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JPH08248932A - データ・ストリーム中の混合された映像画素データ形式の識別法 - Google Patents

データ・ストリーム中の混合された映像画素データ形式の識別法

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JPH08248932A
JPH08248932A JP7333819A JP33381995A JPH08248932A JP H08248932 A JPH08248932 A JP H08248932A JP 7333819 A JP7333819 A JP 7333819A JP 33381995 A JP33381995 A JP 33381995A JP H08248932 A JPH08248932 A JP H08248932A
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data
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JP7333819A
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    • G—PHYSICS
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    • G09G—ARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
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    • G09G5/36—Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators characterised by the display of a graphic pattern, e.g. using an all-points-addressable [APA] memory
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のデータ形式をもつ可能性のあるデータ
・ストリーム中で、映像画素データの形式を識別する方
法及びその装置を提供する。 【解決手段】 上記課題を解決するために次の３つの手
段より成る新しい方法、即ち（ａ）画素データを受取
り、（ｂ）受取った画素データのそれぞれの少くとも１
ビットの特定の値がデータ形式を識別している、少くと
も１つのその特定値に応答して出力チャネルを選択し、
（ｃ）選択した出力チャネルに画素データを送り出す手
段をもつ方法を発明した。そしてこの方法に従った映像
グラフィックス・コントローラ中の回路、及び本方法に
従った回路をもつコンピュータ・システムも提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は概してコンピュータ
・システムでの映像処理に関係し、より詳細には、潜在
的に複数のデータ形式をもつデータ・ストリーム中で、
映像の画素データの形式を識別する方法とその装置に関
係する。
【０００２】
【従来の技術】先進的なコンピュータ・グラフィックス
・システムのインターフェース回路、又はパレット（ｐ
ａｌｅｔｔｅ）ＤＡＣとして知られる回路において、１
つ又は複数のデータ形式でパレットＤＡＣに渡される画
素データを処理できることが望ましい。本書で記述して
いるように、パレットＤＡＣ又はＲＡＭ ＤＡＣは、こ
の分野の人々に理解されているような装置であり、その
ような各種のインターフェース回路を意味する。パレッ
トＤＡＣに渡される映像の複数の画素データ形式にはＹ
ＵＶ、ＲＧＢ、及びＣＬＵＴ形式が含まれる。パレット
ＤＡＣ装置は、画像データを処理した後このデータを、
ＣＲＴのような表示装置を駆動するアナログ信号、又は
液晶表示装置（ＬＣＤ）への出力信号に変換する。
【０００３】スプレッドシート、ワードプロセッサ、及
びエディタのような多くの従来のグラフィックスの応用
例では、８ｂｐｐ（ビット・パー・ピクセル、１画素当
りのビット数）の映像の画素データがパレットＤＡＣ装
置に渡されている。各画素に対応する８ビットのデータ
