JPH0818266A - 電磁波遮蔽型回路ユニット - Google Patents
電磁波遮蔽型回路ユニットInfo
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- JPH0818266A JPH0818266A JP6171581A JP17158194A JPH0818266A JP H0818266 A JPH0818266 A JP H0818266A JP 6171581 A JP6171581 A JP 6171581A JP 17158194 A JP17158194 A JP 17158194A JP H0818266 A JPH0818266 A JP H0818266A
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- JP
- Japan
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- case body
- circuit unit
- electromagnetic wave
- sheet
- piece
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- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電子機器に装着される回路ユニットから電磁
波を外部へ漏洩させないように、回路基板を略直方体状
導電性シールドケースで包囲した生産性が高く軽量で安
価な電磁波遮蔽型回路ユニット1を提供する点にある。 【構成】 電磁波遮蔽型回路ユニット1は、回路基板2
と扁平直方体状シールドケース3とよりなり、シールド
ケース3の外形を上下2分割に分割した形状に合成樹脂
製の上部ケース本体4、下部ケース本体5は形成され、
該上部ケース本体4の下面および下部ケース本体5の上
面にそれぞれ接続しうる上部導電性シート6、下部導電
性シート7は薄金属板製であり、回路基板2は上部ケー
ス本体4の基板保持片4aと下部ケース本体5の基板保
持片5aとで挟持されるとともに、上部導電性シート6
は上部ケース本体4のの下面に、下部導電性シート7は
下部ケース本体5の上面に接触しうるようになってい
る。
波を外部へ漏洩させないように、回路基板を略直方体状
導電性シールドケースで包囲した生産性が高く軽量で安
価な電磁波遮蔽型回路ユニット1を提供する点にある。 【構成】 電磁波遮蔽型回路ユニット1は、回路基板2
と扁平直方体状シールドケース3とよりなり、シールド
ケース3の外形を上下2分割に分割した形状に合成樹脂
製の上部ケース本体4、下部ケース本体5は形成され、
該上部ケース本体4の下面および下部ケース本体5の上
面にそれぞれ接続しうる上部導電性シート6、下部導電
性シート7は薄金属板製であり、回路基板2は上部ケー
ス本体4の基板保持片4aと下部ケース本体5の基板保
持片5aとで挟持されるとともに、上部導電性シート6
は上部ケース本体4のの下面に、下部導電性シート7は
下部ケース本体5の上面に接触しうるようになってい
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビ遊戯機等の電子
機器に装着される回路ユニットから電磁波を外部へ漏洩
させないように、回路基板を略直方体状導電性シールド
ケースで包囲した電磁波遮蔽型回路ユニットに関するも
のである。
機器に装着される回路ユニットから電磁波を外部へ漏洩
させないように、回路基板を略直方体状導電性シールド
ケースで包囲した電磁波遮蔽型回路ユニットに関するも
のである。
【0002】
【従来技術および解決しようとする課題】回路基板を、
扁平な直方体状の導電性シールドケースで包囲してなる
電磁波遮蔽型回路ユニットでは、実公昭57−3356号公
報、実開平3− 13793号公報に示されるように、金属板
をプレス加工によって成形して導電性シールドケースを
構成したため、その機械強度、剛性を金属板の板厚に依
存せざるを得ず、軽量化が困難であった。
扁平な直方体状の導電性シールドケースで包囲してなる
電磁波遮蔽型回路ユニットでは、実公昭57−3356号公
報、実開平3− 13793号公報に示されるように、金属板
をプレス加工によって成形して導電性シールドケースを
構成したため、その機械強度、剛性を金属板の板厚に依
存せざるを得ず、軽量化が困難であった。
【0003】また導電性シールドケース内空間の略中央
に回路基板を保持させるために、シールドケース奥内の
保持片に回路基板を固定する作業や、回路基板のケース
