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JPH08267787A - インクジェットプリンタ - Google Patents

インクジェットプリンタ

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Publication number
JPH08267787A
JPH08267787A JP9744295A JP9744295A JPH08267787A JP H08267787 A JPH08267787 A JP H08267787A JP 9744295 A JP9744295 A JP 9744295A JP 9744295 A JP9744295 A JP 9744295A JP H08267787 A JPH08267787 A JP H08267787A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube
cam
protective cap
valve function
print head
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9744295A
Other languages
English (en)
Inventor
Cho Ito
超 伊藤
Hiroyuki Tsugaru
浩之 津軽
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Citizen Watch Co Ltd filed Critical Citizen Watch Co Ltd
Priority to JP9744295A priority Critical patent/JPH08267787A/ja
Publication of JPH08267787A publication Critical patent/JPH08267787A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 保護キャップの内部を大気圧とするための弁
機構が簡単、確実な構造で、かつ、保護キャップの周辺
に配置する必要のないものとする。 【構成】 インクジェットプリンタに関する。保護キャ
ップ11に吸引チューブ15と圧解放チューブ16が取
付けられる。吸引チューブ15は負圧部13に接続さ
れ、圧解放チューブ16は大気に開放される。圧解放チ
ューブ16の中間部にチューブを押し潰すことによりチ
ューブの連通を遮断すると共にチューブの形状復元によ
って連通を回復させる弁機能カム21が配置される。こ
のカム21は印字ヘッド1を駆動する駆動源とは別個の
駆動源によりタイミングをもって回動され、チューブ側
からの反作用に関して死点となる位置でチューブを押し
潰した状態で停止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はインクジェット式の印
字ヘッドおよびそのノズル列を保護する保護キャップを
備えたプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェットプリンタは印字ヘッドの
前面に露出するノズル列の状態を良好に維持するために
保護キャップを備える。保護キャップは容器形でホーム
ポジションにある印字ヘッド前面のノズル列を覆って印
字ヘッドに密着し、ノズル先端部のインクが乾燥した
り、空気を吸引しないようにすると共に、一連の印字作
動が開始される前に、容器部の内部空間を負圧部にし
て、各ノズル先端の濃度の高くなったインクを一斉に取
り除くようにしている。
【0003】また、容器部が常に密封状態であると、ノ
ズル列に保護キャップを被せるキャッピング時に内部が
加圧され、ノズル先端から空気が押し込まれて気泡とな
る。気泡が生じると、もはや正常なドットを形成できな
くなる。一方、キャップを除去するときにも保護キャッ
プの内部が不必要な負圧になっているため、ノズル先端
に気泡を巻き込む恐れがある。このため、保護キャップ
には通常、タイミングをもって容器内部を大気圧に連通