は、一般に同じくパレットと呼ばれる、２５６エントリ
のカラー・ルックアップ・テーブル（ＣＬＵＴ）へのイ
ンデックスとして使われる。このデータは２５６エント
リのＣＬＵＴを介して、グラフィックス・システム中で
利用可能な全色数、通常１６８０万色の中から２５６の
異なったアクティブな色の選択を行う。この形式の画素
データが、ＣＬＵＴ中の各画素の色を示すために８ビッ
トを使うので、この画素データは多くの場合「８ｂｐｐ
でインデックスした色」、又は一般に「ＣＬＵＴ８」と
呼ばれる。同様にこれ以外のインデックスした色形式、
例えば４ｂｐｐ、１６エントリＣＬＵＴ形式の「ＣＬＵ
Ｔ４」、及び１２ｂｐｐ、４０９６エントリＣＬＵＴ形
式の「ＣＬＵＴ１２」が知られている。上記の従来の８
ｂｐｐグラフィックスの応用ケースでは、いずれの場合
も多数の色を必要としていない。確かにこれらの応用ケ
ースの多くでは、たった１６色又はそれ以下に色を使っ
ても受入れられている。多くの場合、これらの応用ケー
スを画素当り可能な限り少ないビット数で実行し、どの
所定の使用可能なシステム・バンド幅に対しても、最新
のパフォーマンスを最大にすることは望ましいことであ
る。
【０００４】多くのグラフィックス・システムは、いわ
ゆる「高性能カラー」モードでは画素当り１６ビット
（２バイト）で作動する。画素当り１６ビット形式の例
は５６５＿ＲＧＢ、及び５５５＿ＲＧＢ画素データ形式
である。５６５＿ＲＧＢ形式はデータの５ビットずつを
赤及び青の色成分に、そしてデータの６ビットを緑の色
成分に割り当て、６４Ｋの表示可能色を生成し、緑成分
に対しバイアスをかけているのでこのように呼ばれる。
５５５＿ＲＧＢ形式はデータの５ビットずつを赤、緑、
及び青それぞれの色成分に割当て、各３原色成分を等分
に強調し、３２Ｋの表示可能色を生成するのでこのよう
に呼ばれる。それ以外のＲＧＢ形式の４４４＿ＲＧＢ形
式、及び３３２＿ＲＧＢ形式が、それぞれ対応するデー
タ割当て形態をもつものとして知られている。５５５＿
ＲＧＢ形式は、３原色成分を等しく重み付けするので最
も多く使われている。この５５５＿ＲＧＢ形式は、各画
素用に利用できる１６ビットの中の１５ビットのみを使
用し、最上位ビット（ビット１５）を使用せず、１５ビ
ットの画素データは下位１５ビットで定義される。１６
ｂｐｐの高性能カラー・モードで作動するグラフィック
ス・システムは、優れたカラー・グラフィックスを生成
し、６４Ｋ又は３２Ｋの使用可能色を使って、かなり現
実に近い自然なイメージを表示することもできる。更に
ある種のグラフィックス・システムは画素当り２４ビッ
ト（３バイト）を使い、いわゆる「自然色」モードで作
動する。２４ｂｐｐ形式の実例は８８８＿ＲＧＢ画素デ
ータ形式である。しかしながら、ディジタル・ビデオの
到来により、ＹＵＶ形式で画素データをサポートできる
ことが望まれるようになっている。
【０００５】ＹＵＶ形式は、画素当り２４ビット未満を
使う従来のグラフィックス形式のいずれよりもはるかに
現実に近い色を生成できるので、自然イメージ用として
は有用である。１６ｂｐｐ ＹＵＶ形式（４：２：２Ｙ
ＵＶ）は、２４ｂｐｐ ＲＧＢ形式と同等の品質の自然
イメージを生成し、しかも３分の２の量の画素データし
か必要としない。更にＹＵＶ形式は、ほとんどすべての
ディジタルな映像情報がコード化されて記録される形式
なので、グラフィックス・システムがＹＵＶ形式の画素
データのサポートをしてないときは、ＹＵＶ画素データ
をグラフィックス・システムに適合するデータ形式に変
換するために、ＣＰＵを使用する必要が生じ、これは多
くの計算を要する作業であり、ディジタル・ビデオ処理
のパフォーマンスを落とす。例えば画素データを、ただ
１つ適合できるデータ形式をもつフレーム・バッファの
固有のデータ形式に変換する必要がある。
【０００６】複数のタイプの画素データ形式をサポート
するグラフィックス・システムでは、従来のグラフィッ
クス応用例（例えばスプレッドシート又はエディタ）
は、自然のイメージで同時に表示でき、ディジタル映像
を用いる応用例では同じ表示画面に表示できる。従来の
グラフィックスの応用例では、表示装置メモリ中の１つ
か２つ以上のＣＬＵＴ８画素マップにＣＬＵＴ８形式で
画素データを保管でき、ディジタル映像の応用例では、
表示装置メモリ中の１つか２つ以上のＹＵＶ画素マップ