突出部を上下から挟持する蓋をシールドケースに固着す
る作業が必要となって部品点数や作業工数を削減し難
く、大巾なコストダウンができなかった。
に回路基板を保持させるために、シールドケース奥内の
保持片に回路基板を固定する作業や、回路基板のケース
突出部を上下から挟持する蓋をシールドケースに固着す
る作業が必要となって部品点数や作業工数を削減し難
く、大巾なコストダウンができなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段および作用効果】本発明
は、このような難点を克服した電磁波遮蔽型回路ユニッ
トの改良に係り、回路基板を略直方体状導電性シールド
ケースで包囲し、回路基板から外部への電磁波の漏減を
防止する電磁波遮蔽型回路ユニットにおいて、前記直方
体状導電性シールドケースの外形を上下2分割に分割し
た形状に形成された上部ケース本体および下部ケース本
体と、該上部ケース本体の下面に接触しうる上部導電性
シートと、該下部ケース本体の上面に接触しうる下部導
電性シートと、前記上部ケース本体および下部ケース本
体で構成された内部空間の略上下中央に保持される回路
基板とよりなり、前記上部ケース本体の下面および下部
ケース本体の上面には、ケース本体厚さ中央に向って突
出して前記回路基板を上下から挟持する基板保持片が形
成され、前記上部ケース本体の下面または下部ケース本
体の上面には、前記基板保持片より外周側に位置して前
記ケース本体厚さ中央に向って突出したシート内側折曲
片が形成され、前記下部ケース本体の上面または上部ケ
ース本体の下面には、前記シート内側折曲片よりも該シ
ート内側折曲片の厚さに相当する寸法だけ外周側に位置
して前記ケース本体厚さ中央に向って突出したシート外
側折曲片が形成されたことを特徴とするものである。
は、このような難点を克服した電磁波遮蔽型回路ユニッ
トの改良に係り、回路基板を略直方体状導電性シールド
ケースで包囲し、回路基板から外部への電磁波の漏減を
防止する電磁波遮蔽型回路ユニットにおいて、前記直方
体状導電性シールドケースの外形を上下2分割に分割し
た形状に形成された上部ケース本体および下部ケース本
体と、該上部ケース本体の下面に接触しうる上部導電性
シートと、該下部ケース本体の上面に接触しうる下部導
電性シートと、前記上部ケース本体および下部ケース本
体で構成された内部空間の略上下中央に保持される回路
基板とよりなり、前記上部ケース本体の下面および下部
ケース本体の上面には、ケース本体厚さ中央に向って突
出して前記回路基板を上下から挟持する基板保持片が形
成され、前記上部ケース本体の下面または下部ケース本
体の上面には、前記基板保持片より外周側に位置して前
記ケース本体厚さ中央に向って突出したシート内側折曲
片が形成され、前記下部ケース本体の上面または上部ケ
ース本体の下面には、前記シート内側折曲片よりも該シ
ート内側折曲片の厚さに相当する寸法だけ外周側に位置
して前記ケース本体厚さ中央に向って突出したシート外
側折曲片が形成されたことを特徴とするものである。
【0005】本発明は前記したように構成されているの
で、回路ユニットのケース本体は金属板製でなくて合成
樹脂製で足り、しかも上部導電シートおよび下部導電シ
ートはケースの機械的強度・剛性を負担する必要がなく
なって薄くてよく、その結果、材料費節減によるコスト
ダウンと、軽量化とを図ることができる。
で、回路ユニットのケース本体は金属板製でなくて合成
樹脂製で足り、しかも上部導電シートおよび下部導電シ
ートはケースの機械的強度・剛性を負担する必要がなく
なって薄くてよく、その結果、材料費節減によるコスト
ダウンと、軽量化とを図ることができる。
【0006】また本発明では、上、下ケース本体と上下
導電性シートとを合せて、上、下両ケース本体を相互に
一体に結合することにより、回路基板を電磁的に密閉で
きるため、部品点数および工数を減少させてこの面での
コストを削減することができる。
導電性シートとを合せて、上、下両ケース本体を相互に
一体に結合することにより、回路基板を電磁的に密閉で
きるため、部品点数および工数を減少させてこの面での
コストを削減することができる。
【0007】さらに本発明においては、上下ケース本体
より内方へ突出した基板保持片でもって回路基板を挟持
するため、該回路基板を安定して確固と保持することが
でき、またケース本体の上下厚さを薄くすることができ
るので、輸送の際の衝撃を抑制する緩衝材を節減するこ
とができるとともに容積を減らして効率良く運搬でき、
しかも保管場所を狭くすることができる。
