JPH08163086A - スペクトラム拡散無線装置 - Google Patents
スペクトラム拡散無線装置Info
- Publication number
- JPH08163086A JPH08163086A JP6304099A JP30409994A JPH08163086A JP H08163086 A JPH08163086 A JP H08163086A JP 6304099 A JP6304099 A JP 6304099A JP 30409994 A JP30409994 A JP 30409994A JP H08163086 A JPH08163086 A JP H08163086A
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- circuit
- reception
- signal
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 送信特性のバラツキ、環境条件の影響などの
中においても正確な電力制御が行える上に、送信出力の
ダイナミックレンジを全てカバーできるスペクトラム拡
散無線装置を提供することを目的とする。 【構成】 TDD方式を使った子機のSS無線装置にお
いて、TDDの受信時のキャリアレベルをRSSI回路
10で検出して基準信号発生回路29でキャリアレベル
に基づく基準信号を作成する。TDDの送信時に送信機
が出力した送信信号を減衰器24を介して受信してRS
SI回路10で送信時のキャリアレベルを検出する。送
信時に前記基準信号と送信時のキャリアレベルとを比較
して、その出力で送信系の前段増幅器17と送信電力増
幅器18の増幅率を変化させて、送信出力レベルを安定
に制御する。
中においても正確な電力制御が行える上に、送信出力の
ダイナミックレンジを全てカバーできるスペクトラム拡
散無線装置を提供することを目的とする。 【構成】 TDD方式を使った子機のSS無線装置にお
いて、TDDの受信時のキャリアレベルをRSSI回路
10で検出して基準信号発生回路29でキャリアレベル
に基づく基準信号を作成する。TDDの送信時に送信機
が出力した送信信号を減衰器24を介して受信してRS
SI回路10で送信時のキャリアレベルを検出する。送
信時に前記基準信号と送信時のキャリアレベルとを比較
して、その出力で送信系の前段増幅器17と送信電力増
幅器18の増幅率を変化させて、送信出力レベルを安定
に制御する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスペクトラム拡散無線装
置に関するものである。
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】TDD−DS方式のスペクトラム拡散無
線装置〔以下、SS無線装置と称す〕の一例を図4に示
す。
線装置〔以下、SS無線装置と称す〕の一例を図4に示
す。
【0003】なお、“TDD”は“Time Division Dupi
ex”の略で、日本語では“時分割複信”と一般に訳され
ている。“DS”は“Direct Sequence ”の略で、日本
語では“直接拡散”と一般に訳されている。
ex”の略で、日本語では“時分割複信”と一般に訳され
ている。“DS”は“Direct Sequence ”の略で、日本
語では“直接拡散”と一般に訳されている。
【0004】受信時には、親機からの電波をアンテナ1
で受け、RFフィルタ2を通して不要信号を除去した
後、RFスイッチ3を介して低雑音増幅器4に入力され
る。低雑音増幅器4で増幅された後、受信ミキサー5と
ローカル発振器6でIF信号に変換され、IFフィルタ
7で帯域制限されてIF増幅器8に入力される。IF増
幅器8で増幅された後、検波回路9で受信データ12を
出力すると共に、キャリアレベルを検出し、一つはAG
C回路11を通して低雑音増幅器4とIF増幅器8にフ
ィードバックし、検波回路9のIF入力を一定に保ち、
もう一つがRSSI回路10を通してRSSI信号13
を出力し、このRSSI信号13から親機までの伝搬損
失を判定し、送信電力の制御レベルを決定する。
で受け、RFフィルタ2を通して不要信号を除去した
後、RFスイッチ3を介して低雑音増幅器4に入力され
る。低雑音増幅器4で増幅された後、受信ミキサー5と
ローカル発振器6でIF信号に変換され、IFフィルタ
7で帯域制限されてIF増幅器8に入力される。IF増
幅器8で増幅された後、検波回路9で受信データ12を
