換文字列表示部に表示された変換文字列のうち
の選択された変換文字列で置換する置換処理と、前記変
換文字列表示部に表示された変換文字列のうちの選択さ
れた変換文字列を前記文章表示画面中の選択された文字
列の後に挿入する取込み処理と、前記変換文字列表示部
に表示された変換文字列のうちの選択された変換文字列
を前記文章表示画面中の選択された文字列の後に括弧付
きで挿入する括弧付き取込み処理と、参照のみで変換を
行わない参照処理とを含むことを特徴とする請求項１又
は請求項２記載の文字列変換処理方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7102480A JPH08297659A (ja) | 1995-04-26 | 1995-04-26 | 文字列変換処理方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7102480A JPH08297659A (ja) | 1995-04-26 | 1995-04-26 | 文字列変換処理方式 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08297659A true JPH08297659A (ja) | 1996-11-12 |
Family
ID=14328626
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7102480A Pending JPH08297659A (ja) | 1995-04-26 | 1995-04-26 | 文字列変換処理方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08297659A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015041309A (ja) * | 2013-08-23 | 2015-03-02 | 株式会社ナカヨ | 文書表示中に参照情報を表示する方法 |
| JP2016085516A (ja) * | 2014-10-23 | 2016-05-19 | 学校法人立命館 | 文字入力システム、辞書データ、及びコンピュータプログラム |
| JP2020537208A (ja) * | 2017-09-13 | 2020-12-17 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーションＩｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ Ｂｕｓｉｎｅｓｓ Ｍａｃｈｉｎｅｓ Ｃｏｒｐｏｒａｔｉｏｎ | 文字列の動的生成方法、コンピュータ・システム、コンピュータ・プログラム、および記録媒体 |
Citations (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
1995
- 1995-04-26 JP JP7102480A patent/JPH08297659A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980210 |