JPH08269485A - 液体濃厚洗浄剤組成物 - Google Patents
液体濃厚洗浄剤組成物Info
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- JPH08269485A JPH08269485A JP7094296A JP9429695A JPH08269485A JP H08269485 A JPH08269485 A JP H08269485A JP 7094296 A JP7094296 A JP 7094296A JP 9429695 A JP9429695 A JP 9429695A JP H08269485 A JPH08269485 A JP H08269485A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 良好な洗浄力を有し、皮膚への刺激性が少な
く、高濃度でも流動性が良好で、かつ希釈した際の溶解
性にも優れている液体濃厚洗浄剤組成物を提供するこ
と。 【構成】 下記一般式(1)で示されるα−スルホ脂肪
酸誘導体(A)とノニオン性界面活性剤(B)とを
(A):(B)の重量比が95:5〜15:85の範囲
で含有することを特徴とする液体濃厚洗浄剤組成物。 【化1】 (式中、R1は炭素数4〜16のアルキル基、R2は水素
原子又は炭素数1〜3のアルキル基、AOはオキシアル
キレン基、Mは水素イオン、アルカリ金属イオン、一価
に相当するアルカリ土類金属イオン又は置換されていて
も良いアンモニウムイオンを表し、mは3〜25の整数
を表す。)
く、高濃度でも流動性が良好で、かつ希釈した際の溶解
性にも優れている液体濃厚洗浄剤組成物を提供するこ
と。 【構成】 下記一般式(1)で示されるα−スルホ脂肪
酸誘導体(A)とノニオン性界面活性剤(B)とを
(A):(B)の重量比が95:5〜15:85の範囲
で含有することを特徴とする液体濃厚洗浄剤組成物。 【化1】 (式中、R1は炭素数4〜16のアルキル基、R2は水素
原子又は炭素数1〜3のアルキル基、AOはオキシアル
キレン基、Mは水素イオン、アルカリ金属イオン、一価
に相当するアルカリ土類金属イオン又は置換されていて
も良いアンモニウムイオンを表し、mは3〜25の整数
を表す。)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、良好な洗浄力を有し、
人体への刺激が少なく、しかも水分含有量が少ない液体
濃厚洗浄剤組成物に関するものである。
人体への刺激が少なく、しかも水分含有量が少ない液体
濃厚洗浄剤組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】アニオン性界面活性剤は起泡力と洗浄性
能から、ノニオン性界面活性剤は洗浄性能から洗浄剤と
して広く使われている。そして、食器用、住居用、身体
用及び毛髪用等の家庭用洗浄剤は、使用時に直接人体に
触れるため人体に対して低刺激性であることが必要な上
にその形状は使い易い液状とするのが好ましい。これら
諸条件を満足させるため、液性の良いポリオキシエチレ
ンアルキル硫酸エステル等のアニオン性界面活性剤、或
いはアルコールエトキシレート等のノニオン性界面活性
剤を主剤とする5〜25重量%程度の水溶液が家庭用洗
浄剤として市販されている。
能から、ノニオン性界面活性剤は洗浄性能から洗浄剤と
して広く使われている。そして、食器用、住居用、身体
用及び毛髪用等の家庭用洗浄剤は、使用時に直接人体に
触れるため人体に対して低刺激性であることが必要な上
にその形状は使い易い液状とするのが好ましい。これら
諸条件を満足させるため、液性の良いポリオキシエチレ
ンアルキル硫酸エステル等のアニオン性界面活性剤、或
いはアルコールエトキシレート等のノニオン性界面活性
剤を主剤とする5〜25重量%程度の水溶液が家庭用洗
浄剤として市販されている。
【0003】前記のように、従来の液体洗浄剤は界面活
性剤濃度が5〜25重量%程度の水溶液であるが、最近
は流通コストの削減さらに包装材料の削減による環境保
全が求められ、液体濃厚洗浄剤が強く求められている。
しかし、従来技術で界面活性剤濃度30〜40重量%以
上の液体濃厚洗浄剤組成物を得るのは極めて困難であ
る。これは、従来の洗浄剤用界面活性剤を30〜40重
量%以上の水溶液にすると流動性のないミドル相や流動
性の低いニート相液晶を形成するためである。そして、
これらの液晶は高粘度であるため水への分散性が悪く希
釈する際の水への溶解速度が遅く、家庭用洗浄剤として
使うのが困難である。液体濃厚洗浄剤の製造方法は種々
検討されているが、現在までに商品化可能な程度まで成
功した例はほとんど見当らない。これは、前記の液晶形
成を防ぐのが困難な上に、希薄液体洗浄剤水溶液を濃縮
するだけでは高品質液体濃厚洗浄剤組成物が得られない
からである。例えば、エタノール等のハイドロトロープ
剤を洗浄剤に添加すると液晶が形成されにくく、低温で
の安定性も増すが、大量添加すると皮膚に対する刺激が
強くなる等の問題が起る。
性剤濃度が5〜25重量%程度の水溶液であるが、最近
は流通コストの削減さらに包装材料の削減による環境保
全が求められ、液体濃厚洗浄剤が強く求められている。
しかし、従来技術で界面活性剤濃度30〜40重量%以
上の液体濃厚洗浄剤組成物を得るのは極めて困難であ
る。これは、従来の洗浄剤用界面活性剤を30〜40重
量%以上の水溶液にすると流動性のないミドル相や流動
性の低いニート相液晶を形成するためである。そして、
これらの液晶は高粘度であるため水への分散性が悪く希
釈する際の水への溶解速度が遅く、家庭用洗浄剤として
使うのが困難である。液体濃厚洗浄剤の製造方法は種々
検討されているが、現在までに商品化可能な程度まで成
功した例はほとんど見当らない。これは、前記の液晶形
成を防ぐのが困難な上に、希薄液体洗浄剤水溶液を濃縮
するだけでは高品質液体濃厚洗浄剤組成物が得られない
からである。例えば、エタノール等のハイドロトロープ
剤を洗浄剤に添加すると液晶が形成されにくく、低温で
の安定性も増すが、大量添加すると皮膚に対する刺激が
強くなる等の問題が起る。
【0004】また、特公平6−62991号公報には、
40〜92重量%の界面活性剤混合物と8〜60重量%
の水を含む液体洗浄剤組成物が示されている。この界面
活性剤混合物は、少なくとも50重量%が特定構造のポ
リエーテル型ノニオン性界面活性剤で、残部が特定構造
のスルホコハク酸エステル塩よリ成る混合物であり、特