出力すると共に、キャリアレベルを検出し、一つはAG
C回路11を通して低雑音増幅器4とIF増幅器8にフ
ィードバックし、検波回路9のIF入力を一定に保ち、
もう一つがRSSI回路10を通してRSSI信号13
を出力し、このRSSI信号13から親機までの伝搬損
失を判定し、送信電力の制御レベルを決定する。
【0005】なお、“RSSI”は“Received Signal
Strength Indicator”の略で、日本語では“電界強度表
示”と一般に訳されている。送信時には、キャリア発振
器14からの搬送波信号と拡散された送信データ15と
を変調ミキサー16で拡散変調され、前段増幅器17と
送信電力増幅器18を通して増幅される。この時、受信
時にRSSI信号13から得られた送信電力制御電圧1
9によって増幅率が制御される。増幅された送信信号は
カップラー20を通して、受信時とは逆にRFスイッチ
3とRFフィルタ2とを介してアンテナ1から子機の送
信電波として出力される。
Strength Indicator”の略で、日本語では“電界強度表
示”と一般に訳されている。送信時には、キャリア発振
器14からの搬送波信号と拡散された送信データ15と
を変調ミキサー16で拡散変調され、前段増幅器17と
送信電力増幅器18を通して増幅される。この時、受信
時にRSSI信号13から得られた送信電力制御電圧1
9によって増幅率が制御される。増幅された送信信号は
カップラー20を通して、受信時とは逆にRFスイッチ
3とRFフィルタ2とを介してアンテナ1から子機の送
信電波として出力される。
【0006】このとき、カップラー20から得られたカ
ップリング信号をRF増幅器21を通してレベル検波器
22で送信レベル信号23として出力される。この送信
レベル信号23は送信電力制御電圧19に対して比較制
御することにより送信出力の安定度を高めている。
ップリング信号をRF増幅器21を通してレベル検波器
22で送信レベル信号23として出力される。この送信
レベル信号23は送信電力制御電圧19に対して比較制
御することにより送信出力の安定度を高めている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のSS無線装置の
子機における送信電力制御は、送信時の親機からのキャ
リアレベルを検出し、親機までの伝搬損失を判定し送信
出力レベルの決定を行うが、この制御方法では送信特性
のバラツキ、環境条件の影響などがあった場合は正確な
制御が行えない。
子機における送信電力制御は、送信時の親機からのキャ
リアレベルを検出し、親機までの伝搬損失を判定し送信
出力レベルの決定を行うが、この制御方法では送信特性
のバラツキ、環境条件の影響などがあった場合は正確な
制御が行えない。
【0008】また、この問題の解決手段として送信機の
出力段にカップラーを付加し、得られた送信レベル信号
をフィードバックして安定化させる方法があるが、送信
出力の制御範囲、すなわちダイナミックレンジを全てカ
バーするのは困難であり、回路構成が複雑となる欠点が
あった。
出力段にカップラーを付加し、得られた送信レベル信号
をフィードバックして安定化させる方法があるが、送信
出力の制御範囲、すなわちダイナミックレンジを全てカ
バーするのは困難であり、回路構成が複雑となる欠点が
あった。
【0009】本発明は送信特性のバラツキ、環境条件の
影響などの中においても正確な電力制御が行える上に、
送信出力の制御範囲すなわちダイナミックレンジを全て
カバーできるSS無線装置を提供することを目的とす
る。
影響などの中においても正確な電力制御が行える上に、
送信出力の制御範囲すなわちダイナミックレンジを全て
カバーできるSS無線装置を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のSS無線装置
は、TDD−DS方式を使ったスペクトラム拡散無線装
置において、受信のキャリアレベルを検出するRSSI
回路と、受信時に前記RSSI回路が検出したキャリア
レベルに基づいて基準信号を出力する基準信号発生回路
と、送信時の出力を減衰して受信系に供給する減衰器
と、送信時に前記RSSI回路の出力に発生するキャリ
アレベルと前記基準信号とを比較する比較回路とを設
け、比較回路の出力に基づいて送信系の送信出力を制御
することを特徴とする。
は、TDD−DS方式を使ったスペクトラム拡散無線装
置において、受信のキャリアレベルを検出するRSSI
回路と、受信時に前記RSSI回路が検出したキャリア
レベルに基づいて基準信号を出力する基準信号発生回路
