JPH08204526A - スイッチング素子のゲート駆動回路 - Google Patents
スイッチング素子のゲート駆動回路Info
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- JPH08204526A JPH08204526A JP780195A JP780195A JPH08204526A JP H08204526 A JPH08204526 A JP H08204526A JP 780195 A JP780195 A JP 780195A JP 780195 A JP780195 A JP 780195A JP H08204526 A JPH08204526 A JP H08204526A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 スイッチング素子のオフの過渡時のサ―ジ電
圧を抑制し、オンオフの定常時に大きなノイズ耐量を得
る。 【構成】 オン指令でスイッチング素子1のゲート電極
に第1の抵抗2aを介して正のゲート電圧6pを印加
し、オフ指令でスイッチング素子1のゲート電極に第1
の抵抗2aを介して負のゲート電圧6nを印加する補助
スイッチング素子3a,3bから成る第1の駆動回路
と、オン指令で第1の遅延手段7aの遅延時間後正のゲ
ート電圧6pをスイッチング素子1のゲート電極に第2
の抵抗2bを介して印加し、オフ指令で第2の遅延手段
7bの遅延時間後に負のゲート電圧6nをスイッチング
素子1のゲート電極に第2の抵抗2bを介して印加する
補助スイッチング素子3c,3dから成る第2の駆動回
路とから成るスイッチング素子のゲート駆動回路。
圧を抑制し、オンオフの定常時に大きなノイズ耐量を得
る。 【構成】 オン指令でスイッチング素子1のゲート電極
に第1の抵抗2aを介して正のゲート電圧6pを印加
し、オフ指令でスイッチング素子1のゲート電極に第1
の抵抗2aを介して負のゲート電圧6nを印加する補助
スイッチング素子3a,3bから成る第1の駆動回路
と、オン指令で第1の遅延手段7aの遅延時間後正のゲ
ート電圧6pをスイッチング素子1のゲート電極に第2
の抵抗2bを介して印加し、オフ指令で第2の遅延手段
7bの遅延時間後に負のゲート電圧6nをスイッチング
素子1のゲート電極に第2の抵抗2bを介して印加する
補助スイッチング素子3c,3dから成る第2の駆動回
路とから成るスイッチング素子のゲート駆動回路。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、直流電力を交流電力に
又は交流電力を直流電力に或いは直流電力を直流電力に
変換する電力変換装置等を構成するスイッチング素子を
オンオフ制御するスイッチング素子のゲート駆動回路に
関する。
又は交流電力を直流電力に或いは直流電力を直流電力に
変換する電力変換装置等を構成するスイッチング素子を
オンオフ制御するスイッチング素子のゲート駆動回路に
関する。
【0002】
【従来の技術】図7に従来のスイッチング素子のゲート
駆動回路を示す。図7において、1はスイッチング素
子、2はゲ―ト抵抗、3a,3bはスイッチング素子1
のゲートを駆動する駆動回路を構成するそれぞれの補助
スイッチング素子で、入力抵抗4を介して与えられるゲ
ート信号5がオン指令の時は補助スイッチング素子3a
がオンして、スイッチング素子1に正のゲート電圧源6
pから正のゲート電圧が与えられ、ゲート信号5がオフ
指令の時は補助スイッチング素子3bがオンして、スイ
ッチング素子1に負のゲート電圧源6nから負のゲート
電圧が与えられる。
駆動回路を示す。図7において、1はスイッチング素
子、2はゲ―ト抵抗、3a,3bはスイッチング素子1
のゲートを駆動する駆動回路を構成するそれぞれの補助
スイッチング素子で、入力抵抗4を介して与えられるゲ
ート信号5がオン指令の時は補助スイッチング素子3a
がオンして、スイッチング素子1に正のゲート電圧源6
pから正のゲート電圧が与えられ、ゲート信号5がオフ
指令の時は補助スイッチング素子3bがオンして、スイ
ッチング素子1に負のゲート電圧源6nから負のゲート
電圧が与えられる。
【0003】図7において、ゲート信号5がオンからオ
フへ転じると補助スイッチング素子3bが導通し、負の
ゲート電圧源6nの電圧がゲート抵抗2を通してスイッ
チング素子1のゲート電極に印加される。この結果スイ
ッチング素子1がオフする。
フへ転じると補助スイッチング素子3bが導通し、負の
ゲート電圧源6nの電圧がゲート抵抗2を通してスイッ
チング素子1のゲート電極に印加される。この結果スイ
ッチング素子1がオフする。
【0004】この時、主回路に存在するリアクトル分の
ため、スイッチング素子1のアノードとカソードの間に
は、過大なサージ電圧が印加される。このサージ電圧
は、スイッチング速度に比例し、ターンオフが速い程増
加する。このため一般には、スイッチング素子1に、コ
ンデンサ、抵抗及びコンデンサから成るスナバ回路を付
加してサージ電圧を抑制している。
ため、スイッチング素子1のアノードとカソードの間に
は、過大なサージ電圧が印加される。このサージ電圧
は、スイッチング速度に比例し、ターンオフが速い程増
加する。このため一般には、スイッチング素子1に、コ
ンデンサ、抵抗及びコンデンサから成るスナバ回路を付
加してサージ電圧を抑制している。
【0005】しかし、スイッチング素子1のターンオフ
自体が速ければスナバ回路だけではサージ電圧の増加を
抑え切れず、ゲート抵抗2の大きさを調整して、ターン
オフ時のサージ電圧がスイッチング素子1の最大定格以
内に収まるようにスイッチング速度を下げている。
自体が速ければスナバ回路だけではサージ電圧の増加を
抑え切れず、ゲート抵抗2の大きさを調整して、ターン
オフ時のサージ電圧がスイッチング素子1の最大定格以
内に収まるようにスイッチング速度を下げている。
【0006】即ち、スイッチング素子1のゲート・カソ
ード間には図示しない素子固有の入力静電容量があるた
め、この入力静電容量とゲート抵抗2の積で決る時定数
で、スイッチング素子1のゲート電極の電位(以下ゲー
ト電圧と記す)が変化するため、ゲート抵抗2の値を大
きくすればゲート電圧がゆっくり変化し、ゲート抵抗2
の値を小さくすれば速く変化する。従って、従来のゲー
ト駆動回路ではゲート抵抗2の値を大きくしてスイッチ
ング速度を下げていた。
ード間には図示しない素子固有の入力静電容量があるた
め、この入力静電容量とゲート抵抗2の積で決る時定数
で、スイッチング素子1のゲート電極の電位(以下ゲー
ト電圧と記す)が変化するため、ゲート抵抗2の値を大
きくすればゲート電圧がゆっくり変化し、ゲート抵抗2
の値を小さくすれば速く変化する。従って、従来のゲー
ト駆動回路ではゲート抵抗2の値を大きくしてスイッチ
ング速度を下げていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図7の従来例では、ス
イッチング素子1がオンの定常時に、主回路電流にノイ
ズ電流が重畳すると、ゲート抵抗2の値が大きいために
スイッチング素子1のアノード電極からゲート電極へは
ノイズ電流が流れ難くなる。よってノイズ電流はアノー
ドからカソードへ流れ、従ってスイッチング素子1のア
ノード・カソード間の電圧が変動し、スイッチング素子
1が誤オフ動作し易くなる。この結果、オンの定常時の
ノイズ耐量は小さくなる。
イッチング素子1がオンの定常時に、主回路電流にノイ
ズ電流が重畳すると、ゲート抵抗2の値が大きいために
スイッチング素子1のアノード電極からゲート電極へは
ノイズ電流が流れ難くなる。よってノイズ電流はアノー
ドからカソードへ流れ、従ってスイッチング素子1のア
ノード・カソード間の電圧が変動し、スイッチング素子
1が誤オフ動作し易くなる。この結果、オンの定常時の
ノイズ耐量は小さくなる。
【0008】又、スイッチング素子1のオフの定常時に
は、アノード・カソード間に主回路電圧が印加される
が、この主回路電圧が変動すると、電圧変動によりアノ
ード・ゲート間浮遊容量を通して流れるノイズ電流はゲ
ート抵抗2側には流れ難く、ゲート・カソードの入力静
電容量を充電する。この結果、ゲート電圧が上昇し、ス
イッチング素子1が誤オン動作し易くなるため、オフの
定常時のノイズ耐量も小さくなる。
は、アノード・カソード間に主回路電圧が印加される
が、この主回路電圧が変動すると、電圧変動によりアノ
ード・ゲート間浮遊容量を通して流れるノイズ電流はゲ
ート抵抗2側には流れ難く、ゲート・カソードの入力静
電容量を充電する。この結果、ゲート電圧が上昇し、ス
イッチング素子1が誤オン動作し易くなるため、オフの
定常時のノイズ耐量も小さくなる。
【0009】ノイズ耐量を増加させるためにはゲート抵
抗2の値を小さくすれば良いが、スイッチング速度が速
くなるため、今度はオフのスイッチング過渡時にサ―ジ
電圧が発生し易くなる。
抗2の値を小さくすれば良いが、スイッチング速度が速
くなるため、今度はオフのスイッチング過渡時にサ―ジ
電圧が発生し易くなる。
