JPH08286759A - 静摩擦を補償するロボット駆動制御方法 - Google Patents
静摩擦を補償するロボット駆動制御方法Info
- Publication number
- JPH08286759A JPH08286759A JP7112610A JP11261095A JPH08286759A JP H08286759 A JPH08286759 A JP H08286759A JP 7112610 A JP7112610 A JP 7112610A JP 11261095 A JP11261095 A JP 11261095A JP H08286759 A JPH08286759 A JP H08286759A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- torque command
- torque
- shaft
- robot
- command
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000003068 static effect Effects 0.000 title claims description 28
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 27
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 2
- 230000002829 reductive effect Effects 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000002441 reversible effect Effects 0.000 description 1
- 230000003313 weakening effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25J—MANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
- B25J9/00—Programme-controlled manipulators
- B25J9/16—Programme controls
- B25J9/1628—Programme controls characterised by the control loop
- B25J9/1641—Programme controls characterised by the control loop compensation for backlash, friction, compliance, elasticity in the joints
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
- G05B2219/00—Program-control systems
- G05B2219/30—Nc systems
- G05B2219/41—Servomotor, servo controller till figures
- G05B2219/41156—Injection of vibration anti-stick, against static friction, dither, stiction
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Robotics (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Feedback Control In General (AREA)
- Control Of Position Or Direction (AREA)
Abstract
する際の遅れを改善する。 【構成】 軸を駆動するモータの速度vf が設定値Δv
以下で、軸が停止している際には、トルク指令Tcか
ら、静止摩擦トルクよりも僅かに小さいトルクを出力す
る程度の補償トルク指令F−ΔFを、所定時間毎加算も
しくは減算し、この補正されたトルク指令Tc´で、モ
ータを駆動する(S1〜S11)。これにより、静止し
ていた軸を移動させようとする場合、トルク指令Tcが
僅かに上昇しただけで該軸を移動させることができ、移
動開始時の遅れを短くすることができる。最大でも、上
記補償トルク指令F−ΔFの加算減算周期の1/2程度
の遅れに抑えることができる。移動開始後はクーロン摩
擦トルク程度のトルクを発生する補償トルク指令Tm を
トルク指令に加算する(S12〜14)。
Description
法に関する。
動作を開始する際に、静摩擦に打ち勝つだけのトルクを
与えるまでは該軸は動き出さない。そのため動作開始に
遅れが生じてしまう。また、ロボットは複数の軸(例え
ば6軸)で構成され、ロボットの動作に応じてある軸は
移動しているが、他の軸は停止しているという現象が生
