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JPH0816762A - 模様に枠を付与する模様入力装置 - Google Patents

模様に枠を付与する模様入力装置

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Publication number
JPH0816762A
JPH0816762A JP17034994A JP17034994A JPH0816762A JP H0816762 A JPH0816762 A JP H0816762A JP 17034994 A JP17034994 A JP 17034994A JP 17034994 A JP17034994 A JP 17034994A JP H0816762 A JPH0816762 A JP H0816762A
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Japan
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pattern
frame
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JP17034994A
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English (en)
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JP3580861B2 (ja
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Kazumasa Hara
一 正 原
Hidechika Kuramoto
本 英 親 倉
Mikio Koike
池 三 喜 夫 小
Haruhiko Tanaka
中 晴 比 古 田
Akiyoshi Sasano
野 章 嘉 笹
Shinichi Fukada
田 伸 一 深
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Janome Corp
Original Assignee
Janome Sewing Machine Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 読み取った模様に枠を付与して表示できる模
様入力装置を提供する。 【構成】 画像データ入力手段1により読み取られた画
像Iの画像データは縫い目データ/表示データ生成手段
2において縫い目データと表示データとに変換され、枠
表示データ生成手段3は該表示データに基づいて模様の
枠表示データを生成する。該枠表示データと模様の表示
データは表示データ合成手段4により合成されて表示手
段6に表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は模様に枠を付与する模
様入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】刺繍縫いミシンは与えられた縫い目デー
タに基づいて縫い機構をX−Y方向に駆動制御して刺繍
縫いを行う構成になっている。この縫い目データは予め
メーカ等が作成し、ミシンのメモリに予め格納してもの
や、メモリカード等により供給されるものがあるが、こ
の他にイメージスキャナ等を用いてユーザが所望の画像
を読み込ませて、該画像データに基づいて縫い目データ
と表示データを作成する装置が本願出願人により提案さ
れ、実現されている。このような模様を複数組み合わせ
て刺繍する場合には、従来は1つの模様の刺繍を終了し
た後、次の模様の刺繍を行うという作業が必要であり、
近年予め複数の模様を組み合わせた縫い目データを作成
する要望が大きくなっている。一方、画像を読み込ませ
る装置の場合、イメージスキャナ等から読み込ませた画
像データを縫い目データに変換する際には、所定のアル
ゴリズムで画一的に変換するため、模様形状にふさわし
い縫い目データを形成することが難しく、出来上がりの
刺繍縫い目も模様形状に合わない場合が生じる問題があ
った。反面、予め作成された縫い目データを用いる場合
は、メーカ側などで十分に模様形状にふさわしい縫い目
となるように検討の上作成することができるので、上記
のような問題はないものの、ユーザのオリジナルな模様
は当然に作成できない問題があった。そのため、自由な
画像を得られるイメージスキャナからの模様と、予め決
められた縫い目データを有する模様を組み合わせたデー
