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JPH08251475A - 撮影装置用開眼検知装置 - Google Patents

撮影装置用開眼検知装置

Info

Publication number
JPH08251475A
JPH08251475A JP7079690A JP7969095A JPH08251475A JP H08251475 A JPH08251475 A JP H08251475A JP 7079690 A JP7079690 A JP 7079690A JP 7969095 A JP7969095 A JP 7969095A JP H08251475 A JPH08251475 A JP H08251475A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
fundus reflection
reflection image
shutter
input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP7079690A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Saito
浩 斎藤
Takuo Ishiwaka
卓夫 石若
Shigeru Okabayashi
繁 岡林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP7079690A priority Critical patent/JPH08251475A/ja
Publication of JPH08251475A publication Critical patent/JPH08251475A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 人物写真の撮影の際に、被写体が開眼状態で
あることを検知して、撮影装置のシャッタの駆動を許可
することにより、常に開眼状態の写真を撮影し、フィル
ムや撮影時間の無駄を防ぐことができるようにする。 【構成】 撮影用の光学系1の近傍に開眼検知のための
撮像用の画像入力部10が設置される。シャッタボタン
20を半押しすると、画像入力部10と共軸系の照明1
1aと非共軸系の照明11bによる不可視光が順次、被
写体8に照射され、その画像データは画像入力部10か
ら入力されA/D変換されて、画像メモリ13に格納さ
れる。反射像抽出部14では各画像データの差分から眼
底反射像を抽出する。反射像有無判定部15で画像デー
タ内に眼底反射像が含まれているか否かが判定され、含
まれている場合には、シャッタ3の駆動が許可され、含
まれていない場合には、シャッタ3の駆動が阻止され、
警報音が発せられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、撮影装置を用いて人物
を撮影する際に、被写体の開眼状態を検知する撮影装置
用開眼検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、人物写真の撮影の際に、被写体が
開眼状態であることを検知する手段がないため、被写体
の不用意な瞬目による閉眼状態の写真が撮影されること
があり、プロのカメラマン等は、撮影時に複数枚の写真
を撮影することにより対応している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
撮影装置においては、被写体が開眼状態であるかどうか
は写真の出来上りを待たねばならず、閉眼状態であれ
ば、再度撮影しなければならないため、フィルムや撮影
時間の無駄が生じる。また、旅行等における写真撮影の
際に、同一の写真を複数枚撮影することは少ないため、
写真の出来上り後に閉眼状態であることがわかっても、
撮り直すことは難しく、記念に残る貴重な写真が閉眼状
態であることは非常に残念なことである。したがって、
本発明は上記従来の問題点に鑑み、人物写真の撮影の際
に、被写体が開眼状態であることを検知して、撮影する
ことにより、常に開眼状態の写真を撮影し、フィルムや
撮影時間の無駄を防ぐことができる撮影装置用開眼検知
装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の本発明は、撮影装置に接続され、
眼底反射像撮像用光学系と光電変換素子からなる画像入
力手段と、前記眼底反射像撮像用光学系の光軸と照射方
向が一致する共軸系照明と、前記眼底反射像撮像用光学
系と非共軸な位置に設けた非共軸系照明とを備える照明
手段と、前記画像入力手段で入力された前記各照明によ
る被写体の画像データを格納する画像メモリと、前記画
像データの差分から眼底反射像を抽出する眼底反射像抽
出手段と、画像データ内に眼底反射像が含まれている
か、含まれていないかを判定する眼底反射像有無判定手
段と、前記眼底反射像有無判定手段からの判定出力によ
