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JPH08266756A - 乗り物シートに使用されるシート・バック・カバー - Google Patents

乗り物シートに使用されるシート・バック・カバー

Info

Publication number
JPH08266756A
JPH08266756A JP9803195A JP9803195A JPH08266756A JP H08266756 A JPH08266756 A JP H08266756A JP 9803195 A JP9803195 A JP 9803195A JP 9803195 A JP9803195 A JP 9803195A JP H08266756 A JPH08266756 A JP H08266756A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
back cover
seat
sewn
seam
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9803195A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Hatta
進 八田
Koji Nomura
幸治 野村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tachi S Co Ltd
Original Assignee
Tachi S Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tachi S Co Ltd filed Critical Tachi S Co Ltd
Priority to JP9803195A priority Critical patent/JPH08266756A/ja
Publication of JPH08266756A publication Critical patent/JPH08266756A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 廉価にしてバック・ボードを用いるような高
級感を得る。 【構成】 段差21が、背裏カバー13とまち12とを
表皮合わせに重ね合わせて縫い代17,18において合
わせ縫いされ、そして、その背裏カバー13をその縫い
代側に折り返してその縫い代17,18の端末19,2
0をその背裏カバー13にすくい縫いすることによって
その背裏カバー13およびまち12の縫合わせに形成さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明に関係ある分野】この発明は、乗り物シートに使
用されるシート・バック・カバーに関し、特に、背裏カ
バーがまちに合わせ縫いされるシート・バック・カバー
の改良に関する。
【0002】
【背景技術】通常、背裏カバーがまちに合わせ縫いされ
るシート・バック・カバーでは、縫合わせに段差ができ
ず、このシート・バック・カバーを用いる乗り物シート
は、バック・ボード付きシートのような高級感がなかっ
た。
【0003】
【発明の課題】この発明の課題は、廉価にしてバック・
ボードを用いるような高級感が得られるところの乗り物
シートに使用されるシート・バック・カバーの提供にあ
る。
【0004】
【課題に相応する手段およびそれの作用】この発明は、
段差が、背裏カバーとまちとを表皮合わせに重ね合わせ
て縫い代において合わせ縫いされ、そして、その背裏カ
バーをその縫い代側に折り返してその縫い代の端末をそ
の背裏カバーにすくい縫いすることによってその背裏カ
バーおよびまちの縫合わせに形成され、そして、その段
差によってバック・ボードの感じを得るところである。
【0005】また、この発明は、段差が、背裏カバーと
まちとを表皮合わせに重ね合わせてその背裏カバーに玉
縁芯を添え、そして、縫い代において合わせ縫いされ、
そして、その背裏カバーにその玉縁芯をくるませてその
背裏カバーをその縫い代側に折り返してその縫い代の端
末をその背裏カバーにすくい縫いすることによってその
背裏カバーおよびまちの縫合わせに形成され、そして、
その段差が大きくできてその段差によってバック・ボー
ドの感じを得るところである。
【0006】
【具体例の説明】以下、特定されて図示された具体例に
基づいて、この発明の乗り物シートに使用されるシート
・バック・カバーを説明するに、図1ないし図3は、乗
用車のフロント・シートにおいてシート・バック30に
適用されるこの発明の乗り物シートに使用されるシート
・バック・カバーの具体例10を示し、このシート・バ
ック・カバー10では、前面カバー11および背裏カバ
ー13が表皮14、ワディング15、および裏基布16
からなり、そして、そこでは、段差21が図2に示され
たように、その背裏カバー13とその前面カバー11の
まち12とを表皮14,14合わせに重ね合わせて縫い
代17,18において合わせ縫いされ、そして、図3に
示されたように、その背裏カバー13をその縫い代1
7,18側に折り返してその縫い代17,18の端末1
9,20をその背裏カバー13にすくい縫いすることに
よってその背裏カバー13およびまち12の縫合わせに
形成される。
【0007】そのように、その背裏カバー13がその前
面カバー11のまち12に縫い合わせられるそのシート
・バック・カバー10は、通常に、シート・バック・フ
レーム(図示せず)に組み付けられたシート・バック・
パッド31に被せられてそのシート・バック30が組み
立てられる。そのシート・バック30では、その段差2
1が図1に示されたように、シート・バック・サイドに
現われて背裏側が立体的に見えて高級感がでる。そし
て、縫合わせの端末、すなわち、縫い代17,18の方
向が一定されて外観仕上りが良い。
【0008】図4ないし図6は、乗用車のフロント・シ
ートにおいてシート・バック60に適用されるこの発明
の乗り物シートに使用されるシート・バック・カバーの
具体例40を示し、前面カバー41が表皮44からな