定界面活性剤を特定比率で混合しないと均一液が得られ
ない上に液粘度も高い。更に、特開昭59−15719
9号公報では、α−スルホ脂肪酸エステル塩等のアニオ
ン性界面活性剤水溶液に粘度調節剤を加え、低粘度で5
0重量%の界面活性剤を含む水溶液を得ている。そし
て、粘度調節剤には高級アルコールとアルキレンオキシ
ドよりなるポリエーテルアルコールが使われているが、
その添加量は界面活性剤量の10重量%なので起泡力低
下等のマイナス面が懸念される。また、この公報では5
0重量%を越える高濃度界面活性剤水溶液は得られてい
ない。
40〜92重量%の界面活性剤混合物と8〜60重量%
の水を含む液体洗浄剤組成物が示されている。この界面
活性剤混合物は、少なくとも50重量%が特定構造のポ
リエーテル型ノニオン性界面活性剤で、残部が特定構造
のスルホコハク酸エステル塩よリ成る混合物であり、特
定界面活性剤を特定比率で混合しないと均一液が得られ
ない上に液粘度も高い。更に、特開昭59−15719
9号公報では、α−スルホ脂肪酸エステル塩等のアニオ
ン性界面活性剤水溶液に粘度調節剤を加え、低粘度で5
0重量%の界面活性剤を含む水溶液を得ている。そし
て、粘度調節剤には高級アルコールとアルキレンオキシ
ドよりなるポリエーテルアルコールが使われているが、
その添加量は界面活性剤量の10重量%なので起泡力低
下等のマイナス面が懸念される。また、この公報では5
0重量%を越える高濃度界面活性剤水溶液は得られてい
ない。
【0005】更にまた、本出願人は先に、α−スルホ脂
肪酸誘導体が高い洗浄性能を持つことに着目して研究を
進めた結果、人体刺激が少なく洗浄性能も高い特定構造
の誘導体を見い出し、それを用いた洗浄剤組成物を提案
した(特開平6−65593号公報)。しかし乍ら、こ
の洗浄剤組成物も、該α−スルホ脂肪酸誘導体の濃度と
しては、従来の液体洗浄剤と同程度、具体的には高々、
15重量%程度のものが提示されているにすぎない。
肪酸誘導体が高い洗浄性能を持つことに着目して研究を
進めた結果、人体刺激が少なく洗浄性能も高い特定構造
の誘導体を見い出し、それを用いた洗浄剤組成物を提案
した(特開平6−65593号公報)。しかし乍ら、こ
の洗浄剤組成物も、該α−スルホ脂肪酸誘導体の濃度と
しては、従来の液体洗浄剤と同程度、具体的には高々、
15重量%程度のものが提示されているにすぎない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、液体濃厚洗
浄剤に見られる前記の諸問題を解決し、優れた洗浄力を
有し、皮膚への刺激性が少ない上に、高濃度でも流動性
が高く水で希釈した際の溶解性にも優れている液体濃厚
洗浄剤組成物を提供することをその目的とする。
浄剤に見られる前記の諸問題を解決し、優れた洗浄力を
有し、皮膚への刺激性が少ない上に、高濃度でも流動性
が高く水で希釈した際の溶解性にも優れている液体濃厚
洗浄剤組成物を提供することをその目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、下記一
般式(1)で示されるα−スルホ脂肪酸誘導体(A)と
ノニオン性界面活性剤(B)とを含み、(A):(B)
が重量比で95:5〜15:85の範囲にあることを特
徴とする液体濃厚洗浄剤組成物が提供される。
般式(1)で示されるα−スルホ脂肪酸誘導体(A)と
ノニオン性界面活性剤(B)とを含み、(A):(B)
が重量比で95:5〜15:85の範囲にあることを特
徴とする液体濃厚洗浄剤組成物が提供される。
【化1】 (式中、R1は炭素数4〜16のアルキル基、R2は水素
原子又は炭素数1〜3のアルキル基、AOはオキシアル
キレン基、Mは水素イオン、アルカリ金属イオン、一価
に相当するアルカリ土類金属イオン又は置換されていて
も良いアンモニウムイオンを表し、mは3〜25の整数
を表す。)特に該ノニオン性界面活性剤(B)が下記一
般式(2)、(3)または糖系界面活性剤であることを
特徴とする前記液体濃厚洗浄剤組成物が提供される。
原子又は炭素数1〜3のアルキル基、AOはオキシアル
キレン基、Mは水素イオン、アルカリ金属イオン、一価
に相当するアルカリ土類金属イオン又は置換されていて
も良いアンモニウムイオンを表し、mは3〜25の整数
を表す。)特に該ノニオン性界面活性剤(B)が下記一
般式(2)、(3)または糖系界面活性剤であることを
特徴とする前記液体濃厚洗浄剤組成物が提供される。
【化2】 (式中、R3は炭素数1〜18のアルキル基又はアルケ
ニル基、R4は水素原子又は炭素数1〜3のアルキル
基、BOはオキシアルキレン基、nは3〜25の整数を
表す。)
ニル基、R4は水素原子又は炭素数1〜3のアルキル
基、BOはオキシアルキレン基、nは3〜25の整数を
表す。)
【化3】 (式中、R5は炭素数4〜16のアルキル基又はアルケ
ニル基、DOはオキシアルキレン基、pは3〜25の整
数を表す。)また、前記α−スルホ脂肪酸誘導体(A)
とノニオン性界面活性剤(B)の合計濃度が、60〜1
00重量%であることを特徴とする前記液体濃厚洗浄剤
組成物が提供される。
ニル基、DOはオキシアルキレン基、pは3〜25の整
数を表す。)また、前記α−スルホ脂肪酸誘導体(A)
とノニオン性界面活性剤(B)の合計濃度が、60〜1
00重量%であることを特徴とする前記液体濃厚洗浄剤
組成物が提供される。
【0008】本発明者らは、前記課題を解決すべく鋭意
研究を重ねたところ、特定構造のαースルホ脂肪酸誘導
体が含まれている洗浄剤組成物は、高濃度でも極めて流
動性に富み、そのうえ水に希釈する際の溶解性が良く人
体に対する刺激性も少ないことを見出し、この結果に基
づいて本発明を完成するに至った。即ち、本発明者らの
詳細な研究によると、本出願人の出願した特定のα一ス
ルホ脂肪酸誘導体(前記特開平6−65593号公報に
開示の化合物)の一部は、意外にも原液や少量の水を含
む濃厚水溶液を保存しても固化したり変質したりせず、
保存品を洗浄に使っても水溶性や洗浄力が低下する等の
問題のないことが分った。本発明の下記一般式(1)で
示されるα−スルホ脂肪酸誘導体は、従来の家庭用液体
洗浄剤に使われている界面活性剤のように水の存在下で
液晶を形成しないから、濃厚水溶液を保存しても固化し
ない。また、原液や濃厚水溶液を洗浄に使っても水溶性
が悪い等の問題がない。
研究を重ねたところ、特定構造のαースルホ脂肪酸誘導
体が含まれている洗浄剤組成物は、高濃度でも極めて流
動性に富み、そのうえ水に希釈する際の溶解性が良く人
体に対する刺激性も少ないことを見出し、この結果に基