り前記撮影装置のシャッタ機構の駆動を制御するシャッ
タ制御手段と、各手段を制御する全体制御手段からな
り、前記シャッタ制御手段は、前記眼底反射像有無判定
手段で、画像データ内に眼底反射像が含まれていると判
定された場合は、前記シャッタ機構の駆動を許可し、画
像データ内に眼底反射像が含まれていないと判定された
場合には、前記シャッタ機構の駆動を阻止するものとし
た。
【0005】また、請求項2に記載の本発明は、上記構
成のうち、前記眼底反射像有無判定手段で、画像データ
内に眼底反射像が含まれていないと判定された場合に
は、画像データ内に眼底反射像が含まれていると判定さ
れ、前記シャッタ機構の駆動が許可されるまで、前記全
体制御手段は前記各手段を制御し、作動を繰り返えさせ
るものとした。
【0006】また、請求項3に記載の本発明は、撮影装
置に接続され、眼底反射像撮像用光学系と光電変換素子
からなる画像入力手段と、前記眼底反射像撮像用光学系
の光軸と照射方向が一致する共軸系照明と、前記眼底反
射像撮像用光学系と非共軸な位置に設けた非共軸系照明
とを備える照明手段と、前記画像入力手段で入力された
前記各照明による被写体の画像データを格納する画像メ
モリと、前記画像データの差分から眼底反射像を抽出す
る眼底反射像抽出手段と、画像データ内に含まれる眼底
反射像数を判定する眼底反射像数判定手段と、撮影する
被写体数を予め入力する被写体数入力手段と、前記眼底
反射像数判定手段で判定された眼底反射像数と前記被写
体数入力手段から入力された被写体数の倍数とを比較す
る比較手段と、比較結果により前記撮影装置のシャッタ
機構の駆動を制御するシャッタ制御手段と、各手段を制
御する全体制御手段からなり、前記シャッタ制御手段
は、前記比較手段において前記眼底反射像数判定手段で
判定された眼底反射像数と前記被写体数入力手段から入
力された被写体数の倍数とが一致していると判定された
場合は、前記シャッタ機構の駆動を許可し、前記比較手
段において前記眼底反射像数判定手段で判定された眼底
反射像数と前記被写体数入力手段から入力された被写体
数の倍数とが一致していないと判定された場合には、前
記シャッタ機構の駆動を阻止するものとした。
【0007】請求項4に記載の本発明は、上記請求項3
に記載の構成のうち、前記比較手段において前記眼底反
射像数判定手段で判定された眼底反射像数と前記被写体
数入力手段から入力された被写体数の倍数とが一致して
いないと判定された場合には、判定された眼底反射像数
と入力された被写体数の倍数とが一致していると判定さ
れ、前記シャッタ機構の駆動が許可されるまで、前記全
体制御手段は前記各手段を制御し、作動を繰り返えさせ
るものとした。
【0008】また、請求項5に記載の本発明は、撮影装
置に接続され、眼底反射像撮像用光学系と光電変換素子
からなる画像入力手段と、前記眼底反射像撮像用光学系
の光軸と照射方向が一致する共軸系照明と、前記眼底反
射像撮像用光学系と非共軸な位置に設けた非共軸系照明
とを備える照明手段と、前記画像入力手段で入力された
前記各照明による被写体の画像データを格納する画像メ
モリと、前記画像データの差分から眼底反射像を抽出す
る眼底反射像抽出手段と、画像データ内に含まれる眼底
反射像数を判定する眼底反射像数判定手段と、前記撮影
装置のファイダ内に判定された眼底反射像数を表示する
眼底反射像数表示手段と、各手段を制御する全体制御手
段から構成されるものとした。
【0009】
【作用】請求項1のものは、共軸系照明と非共軸系照明
により被写体を照射し、撮像する。画像入力手段で入力
された画像データを画像メモリに格納し、眼底反射像抽
出手段において各照明により撮像された画像データの差
分に基いて眼底反射像を抽出する。眼底反射像有無判定
手段では、これらの選別処理の結果、抽出された眼底反
射像が存在するかどうかを判定する。シャッタ制御手段
は、眼底反射像有無判定手段で、画像データ内に眼底反
射像が含まれていると判定された場合は、シャッタ機構
の駆動を許可し、画像データ内に眼底反射像が含まれて
いないと判定された場合には、シャッタ機構の駆動を阻
止する。全体制御手段は各手段を制御する。これによ
り、被写体が閉眼状態であることが検知された場合に
は、シャッタ機構の駆動を阻止する。
【0010】また、請求項2のものは、上記構成のう
ち、眼底反射像有無判定手段で、画像データ内に眼底反
射像が含まれていないと判定された場合には、シャッタ
制御手段はシャッタ機構の駆動を阻止するとともに、全
体制御手段が、再度各照明による撮像から、眼底反射像
判定までの処理を繰り返させる。これにより、被写体が
閉眼状態であることが検知された場合には、シャッタ機
構の駆動を阻止し、再度開眼検知を行う。
【0011】また、請求項3のものは、眼底反射像数判
定手段で、眼底反射像抽出手段において抽出された眼底
反射像数を判定する。比較手段において、被写体数入力
手段から予め入力された被写体数の倍数と、眼底反射像