じる。そして、停止している軸が移動開始するとき、上
述したように静摩擦のために遅れが生じると滑らかなロ
ボット動作が生じない。従来、摩擦を補償する方法とし
て、ロボットの回転方向にしたがって、正又は負の一定
値のトルクを加えるクーロン摩擦補償方法が知られてい
る。このクーロン摩擦補償方法は、図5(a)に示すよ
うに、軸が負方向に移動している間には、負の一定値の
クーロン摩擦補償量のトルクを該軸に加え(該軸を駆動
するモータからクーロン摩擦補償量のトルクを該軸に加
え)、正方向に移動している間には正の一定値のクーロ
ン摩擦補償量のトルクを該軸に加えるものである。しか
し、この方法では、速度が0のとき、トルクがばたつく
ことから、このばたつきを防止するために図5(b)に
示すように、速度0の近傍で、該クーロン摩擦補償のト
ルクを0にする方法や、又は図5(c)に示すようなヒ
ステリシス的にクーロン摩擦補償のトルクを加える方法
が採用されている。
補償方法では停止しているロボット軸の上述した遅れを
補償することはできない。図5(a)や図5(c)のク
ーロン摩擦補償方法においては、例えば、軸が負方向に
移動して停止している際には、該軸には負方向の一定値
のクーロン摩擦補償量のトルクがかかっており、停止か
ら再び移動を開始するとき、その方向が負方向であれば
静摩擦が補償されるが、逆に正方向に移動する場合に
は、移動しようとする方向とは逆のトルクがかかってお
り、その分移動開始に遅れが生じる。このように、停止
前の移動方向と停止後に移動する方向が逆の場合には、
クーロン摩擦補償の方法では静摩擦が補償されず、逆に
応答の遅れを増大させる作用をなしている。また、図5
(b)に示す方法では、速度が0の近傍では、補償トル
クが0であり静摩擦は全く補償されていない。そこで、
本発明の目的は、ロボットの軸が静止している状態から
移動開始する際の遅れを改善するロボット駆動制御方法
を提供することにある。
いる間、静摩擦より小さいトルクがディザ的に発生する
ように、該軸を駆動するモータに対しディザ的に補償ト
ルク指令を加えることによって、静止している軸が移動
を開始するときの静摩擦を補償し該軸の遅れを防止す
る。とくに、モータを駆動制御する制御系のゲインを小
さくしてロボットの剛性制御を行う場合に、この静摩擦
補償を行うことによって剛性制御をより能率的に行うよ
うにする。
ディザ的トルク指令によって、該軸は静止している間、
ディザ的に静摩擦より小さいトルクが加えられることに
なる。加えられたトルクは静摩擦より小さいトルクであ
るから、該軸は移動することはない。しかし、該軸を移
動させる場合には、移動指令によるトルク指令にデッザ
的に加えられた補償トルク指令が加算もしくは減算され
るから、補償トルク指令がトルク指令の方向と一致し加
算されたときには、静摩擦トルクより大きなトルクを発
生させるから、軸はすばやく移動開始することになる。
その遅れは、最大で、補償トルク指令の繰り返し周期の
半周期程度の遅れとなり、停止状態から移動開始までの
遅れ時間を短くすることができる。
ンを小さくしてロボットの剛性制御を行う場合、ゲイン
が低下していることから、移動指令に対する軸の移動の
応答は遅くなる。即ち、停止状態から移動を開始しよう
とする際には該軸を駆動するモータからは低トルクしか
発生せず、静摩擦に打ち勝つために必要なトルクになる
までは時間を要する。そこで、このロボットの剛性制御
を行う場合に、軸が低ししている間に静摩擦より小さい
トルクをディザ的に軸に加えることによって、静止状態
から移動開始するまでの時間を短くすることができ、ロ
ボットの剛性制御をより効率的、能率的に行うことがで
きる。又、外力によりロボットのツール先端点を移動さ
せる場合にも、小さな外力でロボットを動き出させるこ
とができる。
制御系の要部ブロック図である。図2中、1はロボット
を制御するホストプロセッサで、補間、直交座標系の座
標値から各軸の回転角への変換,逆変換等を行うと共
に、ロボットの各軸へ位置指令を分配する。2はホスト
プロセッサ1とディジタルサーボ回路3のプロセッサ間
の情報の伝達を仲介する共有RAMで、ホストプロセッ
サ1が書き込んだ位置指令等のデータをディジタルサー
ボ回路3のプロセッサに受け渡し、ディジタルサーボ回
路3のプロセッサが書き込んだアラーム情報等をホスト
プロセッサに引き渡す機能を行うものである。3はディ
ジタルシグナルプロセッサ等で構成されるディジタルサ
ーボ回路でプロセッサ,ROM,RAM等で構成され、
ロボットの各軸のサーボモータの制御を行う。4はトラ
ンジスタインバータ等で構成されるサーボアンプで、5
はサーボモータである。また、6はサーボモータ5の位
置、速度を検出する位置・速度検出器であり、検出され
たサーボモータの位置、速度はディジタルサーボ回路3
にフィードバックされている。なお、サーボアンプ4,
サーボモータ5は1軸のみを図示している。このロボッ
トを制御する制御系は従来の制御系と同一であり、詳細
は省略する。
