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JPH08123368A - 電子伝言板 - Google Patents

電子伝言板

Info

Publication number
JPH08123368A
JPH08123368A JP25230894A JP25230894A JPH08123368A JP H08123368 A JPH08123368 A JP H08123368A JP 25230894 A JP25230894 A JP 25230894A JP 25230894 A JP25230894 A JP 25230894A JP H08123368 A JPH08123368 A JP H08123368A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
display
message board
electronic message
display information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25230894A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Yokogawa
英二 横川
Kazuo Nakatani
一夫 中谷
Kazuhiro Yamamoto
和弘 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kokusai Electric Corp filed Critical Kokusai Electric Corp
Priority to JP25230894A priority Critical patent/JPH08123368A/ja
Publication of JPH08123368A publication Critical patent/JPH08123368A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 伝えられる情報量が多く、かつ、画像情報
を利用して正確で分かり易い情報の伝達が可能で、電子
的な情報の表示や管理を電子的に行う電子伝言板を提供
する。 【構成】 例えば駅の待合い室など、公衆の集合する場
所に掲示されて所定の情報を提供するための伝言板であ
って、その表示面を液晶パネル40から構成し、その表
面上にはタッチパネル60を取り付け、このタッチパネ
ル60を公衆が表示面上に表示される表示情報を選択す
るための表示選択手段としても利用すると共に表示され
る表示情報を入力するための表示情報入力手段として利
用し、ビデオカメラ11からの映像信号を入力する画像
入力手段10を含んでおり、文字情報と共に画像情報と
を含む表示情報を表示する。表示情報は圧縮された後I
Cメモリカード80内に格納され、主制御部50により
取り出して前記液晶パネルからなる表示面上に表示する
ための表示信号を発生し、また、文字情報と画像情報と
はVRAM20上で合成されて表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、公衆に情報を提供する
伝言板に係り、特に、電子的な手段により提供する情報
の表示や管理を行う電子伝言板に係る。
【0002】
【従来の技術】従来、駅の待合い室などの公衆の集合す
る場所に設置されて公衆に情報を提供するための伝言板
は、例えば黒板などを待合い室の壁面に掲げたものであ
り、かかる従来の伝言板では、情報の提供者は、黒板の
表面にチョークなどの書き込みと共に簡単に消去可能な
加筆手段を用いることによって伝達すべき情報を記述す
るものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来技術になる伝言板では、黒板にチョークなどを用い
て情報を記述するという情報の記述方法から、それによ
り情報提供者が伝言板上に記述できるものは、通常、文
字と手書きの絵程度であり、そのため、公衆に伝達でき
る情報は限られていた。また、その表示面積も黒板の面
に限られており、そのため、必ずしも十分な情報量を掲
示することが出来ないと言う問題点もあった。さらに
は、例えば黒板状に記述された手書き情報では、特に、
画像情報を手書きによる絵では表現しようとした場合、