にＹＵＶ形式で画素データを保管できる。しかし表示装
置メモリ又はフレーム・バッファが従来の技術のよう
に、単独で固有のデータ形式で作動しているときは、す
べてのグラフィックスの応用例は表示装置メモリに保管
される前に、ＣＰＵ又は付属するハードウェアに適用可
能な固有のデータ形式に変換される必要がある。代替方
法としては、個別の又は追加されるデータ形式毎に、個
別の又は追加されるフレーム・バッファが必要となる。
【０００７】複数のデータ形式で受取られる映像画素デ
ータを処理する既知の方法は、複数の入力データ・ポー
トを必要とするならば望ましくない。この方法はパレッ
トＤＡＣ装置上で非常に多くのピンを無駄にし、そのよ
うな装置をより高コストにする。更に個別で専用の、そ
して多くの場合重複するフレーム・バッファが、個々の
画素データ形式に対して必要になる。加えて表示装置画
面が高解像度であるときは、個々の画素データ形式に対
して非常に広いバンド幅を必要とすることがあり、必要
な接続ピン数を経済的に製造できる範囲を超えて増加さ
せる。
【０００８】代替方法では、画素データがフレーム・バ
ッファに、そして次にパレットＤＡＣ装置に適合できる
形式で渡される前にＣＰＵ、又は付属するハードウェア
中で画素データを単独で固有なデータ形式に変換する必
要がある。しかしこれはＣＰＵ容量の不経済な使用であ
るか、又は別のハードウェア及び複雑な装置を必要とす
ることが理解されるだろう。
【０００９】次の参考文献は、これに関係する技術の現
状を説明するものである。 （ａ） ＡｔＫｉｎｓ氏に対して発行された米国特許第
５，３０１，２７２号は、グラフィックス環境における
アルファ値の割当てを含む画素識別システムを開示して
いる。 （ｂ） ＢｏｄｅｎＫａｍｐ氏、外に対して発行された
米国特許第５、２４３、４４７号は、多種の形式をもつ
データを、フレーム・バッファに後で渡されるのと同一
の出力データ形式へ変換して映像画素データを処理す
る、グラフィックス・コントローラを開示している。 （ｃ） Ｌｏｗｅｎｔｈａｌ氏、外に対して発行された
米国特許第４，８００，３８０号は、グラフィックなデ
ータと英数字データとを結合するインターフェース装置
を開示している。
【００１０】従来の技術は、上記の問題のすべてを克服
する方法は提供していない。そこで１つのデータ・スト
リーム中で異なったデータ形式をもつデータを識別し、
そのようなデータを同一の形式に変換する改善された方
法が必要になっている。
【００１１】
【発明が解決しようとする課題】
（ａ） 本発明の目的は、１つのデータ・ストリームに
結合されているＲＧＢ画素データ形式、及びＹＵＶ画素
データ形式を区別できる改善された方法、及びそれを活
用できる手段を提供することである。 （ｂ） 本発明のもう１つの目的は、複数のデータ形式
をもつ画素データを、パレットＤＡＣ装置の同じ入力ポ
ートに送ることができる改善された方法、及びそれを活
用できる手段を提供することである。 （ｃ） 本発明のもう１つの目的は、複数のデータ形式
をもつ画素データを１つの表示装置メモリ、又はフレー
ム・バッファ中の同じ画素マップから受取れる改善され
た方法、及びそれを活用できる手段を提供することであ
る。 （ｄ） 本発明のもう１つの目的は、複数のデータ形式
をもつ画素データを表示装置中でリアルタイムに処理で
きる、改善された方法、及びそれを活用できる手段を提
供することである。 （ｅ） 本発明のもう１つの目的は、第１の形式をもつ
画素データを、表示装置中にリアルタイムで第２の形式
をもつ画素データに変換できる、改善された方法、及び
それを活用できる手段を提供することである。 （ｆ） 本発明のもう１つの目的は、表示装置メモリ及
びパレットＤＡＣ入力ピンの経済的な使用ができる、改
善された方法、及びそれを活用できる手段を提供するこ
とである。
【００１２】
【課題を解決するための手段】本発明の方法及び装置
は、複数のデータ形式をもつ可能性のある１つのデータ
・ストリーム中で、映像の画素データの形式を識別す
る。
【００１３】
【発明の実施の形態】本発明は、１つのデータ・ストリ
ーム中で映像の画素データの形式を識別する方法を提供
するものであり、この方法は（ａ）画素データの受取
り、（ｂ）前記受取った画素データのそれぞれの少くと
も１ビットを使って特定の値がデータ形式を識別してい