軸のサーボモータ5を駆動制御するサーボ系のブロック
図であり、このサーボ系も従来と同一の構成である。相
違する点は、後述するように当該軸が停止している間、
当該軸を駆動するサーボモータ5よりディザ的トルクを
発生するようにディザ的トルク指令を該サーボモータ5
に与える点である。
して送られてきた位置指令から位置・速度検出器6から
の位置のフィードバック値を減算し位置偏差を求め、該
位置偏差に位置ループゲインKpを乗じて速度指令Vc
を求める。即ち、従来と同様の位置ループ制御を行って
速度指令Vcを求める。この速度指令Vcから位置・速
度検出器6からの速度フィードバック値Vf を減じて速
度偏差を求め、従来の速度ループ制御と同様に比例積分
制御を行いトルク指令(電流指令)Tc を求める。この
速度ループ制御によって得られたトルク指令Tc に設定
されている摩擦トルク分を補償するための補償トルクT
f を加算し、この補正されたトルク指令(Tc +Tf )
でサーボモータ5を駆動する。なお、図3中K2は速度
ループの比例ゲイン、K1は速度ループの積分ゲインで
あり、Sはラプラス演算子を示す。また、電流ループは
ゲインが1として省略している。
て求められたトルク指令Tcに付加する補償トルク指令
Tf が従来と異なるものである。本発明においては、軸
の移動速度が0のときには当該軸を駆動するサーボモー
タに対しては摩擦を補償する補償トルク指令Tf として
図4に示すようなディザ的トルク指令を付加し、軸が移
動すると、従来と同様にクーロン摩擦トルクと同等のト
ルクを発生するトルク指令を補償トルク指令Tf として
付加するようにしている。軸停止時に付加するディザ的
トルク指令は、図4に示すように、静摩擦トルクに対応
するトルク指令の大きさFより僅かの量ΔFだけ小さい
大きさを持ち、設定された短時間Δt交互(1周期2Δ
t)に符号の反転するトルクである。
態を該軸を駆動するサーボモータの速度で検出し、位置
・速度検出器からの速度フィードバック値vf の絶対値
が設定値Δvより小さいときには、当該軸は停止してい
るとみなし、図4に示すようなディザ的な補償トルク指
令Tf をトルク指令Tcに付加し、速度フィードバック
値vf の絶対値が設定地Δvより大きくなると、その速
度方向に合わせ調整されたクーロン摩擦に対応するトル
ク指令Tmをトルク指令Tcに加算もしくは減算してサ
ーボモータへのトルク指令とするものである。即ち、こ
の補償トルク指令Tf は次のようになる。
Tf =F−ΔF (2i+1)Δt≦t<(2i+2)Δtのときは、T
f =−(F−ΔF) (なお、i=0,1,2,…) |vf |>Δvのとき vf >0のときは、Tf =Tm vf <0のときは、Tf =−Tm ただし、Δvは正の設定値、Fは静摩擦に対応するトル
ク指令の大きさ、ΔFは設定値、Tm はクーロク摩擦に
対応するトルク指令の大きさであり、これらΔv、Tm
、及び上記Δt、F−ΔFの値は調整によって決めら
れる。
ッサがサーボモータ5を駆動制御するため、所定位置・
速度ループ周期毎に実行する処理のフローチャートであ
る。
ッサ1から送られてくる位置指令と、位置・速度検出器
6からの位置のフィードバック値に基づいて、従来と同
様に位置ループ処理を行い速度指令Vcを求める(ステ
ップS1)。次に位置・速度検出器6からの速度フィー
ドバック値vf を読み(ステップS2)、ステップS1
で求めた速度指令Vcと速度フィードバック値vf より
従来と同様に速度ループ処理を行いトルク指令Tcを求
める(ステップS3)。
ードバック値vf の絶対値が設定値Δv以下か否か判断
し(ステップS4)、サーボモータ5が停止状態(該サ
ーボモータ5によって駆動される軸が停止状態)で、速
度フィードバック値vf の絶対値が設定値Δv以下であ
れば、指標iが(Im /2)より小さいか否か判断する
(ステップS5)。なお、指標iはロボット制御装置に
電源が投入されたときに「0」に初期設定されている。
また、上記Im の値は、ディザ的補償トルク指令の繰り
返し周期に対応する値であり、この図1で示す位置・速
度ループ処理の周期をτとするとτ・Im /2が図4に
おけるΔtに対応するものであり、設定値Im として調
整されて設定されているものである。
は、ステップS3で求めたトルク指令Tcに設定された
静摩擦補償量に対応する補償トルク指令値F−ΔFを加
算してサーボモータ5へのトルク指令Tc´とする(ス
テップS6)。静摩擦補償量に対応する補償トルク指令
値F−ΔFは、静摩擦トルクよりも僅かに小さいトルク
をサーボモータ5が出力するよう調整して設定されるも
のである。次に、指標iを「1」インクリメントし(ス
テップS8)、該指標iがディザ的トルクの1周期に対
応する数のIm 以上か判断し(ステップS9)、未満で
あれば、ステップS11に移行し、ステップS6で求め
た補正されたトルク指令Tc´を電流ループに出力し、
サーボモータ5を駆動する。
止状態にあり、速度フィードバック値vf の絶対値が設