必ずしも十分正確に表現することは出来ず、そのため、
伝達される情報が不正確であるという問題点も指摘され
ていた。
【0004】そこで、本発明は、上記の従来技術におけ
る問題点、すなわち、伝えられる情報量が少なく、か
つ、情報の不正確さに鑑み、電子的な手段を利用するこ
とにより、十分な情報量を公衆に伝達することが可能で
あると共に、特に、画像情報を利用して正確で分かり易
い情報の伝達が可能で、提供する情報の表示や管理を電
子的に行う電子伝言板を提供することをその目的とする
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明によれば、公衆の集合する場所に掲示されて
表示面上に伝言情報と画像情報とを含む表示情報を表示
して公衆に所定の情報を提供するための伝言板であっ
て、その表面上に情報を表示するための前記表示面を液
晶パネルから構成すると共に、さらに、前記液晶パネル
上に表示される表示情報を入力するための表示情報入力
手段と、前記表示情報入力手段により入力された表示情
報を格納するための情報格納手段と、前記情報格納手段
に表示情報を格納しあるいは格納した表示情報を取り出
して前記液晶パネルからなる表示面上に表示するための
表示信号を発生する表示情報の制御手段と、公衆が前記
表示面上に表示される表示情報を選択するための表示選
択手段とを備えた電子伝言板が提起されている。
【0006】
【作用】すなわち、上記の本発明になる電子伝言板によ
れば、液晶パネルから構成された表示面には、手書き文
字などの伝言情報と共にビデオカメラからの映像から取
り出した画像情報をも表示することが出来ることから、
正確で分かり易い情報の伝達が可能であり、また、その
表示情報は情報格納手段に格納することにより大量の情
報量を公衆に伝達することが可能であり、これらの表示
情報はコンピュータで構成されうる制御手段により電子
的に管理されることとなり、これにより、正確で詳細、
かつ、分かり易く、相手に対してもインパクトを与える
ことが出来る伝言情報の伝達が可能となる。
【0007】
【実施例】以下、本発明になる実施例の詳細について、
添付の図面を参照しながら説明する。先ず、図1は、本
発明の一実施例になる電子伝言板の概略システム構成を
示すブロック図であり、この図において、符号10は、
例えばビデオカメラ11などの撮像装置により撮影され
た画像のビデオ信号を入力し、それをアナログ/ディジ
タル(A/D)変換して出力する画像入力手段である。
この画像入力手段10から入力された画像信号は、ディ
ジタル画像情報を格納するVRAM20内に格納され
る。このVRAM20内に格納されたディジタル画像情
報は、画像出力手段30により読み出され、薄型の液晶
パネル(液晶表示装置)からなる表示部40上に表示さ
れる。なお、これらの画像入力手段10、VRAM2
0、画像出力手段30は、以下に述べる構成要素も含め
て、それぞれ、中央演算装置(CPU)、所定のプログ
ラム内容を格納したプログラムROM、演算処理のため
のワークRAMなどを内蔵して構成した主制御部50に
よって統括制御される。
【0008】また、上記液晶パネルからなる表示部40
の表示面の上には、いわゆる、タッチパネル60が取り
付けられ、タッチパネルによる入力はタッチパネル入力
手段70を介して上記主制御部50に入力されている。
上記の主制御部50には、さらに、表示情報を格納する
ための手段として、いわゆるICメモリカード80が、
ICメモリカード入出力手段90を介して接続されてい
る。なお、この情報格納手段であるICメモリカード8
0内には、画像データ及び上記液晶パネル表示部40の
表示面の上に取り付けたタッチパネル60を介して入力
される手書き文字や図形などのデータも圧縮したデータ
として格納される。また、上記の画像データ、手書き文
字や図形などのデータの圧縮/伸長処理は、やはり、上
記の主制御部50が行うこととなる。
【0009】次に、図2には、上記電子伝言板において
ディジタル画像情報を格納するVRAM20の構成の一
例を示す。このVRAM20は、ビデオカメラなどの撮
像装置により撮影された画像データを格納するための画
像用VRAM21と、上記液晶パネル表示部40の表示
面の上に取り付けたタッチパネル60を介して入力され
る手書き文字や図形などのデータを格納する伝言用VR
AM22とによって構成されている。特に、後者の伝言
用VRAM22は、具体的には、タッチパネル60上に