数判定手段で判定された眼底反射像数と比較し、比較結
果を、撮影装置のシャッタ機構の駆動を制御するシャッ
タ制御手段へ送る。シャッタ制御手段は、比較手段にお
いて眼底反射像数判定手段で判定された眼底反射像数と
被写体数入力手段から入力された被写体数の倍数とが一
致していると判定された場合は、シャッタ機構の駆動を
許可し、比較手段において眼底反射像数判定手段で判定
された眼底反射像数と被写体数入力手段から入力された
被写体数の倍数とが一致していないと判定された場合に
は、シャッタ機構の駆動を阻止する。全体制御手段は各
手段を制御する。これにより、少なくとも1人が、閉眼
状態であることが検知された場合には、シャッタ機構の
駆動を阻止する。
【0012】また、請求項4のものは、上記構成のう
ち、比較手段において眼底反射像数判定手段で判定され
た眼底反射像数と被写体数入力手段から入力された被写
体数の倍数とが一致していないと判定された場合には、
シャッタ制御手段はシャッタ機構の駆動を阻止するとと
もに、全体制御手段が、再度各照明による撮像から、眼
底反射像判定までの処理を繰り返させる。これにより、
被写体のうち、少なくとも1人が、閉眼状態であること
が検知された場合には、シャッタ機構の駆動を阻止し、
再度開眼検知を行う。
【0013】また、請求項5のものは、眼底反射像数判
定手段で、眼底反射像抽出手段において抽出された眼底
反射像数を判定し、眼底反射像数表示手段に判定された
眼底反射像数を表示する。これにより、撮影者は被写体
人数の全員が眼を開けているかどうかを判断できる。
【0014】
【実施例】図1は本発明の撮影装置用開眼検知装置の第
1の実施例を示すブロック図である。本実施例は被写体
が1人のときにとくに好適である。被写体8を撮影する
ための撮影用の光学系1の後方にミラー2が設置され、
さらに後方にシャッタ3およびフィルム4が設けられて
いる。ミラー2上方にはペンタプリズム5aおよび接眼
部の光学系5bから構成されるファインダ5が設置され
ている。撮影者7はファインダ5から被写体8を観察す
る。撮影用の光学系1の近傍に、被写体8を撮像する光
学系10aおよびCCD等を用いた光電変換素子10b
から構成される画像入力部10が設置される。画像入力
部10の前面には、光学系10aの光軸と照射方向が一
致する様に取り付けられ近赤外LED等からなる共軸系
の照明11aが設けられる。また照明11aとの相対関
係が既知の位置に照明11aと同一仕様を有する非共軸
系の照明11bが設けられている。
【0015】光電変換素子10bからの撮像出力はA/
D変換器12で画像データとしてA/D変換され、画像
メモリ13に格納される。画像メモリ13には、反射像
抽出部14が接続され、これに順次、反射像有無判定部
15およびシャッタ制御部16が接続されている。反射
像抽出部14では画像メモリ13に格納された各画像デ
ータの差分から眼底反射像を抽出する。反射像有無判定
部15で、眼底反射像が画像データ内に含まれている
か、含まれていないかを判定する。シャッタ制御部16
はシャッタ3および警報音を発する警報出力部17に接
続されている。照明11a、11bにはその発光を制御
する照明発光制御部18が接続されており、この照明発
光制御部18、A/D変換器12、警報出力部17を含
み装置全体の動作を制御する全体制御部19が設けられ
ている。全体制御部19にはシャッタボタン20および
開眼検知スイッチ21が接続されている。シャッタボタ
ン20を半押しすると、全体制御部19から制御開始信
号が出され、さらに押し込むとシャッタ3が駆動され
る。
【0016】ここで、まず本実施例の動作原理について
説明する。ストロボ光を用いて人物を撮影した時に、被
写体の眼が赤く光ることがある。この赤目現象は、撮影
方向とほぼ等しい方向から照明を当てた時に、眼底の網
膜で反射した眼底反射光が撮影装置の方向に戻ることが
原因である。本実施例は、被写体が開眼しているとき
は、照明光を照射すると、この眼底反射光が観測できる
ことを利用して、被写体の開眼状態を検出している。画
像入力部10と共軸系をなすように配置された照明11
aを用いて撮像された画像には、眼底からの反射光によ
り、眼球の瞳孔部が明るく撮像される。また、画像入力
部10と非共軸系をなすように配置された照明11bを
用いて撮像された画像には、眼底からの反射光は写らな
いので、眼球の瞳孔部は暗く撮像される。この2枚の画
像の差分から眼底反射像を抽出し、開眼状態を検知す
る。
【0017】次に、本実施例の動作について説明する。
図2は本実施例における眼底反射像抽出処理の流れを示
すフローチャートである。まず、開眼検知スイッチ21
をオンし、シャッタボタン20を半押しすると全体制御
部19から制御開始信号が出され制御が開始される。ス
テップ101において、照明発光制御部18の制御信号
で、照明11aが点灯し、照明11bが消灯する。ステ
ップ102で、光学系10aから入力された画像は、光
電変換素子10bで電気信号に変換された後、A/D変