【0010】以上説明したように、ゲート抵抗2の値が
大きければオフのスイッチング過渡時のゲート電圧のサ
ージは抑制できるが、オン又はオフの定常時のノイズ耐
量は小さくなる。一方、ゲート抵抗2の値が小さけれ
ば、オンまたはオフの定常時のノイズ耐量が大きくなる
が、オフのスイッチング過渡時にサージ電圧が発生し易
くなり、高周波ノイズ源にもなる。
大きければオフのスイッチング過渡時のゲート電圧のサ
ージは抑制できるが、オン又はオフの定常時のノイズ耐
量は小さくなる。一方、ゲート抵抗2の値が小さけれ
ば、オンまたはオフの定常時のノイズ耐量が大きくなる
が、オフのスイッチング過渡時にサージ電圧が発生し易
くなり、高周波ノイズ源にもなる。
【0011】前述したように、従来のゲート抵抗定数は
サージ電圧の抑制を優先して、サージ電圧がスイッチン
グ素子1の定格に収まる程度の値に決定されている。そ
のためゲート抵抗2が一定の定数である以上、サージ電
圧を抑制出来るが、オン又はオフの定常時には大きなノ
イズ耐量は得られない問題点があった。
サージ電圧の抑制を優先して、サージ電圧がスイッチン
グ素子1の定格に収まる程度の値に決定されている。そ
のためゲート抵抗2が一定の定数である以上、サージ電
圧を抑制出来るが、オン又はオフの定常時には大きなノ
イズ耐量は得られない問題点があった。
【0012】本発明の目的は、前述の問題点を解決する
ためになされたものであって、オフのスイッチングの過
渡時にはサージ電圧を抑制すると共に、オン又はオフの
定常時に大きなノイズ耐量を得ることのできるスイッチ
ング素子のゲ―ト駆動回路を提供することにある。
ためになされたものであって、オフのスイッチングの過
渡時にはサージ電圧を抑制すると共に、オン又はオフの
定常時に大きなノイズ耐量を得ることのできるスイッチ
ング素子のゲ―ト駆動回路を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、オン指令が与えられると
スイッチング素子のゲート電極に第1の抵抗を介して正
のゲート電圧を印加し、オフ指令が与えられると前記ス
イッチング素子のゲート電極に前記第1の抵抗を介して
負のゲート電圧を印加する第1の駆動回路と、前記オン
指令が与えられると第1の遅延手段を介して所定の時定
数で上昇する正のゲート電圧を前記スイッチング素子の
ゲート電極に第2の抵抗を介してを印加し、前記オフ指
令が与えられると第2の遅延手段を介して所望の時定数
で下降する負のゲート電圧を前記スイッチング素子のゲ
ート電極に前記第2の抵抗を介して印加する第2の駆動
回路を具備したことを特徴とする。
に、請求項1に記載の発明は、オン指令が与えられると
スイッチング素子のゲート電極に第1の抵抗を介して正
のゲート電圧を印加し、オフ指令が与えられると前記ス
イッチング素子のゲート電極に前記第1の抵抗を介して
負のゲート電圧を印加する第1の駆動回路と、前記オン
指令が与えられると第1の遅延手段を介して所定の時定
数で上昇する正のゲート電圧を前記スイッチング素子の
ゲート電極に第2の抵抗を介してを印加し、前記オフ指
令が与えられると第2の遅延手段を介して所望の時定数
で下降する負のゲート電圧を前記スイッチング素子のゲ
ート電極に前記第2の抵抗を介して印加する第2の駆動
回路を具備したことを特徴とする。
【0014】又、請求項2に記載の発明は、オン指令が
与えられるとスイッチング素子のゲ―ト電極に第1の抵
抗を介して正のゲート電圧を印加し、オフ指令が与えら
れると前記スイッチング素子のゲート電極に前記第1の
抵抗を介して負のゲート電圧を印加する第1の駆動回路
と、前記オン指令が与えられると遅延手段を介して所定
の時定数で上昇する正のゲート電圧を前記スイッチング
素子のゲート電極に第2の抵抗を介してを印加し、前記
オフ指令が与えられると前記遅延手段を介して所定の時
定数で下降する負のゲート電圧を前記スイッチング素子
のゲート電極に前記第2の抵抗を介して印加する第2の
駆動回路を具備したことを特徴とする。
与えられるとスイッチング素子のゲ―ト電極に第1の抵
抗を介して正のゲート電圧を印加し、オフ指令が与えら
れると前記スイッチング素子のゲート電極に前記第1の
抵抗を介して負のゲート電圧を印加する第1の駆動回路
と、前記オン指令が与えられると遅延手段を介して所定
の時定数で上昇する正のゲート電圧を前記スイッチング
素子のゲート電極に第2の抵抗を介してを印加し、前記
オフ指令が与えられると前記遅延手段を介して所定の時
定数で下降する負のゲート電圧を前記スイッチング素子
のゲート電極に前記第2の抵抗を介して印加する第2の
駆動回路を具備したことを特徴とする。
【0015】更に、請求項3に記載の発明は、請求項1
又は請求項2に記載の第1の駆動回路を介してスイッチ
ング素子のゲート電極に印加する正及び負のゲート電圧
源の電圧より、第2の駆動回路を介してスイッチング素
子のゲート電極に印加する正及び負のゲート電圧源の電
圧を高くしたことを特徴とする。
又は請求項2に記載の第1の駆動回路を介してスイッチ
ング素子のゲート電極に印加する正及び負のゲート電圧
源の電圧より、第2の駆動回路を介してスイッチング素
子のゲート電極に印加する正及び負のゲート電圧源の電
圧を高くしたことを特徴とする。
【0016】又、請求項4に記載の発明は、オン指令が
与えられるとスイッチング素子のゲ―ト電極に第1の抵
抗を介して正のゲート電圧を印加し、オフ指令が与えら
れると前記スイッチング素子のゲート電極に前記第1の
抵抗を介して負のゲート電圧を印加する第1の駆動回路
と、前記スイッチング素子のオン及びオフの定常時に閉
路するスイッチを介して前記第1の抵抗に並列接続され
る第2の抵抗を具備したことを特徴とする。
与えられるとスイッチング素子のゲ―ト電極に第1の抵
抗を介して正のゲート電圧を印加し、オフ指令が与えら
れると前記スイッチング素子のゲート電極に前記第1の
抵抗を介して負のゲート電圧を印加する第1の駆動回路
と、前記スイッチング素子のオン及びオフの定常時に閉
路するスイッチを介して前記第1の抵抗に並列接続され
る第2の抵抗を具備したことを特徴とする。
【0017】更に、請求項5に記載の発明は、オン指令
が与えられるとスイッチング素子のゲート電極に第1の
抵抗を介して正のゲート電圧を印加し、オフ指令が与え
られると前記スイッチング素子のゲート電極に前記第1
の抵抗を介して負のゲート電圧を印加する第1の駆動回
路と、前記オン指令が与えられると遅延手段を介して所
定の時定数で上昇する正のゲート電圧を前記スイッチン
グ素子のゲート電極に第2の抵抗を介してを印加する第
2の駆動回路を具備したことを特徴とする。
が与えられるとスイッチング素子のゲート電極に第1の
抵抗を介して正のゲート電圧を印加し、オフ指令が与え
られると前記スイッチング素子のゲート電極に前記第1
の抵抗を介して負のゲート電圧を印加する第1の駆動回
路と、前記オン指令が与えられると遅延手段を介して所
定の時定数で上昇する正のゲート電圧を前記スイッチン
グ素子のゲート電極に第2の抵抗を介してを印加する第
2の駆動回路を具備したことを特徴とする。
【0018】又、請求項6に記載の発明は、オン指令が
与えられるとスイッチング素子のゲ―ト電極に第1の抵
抗を介して正のゲート電圧を印加し、オフ指令が与えら
れると前記スイッチング素子のゲート電極に前記第1の
抵抗を介して負のゲート電圧を印加する第1の駆動回路
と、前記オフ指令が与えられると遅延手段を介して所定
の時定数で下降する負のゲート電圧を前記スイッチング
素子のゲート電極に第2の抵抗を介して印加する第2の
駆動回路を具備したことを特徴とする。
与えられるとスイッチング素子のゲ―ト電極に第1の抵
抗を介して正のゲート電圧を印加し、オフ指令が与えら
れると前記スイッチング素子のゲート電極に前記第1の
抵抗を介して負のゲート電圧を印加する第1の駆動回路
と、前記オフ指令が与えられると遅延手段を介して所定
の時定数で下降する負のゲート電圧を前記スイッチング
素子のゲート電極に第2の抵抗を介して印加する第2の
駆動回路を具備したことを特徴とする。
【0019】更に又、請求項7に記載の発明は、請求項
5に記載の第1の駆動回路を介してスイッチング素子の
ゲート電極に印加する正のゲート電圧源の電圧より、第
2の駆動回路を介して前記スイッチング素子のゲ―ト電
極に印加する正のゲート電圧源の電圧を高くし、又は、
請求項6に記載の第1の駆動回路を介してスイッチング
素子のゲート電極に印加する負のゲート電圧源の電圧よ
り、第2の駆動回路を介して前記スイッチング素子のゲ
ート電極に印加する負のゲート電圧源の電圧を高くした
ことを特徴としている。
5に記載の第1の駆動回路を介してスイッチング素子の
ゲート電極に印加する正のゲート電圧源の電圧より、第
2の駆動回路を介して前記スイッチング素子のゲ―ト電
極に印加する正のゲート電圧源の電圧を高くし、又は、
請求項6に記載の第1の駆動回路を介してスイッチング
素子のゲート電極に印加する負のゲート電圧源の電圧よ
り、第2の駆動回路を介して前記スイッチング素子のゲ
ート電極に印加する負のゲート電圧源の電圧を高くした