入力用のペンで手書きされた文字や図形を、その座標デ
ータとして点描画を行って表示するものであり、VRA
M上の座標に変換して圧縮してデータとして格納する。
【0010】本実施例では、上記画像用VRAM21
は、各画素毎に輝度情報及び2つの色差情報を持ち、こ
れにより、上記液晶パネル表示部40の表示面上にカラ
ーで表示される。より具体的には、図からも明らかなよ
うに、上記画像用VRAM21は、輝度情報、色差情報
1そして色差情報2が格納される領域に分割されてお
り、これら分割された各領域は、1画素が8ビットで6
40×480画素分を格納する領域を含んでいる。
【0011】一方、上記伝言用VRAM22は、1画素
が8ビットで640×480画素分を格納する領域を含
んでいるのみであり、ここでは色差情報を持たず、その
ため、この伝言用VRAM22には白黒表示用の2値の
データだけが格納されることとなる。
【0012】上記の画像用VRAM21及び伝言用VR
AM22を備えたVRAM20からの画像データは、既
述の画像出力手段30へ出力されるが、この画像出力手
段30は、上記画像用VRAM21及び伝言用VRAM
22からの情報を基に、液晶パネル表示部40へ、ディ
ジタルRGB信号として出力する。これにより、画像用
VRAM21からのフルカラー画像と、その上に、伝言
用VRAM22からの白黒の手書き情報(文字や図形な
ど)を重ねて同時に表示することを可能にする。
【0013】続いて、上記にその構成を説明した電子伝
言板の動作について、添付の図3〜図5を参照しながら
詳細に説明を加える。これらの図は、上記電子伝言板を
操作する際の、上記液晶パネル表示部40への表示情報
の遷移、いわゆる動作遷移を説明するものである。すな
わち、上記電子伝言板では、その操作入力は、全て、上
記液晶パネル表示部40の表示面の上に取り付けたタッ
チパネル60を介して入力される。具体的には、タッチ
パネル60から入力された座標データにより、何れの操
作が指示されたかを上記主制御部50が判定し、選択さ
れた各動作に従った処理を実行するための所定のプログ
ラムによってその処理を実行することとなる。
【0014】電子伝言板が立ち上がると、先ず、上記液
晶パネル表示部40上の表示情報は、図3の上部に示す
ように、いわゆるデフォルト状態の表示100となる。
この表示状態では、操作者は、「伝言作成」101ある
いは「伝言表示」102のいずれか一方を選択すること
が出来るようになる。なお、この状態では、上記表示画
面の底部に「いらっしゃいませ。伝言作成か伝言表示い
ずれかを押して下さい。」との案内表示103が表示さ
れる。
【0015】ここで、操作者が「伝言作成」101のエ
リアをタッチすると、ビデオカメラ入力設定の画面表示
200へ移行する。この状態では、電子伝言板は、その
画像入力手段10を介して、ビデオカメラ11からのビ
デオ信号を画像用のVRAM20へ連続的に取り込ん
で、上記液晶パネル表示部40上の所定のエリア201
へ映し出す。この時、このエリア201へ表示される画
像は動画表示であり、また同時に、上記表示画面200
の底部には、「画像を撮影しポーズを押して下さい。」
との表示202と、その右側に、「ポーズ」203と
「戻る」204のボタンの表示が行われる。
【0016】今、「戻る」ボタン204を操作者がタッ
チすれば、上記液晶パネル表示部40上の表示画面は上
記のデフォルト状態の表示100へ戻る。一方、操作者
が「ポーズ」ボタン203をタッチすれば、上記液晶パ
ネル表示部40上の表示画面は静止画確定のための表示
画面300へ移り、この状態では、ビデオカメラ11か
らのビデオ信号の取り込みを止め、上記VRAM20の
画像用VRAM21のデータを静止画像として確定す
る。続いて、画面300の右上部分に、「タイトル」3
01及び「伝言」302などの入力ガイダンスが表示さ
れ、これにより操作者に伝言の入力を促す。この時、上
記表示画面300の底部には、「タイトル及び伝言を記
入して終了を押して下さい。」との表示303と、その
右側に、「終了」ボタン304が表示されている。
【0017】また、この表示画面300の状態で、ペン
などでタッチパネル60上をなぞると、その通りに上記
VRAM20の伝言用VRAM22上に描画し、この手
書きの入力データを上記液晶パネル表示部40上に表示
する。そして、上記「終了」ボタン304のエリアをタ