づいて本発明を完成するに至った。即ち、本発明者らの
詳細な研究によると、本出願人の出願した特定のα一ス
ルホ脂肪酸誘導体(前記特開平6−65593号公報に
開示の化合物)の一部は、意外にも原液や少量の水を含
む濃厚水溶液を保存しても固化したり変質したりせず、
保存品を洗浄に使っても水溶性や洗浄力が低下する等の
問題のないことが分った。本発明の下記一般式(1)で
示されるα−スルホ脂肪酸誘導体は、従来の家庭用液体
洗浄剤に使われている界面活性剤のように水の存在下で
液晶を形成しないから、濃厚水溶液を保存しても固化し
ない。また、原液や濃厚水溶液を洗浄に使っても水溶性
が悪い等の問題がない。
【化1】
【0009】前記本発明で用いる一般式(1)で示され
るα−スルホ脂肪酸誘導体において、式中、R1は炭素
数4〜16のアルキル基であり、好ましくは6〜12の
直鎖状又は分岐状アルキル基であり、具体的にはヘキシ
ル基、オクチル基、デシル基、ドデシル基、テトラデシ
ル基等である。R2は水素原子又は炭素数1〜3の低級
アルキル基である。また、Mはスルホン酸基とイオン結
合している陽イオンであり、具体的には水素イオン;ナ
トリウム、カリウム、リチウム等のアルカリ金属イオ
ン;マグネシウム等のアルカリ土類金属イオン;アンモ
ニウムイオン;トリメチルアミンやトリエチルアミン等
の低級アミン、リシン、モノ、ジ又はトリ低級アルカノ
ールアミン等から形成される置換アンモニウムイオン;
等である。またAOは、オキシアルキレン基であり、具
体的には炭素数2〜4のオキシエチレン基やオキシプロ
ピレン基等が好ましい。更にまた、mは3〜25の整
数、好ましくは5〜15の整数である。
るα−スルホ脂肪酸誘導体において、式中、R1は炭素
数4〜16のアルキル基であり、好ましくは6〜12の
直鎖状又は分岐状アルキル基であり、具体的にはヘキシ
ル基、オクチル基、デシル基、ドデシル基、テトラデシ
ル基等である。R2は水素原子又は炭素数1〜3の低級
アルキル基である。また、Mはスルホン酸基とイオン結
合している陽イオンであり、具体的には水素イオン;ナ
トリウム、カリウム、リチウム等のアルカリ金属イオ
ン;マグネシウム等のアルカリ土類金属イオン;アンモ
ニウムイオン;トリメチルアミンやトリエチルアミン等
の低級アミン、リシン、モノ、ジ又はトリ低級アルカノ
ールアミン等から形成される置換アンモニウムイオン;
等である。またAOは、オキシアルキレン基であり、具
体的には炭素数2〜4のオキシエチレン基やオキシプロ
ピレン基等が好ましい。更にまた、mは3〜25の整
数、好ましくは5〜15の整数である。
【0010】該一般式(1)で示されるα−スルホ脂肪
酸誘導体の具体例としては、メトキシヘキサエチレング
リコールα−スルホラウリン酸エステルNa塩、メトキ
シナノエチレングリコールα−スルホラウリン酸エステ
ルNa塩、メトキシヘキサエチレングリコールα−スル
ホミリスチン酸エステルNa塩、ナノエチレングリコー
ルα−スルホラウリン酸モノエステルNa塩、などが挙
げられる。
酸誘導体の具体例としては、メトキシヘキサエチレング
リコールα−スルホラウリン酸エステルNa塩、メトキ
シナノエチレングリコールα−スルホラウリン酸エステ
ルNa塩、メトキシヘキサエチレングリコールα−スル
ホミリスチン酸エステルNa塩、ナノエチレングリコー
ルα−スルホラウリン酸モノエステルNa塩、などが挙
げられる。
【0011】本発明の一般式(1)で示されるα−スル
ホ脂肪酸誘導体は、公知の方法で容易に製造することが
できる。例えば、脂肪酸を公知法でスルホン化後に該化
合物のカルボキシル基をポリオキシアルキレンモノアル
キルエーテルによって公知法でエステル化すれば、Mを
水素イオンとする一般式(1)の化合物が得られる。ま
た、該化合物をアルカリ金属又はアルカリ土類金属の水
酸化物や炭酸塩、或いはアンモニア水やアミン類等で中
和すれば、所望の陽イオンをMとする一般式(1)の化
合物が得られる。このほか、α−スルホ脂肪酸エステ
ルとポリオキシアルキレンモノアルキルエーテルを公知
法でエステル交換する方法;脂肪酸とポリオキシアル
キレンモノアルキルエーテルから公知法でエステルを製
造し、これを公知法でスルホン化する方法;等によって
Mが水素イオンの化合物を製造し、これを必要に応じて
前記アルカリ性化合物で中和して得ることができる。
ホ脂肪酸誘導体は、公知の方法で容易に製造することが
できる。例えば、脂肪酸を公知法でスルホン化後に該化
合物のカルボキシル基をポリオキシアルキレンモノアル
キルエーテルによって公知法でエステル化すれば、Mを
水素イオンとする一般式(1)の化合物が得られる。ま
た、該化合物をアルカリ金属又はアルカリ土類金属の水
酸化物や炭酸塩、或いはアンモニア水やアミン類等で中
和すれば、所望の陽イオンをMとする一般式(1)の化
合物が得られる。このほか、α−スルホ脂肪酸エステ
ルとポリオキシアルキレンモノアルキルエーテルを公知
法でエステル交換する方法;脂肪酸とポリオキシアル
キレンモノアルキルエーテルから公知法でエステルを製
造し、これを公知法でスルホン化する方法;等によって
Mが水素イオンの化合物を製造し、これを必要に応じて
前記アルカリ性化合物で中和して得ることができる。
【0012】本発明の液体濃厚洗浄剤組成物は、濃度6
0重量%以上、特に80〜100重量%の液体洗浄剤組
成物であり、濃度60重量%未満では流通コストや包装
材料の削減効果が少ない。一方、濃度60重量%以上の
液体洗浄剤組成物は、前記特公平6−62991号公報
に開示されている特別な組成物を除いて、液体洗浄剤組
成物に関する従来の文献では全く対象としていない濃度
領域である。
0重量%以上、特に80〜100重量%の液体洗浄剤組
成物であり、濃度60重量%未満では流通コストや包装
材料の削減効果が少ない。一方、濃度60重量%以上の
液体洗浄剤組成物は、前記特公平6−62991号公報
に開示されている特別な組成物を除いて、液体洗浄剤組
成物に関する従来の文献では全く対象としていない濃度
領域である。
【0013】本発明の液体濃厚洗浄剤組成物は、皮膚へ
の刺激性が少なく洗浄効果にも優れる一般式(1)で示
されるα−スルホ脂肪酸誘導体であるアニオン性界面活
性剤(A)を主剤としているが、洗浄力向上のためこれ
以外にノニオン性界面活性剤(B)を併用したことか
ら、該ノニオン性界面活性剤を併用しても界面活性剤濃
度を60〜100重量%とすることができる。そして、
α−スルホ脂肪酸誘導体(A)とノニオン性界面活性剤