換器12でA/D変換され、画像メモリ13に格納され
る。この画像をI1 (x,y)とする。ステップ103
では、照明発光制御部18の制御信号で、照明11aが
消灯し、照明11bが点灯する。ステップ104におい
て、光学系10aから入力された顔画像は、光電変換素
子10bで電気信号に変換された後、A/D変換器12
でA/D変換され画像メモリ13に格納される。この画
像をI2 (x,y)とする。
【0018】ステップ105において、反射像抽出部1
4では、画像I1 (x,y)から画像I2 (x,y)を
差引いて、画像I3 (x,y)を生成する。ステップ1
06で、画像I3 (x,y)を固定しきい値Th1 で2
値化し、2値画像I4 (x,y)を生成する。ステップ
107では、画像I4 (x,y)にラベリング処理を施
し、領域の番号付けを行う。ステップ108において、
ラベリングの結果得られた各領域の面積Ri を、予め決
めておいたしきい値S1 、S2 (S1 <S2 )と比較し
て、S1 <Ri <S2 を満足する領域のみ抜き出す。す
なわち、画像I4 (x,y)の中には、眼底反射像の他
に、例えば、眼鏡レンズ反射像、眼鏡フレーム反射像、
外部照明の変動で生じた顔の一部等、様々なノイズが含
まれている可能性がある。これらのノイズは、一般に不
定形状、かつ面積も不定であるため、あらかじめ予想さ
れる面積の円もしくは楕円として観測される眼底反射像
とは明確に識別可能である。したがって、ここでは先ず
領域の面積による選別を行うものである。
【0019】上記しきい値S1 、S2 は、画像入力部1
0の撮影倍率と被写体までの距離から推定した、予想さ
れる瞳孔径(直径2〜8mm)を有する瞳孔の面積が対
応する画素数の上限値と下限値に設定される。本実施例
においては、オートフォーカス機能で得られた、被写体
までの距離情報を、しきい値S1 、S2 の設定に用い
た。照明光源からの光による眼鏡レンズ反射像も円形領
域として観測されるが、例えば、光学系10aのレンズ
の絞りを絞ることによって、常に、眼底反射像の面積よ
り、眼鏡レンズ反射像の面積が小さくなるようにしてお
けば、面積により、両者を識別できる。ステップ109
では上記面積による選別処理の結果残った領域に対して
領域形状による選別が行われる。ここでは、領域の外接
長方形に対する領域面積の比率Fを計算する。眼底反射
像は円または楕円形状で観測されるため、比率Fがある
一定値以上であるのに対し、例えば眼鏡フレーム反射
は、フレームに沿った細長い領域になるため、仮に眼底
反射像と同等の面積を有していても、Fが小さくなるの
で識別される。
【0020】ステップ110では、反射像有無判定部1
5において、これらの選別処理の結果、残った領域が存
在すれば、その画像I4 (x,y) には眼底反射像が
撮像されていると判定し、残った領域が無ければ、その
画像I4 (x,y) には眼底反射像が撮像されていな
いと判定する。こうして、反射像有無判定部15で眼底
反射像の有無が判定される。ステップ105からステッ
プ109が発明の眼底反射像抽出手段を構成し、ステッ
プ110が眼底反射像有無判定手段を構成する。
【0021】シャッタ制御部16では反射像有無判定部
15の出力結果に基き、眼底反射像が含まれていると判
定された時には、シャッタボタン20のさらなる押し込
みを許可する。撮影者7がシャッタボタン20を半押し
状態からさらに押し込むと、シャッタ3が駆動され被写
体8の撮影が行われる。また、眼底反射像が含まれてい
ないと判定された時には、シャッタ制御部16はシャッ
タボタン20のさらなる押し込みを阻止し、警報出力部
17を起動する。警報出力部17では警報音により、眼
底反射像が検知されなかったことを撮影者7に知らせ
る。警報音が発せられたときには、撮影者7がシャッタ
ボタン20の半押しを中止すれば、全体制御部19から
の制御が停止され、警報音も停止される。
【0022】これにより、シャッタボタン20を半押し
したとき、画像データ内に眼底反射像が含まれていると
判定された場合、すなわち、被写体8が開眼しているこ
とが検知された場合には、シャッタ制御部16はシャッ
タ3の駆動を許可し、画像データ内に眼底反射像が含ま
れていないと判定された場合、すなわち、被写体8が閉
眼状態であることが検知された場合には、シャッタ3の
駆動を阻止し警報音を発する。なお、意図的に行なうこ
とがなければ、瞬目は両目同時に行われるので、ひとつ
でも眼底反射像が検知されれば、被写体は開眼している
とみなした。
【0023】この実施例は以上のように構成されている
から、人物写真の撮影の際に、被写体が開眼状態である
ことを検知して、撮影するので、常に開眼状態の写真を
撮影できる。従って、フィルムや撮影時間の無駄を防ぐ
ことができる。なお、上記実施例において、警報出力と
して光を用い、警報出力部17をファインダ5内に設け
ることにより、他の絞り情報や、シャッタ速度情報と同
様に、撮影者7がシャッタタイミングを決定する目安に