と、送信時の出力を減衰して受信系に供給する減衰器
と、送信時に前記RSSI回路の出力に発生するキャリ
アレベルと前記基準信号とを比較する比較回路とを設
け、比較回路の出力に基づいて送信系の送信出力を制御
することを特徴とする。
【0011】
【作用】この構成によると、TDD−DS方式を使った
子機のSS無線装置において、TDDの受信時のキャリ
アレベルをRSSI回路で検出して基準信号発生回路で
キャリアレベルに基づく基準信号を作成する。TDDの
送信時に送信機が出力した送信信号を減衰器を介して受
信して前記RSSI回路で送信時のキャリアレベルを検
出する。送信時に前記基準信号と送信時のキャリアレベ
ルとを比較して送信系の送信電力を制御する。
子機のSS無線装置において、TDDの受信時のキャリ
アレベルをRSSI回路で検出して基準信号発生回路で
キャリアレベルに基づく基準信号を作成する。TDDの
送信時に送信機が出力した送信信号を減衰器を介して受
信して前記RSSI回路で送信時のキャリアレベルを検
出する。送信時に前記基準信号と送信時のキャリアレベ
ルとを比較して送信系の送信電力を制御する。
【0012】
【実施例】以下、本発明の各実施例を図1〜図3に基づ
いて説明する。なお、従来例を示す図4と同様の作用を
成すものには同一の符号を付けて説明する。
いて説明する。なお、従来例を示す図4と同様の作用を
成すものには同一の符号を付けて説明する。
【0013】図1は第1の実施例を示す。24は減衰
器、25はA/D変換器、26はラッチ回路、27はデ
ータ保持信号、28はD/A変換器、29は基準信号発
生回路、30は比較回路、31はレベル調整回路であ
る。
器、25はA/D変換器、26はラッチ回路、27はデ
ータ保持信号、28はD/A変換器、29は基準信号発
生回路、30は比較回路、31はレベル調整回路であ
る。
【0014】TDDの受信時に親機からの電波をアンテ
ナ1で受け、RFフィルタ2を通して不要信号を除去し
た後、RFスイッチ3を介して低雑音増幅器4に入力さ
れる。低雑音増幅器4の出力信号は、受信ミキサー5,
IFフィルタ7,IF増幅器8を介して検波回路9に入
力される。
ナ1で受け、RFフィルタ2を通して不要信号を除去し
た後、RFスイッチ3を介して低雑音増幅器4に入力さ
れる。低雑音増幅器4の出力信号は、受信ミキサー5,
IFフィルタ7,IF増幅器8を介して検波回路9に入
力される。
【0015】検波回路9からの受信時のキャリアレベル
は、RSSI回路10を介してA/D変換器25でデジ
タル変換される。このデジタル信号はデータ保持信号2
7によってラッチのタイミングが制御されているラッチ
回路26で保持される。
は、RSSI回路10を介してA/D変換器25でデジ
タル変換される。このデジタル信号はデータ保持信号2
7によってラッチのタイミングが制御されているラッチ
回路26で保持される。
【0016】データ保持信号27はキャリアレベルが十
分に安定するタイミングにラッチ回路26にラッチを指
示する。ラッチ回路26にラッチされたデジタル信号
は、D/A変換器28によって再びアナログ変換され
る。基準信号発生回路29では、この信号を受信時キャ
リアレベルが最低になった時に、送信時の送信出力が最
大になるように反転し、これを送信電力制御の基準信号
とする。
分に安定するタイミングにラッチ回路26にラッチを指
示する。ラッチ回路26にラッチされたデジタル信号
は、D/A変換器28によって再びアナログ変換され
る。基準信号発生回路29では、この信号を受信時キャ
リアレベルが最低になった時に、送信時の送信出力が最
大になるように反転し、これを送信電力制御の基準信号
とする。
【0017】送信時には、拡散変調された送信信号は前
段増幅器17,送信電力増幅器18RFスイッチ3,R
Fフィルタ2を介してアンテナ1から出力される。送信
時のRFスイッチ3は送信側に切り替わっているため、
低雑音増幅器4へは減衰器24を介して入力される。
段増幅器17,送信電力増幅器18RFスイッチ3,R
Fフィルタ2を介してアンテナ1から出力される。送信
時のRFスイッチ3は送信側に切り替わっているため、
低雑音増幅器4へは減衰器24を介して入力される。
【0018】減衰器24の減衰量は、受信のダイナミッ
クレンジと送信の制御範囲の差であり、例えば最大受信
入力が0dBmで送信の最大出力が+20dBmであれ
ば減衰量は−20dBとなる。
クレンジと送信の制御範囲の差であり、例えば最大受信
入力が0dBmで送信の最大出力が+20dBmであれ