(B)の配合比(A):(B)は、ノニオン性界面活性
剤(B)の種類によっても異なるが、重量比で95:5
〜15:85の範囲であり、(A)が過少では液晶が形
成されて組成物の流動性や水への溶解性が低下する場合
がある。次に、一般式(1)の化合物と併用されるノニ
オン性界面活性剤及びこれを配合した組成物について記
述する。
の刺激性が少なく洗浄効果にも優れる一般式(1)で示
されるα−スルホ脂肪酸誘導体であるアニオン性界面活
性剤(A)を主剤としているが、洗浄力向上のためこれ
以外にノニオン性界面活性剤(B)を併用したことか
ら、該ノニオン性界面活性剤を併用しても界面活性剤濃
度を60〜100重量%とすることができる。そして、
α−スルホ脂肪酸誘導体(A)とノニオン性界面活性剤
(B)の配合比(A):(B)は、ノニオン性界面活性
剤(B)の種類によっても異なるが、重量比で95:5
〜15:85の範囲であり、(A)が過少では液晶が形
成されて組成物の流動性や水への溶解性が低下する場合
がある。次に、一般式(1)の化合物と併用されるノニ
オン性界面活性剤及びこれを配合した組成物について記
述する。
【0014】(1)ポリオキシアルキレンアルキルエー
テルを配合した組成物 下記一般式(2)で示されるポリオキシアルキレンアル
キルエーテル型ノニオン性界面活性剤(B−1)が、一
般式(1)で示されるα−スルホ脂肪酸誘導体(A)と
併用するのに好適な界面活性剤である。なお(B−1)
は公知のノニオン性界面活性剤である。
テルを配合した組成物 下記一般式(2)で示されるポリオキシアルキレンアル
キルエーテル型ノニオン性界面活性剤(B−1)が、一
般式(1)で示されるα−スルホ脂肪酸誘導体(A)と
併用するのに好適な界面活性剤である。なお(B−1)
は公知のノニオン性界面活性剤である。
【化2】 一般式(2)において、R3は炭素数1〜18のアルキ
ル基又はアルケニル基であり、好ましくは炭素数1〜1
4の直鎖状又は分岐状アルキル基であり、R4は水素原
子又は炭素数1〜3の低級アルキル基である。また、B
Oはオキシアルキレン基であり、nは3〜25、好まし
くは5〜15の整数である。そして、該(B−1)とし
て好ましい化合物の一例を示すと、R3がメチル基、R4
が水素原子、BOがオキシエチレン基又はオキシプロピ
レン基で、nが5〜15の化合物が挙げられる。更に
(B−1)の具体例としては、ヘキサエチレングリコー
ルモノメチルエーテル、ナノエチレングリコールモノメ
チルエーテル、オキシエチレン基の平均重合度が15の
ラウリルエトキシレートなどが挙げられる。(A)と
(B−1)を併用する場合、(A):(B−1)の混合
比は重量比で95:5〜25:75の範囲とするのが好
ましく、更に好ましい混合比は85:15〜30:70
である。洗浄剤組成物内の該混合物濃度は60重量%以
上、特に80〜100重量%とするのが好ましい。
ル基又はアルケニル基であり、好ましくは炭素数1〜1
4の直鎖状又は分岐状アルキル基であり、R4は水素原
子又は炭素数1〜3の低級アルキル基である。また、B
Oはオキシアルキレン基であり、nは3〜25、好まし
くは5〜15の整数である。そして、該(B−1)とし
て好ましい化合物の一例を示すと、R3がメチル基、R4
が水素原子、BOがオキシエチレン基又はオキシプロピ
レン基で、nが5〜15の化合物が挙げられる。更に
(B−1)の具体例としては、ヘキサエチレングリコー
ルモノメチルエーテル、ナノエチレングリコールモノメ
チルエーテル、オキシエチレン基の平均重合度が15の
ラウリルエトキシレートなどが挙げられる。(A)と
(B−1)を併用する場合、(A):(B−1)の混合
比は重量比で95:5〜25:75の範囲とするのが好
ましく、更に好ましい混合比は85:15〜30:70
である。洗浄剤組成物内の該混合物濃度は60重量%以
上、特に80〜100重量%とするのが好ましい。
【0015】(2)ポリオキシアルキレンエステルメチ
ルエーテルを配合した組成物 下記一般式(3)で示されるポリオキシアルキレンエス
テルメチルエーテル型ノニオン性界面活性剤(B−2)
が、一般式(1)で示されるα−スルホ脂肪酸誘導体
(A)と併用するのに好適なノニオン性界面活性剤であ
る。なお、(B−2)も公知のノニオン性界面活性剤で
ある。
ルエーテルを配合した組成物 下記一般式(3)で示されるポリオキシアルキレンエス
テルメチルエーテル型ノニオン性界面活性剤(B−2)
が、一般式(1)で示されるα−スルホ脂肪酸誘導体
(A)と併用するのに好適なノニオン性界面活性剤であ
る。なお、(B−2)も公知のノニオン性界面活性剤で
ある。
【化3】 一般式(3)において、R5は、炭素数4〜16のアル
キル基又はアルケニル基であり、好ましくは炭素数6〜
12のアルキル基であり、直鎖状でも分岐していても良
い。また、DOはオキシアルキレン基、Pは3〜25、
好ましくは5〜15の整数である。そして、(B−2)
の具体例としては、メトキシヘキサエチレングリコール
ラウリン酸エステル、メトキシナノエチレングリコール
ラウリン酸エステル、メトキシヘキサエチレングリコー
ルミリスチン酸エステル等が挙げられる。(A)と(B
−2)を併用する場合、(A):(B−2)の混合比は
重量比で90:10〜25:75の範囲とするのが好ま
しく、更に好ましい混合比は80:20〜25:75で
ある。洗浄剤組成物内の該混合物濃度は60重量%以
上、特に80〜100重量%とするのが好ましい。
キル基又はアルケニル基であり、好ましくは炭素数6〜
12のアルキル基であり、直鎖状でも分岐していても良
い。また、DOはオキシアルキレン基、Pは3〜25、
好ましくは5〜15の整数である。そして、(B−2)
の具体例としては、メトキシヘキサエチレングリコール
ラウリン酸エステル、メトキシナノエチレングリコール
ラウリン酸エステル、メトキシヘキサエチレングリコー
ルミリスチン酸エステル等が挙げられる。(A)と(B
−2)を併用する場合、(A):(B−2)の混合比は
重量比で90:10〜25:75の範囲とするのが好ま
しく、更に好ましい混合比は80:20〜25:75で
ある。洗浄剤組成物内の該混合物濃度は60重量%以
上、特に80〜100重量%とするのが好ましい。
【0016】(3)高級アルカノールアミドを配合した
組成物 一般式(1)で示されるα−スルホ脂肪酸誘導体(A)
と併用されるノニオン性界面活性剤としては、公知の高
級アルカノールアミド(B−3)も好適である。ここで
併用される(B−3)は、炭素数10〜18の飽和又は