ことを特徴としている。
【0020】
【作用】前述のように構成された請求項1に記載の発明
によれば、スイッチングの過渡時には、第1の抵抗を介
して第1の駆動回路だけでスイッチング素子を駆動し
て、スイッチング素子のオン及びオフの定常時には、前
記第1の駆動回路と共に、第2の抵抗を介して第2の駆
動回路の両者でスイッチング素子を駆動することによっ
て、スイッチングの過渡時には、スイッチング素子のゲ
ートに第1の抵抗のみが接続され、スイッチングの定常
時にはスイッチング素子のゲートに第1の抵抗と第2の
抵抗が並列に接続されるため、スイッチングの過渡時に
はゲート抵抗が大きく、スイッチングの定常時にはゲー
ト抵抗が小さくなり、スイッチングのオフの過渡時には
サージ電圧を抑制し、定常時には大きなノイズ耐量を得
ることができる。
によれば、スイッチングの過渡時には、第1の抵抗を介
して第1の駆動回路だけでスイッチング素子を駆動し
て、スイッチング素子のオン及びオフの定常時には、前
記第1の駆動回路と共に、第2の抵抗を介して第2の駆
動回路の両者でスイッチング素子を駆動することによっ
て、スイッチングの過渡時には、スイッチング素子のゲ
ートに第1の抵抗のみが接続され、スイッチングの定常
時にはスイッチング素子のゲートに第1の抵抗と第2の
抵抗が並列に接続されるため、スイッチングの過渡時に
はゲート抵抗が大きく、スイッチングの定常時にはゲー
ト抵抗が小さくなり、スイッチングのオフの過渡時には
サージ電圧を抑制し、定常時には大きなノイズ耐量を得
ることができる。
【0021】又、請求項2に記載の発明は、第1の遅延
手段及び第2の遅延手段を共通の遅延手段とし、オン指
令及びオフ指令が与えれてから第2の抵抗を介してスイ
ッチング素子のゲートに正のゲート電圧及び負のゲート
電圧を印加するタイミングを同一としたもので、請求項
1の発明と同様にスイッチングのオフの過渡時にはサ―
ジ電圧を抑制し、定常時には大きなノイズ耐量を得るこ
とができる。
手段及び第2の遅延手段を共通の遅延手段とし、オン指
令及びオフ指令が与えれてから第2の抵抗を介してスイ
ッチング素子のゲートに正のゲート電圧及び負のゲート
電圧を印加するタイミングを同一としたもので、請求項
1の発明と同様にスイッチングのオフの過渡時にはサ―
ジ電圧を抑制し、定常時には大きなノイズ耐量を得るこ
とができる。
【0022】更に、請求項3の発明は、請求項1の発明
又は請求項2の発明における第1の駆動回路を介してス
イッチング素子のゲート電極に印加する正及び負のゲー
ト電圧源の電圧より、第2の駆動回路を介してスイッチ
ング素子のゲート電極に印加する正及び負のゲート電圧
源の電圧を高くしたもので、請求項1の発明と同様にス
イッチングのオフの過渡時にはサージ電圧を抑制し、定
常時には大きなノイズ耐量を得ることができる。
又は請求項2の発明における第1の駆動回路を介してス
イッチング素子のゲート電極に印加する正及び負のゲー
ト電圧源の電圧より、第2の駆動回路を介してスイッチ
ング素子のゲート電極に印加する正及び負のゲート電圧
源の電圧を高くしたもので、請求項1の発明と同様にス
イッチングのオフの過渡時にはサージ電圧を抑制し、定
常時には大きなノイズ耐量を得ることができる。
【0023】又、請求項4の発明は、スイッチングの過
渡時には、第1の抵抗を介して第1の駆動回路だけでス
イッチング素子を駆動して、スイッチング素子のオン及
びオフの定常時には、スイッチング素子のオン及びオフ
の定常時に閉路するスイッチを介して第2の抵抗を第1
の抵抗に並列接続してゲート抵抗を低減させている。
渡時には、第1の抵抗を介して第1の駆動回路だけでス
イッチング素子を駆動して、スイッチング素子のオン及
びオフの定常時には、スイッチング素子のオン及びオフ
の定常時に閉路するスイッチを介して第2の抵抗を第1
の抵抗に並列接続してゲート抵抗を低減させている。
【0024】この結果、請求項1の発明と同様にスイッ
チングのオフの過渡時にはサージ電圧を抑制し、定常時
には大きなノイズ耐量を得ることができる。更に、請求
項5の発明によれば、スイッチングの過渡時には、第1
の抵抗を介して第1の駆動回路だけでスイッチング素子
を駆動して、スイッチング素子のオンの定常時には、前
記第1の駆動回路と共に、第2の抵抗を介して第2の駆
動回路の両者でスイッチング素子を駆動することによっ
て、スイッチングの過渡時には、スイッチング素子のゲ
ートに第1の抵抗のみが接続され、スイッチング素子の
オンの定常時にはスイッチング素子のゲートに第1の抵
抗と第2の抵抗が並列に接続されるため、スイッチング
のオフの過渡時にはゲート抵抗が大きく、スイッチング
素子のオンの定常時にはゲート抵抗が小さくなり、スイ
ッチングのオフの過渡時にはサージ電圧を抑制し、スイ
ッチング素子のオンの定常時には大きなノイズ耐量を得
ることができる。
チングのオフの過渡時にはサージ電圧を抑制し、定常時
には大きなノイズ耐量を得ることができる。更に、請求
項5の発明によれば、スイッチングの過渡時には、第1
の抵抗を介して第1の駆動回路だけでスイッチング素子
を駆動して、スイッチング素子のオンの定常時には、前
記第1の駆動回路と共に、第2の抵抗を介して第2の駆
動回路の両者でスイッチング素子を駆動することによっ
て、スイッチングの過渡時には、スイッチング素子のゲ
ートに第1の抵抗のみが接続され、スイッチング素子の
オンの定常時にはスイッチング素子のゲートに第1の抵
抗と第2の抵抗が並列に接続されるため、スイッチング
のオフの過渡時にはゲート抵抗が大きく、スイッチング
素子のオンの定常時にはゲート抵抗が小さくなり、スイ
ッチングのオフの過渡時にはサージ電圧を抑制し、スイ
ッチング素子のオンの定常時には大きなノイズ耐量を得
ることができる。
【0025】又、請求項6の発明によれば、スイッチン
グの過渡時には、第1の抵抗を介して第1の駆動回路だ
けでスイッチング素子を駆動して、スイッチング素子の
オフの定常時には、前記第1の駆動回路と共に、第2の
抵抗を介して第2の駆動回路の両者でスイッチング素子
を駆動することによって、スイッチングの過渡時には、
スイッチング素子のゲートに第1の抵抗のみが接続さ
れ、スイッチング素子のオフの定常時にはスイッチング
素子のゲートに第1の抵抗と第2の抵抗が並列に接続さ
れるため、スイッチングのオフの過渡時にはゲート抵抗
が大きく、スイッチング素子のオフの定常時にはゲート
抵抗が小さくなり、スイッチングのオフの過渡時にはサ
ージ電圧を抑制し、スイッチング素子のオフの定常時に
は大きなノイズ耐量を得ることができる。
グの過渡時には、第1の抵抗を介して第1の駆動回路だ
けでスイッチング素子を駆動して、スイッチング素子の
オフの定常時には、前記第1の駆動回路と共に、第2の
抵抗を介して第2の駆動回路の両者でスイッチング素子
を駆動することによって、スイッチングの過渡時には、
スイッチング素子のゲートに第1の抵抗のみが接続さ
れ、スイッチング素子のオフの定常時にはスイッチング
素子のゲートに第1の抵抗と第2の抵抗が並列に接続さ
れるため、スイッチングのオフの過渡時にはゲート抵抗
が大きく、スイッチング素子のオフの定常時にはゲート
抵抗が小さくなり、スイッチングのオフの過渡時にはサ
ージ電圧を抑制し、スイッチング素子のオフの定常時に
は大きなノイズ耐量を得ることができる。
【0026】更に、請求項7の発明は、請求項5の発明
における第1の駆動回路を介してスイッチング素子のゲ
ート電極に印加する正のゲート電圧源の電圧より、第2
の駆動回路を介してスイッチング素子のゲート電極に印
加する正のゲート電圧源の電圧を高くして、スイッチン
グのオフの過渡時にはサ―ジ電圧を抑制し、スイッチン
グ素子のオンの定常時には大きなノイズ耐量を得ること
ができる。又、請求項6の発明における第1の駆動回路
を介してスイッチング素子のゲート電極に印加する負の
ゲート電圧源の電圧より、第2の駆動回路を介してスイ
ッチング素子のゲート電極に印加する負のゲート電圧源
の電圧を高くして、スイッチングのオフの過渡時にはサ
ージ電圧を抑制し、スイッチング素子のオフの定常時に
は大きなノイズ耐量を得ることができる。
における第1の駆動回路を介してスイッチング素子のゲ
ート電極に印加する正のゲート電圧源の電圧より、第2
の駆動回路を介してスイッチング素子のゲート電極に印
加する正のゲート電圧源の電圧を高くして、スイッチン
グのオフの過渡時にはサ―ジ電圧を抑制し、スイッチン
グ素子のオンの定常時には大きなノイズ耐量を得ること
ができる。又、請求項6の発明における第1の駆動回路
を介してスイッチング素子のゲート電極に印加する負の
ゲート電圧源の電圧より、第2の駆動回路を介してスイ
ッチング素子のゲート電極に印加する負のゲート電圧源
の電圧を高くして、スイッチングのオフの過渡時にはサ
ージ電圧を抑制し、スイッチング素子のオフの定常時に
は大きなノイズ耐量を得ることができる。
【0027】
【実施例】以下、請求項1に記載の発明の一実施例を図
7と同一部に同一符号を付して示す図1の構成図を参照
して説明する。図1で、1はスイッチング素子、2aは