ば減衰量は−20dBとなる。
【0019】このような減衰器24を通した送信信号
は、受信時と同様に低雑音増幅器4,受信ミキサー5,
IF増幅器8を通して検波回路9に入力される。検波回
路9からの送信時のキャリアレベルは、RSSI回路1
0を通して比較回路30に入力される。
は、受信時と同様に低雑音増幅器4,受信ミキサー5,
IF増幅器8を通して検波回路9に入力される。検波回
路9からの送信時のキャリアレベルは、RSSI回路1
0を通して比較回路30に入力される。
【0020】比較回路30では、受信時に得られた基準
信号と送信時のキャリアレベルからRSSI回路10を
通して得られた信号とを比較し、送信性能のバラツキや
環境条件からの影響による送信出力の変動を安定化させ
る方向に制御する信号を出力する。
信号と送信時のキャリアレベルからRSSI回路10を
通して得られた信号とを比較し、送信性能のバラツキや
環境条件からの影響による送信出力の変動を安定化させ
る方向に制御する信号を出力する。
【0021】レベル調整回路31では、比較回路30の
出力信号を前段増幅器17と送信電力増幅器18の可変
範囲に合うように調整した後、前段増幅器17と送信電
力増幅器18の増幅率を変化させて、送信出力レベルを
安定に制御する。
出力信号を前段増幅器17と送信電力増幅器18の可変
範囲に合うように調整した後、前段増幅器17と送信電
力増幅器18の増幅率を変化させて、送信出力レベルを
安定に制御する。
【0022】したがって、送信機の特性のバラツキや環
境条件の影響などに対して正確に制御が行える上に、高
精度の高周波増幅器を追加することなく受信時のダイナ
ミックレンジに対応した送信電力の可変幅を実現するこ
とができる。
境条件の影響などに対して正確に制御が行える上に、高
精度の高周波増幅器を追加することなく受信時のダイナ
ミックレンジに対応した送信電力の可変幅を実現するこ
とができる。
【0023】図2は第2の実施例を示す。この実施例で
は送信電力制御をCPUを使って行っている。図におい
て32はCPU回路、33は受信時のキャリアレベルの
データを保持する受信アドレス、34はレベル判定部、
35は比較部、36は制御データ発生部である。
は送信電力制御をCPUを使って行っている。図におい
て32はCPU回路、33は受信時のキャリアレベルの
データを保持する受信アドレス、34はレベル判定部、
35は比較部、36は制御データ発生部である。
【0024】第1の実施例で説明の通り、受信時のキャ
リアレベルはRSSI回路10を通してA/D変換器2
5によってデジタル変換される。第2の実施例では、こ
のA/D変換器25の出力信号がCPU回路32に入力
される。
リアレベルはRSSI回路10を通してA/D変換器2
5によってデジタル変換される。第2の実施例では、こ
のA/D変換器25の出力信号がCPU回路32に入力
される。
【0025】CPU回路32では、この受信時のデジタ
ル信号を受信アドレス33に保持され、レベル判定部3
4で最低受信キャリアレベルの時に送信出力が最大とな
るようにデータを変換して基準データとする。
ル信号を受信アドレス33に保持され、レベル判定部3
4で最低受信キャリアレベルの時に送信出力が最大とな
るようにデータを変換して基準データとする。
【0026】送信時のキャリアレベルは、受信時と同様
にRSSI回路10を介してA/D変換器25によって
デジタル変換されて、CPU回路32の比較部35に入
力される。比較部35では、この送信時のキャリアレベ
ルデータとレベル判定部34からの基準データとをビッ
トレベルで比較し、ビットレベルに差があった場合は、
その差を反転したデータを発生し制御データ発生部36
に入力される。
にRSSI回路10を介してA/D変換器25によって
デジタル変換されて、CPU回路32の比較部35に入
力される。比較部35では、この送信時のキャリアレベ
ルデータとレベル判定部34からの基準データとをビッ
トレベルで比較し、ビットレベルに差があった場合は、
その差を反転したデータを発生し制御データ発生部36
に入力される。
【0027】制御データ発生部36では、この差を反転
させたデータと基準データとから送信電力制御データを
発生し、D/A変換器28でアナログ変換される。この
アナログ信号はレベル調整回路31を介して前段増幅器
17と送信電力増幅器18との増幅率を変化させて、送
信出力レベルを安定に制御できる。なお、第1の実施例
と比較して制御速度は遅くなるが回路構成を簡素化でき
る。
させたデータと基準データとから送信電力制御データを