不飽和脂肪酸とモノエタノールアミンやジエタノールア
ミン等のアルカノールアミンから得られるアルカノール
アミド等あリ、アルカノールアミドは単一品でも混合物
であっても良い。また、併用するのに好適な高級アルカ
ノールアミドを例示すると、ヤシ油脂肪酸ジエタノール
アミドやラウリン酸モノエタノールアミド、ラウリン酸
ジエタノールアミド等が挙げられる。(A)と(B−
3)を併用する場合、(A):(B−3)の混合比は重
量比で90:10〜30:70の範囲とするのが好まし
く、更に好ましい混合比は70:30〜30:70であ
る。洗浄剤組成物内の該混合物濃度は60重量%以上、
特に80〜100重量%とするのが好ましい。
組成物 一般式(1)で示されるα−スルホ脂肪酸誘導体(A)
と併用されるノニオン性界面活性剤としては、公知の高
級アルカノールアミド(B−3)も好適である。ここで
併用される(B−3)は、炭素数10〜18の飽和又は
不飽和脂肪酸とモノエタノールアミンやジエタノールア
ミン等のアルカノールアミンから得られるアルカノール
アミド等あリ、アルカノールアミドは単一品でも混合物
であっても良い。また、併用するのに好適な高級アルカ
ノールアミドを例示すると、ヤシ油脂肪酸ジエタノール
アミドやラウリン酸モノエタノールアミド、ラウリン酸
ジエタノールアミド等が挙げられる。(A)と(B−
3)を併用する場合、(A):(B−3)の混合比は重
量比で90:10〜30:70の範囲とするのが好まし
く、更に好ましい混合比は70:30〜30:70であ
る。洗浄剤組成物内の該混合物濃度は60重量%以上、
特に80〜100重量%とするのが好ましい。
【0017】(4)糖系界面活性剤を配合した組成物 一般式(1)で示されるα−スルホ脂肪酸誘導体(A)
と併用されるノニオン性界面活性剤としては、公知の糖
系界面活性剤(B−4)も好ましい。ここで使われる
(B−4)は炭素数6〜12の糖系界面活性剤であり、
具体的にはメチルグルコシドアルキルエステル、メチル
マンノシドアルキルエステル、エチルグルコシドアルキ
ルエステル、グルコースアルキルエステル、アルキルグ
ルコシド、アルキルポリグルコシド、N−メチルアルキ
ルグルカミド、ソルビタンアルキルエステル、環状N−
メチルアルキルグルカミド、ジオレイン酸メチルグルコ
シドエステル等である。(A)と(B−4)を併用する
場合、(A):(B−4)の混合比は重量比で90:1
0〜20:80の範囲とするのが好ましく、更に好まし
い混合比は75:25〜20:80である。洗浄剤組成
物内の該混合物濃度は60重量%以上、特に80〜10
0重量%とするのが好ましい。
と併用されるノニオン性界面活性剤としては、公知の糖
系界面活性剤(B−4)も好ましい。ここで使われる
(B−4)は炭素数6〜12の糖系界面活性剤であり、
具体的にはメチルグルコシドアルキルエステル、メチル
マンノシドアルキルエステル、エチルグルコシドアルキ
ルエステル、グルコースアルキルエステル、アルキルグ
ルコシド、アルキルポリグルコシド、N−メチルアルキ
ルグルカミド、ソルビタンアルキルエステル、環状N−
メチルアルキルグルカミド、ジオレイン酸メチルグルコ
シドエステル等である。(A)と(B−4)を併用する
場合、(A):(B−4)の混合比は重量比で90:1
0〜20:80の範囲とするのが好ましく、更に好まし
い混合比は75:25〜20:80である。洗浄剤組成
物内の該混合物濃度は60重量%以上、特に80〜10
0重量%とするのが好ましい。
【0018】以上に詳記した液体濃厚洗浄剤組成物は、
皮膚への刺激を少なくするためにpHを5.0〜9.0
の範囲とするのが好ましい。従って、前記一般式(1)
で示されるα−スルホ脂肪酸誘導体中の陽イオンMをp
Hが前記範囲となるように適宜選定したり、該組成物に
適当なpH調整剤を配合してpHを前記範囲とするのが
好ましい。また、該組成物には必要に応じて各種配合剤
を配合することができる。すなわち、本発明の目的を損
なわない範囲で家庭用洗浄剤に配合される配合剤;例え
ば、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、
グリセリン、ソルビトール等の保湿剤;メチルセルロー
ス、ポリオキシエチレングリコールジステアレート、エ
タノール等の粘度調整剤;p−オキシ安息香酸エステル
類等の防腐剤;殺菌剤;酸化防止剤;香料;色素;紫外
線吸収剤;等を配合することができる。さらに、該組成
物には前記以外の界面活性剤を配合することも可能であ
り、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩やアル
キルベンゼンスルホン酸塩等のアニオン性界面活性剤、
アミンオキシドやアミドプロピルベタイン等の両性界面
活性剤等を配合することができる。
皮膚への刺激を少なくするためにpHを5.0〜9.0
の範囲とするのが好ましい。従って、前記一般式(1)
で示されるα−スルホ脂肪酸誘導体中の陽イオンMをp
Hが前記範囲となるように適宜選定したり、該組成物に
適当なpH調整剤を配合してpHを前記範囲とするのが
好ましい。また、該組成物には必要に応じて各種配合剤
を配合することができる。すなわち、本発明の目的を損
なわない範囲で家庭用洗浄剤に配合される配合剤;例え
ば、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、
グリセリン、ソルビトール等の保湿剤;メチルセルロー
ス、ポリオキシエチレングリコールジステアレート、エ
タノール等の粘度調整剤;p−オキシ安息香酸エステル
類等の防腐剤;殺菌剤;酸化防止剤;香料;色素;紫外
線吸収剤;等を配合することができる。さらに、該組成
物には前記以外の界面活性剤を配合することも可能であ
り、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩やアル
キルベンゼンスルホン酸塩等のアニオン性界面活性剤、
アミンオキシドやアミドプロピルベタイン等の両性界面
活性剤等を配合することができる。
【0019】本発明の液体濃厚洗浄剤組成物は人体に対
して低刺激性であり、優れた洗浄力を有している。ま
た、一般式(1)で示されるα−スルホ脂肪酸誘導体は
クラフト点が低いから、液体洗浄剤組成物にすると製品
の保存安定性が良く、配合成分の分離や結晶析出等を起
し難い利点がある。従って、該組成物は人体との接触が
避けられない家庭用洗浄剤分野、例えば、ボディシャン
プーやシャンプー等の皮膚及び毛髪用液体洗浄剤
(a)、食器用液体洗浄剤(b)、壁や床用等の住居用