させる弁機構が設けられている。弁機構は、保護キャッ
プに直接、あるいは近接した位置に配置され、印字ヘッ
ドを移動させるキャリッジの走行運動と連動する構造と
されていることが多い。
【0004】しかし、保護キャップにもしくは保護キャ
ップの近傍に大気圧に連通するための弁機構を設ける
と、保護キャップと弁機構のユニットが大きくなり、プ
リンタ全体のメカ構造を合理的で効率的なものとするこ
とが困難である。また、弁機構の駆動をキャリッジの走
行から取っているために、キャリッジの走行距離が大き
くならざるを得ない面があり、プリンタのコンパクト化
を困難にしている。さらに、従来の弁機構は構造が複雑
であり、プリンタのコストを押しあげている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、保護キャ
ップの内部を大気圧とするための弁機構が簡単、確実な
構造で、かつ、保護キャップの周辺に配置する必要のな
いものとされているインクジェットプリンタの提供を課
題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】インクジェットプリンタ
に関する。保護キャップにその内部空間に連通させて吸
引チューブと圧解放チューブが取付けられる。吸引チュ
ーブの末端は負圧部に接続される。圧解放チューブの末
端は大気に開放される。圧開放チューブの中間部にチュ
ーブを押し潰すことによりチューブの連通を遮断すると
共にチューブの形状復元によって連通を回復させる弁機
能カムが配置される。
【0007】弁機能カムは印字ヘッドを駆動する駆動源
とは別個の駆動源によりタイミングをもって回動され、
チューブ側からの反作用に関して死点となる位置でチュ
ーブを押し潰した状態で停止される。次の構成を採用す
ることは好ましい。
【0008】弁機能カムを保護キャップの周辺から離れ
たプリンタ内部の余裕空間位置に配置した構成。負圧部
の駆動機構と弁機能カムの駆動機構を、切り換えて使用
する一つの駆動源とし、負圧部が駆動されるとき弁機能
カムはチューブを潰した状態の死点位置にある構成。
【0009】
【作用】吸引チューブは、保護キャップの内部空間を負
圧に連通させ、圧開放チューブは保護キャップの内部空
間を大気圧に連通させる。弁機能カムは、大気圧に対し
て内部空間を開閉する。チューブを押し潰すことにより
チューブの連通を遮断すると共にチューブの形状復元に
よって連通を回復させる弁機能カムは、保護キャップ周
辺の構造を簡素にし、また、大気圧に対する内部空間の
開閉を確実なものとする。
【0010】弁機能カムが印字ヘッドを駆動する駆動源
とは別個の駆動源によりタイミングをもって回動される
構成は、弁機構を保護キャップ周辺から離れた位置に配
置することを可能とし、また、キャリッジの移動から独
立して回動されることが可能となる弁機能カムが、チュ
ーブ側からの反作用に関して死点となる位置でチューブ
を押し潰した状態で停止される構成は、カムの位置によ
ってカム自身が回動に関してロックされるので、弁機能
カムの駆動源が弁機構から切り離された際、格別なロッ
ク機構がなくとも不測に遊動することがなく、弁機能カ
ムの作動が確実なものとなる。
【0011】
【実施例】図1は、ホームポジションにあるインクジェ
ット式の印字ヘッド1とこれに対向して位置しているメ
インテナンス装置2を示している。符号3はフレーム
で、キャリッジシャフト4、ガイド板5が固定されてい
る。符号6はタイミングベルトで、フレーム3の底部に
固定されたヘッド往復移動用モーター7によって駆動さ
れる。印字ヘッド1は前部(プラテン側)でキャリッジ
シャフト4に嵌挿されると共に後部がガイド板5の上面
に摺動可能に載置され、下部でタイミングベルト6に結
合されている。
【0012】印字ヘッド1は周知の構造を備えたインク
ジェット式で前面にインクをドット単位で吐出するノズ
ル列8を有する。また、ヘッド往復移動用モーター7は
システムプログラムを納めた制御装置9のコントロール
下にある。メインテナンス装置2は、メインテナンスベ
ース10に保護キャップ11とワイパー12が装着さ
れ、印字ヘッド1の移動とタイミングを合わせてこれら