する撮影情報のひとつとして、利用することも出来る。
【0024】次に図3は本発明の第2の実施例を示す。
本実施例では反射像有無判定部15にはシャッタ制御部
31が接続されている。シャッタ制御部31はシャッタ
3、警報出力部17および全体制御部32に接続されて
いる。この全体制御部32はシャッタボタン20および
開眼検知スイッチ21が接続されていて、照明発光制御
部18、A/D変換器12および警報出力部17を含む
装置全体の動作を制御する。シャッタ制御部31から、
シャッタ3の駆動を阻止するように制御する信号が出力
されると、再度、全体制御部32から制御開始信号が出
される。したがって、開眼検知動作を繰り返し行い、初
めて開眼を検知したときにシャッタ3の駆動が許可さ
れ、シャッタボタン20のさらなる押し込みが可能にな
る。
【0025】この場合撮影者7のシャッタボタン20の
半押し操作と撮影の間にタイムラグが生じる。しかし、
「カラー動画像を用いた実時間瞬目検出方法」(田辺
他、1992年第23回画像工学コンファレンス)に記
載されるように、通常1回の瞬目に要する時間は、約3
00から400msecの短時間であり、警報音により
被写体8が閉眼していることが報知された後、数百ms
ec前後のタイムラグでシャッタ3は駆動されるので、
撮影には支障は無い。その他の構成および動作は図1に
示された第1の実施例と同様である。
【0026】これにより、シャッタボタン20を半押し
したとき、画像データ内に眼底反射像が含まれていない
と判定された場合、すなわち、被写体8が閉眼状態であ
ることが検知された場合は、シャッタ3の駆動を阻止
し、警報音を発し、再度開眼検知を行う。画像データ内
に眼底反射像が含まれていると判定された場合、すなわ
ち、被写体8が開眼していることが検知された場合は、
シャッタ制御部31はシャッタ3の駆動を許可する。
【0027】この実施例は以上のように構成されている
から、人物写真の撮影の際に、被写体が開眼状態である
ことを検知して、撮影するので、常に開眼状態の写真を
撮影し、フィルムや撮影時間の無駄を防ぐことができ
る。また、被写体が閉眼状態の時には、自動的に開眼検
知を繰り返し、開眼をまって、撮影できる。従って、撮
影をやり直す必要がなく、さらに撮影時間の無駄を防ぐ
ことができる。
【0028】次に図4は特に2人以上の被写体9の撮影
に好適な第3の実施例を示すブロック図である。反射像
抽出部14には、順次、反射像数判定部41および比較
部42が接続されている。反射像数判定部41では眼底
反射像数を判定して、結果を比較部42へ出力する。比
較部42は数字をふったダイヤルからなる被写体数入力
部43と接続される。比較部42では、反射像数判定部
41からの出力と被写体数入力部43から入力された被
写体数の倍数を比較する。シャッタ制御部44はシャッ
タ3および警報出力部17に接続されている。照明11
a、11bにはその発光を制御する照明発光制御部18
が接続されており、この照明発光制御部18、A/D変
換器12、警報出力部17を含み装置全体の動作を制御
する全体制御部45が設けられている。全体制御部45
にはシャッタボタン20および開眼検知スイッチ21が
接続されている。シャッタボタン20を半押しすると、
全体制御部45から制御開始信号が出され、さらに押し
込むとシャッタ3が駆動される。
【0029】次に本実施例の動作を説明する。シャッタ
制御部44では比較部42の出力結果に基き、眼底反射
像数と入力された被写体数が一致している時には、シャ
ッタボタン20のさらなる押し込みを許可する。撮影者
7がシャッタボタン20を半押し状態からさらに押し込
むと、シャッタ3が駆動され被写体9の撮影が行われ
る。また、一致していない時には、シャッタ制御部44
はシャッタボタン20のさらなる押し込みを阻止し、警
報出力部17を起動する。警報出力部17では警報音に
より、判定された眼底反射像数と入力された被写体数が
一致していないことを撮影者7に知らせる。警報音が発
せられたときには、撮影者7がシャッタボタン20の押
圧を中止すれば、全体制御部45からの制御が停止さ
れ、警報も停止される。その他の動作は図1に示された
第1の実施例と同様である。
【0030】これにより、シャッタボタン20を半押し
したときに、画像データ内に含まれる眼底反射像数と被
写体数入力部43から入力された被写体数の倍数とが一
致していると判定された場合、すなわち、被写体9全員
が開眼していることが検知された場合には、シャッタ制
御部44はシャッタ3の駆動を許可する。画像データ内
に含まれる眼底反射像数と入力された被写体数の倍数と
が一致していないと判定された場合、すなわち、被写体
9のうち、少なくとも1人が、閉眼状態であることが検
知された場合には、シャッタ3の駆動を阻止し、警報音
を発する。
【0031】この実施例は以上のように構成されている
から、1人の被写体はもちろん2人以上の被写体の撮影
の際に、被写体全員が開眼状態であることを検知して、