タを作成する要望も大きくなっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上のような観点か
ら、本願発明者らは従来より模様の組み合わせデータを
作成できる装置の研究を行っているが、模様を組み合わ
せる場合、模様どうしの位置決めが難しく、何らかの位
置表示を模様データに付与できれば、模様の組み合わせ
作業が容易になるとの知見に至った。本発明はこのよう
な知見に基づいてなされたもので、模様に枠を付与する
ことの可能な模様入力装置を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段及び作用】上記目的を達成
するために本発明の模様に枠を付与する模様入力装置
は、所望の模様画像を読み取り、該模様に対応する画像
データを与える手段と、該画像データに基づいて縫い目
データと表示データとを有する模様データを生成する手
段と、該データに基づいて、該模様を囲む枠を表す枠表
示データを生成する手段と、前記表示データと枠表示デ
ータに基づいて、模様と該模様を囲む枠を表示する手段
とを備えたことを特徴とする。画像データを与える手段
としてはイメージスキャナ等を用いることが可能であ
る。模様を囲む枠は、当然に該模様よりも大きなものと
し、好適には、模様の外形に接する枠であり、この枠は
模様を囲む枠の中の最小の枠である。このような枠を表
示することにより、模様の組み合わせが容易に行える。
即ち、模様の位置関係の把握が容易であり、大小関係も
容易に認識できる。前記枠表示データを生成する手段
は、枠表示データだけでなく、模様の基準位置を表すデ
ータを生成するようにしても良い。この基準位置として
は例えば模様の中心等が挙げられる。このような基準位
置を設けることにより、更に組み合わせが容易になる。
このように得られた表示データと枠表示データを有する
模様データを、他の模様と組み合わせる手段とこの組み
合わせに基づいて縫い目データを変更する手段とを設け
ることも可能である。即ち、他の模様データの中の表示
データに基づく画像と前記枠表示データを備えた表示デ
ータに基づく画像を表示画面上などで組み合わせるよう
にしても良い。他の模様データとしては、予め作成され
た模様データであっても良いし、同様に前記したように
所望の画像を読み取って作成した模様データであっても
よい。この場合、該模様データが枠表示データを含んで
も良いし、含まなくても良い。前記縫い目データを変更
する手段は、該組み合わせる手段により模様を組み合わ
せた後、組み合わされた模様の表示データに基づいて、
前記2つの模様データの縫い目データを変更する。
【0005】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。この実施例においては、模様入力装置として独立し
た装置を示すが、これに限定されるものではなく、刺繍
縫い可能なミシンに組み込んでも良い。またこの模様入
力装置とミシンとをケーブルで接続してデータを供給す
るようにする等種々の構成が採用可能である。
【0006】図1に示すように、この実施例の模様入力
装置は画像読取部Aの他に模様組合せ部Bを備えてお
り、模様の組み合わせも行えるようになっているが、模
様入力装置は画像読取部Aのみにより構成し、模様組合
せ部BはミシンXに組み込んでも良い。また、画像読取
部Aと模様組合せ部Bとを共にミシンXに組み込むこと
も可能である。図1において、所望の模様画像Iを読み
取る画像データ入力手段1からの画像データは縫い目デ
ータ/表示データ生成手段2に入力され、該画像データ
に基づいて、ここで該模様画像に対応する刺繍縫いの縫
い目データと表示データが生成される。画像データから
縫い目データを作成する方法としては従来のどのような
方法も採用可能であるが、たとえば本願出願人により提
案された特願平3ー42293号の方法を用いることが
可能である。そして、ここで生成された表示データに基
づいて枠表示データ生成手段3において、枠表示データ
が生成され、該枠表示データと縫い目データ/表示デー
タ生成手段2からの表示データが表示データ合成手段4
において合成されるように構成されている。表示データ
合成手段4で合成された枠付きの表示データは表示手段
6に表示されると共に、メモリーカードや装置に内臓さ
れたデータ記憶手段5に記憶されるように構成されてい
る。また、縫い目データ/表示データ生成手段2で生成
された縫い目データも直接データ記憶手段5に記憶され
るようになっている。
【0007】図7は枠表示データ生成手段3における枠
表示データの生成の一例の説明図であり、3角形の模様
Mの表示データが入力されると、その表示データの各ド
ットの座標を検索し、x値とy値がそれぞれ最大値と最
小値を示す座標を検出する。そして、該検出した座標を