液体洗浄剤(c)、自動車(d)や家具什器類(e)、
衣料用液体洗剤(h)等の洗浄剤に好適である。なお、
前記の好適な使用分野を洗浄される表面で分類すると;
食器、プラスチック表面、金属表面、ガラス表面、セラ
ミックス表面等の硬質表面(f);家具や柱等の木竹表
面(g);皮膚や毛髪等の人体表面;に分類される。本
発明の組成物は、いずれも前記の各分野に好ましく使用
されるが、前記(1)に示した(A)と(B−1)を配
合した組成物では(a)と(b)と(g)の分野、また
前記(2)に示した(A)と(B−2)を配合した組成
物では(b)と(c)と(e)の分野、また前記(3)
に示した(A)と(B−3)を配合した組成物では
(b)と(d)と(h)の分野、更に前記(4)に示し
た(A)と(B−4)を配合した組成物では(a)と
(b)と(f)の分野の洗浄剤として使用するのが好ま
しい。
して低刺激性であり、優れた洗浄力を有している。ま
た、一般式(1)で示されるα−スルホ脂肪酸誘導体は
クラフト点が低いから、液体洗浄剤組成物にすると製品
の保存安定性が良く、配合成分の分離や結晶析出等を起
し難い利点がある。従って、該組成物は人体との接触が
避けられない家庭用洗浄剤分野、例えば、ボディシャン
プーやシャンプー等の皮膚及び毛髪用液体洗浄剤
(a)、食器用液体洗浄剤(b)、壁や床用等の住居用
液体洗浄剤(c)、自動車(d)や家具什器類(e)、
衣料用液体洗剤(h)等の洗浄剤に好適である。なお、
前記の好適な使用分野を洗浄される表面で分類すると;
食器、プラスチック表面、金属表面、ガラス表面、セラ
ミックス表面等の硬質表面(f);家具や柱等の木竹表
面(g);皮膚や毛髪等の人体表面;に分類される。本
発明の組成物は、いずれも前記の各分野に好ましく使用
されるが、前記(1)に示した(A)と(B−1)を配
合した組成物では(a)と(b)と(g)の分野、また
前記(2)に示した(A)と(B−2)を配合した組成
物では(b)と(c)と(e)の分野、また前記(3)
に示した(A)と(B−3)を配合した組成物では
(b)と(d)と(h)の分野、更に前記(4)に示し
た(A)と(B−4)を配合した組成物では(a)と
(b)と(f)の分野の洗浄剤として使用するのが好ま
しい。
【0020】
【実施例】次に、本発明を実施例と比較例によって更に
具体的に説明するが、本発明はこの実施例で限定されな
い。
具体的に説明するが、本発明はこの実施例で限定されな
い。
【0021】洗浄剤組成物の評価は下記の方法で行っ
た。 <洗浄剤水溶液の状態>目視及び偏光顕微鏡による視察
で状態を調べ、流動性透明液体の場合を○、非流動性液
晶の場合を×で表示した。 <粘度>入江製作所社製の気泡粘度計を使って測定し、
ミリパスカル/秒(mPa/s)単位で表示した。 <希釈溶解性>試料を1重量%水溶液とし、溶解性が良
好か否かを目視で観察した結果に基づいて前者を○で後
者を×で表示した。 <蛋白変性率>50mMのリン酸緩衝液(pH7.0)
に100ppmの牛血清アルブミンを加え、これに試料
を加えて水溶液中の界面活性剤濃度を全部で1000p
pmとした。この水溶液を室温で3時間放置後、220
nmの円偏光二色性スペクトルを日本分光社製のJAS
CO J−720で測定した。そして、界面活性剤が含
まれていない場合のデータ(ブランクテスト)よリ減少
した量(%)を変性率とした。この値が小さいほど人体
刺激性の少ない界面活性剤である。 <洗浄性能>オイルレッドを含んだ人工油脂汚垢を付着
させたポリプロピレンカップに、界面活性剤水溶液18
0ml(活性剤濃度:0.026wt%)を入れ、回転
羽を用いて5分間攪拌洗浄後、溶液を廃棄したカップを
風乾した。洗浄後のカップの汚垢が一様に落ちているも
の:○、一部落ちているもの:△、全く落ちていないも
の:×、として洗浄性能を評価した。
た。 <洗浄剤水溶液の状態>目視及び偏光顕微鏡による視察
で状態を調べ、流動性透明液体の場合を○、非流動性液
晶の場合を×で表示した。 <粘度>入江製作所社製の気泡粘度計を使って測定し、
ミリパスカル/秒(mPa/s)単位で表示した。 <希釈溶解性>試料を1重量%水溶液とし、溶解性が良
好か否かを目視で観察した結果に基づいて前者を○で後
者を×で表示した。 <蛋白変性率>50mMのリン酸緩衝液(pH7.0)
に100ppmの牛血清アルブミンを加え、これに試料
を加えて水溶液中の界面活性剤濃度を全部で1000p
pmとした。この水溶液を室温で3時間放置後、220
nmの円偏光二色性スペクトルを日本分光社製のJAS
CO J−720で測定した。そして、界面活性剤が含
まれていない場合のデータ(ブランクテスト)よリ減少
した量(%)を変性率とした。この値が小さいほど人体
刺激性の少ない界面活性剤である。 <洗浄性能>オイルレッドを含んだ人工油脂汚垢を付着
させたポリプロピレンカップに、界面活性剤水溶液18
0ml(活性剤濃度:0.026wt%)を入れ、回転
羽を用いて5分間攪拌洗浄後、溶液を廃棄したカップを
風乾した。洗浄後のカップの汚垢が一様に落ちているも
の:○、一部落ちているもの:△、全く落ちていないも
の:×、として洗浄性能を評価した。
【0022】実施例1〜23、比較例1〜21 各界面活性剤濃度の水溶液を作製し、その状態、粘度、
希釈溶解性、蛋白変性率及び洗浄性能を測定し、その結
果を表1〜4に示した。表1には、前記α−スルホ脂肪
酸誘導体(A)とポリオキシアルキレンアルキルエーテ
ル型ノニオン性界面活性剤(B−1)を併用した実施例
1〜7と、その比較例1〜7を記載した。表2には、前
記α−スルホ脂肪酸誘導体(A)とポリオキシアルキレ
ンエステルメチルエーテル型ノニオン性界面活性剤(B
−2)を併用した実施例8〜11と、その比較例10〜
14を記載した。表3には、前記α−脂肪酸誘導体
(A)と高級アルカノールアミド型ノニオン性界面活性
剤(B−3)を併用した実施例12〜16と、その比較
例15〜19を記載した。また、表4には、前記α−ス
ルホ脂肪酸誘導体(A)と糖系界面活性剤(B−4)を
併用した実施例17〜19と、その比較例20〜22を
記載した。
希釈溶解性、蛋白変性率及び洗浄性能を測定し、その結
果を表1〜4に示した。表1には、前記α−スルホ脂肪
酸誘導体(A)とポリオキシアルキレンアルキルエーテ
ル型ノニオン性界面活性剤(B−1)を併用した実施例
1〜7と、その比較例1〜7を記載した。表2には、前
記α−スルホ脂肪酸誘導体(A)とポリオキシアルキレ
ンエステルメチルエーテル型ノニオン性界面活性剤(B