ゲート抵抗(以下第1の抵抗と記す)、3a,3bはス
イッチング素子1のゲートを駆動する第1の駆動回路を
構成するそれぞれの補助スイッチング素子で、入力抵抗
4を介して与えられるゲ―ト信号5がオン指令の時は補
助スイッチング素子3aがオンして、スイッチング素子
1に正のゲート電圧源6pから正のゲート電圧が与えら
れ、ゲート信号5がオフ指令の時は補助スイッチング素
子3bがオンして、スイッチング素子1に負のゲ―ト電
圧源6nから負のゲート電圧が与えられる。
7と同一部に同一符号を付して示す図1の構成図を参照
して説明する。図1で、1はスイッチング素子、2aは
ゲート抵抗(以下第1の抵抗と記す)、3a,3bはス
イッチング素子1のゲートを駆動する第1の駆動回路を
構成するそれぞれの補助スイッチング素子で、入力抵抗
4を介して与えられるゲ―ト信号5がオン指令の時は補
助スイッチング素子3aがオンして、スイッチング素子
1に正のゲート電圧源6pから正のゲート電圧が与えら
れ、ゲート信号5がオフ指令の時は補助スイッチング素
子3bがオンして、スイッチング素子1に負のゲ―ト電
圧源6nから負のゲート電圧が与えられる。
【0028】又、2bもゲート抵抗(以下第2の抵抗と
記す)で、3c,3dはスイッチング素子1のゲートを
駆動する第2の駆動回路を構成するそれぞれの補助スイ
ッチング素子で、オン指令5が与えられると第1の遅延
手段7aによって補助スイッチング素子3cが駆動され
所定の時定数で上昇する正のゲート電圧(正のゲート電
圧源6pから供給される)を前記スイッチング素子1の
ゲート電極に第2の抵抗2bを介してを印加し、オフ指
令5が与えられると第2の遅延手段7bによって補助ス
イッチング素子3dが駆動され所望の時定数で下降する
負のゲート電圧(負のゲート電圧源6nから供給され
る)を前記スイッチング素子1のゲート電極に第2の抵
抗2bを介して与えられる。
記す)で、3c,3dはスイッチング素子1のゲートを
駆動する第2の駆動回路を構成するそれぞれの補助スイ
ッチング素子で、オン指令5が与えられると第1の遅延
手段7aによって補助スイッチング素子3cが駆動され
所定の時定数で上昇する正のゲート電圧(正のゲート電
圧源6pから供給される)を前記スイッチング素子1の
ゲート電極に第2の抵抗2bを介してを印加し、オフ指
令5が与えられると第2の遅延手段7bによって補助ス
イッチング素子3dが駆動され所望の時定数で下降する
負のゲート電圧(負のゲート電圧源6nから供給され
る)を前記スイッチング素子1のゲート電極に第2の抵
抗2bを介して与えられる。
【0029】ゲート信号5がオフからオンへ転じると補
助スイッチング素子3aが導通し、正のゲート電圧源6
pの電圧が第1の抵抗2aを通してスイッチング素子1
のゲート電極に印加される。
助スイッチング素子3aが導通し、正のゲート電圧源6
pの電圧が第1の抵抗2aを通してスイッチング素子1
のゲート電極に印加される。
【0030】一方、ゲート信号5がオフからオンへ転じ
ると第1の遅延手段7aの固有の時定数だけ遅れて、補
助スイッチング素子3cが導通し、正のゲート電圧源6
pの電圧が第2の抵抗2bを通してスイッチング素子1
のゲート電極に印加される。
ると第1の遅延手段7aの固有の時定数だけ遅れて、補
助スイッチング素子3cが導通し、正のゲート電圧源6
pの電圧が第2の抵抗2bを通してスイッチング素子1
のゲート電極に印加される。
【0031】従って、スイッチング素子1のオンの定常
時には補助スイッチング素子3aと3cが共に導通して
いるため、第1の抵抗2aと第2の抵抗2bが並列接続
となり、、スイッチング素子1から見たゲート抵抗は低
くなる。この時、主回路電流にノイズ電流が重畳して
も、ノイズ電流はゲート抵抗側に流れ易くなる。従っ
て、スイッチング素子1のアノード・カソード間の電圧
変動が抑えられるため誤オフ動作し難くなりオンの定常
時のノイズ耐量は高くなる。
時には補助スイッチング素子3aと3cが共に導通して
いるため、第1の抵抗2aと第2の抵抗2bが並列接続
となり、、スイッチング素子1から見たゲート抵抗は低
くなる。この時、主回路電流にノイズ電流が重畳して
も、ノイズ電流はゲート抵抗側に流れ易くなる。従っ
て、スイッチング素子1のアノード・カソード間の電圧
変動が抑えられるため誤オフ動作し難くなりオンの定常
時のノイズ耐量は高くなる。
【0032】同様に、ゲート信号5がオンからオフへ転
じると補助スイッチング素子3bが導通し、負のゲート
電圧源6nの電圧が第1の抵抗2aを通してスイッチン
グ素子1のゲート電極に印加される。
じると補助スイッチング素子3bが導通し、負のゲート
電圧源6nの電圧が第1の抵抗2aを通してスイッチン
グ素子1のゲート電極に印加される。
【0033】一方、ゲート信号5がオンからオフへ転じ
ると、第2の遅延手段7bの固有の時定数だけ遅れて、
補助スイッチング素子3dが導通することによって負の
ゲート電圧源6nの電圧が第2の抵抗2bを通してスイ
ッチング素子1のゲート電極に印加される。
ると、第2の遅延手段7bの固有の時定数だけ遅れて、
補助スイッチング素子3dが導通することによって負の
ゲート電圧源6nの電圧が第2の抵抗2bを通してスイ
ッチング素子1のゲート電極に印加される。
【0034】従って、スイッチング素子1のオフの過渡
時には補助スイッチング素子3bだけが導通しており、
この時のゲート電圧は第1の抵抗2aの値が大きいため
ゆっくり下降する。従ってオフの過渡時にはサ―ジ電圧
が発生し難くなる。
時には補助スイッチング素子3bだけが導通しており、
この時のゲート電圧は第1の抵抗2aの値が大きいため
ゆっくり下降する。従ってオフの過渡時にはサ―ジ電圧
が発生し難くなる。
【0035】一方スイッチング素子1のオフの定常時に
は補助スイッチング素子3bと3dが共に導通し、スイ
ッチング素子1から見たゲート抵抗は低くなる。この
時、スイッチング素子1のアノード・カソードに印加さ
れる主回路電圧が変動しも、電圧変動によりアノード・
ゲート間浮遊容量を通して流れるノイズ電流はゲート抵
抗側に流れ易くなる。従って、スイッチング素子1のア
ノード・カソード間の電圧変動も抑えられるため誤オン
動作し難くなり、オフの定常時のノイズ耐量は高くな
る。
は補助スイッチング素子3bと3dが共に導通し、スイ
ッチング素子1から見たゲート抵抗は低くなる。この
時、スイッチング素子1のアノード・カソードに印加さ
れる主回路電圧が変動しも、電圧変動によりアノード・
ゲート間浮遊容量を通して流れるノイズ電流はゲート抵
抗側に流れ易くなる。従って、スイッチング素子1のア
ノード・カソード間の電圧変動も抑えられるため誤オン
動作し難くなり、オフの定常時のノイズ耐量は高くな
る。
【0036】このように本実施例によれば、スイッチン
グ素子1のオフの過渡時にはサージ電圧を抑制できると
共に、オン及びオフの定常時にも高いノイズ耐量を得る
ことができる。
グ素子1のオフの過渡時にはサージ電圧を抑制できると
共に、オン及びオフの定常時にも高いノイズ耐量を得る
ことができる。
【0037】次に、請求項2に記載の発明の一実施例を
図1と同一部に同一符号を付して示す図2の構成図を参
照して説明する。図2は、図1における第1の遅延手段
7aと第2の遅延手段7bを共通の遅延手段としたもの
である。即ち、図2において11は、ゲート信号5の立
ち上がりと立ち下がりを一定時間遅らせるための遅延手
段を構成するコンデンサである。
図1と同一部に同一符号を付して示す図2の構成図を参
照して説明する。図2は、図1における第1の遅延手段
7aと第2の遅延手段7bを共通の遅延手段としたもの
である。即ち、図2において11は、ゲート信号5の立
ち上がりと立ち下がりを一定時間遅らせるための遅延手
段を構成するコンデンサである。
【0038】ゲート信号5がオフからオンに転じるとス
イッチング素子1のゲートに第1の抵抗2aを介して先
に正のゲート電圧6pが印加され、その後コンデンサ1
1のためにゲート電圧は一定時間をかけてゆっくりと正
のゲート電源6pまで上昇する。従って、スイッチング
素子1のオンの定常時には第1の抵抗と第2の抵抗が並
列接続となるため、ゲート抵抗が小さくなり、主回路電
流にノイズ電流が重畳しても、ノイズ電流はゲート抵抗
側に流れ易くなり、スイッチング素子1のアノード・カ
ソード間の電圧変動が抑えられるため誤オフ動作し難く
なりオンの定常時のノイズ耐量は高くなる。
イッチング素子1のゲートに第1の抵抗2aを介して先
に正のゲート電圧6pが印加され、その後コンデンサ1
1のためにゲート電圧は一定時間をかけてゆっくりと正
のゲート電源6pまで上昇する。従って、スイッチング
素子1のオンの定常時には第1の抵抗と第2の抵抗が並
列接続となるため、ゲート抵抗が小さくなり、主回路電
流にノイズ電流が重畳しても、ノイズ電流はゲート抵抗
側に流れ易くなり、スイッチング素子1のアノード・カ
ソード間の電圧変動が抑えられるため誤オフ動作し難く
なりオンの定常時のノイズ耐量は高くなる。
【0039】又、オフの定常時には第1の抵抗2aと第