撮影するので、常に全員が開眼状態の写真を撮影でき
る。従って、フィルムや撮影時間の無駄を防ぐことがで
きる。なお、上記実施例において、頻繁に撮影する被写
体人数をデフォルト値として被写体数入力部43に予め
記憶させておくことにより、操作の手間を省くことがで
きる。
【0032】次に図5は特に2人以上の被写体の撮影に
好適な第4の実施例を示す。本実施例では反射像数判定
部41にはシャッタ制御部51が接続されている。シャ
ッタ制御部51はシャッタ3、警報出力部17および全
体制御部52に接続されている。この全体制御部52は
シャッタボタン20および開眼検知スイッチ21が接続
されていて、照明発光制御部18、A/D変換器12、
警報出力部17を含む装置全体の動作を制御する。シャ
ッタ制御部51から、シャッタ3の駆動を阻止するよう
に制御する信号が出力されると、再度、全体制御部52
から制御開始信号が出される。したがって、開眼検知動
作を繰り返し行い、初めて被写体全員の開眼を検知した
ときにシャッタ3の駆動が許可される。この場合撮影者
7のシャッタボタン20の半押し操作と撮影の間にタイ
ムラグが生じるが、警報音により被写体9が閉眼してい
ることが報知された後、数百msec前後のタイムラグ
でシャッタ3は駆動されるので、撮影には支障は無い。
その他の構成および動作は図4に示された第3の実施例
と同様である。
【0033】これにより、シャッタボタン20を半押し
したときに、画像データ内に含まれる眼底反射像数と被
写体数入力手段43から入力された被写体数の倍数とが
一致していないと判定された場合、すなわち、被写体9
のうち、少なくとも1人が、閉眼状態であることが検知
された場合には、シャッタ3の駆動を阻止し、警報音を
発し、再度開眼検知を行う。画像データ内に含まれる眼
底反射像数と入力された被写体数の倍数とが一致してい
ると判定された場合、すなわち、被写体9全員が開眼し
ていることが検知された場合には、シャッタ制御部51
はシャッタ3の駆動を許可する。
【0034】この実施例は以上のように構成されている
から、1人の被写体はもちろん2人以上の被写体の撮影
の際に、被写体全員が開眼状態であることを検知して、
撮影するので、常に全員が開眼状態の写真を撮影し、フ
ィルムや撮影時間の無駄を防ぐことができる。また、被
写体9が閉眼状態の時には、自動的に開眼検知を繰り返
し、開眼をまって、撮影できる。従って、撮影をやり直
す必要がなく、さらに撮影時間の無駄を防ぐことができ
る。
【0035】次に図6は特に2人以上の被写体9の撮影
に好適な第5の実施例を示すブロック図である。反射像
抽出部14には順次、反射像数判定部64および反射像
数表示部61が接続されている。反射像抽出部14では
画像メモリ13に格納された各画像データの差分演算処
理を行い、反射像数判定部64で眼底反射像数を判定
し、その結果をファインダ50の下部に設けられる反射
像数表示部61へ出力する。照明発光制御部18、A/
D変換器12、反射像数表示部61を含む装置全体の動
作を制御する全体制御部62が設けられている。全体制
御部62にはシャッタボタン63および開眼検知スイッ
チ21が接続されている。シャッタボタン63を半押し
すると、全体制御部62から制御開始信号が出され、さ
らに押し込むとシャッタ3が駆動される。その他の構成
は図4に示された第3の実施例と同様である。
【0036】次に本実施例の動作を説明する。シャッタ
ボタン63を半押しすると、全体制御部62から制御開
始信号が出され、眼底反射像数が判定され、反射像数表
示部61に、判定された眼底反射像数が表示される。例
えば、2人の人物を撮影する際、両者とも開眼状態であ
れば、図(7)の(a)のように、ファインダ50の右
下部に設置された反射像数表示部61に4と表示され、
1人が閉眼状態であれば、図7の(b)のように、反射
像数表示部61に2と表示される。シャッタボタン63
を半押し状態に保持しておくと、眼底反射像数が検知さ
れた後、再度、全体制御部62から制御開始信号が出さ
れ、自動的に開眼検知動作が繰り返される。シャッタボ
タン63をさらに押し込むと、シャッタ3が駆動され、
撮影が行われる。シャッタボタン63の半押しを中止す
れば、全体制御部62が制御を停止し、開眼検知動作は
停止する。その他の動作は図4に示された第3の実施例
と同様である。
【0037】これにより、シャッタボタン63を半押し
したとき、眼底反射像数が判定され、表示される。眼底
反射像数判定動作と表示は、シャッタボタン63が半押
し状態を保持されている間は繰り返される。シャッタボ
タン63のさらなる押し込みにより、シャッタ3が駆動
される。
【0038】この実施例は以上のように構成されている
から、1人の被写体はもちろん2人以上の被写体の撮影
の際に、被写体の全員が開眼状態であることを、反射像
数表示部61の表示数から撮影者が確認して、撮影する
ので、全員が開眼状態の写真を撮影できる。従って、フ
ィルムや撮影時間の無駄を防ぐことができる。なお、上