ッチすることにより、主制御部50は、その時の上記画
像用VRAM21上のデータと上記伝言用VRAM22
上のデータを圧縮し、ICメモリカード80内の指定さ
れたエリアへ書き込んでデータ格納を行い、再び、上記
のデフォルト状態の表示100へ戻る。
【0018】一方、図4に示すように、上記のデフォル
ト状態の表示100の状態で、何もタッチパネル60に
触れない状態、すなわち、誰も「伝言作成」あるいは
「伝言表示」を行わないで一定の時間が経過すると、電
子伝言板の主制御部50は、自動的に、ICメモリカー
ド80内に格納された情報、すなわち、上記の表示画面
300の状態で書き込まれた画像情報と手書きの伝言情
報とを、上記VRAM20の画像用VRAM21と伝言
用VRAM22の上に描画し、これらの情報を上記液晶
パネル表示部40の表示画面上に表示する。この時の表
示画面が符号400により示されている。また、この表
示画面400の右下部には、「戻る」ボタン401が表
示され、この「戻る」ボタン401が押されると、再
び、上記のデフォルト状態の表示100へ戻る。
【0019】次に、上記のデフォルト状態の表示100
の状態から「伝言表示」のエリア102をタッチする
と、電子伝言板の主制御部50は、上記ICメモリカー
ド80内に格納されている情報のうち、伝言のタイトル
だけをリストアップして、図中に符号500で示すよう
な一覧表示を行う。図中の符号501は、これら一覧表
示された伝言表示のタイトルが表示されるエリアを示し
ている。また、この表示状態500では、表示画面の底
部に「タイトルを押して下さい。」との表示502が示
され、その右側には「戻る」ボタン503が表示され、
この「戻る」ボタン503を押圧することにより、上記
液晶パネル表示部40の表示画面は、再び、上記のデフ
ォルト状態の表示100へ戻る。
【0020】一方、上記の伝言の一覧表示状態500の
状態において、上記表示された伝言の中から、伝言板の
利用者が、一つ伝言を、その表示された表示画面上のタ
イトルのエリア501をペンや指などで押して選択する
と、電子伝言板の主制御部50は、上記ICメモリカー
ド80内に格納されている情報のうち、利用者によって
選択された伝言に対応するエリアに格納された情報、す
なわち、上記静止画確定時の表示画面300の状態で書
き込まれた画像情報と手書きの伝言情報とを、上記VR
AM20の画像用VRAM21と伝言用VRAM22の
上に描画し、これらの情報を上記液晶パネル表示部40
の表示画面上に表示する。この表示画面が符号600に
より示されているが、この表示画面は上記の符号400
で示された表示情報と同様である。このように、上記液
晶パネル表示部40の表示画面上にタイトルとその内容
を操作者の指示によって階層的に順次表示することによ
り、多くの情報を伝言することが可能になる。また、こ
の表示画面600の右下部には、「戻る」ボタン601
が表示され、この「戻る」ボタン601が押されると、
再び、上記の一覧表示状態500へ戻る。
【0021】ここで、電子伝言板の主制御部50が、上
記液晶パネル表示部40の表示画面上に表示するための
圧縮された伝言情報を格納するICメモリカード80内
のメモリ構成について、添付の図6を参照しながら説明
する。なお、本実施例では、画像及び伝言データを圧縮
格納するエリアは、データの保存やデータの持ち運び
(可搬性)の目的のため、一例としてICカードを採用
したものを例示したが、しかしながら、これに代えて、
例えば電子伝言板の装置内にさらに組み込んで内蔵した
他のメモリ(SRAMやDRAM)によっても上記と同
様の効果を達成することは可能である。
【0022】先ず、ICメモリカード80は、画像及び
伝言データを格納するための25個のエリア(それぞれ
のエリアは、80KB)801〜825と、さらに、こ
れらのそれぞれのエリアNo1〜エリアNo25に有効
なデータが格納されるか否かを示すための情報、すなわ
ち、管理情報エリア830とから構成されている。そし
て、図からも明らかなように、これらのエリアNo1〜
エリアNo25の各エリアは、さらに、タイトルデータ
を格納するためのエリア851(8KB)、伝言データ
を格納するためのエリア852(16KB)、そして、
画像データを格納するためのエリア853(56KB)
に分かれている。また、管理情報エリア830は、上記
の25個のエリアNo1〜エリアNo25(801〜8