る、少くとも１つのその特定値に応答して出力チャネル
を選択し、（ｃ）前記選択した出力チャネルに前記画素
データを送り出す各手段よりなる。本発明は、この方法
に従った映像グラフィックス・コントローラ中の１つの
回路、及び本方法に従った回路をもつコンピュータ・シ
ステムも提供する。
【００１４】従来技術において、複数の画素データ形式
に対して、１つの共通のフレーム・バッファからパレッ
トＤＡＣ（ディジタルからアナログへの変換回路）装置
にデータを送るに際し、同じポートを使用する。このこ
とはパレットＤＡＣが、フレーム・バッファから受取る
各画素のデータ形式をリアルタイムで区別することが必
要になる。
【００１５】本発明の１実施例においては、従来の５５
５＿ＲＧＢ画素データ形式をもつ画素データの使用され
てない最上位ビット（ビット１５）が、パレットＤＡＣ
装置に渡される１６ｂｐｐ画素データ用の単一ビットの
「属性」、又は「タグ」を提供するものとして分離され
て使われる。こうしてＲＧＢ画素データ形式をＹＵＶ画
素データ形式から区別することが可能になる。この方法
で、両方の画素データ形式を同じポートを介してパレッ
トＤＡＣ装置に送ることができ、ビット１５の値に基づ
いて個々の画素データ形式に対して別個に必要とされる
処理を、個々に適した方法で施すことができる。上記を
図１に示している。
【００１６】図１に示すように、ビット１５のタグ
（Ｔ）は０としても、又は１としてもどちらでも定義で
き、パレットＤＡＣ装置はそれに従ってプログラム化さ
れる。所定の画素に対するデータのビット１５がＴに等
しくないときは、その画素は５５５＿ＲＧＢ形式の画素
として識別され、上記形式に従って処理される。所定の
画素データのビット１５がＴに等しいときは、その画素
はＹＵＶ形式の画素として識別され、上記形式に従って
処理される。データ形式の識別の後、個々の画素データ
は、それぞれの画素データ形式に適した方法で、引続き
リアルタイム処理回路、又は出力チャネルと通信を行
う。
【００１７】開示された形式を従来のＹＵＶ形式と比較
することにより、基準色成分（Ｕ／Ｖ）が８ビットから
７ビットに減少していることが分かるであろう。この場
合、基準色成分の精度を犠牲にして輝度成分の精度を増
加させることを選択しているが、基準色成分精度の１ビ
ットの減少は、ディジタル映像又は自然イメージの表示
されたイメージ品質に、知覚できる劣化をもたらさない
ことが確認できた。
【００１８】従来の「タグの付かない」ＹＵＶ形式のデ
ィジタル映像データは、データを１ビット位置だけ左シ
フトし、ビット１５を定義されるタグ値（Ｔ）に設定す
ることによって、容易に開示された「タグ付き」形式に
変換できる。これはＣＰＵ又はデータを処理する専用の
ハードウェアによって、データがフレーム・バッファに
渡される前に容易に実行される操作である。
【００１９】従来の５５５＿ＲＧＢ形式のグラフィック
ス・データは全く変換を必要としないが、ビット１５は
定義されたタグ値（Ｔ）の補数に設定される必要があ
る。５６５＿ＲＧＢ形式のいかなるグラフィックス・デ
ータも、既知の方法で容易に５５５＿ＲＧＢ形式に変換
され、上記のようにして処理される。ＲＧＢ画素データ
に対するこのような操作は、ＣＰＵ又は別のハードウェ
アによってフレーム・バッファに渡される前に容易に実
行できる。
【００２０】本発明の代替実施例では、画素当り１５又
はそれ以下のビットを用いる他のどんな画素形式のデー
タも、５５５＿ＲＧＢ形式をもつデータに取って代わる
ことができる。この場合パレットＤＡＣ装置はプログラ
ム化され、画素データの最上位ビットが「タグ」値に一
致しないときに、どの画素形式を使うべきかを決定す
る。同様に「タグ」ビットは画素を表示するデータ内の
どのビットにしてもよく、パレットＤＡＣ装置はそれに
従ってプログラム化される。
【００２１】ＹＵＶ形式データとＣＬＵＴ形式データと
の区別に関係するもう１つ代替実施例では、１６ｂｐｐ
４：２：２ＹＵＶ形式の２５６輝度値の１つは、基準色
用のバイトがＹＵＶ画素データ成分を表すのではなく、
画素の色を示すＣＬＵＴ８データとして解釈されるべき
ことを表示する「キー」として別途取扱われる。輝度用
バイト中の「キー」値を使うことによって、パレットＤ
ＡＣ装置に渡される１６ｂｐｐ画素データに「属性を付
ける」、又は「タグを付ける」手段を提供することにな