−2)を併用した実施例8〜11と、その比較例10〜
14を記載した。表3には、前記α−脂肪酸誘導体
(A)と高級アルカノールアミド型ノニオン性界面活性
剤(B−3)を併用した実施例12〜16と、その比較
例15〜19を記載した。また、表4には、前記α−ス
ルホ脂肪酸誘導体(A)と糖系界面活性剤(B−4)を
併用した実施例17〜19と、その比較例20〜22を
記載した。
【0023】表1〜表4には、実施例及び比較例で使用
した界面活性剤を記号で記載したが、その記号は下記の
化合物を表す。 (1)一般式(1)で示されるα−スルホ脂肪酸誘導体
(A) A−1:メトキシヘキサエチレングリコール・α−スル
ホラウリン酸エステルナトリウム塩 A−2:メトキシナノエチレングリコール・α−スルホ
ミリスチン酸エステルナトリウム塩 A−3:メトキシトリエチレングリコール・α−スルホ
ラウリン酸エステルナトリウム塩 A−4:メトキシヘキサエチレングリコール・α−スル
ホミリスチン酸エステルナトリウム塩 A−5:メトキシヘキサエチレングリコール・α−スル
ホステアリン酸エステルナトリウム塩 A−6:メトキシナノエチレングリコール・α一スルホ
ラウリン酸エステルナトリウム塩
した界面活性剤を記号で記載したが、その記号は下記の
化合物を表す。 (1)一般式(1)で示されるα−スルホ脂肪酸誘導体
(A) A−1:メトキシヘキサエチレングリコール・α−スル
ホラウリン酸エステルナトリウム塩 A−2:メトキシナノエチレングリコール・α−スルホ
ミリスチン酸エステルナトリウム塩 A−3:メトキシトリエチレングリコール・α−スルホ
ラウリン酸エステルナトリウム塩 A−4:メトキシヘキサエチレングリコール・α−スル
ホミリスチン酸エステルナトリウム塩 A−5:メトキシヘキサエチレングリコール・α−スル
ホステアリン酸エステルナトリウム塩 A−6:メトキシナノエチレングリコール・α一スルホ
ラウリン酸エステルナトリウム塩
【0024】(2)一般式(2)で示されるポリオキシ
アルキレンアルキルエーテル(B−1) B−ll:ラウリルエトキシレート(酸化エチレンの平
均付加量:15モル)B−12:トリエチレングリコー
ルモノメチルエーテル B−13:ヘキサエチレングリコールモノメチルエーテ
ル (3)一般式(3)で示されるポリオキシアルキレンエ
ステルメチルエーテル(B−2) B−21:メトキシヘキサエチレングリコール・ラウリ
ン酸エステル B−22:メトキシヘキサエチレングリコール・ミリス
チン酸エステル B−23:メトキシポリエチレングリコール・ラウリン
酸エステル(酸化エチレンの平均付加量:10モル) B−24:メトキシナノエチレングリコール・ラウリン
酸エステル (4)高級アルカノールアミド(B−3) B−31:ラウロイルジエタノールアミド B−32:ミリストイルジエタノールアミド B−33:ヤシ油ジエタノールアミド (5)糖系界面活性剤(B−4) B−41:メチル6−O−オクタノイル−α−Dグルコ
ピラノシド B−42:N−オクタノイル−N−メチルグルカミド B−43:6−O−オクタノイル−α−Dグルコピラノ
ース
アルキレンアルキルエーテル(B−1) B−ll:ラウリルエトキシレート(酸化エチレンの平
均付加量:15モル)B−12:トリエチレングリコー
ルモノメチルエーテル B−13:ヘキサエチレングリコールモノメチルエーテ
ル (3)一般式(3)で示されるポリオキシアルキレンエ
ステルメチルエーテル(B−2) B−21:メトキシヘキサエチレングリコール・ラウリ
ン酸エステル B−22:メトキシヘキサエチレングリコール・ミリス
チン酸エステル B−23:メトキシポリエチレングリコール・ラウリン
酸エステル(酸化エチレンの平均付加量:10モル) B−24:メトキシナノエチレングリコール・ラウリン
酸エステル (4)高級アルカノールアミド(B−3) B−31:ラウロイルジエタノールアミド B−32:ミリストイルジエタノールアミド B−33:ヤシ油ジエタノールアミド (5)糖系界面活性剤(B−4) B−41:メチル6−O−オクタノイル−α−Dグルコ
ピラノシド B−42:N−オクタノイル−N−メチルグルカミド B−43:6−O−オクタノイル−α−Dグルコピラノ
ース
【0025】(6)一般式(1)以外の構造のα−スル
ホ脂肪酸誘導体(C) C−1:メトキシモノエチレングリコール・α−スルホ
ラウリン酸エステルナトリウム塩 C−2:メトキシトリエチレングリコール・α−スルホ
アラキン酸エステルナトリウム塩 C−3:メトキシポリエチレングリコール・α−スルホ
パルミチン酸エステルナトリウム塩(酸化エチレンの平
均付加量:50モル) C−4:メトキシモノエチレングリコール・α−スルホ
パルミチン酸エステルナトリウム塩 (7)ポリオキシアルキレンアルキルエーテルスルホン
酸塩(D) D−1:ラウリルエトキシサルフェートナトリウム塩
(酸化エチレンの平均付加量:5モル) 尚、上記(C)及び(D)の化合物は、家庭用液体洗浄
剤に配合されることの多い優秀な界面活性剤である。
ホ脂肪酸誘導体(C) C−1:メトキシモノエチレングリコール・α−スルホ
ラウリン酸エステルナトリウム塩 C−2:メトキシトリエチレングリコール・α−スルホ
アラキン酸エステルナトリウム塩 C−3:メトキシポリエチレングリコール・α−スルホ
パルミチン酸エステルナトリウム塩(酸化エチレンの平
均付加量:50モル) C−4:メトキシモノエチレングリコール・α−スルホ
パルミチン酸エステルナトリウム塩 (7)ポリオキシアルキレンアルキルエーテルスルホン
酸塩(D) D−1:ラウリルエトキシサルフェートナトリウム塩
(酸化エチレンの平均付加量:5モル) 尚、上記(C)及び(D)の化合物は、家庭用液体洗浄
剤に配合されることの多い優秀な界面活性剤である。
【0026】
【表1】
【0027】
【表2】
【0028】
【表3】
【0029】
【表4】
【0030】表1〜4から、実施例の洗浄剤組成物は、
界面活性剤濃度が60〜80重量%でも流動性の良い液
体で、希釈溶解性が良く蛋白変性率も極めて小さいこと
が分る。一方、比較例の洗浄剤組成物は、界面活性剤混
合物の濃度が80重量%で粘度600mPa/s以上の
非流動性液晶となり、希釈溶解性が悪い上に一部の界面
活性剤では蛋白変性率が10%以上となっている。ま
た、一般式(1)に示されているα−スルホ脂肪酸誘導
体と、本発明の液体濃厚洗浄剤組成物に配合されるノニ
オン性界面活性剤(B−1、B−2及びB−3で示され
る化合物)が配合されていても、混合比が本発明で規定