定値Δv以下である間は、ステップS1〜S9、S11
の処理を繰り返し、該サーボモータ5から静摩擦トルク
よりも小さい正のトルク(F−ΔFに対応するトルク)
を出力する。そしてステップS5で指標iがIm /2の
値以上になったことが判断されると、ステップS7に移
行しステップS3で求めたトルク指令Tcから補償トル
ク指令値F−ΔFを減じた値Tc´をサーボモータ5へ
のトルク指令値とし、ステップS8、S9の処理を行っ
た後ステップS11で電流ループにこの補正トルク指令
Tc´を出力する。そして、指標iの値が設定値Im の
値になると、ステップS9からステップS10に移行し
指標iを「0」にセットしステップS11に進む。
が「0」である時の状況を考える。速度フィードバック
値vf の絶対値が設定値Δv以下である間は、指標iが
0から(Im /2)−1の間は、正の補償トルク指令値
F−ΔFをサーボモータ5に出力し、指標iが(Im /
2)から(Im −1)の間は負の補償トルク指令値F−
ΔFをサーボモータ5に出力し、サーボモータ5は、Δ
t(=τ・Im /2)時間毎正負の補償トルク指令F−
ΔFを交互に図4に示すように出力し、静止している軸
を駆動するサーボモータを駆動することになる。
指令Tcが「0」ではなく、正、負いずれか一方にモー
タを駆動するトルク指令Tcであると、ステップS6若
しくはステップS7で、該トルク指令Tcに補償トルク
指令値F−ΔFが加算若しくは減算されることになり、
トルク指令Tcの方向(正負)と補償トルク指令値F−
ΔFの方向が一致したときには、ステップS3で求めた
トルク指令TcがΔF以上になるだけで、静摩擦トルク
以上のトルクをモータから発生されることができるの
で、静止状態から移動開始するまでの時間を短くするこ
とができる。最大に遅れてもディザ的トルク指令の半周
期のΔtの遅れですむ。
動して、ステップS4で、速度フィードバックの値vf
の絶対値が設定値Δvを越えていることが判断される
と、ステップS4からステップS12に移行し、該速度
フィードバックvf の値が正の場合には、クーロン摩擦
補償量に対応する調整され設定されている補償トルク指
令Tm をステップS3で求めたトルク指令Tcに加算し
補正トルク指令Tc´を求め、速度フィードバックvf
の値が負の場合には上記補償トルク指令Tm をステップ
S3で求めたトルク指令Tcに減算し補正トルク指令T
c´を求め(ステップS13、S14)、指標iを
「0」にセットし(ステップS15)、該補正トルク指
令Tc´を電流ループ制御処理に引き渡し、サーボモー
タ5を駆動することになる。
指標iを「0」にセットしたが、必ずしもこのステップ
S15は必要がない。この場合には、軸の移動が停止し
次に移動するときには、指標の値が「0」ではない場合
があるから、該指標iの値に応じてステップS6か、ス
テップS7に進むことになる。ロボットの剛性を弱くし
て、ロボットが運転中でも人手によってロボットアーム
等を移動させることができるようにする方法として、ロ
ボットの剛性制御方法がある(例えば特開平6−332
538号公報、特開平7−20941号公報等参照)。
このロボットの剛性制御に、上述した軸が停止している
間に該軸を駆動するサーボモータにディザ的トルク指令
を加える制御を行うと、停止している軸を移動開始させ
るとき短期間で移動を開始させることができるから、ロ
ボットの剛性制御を効率的、能率的に行うことができ
る。
タを制御する制御系のゲインを小さくすることから、軸
が移動開始するときに、該軸を駆動するモータには、最
初小さなトルク指令しか入力されなく、該軸の摩擦トル
クに打ち勝つまでの出力トルクがモータから出力される
間でには時間がかかることになるが、静止している軸を
駆動するサーボモータにディザ的トルク指令を加えてお
くことにより、僅かなトルク指令(ΔF)で、最大でも
ディザ的トルク指令の繰り返し周期の1/2の遅れ程度
で当該軸を移動開始することができることになり、効率
的なロボット剛性制御ができる。又、外力によりロボッ
トのツール先端点を移動させる場合にも、小さな外力で
ロボットを動き出させることができる。
止している軸を駆動するモータに対してディザ的トルク
指令を入力し、該軸が移動しない程度の静止摩擦トルク
より小さいディザ的トルクを該モータより出力させ該軸
に加えるから、該軸が移動しようとして該モータにトル
ク指令が出されたとき、該トルク指令にディザ的トルク
指令が加算もしくは減算されることになるが、移動指令
によるトルク指令の方向とディザ的トルク指令の方向が
一致したとき、該モータからは静摩擦トルクよりも大き
いトルクを発生することになるから、軸の移動開始の遅
れは、最大でディザ的トルク指令の周期の1/2程度と
なり、遅れを小さくすることができる。そのため、複数
の軸を有するロボットにおいて、他の軸が移動している
状態で、停止していた軸が移動開始する際に、この停止
していた軸の移動が速やかに行われるからロボットの運
動は滑らかのものとなる。特にロボットの剛性制御を行
