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JPH08227788A - 雷サージ測定方式 - Google Patents

雷サージ測定方式

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Publication number
JPH08227788A
JPH08227788A JP5794395A JP5794395A JPH08227788A JP H08227788 A JPH08227788 A JP H08227788A JP 5794395 A JP5794395 A JP 5794395A JP 5794395 A JP5794395 A JP 5794395A JP H08227788 A JPH08227788 A JP H08227788A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
power supply
optical
ground
highly precise
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5794395A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Okuda
和夫 奥田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HOTONIKUSU KK
Original Assignee
HOTONIKUSU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by HOTONIKUSU KK filed Critical HOTONIKUSU KK
Priority to JP5794395A priority Critical patent/JPH08227788A/ja
Publication of JPH08227788A publication Critical patent/JPH08227788A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 雷サージを長期間メンテナンスフリーで、か
つ複数のデータ間の高い同時性をもったデータを得るこ
と。 【構成】 雷サージを検出する雷サージ検出用コイル1
1と、これからの信号を光信号に変換する電気ー光変換
器12と、駆動用電池14と、外部信号により電池14
からの電力供給を制御する電力供給制御手段15とから
なる検出装置1と、光−電気変換手段21と、刻時信号
出力手段23と、光−電気変換手段27からの信号と刻
時信号出力手段23からの信号とを記録する波形記憶手
段25と、電力供給制御手段15を制御する電力制御信
号出力手段26とからなる記録装置2とを備え、検出装
置1の電気−光変換手段17と記録装置2の光−電気変
換手段27とを導光手段3で接続するようにしたので、
高所に設置される検出装置1を駆動するための電池の交
換作業の頻度を可及的に少なくして、メンテナンスを簡
素化できるばかりでなく、高い精度の刻時信号に合わせ
て測定値を地上で記録することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高圧送電用鉄塔等の遠
隔点における雷サージを測定するのに適した装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】高圧送電用鉄塔等の高所における雷サー
ジの測定には、落雷の危険を避けるため、サージを検出
するロゴスキコイル等の雷サージ検出手段と、増幅器に
より増幅された信号をデジタルデータに変換するアナロ
グーデイジタル手段と、デジタルデータを記憶する記憶
媒体と、計時手段と、これら装置全体を駆動するための
電源としての電池とを函体に納め、これを高電圧送電用
鉄塔の頂部に載置して装置全体を大地から絶縁し、サー
ジ信号を時刻データとともに記憶手段に記録させ、一定
期間毎に記憶媒体を取り出すことに行われている。この
ため、頻繁な記録媒体の交換や、電池の交換が必要とな
り、保守に高所作業に慣れた人手を要するという問題が
ある。
【0003】また、雷サージのように極めて短時間で測
定値が大幅に変化し、しかも複数の箇所での測定値から
全体像を把握する必要のある現象を測定する場合には、
複数のデータの同時性が極めて重要となるが、時刻デー
タを装置本体に内蔵した計時手段に頼るため、刻時信号
の精度が低く、現象の解析に誤差を含むという問題を抱
えている。
【0004】さらには、装置が設置されている高圧送電
用鉄塔に落雷が生じた場合には、記録媒体に記録されて
いるデータが全て消失することになるという問題があ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題に鑑みてなされたものであって、その目的とするとこ
ろは、高所での電池の交換作業の周期を大幅に延長する
とともに、高い精度の時刻データをも合わせて記録する
ことができ、しかも高い記録性を備えた雷サージ測定方
式を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような問題を解消す
るために本発明においては、雷サージを検出する雷サー
ジ検出手段と、該手段からの信号を光信号に変換する電
気ー光変換手段と、電源手段と、外部信号により前記電
源からの電力供給を制御する電力供給制御手段とからな
る検出装置と、光−電気変換手段と、刻時信号出力手段
と、前記光−電気変換手段からの信号と前記刻時信号出
力手段からの信号とを記録する手段と、前記電力供給制
御手段を制御する手段とからなる信号記録装置とを備
え、前記検出装置の電気−光変換手段と前記記録装置の
光−電気変換手段とを導光手段で接続するようにした。
【0007】
【作用】高圧送電用鉄塔でのサージ電流を光信号として
導光材を介して地上の信号記録装置に送信し、高い精度
の刻時信号とともに記録する。測定動作が不要となった
場合には地上から電力供給信号を送信して検出装置をス
リープ状態にして検出装置の電力の消費を抑える。
【0008】
【実施例】そこで以下に本発明の詳細を図示した実施例
に基づいて説明する。図1は本発明の一実施例を示すも
のであって、図中符号1は、高圧送電用鉄塔4等の遠隔
点に配置される検出装置であり、また符号2は、地上に
設置される信号記録装置で、両者は高周波伝送帯域、例
えば50MHz程度の帯域幅を持つ光ファイバー等の導