2の抵抗2bが並列接続となるためゲート抵抗が小さく
なり、スイッチング素子1のアノード・カソードに印加
される主回路電圧が変動しも、電圧変動によりアノード
・ゲート間浮遊容量を通して流れるノイズ電流はゲート
抵抗側に流れ易くなる。従って、スイッチング素子1の
アノード・カソード間の電圧変動も抑えられるため誤オ
ン動作し難くなり、オフの定常時のノイズ耐量は高くな
る。
2の抵抗2bが並列接続となるためゲート抵抗が小さく
なり、スイッチング素子1のアノード・カソードに印加
される主回路電圧が変動しも、電圧変動によりアノード
・ゲート間浮遊容量を通して流れるノイズ電流はゲート
抵抗側に流れ易くなる。従って、スイッチング素子1の
アノード・カソード間の電圧変動も抑えられるため誤オ
ン動作し難くなり、オフの定常時のノイズ耐量は高くな
る。
【0040】更に、ゲート信号5がオンからオフへ転じ
るとスイッチング素子1のゲートに第1の抵抗2aを介
して先に負のゲート電圧6nが印加され、その後コンデ
ンサ11のためにゲ―ト電圧は一定時間をかけてゆっく
りと負のゲート電源6nまで下降する。従って、スイッ
チング素子1のオフの過渡時には第1の抵抗2aのみを
介してスイッチング素子1のゲートに負のゲート電圧源
6nの電圧が印加されるため、オフの過渡時にはサ―ジ
電圧が発生し難くなる。
るとスイッチング素子1のゲートに第1の抵抗2aを介
して先に負のゲート電圧6nが印加され、その後コンデ
ンサ11のためにゲ―ト電圧は一定時間をかけてゆっく
りと負のゲート電源6nまで下降する。従って、スイッ
チング素子1のオフの過渡時には第1の抵抗2aのみを
介してスイッチング素子1のゲートに負のゲート電圧源
6nの電圧が印加されるため、オフの過渡時にはサ―ジ
電圧が発生し難くなる。
【0041】次に、請求項3に記載の発明の一実施例を
図1と同一部に同一符号を付して示す図3の構成図を参
照して説明する。図3が、図1と異る点は、第1の駆動
回路を介してスイッチング素子1のゲート電極に印加す
る正及び負のゲート電圧源6p及び6nの電圧より、第
2の駆動回路を介してスイッチング素子1のゲート電極
に印加する正及び負のゲート電圧源9p及び9nの電圧
を高くしたことにある。
図1と同一部に同一符号を付して示す図3の構成図を参
照して説明する。図3が、図1と異る点は、第1の駆動
回路を介してスイッチング素子1のゲート電極に印加す
る正及び負のゲート電圧源6p及び6nの電圧より、第
2の駆動回路を介してスイッチング素子1のゲート電極
に印加する正及び負のゲート電圧源9p及び9nの電圧
を高くしたことにある。
【0042】ここで、スイッチング素子1のオフの過渡
時には前述の図1及び図2と同様に第1の駆動回路のみ
でスイッチング素子1のゲートを駆動するため、オフの
過渡時にはサージ電圧が発生し難くなることは前述の通
りである。
時には前述の図1及び図2と同様に第1の駆動回路のみ
でスイッチング素子1のゲートを駆動するため、オフの
過渡時にはサージ電圧が発生し難くなることは前述の通
りである。
【0043】スイッチング素子1がオフからオンへ転じ
た定常時には、補助スイッチング素子3a及び3cが共
に導通し、スイッチング素子1のゲートには第1の抵抗
2aを介して正のゲ―ト電圧源6pの電圧と、第2の抵
抗2cを介して正のゲート電圧源9pの電圧が印加され
る。
た定常時には、補助スイッチング素子3a及び3cが共
に導通し、スイッチング素子1のゲートには第1の抵抗
2aを介して正のゲ―ト電圧源6pの電圧と、第2の抵
抗2cを介して正のゲート電圧源9pの電圧が印加され
る。
【0044】前述のように、(正のゲート電圧源6pの
電圧)<(正のゲート電圧源9pの電圧)であるため、
スイッチング素子1がオフからオンへ転じた定常時に
は、スイッチング素子1から見たゲート電圧は正側に高
くなる。従って、主回路電流にノイズ電流が重畳して
も、ノイズ電流は第2の抵抗2c側に流れ易くなり、ス
イッチング素子1のアノード・カソード間の電圧変動が
抑えられるため前述と同様に誤オフし難くなりオンの定
常時のノイズ耐量は高くなる。
電圧)<(正のゲート電圧源9pの電圧)であるため、
スイッチング素子1がオフからオンへ転じた定常時に
は、スイッチング素子1から見たゲート電圧は正側に高
くなる。従って、主回路電流にノイズ電流が重畳して
も、ノイズ電流は第2の抵抗2c側に流れ易くなり、ス
イッチング素子1のアノード・カソード間の電圧変動が
抑えられるため前述と同様に誤オフし難くなりオンの定
常時のノイズ耐量は高くなる。
【0045】同様に、スイッチング素子1がオンからオ
フへ転じた定常時には、補助スイッチング素子3b及び
3dが共に導通し、スイッチング素子1のゲートには第
1の抵抗2aを介して負のゲート電圧源6nの電圧と、
第2の抵抗2cを介して負のゲート電圧源9nの電圧が
印加されるが、前述のように、(負のゲート電圧源6n
の電圧)>(負のゲート電圧源9nの電圧)であるた
め、スイッチング素子1がオンからオフへ転じた定常時
には、スイッチング素子1から見たゲート電圧は負側に
大きくなる。この時、スイッチング素子1のアノード・
カソードに印加される主回路電圧が変動しも、電圧変動
によりアノード・ゲート間浮遊容量を通して流れるノイ
ズ電流は第2の抵抗2c側に流れ易くなる。従って、ス
イッチング素子1のアノード・カソード間の電圧変動も
抑えられるため誤オン動作し難くなり、オフの定常時の
ノイズ耐量は高くなる。
フへ転じた定常時には、補助スイッチング素子3b及び
3dが共に導通し、スイッチング素子1のゲートには第
1の抵抗2aを介して負のゲート電圧源6nの電圧と、
第2の抵抗2cを介して負のゲート電圧源9nの電圧が
印加されるが、前述のように、(負のゲート電圧源6n
の電圧)>(負のゲート電圧源9nの電圧)であるた
め、スイッチング素子1がオンからオフへ転じた定常時
には、スイッチング素子1から見たゲート電圧は負側に
大きくなる。この時、スイッチング素子1のアノード・
カソードに印加される主回路電圧が変動しも、電圧変動
によりアノード・ゲート間浮遊容量を通して流れるノイ
ズ電流は第2の抵抗2c側に流れ易くなる。従って、ス
イッチング素子1のアノード・カソード間の電圧変動も
抑えられるため誤オン動作し難くなり、オフの定常時の
ノイズ耐量は高くなる。
【0046】このように本実施例によれば、スイッチン
グ素子1のオフの過渡時にはサージ電圧を抑制できると
共に、オン及びオフの定常時には高いノイズ耐量を得る
ことができる。
グ素子1のオフの過渡時にはサージ電圧を抑制できると
共に、オン及びオフの定常時には高いノイズ耐量を得る
ことができる。
【0047】次に、請求項4に記載の発明の一実施例を
図7と同一部に同一符号を付して示す図4の構成図を参
照して説明する。図4において、10は、スイッチング
素子1のオン及びオフの定常時に閉路されるスイッチで
ある。従って、スイッチング素子1のオン及びオフの定
常時にはスイッチ10を介して第1の抵抗2aに第2の
抵抗2bが並列接続されることになる。
図7と同一部に同一符号を付して示す図4の構成図を参
照して説明する。図4において、10は、スイッチング
素子1のオン及びオフの定常時に閉路されるスイッチで
ある。従って、スイッチング素子1のオン及びオフの定
常時にはスイッチ10を介して第1の抵抗2aに第2の
抵抗2bが並列接続されることになる。
【0048】ゲート信号5がオンからオフに転じる過渡
時には、前述のようにスイッチング素子1は第1の抵抗
2aを介して第1の駆動回路によって駆動されるため、
前述と同様にサージ電圧が発生し難くなる。
時には、前述のようにスイッチング素子1は第1の抵抗
2aを介して第1の駆動回路によって駆動されるため、
前述と同様にサージ電圧が発生し難くなる。
【0049】一方、スイッチング素子1のオン及びオフ
の定常時には、スイッチ10を介して第2の抵抗2bが
第1の抵抗2aに並列に接続されるため、スイッチング
素子1から見たゲート抵抗は低減することになり、その
結果、前述のようにノイズ耐量は高くなる。
の定常時には、スイッチ10を介して第2の抵抗2bが
第1の抵抗2aに並列に接続されるため、スイッチング
素子1から見たゲート抵抗は低減することになり、その
結果、前述のようにノイズ耐量は高くなる。
【0050】次に、請求項5に記載の発明の一実施例を
図1と同一部に同一符号を付して示す図5の構成図を参
照して説明する。図5において、8は反転回路、7bは
遅延回路でこの遅延回路は、図1の第2の遅延回路7b
に相当する。
図1と同一部に同一符号を付して示す図5の構成図を参
照して説明する。図5において、8は反転回路、7bは
遅延回路でこの遅延回路は、図1の第2の遅延回路7b
に相当する。
【0051】この図5の実施例においては、ゲート信号
5がオフからオンに、或いはオンからオフに転じる過渡
時には、前述のようにスイッチング素子1は第1の抵抗
2aを介して第1の駆動回路によって駆動されるため、
前述と同様にオンからオフに転じる過渡時には、サージ
電圧が発生し難くなる。
5がオフからオンに、或いはオンからオフに転じる過渡