っても、静止している軸を短時間で移動開始させること
ができるから、効率的なロボット作業が可能になる。
又、外力によりロボットのツール先端点を移動させる場
合にも、小さな外力でロボットを動き出させることがで
きる。
回路のプロセッサが実施する位置・速度ループ処理周期
の処理フローチャートである。
御部のブロック図である。
ロック図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 ロボットの駆動制御方法において、軸が
静止している間、静摩擦より小さいトルクがディザ的に
発生するように、該軸を駆動するモータに対しディザ的
に補償トルク指令を加えることを特徴とする静摩擦を補
償するロボット駆動制御方法。 - 【請求項2】 モータを駆動制御する制御系のゲインを
小さくしてロボットの剛性制御を行う請求項1に記載の
静摩擦を補償するロボット駆動制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7112610A JPH08286759A (ja) | 1995-04-14 | 1995-04-14 | 静摩擦を補償するロボット駆動制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7112610A JPH08286759A (ja) | 1995-04-14 | 1995-04-14 | 静摩擦を補償するロボット駆動制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08286759A true JPH08286759A (ja) | 1996-11-01 |
Family
ID=14591049
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7112610A Pending JPH08286759A (ja) | 1995-04-14 | 1995-04-14 | 静摩擦を補償するロボット駆動制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08286759A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7397214B2 (en) | 2005-10-31 | 2008-07-08 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Wheeled moving robot |
WO2010090059A1 (ja) * | 2009-02-03 | 2010-08-12 | オリンパスメディカルシステムズ株式会社 | マニピュレータ |
US8733207B2 (en) | 2011-03-23 | 2014-05-27 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Method of driving joint device |
WO2016208497A1 (ja) * | 2015-06-26 | 2016-12-29 | 株式会社デンソー | 車線逸脱抑制装置 |
JPWO2017033353A1 (ja) * | 2015-08-25 | 2018-06-07 | 川崎重工業株式会社 | 遠隔操作ロボットシステム |
WO2020250788A1 (ja) * | 2019-06-14 | 2020-12-17 | アズビル株式会社 | 直接教示装置及び直接教示方法 |
-
1995
- 1995-04-14 JP JP7112610A patent/JPH08286759A/ja active Pending
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7397214B2 (en) | 2005-10-31 | 2008-07-08 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Wheeled moving robot |
US7570005B2 (en) | 2005-10-31 | 2009-08-04 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Wheeled moving robot |
WO2010090059A1 (ja) * | 2009-02-03 | 2010-08-12 | オリンパスメディカルシステムズ株式会社 | マニピュレータ |
JP4642938B2 (ja) * | 2009-02-03 | 2011-03-02 | オリンパスメディカルシステムズ株式会社 | マニピュレータ |
US8214083B2 (en) | 2009-02-03 | 2012-07-03 | Olympus Medical Systems Corp. | Manipulator |