している範囲を外れると好ましくないことが分る(比較
例5、11、15)。なお、一般式(1)に示される化
合物と類似のα−スルホ脂肪酸誘導体(C−1〜C−4
の化合物)は、本発明を特徴づけている一般式(1)で
示されるα−スルホ脂肪酸誘導体と近似した構造を有す
るが、流動性や希釈溶解性が悪く、蛋白変性率も一部を
除いて極めて悪い。
界面活性剤濃度が60〜80重量%でも流動性の良い液
体で、希釈溶解性が良く蛋白変性率も極めて小さいこと
が分る。一方、比較例の洗浄剤組成物は、界面活性剤混
合物の濃度が80重量%で粘度600mPa/s以上の
非流動性液晶となり、希釈溶解性が悪い上に一部の界面
活性剤では蛋白変性率が10%以上となっている。ま
た、一般式(1)に示されているα−スルホ脂肪酸誘導
体と、本発明の液体濃厚洗浄剤組成物に配合されるノニ
オン性界面活性剤(B−1、B−2及びB−3で示され
る化合物)が配合されていても、混合比が本発明で規定
している範囲を外れると好ましくないことが分る(比較
例5、11、15)。なお、一般式(1)に示される化
合物と類似のα−スルホ脂肪酸誘導体(C−1〜C−4
の化合物)は、本発明を特徴づけている一般式(1)で
示されるα−スルホ脂肪酸誘導体と近似した構造を有す
るが、流動性や希釈溶解性が悪く、蛋白変性率も一部を
除いて極めて悪い。
【0031】
【発明の効果】本発明の液体濃厚洗浄剤組成物は、水等
の溶剤を含まない場合や高濃度溶液であっても流動性が
優れている上に、水で希釈する際に液晶を形成しないた
め水への希釈溶解性も極めて良好である。また、蛋白変
性率が小さく皮膚に対する作用が温和である。そして、
該組成物は硬質表面や木質表面のほか、皮膚や毛髪の洗
浄等の広い範囲の洗浄に使用できるから、各種家庭用液
体洗浄剤として好ましい組成物である。すなわち、本発
明の組成物は、食器用液体洗浄剤、住居用液体洗浄剤、
シャンプー、ボディシャンプー等として好適であり、該
組成物を前記の洗浄剤とすることによって従来品使用時
より洗浄剤容積が大幅に小さくなるから、流通コストの
低減化に極めて有用であり、包装材料を減量することが
できるため、環境安全性も高い。
の溶剤を含まない場合や高濃度溶液であっても流動性が
優れている上に、水で希釈する際に液晶を形成しないた
め水への希釈溶解性も極めて良好である。また、蛋白変
性率が小さく皮膚に対する作用が温和である。そして、
該組成物は硬質表面や木質表面のほか、皮膚や毛髪の洗
浄等の広い範囲の洗浄に使用できるから、各種家庭用液
体洗浄剤として好ましい組成物である。すなわち、本発
明の組成物は、食器用液体洗浄剤、住居用液体洗浄剤、
シャンプー、ボディシャンプー等として好適であり、該
組成物を前記の洗浄剤とすることによって従来品使用時
より洗浄剤容積が大幅に小さくなるから、流通コストの
低減化に極めて有用であり、包装材料を減量することが
できるため、環境安全性も高い。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C11D 1:72)
Claims (6)
- 【請求項1】 下記一般式(1)で示されるα−スルホ
脂肪酸誘導体(A)とノニオン性界面活性剤(B)とを
含み、(A):(B)が重量比で95:5〜15:85
の範囲にあることを特徴とする液体濃厚洗浄剤組成物。 【化1】 (式中、R1は炭素数4〜16のアルキル基、R2は水素
原子又は炭素数1〜3のアルキル基、AOはオキシアル
キレン基、Mは水素イオン、アルカリ金属イオン、一価
に相当するアルカリ土類金属イオン又は置換されていて
も良いアンモニウムイオンを表し、mは3〜25の整数
を表す。) - 【請求項2】 前記ノニオン性界面活性剤(B)が、下
記一般式(2)で示されるポリオキシアルキレンアルキ
ルエーテルであることを特徴とする請求項1に記載の液
体濃厚洗浄剤組成物。 【化2】 (式中、R3は炭素数1〜18のアルキル基又はアルケ
ニル基、R4は水素原子又は炭素数1〜3のアルキル
基、BOはオキシアルキレン基、nは3〜25の整数を
表す。) - 【請求項3】 前記ノニオン性界面活性剤(B)が、下
記一般式(3)で示されるポリオキシアルキレンエステ
ルメチルエーテルであることを特徴とする請求項1に記
載の液体濃厚洗浄剤組成物。 【化3】 (式中、R5は炭素数4〜16のアルキル基又はアルケ
ニル基、DOはオキシアルキレン基、pは3〜25の整
数を表す。) - 【請求項4】 前記ノニオン性界面活性剤(B)が、高
級アルカノールアミドであることを特徴とする請求項1
に記載の液体濃厚洗浄剤組成物。 - 【請求項5】 前記ノニオン性界面活性剤(B)が、糖
系界面活性剤であることを特徴とする請求項1に記載の
液体濃厚洗浄剤組成物。 - 【請求項6】 前記α−スルホ脂肪酸誘導体(A)とノ
ニオン性界面活性剤(B)の合計濃度が、60〜100
重量%であることを特徴とする請求項1乃至5何れか記
載の液体濃厚洗浄剤組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7094296A JPH08269485A (ja) | 1995-03-28 | 1995-03-28 | 液体濃厚洗浄剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7094296A JPH08269485A (ja) | 1995-03-28 | 1995-03-28 | 液体濃厚洗浄剤組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08269485A true JPH08269485A (ja) | 1996-10-15 |
Family
ID=14106315
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7094296A Pending JPH08269485A (ja) | 1995-03-28 | 1995-03-28 | 液体濃厚洗浄剤組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08269485A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 1995-03-28 JP JP7094296A patent/JPH08269485A/ja active Pending
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