り、ＣＬＵＴ８画素データ形式とＹＵＶ画素データ形式
とを区別することが可能になる。このようにして同じポ
ートを介して両方の画素データ形式がパレットＤＡＣ装
置に伝達され、輝度用バイトの値に基づいて、個々の画
素データ形式に対して別に必要とされる処理を、データ
形式に適した出力回路中で実行することができる。これ
を図２に示す。
【００２２】図２に示されているように、ＬＫ値は表示
できる２５６輝度値のいずれの値としても定義でき、パ
レットＤＡＣ装置はそれに従ってプログラム化される。
所定の画素の輝度用（Ｙ）バイトがＬＫに等しくないと
きは、その画素は１６ｂｐｐ４：２：２ＹＵＶ形式の画
素と判定され、従来のように処理される。所定の画素の
輝度用（Ｙ）バイトがＬＫに等しいときは、その画素は
ＣＬＵＴ８形式を用いた画素として判定され、基準色バ
イト中の８ビット値によって示された画素色を使って処
理される。ＬＫ値として任意の値が選択でき、あるいは
代替の方法として一定の値の範囲も選択できる。この代
替実施例では、等式の比較の際に選択されたいくつかの
ビットがマスクされ、２つ以上の値を「キー」として使
用できるようにする。
【００２３】従来の１６ｂｐｐディジタル４：２：２Ｙ
ＵＶ形式では、ディジタル映像データを開示された形式
に変換する必要はないが、ＹＵＶ画素が用いられるとき
は、画素データはＬＫ値に一致する輝度バイトを所有し
てはならない。この処理はＣＰＵ又は他のハードウェア
によって容易に実行できる操作である。ＬＫ＝０に設定
されたときは、基準に合わせて符号化されたＹＵＶディ
ジタル映像データのいかなるものにも、これと同じ輝度
バイトがあってはならない。
【００２４】従来のＣＬＵＴ８形式のグラフィックス・
データは、画素を表現する８ビットに変換される必要は
ないが、定義されたＬＫ値に等しい新しい（高位）バイ
トを設定して、１６ビットに拡張される必要がある。Ｃ
ＬＵＴ８画素データに対するこの操作はＣＰＵ又は他の
ハードウェアによって容易に実行できる。必要ならば、
高位バイトを各画素に対して単独にＬＫ値に設定するこ
とも、又は既知の高速充填操作を用いて、例えばフレー
ム・バッファ中での操作のように、非常に高速に多数の
バイト中にＬＫ値を設定することもできる。
【００２５】更に代替実施例として、ＣＬＵＴ８の代り
に任意の他の８ｂｐｐ画素形式を用いることもできる。
例えば適切な８ｂｐｐ画素形式は、制限なしに３３２＿
ＲＧＢ及び８ビット、２５６レベルのグレイ・スケール
形式を含む。画素当り８ビット又はそれ以下のビットを
用いる任意の画素形式でも、本発明の方法ではＣＬＵＴ
８の代りとして使用できる。パレットＤＡＣ装置がプロ
グラム化され、輝度バイトがＬＫ値に一致するときは、
どの画素形式を使用するかを決定する。
【００２６】更に別の代替実施例では、ＬＫ値を４ビッ
トで表示することも可能である。こうすることにより４
４４＿ＲＧＢ形式の画素データ、又は１２ビットのＣＬ
ＵＴ形式の画素データが、ＹＵＶ形式の画素データと区
別できることも理解できるであろう。
【００２７】更に別の代替実施例では、ＤＡＣ又はデー
タ形式変換手段から成る出力チャネルの代りに、メモリ
及び同様のものを含む既知の任意の映像出力装置から成
る１つ又はそれ以上の出力チャネルに、データを送るこ
とができる。
【００２８】本発明の方法及び装置を、画素データをフ
レーム・バッファから受取り、少くとも１つのＤＡＣに
渡す処理の観点から記述したが、データ形式の識別方法
はデータ処理システム中の他の場所でも使用でき、この
方法に従って作動する装置は、データ処理システム中の
アーキテクチャ上で他の場所に配置できることが理解さ
れよう。
【００２９】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。
【００３０】（１） データ・ストリーム中で映像画素
データの形式を識別する方法であって、（ａ） 画素デ
ータを受信する段階と、（ｂ） 前記受信した個々の画
素データの少なくとも１ビットの特定の値がデータ形式
を識別する、少くとも１つの前記特定値に応答して、出
力チャネルを選択する段階と、（ｃ） 前記画素データ
を前記選択された出力チャネルに提供する段階と、を含
む方法。 （２） 前記受信した個々の画素データの１ビットの特
定値に応答して出力チャネルを選択する、（１）に記載
の方法。 （３） 前記受信した個々の画素データの最上位ビット