を印字ヘッド1に向けて進退させる機構および、タイミ
ングをもって保護キャップ11の内部を負圧にする負圧
部13と大気に通じさせるための弁機構14を備えてい
る(図2)。保護キャップ11およびワイパー12の印
字ヘッド側への移動はスプリング28で行われるが、メ
インテナンスベース10から抜け出てしまわないように
図示していないストッパーがある。
【0013】保護キャップ11は凹部を備えた容器形状
で、凹部の内側にフロロシリコーンゴムのカバー11a
が装着されている。このカバー11aは、インク汚れを
落とし易くすると共に、印字ヘッド1に対する密着性を
良くするためのものである。凹部が形成する保護キャッ
プ11の内部空間には、吸引チューブ15の先端と圧解
放チューブ16の先端が接続され、連通されている。吸
引チューブ15の末端は負圧部13のポンプ17に接続
されている。負圧部13はメインテナンベース10に組
み込まれた、切り換えギア18、アイドルギア19
(a,b)を介してモーター29により駆動される。ポ
ンプ17は、いわゆるチューブポンプであり、所定間隔
に配置されたローラー20が回動されると、吸引チュー
ブ15が順次押し潰されることによりポンプ作動が行わ
れる。
【0014】圧解放チューブ16の末端は、中間に弁機
能カム21を介して大気に開放されている。弁機能カム
21はフレームとの間に圧解放チューブ16をはさみ込
み、押し潰す。弁機能カム21は弁機構14によって駆
動される。弁機構14は、メインテナンスベース10に
組み込まれた、前記の切り換えギア18、アイドルギア
22(a,b)、カムギア23を介してモーター29に
より駆動される。カムギア23のカム駆動軸24に弁機
能カム21が取付けられている。この実施例において、
カム駆動軸24には保護キャップ11とワイパー12を
交互に進退させるための第1、第2のカム25,26も
取付けられている。符号27(a,b)はカムフォロワ
であり、保護キャップ11、ワイパー12と一体に設け
られ、スプリング28(a,b)によって常時、カム2
5,26側に押圧されている。
【0015】第1、第2のカム25,26は円板の一部
を所定の弦に沿って切除して直面部25a、26aを形
成したもので、図のように相互間に180°の初期位相
差が設定されている。第1のカム25に関して、直面部
25aがカムフォロア27aに対面して垂直となった状
態(図4)が初期状態とされる。この状態では保護キャ
ップ11がスプリング28によって印字ヘッド1に向け
て最大に押出され、印字ヘッド1のノズル列8を覆って
いるが、カムフォロワ27aと第1カム25の直面部2
5aとの間には弦によって切り取られた半径分d1 より
も小さな距離d2 の間隔がある。第2のカム26とカム
フォロワ27bとの関係も180°の回転角度差がある
だけで、ほぼ同じである。
【0016】符号29はモーターで、切り換えギア18
を駆動する構成とされており、切り換えギア18を介し
て負圧部13と弁機構14の共通の駆動源となってい
る。なお、モーター29は制御装置9のコントロール下
にあるがヘッド往復移動用モーター7とは別個の駆動源
となっている。
【0017】弁機能カム21は、先端が幅広く、厚みに
おいて薄くなるほぼ楔形で、先端部の滑らかな面で圧解
放チューブ16に接触する。このカム21は、圧解放チ
ューブ16をフレーム3の水平部との間で押し潰す作用
をするが(図5)、チューブ16が最も押し潰された状
態のとき、先端とカム駆動軸24の軸芯を結ぶ線(P0
−P2 )がチューブ16側からの反力の方向と一致して
反作用に関して死点位置となる。また、この死点位置
は、前記第1のカム25が初期位置にあるときと一致し
ている。
【0018】作動において、印字終了指令によって印字
ヘッド1がホームポジションに着くと、センサーあるい
は印字ヘッドの移動に関する位置検出結果によって、メ
インテナンス装置2のモーター29が駆動される。この
とき、第1のカム25は180°回転された状態にあっ
て、カム25の円周部で保護キャップ11が印字ヘッド
1から離れ前方(プラテン側)へd1-d2 の寸法だけ移
動した位置にある。また、切り換えギア18は弁機構1
4側に切り換えられている。このため、カムギア23が