発生し、D/A変換器28でアナログ変換される。この
アナログ信号はレベル調整回路31を介して前段増幅器
17と送信電力増幅器18との増幅率を変化させて、送
信出力レベルを安定に制御できる。なお、第1の実施例
と比較して制御速度は遅くなるが回路構成を簡素化でき
る。
【0028】図3は第3の実施例を示す。図3は第2の
実施例に拡散同期回路を付加した構成である。37は逆
拡散回路、38は拡散同期回路、39は逆拡散データで
ある。
実施例に拡散同期回路を付加した構成である。37は逆
拡散回路、38は拡散同期回路、39は逆拡散データで
ある。
【0029】電界状態が悪い環境において通話信号以外
の不要信号によってキャリアレベルが変動する可能性が
ある。このような環境下で逆拡散回路37と拡散同期回
路38によって逆拡散データ39を得る時、拡散同期回
路37から同期エラーデータを発生し制御データ発生部
36に入力する。
の不要信号によってキャリアレベルが変動する可能性が
ある。このような環境下で逆拡散回路37と拡散同期回
路38によって逆拡散データ39を得る時、拡散同期回
路37から同期エラーデータを発生し制御データ発生部
36に入力する。
【0030】制御データ発生部36では第2の実施例で
説明したレベル差の反転データと基準データとに対し
て、拡散同期回路38からの同期エラーデータに応じた
データを付加することにより電界状態に応じた制御デー
タを出力される。これ以降の動作は第2の実施例と同じ
なので省略する。
説明したレベル差の反転データと基準データとに対し
て、拡散同期回路38からの同期エラーデータに応じた
データを付加することにより電界状態に応じた制御デー
タを出力される。これ以降の動作は第2の実施例と同じ
なので省略する。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明によると、TDD−
DS方式を使ったスペクトラム拡散無線装置において、
受信のキャリアレベルを検出するRSSI回路と、受信
時に前記RSSI回路が検出したキャリアレベルに基づ
いて基準信号を出力する基準信号発生回路と、送信時の
出力を減衰して受信系に供給する減衰器と、送信時に前
記RSSI回路の出力に発生するキャリアレベルと前記
基準信号とを比較する比較回路とを設け、比較回路の出
力に基づいて送信系の送信出力を制御するため、送信特
性のバラツキ、環境条件の影響などの中においても正確
な電力制御が行える上に、内部の受信機を使って制御し
ているため送信出力の制御範囲すなわちダイナミックレ
ンジを全てカバーできるSS無線装置を実現できるもの
である。
DS方式を使ったスペクトラム拡散無線装置において、
受信のキャリアレベルを検出するRSSI回路と、受信
時に前記RSSI回路が検出したキャリアレベルに基づ
いて基準信号を出力する基準信号発生回路と、送信時の
出力を減衰して受信系に供給する減衰器と、送信時に前
記RSSI回路の出力に発生するキャリアレベルと前記
基準信号とを比較する比較回路とを設け、比較回路の出
力に基づいて送信系の送信出力を制御するため、送信特
性のバラツキ、環境条件の影響などの中においても正確
な電力制御が行える上に、内部の受信機を使って制御し
ているため送信出力の制御範囲すなわちダイナミックレ
ンジを全てカバーできるSS無線装置を実現できるもの
である。
【図1】本発明のスペクトラム拡散無線装置の第1の実
施例の子機の構成図
施例の子機の構成図
【図2】本発明のスペクトラム拡散無線装置の第2の実
施例の子機の構成図
施例の子機の構成図
【図3】本発明のスペクトラム拡散無線装置の第3の実
施例の子機の構成図
施例の子機の構成図
【図4】従来の子機の構成図
1 アンテナ 2 RFフィルタ 3 RFスイッチ 4 低雑音増幅器 5 受信ミキサー 6 ローカル発信器 7 IFフィルタ 8 IF増幅器 9 検波回路 10 RSSI回路 11 AGC回路 12 受信データ 13 RSSI信号 14 キャリア発信器 16 変調ミキサー 17 前段増幅器 18 送信電力増幅器 24 減衰器 25 A/D変換器 26 ラッチ回路 27 データ保持信号 28 D/A変換器 29 基準信号発生回路 30 比較回路 31 レベル調整回路 32 CPU回路 33 受信アドレス 34 レベル判定部 35 比較部 36 送信電力制御データ発生部 37 逆拡散部 38 拡散同期回路 39 逆拡散データ
Claims (4)
- 【請求項1】 TDD−DS方式を使ったスペクトラム
拡散無線装置において、受信のキャリアレベルを検出す