25)に対応して25個に分割された管理情報のエリア
861〜885に分かれている。なお、上記のタイトル
データや伝言データは、タッチパネル60から入力され
たタッチ座標と共に、上記VRAM20の伝言用VRA
M22に書き込まれた2値データを圧縮したデータであ
る。このデータの圧縮方法としては、例えばランレング
ス圧縮符号化法の一つであるWile法を用いている。
また、画像データは、上記VRAM20の画像用VRA
M21のデータを8×8画素ブロックに分割し、各々に
対してDCT(離散コサイン変換)演算処理を施し、そ
の結果を量子化し、さらに、ハフマン符号化して圧縮し
たデータである。
【0023】上記のそれぞれのデータを圧縮し、ICメ
モリカード80へ格納する際の処理手順を、図7のフロ
ーチャートに示す。先ず、この図7のフローチャートで
は、上記VRAM20の画像用VRAM21のデータを
DCT演算し(ステップS11)、さらに、DCT演算
後のデータを量子化する(ステップS12)。その後、
この量子化後のデータをハフマン符号化し(ステップS
13)、続いて、上記VRAM20の伝言用VRAM2
2上のタイトルデータと伝言データをWile法を用い
て符号化し(ステップS14)、それぞれ符号化された
データをICメモリカード80へ格納して(ステップS
15)動作を終了する。
【0024】次に、上記とは逆に、ICメモリカード8
0からデータを読み出し、これを伸長して表示する際の
処理手順を、図8のフローチャートに示す。先ず、この
図8のフローチャートでは、ICメモリカード80から
ハフマン符号化した画像データを読み出し(ステップS
21)、復号化処理を行い(ステップS22)、さら
に、逆量子化処理を行う(ステップS23)。この逆量
子化処理を行ったデータに、さらに、IDCT演算を施
して上記VRAM20の画像用VRAM21上に書き込
む(ステップS24)。さらに、Wile符号化された
タイトルデータと伝言データを読み出し(ステップS2
5)、Wile復号化処理を施して上記VRAM20の
伝言用VRAM22上に書き込んで(ステップS26)
終了する。
【0025】そして、上記電子伝言板の主制御部50の
制御プログラムの動作を、添付の図9及び図10を参照
しながら以下に説明する。初めに、本発明の装置である
電子伝言板の電源が入ると、ワークRAM上の変数を以
下のように初期化する。すなわち、動作モードを「0」
にし、表示エリアNo(表示すべき画像と伝言を示すI
CメモリカードのエリアNo)を「1」にする(ステッ
プS101)。
【0026】すなわち、動作モードの判定(ステップS
102)の結果、この動作モードが「1」の場合は、上
記の図3に示したデフォルト画面100を表示して(ス
テップS103)タイマー1をスタートさせる(ステッ
プS104)。そして、タッチパネルからの有効な入力
データがない場合には(ステップS105)、タイマー
1がタイムアップしたかどうかをチェックし(ステップ
S106)、タイムアップしていれば表示エリアNoの
画像と伝言を伸長表示し(ステップS107)(図4の
表示画面400を参照)、表示エリアNoを更新し(ス
テップS108)、動作モードを「1」にする(ステッ
プS109)。
【0027】上記のステップS105、S106におい
て、タイマー1がタイムアップする前にタッチパネルか
ら有効な入力データがあった場合、タッチパネル入力を
チェックし(ステップS110)、例えば、この場合に
はデフォルト画面100上の「伝言表示」あるいは「伝
言作成」のエリアがタッチされると、以下のような処理
を行う。先ず、「伝言表示」がタッチされた場合には、
ICメモリカード内の有効なエリアのタイトルデータだ
けを読み出し、伸長表示し、タイトルだけの一覧表示
(図5の符号500を参照)を行い(ステップS11
1)、タイマー2をスタートさせる(ステップS11
2)。そして、再びタッチパネルからの有効な入力デー
タがない場合は(ステップS113、114)、タイマ
ー2がタイムアップしたかどうかをチェックし(ステッ
プS115)、タイムアップしていれば動作モードの判
定へ戻る。タイマー2がタイムアップする前に、タッチ
パネルより「戻る」のタッチがあれば、同様に、動作モ
ードの判定(ステップS102)へ戻る。また、いずれ
かのタイトルがタッチされれば、指定されたタイトルの
エリアNoを求め(ステップS116)、そのエリアN