駆動されて保護キャップ11がスプリング28に押さ
れ、印字ヘッド1側に突出する。保護キャップ11はや
がて印字ヘッド1のノズル列8を覆うと共に印字ヘッド
1に衝突してそれ以上の移動が止められる。カムギア2
3はさらに回転して第1のカム25が初期位置となった
ところで停止される。この間の第1カム25の回転は、
カム作用面の後端Tがカムフォロワ27aから離れた
後、直面部25の間隔が距離d2 となるまでであり、角
度にしてθである。
【0019】これを弁機能カム21の回転について見る
と、図5においてP2 の位置から回転を始めてP3 に到
達し、ついで角度θを回転してP0 の位置に達する。P
3 の位置は第1のカム25におけるT点がカムフォロワ
27aから離れる位置であり、この位置で弁機能カム2
1の先端はチューブを16を完全には押し潰しておら
ず、圧解放チューブ16は連通状態にある。P0 は弁機
能カム21の死点位置である。
【0020】したがって、保護キャップ11が印字ヘッ
ド1のノズル列8を完全に覆う前は、弁機能カム21の
先端はP2 ,P3 間にあって、圧解放チューブ16が連
通しており、保護キャップ11の内部空間が大気圧に連
通されている。この結果、保護キャップ11を印字ヘッ
ド1に向けて急速に移動して当接させても、保護キャッ
プ11の内部空間が加圧されることはない。保護キャッ
プ11がノズル列8を完全に覆った後、弁機能カム21
はP3 からP0 へと移動し、圧解放チューブ16を完全
に押し潰して連通を遮断する。これにより、保護キャッ
プ11の内部は密封され、また、弁機能カム11は死点
位置で停止される。
【0021】再び印字指令があると、切り換えギア18
が負圧部13側に切り換えられ、ポンプ17が駆動され
る。保護キャップ11の内部空間は負圧にされ、印字ヘ
ッド1のノズル列8の各ノズルから先端部のインクが吸
い出され、ノズル列8が整備される。ポンプ17は所定
回転(数回転)の後停止され、切り換えギア18が弁機
構14側に切り換えられて、カム軸24が回転され、第
1、第2のカム25,26が回転する。第1のカム25
は当初カム作用面の始端Sがカムフォロワ27aに接触
するまでの角度θだけ回転した後、スプリング28に抗
してカムフォロワ27aを前方へ押しやり、180°の
回転を行う。これにより、保護キャップ11が印字ヘッ
ド1から引き離され、ノズル列8が解放される。
【0022】このとき、弁機能カム21はP0 位置か
ら、第1のカム25の始端Sがカムフォロワ27aに接
する位置であるP1 の位置までの角度θの回転によっ
て、完全に押し潰して連通を遮断状態としていた圧解放
チューブ16から僅かに離れ、チューブ16を大気に連
通状態とする。弁機能カム21の先端が、位置P1 を通
過した後は圧解放チューブ16が完全に解放され、連通
状態が維持される。
【0023】したがって、印字作動の当初に保護キャッ
プ11の密閉された内部空間が一旦負圧にされてノズル
列8が整備された後、保護キャップ11が印字ヘッド1
から引き離される直前に保護キャップ11の内部空間が
大気圧に連通される。これにより、保護キャップ11が
印字ヘッド1から引き離される際に内部空間が負圧にな
ることがない。また、ポンプ17が作動している間、切
り換えギア18は負圧部13側に切り換えられて、弁機
能カム21の弁機構14側は駆動源から切り離されて遊
動の起こり易い状態にあるが、弁機能カム21は反作用
に関する死点位置で停止しており、不測に回転すること
はない。
【0024】以上は実施例であって、本発明は、図示さ
れた構成に限定されない。弁機能カム21を駆動する機
構は、第1、第2のカム25,26の駆動と別個独立に
行うこともできる。また、圧解放チューブ16は屈曲性
に富むから、末端部を保護キャップ11の周辺から離れ
たプリンタ内部の余裕空間位置に配置し、弁機能カム2
1もその位置に配置することがある。負圧部13のポン
プはチューブポンプに限らない。
【0025】
【発明の効果】請求項1に記載の構成によれば、タイミ
ングをもって保護キャップ内部を大気圧に連通させる弁
機構として、弁機能カムによって圧解放チューブを押し
潰し、また、解放する構造としたので圧解放のための弁