記実施例において、反射像数表示部61に表示する数字
を、判定した反射像数を2で割り、開眼している被写体
数として表示することにより、撮影者7が開眼者数を確
認しやすくすることができる。
【0039】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、画像入
力手段から入力された画像データから眼底反射像を抽出
し、画像データ内に眼底反射像が含まれているか、含ま
れていないかを判定し、画像データ内に眼底反射像が含
まれていると判定された場合は、撮影装置のシャッタ機
構の駆動を許可し、画像データ内に眼底反射像が含まれ
ていないと判定された場合には、シャッタ機構の駆動を
阻止するものとしたので、人物写真の撮影の際に、被写
体が開眼状態であることを検知して、撮影できる。従っ
て、常に開眼状態の写真を撮影でき、フィルムや撮影時
間の無駄を防ぐことができる。また、画像データ内に眼
底反射像が含まれていないと判定された場合には、撮影
装置のシャッタ機構の駆動を阻止し、再度開眼検知を行
うものとしたときには、被写体が閉眼状態の時には、自
動的に開眼検知を繰り返し、開眼をまって、撮影でき
る。従って、撮影をやり直す必要がなく、さらに撮影時
間の無駄を防ぐことができる。本発明は携帯型の撮影装
置はもちろん、据置形の証明写真撮影用の自動撮影装置
にも好適である。
【0040】さらに、画像入力手段から入力された画像
データから眼底反射像を抽出し、画像データ内に含まれ
ている眼底反射像数と予め入力された被写体数の倍数と
を比較し、一致している場合には、撮影装置のシャッタ
機構の駆動を許可し、一致していない場合には、シャッ
タ機構の駆動を阻止するものとしたときには、1人の被
写体はもちろん2人以上の被写体の撮影の際に、被写体
全員が開眼状態であることを検知して、撮影できる。従
って、常に全員が開眼状態の写真を撮影でき、フィルム
や撮影時間の無駄を防ぐことができる。また、画像デー
タ内に含まれている眼底反射像数と予め入力された被写
体数の倍数とが一致していない場合には、撮影装置のシ
ャッタ機構の駆動を阻止し、再度開眼検知を行うものと
したときには、1人の被写体はもちろん2人以上の被写
体の撮影の際に、被写体のうち、少なくとも1人が閉眼
状態の時には、自動的に開眼検知を繰り返し、被写体全
員が開眼状態になるのを待って、撮影できる。従って撮
影をやり直す必要がなく、さらに撮影時間の無駄を防ぐ
ことができる。
【0041】画像入力手段から入力された画像データか
ら眼底反射像を抽出し、画像データ内に含まれる眼底反
射像数を眼底反射像数表示手段に表示するものとすると
き、1人の被写体はもちろん2人以上の被写体の撮影の
際に、被写体の全員が開眼状態であることを、眼底反射
像数表示手段の表示数から撮影者が確認して、撮影でき
る。従って、全員が開眼状態の写真を撮影でき、フィル
ムや撮影時間の無駄を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す図である。
【図2】開眼検知装置における処理の流れを示す図であ
る。
【図3】第2の実施例を示す図である。
【図4】第3の実施例を示す図である。
【図5】第4の実施例を示す図である。
【図6】第5の実施例を示す図である。
【図7】ファインダ内における反射像数表示状態の説明
図である。
【符号の説明】
1 光学系 2 ミラー 3 シャッタ 4 フィルム 5a ペンタプリズム 5b 光学系 5、50 ファインダ 7 撮影者 8、9 被写体 10 画像入力部(画像入力手段) 10a 光学系 10b 光電変換素子 11a 照明 11b 照明 12 A/D変換器 13 画像メモリ 14 反射像抽出部 15 反射像有無判定部 16、31、44、51、 シャッタ制御部(シャッタ
制御手段) 17 警報出力部(警報出力手段) 18 照明発光制御部 19、32、45、52、62 全体制御部(全体制
御手段) 20 シャッタボタン 21 開眼検知スイッチ 41、64 反射像数判定部(眼底反射像数判定手
段) 42 比較部(比較手段) 43 被写体数入力部(被写体数入力手段) 61 反射像数表示部(眼底反射像数表示手段)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影装置に接続され、眼底反射像撮像用
    光学系と光電変換素子からなる画像入力手段と、前記眼
    底反射像撮像用光学系の光軸と照射方向が一致する共軸
    系照明と、前記眼底反射像撮像用光学系と非共軸な位置
    に設けた非共軸系照明とを備える照明手段と、前記画像
    入力手段で入力された前記各照明による被写体の画像デ
    ータを格納する画像メモリと、前記画像データの差分か
    ら眼底反射像を抽出する眼底反射像抽出手段と、画像デ
    ータ内に眼底反射像が含まれているか、含まれていない
    かを判定する眼底反射像有無判定手段と、前記眼底反射
    像有無判定手段からの判定出力により前記撮影装置のシ