より内方へ突出した基板保持片でもって回路基板を挟持
するため、該回路基板を安定して確固と保持することが
でき、またケース本体の上下厚さを薄くすることができ
るので、輸送の際の衝撃を抑制する緩衝材を節減するこ
とができるとともに容積を減らして効率良く運搬でき、
しかも保管場所を狭くすることができる。
【0008】また本発明を請求項2のように構成するこ
とにより、前記上、下導電性シートを容易に折曲変形す
ることができ、生産性を大巾に向上させることができ
る。
とにより、前記上、下導電性シートを容易に折曲変形す
ることができ、生産性を大巾に向上させることができ
る。
【0009】さらに本発明を請求項3または請求項4記
載のように構成することにより、前記上、下導電性シー
トの折曲変形可能処理を容易に遂行することができる。
載のように構成することにより、前記上、下導電性シー
トの折曲変形可能処理を容易に遂行することができる。
【0010】さらにまた本発明を請求項5記載のように
構成することにより、下部ケース本体上に下部導電性シ
ート、回路基板、上部導電性シートおよび上部ケース本
体を順次重ね、これらを下方へ圧下するだけで、前記
上、下導電性シートの端部を直角に折曲して、該上、下
導電性シートで前記回路基板を電磁的に密封でき、頗る
容易に能率良く電磁波遮蔽型回路ユニットを生産するこ
とができる。
構成することにより、下部ケース本体上に下部導電性シ
ート、回路基板、上部導電性シートおよび上部ケース本
体を順次重ね、これらを下方へ圧下するだけで、前記
上、下導電性シートの端部を直角に折曲して、該上、下
導電性シートで前記回路基板を電磁的に密封でき、頗る
容易に能率良く電磁波遮蔽型回路ユニットを生産するこ
とができる。
【0011】
【実 施 例】以下、図1ないし図6に図示された本発
明の電磁波遮蔽型回路ユニット1の一実施例について説
明する。テレビ遊戯機に用いられる電磁波遮蔽型回路ユ
ニット1は、回路基板2と扁平直方体状シールドケース
3とよりなり、回路基板2は、通常のプリント回路基板
または多層回路基板でもよく、外部接続端子2aと主回
路2bとを具備している。
明の電磁波遮蔽型回路ユニット1の一実施例について説
明する。テレビ遊戯機に用いられる電磁波遮蔽型回路ユ
ニット1は、回路基板2と扁平直方体状シールドケース
3とよりなり、回路基板2は、通常のプリント回路基板
または多層回路基板でもよく、外部接続端子2aと主回
路2bとを具備している。
【0012】またシールドケース3の外形を上下2分割
に分割した形状に、合成樹脂製の上部ケース本体4、下
部ケース本体5は形成され、該上部ケース本体4の下面
および下部ケース本体5の上面にそれぞれ接触しうる上
部導電性シート6、下部導電性シート7は薄金属板製で
あり、該上部導電性シート6、下部導電性シート7で
は、回路基板2の左右両側縁2cと奥側縁2dとに対応
した部位に、図2に図示されるような局部的曲げ加工部
6a,7aが形成されている。
に分割した形状に、合成樹脂製の上部ケース本体4、下
部ケース本体5は形成され、該上部ケース本体4の下面
および下部ケース本体5の上面にそれぞれ接触しうる上
部導電性シート6、下部導電性シート7は薄金属板製で
あり、該上部導電性シート6、下部導電性シート7で
は、回路基板2の左右両側縁2cと奥側縁2dとに対応
した部位に、図2に図示されるような局部的曲げ加工部
6a,7aが形成されている。
【0013】さらに下部ケース本体5の上面の略中央部
には、2個の基板保持片5aが形成されるとともに、該
基板保持片5aより左右外側方および奥側に位置してシ
ート内側折曲片5bがそれぞれ2個ずつ直角に上方へ指
向して突設され、前記基板保持片5aの頂端に基板係合
突起5cが形成されている。
には、2個の基板保持片5aが形成されるとともに、該
基板保持片5aより左右外側方および奥側に位置してシ
ート内側折曲片5bがそれぞれ2個ずつ直角に上方へ指
向して突設され、前記基板保持片5aの頂端に基板係合
突起5cが形成されている。
【0014】さらにまた上部ケース本体4の下面の略中
央部には、前記基板保持片5aに対応した位置にて基板
保持片4aが形成されるとともに、前記下部ケース本体
5のシート内側折曲片5bの外面に上部導電性シート6
を介して接触しうる位置にてシート外側折曲片4bがそ
れぞれ2個ずつ直角に下方へ指向して突設されている。
央部には、前記基板保持片5aに対応した位置にて基板
保持片4aが形成されるとともに、前記下部ケース本体
5のシート内側折曲片5bの外面に上部導電性シート6
を介して接触しうる位置にてシート外側折曲片4bがそ