通るxy座標軸に平行な直線で構成される枠Wが形成さ
れる。この枠Wは模様Mに外接し、模様Mを囲む枠Wの
中の最小の枠Wである。なお、場合により模様Mに接し
ない枠Wを形成することも可能である。なお、この実施
例では枠表示データ生成手段3は模様Mの基準位置を示
すデータも生成可能になっている。この基準位置として
はここで生成した枠Wの4つの角や模様Mの中心(即ち
枠Wの中心)等が生成可能である。このように枠Wを形
成することにより基準位置のデータの作成も容易にな
る。
【0008】次に模様組合せ部Bについて説明する。こ
の実施例では、必要に応じてデータ記憶手段5からの縫
い目データ及び表示データが組み合せ手段11に送ら
れ、ここで模様の組み合わせを行うようになっている。
組み合わせ対象となる模様はデータ記憶手段5からの2
以上の模様でも良いし、或いは他の模様でも良い。図8
はデータ記憶手段5からの同一の模様を3つ組み合わせ
た例を示すもので、枠Wにより模様Mの位置関係を正確
に組み合わせることが可能になる。
【0009】この実施例では更に模様データ記憶手段1
2を備え、ここに予め決められた複数の模様に夫々対応
する縫い目データと表示データが記憶されている。この
縫い目データは模様に適合した縫い目データになってい
る。模様データ記憶手段12の模様は選択手段13によ
り選択され、該選択された模様に対応する縫い目データ
と表示データが組み合せ手段11に供給されるようにな
っており、データ記憶手段5からの模様データとの組み
合わせが可能なっている。
【0010】組み合せ手段11で組み合わされたデータ
は、前記表示手段6に表示されると共に、メモリカード
等の組み合せデータ記憶手段7に一次記憶され、ミシン
Xの縫い目形成機構はこの組み合わせデータに基づいて
刺繍縫いを実行するように構成されている。なお前記デ
ータ記憶手段5とこの組合せデータ記憶手段7は共通化
しても良く、同一のメモリーカード等とすることができ
る。
【0011】組み合せ手段11には大きさ調節手段8が
設けられており、組み合わせる模様Mの少なくとも一方
の画像を拡大縮小出来るように構成されている。ここで
画像を拡大縮小した場合には、該信号がデータ変更手段
10に送られ、組み合せデータ記憶手段7に記憶されて
いる組み合わせデータの変更を行うようになっている。
【0012】組み合せ手段11にはまた位置調節手段9
が設けられており、組み合わせる模様Mの少なくとも一
方の模様Mを移動出来るように構成されている。この移
動により組み合わされた模様M像の位置関係を変更でき
るように構成されている。ここで模様Mを移動した場合
には、同様に該信号がデータ変更手段10に送られ、組
み合せデータ記憶手段7に記憶されている組み合わせデ
ータの変更を行うようになっている。
【0013】図9により、模様Mの組み合わせと拡大縮
小及び移動について説明する。いま、模様データ記憶手
段12からの予め決められた縫い目データに関するフレ
ーム模様Fとデータ記憶手段5から入力した任意の画像
を縫い目データ/表示データ生成手段2により画一的に
変換したクマ模様Bの画像を組み合わせると、図9の
(A)に示すように予め決められた位置に組み合わされ
るようになっている。クマ模様Bは枠表示データ生成手
段3において枠Wと枠Wの中心を示す位置マークP2が
付与されており、またフレーム模様Fの画像は模様の中
心を示す位置マークP1がデータ作成時に予め付与され
ている。ここで図9(A)に示すようにクマ模様Bの枠
Wにより、クマ模様Bの大きさはフレーム模様Fの中に
入らない大きさであることが簡単に認識できる。そこ
で、クマ模様Bの画像を大きさ調節手段8により縮小す
ると、(B)に示す状態となり、更に位置調節手段9に
よりフレーム模様Fとクマ模様Bを移動させて近寄らせ
ると(C)に示す状態となり、更にクマ模様Bの画像が
フレーム模様Fの画像内に入った状態(D)になる。枠
Wの表示は必要の無くなった段階で消すようにしても良
いし、或いは必要に応じて枠Wのみを表示するようにし
ても良い。なお、ここではフレーム模様Fとクマ模様B
は重ならない例を示したが、画像を相互に重なり合わせ
ることも可能である。この場合も枠Wの表示により画像
の重ね合わせを正確に行える。上記したようにフレーム
模様Fは予め作成された縫い目データであるため、比較
的きれいな縫い目を形成できるが、模様形状としては予
め決められた形状でしかない。一方クマ模様Bは任意の
所望の画像であるが、縫い目データとしては画一的に画
像データから変換されたものであるから、縫い目は十分
なものにはならない。しかし、このように画像を組み合
わせることにより、画像の自由さと縫い目の仕上がりの
良さをうまく組み合わせることが可能になる。