り、また、背裏カバー43が表皮44、ワディング4
5、および裏基布46からなり、そして、そこでは、段
差54が図5に示されたように、その背裏カバー43と
その前面カバー41のまち42とを表皮44,44合わ
せに重ね合わせてその背裏カバー43に玉縁芯47を添
え、そして、縫い代48,49,50において合わせ縫
いされ、そして、図6に示されたように、その背裏カバ
ー43にその玉縁芯47をくるませてその背裏カバー4
3をその縫い代48,49,50側に折り返してその縫
い代48,49,50の端末51,52,53をその背
裏カバー43にすくい縫いすることによってその背裏カ
バー43およびまち42の縫合わせに形成される。
【0009】そのように、その背裏カバー43がその玉
縁芯47を活用してその前面カバー41のまち42に縫
い合わせられる。そのシート・バック・カバー40は、
通常に、シート・バック・フレーム(図示せず)に組み
付けられたシート・バック・パッド61に被せられてそ
のシート・バック60が組み立てられる。そのシート・
バック60では、その段差54が図4に示されたよう
に、大きくできてシート・バック・サイドに現われ、そ
して、背裏側がバック・ボードのように立体的に見えて
一層高級感がでる。また、縫合わせの端末、すなわち、
縫い代48,49,50の方向が一定されて外観仕上り
が良い。
【0010】先に図面を参照して説明されたところのこ
の発明の特定された具体例から明らかであるように、こ
の発明の属する技術の分野における通常の知識を有する
者にとって、この発明の内容は、その発明の性質(na
ture)および本質(substance)に由来
し、そして、それらを内在させると客観的に認められる
別の態様に容易に具体化される。勿論、この発明の内容
は、その発明の課題に相応し(be commensu
rate with)、そして、その発明の成立に必須
である。
【0011】
【発明の便益】上述から理解されるように、この発明の
乗り物シートに使用されるシート・バック・カバーは、
段差が、背裏カバーとまちとを表皮合わせに重ね合わせ
て縫い代において合わせ縫いされ、そして、その背裏カ
バーをその縫い代側に折り返してその縫い代の端末をそ
の背裏カバーにすくい縫いすることによってその背裏カ
バーおよびまちの縫合わせに形成されるので、また、段
差が、背裏カバーとまちとを表皮合わせに重ね合わせて
その背裏カバーに玉縁芯を添え、そして、縫い代におい
て合わせ縫いされ、そして、その背裏カバーにその玉縁
芯をくるませてその背裏カバーをその縫い代側に折り返
してその縫い代の端末をその背裏カバーにすくい縫いす
ることによってその背裏カバーおよびまちの縫い合わせ
に形成されるので、この発明の乗り物シートに使用され
るシート・バック・カバーでは、その段差が廉価に可能
になってシート・バック・サイドに現われ、背裏側がバ
ック・ボードを用いるように立体的に見えてシート・バ
ックに高級感が得られ、そして、縫合わせの端末の方向
が一定されて外観仕上りが良く、その結果、乗り物シー
トにとって非常に有用で実用的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】乗用車のフロント・シートにおいてシート・バ
ックに適用されるこの発明の乗り物シートに使用される
シート・バック・カバーの具体例を示した部分断面図で
ある。
【図2】背裏カバーとまちとが表皮合わせに重ね合わせ
られて縫い代において合わせ縫いされるところの合わせ
縫い断面図である。
【図3】背裏カバーが縫い代側に折り返されてその縫い
代の端末がその背裏カバーにすくい縫いされるところの
すくい縫い断面図である。
【図4】乗用車のフロント・シートにおいてシート・バ
ックに適用されるこの発明の乗り物シートに使用される
シート・バック・カバーの具体例を示した部分断面図で
ある。
【図5】背裏カバーとまちとが表皮合わせに重ね合わせ
られてその背裏カバーに玉縁芯が添えられ、縫い代にお
いて合わせ縫いされるところの合わせ縫い断面図であ
る。
【図6】背裏カバーが玉縁芯をくるむようにして縫い代
側に折り返されてその縫い代の端末がその背裏カバーに
すくい縫いされるところのすくい縫い断面図である。
【符号の説明】
11 前面カバー 12 まち 13 背裏カバー 21 段差

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 段差が、背裏カバーとまちとを表皮合わ
    せに重ね合わせて縫い代において合わせ縫いされ、そし
    て、その背裏カバーをその縫い代側に折り返してその縫
    い代の端末をその背裏カバーにすくい縫いすることによ
    ってその背裏カバーおよびまちの縫合わせに形成される
    ところの乗り物シートに使用されるシート・バック・カ
    バー。
  2. 【請求項2】 段差が、背裏カバーとまちとを表皮合わ
    せに重ね合わせてその背裏カバーに玉縁芯を添え、そし
    て、縫い代において合わせ縫いされ、そして、その背裏
    カバーにその玉縁芯をくるませてその背裏カバーをその
    縫い代側に折り返してその縫い代の端末をその背裏カバ
    ーにすくい縫いすることによってその背裏カバーおよび
    まちの縫合わせに形成されるところの乗り物シートに使
    用されるシート・バック・カバー。
JP9803195A 1995-03-30 1995-03-30 乗り物シートに使用されるシート・バック・カバー Pending JPH08266756A (ja)

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JP9803195A JPH08266756A (ja) 1995-03-30 1995-03-30 乗り物シートに使用されるシート・バック・カバー

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JPH08266756A true JPH08266756A (ja) 1996-10-15

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