    ャッタ機構の駆動を制御するシャッタ制御手段と、各手
    段を制御する全体制御手段からなり、前記シャッタ制御
    手段は、前記眼底反射像有無判定手段で、画像データ内
    に眼底反射像が含まれていると判定された場合は、前記
    シャッタ機構の駆動を許可し、画像データ内に眼底反射
    像が含まれていないと判定された場合には、前記シャッ
    タ機構の駆動を阻止するように構成されていることを特
    徴とする撮影装置用開眼検知装置。
  2. 【請求項2】 前記眼底反射像有無判定手段で、画像デ
    ータ内に眼底反射像が含まれていないと判定された場合
    には、画像データ内に眼底反射像が含まれていると判定
    され、前記シャッタ機構の駆動が許可されるまで、前記
    全体制御手段は前記各手段を制御し、作動を繰り返えさ
    せるように構成されている請求項1記載の撮影装置用開
    眼検知装置。
  3. 【請求項3】 撮影装置に接続され、眼底反射像撮像用
    光学系と光電変換素子からなる画像入力手段と、前記眼
    底反射像撮像用光学系の光軸と照射方向が一致する共軸
    系照明と、前記眼底反射像撮像用光学系と非共軸な位置
    に設けた非共軸系照明とを備える照明手段と、前記画像
    入力手段で入力された前記各照明による被写体の画像デ
    ータを格納する画像メモリと、前記画像データの差分か
    ら眼底反射像を抽出する眼底反射像抽出手段と、画像デ
    ータ内に含まれる眼底反射像数を判定する眼底反射像数
    判定手段と、撮影する被写体数を予め入力する被写体数
    入力手段と、前記眼底反射像数判定手段で判定された眼
    底反射像数と前記被写体数入力手段から入力された被写
    体数の倍数とを比較する比較手段と、比較結果により前
    記撮影装置のシャッタ機構の駆動を制御するシャッタ制
    御手段と、各手段を制御する全体制御手段からなり、前
    記シャッタ制御手段は、前記比較手段において前記眼底
    反射像数判定手段で判定された眼底反射像数と前記被写
    体数入力手段から入力された被写体数の倍数とが一致し
    ていると判定された場合は、前記シャッタ機構の駆動を
    許可し、前記比較手段において前記眼底反射像数判定手
    段で判定された眼底反射像数と前記被写体数入力手段か
    ら入力された被写体数の倍数とが一致していないと判定
    された場合には、前記シャッタ機構の駆動を阻止するよ
    うに構成されていることを特徴とする撮影装置用開眼検
    知装置。
  4. 【請求項4】 前記比較手段において前記眼底反射像数
    判定手段で判定された眼底反射像数と前記被写体数入力
    手段から入力された被写体数の倍数とが一致していない
    と判定された場合には、判定された眼底反射像数と入力
    された被写体数の倍数とが一致していると判定され、前
    記シャッタ機構の駆動が許可されるまで、前記全体制御
    手段は前記各手段を制御し、作動を繰り返えさせるよう
    に構成されていることを特徴とする請求項3記載の撮影
    装置用開眼検知装置。
  5. 【請求項5】 撮影装置に接続され、眼底反射像撮像用
    光学系と光電変換素子からなる画像入力手段と、前記眼
    底反射像撮像用光学系の光軸と照射方向が一致する共軸
    系照明と、前記眼底反射像撮像用光学系と非共軸な位置
    に設けた非共軸系照明とを備える照明手段と、前記画像
    入力手段で入力された前記各照明による被写体の画像デ
    ータを格納する画像メモリと、前記画像データの差分か
    ら眼底反射像を抽出する眼底反射像抽出手段と、画像デ
    ータ内に含まれる眼底反射像数を判定する眼底反射像数
    判定手段と、前記撮影装置のファイダ内に判定された眼
    底反射像数を表示する眼底反射像数表示手段と、各手段
    を制御する全体制御手段から構成されていることを特徴
    とする撮影装置用開眼検知装置。
  6. 【請求項6】前記シャッタ制御手段に接続され、警報を
    発する警報手段を有し、シャッタ機構の駆動が阻止され
    た場合に、前記警報手段から警報を発するように構成さ
    れている請求項1、2、3、または4記載の撮影装置用
    開眼検知装置。
  7. 【請求項7】前記全体制御手段に接続される開眼検知ス
    イッチを有し、前記開眼検知スイッチにより全体制御手
    段の作動または非作動を選択するように構成されている
    請求項1、2、3、4、5または6記載の撮影装置用開
    眼検知装置。
JP7079690A 1995-03-11 1995-03-11 撮影装置用開眼検知装置 Withdrawn JPH08251475A (ja)

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