oを表示エリアNoにセットし、その画像と伝言を伸長
表示する(ステップS107)。
【0028】また、上記のタッチパネル入力の判定(ス
テップS110)の時に、伝言作成が入力された場合
は、ビデオの入力設定を行い(ステップS117)、ビ
デオカメラからの入力信号で画像用VRAMを更新し、
動画表示に切り替える(ステップS118:動画表示は
図3の符号200を参照)。ここでタイマー3をスター
トする(ステップS119)。そして、タッチパネルか
らの有効な入力データがなく(ステップS120、12
1)、タイマー3がタイムアップすれば(ステップS1
22)、ビデオカメラからの入力を解除し(ステップS
123)、動作モードの判定(ステップS102)へ戻
る。タイマー3がタイムアップする前に「戻る」のタッ
チがあった場合(上記ステップS121)にも同様に、
ビデオカメラからの入力を解除し(ステップS12
3)、動作モードの判定に戻る。
【0029】上記のタッチパネル入力の判定(ステップ
S120)において、ここで「ポーズ」のタッチがあっ
た場合は、画像用VRAMの更新を止め、静止画として
画像用VRAMのデータを確定する。すなわち、静止画
表示に切り替える(ステップS124)。次に、「タイ
トル」や「伝言」などの入力ガイダンスを伝言用VRA
Mに書き込み表示し(ステップS125)、もって、伝
言の手書き入力を促す。続いて、タッチパネル入力の判
定を行い(ステップS126)、「その他」の場合は、
タッチパネルで入力された座標に対応する伝言用VRA
Mの位置にデータ(1)を書き込んでゆき、文字や図形
を、入力された通りに表示してゆく。そして、タッチパ
ネル入力の判定を行い(ステップS127)、「終了」
のタッチがあると、上記VRAMの内容を圧縮し、IC
メモリカードに格納する(ステップS128:図3の符
号300を参照)。
【0030】上記の動作モードの判定(ステップS10
2)において、動作モードが「1」の場合には、タイマ
ー4をスタートさせ(ステップS129)、タッチパネ
ル入力の判定(ステップS130)によりタッチパネル
からの有効なデータがない場合には、タイマー4がタイ
ムアップしているかどうかをチェックし(ステップS1
31)、タイムアップしていれば動作モードを「0」と
し(ステップS132)、再び、動作モードの判定へ戻
る。また、タイマー4がタイムアップする前に「戻る」
がタッチされた場合も同様である。
【0031】以上に述べた電子伝言板によれば、従来は
手書きの文字や図形だけで情報を伝達を行っていた伝言
板の伝言情報を、ビデオカメラなどによる画像をも利用
して伝言情報とすることが可能になることから、従来に
比べてより正確な情報の提供や収得、すなわち、より良
いコミニュケーションが可能となる。また、上記の電子
伝言板は、上記の実施例のように駅の待合い室などの公
衆施設だけに限らず、学校、会社、家庭内などの様々な
社会組織の中でのコミニュケーションのための用途に利
用することが出来、その伝達内容も、上記従来の伝言板
におけるメモなどに比較して、その伝達情報が正確で詳
細、かつ、分かり易く、相手に対してもインパクトを与
えることが出来、本来の伝言板の役割を十分に発揮する
ことともなる。
【0032】
【発明の効果】以上の本発明の詳細な説明からも明らか
なように、本発明による電子伝言板によれば、従来の手
書きによる文字や図形によってしか情報の伝達が出来な
かった伝言板に比較し、手書きの文字や図形情報と共
に、さらに、ビデオカメラなどからの映像から取り出し
た画像情報をも表示することが出来、これにより、正確
かつ詳細で分かり易く、高度な情報伝達が可能となる。
また、その表示情報は情報格納手段に格納することによ
り、従来に比較して、大量の情報量を公衆に伝達するこ
とが可能であり、さらに、これらの表示情報はコンピュ
ータで構成されうる制御手段により電子的に管理される
ことにより、よりフレキシブルで分かり易く、相手に対
してもインパクトを与える伝言情報を提供することが可
能になるという、技術的にもかつ実用的にも極めて優れ
た効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例である電子伝言板のシステム構
成を示すブロック図である。
【図2】上記電子伝言板のVRAM内のデータ構成の一
例を示した図である。
【図3】上記本発明の電子伝言板の伝言作成における動