れぞれ2個ずつ直角に下方へ指向して突設されている。
【0015】しかも回路基板2の主回路2bには、下部
ケース本体5の基板係合突起5cが嵌合することができ
る係合孔2eが形成されている。
ケース本体5の基板係合突起5cが嵌合することができ
る係合孔2eが形成されている。
【0016】また上部導電性シート6および下部導電性
シート7には、上部ケース本体4の基板保持片4aおよ
び下部ケース本体5の基板保持片5aが嵌合できる嵌合
孔6b,7bがそれぞれ設けられている。
シート7には、上部ケース本体4の基板保持片4aおよ
び下部ケース本体5の基板保持片5aが嵌合できる嵌合
孔6b,7bがそれぞれ設けられている。
【0017】図1ないし図7に図示の実施例は前記した
ように構成されているので、電磁波遮蔽型回路ユニット
1を組立てるには、図4に図示するように、下部導電性
シート7の局部的曲げ加工部7aが下部ケース本体5の
シート内側折曲片5bの内側に位置した状態で、下部導
電性シート7を下部ケース本体5のシート内側折曲片5
b上に載置し、回路基板2の左右両側縁2c,奥側縁2
dが下部導電性シート7の局部的曲げ加工部7aの直上
に位置するように、回路基板2を下部導電性シート7上
に重ね、回路基板2を全面に亘って均等に下方へ圧下す
ることにより、図5に図示するように、下部導電性シー
ト7の局部的曲げ加工部7aを境に下部導電性シート7
の左右両側部7cおよび奥側部7dを直角上方に折曲さ
せることができるとともに、該下部ケース本体5のシー
ト内側折曲片5bの内側面に添接させることができ、し
かも回路基板2の係合孔2eを下部ケース本体5の基板
係合突起5cに係合させることができる。
ように構成されているので、電磁波遮蔽型回路ユニット
1を組立てるには、図4に図示するように、下部導電性
シート7の局部的曲げ加工部7aが下部ケース本体5の
シート内側折曲片5bの内側に位置した状態で、下部導
電性シート7を下部ケース本体5のシート内側折曲片5
b上に載置し、回路基板2の左右両側縁2c,奥側縁2
dが下部導電性シート7の局部的曲げ加工部7aの直上
に位置するように、回路基板2を下部導電性シート7上
に重ね、回路基板2を全面に亘って均等に下方へ圧下す
ることにより、図5に図示するように、下部導電性シー
ト7の局部的曲げ加工部7aを境に下部導電性シート7
の左右両側部7cおよび奥側部7dを直角上方に折曲さ
せることができるとともに、該下部ケース本体5のシー
ト内側折曲片5bの内側面に添接させることができ、し
かも回路基板2の係合孔2eを下部ケース本体5の基板
係合突起5cに係合させることができる。
【0018】次に図6に図示するように、上部導電性シ
ート6の局部的曲げ加工部6aが下部導電性シート7の
左右両側部7c先端より外方に位置した状態で、上部導
電性シート6を下部導電性シート7の左右両側部7c先
端上に載置し、上部ケース本体4のシート外側折曲片4
bの下端が上部導電性シート6の局部的曲げ加工部6a
の外側方に位置するように、上部導電性シート6上に上
部ケース本体4を重ね、上部ケース本体4を下部ケース
本体5に対して平行に保持させたまま下方へ圧下するこ
とにより、図7に図示するように、下部導電性シート7
を下部ケース本体5の上面上に密接させ、上部導電性シ
ート6の左右両側部6cおよび奥側部6dを直角下方に
折曲させて、シート内側折曲片5bの外面とシート外側
折曲片4bの内面との間に介装させ、かつ上部導電性シ
ート6を上部ケース本体4の下面に密接させるととも
に、回路基板2を基板保持片4aと基板保持片5aとに
挟持させることができ、上部ケース本体4および下部ケ
ース本体5の当接部を、接着剤または熱融着等により一
体に接合すれば、電磁波遮蔽型回路ユニット1を組立て
ることができる。
ート6の局部的曲げ加工部6aが下部導電性シート7の
左右両側部7c先端より外方に位置した状態で、上部導
電性シート6を下部導電性シート7の左右両側部7c先
端上に載置し、上部ケース本体4のシート外側折曲片4
bの下端が上部導電性シート6の局部的曲げ加工部6a
の外側方に位置するように、上部導電性シート6上に上
部ケース本体4を重ね、上部ケース本体4を下部ケース
本体5に対して平行に保持させたまま下方へ圧下するこ
とにより、図7に図示するように、下部導電性シート7
を下部ケース本体5の上面上に密接させ、上部導電性シ
ート6の左右両側部6cおよび奥側部6dを直角下方に
折曲させて、シート内側折曲片5bの外面とシート外側
折曲片4bの内面との間に介装させ、かつ上部導電性シ
ート6を上部ケース本体4の下面に密接させるととも
に、回路基板2を基板保持片4aと基板保持片5aとに