時には、前述のようにスイッチング素子1は第1の抵抗
2aを介して第1の駆動回路によって駆動されるため、
前述と同様にオンからオフに転じる過渡時には、サージ
電圧が発生し難くなる。
【0052】一方、ゲート信号5がオンからオフ転じて
も補助スイッチング素子3dがオフ状態であるため、第
2の抵抗2bを介して正のゲート電圧源6pの電圧がス
イッチング素子1のゲートに加わることはない。
も補助スイッチング素子3dがオフ状態であるため、第
2の抵抗2bを介して正のゲート電圧源6pの電圧がス
イッチング素子1のゲートに加わることはない。
【0053】しかしながら、ゲート信号5がオフらオン
転じると補助スイッチング素子3dのゲート電位は所定
の時定数で負側に下降する。従って、ゲート信号5がオ
フからオンに転じた或る時間後には、補助スイッチング
素子3aを介して第1の抵抗2aが、補助スイッチング
素子3dを介して第2の抵抗2bがスイッチング素子1
のゲートにそれぞれ接続されるため、スイッチング素子
1から見たゲート抵抗は低減することになり、その結
果、前述のようにオンの定常時のノイズ耐量は高くな
る。
転じると補助スイッチング素子3dのゲート電位は所定
の時定数で負側に下降する。従って、ゲート信号5がオ
フからオンに転じた或る時間後には、補助スイッチング
素子3aを介して第1の抵抗2aが、補助スイッチング
素子3dを介して第2の抵抗2bがスイッチング素子1
のゲートにそれぞれ接続されるため、スイッチング素子
1から見たゲート抵抗は低減することになり、その結
果、前述のようにオンの定常時のノイズ耐量は高くな
る。
【0054】このように、本実施例は、オン状態優先即
ち、オン状態にあるスイッチング素子がオフ状態となる
ことを絶対に避ける必要がある用途に適用できる。次
に、請求項6に記載の発明の一実施例を図1と同一部に
同一符号を付して示す図6の構成図を参照して説明す
る。
ち、オン状態にあるスイッチング素子がオフ状態となる
ことを絶対に避ける必要がある用途に適用できる。次
に、請求項6に記載の発明の一実施例を図1と同一部に
同一符号を付して示す図6の構成図を参照して説明す
る。
【0055】図6において、8は反転回路、7aは遅延
回路でこの遅延回路は、図1の第1の遅延回路7aに相
当する。この図6の実施例においては、ゲート信号5が
オフらオンに、或いはオンからオフに転じる過渡時に
は、前述のようにスイッチング素子1は第1の抵抗2a
を介して第1の駆動回路のみによって駆動されるため、
前述と同様にオンからオフに転じる過渡時には、サージ
電圧が発生し難くなる。
回路でこの遅延回路は、図1の第1の遅延回路7aに相
当する。この図6の実施例においては、ゲート信号5が
オフらオンに、或いはオンからオフに転じる過渡時に
は、前述のようにスイッチング素子1は第1の抵抗2a
を介して第1の駆動回路のみによって駆動されるため、
前述と同様にオンからオフに転じる過渡時には、サージ
電圧が発生し難くなる。
【0056】一方、ゲート信号5がオフからオン転じて
も補助スイッチング素子3cがオフ状態であるため、第
2の抵抗2bを介して負のゲート電圧源6nの電圧がス
イッチング素子1のゲートに加わることはない。
も補助スイッチング素子3cがオフ状態であるため、第
2の抵抗2bを介して負のゲート電圧源6nの電圧がス
イッチング素子1のゲートに加わることはない。
【0057】しかしながら、ゲート信号5がオンらオフ
転じると補助スイッチング素子3cのゲート電位は所定
の時定数で正側に上昇する。従って、ゲート信号5がオ
ンからオフ転じた或る時間後には、補助スイッチング素
子3aを介して第1の抵抗2aが、補助スイッチング素
子3cを介して第2の抵抗2bがスイッチング素子1の
ゲートにそれぞれ接続されるため、スイッチング素子1
から見たゲート抵抗は低減することになり、その結果、
前述と同様に、オフの定常時のノイズ耐量は高くなる。
転じると補助スイッチング素子3cのゲート電位は所定
の時定数で正側に上昇する。従って、ゲート信号5がオ
ンからオフ転じた或る時間後には、補助スイッチング素
子3aを介して第1の抵抗2aが、補助スイッチング素
子3cを介して第2の抵抗2bがスイッチング素子1の
ゲートにそれぞれ接続されるため、スイッチング素子1
から見たゲート抵抗は低減することになり、その結果、
前述と同様に、オフの定常時のノイズ耐量は高くなる。
【0058】このように、本実施例は、オフ状態優先即
ち、オフ状態にあるスイッチング素子がオン状態となる
ことを絶対に避ける必要がある用途に適用できる。次
に、請求項7に記載の発明を図5及び図6を参照して説
明する。
ち、オフ状態にあるスイッチング素子がオン状態となる
ことを絶対に避ける必要がある用途に適用できる。次
に、請求項7に記載の発明を図5及び図6を参照して説
明する。
【0059】請求項7に記載の発明は、図5において
は、補助スイッチング素子3dを介してスイッチング素
子1のゲートに正のゲート電圧源6pの電圧を印加する
ようにしているが、この正のゲート電圧源6pを9pと
し、且つ、(正のゲート電圧源6pの電圧)<(正のゲ
ート電圧源9pの電圧)としたもので、又、図6におい
ては、補助スイッチング素子3cを介してスイッチング
素子1のゲートに負のゲート電圧源6nの電圧を印加す
るようにしているが、この負のゲート電圧源6nを9n
とし、且つ、(負のゲート電圧源6nの電圧)>(負の
ゲート電圧源9nの電圧)としたものである。
は、補助スイッチング素子3dを介してスイッチング素
子1のゲートに正のゲート電圧源6pの電圧を印加する
ようにしているが、この正のゲート電圧源6pを9pと
し、且つ、(正のゲート電圧源6pの電圧)<(正のゲ
ート電圧源9pの電圧)としたもので、又、図6におい
ては、補助スイッチング素子3cを介してスイッチング
素子1のゲートに負のゲート電圧源6nの電圧を印加す
るようにしているが、この負のゲート電圧源6nを9n
とし、且つ、(負のゲート電圧源6nの電圧)>(負の
ゲート電圧源9nの電圧)としたものである。
【0060】このようにすることにより、スイッチング
素子1のオフの過渡時には前述と同様に第1の駆動回路
のみでスイッチング素子1のゲ―トを駆動するため、オ
フの過渡時にはサージ電圧が発生し難くなることは前述
の通りである。
素子1のオフの過渡時には前述と同様に第1の駆動回路
のみでスイッチング素子1のゲ―トを駆動するため、オ
フの過渡時にはサージ電圧が発生し難くなることは前述
の通りである。
【0061】一方、スイッチング素子1がオフからオン
へ転じた定常時には、補助スイッチング素子3a及び3
dが共に導通し、スイッチング素子1のゲ―トには第1
の抵抗2aを介して正のゲート電圧源6pの電圧と、第
2の抵抗2bを介して正のゲート電圧源9pの電圧が印
加される。
へ転じた定常時には、補助スイッチング素子3a及び3
dが共に導通し、スイッチング素子1のゲ―トには第1
の抵抗2aを介して正のゲート電圧源6pの電圧と、第
2の抵抗2bを介して正のゲート電圧源9pの電圧が印
加される。
【0062】前述のように、(正のゲート電圧源6pの
電圧)<(正のゲート電圧源9pの電圧)であるため、
スイッチング素子1がオフからオンへ転じた定常時に
は、スイッチング素子1から見たゲート電圧は高くな
る。この時、主回路電流にノイズ電流が重畳しても、ノ
イズ電流は第2の抵抗2b側に流れ易くなり、前述のよ
うに、オンの定常時のノイズ耐量は高くなる。
電圧)<(正のゲート電圧源9pの電圧)であるため、
スイッチング素子1がオフからオンへ転じた定常時に
は、スイッチング素子1から見たゲート電圧は高くな
る。この時、主回路電流にノイズ電流が重畳しても、ノ
イズ電流は第2の抵抗2b側に流れ易くなり、前述のよ
うに、オンの定常時のノイズ耐量は高くなる。
【0063】又、スイッチング素子1がオンからオフへ
転じた定常時には、補助スイッチング素子3b及び3c
が共に導通し、スイッチング素子1のゲートには第1の
抵抗2aを介して負のゲート電圧源6nの電圧と、第2
の抵抗2bを介して負のゲート電圧源9nの電圧が印加
されるが、前述のように、(負のゲート電圧源6nの電
圧)>(負のゲート電圧源9nの電圧)であるため、ス
イッチング素子1がオンからオフへ転じた定常時には、
スイッチング素子1から見たゲ―ト電圧は負側に大きく
なる。この時、スイッチング素子1のアノード・カソー
ドに印加される主回路電圧が変動しも、電圧変動により
アノード・ゲート間浮遊容量を通して流れるノイズ電流
は第2の抵抗2b側に流れ易くなる。従って、スイッチ
ング素子1のアノード・カソード間の電圧変動も抑えら
れるため誤オン動作し難くなり、オフの定常時のノイズ
耐量は高くなる。
転じた定常時には、補助スイッチング素子3b及び3c
が共に導通し、スイッチング素子1のゲートには第1の
抵抗2aを介して負のゲート電圧源6nの電圧と、第2
の抵抗2bを介して負のゲート電圧源9nの電圧が印加
されるが、前述のように、(負のゲート電圧源6nの電
圧)>(負のゲート電圧源9nの電圧)であるため、ス