作を説明する動作遷移図である。
【図4】上記電子伝言板において、タッチパネルに所定
の時間触れない場合の動作を説明する動作遷移図であ
る。
【図5】上記本発明の電子伝言板の伝言表示における動
作を説明する動作遷移図である。
【図6】上記本発明のICメモリカード内のデータ格納
状態を説明する図である。
【図7】上記電子伝言板における画像及び伝言データの
圧縮格納処理を説明するためのフローチャートである。
【図8】上記電子伝言板における画像及び伝言データの
伸長表示処理を説明するためのフローチャートである。
【図9】上記電子伝言板の制御プログラムによる処理内
容を示すフローチャートの一部であり、一点鎖線A−A
を境にして図10のフローチャートと共に全体を示して
いる。
【図10】上記一点鎖線A−Aにより分割された上記フ
ローチャートの残りの一部であり、上記図9と共に上記
電子伝言板の制御プログラムによる処理内容を示す。
【符号の説明】
10 画像入力手段 11 ビデオカメラ 20 VRAM 21 画像用VRAM 22 伝言用VRAM 30 画像出力手段 40 液晶パネル表示部 50 主制御部 60 タッチパネル 70 タッチパネル入力手段 80 ICメモリカード 90 ICメモリカード入出力手段

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 公衆の集合する場所に掲示されて表示面
    上に伝言情報と画像情報とを含む表示情報を表示して公
    衆に所定の情報を提供するための伝言板であって、その
    表面上に情報を表示するための前記表示面を液晶パネル
    から構成すると共に、さらに、前記液晶パネル上に表示
    される表示情報を入力するための表示情報入力手段と、
    前記表示情報入力手段により入力された表示情報を格納
    するための情報格納手段と、前記情報格納手段に表示情
    報を格納しあるいは格納した表示情報を取り出して前記
    液晶パネルからなる表示面上に表示するための表示信号
    を発生する表示情報の制御手段と、公衆が前記表示面上
    に表示される表示情報を選択するための表示選択手段と
    を備えたことを特徴とする電子伝言板。
  2. 【請求項2】 前記請求項1の電子伝言板であって、前
    記表示情報入力手段は、ビデオカメラからの映像信号を
    入力する画像入力手段を含んでいることを特徴とする電
    子伝言板。
  3. 【請求項3】 前記請求項2の電子伝言板であって、前
    記表示面は、その表示面を構成する前記液晶パネルと共
    に、さらに、その表面上に重ねて配置されたタッチパネ
    ルとから構成され、このタッチパネルは、前記表示選択
    手段と共に、前記表示情報入力手段としても機能するこ
    とを特徴とする電子伝言板。
  4. 【請求項4】 前記請求項3の電子伝言板であって、さ
    らに、前記画像入力手段により前記ビデオカメラからの
    映像信号から入力した静止画像と、前記タッチパネルか
    ら入力された手書きの表示情報とを映像信号として編集
    するVRAMを備えていることを特徴とする電子伝言
    板。
  5. 【請求項5】 前記請求項1の電子伝言板であって、前
    記情報格納手段はICメモリカードを含んでいることを
    特徴とする電子伝言板。
  6. 【請求項6】 前記請求項1の電子伝言板であって、前
    記情報格納手段へ格納される表示情報は圧縮処理された
    情報であることを特徴とする電子伝言板。
  7. 【請求項7】 前記請求項1の電子伝言板であって、前
    記表示情報の制御手段は、前記情報格納手段へ格納され
    た表示情報の一部を選択的にかつ周期的に前記表示面の
    液晶パネル上に自動的に表示する機能を備えていること
    を特徴とする電子伝言板。
  8. 【請求項8】 前記請求項1の電子伝言板であって、前
    記表示情報の制御手段は、前記情報格納手段へ格納され
    た表示情報を利用者の指示に従って階層的に順次表示す
    る機能を備えていることを特徴とする電子伝言板。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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