挟持させることができ、上部ケース本体4および下部ケ
ース本体5の当接部を、接着剤または熱融着等により一
体に接合すれば、電磁波遮蔽型回路ユニット1を組立て
ることができる。
【0019】このように図1ないし図7に図示の実施例
では、電磁波遮蔽型回路ユニット1を頗る簡単に組立て
ることができ、生産性を著しく向上させることができ
る。
では、電磁波遮蔽型回路ユニット1を頗る簡単に組立て
ることができ、生産性を著しく向上させることができ
る。
【0020】またビス、ボルトナット等の固定手段を必
要とせず、上部ケース本体4、下部ケース本体5を射出
成形で成形し、上部導電性シート6、下部導電性シート
7を単純なプレス加工で成形すればよいので、部品点数
を大巾に削減するとともに材料費を削減でき、大巾なコ
ストダウンと軽量化を図ることができる。
要とせず、上部ケース本体4、下部ケース本体5を射出
成形で成形し、上部導電性シート6、下部導電性シート
7を単純なプレス加工で成形すればよいので、部品点数
を大巾に削減するとともに材料費を削減でき、大巾なコ
ストダウンと軽量化を図ることができる。
【0021】さらに回路基板2は上部ケース本体4、下
部ケース本体5の基板保持片4a,5aに挟持されると
ともに係合孔2eが下部ケース本体5の基板係合突起5
cに係合されるため、電磁波遮蔽型回路ユニット1にど
のような力が作用しても、回路基板2は確固として安定
して保持される。
部ケース本体5の基板保持片4a,5aに挟持されると
ともに係合孔2eが下部ケース本体5の基板係合突起5
cに係合されるため、電磁波遮蔽型回路ユニット1にど
のような力が作用しても、回路基板2は確固として安定
して保持される。
【0022】図1ないし図7に図示の電磁波遮蔽型回路
ユニット1では、電磁波遮蔽型回路ユニット1の手前側
が開放しているため、電磁波遮蔽効果を充分に奏するこ
とができないことがあるが、図8ないし図9に図示する
ように電磁波遮蔽型回路ユニット11を構成すれば、電磁
波遮蔽型回路ユニット11の手前側は、上部導電性シート
16、下部導電性シート17の手前側部16e、17eでもって
密封され、より一層高い電磁波遮蔽効果を奏することが
できる。
ユニット1では、電磁波遮蔽型回路ユニット1の手前側
が開放しているため、電磁波遮蔽効果を充分に奏するこ
とができないことがあるが、図8ないし図9に図示する
ように電磁波遮蔽型回路ユニット11を構成すれば、電磁
波遮蔽型回路ユニット11の手前側は、上部導電性シート
16、下部導電性シート17の手前側部16e、17eでもって
密封され、より一層高い電磁波遮蔽効果を奏することが
できる。
【0023】なお、図8ないし図9に図示された電磁波
遮蔽型回路ユニット11における各構成部分には、図1な
いし図7に図示された電磁波遮蔽型回路ユニット1の各
構成部分の符号に10を加算した符号が付されている。
遮蔽型回路ユニット11における各構成部分には、図1な
いし図7に図示された電磁波遮蔽型回路ユニット1の各
構成部分の符号に10を加算した符号が付されている。
【図1】本発明に係る電磁波遮蔽型回路ユニットの一実
施例を図示した全体斜視図である。
施例を図示した全体斜視図である。
【図2】図4のII部拡大正面図である。
【図3】図1の分解斜視図である。
【図4】電磁波遮蔽型回路ユニットを組立てる場合の第
1工程を示した正面図である。
1工程を示した正面図である。
【図5】電磁波遮蔽型回路ユニットを組立てる場合の第
2工程を示した正面図である。
2工程を示した正面図である。
【図6】電磁波遮蔽型回路ユニットを組立てる場合の第
3工程を示した正面図である。
3工程を示した正面図である。
【図7】電磁波遮蔽型回路ユニットを組立てる場合の第
4工程を示し電磁波遮蔽型回路ユニットの組立を完成し
た状態の正面図である。
4工程を示し電磁波遮蔽型回路ユニットの組立を完成し
た状態の正面図である。
【図8】本発明の他の実施例の全体斜視図である。
【図9】図8に図示の実施例の分解斜視図である。
1…電磁波遮蔽型回路ユニット、2…回路基板、3…シ
ールドケース、4…上部ケース本体、5…下部ケース本
体、6…上部導電性シート、7…下部導電性シート、11
…電磁波遮蔽型回路ユニット、12…回路基板、13…シー
ルドケース、14…上部ケース本体、15…下部ケース本
体、16…上部導電性シート、17…下部導電性シート。
ールドケース、4…上部ケース本体、5…下部ケース本
体、6…上部導電性シート、7…下部導電性シート、11
…電磁波遮蔽型回路ユニット、12…回路基板、13…シー
ルドケース、14…上部ケース本体、15…下部ケース本