【0014】図2はこの実施例のハード的な構成を示す
ブロック図であり、図3は装置の外観を示すものであ
る。図2において、CPU70はバスを介して接続する
プログラム記憶装置71に記憶されたプログラムに従っ
て模様入力装置の基本的な制御を行っている。イメージ
スキャナ15は図3に示すように、手動によりガイド1
6に設定された原画載置部17上の模様の原画を上を走
行させることにより原画の画像を読み取るようになって
いる。イメージスキャナ15で読み取られた画像データ
はCPU70において縫い目データ/表示データ生成プ
ログラム記憶装置20に格納されたプログラムに従っ
て、縫い目データと表示データに変換され、このデータ
はプログラム記憶装置71に一時的に格納されように構
成されている。ユーザが枠形成指令キー52を操作して
枠表示データの生成指令を出すと、CPU70はプログ
ラム記憶装置71の表示データに基づいて枠表示データ
生成プログラム記憶装置30のプログラムに従って、図
7に示すような枠Wのデータを生成するように構成され
ている。この時、基準位置形成指令キー53の操作があ
ると、図9に示すような位置マークP2も同様に付与さ
れるようになっている。この枠表示デーと位置マークと
模様Mの表示データは表示データ合成プログラム記憶装
置40に格納されたプログラムに従ってCPU70にお
いて合成され、枠付きの模様表示データとなって、表示
制御装置60を介して表示装置61に表示される。同時
にメモリカード読み/書き装置50を介してメモリカー
ド51に格納されるようになっている。また、模様Mの
縫い目データも同時にメモリカード51に格納されるよ
うに構成されている。メモリカード51は図3に示すよ
うにメモリカード読み/書き装置50のスロットルから
挿脱可能になっており、後述するようにミシンXにメモ
リカード51を装着して刺繍縫いを行わせるようになっ
ている。また前記表示装置61は図3に示すようにガイ
ド16の脇に設けられており、その上部に前記した枠形
成指令キー52と基準位置形成指令キー53が設けられ
ている。
【0015】一方縫い目データ/表示データ記憶装置7
7には予め決められた複数の模様(画像)に対応する予
め作成された縫い目データ及び表示データが格納されて
おり、イメージスキャナ15上に設けられた選択キー8
0の操作により所望の模様データを取り出すことが出来
るようになっている。縫い目データ/表示データ記憶装
置77から取り出されたデータは一時記憶装置71に一
時的に記憶される。
【0016】データ組み合わせ装置73は一時記憶装置
71に一時記憶されている、2つのデータを組み合わせ
て、表示制御装置60を介して表示装置61に表示させ
るように構成されている。また大きさ調節装置75と表
示装置61の脇に設けられた大きさ指定キー78が備え
られており、ユーザが大きさ指定キー78を操作して画
像の大きさを変更することが出来るようになっている。
データ変更装置74は該画像の縫い目データを前記大き
さ変更に応じて変更し、一時記憶装置71に再格納する
ように構成されている。一方位置調節装置76と表示装
置61の脇に設置された位置指定キー79が設けられて
おり、ユーザが位置指定キー79により画像の位置を変
更すると、該データ変更装置74は該画像の縫い目デー
タをこの位置変更に応じて変更し、一時記憶装置71に
再格納するように構成されている。そして、プログラム
記憶装置71に格納された完成された組み合わせデータ
は前記メモリカード読み/書き装置50を介してメモリ
カード51に格納され、ミシンにおける刺繍縫いに供さ
れるようになっている。
【0017】図6により刺繍縫いを行うミシンXの一実
施例を説明する。ミシン本体の側部にメモリーカードス
ロットル105が設けられており、前記したメモリカー
ド51をここに差し込んで、メモリカード51に格納さ
れている枠付きの模様データや組み合せ手段11におい
て組み合わされた組み合わせデータを読み込むようにな
っている。そして、このデータに基づいて刺繍縫いを実
行するようになっている。ミシン本体上にはXY移動手
段であるキャリッジ118とこれに支持された刺繍枠1
19及び縫目形成機構である針棒120と針121とが
設けられている。該刺繍枠119には布を装着し、キャ
リッジ118のxy方向の移動と針棒120及び針12
1の上下動によりメモリカード51からのデータに基づ
いて刺繍縫いを行うように構成されている。この刺繍縫
いは縫いモード選択釦104により選択できるようにな
っており、刺繍縫いを行わない場合には通常縫いモード
とし、前記した針棒120と針121の上下動及び送り
装置(図示せず)による布送りにより通常縫いを実行す
るようになっている。なおミシンフロント部には更に表
示装置106が設けられており、メモリカード51から