US8733207B2 (en) | 2011-03-23 | 2014-05-27 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Method of driving joint device |
WO2016208497A1 (ja) * | 2015-06-26 | 2016-12-29 | 株式会社デンソー | 車線逸脱抑制装置 |
JP2017013526A (ja) * | 2015-06-26 | 2017-01-19 | 株式会社デンソー | 車線逸脱抑制装置 |
CN107709140A (zh) * | 2015-06-26 | 2018-02-16 | 株式会社电装 | 车道脱离抑制装置 |
CN107709140B (zh) * | 2015-06-26 | 2020-03-06 | 株式会社电装 | 车道脱离抑制装置 |
US10780916B2 (en) | 2015-06-26 | 2020-09-22 | Denso Corporation | Lane departure suppression device |
JPWO2017033353A1 (ja) * | 2015-08-25 | 2018-06-07 | 川崎重工業株式会社 | 遠隔操作ロボットシステム |
WO2020250788A1 (ja) * | 2019-06-14 | 2020-12-17 | アズビル株式会社 | 直接教示装置及び直接教示方法 |
JP2020203329A (ja) * | 2019-06-14 | 2020-12-24 | アズビル株式会社 | 直接教示装置及び直接教示方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3595357B2 (ja) | ディジタルサーボによるタンデム制御方法 | |
US5272423A (en) | Velocity control method for a synchronous AC servo motor | |
JPH0683403A (ja) | 適応pi制御方式 | |
JPH0969013A (ja) | サーボモータを用いたサーボ系の制御モード切り換え方法 | |
JPH10329063A (ja) | ロボット制御装置 | |
JPH08286759A (ja) | 静摩擦を補償するロボット駆動制御方法 | |
JP3503343B2 (ja) | 摩擦補償型制御方法及び装置 | |
JPH07110714A (ja) | 複数モータによる位置、速度、トルク制御方法 | |
JPH0392911A (ja) | スライディングモード制御によるロボット制御方法 | |
JP3226413B2 (ja) | 数値制御装置 | |
JPH08263143A (ja) | 外乱オブザーバを用いた制御ゲイン切り替え方式 | |
JP2798217B2 (ja) | 高速位置決め制御方法 | |
JP2906766B2 (ja) | サーボモータの制御装置 | |
WO1994002988A1 (en) | Method for estimating inertia and disturbance torque, and method for detecting abnormal load | |
JP7358942B2 (ja) | モータ制御装置及びモータ制御方法 | |
JP3308656B2 (ja) | サーボモータの制御方法 | |
JP2681969B2 (ja) | 可変構造系によるクーロン摩擦の補償方法 | |
WO2023012873A1 (ja) | 制御システム、制御方法、および制御プログラム | |
JPH0954601A (ja) | パラメータ同定装置 | |
JP2020202603A (ja) | モータ制御装置 | |
JPH08297512A (ja) | スライディングモード制御による位置決め制御方法 | |
JPH06214656A (ja) | 制振要素を持つスライディングモード制御方法 | |
JP2841558B2 (ja) | 減速機のバックラッシュを補償したトルク制御方法 | |
JP3555351B2 (ja) | 速度制御装置 | |
JP2728260B2 (ja) | サーボ制御装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040106 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040518 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040720 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20040727 |
|
A912 | Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20040903 |