体、16…上部導電性シート、17…下部導電性シート。
Claims (5)
- 【請求項1】 回路基板を略直方体状導電性シールドケ
ースで包囲し、回路基板から外部への電磁波の漏減を防
止する電磁波遮蔽型回路ユニットにおいて、 前記直方体状導電性シールドケースの外形を上下2分割
に分割した形状に形成された上部ケース本体および下部
ケース本体と、 該上部ケース本体の下面に接触しうる上部導電性シート
と、 該下部ケース本体の上面に接触しうる下部導電性シート
と、 前記上部ケース本体および下部ケース本体で構成された
内部空間の略上下中央に保持される回路基板とよりな
り、 前記上部ケース本体の下面および下部ケース本体の上面
には、ケース本体厚さ中央に向って突出して前記回路基
板を上下から挟持する基板保持片が形成され、 前記上部ケース本体の下面または下部ケース本体の上面
には、前記基板保持片より外周側に位置して前記ケース
本体厚さ中央に向って突出したシート内側折曲片が形成
され、 前記下部ケース本体の上面または上部ケース本体の下面
には、前記シート内側折曲片よりも該シート内側折曲片
の厚さに相当する寸法だけ外周側に位置して前記ケース
本体厚さ中央に向って突出したシート外側折曲片が形成
されたことを特徴とする電磁波遮蔽型回路ユニット。 - 【請求項2】 前記上部導電性シートおよび下部導電性
シートには、前記上部ケース本体のシート折曲片および
下部ケース本体のシート折曲片の各内側縁を境として容
易に折曲変形可能な処理が施されたことを特徴とする前
記請求項1記載の電磁波遮蔽型回路ユニット。 - 【請求項3】 前記処理は局部的曲げ加工であることを
特徴とする請求項2記載の電磁波遮蔽型回路ユニット。 - 【請求項4】 前記処理はミシン目加工であることを特
徴する請求項2記載の電磁波遮蔽型回路ユニット。 - 【請求項5】 前記シート内側折曲片およびシート外側
折曲片の上下突出寸法は、前記上部ケース本体および下
部ケース本体を合せてなるケース本体の内法(うちの
り)に略一致したことを特徴とする前記請求項1記載の
電磁波遮蔽型回路ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6171581A JPH0818266A (ja) | 1994-07-01 | 1994-07-01 | 電磁波遮蔽型回路ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6171581A JPH0818266A (ja) | 1994-07-01 | 1994-07-01 | 電磁波遮蔽型回路ユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0818266A true JPH0818266A (ja) | 1996-01-19 |
Family
ID=15925813
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6171581A Withdrawn JPH0818266A (ja) | 1994-07-01 | 1994-07-01 | 電磁波遮蔽型回路ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0818266A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9820394B2 (en) | 2015-10-09 | 2017-11-14 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Circuit board attachment structure and electronic device adopting the same |
-
1994
- 1994-07-01 JP JP6171581A patent/JPH0818266A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9820394B2 (en) | 2015-10-09 | 2017-11-14 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Circuit board attachment structure and electronic device adopting the same |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010904 |