のデータに基づく模様Mの表示や他の種々の表示を行う
ようになっている。
【0018】図4により、画像読取部Aの動作を説明す
る。イメージスキャナ15からの画像データの入力があ
ると(ステップS1)、縫い目データ/表示データ生成
プログラム記憶装置20に格納されたプログラムに基づ
いて縫い目データと表示データが作成される(ステップ
S2)。枠形成指令キー52の操作によりユーザが枠W
の作成を指令すると(ステップS3)、図7に示すよう
に枠Wが作成され、該枠表示データが作成される(ステ
ップS4、5)。次に基準位置形成指令キー53の操作
により基準位置の付与指令があると(ステップS6)、
図9に示すP2のような基準位置を示すデータが作成さ
れる(ステップS7)。そして、表示データ合成プログ
ラム記憶装置40のプログラムに従って模様Mの表示デ
ータと枠表示データ及び基準位置データが合成される
(ステップS8)。そして、この合成された表示データ
は表示装置61に表示され(ステップS9)、メモリカ
ード51に記憶される(ステップS10)。メモリカー
ド51には同時に縫い目データも記憶される。
【0019】次に、図5により模様組合せ部Bの動作を
説明する。選択キー80の操作により予め決められた模
様が選択され、その縫い目データ/表示データが選択さ
れると(ステップS20)、このデータは一時記憶装置
71に一時的に記憶される(ステップS21)。一方メ
モリカード51に格納した前記枠表示データ付きの表示
データと縫い目データを読み出して(ステップS2
2)、一時記憶装置71に一時的に記憶する(ステップ
S23)。一時記憶装置71に格納された2つの画像の
データはデータ組み合わせ装置73により組み合わされ
(ステップS24)、一時記憶装置71に記憶され(ス
テップS25)、表示装置61に表示される(ステップ
S26)。そして、大きさ指定キー78の操作で大きさ
調節装置75により大きさ変更がなされると(ステップ
S27)、該大きさの変更に応じてデータ変更装置74
により縫い目データの変更がなされる(ステップS2
8)。同様に、位置指定キー79の操作で位置調節装置
76により画像位置の変更がなされると(ステップS2
9)、該位置の変更に応じてデータ変更装置74により
縫い目データの変更がなされる(ステップS30)。こ
の変更された縫い目データはメモリカード51に格納さ
れ(ステップS31)、ミシン本体にメモリカード51
を装着することにより刺繍縫いのために提供される(ス
テップS32)。
【0020】以上説明した実施例ではイメージスキャナ
15により読み取った模様Mに枠Wや基準位置を付与す
ることができるから、模様の組み合わせの際に大きさや
位置関係の把握が簡単に行える効果がある。また予め作
成された模様に適合した縫い目を形成できる縫い目デー
タと任意の所望の画像に対応する縫い目データとを組み
合わせることができるため、画像の自由さと縫い目の仕
上がりの良さをうまく組み合わせることが可能になる。
また、表示データにより画像表示を行えるようにしてい
るため、視覚的に組み合わせを確認できる。更に、組み
合わせの際には画像の拡大縮小が可能であり、且つ画像
の位置関係も任意に調整でき、これらを表示画像により
確認可能である等の効果がある。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように請求項1及び2の発
明では、模様に枠を付与して表示することができるか
ら、模様の組み合わせが容易に行える。即ち、模様の位
置関係の把握が容易であり、大小関係も容易に認識でき
る。請求項3の発明では、枠表示データだけでなく、模
様の基準位置を表すデータを生成するようにしているた
め、更に位置関係の把握が容易になり、模様の組み合わ
せを容易に且つ正確に行える。更に請求項4の発明では
このように得られた表示データと枠表示データを有する
模様データを、他の模様と組み合わせる手段とこの組み
合わせに基づいて縫い目データを変更する手段とを設け
るているため、模様の組み合わせが表示上で簡単に行
え、該組み合わせに従って縫い目データも自動的に変換
できる効果がある。また請求項5の発明では予め決めら
れた縫い目データと所望の画像に対応する縫い目データ
を組み合わせることができ、縫い目の質をある程度維持
しつつ任意の画像を得ることができる。また請求項6の
発明では、所望の模様どうしを組み合わせることが出
来、自由な刺繍模様データを得ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す機能ブロック図。
【図2】本発明の一実施例のハード的な構成を示すブロ
ック図。
【図3】本発明の一実施例を示す外観斜視図。