光手段3により接続されている。
【0009】検出装置は、図2に示したように雷サージ
により発生した電流を電気信号に変換するロゴスキコイ
ル11と、これからの信号を増幅する増幅器12と、電
気信号を光信号に変換する電気−光変換手段13と、こ
れら手段に作動電力を供給する電池14と、地上からの
信号により出力する電力が制御される電力制御手段15
と、光−電気変換器16を函体に収容するとともに、導
光手段3を接続するコネクタ17を備えて構成されてい
る。
【0010】一方、信号記録装置2は、導光手段3から
の光信号を電気信号に変換する光−電気変換器と、これ
からの電気信号を増幅する増幅器22と、アナログ信号
をデイジタルに変換して、刻時信号出力手段23からの
刻時信号とともに波形記憶手段25に書き込む書込み手
段24と、電力制御信号出力手段26と、電気−光変換
器とを函体に収容し、導光手段3を接続するコネクタ2
7とを備えて構成されている。
【0011】この実施例において、検出装置1を高電圧
送電用鉄塔4等の遠隔点に設置するとともに、導光手段
3の一端を検出装置1のコネクタ17に、また導光手段
3の他端を地上の信号記録装置2のコネクタ27に接続
する。
【0012】この状態で、雷サージによりロゴスキコイ
ル11から信号が出力すると、この信号は電気−光変換
器13によりアナログ光信号に変換されて導光手段3を
介して地上に伝送される。
【0013】一方、導光手段3から出力した光信号は、
光−電気変換手段21によりアナログ電気信号に変換さ
れ、増幅器22により所定レベルに増幅された後、書込
み手段24により刻時信号出力手段23からの時刻信号
とともに波形記憶手段25に格納される。
【0014】もとより雷サージの信号は、極めて高い周
波数の成分を含んではいるが、帯域幅の大きな導光材3
を介して電送されるため、地上の信号記録装置2におい
てアナログ信号として忠実に再現される。
【0015】ところで、本発明においては、信号記録装
置2が地上に設置されている関係上、水晶振動子を源振
とする計時手段よりも格段に精度の高い刻時信号を出力
する刻時信号出力手段、例えば原子時計や航法衛星から
の信号と同期が取られた刻時信号を得ることが可能であ
るため、刻々の測定データを極めて高い精度の時刻デー
タと合わせて記録することができる。
【0016】このため、同一の現象を異なる複数の地点
で測定した場合にも、刻時信号に基づいて複数の測定デ
ータの各時刻における現象を正確に突き合わせることが
でき、特に高速現象である雷サージの観測に極めて有益
なデータを提供することができる。
【0017】また、たとえ高圧送電用鉄塔に落雷が生じ
て検出装置1が破壊されたとしても、信号記録装置本体
2は、高圧送電用鉄塔4と電気的に隔離されているか
ら、波形記録手段25に格納されているデータが消失す
ることがなく、落雷までの観測データを得ることができ
る。
【0018】他方、落雷が止んで雷サージを測定する必
要がなくなった場合には、地上の信号記録装置2からか
ら電力抑制信号を出力すると、この信号は、電気−光信
号変換器27により導光手段3を経由して検出装置1に
伝送され、電力供給制御回路15を作動させて増幅器1
2や電気−光変換器13への電力供給を断つ。
【0019】これにより、検出装置1は、再起動できる
状態まで機能を低下させて待機状態となる。これにより
検出装置1における電力消費が極めて少なくなり、電池
交換の周期を従来のものに比較して最低でも2倍程度に
延長することが可能となる。
【0020】
【発明の効果】以上、説明したように本発明において
は、雷サージを検出する雷サージ検出手段と、雷サージ
検出手段からの信号を光信号に変換する電気ー光変換手
段と、電源手段と、外部信号により電源からの電力供給
を制御する電力制御手段とからなる検出装置と、光−電
気変換手段と、刻時信号出力手段と、光−電気変換手段
からの信号と刻時信号出力手段からの信号とを記録する
波形記録手段と、電力制御手段を制御する手段とからな
る記録装置とを備え、検出装置の電気−光変換手段と記
録装置の光−電気変換手段とを導光手段で接続するよう
にしたので、高所に設置される検出装置を駆動するため
の電池の交換作業の頻度を可及的に少なくして、メンテ
ナンスを簡素化できるばかりでなく、高い精度の刻時信
号に合わせて測定値を記録して、複数箇所で記録された
データを時間を基準にして高い精度で突き合わせること
ができる。また、波形記録手段が鉄塔から電気的に隔離
されてるから、鉄塔に落雷して検出装置が破壊されるま
でのデータの記録と、そのデータを保存することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す概要図である。
【図2】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 検出装置 2 信号記録装置 3 導光手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 雷サージを検出する雷サージ検出手段
    と、該手段からの信号を光信号に変換する電気ー光変換
    手段と、電源手段と、外部信号により前記電源からの電
    力供給を制御する電力供給制御手段とからなる検出装置
    と、 光−電気変換手段と、刻時信号出力手段と、前記光−電
    気変換手段からの信号と前記刻時信号出力手段からの信
    号とを記録する手段と、前記電力供給制御手段を制御す
    る手段とからなる信号記録装置とを備え、 前記検出装置の電気−光変換手段と前記記録装置の光−
    電気変換手段とを導光手段で接続してなる雷サージ測定
    方式。
JP5794395A 1995-02-22 1995-02-22 雷サージ測定方式 Pending JPH08227788A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001033234A1 (en) * 1999-11-03 2001-05-10 Vestas Wind Systems A/S Detector for high intensity electrical currents
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CN104466685A (zh) * 2014-12-19 2015-03-25 王振环 一种放电装置和一种开关

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