イッチング素子1がオンからオフへ転じた定常時には、
スイッチング素子1から見たゲ―ト電圧は負側に大きく
なる。この時、スイッチング素子1のアノード・カソー
ドに印加される主回路電圧が変動しも、電圧変動により
アノード・ゲート間浮遊容量を通して流れるノイズ電流
は第2の抵抗2b側に流れ易くなる。従って、スイッチ
ング素子1のアノード・カソード間の電圧変動も抑えら
れるため誤オン動作し難くなり、オフの定常時のノイズ
耐量は高くなる。
【0064】このように請求項7に記載の発明によれ
ば、スイッチング素子1のオフの過渡時にはサージ電圧
を抑制できると共に、オンの定常時又はオフの定常時に
高いノイズ耐量が得られる。
ば、スイッチング素子1のオフの過渡時にはサージ電圧
を抑制できると共に、オンの定常時又はオフの定常時に
高いノイズ耐量が得られる。
【0065】尚、前述の説明において第1のゲート抵抗
と第2のゲート抵抗の大小関係を特に限定していない
が、第1のゲート抵抗の抵抗値>第2のゲート抵抗の抵
抗値とした方が定常時において、ゲート抵抗が低くなる
ため好ましい。
と第2のゲート抵抗の大小関係を特に限定していない
が、第1のゲート抵抗の抵抗値>第2のゲート抵抗の抵
抗値とした方が定常時において、ゲート抵抗が低くなる
ため好ましい。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、スイッチングのオフの過渡時には、スイ
ッチング素子のゲートに第1の抵抗を介してゲート電圧
が印加され、スイッチングの定常時にはスイッチング素
子のゲートに前記第1の抵抗を介して前記ゲート電圧を
印加すると共に、オン指令が与えられてから第1の遅延
手段の遅延時間後に、又、オフ指令が与えられてから第
2の遅延手段の遅延時間後にスイッチング素子のゲート
に第2の抵抗を介してゲート電圧を印加することによっ
て、スイッチングのオフの過渡時にはサージ電圧を抑制
し、定常時には大きなノイズ耐量を得ることができる。
発明によれば、スイッチングのオフの過渡時には、スイ
ッチング素子のゲートに第1の抵抗を介してゲート電圧
が印加され、スイッチングの定常時にはスイッチング素
子のゲートに前記第1の抵抗を介して前記ゲート電圧を
印加すると共に、オン指令が与えられてから第1の遅延
手段の遅延時間後に、又、オフ指令が与えられてから第
2の遅延手段の遅延時間後にスイッチング素子のゲート
に第2の抵抗を介してゲート電圧を印加することによっ
て、スイッチングのオフの過渡時にはサージ電圧を抑制
し、定常時には大きなノイズ耐量を得ることができる。
【0067】又、請求項2に記載の発明は、前記第1の
遅延手段と前記第2の遅延手段を共通の1つの遅延手段
としたもので、請求項1に記載の発明と同様に、スイッ
チングのオフの過渡時にはサージ電圧を抑制し、定常時
には大きなノイズ耐量を得ることができる。
遅延手段と前記第2の遅延手段を共通の1つの遅延手段
としたもので、請求項1に記載の発明と同様に、スイッ
チングのオフの過渡時にはサージ電圧を抑制し、定常時
には大きなノイズ耐量を得ることができる。
【0068】更に、請求項3に記載の発明は、請求項1
に記載の発明或いは請求項2に記載の発明において、第
1の抵抗を介してスイッチング素子のゲートに印加する
ゲート電圧よりも、第2の抵抗を介してスイッチング素
子のゲートに印加するゲート電圧の方を高くしたもので
ある。これにより前述同様、スイッチングのオフの過渡
時にはサージ電圧を抑制し、オン及びオフの定常時には
大きなノイズ耐量を得ることができる。
に記載の発明或いは請求項2に記載の発明において、第
1の抵抗を介してスイッチング素子のゲートに印加する
ゲート電圧よりも、第2の抵抗を介してスイッチング素
子のゲートに印加するゲート電圧の方を高くしたもので
ある。これにより前述同様、スイッチングのオフの過渡
時にはサージ電圧を抑制し、オン及びオフの定常時には
大きなノイズ耐量を得ることができる。
【0069】又、請求項4に記載の発明によれば、第1
の抵抗に、スイッチング素子のオン及びオフの定常時に
閉路するスイッチを介して並列接続される第2の抵抗を
設けて、スイッチングの過渡時にはゲート抵抗を大き
く、スイッチングの定常時にはゲート抵抗を小さくし
て、スイッチングのオフの過渡時にはサージ電圧を抑制
し、定常時には大きなノイズ耐量を得ることができる。
の抵抗に、スイッチング素子のオン及びオフの定常時に
閉路するスイッチを介して並列接続される第2の抵抗を
設けて、スイッチングの過渡時にはゲート抵抗を大き
く、スイッチングの定常時にはゲート抵抗を小さくし
て、スイッチングのオフの過渡時にはサージ電圧を抑制
し、定常時には大きなノイズ耐量を得ることができる。
【0070】更に、請求項5に記載の発明によれば、ス
イッチングの過渡時には、スイッチング素子のゲートに
第1の抵抗を介してゲート電圧を印加し、スイッチング
のオンの定常時にはスイッチング素子のゲートに前記第
1の抵抗を介して前記ゲート電圧を印加すると共に、オ
ン指令が与えられてから遅延手段の遅延時間後に、スイ
ッチング素子のゲートに第2の抵抗を介してゲ―ト電圧
を印加することによって、スイッチングのオフの過渡時
にはサージ電圧を抑制し、オンの定常時には大きなノイ
ズ耐量を得ることができる。
イッチングの過渡時には、スイッチング素子のゲートに
第1の抵抗を介してゲート電圧を印加し、スイッチング
のオンの定常時にはスイッチング素子のゲートに前記第
1の抵抗を介して前記ゲート電圧を印加すると共に、オ
ン指令が与えられてから遅延手段の遅延時間後に、スイ
ッチング素子のゲートに第2の抵抗を介してゲ―ト電圧
を印加することによって、スイッチングのオフの過渡時
にはサージ電圧を抑制し、オンの定常時には大きなノイ
ズ耐量を得ることができる。
【0071】又、請求項6に記載の発明によれば、スイ
ッチングの過渡時には、スイッチング素子のゲートに第
1の抵抗を介してゲート電圧を印加し、スイッチングの
オフの定常時にはスイッチング素子のゲートに前記第1
の抵抗を介して前記ゲート電圧を印加すると共に、オフ
指令が与えられてから遅延手段の遅延時間後に、スイッ
チング素子のゲートに第2の抵抗を介してゲート電圧を
印加することによって、スイッチングのオフの過渡時に
はサ―ジ電圧を抑制し、オフの定常時には大きなノイズ
耐量を得ることができる。
ッチングの過渡時には、スイッチング素子のゲートに第
1の抵抗を介してゲート電圧を印加し、スイッチングの
オフの定常時にはスイッチング素子のゲートに前記第1
の抵抗を介して前記ゲート電圧を印加すると共に、オフ
指令が与えられてから遅延手段の遅延時間後に、スイッ
チング素子のゲートに第2の抵抗を介してゲート電圧を
印加することによって、スイッチングのオフの過渡時に
はサ―ジ電圧を抑制し、オフの定常時には大きなノイズ
耐量を得ることができる。
【0072】更に又、請求項7に記載の発明によれば、
請求項5に記載の発明或いは請求項6に記載の発明にお
いて、第1の抵抗を介してスイッチング素子のゲートに
印加するゲート電圧よりも、第2の抵抗を介してスイッ
チング素子のゲートに印加するゲート電圧の方を高くし
て、前述同様に、スイッチングのオフの過渡時にはサー
ジ電圧を抑制し、オンの定常時又は、オフの定常時に大
きなノイズ耐量を得ることができる。
請求項5に記載の発明或いは請求項6に記載の発明にお
いて、第1の抵抗を介してスイッチング素子のゲートに
印加するゲート電圧よりも、第2の抵抗を介してスイッ
チング素子のゲートに印加するゲート電圧の方を高くし
て、前述同様に、スイッチングのオフの過渡時にはサー
ジ電圧を抑制し、オンの定常時又は、オフの定常時に大
きなノイズ耐量を得ることができる。
【図1】請求項1に記載の発明の一実施例を示す構成
図。
図。
【図2】請求項2に記載の発明の一実施例を示す構成
図。
図。
【図3】請求項3に記載の発明の一実施例を示す構成
図。
図。
【図4】請求項4に記載の発明の一実施例を示す構成
図。
図。
【図5】請求項5に記載の発明の一実施例を示す構成
図。
図。
【図6】請求項6に記載の発明の一実施例を示す構成
図。
図。
【図7】従来の実施例を示す構成図。
1 …スイッチング素子 2a …第1
の抵抗 2b …第2の抵抗 3a〜3d…補助
スイッチング素子 4 …抵抗 5 …ゲー
ト信号 6p …正のゲ―ト電圧源 6n …負の
ゲート電圧源 7a …第1の遅延手段 7b …第2
の遅延手段 8 …反転回路 9a …正の
ゲート電圧源 9b …負のゲート電圧源 10 …スイ
ッチ
の抵抗 2b …第2の抵抗 3a〜3d…補助
スイッチング素子 4 …抵抗 5 …ゲー
ト信号 6p …正のゲ―ト電圧源 6n …負の
ゲート電圧源 7a …第1の遅延手段 7b …第2
の遅延手段 8 …反転回路 9a …正の
ゲート電圧源 9b …負のゲート電圧源 10 …スイ
ッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H03K 17/567
Claims (7)
- 【請求項1】 オン指令が与えられるとスイッチン