機構がきわめて簡単な構造となる。また、大気圧への連
通と遮断が確実に行われる。この結果、プリンタのメイ
ンテナンス装置をコンパクトにまとめることができ、さ
らに、コストの低減を図ることができる。
【0026】弁機能カムは印字ヘッドを駆動する駆動源
とは別個の駆動源により回動されるので、印字ヘッドの
移動に先立って弁機能カムの駆動をセットアップしてお
くことができ、プリンタの作動にタイムラグが少なくな
る。
【0027】弁機能カムは、チューブ側からの反作用に
関して死点となる位置でチューブを押し潰した状態で停
止されるので、自己ロックされ、遊動することがない。
このため、この間に駆動源を負圧側に切り替えても、弁
機構側に格別な支障を生じることはない。
【0028】請求項2に記載の構成によれば、プリンタ
内部の余裕空間を有効に利用できると共に、メインテナ
ンス装置およびその周辺の機構を簡素にでき、プリンタ
全体のメカ構造を合理的で効率的なものとすることがで
きる。
【0029】請求項3に記載の構成によれば、負圧部の
駆動機構と弁機能カムの駆動機構を一つの駆動源を切り
換えて使用するので、プリンタ内における駆動源の数を
抑制してコストの低減をはかることができ、また、負圧
部が駆動されるとき、弁機能カムはチューブを潰した状
態の死点位置とすることによって遊動が阻止されるの
で、弁機能カムの駆動機構に格別なストッパーが必要な
く、コンパクトに構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】プリンタの一部を示す平面図。
【図2】駆動機構を示す斜視図。
【図3】保護キャップに関する機構の概略を示す斜視
図。
【図4】第1カムの作動を説明するための側面図。
【図5】弁機能カムの作動を説明するための側面図。
【符号の説明】
1 印字ヘッド 2 メインテナンス装置 3 フレーム 4 キャリッジシャフト 5 ガイド板 6 タイミングベルト 7 ヘッド往復移動用モーター 8 ノズル列 9 制御装置 10 メインテナンスベース 11 保護キャップ 11a カバー 12 ワイパー 13 負圧部 14 弁機構 15 吸引チューブ 16 圧解放チューブ 17 ポンプ 18 切り換えギア 19 アイドルギア 20 ローラー 21 弁機能カム 22 アイドルギア 23 カムギア 24 カム駆動軸 25 第1のカム 25a 直面部 26 第2のカム 26a 直面部 27(a,b) カムフォロワ 28 スプリング 29 モーター

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 保護キャップにその内部空間に連通させ
    て吸引チューブと圧解放チューブが取付けられており、
    吸引チューブの末端は負圧部に接続され、圧解放チュー
    ブの末端は大気に開放され、圧開放チューブの中間部に
    チューブを押し潰すことによりチューブの連通を遮断す
    ると共にチューブの形状復元によって連通を回復させる
    弁機能カムが配置されており、このカムは印字ヘッドを
    駆動する駆動源とは別個の駆動源によりタイミングをも
    って回動され、チューブ側からの反作用に関して死点と
    なる位置でチューブを押し潰した状態で停止されること
    を特徴としたインクジェットプリンタ。
  2. 【請求項2】 弁機能カムは保護キャップの周囲から離
    れたプリンタ内部の余裕空間位置に配置されていること
    を特徴とした請求項1に記載のインクジェットプリン
    タ。
  3. 【請求項3】 負圧部の駆動機構と弁機能カムの駆動機
    構は切り換えて使用する一つの駆動源を有し、負圧部が
    駆動されるとき弁機能カムはチューブを潰した状態の死
    点位置にあることを特徴とした請求項1または請求項2
    に記載のインクジェットプリンタ。
JP9744295A 1995-03-31 1995-03-31 インクジェットプリンタ Withdrawn JPH08267787A (ja)

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