るRSSI回路と、受信時に前記RSSI回路が検出し
たキャリアレベルに基づいて基準信号を出力する基準信
号発生回路と、送信時の出力を減衰して受信系に供給す
る減衰器と、送信時に前記RSSI回路の出力に発生す
るキャリアレベルと前記基準信号とを比較する比較回路
とを設け、比較回路の出力に基づいて送信系の送信出力
を制御するスペクトラム拡散無線装置。 - 【請求項2】 RSSI信号をデジタル変換するA/D
変換回路と、このデジタル信号を保持するためのラッチ
回路と、ラッチ回路の出力を再び送信時にアナログ変換
するD/A変換回路とを設け、このD/A変換回路の出
力信号を基準信号発生回路に入力して、受信時にキャリ
アレベルが最低になった時に、送信時の送信出力が最大
になるように反転した送信電力制御の基準信号を出力す
るように構成した請求項1記載のスペクトラム拡散無線
装置。 - 【請求項3】 ラッチ回路と比較回路の代わりに、受信
時と送信時のRSSI信号をデジタル変換するA/D変
換回路と、得られた受信時のデジタルデータを保持する
受信アドレスと、送信電力制御の基準レベルを決定する
レベル判定部と、基準レベルと送信時のキャリアレベル
とを比較する比較器と、前記比較器の比較結果と基準レ
ベルから送信電力制御データを発生する送信電力制御デ
ータ発生部とを含んだCPU回路とにより構成した請求
項2記載のスペクトラム拡散無線装置。 - 【請求項4】 受信の拡散データを再生するための逆拡
散回路と、同期を捕捉し同期状態を出力する拡散同期回
路とを付加し、この拡散同期回路から同期状態を示すデ
ータをCPU回路内の送信電力制御データ発生部に入力
するように構成した請求項3記載のスペクトラム拡散無
線装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6304099A JPH08163086A (ja) | 1994-12-08 | 1994-12-08 | スペクトラム拡散無線装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6304099A JPH08163086A (ja) | 1994-12-08 | 1994-12-08 | スペクトラム拡散無線装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08163086A true JPH08163086A (ja) | 1996-06-21 |
Family
ID=17929019
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6304099A Pending JPH08163086A (ja) | 1994-12-08 | 1994-12-08 | スペクトラム拡散無線装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08163086A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999016189A1 (fr) * | 1996-03-22 | 1999-04-01 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Equipement de communication mobile |
JP2003023368A (ja) * | 2001-07-09 | 2003-01-24 | Mitsumi Electric Co Ltd | ブルートゥース用送受信モジュール装置 |
US7184738B2 (en) | 1997-03-14 | 2007-02-27 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Radio apparatus |
-
1994
- 1994-12-08 JP JP6304099A patent/JPH08163086A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999016189A1 (fr) * | 1996-03-22 | 1999-04-01 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Equipement de communication mobile |
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