グ素子のゲート電極に第1の抵抗を介して正のゲート電
圧を印加し、オフ指令が与えられると前記スイッチング
素子のゲート電極に前記第1の抵抗を介して負のゲート
電圧を印加する第1の駆動回路と、 前記オン指令が与えられると第1の遅延手段を介して所
定の時定数で上昇する正のゲート電圧を前記スイッチン
グ素子のゲート電極に第2の抵抗を介してを印加し、前
記オフ指令が与えられると第2の遅延手段を介して所望
の時定数で下降する負のゲート電圧を前記スイッチング
素子のゲート電極に前記第2の抵抗を介して印加する第
2の駆動回路とから成るスイッチング素子のゲート駆動
回路。 - 【請求項2】 オン指令が与えられるとスイッチン
グ素子のゲート電極に第1の抵抗を介して正のゲート電
圧を印加し、オフ指令が与えられると前記スイッチング
素子のゲート電極に前記第1の抵抗を介して負のゲート
電圧を印加する第1の駆動回路と、 前記オン指令が与えられると遅延手段を介して所定の時
定数で上昇する正のゲート電圧を前記スイッチング素子
のゲート電極に第2の抵抗を介してを印加し、前記オフ
指令が与えられると前記遅延手段を介して所定の時定数
で下降する負のゲ―ト電圧を前記スイッチング素子のゲ
ート電極に前記第2の抵抗を介して印加する第2の駆動
回路とから成るスイッチング素子のゲート駆動回路。 - 【請求項3】 前記第1の駆動回路を介して前記ス
イッチング素子のゲート電極に印加する正及び負のゲー
ト電圧源の電圧より、前記第2の駆動回路を介して前記
スイッチング素子のゲート電極に印加する正及び負のゲ
ート電圧源の電圧を高くしたことを特徴とする請求項1
又は請求項2に記載のスイッチング素子のゲート駆動回
路。 - 【請求項4】 オン指令が与えられるとスイッチン
グ素子のゲート電極に第1の抵抗を介して正のゲート電
圧を印加し、オフ指令が与えられると前記スイッチング
素子のゲート電極に前記第1の抵抗を介して負のゲート
電圧を印加する第1の駆動回路と、 前記スイッチング素子のオン及びオフの定常時に閉路す
るスイッチを介して前記第1の抵抗に並列接続される第
2の抵抗から成るスイッチング素子のゲート駆動回路。 - 【請求項5】 オン指令が与えられるとスイッチン
グ素子のゲート電極に第1の抵抗を介して正のゲート電
圧を印加し、オフ指令が与えられると前記スイッチング
素子のゲート電極に前記第1の抵抗を介して負のゲート
電圧を印加する第1の駆動回路と、 前記オン指令が与えられると遅延手段を介して所定の時
定数で上昇する正のゲート電圧を前記スイッチング素子
のゲ―ト電極に第2の抵抗を介してを印加する第2の駆
動回路とから成るスイッチング素子のゲート駆動回路。 - 【請求項6】 オン指令が与えられるとスイッチン
グ素子のゲート電極に第1の抵抗を介して正のゲート電
圧を印加し、オフ指令が与えられると前記スイッチング
素子のゲート電極に前記第1の抵抗を介して負のゲート
電圧を印加する第1の駆動回路と、 前記オフ指令が与えられると遅延手段を介して所定の時
定数で下降する負のゲート電圧を前記スイッチング素子
のゲート電極に第2の抵抗を介して印加する第2の駆動
回路とから成るスイッチング素子のゲート駆動回路。 - 【請求項7】 前記第1の駆動回路を介して前記ス
イッチング素子のゲート電極に印加する正のゲート電圧
源の電圧、又は前記第1の駆動回路を介して前記スイッ
チング素子のゲート電極に印加する負のゲート電圧源の
電圧より、前記第2の駆動回路を介して前記スイッチン
グ素子のゲート電極に印加する正のゲート電圧源の電
圧、又は前記第2の駆動回路を介して前記スイッチング
素子のゲート電極に印加する負のゲート電圧源の電圧を
高くしたことを特徴とする請求項5又は請求項6に記載
のスイッチング素子のゲート駆動回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP780195A JPH08204526A (ja) | 1995-01-23 | 1995-01-23 | スイッチング素子のゲート駆動回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP780195A JPH08204526A (ja) | 1995-01-23 | 1995-01-23 | スイッチング素子のゲート駆動回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08204526A true JPH08204526A (ja) | 1996-08-09 |
Family
ID=11675743
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP780195A Pending JPH08204526A (ja) | 1995-01-23 | 1995-01-23 | スイッチング素子のゲート駆動回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08204526A (ja) |
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11262243A (ja) * | 1998-03-10 | 1999-09-24 | Toshiba Corp | 電圧駆動型電力素子の駆動装置 |
JP2001037207A (ja) * | 1999-07-14 | 2001-02-09 | Toshiba Corp | ゲート駆動回路 |
JP2002524010A (ja) * | 1998-08-12 | 2002-07-30 | ダイムラークライスラー・アクチェンゲゼルシャフト | 電圧−チャージ制御電力半導体デバイスを制御する装置 |
JP2004032409A (ja) * | 2002-06-26 | 2004-01-29 | Toyota Industries Corp | スイッチング素子の駆動装置 |
JP2004032410A (ja) * | 2002-06-26 | 2004-01-29 | Toyota Industries Corp | スイッチング素子の駆動装置 |
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KR100912294B1 (ko) * | 2006-09-01 | 2009-08-17 | 인터내쇼널 렉티파이어 코포레이션 | 다중 기능의 게이팅을 갖는 고전압 게이트 드라이버 ic |
JP2010045780A (ja) * | 2008-08-12 | 2010-02-25 | Infineon Technologies Ag | スイッチ |
JP2010130780A (ja) * | 2008-11-27 | 2010-06-10 | Toyota Motor Corp | 電気絶縁型スイッチング素子駆動装置 |
WO2015111154A1 (ja) * | 2014-01-22 | 2015-07-30 | 株式会社安川電機 | スイッチング回路、インバータ回路、及びモータ制御装置 |
CN104883038A (zh) * | 2015-06-15 | 2015-09-02 | 山东大学 | 一种应用负压关断半桥电路驱动器的半桥电路及其方法 |
JP2017127138A (ja) * | 2016-01-14 | 2017-07-20 | 富士電機株式会社 | 半導体スイッチング素子のゲート駆動回路 |
KR20200058036A (ko) * | 2018-11-19 | 2020-05-27 | 엘지전자 주식회사 | 모터 구동 장치 및 이를 구비하는 홈 어플라이언스 |
-
1995
- 1995-01-23 JP JP780195A patent/JPH08204526A/ja active Pending
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11262243A (ja) * | 1998-03-10 | 1999-09-24 | Toshiba Corp | 電圧駆動型電力素子の駆動装置 |
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JP4640495B2 (ja) * | 2008-11-27 | 2011-03-02 | トヨタ自動車株式会社 | 電気絶縁型スイッチング素子駆動装置 |
WO2015111154A1 (ja) * | 2014-01-22 | 2015-07-30 | 株式会社安川電機 | スイッチング回路、インバータ回路、及びモータ制御装置 |
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KR20200058036A (ko) * | 2018-11-19 | 2020-05-27 | 엘지전자 주식회사 | 모터 구동 장치 및 이를 구비하는 홈 어플라이언스 |
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