の特定値に応答して出力チャネルを選択する、（２）に
記載の方法。 （４） 前記画素データが映像フレーム・バッファから
受信される、（２）に記載の方法。 （５） 前記出力チャネルが、ＲＧＢ形式の画素データ
に応答する複数のＤＡＣと通信する出力チャネル、及び
前記ＲＧＢ以外の形式を有する画素データを、前記ＲＧ
Ｂ形式の画素データに変換する手段と通信する出力チャ
ネルとから成るグループから選択される、（１）に記載
の方法。 （６） 前記ＲＧＢ以外の形式を有する画素データを前
記ＲＧＢ形式の画素データに変換する前記手段が、ＹＵ
Ｖ形式の画素データを前記ＲＧＢ形式の画素データに変
換する手段である、（５）に記載の方法。 （７） 前記データ・ストリームが複数の形式を有する
映像画素データから成る、（１）に記載の方法。 （８） 前記データ・ストリームが、５５５＿ＲＧＢ形
式を有する映像画素データ、及びビット０からビット６
が基準色を表示し、ビット７からビット１４が輝度を表
示し、ビット１５がデータ形式を識別する特定値を表
す、修正４：２：２ＹＵＶ形式を有する映像画素データ
を含む、（７）に記載の方法。 （９） 個々の映像画素データの８つの最上位ビットの
少くとも１つの特定値が、ＣＬＵＴ８のデータ形式を識
別する状態において、前記データ・ストリームが、ＣＬ
ＵＴ８形式を有する１６ｂｐｐ映像画素データ、及び
４：２：２ＹＵＶ形式を有する１６ｂｐｐ映像画素デー
タを含む、（７）に記載の方式。 （１０） 前記出力チャネルが、前記受信画素データそ
れぞれの４ビットの少くとも１特定値に応答して選択さ
れる、（１）に記載の方法。 （１１） 前記出力チャネルが、前記受信画素データそ
れぞれの最上位４ビットの少くとも１特定値に応答して
選択される、（１０）に記載の方法。 （１２） 前記データ・ストリームが、修正４４４＿Ｒ
ＧＢ形式データ及び修正ＣＬＵＴ１２形式データから成
るグループから選択された１６ｂｐｐ画素データに、
４：２：２ＹＵＶ形式を有する１６ｂｐｐ映像画素デー
タが加わったものから成り、前記映像画素データそれぞ
れの最上位４ビットの少くとも１特定値が、前記グルー
プから選択された形式を有するデータを識別する、（１
０）に記載の方法。 （１３） 前記出力チャネルが、前記受信画素データそ
れぞれの８ビットの少くとも１特定値に応答して選択さ
れる、（１）に記載の方法。 （１４） 前記出力チャネルが、前記受信画素データそ
れぞれの最上位８ビットの少くとも１特定値に応答して
選択される、（１３）に記載の方法。 （１５） 前記画素データが映像フレーム・バッファか
ら受信される、（１３）に記載の方法。 （１６） 前記出力チャネルが、ＹＵＶ形式画素データ
に応答する出力チャネル、及びＣＬＵＴ８形式画素デー
タに応答する出力チャネルから成るグループから選択さ
れる、（１３）に記載の方法。 （１７） 少くとも１つの前記出力チャネルが、前記画
素データを第１のデータ形式から第２のデータ形式へ変
換する手段と通信する、（１３）に記載の方法。 （１８） 映像グラフィックス装置中の回路であって、
（ａ） 画素データを受信する手段と、（ｂ） 前記受
信した個々の画素データの少なくとも１ビットの特定の
値がデータ形式を識別する、少くとも１つの前記特定値
に応答して、出力チャネルを選択する手段と、（ｃ）
前記画素データを前記選択された出力チャネルに提供す
る手段と、を含む回路。 （１９） 前記出力チャネルが、前記受信画素データそ
れぞれの１ビットの少くとも１特定値に応答して選択さ
れる、（１８）に記載の回路。 （２０） 前記出力チャネルが、前記受信画素データそ
れぞれの８ビットの少くとも１特定値に応答して選択さ
れる、（１８）に記載の回路。 （２１） 前記データ・ストリームが複数の形式を有す
る映像画素データから成る、（１８）に記載の回路。 （２２） 映像グラフィックス装置の回路を有するコン
ピュータ・システムであって、（ａ） 画素データを受
信する手段と、（ｂ） 前記受信した個々の画素データ
の少なくとも１ビットの特定の値がデータ形式を識別す
る、少くとも１つの前記特定値に応答して、出力チャネ
ルを選択する手段と、（ｃ） 前記画素データを前記選
択された出力チャネルに提供する手段と、を含むシステ
ム。 （２３） 前記映像グラフィックス装置の回路に、複数
の形式を有する映像画素データから成るデータ・ストリ