【図4】本発明の一実施例の動作を説明するフローチャ
ート図。
【図5】本発明の一実施例の動作を説明するフローチャ
ート図。
【図6】本発明の一実施例により作成されたデータに基
づいて刺繍縫いを行うミシンの一例の外観図。
【図7】枠付与動作の説明図。
【図8】枠を用いた模様の組み合わせの説明図。
【図9】枠を用いた模様の組み合わせの説明図。
【符号の説明】
1:画像データ入力手段、2:縫い目データ/表示デー
タ生成手段、3:枠表示データ生成手段、4:表示デー
タ合成手段、5:データ記憶手段、6:表示手段、7:
組み合せデータ記憶手段、8:大きさ調節手段、9:位
置調節手段、10:データ変更手段、11:組み合せ手
段、12:模様データ記憶手段、13:選択手段、1
5:イメージスキャナ、16:ガイド、17:原画載置
部、20:縫い目データ/表示データ生成プログラム記
憶装置、30:枠表示データ生成プログラム記憶装置、
40:表示データ合成プログラム記憶装置、50:メモ
リカード読み/書き装置、51:メモリカード、52:
枠形成指令キー、53:基準位置形成指令キー、60:
表示制御装置、61:表示装置、70:CPU、71:
プログラム記憶装置、72:一時記憶装置、73:デー
タ組み合せ装置、74:データ変更装置、75:大きさ
調節装置、76:位置調節装置、77:縫い目データ/
表示データ記憶装置、78:大きさ指定キー、79:位
置指定キー、80:選択キー、104:縫いモード選択
釦、105:メモリカードスロットル、106:表示装
置、118:キャリッジ、119:刺繍枠、120:針
棒、121:針。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田 中 晴 比 古 東京都八王子市狭間町1463番地 蛇の目ミ シン工業株式会社内 (72)発明者 笹 野 章 嘉 東京都八王子市狭間町1463番地 蛇の目ミ シン工業株式会社内 (72)発明者 深 田 伸 一 東京都八王子市狭間町1463番地 蛇の目ミ シン工業株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所望の模様画像を読み取り、該模様に対応
    する画像データを与える手段と、 該画像データに基づいて縫い目データと表示データとを
    有する模様データを生成する手段と、 該データに基づいて、該模様を囲む枠を表す枠表示デー
    タを生成する手段と、 前記表示データと枠表示データに基づいて、模様と該模
    様を囲む枠を表示する手段と、 を備えたことを特徴とする模様に枠を付与する模様入力
    装置。
  2. 【請求項2】 前記模様を囲む枠が、模様を囲むための
    最小の枠である、 請求項1に記載の模様に枠を付与する模様入力装置。
  3. 【請求項3】 前記枠表示データを生成する手段が、枠
    表示データに加えて模様の基準位置を表すデータを生成
    する、 請求項1又は2に記載の模様に枠を付与する模様入力装
    置。
  4. 【請求項4】 前記模様データを生成する手段からの前
    記表示データと枠表示データと、縫い目データと表示デ
    ータとを有する他の模様データの該表示データとに基づ
    いて、模様どうしを組み合わせる手段と、 該組み合わせる手段により組み合わされた模様の表示デ
    ータに基づいて、前記縫い目データを変更する手段と、 を備える請求項1又は2又は3に記載の模様に枠を付与
    する模様入力装置。
  5. 【請求項5】 前記他の模様データが、予め決められた
    画像に対応する予め決められた縫い目データと表示デー
    タを有する、 請求項4に記載の模様に枠を付与する模様入力装置。
  6. 【請求項6】 前記他の模様データが、前記画像データ
    に基づいて縫い目データと表示データとを有する模様デ
    ータを生成する手段による模様データである、 請求項4に記載の模様に枠を付与する模様入力装置。
JP17034994A 1994-06-30 1994-06-30 模様に枠を付与する模様入力装置 Expired - Fee Related JP3580861B2 (ja)

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ID=15903288

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KR20190053082A (ko) * 2017-11-09 2019-05-17 썬스타 주식회사 내장 컴퓨터를 이용한 자수 데이터 파일 생성 방법

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