ームが伝達される、（２２）に記載のコンピュータ・シ
ステム。
【図面の簡単な説明】
【図１】ＲＧＢ画素データ形式とＹＵＶ画素データ形式
を示す概念図である。
【図２】ＹＵＶデータ形式とＣＬＵＴデータ形式を示す
概念図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｇ０９Ｇ 5/36 ５２０ 9377−5Ｈ Ｇ０９Ｇ 5/36 ５２０Ａ (72)発明者 ロデリック・マイケル・ピーターズ・ウェ スト アメリカ合衆国05446、バーモント州コル チェスター、ヒドン・オークス・ドライブ 18

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 データ・ストリーム中で映像画素データ
    の形式を識別する方法であって、（ａ） 画素データを
    受信する段階と、（ｂ） 前記受信した個々の画素デー
    タの少なくとも１ビットの特定の値がデータ形式を識別
    する、少くとも１つの前記特定値に応答して、出力チャ
    ネルを選択する段階と、（ｃ） 前記画素データを前記
    選択された出力チャネルに提供する段階と、を含む方
    法。
  2. 【請求項２】 前記受信した個々の画素データの１ビッ
    トの特定値に応答して出力チャネルを選択する、請求項
    １に記載の方法。
  3. 【請求項３】 前記受信した個々の画素データの最上位
    ビットの特定値に応答して出力チャネルを選択する、請
    求項２に記載の方法。
  4. 【請求項４】 前記画素データが映像フレーム・バッフ
    ァから受信される、請求項２に記載の方法。
  5. 【請求項５】 前記出力チャネルが、ＲＧＢ形式の画素
    データに応答する複数のＤＡＣと通信する出力チャネ
    ル、及び前記ＲＧＢ以外の形式を有する画素データを、
    前記ＲＧＢ形式の画素データに変換する手段と通信する
    出力チャネルとから成るグループから選択される、請求
    項１に記載の方法。
  6. 【請求項６】 前記ＲＧＢ以外の形式を有する画素デー
    タを前記ＲＧＢ形式の画素データに変換する前記手段
    が、ＹＵＶ形式の画素データを前記ＲＧＢ形式の画素デ
    ータに変換する手段である、請求項５に記載の方法。
  7. 【請求項７】 前記データ・ストリームが複数の形式を
    有する映像画素データから成る、請求項１に記載の方
    法。
  8. 【請求項８】 前記データ・ストリームが、５５５＿Ｒ
    ＧＢ形式を有する映像画素データ、及びビット０からビ
    ット６が基準色を表示し、ビット７からビット１４が輝
    度を表示し、ビット１５がデータ形式を識別する特定値
    を表す、修正４：２：２ＹＵＶ形式を有する映像画素デ
    ータを含む、請求項７に記載の方法。
  9. 【請求項９】 個々の映像画素データの８つの最上位ビ
    ットの少くとも１つの特定値が、ＣＬＵＴ８のデータ形
    式を識別する状態において、前記データ・ストリーム
    が、ＣＬＵＴ８形式を有する１６ｂｐｐ映像画素デー
    タ、及び４：２：２ＹＵＶ形式を有する１６ｂｐｐ映像
    画素データを含む、請求項７に記載の方式。
  10. 【請求項１０】 映像グラフィックス装置中の回路であ
    って、（ａ） 画素データを受信する手段と、（ｂ）
    前記受信した個々の画素データの少なくとも１ビットの
    特定の値がデータ形式を識別する、少くとも１つの前記
    特定値に応答して、出力チャネルを選択する手段と、
    （ｃ） 前記画素データを前記選択された出力チャネル
    に提供する手段と、を含む回路。
  11. 【請求項１１】 映像グラフィックス装置の回路を有す
    るコンピュータ・システムであって、（ａ） 画素デー
    タを受信する手段と、（ｂ） 前記受信した個々の画素
    データの少なくとも１ビットの特定の値がデータ形式を
    識別する、少くとも１つの前記特定値に応答して、出力
    チャネルを選択する手段と、（ｃ） 前記画素データを
    前記選択された出力チャネルに提供する手段と、を含む
    システム。
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